JP2774202B2 - ムービーカメラ - Google Patents

ムービーカメラ

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JP2774202B2
JP2774202B2 JP3005172A JP517291A JP2774202B2 JP 2774202 B2 JP2774202 B2 JP 2774202B2 JP 3005172 A JP3005172 A JP 3005172A JP 517291 A JP517291 A JP 517291A JP 2774202 B2 JP2774202 B2 JP 2774202B2
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誠 次田
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静止画としても再生可
能な動画像を記録するムービーカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、動画像を手軽に撮影できるムービ
ーカメラが普及している。この種のムービーカメラは、
ビデオカセットに収容されているビデオテープに磁気ヘ
ッドを介して画像情報を記録するもので、この画像情報
が記録されたビデオテープは画像再生装置に装填される
ことにより、その画像情報が可視画像としてCRT等に
再生される。この場合、再生された可視画像は一般的に
動画像として観賞されることが多く、通常、撮影時のシ
ャッタースピードが1/60秒に設定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、1/6
0秒のシャッタースピードで撮影された画像は、シャッ
ター開放中における被写体の動きがブレて撮影され、こ
の撮影された画像を静止画として観賞すると、不明瞭な
画像となる場合がある。
【0004】一方、例えば、1/250秒のような高速
なシャッタースピードによって画像を撮影した場合は、
動画として観賞すると、被写体の動作が断続的で不自然
になるという問題がある。
【0005】本発明はこのような従来の問題を解決する
ためのものであり、良質な静止画および動画として観賞
することのできる画像の撮影が可能なムービーカメラを
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、被写体の画像情報を電気的に読み取る
画像読取手段と、前記画像読取手段によって読み取られ
た画像情報に対する利得を前記画像情報に応じて調整す
る利得調整手段と、前記画像読取手段における絞りを画
像情報に応じて調整する絞り調整手段と、前記画像読取
手段におけるシャッタースピードを高速と低速の2段階
に切り換える機能を有するシャッタースピード制御手段
と、前記画像読取手段と前記利得調整手段と前記絞り調
整手段と前記シャッタースピード制御手段とを制御する
制御手段とを備え、前記制御手段は、シャッタースピー
ドを高速に設定し、かつ前記利得を標準値に設定して撮
影しているとき、前記読み取られた画像情報から露出が
適正かどうかを判定し、前記絞りが開放状態にあっても
露出が不足していると判定したときには前記利得を増加
させ、該利得の増加では露出不足を解消できないと判断
したときには前記シャッタースピードを高速から低速に
切り換えることを特徴とする。この場合、高速のシャッ
タースピードは、例えば、1/100秒とし、低速のシ
ャッタースピードは、例えば、1/60秒とする
【0007】
【作用】本発明に係るムービーカメラでは、制御手段
が、シャッタースピードを高速(例えば、1/100秒
であり動画および静止画のいずれにも適した状態)に設
定し、かつ利得を標準値に設定して撮影しているとき、
読み取られた画像情報から露出が適正かどうかを判定す
る。
【0008】そして、絞りが開放状態にあっても露出が
不足していると判定したときには利得を増加させ、利得
の増加では露出不足を解消できないと判断したとき(換
言すれば、利得調整手段および絞り調整手段の調整範囲
において適正な露出が得られないとき)にはシャッター
スピードを高速から低速(例えば、1/60秒であり動
画に対応した状態)に切り換える。
【0009】従って、撮影されるほとんどの画像は再生
時に静止画および動画において良質な画像を得ることが
できる。
【0010】
【実施例】本発明に係るムービーカメラについて、実施
例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明す
る。
【0011】図1には、画像記録装置としてのムービー
カメラ10が示されている。このムービーカメラ10
は、カメラ本体12とグリップ14とを備え、このカメ
ラ本体12に光学系16と集音マイク18とファインダ
20とが設けられるとともに、前記カメラ本体12内に
ビデオカセット22が装填されるカセット装填部23が
配設される。グリップ14には、撮影スイッチ24が設
けられている。
【0012】図2はムービーカメラ10の概略構成ブロ
ック図を示す。図2において、被写体の画像情報は光学
系16で集光され、画像読取部26に含まれるCCDよ
って電気的に読み取られる。電気信号に変換された画像
情報は自動利得調整回路(AGC回路)を含む画像処理
部28を経由して画像記録部30のビデオカセット22
に記録される。制御部32はシャッタースピード制御部
34、画像処理部28および画像記録部30と接続され
るとともに、撮影スイッチ24および光学系16に配設
される図示しない露出調整機構を駆動するAE駆動部3
6に接続される。
【0013】シャッタースピード制御部34は、図3に
示すように発振器38、分周器40およびシャッタース
ピード選択回路42から構成される。発振器38の出力
端子は分周器40に接続され、分周器40は1/60秒
および1/100秒のシャッタースピードに対応する信
号をシャッタースピード選択回路42に導出する。シャ
ッタースピード選択回路42は制御部32の制御下に選
択されたシャッタースピードに対応する信号を画像読取
部26に導出する。
【0014】この場合、光学系16は画像読取手段を構
成し、シャッタースピード制御部34はシャッタースピ
ード制御手段を構成し、画像処理28は利得調整手段
を構成し、AE駆動部36は絞り調整手段を構成し、こ
