JP2004354420A - 自動撮影システム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが望む撮影タイミングにより自動的に撮影を行う。
【解決手段】撮影制御装置40が、動作解析装置41において前記被写体が静止したと判断されたときに、被写体の静止画を取得するように撮像装置10を制御する。
【選択図】 図4
【解決手段】撮影制御装置40が、動作解析装置41において前記被写体が静止したと判断されたときに、被写体の静止画を取得するように撮像装置10を制御する。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被写体を自動的に撮影する自動撮影システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
テーマパークや遊園地等の娯楽施設の所定場所に設置され、間欠的にシャッターを自動的に切れる撮影装置で撮影を行う自動撮影システムが知られている(たとえば特許文献1参照。)。これは、従来カメラマンがカメラを持って行っていた写真撮影を設置されたカメラを用いて自動的に行うものである。
【0003】
また、テーマパーク内の所定の場所にカメラを設置しておき、このカメラを用いて記念写真等を撮影することが提案されている。設置されたカメラにより撮影を行う際には、入場者がカメラと通信可能な操作ユニットを所持し、撮影時にその操作ユニットを操作することによりシャッターを操作する方法や、被写体が撮像装置から一定距離の特定の撮影エリア内に入ったとき撮影を行う方法等が提案されている(たとえば特許文献2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−136607号公報
【0005】
【特許文献2】
特開2002−24229号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、入場者が操作ユニットを操作してシャッターを操作する方法では、被写体が操作しながら撮影を行うものであるため、被写体のポーズが限定されたものとなってしまい、入場者の望むポーズの画像が取得しずらいという問題がある。
【0007】
また、特定の撮影エリア内に入ったときをシャッタータイミングとする方法では、撮影されるタイミングがユーザにとってわかりにくく、たとえばユーザがポーズを決めて撮影を行いたいときにポーズが決まらないうちに撮影されてしまう等、必ずしもユーザの望むベストショットとなるとは限らないという問題がある。
【0008】
さらに、撮像装置10が一定間隔で間欠的に撮影を行い、その中から入場者の気に入った画像を選択する方法も考えられるが、画像を記憶するサーバに蓄積される不必要な画像が膨大になってしまい、画像を記憶するサーバに掛かる負担が大きくなってしまう。
【0009】
そこで、本発明は、ユーザの望む撮影のタイミングにより撮影を自動的に行うことができる自動撮影システムを提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の自動撮影システムは、撮像装置と、該撮像装置が撮影する前記被写体を特定する被写体特定装置と、該被写体特定装置により特定された前記被写体の動作を解析する動作解析装置と、前記撮像装置を制御する撮影制御装置とを有し、該撮影制御装置が、前記動作解析装置において前記被写体が静止したと判断されたときに、前記被写体の静止画を取得するように前記撮像装置を制御するものであることを特徴とするものである。
【0011】
ここで、「動作解析装置」とは、被写体の動作を解析するものであって、たとえば撮像装置が連続的に撮影した画像を解析することにより、被写体の動作を解析するものであってもよいし、被写体の移動を直接検知するセンサ等を用いて被写体の動作を解析するものであってもよい。
【0012】
また、「被写体が静止する」とは、被写体が一定の場所に停止して動かないことばかりでなく、被写体が表情を作るために顔等を動かし、もしくは撮影する際のポーズを撮るために手足を動かす等の停止した場所の近傍を移動している場合を含む。
【0013】
また、撮影制御装置は、動作解析装置において被写体が静止したと判断されてから直ちに撮影を開始するようにしてもよいし、動作解析装置において被写体の静止の状態が所定の待機時間を経過したと判断された後に撮像装置が撮影を行うように制御するようにしてもよい。
【0014】
この撮影制御装置は、待機時間の経過をカウントダウンにより被写体に知らせる、たとえばスピーカや表示装置等からなる経過時間通知手段をさらに備えていてもよい。
【0015】
また、撮像装置は、被写体を撮影して静止画を取得するものであればよく、カメラと、カメラを揺動する揺動手段とを有するものであってもよい。
【0016】
このカメラは、被写体を追跡して動画を取得する追跡用カメラと、被写体の静止画を取得する撮影用カメラとを備えたものであってもよい。
【0017】
さらに、撮影制御装置は、動作解析装置において被写体が動いていると判断されたときに、カメラが該被写体を追跡するように揺動手段を制御する被写体追跡手段を備えていてもよい。
【0018】
【発明の効果】
本発明の自動撮影システムによれば、撮影制御装置が、動作解析装置において被写体が静止したと判断されたときに、被写体の静止画を取得するように撮像装置を制御することにより、自動的に撮影を行う際に被写体自身がシャッターボタン等を操作することなくシャッタータイミングを設定することができるため、被写体が撮影される際にポーズが限定されることなく、被写体の望むポーズによるベストショットを得ることができる。
【0019】
また、撮影制御装置が、動作解析装置において被写体が静止したと判断されたときに、被写体の静止画を取得するように撮像装置を制御することにより、撮影を自動的に行うときであっても、シャッタータイミングは被写体側の動作に委ねられているため、被写体の望むタイミングにより撮影を行うことができる。よって、被写体にとって不要な画像の撮影を低減することができるため、撮影した画像を記憶するサーバの負担を軽減することができる。
【0020】
なお、撮影制御装置が、動作解析装置において被写体の静止の状態が所定の待機時間を経過したと判断された後に撮像装置が撮影を行うように制御すれば、被写体にポーズを取る時間と撮影を行うか否かの判断を行う時間を与えることができるため、被写体の望むポーズの画像を得ることができる。
【0021】
また、撮影制御装置が、待機時間の経過をカウントダウンにより被写体に知らせる経過時間通知手段をさらに備えた構成にすれば、被写体に撮影までの時間を通知することができるため、被写体は撮影開始までの時間を確認しながら待機時間中に撮影準備を行うことができる。
