JP4761048B2 - 撮像装置及びそのプログラム - Google Patents

撮像装置及びそのプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4761048B2
JP4761048B2 JP2006003433A JP2006003433A JP4761048B2 JP 4761048 B2 JP4761048 B2 JP 4761048B2 JP 2006003433 A JP2006003433 A JP 2006003433A JP 2006003433 A JP2006003433 A JP 2006003433A JP 4761048 B2 JP4761048 B2 JP 4761048B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter speed
image
function
moving image
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006003433A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007189295A (ja
Inventor
圭一 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2006003433A priority Critical patent/JP4761048B2/ja
Publication of JP2007189295A publication Critical patent/JP2007189295A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4761048B2 publication Critical patent/JP4761048B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、撮像装置及びそのプログラムに係り、詳しくは、AE処理機能を搭載した撮像装置及びそのプログラムに関する。
従来、測光回路又はCCDから出力される画像データの輝度成分に基づいて、適正な露出量を算出し、シャッタ速度及び絞りを設定していた。
また、輝度変動に応じてシャッタ速度を変えることにより、絞りの切替を少なくし、音声付動画撮影時に録音される絞りの切り替え音をできるだけ抑えるという技術も登場した(特許文献1)。
公開特許公報 特開2004−56699
しかしながら、従来の技術によれば、被写体の輝度成分に基づいてシャッタ速度を変更させるため、例えば、動いている被写体、特に、動きの速い被写体を動画撮影する場合に、シャッタ速度が速いと、動きがカクカクした動画を撮影してしまうという問題点があった。
そこで本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、撮影状況に応じて適切なAE処理を行うことができる撮像装置及びそのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明による撮像装置は、被写体を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段を用いて被写体の動画撮像を行なう動画撮像制御手段と、
前記動画撮像制御手段により撮像されたフレームの画像の変化量を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された画像の変化量が大きくなるにつれて遅くなるシャッタ速度を設定するシャッタ速度設定手段と、
前記シャッタ速度設定手段により設定されたシャッタ速度が所定のシャッタ速度より速いか否かを判別する判別手段と、
前記動画撮像制御手段により得られたフレームの画像に対してエッジ減衰処理を施すエッジ減衰手段と、
を備え、
前記動画撮像制御手段は、
前記判別手段により前記シャッタ速度設定手段によって設定されたシャッタ速度が所定のシャッタ速度より速いと判別された場合に、前記設定されたシャッタ速度で、被写体の動画撮像を行なう第一の制御手段と
前記判別手段により前記シャッタ速度設定手段によって設定されたシャッタ速度が所定のシャッタ速度より速くないと判別された場合に、前記エッジ減衰手段により前記設定されたシャッタ速度に基づいてエッジ減衰処理を施し、かつシャッタ速度を前記所定のシャッタ速度に設定して、被写体の動画撮像を行なう第二の制御手段と、を更に含むことを特徴とする。
また、例えば、請求項2に記載されているように、前記算出手段は、
前記動画撮像制御手段により撮像された各フレームに対して画像の変化量を算出していき、
前記シャッタ速度設定手段は、
前記算出手段により算出された各フレームの画像の変化量の大きさに応じたシャッタ速度を設定していき、
前記動画撮像制御手段は、
前記シャッタ速度設定手段により設定されたシャッタ速度で、次のフレームを撮像するようにしてもよい。
また、例えば、請求項3に記載されているように、画像の変化量とシャッタ速度の関係を示したシャッタ速度連動表を記憶した記憶手段を含み、
前記シャッタ速度設定手段は、
前記シャッタ速度連動表を用いて、前記算出手段により算出された画像の変化量の大きさに応じたシャッタ速度を設定するようにしてもよい。
また、例えば、請求項4に記載されているように、被写体の光に基づいて光量を算出する光量算出手段と、
前記光量算出手段により算出された光量と前記シャッタ速度設定手段により設定されたシャッタ速度とに基づき、絞り、ゲイン、NDフィルター、感度のうち少なくとも1以上を可変制御する可変制御手段と、
を備え、
前記動画撮像制御手段は、更に、
前記可変制御手段により可変制御された絞り、ゲイン、NDフィルター、感度のうち少なくとも1以上で被写体の動画撮像を行なうようにしてもよい。
また、例えば、請求項5に記載されているように、前記可変制御手段による可変制御により適正露出が得られるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により適正露出が得られないと判断された場合は、該適正露出が得られるように前記シャッタ速度設定手段により設定されたシャッタ速度を調整する調整手段と、
