JP4441919B2 - 撮像装置及びそのプログラム - Google Patents

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    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules

Description

本発明は、撮像装置及びそのプログラムに係り、詳しくは、自動的に撮影する機能を有した撮像装置及びそのプログラムに関する。
従来から自動撮影機能を搭載したデジタルカメラが考案されている。
たとえば、下記特許文献1には、検出されたカメラの角速度又は角加速度が所定の条件を満たした場合、流し撮りと判断して自動撮影して記録する技術が記載されている。
公開特許公報 特開2001−235782
しかしながら、上記特許文献1においては、流し撮りを自動的に行うことができるが、注目被写体(撮影したい主要被写体)まで流れて(ブレて)しまうといった問題がある。
そこで本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、注目被写体のブレを低減させて自動的に流し撮りを行なうことができる撮像装置及びそのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明による撮像装置は、撮像素子と、
前記撮像素子により撮像された画像データに基づいて背景領域、及び被写体領域の動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段と、
前記動きベクトル検出手段により検出された背景領域の動きベクトルが第1の条件を満たし、且つ、被写体領域の動きベクトルが第2の条件を満たしたか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により前記背景領域の動きベクトルが第1の条件を満たし、且つ、前記被写体領域の動きベクトルが第2の条件を満たしたと判断された場合は、前記撮像素子を用いて自動的に流し撮り撮像を行う自動撮像制御手段と、を備え、
前記第1の条件は、
前記背景領域について同一の動きベクトルの数が第3の閾値より多く、且つ、前記第3の閾値以上の数の動きベクトル量が第1の閾値より大きいという条件を含み、
前記第2の条件は、
動きベクトル量が第2の閾値未満という条件を含む
ことを特徴とする。
また、例えば、請求項に記載されているように、前記第1の条件は、
前記背景領域における同一の動きベクトルの数が最も多い動きベクトルの数が前記第3の閾値より多く、且つ、該最も多い同一の動きベクトル量が前記第1の閾値より大きいという条件であるようにしてもよい。
また、例えば、請求項に記載されているように、前記第1の閾値、前記第2の閾値、前記第3の閾値のうち、少なくとも1つの閾値を任意に設定する閾値設定手段を備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項に記載されているように、前記背景領域は、画角の周囲領域であり、
前記被写体領域は、画角の中央領域であるようにしてもよい。
また、例えば、請求項に記載されているように、前記背景領域、及び/又は、前記被写体領域を任意に設定する領域設定手段を備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項に記載されているように、前記動きベクトル検出手段は、
前記背景領域と前記被写体領域の動きベクトルのみを検出するようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項記載の発明によるプログラムは、撮像素子を備えたコンピュータを、
前記撮像素子により撮像された画像データに基づいて背景領域、及び被写体領域の動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段と、
前記動きベクトル検出手段により検出された背景領域の動きベクトルについて同一の動きベクトルの数が第3の閾値より多く、且つ、前記第3の閾値以上の数の動きベクトル量が第1の閾値より大きいという条件を満たし、且つ、被写体領域の動きベクトル量が第2の閾値未満という条件を満たしたか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により前記背景領域の動きベクトルについて同一の動きベクトルの数が第3の閾値より多く、且つ、前記第3の閾値以上の数の動きベクトル量が第1の閾値より大きいという条件を満たし、且つ、前記被写体領域の動きベクトル量が第2の閾値未満という条件を満たしたと判断された場合は、前記撮像素子を用いて自動的に流し撮り撮像を行う自動撮像制御手段と、
として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、注目被写体のブレがない、若しくは少ない流し撮りを自動的に行うことができる。