【0022】
さらに、撮像装置が、カメラと、カメラを揺動する揺動手段とを有し、撮影制御装置が、動作解析装置において被写体が動いていると判断されたときに、カメラが該被写体を追跡するように揺動手段を制御する被写体追跡手段を備えた構成にすれば、被写体が移動したときであっても確実に被写体の撮影を自動的に行うことができる。
【0023】
また、カメラが、被写体を追跡して動画を取得する追跡用カメラと、被写体の静止画を取得する撮影用カメラとを備えた構成にすれば、被写体の動作を解析するのに適した画像と、プリント出力等の被写体へ提供される画質の高い画像とを取得することができるため、被写体の追跡の精度を向上させることができるとともに、静止画の画質の向上を図ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の自動撮影システムの実施形態について説明する。図1は本発明の自動撮影システムの好ましい実施の形態の使用例を示す模式図である。この自動撮影システム1は、たとえばテーマパークや遊園地等に設置されるものである。図1の各自動撮影システム1は、テーマパークの入場者(被写体)Uを撮影し被写体の画像を取得する複数の撮像装置10と、撮像装置により取得された画像を管理する画像管理サーバ30と、各撮像装置10の動作を制御する撮影制御装置40を備え、複数の撮像装置10と画像管理サーバ30と撮影制御装置40とはたとえばLAN等のネットワーク3によりデータ転送可能になっている。
【0025】
なお、図1において、撮影制御装置40は、各撮像装置10毎にそれぞれ設けた場合について例示しているが、1つの撮影制御装置40がネットワーク3を介して複数の撮像装置10の動作を制御するようにしてもよい。また、図1の撮影制御装置40は、各撮像装置10もしくは画像管理サーバ30とは独立したコンピュータにより構成された場合について例示しているが、各撮像装置10内に設けるようにしてもよいし、画像管理サーバ30内に設けるようにしてもよい。
【0026】
ここで、各撮像装置10は、それぞれ撮影することができる撮影エリア5A内に存在する被写体Uを撮影するものである。具体的には、図2に示すように、撮像装置10は一定の場所に固定されており、移動する被写体Uを追跡するための動画を撮影する追跡用カメラ10Aと、被写体Uを撮影して静止画を取得する撮影用カメラ10Bと、追跡用カメラ10Aと撮影用カメラ10Bとを水平方向R1および垂直方向R2に揺動する揺動手段11とを備えている。そして、揺動手段11が作動すると、撮影用カメラ10Bと追跡用カメラ10Aとが一体的に揺動し、撮影エリア5A内の被写体Uを撮影するようになっている。
【0027】
図1の画像管理サーバ30は、撮像装置10により取得された画像を管理するとともに、画像をプリント等して被写体である入場者Uに提供可能にする機能を有する。
【0028】
なお、画像管理サーバ30は、撮影して取得した画像に対して必要に応じてオフセット補正やシェーディング補正等の画質向上処理を施した後、プリント出力等を行うようにしてもよい。また、画像管理サーバ30は、取得した画像を入場者Uが帰宅するときに配布用にプリントアウトする機能のみならず、撮像装置10により取得された画像をたとえばラボ8においてプリントアウトできるように伝送し、もしくはフロッピー(登録商標)ディスクやメモリカード等の情報記録媒体に記憶した状態で入場者Uに提供し、あるいは各入場者Uの自宅の端末装置6にインターネットなどを介してネット配信する機能を有していてもよい。
【0029】
図3は自動撮影システム1における撮像装置10の周辺を示す模式図である。図3において、撮影装置10における撮影エリア5Aの周辺には撮影する被写体Uを特定するための被写体特定装置20が設けられている。被写体特定装置20は、入場者Uが所持している発信機RT(無線タグ)からの信号を受信して被写体Uを特定するものである。
【0030】
ここで、発信機RTは、非接触型の(無線)ICカードのような、送受信または送信が可能なICカードタイプのものや、送受信または送信可能な電池内蔵型非接触IDカードおよび電磁誘導式(無電源)非接触IDカード、もしくは長距離型(交信範囲数メートル程度)の無線タグ(RFID:Radio Frequency IDentification)等が用いられる。また、発信機RTには、入場者Uの人物と特定するための被写体IDが記憶されており、発信機RTから被写体IDが発信されるようになっている。なお、被写体IDは、利用者毎に異なっていてもよいが、家族、恋人同士などのペア、仲間などのグル−プ内では、同じID情報が付与されるようにしてもよい。これにより、利用者個人が写っていない写真画像であっても、グループ内他の利用者や、家族内の子供などが写っている写真を取得ことができる。
【0031】
また、被写体特定装置20は、入場者Uが広域エリア19内に入ったことを検出する広域検出手段21と、撮影エリア5A内に入った入場者Uを検出する撮影域検出手段22とを有し、広域検出手段21は、広域アンテナ21Aとゲート21B、21Bとを備える。
【0032】
広域アンテナ21Aは、広域エリア19内にある発信機RTを通信可能範囲とする無線受信機からなっており、発信機RTを検出することによりその数をカウントし、撮影エリア5Aの混雑状況を把握するものである。また、ゲート21B、21Bは、発信機RTからの信号を検出してその数をカウントするとともに、たとえば赤外線センサ等により発信機RTを所持していない入場者Uもカウントする機能を有し、撮影エリア5Aへ向かう人数を予測するものである。
【0033】
撮影域検出手段22は、撮影エリア5Aを通信可能範囲とする受信機であり、撮影エリア5A内に入った発信機RTからの被写体IDを受信して被写体Uを特定するものである。そして、撮影域検出手段22は、検出した被写体IDを画像管理サーバ30に送り(図1参照)、画像管理サーバ30は、被写体IDと撮像装置10により撮影された画像とを関連づけして記憶するようになる。これにより、入場者Uが所持する発信機に記憶された被写体IDを用いてを検索キーとして入場者Uを撮影した画像が検索されてその画像を提供することが可能となる。
【0034】
なお、撮影域検出手段22は、撮像装置10におけるパン・チルド制御を補佐するために、超音波センサ22Aおよび赤外線センサ22Bをさらに備え、撮影エリア5A内における被写体Uの位置を検出するようにしてもよい。
【0035】
また、図3の自動撮影システム1においては、撮影エリア5Aの付近にCRTや液晶ディスプレイ等からなる表示部15が設置されており、表示部15は被写体Uへ撮影が行われる旨の表示や撮影された画像を被写体Uにプレビューする等を行うようになっている。
