JPH11347210A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH11347210A
JPH11347210A JP10161982A JP16198298A JPH11347210A JP H11347210 A JPH11347210 A JP H11347210A JP 10161982 A JP10161982 A JP 10161982A JP 16198298 A JP16198298 A JP 16198298A JP H11347210 A JPH11347210 A JP H11347210A
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Application number
JP10161982A
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English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Hideki Kotsuji
秀樹 小辻
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11347210A publication Critical patent/JPH11347210A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可変表示装置に対する遊技者の注目度がより
一層、高まるようにすることが可能な遊技機を提供す
る。 【解決手段】 可変表示装置の画像表示部5に、横3
本、斜め2本の計5本の当りラインが設定されている遊
技機において図柄の一斉変動が開始すると、大当りの発
生する可能性のある当りライン上にコイン形状の当りラ
イン予告キャラクタ104が表示されるように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばパチンコ
遊技機やコイン遊技機あるいはスロットマシン等で代表
される遊技機に関し、詳しくは、複数種類の識別情報を
可変表示可能な可変表示部を複数有する可変表示装置を
含み、前記複数の可変表示部の表示結果が複数本の当り
ライン上のうちの少なくとも1本の当りライン上におい
て特定の識別情報の組合わせとなった場合に遊技者にと
って有利な遊技状態に制御可能となる遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技機として従来から一般的に
知られているものに、たとえば、複数種類の識別情報を
可変表示可能な可変表示部を複数有する可変表示装置を
含み、前記複数の可変表示部の表示結果が複数本の当り
ライン上のうちの少なくとも1本の当りライン上におい
て特定の識別情報の組合わせとなった場合にいわゆる”
大当り”となり、可変入賞球装置が開放状態となって遊
技者にとって有利な状態となる遊技機があった。
【0003】さらに、この種の遊技機には、可変表示部
の段階的な停止制御により特定の識別情報の組合わせの
成立に段階的に近づけていくように表示制御し、遊技者
の期待感を段階的に高めて、”リーチ表示状態”とした
後において、最終的に大きな期待感にまで高めるように
構成されたものがある。なお、”リーチ表示状態”と
は、たとえば、可変表示装置が可変開始された後表示制
御が進行して表示結果が導出表示される前段階にまで達
した時点でも、前記特定の識別情報の組合わせとなる表
示条件から外れていない表示状態をいう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の従来の遊技機では、少なくともリーチ表示状態となる
までは、複数の当りラインのうちいずれの当りラインに
大当りが発生するのかを遊技者が推測することができな
かった。そのため、リーチ表示状態となるまでは、遊技
者は常に複数の当りラインすべてについて同等の期待度
で表示変化に注目せざるを得なかった。
【0005】このため、当りラインが多ければ多いほ
ど、各当りラインに対する遊技者の注目度は小さくな
り、可変表示に対する遊技者の注意が散漫になりがちで
あった。
【0006】本発明は係る実情に鑑み考え出されたもの
であり、その目的は、可変表示に対する遊技者の注目度
を高めることの可能な遊技機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、複数種類の識別情報を可変表示可能な可変表示部を
複数有する可変表示装置を含み、前記複数の可変表示部
の表示結果が複数本の当りライン上のうちの少なくとも
1本の当りライン上において特定の識別情報の組合わせ
となった場合に遊技者にとって有利な遊技状態に制御可
能となる遊技機であって、前記複数の可変表示部を可変
開始させた後表示結果を導出表示させる可変表示制御を
行なう可変表示制御手段を含み、該可変表示制御手段
は、前記複数本の当りラインのうち前記特定の識別情報
の組合わせとなる当りラインをリーチ表示状態となる前
に遊技者に予告可能な当りライン予告手段を含むことを
特徴とする。
【0008】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記当りライン予告手段は、
前記可変表示制御の実行に関連した所定時期に前記予告
を行なうことを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の本発明は、請求項2に記
載の発明の構成に加えて、前記当りライン予告手段は、
前記複数の可変表示部が可変開始された後の所定の時期
に前記予告を行なうことを特徴とする。
【0010】請求項4に記載の本発明は、請求項1から
請求項3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記
当りライン予告手段は、予告対象の当りライン上に位置
する可変表示部に前記予告のための所定の表示を行なう
ことを特徴とする。
【0011】請求項5に記載の本発明は、請求項4に記
載の発明の構成に加えて、前記当りライン予告手段は、
前記複数の可変表示部の表示結果が導出表示される前に
前記表示を消去することを特徴とする。
【0012】請求項6に記載の本発明は、請求項1から
請求項4のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記