以下、本実施の形態について、本発明の撮像装置をデジタルカメラに適用した一例として図面を参照して詳細に説明する。
[実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1は、本実施の形態におけるデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、撮影レンズ2、レンズ駆動ブロック3、絞り兼用シャッタ4、CCD5、垂直ドライバ6、TG(timing generator)7、ユニット回路8、DMAコントローラ(以下、DMAという)9、CPU10、キー入力部11、メモリ12、DRAM13、DMA14、動きベクトル検出部15、DMA16、画像生成部17、DMA18、DMA19、表示部20、DMA21、圧縮伸張部22、DMA23、フラッシュメモリ24、バス25を備えている。
撮影レンズ2は、図示しない複数のレンズ群から構成されるフォーカスレンズ、ズームレンズを含む。そして、撮影レンズ2には、レンズ駆動ブロック3が接続されている。レンズ駆動ブロック3は、フォーカスレンズ、ズームレンズをそれぞれ光軸方向に駆動させるフォーカスモータ、ズームモータ(図示略)と、CPU10から送られてくる制御信号にしたがって、フォーカスレンズ、ズームレンズを光軸方向に駆動させるフォーカスモータドライバ、ズームモータドライバ(図示略)とから構成されている。
絞り兼用シャッタ4は、図示しない駆動回路を含み、駆動回路はCPU10から送られてくる制御信号にしたがって絞り兼用シャッタ4を動作させる。この絞り兼用シャッタは、絞りとシャッタとして機能する。
絞りとは、撮影レンズ2から入ってくる光の量を制御する機構のことをいい、シャッタとは、CCD5に光を当てる時間を制御する機構のことをいう。CCD5に光を当てる時間は、シャッタの開閉の速度(シャッタ速度)によって変わってくる。露光は、この絞りとシャッタ速度によって定めることができる。
CCD5は、垂直ドライバ6によって走査駆動され、一定周期毎に被写体像のRGB値の各色の光の強さを光電変換して撮像信号としてユニット回路8に出力する。この垂直ドライバ6、ユニット回路8の動作タイミングはTG7を介してCPU10によって制御される。なお、CCD5はベイヤー配列の色フィルターを有しており、また、電子シャッタとしての機能も有する。この電子シャッタのシャッタ速度は、垂直ドライバ6、TG7を介してCPU10によって制御される。
ユニット回路8には、TG7が接続されており、CCD5から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated Double Sampling)回路、そのサンプリング後の撮像信号の自動利得調整を行なうAGC(Automatic Gain Control)回路、その自動利得調整後のアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器から構成されており、CCD5によって得られた撮像信号はユニット回路8を経た後、DMA9によってベイヤーデータの状態でバッファメモリ(DRAM13)に記憶される。
CPU10は、AE処理、AF処理、撮像処理などを行う機能を有すると共に、デジタルカメラ1の各部を制御するワンチップマイコンであり、時刻を計時するクロック回路も含む。
特に、CPU10は、動きベクトルが同一となる背景ブロックの数が最も多い背景ブロックの数が閾値mより多いか、且つ、該最も多い背景ブロックの動きベクトルのスカラー量が閾値vより大きいか否かを判断する機能、及び、注目ブロックの動きベクトルのスカラー量が閾値vcより小さいか否かを判断する機能、さらに、動きベクトルが同一となる背景ブロックの数が最も多い背景ブロックの数が閾値mより多く且つ該最も多い背景ブロックの動きベクトルのスカラー量が閾値vより大きいと判断され、且つ、注目ブロックの動きベクトルのスカラー量が閾値vcより小さいと判断されると、自動的に静止画撮影を行う機能を有する。
なお、この背景ブロックと注目ブロックについては後で説明するが、この背景ブロック及び注目ブロックの位置は、流し撮りと密接な関係を有している。
キー入力部11は、半押し操作全押し操作可能なシャッタボタン、モード切替キー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をCPU10に出力する。
メモリ12には、CPU10がデジタルカメラ1の各部を制御するのに必要な制御プログラム、及び必要なデータ(たとえば、閾値m、閾値v、閾値vc等)が記録されており、CPU10は、該プログラムに従い動作する。
DRAM13は、CCD5によって撮像された画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU10のワーキングメモリとしても使用される。
DMA14は、バッファメモリに記憶されているベイヤーデータ若しくは後述する輝度色差信号の画像データを読み出して、動きベクトル検出部15に出力するものである。
