JP2010087722A - 撮影装置及び動画像編集方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影装置において、細切れに撮影された複数の動画像を主要なシーンを逃すことなく迅速に結合編集する。
【解決手段】静止画像及び動画像を撮影可能な撮影手段と、撮影された静止画像及び動画像を撮影日時と共に記録する記録手段とを備えた撮影装置において、記録手段に記録された画像から全ての静止画像P1〜P3を検索し、検索された静止画像P1〜P3の各々に対して、各静止画像P1〜P3の撮影時刻t1〜t3を含む前後の予め設定された所定時間T内に撮影された動画像M1〜M10を抽出し、抽出された2つ以上の動画像M1〜M10を結合して1つの動画像M100を生成する。
【選択図】図3

Description

本発明は静止画像及び動画像を撮影可能なデジタルカメラ等の撮影装置に関し、特に撮影された動画像を結合する動画像編集方法に関するものである。
従来より、静止画像と動画像の両方を撮影して記録することができるデジタルカメラ等の撮影装置が知られており、このような撮影装置によって撮影される動画像は、一般的に短い時間の、いわゆる細切れのものが多い。近年では、このように撮影された複数の動画像データを編集するために様々な方法が提案されており、この方法としては、例えば、撮影した動画像の中から、特定の被写体が記録されている部分を自動的に抽出し、この抽出した部分の動画像を結合して特定の被写体について一貫性のある1つの動画像を生成する方法や(特許文献1)、複数の動画像ファイルから、特定の人物の顔や、撮影時にズームアップされた部分、音量が所定値を超える部分等を特定して、この特定された部分を含む部分動画像を抽出し、抽出された部分動画像を結合して1つの動画像を生成する方法(特許文献2)、撮影時の電源のオン・オフのタイミング等を1区切りとする所定ブロック毎に、動画像情報を時間、画像、音声成分等に成分分けし、入力された編集条件に基づいてブロックを検出して成分を結合する方法(特許文献3)、所定の期間内に撮影された動画を記録手段に記録されている動画に結合させる方法(特許文献4)等がある。
特開平10−215434号公報 特開2002−176613号公報 特開2005−39747号公報 特開2005−277609号公報
しかしながら特許文献1〜3に記載されている編集方法はいずれも動画像の情報から結合するシーンの抽出を行っているため、結合シーンを抽出するためには動画像の内容を全体的にセンシングする必要があり、結合シーンの抽出には大きな負荷を要してしまう。またこの編集方法を比較的性能が低い撮影装置で使用する場合には、上記センシング等の処理に膨大な時間を要してしまい、実用には適さない可能性がある。
また特許文献4に記載されている編集方法は、撮影されているシーンに関係なく動画像が結合されてしまうため、結合された動画像はユーザが所望しないシーンが多く含まれてしまう虞がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、細切れに撮影された複数の動画像を主要なシーンを逃すことなく迅速に結合編集可能な撮影装置及び動画像編集方法を提供することを目的とするものである。
本発明の撮影装置は、静止画像及び動画像を撮影可能な撮影手段と、
該撮影手段により撮影された静止画像及び動画像を撮影日時と共に記録する記録手段と、
該記録手段に記録された前記画像から全ての前記静止画像を検索する静止画像検索手段と、
該静止画像検索手段により検索された静止画像の各々に対して、各静止画像の撮影時刻を含む前後の予め設定された所定時間内に撮影された前記動画像を抽出する動画像抽出手段と、
該動画像抽出手段により抽出された2つ以上の前記動画像を結合して1つの動画像を生成する動画像結合手段とを備えていることを特徴とするものである。
なお本発明の撮影装置においては、前記静止画像の中から顔を検出する顔検出手段をさらに備え、
前記静止画像検索手段が、前記顔検出手段により顔が検出された前記静止画像を検索するものであってもよい。
また本発明の撮影装置においては、前記静止画像及び前記動画像の中から顔を検出する顔検出手段と、
前記顔検出手段により前記動画像の中から検出された顔が、前記顔検出手段により前記静止画像の中から検出された顔と同一の顔であるか否かを判断する顔判断手段とをさらに備え、
前記静止画像検索手段が、前記顔検出手段により顔が検出された前記静止画像を検索すするものであり、
前記動画像抽出手段が、前記顔検出手段により顔が検出され、かつ前記顔判断手段により該検出された顔が前記静止画の中から検出された顔と同一の顔であると判断された前記動画像を抽出するものであってもよい。
また本発明の撮影装置においては、前記静止画像の中から顔を検出する顔検出手段と、
該顔検出手段により顔が検出された静止画像と前記顔検出手段により顔が検出されていない静止画像とで、前記動画像を抽出する前記所定時間を異なる長さに設定する時間設定手段とを備えていてもよい。
本発明の第2の撮影装置は、静止画像及び動画像を撮影可能な撮影手段と、
該撮影手段により撮影された静止画像及び動画像を撮影日時と共に記録する記録手段と、
予め設定された撮影時間間隔毎に、該撮影時間間隔内に前記撮影手段により撮影された前記静止画像の枚数をカウントするカウント手段と、
該カウントされた前記静止画像の枚数に応じて長さを変更して時間を設定する時間設定手段と、
前記記録手段に記録された前記画像から全ての前記静止画像を検索する静止画像検索手段と、
該静止画像検索手段により検索された静止画像の各々に対して、各静止画像の撮影時刻を含む前後の、前記時間設定手段により設定された設定時間内に撮影された前記動画像を抽出する動画像抽出手段と、
該動画像抽出手段により抽出された2つ以上の前記動画像を結合して1つの動画像を生成する動画像結合手段とを備えていることを特徴とするものである。
また本発明の第3の撮影装置は、静止画像及び動画像を撮影可能な撮影手段と、
該撮影手段により撮影された静止画像及び動画像を撮影日時と共に記録する記録手段と、
前記静止画像の撮影シーンを認識するシーン認識手段と、
該シーン認識手段により認識されたシーンに対応させて時間を設定する時間設定手段と、
前記記録手段に記録された前記画像から全ての前記静止画像を検索する静止画像検索手段と、
該静止画像検索手段により検索された静止画像の各々に対して、各静止画像の撮影時刻を含む前後の、前記時間設定手段により設定された設定時間内に撮影された前記動画像を抽出する動画像抽出手段と、
該動画像抽出手段により抽出された2つ以上の前記動画像を結合して1つの動画像を生成する動画像結合手段とを備えていることを特徴とするものである。
なお本発明の撮影装置においては、前記撮影手段が、撮影シーンに応じて任意に撮影モードを設定可能であり、
前記シーン認識手段が、前記静止画像が撮影されたときの前記撮影モードを認識することにより該静止画像の撮影シーンを認識するものであってもよい。
また本発明の第4の撮影装置は、静止画像及び動画像を撮影可能な撮影手段と、
該撮影手段により撮影された静止画像及び動画像を撮影日時と共に記録する記録手段と、
該記録手段に記録された前記画像から全ての前記静止画像を検索する静止画像検索手段と、
該静止画像検索手段により検索された静止画像のうち、隣り合う時刻に撮影された2つの静止画像の時間間隔を算出する時間間隔算出手段と、
該時間間隔算出手段により算出された時間間隔が所定の閾値よりも小さいときに、前記2つの静止画像の撮影時刻を含む前記時間間隔内の撮影時刻を動画像抽出期間に設定する期間設定手段と、
該期間設定手段により設定された動画像抽出期間内に撮影された前記静止画像の各々に対して、各静止画像の撮影時刻を含む前後の予め設定された所定時間内に撮影された前記動画像を抽出する動画像抽出手段と、
該動画像抽出手段により抽出された2つ以上の前記動画像を、連続する前記動画像抽出期間毎に結合して1つの動画像を生成する動画像結合手段とを備えていることを特徴とするものである。
なお本発明の撮影装置においては、前記記録手段が、前記撮影手段による前記動画像の撮影毎に、該動画像の撮影開始時刻及び撮影終了時刻の情報が格納されたタグが付加された動画像ファイルを記録するものであることが好ましい。
また本発明の撮影装置においては、前記動画像を前記記録手段に記録するときに、前記動画像が撮影される直前に撮影された前記静止画像の撮影時刻から前記動画像の撮影開始時刻までの経過時間を関連付けしたファイル名を生成して付与するファイル名付与手段を備えていてもよい。
また本発明の撮影装置においては、前記撮影手段が、通常撮影モード及びワイド撮影モードで前記静止画像及び前記動画像を撮影可能なものであり、
前記動画像結合手段が、前記撮影モード毎に前記動画像を結合するものであることが好ましい。
本発明の動画像編集方法は、静止画像及び動画像を撮影可能な撮影手段と、
該撮影手段により撮影された静止画像及び動画像を撮影日時と共に記録する記録手段とを備えた撮影装置における動画像編集方法において、
予め所定時間を設定し、
前記記録手段に記録された前記画像から全ての前記静止画像を検索し、
該検索された静止画像の各々に対して、各静止画像の撮影時刻を含む前後の前記所定時間内に撮影された前記動画像を抽出し、
該抽出された2つ以上の前記動画像を結合して1つの動画像を生成することを特徴とする。
また本発明の動画像編集方法においては、前記検索された静止画像の中から顔を検出し、
該顔が検出された静止画像の各々に対して、各静止画像の撮影時刻を含む前後の前記所定時間内に撮影された前記動画像を抽出してもよい。
また本発明の動画像編集方法においては、前記検索された静止画像の中から顔を検出し、
該顔が検出された静止画像の各々に対して、各静止画像の撮影時刻を含む前後の前記所定時間内に撮影された前記動画像を抽出し、
