JP2010087598A - 撮影装置及び撮影制御方法ならびにそのプログラム、画像表示装置及び画像表示方法ならびにそのプログラム、撮影システム及びその制御方法ならびにそのプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】撮影者が被写体を追従していた時間を計測及び記録し、撮影条件や再生方法の自動設定に利用する
【解決手段】スルー画像から被写体を検出し、被写体がフレームアウトするまでの時間を追従時間として計測する。追従時間が3秒を超えた場合は1秒毎にスルー画像のフレームを静止画として記録する。本撮影が行われた時点での追従時間が5秒以上の場合は連写モード、5秒未満の場合は通常モードで撮影を行い、本撮影した画像に追従時間を関連付けて記録する。また、本撮影した画像の追従時間が4秒以上の場合は撮影後のポストビュー表示を検出されていた被写体の拡大表示とする。
【選択図】 図2
【解決手段】スルー画像から被写体を検出し、被写体がフレームアウトするまでの時間を追従時間として計測する。追従時間が3秒を超えた場合は1秒毎にスルー画像のフレームを静止画として記録する。本撮影が行われた時点での追従時間が5秒以上の場合は連写モード、5秒未満の場合は通常モードで撮影を行い、本撮影した画像に追従時間を関連付けて記録する。また、本撮影した画像の追従時間が4秒以上の場合は撮影後のポストビュー表示を検出されていた被写体の拡大表示とする。
【選択図】 図2
Description
本発明は撮影装置及び撮影制御方法ならびにそのプログラム、画像表示装置及び画像表示方法ならびにそのプログラム、撮影システム及びその制御方法ならびにそのプログラムに係り、特に、本撮影を行うまでに被写体を追従した時間に応じて撮影条件や再生方法の設定を行う撮影装置及び撮影制御方法ならびにそのプログラム、画像表示装置及び画像表示方法ならびにそのプログラム、撮影システム及びその制御方法ならびにそのプログラムに関する。
撮影者が撮影を行う際には、カメラのファインダーやモニタに表示されたスルー画像を確認して撮影画角の中に被写体を収め、構図を決めてから本撮影を行う。また、構図を決めた後に、被写体が特定の動作を行うのを待ち構え、被写体の動きに合わせて本撮影を行うこともある。
特許文献1には、被写体を撮像するための操作がユーザによって継続的に行われている時間を計数する撮像所要時間計数部と、撮像所要時間計数部が計数した撮像所要時間に基づいて、撮像した画像の重要度を算出する重要度算出部と、重要度算出部が算出した重要度がより大きい画像を、より大きく表示又は印刷させる出力制御部とを備えた装置が記載されている。この装置によれば、ユーザが慎重にシャッターチャンスを選びながら慎重に撮像した画像等、ユーザにとって大事な画像をアルバムの表紙に使用したり、アルバム内の最も目立つ位置に配置したりすることが可能となる。
特開2006−287911号公報
撮影者が慎重に撮影を行う場合は、撮影画角の中に被写体を収めてから本撮影を行うまでの時間が長くなると考えられる。しかしながら、特許文献1の撮像所要時間計数部は、ユーザによるピント調整、シャッタースピード調整等の、撮像部に被写体を撮像させるための操作が所定の時間間隔以内で行われた期間や、撮像部が被写体を撮像することが可能な状態に設定されてから、ユーザがレリーズボタンに触れていると判断されている期間を、撮像所要時間として計数しており、撮影画角内に被写体が収められているか否かについては判断していない。
また、本撮影を行うにあたって撮影者が被写体を追従していた時間を計測及び記録し、撮影条件や再生方法の自動設定に利用するものはなかった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、本撮影前に被写体を追従している間の時間を出力する撮影装置及び撮影制御方法ならびにそのプログラム、画像表示装置及び画像表示方法ならびにそのプログラム、撮影システム及びその制御方法ならびにそのプログラムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明に係る撮影装置は、静止画撮影モード中に撮像素子を周期的に駆動して複数の画像の撮影を行うとともに、撮影指示が入力されると静止画の本撮影を行う撮像手段と、前記本撮影前に撮影した画像から任意の被写体を検出する被写体検出手段と、前記被写体検出手段により被写体が継続して検出された時間を計測する計測手段と、前記計測した時間を出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。
このように、被写体が継続して検出された時間を計測し、計測した時間を出力することにより、撮影者が撮影の指標を得ることができる。
前記撮像手段は、前記撮影指示が入力された時点での前記計測した時間が、第1の閾値未満の場合には1回の撮影指示に連動して1コマの静止画の本撮影を行い、第1の閾値以上の場合には1回の撮影指示に連動して所定の時間間隔で連続して複数コマの静止画の本撮影を行うことが好ましい。
これにより、シャッターチャンスを逃さずに、確実に撮りたい瞬間の撮影をすることができる。
前記被写体検出手段により被写体が継続して検出されている間の前記撮影装置の移動量を検出する手段を備え、前記検出した移動量、又は前記検出した移動量及び計測した時間から算出した前記撮影装置の移動速度に応じて本撮影の条件を設定することが好ましい。
これにより、被写体に応じた最適な撮影条件を設定することができる。
前記検出した移動量が大きいほど又は前記算出した移動速度が速いほど、本撮影時のシャッタースピードを速く又は撮影感度を高く設定することが好ましい。
これにより、被写体に応じた最適な撮影条件を設定することができる。
前記出力手段は、本撮影された静止画と前記計測した時間とを関連付けて記録する記録制御手段を備えることが好ましい。
これにより、静止画の再生時の検索効率を上げることができる。
前記記録制御手段は、前記撮影指示が入力される前に前記計測した時間が第2の閾値以上になった場合に、前記本撮影前に撮影した画像のうち所定の時間間隔の画像を記録してもよい。
これにより、万が一シャッターチャンスを逃した場合であっても、撮影時の様子を記録として残すことができる。
前記計測手段は、前記被写体検出手段により検出された複数の被写体についてそれぞれの被写体が継続して検出された時間を計測し、前記記録制御手段は、本撮影された静止画と該静止画に撮影された被写体についての前記計測した時間とを関連付けて記録することが好ましい。
これにより、記録された静止画に関連する計測時間を記録することができる。
前記記録制御手段は、前記本撮影された静止画と前記検出した移動量とを関連付けて記録することが好ましい。
これにより、静止画の再生時に検出した移動量を用いることができる。
前記目的を達成するために本発明に係る画像表示装置は、請求項5から8のいずれかに記載の撮影装置で記録された静止画を表示手段に再生表示する画像表示装置であって、前記撮影装置で記録された静止画と該静止画に関連付けて記録された計測時間とを取得する手段と、前記取得した計測時間に基づいて前記静止画の表示サイズを決定する手段と、前記決定された表示サイズに基づいて複数の前記取得した静止画を前記表示手段に一覧表示する手段とを備えたことを特徴とする。
このように、計測時間に基づいて静止画の表示サイズを決定し、決定された表示サイズに基づいて一覧表示するようにしたので、ユーザは効率よく目的の画像を探すことができる。