動きベクトル検出部15は、フレーム(画像データ)のある領域の動きベクトルを検出するものであり、代表点マッチング法や、ブロックマッチング法などを用いて該画像データの動きベクトルを検出する。
ここでは、撮像されたフレーム画像データ(現フレーム画像データ)を複数のブロック(m画素×n画素毎)に分け、該分けられた各ブロックの画像データと、現フレーム画像データの前に撮像されたフレーム画像データ(前フレーム画像データ)とに基づいて、該各ブロックの動きベクトルを検出するので、撮像されたフレームを一定時間保持する記憶回路も含む。
また、ここでは、該分けられた各ブロックの画像データのうち、背景ブロックと注目ブロックのみの動きベクトルを検出する。これにより、動きベクトル検出の処理負担を軽減させることができる。なお、この検出された動きベクトルは、DMA14を介してCPU10に送られる。
DMA16は、バッファメモリ(DRAM13)に記憶されたベイヤーデータの画像データを読み出して画像生成部17に出力するものである。
画像生成部17は、DMA16から送られてきた画像データに対して、画素補間処理、γ補正処理、ホワイトバランス処理などの処理を施すとともに、輝度色差信号(YUVデータ)の生成も行なう。つまり、画像処理を施す部分である。
DMA18は、画像生成部17で画像処理が施された輝度色差信号の画像データ(YUVデータ)をバッファメモリに記憶させるものである。
DMA19は、バッファメモリに記憶されているYUVデータの画像データを表示部20に出力するものである。
表示部20は、カラーLCDとその駆動回路を含み、DMA19から出力された画像データの画像を表示させる。
DMA21は、バッファメモリに記憶されているYUVデータの画像データや圧縮された画像データを圧縮伸張部22に出力したり、圧縮伸張部22により圧縮された画像データや、伸張された画像データをバッファメモリに記憶させたりするものである。
圧縮伸張部22は、画像データの圧縮・伸張(例えば、JPEGやMPEG形式の圧縮・伸張)を行なう部分である。
DMA23は、バッファッメモリに記憶されている圧縮画像データを読み出してフラッシュメモリ24に記録させたり、フラッシュメモリ24に記録された圧縮画像データをバッファメモリに記憶させるものである。
B.流し撮りと、注目ブロック及び背景ブロックとの関係
流し撮りする場合は、撮影者は、注目被写体が画角の中央に位置するように、該注目被写体の移動に合わせてデジタルカメラ1を動かすのが通常であるから、注目被写体は画角の中央にほぼ固定状態で存在し、背景は注目被写体が移動している方向とは逆方向に移動していることになる。
したがって、背景の動きベクトルが一方向を向いており、注目被写体の動きベクトルは背景の動きベクトルとは異質なもの(動きベクトルの方向や量が明らかに異なる)ということになる。なお、確実に注目被写体を画角の中央で捉えている場合は、注目ブロックの動きベクトルはほぼ0ということになる。
図2(A)は、スルー画像表示中にデジタルカメラ1を左方向に動かして流し撮りを行おうとしているときに検出される動きベクトルの様子の一例を示す図であり、図2(A)を見るとわかるように、背景の動きベクトルが一方向を向いており、注目被写体の動きベクトルは背景の動きベクトルと比べ異質なものとなっている。
この原理を応用して、注目ブロック、背景ブロックの位置が定められる。
つまり、注目被写体は画角の中央に位置していると考えられるので、画角の中央にあるブロックを注目ブロックとし、また、注目被写体が存在しないと考えられる画角の周囲にあるブロックを背景ブロックとする。
図2(B)は、注目ブロック、背景ブロックの様子の一例を示す図である。
図2(B)を見るとわかるように、フレーム画像データが複数のブロックに分けられており、画角内の一番外側にある周囲のブロック(斜線で記されているブロック)32を背景ブロックとし、画角の真中にあるブロック(縦線で記させているブロック)31を注目ブロックとする。この各背景ブロックにはアドレスが付されており、図2(B)に示すように背景ブロック32は40個あるので、各背景ブロックには1〜40のアドレスがそれぞれ付されている。
そして、動きベクトルが同じとなる背景ブロック32の数が閾値mより多く、且つ、該背景ブロック32の動きベクトルのスカラー量が閾値vより大きい場合に、注目ブロック31の動きベクトルのスカラー量が閾値vcより小さいときは、流し撮りを行おうとしている状態であると判断し、且つ、注目被写体のブレがないと判断して自動撮影(流し撮り)を行う。
これらの判断を自動撮影の条件とした理由は、たとえば、背景ブロック32の動きベクトルのスカラー量が閾値vより小さく、注目ブロック31の動きベクトルのスカラー量が閾値vcより小さい場合は、もはや、流し撮りを行おうとしているのではなく、単に静止している被写体に対してデジタルカメラ1を固定して撮像を行おうとしている場合であり、背景ブロック32の動きベクトルのスカラー量が閾値vより大きく、注目ブロック31の動きベクトルのスカラー量が閾値vcより大きい場合は、単に静止している被写体に対してカメラをパーンしている場合であるからである。