【0036】
次に、図1から図3を参照して自動撮影システム1の動作例について説明する。まず、図3に示すように、入場者Uが発信機RTを所持した状態で、広域エリア19内に入ると、広域検出手段21において発信機RTから発信される被写体IDが検出される。すると、画像管理サーバ30において、広域エリア19内に設定された撮影エリア5Aに入る入場者Uの人数が予測されて、撮影に適した環境か否かが判断される。
【0037】
撮影に適した状態であると判断された環境において、被写体Uが撮影エリア5A内に入ってくると、撮影域検出手段22により発信機RTからの被写体IDが検出される。そして、撮影制御装置40からの指示により撮像装置10による撮影が自動的に行われ、撮像装置10により取得された画像が、ネットワーク3を介して画像管理サーバ30に伝送される。すると、画像管理サーバ30において、画像に所定の画質向上処理が施されるとともに、画像と被写体IDとが関連付けされた状態で記憶され、来場者が帰宅する際に、画像管理サーバ30から発信機RTに記憶された被写体IDを検索キーとして入場者Uを撮影した画像が検索されてその画像が提供される。
【0038】
ここで、上述した自動撮影システム1において、撮像装置10のよる撮影がいずれのタイミングにより行われるかが問題となる。上述したように、撮像装置10を制御する操作ユニットを入場者Uが操作することにより撮影する場合には、入場者Uが望むタイミングにより撮影をすることができるが、操作ユニットを手に持っている必要があり、入場者Uのポーズが限られてしまう。また、特定の撮影エリア内に入ったときをシャッタータイミングとする方法では、撮影されるタイミングがユーザにとってわかりにくく、たとえばユーザがポーズを決めて撮影を行いたいときにポーズが決まらないうちに撮影されてしまうというように、必ずしもユーザの望むベストショットとなるとは限らない。
【0039】
つまり、自動的に撮影が行われる場合であっても、入場者の好みのポーズを取りながら撮影が行われることが望まれている。そこで、自動撮影システム1には以下に示す撮影制御装置40は以下に示すような構成により、シャッタータイミングの制御を行うようになっている。
【0040】
図4は自動撮影システム1における撮影制御装置40の好ましい実施の形態を示すブロック図である。この撮影制御装置40は、被写体Uの動作を解析する動作解析装置41と、撮像装置10の撮影タイミングを制御する撮影制御手段42と、被写体Uが動いているときに撮像装置10に被写体Uを追跡させる被写体追跡手段43とを備えている。
【0041】
ここで、動作解析装置41は、追跡用カメラ10Aにより取得された動画に基づいて被写体Uの動作を解析する機能を有する。具体的には、動作解析装置41は、たとえば背景画像を作成して現画像との差分処理によって被写体Uを検出する背景差分法、Nフレーム(Nは1以上の整数)のインターバル時間を隔てて撮影された二つの画像間における差分処理によって被写体Uの動作を検出するフレーム差分法、画像内から輝度勾配の大きな部分を検出し、この検出された情報を基に被写体Uを検出する空間微分法、若しくはこれらの手法を複合して用いる手法等の公知の技術を用いて動作の解析を行うようになっている。
【0042】
また、動作解析装置41は、被写体Uの動作の解析結果に基づいて、被写体Uが移動しているか、もしくは静止しているかを判断するようになっている。なお、動作解析装置41は、被写体Uが一定の場所に停止して動かない場合のみならず、被写体Uが撮影のためのポーズを作るために顔や手足を動かす等の停止した場所の近傍を移動している場合には、被写体Uが静止していると判断するようにしてもよい。
【0043】
撮影制御手段42は、動作解析装置41において被写体Uが静止したと判断されたときに、被写体Uの静止画を取得するように撮像装置10の撮影用カメラ10Bを制御するものである。つまり、被写体Uは撮影を行いたいときには、撮影エリア内5Aにおいて静止すればよいため、撮影タイミングを被写体U側が決定することができ、被写体Uの望むポーズ等の画像を取得することができる。また、被写体Uが撮影エリア5A内における静止する場所により画像の背景等を撮影エリア5A内において自由に選択することができるため、ユーザーの望むポーズや背景等の画像を取得することができる。
【0044】
さらに、撮影制御手段42は、動作解析装置41において、被写体Uが静止したと判断されてから設定された待機時間経過後(たとえば5秒後)に撮影を行うようになっている。これにより、被写体U側に撮影の準備を行う猶予を与えることができるため、被写体Uの望むポーズ等により撮影を行うことができる。さらに、表示部15もしくはスピーカ等からなる経過時間通知手段44が、待機時間の経過をカウントダウン形式により出力させるようになっている。すると、被写体Uである入場者Uは、待機時間を確認しながら撮影準備を行うことができるようになり、確実に被写体Uの望むポーズを取った状態での撮影を行うことができる。
【0045】
さらに、動作解析装置41は、待機時間中においても被写体Uの動作を解析する機能を有し、撮影制御手段42は、動作解析装置41において待機時間内に被写体Uが移動したと判断されたときには、撮影を中止するようになっている。つまり、被写体Uは撮影を中止したいときにはその場所から移動すればよく、被写体U側において撮影の中止をも制御することができるようになる。
【0046】
被写体追跡手段43は、動作解析装置41において被写体Uが動いていると判断されたときに、追跡用カメラ10Aが被写体Uを追跡するように揺動手段11を制御する機能を有する(図3参照)。具体的には、追跡用カメラ10Aにより撮影された画像において、被写体Uが左上に移動した場合、被写体追跡手段43は揺動手段11を作動させて、追跡用カメラ10Aの視野(撮影範囲)を左上方向に移動させるようになっている。すると、撮影用カメラ10Bが追跡用カメラ10Aと一体的に揺動するため、撮影用カメラ10Bの視野(撮影範囲)内にも被写体Uが存在するようになり、被写体Uの静止画を取得できるようになっている。
【0047】
図5は自動撮影システム1の動作例を示すフローチャートであり、図1から図5を参照して自動撮影システム1の動作例について説明する。まず、図1において、被写体Uが撮影エリア5A内に入ってくると、被写体特定装置20により被写体Uが特定される(ステップST1)。すると、被写体特定装置20により特定された被写体Uが追跡用カメラ10Aにより被写体Uが撮影されて(ステップST2)、動作解析装置41において、追跡用カメラ10Aにより撮影された動画に基づいて被写体Uの動作が解析される(ステップST3)。
【0048】