該抽出された動画像の中から顔を検出し、
該検出された顔が、対応する前記静止画像の中から検出された顔と同一の顔であるか否かを判断し、
同一の顔であると判断された前記動画像のみを前記抽出してもよい。
また本発明の動画像編集方法においては、顔が検出された静止画像と顔が検出されていない静止画像とで、前記所定時間を異なる長さに設定することが好ましい。
また本発明の第2の動画像編集方法は、静止画像及び動画像を撮影可能な撮影手段と、
該撮影手段により撮影された静止画像及び動画像を撮影日時と共に記録する記録手段とを備えた撮影装置における動画像編集方法において、
予め撮影時間間隔を設定し、
前記記録手段に記録された前記画像から全ての前記静止画像を検索すると共に前記設定した撮影時間間隔毎に該撮影時間間隔内に撮影された前記静止画像の枚数をカウントし、
該カウントされた前記静止画像の枚数に応じて長さを変更して時間を設定し、
前記検索された静止画像の各々に対して、各静止画像の撮影時刻を含む前後の、前記設定された時間内に撮影された前記動画像を抽出し、
該抽出された2つ以上の前記動画像を結合して1つの動画像を生成することを特徴とする。
また本発明の第3の動画像編集方法は、静止画像及び動画像を撮影可能な撮影手段と、
該撮影手段により撮影された静止画像及び動画像を撮影日時と共に記録する記録手段とを備えた撮影装置における動画像編集方法において、
前記記録手段に記録された前記画像から全ての前記静止画像を検索し、
該検索された静止画像の撮影シーンを認識し、
該認識されたシーンに対応させて時間を設定し、
前記検索された静止画像の各々に対して、各静止画像の撮影時刻を含む前後の、前記設定された時間内に撮影された前記動画像を抽出し、
該抽出された2つ以上の前記動画像を結合して1つの動画像を生成することを特徴とする。
また本発明の第4の動画像編集方法は、静止画像及び動画像を撮影可能な撮影手段と、
該撮影手段により撮影された静止画像及び動画像を撮影日時と共に記録する記録手段とを備えた撮影装置における動画像編集方法において、
予め所定時間を設定し、
前記記録手段に記録された前記画像から全ての前記静止画像を検索し、
該検索された静止画像のうち、隣り合う時刻に撮影された2つの静止画像の時間間隔を算出し、
該算出された時間間隔が所定の閾値よりも小さいときに、前記2つの静止画像の撮影時刻を含む前記時間間隔内の撮影時刻を動画像抽出期間に設定し、
該設定された動画像抽出期間内に撮影された前記静止画像の各々に対して、各静止画像の撮影時刻を含む前後の前記所定時間内に撮影された前記動画像を抽出し、
該抽出した2つ以上の前記動画像を、連続する前記動画像抽出期間毎に結合して1つの動画像を生成することを特徴とする。
本発明の撮影装置及び動画像編集方法によれば、静止画像及び動画像を撮影可能な撮影手段と、撮影された静止画像及び動画像を撮影日時と共に記録する記録手段とを備えた撮影装置における動画像編集方法において、記録手段に記録された画像から全ての静止画像を検索し、検索された静止画像の各々に対して、各静止画像の撮影時刻を含む前後の予め設定された所定時間内に撮影された動画像を抽出し、抽出された2つ以上の動画像を結合して1つの動画像を生成するので、静止画像の撮影時刻前後に撮影された動画像を抽出するためには動画像の撮影時刻の情報のみが必要となり、各動画像の被写体や音声等の内容の情報をセンシングする必要がないため動画像の結合編集の処理を迅速に行うことができる。
また一般的にユーザが所望する主要なシーンを撮影するときには、静止画像と動画像の両方の撮影を行うことが多いので、静止画像が撮影されたシーンの前後の動画像は主要なシーンの動画像である可能性が高くなる。従って本発明の撮影装置及び動画像編集方法によれば、静止画像の撮影時刻を含む前後の予め設定された所定時間内に撮影された動画像を抽出して結合するので、主要なシーンの動画像のみを結合編集することができ、例えば観光旅行等に出掛けたときに細切れに撮影された複数の動画像ファイルが撮影装置の記録手段に記録されている場合であっても主要なシーンを逃すことなく結合編集することができる。
以下、本発明にかかる撮影装置の一実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。尚、以下の実施の形態では、本発明における撮影装置として静止画像と動画像を撮影可能なデジタルカメラを例に説明するが、本発明の適用範囲はこれに限定されず、例えば、カメラ付き携帯電話、カメラ付きPDA等、静止画像と動画像を撮影可能な電子撮像機能を備えた他の電子機器に対しても適用可能である。
ここで図1にデジタルカメラ1の機能構成を示すブロック図を示す。本実施形態のデジタルカメラ1は、図1に示す如く、デジタルカメラ1の操作系として、レリーズボタン27や、図示しないメニュー/OKボタン、ズーム/上下矢印ボタン等の操作内容をCPU30に伝える操作部26が設けられている。
撮影レンズ10は被写体像を所定の結像面上(カメラ本体内部にあるCCD)に結像させるためのものであり、撮影レンズ10を構成するものとして、フォーカスレンズ10a及びズームレンズ10bが設けられている。これらの各レンズは、モータとモータドライバからなるフォーカスレンズ駆動部20a、ズームレンズ駆動部20bによってステップ駆動され、光軸方向に移動可能な構成となっている。フォーカスレンズ駆動部20aは、後述するAF処理部32から出力されるフォーカス駆動量データに基づいてフォーカスレンズ10aをステップ駆動する。ズームレンズ駆動部20bは、ズーム/上下矢印ボタン(操作部26)の操作量データに基づいてズームレンズ10bのステップ駆動を制御する。
絞り11は、モータとモータドライバとからなる絞り駆動部21によって駆動される。この絞り駆動部21は、後述するAE処理部33から出力される絞り値データに基づいて絞り11の絞り径の調整を行う。
シャッタ12は、メカニカルシャッタであり、モータとモータドライバとからなるシャッタ駆動部22によって駆動される。シャッタ駆動部22は、レリーズボタン27の押下により発生する信号と、AE処理部33から出力されるシャッタ速度データとに応じてシャッタ12の開閉の制御を行う。
上記光学系の後方には、撮影素子であるCCD13を有している。CCD13は、多数の受光素子がマトリクス状に配置されてなる光電面を有しており、光学系を通過した被写体光が光電面に結像され、光電変換される。光電面の前方には、各画素に光を集光させるためのマイクロレンズアレイ(不図示)と、RGB各色のフィルタが規則的に配列されてなるカラーフィルタアレイ(不図示)とが配置されている。
CCD13は、CCD駆動部23から供給される垂直転送クロック信号及び水平転送クロック信号に同期して、画素毎に蓄積された電荷を1ラインずつ読み出してシリアルなアナログ画像信号として出力する。各画素における電荷の蓄積時間、即ち露出時間は、CCD制御部59から与えられる電子シャッタ駆動信号によって決定される。
CCD13が出力するアナログ画像信号は、アナログ信号処理部14に入力される。このアナログ信号処理部14は、アナログ画像信号のノイズ除去を行う相関2重サンプリング回路(CDS)と、アナログ画像信号のゲイン調整を行うオートゲインコントローラ(AGC)と、アナログ画像信号をデジタル画像データに変換するA/Dコンバータ(ADC)とからなる。そしてこのデジタル信号に変換されたデジタル画像データは、画素毎にRGBの濃度値を持つCCD−RAWデータである。
タイミングジェネレータ24は、タイミング信号を発生させるものであり、このタイミング信号がシャッタ駆動部22、CCD駆動部23、アナログ信号処理部14に入力されて、レリーズボタン27の操作と、シャッタ12の開閉、CCD13の電荷取り込み、アナログ信号処理部14の処理の同期が取られる。
フラッシュ15は、レリーズボタン27が押下され、シャッタ12が開いている間に、撮影に必要な光を被写体に対して瞬間的に照射するためのものである。フラッシュ制御部25は、フラッシュ24の発光動作を制御する。
画像入力コントローラ31は、上記アナログ信号処理部14から入力されたCCD−RAWデータをフレームメモリ36に書き込む。このフレームメモリ36は、画像データに対して後述の各種デジタル画像処理(信号処理)を行う際に使用する作業用メモリであり、例えば、一定周期のバスクロック信号に同期してデータ転送を行うSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)が使用される。
表示制御部39は、フレームメモリ36に格納された画像データをスルー画像として液晶モニタ40に表示させるためのものであり、例えば、輝度(Y)信号と色(C)信号を一緒にして1つの信号としたコンポジット信号に変換して、液晶モニタ40に出力する。スルー画像は、撮影モードが選択されている間、所定時間間隔で取得されて液晶モニタ40に表示される。撮影モードが動画像撮影モードのときには、この液晶モニタ40に表示されたスルー画像と同じ映像が動画像として記録される。
また表示制御部39は、外部記録メディア38に記憶され、メディア制御部37によって読み出された画像ファイルに含まれる画像データに基づいた画像を液晶モニタ40に表示させる。
液晶モニタ40は、撮影の際に被写体確認用のスルー画像が表示され、電子ビューファインダとして機能する他、撮影後の静止画や動画の再生表示、各種設定メニューの表示を行う。
AF処理部32は、画像データに基づいて焦点位置を検出して合焦設定値(フォーカス駆動量)を決定し、フォーカス駆動量データを出力する(AF処理)。焦点位置の検出方式としては、例えば、ピントが合った状態では画像の合焦評価値(コントラスト値)が高くなるという特徴を利用して合焦位置を検出するパッシブ方式や測距センサによって被写体距離を検出し、この測距結果を使用するアクティブ方式等を適用することができる。