ここで、「背景ブロック32の動きベクトルが全て同じ」ではなく、「動きベクトルが同じとなる背景ブロック32の数が閾値mより多い」かを判断することとしたのは、デジタルカメラ1を動かして撮像しているため、背景ブロック32の動きベクトルの検出は失敗しやすく、常に全ての背景ブロック32で正確な動きベクトルを検出することができるとは限らないからである。たとえば、現フレーム画像データの背景ブロック32の画像が前フレーム画像データの中にない場合は、該背景ブロック32の動きベクトルの検出に失敗することになる。
なお、注目ブロック31は、フレーム画像データの中央にあるブロックとしたが、中央付近にあるブロックであればよく、また、背景ブロック32は、フレーム画像データの中で一番外側にある全てのブロックとしたが、一番外側にある全てのブロックでなくてもよいし、また、一番外側のブロックでなくてもよい。要は、中央被写体が確実にいると思われるブロックを注目ブロック31にし、注目被写体がいなく常に背景であると思われるブロックを背景ブロック32にすればよい。
C.デジタルカメラ1の動作
実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を図3及び図4のフローチャートにしたがって説明する。
ユーザのキー入力部11のモード切替キーの操作によりオート流し撮りモードに設定されると、CPU10は、所定のフレームレートでCCD5による被写体の撮像を開始させ、画像生成部17によって順次生成されてバッファメモリ(DRAM13)に記憶された輝度色差信号のフレーム画像データを表示部20に表示させていく、といういわゆるスルー画像表示を開始する(ステップS1)。
次いで、CPU10は、ユーザによってオートシャッタ開始の指示が行われたか否かを判断する(ステップS2)。この判断は、シャッタボタンの半押し操作、又は、全押し操作に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断する。このとき、ユーザは、注目被写体を流し撮りし、いつでもオートシャッタを切ってもよいと思う場合にシャッタボタンの半押し操作、又は、全押し操作を行う。
ステップS2で、オートシャッタ開始の指示が行われていないと判断すると、オートシャッタ開始の指示が行われるまでステップS2に留まり、オートシャッタ開始の指示が行われたと判断すると、CPU10は、メモリ12から背景ブロック32の総数aを取得する(ステップS3)。
ここでは、図2(B)に示すように背景ブロック32は定められているので、取得する背景ブロック32の数aは、40個ということになる。
次いで、CPU10は、動きベクトル検出部15に順次撮像されたフレーム画像データを出力させ、動きベクトル検出部15に、撮像された各フレーム画像データの注目ブロック31、及び、各背景ブロック32の動きベクトルを検出させる処理を開始させる(ステップS4)。
次いで、CPU10は、該検出された直近に撮像されたフレーム画像データの注目ブロック31、各背景ブロック32の動きベクトルを取得する(ステップS5)。
次いで、CPU10は、基準ブロックn0=1、Max=0に設定する(ステップS6)。この基準ブロックn0=1とは、アドレスが「1」の背景ブロック32を基準ブロックn0に設定するという意味である。この基準ブロックn0に設定された背景ブロック32のアドレスは、バッファメモリの基準ブロック記憶領域に記憶される。
また、Maxとは、動きベクトルが同じとなる背景ブロック32の最大数(各背景ブロック32の動きベクトルのうち、同じ動きベクトルの数の最大数)を意味しており、Max=0とは、該最大数を0に設定するという意味である。この設定された最大数は、バッファメモリのMax記憶領域に記憶される。
次いで、CPU10は、ステップS5で取得したブロックの動きベクトルの中に、該設定した基準ブロックn0の動きベクトルVn0があるか否かを判断する(ステップS7)。この判断は、現在基準ブロック記憶領域に記憶されているアドレスに基づいて、基準ブロックn0の動きベクトルがあるか否かを判断する。
ここで、動きベクトル検出処理により該基準ブロックn0となった背景ブロック32の動きベクトルの検出が失敗している場合は、該設定した基準ブロックn0の動きベクトルがないと判断されることになる。背景ブロック32の動きベクトルは、常に検出されるとは限らないからである。
ステップS7で、基準ブロックn0の動きベクトルがあると判断すると、CPU10は、比較ブロックn1=1、Count=0に設定する(ステップS8)。この比較ブロックn1=1とは、アドレスが1の背景ブロック32を比較ブロックn1に設定するという意味である。この比較ブロックn1により設定された背景ブロック32のアドレスは、バッファメモリの比較ブロック記憶領域に記憶される。
