JP4768036B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4768036B2 JP4768036B2 JP2009025962A JP2009025962A JP4768036B2 JP 4768036 B2 JP4768036 B2 JP 4768036B2 JP 2009025962 A JP2009025962 A JP 2009025962A JP 2009025962 A JP2009025962 A JP 2009025962A JP 4768036 B2 JP4768036 B2 JP 4768036B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- electrode
- crystal display
- display device
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/1343—Electrodes
- G02F1/134309—Electrodes characterised by their geometrical arrangement
- G02F1/134363—Electrodes characterised by their geometrical arrangement for applying an electric field parallel to the substrate, i.e. in-plane switching [IPS]
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/1343—Electrodes
- G02F1/134309—Electrodes characterised by their geometrical arrangement
- G02F1/134372—Electrodes characterised by their geometrical arrangement for fringe field switching [FFS] where the common electrode is not patterned
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/1343—Electrodes
- G02F1/134309—Electrodes characterised by their geometrical arrangement
- G02F1/134381—Hybrid switching mode, i.e. for applying an electric field with components parallel and orthogonal to the substrates
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Nonlinear Science (AREA)
- Geometry (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
Description
前記ツイステッドネマチック型の液晶表示装置の最も大きな問題点は、視野角が狭いということにある。この液晶表示装置においては、表示装置を見る人の目の方向と表示装置の表面に対して垂直な方向とがなす角が大きくなるほど、液晶分子の長軸方向と短軸方向の屈折率の差である複屈折性Δnと液晶層の厚さdとをかけた値、すなわちΔn・dの値が大きくなり、これによって対比(contrast:一番明るい状態の輝度を一番暗い状態の輝度で割った値)が急激に低下する。それだけでなく、輝度が反転する階調反転の現象も現われる。従って、視野角(通常、対比が10を維持する角度を視野角という)が非常に狭く、その視野角より大きな角度で表示装置を見る場合、正面からみる画像に比べて画質が急激に悪くなる。
前記平面駆動方式の液晶表示装置においては、二つの電極間の領域に位置する電気場が二つの電極から遠くなるほど小さくなるため、ノーマルブラックモード(normally black mode)で光を通過させるための最少の電圧(しきい電圧)が高いばかりか、光を最大限に通過させる電圧(飽和電圧)も高いため、全体的に消費電力が大きくなるという問題点がある。また、すべての電極が一つの側の基板に形成されているうえ、十分な静電容量を確保するために画素電極と共通電極とが絶縁膜を間において重畳する部分を置かなければならないので、光が通過する開口率が小さくなるという問題点がある。
しかし、光源から出た光が液晶層を通過しながらその特性が変化することにより、同一の開口部を有する単位画素に対して赤、緑、青の画素間の透過率の差が発生する。また、この透過率の差は液晶表示装置の駆動方法によって異なる。
かかる透過率の差を調節するために、従来は、各装置別に必要な特性を有するバックライトと駆動回路とを用いたり、赤、緑、青のカラーフィルタの高さを調節することによってセル間隔を色相別に異ならせて、透過率を補正する方法を主に用いた。しかしながら、装置別に異なるバックライトと駆動回路とを用いる場合、費用の増加や工程の増加をもたらす。そして、カラーフィルタの高さを調節する方法の場合には均一なラビングが難しいという問題点がある。
さらに、本発明の目的は、低い電圧で液晶を駆動して消費電力を低減することにある。
さらに、本発明の他の目的は、開口率を大きくすることにある。
さらに、本発明の他の目的は、色相による透過率の差を補償することにある。
第1電極または第2電極上、そして二つの電極間の境界領域の液晶分子は、電気場の水平及び垂直成分によってねじり角と傾斜角とを有して再配列され、このように再配列された液晶物質層によって光の偏光が変化する。
また、電気場は二つの電極の境界領域だけでなく、第1電極及び第2電極上においても垂直及び水平成分を有するため、第1電極及び第2電極上の液晶分子も画像の表示に関与する。
さらに、スイッチング素子として薄膜トランジスタをおいて第1電極と第2電極に電圧を印加する場合に、二つの電極が絶縁膜を間において重畳するため、静電容量を確保するために別途の保持蓄電器を備える必要がないので、開口率を大きくすることができる。
以下、本発明の第1実施例について図1乃至図11を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の第1実施例による液晶表示装置における電極の配置を示した図面であり、図2は図1のII−II′線の断面図であって、上部基板と下部基板とを共に示したものであり、電気力線及び等電位線も共に示した。
ガラスや石英のような透明な絶縁物質からなる下部基板100の内面上にITO(indium tin oxide)などの透明導電物質からなっていて、一定の幅を有する面形電極2が横方向に長く形成されている。面形電極2上を絶縁膜3が覆っており、その上に幅の狭い多数の線形電極1が縦方向に互いに平行に形成されている。線形電極1は透明または不透明な物質からなり得、その幅は線形電極1間の間隔、すなわち、隣接した二つの線形電極1の隣接境界線間の距離より小さい。線形電極1上にはポリイミドなどの物質で作られた配向膜4が塗布されている。一方、下部基板100の外面には偏光板5が取付けられている。
最終に、二つの基板100、200の配向膜4、6間には光学異方性を有する液晶層500が挿入されている。
二つの電極1、2に電圧を印加して二つの電極1、2間に電位差を与えると、図2に示したような電気場が生成される。図2に実線で示したものは等電位線であり、点線で示したものは電気力線である。
最初に、初期状態について説明する。
二つの配向膜4、6はラビングまたは紫外線照射法で配向処理されて液晶分子のすべてが一方向に配列され、基板100、200に対して若干の線傾斜角を有するがほぼ水平となり、基板100、200に平行な面上からみるとき、線形電極1の方向及びこれに垂直な方向に対して一定の角をなすように配列されている。偏光板5、27の偏光軸は互いに直交するように配置し、下部偏光板5の偏光軸はラビング方向とほぼ一致する。二つの配向膜4、6間に入っている液晶物質は誘電率異方性が陽であるネマチック液晶である。
このような液晶分子の再配列の状態を基板に平行な成分と垂直な成分とに分けて説明する。説明の便宜上、基板に対して垂直な方向をz軸、基板に対して垂直であり線形電極1の方向にも垂直な方向をx軸、線形電極1の方向に平行な方向をy軸とする。すなわち、図1で左側から右側に向かう方向をx軸、線形電極1に沿って下から上に向かう方向をy軸、図2で下部基板100から上部基板200に向かう方向をz軸とする。
図3に示したように、ラビング方向はベクトルR↑(以下、ベクトルを表す場合にはその文字の直後に↑を付けることとする。)で、電気場のx−y平面成分はベクトルExy↑で、下部偏光板5の光軸はベクトルP↑で示し、ラビング方向がx軸となす角はψRで、液晶分子の長軸がx軸となす角はψLCで示した。ここで下部偏光板5の光軸はラビング方向と一致するので、下部偏光板5の光軸がx軸となす角ψP=ψRである。
配向処理による弾性的な復元力の大きさは、xy平面上では位置に拘わらず一定である。
一方、電気場のxy平面成分Exy↑は下部配向膜4から上部配向膜6に至るまで、すなわち、z軸に沿って徐々に小さくなり、配向による弾性的な復元力は配向膜4、6の表面で一番大きく、二つの配向膜4、6間の液晶層の中央の方に行くほど徐々に小さくなる。
