JP4756723B2 - 図柄組合せパチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、図柄組合せ表示装置を備えたパチンコ遊戯機に関する。
【0002】
【従来の技術】
図柄組合せパチンコ遊技機は、遊技球が入賞口に入ると、図柄組合せ表示装置の3列の表示手段が一斉に回胴が回転しているような繰り返し表示を開始し、その後順次停止して停止した図柄が全て同一であると大当りで多くの賞球が払い出される。
【0003】
そして遊技者に期待感を持たせるため、2番目に停止する第2表示手段が停止する直前からに繰り返し表示速度を遅くして止まりそうな状態で停止時期を延ばす特別遅くなった状態(所謂スベリと称される)の後停止した第2停止図柄が1番目に停止した第1表示手段の第1停止図柄と同じであると、次に停止する第3表示手段がやはり同じ図柄で停止して大当りとなる可能性が高いように設定されている例がある。
【0004】
遊技者は、第2表示手段がスベリを生じると大当りの期待を抱くことになり、スベリの後に第1停止図柄と同じ図柄で第2表示手段が停止すると、より大当りの期待感が大きくなって第3表示手段の停止を見守ることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし第2表示手段が第1停止図柄と異なる図柄で停止してしまうと、それまで折角高まった期待感が一気に失われてしまう。
【0006】
なお第1停止図柄と第2停止図柄が一致した後に第3表示手段が1図柄ずれて停止したような場合に第3表示手段が再度繰り返し表示を再開して大当りの可能性をさらに残す例があるが、あくまでも第1停止図柄と第2停止図柄が一致した場合であって第2停止図柄が第1停止図柄と一致しなかったときは、ここですでに大当りの可能性は失われ期待感が持続しない。
【0007】
本発明は斯かる点に鑑みなされたもので、その目的とする処は、2番目に停止する第2表示手段の停止の様子から期待感が得られ、第2停止図柄が第1停止図柄と異なってもなお大当りの可能性を残し一度得られた期待感を長いこと持続させてエキサイティングなゲームを楽しむことができる図柄組合せパチンコ遊技機を供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用効果】
上記目的を達成するために、本発明は、複数の図柄が所定数配列され順次繰り返し表示される表示手段が3列配列され、繰り返し表示が順次停止し並んで表示された図柄が全て同じであると大当りで賞球が多く払い出される図柄組合せパチンコ遊戯機において、前記複数の全ての図柄が、図柄の順番が分かるように数字を含んで構成され、3列の表示手段の各繰り返し表示及び停止表示を制御する表示制御手段を備え、前記表示制御手段は、1番目に停止した第1表示手段の第1停止図柄と2番目に停止した第2表示手段の第2停止図柄とを一致させた後に3番目に停止する第3表示手段の第3停止図柄を停止させるノーマルリーチ表示と、2番目に仮に停止した第2表示手段の第2停止図柄が1番目に停止した第1表示手段の第1停止図柄と異なり、3番目に停止した第3表示手段の第3停止図柄が前記第1停止図柄と同一であると、第2表示手段が再び繰り返し表示を開始し前記第1停止図柄及び第3停止図柄と同じ図柄で停止し大当りとなる可能性があるように第2表示手段を再変動させる特別リーチ表示とを、選択的に実行可能とし、前記特別リーチ表示では、前記第2表示手段の仮停止時における繰り返し表示の速度を変更したスベリ制御を実行し、前記第2表示手段が前記スベリ制御中に前記第1停止図柄と同じ図柄を表示してから停止するまでに表示されたズレ図柄数によって大当りの可能性が異なるようにし、前記第2表示手段は、前記ズレ図柄数に基づく大当りとなる可能性に応じたキャラクタを出現させ、出現した前記キャラクタにより大当りとなる可能性を表示する図柄組合せパチンコ遊戯機とした。
【0009】
第2停止図柄が第1停止図柄と一致したときは当然に大当りの期待感が増すが、第2停止図柄が第1停止図柄と異なっても、ここで既に大当りの可能性が失われたわけではなく第3表示手段が第1停止図柄と同じ図柄で停止すれば、第2表示手段が再び繰り返し表示を開始し前記第1停止図柄及び第3停止図柄と同じ図柄で停止し大当りとなる可能性がある特別リーチ表示制御に入り、期待感が長いこと持続してエキサイティングなゲームを楽しむことができる。