前記目的を達成するために本発明に係る画像表示装置は、請求項5から8のいずれかに記載の撮影装置で記録された静止画を表示手段に再生表示する画像表示装置であって、前記撮影装置で記録された静止画と該静止画に関連付けて記録された計測時間とを取得する手段と、前記取得した計測時間に基づいて前記静止画の表示時間を決定する手段と、前記決定された表示時間に基づいて複数の前記取得した静止画を前記表示手段に順次再生表示する手段とを備えたことを特徴とする。
このように、計測時間に基づいて静止画の表示時間を決定し、決定された表示時間に基づいて順次再生表示するようにしたので、ユーザは効率よく目的の画像を探すことができる。
前記目的を達成するために本発明に係る画像表示装置は、請求項8に記載の撮影装置で記録された静止画を表示手段に再生表示する画像表示装置であって、前記撮影装置で記録された静止画と該静止画に関連付けて記録された計測時間とを取得する手段と、前記取得した移動量に基づいて前記静止画を表示する際の画像切替え効果を決定する手段と、前記決定された画像切替え効果に基づいて前記静止画を表示手段に再生表示する手段とを備えたことを特徴とする。
このように、移動量に基づいて画像切替え効果を決定し、決定された画像切替え効果に基づいて静止画を再生表示するようにしたので、ユーザは撮影時の臨場感やスピード感をよりリアルに再現しながら画像を鑑賞することが可能となる。
前記目的を達成するために本発明に係る撮影システムは、静止画撮影モード中に撮像素子を周期的に駆動して複数の画像の撮影を行うとともに、撮影指示が入力されると静止画の本撮影を行う撮像手段と、前記本撮影前に撮影した画像から任意の被写体を検出する被写体検出手段と、前記被写体検出手段により被写体が継続して検出された時間を計測する手段と、本撮影された静止画と前記計測した時間とを関連付けて記録手段に記録する記録制御手段と、前記記録手段から静止画と該静止画に関連付けて記録された計測時間とを読み出す手段と、前記読み出した計測時間に基づいて前記静止画の表示サイズを決定する手段と、前記決定された表示サイズに基づいて複数の前記取得した静止画を前記表示手段に一覧表示する手段とを備えたことを特徴とする。
このように、被写体が継続して検出された時間を計測し、計測した時間を記録し、記録された計測時間に基づいて静止画の表示サイズを決定し、決定された表示サイズに基づいて一覧表示するようにしたので、ユーザは効率よく目的の画像を探すことができる。
前記目的を達成するために本発明に係る撮影システムは、静止画撮影モード中に撮像素子を周期的に駆動して複数の画像の撮影を行うとともに、撮影指示が入力されると静止画の本撮影を行う撮像手段と、前記本撮影前に撮影した画像から任意の被写体を検出する被写体検出手段と、前記被写体検出手段により被写体が継続して検出された時間を計測する手段と、本撮影された静止画と前記計測した時間とを関連付けて記録手段に記録する記録制御手段と、前記記録手段から静止画と該静止画に関連付けて記録された計測時間とを読み出す手段と、前記読み出した計測時間に基づいて前記静止画の表示時間を決定する手段と、前記決定された表示時間に基づいて複数の前記読み出した静止画を表示手段に順次表示する手段とを備えたことを特徴とする。
このように、被写体が継続して検出された時間を計測し、計測した時間を記録し、記録された計測時間に基づいて静止画の表示時間を決定し、決定された表示時間に基づいて順次表示するようにしたので、強く印象に残っている画像ほどユーザの目に留まりやすい状態となり、ユーザは効率よく目的の画像を探すことができる。
前記目的を達成するために本発明に係る撮影制御方法は、静止画撮影モード中に撮像素子を周期的に駆動して複数の画像の撮影を行うとともに、撮影指示が入力されると静止画の本撮影を行う撮像工程と、前記本撮影前に撮影した画像から任意の被写体を検出する被写体検出工程と、前記被写体検出工程により被写体が継続して検出された時間を計測する工程と、前記計測した時間を出力する出力工程とを備えたことを特徴とする。
このように、被写体が継続して検出された時間を計測し、計測した時間を出力することにより、撮影者が撮影の指標を得ることができる。
前記目的を達成するために本発明に係る画像表示方法は、請求項3から8のいずれかに記載の撮影装置で記録された静止画を表示手段に再生表示する画像表示方法であって、前記撮影装置で記録された静止画と該静止画に関連付けて記録された計測時間とを取得する工程と、前記取得した計測時間に基づいて前記静止画の表示サイズを決定する工程と、前記決定された表示サイズに基づいて複数の前記取得した静止画を前記表示手段に一覧表示する工程とを備えたことを特徴とする。
このように、計測時間に基づいて静止画の表示サイズを決定し、決定された表示サイズに基づいて一覧表示するようにしたので、ユーザは効率よく目的の画像を探すことができる。
前記目的を達成するために本発明に係る画像表示方法は、請求項3から8のいずれかに記載の撮影装置で記録された静止画を表示手段に再生表示する画像表示方法であって、前記撮影装置で記録された静止画と該静止画に関連付けて記録された計測時間とを取得する工程と、前記取得した計測時間に基づいて前記静止画の表示時間を決定する工程と、前記決定された表示時間に基づいて複数の前記取得した静止画を前記表示手段に順次再生表示する工程とを備えたことを特徴とする。
このように、計測時間に基づいて静止画の表示時間を決定し、決定された表示時間に基づいて順次再生表示するようにしたので、ユーザは効率よく目的の画像を探すことができる。
前記目的を達成するために本発明に係る撮影システムの制御方法は、静止画撮影モード中に撮像素子を周期的に駆動して複数の画像の撮影を行うとともに、撮影指示が入力されると静止画の本撮影を行う撮像工程と、前記本撮影前に撮影した画像から任意の被写体を検出する被写体検出工程と、前記被写体検出工程により被写体が継続して検出された時間を計測する工程と、本撮影された静止画と前記計測した時間とを関連付けて記録手段に記録する記録制御工程と、前記記録手段から静止画と該静止画に関連付けて記録された計測時間とを読み出す工程と、前記読み出した計測時間に基づいて前記静止画の表示サイズを決定する工程と、前記決定された表示サイズに基づいて複数の前記取得した静止画を表示手段に一覧表示する工程とを備えたことを特徴とする。
このように、被写体が継続して検出された時間を計測し、計測した時間を記録し、記録された計測時間に基づいて静止画の表示サイズを決定し、決定された表示サイズに基づいて一覧表示するようにしたので、ユーザは効率よく目的の画像を探すことができる。
前記目的を達成するために本発明に係る撮影システムの制御方法は、静止画撮影モード中に撮像素子を周期的に駆動して複数の画像の撮影を行うとともに、撮影指示が入力されると静止画の本撮影を行う撮像工程と、前記本撮影前に撮影した画像から任意の被写体を検出する被写体検出工程と、前記被写体検出手段により被写体が継続して検出された時間を計測する工程と、本撮影された静止画と前記計測した時間とを関連付けて記録手段に記録する記録制御工程と、前記記録手段から静止画と該静止画に関連付けて記録された計測時間とを読み出す工程と、前記読み出した計測時間に基づいて前記静止画の表示時間を決定する工程と、前記決定された表示時間に基づいて複数の前記読み出した静止画を表示手段に順次表示する工程とを備えたことを特徴とする。
このように、被写体が継続して検出された時間を計測し、計測した時間を記録し、記録された計測時間に基づいて静止画の表示時間を決定し、決定された表示時間に基づいて順次表示するようにしたので、ユーザは効率よく目的の画像を探すことができる。
本発明の撮影装置、画像表示装置、撮影システムを構成する各手段をコンピュータによって実現させるためのプログラムをCD−ROMや磁気ディスクその他の記録媒体に記録し、記録媒体を通じて当該プログラム を第三者に提供したり、インターネットなどの通信回線を通じて当該プログラムのダウンロードサービスを提供したりすることも可能である。