図5に示したように、ねじり角は配向膜4、6の表面では配向力による力が強くなるため大きく、液晶層の中央に行くほど小さくなって電気場の方向に近くなることがわかり、配向膜4、6の直ぐ上では液晶分子の長軸がラビング方向と同一の方向に配列する。ここで、隣接した液晶分子のねじり角の差をねじりとすると、図5でのねじりは曲線の傾きに該当し、これは配向膜4、6の表面では大きく、液晶層の中央に行くほど小さくなる。
前述したように配向処理による弾性的な復元力の大きさは、二つの基板100、200の表面で一番大きく、液晶層の中央に行くほど小さくなる。
配向処理による弾性的な復元力の大きさは、x軸上では位置に拘わらず一定である。
従って、図8に示したように、境界線A、Dでは液晶分子の傾斜角が殆ど0に近いが、中心線C、Bの方に行くほど大きくなり、電気場のzx平面成分Ezx↑がx軸となす角θEと類似した分布を有する。しかし、θEよりは緩やかに変化する。
本実施例で、線形電極1は不透明な物質からなっており、狭い領域NRの幅は5μm、広い領域の幅は17μmであり、面形電極2に印加された電圧は0V、線形電極1に印加された電圧は5Vであり、ψRは80゜、線傾斜角は約1.5゜、セル間隔は4.5μmとした。
図9に示したように、透過率は不透明な狭い領域NRで0となり、広い領域WRの中央線B付近で減少し、境界線A、Dと中央線Bとの間の領域の中央で最大となる。
図11は本実施例による液晶表示装置の方向に従って視野角の特性を示したグラフであり、対比10以上である領域の境界が上下左右にほぼ60゜以上であることがわかる。
本発明の第1実施例においては、二つの基板に形成されている配向膜を同一方向に配向処理して透過軸が互いに垂直をなす偏光板を取付けた場合、電圧を印加しない状態で暗状態となるノーマルブラックモードをとったが、二つの基板に形成されている配向膜の配向処理方向を異にして初期状態で液晶分子の配列がねじれるようにすることで、電圧を印加しない状態が明状態となるノーマルホワイトモードをとる液晶表示装置を作ることも可能である。このとき、二つの配向膜の配向処理方向は互いに0゜以上90゜以下の角をなすようにするのが好ましい。
例えば、線形電極1を透明な物質で形成すると線形電極1上の液晶分子も光の調節に利用するので、より大きな透過率が得られる。
まず、負の誘電率異方性を有する液晶物質を二つの基板間に注入した本発明の第2実施例による液晶表示装置について説明する。
本発明の第2実施例による液晶表示装置は図1及び図2に示した第1実施例の構造と類似している。そして、二つの電極の構造が類似しているため、二つの電極に電圧を印加した時に形成される電気場の形態も類似している。但し、負の誘電率異方性を有する液晶物質を用いるため、電気場が印加された時の液晶分子の配列状態は異なる。
説明の便宜上、本発明の第1実施例を説明した時と同様に、基板に垂直な方向をz軸、基板に垂直で線形電極1の方向に対しても垂直な方向をx軸、線形電極1の方向に平行な方向をy軸とする。すなわち、図1において左側から右側に向かう方向をx軸、線形電極1に沿って下から上に向かう方向をy軸、図2において下部基板100から上部基板200に向かう方向をz軸とする。
図12に示したように、バフィング方向はベクトルR↑で、電気場のx−y平面成分はベクトルExy↑で、下部偏光板5の光軸はベクトルP↑で示し、バフィング方向がx軸となす角はψRで、液晶分子の長軸がx軸となす角はψLCで示した。ここで下部偏光板5の光軸はバフィング方向と一致するので、下部偏光板5の光軸がx軸となす角ψP=ψRである。
配向処理による弾性的な復元力の大きさは、xy平面上では位置に拘わらず一定である。
下部配向膜4から上部配向膜6に至る位置で、すなわち、z軸に沿いつつ液晶分子の長軸方向がx軸となすねじり角は図14に示したとおりであり、二つの配向膜間の間隔、すなわち、セルの間隔がdである場合を示したものである。ここで、横軸は下部配向膜4からの高さを、縦軸はねじり角を示す。
前述したように配向処理による弾性的な復元力の大きさは、二つの基板100、200の表面で一番大きく、液晶層の中央に行くほど小さくなる。
配向処理による弾性的な復元力の大きさは、x軸上では位置に拘わらず一定である。
従って、図17に示したように、境界線A、Dでは液晶分子の傾斜角が殆ど0に近いが、中心線C、Bの方に行くほど大きくなり、電気場のzx平面成分Ezx↑がx軸となす角θEと類似した分布を有する。しかし、θEよりは緩やかに変化する。
説明の便宜上、本発明の第1実施例における説明と同様に、基板に垂直な方向をz軸、基板に垂直で線形電極1の方向に対しても垂直な方向をx軸、線形電極1の方向に平行な方向をy軸とする。すなわち、図1において側から右側に向かう方向をx軸、線形電極1に沿って下から上に向かう方向をy軸、図2において下部基板100から上部基板200に向かう方向をz軸とする。
図18に示したように、バフィング方向はベクトルR↑で、電気場のx−y平面成分はベクトルExy↑で、下部偏光板5の光軸はベクトルP↑で示し、バフィング方向がx軸となす角はψRで、液晶分子の長軸がx軸となす角はψLCで示した。ここで下部偏光板5の光軸はバフィング方向と一致するので、下部偏光板5の光軸がx軸となす角ψP=ψRである。
配向処理による弾性的な復元力の大きさは、xy平面上では位置に拘わらず一定である。
一方、電気場のxy平面成分Exy↑は下部配向膜4から上部配向膜6に至るまで、すなわち、z軸に沿って徐々に小さくなり、配向による弾性的な復元力は配向膜4、6の表面で一番大きく、二つの配向膜4、6間の液晶層の中央の方に行くほど徐々に小さくなる。
図20に示したように、ねじり角は配向膜4、6の表面では配向力による力が強くなるため大きく、液晶層の中央に行くほど小さくなって電気場の方向に近くなることがわかり、配向膜4、6の直ぐ上では液晶分子の長軸がバフィング方向と同一の方向に配列する。ここで、隣接した液晶分子のねじり角の差をねじりとすると、図20でのねじりは曲線の傾きに該当し、これは配向膜4、6の表面では大きく、液晶層の中央に行くほど小さくなる。
次に、液晶分子の傾斜角、すなわち、液晶分子の長軸が基板に垂直な面、例えば、zx平面上でx軸または初期配列方向に対してなす角の変化について、図21、図22及び図23を参照して説明する。図21においては便宜上、基板100、200のみを示し、図18に示したバフィング方向を示すベクトルR↑のzx平面に対する成分をベクトルRzx↑で、電気場のzx平面成分はベクトルEzx↑で示し、電気場のzx平面成分Ezx↑がx軸となす角はθEで、液晶分子の長軸がx軸となす傾斜角をはθLCで示した。ここでベクトルR↑はxy平面上に存在するため(線傾斜角は無視)Rzx↑はx方向となる。
前述したように配向処理による弾性的な復元力の大きさは、二つの基板100、200の表面で一番大きく、液晶層の中央に行くほど小さくなる。
配向処理による弾性的な復元力の大きさは、x軸上では位置に拘わらず一定である。
境界線A、D上では液晶分子の配列方向と電気場方向とはほぼ垂直をなし、そのため、液晶分子は動かないので境界線A、Dは不連続面をなすようになる。しかし、図23に示したように、境界線A、Dから外れると液晶分子の傾斜角がほぼ90゜に近く大きくなり、中心線C、Bの方に行くほど小さくなるので電気場のzx平面成分Ezx↑がz軸となす角θEと類似した分布を有する。しかし、θEよりは緩やかに変化する。
このように、本発明の第3実施例においても、二つの電極1、2に電圧が印加されると液晶分子はねじり角及び傾斜角を有して再配列され、そのねじり角及び傾斜角の変化によって光の透過率が変化する。境界線A、D上では、z軸に沿ってみると傾斜角及びねじり角の変化が共に大きい。反面、中央線B、C上では、z軸に沿ってみると、ねじり角及び傾斜角の変化は殆どない。そして、境界線A、Dと中央線B、Cとの間の領域ではねじり角と傾斜角とが共に変化する領域となる。結局、本発明の第3実施例においても、位置による透過率曲線は電気力線の形態と類似した形態となる。
本発明の第4実施例による液晶表示装置も図1及び図2に示す第1実施例の構造と類似している。そして、二つの電極の構造が類似しているので、二つの電極に電圧を印加した時に形成される電気場の形態も類似している。但し、液晶表示装置に電圧が印加されていない初期状態で液晶分子が基板に垂直に配向された状態であるため、初期状態は第3実施例と類似しており、電気場が印加された時の液晶分子の配列状態は異なる。
説明の便宜上、本発明の第1実施例と同様に、基板に垂直な方向をz軸、基板に垂直で線形電極1の方向に対しても垂直な方向をx軸、線形電極1の方向に平行な方向をy軸とする。すなわち、図1において左側から右側に向かう方向をx軸、線形電極1に沿って下から上に向かう方向をy軸、図2において下部基板100から上部基板200に向かう方向をz軸とする。
図24に示したように、バフィング方向はベクトルR↑で、電気場のx−y平面成分はベクトルExy↑で、下部偏光板5の光軸はベクトルP↑で示し、バフィング方向がx軸となす角はψRで、液晶分子の長軸がx軸となす角はψLCで示した。ここで下部偏光板5の光軸はバフィング方向と一致するので、下部偏光板5の光軸がx軸となす角ψP=ψRである。
配向処理による弾性的な復元力の大きさは、xy平面上では位置に拘わらず一定である。
下部配向膜4から上部配向膜6に至る位置で、すなわち、z軸に沿いつつ液晶分子の長軸方向がx軸となすねじり角は図26に示したとおりであり、二つの配向膜間の間隔、すなわち、セルの間隔がdである場合を示したものである。ここで、横軸は下部配向膜4からの高さを、縦軸はねじり角を示す。
前述したように配向処理による弾性的な復元力の大きさは、二つの基板100、200の表面で一番大きく、液晶層の中央に行くほど小さくなる。
配向処理による弾性的な復元力の大きさは、x軸上では位置に拘わらず一定である。
