JP4766320B2 - 撮像装置及びそのプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置及びそのプログラムに係り、詳しくは、像のブレを補正する撮像装置及びそのプログラムに関する。
近年、撮像装置、例えば、デジタルカメラにおいては、像のブレを補正すべく、数々のブレ補正方式がある。
例えば、ジャイロセンサなどの角速度センサによって手振れを検出し、該検出された手振れ量に応じてCCDなどの撮像素子や撮影レンズ等を動かすことにより光学的に像のブレを補正する方式や、CCDの感度を上げてシャッタ速度を速めることにより像のブレを抑制する方式がある。また、複数のブレ補正方式を組み合わせて像のブレを補正する技術(ハイブリッド)もある。
特許文献1には、機械式防振装置と電子式防振装置とを組み合わせて制御する技術(ハイブリッド方式)に関するものであり、バッテリが所定値以下になったときに、消費電力が多い機械式防振装置を排除し、消費電力の少ない電子式防振装置のみを用いて像のブレを抑制するというものである。
公開特許公報 特開2001−311976
しかしながら、ジャイロセンサなどによってブレを補正する方式においては、撮影者の手振れによる像のブレを補正することができるが、被写体が動くことにより生じる被写体ブレを補正することはできない。
また、感度を上げてシャッタ速度を速めることによりブレを抑制する方式においては、手振れや被写体ブレの両方を抑制することはできるが、感度を上げるため、撮影画像のノイズが多くなり、画質が劣化してしまっていた。
また、ブレの状態に応じて適切にブレを抑制することによりこのような問題を是正することができるハイブリッド方式もなかった。
そこで本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、ブレの状態に応じて適切にブレを抑制することができる撮像装置及びそのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明による撮像装置は、被写体を撮像する撮像手段と、
手振れによる像のブレを、光軸を移動させることにより補正するブレ補正手段と、
手振れ及び被写体ブレによる像のブレを、シャッタ速度を速くすることにより軽減するブレ軽減手段と、
前記ブレ補正手段によりブレ補正が行なわれた前記撮像手段により撮像された画像データに基づいて、被写体ブレを検出する検出手段と、
前記検出手段による検出結果に応じて、前記ブレ軽減手段によって実行されるシャッタ速度を速くする量を制御する制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、例えば、請求項2に記載されているように、前記検出手段は、被写体ブレの度合いの強さを検出する手段を含み、
前記制御手段は、
前記検出手段により検出された被写体ブレの度合いの強さに応じて、前記ブレ軽減手段によるブレ軽減の量を強くしてブレ軽減を実行させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項3に記載されているように、前記検出手段は、被写体ブレの度合いの強さを検出する手段を含み、
前記制御手段は、
前記検出手段により検出された被写体ブレの度合いの強さに応じて、前記ブレ補正手段によるブレ補正の度合いを弱めてブレ補正を実行させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項4に記載されているように、前記検出手段により検出された被写体ブレの度合いの強さが所定値より小さいか否かを判断する判断手段を備え、
前記制御手段は、
前記判断手段により被写体ブレの度合いの強さが所定値より小さいと判断された場合は、前記ブレ軽減手段によるブレ軽減の実行を禁止するようにしてもよい。
また、例えば、請求項5に記載されているように、前記検出手段は、
前記ブレ補正手段によりブレ補正が行なわれた前記撮像手段により撮像された画像データに基づいて、該画像データの動きベクトルを算出することにより被写体ブレを検出するようにしてもよい。
また、例えば、請求項6に記載されているように、前記検出手段は、
前記ブレ補正手段によりブレ補正が行なわれた前記撮像手段により撮像された画像データのコントラスト成分を検出することにより被写体ブレを検出するようにしてもよい。
また、例えば、請求項に記載されているように、前記制御手段は、
前記検出手段による検出結果に応じて前記ブレ軽減手段によるブレ軽減の量を制御するとともに、前記ブレ補正手段によるブレ補正を実行させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項に記載されているように、前記撮像手段を用いて被写体の静止画を撮影する静止画撮影手段を備え、
前記制御手段は、
前記静止画撮影手段による静止画の撮影を行なうときに、前記検出手段による検出結果に応じて、前記ブレ軽減手段によるブレ軽減の量を制御するようにしてもよい。
また、例えば、請求項9に記載されているように、
ユーザが前記ブレ補正手段によるブレ補正の度合いの強さと、前記ブレ軽減手段によるブレ軽減の量の強さとの比率を設定するための設定手段を更に備え、
前記制御手段は、前記設定手段により設定された比率に応じて、前記ブレ補正手段によるブレ補正及び前記ブレ軽減手段によるブレ軽減を実行させることを特徴とする。
また、例えば、請求項10に記載されているように、前記ブレ軽減手段は、
感度を上昇させ、それに応じてシャッタ速度を速めることにより像のブレを軽減するようにしてもよい。
また、例えば、請求項11に記載されているように、被写体の光に基づいて光量を算出する光量算出手段と、
前記光量算出手段により算出された光量が撮影に必要十分な光量であるか否かを判定する光量判定手段と、
を備え、
前記制御手段は、
前記光量判定手段により必要十分な光量であると判定された場合は、前記ブレ軽減手段によるブレ軽減の実行を禁止し、前記ブレ補正手段によるブレ補正のみを実行させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項12に記載されているように、適正露出を算出し、該算出した適正露出に基づいてシャッタ速度を算出するシャッタ速度算出手段と、
前記シャッタ速度算出手段により算出された前記シャッタ速度が、所定のシャッタ速度より速いか否かを判定するシャッタ速度判定手段と、
を備え、
前記制御手段は、
前記シャッタ速度判定手段により所定のシャッタ速度より速いと判定された場合は、前記ブレ軽減手段によるブレ軽減の実行を禁止し、前記ブレ補正手段によるブレ補正のみを実行させるようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項13記載の発明によるプログラムは、被写体を撮像する撮像手段と、手振れによる像のブレを、光軸を移動させることにより補正するブレ補正手段とを備えた撮像装置のコンピュータに、
手振れ及び被写体ブレによる像のブレを、シャッタ速度を速くすることにより軽減するブレ軽減手段、
前記ブレ補正手段によりブレ補正が行なわれた前記撮像手段により撮像された画像データに基づいて、被写体ブレを検出する検出手段、
前記検出手段による検出結果に応じて、前記ブレ軽減処理によって実行されるシャッタ速度を速くする量を制御する制御手段
としての機能を実行させることを特徴とする
