JP3835232B2 - 無線タグを利用した自動撮影システム及び自動撮影方法並びに自動撮影サービス - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線タグを利用した自動撮影システム及び自動撮影方法並びに自動撮影サービスに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ポータブルビデオカメラの小型軽量化、低価格化、高機能化により、高度な撮影技術を必要とすることなく、簡便にビデオ撮影を行うことが可能となり、遊園地やスキー場等の遊興施設、観光スポット等でビデオ撮影を行うユーザが増えてきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ポータブルビデオカメラでビデオ撮影を行う場合、事前にバッテリーに充電したり、ビデオテープを購入するといった準備が必要であり、いざ撮影しようと思った時にバッテリーが切れてしまったり、テープの残量が不足してしまう場合がある。また、ユーザ自らがポータブルビデオカメラで撮影する場合、移動の際も常に携帯しなければならず、わずかな撮影時間のためにビデオカメラを常時携帯するのはユーザにとって大きな負担となっていた。
【0004】
また、せっかく家族や友人等で遊園地等の遊興施設や観光スポットに訪れても、撮影者は一緒に映ることができず、特に二人で訪れた場合などは常に一人づつしか撮影することができず、記念の映像としては物足りないものになってしまう。このような問題はスチルカメラでも同様であるが、スチルカメラの場合は操作も簡単であり、通行人に撮影を依頼することは可能である。一方、ビデオカメラの場合は操作も難しく、また、撮影に一定の時間がかかるため、他人に撮影を依頼することは非常に困難である。
【0005】
更に、遊園地のアトラクション(例えば、ジェットコースター等)の場合には、ビデオカメラの持ち込み自体が禁止される場合もあり、持ち込み可能であっても動きの速いアトラクションやスキー場での滑降などは、ポータブルビデオカメラでの撮影は難しいという問題がある。
【0006】
一方、遊園地のアトラクション(例えば、ジェットコースターや観覧車等)によっては、アトラクション内に備えたカメラによって写真撮影を行うサービスも提供されているが、このサービスで提供される写真は静止画であって、動画を提供するサービスはなく、動いている被写体を移す場合は動画でないと迫力に欠けるものとなってしまう。また、写真撮影では印画紙への記録に時間を要するため、写真を入手するまでに時間がかかってしまい、費用も高くなってしまう。
【0007】
近年、定点カメラによるインターネット動画配信サービスが提供されるようになってきているが、撮影したすべての映像をリアルタイムでインターネットを介して配信するシステムであるため、不特定の人間があつまる遊園地などに用いた場合、他人のプライバシーを守りながら動画配信することはできない。
【0008】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、特定のユーザに対して自動的にビデオ撮影を行い、撮影した映像データを該ユーザに提供することが可能な無線タグを利用した自動撮影システム及び自動撮影方法並びに自動撮影サービスを提供することにある。
【0009】
【問題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の無線タグを利用した自動撮影システムは、予め定めた撮影エリア内を常時撮影する撮影手段と、所定のユーザが前記撮影エリアに入場していることを検出する検出手段と、前記撮影手段で取得した動画データと前記検出手段から送信される前記所定のユーザを特定する情報とを受信、記録する画像サーバと、を少なくとも備え、前記所定のユーザを特定する情報及び該情報の受信期間を参照して、前記所定のユーザを特定する情報と前記所定のユーザが前記撮影エリアに入場してから退場するまでの期間の動画データとが関連づけられて、前記画像サーバに自動的に記憶されるものである。
【0010】
また、本発明の自動撮影システムは、予め定めた撮影エリア内を常時撮影する撮影手段と、ユーザが携帯する無線タグと、前記撮影エリアと略等しい受信エリア又は前記撮影エリア内側の受信エリアを有し、該受信エリア内の前記無線タグから送信されるユーザ特定情報を受信する通信基地局と、該通信基地局で受信した前記ユーザ特定情報及び前記撮影手段で取得した動画データを受信、記録する画像サーバと、を少なくとも備え、前記ユーザ特定情報及び該情報の受信期間を参照して、前記ユーザ特定情報と前記ユーザが前記撮影エリアに入場してから退場するまでの期間の動画データとが関連づけられて、前記画像サーバに自動的に記憶されるものである。