そして、動作解析装置41において被写体Uが動いていると判断された場合(ステップST4)、被写体Uの動きに合わせて撮像装置10の視野(撮影範囲)が揺動手段11によって移動して被写体Uを追跡する(ステップST5)。なお、被写体Uが撮影エリア5Aの領域外に移動した場合、被写体特定装置20により被写体5Aが撮影エリア5Aの外側に移動したことを判断し、動作解析装置41による被写体Uの追跡が中止される。そして、被写体特定装置20により別の被写体Uが特定されたとき、その被写体Uの動作が解析されるようになる。
【0049】
一方、動作解析装置41において被写体Uが静止したと判断された場合(ステップST4)、静止してから待機時間が経過しているか否かが判断される(ステップST6)。このとき、経過時間通知手段44により待機時間の経過がカウントダウン形式により入場者Uに通知される。また、待機時間中であっても動作解析装置41により被写体の動作が解析されており、待機時間内に被写体Uが移動した場合、撮影は行われず被写体Uの追跡が開始される(ステップST5)。
【0050】
そして、被写体Uが静止して待機時間が経過したとき(ステップST6)、撮影制御手段42により撮影用カメラ10Bに撮影の指示が行われて、撮影用カメラ10Bにより静止画が取得される(ステップST7)。
【0051】
上記実施の形態によれば、本発明の自動撮影システムによれば、撮影制御装置40が、動作解析装置41において被写体Uが静止したと判断されたときに、被写体Uの静止画を取得するように撮像装置10を制御することにより、自動的に撮影を行う際に被写体自身がシャッターボタン等を操作することなくシャッタータイミングを設定することができるため、被写体Uが撮影される際にポーズが限定されることなく、被写体Uの望むポーズによるベストショットを得ることができる。
【0052】
また、撮影制御装置40が、動作解析装置41において被写体Uが静止したと判断されたときに、被写体の静止画を取得するように撮像装置10を制御することにより、撮影を自動的に行うときであっても、シャッタータイミングは被写体U側の動作に委ねられているため、被写体Uの望むタイミングにより撮影を行うことができる。
【0053】
さらに、撮影制御装置40が、動作解析装置41において被写体Uが静止したと判断されてから所定の待機時間を経過した後に撮像装置10が撮影を行うように制御するものであれば、被写体Uにポーズを取る時間と撮影を行うか否かの判断を行う時間を与えることができるため、被写体Uの望むポーズの画像を得ることができる。
【0054】
また、撮影制御装置40が、待機時間の経過をカウントダウンにより被写体Uに知らせる経過時間通知手段44をさらに備えた構成にすれば、被写体Uに撮影までの時間を通知することができるため、被写体Uは撮影開始までの時間を確認しながら待機時間中に撮影準備を行うことができる。
【0055】
さらに、撮像装置10が、カメラ10A、10Bと、カメラを揺動する揺動手段11とを有し、撮影制御装置40が、動作解析装置41において被写体Uが動いていると判断されたときに、カメラが被写体Uを追跡するように揺動手段11を制御する被写体追跡手段43を備えた構成にすれば、被写体Uが移動したときであっても確実に被写体Uの撮影を自動的に行うことができる。
【0056】
また、カメラが、被写体Uを追跡して動画を取得する追跡用カメラ10Aと、被写体Uの静止画を取得する撮影用カメラ10Bとを備えた構成にすれば、被写体Uの動作を解析するのに適した画像と、プリント出力等の被写体Uへ提供される画質の高い画像とを取得することができるため、被写体Uの追跡の精度を向上させることができるとともに、静止画の画質の向上を図ることができる。
【0057】
本発明の実施の形態は、上記実施の形態に限定されない。たとえば、図3の撮像装置10において、追跡用カメラ10Aと撮影用カメラ10Bとを設ける場合について例示しているが、撮影用カメラ10Bのみ設けるようにしてもよい。この場合、撮影用カメラ10Bを用いて一定間隔で撮影が行われて、撮影された画像群を比較することにより、被写体Uの動作を解析することになる。そして、被写体Uが静止した状態において撮影された画像を記憶するようにしてもよい。
【0058】
また、撮像装置10が被写体の動作を解析する際に、撮像装置10により撮影された画像を用いて解析を行うようにしているが、被写体特定装置20側において撮影エリア5A内での被写体Uの位置を特定し、特定された位置を撮影するように撮像装置10を移動させるようにしてもよい。具体的には、撮影エリア5A内に人検知センサを設けておき、人検知センサからの信号に基づいて、撮影エリア5A内の被写体Uの位置を時系列的に検出することにより、被写体Uの動作を解析するようにしてもよい。さらに、被写体追跡手段43において、人検知センサからの出力に基づいて、被写体Uがいる位置に撮像装置10を向けるように制御してもよい。
【0059】
さらに、上記実施の形態において、自動撮影システム1がテーマパークや遊園地等に設置される場合について例示しているが、たとえばビルの防犯カメラ等の定点カメラにも提要することができる。このとき、図2において、被写体特定装置20は発信機RTを検出することにより、被写体Uを特定するようにしているが、追跡用カメラ10Aにより撮影された動画から被写体Uの特徴を抽出することにより被写体Uを特定するようにし、被写体Uが静止したときに静止画を取得するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動撮影システムの好ましい実施の形態を示す模式図
【図2】本発明の自動撮影システムの好ましい実施の形態を示す模式図
【図3】図1の自動撮影システムにおける撮像装置の一例を示す模式図
【図4】本発明の自動撮影システムの好ましい実施の形態を示すブロック図
【図5】本発明の自動撮影システムの動作例を示すフローチャート
【符号の説明】
1 自動撮影システム
10 撮像装置
10A 追跡用カメラ
10B 撮影用カメラ
11 揺動手段
20 被写体特定装置
40 撮影制御装置
41 動作解析装置
42 撮影制御手段
43 被写体追跡手段
44 経過時間通知手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、被写体を自動的に撮影する自動撮影システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
テーマパークや遊園地等の娯楽施設の所定場所に設置され、間欠的にシャッターを自動的に切れる撮影装置で撮影を行う自動撮影システムが知られている(たとえば特許文献1参照。)。これは、従来カメラマンがカメラを持って行っていた写真撮影を設置されたカメラを用いて自動的に行うものである。