請求項1記載の発明によれば、被写体を撮像する撮像手段と、手振れによる像のブレを、光軸を移動させることにより補正するブレ補正手段と、手振れ及び被写体ブレによる像のブレを、シャッタースピードを速くすることにより軽減するブレ軽減手段と、前記ブレ補正手段によりブレ補正が行なわれた前記撮像手段により撮像された画像データに基づいて、被写体ブレを検出する検出手段と、前記検出手段による検出結果に応じて、前記ブレ軽減手段によって実行されるシャッタースピードを速くする量を制御する制御手段と、を備えるようにしたので、被写体ブレの検出結果に応じたブレ軽減を行なうことができ、ブレの状態、性質に応じた適切なブレ軽減を行なうことができる。また不必要にブレ軽減を行なうことがない。
請求項2記載の発明によれば、前記検出手段は、被写体ブレの度合いの強さを検出する手段を含み、前記制御手段は、前記検出手段により検出された被写体ブレの度合いの強さに応じて、前記軽減手段によるブレ軽減の量を強くしてブレ軽減を実行させるようにしたので、被写体ブレの度合いに応じたブレ軽減を行なうことができ、ブレ軽減を不必要に行なわなくて済む。
請求項3記載の発明によれば、前記検出手段は、被写体ブレの度合いの強さを検出する手段を含み、前記制御手段は、前記検出手段により検出された被写体ブレの度合いの強さに応じて、前記ブレ補正手段によるブレ補正の度合いを弱めてブレ補正を実行させるようにしたので、不必要なブレ補正を行なわなくて済み、ブレの状態、ブレの性質に応じたブレの抑制を行なうことができる。
請求項4記載の発明によれば、前記検出手段により検出された被写体ブレの度合いの強さが所定値より小さいか否かを判断する判断手段を備え、前記制御手段は、前記判断手段により被写体ブレの度合いの強さが所定値より小さいと判断された場合は、前記ブレ軽減手段によるブレ軽減の実行を禁止するようにしたので、不必要なブレ軽減を行なわなくて済み、ブレの状態、ブレの性質に応じたブレの抑制を行なうことができる。
請求項5記載の発明によれば、前記検出手段は、前記ブレ補正手段によりブレ補正が行なわれた前記撮像手段により撮像された画像データに基づいて、該画像データの動きベクトルを算出することにより被写体ブレを検出するようにしたので、精度良く被写体ブレを検出することができる。
請求項6記載の発明によれば、前記検出手段は、前記ブレ補正手段によりブレ補正が行なわれた前記撮像手段により撮像された画像データのコントラスト成分を検出することにより被写体ブレを検出するようにしたので、精度良く被写体ブレを検出することができる。
請求項記載の発明によれば、前記制御手段は、前記検出手段による検出結果に応じて前記ブレ軽減手段によるブレ軽減の量を制御するとともに、前記ブレ補正手段によるブレ補正を実行させるようにしたので、ブレの状態、性質に応じた適切なブレ軽減を行なうことができる。
請求項記載の発明によれば、前記撮像手段を用いて被写体の静止画を撮影する静止画撮影手段を備え、前記制御手段は、前記静止画撮影手段による静止画の撮影を行なうときに、前記検出手段による検出結果に応じて、前記ブレ軽減手段によるブレ軽減の量を制御するようにしたので、ブレの状態、性質に応じた適切なブレ軽減が行なわれた静止画像データを得ることができる。
請求項記載の発明によればユーザが前記ブレ補正手段によるブレ補正の度合いの強さと、前記ブレ軽減手段によるブレ軽減の量の強さとの比率を設定するための設定手段を更に備え、前記制御手段は、前記設定手段により設定された比率に応じて、前記ブレ補正手段によるブレ補正及び前記ブレ軽減手段によるブレ軽減を実行させるようにしたので、ユーザの意思が反映されたブレの抑止を行なうことができる。
請求項10記載の発明によれば、前記ブレ軽減手段は、感度を上昇させ、それに応じてシャッタ速度を速めることにより像のブレを軽減するようにしたので、手振れやカメラブレの他、被写体ブレ等のブレを軽減することができる。また、検出結果に応じてブレ軽減の量を制御するので、不必要にブレ軽減を行なうことがなく、また、不必要に画質を劣化させることがない。
請求項11記載の発明によれば、被写体の光に基づいて光量を算出する光量算出手段と、前記光量算出手段により算出された光量が撮影に必要十分な光量であるか否かを判定する光量判定手段と、を備え、前記制御手段は、前記光量判定手段により必要十分な光量であると判定された場合は、前記ブレ軽減手段によるブレ軽減の実行を禁止し、前記ブレ補正手段によるブレ補正のみを実行させるようにしたので、ブレ軽減の実行にともなう画質の劣化を抑えることができる。
請求項12記載の発明によれば、適正露出を算出し、該算出した適正露出に基づいてシャッタ速度を算出するシャッタ速度算出手段と、前記シャッタ速度算出手段により算出された前記シャッタ速度が、所定のシャッタ速度より速いか否かを判定するシャッタ速度判定手段と、を備え、前記制御手段は、前記シャッタ速度判定手段により所定のシャッタ速度より速いと判定された場合は、前記ブレ軽減手段によるブレ軽減の実行を禁止し、前記ブレ補正手段によるブレ補正のみを実行させるようにしたので、ブレ軽減の実行にともなう画質の劣化を抑えることができる。
請求項13記載の発明によれば、被写体を撮像する撮像手段と、手振れによる像のブレを、光軸を移動させることにより補正するブレ補正手段とを備えたデジタルカメラに読み込ませることにより、本発明の撮像装置を実現することができる。
以下、本実施の形態について、本発明の撮像装置をデジタルカメラに適用した一例として図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1は、本発明の撮像装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、撮影レンズ2、補正レンズ3、レンズ駆動ブロック4、絞り兼用シャッタ5、CCD6、垂直ドライバ7、TG(timing generator)8、ユニット回路9、DMAコントローラ(以下、DMAという)10、CPU11、キー入力部12、メモリ13、DRAM14、DMA15、動きベクトル算出部16、ブレ検出部17、DMA18、画像生成部19、DMA20、DMA21、表示部22、DMA23、圧縮伸張部24、DMA25、フラッシュメモリ26、バス27を備えている。
撮影レンズ2は、複数のレンズ群から構成されるフォーカスレンズ、ズームレンズを含む。
なお、レンズ駆動ブロック4には、図示しない駆動回路を含み、駆動回路はCPU11からの制御信号にしたがってフォーカスレンズ、ズームレンズをそれぞれ光軸方向に移動させる。
補正レンズ3は、手振れによる像のブレを補正するためのレンズであり、補正レンズ3には、レンズ駆動ブロック4が接続されている。
レンズ駆動ブロック4は、ヨー方向及びピッチ方向に補正レンズ3を移動させることによりブレを補正する。このレンズ駆動ブロック4には、ヨー方向及びピッチ方向に補正レンズ3を移動させるモータ、及びそのモータを駆動させるモータドライバから構成されている。
絞り兼用シャッタ5は、図示しない駆動回路を含み、駆動回路はCPU11から送られてくる制御信号にしたがって絞り兼用シャッタ5を動作させる。この絞り兼用シャッタ5は、絞り、シャッタとして機能する。
絞りとは、CCD6に入射される光の量を制御する機構のことをいい、シャッタとは、CCD6に光を当てる時間を制御する機構のことをいい、CCD6に光を当てる時間(露光時間)は、シャッタ速度によって変わってくる。
露出量は、この絞り値(絞りの度合い)とシャッタ速度によって定められる。
CCD6は、垂直ドライバ7によって走査駆動され、一定周期毎に被写体像のRGB値の各色の光の強さを光電変換して撮像信号としてユニット回路9に出力する。この垂直ドライバ7、ユニット回路9の動作タイミングはTG8を介してCPU11によって制御される。
