JP2956056B2 - 追尾制御方法及び装置並びにぶれ補正方法及び装置 - Google Patents

追尾制御方法及び装置並びにぶれ補正方法及び装置

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JP2956056B2 JP63269554A JP26955488A JP2956056B2 JP 2956056 B2 JP2956056 B2 JP 2956056B2 JP 63269554 A JP63269554 A JP 63269554A JP 26955488 A JP26955488 A JP 26955488A JP 2956056 B2 JP2956056 B2 JP 2956056B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、追尾制御方法及び装置並びにぶれ補正方法
及び装置に関し、より具体的には、画像信号から主要被
写体に実時間で追尾する追尾制御方法及び装置、並び
に、画像信号から画像のぶれ量を検出し、そのぶれを補
正するぶれ補正方法及び装置に関する。
〔従来の技術〕
カメラ、ビデオ、カメラ、電子カメラなどの撮像光学
装置においては、工業用計測機器、民生用機器を問わ
ず、そのカメラぶれが画像を見にくくすると共に、あら
ゆる誤動作の原因となる。特に、歩行中や移動する乗り
物上からの撮影や、振動の多い場所における撮影では、
画面ぶれを生じ易いので、従来から、画面ぶれを補正す
る種々の方法が提案されている。
例えば、特開昭61−248681号公報に記載の防振カメラ
では、レンズ系及び光電変換素子からなる撮像系により
入射画像を電気信号に変換し、所定の信号処理を施して
テレビ画像信号をモニタ装置に供給すると共に、当該テ
レビ画像信号を画像ぶれ検知回路にも供給し、一定時間
隔てた2画面間の相関をとることにより画像ぶれの大き
さと方向を検知する。そして、この検知結果に基づい
て、画像ぶれを打ち消す方向にレンズ系を駆動制御して
いる。この結果、装置が振動しても、安定した画像が得
られるとされている。
なお、防振とはカメラぶれを修正する機能、追尾とは
移動被写体をカメラが追跡する機能を言い、原理的な処
理・制御方法は同じである。
このように、画像からぶれ量を検出する場合、画面全
体に対し均一な感度でぶれ量を検出する方式を採用する
と、被写体が変形、移動したのか、カメラが手ぶれによ
り傾いたのかが区別できず、撮影者の意志に反した物体
を追尾撮影するといった事態が生じうる。この問題を解
決するためには、各被写体の位置と形状を認識し、所定
領域内において画像ぶれ量を検出する処理が必要にな
る。このようにした画像ぶれ検知装置が、テレビジョン
学会技術報告Vol.11,No.3,p43〜48,PPOE,'87−12(May,
1987)「画面ゆれ補正装置について」に記載されてい
る。この分献では、全画面を140ブロックの領域に分割
し、各領域でのぶれ検知を手動により任意にオン/オフ
し、オンの領域のみを代表的マッチング法でぶれ検知し
ている。
そして、画像ぶれを検出する領域を決定する方法とし
ては、背景と被写体の輝度差を利用する方法や、一
定時間隔てた画像間との差分(フレーム間差)から動き
領域を検出する方法が用いられてきた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記の方法では、背景と被写体に明確な輝
度が無い場合、の方法では複数の被写体が動いた場合
に、それぞれ、正確な領域決定が困難になる。即ち、従
来の方法には一長一短があり、従来の画像ぶれ検知装置
を小型ビデオ・カメラに組み込んでも、あらゆる画像状
況に対応できるようにはならない。
そこで、本発明は、画像状況により広く対応して被写
体を追尾する追尾制御方法及び装置並びに、ぶれを補正
するぶれ補正方法及び装置を提示することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る追尾制御方法は、画面を複数に分割して
得たブロック領域毎に動きベクトルを求め、当該複数の
ブロック領域の動きベクトルの方向及び大きさの分布状
態から、前記画面内を実質的に同じ動きを有する領域ご
とに分類するとともに、当該動きベクトルの大きさが所
定値よりも小さい領域を主要被写体領域、その周囲を背
景領域と識別し、識別された当該主要被写体領域に、主
要被写体像を追尾する追尾動作を行うための動きベクト
ル検出領域を設定することを特徴とする。
本発明に係る追尾制御方法は、画面を複数に分割して
得たブロック領域毎に動きベクトルを求めるとともに、
当該各ブロック領域毎に動きベクトルの変動量を求め、
当該変動量が所定値よりも小さいブロック領域を追尾動
