JP6296226B2 - 電子機器、撮像装置、撮像制御システム、撮像制御方法及びプログラム - Google Patents
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Description
ところで、例えば、スポーツなどを行っている被写体(人物)を動画撮影する場合に、その見せ場や重要部分などのハイライトシーン(人物の特定動作)を捉えて(自動検出して)撮影を行うことができれば、無駄な撮影が無くなって後の編集作業を楽に行うことが可能となるが、例えば、人物画像のフレーム差分から人物の動きを検出した場合に、その画像内に人物が複数存在していたり、人物が遠く離れていたり、人物の動きが煩雑であったりすると、ハイライトシーンを的確に捉えて撮影することは困難となり、ハイライトシーンの誤検出によって撮影に失敗することがあった。
被写体の動作を検出する動作検出手段と、
前記動作検出手段により検出された動作情報に基づいて、その被写体の特定動作を含めたその前後の期間を画像の保存期間として特定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された画像の保存期間内に撮像装置で撮影された当該被写体の撮影画像を保存対象とすべきことを指示する指示手段と、
を備え、
前記特定手段は、前記特定動作に至る前に行われる第1の動作を前記動作検出手段が検出した際の検出タイミングを前記画像の保存期間の開始タイミングとして一時記憶しておき、前記特定動作の後に行われる第2の動作を前記動作検出手段が検出するまでの間に前記特定動作が行われなかったと判別した場合に、前記一時記憶の開始タイミングを無効とする、
ことを特徴とする。
また、
被写体の動作を検出する動作検出手段と、
前記動作検出手段により検出された動作情報に基づいて、その被写体の特定動作を含めたその前後の期間を画像の保存期間として特定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された画像の保存期間内に撮像装置で撮影された当該被写体の撮影画像を保存対象とすべきことを指示する指示手段と、
を備え、
前記特定手段は、歩行中から歩行停止に変化したことを前記特定動作に至る前に行われる第1の動作として前記動作検出手段が検出し、歩行停止から歩行中に変化したことを前記特定動作の後に行われる第2の動作として前記動作検出手段が検出し、前記第1の動作を検出してから前記第2の動作を検出するまでの間での歩行停止中に前記特定動作が行われたか否かを判別する、
ことを特徴とする。
(第1実施形態)
先ず、図1〜図12を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
図1は、撮影制御システムの基本的な構成を示したブロック図である。
撮影制御システムは、人物(被写体)に装着する携帯機器1と、この携帯機器1を装着した人物が移動可能な複数の箇所にそれぞれ配置されている撮像装置2と、各撮像装置2によって撮影された当該人物の撮影画像を取得して管理する画像管理装置3とを備えてなる無線通信システム(構内通信システム)である。この携帯機器1と撮像装置2との間では短距離無線通信(例えば、Bluetooth(登録商標))が可能となっている。また、各撮像装置2と画像管理装置3とは無線通信網4を介して無線LAN接続(Local Area Network)、例えば、WI-Fi(ワイファイ、Wireless Fidelity)接続が可能となっている。更に、携帯機器1と画像管理装置3との間では無線LAN接続(WI-Fi接続)が可能となっている。
携帯機器1は、プレイヤーの手首付近に装着されるリストバンド型(腕時計型)の電子機器で、その全体は薄型軽量の環状を成し、自由に取り付け、取り外しが可能となっている。この携帯機器(リストバンド)1は、ゴルフ場が提供するサービスとして、プレイヤーを撮影した撮影画像を配信するサービスを顧客(プレイヤー)が利用する場合に、その利用顧客に対して貸し出されたもので、プレイヤーは、携帯機器1を手首に装着してプレイーするようにしている。
携帯機器(リストバンド)1は、それを装着している人物の動作を検出する動作検出機能と、撮像装置2との間で短距離無線通信を行う短距離無線通信機能と、日時を計時する時計機能などを備え、制御部11は、電源部(二次電池)12からの電力供給によって動作し、記憶部13内の各種のプログラムに応じてこの携帯機器1の全体動作を制御するもので、この制御部11には図示しないCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。