AE処理部33は、画像データに基づいて被写体輝度(測光値)を測定し、測定した被写体輝度に基づいて絞り値及び露光時間(シャッタスピード)等の露光設定値を決定し、絞り値データ及び露光時間データを出力する(AE処理)。
AWB処理部34は、画像データに基づいて色温度 を算出し、算出した色温度 に応じて撮影時のホワイトバランスを自動調整する(AWB処理)。なお、AWB処理部34は、撮影前でも、撮影後でもホワイトバランスの調整を行うことができる。
画像信号処理部41は、本画像の画像データに対してガンマ補正処理、輪郭強調(シャープネス)処理、コントラスト処理、ノイズ低減処理等の画質補正処理を施すと共に、CCD−RAWデータを輝度信号であるYデータと、青色色差信号であるCbデータ及び赤色色差信号であるCrデータとからなるYCデータに変換するYC処理を行う。
なお本画像とは、撮影者によって撮影指示がなされた時、例えばレリーズボタン27が全押し操作された時にCCD13から取り込まれ、アナログ信号処理部14、画像入力コントローラ31経由でフレームメモリ36に格納された画像データによる静止画像や動画像である。本画像の画素数の上限はCCD13の画素数によって決定されるが、例えば、撮影者が設定可能な画質設定(フル画素、ハーフ画素、自動画素等の設定)により、記録画素数を変更することができる。一方、スルー画像等の画素数は本画像より少なくてもよく、例えば、本画像の1/16程度の画素数で取り込まれてもよい。
圧縮/伸長処理部35は、画像信号処理部41によって画質補正等の処理が行われた本画像の画像データに対して、静止画像のときにはJPEG、動画像のときにはMPEG等の圧縮形式で圧縮処理を行って、画像ファイルを生成する。この画像ファイルには、Exif形式等に基づいて、撮影日時や、撮影シーン等の付帯情報が格納されたタグが付加される。このとき画像ファイルのヘッダに、この画像ファイルが静止画像のものであるか、動画像のものであるかを関連付けて記録させておく。
またこの圧縮/伸長処理部35は、再生モードにおいては外部記録メディア38から圧縮された画像ファイルを読み出し、伸長処理を行う。伸長後の画像データは表示制御部39に出力され、表示制御部39は画像データに基づいた画像を液晶モニタ40に表示する。
メディア制御部37は、メモリカード等の外部記録メディア38が充填されるための充填口であり外部記録メディア38が充填されるとデータの読み取り/書き込みを行うメディアスロットに相当し、外部記録メディア38に記憶された画像ファイル等の読み出し、又は画像ファイルの書き込みを行う。
内部メモリ42は、デジタルカメラ1において設定される各種定数、及び、CPU30が実行するプログラム等を格納する。
なお本実施形態では、上記外部記録メディア38が、撮影された静止画像や動画像を撮影毎に撮影日時と共に記録する、つまり撮影日時の情報が格納されたタグが付加された画像ファイルを記録する記録手段として機能するが、本発明においては内部メモリ42を記録手段として機能させてもよい。なお動画像の撮影日時の情報には、撮影開始時刻と撮影終了時刻が含まれるものとする。
時計部43は、本画像が撮影された撮影日時を計時する。
抽出時間設定部(時間設定手段)44は、後述する動画像抽出部46が作動する時間(所定時間)Tを設定する。なお時間Tの設定については後で詳細に説明する。
静止画像検索部(静止画像検索手段)45は、外部記録メディア38に記録された画像ファイルから静止画像を全て検索する。
動画像抽出部(動画像抽出手段)46は、静止画像検索部45によって検索された静止画像の各々に対して、各静止画像の撮影時刻を含む前後の時間T内に撮影された動画像を抽出する。
動画像結合部(動画像結合手段)47は、動画像抽出部46によって抽出された動画像が2つ以上あるときに、この2つ以上の動画像を結合して1つの動画像を生成する。
なお本実施形態では静止画像検索部45、動画像抽出部46、動画像結合部47を合わせて動画編集部48という。
CPU30は、操作部の26による操作や各機能ブロックからの信号に応じて、デジタルカメラ1の本体各部を制御する。
データバス50は、画像入力コントローラ31、各種処理部14、32〜35、41、フレームメモリ36、各種制御部37、39、内部メモリ42、時計部43、抽出時間設定部44、静止画像検索部45、動画像抽出部46、動画像結合部47及びCPU30に接続されており、このデータバス50を介して各種信号、データの送受信が行われる。
このように構成されたデジタルカメラ1では、ユーザが操作部26を操作することにより撮影モードが静止画像撮影モード又は動画像撮影モードに設定される。そして静止画像撮影モードのときは、ユーザが液晶モニタ40に表示されたスルー画像で被写体の構図等を確認し、レリーズボタン27を半押し操作するとAF処理及びAE処理が行われ、レリーズボタン27が全押し操作されるとAF処理及びAE処理によって出力されたデータに基づいて撮影が行われ、該撮影によって取得された画像データが、静止画像の圧縮方式で圧縮されて静止画像として外部記録メディア38に記録される。
また動画像撮影モードのときは、レリーズボタン27が全押し操作されると、液晶モニタ40に表示されるスルー画像、すなわちフレームメモリ36に格納され、輝度(Y)信号と色(C)信号を一緒にして1つの信号としたコンポジット信号が、動画像の圧縮方式で圧縮されて動画像として外部記録メディア38に記憶され、再度レリーズボタン27が全押し操作されると前記コンポジット信号の圧縮処理が停止されて動画像の記録が停止する。デジタルカメラ1では上記のようにして静止画像と動画像が撮影及び記録される。
次に、以上の構成のデジタルカメラ1における動画像の編集方法について、図面を参照して詳細に説明する。図2はデジタルカメラ1の動画像編集処理のフローチャート、図3は外部記録メディア38に記録された画像ファイルの時系列を示す図である。なおデジタルカメラ1には予め撮影された動画像データや静止画像データの複数の画像ファイルが記録された外部記録メディア38が挿入されているものとする。
デジタルカメラ1は、図2に示す如く、まず抽出時間設定部44が、例えばユーザによる操作部26からの入力に基づいて、動画像抽出部46が動画像を抽出する時間T(例えば5分、10分等)を予め設定する(ステップS1)。なおこの時間Tはユーザが操作部26を操作することによって任意に変更できる。
次に静止画像検索部45が、外部記録メディア38に記録された画像ファイルから全ての静止画像を検索する(ステップS2)。このとき静止画像は、画像ファイルのヘッダに記録された静止画像であるか動画像であるかの情報から検索できるので、検索処理を素早く行うことが可能である。なお静止画像の画像ファイルと動画像の画像ファイルの判断は、例えば画像ファイルの拡張子の違いに基づいて行ってもよいし、画像ファイルの録画時間、フレームレート等の情報に基づいて行ってもよいし、一般的に使用されている公知の方法を使用することができる。
次にCPU30が、静止画像検索部45により静止画像が検索されたか否か、つまり外部記録メディア38に静止画像の画像ファイルがあるか否かを判別する(ステップS3)。静止画像がある場合(ステップS3;YES)には、動画像抽出部46が、各静止画像が撮影時刻を含む前後の前記時間T内に撮影された動画像を抽出する(ステップS4)。
ここで動画像抽出部46による動画像の抽出方法について詳細に説明する。ステップS2にて静止画像検索部45が、例えば図3に示す如く、静止画像として撮影時刻t1に撮影された静止画像P1、撮影時刻t2に撮影された静止画像P2、撮影時刻t3に撮影された静止画像P3を検索したときには、静止画像P1、P2、P3の各々に対して、各静止画像P1、P2、P3の撮影時刻t1、t2、t3を含む前後の時間Tの間に撮影された動画像を抽出する。このとき時間Tは、各撮影時刻t1、t2、t3がそれぞれ中央時間に位置するように設定する。
なお図3では、撮影時刻t1を含む時間Tは撮影時刻t1の以前の時間の一部が、撮影時刻t3を含む時間Tは撮影時刻t3以降の時間の一部が図示されていないが、本実施形態においては便宜上、図示されていない時間では動画像は抽出されていないものとして以下説明する。
すると静止画像P1に対しては動画像M1、M2、M3、M4、静止画像P2に対しては動画像M5、M6、M7、M8、静止画像P3に対しては動画像M8、M9、M10がそれぞれ抽出される。このとき動画像M8が静止画像P2とP3の両方に対して抽出されたことになるが、このように1つの動画像Mが複数の静止画像Pに対して抽出されたときには、いずれか1つの静止画像Pについてのみ動画像Mを抽出し、最終的には動画像M1〜M10を1つずつ抽出する。
そして図2に示す如く、ステップS4にて動画像抽出部46が上述したように動画像の抽出を行うと、次にCPU30は動画像が2つ以上抽出されたか否かを判別し(ステップS5)、動画像が2つ以上抽出されていると(ステップS5;YES)、動画像結合部47が抽出された2つ以上の動画像を結合して1つの動画像を生成し、結合された動画像を圧縮/伸長処理部35及びメディア制御部37を介して外部記録メディア38に記録する(ステップS6)。
つまり図3に示す如く、動画像抽出部46により上述のようにして抽出された動画像M1〜M10を結合することにより1つの動画像M100を生成して、この動画像M100を記録する。なお結合された動画像の画像ファイルのヘッダに、各動画像の撮影時刻等の結合情報を記録しておいてもよい。こうすることにより、例えば結合前の動画像を外部記録メディア38から消去してしまっても、結合された動画像から元の動画像を復元することができる。