【0011】
リーチ種類選択手段がノーマルリーチか特別リーチかを選択し、特別リーチを選択したときに、表示制御手段が第2表示手段の第2停止図柄を第1停止図柄と異ならしめ、3番目に停止した第3表示手段の第3停止図柄が前記第1停止図柄と一致させ、第2表示手段が再び繰り返し表示を開始する特別リーチ表示を行う。
【0013】
第2表示手段の繰り返し表示の速度が特別変更されることで、大当りの期待感が増すとともに、移動する図柄を視認し目で追うことができ、止まりそうになった第2表示手段が第1停止図柄と同じ図柄で停止するように期待しながら見守ることができるとともに、第1停止図柄と異なる図柄で停止しても繰り返し表示の速度が特別変更されたスベリ制御がなされたことで第3停止図柄が第1停止図柄と同じとなって特別リーチに入ることで大当りの可能性が残されており期待感が持続される。
【0015】
遊技者はまず第2表示手段が第1停止図柄と同じ図柄で停止することを期待するが、たとえ当該図柄で停止しなくて通過してもその後停止するまでに表示されたズレ図柄数(繰り返し表示の速度が特別遅くなった状態で第1停止図柄と同じ図柄が表示されてから停止表示するまでにズレた図柄の数)によって大当りの可能性が異なり、できるだけ可能性が高い数だけ図柄がズレて停止するよう期待をもって見守ることになり、目が離せず益々熱中することができる。
【0033】
図柄に数字を含むので、図柄の順番が容易に分かり、これから表示され停止されるかもしれない図柄を数字により予想することができ、期待をもって見守ることになり、大いに熱中することになる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下本発明に係る一実施の形態について図1ないし図4に基づき説明する。
本図柄組合せパチンコ遊技機1の全体正面図を図1に示す。
矩形の外枠2の前面に開閉自在に設けられた開閉扉3は、略上半部に金枠4に縁取りされたガラス扉5が張設され、ガラス扉5の下方に左右横長に打球供給皿6が配設され、さらにその下方に余剰球受皿7が横長に設けられている。
【0035】
打球供給皿6の後壁の球払出し口6aが景品の賞球(遊技球,パチンコ球)8で満杯になった場合に、余剰球が余剰球払出し口7aに案内されて余剰球受皿7に払い出されるようになっている。
余剰球受皿7の右方に操作ハンドル9が設けられている。
【0036】
ガラス扉5の奥に張設された略正方形の遊技盤11には、外レール12が略円形に大きく配設されている。
外レール12は、遊技盤11の下辺から左辺及び上辺に沿って上方へ円弧を描き、次いで右辺に沿って円弧状に下方へ敷設されて下辺に沿い、さらに連続した内レール13が左辺に沿った外レール12の内側に平行に上方へ向かって敷設されている。
【0037】
打球発射機構により発射された球8は、この外レール12と内レール13との間を外レール12に案内されて情報へ円弧状の軌道を描いて時計回りに転動し、遊技盤11上の外レール12内の遊技領域11aを落下する。
遊技領域11a内には中央に大きく矩形の液晶ディスプレイ20が配置され、その外側の遊技盤11上に多数の釘14が打たれ風車15が配設されている。
【0038】
そして遊技盤11には複数の通常入賞口16が処処に配設されるとともに、下半部中央に始動入賞口17、その下方に大入賞口18が設けられている。
大入賞口18は大入賞口ソレノイド の駆動による開閉扉の揺動で開閉する。
入賞口16はもとより始動入賞口17及び大入賞口18にはそれぞれ入球を検知するスイッチ類 が備えられている。
【0039】
入賞口に球8が入ると、賞球の払出しが球払出し口6aから打球供給皿6にあり、入賞しなかった球8は遊技領域11aの最下部中央に設けられたアウト球入口25に入って没収される。
【0040】
以下大当り制御と液晶ディスプレイ20による画像表示制御について説明する。
該制御系の概略ブロック図を図2に示す。
大当り制御等を行う遊技制御用CPU30は、ROM31に書き込まれた制御プログラムに従いRAM32を随時使用してデータを処理し制御信号を出力する。