従って、図29に示したように、境界線A、Dでは液晶分子の傾斜角が殆ど0に近いが、中心線C、Bの方に行くほど大きくなり、電気場のzx平面成分Ezx↑がx軸となす角θEと類似した分布を有する。しかし、θEよりは緩やかに変化する。
本発明の第5実施例による液晶表示装置について、図30及び図31を参照して説明する。
この本実施例では、前述した第1乃至第4実施例とは異なり、二つの電極が重畳する部分を除去する。従って面形電極は線形電極1間に位置する多数の共通電極20に分離される。しかし横方向に隣接する二つの共通電極20は互いに連結されなければならず、二つの共通電極20を連結する共通電極線または連結部23が形成されている。この連結部23が図30でのように線形電極1と重畳することも可能であり、重畳しないように線形電極1の外側に形成することも可能である。図30では面形電極2のうちの線形電極1と重畳する部分の中央部分だけが除去されることで開口部8をなし、信号の伝達のために重畳する部分のうちの上下部分はそのまま残しておく。説明の便宜上、線形電極1上の領域を狭い領域NR、開口部8のある領域を境界領域BR、二つの隣接開口部8間の面形電極2部分が占めている領域を広い領域WRとし、狭い領域NRの幅をa、境界領域BRの幅をc、広い領域WRの幅をbとする。
二つの電極1、2を反射率の高い物質、例えばアルミニウムなどの金属を使用する反射型の場合には、cが小さいほど高い反射率を有する。この場合には、前述のようにねじり角と傾斜角との変化を有して再配列された電極上の液晶層が電極に入射する光及び電極から反射される光の偏光を変化させることで画像を表示する。
図32は、本実施例による液晶表示装置の下部基板に形成されている一つの画素の配置図であって、液晶表示装置にはこのような画素が数十万個行列構造で配置されている。
走査信号線10及び共通電極2はゲート絶縁膜40で覆われており、ゲート絶縁膜40のうちで走査信号線10上に位置した部分(以下、ゲート電極という、41)の一部の上にはチャンネル層51が形成されている。チャンネル層51上にはゲート電極11に対して両側にn型の高濃度不純物でドーピングされた非晶質シリコン層61、62がそれぞれ形成されている。
ここで、共通電極20は隣接する画素の共通電極から共通電極信号が伝達されるために隣接する画素の共通電極と連結されていなければならない。そのためには、共通電極20とデータ線70とが重畳し、かかる重畳部分は寄生容量を生じて画像信号のRC遅延を大きくする。これを短縮するためには共通電極20とデータ線70とが重畳する面積を最少化しなければならず、共通電極20の中からデータ線70と重畳するデータ線70の下部に位置した部分を除去しなければならない。しかし、隣接する画素の共通電極との連結が切れないように重畳部の上下部分はそのままにしておく。
以下、本発明の第6実施例による液晶表示装置を製造する方法について詳細に説明する。
まず、ITOなどの透明導電物質を積層してパターニングすることで共通電極20を形成した以降、クロム、アルミニウム、モリブデン、チタン、タンタル膜またはこれらの合金膜を蒸着してパターニングすることで走査信号線10及びゲート電極11を形成する。窒化膜などの物質からなるゲート絶縁膜40を積層して共通電極20とゲート電極11及び走査信号線10を覆い、ゲート絶縁膜40上にチャンネル層51及びn+型の非晶質シリコン層61、62を連続して積層する。n+型の非晶質シリコン層61、62及びチャンネル層51をパターニングし、クロム、アルミニウム、モリブデン、タンタルまたはこれらの合金を蒸着してパターニングすることで、データ線70、ソース電極71及びドレイン電極72、そして画素電極75を形成した後、これらをマスクにして露出したn+型の非晶質シリコン層61、62をエッチングして抵抗性接触層61、62を完成する。次いで、保護膜80を蒸着してパターニングすることで画素電極75上に開口部を形成した後、配向膜4を塗布することによって本実施例による液晶表示装置用基板が完成する。
まず、本発明の第7実施例による液晶表示装置用基板の構造について図35乃至図37を参照して説明する。図35は本発明の第7実施例による液晶表示装置の下部基板の配置図である。図36及び図37はそれぞれ図35のXXXVI−XXXVI′及びXXXVII−XXXVII′線の断面図である。
共通電極20及び連結部23と共通電極線連結部24、ゲート線10とゲートパッド12は、ITOなどの透明導電物質からなり、これらの断線を防止するために共通電極20の上端、連結部23、共通電極線連結部24及び走査信号線10上に補助パターンが形成されている。補助連結部33は連結部23と共通電極20の上端上に、補助共通電極線連結部34は共通電極線連結部24上に、そして補助走査信号線30及び補助ゲート電極31はそれぞれ走査信号線10及びゲート電極11上に形成されている。補助パターン30、31、33、34はアルミニウムまたはアルミニウム合金などの導電物質からなる。しかし、アルミニウムまたはアルミニウム合金がITOと直接接触する場合には電気化学反応を起こし得るため、ITO膜とアルミニウムまたはアルミニウム合金膜との間にクロムやモリブデン−タングステン合金などのITOと接触しても反応しない耐火性金属層32、35を形成する。勿論、このような配線を多重に形成せずにアルミニウムまたはアルミニウム合金の単層に形成することも可能である。但し、ゲートパッド12部分は耐酸性の強いITO膜で形成するのが以降の工程で有利であるため、アルミニウムまたはアルミニウム合金層や耐火性金属層をITO膜上に形成しない。
一方、ゲートパッド12部分では、保護膜80と絶縁膜40とを除去することにより透明導電膜からなるゲートパッド12が露出している。
共通電極20は画素単位で形成されずに横方向に長く形成することも可能であるが、そうする場合は共通電極20とデータ線70とが重畳し、かかる重畳部分は寄生容量を生じて画像信号のRC遅延を大きくする。従って、共通電極20とデータ線70とが重畳する面積を最少化しなければならず、重畳面積を小さくするために共通電極20を画素単位で形成してデータ線70と重畳するデータ線の下部に位置した部分を除去する。しかし、隣接する画素の共通電極との連結が切れないように重畳部の上部部分はそのまま残しておく。
次に、図41乃至図43に示したように、クロムまたはモリブデン−タングステンなどの耐火性金属からなる下部金属膜と100〜400nmの厚さのアルミニウムまたはアルミニウム合金からなる上部金属膜を順に蒸着し、二番目のマスクを利用してパターニングすることで補助パターン30、31、33、34とその下部のバッファ層32、35とを形成する。そして、窒化シリコンなどの物質からなるゲート絶縁膜40を積層して共通電極20と走査信号線10などが形成された基板の全面を覆う。
次に、図47乃至図49に示したように、クロム、アルミニウム、モリブデン、タンタル、またはこれらの合金を100〜200nmの厚さで蒸着し、四番目のマスクを利用してパターニングすることでデータ線70、ソース電極71及びドレイン電極72を形成し、画素領域に縦方向の多数の線形画素電極75を形成した後、ソース及びドレイン電極71、72をマスクにして露出したn+型の非晶質シリコン層60をエッチングして抵抗性接触層61、62を完成する。
これとは異なり、共通配線とゲート配線を補助配線及びバッファ層が形成された以降に形成することも可能である。
図50乃至図52に示したように、透明な絶縁基板100上にITOなどの透明導電物質からなる四角形の多数の共通電極20が画素単位で形成されている。この時、共通電極20は互いに連結されていることも可能であり、連結されていないことも可能である。
共通電極線20と走査信号線10及びその一部であるゲート電極11は、アルミニウム又はアルミニウム合金、またはモリブデンやクロムなどの導電物質からなっている。しかし、アルミニウム又はアルミニウム合金を用いる場合には、この金属がITOと直接接触すると電気化学反応を起こして接触が悪くなりうるため、共通電極20と共通電極線33との間にクロムやモリブデン−タングステン合金などITOと接触しても反応しない耐火性金属層を形成することも可能である。
一方、共通電極線33及び走査信号線10とデータ線70が重畳する部分には絶縁を強化するために孤立した非晶質シリコン層52が形成されており、非晶質シリコン層52とデータ線との間にはドーピングされた非晶質シリコン層が形成されている。
図51に示した構造を作るためには、まず、ITO膜と金属膜とを連続して蒸着する。金属膜をパターニングして共通電極線33と走査信号線10を形成した後、ITO膜をパターニングして共通電極20と連結部23とを形成する。
これとは異なり、図52に示した構造を作るためには、まず、金属膜を蒸着した後でパターニングすることで共通電極線33と走査信号線10とを形成する。次いで、ITO膜を蒸着した後、パターニングすることで共通電極20を形成する。勿論、この場合には、共通電極20は互いに分離されていて共通電極線33のみで連結されることもあり得る。
一方、図50での点線の断面図であって、便宜上、保護膜を除いて示した図面である図53をみると、第1電極75及び第2電極20間の領域のうちのデータ線70と隣接した領域Sでデータ線70に流れる信号電圧の影響によって、二つの電極75、20間の電気場が干渉を受ける。従って、この領域Sでは液晶分子の配列が他の領域と異なるため暗状態で光漏れが生じる。
図54、図55及び図56に本発明の第9実施例による液晶表示装置の断面図を示した。図54に示したように、画素電極75及び共通電極20間の領域のうち、データ線70と隣接した領域Sに対応する反対側基板200の領域にクロムなどの不透明な物質で光遮断膜210を形成して光を遮断するようにする。
図55の構造についてより詳細に説明する。