を備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項に記載されているように、前記エッジ減衰手段は、
前記シャッタ速度設定手段により設定されたシャッタ速度が遅くなるにつれて減衰の強度を高めるようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項記載の発明によるプログラムは、コンピュータに
被写体を撮像する撮像素子を用いて被写体の動画撮像を行なう動画撮像機能、
前記動画撮像機能により撮像されたフレームの画像の変化量を算出する算出機能
前記算出機能により算出された画像の変化量が大きくなるにつれて遅くなるシャッタ速度を設定するシャッタ速度設定機能、
前記シャッタ速度設定機能により設定されたシャッタ速度が所定のシャッタ速度より速いか否かを判別する判別機能
前記動画撮像機能より得られたフレームの画像に対してエッジ減衰機能を施すエッジ減衰機能、
実現させるためのプログラムであって、
前記動画撮像機能は、
前記判別機能により前記シャッタ速度設定機能によって設定されたシャッタ速度が所定のシャッタ速度より速いと判別された場合に、前記設定されたシャッタ速度で、被写体の動画撮像を行なう第一の制御機能
前記判別機能により前記シャッタ速度設定機能によって設定されたシャッタ速度が所定のシャッタ速度より速くないと判別された場合に、前記エッジ減衰機能により前記設定されたシャッタ速度に基づいてエッジ減衰処理を施し、かつシャッタ速度を前記所定のシャッタ速度に設定して、被写体の動画撮像を行なう第二の制御機能を更に実現させることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段を用いて被写体の動画撮像を行なう動画撮像制御手段と、前記動画撮像制御手段により撮像されたフレームの画像の変化量を算出する算出手段と、前記算出手段により算出された画像の変化量が大きくなるにつれて遅くなるシャッタ速度を設定するシャッタ速度設定手段と、前記シャッタ速度設定手段により設定されたシャッタ速度が所定のシャッタ速度より速いか否かを判別する判別手段と、前記動画撮像制御手段により得られたフレームの画像に対してエッジ減衰処理を施すエッジ減衰手段と、を備え、前記動画撮像制御手段は、前記判別手段により前記シャッタ速度設定手段によって設定されたシャッタ速度が所定のシャッタ速度より速いと判別された場合に、前記設定されたシャッタ速度で、被写体の動画撮像を行なう第一の制御手段と前記判別手段により前記シャッタ速度設定手段によって設定されたシャッタ速度が所定のシャッタ速度より速くないと判別された場合に、前記エッジ減衰手段により前記設定されたシャッタ速度に基づいてエッジ減衰処理を施し、かつシャッタ速度を前記所定のシャッタ速度に設定して、被写体の動画撮像を行なう第二の制御手段と、を更に含むようにしたので、カクカクした動画でなく、被写体の動きの流れがよい自然な動画を得ることができる。
また、画像の変化量が大きくなるにつれてシャッタ速度を遅くして動画を撮像するので、コントラスト/情報量を少なくすることができ、圧縮後のデータ量も少なくすることができ、画像の破綻を生じにくくすることができる。
また、所定のシャッタ速度を撮影時の秒間フレーム数分の1とすると、実際には不可能なシャッタスピードに設定されることなく、更にエッジ減衰処理を施すことで高周波成分のゲインを抑えてコントラストを低下させることができ、圧縮後のデータ量も少なくすることができる。
請求項2記載の発明によれば、前記算出手段は、前記動画撮像制御手段により撮像された各フレームに対して画像の変化量を算出していき、前記シャッタ速度設定手段は、前記算出手段により算出された各フレームの画像の変化量の大きさに応じたシャッタ速度を設定していき、前期動画撮像制御手段は、前記シャッタ速度設定手段により設定されたシャッタ速度で、次のフレームを撮像するようにしたので、フレームが撮像されるたびに次のフレームを撮像するときのシャッタ速度を設定することができ、カクカクした動画でなく、確実に被写体の動きの流れがよい自然な動画を得ることができる。
請求項3記載の発明によれば、画像の変化量とシャッタ速度の関係を示したシャッタ速度連動表を記憶した記憶手段を含み、前記シャッタ速度設定手段は、前記シャッタ速度連動表を用いて、前記算出手段により算出された画像の変化量の大きさに応じたシャッタ速度を設定するようにしたので、迅速に画像の変化量に応じたシャッタ速度を設定することができる。
請求項4記載の発明によれば、被写体の光に基づいて光量を算出する光量算出手段と、前記光量算出手段により算出された光量と前記シャッタ速度設定手段により設定されたシャッタ速度とに基づき、絞り、ゲイン、NDフィルター、感度のうち少なくとも1以上を可変制御する可変制御手段と、を備え、前記動画撮像制御手段は、更に、前記可変制御手段により可変制御された絞り、ゲイン、NDフィルター、感度のうち少なくとも1以上で被写体の動画撮像を行なうようにしたので、適正な露出量の動画を得ることができる。
請求項5記載の発明によれば、前記可変制御手段による可変制御により適正露出が得られるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により適正露出が得られないと判断された場合は、該適正露出が得られるように前記シャッタ速度設定手段により設定されたシャッタ速度を調整する調整手段と、を備えるようにしたので、適正な露出量の動画を得ることができる。
請求項記載の発明によれば、前記エッジ減衰手段は、前記エッジ減衰手段は、前記シャッタ速度設定手段により設定されたシャッタ速度が遅くなるにつれて減衰の強度を高めるようにしたので、コントラスト/情報量を少なくすることができ、圧縮後のデータ量も少なくすることができ、画像の破綻を生じにくくすることができる。
請求項記載の発明によれば、デジタルカメラ等に読み込ませることにより、本発明の撮像装置を実現することができる。