作を行うための動きベクトル検出領域とすることを特徴
とする。
本発明に係る追尾制御装置は、画面を複数に分割して
得たブロック領域毎に動きベクトルを求める動きベクト
ル検出手段と、当該複数のブロック領域の動きベクトル
の方向及び大きさの分布状態から、前記画面内を実質的
に同じ動きを有する領域ごとに分類するとともに、当該
動きベクトルの大きさが所定値よりも小さい領域を主要
被写体領域、その周囲を背景領域と識別する識別手段
と、前記識別手段によって識別された当該主要被写体領
域に、主要被写体像を追尾する追尾動作を行うための動
きベクトル検出領域を設定する領域設定手段とを備える
ことを特徴とする。
本発明に係る追尾制御装置は、画面を複数に分割して
得たブロック領域毎に動きベクトルを求める動きベクト
ル検出手段と、当該各ブロック領域毎に動きベクトルの
変動量を求め、当該変動量が所定値よりも小さいブロッ
ク領域を追尾動作を行うための動きベクトル検出領域と
する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係るぶれ補正方法は、画面を複数に分割して
得たブロック領域毎に動きベクトルを求め、当該複数の
ブロック領域の動きベクトルの方向及び大きさの分布状
態から、前記画面内を実質的に同じ動きを有する領域ご
とに分類するとともに、当該動きベクトルの大きさが所
定値よりも小さい領域を背景領域、大きい領域を主要被
写体領域と識別し、当該背景領域にぶれ補正を行うため
の動きベクトル検出領域を設定することを特徴とする。
本発明に係るぶれ補正方法は、画面を複数に分割して
得たブロック領域毎に動きベクトルを求めるとともに、
当該各ブロック領域毎に動きベクトルの変動量を求め、
当該変動量が所定値よりも小さいブロック領域をびれ補
正動作を行うための動きベクトル検出領域とすることを
特徴とする。
本発明に係るぶれ補正装置は、画面を複数に分割して
得たブロック領域毎に動きベクトルを求める動きベクト
ル検出手段と、当該複数のブロック領域の動きベクトル
の方向及び大きさの分布状態から、前記画面内を実質的
に同じ動きを有する領域ごとに分類するとともに、当該
動きベクトルの大きさが所定値よりも小さい領域を背景
領域、大きい領域を主要被写体領域と識別する識別手段
と、前記識別手段によって識別された前記背景領域にぶ
れ補正を行うための動きベクトル検出領域を設定する領
域設定手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係るぶれ補正装置は、画面を複数に分割して
得たブロック領域毎に動きベクトルを求める動きベクト
ル検出手段と、当該各ブロック領域毎に動きベクトルの
変動量を求め、当該変動量が所定値よりも小さいブロッ
ク領域をぶれ補正動作を行うための動きベクトル検出領
域とする手段とを備えることを特徴とする。
〔作用〕
動きベクトルを総計処理するので、被写体と背景の輝
度差に関わらず、また複数の移動被写体があっても、適
切に追尾領域を決定できる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明を適用した画像ぶれ補正装置を組み込
んだビデオ・カメラの構成ブロック図を示す。10は被写
体、12は光軸方向を変化し得る可変頂角プリズム、14は
撮影レンズ、16は例えば二次元CCDからなる撮像素子、1
8は撮像素子16の出力画像信号にガンマ補正、ブランキ
ング処理、同期信号の付加などの処理を行う信号処理回
路であり、出力端子20からは例えばNTSC規格のテレビジ
ョン信号が得られる。Yは輝度信号、H.SYNCは水平同期
信号、V.SYNCは垂直同期信号である。22は輝度信号Yを
所定時間遅延する遅延回路であり、例えばFIFO(first
−in first−out)型フィールド・メモリからなる。24
は、走査中の映像信号を画面上に設定された所定のブロ
ックに分割するためのゲート・パルスを発生するブロッ
ク分割パルス発生回路、26,28は輝度信号Yをブロック
分割パルス発生回路24の出力パルスに従って分割する分
割回路である。分割回路26,28は入力の輝度信号を画面
上に設定したブロック毎にまとめて出力し、具体的に
は、ブロック分割パルス発生回路24の出力パルスにより
開閉制御されるゲート回路と、当該ゲート回路の通過信
号を記憶するメモリとからなる。
30は現在の画面の信号と、遅延回路22から出力された
所定時間前の画面の信号とを比較して、分割したブロッ
ク毎に動きベクトルを求める動きベクトル検出回路、32
は画面上の各部の動きベクトル情報を記憶するメモリ、
34は各ベクトルのヒストグラムを作成する総計演算回
路、36は当該ヒストグラムの形状を認識し、後述する閾
値を決定する閾値決定回路、38は閾値決定回路36で決定