複数の可変表示部の表示結果が前記当りライン予告手段
の予告する予告当りライン上において前記特定の識別情
報の組合わせになった場合に、前記予告当りライン以外
の当りラインにおいて前記特定の識別情報の組合わせに
なった場合と比較して遊技者にとって有利な程度の異な
る特別遊技状態に制御可能な遊技制御手段をさらに含む
ことを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、当りライン
予告手段の働きにより、可変表示装置の複数本の当りラ
インのうち特定の識別情報の組合わせとなる当りライン
がリーチ表示状態となる前に遊技者に予告される。
【0014】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、当りライン予告手段の
働きにより、可変表示制御の実行に関連した所定時期に
前記予告が行なわれる。
【0015】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
2に記載の発明の作用に加えて、当りライン予告手段の
働きにより、複数の可変表示部が可変開始された後の所
定の時期に前記予告が行なわれる。
【0016】請求項4に記載の本発明によれば、請求項
1から請求項3のいずれかに記載の発明の作用に加え
て、当りライン予告手段の働きにより、予告対象の当り
ライン上に位置する可変表示部に前記予告のための所定
の表示が行なわれる。
【0017】請求項5に記載の本発明によれば、請求項
4に記載の発明の作用に加えて、当りライン予告手段の
働きにより、前記複数の可変表示部の表示結果が導出表
示される前に前記予告のための所定の表示が消去され
る。
【0018】請求項6に記載の本発明によれば、請求項
1から請求項4のいずれかに記載の発明の作用に加え
て、遊技制御手段の働きにより、複数の可変表示部の表
示結果が当りライン予告手段の予告する予告当りライン
上において特定の識別情報の組合わせになった場合に、
予告当りライン以外の当りラインにおいて前記特定の識
別情報の組合わせになった場合と比較して遊技者にとっ
て有利な程度の異なる特別遊技状態に制御される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施の形態
においては、遊技機の一例としてパチンコ遊技機を示す
が、本発明はこれに限らず、たとえばコイン遊技機やス
ロットマシンなどであってもよく、複数種類の識別情報
を可変表示可能な可変表示部を複数有する可変表示装置
を含み、前記複数の可変表示部の表示結果が複数本の当
りライン上のうちの少なくとも1本の当りライン上にお
いて特定の識別情報の組合わせとなった場合に遊技者に
とって有利な遊技状態に制御可能となる遊技機であれ
ば、すべてに適用することが可能である。
【0020】図1は、本発明に係る遊技機の一例のパチ
ンコ遊技機1の正面図である。パチンコ遊技機1の遊技
盤には、遊技領域3が形成されている。パチンコ遊技機
1には、遊技者が打球操作するための打球操作ハンドル
28が設けられており、この打球操作ハンドル28を遊
技者が操作することにより、上皿29内に貯留されてい
るパチンコ玉を1個ずつ発射することができる。発射さ
れたパチンコ玉は、区画レール2の間を通って遊技領域
3内に導かれる。
【0021】遊技領域3の中央には、識別情報の一例と
なる特別図柄を可変表示させることが可能な可変表示装
置4が設けられている。可変表示装置4の下方には、可
変入賞球装置12が設けられている。この可変入賞球装
置12は、ベース板23を遊技領域3に固定することに
より取付けられている。可変入賞球装置12は、後述す
るソレノイド50が励磁されることにより開閉板22が
開成して打玉が入賞可能な遊技者にとって有利となる第
1の状態と、ソレノイド50が消磁されることにより開
閉板22が閉成して打玉が入賞不可能な遊技者にとって
不利な第2の状態とに変化可能に構成されている。可変
入賞球装置12には、遊技状態に応じて点灯または点滅
表示する6個のLED24が設けられている。
【0022】可変表示装置4の左側方部分および右側方
部分には、ワープ入口17が設けられている。このワー
プ入口17に進入した打玉は、可変表示装置4の裏面側
を通って下方に流下してワープ出口10から再度遊技領
域3に放出される。このため、ワープ出口10から放出
された打玉は、始動口9に比較的入賞しやすい状態とな
る。可変表示装置4の左側方部分に設けられたワープ入
口17に進入した打玉の通過経路には、普通図柄始動ゲ
ート8が設けられている。この普通図柄始動ゲート8に
は、玉の通過を検出するための通過球検出器13が設け
られている。
【0023】遊技領域3内に打込まれた打玉が普通図柄
始動ゲート8に進入すれば、その通過球が通過球検出器
13により検出され、その検出出力に基づいて普通図柄
表示器20が可変開始される。
【0024】普通図柄表示器20はたとえば7セグメン
ト表示器で構成されており、普通図柄と呼ばれる識別情
報が可変表示される。この普通図柄表示器20の表示結
果が予め定められた特定の識別情報(たとえば7)とな
れば、後述するソレノイド49が励磁されて、始動口9
に設けられた左右1対の可動片14が所定期間だけ開成
し、打玉がより始動入賞しやすい状態となる。この始動
口9に入賞した始動入賞球は後述する始動球検出器34
により検出され、その検出出力に基づいて可変表示装置
4が可変開始される。
【0025】可変表示装置4は、たとえば液晶表示可能
なCRT表示機53(図2参照)で構成されており、可
変表示される特別図柄や所定のメッセージ、その他の画
像を表示可能な画像表示部5が設けられている。この画
像表示部5は、左図柄が可変表示される左可変表示部
と、中図柄が可変表示される中可変表示部と、右図柄が
可変表示される右可変表示部とを表示可能に構成されて
おり、各可変表示部の特別図柄が一斉に可変開始するこ
とにより、各可変表示部の上から下に向かって複数種類
の特別図柄からなる識別情報がスクロール表示される。
【0026】画像表示部5で左図柄、中図柄、右図柄の
可変表示が一斉に開始した後、パチンコ遊技機1内部の
制御によって定められる所定の順序で各図柄が順次停止
制御される。画像表示部5には、上段、中段、下段の3
本、および斜めの2本の計5本の当りラインが設定され
ており(図12(a)に一点鎖線で示す)、すべての可
変表示部の図柄が完全に停止して可変表示装置4の表示
結果が導出表示された段階で、いずれかの当りラインに
予め定められた大当り図柄のゾロ目(たとえば777)
が表示されている場合には、いわゆる”大当り”とな
る。大当りとなれば、可変入賞球装置12が第1の状態
に制御され、開閉板22が傾動して打玉を可変入賞球装
置12内へ入賞させることが可能となり、遊技状態が遊
技者にとって有利な状態となる。
【0027】可変入賞球装置12内には、特定入賞領域
が設けられており、この特定入賞領域に入賞した入賞球
が特定球検出スイッチ33(図2参照)により検出され
る。また、前記特定入賞領域および該特定入賞領域以外
の領域からなる通常入賞領域の2領域に入賞した入賞
球、すなわち、可変入賞球装置12内に入賞したすべて
の入賞球が球数検出スイッチ32(図2参照)により検
出され、その検出個数が7セグメント表示器よりなる個
数表示器25に表示される。
【0028】第1の状態となった可変入賞球装置12内
に進入した打玉が所定個数(たとえば9個)だけ球数検
出スイッチ32により検出されるか、または所定期間
(たとえば30秒間)経過するかのうちのいずれか早い
方の条件が成立した場合に可変入賞球装置12の第1の
状態が終了して開閉板22が閉成し、遊技状態が遊技者
にとって不利な第2の状態となる。そして、可変入賞球
装置12が第1の状態となっている期間中に進入した打
玉が特定入賞領域に入賞し、可変入賞球装置12が第2
の状態になった後に特定球検出スイッチ33により検出
されれば、再度可変入賞球装置12を第1の状態にする
繰返し継続制御が実行される。この繰返し継続制御の実
行上限回数はたとえば16回と定められている。繰返し
継続制御において、可変入賞球装置12が第1の状態に
されている状態がラウンドと呼ばれる。繰返し継続制御
の実行上限回数が16回の場合には、第1ラウンドから
第16ラウンドまでの16ラウンド分、可変入賞球装置
12が第1の状態にされ得る。
【0029】特に大当りが予め定められた確変図柄によ
り発生した場合には、大当りとともに、いわゆる”確率
変動(確変)”が生じ、確率変動状態となる。確変が生
じることにより、たとえば、その後、大当りが2回発生
するまで大当りの発生する確率が高くなる。なお、確変
中に再度、確変図柄で大当りが発生した場合には、その
大当り発生後、さらに大当りが2回発生するまで確変が
継続する。以降、確変図柄で発生した大当りを”確変大
当り”という。
【0030】可変表示装置4が可変表示中に打玉が始動
口9に始動入賞して始動球検出器34により検出されれ
ば、その始動入賞球が記憶され、可変表示装置4が可変
停止した後、再度可変開始可能な状態になってから始動
入賞記憶に基づいて可変表示装置4が再度可変開始され
る。この始動入賞記憶の上限は、たとえば「4」と定め
られている。現時点における始動入賞記憶個数が始動記
憶表示器6により表示される。
【0031】遊技領域3内には、さらに風車19、通常
の入賞口7,11,15、および、遊技領域3内に打込
まれた打玉がいずれの入賞領域や可変入賞球装置にも入
賞しなかった場合にアウト玉として回収するアウト口1
6が設けられている。さらに、遊技領域3の両サイドに
は、飾り図柄表示用のサイドランプ18が設けられてい
る。
【0032】始動口9、可変入賞球装置12、通常の入
賞口7,11,15などの各種入賞領域に打玉が入賞す
ると、その入賞口に応じた所定個数の景品玉が上皿29
に払出される。上皿29の下方には、上皿玉抜きレバー
26を操作することにより上皿29から排出される打玉
を貯留しておくための下皿31が設けられている。下皿
31に貯留された打玉は、下皿玉抜きレバー30を操作
することにより排出できる。
【0033】遊技領域3の上部の左右には、ステレオ音
の音声などの効果音を発生するためのスピーカ81,8
1が設けられている。また、図中27は、パチンコ遊技
機1の前面側の枠である前面枠を開閉できないようにす
るための鍵である。
【0034】次に、パチンコ遊技機1の遊技制御に用い
られる制御回路について説明する。図2および図3は、
遊技制御基板(コントロール基板)66(図4参照)に
設けられた各種制御回路の構成を示すブロック図であ
る。
【0035】図2および図3を参照して、制御回路は、
基本回路45、入力回路35、情報出力回路37、初期
リセット回路38、定期リセット回路39、電飾信号回
路40、アドレスデコード回路41、LED回路46、
ソレノイド回路48、CRT回路54、ランプ回路5
5、音声合成回路56、音量増幅回路57、電源回路5
8を含む。
【0036】基本回路45は、遊技制御プログラムに従
ってパチンコ遊技機1の各種機器を制御する。基本回路
45の内部には、マイクロコンピュータ(マイコン)6
8が設けられている。マイクロコンピュータ68には、
遊技制御プログラムを記憶しているROM69(Read O
nly Memory)、遊技制御プログラムに従って制御動作を
行なうためのCPU(Central Processing Unit )7
1、CPUのワーク用メモリとして機能するRAM(Ra
ndom Access Memory)70、その他図示を省略するがI
/O(Input/Output)ポート、クロック発生回路などが
設けられている。
【0037】入力回路35は、始動口9に始動入賞した
打玉を検出するための始動玉検出器13と、可変入賞球
装置12の特定入賞領域に入賞した打玉を検出するため
の特定球検出スイッチ33と、可変入賞球装置12の大
入賞口に入賞した打玉を検出するための球数検出スイッ
チ32と、普通図柄始動ゲート8を通過した打玉を検出
するための通過球検出器13とそれぞれ接続される。入
力回路35は、始動玉検出器34から出力される始動入
賞信号など、各検出器から出力される検出信号を基本回
路45へ送信する。
【0038】LED回路46には、普通図柄表示器20
の個数表示LED21、始動記憶表示器6のLED、普
通図柄表示器20の普通図柄を表示するためのLED、
通過記憶表示器21のLED、LED47と接続され
る。LED回路46は、基本回路45から出力される制
御信号に応じて、上記各LEDの点灯状態を制御する。
【0039】初期リセット回路38は、電源投入時に基
本回路45をリセットするための回路である。初期リセ
ット回路38から送られてきた初期リセットパルスに応
答して、基本回路45はパチンコ遊技機1を初期化す
る。
【0040】定期リセット回路39は、基本回路45に
対し、定期的(たとえば2msecごと)にリセットパ
ルスを与え、ROM69に記憶されている遊技制御プロ
グラムを先頭から繰返し実行させるための回路である。
【0041】ソレノイド回路48は、始動口9の可動片
14を駆動するためのソレノイド49、および可変入賞
球装置12の開閉板22を駆動するためのソレノイド5
0を制御するための回路である。ソレノイド回路48
は、基本回路45から出力される制御信号に応答して、
所定のタイミングでソレノイド49およびソレノイド5
0を作動させる。
【0042】アドレスデコード回路41は、基本回路4
5内のマイクロコンピュータ68から送られてきたアド
レス信号をデコードし、マイクロコンピュータ68内部
に含まれるROM69、RAM70などのいずれか1つ
を選択するための信号を出力する回路である。
【0043】情報出力回路37は、基本回路45から与
えられるデータ信号に基づいて、大当り情報や図柄確定
情報、確率変動情報などの各種遊技情報をホストコンピ
ュータであるホール用管理コンピュータなどに対して出
力する。ここで、大当り情報とは、大当りの発生を示す
ための情報であり、図柄確定情報とは、始動口9に入賞
した打玉の入賞個数のうち実際に可変表示装置4におけ
る図柄の可変表示の始動に使用された個数を示すための
情報であり、確率変動情報とは、確率変動状態の発生に
関する情報である。
【0044】電飾信号回路40は、パチンコ遊技機1に
設けられた複数種類の電飾の点灯状態を制御する電飾基
板(図示省略)へランプ制御データD0〜D3を送信す
る。ランプ制御データD0〜D3は、電飾の点灯状態を
制御するためのデータであり、大当り時、あるいは確変
時などにおいて、電飾の点灯状態を指定する。なお、ラ
ンプ制御データコモンは共通線信号である。
【0045】CRT回路54は、基本回路45から出力
される制御信号に従って、CRT表示機53を駆動制御
するための回路である。CRT回路54からCRT表示
機53に送信される信号の中には、コマンド信号として
のCD0〜CD7と、表示制御通信トリガ信号(割込信
号)であるINTとが含まれる。さらに、CRT回路5
4とCRT表示機53とを接続する信号線には、電源供
給のための+5V線と、+12V線と、グランド信号線
であるGND線とがある。基本回路45は、定期リセッ
ト回路39からの定期リセット信号が入力されたタイミ
ングでCRT回路54を介してCRT表示機53の可変
表示制御基板(サブ基板)216(図4参照)へ、割込
信号(INT)と画像表示制御信号(コマンド信号CD
0〜CD7)とを出力する。
【0046】ランプ回路55は、サイドランプ18と接
続される。ランプ回路55は、基本回路45から出力さ
れる制御信号に応じて、サイドランプ18の点灯状態を
制御する。
【0047】電源回路58は、AC24Vの交流電源に
接続され、+30V、+21V、+12V、+5Vの複
数種類の直流電圧を各回路に供給するための回路であ
る。なお、電源回路58から発生される+30Vの直流
電圧はCRT表示機53へ出力される。
【0048】音声合成回路56は、基本回路45から出
力される音声発生指令信号に応じて効果音データを合成
し、合成した効果音データを音量増幅回路57に与え
る。音量増幅回路57は、効果音を増幅して電飾基板
(図示省略)へ出力する。
【0049】図4は、可変表示制御基板(サブ基板)2
16に設けられた各種制御回路の構成を示すブロック図
である。可変表示制御基板216は、遊技制御基板(コ
ントロール基板)66からの制御信号に応じて可変表示
装置4の表示状態を制御する。
【0050】可変表示制御基板216には、CRTコン
トロール回路67、VDP(Video Displa
y Processor)59、リセット回路64、発
振回路65、VRAM60、キャラクタROM61、D
A変換回路62が設けられている。
【0051】CRTコントロール回路67は、図2、図
3に示した回路が形成されている遊技制御基板66と接
続されている。CRTコントロール回路67は、遊技制
御基板66から画像表示のためのコマンドデータCD0
〜CD7、INT信号を定期的に受ける。さらに、CR
Tコントロール回路67は、+12Vおよび+5Vの2
種類の電源電圧の供給を受ける。また、可変表示制御基
板216は、遊技制御基板66から延びるGND線によ
り接地されている。
【0052】CRTコントロール回路67は、受信した
コマンドデータCD0〜CD7に応答して、可変表示制
御基板216に形成された回路全体を制御する。CRT
コントロール回路67は、VDP59にアドレス信号、
データ信号および制御信号を送り、VDP59とCRT
コントロール回路67との間で、データ信号の送受信を
行なう。そして、CRTコントロール回路67は、受信
したデータに基づいて、可変表示制御基板216に形成
された回路全体の制御を行なう。
【0053】VDP59は、発振回路65から供給され
るクロック信号を受けて動作し、リセット回路64から
供給されるリセット信号を受けて動作がリセットされ
る。このVDP59は、CRTコントロール回路67か
らの制御信号に応答して、画像データを生成する。VD
P59は、VRAMアドレス信号、VRAMデータ信
号、およびVRAM制御信号などの信号をVRAM60
へ送信する。VRAM60からVDP59へは、VRA
Mデータ信号などの信号が返信される。VDP59は、
キャラクタROMアドレス信号、キャラクタROMデー
タ信号およびキャラクタROM制御信号をキャラクタR
OM61へ送信する。キャラクタROM61からVDP
59へは、キャラクタROMデータ信号などの信号が返
信される。
【0054】VDP59は、CRTコントロール回路6
7から出力される制御信号に応答して、画像表示部5に
表示される画像を構成するための画像データを生成す
る。VRAM60は、VDP59が生成した画像データ
を一時的に記憶する。VDP59が生成し、VRAM6
0に記憶される画像データは、所定数のドットの集合を
単位としたキャラクタの識別番号である。
【0055】画像データには、複数のキャラクタの識別
番号が、表示される配置関係に従って含まれている。こ
れをマップデータという。個々のキャラクタの識別番号
は、CRTコントロール回路67内に予め記憶されてい
る。画像表示部5に表示される画面を構成するために必
要なキャラクタの識別番号がCRTコントロール回路6
7から読出され、VDP59により、表示画面における
キャラクタの配置関係を示すためのマップデータとし
て、VRAM60に記憶される。
【0056】キャラクタROM61は、キャラクタの識
別番号に対応するドットデータを予め記憶している。V
DP59は、所定のタイミングでVRAM60からマッ
プデータを読出し、マップデータに含まれる各キャラク
タの識別番号に基づいて、各キャラクタのドットデータ
を読出す。VDP59は、読出したドットデータに基づ
いて、画像表示信号を生成する。生成された信号は、D
A変換回路62によりアナログのRGB(RED,GR
EEN,BLUE)信号に変換されて表示装置63に入
力される。さらにVDP59は、複合同期信号SYNC
を表示装置63へ供給する。表示装置63は、送信され
てきたRGB信号、複合同期信号SYNCに基づいて、
画像表示部5に画像を表示する。なお、表示装置63
は、遊技制御基板66から延びるGND線により接地さ
れている。
【0057】図5は、パチンコ遊技機1に用いられる主
なランダムカウンタの種類とその内容を示す説明図であ
る。ランダムカウンタは、可変表示装置4の可変表示制
御などに用いられる乱数をカウントするカウンタであ
る。図5には、C_RND_H、C_RND_L、C_
RND_C、C_RND_R、C_RND_RCH、C
_RND_HF、C_RND_RCHF、C_RND_
LINEの8種類のランダムカウンタが示されている。
【0058】基本回路45の内部に設けられたCPU7
1は、ROM69内に記憶された制御プログラムに従っ
て以下に説明するランダムカウンタの値を所定タイミン
グで抽出する。ROM69内には抽出値に対応する処理
内容の定義されたカウンタテーブルが各ランダムカウン
タ別に記憶されている。図示する説明図の「処理」の欄
には、カウンタテーブル内の定義の一部が示されてい
る。CPU71は、このカウンタテーブルを参照して各
ランダムカウンタの抽出値に対応した可変表示制御を行
なう。
【0059】C_RND_Hは、可変表示装置4におけ
る特別図柄の可変表示の結果、大当りを発生させるか否
かを可変表示開始前に事前に決定するための大当り決定
用ランダムカウンタである。C_RND_Hは、「0〜
255」のカウント範囲で、カウンタ値が0.002秒
(2msec)ごとに1ずつカウントアップ(加算)さ
れる。C_RND_Hは、その上限までカウントアップ
されると、再度0からカウントをし直すように構成され
ている。なお、0.002秒とは、基本回路45におい
て、定期リセット回路39から出力された定期リセット
信号に応答して遊技制御プログラムが繰返し実行される
間隔である。このC_RND_Hのカウンタ値が始動入
賞の発生に基づいた所定時期に抽出され、その始動入賞
に基づく可変表示装置の可変表示結果を大当りとするか
否かがその抽出値に基づいて事前に決定される。たとえ
ば、図示するように、抽出値が「7」の場合には大当り
とすることが事前に決定され、それ以外の値の場合には
はずれとすることが事前に決定される。なお、確率変動
時には、「7、37、67、97、127」のうちいず
れかの値である場合には、大当りとすることが事前に決
定され、いずれの値でもない場合にははずれとすること
が事前に決定される。
【0060】C_RND_L、C_RND_C、C_R
ND_Rは、それぞれ、左、中、右の各可変表示部に導
出表示させる左、中、右図柄の種類を決定するための図
柄表示用ランダムカウンタである。各々のランダムカウ
ンタのカウント範囲は「0〜5」である。たとえば、C
_RND_Lのカウンタ値「1」には特別図柄「7」が
対応するなどのように、各カウント値と対応する特別図
柄が予め定められている。C_RND_LおよびC_R
ND_Cのカウンタ値は、それぞれ0.002秒ごとに
1つずつカウントアップされる。一方、C_RND_R
のカウンタ値は、C_RND_Cの桁上げのとき1つず
つカウントアップされる。
【0061】C_RND_RCHは、画像表示部5を”
リーチ表示状態”に制御する際に、複数種類のリーチの
中からいずれのリーチを使用するのかを定めるためのラ
ンダムカウンタである。C_RND_RCHのカウント
範囲は、「0〜21」である。C_RND_RCHのカ
ウンタ値は、0.002秒ごとに1つずつカウントアッ
プされるとともに、基本回路45の割込処理動作の余り
時間を利用して1つずつカウントアップされる。
【0062】ここで、”リーチ表示状態”とは、たとえ
ば、この実施形態のように3つの特別図柄の組合わせに
より大当りが発生する場合には、2つの特別図柄が大当
り図柄7で同一の当りライン上に停止し、残る1つの特
別図柄が変動中である場合の表示状態のように、可変表
示装置が可変開始された後表示制御が進行して表示結果
が導出表示される前段階にまで達した時点でも、前記特
定の識別情報となる表示条件から外れていない表示状態
をいう。
【0063】また、”リーチ表示状態”とは、表示状態
が変化可能な可変表示装置を有し、該可変表示装置が時
期を異ならせて複数の表示結果を導出表示し、該複数の
表示結果が予め定められた特定の識別情報の組合せとな
った場合に、遊技状態が遊技者にとって有利な状態(特
定遊技状態)となる遊技機において、前記複数の表示結
果の一部がまだ導出表示されていない段階で、既に導出
表示されている表示結果が前記特定の識別情報の組合せ
となる条件を満たしている表示状態をいう。さらに別の
表現をすれば、”リーチ表示状態”とは、表示状態が変
化可能な可変表示部を複数有する可変表示装置の表示結
果が予め定められた特定の識別情報の組合せになった場
合に、遊技状態が遊技者にとって有利な特定遊技状態と
なる遊技機において、前記可変表示装置の表示結果がま
だ導出表示されていない段階で、前記特定の識別情報の
組合せが表示されやすい可変表示態様となったと遊技者
に思わせるための表示状態をいう。この表示状態には、
前記特定の識別情報の組合せが揃った状態を維持しなが
ら複数の前記可変表示部による可変表示を行なう状態も
リーチ表示状態に含まれる。さらにリーチの中には、そ
れが出現すると、通常のリーチに比べて、大当りが発生
しやすい(大当りの期待度が高い)ものがある。このよ
うな特定のリーチを”スーパーリーチ”という。
【0064】この実施形態では、C_RND_RCHの
カウント値が各リーチ種類に対応づけされており、その
抽出されたカウント値に対応するリーチの表示動作が選
択的に実行される。たとえば、カウント値「21」
は、”スーパーリーチ”に対応づけされており、「0、
7、14」は、”スーパーリーチ”以外の”ノーマルリ
ーチ”に対応づけされている。
【0065】なお、リーチは、C_RND_Hにより大
当りを発生させることが事前に決定された場合のみなら
ず、はずれが事前に決定された際の左図柄および右図柄
の予定停止図柄によりリーチライン(左図柄および右図
柄が揃っているライン)が形成されることが判別された
場合にも実行される。このようにリーチが発生する場合
には、C_RND_RCHの抽出値に応じて、リーチ動
作の種類が選択決定され、決定された種類のリーチ表示
動作が実行される。
【0066】C_RND_HFは、C_RND_Hの抽
出値により大当りとすることが事前に決定された場合
に、大当り図柄の種類と当該大当り図柄を揃って停止さ
せる当りラインとを決定するために使用されるランダム
カウンタである。これに対し、C_RND_RCHF
は、可変表示装置の表示結果をはずれとすることが事前
に決定され、かつ、リーチを成立させることが事前に決
定された場合に、リーチを成立させる際の特別図柄の種
類とリーチラインとを決定するために使用されるランダ
ムカウンタである。C_RND_RCHFおよびC_R
ND_HFのカウント範囲は、ともに「0〜29」であ
る。また、両ランダムカウンタのカウンタ値は、0.0
02秒ごとに1つずつカウントアップされる。
【0067】C_RND_LINEは、大当り予告ライ
ン決定用のランダムカウンタである。このC_RND_
LINEのカウント範囲は、「0〜9」であり、そのカ
ウンタ値は、0.002秒ごとに1つずつカウントアッ
プされる。そして、所定タイミングで抽出されたC_R
ND_LINEのカウンタ値により、”当りライン予
告”を行なうか否かが可変表示開始前に事前に決定され
る。当りライン予告を行なうことが事前に決定された場
合には、リーチ表示状態となる前の所定時期に、大当り
図柄の出揃う当りラインが所定の表示態様で遊技者に予
告される。リーチ表示状態となる前の所定時期として
は、たとえば、可変表示の開始前、可変表示の開始と同
時、あるいは可変表示が開始してから左図柄が停止する
までの間等が考えられる。なお、常にこの予告通りの当
りラインに大当り図柄が出揃って大当りが発生するとは
限らず、中には、実際の表示結果に一致しない、”がせ
予告”も含まれている。
【0068】たとえば、当りライン予告が行なわれた後
の可変表示経過に従ってその種類を分類すると、当り
ライン予告が行なわれた後、その予告通りの当りライン
でリーチが成立しその後大当りが発生する場合、当り
ライン予告が行なわれた後、その予告通りの当りライン
でリーチまでは成立するものの最終的な可変表示結果が
はずれとなる場合、当りライン予告が行なわれた後、
その予告とは異なる当りラインでリーチが成立しその後
大当りが発生する場合、当りライン予告が行なわれた
後、その予告とは異なる当りラインでリーチが成立しそ
の結果がはずれとなる場合、当りライン予告が行なわ
れた後、リーチが成立することなく可変表示の結果がは
ずれとなる場合がある。
【0069】所定タイミングで抽出されたC_RND_
LINEのカウンタ値が「7」の場合には、上記6種類
の当りライン予告のうち、またはのような表示結果
となる予告(予告実行)とすることが決定される。一
方、C_RND_LINEのカウンタ値が「4」の場合
には、〜のうちいずれかの表示結果となる予告(ハ
ズレ予告)とすることが決定される。具体的な決定手法
については、図6のフローチャトにおいて後述する。
【0070】なお、カウンタ値が抽出された時点で始動
記憶が無く、かつ、可変表示装置4で可変表示が行なわ
れていない場合には、その抽出値が「7」である場合の
みならず、「0、3」のうちいずれかである場合にも、
抽出値が「7」の場合と同様の予告表示を行なうことが
決定される(一回転目)。したがって、始動記憶も無
く、かつ、可変表示装置で可変表示が行なわれていない
ような、遊技者にとって面白みの少ない画像表示部5の
表示状態が継続した後、最初に行なわれる可変表示で
は、当りライン予告の表示が行なわれる確率が高くな
る。このため、このような遊技者にとって面白みの少な
い表示状態を経てようやく可変表示が行なわれる際には
より高い確率で表示内容に大きな変化をもたらせること
ができ、遊技者を飽きさせない。
【0071】図6は、各種ランダムカウンタの値に応じ
て可変表示制御の内容を事前に決定するための制御手順
を示すフローチャートである。同図を参照して、可変表
示装置4における特別図柄の可変表示の結果を大当りと
するかまたは大当り以外とするかを決定するための手
順、画像表示部5に停止表示される左図柄、中図柄、右
図柄の種類を決定するための手順、および、当りライン
予告の内容を決定するための手順について説明する。
【0072】まず、大当り決定用ランダムカウンタC_
RND_Hの値が参照される(SC1)。ここで参照さ
れる値は、始動入賞の発生に基づいて所定時期にすでに
抽出され、所定の記憶領域に記憶されている抽出値であ
る。
【0073】次に、参照されたC_RND_Hの値が大
当り決定値「7」であれば、SC2でYESの判断がな
されて大当りとすることが事前に決定される。そして、
事前に抽出され所定の記憶領域に記憶されているC_R
ND_HFの抽出値が参照され、抽出値に基づいて大当
り図柄の種類とその大当り図柄を揃わせる当りラインと
が決定される(SC11)。続いて事前に抽出され所定
の記憶領域に記憶されているC_RND_LINEの値
が参照され(SC13)、抽出値が「7」であるか否か
が判断される(SC14)。抽出値が「7」の場合に
は、当りライン予告を行なうことが決定され、再度、C
_RND_HFの抽出値が参照されることによってその
抽出値に基づいて当りライン予告を行なう当りラインが
決定される(SC15)。
【0074】以上の処理により、当りライン予告が行な
われた後、その予告通りの当りラインでリーチが成立し
その後大当りが発生する、前述したの予告表示が行な
われることが決定されることになる。
【0075】一方、SC14でC_RND_LINEの
抽出値が「7」でないと判断された場合には、再度、そ
の抽出値が参照され(SC8)、その値が「4」である
か否かが判断される(SC9)。抽出値が「4」でない
場合には、処理が終了する。この場合には、当りライン
予告は行なわれることなく可変表示制御が実行される。
抽出値が「4」の場合には前述したように”がせ予告”
に該る当りライン予告を行なうために、再度、C_RN
D_HFの抽出値が参照され、その抽出値により定まる
真の当りライン以外の当りラインの中から当りライン予
告を行なう当りラインが決定される(SC10)。より
具体的には、C_RND_HFの抽出値に所定値(たと
えば一定値あるいはランダムカウンタの乱数)を加算
し、その加算結果に対応する当りラインをC_RND_
HFのカウンタテーブルから選択するのである。
【0076】以上の処理により、当りライン予告が行な
われた後、その予告とは異なる当りラインでリーチが成
立しその後大当りが発生する、前述したの予告表示が
行なわれることが決定されることになる。SC2でC_
RND_Hの抽出値が「7」ではないと判断された場合
には、はずれとすることが事前決定される。そして、事
前に抽出され所定の記憶領域に記憶されているC_RN
D_RCHの抽出値が参照され(SC3)、参照された
抽出値がリーチを成立させる値(「0、7、14、2
1」のうちいずれかの値)であるか否かが判断される
(SC3)。リーチを成立させる値である場合には、抽
出値に対応して予め定められたリーチ表示を行なうため
に、C_RND_RCHFの抽出値が参照され(SC1
0)、その抽出値によりリーチ表示を行なう際に使用す
る特別図柄の種類と当該特別図柄を停止表示させてリー
チラインを形成するための当りラインとが決定される
(SC12)。続いてC_RND_LINEの値が参照
され(SC13)、抽出値が「7」であると判断された
場合には(SC14)、当りライン予告を行なうことが
決定される。そして、再度、C_RND_RCHFの抽
出値が参照されることによって当りライン予告の対象と
なる当りラインとしてC_RND_RCHFの抽出値で
定まるリーチラインが選択される(SC15)。
【0077】以上の処理により、予告通りの当りライン
でリーチまでは成立するものの最終的な可変表示結果が
はずれとなる、前述したの予告表示が行なわれること
が決定されることになる。
【0078】一方、SC14でC_RND_LINEの
抽出値が「7」でないと判断された場合には、再度、そ
の抽出値が参照され(SC8)、その値が「4」である
か否かが判断される(SC9)。抽出値が「4」でない
場合には、処理が終了する。この場合には、当りライン
予告は行なわれることなく可変表示制御が実行される。
抽出値が「4」の場合には前述したように”がせ予告”
に該る当りライン予告を行なうために、再度、C_RN
D_RCHFの抽出値が参照され、その抽出値により定
まる”リーチライン”以外の当りラインの中から当りラ
イン予告を行なう当りラインが決定される(SC1
0)。より具体的には、C_RND_RCHFの抽出値
に所定値(たとえば一定値あるいはランダムカウンタの
乱数)を加算し、その加算結果に対応する当りラインを
C_RND_RCHFのカウンタテーブルから選択する
のである。
【0079】以上の処理により、当りライン予告が行な
われた後、その予告とは異なる当りラインでリーチが成
立しその結果がはずれとなる、前述したの予告表示が
行なわれることが決定されることになる。
【0080】SC4でNOと判断された場合、すなわ
ち、はずれとすることが決定されており(SC2)、か
つ、リーチを成立させないことが決定された場合には、
C_RND_L、C_RND_C、C_RND_Rの値
に基づいて停止表示すべきはずれ図柄の種類が決定され
る(SC5)。その後、SC5で決定された結果が偶然
にも大当りを発生させる大当り図柄のゾロ目と一致して
いるか否かが判断される(SC7)。そして、大当り図
柄のゾロ目と一致している場合には、C_RND_Cの
データに1を加算して強制的にはずれの結果とされる
(SC7)。SC7の処理の後、または、SC6でNO
と判断された後、C_RND_LINEの抽出値が参照
され(SC8)、その値が「4」であるか否かが判断さ
れる(SC9)。抽出値が「4」でない場合には、処理
が終了する。この場合には、当りライン予告は行なわれ
ることなく可変表示制御が実行される。抽出値が「4」
の場合には前述したように”がせ予告”に該る当りライ
ン予告を行なうために、C_RND_HFまたはC_R
ND_RCHFの抽出値が参照され、その抽出値により
定まる当りラインが当りライン予告を行なう当りライン
として決定される(SC10)。なお、SC4でNOと
判断されているこの処理では、リーチすら発生しないこ
とが事前に決定されているために、C_RND_HFま
たはC_RND_RCHFのうち、いずれの抽出値に基
づいて当りライン予告を行なう当りラインを決定しても
よい。
【0081】以上の処理により、当りライン予告が行な
われた後、リーチが成立することなく可変表示の結果が
はずれとなる、前述したの予告表示が行なわれること
が決定されることになる。
【0082】図7は、C_RND_HFに対応してRO
M69内に記憶されているカウンタテーブル内の定義内
容の一例を説明するための説明図である。同図を参照し
て、C_RND_HFのカウンタ値と、大当り図柄およ
び当該大当り図柄を揃って停止させる当りラインとの対
応関係について説明する。
【0083】図において、各カウンタ値に対応して示さ
れた左図柄と中図柄と右図柄の3行3列のマトリクス
は、画像表示部5に表示される左可変表示部、中可変表
示部、右可変表示部のそれぞれを上段、中段、下段の3
行に分割したものを表わしている。このマトリクスによ
り、上段、中段、下段の3本の当りラインと、斜め2本
の当りラインとの計5本の当りラインを特定できる。さ
らに、各マトリクス内に示される1〜6の値は、その位
置に可変表示結果として停止表示される大当り図柄の種
類を示している。なお、各値に対応する具体的な図柄種
類の情報はROM69内に記憶されている。たとえば、
「1」に対応して大当り図柄「7」が定義されるなどし
ている。
【0084】同図を参照することにより、たとえば、C