以下、本実施の形態について、本発明の撮像装置をデジタルカメラに適用した一例として図面を参照して詳細に説明する。
[実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1は、本発明の撮像装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、撮影レンズ2、レンズ駆動ブロック3、絞り4、NDフィルター部5、CCD6、垂直ドライバ7、TG(timing generator)8、ユニット回路9、DMAコントローラ(以下、DMAという)10、CPU11、キー入力部12、メモリ13、DRAM14、DMA15、動き評価量算出部16、DMA17、画像生成部18、DMA19、DMA20、表示部21、DMA22、圧縮伸張部23、DMA24、フラッシュメモリ25、バス26を備えている。
撮影レンズ2は、複数のレンズ群から構成されるフォーカスレンズ、ズームレンズを含む。そして、撮影レンズ2にはレンズ駆動ブロック3が接続されている。レンズ駆動ブロック3は、フォーカスレンズ、ズームレンズをそれぞれ光軸方向に駆動させるフォーカスモータ、ズームモータと、CPU11から送られてくる制御信号にしたがって、フォーカスモータ、ズームモータを駆動させるフォーカスモータドライバ、ズームモータドライバから構成されている(図示略)。
絞り4は、図示しない駆動回路を含み、駆動回路はCPU11から送られてくる制御信号にしたがって絞り4を動作させる。この絞り4は、絞りとしての機能を有する。
絞りとは、CCD6に入射される光の量を制御する機構のことをいう。
NDフィルター部5は、複数のNDフィルターから構成されており、入射される光の量を減光させるものであり、光路上に配置させるNDフィルターの枚数によって段階的に減光させる光の量を調整することができる。このNDフィルター部5は図示しない駆動回路を含み、この駆動回路はCPU11から送られてくる制御信号にしたがって光路上にNDフィルターを配置させたり退避させたりすることにより減光量を調整する。
CCD6は、垂直ドライバ7によって走査駆動され、一定周期毎に被写体像のRGB値の各色の光の強さを光電変換して撮像信号としてユニット回路9に出力する。この垂直ドライバ7、ユニット回路9の動作タイミングはTG8を介してCPU11により制御される。
また、CCD6は電子シャッタとしての機能を有し、垂直ドライバ7及びTG8を介して、CPU11によってCCD6の電子シャッタのシャッタ速度が制御される。
ユニット回路9には、TG8が接続されており、CCD6から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated Double Sampling)回路、そのサンプリング後の撮像信号の自動利得調整を行なうAGC(Automatic Gain Control)回路、その自動利得調整後のアナログの撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器から構成されており、CCD6の撮像信号はユニット回路9を経た後、DMA10によってベイヤーデータの状態でバッファメモリ(DRAM14)に記憶される。このAGC回路は、CPU11によって設定されたゲイン量に基づいて自動利得調整を行なう。
CPU11は、AE処理などを行う機能を有するとともに、デジタルカメラ1の各部を制御するワンチップマイコンである。
キー入力部12は、半押し操作及び全押し操作が可能なシャッタボタン、モード切替キー、十字キー、SETキー、ズームキー(「W」キー、「T」キー)等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をCPU11に出力する。
メモリ13には、CPU11がデジタルカメラ1の各部を制御するのに必要な制御プログラム(例えば、AE処理に必要な制御プログラム)、及び必要なデータが記録されており、CPU11は、該プログラムに従い動作する。
また、メモリ13には、動き評価量に対応するシャッタ速度の関係を示すシャッタ速度連動表、及び、ゲイン、絞り、NDフィルターを可変制御するためのプログラム線図、シャッタ速度に対応するエッジ減衰の関係を示すエッジ減衰表が格納されている。このシャッタ速度連動表、プログラム線図、エッジ減衰表については後で説明する。
DRAM14は、CCD6によって撮像された画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU11のワーキングメモリとして使用される。
DMA15は、バッファメモリに記憶されているベイヤーデータ若しくは輝度色差信号の画像データを読み出して、動き評価量算出部16に出力するものである。
動き評価量算出部16は、動画撮影時に現在のフレームの画像が1つ前のフレームの画像からどのくらい変化したかを示す変化量を算出するもの、つまり、被写体がどのくらい動いたかを示す動き評価量を算出するものである。この算出された動き評価量はCPU11に出力される。
また、この画像の動き評価量を算出する方法として、例えば、動きのない画像は、現在のフレームの画像と1つ前のフレームの画像との差分が0となり、動きがあればあるほど直前に認識した画像との差分が大きくなり、その差分に基づいて動き評価量を算出するようにしてもよいし、代表点マッチング法やブロックマッチング法などを用いて現在のフレームと1つ前のフレームから、現在のフレームの動きベクトルを算出することにより動き評価量を算出するようにしてもよいし、画像認識により顔を認識することにより、現在のフレームと1つ前のフレームとからどのくらい顔が動いたかを算出することにより動き評価量を算出するようにしてもよい。要は、現在のフレームの画像が前のフレームの画像からどのくらい変化したかを算出するものであればなんでもよい。
DMA17は、バッファメモリに記憶されたベイヤーデータの画像データを読み出して画像生成部18に出力するものである。
画像生成部18は、DMA17から送られてきた画像データに対して画素補間処理、γ補正処理、エッジ減衰処理、ホワイトバランス処理などの処理を施すとともに、輝度色差信号の生成を行なう。つまり、画像処理を施す部分である。