ユニット回路9には、TG8が接続されており、CCD6から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated Double Sampling)回路、そのサンプリング後の撮像信号の自動利得調整を行なうAGC(Automatic Gain Control)回路、その自動利得調整後のアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器から構成されており、CCD6によって得られた撮像信号はユニット回路9を経た後、DMA10によってベイヤーデータの状態でバッファメモリ(DRAM14)に記憶される。
CPU11は、AE処理、AF処理などを行う機能を有すると共に、デジタルカメラ1の各部を制御するワンチップマイコンである。
特に、CPU11は、撮影状況に応じて、感度式ブレ軽減と、機械/電子式ブレ補正との利用比率を設定する。
感度式ブレ軽減とは、CCDなどの撮像素子の感度を上げ、シャッタ速度を速めることによりブレを抑止するものである。ここで、「感度を上げ」となっているが、要は画像を明るくさせる作用のことをいい、ゲインを上げることによって感度を上げる方法や、CCD6を画素加算駆動させることにより感度を上げる方法であってもよい。ここではゲインを上げることにより感度を上げる。
また、ここでいう機械/電子式ブレ補正とは、上記感度式ブレ軽減以外のブレ補正方式のことである。
例えば、角速度センサなどのジャイロセンサのブレ量、又は画像データの動きベクトルに基づいて、補正レンズや撮影レンズ、又は、撮像素子をシフトすることによりブレを補正する方法(機械式ブレ補正)や、ジャイロセンサのブレ量、又はフレームの動きベクトルに基づいて、画像データの画像をトリミングすることによりブレを補正する方法(電子式ブレ補正)などがある。ここでは、補正レンズをシフトすることによりブレを補正する(機械式ブレ補正を採用する)。
キー入力部12は、半押し操作全押し操作可能なシャッタボタン、モード切替キー、十字キー、SETキー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をCPU11に出力する。
メモリ13には、CPU11がデジタルカメラ1の各部を制御するのに必要な制御プログラム(例えば、AE、AF処理に必要なプログラム)、及び必要なデータ(例えば、利用比率表)が記録されており、CPU11は、該プログラムに従い動作する。
DRAM14は、CCD6によって撮像された画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU11のワーキングメモリとしても使用される。
DMA15は、バッファメモリに記憶されているベイヤーデータ若しくは輝度色差信号の画像データを読み出して、動きベクトル算出部16に出力するものである。
動きベクトル算出部16は、フレーム(画像データ)の動きベクトルを算出するものであり、代表点マッチング法や、ブロックマッチング法などを用いて該画像データの動きベクトルを算出する。また、この動きベクトルを算出するには、算出しようとするフレームと、その前に撮像されたフレームとの画像データに基づいて動きベクトルを算出するので、前のフレームを一定期間保持する記憶回路も含む。
ブレ検出部17は、図示しないジャイロセンサなどの角速度センサを備えており、撮影者の手振れ量を検出するものである。
なお、ブレ検出部17は、Yaw(ヨー)方向のブレ量を検出するジャイロセンサと、Pitch(ピッチ)方向のブレ量を検出するジャイロセンサとを備えている。
このブレ検出部17によって検出されたブレ量は、CPU11に送られる。
DMA18は、バッファメモリに記憶されたベイヤーデータの画像データを読み出して画像生成部19に出力するものである。
画像生成部19は、DMA18から送られてきた画像データに対して、画素補間処理、γ補正処理、ホワイトバランス処理などの処理を施すとともに、輝度色差信号(YUVデータ)の生成も行なう。つまり、画像処理を施す部分である。
DMA20は、画像生成部19で画像処理が施された輝度色差信号の画像データ(YUVデータ)をバッファメモリに記憶させるものである。
DMA21は、バッファメモリに記憶されているYUVデータの画像データを表示部22に出力するものである。
表示部22は、カラーLCDとその駆動回路を含み、DMA21から出力された画像データの画像を表示させる。
DMA23は、バッファメモリに記憶されているYUVデータの画像データや圧縮された画像データを圧縮伸張部24に出力したり、圧縮伸張部24により圧縮された画像データや、伸張された画像データをバッファメモリに記憶させたりするものである。
圧縮伸張部24は、画像データの圧縮・伸張(例えば、JPEGやMPEG形式の圧縮・伸張)を行なう部分である。
DMA25は、バッファッメモリに記憶されている圧縮画像データを読み出してフラッシュメモリ26に記録させたり、フラッシュメモリ26に記録された圧縮画像データをバッファメモリに記憶させるものである。
B.以下、本発明の特徴となるデジタルカメラ1のそれぞれの構成の機能について説明する。
第1の実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を図2のフローチャートにしたがって説明する。
ユーザのキー入力部12のモード切替キーの操作によりハイブリッド撮影モードに設定されると、CPU11は、CCD6により被写体の撮像を開始させ、該撮像された画像データから生成された輝度色差信号の画像データをバッファメモリに記憶し、該記憶された画像データを表示部22に表示させる、といういわゆるスルー画像表示を開始する(ステップS1)。また、CPU11は、ユーザによってハイブリッド撮影モードに設定されると、ブレ検出部17による手振れ検出も開始させる。
次いで、CPU11は、機械式ブレ補正を開始する(ステップS2)。具体的には、ブレ検出部17により検出されたブレ量(ヨー方向のブレ量、ピッチ方向のブレ量)を取得し、該取得したブレ量に基づいて補正レンズ3を駆動させる動作を開始させる。これにより、CCD6から出力される画像データの画像は手振れのない画像となる。
次いで、CPU11は、スルー画像表示の開始によりCCD6から出力された1枚のフレームの画像データ(ベイヤーデータ)をバッファメモリに記憶させることによりフレームを取得する(ステップS3)。また、CPU11は、該取得したベイヤーデータの画像データをDMA18を介して画像生成部19に出力させ、画像生成部19に、ホワイトバランス処理、輝度色差信号(YUVデータ)の生成処理を行わせ、DMA20を介して、輝度色差信号の画像データをバッファメモリに記憶させる。
次いで、CPU11は、AE処理を行う(ステップS4)。つまり、該取得した画像データの輝度成分に基づいて露出量を算出し、該算出した露出量に基づいてシャッタ速度、絞り値、ゲイン量などを設定する。このシャッタ速度等の設定は、スルー画像用のAEプログラム線図に基づいて行なわれる。
次いで、CPU11は、DMA15を介してステップS3によりバッファメモリに記憶されたベイヤーデータ(又は、YUVデータでもよい)の画像データを動きベクトル算出部16に取得させることにより動きベクトル算出部16に該フレームの画像データの動きベクトルを算出させ(ステップS5)、該算出された動きベクトルを取得する。この算出された動きベクトルはそのまま被写体のブレベクトルとなる。なぜならば、機械式ブレ補正を実行させているので、CCD6により撮像される像は既に手振れが補正された状態であるので、検出されたブレベクトルはそのまま被写体のブレベクトルとなる。