【0011】
また、本発明の画像サーバは、予め定めた撮影エリア内を常時撮影する撮影手段から送信される動画データと、ユーザが携帯する無線タグから無線基地局を介して送信されるユーザ特定情報とを受信する手段と、前記ユーザ特定情報及び該情報の受信期間を参照して、前記ユーザ特定情報と前記ユーザが前記撮影エリアに入場してから退場するまでの期間の動画データとを関連付けて記憶する手段と、通信ネットワークを介して接続される端末から送信されるIDを認証する手段と、前記IDに対応する前記ユーザ特定情報に関連付けられた前記動画データを検索する手段と、認証された前記端末に対して、検索した前記動画データを配信する手段と、を少なくとも備えるものである。
【0014】
本発明の自動撮影方法は、予め定めた撮影エリア内を常時撮影する撮影手段と、所定のユーザが前記撮影エリア内に入場していることを検出する検出手段と、前記撮影手段で取得した動画データと前記検出手段から送信される前記所定のユーザを特定する情報とを受信、記録する画像サーバと、を少なくとも備えるシステムにおける自動撮影方法であって、前記画像サーバでは、前記所定のユーザを特定する情報を受信することにより、前記所定のユーザが前記撮影エリアに入場したことを認識するステップと、前記所定のユーザを特定する情報を受信しないことにより、前記所定のユーザが前記撮影エリアから退場したことを認識するステップと、前記所定のユーザを特定する情報及び該情報の受信期間を参照して、前記所定のユーザを特定する情報と前記所定のユーザが前記撮影エリアに入場してから退場するまでの期間の動画データとを関連づけて記憶するステップと、を少なくとも有するものである。
【0015】
また、本発明の自動撮影方法は、予め定めた撮影エリア内を常時撮影する撮影手段と、ユーザが携帯する無線タグと、前記撮影エリアと略等しい受信エリア又は前記撮影エリア内側の受信エリアを有し、該受信エリア内の前記無線タグから送信されるユーザ特定情報を受信する通信基地局と、該通信基地局で受信した前記ユーザ特定情報及び前記撮影手段で取得した動画データを受信、記録する画像サーバと、を少なくとも備えるシステムにおける自動撮影方法であって、前記画像サーバでは、前記ユーザ特定情報を受信することにより、前記所定のユーザが前記撮影エリアに入場したことを認識するステップと、前記ユーザ特定情報を受信しないことにより、前記所定のユーザが前記撮影エリアから退場したことを認識するステップと、前記ユーザ特定情報及び該情報の受信期間を参照して、前記ユーザ特定情報と前記ユーザが前記撮影エリアに入場してから退場するまでの期間の動画データとを関連づけて前記記憶するステップと、を少なくとも有するステップとを少なくとも有するものである。
【0017】
本発明においては、前記無線タグから送信される前記ユーザ特定情報の中に、該ユーザの電子メールアドレスが含まれている場合には、前記画像サーバでは、前記ユーザ特定情報に関連付けて記憶された前記動画データを前記電子メールアドレスに自動的に配信する構成とすることもできる。
【0019】
このように、本発明は上記構成により、ユーザはビデオカメラを携帯する必要がなく、所定の撮影エリアに入場するだけで自動的にビデオ映像を入手することができる。また、撮影された映像データは画像サーバに記憶され、ユーザは端末を用いて好きなときに該映像データを入手することができるため、写真の場合のようにプリントが出来上がるまで待つ必要がなく、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明に係る無線タグを利用した自動撮影システムは、その好ましい一実施の形態において、予め定めた撮影エリアを撮影するカメラと、撮影エリア内にユーザが入ったことを検出する手段、例えば、ユーザが携帯する無線タグ、及び、撮影エリアと略等しい受信エリア又は撮影エリア内側の受信エリアを有し、受信エリア内の無線タグから送信される無線タグデータ(ユーザ特定情報)を受信する通信基地局と、通信基地局で受信したユーザ特定情報及びカメラで取得した映像データを受信し、両者を関連づけて記録する画像サーバとを少なくとも備えるものであり、無線タグを携帯するユーザが撮影エリア内に入場した場合に、無線タグからの送信されるユーザ特定情報を受信した通信基地局は該ユーザ特定情報を画像サーバに送信し、また、カメラはユーザを撮影した映像データを画像サーバに送信し、画像サーバでは、ユーザ特定情報と映像データとを関連づけて記憶する。そして、ユーザは付与されたIDを用い、端末から画像サーバのアクセスして、自らが撮影された映像データを入手することができる。