また、Countとは、現在の基準ブロックn0の動きベクトルと同じ動きベクトルとなる背景ブロック32の数のカウント数であり、Count=0とは、該カウント数を0にするという意味である。このカウント数は、バッファメモリのCount記憶領域に記憶される。
次いで、CPU10は、ステップS5で取得したブロックの動きベクトルの中に、該設定した比較ブロックn1の動きベクトルVn1があるか否かを判断する(ステップS9)。この判断は、現在比較ブロック記憶領域に記憶されているアドレスに基づいて、設定した比較ブロックn1の動きベクトルがあるか否かを判断する。
ここで、上述したように、動き検出処理により該比較ブロックn1となった背景ブロック32の動きベクトルの検出が失敗した場合は、該設定した比較ブロックn1の動きベクトルがないと判断されることになる。
ステップS9で、比較ブロックn1の動きベクトルVn1があると判断すると、CPU10は、現在設定されている基準ブロックn0の動きベクトルVn0と現在設定されている比較ブロックn1の動きベクトルVn1とを比較して両者が同じであるか否かを判断する(ステップS10)。
ステップS10で、動きベクトルVn0と動きベクトルVn1とが同じであると判断すると、CPU10は、Count=Count+1にして(ステップS11)、ステップS12に進む。つまり、Count数をインクリメントする。このインクリメントされた数がCount記憶領域に記憶されることになる。
一方、ステップS9で比較ブロックn1の動きベクトルVn1がないと判断された場合、ステップS10で動きベクトルVn0と動きベクトルVn1とが同じでないと判断された場合は、そのままステップS12に進む。
ステップS12に進むと、CPU10は、現在設定されている比較ブロックn1=aであるか、つまり、比較ブロックn1に設定されている背景ブロック32のアドレスの番号と背景ブロックの総数aとが同じであるか否かを判断する。即ち、すべての背景ブロック32を比較ブロックn1として設定したか否かを判断する。この判断は、現在比較ブロック記憶領域に記憶されているアドレスに基づいて行う。
ステップS12で、比較ブロックn1=aでないと判断すると、CPU10は、比較ブロックn1=n1+1に設定して(ステップS13)、ステップS9に戻る。
つまり、比較ブロックn1として設定する背景ブロック32のアドレスをインクリメントする。たとえば、現在アドレス2の背景ブロック32が比較ブロックとして設定されている場合は、アドレス3の背景ブロック32が比較ブロックとして設定されることになる。また、これに伴って比較ブロック記憶領域に記憶されているアドレスもインクリメントされる。
これにより、現在基準ブロックn0として設定されている背景ブロック32の動きベクトルと全ての背景ブロック32の動きベクトルとを比較して、該基準ブロックn0として設定されている背景ブロック32と同じ動きベクトルの背景ブロック32がいくつあるかカウントされることになる。
一方、ステップS12で、比較ブロックn1=aであると判断すると、つまり、すべての背景ブロック32を比較ブロックn1として設定したと判断すると、CPU10は、CountがMaxより多いか否かを判断する(ステップS14)。つまり、Count記憶領域に記憶されているカウント数がMax記憶領域に記憶されている最大数より大きいか否かを判断する。
ステップS14で、CountがMaxより大きいと判断すると、該Count数をMaxに設定するとともに(Count記憶領域に記憶されているカウント数をMax記憶領域に記憶させるとともに)、現在基準ブロックn0として設定されている背景ブロック32の動きベクトルVn0を、背景ブロック32の中で最も大きい動きベクトルVに設定して(ステップS15)、ステップS16に進む。
この動きベクトルVの設定により、現在基準ブロックn0として設定されている背景ブロック32の動きベクトルが動きベクトル記憶領域に上書きして記憶される。
一方、ステップS7で基準ブロックn0の動きベクトルVn0がないと判断された場合、ステップS14で、Count数がMaxより大きくないと判断された場合は、そのままステップS16に進む。
ステップS16に進むと、現在設定されている基準ブロックn0=aであるか、つまり、現在基準ブロックn0に設定されている背景ブロック32のアドレスの番号と背景ブロックの総数aとが同じであるか否かを判断する。即ち、すべての背景ブロック32を基準ブロックn0として設定したか否かを判断する。この判断は、現在基準ブロック記憶領域に記憶されているアドレスに基づいて行う。
ステップS16で、基準ブロックn0=aでないと判断すると、CPU10は、基準ブロックn0=n0+1に設定して(ステップS17)、ステップS7に戻る。
つまり、基準ブロックn0として設定する背景ブロック32のアドレスをインクリメントする。たとえば、現在アドレス2の背景ブロック32が基準ブロックn0として設定されている場合は、アドレス3の背景ブロック32が基準ブロックn0として設定されることになる。また、これに伴って基準ブロック記憶領域に記憶されているアドレスもインクリメントされる。