なお、動きベクトルの算出には、現フレームデータ(動きベクトルを算出しようとするフレーム)と1つ前のフレームデータが必要となるので、一番最初に撮像されたフレームの動きベクトルは算出することができないので、動きベクトルは算出されない。
次いで、CPU11は、該取得した動きベクトルの大きさ(被写体のブレ量)が所定値より大きいか否かを判断する(ステップS6)。この所定値は、予めメモリ13に記録されている。
ステップS6で、被写体のブレ量が所定値より大きくない、つまり、小さいと判断すると、被写体ブレは殆どなく、手振れ補正のみで対応できるので、機械式ブレ補正の利用比率を100%(感度式ブレ軽減の利用比率0%)に設定して(ステップS7)、ステップS9に進む。つまり、ブレ補正を機械式ブレ補正のみによって行なうというものである。この設定された利用比率はCPU11の内蔵メモリの利用比率記憶領域に記憶される。
一方、ステップS6で、被写体のブレ量が所定値より大きいと判断すると、ブレ補正を行なう機械式ブレ補正と感度式ブレ軽減の利用比率を該算出した被写体のブレ量及びメモリ13に記録されている利用比率表に基づいて設定して(ステップS8)、ステップS9に進む。
この設定された利用比率は、静止画撮影におけるブレ抑制に用いられる。
図3(a)は、メモリ13に記録されている利用比率表の様子を示すものである。
図を見るとわかるように、被写体ブレ量が所定値より大きくなるにつれ感度式ブレ軽減の利用比率が上がっていることがわかる。これとは逆に被写体ブレ量が所定値より小さければ、感度式ブレ軽減の利用比率が0%になっていることもわかる。
つまり、被写体ブレ量が所定値より小さい場合には、被写体のブレは少ないと考えられるので、機械式ブレ補正のみで対応し、被写体ブレ量が所定値より大きい場合には、その被写体のブレに応じて感度式ブレ軽減の度合いを大きくしていくととともに、それにつれて機械式ブレ補正の度合いを小さくしていくというものである。これにより、不必要に感度式ブレ軽減を行わなくて済み、不必要に画質を劣化させることがない。
ステップS9に進むと、CPU11は、ステップS3で取得したバッファメモリに記憶されているフレームの画像データ(YUVデータ)を、DMA21を介して表示部22に表示させる。
次いで、CPU11は、ユーザによってシャッタボタンが半押しされたか否かを判断する(ステップS10)。この判断は、シャッタボタン半押しに対応する操作信号がキー入力部12から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS10で、シャッタボタンが半押しされていないと判断すると、ステップS3に戻り、次に撮像されたフレームの画像データを取得し、上記した動作を繰り返す。
一方、ステップS10で、シャッタボタンが半押しされたと判断すると、直前に撮像されたスルー画像データの輝度成分及び直近に設定された利用比率に基づいて、シャッタ速度、絞り値、ゲイン量を設定する(ステップS11)。このシャッタ速度等の設定は、静止画撮影用の利用比率を考慮したAEプログラム線図に基づいて行なわれる。
なお、AE処理に基づいてシャッタ速度等を設定し、該設定されたシャッタ速度等を利用比率に応じて再設定するようにしてもよい。このときのAE処理におけるシャッタ速度等の設定は、静止画撮影用の利用比率を考慮していない普通のAEプログラム線図に基づいて行なわれる。
次いで、CPU11は、AF処理を行う(ステップS12)。ここでは、AF処理の方式としてコントラスト検出方式によるAF処理を行うので、フォーカスレンズをレンズ端(一番撮影者に近い被写体にピントが合うレンズ位置)から他方のレンズ端へフォーカスレンズを移動させていき(サーチ移動)、各レンズ位置におけるAFエリアのAF評価値を算出していくことによりAFエリアのAF評価値のピークを検出していき、ピークを検出するとサーチ移動を中止して、該ピークが検出されたレンズ位置にフォーカスレンズを移動させることにより被写体にピントを合わせる。
次いで、CPU11は、ユーザによってシャッタボタンが全押しされたか否かの判断を行う(ステップS13)。この判断は、シャッタボタン全押しに対応する操作信号がキー入力部12から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS13で、シャッタボタンが全押しされていないと判断すると全押しされるまでステップS13に留まり、全押しがされたと判断すると、ステップS11で設定したシャッタ速度、絞り値で露光を開始する(ステップS14)。つまり、撮影レンズ2等を介してCCD6に被写体の光を投影させる。
次いで、CPU11は、ブレ検出部17により検出されたブレ量(ヨー方向のブレ量、ピッチ方向のブレ量)を取得し(ステップS15)、該取得したブレ量に基づいて補正レンズ3を駆動させることによりブレ補正を行なう(ステップS16)。
このときは、機械式ブレ補正の利用比率に応じて補正レンズ3を駆動させる駆動量を変えることになる。例えば、機械式ブレ補正の利用比率が100%の場合には、検出されたブレ量を補正レンズ3の駆動範囲内で移動させることによりブレを補正するが、利用比率が100%でない場合(感度式ブレ軽減も行なう場合)には、検出されたブレ量を機械式ブレ補正の利用比率に応じて減少させて補正レンズ3を移動させるか、あるいは補正レンズ3の駆動範囲を機械式ブレ補正の利用比率に応じて徐々に制限していくことによりブレを補正することとなる。
つまり、機械式ブレ補正の利用比率が100%の場合には、機械式ブレ補正のみで手振れに対応することとなるが、機械式ブレ補正100%でない場合は、機械式ブレ補正と感度式ブレ軽減とでブレを抑制するので、検出されたブレ量を利用比率に応じて減少させて機械式ブレ補正を行ない、機械式ブレ補正の利用比率が0%(感度式ブレ軽減の利用比率が100%)の場合は、補正レンズ3を駆動させないこととなる。
次いで、CPU11は、露光が終了したか否かを判断する(ステップS17)。つまり、ステップS11で設定された露光時間が経過したか否かにより判断する。
ステップS17で、露光が終了していないと判断すると、ステップS15に戻り、上記した動作を繰り返す。
一方、ステップS17で、露光が終了したと判断すると、CPU11は、CCD6に蓄積された電荷(静止画像データ)を読出してDMA10を介してバッファメモリに記憶させ、画像生成部19によって画像処理の施された静止画像データ(YUVデータ)を圧縮伸張部24に圧縮させて、DMA25を介して圧縮された静止画像データをフラッシュメモリ26に記録させる(ステップS18)。
このとき、CCD6から読み出された静止画像データは、ユニット回路9よってステップS11で設定されたゲイン量に基づいて自動利得調整が行なわれる。
C.以上のように、第1の実施の形態においては、被写体のブレ量を算出し、該算出された被写体のブレ量が所定値より小さい場合には、機械式ブレ補正の利用比率を100%に設定してブレ補正を行なうので、ブレの性質や状態に応じた適切なブレ補正を行なうことができる。また、この場合は、感度式ブレ軽減を行なわないので、不必要に画質を劣化させなくてすむ。
また、算出された被写体のブレ量が所定値より大きい場合は、該被写体のブレ量に応じて機械式ブレ補正によるブレ補正の度合いと感度式ブレ軽減によるブレ抑制の度合いとの利用比率を設定するようにしたので、感度式ブレ軽減を不必要に行なわなくて済み、画質の劣化を必要最小限に止めることができる。
[第2の実施の形態]