本発明によれば、被写体が継続して検出された時間を計測し、計測した時間を出力するようにしたので、撮影者が撮影の指標を得ることができる。また、計測した時間に応じて撮影に関する制御を切り替えることが可能となる。
さらに、本撮影された静止画と計測した時間とを関連付けて記録することにより、静止画の再生時の検索効率を上げることができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明に係るデジタルカメラ1の電気的構成の一例を示す図である。同図に示すように、デジタルカメラ1は、レンズ10、CCD11、絞り12、赤外線カットフィルタ13、CPU15、レンズ駆動部18、絞り駆動部19、CCD駆動部20、操作部21、アナログ信号処理部22、A/D変換器23、メインメモリ24、メモリ制御部25、デジタル信号処理部26、圧縮伸張処理部27、積算部28、記録媒体29、外部メモリ制御部30、表示部31、表示制御部32、制御バス33、データバス34、被写体認識装置41、被写体追従時間計測部42等を備えて構成される。
図1は、本発明に係るデジタルカメラ1の電気的構成の一例を示す図である。同図に示すように、デジタルカメラ1は、レンズ10、CCD11、絞り12、赤外線カットフィルタ13、CPU15、レンズ駆動部18、絞り駆動部19、CCD駆動部20、操作部21、アナログ信号処理部22、A/D変換器23、メインメモリ24、メモリ制御部25、デジタル信号処理部26、圧縮伸張処理部27、積算部28、記録媒体29、外部メモリ制御部30、表示部31、表示制御部32、制御バス33、データバス34、被写体認識装置41、被写体追従時間計測部42等を備えて構成される。
各部はCPU15に制御されて動作し、CPU15は、操作部21からの入力に基づき所定の制御プログラムを実行することにより、デジタルカメラ1の各部を制御する。
デジタルカメラ1は図示しないROMを備えており、ROMにはCPU15が実行する制御プログラムのほか、制御に必要な各種データ等が記録されている。CPU15は、ROMに記録された制御プログラムをメインメモリ24に読み出し、逐次実行することにより、デジタルカメラ1の各部を制御する。
なお、メインメモリ24は、SDRAMで構成されており、プログラムの実行処理領域として利用されるほか、画像データ等の一時記憶領域、各種作業領域として利用される。
操作部21は、図示しない電源ボタン、シャッターレリーズボタン、撮影モード/再生モード切替スイッチ等を備え、それぞれの操作に応じた信号をCPU15に出力する。
レンズ10は、図示しないズームレンズ、フォーカスレンズを含み、レンズ駆動部18に駆動されて、ズーミング及びフォーカシングを行う。
絞り12は、レンズ10を透過してCCD11の受光面に到達する被写体光の光量を調節するためのものであり、絞り駆動部19は、CPU15の指令に従って絞り12の開口量を制御し、露光量が適正露光量となるように調整する。
赤外線カットフィルタ13は、絞り12を通過した被写体光から特定波長域の赤外線をカットし、撮影画像の赤外光によるゴーストやかぶりを防止するためのものである。
CCD11は、赤外線カットフィルタ13の後段に配置されており、レンズ10を透過した被写体光を受光する。
CCD11の受光面には図示しない多数の受光素子が二次元的に配列されており、各受光素子に対応して図示しない赤(R)、緑(G)、青(B)の原色カラーフィルタが所定の配列構造で配置されている。受光面上に結像された被写体光は、各受光素子によって電気信号に変換され、蓄積される。
各受光素子に蓄積された電気信号は、図示しない垂直転送路に読み出される。垂直転送路は、この信号を、CCD駆動部20から供給されるクロックに同期して、1ラインずつ図示しない水平転送路に転送する。さらに水平転送路は、垂直転送路から転送された1ライン分の信号を、CCD駆動部20から供給されるクロックに同期してアナログ信号処理部22へ出力する。
なお、画像信号の出力は、デジタルカメラ1が撮影モードにセットされると開始される。即ち、デジタルカメラ1が撮影モードにセットされると、表示部31にスルー画像を表示するため、画像信号の出力が開始される。このスルー画像用の画像信号の出力は、本撮影の指示が行われると一旦停止され、本撮影が終了すると再度開始される。なお、本撮影終了時には、一定時間、表示部31に本撮影された撮影画像が表示される(ポストビュー)。ユーザは、ポストビューを確認することにより、撮影画像が適切に撮影できたか否かを確認することができる。
アナログ信号処理部22は、図示しない相関二重サンプリング回路(CDS)、クランプ処理回路、及び自動ゲインコントロール回路(AGC)を含んで構成される。
CDSは、画像信号に含まれているノイズの除去を行う。クランプ処理回路は、暗電流成分を除去する処理を行う。さらに、AGCは、暗電流成分が除去された画像信号を、設定された撮影感度(ISO感度)に応じた所定のゲインで増幅する。
このアナログ信号処理部22で所要の信号処理が施されたアナログの画像信号は、A/D変換器23において所定ビットの階調幅を持ったデジタルの画像信号に変換される。この画像信号は、いわゆるRAWデータであり、画素毎にR、G、Bの濃度を示す階調値を有している。このデジタルの画像信号は、データバス34、メモリ制御部25を介してメインメモリ24に格納される。
制御バス33、データバス34には、上記メモリ制御部25のほか、デジタル信号処理部26、圧縮伸張処理部27、積算部28、外部メモリ制御部30、表示制御部32、被写体追従時間計測部42等が接続されており、これらは制御バス33の制御信号に基づいて、データバス34を介して互いに情報を送受信できるようにされている。
デジタル信号処理部26は、メインメモリ24に格納されたR、G、Bの各色の画像信号に対して所定の信号処理を施し、輝度信号Yと色差信号Cr、Cbとからなる画像信号(Y/C信号)を生成する。
圧縮伸張処理部27は、CPU15からの圧縮指令に従い、入力された輝度信号Yと色差信号Cr、Cbとからなる画像信号(Y/C信号)に所定形式(たとえば、JPEG)の圧縮処理を施し、圧縮画像データを生成する。また、CPU15からの伸張指令に従い、入力された圧縮画像データに所定形式の伸張処理を施して、非圧縮の画像データを生成する。
積算部28は、CPU15の指令に従い、メインメモリ24に格納されたR、G、Bの画像信号を取り込み、AE制御に必要な積算値を算出する。CPU15は、積算値から輝度値を算出し、輝度値から露出値を求める。また露出値から所定のプログラム線図に従って、絞り値及びシャッタースピードを決定する。
外部メモリ制御部30は、CPU15からの指令に従い、記録媒体29に対してデータの読み/書きを制御する。なお、記録媒体29は、メモリカードのようにデジタルカメラ1の本体に対して着脱自在なものでもよいし、デジタルカメラ1の本体に内蔵されたものでもよい。着脱自在とする場合は、デジタルカメラ1の本体にカードスロットを設け、このカードスロットに装填して使用する。
表示制御部32は、CPU15からの指令に従い、表示部31への表示を制御する。表示部31は、動画(スルー画像)を表示して電子ビューファインダとして使用できるとともに、撮影した記録前の画像(ポストビュー画像)や記録媒体29から読み出した再生画像等を表示することができる液晶モニタである。
被写体認識装置41は、メインメモリ24に格納されたスルー画像の各フレームのR、G、Bの画像信号から、画像類似度に基づいて撮像画像中の被写体を検出する。なお、被写体を認識する手法はこれに限られるものではなく、例えば、輪郭抽出処理や人物の顔検出処理を用いて被写体を検出してもよい。被写体追従時間計測部42は、被写体認識装置41において被写体が検出されている時間を計測する。