このようにデジタルカメラ1では、静止画像Pの撮影時刻t前後に撮影された動画像Mを抽出するために動画像Mの撮影時刻の情報のみが必要となり、各動画像Mの被写体や音声等の内容の情報をセンシングする必要がないため動画像Mの結合編集の処理を迅速に行うことができる。
また一般的にユーザが所望する主要なシーンを撮影するときには、静止画像Pと動画像Mの両方の撮影を行うことが多いので、静止画像Pが撮影されたシーンの前後の動画像Mは主要なシーンの動画像である可能性が高くなる。従って静止画像Pの撮影時刻tを含む前後の時間T内に撮影された動画像Mを抽出して結合することにより、主要なシーンの動画像Mのみを結合編集することができ、例えば観光旅行等に出掛けたときに細切れに撮影された複数の動画像ファイルが撮影装置の外部記録メディア38に記録されている場合であっても主要なシーンを逃すことなく結合編集することができる。
一方、図2に示す如く、ステップS3にてCPU30が、静止画像Pがないと判別した場合(ステップS3;NO)には、ユーザが所望する主要なシーンの動画像Mは撮影されていないと判断して処理を終了する。またステップS5にてCPU30が動画像Mが2つ以上抽出されていないと判別した場合(ステップS5;NO)には、動画像Mが抽出されていないか、若しくは動画像Mが1つしか抽出されていないので、動画像Mを結合する必要がないため処理を終了する。
以上のようにしてデジタルカメラ1による動画像編集処理を行う。
次に本発明にかかる第2の実施形態のデジタルカメラ1−2について、以下図面を参照して詳細に説明する。図4はデジタルカメラ1−2の機能構成を示すブロック図、図5はデジタルカメラ1−2の動画像編集処理のフローチャートである。なお図4においては図1のデジタルカメラ1の機能構成と同じ箇所は同符号で示して説明を省略して異なる箇所についてのみ詳細に説明する。また図5において図2のフローチャートと同じ処理は同じステップ番号で示して説明を省略し、異なる処理についてのみ詳細に説明する。
本実施形態のデジタルカメラ1−2は、図1のデジタルカメラ1の機能構成にさらに顔検出部(顔検出手段)49を備えたものである。顔検出部49は、静止画像検索部45によって検索された各静止画像について、それぞれ静止画像データから人物の顔を検出する。具体的には、顔に含まれる顔の特徴を有する領域(例えば肌色を有する、目を有する、顔の形状を有する等)を顔領域として検出するが、これに限定されるものではなく、一般的に使用されている公知の方法を使用することができる。
また本実施形態の静止画検索部45−2は、顔検出部49により顔が検出された静止画像を検索する。
次に、以上の構成のデジタルカメラ1−2における動画像の編集方法について説明する。デジタルカメラ1−2は、図5に示す如く、ステップS2にて静止画像検索部45−2が検索した全ての静止画像について、顔検出部49が静止画像毎に顔の検出を行い(ステップS10)、静止画像検索部45−2は顔検出部49によって顔が検出された静止画像を検索する。
次にCPU30は、静止画像検索部45−2が顔が検出された静止画像を検索したか否かを判別し(ステップS11)、顔が検出された静止画像が検索されている場合(ステップS11;YES)には、動画像抽出部46が、静止画像検索部45−2によって検索された各静止画像すなわち顔が検出された各静止画像の撮影時刻を含む前後の前記時間T内に撮影された動画像を抽出する(ステップS12)。
このように人の顔が撮影された静止画像の撮影時刻前後に撮影された動画像を抽出することにより、人の顔が撮影されるシーンはユーザが所望する主要シーンである可能性がより高く、人の顔が撮影されたシーンの前後の動画像も、ユーザが所望するであろう人の顔が撮影されたシーンである可能性がより高いので、人の顔が撮影されている可能性の高い、より主要なシーンのみを結合編集することができる。
次に本発明にかかる第3の実施形態のデジタルカメラ1−3について、以下図面を参照して詳細に説明する。図6はデジタルカメラ1−3の機能構成を示すブロック図、図7はデジタルカメラ1−3の動画像編集処理のフローチャートである。なお図6においては図4のデジタルカメラ1−2の機能構成と同じ箇所は同符号で示して説明を省略して異なる箇所についてのみ詳細に説明する。また図7において図5のフローチャートと同じ処理は同じステップ番号で示して説明を省略し、異なる処理についてのみ詳細に説明する。
本実施形態のデジタルカメラ1−3の顔検出部49−3は、静止画像だけではなく動画像の画像データからも人物の顔を検出する。動画像における顔の検出は、動画像を構成するフレーム画像(静止画像)毎に行う。
またデジタルカメラ1−3は、図4のデジタルカメラ1−2の機能構成にさらに、顔判断部(顔判断手段)50を備えている。顔判断部50は動画像の中から検出された顔が、静止画像検索部45−2によって検索された静止画像から検出された顔と同一の顔であるか否かを判断するものである。同一の顔であるか否かの判断は、例えば検出された顔から目の位置、口の位置等の特徴点を、静止画像で検出された顔と動画像で検出された顔の両方から検出し、互いに検出した特徴点を照合することにより行う。ここで「特徴点」とは個体(個人、個物)によってそれぞれ異なる特徴を持つものをいう。なお顔判断部50による顔の判断は、例えば特開2005−84979号公報に記載の顔認証方法を使用することができる。
またデジタルカメラ1−3の動画像抽出部46−3は、静止画像検索部45によって検索された静止画像の各々に対して、各静止画像の撮影時刻を含む前後の時間T内に撮影された動画像を抽出し、この抽出した動画像のうち、顔検出部49−3によって顔が検出され、かつこの検出された顔が対応する静止画像から検出された顔と同一の顔であると顔判断部50によって判断された動画像を最終的に抽出する。
次に、以上の構成のデジタルカメラ1−3における動画像の編集方法について説明する。デジタルカメラ1−3は、図7に示す如く、動画像抽出部46−3が、静止画像検索部45−2によって検索された各静止画像すなわち顔が検出された各静止画像の撮影時刻を含む前後の時間T内に撮影された動画像を抽出すると(ステップS12)、顔検出部49−3がこの抽出された各動画像の画像データから顔を検出する(ステップS20)。
次に顔判断部50が、静止画像から検出された顔と、この静止画像の撮影時刻を含む前後の時間T内に撮影された動画像から検出された顔とが同一の顔であるかを動画像毎に判断する(ステップS21)。このとき動画像を構成する複数のフレーム画像のうち、少なくとも1つのフレーム画像から検出された顔が前記静止画像から検出された顔と同一であれば、同一の顔が検出された動画像として動画像抽出部46−3が最終的に抽出する。
そしてCPU30は、同一の顔が検出された動画像が2つ以上抽出されたか否かを判別し(ステップS22)、2つ以上抽出されている場合(ステップS22;YES)には、動画像結合部47が抽出された2つ以上の動画像を結合して1つの動画像を生成し、結合された動画像を圧縮/伸長処理部35及びメディア制御部37を介して外部記録メディア38に記録する(ステップS6)。
このように人の顔が撮影された静止画像の撮影時刻前後に撮影された動画像のうち静止画像から検出された顔と同一の顔が検出された動画像のみを抽出して結合するので、例えば自分の子供等、ユーザが所望する人物を主要シーンとして撮影した静止画像を記録してから、動画像の撮影を行えば、結合した動画像を自分の子供等、ユーザが所望する主要シーンの多いものにすることができる。
なお本実施形態では、外部記録メディア38に記憶された画像ファイルの動画像データから顔を検出したが、本発明はこれに限られるものではなく、たとえば動画像を撮影するときに、撮影と並行して随時フレーム画像毎に顔検出部49−3により顔の検出を行い、この検出結果をタグ情報として画像ファイルに付加しておいてもよい。こうすることにより動画像抽出部46による動画像の抽出を迅速に行うことができるので、動画像の結合処理を速くすることができる。
なお顔判断部50が、検出された顔から特徴点の検出を行い、この検出結果を上記タグ情報に加えておくことにより、動画像の結合処理をより速くすることができる。
次に本発明にかかる第4の実施形態のデジタルカメラ1−4について、以下図面を参照して詳細に説明する。図8はデジタルカメラ1−4の機能構成を示すブロック図、図9はデジタルカメラ1−4の動画像編集処理のフローチャート、図10はデジタルカメラ1−4の外部記録メディア38に記録された画像ファイルの時系列を示す図である。なお図8においては図4のデジタルカメラ1−2の機能構成と同じ箇所は同符号で示して説明を省略して異なる箇所についてのみ詳細に説明する。また図9において図7のフローチャートと同じ処理は同じステップ番号で示して説明を省略し、異なる処理についてのみ詳細に説明する。
本実施形態のデジタルカメラ1−4は、図8に示す如く、抽出時間設定部44−4が図4のデジタルカメラ1−2の抽出時間設定部44とは異なるものであり、抽出時間設定部44−4は、顔検出部49により顔が検出された静止画像と顔が検出されていない静止画像とで、動画像を抽出する時間Tを異なる長さに設定するものである。なお本実施形態の静止画像検索部45は、図1のデジタルカメラ1と同様に外部記録メディア38に記録された画像ファイルから静止画像を全て検索する。
次に、以上の構成のデジタルカメラ1−4における動画像の編集方法について説明する。デジタルカメラ1−4は、図9に示す如く、まず抽出時間設定部44−4が上述のようにして顔が検出されていない静止画像に対する動画像の抽出時間Taと顔が検出された静止画像に対する動画像の抽出時間Tbを設定する(ステップS1’)。
動画像抽出時間Ta、Tbの設定は、図10に示す如く、例えば静止画像検索部45により検索された静止画像P1a、P2b、P3aのうち、顔検出部49によって顔が検出された静止画像が静止画像P2b、顔が検出されていない静止画像が静止画像P1a、P3aである場合、静止画像P2bに対して動画像を抽出する時間Tbを、静止画像P1a、P3aに対して動画像を抽出する時間Taよりも長く設定する。