次に第2の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態においては、被写体のブレ量を算出し、該算出した被写体のブレ量に応じて、機械式ブレ補正、感度式ブレ軽減の利用比率を設定して、ブレ補正を行なうというものであるが、第2の実施の形態においては、被写体の距離を算出し、被写体の距離に応じて機械式ブレ補正、感度式ブレ軽減の利用比率を設定するというものである。なぜならば、被写体が遠ければ遠いほど被写体のブレは然程問題にならず手振れが問題となり、被写体が近ければ近いほど手振れだけでなく被写体ブレも問題となるからである。
D.デジタルカメラ1の動作
第2の実施の形態も、図1に示したものと同様の構成を有するデジタルカメラ1を用いることにより本発明の撮像装置を実現する。
以下、第2の実施の形態のデジタルカメラ1の動作を図4のフローチャートにしたがって説明する。
ユーザのキー入力部12のモード切替キーの操作によりハイブリッド撮影モードに設定されると、CPU11は、CCD6による撮像を開始させ、順次撮像された被写体のスルー画像を表示部22に表示させる、といういわゆるスルー画像表示を開始させる(ステップS31)。
次いで、CPU11は、コンティニュアスAF処理を開始させる(ステップS32)。このコンティニュアスAF処理とは、コンティニュアス的にAF処理を行うことをいい、ここでは、コントラスト検出方式によるAF処理を採用しているので、連続的にコントラスト検出方式によるAF処理を行うこととなる。
次いで、CPU11は、AE処理を行う(ステップS33)。つまり、撮像された画像データの輝度成分に基づいて露出量を算出し、該算出した露出量に基づいてシャッタ速度、絞り値、ゲイン量などを設定する。このシャッタ速度等の設定は、スルー画像用のAEプログラム線図に基づいて行われる。
次いで、CPU11は、コンティニュアスAF処理によりフォーカス位置(合焦レンズ位置)を検出したか否かを判断する(ステップS34)。
ステップS34で、フォーカス位置を検出していないと判断するとステップS39に進み、フォーカス位置を検出したと判断すると、フォーカス位置に基づいて被写体の距離(被写体距離)の算出を行う(ステップS35)。
次いで、CPU11は、該算出した被写体距離が所定値(所定距離)より小さいか否かを判断する(ステップS36)。この所定値は予めメモリ13に記録されている。なお、被写体距離を算出することなく、フォーカス位置に基づいて所定値より小さいか否かの判断を行うようにしてよい。
ステップS36で、被写体距離が所定値より小さくない(被写体が所定値より近くない)、つまり、大きい(被写体が所定値より遠い)と判断すると、被写体は遠い位置にあり、被写体のブレはさほど目立たなく、手振れが目立つので、機械式ブレ補正の利用比率を100%(感度式ブレ軽減の利用比率0%)に設定して(ステップS37)、ステップS39に進む。この設定された利用比率は、CPU11の内蔵メモリの利用比率記憶領域に記憶される。
一方、ステップS36で、被写体距離が所定値より小さいと判断されると、ブレ補正を行なう機械式ブレ補正と感度式ブレ軽減の利用比率を該算出した被写体距離及びメモリ13に記録されている利用比率表に基づいて設定して(ステップS38)、ステップS39に進む。
図3(b)は、第2の実施の形態におけるメモリ13に記録されている利用比率表の様子を示すものである。
図を見るとわかるように被写体距離が遠くなるにつれ感度式ブレ軽減の利用比率が下がっていき、被写体距離が所定値までくると感度式ブレ軽減の利用比率が0%になっている。
つまり、被写体距離が所定値より小さい場合には、被写体ブレは目立つので、被写体距離の大きさ(長さ)に応じて感度式ブレ軽減の度合い小さくしていき、被写体距離が所定値よりも大きくなった場合には、被写体のブレは殆ど目立たないので、機械式ブレ補正のみで対応させるというものである。
ステップS39に進むと、CPU11は、ユーザによってシャッタボタンが半押しされたか否かを判断する。
ステップS39で、シャッタボタンが半押しされていないと判断すると、ステップS33に戻り、上記した動作を繰り返す。
一方、ステップS39で、シャッタボタンが半押しされたと判断すると、直前に撮像されたスルー画像データの輝度成分及び直近に設定された利用比率に基づいて、シャッタ速度、絞り値、ゲイン量を設定する(ステップS40)。このシャッタ速度等の設定は、静止画撮影用の利用比率を考慮したAEプログラム線図に基づいて行なわれる。
なお、AE処理に基づいてシャッタ速度等を設定し、該設定されたシャッタ速度等を利用比率に応じて再設定するようにしてもよい。このときのAE処理におけるシャッタ速度等の設定は、静止画撮影用の利用比率を考慮していない普通のAEプログラム線図に基づいて行なわれる。
次いで、CPU11は、コントラスト検出方式によるAF処理を行う(ステップS41)。
次いで、CPU11は、ユーザによってシャッタボタンが全押しされたか否かの判断を行う(ステップS42)。
ステップS42で、シャッタボタンが全押しされていないと判断すると全押しされるまでステップS42に留まり、全押しがされたと判断すると、ステップS40で設定したシャッタ速度、絞り値で露光を開始する(ステップS43)。
次いで、CPU11は、ブレ検出部17により検出された手振れ量(ヨー方向のブレ量、ピッチ方向のブレ量)を取得し(ステップS44)、該取得した手振れ量に基づいて補正レンズ3を駆動させることによりブレの補正を行なう(ステップS45)。
このときは、機械式ブレ補正の利用比率に応じて補正レンズ3を駆動させる駆動量を変えることになる。例えば、機械式ブレ補正の利用比率が100%の場合には、検出された手振れ量を補正レンズ3の駆動可能範囲内で移動させることによりブレを補正するが、利用比率が100%でない場合(感度式ブレ軽減も行なう場合)には、検出された手振れ量を機械式ブレ補正の利用比率に応じて減少させて補正レンズ3を移動させるか、あるいは補正レンズ3の駆動範囲を機械式ブレ補正の利用比率に応じて徐々に制限していくことによりブレ補正を行なうことになる。
つまり、機械式ブレ補正の利用比率が100%の場合には、機械式ブレ補正のみで手振れに対応することとなるが、機械式ブレ補正100%でない場合は、機械式ブレ補正と感度式ブレ軽減とでブレを抑制するので、検出されたブレ量を利用比率に応じて減少させて機械式ブレ補正を行なう。従って、機械式ブレ補正の利用比率が0%(感度式ブレ軽減の利用比率が100%)の場合は、補正レンズ3を駆動させないこととなる。
次いで、CPU11は、露光が終了したか否かを判断する(ステップS46)。つまり、ステップS40で設定された露光時間が経過したか否かにより判断する。
ステップS46で、露光が終了していないと判断すると、ステップS44に戻り、上記した動作を繰り返す。
一方、ステップS46で、露光が終了したと判断すると、CPU11は、CCD6により蓄積された電荷(画像データ)を読出し、画像生成部19に画像処理を行なわせて、その後圧縮伸張部24により圧縮された静止画像データをフラッシュメモリ26に記録させる(ステップS47)。
このとき、CCD6から読み出された静止画像データは、ユニット回路9よってステップS40で設定されたゲイン量に基づいて自動利得調整が行なわれる。
E.以上のように、第2の実施の形態においては、被写体距離を算出し、該算出された被写体距離が所定値より大きい場合(被写体ブレより手振れが目立つ場合)には、機械式ブレ補正の利用比率を100%に設定してブレ補正を行なうので、ブレの性質に応じた適切なブレ補正を行なうことができる。また、この場合は、感度式ブレ軽減を行なわないので、不必要に画質を劣化させなくてすむ。