図2を用いて、第1の実施の形態のデジタルカメラ1の動作について説明する。本実施の形態のデジタルカメラ1は、撮影した被写体を追従していた時間を付帯情報として撮影画像に関連付けて記録する。
デジタルカメラ1は、操作部21により電源がオンされ、撮影モードに設定されると、CCD11から画像信号の出力が開始され、表示部31にスルー画像の表示を開始する(ステップS1)。ユーザは、この表示部31に表示されたスルー画像を見ながら構図を決定することができる。
被写体認識装置41は、このスルー画像の画像信号から、画像中の被写体を検出する(ステップS2)。被写体認識装置41は、前述したようにスルー画像の各フレームの画像の類似度を用いて被写体を検出する。被写体認識装置41が被写体を検出すると、被写体追従時間計測部42は、検出した被写体が画像信号中に存在している時間(追従時間)の計測を開始する。
なお、スルー画像ではなく静止画の連写画像を撮影し、被写体認識装置41は、撮影した連写画像から被写体を検出してもよい。この場合は、スルー画像の代わりに連写画像を表示部31に表示すればよい。
次に、検出した被写体がフレームアウトしたか否か、即ち検出した被写体が画像信号中に存在しているか否かを判定する(ステップS3)。フレームアウトした場合は、被写体追従時間計測部42は、追従時間の累計をリセットし(ステップS4)、ステップS2に戻る。フレームアウトしていない場合は、被写体追従時間計測部42は、追従時間の計測を継続してカウントアップし(ステップS5)、追従時間の累計を計測する(ステップS6)。被写体追従時間計測部42が計測している追従時間は、スルー画像とともに表示部31に表示してもよい。
ここで、ステップS1〜S6までの動作について、図3を用いて説明する。図3は、デジタルカメラ1の表示部31に表示されたスルー画像の一例を示す図である。
図3(A)は、スルー画像の出力開始時の表示部31の表示を示している。被写体認識装置41は、このスルー画像の画像信号から、画像中央の人物(被写体A)を被写体として検出する。被写体追従時間計測部42は、被写体Aが検出されている時間の計測を開始する。
図3(B)、(C)、(D)、(E)は、それぞれ図3(A)から3秒、4秒、5秒、6秒経過後の表示部31の表示を示している。この間、被写体認識装置41は被写体Aを被写体として検出し続けており、被写体追従時間計測部42は、これらの時間を計測する。
図3(F)は、図3(E)から1秒経過後の表示部31の表示を示している。図3(F)では、これまでと構図が変わっており、被写体Aがフレームアウトしているため、被写体認識装置41は被写体Aを検出しない。したがって、被写体追従時間計測部42は、計測時間をリセットする。
図3(G)は、図3(F)から1秒経過後の表示部31の表示を示している。被写体認識装置41は、このスルー画像の画像信号から、画像左上のボール(被写体B)を被写体として検出する。被写体追従時間計測部42は、被写体Bが検出されている時間の計測を開始する。
図3(H)は、図3(G)から1秒経過後の表示部31の表示を示している。この間、被写体認識装置41は被写体Bを被写体として検出し続けており、被写体追従時間計測部42は、この時間を計測する。
このように、被写体認識装置41は被写体を検出し、被写体追従時間計測部42は被写体を検出している時間を計測する。なお、被写体認識装置41が複数の被写体を検出した場合は、被写体追従時間計測部42は検出されたそれぞれの被写体について追従時間を測定してもよいし、最も大きい被写体や最もデジタルカメラ1に近い被写体を主要被写体とし、主要被写体についてのみ追従時間を計測してもよい。
次に、被写体追従時間計測部42の計測時間が3秒以上か否かを判定する(ステップS7)。3秒以上の場合は、1秒毎にスルー画像の記録を行う(ステップS8)。スルー画像は、外部メモリ制御部30により記録媒体29に記録される。スルー画像の記録は、1秒毎に限られるものでなく、定期的であれば何秒毎でもよい。また、秒数をユーザが設定できるように構成してもよい。図3の例では、図3(B)以降のスルー画像が1秒毎に記録媒体29に記録される。
計測時間が3秒以上でスルー画像の記録を開始すると、ステップS9に進み、本撮影が実行されたか否かを判定する(ステップS9)。被写体追従時間計測部42の計測時間が3秒未満の場合も同様である。
本撮影の実行は、操作部21の図示しないシャッターレリーズボタンを操作することにより行う。シャッターレリーズボタンが操作されていない場合は、ステップS3に戻り、同様の処理を繰り返す。
シャッターレリーズボタンが操作された場合は、被写体追従時間計測部42の計測時間が5秒以上か否かを判定する(ステップS10)。計測時間が5秒以上の場合は、連写モードに設定し(ステップS11)、5秒未満の場合は通常モードに設定する(ステップS15)。通常モードは、一度のシャッターレリーズボタンの操作により1枚の画像を撮影するモードであり、連写モードは、シャッターレリーズボタンを押している間に複数枚の画像を連続して撮影するモードである。連写モードは、一度のシャッターレリーズボタンの操作により所定の複数枚の画像を撮影するモードであってもよい。
連写モードに設定された場合は、撮影画像を記録するとともに付帯情報として被写体追従時間計測部42が計測した追従時間を記録する(ステップS12、S13)。そして、シャッターレリーズボタンが離されるまでステップS12、S13を繰り返す(ステップS14)。連写された全ての撮影画像に対して同じ追従時間が記録される。
通常モードに設定された場合は、撮影画像を記録するとともに付帯情報として被写体追従時間計測部42が計測した追従時間を記録し(ステップS16、S17)、本撮影を終了する。
ここで、追従時間の記録は、撮影画像のExif情報として記録するが、撮影画像と関連付けられていれば、別の形式で記録してもよい。
本撮影が終了すると、被写体追従時間計測部42が計測した追従時間(付帯情報として記録した追従時間)が4秒以上であるか否かを判定する(ステップS18)。4秒未満の場合は、撮影画像がそのまま表示されるようにポストビュー表示を行う(ステップS20)。4秒以上の場合は、追従されていた被写体が表示部31の画面全体に拡大表示されるように、表示位置と拡大率を自動調節してポストビュー表示を行う(ステップS19)。
図4は、図3の例において本撮影を行った撮影画像と被写体の追従時間、及び本撮影時のポストビューの表示を示す図である。
ファイル名DSCF0001.JPGは、図3(D)のタイミングで本撮影を行った場合の撮影画像である。付帯情報として記録される追従時間は5秒であり、4秒以上の条件を満たすので、ポストビュー表示は、被写体認識装置41が検出した被写体Aを拡大するように表示を行う。撮影画像と被写体Aを拡大した画像とを並べて表示してもよい。また、5秒以上の条件を満たすので、図4(a)の画像以外にも連写モードで複数枚の画像が撮影されている。したがって、ポストビュー表示は、連写された全ての画像について並べて表示してもよい。
ファイル名DSCF0002.JPGは、図3(H)のタイミングで本撮影を行った場合の撮影画像である。付帯情報として記録される追従時間は1秒であり、4秒以上の条件を満たさないので、撮影画像がそのまま表示されるようにポストビュー表示を行う。
ファイル名DSCF0003.JPGは、図3(H)以降のタイミングで本撮影を行った場合の撮影画像である。付帯情報として記録される追従時間は0.7秒であり、4秒以上の条件を満たさないので、図4(b)と同様に撮影画像がそのまま表示されるようにポストビュー表示を行う。
なお、図3(D)のタイミングで本撮影を行わずに、図3(H)のタイミングで本撮影を行った場合は、被写体Aについては図3(F)のタイミングでステップS3においてフレームアウトしたと判断され、ステップS4において追従時間がリセットされるため、図3(H)のタイミングで本撮影を行った画像には被写体Bの追従時間のみが付帯情報として記録されるが、ステップS4において追従時間をリセットする際に、被写体Aについての追従時間をメインメモリ24にキャッシュしておき、本撮影後に被写体Aについての追従時間も撮影画像のExif情報として記録媒体29に記録してもよい。この場合は、被写体Aについての追従時間は図3(A)のタイミングから図3(E)のタイミングまでの6秒であるので、被写体Bについての追従時間1秒とともに、画像内に存在しない被写体の追従時間として6秒を記録する。
このように、第1の実施の形態のデジタルカメラ1は、撮影した被写体を追従していた時間を計測し、付帯情報として撮影画像に関連付けて記録媒体29に記録する。計測した追従時間の出力先として、記録媒体29でなく、表示部31であってもよい。さらに、計測した追従時間が、本撮影前に所定の時間を越えた場合には定期的にスルー画像を記録するようにしたので、万が一シャッターチャンスを逃した場合であっても、撮影時の様子を記録媒体29に記録として残すことができる。また、追従時間が本撮影時に所定の時間を越えている場合には本撮影時に連写モードに切り替えるようにしたので、シャッターチャンスを逃さずに撮影することができる。
さらに、追従時間に応じてポストビュー表示を変更するようにしたので、ユーザは、撮影した被写体の写り具合の確認を行いやすくなる。なお、これらの切替えの閾値となる時間は、本実施の形態に限定されず、適宜決めればよく、ユーザが設定できるように構成してもよい。
本実施の形態では、デジタルカメラ1を用いて実現する例を述べたが、カメラ付き携帯電話等の撮像手段を備えた装置において実現させることも可能である。また、撮像手段を備えたパソコン等に図2と同様の処理フローを備えたプログラムを実行させることによっても、実現することが可能である。
<第2の実施の形態>
図5は、第2の実施の形態に係る画像ビューワ100の電気的構成の一例を示す図である。同図に示すように、画像ビューワ100は、CPU51、操作部52、制御バス53、データバス54、記録媒体55、外部メモリ制御部56、表示部57、表示制御部58等を備えて構成される。
図5は、第2の実施の形態に係る画像ビューワ100の電気的構成の一例を示す図である。同図に示すように、画像ビューワ100は、CPU51、操作部52、制御バス53、データバス54、記録媒体55、外部メモリ制御部56、表示部57、表示制御部58等を備えて構成される。
各部はCPU51に制御されて動作し、CPU51は、操作部52からの入力に基づき所定の制御プログラムを実行することにより、画像ビューワの各部を制御する。外部メモリ制御部56は、CPU51からの命令に従って、記録媒体55に記録されている画像を読み出す。表示制御部58は、CPU51からの命令に従って、表示部57に画像を表示する。表示部57は、再生画像等を表示することができる液晶モニタである。
次に、図6を用いて、第2の実施の形態の画像ビューワ100の動作について説明する。本実施の形態の画像ビューワ100は、付帯情報として記録されている追従時間に応じて、再生表示の方法を変更する。
まず、ユーザは、操作部52を操作し、サムネイル画像の一覧表示を実行する(ステップS31)。外部メモリ制御部56は、記録媒体55に記録されている画像から、一覧表示の対象となる画像数nを取得する(ステップS32)。
CPU51は、nが0であるか否かを判定し(ステップS33)、nが0でない場合は、外部メモリ制御部56を介してn番目の画像の追従時間を取得する(ステップS34)。画像の追従時間は、Exif情報として記録されている場合はExif情報から読み出し、他のフォーマットで画像に関連付けて記録されている場合はその情報を読み出せばよい。
次に、読み出した画像の追従時間が5秒以上であるか否かを判定する(ステップS35)。5秒未満の場合は、サムネイルサイズを小として表示用画像を作成する(ステップS36)。5秒以上の場合は、サムネイルサイズを大として表示用画像を作成する(ステップS37)。Exif情報としてサムネイル画像が記録されている場合は、そのサムネイル画像のサイズを小とし、サムネイルサイズが大の場合はExif情報のサムネイル画像を拡大する。
n番目の画像のサムネイルサイズを決定したら、nをデクリメントし(ステップS38)、ステップS33に戻り、同様の処理を繰り返す。nが0になった場合は、ステップS36、S37で決定したサムネイルサイズでサムネイル画像の一覧表示を行い(ステップS39)、処理を終了する。
図7は、記録媒体55に記録されている画像とそれぞれの被写体の追従時間、及び記憶に残る度合いの一例を示す図である。同図に示すように、ファイル名DSCF0001.JPGの画像は、被写体追従時間が5秒であり、ファイル名DSCF0002.JPGの画像は、被写体追従時間が1秒であり、ファイル名DSCF0003.JPGの画像は、被写体追従時間が0.7秒である。
被写体追従時間の長いファイル名DSCF0001.JPGの画像はユーザの記憶によく残っており、逆に、被写体追従時間の短いファイル名DSCF0003.JPGの画像は、あまりユーザの記憶に残っていない可能性が高い。したがって、図8に示すように、被写体追従時間の長い画像についてサムネイルサイズを大きくして表示することで、この大きく表示された画像がしおり的な役割を果たし、ユーザは、大きく表示されている画像を見るだけで大体の撮影当時の様子を思い出すことができ、探している画像がどの辺に存在するのかを素早く判断することが可能となる。図8の例では、サムネイルサイズ大は、サムネイルサイズ小の4倍の大きさとなっているが、サイズの比率は適宜決定すればよい。また、ダイジェストとして、被写体追従時間の長い画像だけを表示してもよい。
また、本実施の形態の変形例として、図9に示すように、スライドショー表示や高速再生表示等の自動コマ送り機能を用いて再生表示する際に、被写体追従時間の長さに応じて画像切替のタイミングを調整してもよい。図9は、横軸に時間を示しており、各画像の切替わりタイミングを示している。図9の例では、被写体追従時間に応じて再生時間をt、2t、3tの3段階に変更している。このように表示することで、自動コマ送り時にも目的としている画像を見逃すことなく、さらに、拡大表示やプリント指定等の操作を行う時間を確保することができる。また、一覧表示と同様に、ダイジェストとして、被写体追従時間の長い画像だけを表示してもよい。
さらに、撮影日毎に画像を表示するカレンダー機能においてそれぞれの撮影日の代表画像を選択する場合や、ファイルやフォルダを管理するアプリケーションにおけるフォルダ毎の代表画像を選択する場合に、被写体追従時間を用いてもよい。例えば、最も被写体追従時間の長い画像を選択することで、最もユーザの記憶に残っている画像を選択することができる。
このように、被写体追従時間が長い被写体の画像は強く印象に残っている割合が高いので、強く印象に残っている画像ほどユーザの目に留まりやすい状態にし、検索時のランドマークとして利用することで、ユーザはより効率よく目的の画像を探すことが可能となる。
なお、本実施の形態では、画像ビューワ100において画像再生表示を行ったが、第1の実施の形態のデジタルカメラ1の再生モードにおいて同様の画像再生表示を行なってもよい。この場合は、記録媒体29に記録されている画像のサムネイル一覧を、デジタルカメラ1の表示部31に表示する。
また、画像再生アプリケーションプログラムを組み込んだパソコンによっても、実現することが可能である。
<第3の実施の形態>
第3の実施の形態のデジタルカメラ1は、撮影した被写体を追従していた時間とともに、追従していた間のデジタルカメラ1の移動量を付帯情報として撮影画像に関連付けて記録する。
<第3の実施の形態>
第3の実施の形態のデジタルカメラ1は、撮影した被写体を追従していた時間とともに、追従していた間のデジタルカメラ1の移動量を付帯情報として撮影画像に関連付けて記録する。
図10は、本実施の形態に係るデジタルカメラ1の電気的構成の一例を示す図である。なお、図1と共通する部分には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。図1に示す第1の実施の形態に係るデジタルカメラ1とは、角速度センサ43、GPS44、カメラ移動量計測部45を備えたところが異なる。
角速度センサ43は、慣性力(コリオリの力)から三次元方向の角速度を検出し、デジタルカメラ1本体のレンズの向きを測定する。角速度を検出する方法は、光学的な干渉を利用したものでもよい。GPS44は、GPS衛星からのGPS電波を受信し、デジタルカメラ1の現在位置を特定する。
カメラ移動量計測部45は、角速度センサ43の出力から図11(a)に示す移動角度としての移動量Aや移動量Bを算出する。また、GPS44の出力から、図11(b)に示す移動距離として移動量Cを算出する。
次に、図12を用いて、本実施の形態のデジタルカメラ1の動作について説明する。なお、図2と共通する部分には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
まず、デジタルカメラ1は、表示部31にスルー画像の表示を開始する(ステップS1)。被写体認識装置41は、このスルー画像の画像信号から、画像中の被写体を検出する(ステップS2)。被写体認識装置41が被写体を検出すると、被写体追従時間計測部42は、検出した被写体が画像信号中に存在している時間の計測を開始する。
また、角速度センサ43がカメラ向きD0を取得し(ステップS51)、GPS44がカメラ位置P0を取得する(ステップS52)。
被写体が検出されると、検出した被写体がフレームアウトしたか否かを判定する(ステップS3)。フレームアウトした場合は、被写体追従時間計測部42は、追従時間の累計をリセットするとともに後述するnをクリアし(ステップS4)、ステップS2に戻る。フレームアウトしていない場合は、被写体追従時間計測部42は、時間の計測を継続する(ステップS6)。
次に、変数nをインクリメントし(ステップS53)、角速度センサ43がカメラ向きDnを取得し(ステップS54)、GPS44がカメラ位置Pnを取得する(ステップS55)。さらに、カメラ移動量計測部45は、カメラの総移動量として、移動角度の総和(Σ(Dn−Dn−1))及び移動距離の総和(Σ(Pn−Pn−1))を算出する(ステップS56)。
この算出されたカメラの総移動量について、移動角度の総和が30°以上か否か、又は移動距離の総和がLm以上か否かを判定する(ステップS57)。いずれか一方でも該当する場合は、1秒毎にスルー画像の記録を行う(ステップS8)。スルー画像は、外部メモリ制御部30により記録媒体29に記録される。総移動量が大きい場合に定期的にスルー画像を記録するようにしたのは、移動量が大きい被写体の撮影はシャッターチャンスを逃す可能性があるので、シャッターチャンスを逃した場合に備えるためである。
次に、シャッターレリーズボタンが操作されたか否かを判定し(ステップS9)、操作されていない場合は、ステップS3に戻り、同様の処理を繰り返す。
シャッターレリーズボタンが操作された場合は、移動角度の総和が60°以上か否か、又は移動距離の総和がMm以上か否かを判定する(ステップS58)。いずれか一方でも該当する場合は、連写モードに設定し(ステップS11)、どちらにも該当しない場合は通常モードに設定される(ステップS15)。
連写モードに設定された場合は、撮影画像を記録するとともに付帯情報として被写体追従時間計測部42が計測した追従時間と、移動角度の総和及び移動距離の総和を記録し(ステップS12、S13)、シャッターレリーズボタンが離されるまでステップS12、S13を繰り返す(ステップS14)。
通常モードに設定された場合は、撮影画像を記録するとともに付帯情報として被写体追従時間計測部42が計測した追従時間と、移動角度の総和及び移動距離の総和を記録し(ステップS16、S17)、本撮影を終了する。
撮影が終了すると、移動角度の総和が30°以上か否か、又は移動距離の総和がNm以上か否かを判定する(ステップS59)。どちらにも該当しない場合は、撮影画像がそのまま表示されるようにポストビュー表示を行う(ステップS20)。いずれか一方でも該当する場合は、検出した被写体が拡大表示されるようにポストビュー表示を行う(ステップS19)。
図13は、デジタルカメラ1の表示部31に表示されたスルー画像の一例を示す図である。
図13(a)は、スルー画像の表示を開始したときの表示部31に表示されたスルー画像(A)とデジタルカメラ1のレンズの向きD0、スルー画像(B)とデジタルカメラ1のレンズの向きD1、及び本撮影した撮影画像(C)とデジタルカメラ1のレンズの向きDnを示している。この例では、移動角度の総和は95°であり、この移動角度は撮影画像(C)の付帯情報として、追従時間及び移動距離とともに記録される。
また、図13(b)は、スルー画像の表示を開始したときの表示部31に表示されたスルー画像(A)とデジタルカメラ1のレンズの向きD0、及び本撮影した撮影画像(B)とデジタルカメラ1のレンズの向きDnを示している。この例では、移動角度の総和は15°であり、この移動角度は撮影画像(B)の付帯情報として、追従時間及び移動距離とともに記録される。
本実施の形態では、本撮影時にデジタルカメラ1の移動角度の総和が大きい場合、又は移動距離の総和が大きい場合に連写モードに設定したが、これらの場合にシャッタースピードを高速に切替えたり、撮影感度(ISO感度)を高く設定したり、手振れ補正機能の補正量を強めたりしてもよい。また、移動量と追従時間から被写体の動きの速度を算出し、被写体の動きが速い場合にこれらの切替えを行なってもよい。
また、第1の実施の形態と同様に、ステップS4において追従時間をリセットする際に、フレームアウトした被写体についての追従時間及びカメラ移動量をメインメモリ24にキャッシュしておき、本撮影後にフレームアウトした被写体についての追従時間及びカメラ移動量も撮影画像のExif情報として記録媒体29に記録してもよい。
さらに、第1の実施の形態と同様に、撮像手段、角速度センサ等を備えたパソコン等に図12と同様の処理フローを備えたプログラムを実行させることによっても、実現することが可能である。
<第4の実施の形態>
図14を用いて、第4の実施の形態の画像ビューワ100の動作について説明する。本実施の形態の画像ビューワ100の電気的構成は、図5に示す第2の実施の形態の画像ビューワ100と同様であり、撮影画像に付帯情報として記録されている移動量に応じて、スライドショーの画像切替えのエフェクトを変更する。
図14を用いて、第4の実施の形態の画像ビューワ100の動作について説明する。本実施の形態の画像ビューワ100の電気的構成は、図5に示す第2の実施の形態の画像ビューワ100と同様であり、撮影画像に付帯情報として記録されている移動量に応じて、スライドショーの画像切替えのエフェクトを変更する。
まず、ユーザは、操作部52を操作することにより、撮影画像のスライドショーを実行する(ステップS71)。スライドショーとは、複数の撮影画像を所定の時間毎に切替えて再生表示する表示方法である。外部メモリ制御部56は、記録媒体55に記録されている画像から最も古い画像を読み出し(ステップS72)、さらに付帯情報として記録されている移動量を取得する(ステップS73)。
CPU51は、取得した移動量が90°以上、又はNm以上であるか否かを判定する(ステップS74)。いずれか一方でも該当する場合は、スライドインで画像切替えを行う(ステップS78)。どちらにも該当しない場合は、取得した移動量が30°以上、又はLm以上であるか否かを判定する(ステップS75)。いずれか一方でも該当する場合は、フェードイン+スライドインで画像切替えを行う(ステップS77)。どちらにも該当しない場合は、フェードインで画像切替えを行う(ステップS76)。
画像切替えが終了すると、表示していない画像があるか否かを判定し(ステップS79)、表示していない画像が存在する場合は、ステップS72に戻り、まだ表示していない画像のうち最も古い画像を読み出し、同様の処理を繰り返す。
図15は、画像ビューワ100の表示部57に表示された、スライドショー実行時の画像切り替えのエフェクトを示す図である。図15(a)はスライドイン、図15(b)はフェードインを示しており、図15(c)はフェードイン+スライドイン、それぞれ、(i)に示す画像Aが表示された状態において、画像Bへの画像切り替えを示している。
図15(a)に示すスライドインは、表示部57の右側から画像Bが差し込まれるようにスライドして画像が切替わる。したがって、スピード感が表現されるエフェクトである。これに対し、図15(b)に示すフェードインは、画像Aがだんだん薄く表示されるとともに、画像Bがだんだん濃く表示され、最終的に画像Bに切替わる。このように、フェードインは落ち着いた表現のエフェクトである。図15(c)に示すフェードイン+スライドインは、これらの効果を足したように画像が切替わる。
図16は、記録媒体55に記録されている画像とそれぞれの被写体のカメラ移動量、及びカメラ移動量と追従時間から算出したカメラ移動速度の一例を示す図である。同図に示すように、ファイル名DSCF0004.JPGの画像は、カメラ移動角度が95°でありカメラ移動速度が速い。また、ファイル名DSCF0005.JPGの画像は、カメラ移動角度が15°であり、カメラ移動速度は遅い。
したがって、ファイル名DSCF0004.JPGの画像を表示する際には、画面上にスライドインで画像が表示され、被写体の躍動感に合った演出を加えてスライドショーを実現することができ、ファイル名DSCF0005.JPGの画像を表示する際には、フェードインで静かに画像が表示されるので、落ち着いた表現で画像を鑑賞させることができる。なお、エフェクトの種類を変更せずに、スライドインのスピードや表示開始位置等を、カメラの移動量に応じて複数切り替えるだけでも同様の効果を得ることができる。また、使用するエフェクトは、スライドイン、フェードインに限定されるものではなく、適宜適切なものを使用すればよい。
なお、本実施の形態では、カメラの移動量に応じてエフェクトの切り替えを行ったが、被写体の追従時間から算出したカメラの移動速度に応じてエフェクトの切り替えを行ってもよい。このように構成することにより、撮影時の臨場感やスピード感をよりリアルに再現しながらスライドショーを楽しむことが可能となる。
また、本実施の形態では、画像ビューワ100においてスライドショー表示を行ったが、デジタルカメラ1の再生モードにおいて同様のスライドショー表示を行なってもよい。また、画像再生アプリケーションプログラムを組み込んだパソコンによっても、実現することが可能である。
1…デジタルカメラ、29、55…記録媒体、31、57…表示部、41…被写体認識装置、42…被写体追従時間計測部、43…角速度センサ、44…GPS、45…カメラ移動量計測部、100…画像ビューワ
Claims (23)
- 静止画撮影モード中に撮像素子を周期的に駆動して複数の画像の撮影を行うとともに、撮影指示が入力されると静止画の本撮影を行う撮像手段と、
前記本撮影前に撮影した画像から任意の被写体を検出する被写体検出手段と、
前記被写体検出手段により被写体が継続して検出された時間を計測する計測手段と、
前記計測した時間を出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする撮影装置。 - 前記撮像手段は、前記撮影指示が入力された時点での前記計測した時間が、第1の閾値未満の場合には1回の撮影指示に連動して1コマの静止画の本撮影を行い、第1の閾値以上の場合には1回の撮影指示に連動して所定の時間間隔で連続して複数コマの静止画の本撮影を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
- 前記被写体検出手段により被写体が継続して検出されている間の前記撮影装置の移動量を検出する手段を備え、
前記検出した移動量、又は前記検出した移動量及び計測した時間から算出した前記撮影装置の移動速度に応じて本撮影の条件を設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮影装置。 - 前記検出した移動量が大きいほど又は前記算出した移動速度が速いほど、本撮影時のシャッタスピードを速く又は撮影感度を高く設定することを特徴とする請求項3に記載の撮影装置。
- 前記出力手段は、本撮影された静止画と前記計測した時間とを関連付けて記録する記録制御手段を備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の撮影装置。
- 前記記録制御手段は、前記撮影指示が入力される前に前記計測した時間が第2の閾値以上になると、前記本撮影前に撮影した画像のうち所定の時間間隔の画像を記録することを特徴とする請求項5に記載の撮影装置。
- 前記計測手段は、前記被写体検出手段により検出された複数の被写体についてそれぞれの被写体が継続して検出された時間を計測し、
前記記録制御手段は、本撮影された静止画と該静止画に撮影された被写体についての前記計測した時間とを関連付けて記録することを特徴とする請求項5又は6に記載の撮影装置。 - 前記記録制御手段は、前記本撮影された静止画と前記検出した移動量とを関連付けて記録することを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の撮影装置。
- 請求項5から8のいずれかに記載の撮影装置で記録された静止画を表示手段に再生表示する画像表示装置であって、
前記撮影装置で記録された静止画と該静止画に関連付けて記録された計測時間とを取得する手段と、
前記取得した計測時間に基づいて前記静止画の表示サイズを決定する手段と、
前記決定された表示サイズに基づいて複数の前記取得した静止画を前記表示手段に一覧表示する手段と、
を備えたことを特徴とする画像表示装置。 - 請求項5から8のいずれかに記載の撮影装置で記録された静止画を表示手段に再生表示する画像表示装置であって、
前記撮影装置で記録された静止画と該静止画に関連付けて記録された計測時間とを取得する手段と、
前記取得した計測時間に基づいて前記静止画の表示時間を決定する手段と、
前記決定された表示時間に基づいて複数の前記取得した静止画を前記表示手段に順次再生表示する手段と、
を備えたことを特徴とする画像表示装置。 - 請求項8に記載の撮影装置で記録された静止画を表示手段に再生表示する画像表示装置であって、
前記撮影装置で記録された静止画と該静止画に関連付けて記録された計測時間とを取得する手段と、
前記取得した移動量に基づいて前記静止画を表示する際の画像切替え効果を決定する手段と、
前記決定された画像切替え効果に基づいて前記静止画を表示手段に再生表示する手段と、
を備えたことを特徴とする画像表示装置。 - 静止画撮影モード中に撮像素子を周期的に駆動して複数の画像の撮影を行うとともに、撮影指示が入力されると静止画の本撮影を行う撮像手段と、
前記本撮影前に撮影した画像から任意の被写体を検出する被写体検出手段と、
前記被写体検出手段により被写体が継続して検出された時間を計測する手段と、
本撮影された静止画と前記計測した時間とを関連付けて記録手段に記録する記録制御手段と、
前記記録手段から静止画と該静止画に関連付けて記録された計測時間とを読み出す手段と、
前記読み出した計測時間に基づいて前記静止画の表示サイズを決定する手段と、
前記決定された表示サイズに基づいて複数の前記取得した静止画を前記表示手段に一覧表示する手段と、
を備えたことを特徴とする撮影システム。 - 静止画撮影モード中に撮像素子を周期的に駆動して複数の画像の撮影を行うとともに、撮影指示が入力されると静止画の本撮影を行う撮像手段と、
前記本撮影前に撮影した画像から任意の被写体を検出する被写体検出手段と、
前記被写体検出手段により被写体が継続して検出された時間を計測する手段と、
本撮影された静止画と前記計測した時間とを関連付けて記録手段に記録する記録制御手段と、
前記記録手段から静止画と該静止画に関連付けて記録された計測時間とを読み出す手段と、
前記読み出した計測時間に基づいて前記静止画の表示時間を決定する手段と、
前記決定された表示時間に基づいて複数の前記読み出した静止画を表示手段に順次表示する手段と、
を備えたことを特徴とする撮影システム。 - 静止画撮影モード中に撮像素子を周期的に駆動して複数の画像の撮影を行うとともに、撮影指示が入力されると静止画の本撮影を行う撮像工程と、
前記本撮影前に撮影した画像から任意の被写体を検出する被写体検出工程と、
前記被写体検出工程により被写体が継続して検出された時間を計測する工程と、
前記計測した時間を出力する出力工程と、
を備えたことを特徴とする撮影制御方法。 - 請求項3から8のいずれかに記載の撮影装置で記録された静止画を表示手段に再生表示する画像表示方法であって、
前記撮影装置で記録された静止画と該静止画に関連付けて記録された計測時間とを取得する工程と、
前記取得した計測時間に基づいて前記静止画の表示サイズを決定する工程と、
前記決定された表示サイズに基づいて複数の前記取得した静止画を前記表示手段に一覧表示する工程と、
を備えたことを特徴とする画像表示方法。 - 請求項3から8のいずれかに記載の撮影装置で記録された静止画を表示手段に再生表示する画像表示方法であって、
前記撮影装置で記録された静止画と該静止画に関連付けて記録された計測時間とを取得する工程と、
前記取得した計測時間に基づいて前記静止画の表示時間を決定する工程と、
前記決定された表示時間に基づいて複数の前記取得した静止画を前記表示手段に順次再生表示する工程と、
を備えたことを特徴とする画像表示方法。 - 静止画撮影モード中に撮像素子を周期的に駆動して複数の画像の撮影を行うとともに、撮影指示が入力されると静止画の本撮影を行う撮像工程と、
前記本撮影前に撮影した画像から任意の被写体を検出する被写体検出工程と、
前記被写体検出工程により被写体が継続して検出された時間を計測する工程と、
本撮影された静止画と前記計測した時間とを関連付けて記録手段に記録する記録制御工程と、
前記記録手段から静止画と該静止画に関連付けて記録された計測時間とを読み出す工程と、
前記読み出した計測時間に基づいて前記静止画の表示サイズを決定する工程と、
前記決定された表示サイズに基づいて複数の前記取得した静止画を表示手段に一覧表示する工程と、
を備えたことを特徴とする撮影システムの制御方法。 - 静止画撮影モード中に撮像素子を周期的に駆動して複数の画像の撮影を行うとともに、撮影指示が入力されると静止画の本撮影を行う撮像工程と、
前記本撮影前に撮影した画像から任意の被写体を検出する被写体検出工程と、
前記被写体検出手段により被写体が継続して検出された時間を計測する工程と、
本撮影された静止画と前記計測した時間とを関連付けて記録手段に記録する記録制御工程と、
前記記録手段から静止画と該静止画に関連付けて記録された計測時間とを読み出す工程と、
前記読み出した計測時間に基づいて前記静止画の表示時間を決定する工程と、
前記決定された表示時間に基づいて複数の前記読み出した静止画を表示手段に順次表示する工程と、
を備えたことを特徴とする撮影システムの制御方法。 - 静止画撮影モード中に撮像素子を周期的に駆動して複数の画像の撮影を行うとともに、撮影指示が入力されると静止画の本撮影を行う撮像工程と、
前記本撮影前に撮影した画像から任意の被写体を検出する被写体検出工程と、
前記被写体検出工程により被写体が継続して検出された時間を計測する工程と、
前記計測した時間を出力する出力工程と、
を備えたことを特徴とする撮影制御方法をコンピュータに実行させるプログラム。 - 請求項3から8のいずれかに記載の撮影装置で記録された静止画を表示手段に再生表示する画像表示方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記撮影装置で記録された静止画と該静止画に関連付けて記録された計測時間とを取得する工程と、
前記取得した計測時間に基づいて前記静止画の表示サイズを決定する工程と、
前記決定された表示サイズに基づいて複数の前記取得した静止画を前記表示手段に一覧表示する工程と、
を備えたことを特徴とする画像表示方法をコンピュータに実行させるプログラム。 - 請求項3から8のいずれかに記載の撮影装置で記録された静止画を表示手段に再生表示する画像表示方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記撮影装置で記録された静止画と該静止画に関連付けて記録された計測時間とを取得する工程と、
前記取得した計測時間に基づいて前記静止画の表示時間を決定する工程と、
前記決定された表示時間に基づいて複数の前記取得した静止画を前記表示手段に順次再生表示する工程と、
を備えたことを特徴とする画像表示方法をコンピュータに実行させるプログラム。 - 静止画撮影モード中に撮像素子を周期的に駆動して複数の画像の撮影を行うとともに、撮影指示が入力されると静止画の本撮影を行う撮像工程と、
前記本撮影前に撮影した画像から任意の被写体を検出する被写体検出工程と、
前記被写体検出工程により被写体が継続して検出された時間を計測する工程と、
本撮影された静止画と前記計測した時間とを関連付けて記録手段に記録する記録制御工程と、
前記記録手段から静止画と該静止画に関連付けて記録された計測時間とを読み出す工程と、
前記読み出した計測時間に基づいて前記静止画の表示サイズを決定する工程と、
前記決定された表示サイズに基づいて複数の前記取得した静止画を表示手段に一覧表示する工程と、
を備えたことを特徴とする撮影システムの制御方法をコンピュータに実行させるプログラム。 - 静止画撮影モード中に撮像素子を周期的に駆動して複数の画像の撮影を行うとともに、撮影指示が入力されると静止画の本撮影を行う撮像工程と、
前記本撮影前に撮影した画像から任意の被写体を検出する被写体検出工程と、
前記被写体検出手段により被写体が継続して検出された時間を計測する工程と、
本撮影された静止画と前記計測した時間とを関連付けて記録手段に記録する記録制御工程と、
前記記録手段から静止画と該静止画に関連付けて記録された計測時間とを読み出す工程と、
前記読み出した計測時間に基づいて前記静止画の表示時間を決定する工程と、
前記決定された表示時間に基づいて複数の前記読み出した静止画を表示手段に順次表示する工程と、
を備えたことを特徴とする撮影システムの制御方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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