【0041】
遊技制御用CPU30は、バスライン33を介して前記ROM31,RAM32と接続されデータの授受がなされるとともに、バスライン33を介してバッファゲート34,出力ポート37,サウンドジェネレータ41等が接続され、遊技制御用CPU30との間でデータや信号の授受を行っている。
【0042】
バッファゲート34には、始動入賞口17その他の各入賞口の入球を検知するスイッチやその他のスイッチ類36からの検知信号がローパスフィルタ35を介して入力されており、検知信号はバッファゲート34からバスライン33を介して遊技制御用CPU30に入力される。
【0043】
出力ポート37は、遊技制御用CPU30からの制御信号をドライバー38に出力し、該制御信号に基づきドライバー38が大入賞口ソレノイド39及びランプやLED等の各種ランプ類40を駆動する。
サウンドジェネレータ41は、遊技制御用CPU30からの指示に従い効果音を生成し、音生成信号はアンプ42で増幅されてスピーカ43を駆動し効果音を発生させる。
【0044】
そして遊技制御用CPU30から直接データや信号を入力して画像制御を行う表示用CPU45が設けられており、表示用CPU45は制御プログラム及び表示データを等を格納するROM46と随時データを記憶するRAM47を備え、バスライン48を介して表示ドライバー49に表示制御信号を出力し、同表示制御信号に基づいて表示ドライバー49が前記液晶ディスプレイ20を駆動し画像表示させる。
【0045】
液晶ディスプレイ20は、横長矩形の液晶画面に左中右の各図柄がそれぞれ独立に変動表示されるもので、恰も外周面に図柄を配列した回胴が回転しているかのように図柄が繰り返し表示される。
【0046】
なお本実施の形態では各回胴に当たる表示列には0から9までの10個の数字が順番通りに配列されているもので、3列の表示列が繰り返し表示を停止したときの3つの停止図柄が同一である場合を大当りとする。
【0047】
以上のような制御系において、大当り制御と画像表示制御の制御動作について図3のフローチャートに従うとともに図4の液晶ディスプレイ20の画像例を参照しながら説明する。
【0048】
3列の表示列は、一斉に繰り返し表示(回転表示)がなされ、時間差をもって順次停止するが、左中右のいずれから停止してもよく、最初に停止する表示列を第1表示列、2番目に停止する表示列を第2表示列、3番目に停止する表示列を第3表示列と称することとする。
なお本実施の形態では仮に左中右の順に表示列が停止するとして左側の表示列を第1表示列、中央の表示列を第2表示列、右側の表示列を第3表示列とする。
【0049】
まずステップ1で始動入賞口に球が入ったか否かすなわち始動入賞口スイッチがオンしたか否かが判別され、オンしたときにステップ2に進む。
ステップ2では3列の表示列を一斉に回転表示させる。
【0050】
次にステップ3で大当りの抽選を行う。
この抽選は大当りかハズレかのいずれかを決める抽選であり、例えば200分の1の確率で大当りとなるように乱数取得により抽選を行う。
【0051】
そして次のステップ4で抽選の結果が大当りであるか否かを判別し、大当りならばステップ5に進み、ハズレならばステップ7に飛ぶ。
大当りでステップ5に進むと、大当りの図柄組合せを選択する。
3列の表示列の停止図柄が全て同じ図柄が並ぶ大当りにおける図柄が選択され、例えば3−3−3,7−7−7というように、大当りの図柄組合せが選択される。
【0052】
またハズレでステップ7に飛ぶと、ハズレの図柄組合せを選択する。
ハズレの図柄組合せには、例えば3−4−8のように全て異なる図柄の場合と、3−3−8、3−5−3のように2つの図柄が同じ場合があり、2つの図柄が同じ場合はリーチ状態にあった可能性がある。
【0053】
大当り図柄組合せが選択されると(ステップ5)、ステップ6で第1表示列を選択された図柄で停止しステップ10に進む。
またハズレ図柄組合せが選択されると(ステップ7)、ステップ8で第1表示列を、選択された第1停止予定図柄で停止しステップ9に進み、リーチか否かを判別する。
すなわちステップ9では第1停止図柄と第2停止予定図柄が同じであるか否かを判別し、同じでリーチならばステップ10に進み、異なればステップ18に飛ぶ。
【0054】
ステップ18に飛んだときは、例えばハズレ図柄組合せが3−4−8のように全て異なる図柄の場合であり、第2表示列を偽のスベリ制御で停止させ遊技者に期待を持たせるか否かを判断し、スベリを生じさせる場合はステップ19に進んで第2表示列をスベリ制御で停止(スベリ停止)させ、スベリを生じさせない場合はステップ21に進んで第2表示列をスベリなしの通常の停止(繰り返し表示速度が一定の変化率で減速してそのまま停止する通常停止)を行う。
いずれの場合も第1停止図柄と第2停止図柄は異なり、ステップ21に進み第3表示列が通常停止し、ハズレの状態で全表示列が停止しステップ22に飛ぶ。
【0055】
一方、大当りでステップ6からステップ10に進んだ場合及びハズレでもリーチでステップ9からステップ10に進んだ場合は、ステップ10でリーチの種類をテーブルから選択する。
【0056】
リーチの種類には大別して第1停止図柄と第2停止図柄が一致する通常のノーマルリーチと、第2停止図柄が第1停止図柄と異なる図柄でスベリ停止した後第3停止図柄が第1停止図柄と一致する特別リーチであるスーパーリーチとがあり、スーパーリーチにはスベリ停止した第2停止図柄と第1停止図柄との差分(繰り返し表示の速度が通常停止のときに比べて特別遅くなったスベリ状態で第1停止図柄と同じ図柄が表示されてから停止表示するまでにズレた図柄の数)が1から9までの9種類があり、表1にその出現割合及び出現確率をテーブルで示す。
【0057】
スベリ停止した第2停止図柄と第1停止図柄との差分は、例えば図4を参照して第1表示列が停止して第1停止図柄が3となり(図4▲2▼)、第2表示手段の回転速度が特別遅くなってスベリ状態となり(図4▲3▼)、第1停止図柄と同じ3が表示されてから(図4▲4▼)、停止するまでに(図4▲5▼)、表示された図柄の数(ズレ図柄数)であり、図4に示す例では4つの図柄が3からズレて7が第2停止図柄として表示されているので、差分は4である。
【0058】
スーパーリーチのこの差分のそれぞれ及びノーマルリーチについて大当り時における出現割合と全体での出現確率、ハズレ時における出現割合と全体での出現確率が、表1に示されている。
【0059】
【表1】
Figure 0004756723
【0060】
ステップ10では、大当りの場合は勿論ハズレの場合も、このリーチの種類を選択する。
ステップ3の抽選で200分の1の確率で大当りのときは、232/1000の割合でノーマルリーチ、768/1000の割合でスーパーリーチが選択され、スーパーリーチの場合はさらに差分の大きさが表1に示す割合で選択される。
【0061】
大当りのスーパーリーチでの差分の出現割合は、差分が1から5までの各場合が80/1000(全体からみると0.04%の出現確率)、差分が6の場合が60/1000、差分が7の場合が48/1000、差分が8の場合が80/1000とあまり変わりがないが、差分が9の場合が特に180/1000と割合が高い。
【0062】
一方ハズレのときは、924/1000の割合でノーマルリーチ、76/1000の割合でスーパーリーチが選択され、スーパーリーチの場合はさらに差分の大きさが表1に示す割合で選択される。
ハズレのスーパーリーチでの差分の出現割合は、差分が1の場合が36/1000、差分が2の場合が16/1000、差分が3の場合が9/1000というように差分が増すごとに割合が減少していく。
【0063】
以上のことより例えばスベリ停止した第2停止図柄と第1停止図柄との差分が1で第3停止図柄が第1停止図柄と一致するスーパーリーチが生じたときは、大当りとなる信頼度は10%であるが、差分が4ならば信頼度は40%、差分が9になると信頼度は90%と差分が大きくなる程すなわちズレ図柄数が大きい程大当りとなる可能性が高くなる。
【0064】
したがって遊技者は、まず第1停止図柄に第2停止図柄が一致することを期待して第2表示列の停止を待つが、スベリ状態となって第1停止図柄と同じ図柄が通過してしまうと、今度はできるだけ多くの図柄がズレて停止するように期待し、次いでさらに第3表示列が第1停止図柄と同じ図柄で停止してスーパーリーチとなることを期待することになり、期待感が失せることなく益々大きくなって持続する。