された閾値の範囲内にあるブロックを探索し、領域決定
をする領域決定回路である。
40は輝度信号の中から手ぶれ量を検出する手ぶれ量検
出回路であり、例えば、代表点マッチングなどを行う相
関演算回路からなる。42は可変頂角プリズム12の頂角を
変更させるアクチュエータ、44は手ぶれ量検出回路40の
出力に応じて当該アクチュエータ42を駆動する駆動回路
である。可変頂角プリズム12の頂角を変更するとによ
り、当該プリズム12の入射光軸に対する出射光軸の偏角
を制御できる。
次に、第1図の動作を説明する。可変頂角プリズム12
及び撮影レンズを通過した被写体像は撮像素子16に入射
し、撮像素子16は画像信号を出力する。信号処理回路18
は撮像素子16の出力に上記の信号処理を施す。信号処理
回路18から出力される輝度信号Yは、直接、分割回路28
に印加され、、また、遅延回路22により1フィールド期
間(約16.7msec)遅延されて分割回路26に印加される。
分割回路26,28は、ブロック分割パルス発生回路24の出
力パルスに従って、全画面をm×n個のブロックに分割
する。ここでは、mが20、nが14(合計で280個のブロ
ック)の場合を説明する。
動きベクトル検出回路30は、次空間勾配法によりブロ
ック毎の動きベクトルを求める。この方法は、ビー・ケ
ー・ピー・ホーン(B.K.P,Horn)らにより、アーティフ
ィシャル・インテリジェンス(Artificil Intelligenc
e)17,p185〜203(1981)で論じられており、専用ハー
ドウェアにより実時間処理が可能である。このようにし
て求めた画面全体での各ブロック毎の動きベクトルをオ
プティカル・フローと称する。第2図を参照して、回路
30〜38の動作を具体的に説明する。第2図(a)は撮影
した現フィールド画面の一例、同(b)は直前のフィー
ルドとの差を一定時間蓄積して得たオプティカル・フロ
ー、同(c)はオプティカル・フローをX方向、Y方向
のそれぞれの大きさで作成したヒストグラム、同(d)
は本実施例によって認識した領域区分である。
この例では、被写体は動きのある動画であり、撮影者
はカメラぶれを防ごうとしているので、背景の動きは被
写体の動きよりも少ない。動きベクトル検出回路30で検
出された動きベクトルは、メモリ32で一定周期分(例え
ば1秒間)蓄積された後、統計処理演算回路34に入力さ
れる。統計処理演算回路34では、各ベクトルのX,Y成分
の大きさに従ってランク分けを行い、ヒストグラム(第
2図(c))を作成する。第2図(c)の上側がX方向
でのベクトル・ヒストグラム、下側がY方向でのベクト
ル・ヒストグラムである。閾値決定回路36は、この2つ
のヒストグラムの形状から閾値を決定する。ここでは、
X,Yそれぞれの方向で最も0に近いピークを持つ分布の
直近の極小値を見つけ、この極小値の位置を閾値とす
る。この閾値を正側と負側の両側で求める。第2図
(c)では、これをThx1,Thx2,Thy1,Thy2と記した。
このようにして決定された閾値は領域決定回路38に入
力され、領域決定回路38はメモリ32内の動きベクトルの
内、閾値範囲内のブロックを順次探索する。例えば、m
=i番目、n=j番目のブロックBijにおけるX方向動
き量をuij、Y方向動き量をvijとすると、 Thx1<uij<Thx2且つ Thy1<vij<Thy2 を満足するブロックを「オン」とし、その他のブロック
を「オン」とする。このようにして求めたオン/オフの
状態は、第2図(d)のようになる。斜線部分が「オ
ン」であり、ほぼ背景の領域と一致している。
手ぶれ量検出回路40は、この「オン」の領域におい
て、動き量を算出する。手ぶれ量検出回路40としては、
代表点マッチング法に限らず、画像処理により高速に動
きを検出できるものであって、ブロック毎に相関演算の
オン(実行)/オフ(不実行)を制御可能なものであれ
ばよい。手ぶれ検出回路40で求めたぶれ量は、駆動回路
44に印加され、アクチュエータ42は、手ぶれ検出回路40
の出力(ぶれ量)が少なくなる方向、即ちカメラの手ぶ
れによる画面動きが少なくなる方向に、可変頂角プリズ
ム12を駆動する。
動きベクトル検出回路30と手ぶれ量検出回路40は、各
フィールド毎に演算を行うのが好ましいが、回路32〜38
の処理は数百ミリ秒〜数秒に1回程度でよい。それは、
手ぶれ周波数が1〜3Hzに集中しており、また乗り物な
どの機械的な振動の周波数はこれ以上に高く、従って、
統計演算をこれらの周期より長くとることで、誤って意
図しない被写体を追尾することを防げるからである。
また、回路32〜36の統計処理において、X,Y方向それ
ぞれでのヒストグラムを作成すると説明したが、X−Y
の二次元空間でヒストグラムを作成してもよい。動きベ