基板100及び共通電極上に形成されていてゲート絶縁膜40で覆われており、データ線70と重畳する。
S領域の光漏れを遮断するための光遮断膜は、図56に示したように、電極が形成されている基板にのみ形成することも可能である。
ここで、光遮断膜120は第1電極75及びデータ線70と重畳するので絶縁物質からならなければならないし、有機材料からなるのが好ましい。
本発明の第10実施例による液晶表示装置においては、図57に示したように、基板100上に線形の第1電極1が多数形成されており、第1電極1上を絶縁膜3が覆っており、第1電極1間の絶縁膜3上に透明な面形の第2電極2が形成されている。第2電極2は第1電極1と端部においてのみ一部重畳しており、第1電極1間においては連続的な面で形成されており、第1電極1よりその幅が広い。
第1電極1と絶縁膜を間において第1電極1上に形成されている第2電極2との間に電圧を印加して電位差を与えると、図58に示したような電気場が生成される。図58に実線で示したのは等電位線であり、点線で示したのは電気力線である。本実験においては第1電極1に0Vを印加し、第2電極2に5Vを印加した。
図59は、本実施例による液晶表示装置の印加電圧に応じた透過率の変化率を示したグラフであって、しきい電圧が約1.5Vであり、飽和電圧は約5Vである。
以下、本発明の第11実施例であって、前述の第10実施例で提示した電極の構造に薄膜トランジスタをスイッチング素子として付加した液晶表示装置について、図61乃至図63を参照して説明する。
透明な絶縁基板100上に横に走査信号線10が形成されており、走査信号線10の左側端部には外部から走査信号が伝達されるゲートパッド12が形成されている。走査信号線10の一部はゲート電極11となる。走査信号線10間には縦に線形の共通電極20が形成されており、この共通電極20は横に形成されている二つの共通電極線23によって連結されている。
一方、ゲート絶縁膜40上には縦方向にデータ線70が形成されており、データ線70の上側端部には外部から画像信号が伝達されるデータパッドが形成されている。データ線70はゲート線10とゲート絶縁膜40によって絶縁して交差しており、データ線70の一部がドーピングされた非晶質シリコン層62上に延長してソース電極71をなし、ゲート電極11に対してソース電極71の向い側に位置したドーピングされた非晶質シリコン層61上にはドレイン電極72が形成されている。このようなゲート電極11、ソース電極71及びドレイン電極72は、薄膜トランジスタの各電極をなし、チャンネル層51には電子が移動するチャンネルが形成され、ドーピングされた非晶質シリコン層はソース及びドレイン電極71、72とチャンネル層51との抵抗性接触を向上させる役割を果す。
まず、図64及び図65に示したように、透明基板100上にクロム、アルミニウム、モリブデン、チタン、タンタル膜またはこれらの合金膜を蒸着し、第1マスクを利用してパターニングすることで走査信号線10とその一部であるゲート電極11及びゲートパッド12を形成し、共通電極20とこれらを連結する共通電極線23を形成する。
最後に、図62及び図63に示したように、ITOなどの透明導電物質を積層し、第5マスクを利用してパターニングすることで画素電極91とゲートパッド用透明電極95、データパッド用透明電極96を形成すると、本発明の実施例による液晶表示装置が完成する。この時、画素電極91の幅は共通電極20の幅より広く形成する。
図72には、ゲート絶縁膜の直ぐ上に画素電極を形成した本発明の第12実施例による液晶表示装置の配置図を示し、図73と図74はそれぞれ図72のLXXIII−LXXIII′線とLXXIV−LXXIV′線の断面図である。
図72乃至図74に示したように、共通電極20間のゲート絶縁膜40の直ぐ上に透明導電物質からなる画素電極91が形成されている。ドレイン電極72は画素電極91上に延長されて画素電極91と接触している。ソース/ドレイン電極71、72及びデータ線70が形成された基板100上には保護膜80が形成されており、画素領域の保護膜は除去されている。ここで、画素領域の保護膜を除去するのは十分な電気場を確保するためであり、必要に応じては除去しないことも可能である。他の構造は、図61乃至63に示した本発明の第11実施例と類似している。
走査信号線10と連結されているゲートパッド12上のゲート絶縁膜40は除去されてゲートパッド12を露出する接触孔41を形成しており、その上にはゲートパッド用透明電極95が形成されている。データパッド部にはデータパッド用透明電極96が形成されており、その上にデータ線70が延長されてデータパッド用透明電極96とデータ線70とが接触している。ゲートパッド用透明電極95とデータパッド用透明電極96上の保護膜80は除去されて二つの透明電極95、96を露出している。
走査信号線10、ゲートパッド12、ゲート電極11、共通電極20を形成する段階と、ゲート絶縁膜40とチャンネル層51及びn+型の非晶質シリコン層61、62を連続して積層してパターニングする段階とは、本発明の第11実施例による液晶表示装置を製造する方法と同一である。
次に、図77及び図78に示したように、ITOなどの透明導電物質を積層し、第4マスクを利用してパターニングすることで画素電極91を形成する。この時、ゲートパッド用透明電極95とデータパッド用透明電極96とを共に形成する。ゲートパッド用透明電極95はゲート絶縁膜40に形成された接触孔32を通じてゲートパッド12と接触する。
本発明の第12実施例による液晶表示装置を製造するためには、第11実施例とは異なり、総計6枚のマスクが必要である。これは以降に駆動回路と連結されるパッド部の特性を向上させるためにパッド部に透明電極を形成するからであり、パッド部に透明電極を形成せずに走査信号線やデータ線を形成する金属のみでパッド部を形成するのであるれば、5枚のマスクでもこのような液晶表示装置を製造することができる。
ドレイン電極72上に画素電極91が延長されて接触しているという点と、データ線と連結されたデータパッド73が形成されていてその上にデータパッド用透明電極96が形成されているという点とを除いた他の構造は、第12実施例の場合と類似している。本発明の第13実施例による液晶表示装置を製造する工程もまた、第12実施例による液晶表示装置を製造する工程と類似している。ゲート絶縁膜40を第3マスクを利用してパターニングすることでゲートパッド12を露出する接触孔32を形成する過程までは同一であり、次に、図84及び図85に示したように、クロム、アルミニウム、モリブデン、タンタルまたはこれらの合金を蒸着し、第4マスクを利用してパターニングすることでデータ線70、データパッド73、ソース電極71及びドレイン電極72を形成する。
本発明の第14実施例においては第10実施例でのように、線形の第1電極をまず形成し、絶縁膜を形成した後で面形の第2電極を形成するが、第1電極と第2電極が重畳しない構造を提示する。
本発明の第14実施例による液晶表示装置においては、図66に示した第10実施例と同様に、第2電極2は第1電極1間に連続した面で形成されているが、第10実施例とは異なって第1電極1とは重畳しない。しかし、第1電極1と第2電極2との間隔は非常に狭く、第2電極2の幅は第1電極1の幅に比べて広い。
図89は、本発明の第15実施例による液晶表示装置の下部基板に形成されている一つの画素と、以降に駆動回路と連結されるパッド部とを示した配置図であり、図90及び図91は図89のXC−XC′線とXCI−XCI′線の断面図である。
図72に本発明の第16実施例による液晶表示装置の断面図を示した。
本発明の第16実施例による液晶表示装置においては、図66に示したように、基板100上に線形の第1電極1が多数形成されており、第1電極1間に透明な第2電極2が形成されている。第2電極2は本発明の第11実施例と同様に第1電極1間に連続した面で形成されており、第1電極1とは重畳しない。そして、第2電極2の幅は第1電極1の幅に比べて広い。二つの電極をこのように同一層に形成する場合においても、二つの電極に電圧を印加した時に生成される電気場の形態と強度は第1実施例の場合と類似している。
図93は、本発明の第17実施例による液晶表示装置の下部基板に形成されている一つの画素と、以降に駆動回路と連結されるパッド部とを示した配置図であり、図94と図95は図93のXCIV−XCIV′線とXCV−XCV′線の断面図である。
図96は、本発明の第18実施例による垂直配向方式の液晶表示装置における電極構造を示した断面図であって、下部基板100上に面形電極2が形成されており、絶縁膜3で覆われている。
絶縁膜3上にはクロムまたはITOからなる線形電極1が形成されている。また、上部電極250が上部基板200上に形成されている。この場合、電気場の大きさが大きくなるため、応答時間が短くなり、液晶分子の配列が安定的である。さらに、上部電極250はフリンジフィールドを生成する開口部251を有しているので、液晶分子の配列が開口部を境界として微細領域をなして視野角が広くなる。
一方、図10のグラフをみると、5Vの電圧を印加した時の赤色と緑色画素の場合の透過率はそれぞれ0.1程度で類似した高い透過率を示し、青色画素はこれに比べて20%程低い0.08程度の透過率を示すため、色相によって透過率が異なることがわかる。このような差を無くすためには色相によって開口率を異にする方法を使用することができる。
図99でR、G、Bはそれぞれ赤、緑、青色画素を示す。赤、緑、青色画素の透過率をそれぞれ、TR、TG、TBとし、赤、緑、青色画素の開口面積をそれぞれSR、SG、SBとすると、TR*SR=TG*SG=TB*SBとなるように開口面積を形成すればよい。図99においては、各画素の開口部は横の長さが縦の長さより短い長方形状となっており、各開口部の横の長さXは同一であるため、各開口部の縦の長さYR、YG、YBを調節すればよい。