そして静止画像検索部45が検索した静止画像のうち、顔が検出された静止画像の場合(ステップS11’;YES)には、動画像抽出部46が、顔が検出された静止画像の前後の時間Tb内に撮影された動画像、すなわち図10の動画像M5〜M9を抽出する(ステップS12’)。
一方、顔が検出されていない静止画像の場合(ステップS11’;NO)には、動画像抽出部46が、顔が検出されていない静止画像の前後の時間Ta内に撮影された動画像、すなわち図10の動画像M1〜M4、M8〜M10を抽出する(ステップS13)。
このように静止画像の中に顔があるときには、顔がないときよりも動画像の抽出時間Tを長くすることにより、ユーザが所望するであろう人の顔が撮影されたシーンである可能性が高い動画像を多く抽出することができるので、人の顔が撮影されている可能性の高い、より主要なシーンのみを結合編集することができる。
次に本発明にかかる第5の実施形態のデジタルカメラ1−5について、以下図面を参照して詳細に説明する。図11はデジタルカメラ1−5の機能構成を示すブロック図、図12はデジタルカメラ1−5の動画像編集処理のフローチャート、図13はデジタルカメラ1−5の外部記録メディア38に記録された画像ファイルの時系列を示す図である。なお図11においては図8のデジタルカメラ1−4の機能構成と同じ箇所は同符号で示して説明を省略して異なる箇所についてのみ詳細に説明する。また図12において図9のフローチャートと同じ処理は同じステップ番号で示して説明を省略し、異なる処理についてのみ詳細に説明する。
本実施形態のデジタルカメラ1−5は、図11に示す如く、図8の顔検出部49を備えずに、カウント部(カウント手段)51を備えている。カウント部51は、予め設定された撮影時間間隔内に撮影された静止画像の枚数をカウントする。
また本実施形態の抽出時間設定部44−5は、図8のデジタルカメラ1−4の抽出時間設定部44−4とは異なるものであり、抽出時間設定部44−5は、カウント部51によりカウントされた静止画像の枚数に応じて、動画像を抽出する時間Tの長さを変更する。本実施形態では、枚数が多い方が、枚数が少ないよりも動画像を抽出する時間Tを長く設定する。なお本実施形態の静止画像検索部45は、図1のデジタルカメラ1と同様に外部記録メディア38に記録された画像ファイルから静止画像を全て検索する。
次に、以上の構成のデジタルカメラ1−5における動画像の編集方法について説明する。デジタルカメラ1−5は、図12に示す如く、まずカウント部51が図13に示すように一定の撮影時間間隔Uを設定すると共に抽出時間設定部44−5が上述のようにしてカウント部51によりカウントされた静止画像の枚数が多いほど動画像の抽出時間Tが長くなるように、例えば下記式(1)を設定する(S1’’)。
抽出時間Ti=枚数i×定数Ta・・・式(1)
そして外部記録メディア38に記録された画像ファイルから全ての静止画像を検索すると共に(ステップS2)、カウント部51が上記撮影時間間隔U毎に静止画像の枚数をカウントする(ステップS14)。
撮影時間間隔U毎に静止画像の枚数iがカウントされると、抽出時間設定部44−5が、このカウントした静止画像の枚数iに応じて、すなわちカウントした静止画像の枚数iの値を上記式(1)に代入して、撮影時間間隔U毎に動画像を抽出する抽出時間Tiを決定する(ステップS15)。
例えば図13に示す如く、撮影時刻が早い撮影時間間隔U毎に、静止画像Pが6枚、2枚、3枚の順でカウントされた場合には、静止画像Pが6枚の撮影時間間隔U内では動画像を抽出する抽出時間は抽出時間T1、静止画像Pが2枚の撮影時間間隔U内では動画像を抽出する抽出時間は抽出時間T3、静止画像Pが3枚の撮影時間間隔U内では動画像を抽出する抽出時間は抽出時間T2とし、T1、T2、T3はT1>T2>T3を満たすものとする。
そして動画像抽出部46が、撮影時間間隔U毎に、撮影時間間隔U内で撮影された各静止画像の撮影時刻前後の時間Ti内に撮影された動画像を抽出する(ステップS16)。
このように一定の期間内で静止画像が多く撮影されているときには、その静止画像の撮影シーンがより重要なシーンである可能性が高くなるので、重要なシーンである可能性が高い動画像を多く抽出するために、静止画像が多く撮影されている期間では動画像の抽出時間Tiが長くなるように設定する。これにより、より重要なシーンのみを結合編集することができる。
次に本発明にかかる第6の実施形態のデジタルカメラ1−6について、以下図面を参照して詳細に説明する。図14はデジタルカメラ1−6の機能構成を示すブロック図、図15はデジタルカメラ1−6の動画像編集処理のフローチャートである。なお図14においては図11のデジタルカメラ1−5の機能構成と同じ箇所は同符号で示して説明を省略して異なる箇所についてのみ詳細に説明する。また図15において図12のフローチャートと同じ処理は同じステップ番号で示して説明を省略し、異なる処理についてのみ詳細に説明する。
本実施形態のデジタルカメラ1−6は、図14に示す如く、図11のカウント部51を備えずにシーン認識部(シーン認識手段)52を備えている。シーン認識部52は、デジタルカメラ1−6による静止画像の撮影時に設定された撮影のシーンモードを検出する。シーンモードは、ユーザが操作部26を操作することにより予め設けられた複数のシーンモードから1つのモードを選択することができ、撮影シーン毎に最適な、撮影ダイナミックレンジや撮影感度、シャッタ速度等の値が自動的に設定される。このシーンモードの情報は、撮影された静止画像が画像ファイルとして記録されるときに、タグ情報に追加されて記録される。シーン認識部52はこのタグ情報に基づいて撮影のシーンモードを認識する。
なお本発明においては、シーン認識部52は上記に限られるものではなく、AF処理部32、AE処理部33、AWB処理部34によって検出された被写体距離データ、測光値データ、色温度データ及び顔検出結果等に基づいて画像データ中の撮影シーンを認識してもよいし、別の公知の認識方法を使用することもできる。
また本実施形態の抽出時間設定部44−6は、図11のデジタルカメラ1−5の抽出時間設定部44−5とは異なるものであり、抽出時間設定部44−6は、シーン認識部52によって認識されたシーンモードに対応させて動画像を抽出する時間Tを設定する。なお本実施形態の静止画像検索部45は、図1のデジタルカメラ1と同様に外部記録メディア38に記録された画像ファイルから静止画像を全て検索する。
次に、以上の構成のデジタルカメラ1−6における動画像の編集方法について説明する。下記表1に、シーンモードと動画像の抽出時間Tの設定時間との対応を示す。デジタルカメラ1−6は、図15に示す如く、まず抽出時間設定部44−6が予め表1に示すようにシーンモード毎に時間を設定する(ステップS1’’’)。
Figure 2010087722
スポーツモードやパーティモード、人物モードのときには、例えば自分の子供のサッカーの試合や、お誕生日会等で撮影するときに選択されるモードであるため、このモードで撮影された静止画像の撮影時刻の前後には、子供がたくさん撮影されている可能性が高いので、時間T1を長めに設定し、花火モードや風景モードのときには、上記モードと比較して被写体の動きがあまり激しくない可能性が高いので、このモードで撮影された静止画像の撮影時刻の前後には、動画像が撮影されている可能性が低いので時間T2は短めに設定する。なおこの設定時間T1、T2の値はユーザが任意に変更することができる。
そして外部記録メディア38に記録された画像ファイルから全ての静止画像を検索すると共に(ステップS2)、モード認識部52が、各静止画像が撮影されたシーンモードを認識する(ステップS17)。次に認識されたシーンモードに基づいて、表1の対応表からシーンモード毎に動画像抽出時間T(モード)を決定する(ステップS18)。
動画像抽出時間T(モード)が決定されると、次に動画像抽出部46がシーンモード毎に静止画像の撮影時刻前後の時間T(モード)内に撮影された動画像を抽出する(ステップS19)。
このように撮影のシーン毎に動画像の抽出時間T(モード)の値を変更することにより、ユーザが所望するであろう主要なシーンの動画像を多く抽出できる可能性が高くなるとともにシーンに連動した主要なシーンのみを結合編集することができる。
次に本発明にかかる第7の実施形態のデジタルカメラ1−7について、以下図面を参照して詳細に説明する。図16はデジタルカメラ1−7の機能構成を示すブロック図、図17はデジタルカメラ1−7の動画像編集処理のフローチャート、図18はデジタルカメラ1−7の外部記録メディア38に記録された画像ファイルの時系列を示す図である。なお図16においては図1のデジタルカメラ1の機能構成と同じ箇所は同符号で示して説明を省略して異なる箇所についてのみ詳細に説明する。
本実施形態のデジタルカメラ1−7は、図16に示す如く、図1のデジタルカメラ1の機能構成にさらに時間間隔算出部(時間間隔算出手段)53が備えられている。時間間隔算出部53は静止画像検索部45により検索された2つ以上の静止画像のうち、隣り合う時刻に撮影された2つの静止画像の時間間隔を算出する。
また本実施形態の動画像抽出部46−7は、上記時間間隔算出部53により算出された時間間隔が所定の閾値よりも大きいときに、この時間間隔の撮影時間内に撮影された動画像を抽出する。
次に、以上の構成のデジタルカメラ1−7における動画像の編集方法について説明する。デジタルカメラ1−7は、図17に示す如く、まず抽出時間設定部44が、例えばユーザによる操作部26からの入力に基づいて、動画像抽出部46−7が動画像を抽出する時間T(例えば5分、10分等)を予め設定する(ステップS30)。なおこの時間Tはユーザが操作部26を操作することによって任意に変更できる。