【0003】
また、テーマパーク内の所定の場所にカメラを設置しておき、このカメラを用いて記念写真等を撮影することが提案されている。設置されたカメラにより撮影を行う際には、入場者がカメラと通信可能な操作ユニットを所持し、撮影時にその操作ユニットを操作することによりシャッターを操作する方法や、被写体が撮像装置から一定距離の特定の撮影エリア内に入ったとき撮影を行う方法等が提案されている(たとえば特許文献2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−136607号公報
【0005】
【特許文献2】
特開2002−24229号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、入場者が操作ユニットを操作してシャッターを操作する方法では、被写体が操作しながら撮影を行うものであるため、被写体のポーズが限定されたものとなってしまい、入場者の望むポーズの画像が取得しずらいという問題がある。
【0007】
また、特定の撮影エリア内に入ったときをシャッタータイミングとする方法では、撮影されるタイミングがユーザにとってわかりにくく、たとえばユーザがポーズを決めて撮影を行いたいときにポーズが決まらないうちに撮影されてしまう等、必ずしもユーザの望むベストショットとなるとは限らないという問題がある。
【0008】
さらに、撮像装置10が一定間隔で間欠的に撮影を行い、その中から入場者の気に入った画像を選択する方法も考えられるが、画像を記憶するサーバに蓄積される不必要な画像が膨大になってしまい、画像を記憶するサーバに掛かる負担が大きくなってしまう。
【0009】
そこで、本発明は、ユーザの望む撮影のタイミングにより撮影を自動的に行うことができる自動撮影システムを提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の自動撮影システムは、撮像装置と、該撮像装置が撮影する前記被写体を特定する被写体特定装置と、該被写体特定装置により特定された前記被写体の動作を解析する動作解析装置と、前記撮像装置を制御する撮影制御装置とを有し、該撮影制御装置が、前記動作解析装置において前記被写体が静止したと判断されたときに、前記被写体の静止画を取得するように前記撮像装置を制御するものであることを特徴とするものである。
【0011】
ここで、「動作解析装置」とは、被写体の動作を解析するものであって、たとえば撮像装置が連続的に撮影した画像を解析することにより、被写体の動作を解析するものであってもよいし、被写体の移動を直接検知するセンサ等を用いて被写体の動作を解析するものであってもよい。
【0012】
また、「被写体が静止する」とは、被写体が一定の場所に停止して動かないことばかりでなく、被写体が表情を作るために顔等を動かし、もしくは撮影する際のポーズを撮るために手足を動かす等の停止した場所の近傍を移動している場合を含む。
【0013】
また、撮影制御装置は、動作解析装置において被写体が静止したと判断されてから直ちに撮影を開始するようにしてもよいし、動作解析装置において被写体の静止の状態が所定の待機時間を経過したと判断された後に撮像装置が撮影を行うように制御するようにしてもよい。
【0014】
この撮影制御装置は、待機時間の経過をカウントダウンにより被写体に知らせる、たとえばスピーカや表示装置等からなる経過時間通知手段をさらに備えていてもよい。
【0015】
また、撮像装置は、被写体を撮影して静止画を取得するものであればよく、カメラと、カメラを揺動する揺動手段とを有するものであってもよい。
【0016】
このカメラは、被写体を追跡して動画を取得する追跡用カメラと、被写体の静止画を取得する撮影用カメラとを備えたものであってもよい。
【0017】
さらに、撮影制御装置は、動作解析装置において被写体が動いていると判断されたときに、カメラが該被写体を追跡するように揺動手段を制御する被写体追跡手段を備えていてもよい。
【0018】
【発明の効果】
本発明の自動撮影システムによれば、撮影制御装置が、動作解析装置において被写体が静止したと判断されたときに、被写体の静止画を取得するように撮像装置を制御することにより、自動的に撮影を行う際に被写体自身がシャッターボタン等を操作することなくシャッタータイミングを設定することができるため、被写体が撮影される際にポーズが限定されることなく、被写体の望むポーズによるベストショットを得ることができる。
【0019】
また、撮影制御装置が、動作解析装置において被写体が静止したと判断されたときに、被写体の静止画を取得するように撮像装置を制御することにより、撮影を自動的に行うときであっても、シャッタータイミングは被写体側の動作に委ねられているため、被写体の望むタイミングにより撮影を行うことができる。よって、被写体にとって不要な画像の撮影を低減することができるため、撮影した画像を記憶するサーバの負担を軽減することができる。
【0020】
なお、撮影制御装置が、動作解析装置において被写体の静止の状態が所定の待機時間を経過したと判断された後に撮像装置が撮影を行うように制御すれば、被写体にポーズを取る時間と撮影を行うか否かの判断を行う時間を与えることができるため、被写体の望むポーズの画像を得ることができる。
【0021】
また、撮影制御装置が、待機時間の経過をカウントダウンにより被写体に知らせる経過時間通知手段をさらに備えた構成にすれば、被写体に撮影までの時間を通知することができるため、被写体は撮影開始までの時間を確認しながら待機時間中に撮影準備を行うことができる。
【0022】
さらに、撮像装置が、カメラと、カメラを揺動する揺動手段とを有し、撮影制御装置が、動作解析装置において被写体が動いていると判断されたときに、カメラが該被写体を追跡するように揺動手段を制御する被写体追跡手段を備えた構成にすれば、被写体が移動したときであっても確実に被写体の撮影を自動的に行うことができる。
【0023】
また、カメラが、被写体を追跡して動画を取得する追跡用カメラと、被写体の静止画を取得する撮影用カメラとを備えた構成にすれば、被写体の動作を解析するのに適した画像と、プリント出力等の被写体へ提供される画質の高い画像とを取得することができるため、被写体の追跡の精度を向上させることができるとともに、静止画の画質の向上を図ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の自動撮影システムの実施形態について説明する。図1は本発明の自動撮影システムの好ましい実施の形態の使用例を示す模式図である。この自動撮影システム1は、たとえばテーマパークや遊園地等に設置されるものである。図1の各自動撮影システム1は、テーマパークの入場者(被写体)Uを撮影し被写体の画像を取得する複数の撮像装置10と、撮像装置により取得された画像を管理する画像管理サーバ30と、各撮像装置10の動作を制御する撮影制御装置40を備え、複数の撮像装置10と画像管理サーバ30と撮影制御装置40とはたとえばLAN等のネットワーク3によりデータ転送可能になっている。