れら各手段は制御手段としての制御部32を通じて制御
される。
【0015】次に、このように構成されるムービーカメ
ラ10によって、ムービー撮影を行うときの動作につい
て図1乃至図4を参照しながら説明する。ステップS1 先ず、撮影スイッチ24が押下されると、制御部32の
制御下に初期値の設定が行われる。
【0016】すなわち、シャッタースピード制御部34
のシャッタースピード選択回路42は1/100秒のシ
ャッタースピードを選択し、AE駆動部36は光学系1
6に配設されるアイリス羽根からなる絞りを開放とし、
画像処理部28は、これに含まれるAGC回路の増幅利
得を標準値とする。ステップS2 次いで、画像読取部26によって読み取られて画像処理
部28に導入された画像情報の露出を制御部32は読み
取り、適正な露出状態であるかの判断を行う。適正な露
出状態であればステップS3へ進み、適正でなければス
テップS4へ進む。ステップS3 被写体の露出情報が適正であれば制御部32は、ムービ
ー撮影を開始し、画像記録部30のビデオカセット22
に画像情報の記録を行う。ステップS4 制御部32は露出が過剰の場合はステップS5へ進み、
不足の場合はステップS6へ進む。ステップS5 制御部32はAE駆動部36を付勢して、アイリス羽根
からなる絞りの開口を徐々に小さくするとともに、画像
処理部28から露出情報を読み取り、適正な露出となっ
たとき絞りを固定し、ステップS3のムービー撮影を開
始する。ステップS6 露出が不足している場合、制御部32は画像処理部28
のAGC回路を付勢し、増幅利得を3dB上昇させる毎
に露出が適正な値に達したかの判定を行う。
【0017】露出が適正な値に達したときステップS3
のムービー撮影を行い、増幅利得が最大値の+18dB
に達しても適正な露出が得られないときはステップS7
に進む。ステップS7 シャッタースピード制御部34に含まれるシャッタース
ピード選択回路42は、制御部32の制御下にシャッタ
ースピードを初期値の1/100秒から1/60秒に変
更する。その後、制御部32はステップS3のムービー
撮影を行う。
【0018】この場合、本実施例では、ムービー撮影を
行うときの露出の決定は、シャッタースピードを1/1
00秒に固定して、アイリス羽根からなる絞りの変位お
よび増幅利得の変更で行われ、絞りおよび増幅利得の調
整では露出不足が解消されない特殊な場合にのみシャッ
タースピードを1/60に変更する。
【0019】しかし、ほとんどの場合、1/100秒の
シャッタースピードで撮影をすることができるため、撮
影された画像情報にはシャッター開放中に被写体が動く
ことによる画像のブレが発生することがなく、静止画と
して再生する時には良質の画像が得られる。また、動画
として再生する場合も被写体の動作が断続的で不自然に
なることがなく、連続的な動作として観賞することがで
きる。
【0020】また、1/100秒のシャッタースピード
で撮影された画像は、蛍光灯下での撮影にも、蛍光灯の
発光周期の影響によるフリッカが、撮影された画像に表
れることはない。
【0021】さらに、ビデオテープに記録された画像情
報を再生し、プリントをしたとき、被写体の画像がブレ
ていない静止画から良質なプリント画像を得ることがで
きる。
【0022】
【発明の効果】本発明に係るムービーカメラによれば、
以下の効果が得られる。
【0023】シャッタースピードの初期値を比較的に高
速の値(例えば、1/100秒で動画および静止画のい
ずれにも適した値に設定するため、連続的な動作の良
質な動画を観賞することができるとともに、被写体のブ
レのない明瞭な静止画を得ることができる。
【0024】また、初期値のシャッタースピードでは露
出が不足する場合は、比較的に低速の値(例えば、1/
60秒で動画に適した値)に設定を変更するため、室内
等の比較的暗い環境での撮影においても通常の動画像の
撮影露出を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るムービーカメラの構成を示す図で
ある。
【図2】本発明に係るムービーカメラの概略構成ブロッ
ク図である。
【図3】本発明に係るムービーカメラに含まれるシャッ
タースピード制御部の概略構成ブロック図である。
【図4】本発明に係るムービーカメラによるムービー撮
影のフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
10…ムービーカメラ 12…カメラ本体 16…光学系 24…撮影スイッチ 26…画像読取部 28…画像処理部 30…画像記録部 32…制御部 34…シャッタースピード制御部 36…AE駆動部 38…発振器 40…分周器 42…シャッタースピード選択回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体の画像情報を電気的に読み取る画像
    読取手段と、 前記画像読取手段によって読み取られた画像情報に対す
    る利得を前記画像情報に応じて調整する利得調整手段
    と、 前記画像読取手段における絞りを画像情報に応じて調整
    する絞り調整手段と、前記画像読取手段におけるシャッ
    タースピードを高速と低速の2段階に切り換える機能を
    有するシャッタースピード制御手段と、前記画像読取手段と前記利得調整手段と前記絞り調整手
    段と前記シャッタースピード制御手段とを制御する制御
    手段とを備え、 前記制御手段は、 シャッタースピードを高速に設定し、かつ前記利得を標
    準値に設定して撮影しているとき、 前記読み取られた画像情報から露出が適正かどうかを判
    定し、前記絞りが開放状態にあっても露出が不足してい
    ると判定したときには前記利得を増加させ、該利得の増
    加では露出不足を解消できないと判断したときには前記
    シャッタースピードを高速から低速に切り換える ことを
    特徴とするムービーカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のムービーカメラにおいて、 前記高速のシャッタースピードは1/100秒であり、
    前記低速のシャッタースピードは1/60秒であること
    を特徴とするムービーカメラ。
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