ゴルフプレイヤーは、歩行、停止、スイング、歩行、停止、スイング、…の動作を繰り返している。このような繰り返し動作(規則性)に基づいてモーションセンサ部17によるセンサ出力波形信号も規則的に変化するようになるため、制御部11は、そのセンサ出力波形信号に基づいてプレイヤーの動き(歩行中、停止中、スイング中)を特定するようにしている。
撮像装置2は、携帯機器1を装着したプレイヤーを動画撮影するデジタルカメラ(ビデオカメラ)であり、ゴルフコースの外側近辺からコース内を撮影するもので、予め決められた箇所(コース外)に設置されている据え置き型のカメラである。図示の例では、一つのコースの全域を8台の撮像装置2で網羅して撮影可能とした場合であるが、その設置台数は、ゴルフコースの長さなどによって異なる。各撮像装置2は、その撮影方向を例えば、360°変更可能な構成となっており、コース外(OB)のプレイヤーも撮影可能としている。
撮像装置2は、動画像を撮影するビデオカメラで、撮像機能、計時機能、通信機能などを備えている。撮像装置2の制御部21は、電源部(二次電池)22からの電力供給によって動作し、記憶部23内の各種のプログラムに応じてこの撮像装置2の全体動作を制御するもので、この制御部21には図示しないCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。記憶部23は、例えば、ROM、フラッシュメモリなどを有する構成で、後述する図11に示した動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムや各種のアプリケーションなどが格納されている。なお、記憶部23は、例えば、SDカード、ICカードなど、着脱自在な可搬型メモリ(記録メディア)を含む構成であってもよく、図示しないが、通信機能を介してネットワークに接続されている状態においては所定のサーバ装置側の記憶領域を含むものであってもよい。
画像管理装置3は、各撮像装置2から撮影画像を無線通信網4を介して収集する処理を行ったり、収集した画像を編集する処理を行ったり、編集した画像を各プレイヤーの携帯機器1に配信する処理を行ったりするサーバ装置である。画像管理装置3は、制御部31、電源部32、記憶部33、操作部34、表示部35、無線LAN通信部36を有し、制御部31は、図12に示した動作手順に応じて処理を実行し、撮像装置2又は携帯機器1との間で画像の送受信を行う。なお、制御部31は、上述した携帯機器1、撮像装置2の制御部11、21と基本的には同様である。
画像管理装置3は、各撮像装置2で撮影されたスイング期間(b)内の撮影画像(同一プレイヤーの撮影画像)を受信取得し、この同一プレイヤーの各撮影画像を所定の順序で順次連結することにより一連の画像(動画)を生成し、この生成した一連の画像(動画)をプレイヤー別に保存するようにしている。図中、横軸は時間を示し、また、縦軸のCAM(1)〜CAM(8)は、各撮像装置2の設置位置を示し、同一のプレイヤーがコース上を移動する位置に応じてそのプレイヤーを撮影する撮像装置2が異なる。
先ず、制御部1は、撮影制御の開始を指示するキーが操作されたかを調べたり(ステップA1)、画像管理装置3から画像の配信要求を受けたかを調べたりする(ステップA16)。いま、撮影制御の開始キーが操作されたときには(ステップA1でYES)、所定のタイミング(例えば、1秒間隔)毎に機器ID(リストバンド識別情報)付きのビーコン信号を発信する動作を開始し(ステップA2)、近くの撮像装置2からその応答を受信したかを調べる(ステップA3)。ここで、撮像装置2からの応答を受信しなければ(ステップA3でNO)、撮影制御の終了を指示するキーが操作されたかを調べ(ステップA14)、その終了キーが操作されるまで上述のステップA2に戻り、所定のタイミング毎に機器ID付きのビーコン信号を発信する。
先ず、制御部11は、ワークメモリ13b内から直近のセンサ出力波形信号を読み出してその波形を解析することにより(ステップB1)、歩行停止状態を検出したかを調べる(ステップB2)。ここで、歩行停止状態とは、センサ出力波形の特有の規則的な変化により歩行中であることを検出していない状態、つまり、多少の振動や変化を検出したとしても(完全に静止していなくても)、その変化が規則的な変化ではない状態を意味している。いま、センサ出力波形の特有の規則的な変化により歩行中であることを検出したときには(ステップB2でNO)、歩行停止状態を検出するまで待機状態となるが、歩行停止状態を検出したときには(ステップB2でYES)、一定時間以上継続してその歩行停止状態を検出したかを調べる(ステップB3)。
先ず、撮像装置2の制御部21は、携帯機器1との通信が確立したかを調べたり(ステップC1)、画像管理装置3から画像の送信が要求されたかを調べたり(ステップC2)、何らかの操作が行われたかを調べたりする(ステップC3)。いま、何らかの操作が行われたときには(ステップC3でYES)、その操作に応じた処理を行う(ステップC4)。携帯機器1との通信が確立したときには(ステップC1でYES)、携帯機器1から受信したビーコン信号から機器IDを取得すると共に(ステップC5)、自己のカメラIDを通信中の携帯機器1に送信する処理(ステップC6)を行った後、携帯機器1から動画撮影の開始指示を受信するまで待機状態となる(ステップC7)。
先ず、画像管理装置3の制御部31は、各撮像装置2から撮影画像を定期的に収集するタイミングであるかを調べたり(ステップD1)、収集した画像を定期的に編集するタイミングであるかを調べたり(ステップD5)、編集した画像を定期的に携帯機器1に配信するタイミングであるかを調べたりする(ステップD11)。いま、画像収集タイミングであれば(ステップD1でYES)、各撮像装置2を指定して撮影画像の送信を要求する(ステップD2)。この要求に応答して各撮像装置2から機器ID付き撮影画像(前回までの送信済みの画像以降の画像)を受信すると(ステップD3)、受信した画像をカメラID別に記憶部32に追加記憶させる(ステップD4)。その後、ステップD1に戻る。
以下、この発明の第2実施形態について図13を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態において携帯機器1は、モーションセンサ部17により検出された動作情報(センサ出力波形信号)に基づいて、その人物の特定動作を含めたその前後の期間を画像の保存期間として特定し、この特定した画像の保存期間内に撮像装置2で撮影された当該人物の撮影画像を保存対象とすべきことを指示するようにしたが、この第2実施形態においては、画像の保存期間の特定を撮像装置2側で行うようにしたものである。すなわち、撮像装置2は、携帯機器1のモーションセンサ部17により検出された動作情報を受信すると共に、この動作情報に基づいて、その人物の特定動作を含めたその前後の期間を画像の保存期間として特定し、その画像の保存期間内に撮影された当該人物の撮影画像を保存対象として取得するようにしたものである。ここで、両実施形態において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
先ず、撮像装置2の制御部21は、所定のタイミングで自己のカメラID付きのビーコン信号を発信する動作を開始する(ステップE1)。この状態において携帯機器1からその応答を受信したかを調べたり(ステップE2)、画像管理装置3から画像の送信が要求されたかを調べたり(ステップE3)、何らかの操作が行われたかを調べたりする(ステップE4)。いま、何らかの操作が行われたときには(ステップE4でYES)、その操作に応じた処理を行う(ステップE5)。
また、ゴルフやテニスなどの、人物が道具を用いて特定動作を行うスポーツなどを撮影する場合は、人物が保持するゴルフクラブやテニスラケットに携帯機器1を装着するようにしてもよい。
以下、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、
被写体に装着する携帯機器であって、
前記被写体の動作を検出する動作検出手段と、
前記動作検出手段により検出された動作情報に基づいて、その被写体の特定動作を含めたその前後の期間を画像の保存期間として特定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された画像の保存期間内に外部の撮像装置で撮影された当該被写体の撮影画像を保存対象とすべきことを指示する通信手段と、
備えたことを特徴とする携帯機器である。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の携帯機器において、
前記通信手段は、前記特定手段によって特定された画像の保存期間内に外部の撮像装置で撮影された撮影画像を、前記携帯機器を装着した被写体の特定動作を撮影した保存対象の撮影画像として、他の撮影画像と識別して記録すべきことを指示する
ことを特徴とする携帯機器である。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の携帯機器において、
前記被写体は、人物又は人物が保持する物体を含み、
当該携帯機器は、人物又は人物が保持する物体に装着可能であり、
前記特定手段は、前記動作検出手段により検出された動作情報に基づいて、前記人物の特定動作を含めたその前後の期間を画像の保存期間として特定する
ことを特徴とする携帯機器である。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の携帯機器において、
前記特定手段は、被写体による一連の動作の中から予め決められている複数種類の動作が所定の順番で行われたか否かを判別した結果、所定の順番で行われた場合にその複数種類の動作に基づいて画像の保存期間を特定する、
ことを特徴とする携帯機器である。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の携帯機器において、
前記特定手段は、前記特定動作に至る前に行われる第1の動作を検出してから前記特定動作の後に行われる第2の動作を検出するまでの間に前記特定動作が行われたか否かを判別した結果、特定動作が行われたと判別した場合に前記第1の動作の検出から前記第2の動作の検出までを前記画像の保存期間として特定する、
ことを特徴とする携帯機器である。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の携帯機器において、
前記動作検出手段は、被写体としての人物の歩行、停止を検出するモーションセンサであり、
前記特定手段は、歩行中から歩行停止に変化したことを前記第1の動作として検出し、歩行停止から歩行中に変化したことを前記第2の動作として検出し、前記第1の動作を検出してから前記第2の動作を検出するまでの間での歩行停止中に前記特定動作が行われたか否かを判別する、
ことを特徴とする携帯機器である。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、請求項5又は請求項6に記載の携帯機器において、
前記特定手段は、前記第1の動作を検出した際の検出タイミングを前記画像の保存期間の開始タイミングとして一時記憶しておき、前記第1の動作を検出してから前記第2の動作を検出するまで間に前記特定動作が行われなかったと判別した場合に前記一時記憶の開始タイミングを無効とする、
ことを特徴とする携帯機器である。
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、請求項5〜請求項7のいずれか1項に記載の携帯機器において、
前記特定手段が前記特定動作に至る前に行われる第1の動作を検出した際に、前記撮像装置に対して撮影開始又は撮影画像の記録開始を指示する開始制御手段と、
前記特定手段が前記特定動作の後に行われる第2の動作を検出した際に、前記撮像装置に対して撮影終了又は撮影画像の記録終了を指示する終了制御手段と、
を更に備える、
ことを特徴とする携帯機器である。
(請求項9)
請求項9に記載の発明は、請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の携帯機器において、
前記撮像装置の撮影可能エリア内に位置しているか否かを判別する判別手段を更に備え、
前記特定手段は、前記判別手段によって撮影可能エリア内に位置していると判別された場合に、前記画像の保存期間を特定する処理を開始する、
ことを特徴とする携帯機器である。
(請求項10)
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の携帯機器において、
前記撮像装置との間で短距離通信を行う短距離通信手段を更に備え、
前記判別手段は、前記短距離通信手段による通信結果に基づいて前記撮像装置と通信が可能なエリア内であるか否かにより撮影可能エリア内に位置しているか否かを判別する、
ことを特徴とする携帯機器である。
(請求項11)
請求項11に記載の発明は、請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載の携帯機器において、
前記通信手段は、前記保存期間内に撮影された被写体の撮影画像を保存対象とすべきことを指示する際に、当該機器又は被写体の識別情報をその撮影画像に付加して保存すべきことを指示する、
ことを特徴とする携帯機器である。
(請求項12)
請求項12に記載の発明は、
携帯機器を装着した被写体を撮影する撮像装置であって、
前記被写体の動作を検出する動作検出手段を備えた前記携帯機器からその動作検出手段により検出された動作情報を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された動作情報に基づいて、その被写体の特定動作を含めたその前後の期間を画像の保存期間として特定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された画像の保存期間内に撮影された当該被写体の撮影画像を保存対象として取得する取得手段と、
備えたことを特徴とする撮像装置である。
(請求項13)
請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の撮像装置において、
前記特定手段によって特定された画像の保存期間内に撮影された撮影画像を、当該携帯機器を装着した被写体の特定動作を撮影した撮影画像として、他の撮影画像と識別して記録する記録手段を更に備え、
前記取得手段は、前記記録手段に識別して記録されている撮影画像を前記保存対象の撮影画像として取得する、
ことを特徴とする撮像装置である。
(請求項14)
請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の撮像装置において、
前記記録手段は、前記携帯機器又は被写体の識別情報を付加することにより前記撮影画像を識別して記録し、
前記取得手段は、前記携帯機器又は被写体の識別情報を指定した撮影画像の転送要求に応じて、前記記録手段により記録された複数の撮影画像の中から、この指定された識別情報で識別される撮影画像を外部機器に転送して保存する保存対象として識別して取得する、
ことを特徴とする撮像装置である。
(請求項15)
請求項15に記載の発明は、請求項13又は請求項14に記載の撮像装置において、
前記携帯機器が撮影可能エリア内に位置しているか否かを判別する判別手段を更に備え、
前記記録手段は、前記判別手段によって前記携帯機器が撮影可能エリア内に位置していると判別され、かつ、前記特定手段によって画像の保存期間内であると特定されたタイミングで撮影された撮影画像を、当該携帯機器を装着した被写体の特定動作を撮影した撮影画像として識別して記録する、
ことを特徴とする撮像装置である。
(請求項16)
請求項16に記載の発明は、請求項12〜請求項15のいずれか1項に記載の撮像装置において、
前記特定手段は、前記被写体である人物による一連の動作の中から予め決められている複数種類の動作が所定の順番で行われたか否かを判別した結果、所定の順番で行われた場合にその複数種類の動作の期間を画像の保存期間として特定する、
ことを特徴とする撮像装置である。
(請求項17)
請求項17に記載の発明は、
被写体に装着され、この被写体の動作を検出する動作検出手段を有する携帯機器と、前記携帯機器を装着した被写体が移動可能な複数の箇所にそれぞれ配置された撮像装置と、前記各撮像装置によって撮影された当該被写体の撮影画像を管理する画像管理装置との間で通信接続が可能な撮影制御システムであって、
前記動作検出手段により検出された動作情報に基づいて、その被写体の特定動作を含めたその前後の期間を画像の保存期間として、前記撮像装置毎に特定する特定手段と、
前記特定手段によって前記撮像装置毎に特定された画像の保存期間内に撮影された当該被写体の撮影画像を前記撮像装置毎に保存対象として取得する取得手段と、
前記取得手段によって前記撮像装置毎に保存対象として取得された各撮影画像を順次連結して一連の画像を生成する編集手段と、
備えたことを特徴とする撮影制御システムである。
(請求項18)
請求項18に記載の発明は、請求項17に記載の撮影制御システムにおいて、
前記編集手段は、前記撮像装置毎に取得された各撮影画像を前記撮像装置の配置順にしたがって順次連結して一連の画像を生成する、
ことを特徴とする撮影制御システムである。
(請求項19)
請求項19に記載の発明は、請求項17又は請求項18に記載の撮影制御システムにおいて、
前記編集手段は、前記撮像装置毎に取得された各撮影画像に付加されている前記携帯機器又は人物の識別情報を参照し、その識別情報別に一連の画像を生成する、
ことを特徴とする撮影制御システムである。
(請求項20)
請求項20に記載の発明は、請求項17〜請求項19のいずれか1項に記載の撮影制御システムにおいて、
前記編集手段によって編集された一連の画像をその被写体側の通信端末装置に対して配信する配信手段を更に備える、
ことを特徴とする撮影制御システムである。
(請求項21)
請求項21に記載の発明は、
被写体の動作を検出する動作検出手段により検出された動作情報に基づいて、その被写体の特定動作を含めたその前後の期間を画像の保存期間として特定するステップと、
前記特定された画像の保存期間内に外部の撮像装置で撮影された当該被写体の撮影画像を保存対象とすべきことを指示するステップと、
を含むことを特徴とする撮影制御方法である。
(請求項22)
請求項22に記載の発明は、
コンピュータに対して、
被写体の動作を検出する動作検出手段により検出された動作情報に基づいて、その被写体の特定動作を含めたその前後の期間を画像の保存期間として特定する機能と、
前記特定された画像の保存期間内に外部の撮像装置で撮影された当該被写体の撮影画像を保存対象とすべきことを指示する機能と、
を実現させるためのプログラムである。
(請求項23)
請求項23に記載の発明は、
携帯機器を装着した被写体の動作を検出する動作検出手段により検出された動作情報を受信するステップと、
前記受信した動作情報に基づいて、その被写体の特定動作を含めたその前後の期間を画像の保存期間として特定するステップと、
前記特定した画像の保存期間内に撮影された当該被写体の撮影画像を保存対象として取得するステップと、
を含むことを特徴とする撮影制御方法である。
(請求項24)
請求項24に記載の発明は、
コンピュータに対して、
携帯機器を装着した被写体の動作を検出する動作検出手段により検出された動作情報を受信する機能と、
前記受信した動作情報に基づいて、その被写体の特定動作を含めたその前後の期間を画像の保存期間として特定する機能と、
前記特定した画像の保存期間内に撮影された当該被写体の撮影画像を保存対象として取得する機能と、
を実現させるためのプログラムである。
2 撮像装置
3 画像管理装置
4 無線通信網
11、21、31 制御部
13、23、32 記憶部
13a プログラムメモリ
13c 画像保存メモリ
15、27 短距離無線通信部
16、28、36 無線LAN通信部
17 モーションセンサ部
Claims (17)
- 被写体の動作を検出する動作検出手段と、
前記動作検出手段により検出された動作情報に基づいて、その被写体の特定動作を含めたその前後の期間を画像の保存期間として特定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された画像の保存期間内に撮像装置で撮影された当該被写体の撮影画像を保存対象とすべきことを指示する指示手段と、
を備え、
前記特定手段は、前記特定動作に至る前に行われる第1の動作を前記動作検出手段が検出した際の検出タイミングを前記画像の保存期間の開始タイミングとして一時記憶しておき、前記特定動作の後に行われる第2の動作を前記動作検出手段が検出するまでの間に前記特定動作が行われなかったと判別した場合に、前記一時記憶の開始タイミングを無効とする、
ことを特徴とする電子機器。 - 被写体の動作を検出する動作検出手段と、
前記動作検出手段により検出された動作情報に基づいて、その被写体の特定動作を含めたその前後の期間を画像の保存期間として特定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された画像の保存期間内に撮像装置で撮影された当該被写体の撮影画像を保存対象とすべきことを指示する指示手段と、
を備え、
前記特定手段は、歩行中から歩行停止に変化したことを前記特定動作に至る前に行われる第1の動作として前記動作検出手段が検出し、歩行停止から歩行中に変化したことを前記特定動作の後に行われる第2の動作として前記動作検出手段が検出し、前記第1の動作を検出してから前記第2の動作を検出するまでの間での歩行停止中に前記特定動作が行われたか否かを判別する、
ことを特徴とする電子機器。 - 前記指示手段は、前記特定手段によって特定された画像の保存期間内に撮像装置で撮影された撮影画像を、前記被写体の特定動作を撮影した保存対象の撮影画像として、他の撮影画像と識別して記録すべきことを指示する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。 - 前記特定手段は、被写体による一連の動作の中から予め決められている複数種類の動作が所定の順番で行われたか否かを判別した結果、所定の順番で行われた場合にその複数種類の動作に基づいて画像の保存期間を特定する、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子機器。 - 前記特定手段は、前記特定動作に至る前に行われる第1の動作を検出してから前記特定動作の後に行われる第2の動作を検出するまでの間に前記特定動作が行われたか否かを判別した結果、特定動作が行われたと判別した場合に前記第1の動作の検出から前記第2の動作の検出までを前記画像の保存期間として特定する、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電子機器。 - 前記特定手段が前記特定動作に至る前に行われる第1の動作を検出した際に、前記撮像装置に対して撮影開始又は撮影画像の記録開始を指示する開始制御手段と、
前記特定手段が前記特定動作の後に行われる第2の動作を検出した際に、前記撮像装置に対して撮影終了又は撮影画像の記録終了を指示する終了制御手段と、
を更に備える、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電子機器。 - 前記撮像装置の撮影可能エリア内に位置しているか否かを判別する判別手段を更に備え、
前記特定手段は、前記判別手段によって撮影可能エリア内に位置していると判別された場合に、前記画像の保存期間を特定する処理を開始する、
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の電子機器。 - 前記撮像装置との間で短距離通信を行う短距離通信手段を更に備え、
前記判別手段は、前記短距離通信手段による通信結果に基づいて前記撮像装置と通信が可能なエリア内であるか否かにより撮影可能エリア内に位置しているか否かを判別する、
ことを特徴とする請求項7に記載の電子機器。 - 前記指示手段は、前記保存期間内に撮影された被写体の撮影画像を保存対象とすべきことを指示する際に、当該機器又は被写体の識別情報をその撮影画像に付加して保存すべきことを指示する、
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の電子機器。 - 被写体の動作を検出する動作検出手段を備えた電子機器からその動作検出手段により検出された動作情報を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された動作情報に基づいて、その被写体の特定動作を含めたその前後の期間を画像の保存期間として特定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された画像の保存期間内に撮影された当該被写体の撮影画像を保存対象として取得する取得手段と、
を備え、
前記特定手段は、前記特定動作に至る前に行われる第1の動作を前記動作検出手段が検出した際の検出タイミングを前記画像の保存期間の開始タイミングとして一時記憶しておき、前記特定動作の後に行われる第2の動作を前記動作検出手段が検出するまでの間に前記特定動作が行われなかったと判別した場合に前記一時記憶の開始タイミングを無効とする、
ことを特徴とする撮像装置。 - 被写体の動作を検出する動作検出手段を備えた電子機器からその動作検出手段により検出された動作情報を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された動作情報に基づいて、その被写体の特定動作を含めたその前後の期間を画像の保存期間として特定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された画像の保存期間内に撮影された当該被写体の撮影画像を保存対象として取得する取得手段と、
を備え、
前記特定手段は、前記被写体が歩行中から歩行停止に変化したことを前記特定動作に至る前に行われる第1の動作として前記動作検出手段が検出し、前記被写体が歩行停止から歩行中に変化したことを前記特定動作の後に行われる第2の動作として前記動作検出手段が検出し、前記第1の動作を検出してから前記第2の動作を検出するまでの間での歩行停止中に前記特定動作が行われたか否かを判別する、
ことを特徴とする撮像装置。 - 被写体の動作を検出する動作検出手段を有する電子機器と、前記被写体が移動可能な複数の箇所にそれぞれ配置された撮像装置と、前記各撮像装置によって撮影された当該被写体の撮影画像を管理する画像管理装置との間で通信接続が可能な撮影制御システムであって、
前記動作検出手段により検出された動作情報に基づいて、その被写体の特定動作を含めたその前後の期間を画像の保存期間として、前記撮像装置毎に特定する特定手段と、
前記特定手段によって前記撮像装置毎に特定された画像の保存期間内に撮影された当該被写体の撮影画像を前記撮像装置毎に保存対象として取得する取得手段と、
前記取得手段によって前記撮像装置毎に保存対象として取得された各撮影画像を順次連結して一連の画像を生成する編集手段と、
を備え、
前記特定手段は、前記特定動作に至る前に行われる第1の動作を前記動作検出手段が検出した際の検出タイミングを前記画像の保存期間の開始タイミングとして一時記憶しておき、前記特定動作の後に行われる第2の動作を前記動作検出手段が検出するまでの間に前記特定動作が行われなかったと判別した場合に、前記一時記憶の開始タイミングを無効とする、
ことを特徴とする撮影制御システム。 - 被写体の動作を検出する動作検出手段を有する電子機器と、前記被写体が移動可能な複数の箇所にそれぞれ配置された撮像装置と、前記各撮像装置によって撮影された当該被写体の撮影画像を管理する画像管理装置との間で通信接続が可能な撮影制御システムであって、
前記動作検出手段により検出された動作情報に基づいて、その被写体の特定動作を含めたその前後の期間を画像の保存期間として、前記撮像装置毎に特定する特定手段と、
前記特定手段によって前記撮像装置毎に特定された画像の保存期間内に撮影された当該被写体の撮影画像を前記撮像装置毎に保存対象として取得する取得手段と、
前記取得手段によって前記撮像装置毎に保存対象として取得された各撮影画像を順次連結して一連の画像を生成する編集手段と、
を備え、
前記特定手段は、歩行中から歩行停止に変化したことを前記特定動作に至る前に行われる第1の動作として前記動作検出手段が検出し、歩行停止から歩行中に変化したことを前記特定動作の後に行われる第2の動作として前記動作検出手段が検出し、前記第1の動作を検出してから前記第2の動作を検出するまでの間での歩行停止中に前記特定動作が行われたか否かを判別する、
ことを特徴とする撮影制御システム。 - 被写体の動作を検出する動作検出ステップと、
前記動作検出ステップにより検出された動作情報に基づいて、その被写体の特定動作を含めたその前後の期間を画像の保存期間として特定する特定ステップと、
前記特定ステップによって特定された画像の保存期間内に撮像装置で撮影された当該被写体の撮影画像を保存対象とすべきことを指示する指示ステップと、
を有し、
前記特定ステップは、前記特定動作に至る前に行われる第1の動作を前記動作検出ステップで検出した際の検出タイミングを前記画像の保存期間の開始タイミングとして一時記憶しておき、前記特定動作の後に行われる第2の動作を前記動作検出ステップが検出するまでの間に前記特定動作が行われなかったと判別した場合に、前記一時記憶の開始タイミングを無効とする、
ことを特徴とする撮影制御方法。 - コンピュータに対して、
被写体の動作を検出する動作検出手段と、
前記動作検出手段により検出された動作情報に基づいて、その被写体の特定動作を含めたその前後の期間を画像の保存期間として特定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された画像の保存期間内に撮像装置で撮影された当該被写体の撮影画像を保存対象とすべきことを指示する指示手段と、
を実現させ、
前記特定手段は、前記特定動作に至る前に行われる第1の動作を前記動作検出手段が検出した際の検出タイミングを前記画像の保存期間の開始タイミングとして一時記憶しておき、前記特定動作の後に行われる第2の動作を前記動作検出手段が検出するまでの間に前記特定動作が行われなかったと判別した場合に、前記一時記憶の開始タイミングを無効とする、
ことを実現させるためのプログラム。 - 被写体の動作を検出する動作検出ステップと、
前記動作検出ステップにより検出された動作情報に基づいて、その被写体の特定動作を含めたその前後の期間を画像の保存期間として特定する特定ステップと、
前記特定ステップによって特定された画像の保存期間内に撮像装置で撮影された当該被写体の撮影画像を保存対象とすべきことを指示する指示ステップと、
を有し、
前記特定ステップは、歩行中から歩行停止に変化したことを前記特定動作に至る前に行われる第1の動作として前記動作検出ステップが検出し、歩行停止から歩行中に変化したことを前記特定動作の後に行われる第2の動作として前記動作検出ステップが検出し、前記第1の動作を検出してから前記第2の動作を検出するまでの間での歩行停止中に前記特定動作が行われたか否かを判別する、
ことを特徴とする撮影制御方法。 - コンピュータに対して、
被写体の動作を検出する動作検出手段と、
前記動作検出手段により検出された動作情報に基づいて、その被写体の特定動作を含めたその前後の期間を画像の保存期間として特定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された画像の保存期間内に撮像装置で撮影された当該被写体の撮影画像を保存対象とすべきことを指示する指示手段と、
を実現させ、
前記特定手段は、歩行中から歩行停止に変化したことを前記特定動作に至る前に行われる第1の動作として前記動作検出手段が検出し、歩行停止から歩行中に変化したことを前記特定動作の後に行われる第2の動作として前記動作検出手段が検出し、前記第1の動作を検出してから前記第2の動作を検出するまでの間での歩行停止中に前記特定動作が行われたか否かを判別する、
ことを実現させるためのプログラム。
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