また、算出された被写体距離が所定値より小さい場合(手振れとともに被写体ブレも目立つ場合)は、被写体距離に応じて機械式ブレ補正によるブレ補正の度合いと感度式ブレ軽減によるブレ抑制の度合いとの利用比率を設定するようにしたので、感度式ブレ軽減を不必要に行なわなくてすみ、画質の劣化を必要最小限に止めることができる。
[変形例]
上記各実施の形態は、以下のような変形例も可能である。
(1)上記第1及び第2の実施の形態においては、被写体のブレ量や被写体距離に応じて機械式ブレ補正及び感度式ブレ軽減の利用比率を単に設定するようにしたが、AE処理により設定されたシャッタ速度が所定のシャッタ速度より速い場合には、被写体のブレ量や被写体距離に拘らず、機械式ブレ補正の利用比率を100%に設定するようにしてもよい。
以下、その動作を図5(a)のフローチャートに従って説明する。
まず、図2のステップS10、又は、図4のステップS39でシャッタボタンが半押しされたと判断すると、図5(a)のステップS61に進み、CPU11は、AE処理を行う。このときのAE処理におけるシャッタ速度等の設定は、静止画撮影用の利用比率を考慮していない普通のAEプログラム線図に基づいて行なわれる。
次いで、CPU11は、該AE処理によって設定されたシャッタ速度が所定シャッタ速度より速いか否かの判断を行う(ステップS62)。この所定シャッタ速度はメモリ13に記録されている。
ステップS62で、シャッタ速度が所定シャッタ速度より速いと判断されると、CPU11は、機械式ブレ補正の利用比率を100%(感度式ブレ軽減の利用比率を0%に設定)に再設定して(ステップS63)、図2のステップS12又は図4のステップS41へ進む。
一方、ステップS62で、シャッタ速度が所定シャッタ速度より速くないと判断されると、CPU11は、直近に設定された利用比率に応じて、ステップS61により設定されたシャッタ速度、絞り値、ゲイン量の再設定を行なって(ステップS64)、図2のステップS12又は図4のステップS41へ進む。
つまり、AE処理によって設定されたシャッタ速度が所定の速度以上(高速)である場合に、感度式ブレ軽減を行なってしまうと、更にシャッタ速度を速めるとともに感度を上げなくてはならず、画質の劣化が目立ってしまうので、適正シャッタ速度が所定の速度以上の場合には、機械式ブレ補正の利用比率を100%にして感度式ブレ軽減を行なわないというものである。これにより、画質の劣化を抑えることができる。
つまり、このように変形例(1)においては、図2のステップS11又は図4のステップS40の動作に替えて、上記した図5(a)に示すような動作を行うというものである。
(2)また、上記第1及び第2の実施の形態においては、被写体のブレ量や被写体距離に応じて機械式ブレ補正及び感度式ブレ軽減の利用比率を単に設定するようにしたが、被写体の明るさを示すLV値(ライトバリュー)を算出し、該算出したLV値が一定値以上の場合は、被写体のブレ量や被写体距離に拘らず、機械式ブレ補正の利用比率を100%に設定するようにしてもよい。
以下、その動作を図5(b)のフローチャートに従って説明する。
まず、図2のステップS10、又は、図4のステップS39でシャッタボタンが半押しされたと判断すると、図5(b)のステップS71に進み、CPU11は、被写体の明るさを示すLV値の算出を行う。この算出は、画像データの輝度成分に基づいて行なう。
次いで、CPU11は、該算出したLV値に基づくAE処理を行う(ステップS72)。このAE処理におけるシャッタ速度等の設定は、普通のAEプログラム線図に基づいて行なわれる。
次いで、CPU11は、該算出したLV値が一定値より大きいか否かを判断する(ステップS73)。この一定値はメモリ13に記録されている。
ステップS73で、該算出したLV値が一定値より大きいと判断されると、CPU11は、機械式ブレ補正の利用比率を100%(感度式ブレ軽減の利用比率を0%に設定)に再設定して(ステップS74)、図2のステップS12又は図4のステップS41へ進む。
一方、ステップS73で、該算出したLV値が一定値より大きくないと判断されると、CPU11は、直近に設定された利用比率に応じて、ステップS72により設定されたシャッタ速度、絞り値、ゲイン量の再設定を行なって(ステップS75)、図2のステップS12又は図4のステップS41へ進む。
つまり、算出されたLV値が一定値以上である場合は、撮影に必要十分な光量が確保できており、このような場合に、感度式ブレ軽減補正を行なうと、更にシャッタ速度を速めるとともに感度を上げなければならず、画質の劣化(例えば、白飛びなど)が目だってしまうので、LV値が一定値以上の場合には、機械式ブレ補正の利用比率を100%にして感度式ブレ軽減を行なわないというものである。これにより、画質の劣化を抑えることができる。
つまり、このように変形例(2)においては、図2のステップS11又は図4のステップS40の動作に替えて、上記した図5(b)に示すような動作を行うと言うものである。
(3)また、上記第1及び第2の実施の形態においては、スルー画像表示中に(シャッタボタン半押し前時に)機械式ブレ補正と感度式ブレ軽減の利用比率を設定するようにしたが、シャッタ半押し後に利用比率を設定するようにしてもよい。
この場合の具体的動作を第1、第2の実施の形態に分けて説明する。
まず、第1の実施の形態の場合には、図2のステップS10でシャッタボタンが半押しされたと判断すると、CPU11は、直前に撮像された2枚のスルー画像に基づいて直近のスルー画像の動きベクトルを算出する。そして、該算出した動きベクトルの大きさが所定値より大きいか否かを判断し、大きくない場合は機械式ブレ補正の利用比率を100%に設定し、大きい場合には機械式ブレ補正と感度式ブレ軽減の利用比率を該算出した被写体のブレ量及びメモリ13に記録されている利用比率表に基づいて設定する。そして、利用比率の設定が終わると、ステップS11に進む。
なお、この場合には、図2のステップS5〜ステップS8の動作は行わないこととなる。
次に、第2の実施の形態の場合には、図2のステップS39でシャッタボタンが半押しされたと判断すると、CPU11は、コントラスト検出方式によるAF処理を行う。そして、フォーカス位置のレンズ位置に基づいて被写体距離を算出し、該算出した被写体距離が所定値(所定距離)より小さいか否かを判断し、小さくない場合は機械式ブレ補正の利用比率を100%に設定し、小さい場合には機械式ブレ補正と感度式ブレ軽減の利用比率を該算出された被写体距離及びメモリ13に記録されている利用比率に基づいて設定する。そして、利用比率の設定が終わると、ステップS40の処理を行ってからステップS42に進む。
なお、この場合は、図4のステップS34〜ステップS38の動作は行わないこととなる。
また、半押し後に利用比率を設定するようにしたが、一気にシャッタボタンが全押しされた場合は、シャッタボタン全押し後に行なうようにしてもよい。この場合は、図2のステップS10、図4のステップS39のシャッタボタン半押しの判断を、シャッタボタン全押しの判断に置き換え、図2のステップS13、図4のステップS42の動作を行わないこととなる。
(4)また、上記変形例(1)又は(2)と、上記変形例(3)とを組み合わせるようにしてもよい。つまり、変形例(3)において、図2のステップS11又は図4のステップS40の動作に替えて、図5(a)や図5(b)に示すような動作を行う。
(5)また、上記第1及び第2の実施の形態においては、機械式ブレ補正と感度式ブレ軽減の利用比率を自動的に設定するようにしたが、ユーザが利用比率を設定することができるようにしてもよい。