本発明は、前述の実施例に限られるわけではなく、この実施例に基づいて当業者が変更したり改良できる技術的な内容も本発明に含まれる。
2 面形電極
4、6 配向膜
5,7 偏光板
20 共通電極
33 共通電極線
70 データ線
71 ソース電極
72 ドレイン電極
12 ゲートパッド
73 データパッド
100、200 基板
WR 狭い領域
NR 広い領域
B 広い領域の中央線
C 狭い領域の中央線
Claims (8)
- 対向する第1及び第2基板と、
前記第1及び第2基板の間に封止されている液晶層と、
前記第1基板上に互いに電気的に絶縁して形成されており、互いに交差する複数の走査信号線及びデータ線と、
それぞれが前記第1基板上に形成され、前記複数の走査信号線のいずれかに連結されているゲート電極、前記複数のデータ線のいずれかに連結されているソース電極、及びドレイン電極を含む複数の薄膜トランジスタと、
それぞれが前記第1基板上に形成され、前記複数の薄膜トランジスタのドレイン電極のいずれかに連結された複数の画素電極と、
前記第1基板上に形成され、前記複数の画素電極から絶縁されている共通電極と、
を含む液晶表示装置であり、
前記薄膜トランジスタは前記走査信号線からの信号に応じて前記データ線からの電圧を前記画素電極へ送出し、
前記画素電極と前記共通電極との一方が、同じ方向に延びている複数の線形電極を含み、
前記画素電極と前記共通電極との他方が、前記線形電極の間に連続的に広がっている面形電極を含む、液晶表示装置。 - 前記画素電極と前記共通電極とは一部で重なって保持蓄電器をなす、請求項1に記載の液晶表示装置。
- 隣接する前記共通電極を連結する共通電極連結部をさらに含む、請求項1に記載の液晶表示装置。
- 前記データ線とこれに隣接した前記共通電極または前記画素電極との間の領域を覆う光遮断膜をさらに含む、請求項3に記載の液晶表示装置。
- 前記共通電極と前記画素電極とは同一の平面上に形成されている、請求項1に記載の液晶表示装置。
- 前記第2基板上に形成されている複数のカラーフィルタと、
前記複数のカラーフィルタのそれぞれの上部または下部に形成されていて前記複数のカラーフィルタのそれぞれを露出する複数の開口部を有しているブラックマトリックスと、
をさらに含み、
前記開口部の面積は前記カラーフィルタの色相に応じて異なる、請求項1に記載の液晶表示装置。 - 前記カラーフィルタの色は、赤、緑、または青のいずれかであり、青色のカラーフィルタを露出する開口部の面積は、赤色のカラーフィルタを露出する開口部及び緑色のカラーフィルタを露出する開口部のいずれの面積よりも大きい、請求項6に記載の液晶表示装置。
- 前記線形電極と前記面形電極とは少なくとも一部分で重なり、
前記面形電極は、前記線形電極と重なっている部分に開口部を含む、請求項1に記載の液晶表示装置。
Applications Claiming Priority (14)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019970057823A KR100288767B1 (ko) | 1997-11-03 | 1997-11-03 | 새로운 액정 구동 방법을 갖는 액정 표시 장치 |
KR1997P57823 | 1997-11-03 | ||
KR1019980001702A KR100502095B1 (ko) | 1998-01-21 | 1998-01-21 | 새로운 전극 배열을 갖는 액정 표시 장치 |
KR1998P1702 | 1998-01-21 | ||
KR1019980005288A KR100288774B1 (ko) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 액정표시장치 |
KR1998P5288 | 1998-02-20 | ||
KR1998P6087 | 1998-02-26 | ||
KR1019980006087A KR100516056B1 (ko) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 수직 배향 모드 액정 표시 장치 |
KR1019980008235A KR100521254B1 (ko) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 새로운 액정 구동 방법을 갖는 액정 표시 장치 및 그 제조 방법 |
KR1998P8233 | 1998-03-12 | ||
KR1998P8231 | 1998-03-12 | ||
KR1019980008233A KR100670037B1 (ko) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 액정 표시 장치 |
KR1998P8235 | 1998-03-12 | ||
KR1019980008231A KR100502088B1 (ko) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 새로운 전극 배열을 갖는 액정 표시 장치 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37862998A Division JP4317282B2 (ja) | 1997-11-03 | 1998-11-04 | 液晶表示装置 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011034456A Division JP5543394B2 (ja) | 1997-11-03 | 2011-02-21 | 液晶表示装置 |
JP2011034443A Division JP5543393B2 (ja) | 1997-11-03 | 2011-02-21 | 液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009104191A JP2009104191A (ja) | 2009-05-14 |
JP4768036B2 true JP4768036B2 (ja) | 2011-09-07 |
Family
ID=27567119
Family Applications (4)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37862998A Expired - Fee Related JP4317282B2 (ja) | 1997-11-03 | 1998-11-04 | 液晶表示装置 |
JP2009025962A Expired - Lifetime JP4768036B2 (ja) | 1997-11-03 | 2009-02-06 | 液晶表示装置 |
JP2011034456A Expired - Fee Related JP5543394B2 (ja) | 1997-11-03 | 2011-02-21 | 液晶表示装置 |
JP2011034443A Expired - Fee Related JP5543393B2 (ja) | 1997-11-03 | 2011-02-21 | 液晶表示装置 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37862998A Expired - Fee Related JP4317282B2 (ja) | 1997-11-03 | 1998-11-04 | 液晶表示装置 |
Family Applications After (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011034456A Expired - Fee Related JP5543394B2 (ja) | 1997-11-03 | 2011-02-21 | 液晶表示装置 |
JP2011034443A Expired - Fee Related JP5543393B2 (ja) | 1997-11-03 | 2011-02-21 | 液晶表示装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (5) | US6577368B1 (ja) |
JP (4) | JP4317282B2 (ja) |
CN (2) | CN1173216C (ja) |
Families Citing this family (64)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6577368B1 (en) * | 1997-11-03 | 2003-06-10 | Samsung Electronics Co., Ltd. | IPS-LCD having a third electrode having aperture and formed on counter substrate |
AU9247398A (en) * | 1998-08-06 | 2000-02-28 | Victor A. Konovalov | Liquid-cristal display and the method of its fabrication |
KR100923707B1 (ko) * | 1999-09-07 | 2009-10-27 | 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 | 액정표시장치 |