【0025】
なお、図1において、撮影制御装置40は、各撮像装置10毎にそれぞれ設けた場合について例示しているが、1つの撮影制御装置40がネットワーク3を介して複数の撮像装置10の動作を制御するようにしてもよい。また、図1の撮影制御装置40は、各撮像装置10もしくは画像管理サーバ30とは独立したコンピュータにより構成された場合について例示しているが、各撮像装置10内に設けるようにしてもよいし、画像管理サーバ30内に設けるようにしてもよい。
【0026】
ここで、各撮像装置10は、それぞれ撮影することができる撮影エリア5A内に存在する被写体Uを撮影するものである。具体的には、図2に示すように、撮像装置10は一定の場所に固定されており、移動する被写体Uを追跡するための動画を撮影する追跡用カメラ10Aと、被写体Uを撮影して静止画を取得する撮影用カメラ10Bと、追跡用カメラ10Aと撮影用カメラ10Bとを水平方向R1および垂直方向R2に揺動する揺動手段11とを備えている。そして、揺動手段11が作動すると、撮影用カメラ10Bと追跡用カメラ10Aとが一体的に揺動し、撮影エリア5A内の被写体Uを撮影するようになっている。
【0027】
図1の画像管理サーバ30は、撮像装置10により取得された画像を管理するとともに、画像をプリント等して被写体である入場者Uに提供可能にする機能を有する。
【0028】
なお、画像管理サーバ30は、撮影して取得した画像に対して必要に応じてオフセット補正やシェーディング補正等の画質向上処理を施した後、プリント出力等を行うようにしてもよい。また、画像管理サーバ30は、取得した画像を入場者Uが帰宅するときに配布用にプリントアウトする機能のみならず、撮像装置10により取得された画像をたとえばラボ8においてプリントアウトできるように伝送し、もしくはフロッピー(登録商標)ディスクやメモリカード等の情報記録媒体に記憶した状態で入場者Uに提供し、あるいは各入場者Uの自宅の端末装置6にインターネットなどを介してネット配信する機能を有していてもよい。
【0029】
図3は自動撮影システム1における撮像装置10の周辺を示す模式図である。図3において、撮影装置10における撮影エリア5Aの周辺には撮影する被写体Uを特定するための被写体特定装置20が設けられている。被写体特定装置20は、入場者Uが所持している発信機RT(無線タグ)からの信号を受信して被写体Uを特定するものである。
【0030】
ここで、発信機RTは、非接触型の(無線)ICカードのような、送受信または送信が可能なICカードタイプのものや、送受信または送信可能な電池内蔵型非接触IDカードおよび電磁誘導式(無電源)非接触IDカード、もしくは長距離型(交信範囲数メートル程度)の無線タグ(RFID:Radio Frequency IDentification)等が用いられる。また、発信機RTには、入場者Uの人物と特定するための被写体IDが記憶されており、発信機RTから被写体IDが発信されるようになっている。なお、被写体IDは、利用者毎に異なっていてもよいが、家族、恋人同士などのペア、仲間などのグル−プ内では、同じID情報が付与されるようにしてもよい。これにより、利用者個人が写っていない写真画像であっても、グループ内他の利用者や、家族内の子供などが写っている写真を取得ことができる。
【0031】
また、被写体特定装置20は、入場者Uが広域エリア19内に入ったことを検出する広域検出手段21と、撮影エリア5A内に入った入場者Uを検出する撮影域検出手段22とを有し、広域検出手段21は、広域アンテナ21Aとゲート21B、21Bとを備える。
【0032】
広域アンテナ21Aは、広域エリア19内にある発信機RTを通信可能範囲とする無線受信機からなっており、発信機RTを検出することによりその数をカウントし、撮影エリア5Aの混雑状況を把握するものである。また、ゲート21B、21Bは、発信機RTからの信号を検出してその数をカウントするとともに、たとえば赤外線センサ等により発信機RTを所持していない入場者Uもカウントする機能を有し、撮影エリア5Aへ向かう人数を予測するものである。
【0033】
撮影域検出手段22は、撮影エリア5Aを通信可能範囲とする受信機であり、撮影エリア5A内に入った発信機RTからの被写体IDを受信して被写体Uを特定するものである。そして、撮影域検出手段22は、検出した被写体IDを画像管理サーバ30に送り(図1参照)、画像管理サーバ30は、被写体IDと撮像装置10により撮影された画像とを関連づけして記憶するようになる。これにより、入場者Uが所持する発信機に記憶された被写体IDを用いてを検索キーとして入場者Uを撮影した画像が検索されてその画像を提供することが可能となる。
【0034】
なお、撮影域検出手段22は、撮像装置10におけるパン・チルド制御を補佐するために、超音波センサ22Aおよび赤外線センサ22Bをさらに備え、撮影エリア5A内における被写体Uの位置を検出するようにしてもよい。
【0035】
また、図3の自動撮影システム1においては、撮影エリア5Aの付近にCRTや液晶ディスプレイ等からなる表示部15が設置されており、表示部15は被写体Uへ撮影が行われる旨の表示や撮影された画像を被写体Uにプレビューする等を行うようになっている。
【0036】
次に、図1から図3を参照して自動撮影システム1の動作例について説明する。まず、図3に示すように、入場者Uが発信機RTを所持した状態で、広域エリア19内に入ると、広域検出手段21において発信機RTから発信される被写体IDが検出される。すると、画像管理サーバ30において、広域エリア19内に設定された撮影エリア5Aに入る入場者Uの人数が予測されて、撮影に適した環境か否かが判断される。
【0037】
撮影に適した状態であると判断された環境において、被写体Uが撮影エリア5A内に入ってくると、撮影域検出手段22により発信機RTからの被写体IDが検出される。そして、撮影制御装置40からの指示により撮像装置10による撮影が自動的に行われ、撮像装置10により取得された画像が、ネットワーク3を介して画像管理サーバ30に伝送される。すると、画像管理サーバ30において、画像に所定の画質向上処理が施されるとともに、画像と被写体IDとが関連付けされた状態で記憶され、来場者が帰宅する際に、画像管理サーバ30から発信機RTに記憶された被写体IDを検索キーとして入場者Uを撮影した画像が検索されてその画像が提供される。
【0038】