次に静止画像検索部45が、外部記録メディア38に記録された画像ファイルから全ての静止画像を検索する(ステップS31)。このとき静止画像は、画像ファイルのヘッダに記録された静止画像であるか動画像であるかの情報から検索することができるので、検索処理をすばやく行うことが可能となる。なお静止画像の画像ファイルと動画像の画像ファイルの判断は、例えば画像ファイルの拡張子の違いに基づいて行ってもよいし、画像ファイルの録画時間、フレームレート等の情報に基づいて行ってもよいし、一般的に使用されている公知の方法を使用することができる。
次にCPU30が、静止画像検索部45により検索された静止画像が2つ以上あるか否か、つまり外部記録メディア38に2つ以上の静止画像の画像ファイルがあるか否かを判別する(ステップS32)。静止画像が2つ以上ある場合(ステップS32;YES)には、時間間隔算出部53が隣り合う静止画像の時間間隔をそれぞれ算出する(ステップS33)。
そしてCPU30が、時間間隔算出部53により算出された時間間隔が所定の閾値よりも大きいか否かを判別し(ステップS34)、大きい場合(ステップS34;YES)には、動画像抽出部46が、この時間間隔における撮影時間内に撮影された動画像を抽出する(ステップS35)。
ここで動画像抽出部46による動画像の抽出方法について詳細に説明する。ステップS2にて静止画像検索部45が、例えば図18に示す如く、静止画像として撮影時刻t1に撮影された静止画像P1、撮影時刻t2に撮影された静止画像P2をそれぞれ検索すると、時間間隔算出部53は、撮影時刻t1と撮影時刻t2の間の時間間隔Qを算出する。この時間間隔Qが例えば、1週間や1か月等、予め任意に設定した閾値よりも大きい値のときには、この時間間隔Qの撮影時間内すなわち撮影時刻t1から撮影時刻t2の間の期間には静止画像が撮影されていないことから、図18に示す如く、静止画像P1と静止画像P2の撮影時刻の前後の時間T内で動画像の抽出を行ったとしても、撮影時刻t1や撮影時刻t2から時間T/2以上離れた時刻で撮影された動画像である動画像M5〜M7を値抽出することができない。
撮影時刻t1から撮影時刻t2の間の期間で動画像のみが多く撮影されている場合には、多くの動画像が抽出されないために、結合された動画像には主要なシーンが含まれていない虞がある。
そこで本実施形態のデジタルカメラ1−7では、この時間間隔Qが予め任意に設定した閾値よりも大きい値のときに、この時間間隔Qにおける撮影時間内に撮影された動画像である動画像M2〜M9(図18参照)を全て抽出するので、例えば動画像の撮影のみを繰り返し行っていた場合であっても、動画像を漏れなく抽出して結合することができる。
一方、ステップS32にて静止画像が2つ以上ない場合(ステップS32;NO)には、CPU32はさらに静止画像があるか否かを判別する(ステップS36)。静止画像が1つもない場合(ステップS36;NO)には、主要なシーンが撮影された動画像はないと判断して処理を終了する。なお本実施形態では静止画像がないときには処理を終了したが、外部記録メディア38に記録された画像ファイルが全て動画像データの画像ファイルであると判断して、全ての画像データを結合するようにしてもよい。
またステップS36にて、静止画像が1つある場合(ステップS36;YES)には、この静止画像はユーザが所望する主要なシーンが撮影されている可能性が高いので、この静止画像の撮影時刻の前後の時間Tの間に撮影された動画像を抽出する(ステップS37)。このとき時間Tは、各撮影時刻t1、t2(図18参照)がそれぞれ中央時間に位置するように設定する。すると静止画像P1に対しては動画像M1、M2、M3、M4、静止画像P2に対しては動画像M8、M9、M10がそれぞれ抽出される。
なお図18では、撮影時刻t1を含む時間Tは撮影時刻t1の以前の時間の一部が、撮影時刻t2を含む時間Tは撮影時刻t2以降の時間の一部が図示されていないが、本実施形態においては便宜上、図示されていない時間では動画像は抽出されていないものとする。
以上のように動画像抽出部46が動画像を抽出すると、図18では動画像M2〜M4及び動画像M8、M9が、静止画像P1又は静止画像P2に対する動画像抽出時間Tと前記時間間隔Qの両方において抽出されたことになるが、このように1つの動画像Mが重複して抽出されたときには、いずれか1つの動画像Mのみを抽出し、最終的には動画像M2〜M4及び動画像M8、M9を1つずつ抽出する。
そして図17に示す如く、ステップS35又はステップS37にて動画像抽出部46−7が上述したように動画像の抽出を行うと、次にCPU30は動画像が2つ以上抽出されたか否かを判別し(ステップS38)、動画像が2つ以上抽出されていると(ステップS38;YES)、動画像結合部47が抽出された2つ以上の動画像を結合して1つの動画像を生成し、結合された動画像を圧縮/伸長処理部35及びメディア制御部37を介して外部記録メディア38に記録する(ステップS39)。
つまり図18に示す如く、動画像抽出部46−7により上述のようにして抽出された動画像M1〜M10を結合することにより1つの動画像M100を生成して、この動画像M100を記録する。
なお本実施形態のデジタルカメラ1−7においては、上述した第2の実施形態のデジタルカメラ1−2の機能を適用することができる。この場合、静止画像検索部45は、顔が検出された静止画像を検索し、時間間隔算出部53は隣り合う、顔が検出された2つの静止画像の撮影時刻の時間間隔Qを検出する。
また本実施形態のデジタルカメラ1−7においては、上述した第3の実施形態のデジタルカメラ1−3の機能を適用することができる。この場合、静止画像検索部45は、顔が検出された静止画像を検索し、時間間隔算出部53は隣り合う、顔が検出された2つの静止画像の撮影時刻の時間間隔Qを検出して、この時間間隔Qが所定の閾値よりも大きい場合に、動画像抽出部46が、この時間間隔Qにおける撮影時間内に撮影された動画像を抽出し、抽出された動画像のうち前記2つの静止画像で検出された顔と同一の顔がある動画像のみを最終的に抽出する。
次に本発明にかかる第8の実施形態のデジタルカメラ1−8について、以下図面を参照して詳細に説明する。図19はデジタルカメラ1−8の機能構成を示すブロック図、図20A、図20Bはデジタルカメラ1−8の動画像編集処理のフローチャート、図21はデジタルカメラ1−8の外部記録メディア38に記録された画像ファイルの時系列を示す図である。なお図19においては図1のデジタルカメラ1の機能構成と同じ箇所は同符号で示して説明を省略して異なる箇所についてのみ詳細に説明する。
本実施形態のデジタルカメラ1−8は、図19に示す如く、図1のデジタルカメラ1の機能構成にさらに時間間隔算出部(時間間隔算出手段)53と期間設定部(期間設定手段)54が備えられている。時間間隔算出部53は静止画像検索部45により検索された2つ以上の静止画像のうち、隣り合う時刻に撮影された2つの静止画像の時間間隔を算出し、期間設定部54はこの算出された時間間隔の値が所定の閾値よりも小さいときに、前記2つの静止画像の撮影時刻を含む時間間隔内の撮影時刻を動画像抽出期間に設定する。
また本実施形態の動画像抽出部46−8は、上記期間設定部54によって設定された動画像抽出期間内に撮影された静止画像の各々に対して、各静止画像の撮影時刻を含む前後の所定時間内に撮影された動画像を抽出する。
また本実施形態の動画像結合部47−8は、上記動画像抽出部46−8によって抽出された2つ以上の動画像を、連続する動画像抽出期間毎に結合して1つの動画像を生成する。
次に、以上の構成のデジタルカメラ1−8における動画像の編集方法について説明する。デジタルカメラ1−8は、図20Aに示す如く、まず抽出時間設定部44が、例えばユーザによる操作部26からの入力に基づいて、動画像抽出部46−8が動画像を抽出する時間T(例えば5分、10分等)を予め設定する(ステップS40)。なおこの時間Tはユーザが操作部26を操作することによって任意に変更できる。
次に静止画像検索部45が、外部記録メディア38に記録された画像ファイルから全ての静止画像を検索する(ステップS41)。このとき静止画像は、画像ファイルのヘッダに記録された静止画像であるか動画像であるかの情報から検索することができるので、検索処理をすばやく行うことが可能となる。なお静止画像の画像ファイルと動画像の画像ファイルの判断は、例えば画像ファイルの拡張子の違いに基づいて行ってもよいし、画像ファイルの録画時間、フレームレート等の情報に基づいて行ってもよいし、一般的に使用されている公知の方法を使用することができる。
次にCPU30が、静止画像検索部45により検索された静止画像が2つ以上あるか否か、つまり外部記録メディア38に2つ以上の静止画像の画像ファイルがあるか否かを判別する(ステップS42)。静止画像が2つ以上ある場合(ステップS42;YES)には、時間間隔算出部53が隣り合う静止画像の時間間隔をそれぞれ算出する(ステップS43)。
そしてCPU30が、時間間隔算出部53により算出された時間間隔が所定の閾値よりも小さいか否かを判別し(ステップS44)、小さい場合(ステップS44;YES)には、期間設定部54は前記隣り合う静止画像の撮影時刻を含む時間間隔内の撮影時刻を動画像抽出期間に設定する(ステップS45)。なお所定の閾値については、外部記録メディア38に記録されている画像ファイルの状況等に応じてユーザが任意に設定することができる。
次に動画像抽出部46−8が、設定された動画像抽出期間内に撮影された各静止画像の撮影時刻の前後時間T内に撮影された動画像を抽出する(ステップS46)。そして次にCPU30は、図20Bに示す如く、動画像抽出部46−8が連続する動画像抽出期間において動画像を2つ以上抽出したか否かを判別し(ステップS47)、2つ以上抽出した場合(ステップS47;YES)には、動画像結合部47−8が、この抽出された2つ以上の動画像を連続する動画像抽出期間毎に結合して1つの動画像を生成し、結合された動画像を圧縮/伸長処理部35及びメディア制御部37を介して外部記録メディア38に記録する(ステップS48)。