DMA19は、画像生成部18で生成された輝度色差信号の画像データ(YUVデータ)をバッファメモリに記憶させるものである。
DMA20は、バッファメモリに記憶されているYUVデータの画像データを表示部21に出力するものである。
表示部21は、カラーLCDとその駆動回路を含み、DMA20から出力された画像データの画像を表示させる。
DMA22は、バッファメモリに記憶されているYUVデータの画像データや圧縮された画像データを圧縮伸張部23に出力したり、圧縮伸張部15により圧縮された画像データや、伸張された画像データをバッファメモリに記憶させたりするものである。
圧縮伸張部23は、画像データの圧縮・伸張(例えば、MPEG形式の圧縮・伸張)を行なう部分である。
DMA24は、バッファメモリに記憶されている圧縮画像データを読み出してフラッシュメモリ25に記録したり、フラッシュメモリ25に記録された圧縮画像データをバッファメモリに記憶させるものである。
B.デジタルカメラ1の動作
実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を図2のフローチャートにしたがって説明する。
ユーザのキー入力部12のモード切替キーの操作により動画撮影モードに設定され、動画撮影記録開始の指示が行われると(ユーザによってシャッタボタンが押下されると)、CPU11は、CCD6によって撮像された1枚のフレームの画像データをバッファッメモリに記憶させることにより1枚のフレームの画像データを取得する(ステップS1)。なお、本実施の形態のデジタルカメラ1においては秒間30フレームの画像データを撮像する機能を有する。
具体的に説明すると、CPU11は、垂直ドライバ7を介して、現在設定されているシャッタ速度でCCD6による撮像動作及び読み出しを行なわせ、DMA10によってユニット回路9から出力されたベイヤーデータの画像データをバッファメモリに記憶させる。このとき、絞り4及びNDフィルター部5は、現在設定されている絞り値及び減光量となるように調整され、ユニット回路9は、CCD6により撮像された画像データをCPU11によって設定されたゲイン量に基づいて自動利得調整を行なう。このCPU11によって設定されるゲイン量については後で説明する。
次いで、CPU11は、該バッファメモリに記憶された1枚のフレームの画像データ(ベイヤデータ)をDMA17を介して読出して画像生成部18に出力させ、画像生成部18に、該送られてきた画像データに対して該設定されているエッジ減衰処理、輝度色差信号の生成処理などを行なわせ、DMA19を介して該生成された輝度色差信号の画像データ(YUVデータ)をバッファメモリに記憶させる(ステップS2)。このエッジ減衰処理は、CPU11によって設定された減衰の強度に基づいて減衰を行なう。この設定される減衰の強度については後で説明する。
次いで、CPU11は、ステップS2によりバッファメモリに記憶されたYUVデータの画像データに基づいて被写体の明るさを示すLV値(ライトバリュー)を算出する(ステップS3)。この算出は、画像データの輝度成分に基づいて行なう。
次いで、CPU11は、DMA15を介してステップS2によりバッファメモリに記憶されたYUVデータ(ステップS1によりバッファメモリに記憶されたベイヤーデータでもよい)の画像データを動き評価量算出部16に取得させることにより動き評価量算出部16に該フレームの画像データの動き評価量を算出させ(ステップS4)、該算出された動き評価量を取得する。この算出される動き評価量の単位は、〔m/sec〕であり、被写体がどのくらいの速度で動いているかを示すものである。
例えば、歩いている人を撮像している場合には、算出されえる動き評価量は1〔m/sec〕となるが、走っている人を撮像している場合には5〔m/sec〕となる。つまり、動きの速い被写体を撮像すればするほど、画像の変化が大きければ大きい程動き評価量は高くなる。
この動き評価量は、1つ前のフレームの画像データと現フレームの画像データとを用いて算出するため、動き評価量算出部16にステップS4の処理で取得したYUVデータを次にステップS4の処理が実行されるまで保持させる機能を設けるか、ステップS4の処理時にバッファメモリに記憶されていたYUVデータを次にステップS4の処理が実行されるまで保持しておき、ステップS4の処理を実行する際にバッファメモリに記憶されている前回取得したYUVデータと今回取得したYUVデータを動き評価量算出部16に取得させる必要がある。ここでは、代表点マッチング法やブロックマッチング法を用いて現フレームの動きベクトルを算出することにより動き評価量を算出するものとする。
次いで、CPU11は、該取得したフレームの動き評価量に基づいて適正なシャッタ速度をメモリ13のシャッタ速度連動表から取得する(ステップS5)。このとき該取得したシャッタ速度は、CPU11の内蔵メモリのシャッタ速度記憶領域に記憶される。
図3は、シャッタ速度と動き評価量との関係を示すシャッタ速度連動表の様子を示すものであり、動き評価量が高くなるにつれ(画像の変化が大きくなるにつれ)、シャッタ速度が遅くなっているのがわかり、このシャッタ速度連動表を参照することにより適切なシャッタ速度を取得することができる。
従来は、シャッタ速度を速くして動きの速い被写体を動画で撮像すると、カクカクした動画となり、被写体の動きの流れが悪くなってしまうが、本発明では、被写体の動きが速いほどシャッタ速度を遅くして被写体の動きの流れをよくしようというものである。
また、動きの速い被写体をシャッタ速度を速くして撮影すると、ボケのない画像を得ることができるが、コントラスト成分延いては情報量が多くなり、MPEGのようなコマとコマの差分を圧縮する方法で圧縮すると差分が大きくなり圧縮後のデータ量も大きくなってしまうとともに、データ転送量の増加に伴う画像の破綻(ブロックノイズやリンギング等)が生じやすくなってしまう。
これに対して、動きの速い被写体をシャッタ速度を遅くして撮影すると、画像がボケるので、コントラストが低下し画像データの情報量も低下し、MPEGによって圧縮してもコマとコマの差分が少なくなり、圧縮後のデータ量も少なくすることができるとともに、画像の破綻を生じにくくさせることができる。