ここで、上述した自動撮影システム1において、撮像装置10のよる撮影がいずれのタイミングにより行われるかが問題となる。上述したように、撮像装置10を制御する操作ユニットを入場者Uが操作することにより撮影する場合には、入場者Uが望むタイミングにより撮影をすることができるが、操作ユニットを手に持っている必要があり、入場者Uのポーズが限られてしまう。また、特定の撮影エリア内に入ったときをシャッタータイミングとする方法では、撮影されるタイミングがユーザにとってわかりにくく、たとえばユーザがポーズを決めて撮影を行いたいときにポーズが決まらないうちに撮影されてしまうというように、必ずしもユーザの望むベストショットとなるとは限らない。
【0039】
つまり、自動的に撮影が行われる場合であっても、入場者の好みのポーズを取りながら撮影が行われることが望まれている。そこで、自動撮影システム1には以下に示す撮影制御装置40は以下に示すような構成により、シャッタータイミングの制御を行うようになっている。
【0040】
図4は自動撮影システム1における撮影制御装置40の好ましい実施の形態を示すブロック図である。この撮影制御装置40は、被写体Uの動作を解析する動作解析装置41と、撮像装置10の撮影タイミングを制御する撮影制御手段42と、被写体Uが動いているときに撮像装置10に被写体Uを追跡させる被写体追跡手段43とを備えている。
【0041】
ここで、動作解析装置41は、追跡用カメラ10Aにより取得された動画に基づいて被写体Uの動作を解析する機能を有する。具体的には、動作解析装置41は、たとえば背景画像を作成して現画像との差分処理によって被写体Uを検出する背景差分法、Nフレーム(Nは1以上の整数)のインターバル時間を隔てて撮影された二つの画像間における差分処理によって被写体Uの動作を検出するフレーム差分法、画像内から輝度勾配の大きな部分を検出し、この検出された情報を基に被写体Uを検出する空間微分法、若しくはこれらの手法を複合して用いる手法等の公知の技術を用いて動作の解析を行うようになっている。
【0042】
また、動作解析装置41は、被写体Uの動作の解析結果に基づいて、被写体Uが移動しているか、もしくは静止しているかを判断するようになっている。なお、動作解析装置41は、被写体Uが一定の場所に停止して動かない場合のみならず、被写体Uが撮影のためのポーズを作るために顔や手足を動かす等の停止した場所の近傍を移動している場合には、被写体Uが静止していると判断するようにしてもよい。
【0043】
撮影制御手段42は、動作解析装置41において被写体Uが静止したと判断されたときに、被写体Uの静止画を取得するように撮像装置10の撮影用カメラ10Bを制御するものである。つまり、被写体Uは撮影を行いたいときには、撮影エリア内5Aにおいて静止すればよいため、撮影タイミングを被写体U側が決定することができ、被写体Uの望むポーズ等の画像を取得することができる。また、被写体Uが撮影エリア5A内における静止する場所により画像の背景等を撮影エリア5A内において自由に選択することができるため、ユーザーの望むポーズや背景等の画像を取得することができる。
【0044】
さらに、撮影制御手段42は、動作解析装置41において、被写体Uが静止したと判断されてから設定された待機時間経過後(たとえば5秒後)に撮影を行うようになっている。これにより、被写体U側に撮影の準備を行う猶予を与えることができるため、被写体Uの望むポーズ等により撮影を行うことができる。さらに、表示部15もしくはスピーカ等からなる経過時間通知手段44が、待機時間の経過をカウントダウン形式により出力させるようになっている。すると、被写体Uである入場者Uは、待機時間を確認しながら撮影準備を行うことができるようになり、確実に被写体Uの望むポーズを取った状態での撮影を行うことができる。
【0045】
さらに、動作解析装置41は、待機時間中においても被写体Uの動作を解析する機能を有し、撮影制御手段42は、動作解析装置41において待機時間内に被写体Uが移動したと判断されたときには、撮影を中止するようになっている。つまり、被写体Uは撮影を中止したいときにはその場所から移動すればよく、被写体U側において撮影の中止をも制御することができるようになる。
【0046】
被写体追跡手段43は、動作解析装置41において被写体Uが動いていると判断されたときに、追跡用カメラ10Aが被写体Uを追跡するように揺動手段11を制御する機能を有する(図3参照)。具体的には、追跡用カメラ10Aにより撮影された画像において、被写体Uが左上に移動した場合、被写体追跡手段43は揺動手段11を作動させて、追跡用カメラ10Aの視野(撮影範囲)を左上方向に移動させるようになっている。すると、撮影用カメラ10Bが追跡用カメラ10Aと一体的に揺動するため、撮影用カメラ10Bの視野(撮影範囲)内にも被写体Uが存在するようになり、被写体Uの静止画を取得できるようになっている。
【0047】
図5は自動撮影システム1の動作例を示すフローチャートであり、図1から図5を参照して自動撮影システム1の動作例について説明する。まず、図1において、被写体Uが撮影エリア5A内に入ってくると、被写体特定装置20により被写体Uが特定される(ステップST1)。すると、被写体特定装置20により特定された被写体Uが追跡用カメラ10Aにより被写体Uが撮影されて(ステップST2)、動作解析装置41において、追跡用カメラ10Aにより撮影された動画に基づいて被写体Uの動作が解析される(ステップST3)。
【0048】
そして、動作解析装置41において被写体Uが動いていると判断された場合(ステップST4)、被写体Uの動きに合わせて撮像装置10の視野(撮影範囲)が揺動手段11によって移動して被写体Uを追跡する(ステップST5)。なお、被写体Uが撮影エリア5Aの領域外に移動した場合、被写体特定装置20により被写体5Aが撮影エリア5Aの外側に移動したことを判断し、動作解析装置41による被写体Uの追跡が中止される。そして、被写体特定装置20により別の被写体Uが特定されたとき、その被写体Uの動作が解析されるようになる。
【0049】
一方、動作解析装置41において被写体Uが静止したと判断された場合(ステップST4)、静止してから待機時間が経過しているか否かが判断される(ステップST6)。このとき、経過時間通知手段44により待機時間の経過がカウントダウン形式により入場者Uに通知される。また、待機時間中であっても動作解析装置41により被写体の動作が解析されており、待機時間内に被写体Uが移動した場合、撮影は行われず被写体Uの追跡が開始される(ステップST5)。
【0050】
そして、被写体Uが静止して待機時間が経過したとき(ステップST6)、撮影制御手段42により撮影用カメラ10Bに撮影の指示が行われて、撮影用カメラ10Bにより静止画が取得される(ステップST7)。