またステップS47にて動画像が2つ以上抽出されない場合(ステップS47;NO)には、動画像がないか若しくは1つだけ抽出されたことになり、動画像を結合する必要がないため処理を終了する。
一方、図20Aに示す如く、ステップS42にて外部記録メディア38に2つ以上の静止画像がないと判別された場合(ステップS42;NO)には、CPU30は処理をステップS49へ移行して、静止画像検索部45が静止画像を検索したか否か、すなわち外部記録メディア38に静止画像があるか否かを判別する(ステップS49)。
CPU30が、静止画像がないと判別した場合(ステップS49;NO)には、ユーザが所望する主要なシーンの動画像は撮影されていないと判断して処理を終了し、静止画像があると判別した場合(ステップS49;YES)には、静止画像検索部45によって静止画像が1つだけ検索されたことになり、動画像抽出部46−8がこの検索された静止画像の撮影時刻の前後の時間T内に撮影された動画像を抽出する(ステップS50)。
またステップS44にて算出された時間間隔が所定の閾値以上である場合(ステップS44;NO)は、ステップS50へ処理を移行して、上記と同じように動画像抽出部46−8がこの検索された静止画像の撮影時刻の前後の時間T内に撮影された動画像を抽出する(ステップS50)。
ステップS50にて、動画像の抽出を行うと次に、図20Bに示す如く、CPU30が動画像抽出部46−8により動画像が2つ以上抽出されたか否かを判別し(ステップS51)、2つ以上抽出されている場合(ステップS51)には、動画像結合部47−8が、この抽出された2つ以上の動画像を結合して1つの動画像を生成し、結合された動画像を圧縮/伸長処理部35及びメディア制御部37を介して外部記録メディア38に記録する(ステップS52)。
一方、動画像が2つ以上抽出されていない場合(ステップS51)には、動画像がないか若しくは1つだけ抽出されたことになり、動画像を結合する必要がないため処理を終了する。
以上のような動画像の編集方法では、ステップS43にて時間間隔算出部53が隣り合う静止画像の時間間隔を算出したときに、例えば図21に示す如く、撮影時刻の早い方から順に、時間間隔が所定の閾値よりも小さい時間間隔Rsが4つ続き、次に時間間隔が所定の閾値以上の時間間隔Rlが2つ続き、同様に時間間隔Rsが4つ、時間間隔Rlが1つ、時間間隔Rsが1つの順に続くような時間間隔で静止画像の撮影が行われると、動画像結合部47−8は、連続する動画像抽出期間毎、つまり図21のように時間間隔Rsが4つ隣り合う期間D1、期間D3を1つの期間として、この期間D1、D3内に撮影された静止画像に対して抽出された動画像を結合して、それぞれ独立した動画像を生成する。また時間間隔Rsが2つ隣り合う期間D4についても、上記と同様にして独立した画像ファイルを生成する。
一方、時間間隔が所定の閾値以上の、連続した2つの時間間隔Rlの中央の時刻にて撮影された静止画像Pは、その静止画像の撮影時刻の前後の所定時間内D2に撮影されて抽出された動画像のみを結合して1つの独立した動画像を生成する。
例えばユーザが外部記録メディア38を初期化せずにデジタルカメラ本体に挿入したままでデジタルカメラ1−8を長期間使用するとき等に、外部記録メディア38には、夏の旅行で撮影した静止画像と動画像の画像ファイルや、お正月に撮影した静止画像と動画像の画像ファイル等、季節に関係なく様々な画像ファイルが記録されている場合がある。
このようなときに、静止画像検索部45によって検索された静止画像の撮影時刻の前後で撮影された動画像を全て1つの動画像に結合してしまうと、違和感のある動画像が生成されてしまう虞がある。
そこで本実施形態のデジタルカメラ1−8では、隣り合う時刻に撮影された2つの静止画像の時間間隔があいている場合には、この時間間隔で撮影期間を区画することができるので、季節毎やイベント毎に結合した動画像を生成することができる。
なお本実施形態のデジタルカメラ1−8においては、上述した第2の実施形態のデジタルカメラ1−2の機能を適用することができる。この場合、静止画像検索部45は、顔が検出された静止画像を検索し、時間間隔算出部53は隣り合う、顔が検出された2つの静止画像の撮影時刻の時間間隔を検出する。
また本実施形態のデジタルカメラ1−8においては、上述した第3の実施形態のデジタルカメラ1−3の機能を適用することができる。この場合、静止画像検索部45は、顔が検出された静止画像を検索し、時間間隔算出部53は隣り合う、顔が検出された2つの静止画像の撮影時刻の時間間隔を検出する。そしてこの時間間隔が所定の閾値よりも小さい場合に、期間設定部54は前記隣り合う静止画像の撮影時刻を含む時間間隔内の撮影時刻を動画像抽出期間に設定し、動画像抽出部46−8が、この動画像抽出期間における撮影時間内に撮影された動画像を抽出して、抽出された動画像のうち前記2つの静止画像で検出された顔と同一の顔がある動画像のみを最終的に抽出する。
また本実施形態のデジタルカメラ1−8においては、上述した第4、第5、第6の実施形態のデジタルカメラ1−4、1−5、1−6の機能を適用することができる。この場合、抽出時間設定部44は、上述した第4、第5、第6の実施形態と同様に、静止画像に顔があるないか、所定の撮影時間間隔毎にカウントされた静止画像の枚数、静止画像が撮影されたシーンモードに応じて、静止画像の撮影時刻の前後の動画像を抽出する時間Tの長さを設定する。
また上述した第1〜8の実施形態のデジタルカメラ1、1−2〜8においては、さらにファイル名付与手段(図示は省略する)を備えていてもよい。このファイル名付与手段は、動画像を撮影して外部記録メディア38に記録するときに、この動画像が撮影される直前の静止画像の撮影時刻から、この動画像の撮影開始時刻までの経過時間を関連付けしたファイル名を生成して付与する。具体的には、下記表2に示すように、例えば前記経過時間が5分以内の時には、00050000.JPGのように、経過時間を確認可能なファイル名を付与する。
Figure 2010087722
こうすることにより、動画像抽出部46が動画像を抽出するときに、抽出する時間の設定が変更しても、動画像ファイルのタグ情報などを検出しなくても容易に動画像を抽出することができる。
また上述した第1〜8の実施形態のデジタルカメラ1、1−2〜8において、4:3のアスペクト比で撮影する通常撮影モードと16:9のアスペクト比で撮影するワイド撮影モードで撮影された動画像が、外部記録メディア38に混在して記録されているときには、動画像結合部47は、通常撮影モードで撮影された動画像とワイド撮影モードで撮影された動画像とを別にして、撮影モード毎に動画像を結合する。こうすることにより、結合された動画像が観にくくなるのを防止することができる。
なお本発明の撮影装置は、上述した実施形態のデジタルカメラに限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
第1の実施形態のデジタルカメラの機能構成を示すブロック図 第1の実施形態のデジタルカメラの動画像編集処理のフローチャート 第1の実施形態のデジタルカメラに記録された画像ファイルの時系列を示す図 第2の実施形態のデジタルカメラの機能構成を示すブロック図 第2の実施形態のデジタルカメラの動画像編集処理のフローチャート 第3の実施形態のデジタルカメラの機能構成を示すブロック図 第3の実施形態のデジタルカメラの動画像編集処理のフローチャート 第4の実施形態のデジタルカメラの機能構成を示すブロック図 第4の実施形態のデジタルカメラの動画像編集処理のフローチャート 第4の実施形態のデジタルカメラに記録された画像ファイルの時系列を示す図 第5の実施形態のデジタルカメラの機能構成を示すブロック図 第5の実施形態のデジタルカメラの動画像編集処理のフローチャート 第5の実施形態のデジタルカメラに記録された画像ファイルの時系列を示す図 第6の実施形態のデジタルカメラの機能構成を示すブロック図 第6の実施形態のデジタルカメラの動画像編集処理のフローチャート 第7の実施形態のデジタルカメラの機能構成を示すブロック図 第7の実施形態のデジタルカメラの動画像編集処理のフローチャート 第7の実施形態のデジタルカメラに記録された画像ファイルの時系列を示す図 第8の実施形態のデジタルカメラの機能構成を示すブロック図 第8の実施形態のデジタルカメラの動画像編集処理のフローチャート(その1) 第8の実施形態のデジタルカメラの動画像編集処理のフローチャート(その2) 第8の実施形態のデジタルカメラに記録された画像ファイルの時系列を示す図
符号の説明
1 デジタルカメラ(撮影手段、撮影装置)
38 外部記録メディア(記録手段)
43 時計部
44 抽出時間設定部(時間設定手段)
45 静止画像検索部(静止画像検索手段)
46 動画像抽出部(動画像抽出手段)
47 動画像結合部(動画像結合手段)
48 動画編集部
49 顔検出部(顔検出手段)
50 顔判断部(顔判断手段)
51 カウント部(カウント手段)
52 シーン認識部(シーン認識手段)
53 時間間隔算出部(時間間隔算出手段)
54 期間設定部(期間設定手段)

Claims (18)

  1. 静止画像及び動画像を撮影可能な撮影手段と、
    該撮影手段により撮影された静止画像及び動画像を撮影日時と共に記録する記録手段と、
    該記録手段に記録された前記画像から全ての前記静止画像を検索する静止画像検索手段と、
    該静止画像検索手段により検索された静止画像の各々に対して、各静止画像の撮影時刻を含む前後の予め設定された所定時間内に撮影された前記動画像を抽出する動画像抽出手段と、