次いで、CPU11は、シャッタ速度を取得すると、該取得したシャッタ速度(露光時間)が1/30秒より小さい(短い)か、つまり、1/30秒(限界速度)より速いか否かを判断する(ステップS6)。
ステップS6で、取得したシャッタ速度が1/30秒より速くない(遅い)と判断すると、CPU11は、メモリ13に記録されているエッジ減衰表に基づいてエッジ減衰処理の減衰の強度を設定する(ステップS7)。
この設定された減衰の強度に基づいて画像生成部18はステップS2で、次のフレームの画像データに対してエッジ減衰処理を施す。
図4(a)は、メモリ13に記録されているエッジ減衰表の様子を示すものである。
図4(a)を見るとわかるように、シャッタ速度が1/30秒の場合には減衰を行なわず、シャッタ速度が1/30秒より遅くなるに連れてエッジ減衰の強度が高くなる(エッジ減衰の減衰度が大きくなる)のがわかる。
図4(b)は、エッジの減衰の強度を説明するための図である。
図4(b)に示すように、シャッタ速度が1/30秒より速い場合には、エッジの減衰を行なわず、シャッタ速度が1/30秒より遅くなるにつれエッジ減衰の強度を高めていく。図を見るとわかるように、エッジ減衰の強度が強くなるにつれ、高周波成分のゲインを抑えていくことによりコントラストを低下させるというものである。
次いで、CPU11は、該取得したシャッタ速度を1/30秒(限界速度)に変更して(ステップS8)、ステップS9に進む。つまり、ステップS5で、シャッタ速度記憶領域に記憶されたシャッタ速度を消去して1/30秒を記憶させる。
つまり、本実施の形態のデジタルカメラ1は、秒間30フレームの画像データを撮像するので、1/30秒より遅いシャッタ速度を設定することはできないため、シャッタ速度が1/30秒より遅い場合は、シャッタ速度を1/30秒にするとともにエッジ減衰処理を行うことにより高周波成分を抑えさせるというものであり、それにより画像の情報量、圧縮後のデータ量も少なくすることができる。即ち、動き評価量が一定以上の大きさになると、その動き評価量に応じたシャッタ速度で実質的に撮像することができないため、シャッタ速度を遅くする代わりにエッジ減衰処理によってカバーするというものである。
一方、ステップS6で、シャッタ速度が1/30秒より速いと判断するとそのままステップS9に進む。
ステップS9に進むと、CPU11は、該取得したシャッタ速度(ステップS8で変更があった場合は変更後のシャッタ速度)で、適正露出量が得られるかどうかをメモリ13のプログラム線図を用いて判断する。
図5は、メモリ13に記録されているゲイン、絞り、NDフィルターを可変制御するためのプログラム線図の様子を示すものである。つまり、シャッタ速度及びLV値に対応して、ゲイン、絞り、NDフィルターをどのくらい調整すれば適性露出量が得られるかを示すものである。
図5を見ると、シャッタ速度毎にNDオート範囲、絞り選択範囲、ゲイン調整範囲が示されているのがわかり、NDオート範囲、絞り選択範囲、ゲイン調整範囲は、上に行くほど明るくさせようとする作用を有している。
具体的に説明すると、まず、NDフィルターによって明るくさせていき(減光量を減らしていき)、それ以上明るくならない場合は(調整可能範囲でマックスの明るさの場合)、絞りを開放させることによって更に明るくさせていき、それ以上明るくならない場合は(調整可能範囲でマックスの明るさの場合)、ゲインを上げていくことにより、また更に明るくさせるというものである。
また、適正露出量が得られるか否かの判断は、該取得したシャッタ速度(シャッタ速度記憶領域に記憶されているシャッタ速度)と、算出したLV値との交点がNDオート範囲、絞り選択範囲、ゲイン調整範囲の何れかの範囲にあるか否かを判断し、何れかの範囲にあれば適性露出量が得られると判断する。
例えば、シャッタ速度が1/30secのときに、LV値がLV10のときは、その交点が絞り選択範囲内にあるので適性露出量が得られると判断するが、シャッタ速度が1/30secのときに、LV値がLV7のときは、その交点がNDオート範囲、絞り選択範囲、ゲイン調整範囲の何れの範囲にも属していないので、適正露出量が得られないと判断する。
ステップS9で、適正露出量が得られないと判断すると、CPU11は、シャッタ速度の調整を行なって(ステップS10)、ステップS6に戻る。この調整は、シャッタ速度記憶領域に記憶されているシャッタ速度を、若干速めたり、遅くしたりすることにより行なう。この調整後のシャッタ速度は、シャッタ速度記憶領域に記憶される。
なお、既に記憶されているシャッタ速度が1/30秒の場合は、シャッタ速度をそれ以上遅くさせない。1/30秒より遅くしても、結局ステップS8で1/30秒に変更されてしまうからである。
一方、ステップS9で、適正露出が得られると判断すると、CPU11は、シャッタ速度記憶領域に記憶されているシャッタ速度を、次のフレームの撮像に使用するシャッタ速度として設定する(ステップS11)。
次いで、CPU11は、図5に示すプログラム線図通りに、NDフィルターの減光量、絞り値、ゲイン量を設定する(ステップS12)。
このND調整範囲、絞り選択範囲、ゲイン調整範囲は、上に行くほど明るくさせようとする作用を有するので、例えば、LV値がLV14の場合であって、シャッタ速度が1/1024秒のときには、図を見るとわかるように、交点がゲイン調整範囲内にあるので、調整可能範囲内でマックスの明るさになるようにNDフィルターの減光量、絞り値を設定し、そして、ゲイン量は交点の値に基づいて設定することになる。つまり、このプログラム線図を参照することにより一目瞭然に、NDフィルターの減光量、絞り値、ゲイン量の設定を行なうことができる。
なお、この設定されたNDフィルターの減光量、絞り値、ゲイン量は、次のフレームの撮像に使用される。つまり、設定された減光量、絞りで次のフレームを撮像し、該撮像された画像データは、ユニット回路9で該設定されたゲイン量に基づいて自動利得調整が行なわれる。