【0051】
上記実施の形態によれば、本発明の自動撮影システムによれば、撮影制御装置40が、動作解析装置41において被写体Uが静止したと判断されたときに、被写体Uの静止画を取得するように撮像装置10を制御することにより、自動的に撮影を行う際に被写体自身がシャッターボタン等を操作することなくシャッタータイミングを設定することができるため、被写体Uが撮影される際にポーズが限定されることなく、被写体Uの望むポーズによるベストショットを得ることができる。
【0052】
また、撮影制御装置40が、動作解析装置41において被写体Uが静止したと判断されたときに、被写体の静止画を取得するように撮像装置10を制御することにより、撮影を自動的に行うときであっても、シャッタータイミングは被写体U側の動作に委ねられているため、被写体Uの望むタイミングにより撮影を行うことができる。
【0053】
さらに、撮影制御装置40が、動作解析装置41において被写体Uが静止したと判断されてから所定の待機時間を経過した後に撮像装置10が撮影を行うように制御するものであれば、被写体Uにポーズを取る時間と撮影を行うか否かの判断を行う時間を与えることができるため、被写体Uの望むポーズの画像を得ることができる。
【0054】
また、撮影制御装置40が、待機時間の経過をカウントダウンにより被写体Uに知らせる経過時間通知手段44をさらに備えた構成にすれば、被写体Uに撮影までの時間を通知することができるため、被写体Uは撮影開始までの時間を確認しながら待機時間中に撮影準備を行うことができる。
【0055】
さらに、撮像装置10が、カメラ10A、10Bと、カメラを揺動する揺動手段11とを有し、撮影制御装置40が、動作解析装置41において被写体Uが動いていると判断されたときに、カメラが被写体Uを追跡するように揺動手段11を制御する被写体追跡手段43を備えた構成にすれば、被写体Uが移動したときであっても確実に被写体Uの撮影を自動的に行うことができる。
【0056】
また、カメラが、被写体Uを追跡して動画を取得する追跡用カメラ10Aと、被写体Uの静止画を取得する撮影用カメラ10Bとを備えた構成にすれば、被写体Uの動作を解析するのに適した画像と、プリント出力等の被写体Uへ提供される画質の高い画像とを取得することができるため、被写体Uの追跡の精度を向上させることができるとともに、静止画の画質の向上を図ることができる。
【0057】
本発明の実施の形態は、上記実施の形態に限定されない。たとえば、図3の撮像装置10において、追跡用カメラ10Aと撮影用カメラ10Bとを設ける場合について例示しているが、撮影用カメラ10Bのみ設けるようにしてもよい。この場合、撮影用カメラ10Bを用いて一定間隔で撮影が行われて、撮影された画像群を比較することにより、被写体Uの動作を解析することになる。そして、被写体Uが静止した状態において撮影された画像を記憶するようにしてもよい。
【0058】
また、撮像装置10が被写体の動作を解析する際に、撮像装置10により撮影された画像を用いて解析を行うようにしているが、被写体特定装置20側において撮影エリア5A内での被写体Uの位置を特定し、特定された位置を撮影するように撮像装置10を移動させるようにしてもよい。具体的には、撮影エリア5A内に人検知センサを設けておき、人検知センサからの信号に基づいて、撮影エリア5A内の被写体Uの位置を時系列的に検出することにより、被写体Uの動作を解析するようにしてもよい。さらに、被写体追跡手段43において、人検知センサからの出力に基づいて、被写体Uがいる位置に撮像装置10を向けるように制御してもよい。
【0059】
さらに、上記実施の形態において、自動撮影システム1がテーマパークや遊園地等に設置される場合について例示しているが、たとえばビルの防犯カメラ等の定点カメラにも提要することができる。このとき、図2において、被写体特定装置20は発信機RTを検出することにより、被写体Uを特定するようにしているが、追跡用カメラ10Aにより撮影された動画から被写体Uの特徴を抽出することにより被写体Uを特定するようにし、被写体Uが静止したときに静止画を取得するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動撮影システムの好ましい実施の形態を示す模式図
【図2】本発明の自動撮影システムの好ましい実施の形態を示す模式図
【図3】図1の自動撮影システムにおける撮像装置の一例を示す模式図
【図4】本発明の自動撮影システムの好ましい実施の形態を示すブロック図
【図5】本発明の自動撮影システムの動作例を示すフローチャート
【符号の説明】
1 自動撮影システム
10 撮像装置
10A 追跡用カメラ
10B 撮影用カメラ
11 揺動手段
20 被写体特定装置
40 撮影制御装置
41 動作解析装置
42 撮影制御手段
43 被写体追跡手段
44 経過時間通知手段
Claims (5)
- 撮像装置と、該撮像装置が撮影する前記被写体を特定する被写体特定装置と、該被写体特定装置により特定された前記被写体の動作を解析する動作解析装置と、前記撮像装置を制御する撮影制御装置とを有し、
該撮影制御装置が、前記動作解析装置において前記被写体が静止したと判断されたときに、前記被写体の静止画を取得するように前記撮像装置を制御するものであることを特徴とする自動撮影システム。 - 前記撮影制御装置が、前記動作解析装置において前記被写体の静止の状態が所定の待機時間を経過したと判断された後に前記撮像装置が撮影を行うように制御するものであることを特徴とする請求項1に記載の自動撮影システム。
- 前記撮影制御装置が、前記待機時間の経過をカウントダウンにより前記被写体に知らせる経過時間通知手段をさらに備えたことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の自動撮影システム。
- 前記撮像装置が、カメラと、該カメラを揺動する揺動手段とを有し、前記撮影制御装置が、前記動作解析装置において前記被写体が動いていると判断されたときに、前記カメラが該被写体を追跡するように前記揺動手段を制御する被写体追跡手段を備えたものであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の自動撮影システム。
- 前記カメラが、前記被写体を追跡して動画を取得する追跡用カメラと、前記被写体の静止画を取得する撮影用カメラとを備えたものであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の自動撮影システム。
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