JP4501898B2 (ja) * | 2000-03-16 | 2010-07-14 | セイコーエプソン株式会社 | 反射型液晶装置及び電子機器 |
JP2002040484A (ja) * | 2000-07-26 | 2002-02-06 | Hitachi Ltd | アクティブマトリクス型液晶表示装置 |
JP2002260447A (ja) * | 2000-11-17 | 2002-09-13 | Furuya Kinzoku:Kk | 透明導電膜形成用材料とその製造方法、透明導電膜、タッチパネルとその製造方法、プラズマディスプレイとその製造方法、太陽電池とその製造方法、導電性フィルムとその製造方法、熱線反射ガラスとその製造方法、液晶表示装置とその製造方法、無機エレクトロルミネッセンス素子とその製造方法、及び、有機エレクトロルミネッセンス素子とその製造方法 |
KR20020052562A (ko) * | 2000-12-26 | 2002-07-04 | 구본준, 론 위라하디락사 | 횡전계방식 액정표시장치 및 그 제조방법 |
TWI281582B (en) * | 2001-01-20 | 2007-05-21 | Ind Tech Res Inst | Silicon wafer liquid crystal display and its fabrication method |
KR100704510B1 (ko) * | 2001-02-12 | 2007-04-09 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 횡전계형 액정표시장치용 하부 기판 및 그의 제조방법 |
US6784966B2 (en) * | 2001-03-06 | 2004-08-31 | Seiko Epson Corp. | Liquid crystal device, projection type display and electronic equipment |
JP5165169B2 (ja) * | 2001-03-07 | 2013-03-21 | 株式会社ジャパンディスプレイイースト | 液晶表示装置 |
JP4647843B2 (ja) | 2001-06-28 | 2011-03-09 | 株式会社日立製作所 | 液晶表示装置 |
JP3608562B2 (ja) * | 2003-03-07 | 2005-01-12 | ソニー株式会社 | 反射型液晶表示素子および液晶表示装置 |
JP2005062480A (ja) | 2003-08-12 | 2005-03-10 | Seiko Epson Corp | カラーフィルタ、カラーフィルタの製造方法、表示装置、電気光学装置および電子機器 |
JP4142019B2 (ja) * | 2004-01-20 | 2008-08-27 | シャープ株式会社 | 表示素子および表示装置 |
JP4429779B2 (ja) * | 2004-03-31 | 2010-03-10 | 株式会社 日立ディスプレイズ | 表示装置 |
KR20060001662A (ko) * | 2004-06-30 | 2006-01-06 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 수평전계방식 액정표시소자 및 그 제조방법 |
TWI236559B (en) * | 2004-07-19 | 2005-07-21 | Quanta Display Inc | Liquid crystal display |
TWI257517B (en) * | 2004-11-26 | 2006-07-01 | Innolux Display Corp | In-plane switching liquid crystal display device |
JP4380570B2 (ja) | 2005-03-25 | 2009-12-09 | エプソンイメージングデバイス株式会社 | 液晶装置及び電子機器 |
KR101146444B1 (ko) * | 2005-06-24 | 2012-05-18 | 엘지디스플레이 주식회사 | 프린지 필드 스위칭 모드 액정표시장치 제조방법 |
JP2007086205A (ja) * | 2005-09-20 | 2007-04-05 | Sharp Corp | 表示パネルおよび表示装置 |
JP2007219347A (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Seiko Epson Corp | 液晶装置、及び電子機器 |
JP2007219346A (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Seiko Epson Corp | 液晶装置、及び電子機器 |
JP4380642B2 (ja) * | 2006-02-20 | 2009-12-09 | セイコーエプソン株式会社 | 液晶装置、及び電子機器 |
JP4432914B2 (ja) * | 2006-02-20 | 2010-03-17 | セイコーエプソン株式会社 | 液晶表示装置、電子機器 |
JP4572854B2 (ja) * | 2006-03-29 | 2010-11-04 | ソニー株式会社 | 液晶装置及び電子機器 |
JP4449953B2 (ja) | 2006-07-27 | 2010-04-14 | エプソンイメージングデバイス株式会社 | 液晶表示装置 |
JP4812839B2 (ja) * | 2006-08-08 | 2011-11-09 | シャープ株式会社 | Tft基板およびそれを備える液晶表示パネルならびに液晶表示装置、tft基板の製造方法 |
JP2008164787A (ja) | 2006-12-27 | 2008-07-17 | Epson Imaging Devices Corp | 液晶表示装置 |
JP2008197343A (ja) * | 2007-02-13 | 2008-08-28 | Epson Imaging Devices Corp | 液晶表示装置 |
KR100824060B1 (ko) | 2007-03-07 | 2008-04-21 | (주)엔디스 | 4개의 단자 전극을 갖는 쌍안정 키랄 스플레이 네마틱 액정표시 장치 |
KR101500969B1 (ko) | 2007-04-17 | 2015-03-10 | 코닌클리케 필립스 엔.브이. | 빔 형상화 디바이스 |
JP5403459B2 (ja) | 2007-08-17 | 2014-01-29 | Nltテクノロジー株式会社 | 液晶パネル及び液晶表示装置 |
KR101264722B1 (ko) * | 2007-09-20 | 2013-05-15 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정표시장치의 제조방법 |
US20110181575A1 (en) * | 2008-02-26 | 2011-07-28 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Matrix-Addressable Display Device |
JP5246782B2 (ja) | 2008-03-06 | 2013-07-24 | 株式会社ジャパンディスプレイウェスト | 液晶装置および電子機器 |
KR20100005883A (ko) | 2008-07-08 | 2010-01-18 | 삼성전자주식회사 | 어레이 기판 및 이를 갖는 액정표시장치 |
KR20110089915A (ko) | 2010-02-02 | 2011-08-10 | 삼성전자주식회사 | 표시 기판, 이의 제조 방법 및 표시 패널 |
KR101127588B1 (ko) * | 2010-03-09 | 2012-03-22 | 삼성모바일디스플레이주식회사 | 액정 표시 장치 및 액정 표시 장치의 제조 방법 |
KR101701229B1 (ko) * | 2010-04-19 | 2017-02-02 | 삼성디스플레이 주식회사 | 표시 기판 및 이의 제조 방법 |
CN102262322B (zh) * | 2010-05-24 | 2015-08-26 | 上海天马微电子有限公司 | 液晶显示装置与液晶显示装置基板 |
CN102566155B (zh) * | 2010-12-28 | 2014-07-02 | 京东方科技集团股份有限公司 | Tft-lcd的阵列基板及其制造方法 |
JP5119344B2 (ja) * | 2011-02-25 | 2013-01-16 | 株式会社ジャパンディスプレイイースト | 表示装置 |
KR101394938B1 (ko) * | 2011-05-03 | 2014-05-14 | 엘지디스플레이 주식회사 | 박막 트랜지스터 기판 및 그 제조 방법 |
CN102629055B (zh) * | 2011-10-24 | 2015-06-03 | 北京京东方光电科技有限公司 | 显示器件的阵列基板、彩膜基板及其制备方法 |
WO2013061806A1 (ja) * | 2011-10-28 | 2013-05-02 | シャープ株式会社 | 液晶パネルおよび液晶表示装置 |
CN102563028A (zh) * | 2012-01-16 | 2012-07-11 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种dct变速器在堵车工况下的换挡控制方法 |