【0021】
すなわち、本発明は、ビデオ撮影において無線タグを利用することにより、無線タグを携帯したユーザが予め設定した特定エリアに入るだけで自動的に撮影され、その映像データを自宅のパーソナルコンピュータ等の端末からインターネットを介して入手できるようにしたことを特徴としているものである。以下、図1及び図2を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る無線タグを利用した自動撮影システムの構成を示す図であり、図2は画像サーバの構成を示す図である。
【0022】
図1に示すように、本実施形態の自動撮影システムは、撮影エリア14に設置されたカメラ15等の撮影手段と、撮影エリア内にユーザが入ったことを検出する手段、例えば、予めユーザに貸与され、ユーザが携帯する小型の無線タグ12及び21と、撮影エリア14と略等しい受信エリア又は撮影エリア14内側の受信エリアを有し、受信エリア内の無線タグから送信されるデータを受信する通信基地局13と、カメラ15で撮影した映像データ及び通信基地局13で受信した無線タグの情報を受信し、記憶する画像サーバ16と、インターネット17等の通信ネットワーク網を介して画像サーバ16と接続されるユーザが保有するパーソナルコンピュータ、携帯端末、携帯電話等の端末18とを主な構成要素としている。
【0023】
また、図2に示すように、画像サーバ16は、カメラ15及び通信基地局13からのデータを受信し、端末18との接続を行う入力手段16aと、カメラ15から送信された映像データを記憶する映像データ記憶手段16bと、通信基地局13から送信された無線タグ12の情報(ユーザ特定情報)を映像データに関連づけて記憶するユーザ情報記憶手段16cと、端末18から送信されるID/パスワードを用いてユーザを認証するユーザ認証手段16dと、端末18から送信されるIDとユーザ情報記憶手段16cに記憶したユーザ特定情報とを比較し、該当する映像データを検索する映像データ検索手段16eと、インターネット17を介して端末18に検索した映像データを送信する出力手段16fとを備えている。
【0024】
なお、撮影エリア内にユーザが入ったことを検出する手段、例えば、無線タグ12及び21と受信手段13とは、有線以外の方法、例えば電波やマイクロ波、電磁波等を用いてデータの送受信を行うことが可能な任意のシステムを用いることができ、例えば、無線タグ12及び21から電波を連続的に送出し、通信基地局13に設けたアンテナで電波を受信する構成としてもよい。この場合、撮影エリア14と受信エリアとを略等しくするために、指向性の高いアンテナを用いることが好ましく、アンテナを複数設け、複数のアンテナで電波を受信した場合に無線タグが撮影エリア14に入場した判断する構成としてもよい。
【0025】
また、無線タグ12及び21と受信手段13の双方に備えたアンテナ間で電磁誘導、電磁結合、マイクロ波誘導を用いてデータの交信を行うRFID(Radio Frequency Identification)システム等を用いることができる。
【0026】
このRFIDシステムでは、無線タグ内に備えたICに予めデータを記録しておき、受信手段13(RFIDシステムの場合はリーダ/ライタという)のアンテナからの電磁波を利用して、無線タグ内のICを駆動したり、無線タグのアンテナからデータを送信するものであり、このシステムではIC内にデータを記憶することができると共に、使用する電磁波の周波数、アンテナの形状を適宜調整することにより、送受信可能な範囲を任意に設定することができる。また、RFIDシステムでは、無線タグ側はアンテナからの信号を受信した場合のみ駆動するため、常に電波を送信するシステムに比べて無駄な電波の送信を抑制することができるという長所もある。なお、撮影エリア内にユーザが入ったことを検出する手段としては、無線タグ12及び21と受信手段13との組み合わせに限定されず、ユーザの位置を検出可能な任意の手段、方法を用いることができる。
【0027】
上記構成の自動撮影システムを用いて、カメラ15でユーザが撮影されてから該ユーザに映像データが配信されるまでの概略手順について説明する。
【0028】
ユーザは、予めユーザ自身又は個々の無線タグを特定する情報が送出される無線タグ12、21を取得し、携帯する。なお、この無線タグとして、電波を発信する形態の場合は、例えば、電波に重畳してユーザ特定情報を送出したり、タグ毎に異なる周波数や異なるパターンの電波を発信するように設定し、通信基地局13側で電波の周波数やパターンを判断してユーザを特定してもよく、また、電磁誘導を利用して無線タグと通信基地局13との間でデータの交信を行う場合には、無線タグ内のICに予めユーザを特定する情報(ID、氏名、電子メールアドレス等)を書き込んでおき、通信基地局13で該データを判断する形態としてもよい。