例えば、被写体ブレが少ない状況での撮影においては、ユーザが感度式ブレ軽減の利用比率を少なくする(機械式ブレ補正の利用比率を多くする)ことができるし、ユーザが画質を優先したい場合にも感度式ブレ軽減の利用比率を少なくすることにより、画質の良い画像(ノイズの少ない画像)を得ることができる。また、被写体ブレが多い場合において、画質より被写体ブレの軽減を優先したい場合は、ユーザが感度式ブレ軽減の利用比率を多くする(機械式ブレ補正の利用比率を少なくする)ことにより、被写体ブレのない画像を得ることができる。
以下、その動作を図6(a)のフローチャートに従って説明する。
ユーザのキー入力部12のモード切替キーの操作によりハイブリッド撮影モードに設定されると、CPU11は、CCD6による撮像を開始させ、順次撮像された被写体のスルー画像を表示部22に表示させる、といういわゆるスルー画像表示を開始させる(ステップS81)。
次いで、CPU11は、ユーザによってメニューモードが選択されたか否かを判断する(ステップS82)。この判断は、メニューキーの操作に対応する操作信号が、キー入力部12から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS82で、メニューモードが選択されたと判断すると、CPU11は、ユーザによって利用比率設定モードが選択されたか否かを判断する(ステップS83)。
ユーザによってメニューモードが選択されると、CPU11は、被写体のスルー画像とともに、メニューを表示部22に表示させる。表示されるメニューの内容としては、感度設定モードや、利用比率設定モードなどがある。
そして、この表示されたメニューの中から、ユーザが十字キー、SETキーを操作することにより利用比率設定モードを選択することができる。
ステップS83で、利用比率設定モードが選択されていないと判断すると、該選択された他のモードの処理を行う
一方、ステップS83で、利用比率設定モードが選択されたと判断すると、CPU11は、ユーザによって指定された利用比率の設定を行って(ステップS84)、ステップS82に戻る。
このとき、利用比率設定モードが選択されると、CPU11は、スルー画像とともに図6(b)に示すような利用比率設定バーを表示部22に表示させる。
そして、ユーザはこの利用比率設定バーを見ながら十字キー、セットキーを操作することにより利用比率を指定することができる。
利用比率設定バーの画質優先とは機械式ブレ補正のことをいい、ブレ軽減優先とは感度式ブレ軽減のことをいう。そして、利用比率設定バーの三角部は、現在の利用比率を示すものであり、この三角部が左に(画質優先に)行くほど画質がよくなる。つまり、機械式ブレ補正の利用比率が上がるとともに感度式ブレ軽減の利用比率が下がる。また、三角部が右に(ブレ軽減優先に)行くほどブレが軽減される。つまり、機械式ブレ補正の利用比率が下がるとともに感度式ブレ軽減の利用比率が上がる。
また、この三角部の移動は、ユーザの十字キーの操作によって行なわれる。つまり、ユーザは十字キーの操作を行なうことにより利用比率を調整することができる。例えば、ユーザが十字キーの「←」を操作すると三角部は左に移動し、十字キーの「→」を操作すると三角部は右に移動する。
そして、ユーザは利用比率を調整し、この利用比率でブレ補正を行ないたいと判断した場合にSETキーの操作を行なうことにより、利用比率を指定することができる。
図6(a)のフローチャートに戻り、ステップS82で、メニューモードが選択されていないと判断すると、シャッタボタンが半押しされたか否かを判断する(ステップS85)。
ステップS85で、シャッタボタンが半押しされていないと判断するとステップS82に戻り、シャッタボタンが半押しされたと判断すると、図2のステップS11、又は、図4のステップS40に進む。
これにより、ユーザが画質とブレ軽減の程度を選択することができる。
(6)また、上記第1及び第2の実施の形態においては、静止画撮影モードについて説明したが、スルー画像表示中、動画撮影中においても本発明のブレ補正を行なうようにしてもよい。
例えば、第1の実施の形態においては、撮像されたフレームに基づいて、利用比率を設定し、該設定された利用比率に基づいた機械式ブレ補正及び感度式ブレ軽減を行なって次のフレームを撮像するようにしてもよい。また、第2の実施の形態においては、被写体距離の算出毎に利用比率を設定し、該設定した利用比率に基づいた機械式及び感度式ブレ軽減を行なって次のフレームを撮像するようにしてもよい。
(7)また、上記第1及び第2の実施の形態においては、利用比率を設定するようにしたが、機械式ブレ補正を絶えず100%で行ない(検出されたブレ量を駆動可能範囲で補正レンズ3を駆動させ)、被写体のブレ量や被写体距離に応じて、感度式ブレ軽減の度合いだけを変えるようにしてもよい。
また、機械式ブレ補正を100%で行ない、被写体のブレ量や被写体距離に応じて、感度式ブレ軽減を100%ONさせたり、100%OFFさせたりするようにしてもよい。この場合は、感度式ブレ軽減がONされた場合は、機械式ブレ補正及び感度式ブレ軽減ともに100%で行ない、OFFされた場合は、機械式ブレ補正のみでブレ補正を行なうこととなる。
この方法は、機械式ブレ補正によっても手振れが補正できない場合に、特に有効である。
(8)また、第1の実施の形態においては、スルー画像表示中に機械式ブレ補正を行ない、撮像されたフレームに基づいて被写体のブレ量(動きベクトル)を算出するようにしたが、スルー画像表示中は、機械式ブレ補正を行なわずに、撮像されたフレーム画像全体を複数領域に分け、該複数領域の動きベクトルをそれぞれ算出し、1部の領域の動きベクトルの大きさや方向が異なっている場合には被写体ブレがあると判断し、該異なっている動きベクトルの大きさや方向に基づいて被写体ブレを算出するようにしてもよい。
また、スルー画像表示中に機械式ブレ補正を行なわずに、算出された動きベクトル(この場合の動きベクトルには、手振れと被写体ブレが含まれる)から検出されたブレ量(手振れ)を減算することにより被写体ブレを算出するようにしてもよい。
(9)また、上記第1の実施の形態においては、被写体ブレ量に基づいて利用比率を設定するようにしたが、画像のコントラスト成分に基づく値に応じて利用比率を設定するようにしてもよい。
ブレのない画像程コントラスト成分が高くなり、ブレがあるほど画像のコントラスト成分が低くなり、スルー画像表示中においては、機械式ブレ補正を行なっているので、コントラスト成分が低くなればなるほど被写体ブレが大きいということになる。
したがって、撮像されたフレームの画像のコントラスト成分を検出し、該検出したコントラスト成分に基づく値(例えば、平均値)が所定値より高い場合には機械式ブレ補正の利用比率を100%に設定し、コントラスト成分に基づく値が所定値より低い場合には該コントラスト成分に応じて利用比率を設定するようにする。
図7は、検出されたコントラスト成分に対応する利用比率の様子を示す図である。
図7(a)に示すように、コントラスト成分が高い場合は、機械式ブレ補正の利用比率を高く設定し、図7(b)に示すように、コントラスト成分が低い場合は、感度式ブレ軽減の利用比率を高く設定する。
(10)また、上記第2の実施の形態においては、コントラスト検出方式により検出されたフォーカス位置に基づいて、被写体距離を得るようにしたが、被写体までの距離を測る測距センサを設けることにより、被写体距離を得るようにしてもよい。
(11)また、上記変形例(1)乃至(10)を自由に組み合わせた変形例であってもよい。
(12)さらに、上記各実施の形態におけるデジタルカメラ1は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、カメラ付き携帯電話、カメラ付きPDA、カメラ付きパソコン、カメラ付きICレコーダ、又はデジタルビデオカメラ等でもよく、要は被写体の撮影を行なうことができる機器であれば何でもよい。