次いで、CPU11は、該取得したフレームのYUVデータの画像データ(ステップS2でバッファメモリに記憶した画像データ)を圧縮伸張部23にMPEG圧縮させてフラッシュメモリ25に記録させる(ステップS13)。なお、ここでは、1フレーム取得すると該取得したフレームの画像データをMPEG圧縮して記録させるようにしたが、所定フレーム分の画像データを取得してからまとめて圧縮してフラッシュメモリ25に記録させるようにしてもよい。
次いで、CPU11は、動画撮影終了の指示がユーザによって行われたか否かを判断する(ステップS14)。この判断は、シャッタボタン押下に対応する操作信号がキー入力部12から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS14で、動画撮影終了の指示が行われていないと判断すると、ステップS1に戻り、次に撮像されたフレームの画像データを取得する。
一方、ステップS14で、動画撮影終了の指示が行われたと判断すると、該記録された圧縮画像データに基づいて動画ファイルを生成する(ステップS15)。
C.以上のように、実施の形態においては、動画撮影時には、撮像されたフレームの画像の変化量を算出し、該算出したフレームの画像の変化量が大きくなればなるほど、シャッタ速度を遅くするので、カクカクした動画でなく、被写体の動きの流れがよい自然な動画を得ることができる。また、画像の変化量が大きくなるにつれてシャッタ速度を遅くして動画を撮像するので、コントラスト/情報量を少なくすることができ、圧縮後のデータ量も少なくすることができ、画像の破綻を生じにくくすることができる。
また、フレームの画像の変化量に対応するシャッタ速度が限界速度より遅い場合には、シャッタ速度を1/30秒にし、且つ、画像の変化量の大きさに応じてエッジ減衰を行なうようにしたので、コントラスト/情報量を少なくすることができ、圧縮後のデータ量も少なくすることができ、画像の破綻を生じにくくすることができる。
また、設定したシャッタ速度では適性露出が得られない場合は、適正露出が得られるようにシャッタ速度を調整するので、適正な露出量の動画を得ることができる。
なお、上記実施の形態においては、限界速度を1/30秒としたが、1秒間に60フレームの画像を撮像することができるようにした場合には、限界速度を1/60秒とするようにしてもよい。つまり、CCD6のフレームレートより遅くならなければよいということである。
また、上記実施の形態においては、NDフィルター、絞り、ゲインを可変制御することにより明るさを調整するようにしたが、これらに限定されず画素加算処理により感度を変えて明るさを調整するようにしてもよい。
また、図4(a)のエッジ減衰表は、シャッタ速度と、エッジ減衰の強弱の関係を示すようにしたが、動き評価量とエッジ減衰の強弱の関係を示すようにしてもよい。この場合には、図2のステップS6で、動き評価量が閾値より大きいか否かを判断し、閾値より大きい場合にはエッジ減衰を行なうようにしてもよい。言うまでもないが、動き評価量が大きくなればなるほどエッジ減衰の強度を強くする。
また、上記実施の形態においては、各フレームに対して次のフレームの撮影に必要なシャッタ速度、絞り等を求めるようにしたが、定期的(間欠的)にシャッタ速度や絞り等を求めるようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、NDフィルター部5を機械的に設けるようにしたが、NDフィルター部5と同様の機能をソフトウェア的に行なうようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、エッジ減衰処理をソフトウェア的に行なうようにしたが、エッジ減衰処理と同様の機能を有するフィルタをハード的に設けるようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、動画撮影記録処理時の場合について説明したが、これに限らず、被写体のスルー画像表示における動画の撮像時においても、本発明を適用することができる。
また、上記実施の形態においては、シャッタ速度連動表とプログラム線図との2つの表を用いるようにしたが、1つの表にまとめて同様の制御が行なえるようにしてもよい。
さらに、上記実施の形態におけるデジタルカメラ1は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、カメラ付き携帯電話、カメラ付きPDA、カメラ付きパソコン、カメラ付きICレコーダ、又はデジタルビデオカメラ等でもよく、AE機能を備えた機器であれば何でもよい。
本発明の実施の形態のデジタルカメラのブロック図である。 本実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を示すフローチャートである。 シャッタ速度と動き評価量との関係を示すシャッタ速度連動表の様子を示すものである。 エッジ減衰を説明するための図である。 ゲイン、絞り、NDフィルターを可変制御するためのプログラム線図の様子を示すものである
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 撮影レンズ
3 レンズ駆動ブロック
4 絞り
5 NDフィルター部
6 CCD
7 垂直ドライバ
8 TG
9 ユニット回路
10 DMA
11 CPU
12 キー入力部
13 メモリ
14 DRAM
15 DMA
16 動き評価量算出部
17 DMA
18 画像生成部
19 DMA
20 DMA
21 表示部
22 DMA
23 圧縮伸張部
24 DMA
25 フラッシュメモリ
26 バス

Claims (7)

  1. 被写体を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段を用いて被写体の動画撮像を行なう動画撮像制御手段と、
    前記動画撮像制御手段により撮像されたフレームの画像の変化量を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された画像の変化量が大きくなるにつれて遅くなるシャッタ速度を設定するシャッタ速度設定手段と、
    前記シャッタ速度設定手段により設定されたシャッタ速度が所定のシャッタ速度より速いか否かを判別する判別手段と、