【0029】
無線タグ12、21は、定期的に電波を発信又は通信基地局13からの信号を受信してデータを送出するため、ユーザが撮影エリア14内に入場すると、該撮影エリア14と略一致する領域の信号を受信するように設定された通信基地局13のアンテナによって信号が受信され、撮影エリア14に特定のユーザが入場したことが認識される。
【0030】
一方、撮影エリアに設置されたカメラ15は、常時撮影エリア14内の撮影を行うか、又は、信号を受信した通信基地局13からの指示に従って撮影を開始する。そして、通信基地局13で受信したユーザを特定する情報及びカメラ15で撮影された映像情報は通信回線、無線回線等によって接続された画像サーバ16に送信される。また、ユーザが撮影エリア14から退場すると、通信基地局13は画像サーバ16に通知し、映像データの終点位置を知らせ、画像サーバ16では一連の映像データを映像データ記憶手段16b、ユーザ情報記憶手段16cに関連づけて記録、保管する。
【0031】
関連づけて記録する方法としては、例えば、ユーザ特定情報に撮影開始時刻と撮影終了時刻とを付加したり、ユーザ特定情報が送信された時刻から始まる映像データのヘッダにユーザ特定情報を付加したり、映像データとユーザ特定情報との対応テーブルを作成して画像サーバ16に別途記憶する等の任意の方法を用いることができる。
【0032】
撮影終了後の任意の時間に、ユーザは自宅のパーソナルコンピュータ、携帯端末、携帯電話機等の端末18を用いてインターネット17を介して画像サーバ16にアクセスし、予め付与されたID/パスワード等を用いて画像サーバ16との接続を行う。
【0033】
一方、画像サーバ16側はユーザ認証手段16dによりユーザの認証を行った後、映像データ検索手段16eにより、映像データの中からユーザIDに関連づけて記憶された撮影時刻部分を切り出したり、ユーザIDに対応する映像データを検索し、該当する映像データをインターネット17を介してユーザの端末18に送出する。そして、ユーザは画像サーバ16から送信された映像データを受信して端末18の表示手段を用いて表示したり、任意の記録媒体に記録し、カメラの動画映像を鑑賞する。
【0034】
このように、本発明の自動撮影システムでは、無線基地局13の受信エリアとカメラ15の撮影エリア14とがほぼ等しくなるようにアンテナを設置することにより、無線タグの電波を受信したことでユーザがカメラ15の撮影エリア14に入ったことを判定することができる。従って、撮影エリア14に入れば自動的に撮影が開始され、また、撮影エリア14から出れば自動的に撮影が終了するため、ユーザは特別な操作をすることなく、カメラによる映像データを入手することができる。
【0035】
また、上記の無線タグはユーザに付与したIDを発信するため、撮影エリア14に誰が入ったかも特定することができる。これを利用して、特定の場所にあるカメラ15に近づくだけで自分を自動的に記録してもらい、そのIDを用いてあとからその記録を取り出すことができる。すなわち、IDを用いているため、自分の記録以外はとりだすことができず、セキュリティを確保しながらインターネットを介して映像データを受信することができるという特徴もある。
【0036】
また、本発明ではインターネットを利用することにより、印画紙、テープ等の記録媒体が不要となるため、そのコストと記録にかかる時間を削減することができるというメリットもある。
【0037】
なお、カメラ15は予め設定した場所のみを一定のアングルで撮影してもよいが、アンテナを複数設置しておき、複数のアンテナからの情報を処理することによって無線タグの位置や動きを検出し、無線タグの方向にカメラを向けて特定の被写体を中心に撮影する構成としたり、無線タグの動きからユーザの向きを判断し、ユーザがカメラ15方向に向いたときのみ撮影を行う構成とすることもできる。また、カメラにズーム機能や画像認識機能を設け、ユーザを特定したら自動的にユーザを拡大して撮影する構成としてもよい。
【0038】
【実施例】
上記した本発明の実施の形態に係る自動撮影システムの具体的な撮影手順について、図3を参照して説明する。図3は、本実施例の自動撮影方法の手順を示すフローチャート図である。なお、以下の説明では、画像サーバはカメラ1の写している映像を絶えず標準動画フォーマットにエンコードし、HDDに蓄積しているものとする。
【0039】