    該動画像抽出手段により抽出された2つ以上の前記動画像を結合して1つの動画像を生成する動画像結合手段とを備えていることを特徴とする撮影装置。
  2. 前記静止画像の中から顔を検出する顔検出手段をさらに備え、
    前記静止画像検索手段が、前記顔検出手段により顔が検出された前記静止画像を検索するものであることを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記静止画像及び前記動画像の中から顔を検出する顔検出手段と、
    前記顔検出手段により前記動画像の中から検出された顔が、前記顔検出手段により前記静止画像の中から検出された顔と同一の顔であるか否かを判断する顔判断手段とをさらに備え、
    前記静止画像検索手段が、前記顔検出手段により顔が検出された前記静止画像を検索すするものであり、
    前記動画像抽出手段が、前記顔検出手段により顔が検出され、かつ前記顔判断手段により該検出された顔が前記静止画の中から検出された顔と同一の顔であると判断された前記動画像を抽出するものであることを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  4. 前記静止画像の中から顔を検出する顔検出手段と、
    該顔検出手段により顔が検出された静止画像と前記顔検出手段により顔が検出されていない静止画像とで、前記動画像を抽出する前記所定時間を異なる長さに設定する時間設定手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  5. 静止画像及び動画像を撮影可能な撮影手段と、
    該撮影手段により撮影された静止画像及び動画像を撮影日時と共に記録する記録手段と、
    予め設定された撮影時間間隔毎に、該撮影時間間隔内に前記撮影手段により撮影された前記静止画像の枚数をカウントするカウント手段と、
    該カウントされた前記静止画像の枚数に応じて長さを変更して時間を設定する時間設定手段と、
    前記記録手段に記録された前記画像から全ての前記静止画像を検索する静止画像検索手段と、
    該静止画像検索手段により検索された静止画像の各々に対して、各静止画像の撮影時刻を含む前後の、前記時間設定手段により設定された設定時間内に撮影された前記動画像を抽出する動画像抽出手段と、
    該動画像抽出手段により抽出された2つ以上の前記動画像を結合して1つの動画像を生成する動画像結合手段とを備えていることを特徴とする撮影装置。
  6. 静止画像及び動画像を撮影可能な撮影手段と、
    該撮影手段により撮影された静止画像及び動画像を撮影日時と共に記録する記録手段と、
    前記静止画像の撮影シーンを認識するシーン認識手段と、
    該シーン認識手段により認識されたシーンに対応させて時間を設定する時間設定手段と、
    前記記録手段に記録された前記画像から全ての前記静止画像を検索する静止画像検索手段と、
    該静止画像検索手段により検索された静止画像の各々に対して、各静止画像の撮影時刻を含む前後の、前記時間設定手段により設定された設定時間内に撮影された前記動画像を抽出する動画像抽出手段と、
    該動画像抽出手段により抽出された2つ以上の前記動画像を結合して1つの動画像を生成する動画像結合手段とを備えていることを特徴とする撮影装置。
  7. 前記撮影手段が、撮影シーンに応じて任意に撮影モードを設定可能であり、
    前記シーン認識手段が、前記静止画像が撮影されたときの前記撮影モードを認識することにより該静止画像の撮影シーンを認識するものであることを特徴とする請求項6に記載の撮影装置。
  8. 静止画像及び動画像を撮影可能な撮影手段と、
    該撮影手段により撮影された静止画像及び動画像を撮影日時と共に記録する記録手段と、
    該記録手段に記録された前記画像から全ての前記静止画像を検索する静止画像検索手段と、
    該静止画像検索手段により検索された前記静止画像のうち、隣り合う時刻に撮影された2つの静止画像の時間間隔を算出する時間間隔算出手段と、
    該時間間隔算出手段により算出された時間間隔が所定の閾値よりも小さいときに、前記2つの静止画像の撮影時刻を含む前記時間間隔内の撮影時刻を動画像抽出期間に設定する期間設定手段と、
    該期間設定手段により設定された動画像抽出期間内に撮影された前記静止画像の各々に対して、各静止画像の撮影時刻を含む前後の予め設定された所定時間内に撮影された前記動画像を抽出する動画像抽出手段と、
    該動画像抽出手段により抽出された2つ以上の前記動画像を、連続する前記動画像抽出期間毎に結合して1つの動画像を生成する動画像結合手段とを備えていることを特徴とする撮影装置。
  9. 前記記録手段が、前記撮影手段による前記動画像の撮影毎に、該動画像の撮影開始時刻及び撮影終了時刻の情報が格納されたタグが付加された動画像ファイルを記録するものであることを特徴とする請求項1〜8いずれか1項に記載の撮影装置。
  10. 前記動画像を前記記録手段に記録するときに、前記動画像が撮影される直前に撮影された前記静止画像の撮影時刻から前記動画像の撮影開始時刻までの経過時間を関連付けしたファイル名を生成して付与するファイル名付与手段を備えていることを特徴とする請求項1〜9いずれか1項に記載の撮影装置。
  11. 前記撮影手段が、通常撮影モード及びワイド撮影モードで前記静止画像及び前記動画像を撮影可能なものであり、
    前記動画像結合手段が、前記撮影モード毎に前記動画像を結合するものであることを特徴とする請求項1〜10いずれか1項に記載の撮像装置。
  12. 静止画像及び動画像を撮影可能な撮影手段と、
    該撮影手段により撮影された静止画像及び動画像を撮影日時と共に記録する記録手段とを備えた撮影装置における動画像編集方法において、
    予め所定時間を設定し、
    前記記録手段に記録された前記画像から全ての前記静止画像を検索し、
    該検索された静止画像の各々に対して、各静止画像の撮影時刻を含む前後の前記所定時間内に撮影された前記動画像を抽出し、
    該抽出された2つ以上の前記動画像を結合して1つの動画像を生成することを特徴とする動画像編集方法。
  13. 前記検索された静止画像の中から顔を検出し、
    該顔が検出された静止画像の各々に対して、各静止画像の撮影時刻を含む前後の前記所定時間内に撮影された前記動画像を抽出することを特徴とする請求項12に記載の動画像編集方法。
  14. 前記検索された静止画像の中から顔を検出し、
    該顔が検出された静止画像の各々に対して、各静止画像の撮影時刻を含む前後の前記所定時間内に撮影された前記動画像を抽出し、
    該抽出された動画像の中から顔を検出し、
    該検出された顔が、対応する前記静止画像の中から検出された顔と同一の顔であるか否かを判断し、
    同一の顔であると判断された前記動画像のみを前記抽出することを特徴とする請求項12に記載の動画像編集方法。
  15. 顔が検出された静止画像と顔が検出されていない静止画像とで、前記所定時間を異なる長さに設定することを特徴とする請求項12〜14いずれか1項に記載の動画像編集方法。
  16. 静止画像及び動画像を撮影可能な撮影手段と、
    該撮影手段により撮影された静止画像及び動画像を撮影日時と共に記録する記録手段とを備えた撮影装置における動画像編集方法において、
    予め撮影時間間隔を設定し、
    前記記録手段に記録された前記画像から全ての前記静止画像を検索すると共に前記設定した撮影時間間隔毎に該撮影時間間隔内に撮影された前記静止画像の枚数をカウントし、
    該カウントされた前記静止画像の枚数に応じて長さを変更して時間を設定し、
    前記検索された静止画像の各々に対して、各静止画像の撮影時刻を含む前後の、前記設定された時間内に撮影された前記動画像を抽出し、
    該抽出された2つ以上の前記動画像を結合して1つの動画像を生成することを特徴とする動画像編集方法。
  17. 静止画像及び動画像を撮影可能な撮影手段と、
    該撮影手段により撮影された静止画像及び動画像を撮影日時と共に記録する記録手段とを備えた撮影装置における動画像編集方法において、
    前記記録手段に記録された前記画像から全ての前記静止画像を検索し、
    該検索された静止画像の撮影シーンを認識し、
    該認識されたシーンに対応させて時間を設定し、
    前記検索された静止画像の各々に対して、各静止画像の撮影時刻を含む前後の、前記設定された時間内に撮影された前記動画像を抽出し、
    該抽出された2つ以上の前記動画像を結合して1つの動画像を生成することを特徴とする動画像編集方法。
  18. 静止画像及び動画像を撮影可能な撮影手段と、
    該撮影手段により撮影された静止画像及び動画像を撮影日時と共に記録する記録手段とを備えた撮影装置における動画像編集方法において、
    予め所定時間を設定し、
    前記記録手段に記録された前記画像から全ての前記静止画像を検索し、
    該検索された静止画像のうち、隣り合う時刻に撮影された2つの静止画像の時間間隔を算出し、
    該算出された時間間隔が所定の閾値よりも小さいときに、前記2つの静止画像の撮影時刻を含む前記時間間隔内の撮影時刻を動画像抽出期間に設定し、
    該設定された動画像抽出期間内に撮影された前記静止画像の各々に対して、各静止画像の撮影時刻を含む前後の前記所定時間内に撮影された前記動画像を抽出し、
    該抽出した2つ以上の前記動画像を、連続する前記動画像抽出期間毎に結合して1つの動画像を生成することを特徴とする動画像編集方法。
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