本発明の実施の形態のデジタルカメラのブロック図である。 第1の実施の形態のデジタルカメラの動作を示すフローチャートである。 メモリ13に記録されている利用比率表の様子を示す図である。 第2の実施の形態のデジタルカメラの動作を示すフローチャートである。 変形例におけるデジタルカメラの動作を示すフローチャートである。 変形例におけるデジタルカメラの動作を示すフローチャート及び表示部22に表示される画像の様子を示す図である。 検出されたコントラスト成分に対応する利用比率の様子を示す図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 撮影レンズ
3 補正レンズ
4 レンズ駆動ブロック
5 絞り兼用シャッタ
6 CCD
7 垂直ドライバ
8 TG
9 ユニット回路
10 DMA
11 CPU
12 キー入力部
13 メモリ
14 DRAM
15 DMA
16 動きベクトル算出部
17 ブレ検出部
18 DMA
19 画像生成部
20 DMA
21 DMA
22 表示部
23 DMA
24 圧縮伸張部
25 DMA
26 フラッシュメモリ
27 バス

Claims (13)

  1. 被写体を撮像する撮像手段と、
    手振れによる像のブレを、光軸を移動させることにより補正するブレ補正手段と、
    手振れ及び被写体ブレによる像のブレを、シャッタ速度を速くすることにより軽減するブレ軽減手段と、
    前記ブレ補正手段によりブレ補正が行なわれた前記撮像手段により撮像された画像データに基づいて、被写体ブレを検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出結果に応じて、前記ブレ軽減手段によって実行されるシャッタ速度を速くする量を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記検出手段は、被写体ブレの度合いの強さを検出する手段を含み、
    前記制御手段は、
    前記検出手段により検出された被写体ブレの度合いの強さに応じて、前記ブレ軽減手段によるブレ軽減の量を強くしてブレ軽減を実行させることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記検出手段は、被写体ブレの度合いの強さを検出する手段を含み、
    前記制御手段は、
    前記検出手段により検出された被写体ブレの度合いの強さに応じて、前記ブレ補正手段によるブレ補正の度合いを弱めてブレ補正を実行させることを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。
  4. 前記検出手段により検出された被写体ブレの度合いの強さが所定値より小さいか否かを判断する判断手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記判断手段により被写体ブレの度合いの強さが所定値より小さいと判断された場合は、前記ブレ軽減手段によるブレ軽減の実行を禁止することを特徴とする請求項2又は3記載の撮像装置。
  5. 前記検出手段は、
    前記ブレ補正手段によりブレ補正が行なわれた前記撮像手段により撮像された画像データに基づいて、該画像データの動きベクトルを算出することにより被写体ブレを検出することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の撮像装置。
  6. 前記検出手段は、
    前記ブレ補正手段によりブレ補正が行なわれた前記撮像手段により撮像された画像データのコントラスト成分を検出することにより被写体ブレを検出することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の撮像装置。
  7. 前記制御手段は、
    前記検出手段による検出結果に応じて前記ブレ軽減手段によるブレ軽減の量を制御するとともに、前記ブレ補正手段によるブレ補正を実行させることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の撮像装置。
  8. 前記撮像手段を用いて被写体の静止画を撮影する静止画撮影手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記静止画撮影手段による静止画の撮影を行なうときに、前記検出手段による検出結果に応じて、前記ブレ軽減手段によるブレ軽減の量を制御することを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の撮像装置。
  9. ユーザが前記ブレ補正手段によるブレ補正の度合いの強さと、前記ブレ軽減手段によるブレ軽減の量の強さとの比率を設定するための設定手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記設定手段により設定された比率に応じて、前記ブレ補正手段によるブレ補正及び前記ブレ軽減手段によるブレ軽減を実行させることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の撮像装置。
  10. 前記ブレ軽減手段は、
    感度を上昇させ、それに応じてシャッタ速度を速めることにより像のブレを軽減することを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の撮像装置。
  11. 被写体の光に基づいて光量を算出する光量算出手段と、
    前記光量算出手段により算出された光量が撮影に必要十分な光量であるか否かを判定する光量判定手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記光量判定手段により必要十分な光量であると判定された場合は、前記ブレ軽減手段によるブレ軽減の実行を禁止し、前記ブレ補正手段によるブレ補正のみを実行させることを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の撮像装置。
  12. 適正露出を算出し、該算出した適正露出に基づいてシャッタ速度を算出するシャッタ速度算出手段と、
    前記シャッタ速度算出手段により算出された前記シャッタ速度が、所定のシャッタ速度より速いか否かを判定するシャッタ速度判定手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記シャッタ速度判定手段により所定のシャッタ速度より速いと判定された場合は、前記ブレ軽減手段によるブレ軽減の実行を禁止し、前記ブレ補正手段によるブレ補正のみを実行させることを特徴とする請求項1乃至11の何れかに記載の撮像装置。
  13. 被写体を撮像する撮像手段と、手振れによる像のブレを、光軸を移動させることにより補正するブレ補正手段とを備えた撮像装置のコンピュータに、
    手振れ及び被写体ブレによる像のブレを、シャッタ速度を速くすることにより軽減するブレ軽減手段、
    前記ブレ補正手段によりブレ補正が行なわれた前記撮像手段により撮像された画像データに基づいて、被写体ブレを検出する検出手段、
    前記検出手段による検出結果に応じて、前記ブレ軽減処理によって実行されるシャッタ速度を速くする量を制御する制御手段
    としての機能を実行させることを特徴とするプログラム。
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