US9341904B2 (en) | 2012-04-04 | 2016-05-17 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid-crystal display apparatus with large viewing angle and high optical transmittance |
KR102040812B1 (ko) | 2013-02-12 | 2019-11-06 | 삼성디스플레이 주식회사 | 액정 표시 장치 |
CN104181733A (zh) * | 2013-05-20 | 2014-12-03 | 群创光电股份有限公司 | 显示装置及其晶体管阵列基板 |
KR102060802B1 (ko) | 2013-06-11 | 2019-12-31 | 삼성디스플레이 주식회사 | 액정 표시 장치 |
CN103941461B (zh) | 2013-08-26 | 2016-12-28 | 上海中航光电子有限公司 | 一种平板显示器 |
CN104076552B (zh) * | 2014-06-25 | 2016-08-24 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 彩膜基板及曲面显示装置 |
CN104503178A (zh) * | 2014-12-31 | 2015-04-08 | 京东方科技集团股份有限公司 | 一种阵列基板、其制备方法及显示装置 |
US20160216575A1 (en) * | 2015-01-28 | 2016-07-28 | Innolux Corporation | Liquid crystal display panel having three conductive layers |
JP6664896B2 (ja) | 2015-07-22 | 2020-03-13 | 株式会社ジャパンディスプレイ | 液晶表示装置 |
CN105223743B (zh) * | 2015-08-25 | 2018-06-01 | 昆山龙腾光电有限公司 | 视角可切换的液晶显示装置 |
KR102148491B1 (ko) * | 2015-12-14 | 2020-08-26 | 엘지디스플레이 주식회사 | 박막트랜지스터 기판 |
CN105487316A (zh) * | 2016-01-19 | 2016-04-13 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 液晶显示面板及液晶显示装置 |
US11675078B2 (en) | 2016-10-06 | 2023-06-13 | GM Global Technology Operations LLC | LiDAR system |
US11442149B2 (en) | 2016-10-06 | 2022-09-13 | GM Global Technology Operations LLC | LiDAR system |
CN117178226A (zh) * | 2021-04-28 | 2023-12-05 | 株式会社日本显示器 | 光学装置 |
MX2024002358A (es) * | 2021-08-23 | 2024-04-10 | Japan Display Inc | Dispositivo de control de luz de cristal liquido y dispositivo de iluminacion. |
Family Cites Families (37)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US598285A (en) * | 1898-02-01 | Telephone apparatus | ||
DE2443733A1 (de) * | 1974-09-12 | 1976-03-25 | Siemens Ag | Anordnung zur modulation von licht |
US3981559A (en) * | 1974-11-25 | 1976-09-21 | Rca Corporation | Liquid crystal display |
JPS56156817A (en) * | 1980-05-09 | 1981-12-03 | Hitachi Ltd | Liquid-crystal display element |
US4455576A (en) * | 1981-04-07 | 1984-06-19 | Seiko Instruments & Electronics Ltd. | Picture display device |
US5365079A (en) * | 1982-04-30 | 1994-11-15 | Seiko Epson Corporation | Thin film transistor and display device including same |
US4542960A (en) | 1982-06-30 | 1985-09-24 | International Business Machines Corporation | Fringe-field switched storage-effect liquid crystal display devices |
US4617646A (en) * | 1984-06-29 | 1986-10-14 | International Business Machines Corporation | Electric field gradient excited liquid crystal cell having bistability |
FR2568393B1 (fr) * | 1984-07-26 | 1986-11-14 | Commissariat Energie Atomique | Cellule a cristal liquide nematique faiblement dope par un solute chiral, et du type a birefringence controlee electriquement |
JPS62194231A (ja) * | 1986-02-20 | 1987-08-26 | Seiko Epson Corp | 液晶駆動装置 |
JPS6459318A (en) * | 1987-08-18 | 1989-03-07 | Ibm | Color liquid crystal display device and manufacture thereof |
JPH03144610A (ja) * | 1989-10-31 | 1991-06-20 | Matsushita Electron Corp | 液晶画像表示装置 |
JPH04191820A (ja) * | 1990-11-27 | 1992-07-10 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 液晶素子 |
DE69332575T2 (de) | 1992-09-18 | 2003-11-20 | Hitachi, Ltd. | Flüssigkristall-Anzeigevorrichtung |
KR960006205B1 (ko) * | 1992-12-30 | 1996-05-09 | 엘지전자주식회사 | 티에프티-엘씨디(tft-lcd)의 구조 |
JP3238230B2 (ja) | 1993-02-26 | 2001-12-10 | 株式会社東芝 | 液晶表示装置 |
JPH0792504A (ja) * | 1993-09-20 | 1995-04-07 | Toshiba Corp | 液晶表示装置 |
KR100367869B1 (ko) | 1993-09-20 | 2003-06-09 | 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 | 액정표시장치 |
US5576861A (en) | 1993-12-15 | 1996-11-19 | Ois Optical Imaging Systems, Inc. | Liquid crystal display having a retarder with 100-200nm retardation and having high contrast viewing zone centered in positive or negative vertical region |
JPH0943590A (ja) * | 1995-07-27 | 1997-02-14 | Hitachi Ltd | 液晶表示装置 |
TW460728B (en) * | 1995-08-03 | 2001-10-21 | Hitachi Ltd | Color LCD |
JPH0980473A (ja) | 1995-09-08 | 1997-03-28 | Hitachi Ltd | 液晶表示素子 |
JPH09113937A (ja) * | 1995-10-23 | 1997-05-02 | Hitachi Ltd | 液晶表示装置 |
JP3963974B2 (ja) * | 1995-12-20 | 2007-08-22 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 液晶電気光学装置 |