【0065】
このように設定されたリーチの種類がステップ10で選択されると、次のステップ11でスーパーリーチか否かが判別され、スーパーリーチならばステップ12に進み、スーパーリーチでなければすなわちノーマルリーチならばステップ16に飛ぶ。
【0066】
ノーマルリーチが選択されている場合は、第2表示列を第1停止画像と同じ画像で通常の停止を行い実際にノーマルリーチを出現させ(ステップ16)、次いで第3表示列をスベリ停止させ(ステップ17)、遊技者に期待感を大いに持たせて全表示列が停止して図柄組合せの表示が決定し、ステップ22に飛ぶ。
なおノーマルリーチが出現して大当りになる信頼度は1.24%と低い(表1参照)。
【0067】
スーパーリーチが選択されている場合は、差分も選択されているので、ステップ12で第2表示列をスベリ状態で選択された差分(ズレ図柄数)だけズラして停止させ(図4▲4▼、▲5▼参照)、次いでステップ13で第3表示列を第1停止画像と同じ画像でスベリ停止させスーパーリーチを出現させ(図4▲6▼参照)、次のステップ14で第2表示列を再回転させ(図4▲7▼参照)、次にステップ15で第2表示列をスベリ停止して全表示列が停止して最終的な結果である図柄組合せが表示され(図4▲8▼参照)、ステップ22に進む。
【0068】
スーパーリーチが出現して大当りになる信頼度は、ズレ図柄数が多い程大きく、ズレ図柄数が最大の9個の場合は90%の信頼度で大当りとなり、図4に示す例ではズレ図柄数が4で信頼度40%の大当りのときであり、40%の確率で大当りとなっている(図4▲8▼参照)。
【0069】
ステップ22では液晶ディスプレイ20に表示された停止図柄組合せにおいて、同じ図柄が並んでいて大当りとなっているかを実際に表示された図柄組合せで確認に、大当り図柄組合せのときは、ステップ23に進んで大当りの賞球の払い出し等の処理を行い、表示された停止図柄組合せが1つでも異なりハズレのときは、ステップ24に進みハズレ処理をして終了する。
【0070】
本パチンコ遊技機1は上記のようなスーパーリーチを備えている。
遊技者は、まず第1停止図柄に第2停止図柄が一致することを期待して第2表示列の停止を待ち、一致すればノーマルリーチで第3停止図柄の一致により大当りになることを期待する。
【0071】
このように第2表示列が第1停止図柄と同じ図柄で停止するよう期待するが、同じ図柄が通過してしまっても、大当りの可能性が失われるのではなく、今度はスベリ状態でできるだけ図柄が多く通過して停止する(ズレ図柄数が大きい)ことを期待する。
これはズレ図柄数が大きい程大当りの信頼度(可能性)が高いからである。
【0072】
次いでさらに第3停止図柄が第1停止図柄に一致してスーパーリーチが出現することを期待し、一致すればスーパーリーチとなって第2表示列が再度回転表示を開始するので、最終的な大当りを期待して第2表示列の停止を待つことになる。
このように遊技者の期待感は途切れることなく長いことを持続し、その間大当りに向かって期待感は徐々に高まっていきエキサイティングなゲームを楽しむことができる。
【0073】
以上のゲームにおけるスーパーリーチは、第3停止図柄が第1停止図柄と一致するものであったが、第2停止図柄と一致してスーパーリーチとなるようにしてもよい。
斯かる実施の形態を液晶ディスプレイ20の表示変化の一例を示す図5に基づき説明する。
【0074】
第1表示列が3で停止し(図5▲2▼参照)、第2表示列がスベリ状態となり(図5▲3▼、▲4▼参照)、7でスベリ停止し(図5▲5▼参照)、次に第3表示列が第2停止図柄と同じ7で停止してスーパーリーチが出現する(図5▲6▼参照)。
すると第1表示列が再度回転表示を開始し(図5▲7▼参照)、大当りの可能性を残し、図5に示す例では第1表示列は7で停止して大当りとなっている。
【0075】
このようなスーパーリーチを前記実施の形態のスーパーリーチと選択的に出現させるようにしてもよい。
また数字だけでなく各種図柄に数字を添付するようにしてもよく、また数字が主であるが、一部キャラクタが登場するようにしてもよい。
【0076】
例えば図6を参照して第1表示列と第3表示列が共に7で停止してスーパーリーチとなった後に、第2表示列が再び回転表示を開始すると、子供と大人とお相撲さんの3つのキャラクタが選択的に第2表示列に現れて数字の回転を7で止めようとする。
【0077】
スーパーリーチとなる前の第2表示列のスベリ状態でのズレ図柄数が小さいときは子供が現れ、ズレ図柄数が大きいときはお相撲さんが現れ、その中間のときは大人が現れる。
【0078】
図6の(1)に示すように子供が現れたときは、子供が第2表示列の回転を7で止めようとするが、この回転とともに流されてしまいことが多く7で止めることは困難である。
また図6の(2)に示すように大人が現れたときは、大人が第2表示列の回転を7で止めようとし、略50%程度の確率でなんとか7で止めることができる。
【0079】
これに対して図6の(3)に示すようにお相撲さんが現れたときは、お相撲さんが第2表示列の回転を7で止めようとし、かなり高い確率で7で止め、大当りとすることができる。
このように現れるキャラクタによって遊技者の期待感が変化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る図柄組合せパチンコ遊技機の全体正面図である。
【図2】同パチンコ遊技機の制御系の概略ブロック図である。
【図3】同制御系による制御手順を示すフローチャートである。
【図4】液晶ディスプレイの画像例を示す図である。
【図5】別の実施の形態における液晶ディスプレイの画像例を示す図である。
【図6】また別の実施の形態における液晶ディスプレイの画像例を示す図である。
【符号の説明】
1…パチンコ遊技機、2…外枠、3…開閉扉、4…金枠、5…ガラス扉、6…打球供給皿、7…余剰球受皿、8…球、9…操作ハンドル、11…遊戯盤、12…外レール、13…内レール、14…釘、15…風車、16…入賞口、17…始動入賞口、18…大入賞口、20…液晶ディスプレイ、25…アウト球入口、
30…遊技制御用CPU、31…ROM、32…RAM、33…バスライン、34…バッファゲート、35…ローパスフィルタ、36…スイッチ類、37…出力ポート、38…ドライバー、39…大入賞口ソレノイド、40…ランプ類、41…サウンドジェネレータ、42…アンプ、43…スピーカ、45…表示用CPU、46…ROM、47…RAM、49…表示ドライバー。

Claims (1)

  1. 複数の図柄が所定数配列され順次繰り返し表示される表示手段が3列配列され、繰り返し表示が順次停止し並んで表示された図柄が全て同じであると大当りで賞球が多く払い出される図柄組合せパチンコ遊戯機において、
    前記複数の全ての図柄が、図柄の順番が分かるように数字を含んで構成され、
    3列の表示手段の各繰り返し表示及び停止表示を制御する表示制御手段を備え、
    前記表示制御手段は、
    1番目に停止した第1表示手段の第1停止図柄と2番目に停止した第2表示手段の第2停止図柄とを一致させた後に3番目に停止する第3表示手段の第3停止図柄を停止させるノーマルリーチ表示と、
    2番目に仮に停止した第2表示手段の第2停止図柄が1番目に停止した第1表示手段の第1停止図柄と異なり、3番目に停止した第3表示手段の第3停止図柄が前記第1停止図柄と同一であると、第2表示手段が再び繰り返し表示を開始し前記第1停止図柄及び第3停止図柄と同じ図柄で停止し大当りとなる可能性があるように第2表示手段を再変動させる特別リーチ表示とを、
    選択的に実行可能とし、
    前記特別リーチ表示では、
    前記第2表示手段の仮停止時における繰り返し表示の速度を変更したスベリ制御を実行し、
    前記第2表示手段が前記スベリ制御中に前記第1停止図柄と同じ図柄を表示してから停止するまでに表示されたズレ図柄数によって大当りの可能性が異なるようにし、
    前記第2表示手段は、前記ズレ図柄数に基づく大当りとなる可能性に応じたキャラクタを出現させ、
    出現した前記キャラクタにより大当りとなる可能性を表示することを特徴とする図柄組合せパチンコ遊戯機。
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