まず、ステップS101において、ユーザ11は本サービスを利用するにあたり、パスワードを申請し、ID19とID19を無線で発信する無線タグ12を入手する。
【0040】
次に、ステップS102において、ユーザ11は無線タグ12を携帯して移動し、カメラ15の撮影エリア14と同等又は内側の範囲に設定された無線基地局13の受信エリアに入ると、ステップS103において、無線基地局13に設けたアンテナが受信したユーザ11のIDであるID19が画像サーバ16に通知される。
【0041】
次に、ステップS104において、画像サーバ16は、このID19の通知を受けるとユーザ11がカメラ15の撮影エリア14内にいると判断し、無線基地局13のアンテナ番号、ID(この場合ID19)と受信期間(時刻)を記録する。
【0042】
次に、ステップS105において、ユーザ20が無線タグ21を携帯して移動し、無線基地局13の受信エリア(カメラ15の撮影エリア14と同等)に入ると、同様に、無線基地局13が受信したユーザ20のIDであるID22が画像サーバ16に通知され、画像サーバ16は、このID22の通知を受けるとユーザ20がカメラ15の撮影エリア14内にいると判断し、無線基地局13のアンテナ番号、ID(この場合ID22)と受信期間(時刻)を記録する。
【0043】
次に、ステップS106において、ユーザ11、20はパーソナルコンピュータ、携帯端末、携帯電話機等の端末18を用いて、インターネット17を介して画像サーバにアクセスし、予め付与されたID/パスワード等を用いて画像サーバ16との接続を行う。
【0044】
一方、ステップS107において、画像サーバ16側はユーザ認証手段16dによりユーザ11、20の認証を行った後、ステップS108において、記録された映像データの中からID19又はID22の記録のある時間のみを切り出したり、ユーザIDに対応する映像データを検索し、ステップS109において、該当するデータが記録されている場合には、映像データをインターネット17を介してユーザ11、20の端末18に送出する。
【0045】
そして、ユーザ11、20は、画像サーバ16から送信された映像データを受信して端末18の表示手段を用いて表示したり、任意の記録媒体に記録して、ユーザが撮影されたカメラの映像を鑑賞する。
【0046】
このように、無線タグ毎に固有のIDを送出し、該IDを有するユーザのみに映像データを配信することにより、他人の映像をむやみに入手できないようにすることができ、複数のユーザを同時に撮影することも可能となる。また、ユーザが撮影されている映像データのみを入手することができるため、無駄な画像から自分に必要な映像を切り出す手間が省けるという効果もある。
【0047】
そして、ユーザにID、無線タグを付与したとき、ユーザが撮影エリア14に入場したとき、ユーザが画像サーバ16から映像データをダウンロードしたとき等の任意の時期にユーザに課金することにより、この無線タグを利用した自動撮影システムを用いたサービスをビジネスとして活用することができる。
【0048】
なお、上記実施例では、ユーザが画像サーバ16にID/パスワードを用いてアクセスし、所定の映像データをダウンロードする場合について記載したが、例えば、無線タグとしてRFIDタグを用いる場合には、IC内に複雑なデータを書き込むことも可能であり、ユーザ特定情報としてユーザの電子メールアドレスを書き込んでおき、画像サーバ16はユーザの映像を撮影したら自動的にユーザの電子メールアドレスに映像データを送信する構成とすることもできる。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の無線タグを利用した自動撮影システム及び自動撮影方法並びに自動撮影サービスによれば、以下に記載するような効果を奏する。
【0050】
本発明の第1の効果は、撮影エリア内にユーザが入ったことを検出する手段として無線タグと無線基地局とを用い、ユーザは無線タグを携帯するだけで定点カメラによって自動的に撮影されるため、ビデオカメラを準備、持ち歩く、撮影の手間を削減することができるということである。
【0051】
また、本発明の第2の効果は、設置された定点カメラで撮影を行うため、ポータブルビデオカメラで撮影する場合のように、撮影者がいっしょに映れないという問題を解消することができるということである。
【0052】
たとえば、家族で遊園地などにあそびに行った場合、お父さんがビデオ撮影をすることが多く、かえってきてビデオをみるとお父さんが映っていないものが多いが、本発明の自動撮影システムでは全員で撮影することができるため、記録としての価値を高めることができる。
【0053】
また、本発明の第3の効果は、ビデオカメラを携帯して撮影するわけではないため、ジェットコースターやお化け屋敷など撮影できないアトラクションの画像やスキー場でのすべっている姿も撮影することができるということである。
【0054】
また、本発明の第4の効果は、画像サーバのHDDに蓄積した映像をインターネットを利用して配信することにより、印画紙、テープ等の記録媒体が不要となるためそのコストを低減することができ、また、印画紙に記録するための時間を考慮する必要がなく、好きな期間に動画を鑑賞することができるということである。
【0055】
また、本発明の第5の効果は、そのユーザのIDが記録されている間のみの画像しか配信されないため、他人のプライバシーの確保や膨大な映像のなかから自分の映っている場所のみを切り出す手間をなくすことができるということである。
【0056】
また、本発明の第6の効果は、ユーザにIDを付与することにより、その時点で明確に課金をすることができ、ビジネスとして活用することができるということである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る自動撮影システムの構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る自動撮影システムの画像サーバの構成を示す図である。
【図3】本発明の一実施例に係る自動撮影方法の手順を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
11 ユーザ(撮影エリア内)
12 無線タグ(撮影エリア内)
13 受信手段(アンテナ)
14 撮影エリア
15 カメラ
16 画像サーバ
17 インターネット
18 端末
19 ID
20 ユーザ(撮影エリア外)
21 無線タグ(撮影エリア外)
22 ID
Claims (4)
- 予め定めた撮影エリア内を常時撮影する撮影手段と、ユーザが携帯する無線タグと、前記撮影エリアと略等しい受信エリア又は前記撮影エリア内側の受信エリアを有し、該受信エリア内の前記無線タグから送信されるユーザ特定情報を受信する通信基地局と、該通信基地局で受信した前記ユーザ特定情報及び前記撮影手段で取得した動画データを受信、記録する画像サーバと、を少なくとも備え、
前記ユーザ特定情報及び該情報の受信期間を参照して、前記ユーザ特定情報と前記ユーザが前記撮影エリアに入場してから退場するまでの期間の動画データとが関連づけられて、前記画像サーバに自動的に記憶されることを特徴とする自動撮影システム。 - 予め定めた撮影エリア内を常時撮影する撮影手段から送信される動画データと、ユーザが携帯する無線タグから無線基地局を介して送信されるユーザ特定情報とを受信する手段と、
前記ユーザ特定情報及び該情報の受信期間を参照して、前記ユーザ特定情報と前記ユーザが前記撮影エリアに入場してから退場するまでの期間の動画データとを関連付けて記憶する手段と、
通信ネットワークを介して接続される端末から送信されるIDを認証する手段と、
前記IDに対応する前記ユーザ特定情報に関連付けられた前記動画データを検索する手段と、
認証された前記端末に対して、検索した前記動画データを配信する手段と、を少なくとも備えることを特徴とする画像サーバ。 - 予め定めた撮影エリア内を常時撮影する撮影手段と、ユーザが携帯する無線タグと、前記撮影エリアと略等しい受信エリア又は前記撮影エリア内側の受信エリアを有し、該受信エリア内の前記無線タグから送信されるユーザ特定情報を受信する通信基地局と、該通信基地局で受信した前記ユーザ特定情報及び前記撮影手段で取得した動画データを受信、記録する画像サーバと、を少なくとも備えるシステムにおける自動撮影方法であって、
前記画像サーバでは、
前記ユーザ特定情報を受信することにより、前記所定のユーザが前記撮影エリアに入場したことを認識するステップと、
前記ユーザ特定情報を受信しないことにより、前記所定のユーザが前記撮影エリアから退場したことを認識するステップと、
前記ユーザ特定情報及び該情報の受信期間を参照して、前記ユーザ特定情報と前記ユーザが前記撮影エリアに入場してから退場するまでの期間の動画データとを関連づけて前記記憶するステップと、を少なくとも有するステップとを少なくとも有することを特徴とする自動撮影方法。 - 前記無線タグから送信される前記ユーザ特定情報の中に、該ユーザの電子メールアドレスが含まれている場合には、前記画像サーバでは、前記ユーザ特定情報に関連付けて記憶された前記動画データを前記電子メールアドレスに自動的に配信することを特徴とする請求項3記載の自動撮影方法。
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