クトル検出回路30で一定の時間蓄積した画像を用いてオ
プティカル・フローを求めた場合には、回路32〜38の演
算周期は、これに応じて変える必要がある。
次に、撮影者が被写体を追尾して流し撮りしたい場合
を説明する。第2図の中心の人物Bを追尾する場合、オ
プティカル・フローは第3図(a)のようになる。撮影
者は人物Bを常に画面の一定位置に収めようとするの
で、人物Bの位置での動きベクトルは小さくなり、逆に
背景を含む他の部分における動きベクトルの大きさは大
きくなる。第3図(b)は第2図(c)と同様のヒスト
グラムを示し、第3図(c)は領域決定回路38により決
定されたオン領域(斜線部分)である。なお、閾値決定
(Thx1,Thx2,Thy1,Thy2)及び領域決定のプロセスは、
上述の場合と同じである。
上記実施例では、被写体の動き又は変形が周期的に繰
り返している場合で、且つ回路32〜38のヒストグラム統
計処理の周期が一致しているときには、静止領域と繰り
返し運動の動領域とを区別できない。このような場合に
は、各ブロック毎のベクトルの変動量(分散)を求め、
この値が所定値以下の領域を追尾オンの領域とする。例
えば、或るブロックBijにおける時刻tのベクトル(u
ijt,vijt)に対し、統計処理の周期Tにおけるベクトル
平均値を ij,ij とし、ベクトル分散をSXij,SYijとすると、 であり、各ブロック間でSXij,SYijを比較すればよい。
またSXij,SYijの平方根(標準偏差)で比較をしてもよ
い。
〔発明の効果〕
以上の説明から容易に理解できるように、本発明によ
れば、オプティカル・フローの統計処理により、被写体
追尾領域及びぶれ補正領域を決定するので、撮影者が画
面の中での位置を安定させたい被写体と、そうでない被
写体とを自動的に判別し、それらの被写体に明確な輝度
差が無くても、また複数の移動物体が存在しても、的確
に動作する。本発明は撮影用テレビ・カメラのみなら
ず、工業用テレビ・カメラや監視カメラなどにも広く適
用できるものであり、実用上、著しい利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したビデオ・カメラの構成ブロッ
ク図、第2図及び第3図は領域決定の手順の説明図であ
る。 10……被写体、12……可変頂角プリズム、14……撮影レ
ンズ、16……撮像素子、18……信号処理回路、20……映
像出力端子、22……遅延回路、24……ブロック分割パル
ス発生回路、26,28……分割回路、30……動きベクトル
検出回路、32……メモリ、34……統計演算回路、36……
閾値決定回路、38……領域決定回路、40……手ぶれ量検
出回路、42……アクチュエータ、44……駆動回路

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画面を複数に分割して得たブロック領域毎
    に動きベクトルを求め、 当該複数のブロック領域の動きベクトルの方向及び大き
    さの分布状態から、前記画面内を実質的に同じ動きを有
    する領域ごとに分類するとともに、当該動きベクトルの
    大きさが所定値よりも小さい領域を主要被写体領域、そ
    の周囲を背景領域と識別し、 識別された当該主要被写体領域に、主要被写体像を追尾
    する追尾動作を行うための動きベクトル検出領域を設定
    する ことを特徴とする追尾制御方法。
  2. 【請求項2】動きベクトルの度数分布のヒストグラムを
    作成するとともに、当該ヒストグラム上において、動き
    ベクトルの大きさが0となる点に最も近い度数ピークを
    持つ度数分布の直近の極小値となる位置を前記0位置に
    対して正側及び負側において求めて閾値とし、動きベク
    トルが当該閾値の範囲内にあるブロック領域を追尾領域
    とする特許請求の範囲第(1)項に記載の追尾制御方
    法。
  3. 【請求項3】画面を複数に分割して得たブロック領域毎
    に動きベクトルを求めるとともに、当該各ブロック領域
    毎に動きベクトルの変動量を求め、当該変動量が所定値
    よりも小さいブロック領域を追尾動作を行うための動き
    ベクトル検出領域とすることを特徴とする追尾制御方
    法。
  4. 【請求項4】画面を複数に分割して得たブロック領域毎
    に動きベクトルを求める動きベクトル検出手段と、 当該複数のブロック領域の動きベクトルの方向及び大き
    さの分布状態から、前記画面内を実質的に同じ動きを有
    する領域ごとに分類するとともに、当該動きベクトルの
    大きさが所定値よりも小さい領域を主要被写体領域、そ
    の周囲を背景領域と識別する識別手段と、 前記識別手段によって識別された当該主要被写体領域