    前記動画撮像制御手段により得られたフレームの画像に対してエッジ減衰処理を施すエッジ減衰手段と、
    を備え、
    前記動画撮像制御手段は、
    前記判別手段により前記シャッタ速度設定手段によって設定されたシャッタ速度が所定のシャッタ速度より速いと判別された場合に、前記設定されたシャッタ速度で、被写体の動画撮像を行なう第一の制御手段と
    前記判別手段により前記シャッタ速度設定手段によって設定されたシャッタ速度が所定のシャッタ速度より速くないと判別された場合に、前記エッジ減衰手段により前記設定されたシャッタ速度に基づいてエッジ減衰処理を施し、かつシャッタ速度を前記所定のシャッタ速度に設定して、被写体の動画撮像を行なう第二の制御手段と、を更に含むことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記算出手段は、
    前記動画撮像制御手段により撮像された各フレームに対して画像の変化量を算出していき、
    前記シャッタ速度設定手段は、
    前記算出手段により算出された各フレームの画像の変化量の大きさに応じたシャッタ速度を設定していき、
    前記動画撮像制御手段は、
    前記シャッタ速度設定手段により設定されたシャッタ速度で、次のフレームを撮像することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 画像の変化量とシャッタ速度の関係を示したシャッタ速度連動表を記憶した記憶手段を含み、
    前記シャッタ速度設定手段は、
    前記シャッタ速度連動表を用いて、前記算出手段により算出された画像の変化量の大きさに応じたシャッタ速度を設定することを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。
  4. 被写体の光に基づいて光量を算出する光量算出手段と、
    前記光量算出手段により算出された光量と前記シャッタ速度設定手段により設定されたシャッタ速度とに基づき、絞り、ゲイン、NDフィルター、感度のうち少なくとも1以上を可変制御する可変制御手段と、
    を備え、
    前記動画撮像制御手段は、更に、
    前記可変制御手段により可変制御された絞り、ゲイン、NDフィルター、感度のうち少なくとも1以上で被写体の動画撮像を行なうことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の撮像装置。
  5. 前記可変制御手段による可変制御により適正露出が得られるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により適正露出が得られないと判断された場合は、該適正露出が得られるように前記シャッタ速度設定手段により設定されたシャッタ速度を調整する調整手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  6. 前記エッジ減衰手段は、
    前記シャッタ速度設定手段により設定されたシャッタ速度が遅くなるにつれて減衰の強度を高めることを特徴とする請求項記載の撮像装置。
  7. コンピュータに
    被写体を撮像する撮像素子を用いて被写体の動画撮像を行なう動画撮像機能、
    前記動画撮像機能により撮像されたフレームの画像の変化量を算出する算出機能
    前記算出機能により算出された画像の変化量が大きくなるにつれて遅くなるシャッタ速度を設定するシャッタ速度設定機能、
    前記シャッタ速度設定機能により設定されたシャッタ速度が所定のシャッタ速度より速いか否かを判別する判別機能
    前記動画撮像機能より得られたフレームの画像に対してエッジ減衰機能を施すエッジ減衰機能、
    実現させるためのプログラムであって、
    前記動画撮像機能は、
    前記判別機能により前記シャッタ速度設定機能によって設定されたシャッタ速度が所定のシャッタ速度より速いと判別された場合に、前記設定されたシャッタ速度で、被写体の動画撮像を行なう第一の制御機能
    前記判別機能により前記シャッタ速度設定機能によって設定されたシャッタ速度が所定のシャッタ速度より速くないと判別された場合に、前記エッジ減衰機能により前記設定されたシャッタ速度に基づいてエッジ減衰処理を施し、かつシャッタ速度を前記所定のシャッタ速度に設定して、被写体の動画撮像を行なう第二の制御機能を更に実現させることを特徴とするプログラム。
JP2006003433A 2006-01-11 2006-01-11 撮像装置及びそのプログラム Expired - Fee Related JP4761048B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006003433A JP4761048B2 (ja) 2006-01-11 2006-01-11 撮像装置及びそのプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006003433A JP4761048B2 (ja) 2006-01-11 2006-01-11 撮像装置及びそのプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007189295A JP2007189295A (ja) 2007-07-26
JP4761048B2 true JP4761048B2 (ja) 2011-08-31

Family

ID=38344186

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006003433A Expired - Fee Related JP4761048B2 (ja) 2006-01-11 2006-01-11 撮像装置及びそのプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4761048B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5371474B2 (ja) * 2009-02-16 2013-12-18 キヤノン株式会社 撮像装置、制御方法、及びプログラム