これにより、すべての背景ブロック32が基準ブロックn0として設定されることにより、各背景ブロック32の動きベクトルと全ての背景ブロック32の動きベクトルとを比較して、各背景ブロック32と同じ動きベクトルの背景ブロック32がいくつあるかカウントすることになり、この中で最もカウント数の多かったCount数がMaxとなり、Count数が最も大きかった動きベクトルが動きベクトルVとなる。
一方、ステップS16で、基準ブロックn0=aであると判断すると、つまり、すべての背景ブロック32を基準ブロックn0として設定したと判断すると、図4のステップS21に進み、CPU10は、現在設定されているMaxが閾値mより大きく、且つ、現在設定されている動きベクトルVのスカラー量が閾値vより大きいか否かを判断する。つまり、Max記憶領域に記憶されている最大数が閾値mより大きく、且つ、動きベクトル記憶領域に記憶されている動きベクトルのスカラー量が閾値vより大きいか否かを判断する。
ステップS21で、現在設定されているMaxが閾値mより大きく、且つ、現在設定されている動きベクトルVのスカラー量が閾値vより大きいと判断すると、CPU10は、図3のステップS5で取得したブロックの動きベクトルの中に、注目ブロック31の動きベクトルVcがあるか否かを判断する(ステップS22)。
ステップS22で、注目ブロック31の動きベクトルVcがあると判断すると、CPU10は、該注目ブロック31の動きベクトルVcのスカラー量が閾値vcより小さいか否かを判断する(ステップS23)。
ステップS23で、注目ブロック31の動きベクトルVcのスカラー量が閾値vcより小さいと判断すると、CPU10は、自動撮影記録処理(流し撮り)を行う(ステップS24)。つまり、ユーザの撮影指示操作がなくても自動的に静止画撮影処理(流し撮り)を行い、圧縮された静止画像データをDMA23を介してフラッシュメモリ24に記録する。
一方、ステップS21で現在設定されているMaxが閾値mより大きく、且つ、現在設定されている動きベクトルVのスカラー量が閾値vより大きいという条件を満たさない場合、ステップS22で注目ブロック31の動きベクトルVcがないと判断された場合、ステップS23で注目ブロック31の動きベクトルVcのスカラー量が閾値vcより小さくないと判断された場合は、図3のステップS5に戻り、該検出された直近に撮像されたフレーム画像データの注目ブロック31、各背景ブロック32の動きベクトルを取得し、上記した動作を繰り返す。
つまり、ステップS21〜ステップS23は、直近に撮像されたフレーム画像データに基づいて自動撮影を行うか否かを判断しているわけである。
なお、動きベクトル検出部15は、直近に撮像されたフレーム画像データのブロックの動きベクトルを、次のフレーム画像データのCCD5からの読み出しが終了するまでに算出するものとし、また、図3のステップS5〜ステップS23までの処理も、次のフレーム画像データのCCD5からの読み出しが終了するまでに行うものとする。つまり、撮像されたフレーム画像データ毎に自動撮影を行うか否かを判断する。
以上のように、実施の形態においては、画像データを複数のブロックに分け、画角の中央にあるブロックを注目ブロック31とし、画角の周囲にあるブロックを背景ブロック32とし、背景ブロック32の動きベクトルのうち、同一となる動きベクトルの数が最も多くなる動きベクトルの数(Max)が閾値mより多く、該数が最も多くなる動きベクトルのスカラー量が閾値vより大きく、且つ、注目ブロック31の動きベクトルのスカラー量が閾値vcより小さい場合は、自動撮影を行うので、注目被写体のブレがない、若しくは少ない流し撮りを自動で行うことができる。
また、注目ブロック31を画角の中央とし、背景ブロック32を画角の周囲のブロックとしたので、精度良く注目被写体の動きベクトルを検出及び背景の動きベクトルを検出することができ、精度良く流し撮りを行おうとしている状態であるか、且つ、注目被写体がブレていないかを判断することができる。
また、背景ブロック32の動きベクトルのうち、同一となる動きベクトルの数が最も多くなる動きベクトルの数(Max)が閾値mより多く、該数が最も多くなる動きベクトルのスカラー量が閾値vより大きいかの判断、及び、注目ブロックの動きベクトルのスカラー量が閾値vcより小さいかの判断を行うので、精度良く流し撮りを行おうとしている状態であり、且つ、注目被写体がブレていないかを判断することができる。
[変形例]
上記実施の形態は、以下のような変形例も可能である。
(01)また、上記実施の形態においては、背景ブロック32の動きベクトルのうち、同一となる動きベクトルの数が最も多くなる動きベクトルの数(動きベクトルが同一の背景ブロック32の最大数)が閾値mより多く、且つ、該数が最も多くなる動きベクトルのスカラー量が閾値vより大きいか否かを判断するようにしたが、要は、背景ブロック32から構成される背景領域(図2(B)に示す斜線で示された領域)の動きベクトルのスカラー量が閾値vより大きいか否かを判断すればよい。これによっても、注目被写体のブレがない、若しくは少ない流し撮りを自動で行うことができる。
この背景領域の動きベクトルとは、たとえば、各背景ブロック32の動きベクトルを平均した動きベクトルであってもよい。また、同一となる動きベクトルの数が閾値mより多い動きベクトルであってもよい。つまり、上記実施の形態においては、同一となる動きベクトルの数が最も多くなる動きベクトルとしたが、閾値mより多ければ、同一の動きベクトルの数が最も多い動きベクトルでなくてもよい。
(02)また、上記実施の形態において、注目ブロック31(注目領域)を画角の中央のブロックとしたが、ユーザがキー入力部11を操作することにより任意の領域を注目領域として設定することができるようにしてもよい。また、背景領域を画角の周囲とし、それに基づいて背景ブロック32が定まったが、ユーザがキー入力部11を操作することにより任意の領域を背景領域として設定することができるようにしてもよい。この設定された背景領域にあるブロックが背景ブロック32ということになる。ユーザが流し撮りを行なう場合に注目被写体を画角の中央以外の領域で撮像したい場合があるので、ユーザが注目領域、背景領域を任意に設定することにより、より精度よく注目被写体のブレがない、若しくは少ない流し撮りを自動で行うことができる。
(03)また、上記実施の形態において、閾値m、閾値v、閾値vcは予め定められた値であったが、ユーザがキー入力部11を操作することにより任意の値を閾値m、閾値v、あるいは閾値vcとして設定することができるようにしてもよい。これによって、オート流し撮りにおける注目被写体のブレ具合や、背景のブレ具合をユーザが任意に決めることができる。
(04)また、上記実施の形態においては、背景ブロック32の動きベクトルのうち、同一となる動きベクトルの数が最も多くなる動きベクトルの数(動きベクトルが同一の背景ブロック32の最大数)が閾値mより多く、且つ、該数が最も多くなる動きベクトルのスカラー量が閾値vより大きいか否かを判断してから、注目ブロック31の動きベクトルVcのスカラー量が閾値vcより小さいか否かを判断するようにしたが、逆の順序で判断するようにしてもよい。
この場合は、図4のステップS22及びステップS23の動作が図3のステップS5とステップS6の間に入り、ステップS22及びステップS23でNに分岐する場合はステップS5に戻り、ステップS23でYに分岐する場合はステップS6に進む。そして、ステップS21でNに分岐する場合はステップS5に戻り、ステップS21でYに分岐する場合はステップS24に進む。
(05)また、上記実施の形態においては、各背景ブロック32を基準ブロックn0として設定して、全ての背景ブロック32と比較して同一の動きベクトルの数をカウントしていくようにしたが、重複した判断を行うことになるので、基準ブロックn0として設定された背景ブロック32と同じ動きベクトルであると判断された比較ブロックn1として設定された背景ブロック32は、基準ブロックn0として設定しないようにしてもよい。
要は、各背景ブロック32を、動きベクトル毎にグループ分けするものであればよく、該グループ分けされた背景ブロック32の数が最も多くなるグループの背景ブロック32の数をMaxとして設定するものであればよい。
(06)また、上記実施の形態においては、注目ブロック31を1つとしたが、注目ブロック31は2つ以上の複数であってもよい。要は、画角の中央領域、若しくはユーザによって設定された注目領域に注目ブロック31があればよい。
この場合のステップS23の判断は、背景ブロック32の場合と同様に、注目ブロック31の動きベクトルのうち、同一となる動きベクトルの数が最も多くなる動きベクトルの数(動きベクトルが同一の注目ブロック32の最大数)が閾値より多く、且つ、該数が最も多くなる動きベクトルのスカラー量が閾値vcより小さいか否かを判断するようにしてもよいし、各注目ブロック31の動きベクトルを平均した動きベクトルのスカラー量が閾値vcより小さいか否かを判断するようにしてもよいし、動きベクトルが同一となる注目ブロック31の数が閾値より多い注目ブロック31の動きベクトルのスカラー量が閾値vcより小さいか否かを判断するようにしてもよい。
(07)また、上記実施の形態においては、各フレーム毎に自動撮影を行なうか否かを判断するようにしたが、所定のフレーム毎に自動撮影を行なうか否かを判断するようにしてもよい。
(08)また、上記実施の形態、上記変形例(01)乃至(07)を任意に組み合わせた態様であってもよい。
(09)また、本発明の上記実施形態及び各変形例は、何れも最良の実施形態としての単なる例に過ぎず、本発明の原理や構造等をより良く理解することができるようにするために述べられたものであって、添付の特許請求の範囲を限定する趣旨のものでない。
したがって、本発明の上記実施形態に対してなされ得る多種多様な変形ないし修正はすべて本発明の範囲内に含まれるものであり、添付の特許請求の範囲によって保護されるものと解さなければならない。
最後に、上記各実施の形態においては、本発明の撮像装置をデジタルカメラ1に適用した場合について説明したが、上記の実施の形態に限定されるものではなく、要は、被写体を撮像することができる機器であれば適用可能である。
実施の形態のデジタルカメラのブロック図である。 スルー画像表示中にデジタルカメラ1を左方向に動かして流し撮りを行おうとしているときに検出される動きベクトルの様子、及び、注目ブロック、背景ブロックの様子の一例を示す図である。 実施の形態のデジタルカメラ1の動作を示すフローチャートである。 実施の形態のデジタルカメラ1の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 撮影レンズ
3 レンズ駆動ブロック
4 絞り兼用シャッタ
5 CCD
6 垂直ドライバ
7 TG
8 ユニット回路
9 DMA
10 CPU
11 キー入力部
12 メモリ
13 DRAM
14 DMA
15 動きベクトル検出部
16 DMA
17 画像生成部
18 DMA
19 DMA
20 表示部
21 DMA
22 圧縮伸張部
23 DMA
24 フラッシュメモリ
25 バス

Claims (7)

  1. 撮像素子と、
    前記撮像素子により撮像された画像データに基づいて背景領域、及び被写体領域の動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段と、
    前記動きベクトル検出手段により検出された背景領域の動きベクトルが第1の条件を満たし、且つ、被写体領域の動きベクトルが第2の条件を満たしたか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記背景領域の動きベクトルが第1の条件を満たし、且つ、前記被写体領域の動きベクトルが第2の条件を満たしたと判断された場合は、前記撮像素子を用いて自動的に流し撮り撮像を行う自動撮像制御手段と、を備え、
    前記第1の条件は、
    前記背景領域について同一の動きベクトルの数が第3の閾値より多く、且つ、前記第3の閾値以上の数の動きベクトル量が第1の閾値より大きいという条件を含み、
    前記第2の条件は、
    動きベクトル量が第2の閾値未満という条件を含む
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1の条件は、
    前記背景領域における同一の動きベクトルの数が最も多い動きベクトルの数が前記第3の閾値より多く、且つ、該最も多い同一の動きベクトル量が前記第1の閾値より大きいという条件であることを特徴とする請求項記載の撮像装置。
  3. 前記第1の閾値、前記第2の閾値、前記第3の閾値のうち、少なくとも1つの閾値を任意に設定する閾値設定手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。
  4. 前記背景領域は、画角の周囲領域であり、
    前記被写体領域は、画角の中央領域であることを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載の撮像装置。
  5. 前記背景領域、及び/又は、前記被写体領域を任意に設定する領域設定手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載の撮像装置。
  6. 前記動きベクトル検出手段は、
    前記背景領域と前記被写体領域の動きベクトルのみを検出することを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載の撮像装置。
  7. 撮像素子を備えたコンピュータを、
    前記撮像素子により撮像された画像データに基づいて背景領域、及び被写体領域の動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段と、
    前記動きベクトル検出手段により検出された背景領域の動きベクトルについて同一の動きベクトルの数が第3の閾値より多く、且つ、前記第3の閾値以上の数の動きベクトル量が第1の閾値より大きいという条件を満たし、且つ、被写体領域の動きベクトル量が第2の閾値未満という条件を満たしたか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記背景領域の動きベクトルについて同一の動きベクトルの数が第3の閾値より多く、且つ、前記第3の閾値以上の数の動きベクトル量が第1の閾値より大きいという条件を満たし、且つ、前記被写体領域の動きベクトル量が第2の閾値未満という条件を満たしたと判断された場合は、前記撮像素子を用いて自動的に流し撮り撮像を行う自動撮像制御手段と、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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