JP3708620B2 (ja) * | 1996-03-01 | 2005-10-19 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | アクティブマトリクス型液晶電気光学装置 |
KR100474194B1 (ko) * | 1996-03-14 | 2005-08-01 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 액정장치및이를이용한전자기기 |
KR100209531B1 (ko) * | 1996-06-22 | 1999-07-15 | 구자홍 | 액정표시장치 |
JP3126661B2 (ja) * | 1996-06-25 | 2001-01-22 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 液晶表示装置 |
KR100250795B1 (ko) * | 1996-11-29 | 2000-04-01 | 김영환 | 액정 표시 소자 및 그 제조방법 |
JPH10206857A (ja) * | 1997-01-21 | 1998-08-07 | Hitachi Ltd | 液晶表示装置 |
KR100226785B1 (ko) * | 1997-02-22 | 1999-10-15 | 김영환 | 액정표시장치 |
KR100244710B1 (ko) * | 1997-04-18 | 2000-02-15 | 김영환 | 액정 표시 장치 |
JP3966614B2 (ja) | 1997-05-29 | 2007-08-29 | 三星電子株式会社 | 広視野角液晶表示装置 |
KR100248210B1 (ko) * | 1997-06-30 | 2000-03-15 | 김영환 | 액정 표시 소자 |
US6577368B1 (en) * | 1997-11-03 | 2003-06-10 | Samsung Electronics Co., Ltd. | IPS-LCD having a third electrode having aperture and formed on counter substrate |
TW387997B (en) * | 1997-12-29 | 2000-04-21 | Hyundai Electronics Ind | Liquid crystal display and fabrication method |
KR100293811B1 (ko) * | 1998-05-29 | 2001-10-26 | 박종섭 | 아이피에스모드의액정표시장치 |
-
1998
- 1998-11-03 US US09/184,953 patent/US6577368B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-11-03 CN CNB981261914A patent/CN1173216C/zh not_active Expired - Lifetime
- 1998-11-03 CN CNB2004100445463A patent/CN100409088C/zh not_active Expired - Lifetime
- 1998-11-04 JP JP37862998A patent/JP4317282B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2003
- 2003-03-18 US US10/389,888 patent/US7280176B2/en not_active Expired - Fee Related
-
2007
- 2007-02-01 US US11/669,991 patent/US7733454B2/en not_active Expired - Fee Related
-
2009
- 2009-02-06 JP JP2009025962A patent/JP4768036B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 2009-11-23 US US12/623,505 patent/US7990507B2/en not_active Expired - Fee Related
-
2011
- 2011-02-21 JP JP2011034456A patent/JP5543394B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2011-02-21 JP JP2011034443A patent/JP5543393B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2011-07-26 US US13/191,069 patent/US8233125B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4317282B2 (ja) | 2009-08-19 |
JP2011100167A (ja) | 2011-05-19 |
JP2009104191A (ja) | 2009-05-14 |
US20070146602A1 (en) | 2007-06-28 |
US20030151711A1 (en) | 2003-08-14 |
CN1173216C (zh) | 2004-10-27 |
US8233125B2 (en) | 2012-07-31 |
US7990507B2 (en) | 2011-08-02 |
US7280176B2 (en) | 2007-10-09 |
CN1538230A (zh) | 2004-10-20 |
JP5543393B2 (ja) | 2014-07-09 |
US6577368B1 (en) | 2003-06-10 |
CN1223427A (zh) | 1999-07-21 |
US20110279758A1 (en) | 2011-11-17 |
US7733454B2 (en) | 2010-06-08 |
CN100409088C (zh) | 2008-08-06 |
JP2011100166A (ja) | 2011-05-19 |
JPH11316383A (ja) | 1999-11-16 |
JP5543394B2 (ja) | 2014-07-09 |
US20100103359A1 (en) | 2010-04-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4768036B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
US5786876A (en) | Active matrix type liquid crystal display system | |
US7495715B2 (en) | Thin film transistor array panel | |
US7440040B2 (en) | Liquid crystal display device with storage electrode extension | |
JPH09105908A (ja) | アクティブマトリクス型液晶表示装置 | |
JPH10333180A (ja) | 液晶表示装置 | |
JP3423909B2 (ja) | アクティブマトリクス型液晶表示装置 | |
KR19990038180A (ko) | 새로운 액정 구동 방법을 갖는 액정 표시 장치 | |
KR100521254B1 (ko) | 새로운 액정 구동 방법을 갖는 액정 표시 장치 및 그 제조 방법 | |
JP4112599B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
KR100288774B1 (ko) | 액정표시장치 | |
JP3971782B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
JPH1048672A (ja) | アクティブマトリックス型液晶表示装置 | |
JP3934141B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
KR100502090B1 (ko) | 새로운 전극 배열을 갖는 액정 표시 장치 및그 제조 방법 | |
KR100502088B1 (ko) | 새로운 전극 배열을 갖는 액정 표시 장치 | |
KR100502095B1 (ko) | 새로운 전극 배열을 갖는 액정 표시 장치 | |
JP2003280037A (ja) | アクティブマトリクス型液晶表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090206 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110607 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110615 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140624 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140624 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140624 Year of fee payment: 3 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |