JP2008288830A - 撮像装置及びその記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録媒体の空き容量が無くなったなどの理由で撮影が自動終了した動画像を再生する際の、再生終了時の唐突感を低減させる。
【解決手段】被写体を撮影して得られた動画像を記録媒体に記録する撮像装置において、撮影中の動画像の撮影可能な残り時間を取得し、取得した残り時間が所定の時間以下であるとき、記録媒体に記録されている画像の一部を撮影中の動画像に組み合わせて記録媒体に記録する。
【選択図】図1

Description

本発明は、被写体を撮影して得られた動画像を記録媒体に記録する撮像装置及びその記録方法に関するものである。
被写体を撮影して得られた静止画像および動画像を記録媒体に記録するデジタルカメラおよびデジタルビデオカメラ等の撮像装置において、たとえば、特許文献1では、記録媒体の空き容量を読み出し、動画の撮影可能時間および静止画の撮影可能枚数をそれぞれ算出して表示するようにした撮像装置が提案されている。さらに、特許文献2では、静止画撮影可能枚数と動画撮影可能時間をグラフとして表示するようにした撮像装置が提案されている。
特開2001−69442号公報 特開2007−28581号公報
しかしながら、上記従来の撮像装置による動画像の撮影は、その撮影時間が、一定時間の動画撮影が行われるように予め設定された連続撮影時間に達したとき、記録媒体の空き容量がゼロになったとき、および電池の残量がゼロになったとき等の場合に、終了ボタンの押下のようなユーザーによる手動の指示によらず、自動終了する。このように撮影が自動的に終了した動画像は、再生したときに何の前ぶれもなく突然終了するので、その終わり方が唐突な印象を与えるという問題がある。
そこで、そのような唐突な再生終了をなくすために、撮像装置により得られた動画像をパソコン等に移して、動画編集ソフトにより終了前の部分に画像を加えるなど種々の加工を加えることも可能ではあるが、そのためには、撮影により得られた各動画像をそれぞれ手動で編集する煩雑な操作を要する。
本発明は、上記事情に鑑み、撮影が自動終了した動画像であっても、自然な終止感が得られる撮像装置およびその記録方法を提供することを目的とするものである。
本発明の撮像装置は、被写体を撮影して得られた動画像を記録媒体に記録する撮像装置において、撮影中の動画像の撮影可能な残り時間を取得する残時間取得手段と、その残時間取得手段により取得した残り時間が所定の時間以下であるとき、記録媒体に記録されている画像の一部を撮影中の動画像に組み合わせて記録媒体に記録する記録手段とを備えたことを特徴とするものである。
このように、記録媒体に記録されている画像の一部を撮影中の動画像に組み合わせて記録する機能を、本書類ではフラッシュバック機能と呼ぶ。
本発明の記録方法は、被写体を撮影して得られた動画像を記録媒体に記録する際、撮影中の動画像の撮影可能な残り時間を取得し、取得した残り時間が所定の時間以下であるとき、記録媒体に記録されている画像の一部を撮影中の動画像に組み合わせて記録媒体に記録することを特徴とするものである。
上記組み合わせて記録する処理は、記録媒体に記録されている画像の一部と、撮影中の動画像とを交互に記録するものであってもよい。
また、上記組み合わせて記録する処理は、記録媒体に記録されている画像の一部を縮小し、撮影中の動画像の画面の一部にはめ込んで記録するものであってもよい。
ここで、「記録媒体」は、カセット入り磁気テープのように撮像装置に挿入して使用する交換可能な記録媒体、撮像装置に内蔵されている内蔵記録媒体に限らず、撮像装置に接続されている外部記録媒体がある場合には、その外部記録媒体をも含む。
また、「記録手段に記録されている画像」とは、同じ撮像装置で以前に記録された画像であってもよいし、記録手段に予め記録されている、同じ撮像装置で撮影したものとは異なる画像であってもよい。ここで「画像」は、静止画像と動画像のいずれをも含む。
また、「撮影可能な残り時間」とは、終了ボタンの押下のようなユーザーによる手動の指示によらず、自動的に撮影が終了するまでの時間を広く意味するものであり、たとえば、動画像の連続撮影時間が予め設定されている場合には、動画像の撮影時間がその設定された連続撮影時間に達して撮影が自動終了するまでの時間、記録媒体の空き容量の不足により撮影が自動終了するまでの時間、電池切れにより撮影が自動終了するまでの時間等の予め検出可能な撮影可能な残り時間を意味するものである。
本発明の撮像装置およびその記録方法によれば、被写体を撮影して得られた動画像を記録媒体に記録する際、動画像の撮影が自動終了するまでの残り時間が所定の時間以下であるとき、記録媒体に記録されている画像の一部を撮影中の動画像に組み合わせて記録媒体に記録するので、この撮像装置または記録方法により撮影された動画像を再生したときに、再生の終了が近いことを鑑賞者に間接的に伝えることができ、その終了時における唐突感を低減させることができる。
さらに、上記装置および記録方法においては、撮影と同時に処理が行なわれ、撮影後に別途の煩雑な編集処理を必要としないため、利便性を向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明の撮像装置をデジタルカメラに適用した一実施形態について説明する。なお、本発明の撮像装置は、デジタルカメラに限定されず、例えば、カメラ付き携帯電話、カメラ付きPDA等、電子撮像機能を備えた他の電子機器に対しても適用可能である。
図1は本発明の一実施形態におけるデジタルカメラ10の内部構成を示す概略ブロック図である。デジタルカメラ10の撮影レンズ12は、1枚又は複数枚のレンズで構成され、単一の焦点距離(固定焦点)のレンズでもよいし、ズームレンズの如く焦点距離可変のものでもよい。撮影レンズ12を通過した光は、絞り14によって光量が調節された後、撮像デバイス16に入射する。撮像デバイス16には、CCDイメージセンサ、CMOSセンサなど種々のデバイスを適用できる。
撮像デバイス16の受光面は、多数のフォトセンサが平面的に配列された構造を有し、撮像デバイス16の受光面に結像された被写体像は、各フォトセンサによって入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。こうして蓄積された信号電荷は、タイミングジェネレータ(TG)18から与えられるタイミングパルスに従って読み出され、信号電荷に応じた電圧信号(画像信号)として順次出力される。なお、撮像デバイス16は、各フォトセンサに蓄積される電荷の蓄積時間(シャッタースピード)を制御する、いわゆる電子シャッター機能を有している。
撮像デバイス16から読み出された画像信号は、CDS回路20に送られ、ここで相関二重サンプリング処理及び色分離処理などの信号処理が行われた後、ゲインコントロールアンプ(GCA)22により、各色信号の信号レベルの調整が行われる。
GCA22の出力信号は、A/D変換器24によってデジタル信号に変換された後、信号処理部26に送られる。TG18は、コントローラ30の指令に従って撮像デバイス16、CDS回路20及びA/D変換器24に対してタイミング信号を与えており、このタイミング信号によって各回路の同期がとられている。また、コントローラ30は、GCA22のゲインを制御するとともに、信号処理部26の動作を制御する。
信号処理部26は、輝度・色差信号生成回路、ガンマ補正回路、シャープネス補正回路、コントラスト補正回路、ホワイトバランス補正回路、圧縮伸張回路等を含むデジタルシグナルプロセッサ(DSP)で構成されており、コントローラ30からのコマンドに従って画像信号を処理する。
信号処理部26に入力された画像データは、輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr、Cb 信号)に変換されるとともに、ガンマ補正等の所定の処理が施された後、メモリ32に格納される。撮影画像を表示出力する場合、メモリ32に記憶された画像データは、コントローラ30の指令に従って読み出され、表示用の所定の信号形式に変換された後、表示装置34に出力される。表示装置34は、デジタルカメラ10に設けられた液晶ディスプレイ又はケーブルその他の信号伝達手段によって接続される外部の画像表示装置を用いることができる。こうして、当該画像データの画像内容が表示装置34の画面上に表示される。
撮像デバイス16から出力される画像信号によってメモリ32内の画像データが定期的に書き換えられ、その画像データから生成される映像信号が表示装置34に供給されることにより、撮像デバイス16を介して入力する画像がリアルタイムに動画像として表示装置34に表示される。
撮影者は表示装置34の画面を見ながら、或いは図示せぬ光学ファインダーによって撮影画角を確認することができる。このデジタルカメラ10は、静止画及び動画の記録再生が可能なデジタルカメラであり、操作部36に含まれるモード選択手段によって静止画撮影モード、動画撮影モード及び再生モードを選択できる。また、操作部36には、モード選択手段の他、レリーズボタン、十字ボタン、メニューボタンなどの指示入力手段が含まれる。レリーズボタンは、静止画の記録指示ボタンとして使用されるとともに、動画の録画開始/停止ボタンとして兼用される。もちろん、静止画記録の指示ボタンと、動画記録の指示ボタンをそれぞれ別々に設ける態様も可能である。
静止画記録時には、レリーズボタンの押下操作により、記録指示信号が発せられ、該指示信号の受入に呼応して、記録用の画像データの取り込み(露光及びデータ読み出し)が開始される。取り込まれた画像データは、信号処理部26の圧縮伸張回路においてJPEGその他の所定の形式に従って圧縮され、記録メディア38に記録される。動画記録時は、レリーズボタンの押下によって録画動作がスタートし、もう一度レリーズボタンを押下すると録画動作が停止する。また、連続撮影時間を予め設定しておき、一回のレリーズボタン押下によって一定時間の動画撮影を行うようにしてもよい。また、レリーズボタン押下継続期間中、録画動作を行い、押下解除により録画を停止する構成も可能である。
記録メディア38は、スマートメディア、PCカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、メモリスティックなど種々の形態が可能であり、使用される媒体に応じた信号処理手段とインターフェースが適用される。異種、同種の記録メディアを問わず、複数の媒体を装着可能な構成にしてもよい。また、リムーバブルメディアに限らず、デジタルカメラ10に内蔵された記録メディア(内部メモリ)であってもよい。内部メモリに画像を保存する態様の場合、データをパソコン等の外部機器に転送するための通信用インターフェースが設けられる。
操作部36のモード選択手段によって再生モードが設定されると、記録メディア38から画像データが読み出され、伸張処理その他の必要な信号処理を経て表示装置34に出力される。
コントローラ30は、デジタルカメラ10の本体各部を統括制御する制御部であり、中央演算処理装置(CPU)及びその周辺回路を含む。コントローラ30は、操作部36から受入する入力信号に基づき、対応する回路の動作を制御するとともに、オートフォーカス(AF)制御、自動露出(AE)制御、表示装置34の表示制御、及び記録制御等を行う。具体的には、撮像デバイス16から出力される画像信号に基づいて、AF評価値の演算やAE演算などの各種演算を行い、その演算結果に基づいて図示せぬレンズ駆動部を制御して撮影レンズ12を合焦位置に移動させるとともに、図示せぬ絞り駆動部を制御して適正な絞りに設定し、かつ撮像デバイス16の電荷蓄積時間を制御する。また、デジタルカメラ10の動作モードが動画撮影モードである場合に、動画像の撮影時において、その撮影中の動画像の撮影可能な残り時間を取得し、取得した残り時間が所定の設定された時間To以下であるとき、記録媒体に記録されている画像の一部を撮影中の動画像に組み合わせて記録媒体に記録するよう、画像処理部44、記録メディア38、バッファ44等を制御する。
ここで、残り時間の取得方法の具体例を以下に示す。
(1)設定された連続撮影時間に基づいて残り時間を取得する方法
動画像を撮影する際の連続撮影時間の設定を操作部36に含まれる指示入力手段により受け付け、一の動画像の撮影時において、撮影時間が設定された連続撮影時間に達するまでの残り時間を、その連続撮影時間から撮影時間を減算して取得する。
(2)記録媒体の空き容量に基づいて残り時間を取得する方法
記録メディアの空き容量を検出し、選択された動画モード(画質等の設定)に応じて、同一の設定で撮影を続けた場合における記録メディアの容量の消費率を算出し、検出された空き容量を消費率で除算して、記録メディアに記録可能な残り撮影可能時間を取得する。
(3)電池の残量に基づいて残り時間を取得する方法
電池の残量を検出し、選択された動画モード(画質等の設定)に応じて、同一の設定で撮影を続けた場合における電池の消費率を算出し、検出された残量を消費率で除算して、残り時間を取得する。
画像処理部42は、動画像の撮影時において、その撮影中の動画像の撮影可能な残り時間が所定の設定された時間To以下であるとき、コントローラ30の指令により、記録メディア38に記録されている画像の一部Mを決定し、決定された一部の画像Mを撮影中の動画像に組み合わせて記録する処理を行う。
記録メディア38に記録されている画像の一部Mを決定する方法の具体例を以下に示す。ここでは、組み合わせて記録する画像の一部としてN個の画像を決定する。
(1)撮影中の動画像を撮影時間でN等分した各部分動画像の先頭から所定時間分の画像を時系列順にあるいはランダムにM1〜MNとして決定する。
(2)スポーツの試合等を撮影している場合には、印象的なシーンであるほど、歓声等により画像とともに記録される音が大きくなる傾向があることから、記録メディア38に記録されている画像中の各シーンがその映像とともに記録された音量の大きさや変化に基づいて印象的なシーンであるかどうかを評価し、その評価値が高い順にNシーンを決定し、各決定されたシーンを含む所定時間分の画像を、評価値が高い順、低い順、あるいはランダムにM1〜MNとして決定する。
(3)撮影対象となる人物の顔画像等の所定の対象物が含まれる画像であるほど、印象的なシーンである可能性が高いことから、記録メディア38に記録されている画像中の各シーンから所望の対象物を検出し、その検出された対象物の画面内で占める比率や位置等に基づいてそのシーンが印象的なシーンであるかどうかを評価し、その評価値が高い順にNシーンを決定し、各決定されたシーンを含む所定時間分の画像を、評価値が高い順、低い順、あるいはランダムにM1〜MNとして決定する。ここで、画像から所定の対象を検出する方法としては、例えば、特開2006−202276号公報に記載されているように、人物の顔等の検出対象が既知である複数のサンプル画像における各画素の特徴量、たとえば画像上の各画素における濃度が変化する方向、変化の大きさ等を予め学習することにより、検出対象であるか否かを識別する識別器を特徴量に対応させて取得し、対象画像上に該識別器を走査させることにより検出対象を検出する公知の技術を用いることができる。
なお、上記決定処理においては、画像M1〜MN毎に、その画像が組み合わせて記録される前までに決定されるようにすればよく、一の画像Mi(1≦i≦M)が組み合わせて記録されるときに、他の画像Mj(j≠i、1≦j≦M)を決定するようにしてもよい。
上述した方法等により画像処理部42において決定された各画像M1〜MNは、バッファ44に順次一時的に記憶され、撮影中の動画像に組み合わせて記録メディア38に記録される。その記録される動画像をメモリ32に一時的に格納して、表示装置34の画面上に表示することもできる。
次いで、デジタルカメラ10において行われる処理について説明する。
動画像の撮影を開始する前に、デジタルカメラ1の表示装置34に、撮影時における連続撮影時間、フラッシュバック機能の使用等の各種設定を可能とするため、設定画面を表示し、操作部の指示入力手段によるユーザーの入力に応じてそれらの設定を行うことができる。
図2は、連続撮影時間の設定する処理を示すフローチャートである。まず、図3Aに示すように、表示装置34の画面50に「連続撮影時間を設定しますか?」の問い合わせとともに、「YES」および「NO」の選択肢を表示し、表示された選択肢から操作者に選択させる(ステップST1)。ステップST1において「YES」が選択されると、図3Bに示すように、表示装置34の画面50に「連続撮影時間を何分に設定しますか?」の問い合わせを表示し、操作者に連続撮影時間の設定時間を入力させる。(ステップST1)。ステップST1において「NO」が選択されると処理を終了する。
ここでは、ユーザーに所望の時間を直接入力させる場合について説明したが、操作者にあらかじめ定められた15分、30分および60分等の選択肢から選択させるようにしてもよい。
また、フラッシュバック機能を使用するか否かを、図3Aに類似した設定画面(本書類では省略)を表示装置34の画面50に表示し「オン」および「オフ」から選択させるようにしてもよい。以下ではフラッシュバック機能が「オン」に設定されているものとして説明する。
なお、上記撮影時における各種設定の結果は、メモリ32に記憶される。
図4は、デジタルカメラ1による動画像の撮影時に行われる処理の一例を示すフローチャートである。
まず、動画像の撮影および記録が開始されると、コントローラ30は、連続記録時間が設定されているか否かを判定し(ステップST11)、ステップST11が肯定されると、その設定された連続記録時間に基づいて撮影中の動画像の撮影可能な残り時間を取得する(ステップST12)。一方、ステップST11が否定されると、記録メディア38の空き容量を検出し(ステップST15)、検出した記録メディア38の空き容量に基づいて撮影中の動画像の撮影可能な残り時間を取得する(ステップST12)。次いで、ステップST12において取得した残り時間が予め設定された一定値(所定の時間)To以下であるか否かを判断し(ステップST13)、ステップST13が否定されるとステップST12に戻って、残り時間が所定の時間tk以下になるまでステップST12以降の処理を繰り返す。残り時間が一定値To以下となり、ステップST13が肯定されると、画像処理部42により、記録メディア38に記録されている画像の一部を撮影中の動画像に組み合わせて記録し(ステップS14)、残り時間がゼロになると動画像の撮影および記録を停止して処理を終了する。
ここで、一定値Toとしては、その動画像の鑑賞時に、その動画像の終了が近いことを鑑賞者に間接的に伝えることができる任意の長さの時間を予め設定するものとし、たとえば60秒程度とすることができる。
次に、ステップST14における、組み合わせて記録する処理の一形態として、記録メディア38に記録されている画像の一部と撮影中の動画像とを交互に記録する処理について説明する。
図5は記録メディア38に記録されている画像の一部と撮影中の動画像とを交互に記録する処理のフローチャートであり、図6はその処理により記録された動画像の一例を示す概念図である。
撮影中の動画像の撮影可能な残り時間が予め設定した一定値(所定の時間)To以下になると、まず、交互に記録する処理が何回繰り返されたかを表す変数Countを1に設定する(ステップST21)。そして、上述した決定方法により決定され、バッファ44に記憶されたCount番目の画像MCountを、撮影中の画像Pの代わりに、記録メディア38にto秒間(to<(To/N))記録する(ステップST22)。次いで、撮影中の画像Pを((To/N)-to)秒間記録する(ステップST23)。そして、変数Countの値がNであるか否かを判定し(ステップST24)、ステップST24が否定されると、変数Countに1を加え(ステップST25)、ステップST22に戻って、ステップST24が肯定されるまでステップST22以降の処理を繰り返す。ステップST24が肯定されると残り記録時間がゼロになるので、撮影が終了する。
これにより、図6に示すように、残り時間が一定値(所定の時間)To以下のとき、記録メディア38に記録されている画像の一部であるN個の画像M1〜MNと撮影中の動画像Pとが交互に記録された動画像が得られる。
ここで、一定値(所定の時間)Toを60秒とし、交互に記録する処理の回数Nを10回とし、各画像M1〜M10を2秒ずつ6秒に1回の割合で撮影中の動画像Pと交互に記録するようにしてもよい。
なお、上記交互に記録する処理においては、その各画像とともに取り込まれた音も交互に記録するようにしてもよいが、画像のみを交互に記録し、音は撮影中の画像とともに取り込まれる音を途切れることなく記録することがより好ましい。
次に、図7Aおよび図7Bを参照して、次に、図4のステップST14における、組み合わせて記録する処理の他の一形態として、記録メディア38に記録されている画像の一部を縮小し、撮影中の動画像の画面の一部にはめ込んで記録する処理について説明する。
残り時間が一定値(所定の時間)To以下のとき、上述した決定方法により決定され、バッファ44に記憶された画像M1〜MNを順次縮小し、図7Aに示すように、撮影中の動画像の画面の一部である、はめ込み画面IKに、To/N秒に1回の割合で、to秒ずつはめ込んで記録する。
たとえば、一定値(所定の時間)Toを60秒、はめ込んで記録する処理の回数Nを10回とし、各画像M1〜M10を6秒(=60秒/10回)に1回の割合で、2秒間ずつ順次はめ込んで記録する。なお、画像M1〜M10を6秒ずつはめ込んで記録する場合には、はめ込んだ画像が途切れない。
また、図7Bに示すように、複数のはめ込む画面IA、IB、ICに、縮小した画像M1〜MNを順次はめ込んで記録するようにしてもよい。
たとえば、以下の表1に示すように、残り時間が60秒のときから、左端のはめ込み画面IAに画像M1、M4、M7、M10を順次18秒間ずつはめ込んで記録し(M10は、6秒間)、残り時間が54秒のときから、中央のはめ込み画面IBに画像M2、M5、M8を順次18秒間ずつはめ込んで記録し、残り時間が48秒のときから、右端のはめ込み画面ICに画像M3、M6、M9を順次18秒間ずつはめ込んで記録する(M8は、12秒間)。
Figure 2008288830
他にも、残り時間が60秒のときから、左端のはめ込み画面IAに画像M1〜M10を順次6秒間ずつはめ込んで記録し、残り時間が54秒のときから、中央のはめ込み画面IBに画像M1〜M9を順次6秒間ずつはめ込んで記録し、残り時間が48秒のときから、右端のはめ込み画面ICに画像M1〜M8を順次6秒間ずつはめ込んで記録する等、様々なバリエーションが考えられる。
なお、複数個の画像を同時にはめ込んで記録する場合には、同時にはめ込んで記録する個数以上の画像をバッファ44に予め記録しておくことが望ましい。
このように、上記実施の形態においては、撮影中の動画像の撮影可能な残り時間を取得し、取得した残り時間が所定の時間以下であるとき、記録メディアに記録されている画像の一部を撮影中の動画像に組み合わせて記録メディアに記録するようにしている。このことにより、動画像の撮影時間が予め設定された連続撮影時間に達して撮影が自動終了する場合や、記録メディアの空き容量の不足により撮影が自動終了する場合や、電池切れにより撮影が自動終了する場合であっても、その撮影により得られた動画像の終了が近くなると、それを鑑賞者に間接的に伝えることができるので、終了時における唐突感を低減させることができる。
本発明の一実施形態におけるデジタルカメラの内部構成を示す概略ブロック図 連続撮影時間の設定処理を示すフローチャート 連続撮影時間の設定/非設定をユーザーに選択させる際に表示装置に表示される設定画面 連続撮影時間をユーザーに設定させる際に表示装置に表示される設定画面 動画像の撮影時に行われる処理を示すフローチャート 交互に記録する処理を示すフローチャート 交互に記録する処理により記録された動画像を示す概念図 はめ込んで記録する処理を説明するための図 はめ込んで記録する処理を説明するための図
符号の説明
10 デジタルカメラ(撮像装置)
20 操作部
26 信号処理部
30 コントローラ(残時間取得手段)
32 メモリ
34 表示装置
36 操作部
38 記録メディア(記録媒体)
42 画像処理部(記録手段)
44 バッファ

Claims (6)

  1. 被写体を撮影して得られた動画像を記録媒体に記録する撮像装置において、
    撮影中の動画像の撮影可能な残り時間を取得する残時間取得手段と、
    前記残時間取得手段により取得した前記残り時間が所定の時間以下であるとき、前記記録媒体に記録されている画像の一部を撮影中の動画像に組み合わせて前記記録媒体に記録する記録手段と
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記組み合わせて記録する処理が、前記記録媒体に記録されている画像の一部と、前記撮影中の動画像とを交互に記録するものであることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記組み合わせて記録する処理が、前記記録媒体に記録されている画像の一部を縮小し、前記撮影中の動画像の画面の一部にはめ込んで記録するものであることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 被写体を撮影して得られた動画像を記録媒体に記録する際、撮影中の動画像の撮影可能な残り時間を取得し、取得した前記残り時間が所定の時間以下であるとき、前記記録媒体に記録されている画像の一部を撮影中の動画像に組み合わせて前記記録媒体に記録することを特徴とする記録方法。
  5. 前記組み合わせて記録する処理が、前記記録媒体に記録されている画像の一部と、前記撮影中の動画像とを交互に記録するものであることを特徴とする請求項4記載の記録方法
  6. 前記組み合わせて記録する処理が、前記記録媒体に記録されている画像の一部を縮小し、前記撮影中の動画像の画面の一部にはめ込んで記録するものであることを特徴とする請求項4記載の記録方法。
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