JP2011191616A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Panasonic Corp 撮像装置
JP6351452B2 (ja) 2014-09-08 2018-07-04 オリンパス株式会社 撮像装置、撮像方法およびプログラム
JP6368618B2 (ja) 2014-10-30 2018-08-01 オリンパス株式会社 撮像装置、撮像装置の制御方法、およびプログラム
JP6549409B2 (ja) 2015-05-13 2019-07-24 オリンパス株式会社 撮像装置、撮像方法、およびプログラム
JP7305032B2 (ja) 2020-03-27 2023-07-07 富士フイルム株式会社 撮像装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0396931A (ja) * 1989-09-08 1991-04-22 Sharp Corp 画像ブレ防止装置
JP2774202B2 (ja) * 1991-01-21 1998-07-09 富士写真フイルム株式会社 ムービーカメラ
JP3473064B2 (ja) * 1992-11-20 2003-12-02 ソニー株式会社 画像動きベクトル検出装置及びビデオカメラ
JP2981369B2 (ja) * 1993-06-17 1999-11-22 富士写真フイルム株式会社 スチル/ムービ・ビデオ・カメラおよびその制御方法
JP2003087726A (ja) * 2001-09-14 2003-03-20 Sharp Corp 画像記録再生装置
JP4252015B2 (ja) * 2004-06-17 2009-04-08 シャープ株式会社 画像撮像装置、画像再生装置及び画像撮像再生システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007189295A (ja) 2007-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8290356B2 (en) Imaging device with image blurring reduction function
JP5715436B2 (ja) 撮像装置、及びその制御方法
KR101342477B1 (ko) 동영상을 촬영하는 촬상 장치, 및 촬상 처리 방법
KR101578600B1 (ko) 이미지 처리 장치, 이미지 처리 방법 및 컴퓨터로 읽을 수 있는 기록 매체
JP6124538B2 (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法、およびプログラム
JP4943721B2 (ja) 画像データのカラーノイズ除去方法及びこの方法を用いた撮像装置
EP1856909B1 (en) Moving image playback device with camera-shake correction function
JP4441919B2 (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP5002931B2 (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP4761048B2 (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP2006174412A (ja) 撮像装置
JP5256947B2 (ja) 撮像装置、撮像方法およびその方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
KR101721226B1 (ko) 사용자가 원하는 시점의 정지 영상을 획득할 수 있는 디지털 영상 신호 처리 장치 및 이의 제어 방법
US7945155B2 (en) Apparatus for capturing images, method of controlling exposure in the apparatus, and computer readable recording medium storing program
JP2005055746A (ja) 撮像装置、合焦制御方法、およびプログラム
JP2008108024A (ja) 画像処理装置および撮像装置
JP2017123670A (ja) 撮像制御装置、及びその制御方法とプログラム
JP6103481B2 (ja) 撮像装置、及びその制御方法とプログラム
JP2016119724A (ja) 動画撮影装置および動画像揺れ補正方法ならびにプログラム
JP5067475B2 (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP2019080261A (ja) 撮像装置
JP5105298B2 (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP6294607B2 (ja) 撮像装置およびその制御方法、プログラム並びに記憶媒体
JP2011155696A (ja) 一眼レフデジタルカメラにおける連続撮像方法
US20130194456A1 (en) Imaging device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110302

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110511

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110524

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4761048

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees