JP2007028130A - 撮影システム及び撮影方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】特定のユーザに対して自動的に動画の撮影を行い、撮影した映像データを当該ユーザへ提供することが可能な、撮影システム及び撮影方法を提供する。
【解決手段】複数のカメラにより予め定めた撮影エリア内を撮影する撮影手段50、51、52と、撮影対象の特定情報を取得する特定情報取得手段31と、前記撮影手段による撮影対象の少なくとも撮影開始タイミングまたは撮影終了タイミングを検出するタイミング検出手段70、71と、前記撮影手段で撮影した映像データを記録する記録手段40と、を少なくとも備え、前記撮影対象の特定情報と前記撮影対象が撮影された映像データとが関連付けられて、前記記録手段40に記録されることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮影対象が順々に通過するような場面での撮影システム及び自動撮影方法並びに自動撮影サービスに関する。
近年、ビデオカメラは小型・軽量化、低価格化が進んだことで身近な存在となってきている。また、高機能化により、高度な撮影技術を持たなくとも手軽に高画質な映像が撮影できるようになったため、運動会やレジャーなど様々なシーンでビデオ撮影を楽しむユーザが増えてきている。
しかし、観光地や遊園地やスキー場等のレジャー施設を訪れても、撮影者は自分の映像を撮影することはできない。自分の映像を撮影するためには誰か他人に撮影を依頼するか、自分で三脚等にビデオカメラを固定して撮影を行うことになる。同様の問題はスチルカメラにおいても起こり得るが、スチルカメラの場合は操作が簡単である上に撮影時間も一瞬であるため、比較的気軽に他人に依頼したり、カメラを三脚等に固定して撮影を行うことが可能である。一方、ビデオカメラの場合は、スチルカメラに比べて操作が難しい上に、動画であるがゆえにある程度長い時間撮影を行わないと面白みに欠けるため、他人に撮影を依頼するのは困難である。また、カメラを固定して撮影を行うことも、通行の妨げになるため困難である。
近年、遊園地やスキー場等のレジャー施設において、定点カメラによる特定の撮影希望者を撮影するサービスや撮影対象を自動的に追尾して撮影するサービスも実現されてきている(例えば、特許文献1)。
特開2003−116127号公報
しかしながら、上記の撮影は、1箇所に設置された定点カメラによる撮影であるため、必ずしも期待したアングルから撮影されるわけではない。
また、ジェットコースター等遊園地のアトラクションやスキー場においては、被写体の移動距離が長いうえに、1地点からでは撮影が困難な場所も多数存在するため、コースの最初から最後までを撮影することは1台のビデオカメラでは非常に困難である。
特に、スキー場においては、近年、モーグル専用コースやハーフパイプ等、自分のスキーやスノーボードの技術を試すのに適したコースが盛んに設置されてきている。スキーやスノーボードに限らず、スポーツにおける技術向上の近道は自分の動作を映像で見て確認することであるといえる。前記のコースにおいて、通常、スキーヤーまたはスノーボーダーが技術をアピールするためのポイント(ジャンプ台等)が複数箇所設置されるが、これらのポイント全てを1台のビデオカメラで撮影することは難しい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、特定のユーザに対して自動的に動画の撮影を行い、撮影した映像データを当該ユーザへ提供することが可能な、撮影システム及び撮影方法を提供することを目的としている。
本発明の請求項1に係る撮影システムは、上記目的を達成するために、複数のカメラにより予め定めた撮影エリア内を撮影する撮影手段と、撮影対象の特定情報を取得する特定情報取得手段と、前記撮影手段による撮影対象の少なくとも撮影開始タイミングまたは撮影終了タイミングを検出するタイミング検出手段と、前記撮影手段で撮影した映像データを記録する記録手段と、を少なくとも備え、前記撮影対象の特定情報と前記撮影対象が撮影された映像データとが関連付けられて、前記記録手段に記録することを特徴とするものである。
したがって、被写体の移動距離が長い場合や、遮蔽物の存在により1地点からでは撮影が困難な場所についても、全体の撮影が可能となることである。
また、本発明の請求項2に係る撮影システムは、前記撮影手段によって撮影した映像を無線で送信する送信手段と、前記撮影エリアとほぼ等しい受信エリアを有し、前記送信手段から送信される前記撮影手段で撮影された映像データを受信する基地局と、前記基地局で受信した映像データを記録する記録手段とを備え、前記ユーザを特定する情報と前記基地局が受信した映像データとが関連付けられて、前記記録手段に記録することを特徴とする。
ここで、前記基地局と前記送信手段との間の無線アクセス方法は、無線LAN、FWA(Fixed Wireless Access)等方法は問わず、ある程度の速度で映像データを伝送できるものであればよい。ただし、高画質の映像データを多数の送信手段から送信する場合には、より高速な無線アクセス方法であるFWAを使用することが望ましい。そして、前記基地局と前記記録手段との間で、映像データは無線また有線によって伝送される。
また、本発明の請求項3に係る撮影システムは、前記撮影対象の前記撮影エリアにおける位置を検出する位置検出手段を備え、該位置検出手段により、前記撮影対象の位置を検出し、該位置を撮影するよう予め定めた前記撮影エリアに配置されている前記撮影手段によって撮影された映像が、前記撮影対象の特定情報と関連付けられて、前記記録手段に記録することを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る撮影システムは、前記記録手段に対して、前記映像データへのアクセス可能な閲覧者を設定するアクセス権設定手段を備え、前記映像データ送信手段は、前記アクセス権設定手段により前記映像データへのアクセスを許可された前記閲覧者の前記端末装置へ前記映像データの配信を許可することを特徴とする。
ここで、アクセス権の設定は、特定の閲覧者に対して個別に行ったり、予め登録した家族や友人等、複数の閲覧者から成るグループ単位で行ってもよいものとする。もちろん全ての閲覧者に対してアクセスを許可してもよい。
また、本発明の請求項5に係る撮影システムは、前記記録手段に、前記撮影手段に予め付与したIDを認証する認証手段を備え、ネットワークを介して接続される端末装置から送信される前記IDを認証し、認証された前記端末装置において前記IDに対応する前記映像データを配信する映像データ配信手段を備えることもできる。
ここで、ネットワークとは、主としてインターネットであるが、これに限定されず、例えば、LAN(Local Area Network)、MAN(Metropolitan Area Network)、WAN(Wide Area Network)等、様々な形態のものが含まれ、伝送方式は有線であるか無線であるかを問わない。つまり、複数地点間である程度の速度で情報を伝送できるものであればよい。
そして、端末装置とは、パーソナルコンピュータ、携帯電話機(PHSを含む)、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機等、ネットワークを介して前記映像サーバに接続でき、且つ中央演算処理装置(CPU)の性能、画面の解像度、記憶手段の容量等が、前記映像サーバから配信される前記映像データを保存及び再生するのに十分であれば使用できるものとする。
また、本発明の請求項6に係る発明は、前記記録手段から映像データをダウンロードする際、使用する端末装置が携帯情報通信端末であった場合、前記映像データを前記携帯情報通信端末で再生可能なフォーマットに自動的に変換して提供することを特徴とする。
また、本発明の請求項6に係る発明は、前記撮影対象が前記IDの付与を受ける際、または前記撮影対象あるいは前記閲覧者が前記映像データを前記端末装置を用いて前記記録手段から前記映像データの配信を受ける際に、前記撮影対象あるいは前記閲覧者に課金することを特徴とする。
このように、本発明は上記構成により、ユーザは他人に撮影を依頼したり、ビデオカメラを三脚等で固定して撮影を行うことなく、自分のビデオ映像を入手することができる。また、撮影された映像データは映像サーバに記録され、ユーザは端末を用いて当該映像データを入手することができる。更に、同行者や友人等に当該映像データを配布したい場合には、当該映像データのアクセス権の設定を行うことで、ユーザはビデオテープやDVD等の媒体に複製を行うことなく映像を配布することができる。
本発明の撮影システム及び撮影方法並びに自動撮影サービスによれば、施設内に設置されたカメラで自動的に撮影が行われるため、ビデオカメラの準備、携帯及び撮影の手間を省くことができ、更に撮影者自身の映像を撮影することができないという問題を解消できる。
以下、図面に基づいて本発明に係る撮影システムの好ましい実施の形態について説明する。
(実施の形態1)
図1は、本実施形態の撮影システムの全体構成が示されている。
本実施形態の撮影システムは、撮影エリア20に設置されたカメラ50、51、52等の撮影手段と、撮影対象ユーザのユーザ特定情報を取得する手段、例えば、ユーザが予め購入した、RFIDやICカード等電磁的な方法またはバーコードやQRコード等によってユーザ特定情報が記録されたチケット30と、チケット30に記録されたユーザ情報を読み取るためのチケットリーダ31と、カメラ50、51、52による撮影対象ユーザの少なくとも撮影開始タイミングと撮影終了タイミングまたは撮影エリア内での位置を検出するタイミング検出手段、例えば、光や赤外線等を利用した通過センサ70、71と、カメラ50、51、52によって撮影した映像を無線で送信する送信手段61、62、63と、撮影エリアとほぼ等しい受信エリアを有し、送信手段61、62、63から送信されるカメラ50、51、52で撮影された映像データを受信する基地局60と、チケットリーダ31で読み取られたユーザ情報と基地局60で受信した映像データとを関連付けて記録する映像サーバからなる記録手段40と、インターネット等のネットワーク80を介して映像サーバと接続されるパーソナルコンピュータや携帯電話等の端末装置90とを備えている。
ここで、撮影エリア20に設置されたカメラ50、51、52は、予め設定した範囲を一定のアングルで撮影してもよいが、被写体を認識して自動的に追尾またはズームなどを行うタイプのカメラを使用してもよい。
ここで、ユーザのユーザ特定情報を取得する手段、例えばチケットリーダ31によって取得されたユーザ情報は、記録手段40へ有線または無線によって伝送される。無線を用いる場合、チケットリーダ31に送信手段61、62、63を接続し、送信手段61、62、63から送信されたユーザ情報を基地局60が受信して記録手段40へ伝送する構成としてもよい。
また、撮影対象ユーザの撮影開始タイミングと撮影終了タイミング及び撮影エリア内での位置を検出する手段、例えば光や赤外線等を利用した通過センサ70、71は、送信手段61、62と接続され、ユーザの通過情報を無線で基地局60へ送信する。基地局60は該通過情報を受信して記録手段40へ伝送する。記録手段40は、該通過情報を基にユーザの撮影エリア内における位置を検出し、該位置を撮影するよう予め定められたカメラの情報とユーザ特定情報と関連付けて、記録手段40に記録する。
図2は、本実施形態の撮影システムにおける記録手段40の構成である。記録手段40は、チケットリーダ31からユーザ特定情報、基地局60から映像データを受信し、端末装置90との接続を行う入力手段40aと、基地局60から受信した映像データを記録する映像データ記録手段40bと、通過センサ70、71から得られた通過情報からユーザの撮影エリア内における位置を検出し、ユーザの撮影を行うカメラの情報を得るユーザ位置検出手段40cと、チケットリーダ31から受信したユーザ特定情報と、ユーザ位置検出手段40cで得られたユーザを撮影しているカメラ情報とを記録するユーザ情報記録手段40dと、端末装置90から送信されるID及びパスワードからユーザの認証を行うユーザ認証手段40eと、端末装置90から送信されるIDとユーザ情報記録手段40dに記録したユーザ特定情報とを比較し、該当する映像データを検索する映像データ検索手段40fと、該映像データにアクセス権を設定するアクセス権設定手段40gと、端末装置の種類に応じて映像データのフォーマットやビットレート等の変換を行う映像データ変換手段40hと、ネットワーク80を介して端末装置90へ映像データを配信する出力手段40iとを備えている。
上記構成の撮影システムを用いて、ユーザがカメラで自動的に撮影されてから該ユーザに映像データが配信されるまでの流れを、図1に示すスキー場での自動撮影を例にして以下で説明する。
ユーザは、予めRFIDやICカード等電磁的な方法またはバーコードやQRコード等によってユーザ特定情報が記録されたチケット30を入手する。ユーザ特定情報(ユーザID、パスワード、氏名等)は、RFIDやICカードタイプのチケットであれば、チケット購入時にチケット内のICに記録する。また、バーコードやQRコードを利用する場合はチケット発行時にチケット表面に印刷する。
ユーザが、チケット30を撮影エリア20に設置されたチケットリーダ31(チケットへの情報記録方法に対応したもの)に通すことで、ユーザ特定情報が読み取られ、チケットの改札時刻と共に記録手段40へと有線または無線で送信されて記録される。ユーザ特定情報を無線を用いて伝送する場合、チケットリーダ31に送信手段61、62、63を接続し、送信手段61、62、63から送信されたユーザ情報を基地局60が受信して記録手段40へ伝送する構成としてもよい。
撮影エリアに設置されたカメラ50、51、52は、常時撮影エリア20内の撮影を行うか、または記録手段40の要求に従って撮影を行う。後者の場合、記録手段40からの要求は、基地局60から送信手段61、62、63へ送信され、カメラ50、51、52へ伝達される。カメラ50、51、52で撮影された映像データは、各カメラに接続された送信手段61、62、63から基地局60を経由して記録手段40へと送信される。記録手段40では、各カメラからの映像データを映像データ記録手段40bによって記録する。なお、カメラで撮影された映像は、各カメラあるいは映像サーバにおいてMPEG等の標準的な動画フォーマットにエンコードされているものとする。
撮影エリア20に設置された通過センサ70、71は、ユーザの通過を検出した場合、通過情報(センサID、通過時刻等)を接続された送信手段61、62から基地局60を経由して記録手段40へと送信する。記録手段40のユーザ位置検出手段40cは、通過情報から各通過センサをユーザが通過した時刻を得る。また、通過センサの位置からユーザの撮影エリア内における位置を検出し、予め作成された対応テーブル等から、該通過センサの位置より先のエリアを撮影するカメラを特定する。そして、記録手段40のユーザ情報記録手段40dは、チケットリーダ31から受信したユーザ特定情報とユーザ特定情報を受信した時刻、ユーザ位置検出手段40cで得られた各通過センサをユーザが通過した時刻、及び各通過時刻にユーザを撮影しているカメラの情報(カメラID等)とを関連付けて記録する。
上記、映像データ記録手段40bによる映像データ記録と、ユーザ情報記録手段40dによるユーザ特定情報、チケットの改札時刻、通過センサ通過時刻、及びカメラ情報の記録は、ユーザがチケット30をチケットリーダ31に通してから撮影エリア内最後の通過センサを通過するまで行われる。
撮影終了後の任意の時間に、ユーザはパーソナルコンピュータや携帯電話等の端末装置90を用いて、ネットワーク80を介して記録手段40にアクセスし、予め付与されたユーザID及びパスワードを用いてユーザ認証を行う。
記録手段40は、ユーザ認証手段40eによりユーザ認証を行った後、映像データ検索手段40fにより、映像サーバに記録されたユーザ情報の中からユーザIDに対応するユーザ情報(チケット改札時刻、通過センサ通過時刻、及びカメラ情報)を参照し、このユーザ情報を基に、映像サーバに記録された各カメラの映像データからユーザが撮影されている部分を切り出し、映像データ変換手段40hによりユーザの端末装置90の種類に応じて映像データのフォーマットやビットレート等の変換を行った後、出力手段40iによりネットワーク80を介してユーザの端末装置90に配信する。ユーザは、記録手段40から映像データを受信し、端末装置90の表示手段を用いて映像データを鑑賞したり、DVD等任意の記録媒体に記録することができる。また、記録手段40のアクセス権設定手段40gを用いて映像データにアクセス権を設定することで、同行者や友人等もネットワークを介して映像データを受信することができる。
このように、本発明の撮影システムでは、ユーザがチケット30をチケットリーダ31に通せば自動的に撮影が開始され、撮影エリア内最後の通過センサを通過すれば自動的に撮影が終了するため、ユーザはカメラの用意をすることなく簡単に自分の映像データを入手することができる。また、映像データにアクセス権を設定することで、同行者や友人等もネットワークを介して映像データを配布することができるため、DVD等の記録媒体に複製して配布する手間とコストを削減することができる。
上記実施の形態に係る撮影システムの具体的な撮影方法について、図3を用いて説明する。図3は、本発明の一実施形態の自動撮影方法の手順を示すフローチャート図である。なお、以下の説明では、映像サーバは各カメラから送られてくる映像データを絶えず受信し、HDD等の記録媒体に記録しているものとする。
まず、ステップS101において、ユーザ10は本自動撮影サービスを利用するにあたり、ユーザID、パスワード、氏名等を登録し、それらが記録されたチケット30を入手する。
次に、ステップS102において、ユーザ10はチケット30を撮影エリア20内のチケットリーダ31に読み取らせること(改札)で、ステップS103において、チケットに記録されたユーザID及びチケット改札時刻が記録手段40に送信される。
次に、ステップS104において、記録手段40は、ユーザIDとチケット改札時刻(ユーザ10の撮影開始タイミングとなる)と、予めチケットリーダ付近を撮影すると定められたカメラのIDとを関連付けて記録する。
次に、ステップS105において、撮影エリア20内をユーザ10が移動し、ユーザの通過センサ70、71の通過を検出すると、ステップS106において、通過センサに接続された送信手段61、62はセンサIDと通過時刻とを基地局60を経由して記録手段40へ送信する。
次に、ステップS107において、映像サーバは、センサIDを受信すると、該通過センサの位置より先のエリアを撮影する、予めセンサIDに対応付けられたカメラを特定し、ユーザID、通過時刻とともに該カメラのIDを関連付けて記録する。
次に、ステップS108において、ユーザ10が撮影エリア20の全ての通過センサを通過したか否かの判定を行い、全て通過していればユーザ10についての記録を終了する。
次に、ステップS109において、ユーザ10はパーソナルコンピュータ、携帯電話機、PDA等の端末装置90を用いてネットワーク80を介して映像サーバにアクセスし、予め登録したユーザID、パスワード等を用いて記録手段40との接続を行う。
一方、ステップS110において、記録手段40はユーザ認証手段40eによりユーザ10の認証を行い、認証が成功した場合、ステップS111において、ユーザ情報記録手段によって記録されたユーザ情報の中から、ユーザIDに対応するユーザ情報を検索する。
次に、ステップS112において、ステップS111で検索したユーザ10の通過センサ通過時刻とカメラIDを基に、記録手段40に記録された各カメラの映像データからユーザが撮影されている部分を切り出し、時間軸に沿ってつなぎ合わせることで一本の映像データを作成する。
次に、ステップS113において、ユーザ10の使用する端末装置90の種類を判定し、その結果から映像データの変換(動画フォーマット、ビットレート、画面サイズ等)が必要か否かを判定する。変換が必要であれば、ステップS114において、映像データの変換を行う。
最後に、ステップS115において、映像データをネットワーク80を介してユーザ10の端末装置90へ送信する。ユーザ10は、記録手段40から映像データを受信し、端末装置90の表示手段を用いて映像データを鑑賞したり、DVD等任意の記録媒体に記録することができる。
また、本実施の形態では、ユーザ特定情報の取得に、RFIDやICカードタイプのチケットや、バーコードやQRコード等が印刷されたチケットを利用した場合について記載したが、チケットの代わりに非接触ICチップを搭載した携帯電話を利用してユーザ特定情報の取得及び料金の決済を行う構成とすることも可能である。
(実施の形態2)
図4および図5に複数のカメラの撮影の切り替えの様子を示す。
各々のカメラは、各々のカメラに対応するタイミング検出手段のタイミングに基づいて撮影対象を撮影する。ここで、ユーザ1を撮影している場合、図4のように順次切り替えを行うこともできるし、図5のように、すべてのカメラによる撮影後に切り替えを行うことも可能である。
このように撮影のタイミングを適宜切り換えることにより、複数のカメラによる撮影を効率よく行うことができる。
なお、撮影のタイミングを切り換える代わりに、識別情報を関連して記録するタイミングを切り換えるような構成にすることもできる。
すなわち、予め定めた撮影エリア内を撮影する第1の撮影手段と、前記第1の撮影手段の撮影エリア内とは違うエリア内または同一のエリア内を撮影する第2の撮影手段と、撮影対象を識別するための識別情報を前記撮影対象から受信する第1の受信手段および第2の受信手段と、前記第1の撮影手段により撮影した第1の映像データと前記第2の撮影手段により撮影した第2の映像データを記録する記録手段と、前記第1の受信手段が前記識別情報を受信したことにより、前記記録手段が、前記第1の撮影手段で撮影した前記第1の映像データと前記識別情報とを関連付けて記録し、前記第2の受信手段が前記識別情報を受信したことにより、前記第2の撮影手段で撮影した前記第2の映像データと前記識別情報とを関連付けて記録し、前記第1の撮影手段で撮影した前記第1の映像データと前記識別情報とを関連付けて記録することを終了する制御手段と、を備えるような構成とすることもできる。
この構成により、通常の撮影、識別情報を持つユーザの撮影の切換を効率よく行うことができるようになる。
本発明の撮影システムは、遊園地のジェットコースター等のアトラクションやスキー場のモーグル専用コースやハーフパイプ等、撮影対象が順々に通過するような場面での自動撮影に有効である。
本発明の一実施形態の撮影システムの全体構成を示す図 前記撮影システムにおける映像サーバの構成を示す図 本発明の一実施形態の自動撮影方法の手順を示すフローチャート 本発明の一実施形態の複数のカメラの切り替えを示す図 本発明の一実施形態の複数のカメラの切り替えを示す図
符号の説明
10 ユーザ
20 撮影エリア
30 チケット
31 チケットリーダ
40 記録手段
50、51、52 カメラ
60 基地局
61、62、63 送信手段
64、65、66 映像データ
70、71 通過センサ
80 ネットワーク
90 端末装置

Claims (8)

  1. 複数のカメラにより予め定めた撮影エリア内を撮影する撮影手段と、撮影対象の特定情報を取得する特定情報取得手段と、前記撮影手段による撮影対象の少なくとも撮影開始タイミングまたは撮影終了タイミングを検出するタイミング検出手段と、前記撮影手段で撮影した映像データを記録する記録手段と、を少なくとも備え、前記撮影対象の特定情報と前記撮影対象が撮影された映像データとが関連付けられて、前記記録手段に記録することを特徴とする撮影システム。
  2. 前記撮影手段によって撮影した映像を無線で送信する送信手段と、前記撮影エリアとほぼ等しい受信エリアを有し、前記送信手段から送信される前記撮影手段で撮影された映像データを受信する基地局と、前記基地局で受信した映像データを記録する記録手段とを備え、前記ユーザを特定する情報と前記基地局が受信した映像データとが関連付けられて、前記記録手段に記録することを特徴とする請求項1記載の撮影システム。
  3. 前記撮影対象の前記撮影エリアにおける位置を検出する位置検出手段を備え、該位置検出手段により、前記撮影対象の位置を検出し、該位置を撮影するよう予め定めた前記撮影エリアに配置されている前記撮影手段によって撮影された映像が、前記撮影対象の特定情報と関連付けられて、前記記録手段に記録することを特徴とする請求項1または請求項2に撮影システム。
  4. 前記記録手段に対して、前記映像データへのアクセス可能な閲覧者を設定するアクセス権設定手段を備え、前記映像データ送信手段は、前記アクセス権設定手段により前記映像データへのアクセスを許可された前記閲覧者の端末装置へ前記映像データの配信を許可することを特徴とする請求項1から請求項3記載のいずれか1項に記載の撮影システム。
  5. 前記記録手段に、前記撮影手段に予め付与したIDを認証する認証手段を備え、ネットワークを介して接続される端末装置から送信される前記IDを認証し、認証された前記端末装置において前記IDに対応する前記映像データを配信する映像データ配信手段を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の撮影システム。
  6. 前記記録手段から映像データをダウンロードする際、使用する端末装置が携帯情報通信端末であった場合、前記映像データを前記携帯情報通信端末で再生可能なフォーマットに自動的に変換して提供することを特徴とする請求項5に記載の撮影システム。
  7. 前記撮影対象が前記IDの付与を受ける際、または前記撮影対象あるいは前記閲覧者が前記映像データを前記端末装置を用いて前記記録手段から前記映像データの配信を受ける際に、前記撮影対象あるいは前記閲覧者に課金することを特徴とする撮影システム。
  8. 複数のカメラにより予め定めた撮影エリア内を撮影する撮影手順と、撮影対象の特定情報を取得する特定情報取得手順と、前記撮影手段による撮影対象の少なくとも撮影開始タイミングまたは撮影終了タイミングを検出するタイミング検出手順と、前記撮影手段で撮影した映像データを記録する記録手順と、を少なくとも備え、前記撮影対象の特定情報と前記撮影対象が撮影された映像データとが関連付けられて、前記記録手段に記録することを特徴とする撮影方法。
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