    に、主要被写体像を追尾する追尾動作を行うための動き
    ベクトル検出領域を設定する領域設定手段 とを備えることを特徴とする追尾制御装置。
  5. 【請求項5】動きベクトルの度数分布のヒストグラムを
    作成するとともに、当該ヒストグラム上において、動き
    ベクトルの大きさが0となる点に最も近い度数ピークを
    持つ度数分布の直近の極小値となる位置を前記0位置に
    対して正側及び負側において求めて閾値とし、動きベク
    トルが当該閾値の範囲内にあるブロック領域を追尾領域
    とする特許請求の範囲第(4)項に記載の追尾制御装
    置。
  6. 【請求項6】画面を複数に分割して得たブロック領域毎
    に動きベクトルを求める動きベクトル検出手段と、 当該各ブロック領域毎に動きベクトルの変動量を求め、
    当該変動量が所定値よりも小さいブロック領域を追尾動
    作を行うための動きベクトル検出領域とする手段 とを備えることを特徴とする追尾制御装置。
  7. 【請求項7】画面を複数に分割して得たブロック領域毎
    に動きベクトルを求め、 当該複数のブロック領域の動きベクトルの方向及び大き
    さの分布状態から、前記画面内を実質的に同じ動きを有
    する領域ごとに分類するとともに、当該動きベクトルの
    大きさが所定値よりも小さい領域を背景領域、大きい領
    域を主要被写体領域と識別し、 当該背景領域にぶれ補正を行うための動きベクトル検出
    領域を設定する ことを特徴とするぶれ補正方法。
  8. 【請求項8】動きベクトルの度数分布のヒストグラムを
    作成するとともに、当該ヒストグラム上において、動き
    ベクトルの大きさが0となる点に最も近い度数ピークを
    持つ度数分布の直近の極小値となる位置を前記0位置に
    対して正側及び負側において求めて閾値とし、動きベク
    トルが当該閾値の範囲内にあるブロック領域をぶれ補正
    のための動きベクトル検出領域とする特許請求の範囲第
    (7)項に記載のぶれ補正方法。
  9. 【請求項9】画面を複数に分割して得たブロック領域毎
    に動きベクトルを求めるとともに、当該各ブロック領域
    毎に動きベクトルの変動量を求め、当該変動量が所定値
    よりも小さいブロック領域をぶれ補正動作を行うための
    動きベクトル検出領域とすることを特徴とするぶれ補正
    方法。
  10. 【請求項10】画面を複数に、分割して得たブロック領
    域毎に動きベクトルを求める動きベクトル検出手段と、 当該複数のブロック領域の動きベクトルの方向及び大き
    さの分布状態から、前記画面内を実質的に同じ動きを有
    する領域ごとに分類するとともに、当該動きベクトルの
    大きさが所定値よりも小さい領域を背景領域、大きい領
    域を主要被写体領域と識別する識別手段と、 前記識別手段によって識別された前記背景領域にぶれ補
    正を行うための動きベクトル検出領域を設定する領域設
    定手段 とを備えることを特徴とするぶれ補正装置。
  11. 【請求項11】動きベクトルの度数分布のヒストグラム
    を作成するとともに、当該ヒストグラム上において、動
    きベクトルの大きさが0となる点に最も近い度数ピーク
    を持つ度数分布の直近の極小値となる位置を前記0位置
    に対して正側及び負側において求めて閾値とし、動きベ
    クトルが当該閾値の範囲内にあるブロック領域をぶれ補
    正のための動きベクトル検出領域とする特許請求の範囲
    第(10)項に記載のぶれ補正装置。
  12. 【請求項12】画面を複数に分割して得たブロック領域
    毎に動きベクトルを求める動きベクトル検出手段と、 当該各ブロック領域毎に動きベクトルの変動量を求め、
    当該変動量が所定値よりも小さいブロック領域をぶれ補
    正動作を行うための動きベクトル検出領域とする手段 とを備えることを特徴とするぶれ補正装置。
JP63269554A 1988-03-10 1988-10-27 追尾制御方法及び装置並びにぶれ補正方法及び装置 Expired - Fee Related JP2956056B2 (ja)

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DE89104111T DE68905051T2 (de) 1988-03-10 1989-03-08 Einrichtung zur Feststellung des Bildzitterns.
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