_RND_HFのカウンタ値「0」に対応して、下段の
当りラインが大当り図柄を3つ揃わせる大当りラインと
して定義されており、かつ、その大当り図柄の種類が値
「1」に対応する図柄(たとえば「7」の数字図柄)に
定義されていることが理解できる。また、C_RND_
HFの抽出値が「29」に対応して、右上がりの斜めラ
インが大当りラインとして定義されており、かつ、その
大当り図柄の種類が値「6」に対応する図柄(たとえば
確変図柄)に定義されていることが理解できる。
【0085】図8は、C_RND_RCHFに対応して
ROM69内に記憶されているカウンタテーブル内の定
義内容の一例を説明するための説明図である。同図を参
照して、C_RND_RCHFのカウンタ値と、リーチ
を成立させる際に使用するリーチ図柄および当該リーチ
図柄2つを揃って停止させるリーチラインとの対応関係
について説明する。
【0086】図において、各カウンタ値に対応して示さ
れた左図柄と右図柄の3行2列のマトリクスは、画像表
示部5に表示される左可変表示部、中可変表示部、右可
変表示部のそれぞれを上段、中段、下段の3行に分割
し、かつ、中可変表示部を省略したものを意味してい
る。つまり、図8は、中可変表示部が省略されている点
を除いては、図7と同様の表現形式で示されている。
【0087】したがって、同図を参照することにより、
たとえば、C_RND_RCHFのカウンタ「0」に対
応して、下段の当りラインがリーチ図柄をそれぞれ左可
変表示部および右可変表示部に揃わせるリーチラインと
して定義されており、かつ、そのリーチ図柄の種類が値
「1」に対応する図柄(たとえば「7」の数字図柄)に
定義されていることが理解できる。また、C_RND_
RCHFのカウンタ値「29」に対応して、右上がりの
斜めラインがリーチラインとして定義されており、か
つ、そのリーチ図柄の種類が値「6」に対応する図柄
(たとえば確変図柄)に定義されていることが理解でき
る。
【0088】なお、リーチ成立後、最後に停止する中図
柄の種類とその停止位置については、C_RND_RC
HFの抽出値とC_RND_Cの抽出値とに基づき、リ
ーチ表示状態の後の表示結果がはずれとなるように決定
される。
【0089】図9は、当りライン予告が行なわれるタイ
ミングを説明するためのタイミングチャートである。同
図を参照して、当りライン予告が行なわれるタイミング
について、タイミング1〜タイミング3までの計3つの
例を挙げて説明する。
【0090】まず、タイミング1の場合を説明する。タ
イミング1は、可変表示制御の開始数秒前に当りライン
予告を開始し、左図柄の可変表示が終了する前にその表
示を消去する例である。すなわち、ある時期に検出され
た始動入賞に基づいて可変表示制御を開始させることが
可能となった場合に、その可変表示制御の開始前に大当
りの発生する当りラインを指定して当りライン予告の表
示を開始する。そして、一定時間、その表示を行なった
後、左図柄の可変表示が終了する前にその予告の表示を
消去する。その後、すでに検出されている始動入賞に基
づいて連続して可変表示制御が実行されるが、その可変
表示制御に先行して先と同様のタイミングで当りライン
予告の表示を行なう。
【0091】次に、タイミング2の場合を説明する。タ
イミング2は、可変表示制御の開始と同時に当りライン
予告を開始し、中図柄の停止前にその表示を消去する例
である。すなわち、ある時期に検出された始動入賞に基
づいて可変表示制御を開始させることが可能となった場
合に、その可変表示制御の開始と同時に大当りの発生す
る当りラインを指定して当りライン予告の表示を開始す
る。そして、左図柄と右図柄とが停止した後であって、
かつ、中図柄が停止する前に、その予告の表示を消去す
る。その後、すでに検出されている始動入賞に基づいて
連続して可変表示制御が実行されるが、その可変表示制
御と同時に当りライン予告の表示を行なう。
【0092】次に、タイミング3の場合を説明する。タ
イミング3は、可変表示制御の開始後に当りライン予告
を開始し、表示結果が導出表示された後にその表示を消
去する例である。すなわち、ある時期に検出された始動
入賞に基づいて可変表示制御を開始させることが可能と
なった場合に、その可変表示制御の開始後、左図柄の停
止前の所定時期に大当りの発生する当りラインを指定し
て当りライン予告の表示を開始する。そして、すべての
可変表示が終了した後、所定時間が経過した時点で、そ
の予告の表示を消去する。その後、すでに検出されてい
る始動入賞に基づいて連続して可変表示制御が実行され
るが、その可変表示制御の開始後、先と同様のタイミン
グで当りライン予告の表示を行なう。
【0093】最後に、タイミング4の場合を説明する。
タイミング4は、可変表示制御の開始後にタイミング3
の場合よりも早い段階で当りライン予告を開始し、左図
柄の可変表示が終了する前にその表示を消去する例であ
る。すなわち、ある時期に検出された始動入賞に基づい
て可変表示制御を開始させることが可能となった場合
に、その可変表示制御の開始直後に大当りの発生する当
りラインを指定して当りライン予告の表示を開始する。
そして、一定時間、その表示を行なった後、左図柄の可
変表示が終了する前にその予告の表示を消去する。その
後、すでに検出されている始動入賞に基づいて連続して
可変表示制御が実行されるが、その可変表示制御の開始
後、先と同様のタイミングで当りライン予告の表示を行
なう。
【0094】以上、説明した各例ともに、可変表示制御
の実行に関連した所定時期に当りライン予告が行なわれ
るために、図示のように可変表示制御が連続的に行なわ
れる場合であっても、いずれの可変表示制御に対応する
予告であるのかを遊技者が容易に把握できる。特に、可
変表示制御の開始前に当りライン予告を行なうタイミン
グ1の場合に比較して、タイミング2あるいはタイミン
グ3の場合には、可変表示制御の途中に当該可変表示制
御に対応する予告表示が行なわれるために、いずれの可
変表示制御に対応する予告であるのかをより一層、遊技
者が容易に把握できる。また、タイミング1あるいはタ
イミング2の場合には、最終的な表示結果が表示される
前に予告表示が消滅するので、表示結果の視認性が予告
表示のために阻害されてしまうことを防止できる。
【0095】なお、遊技制御において上記各例のうち、
いずれか1つのみを採用してもよく、遊技者の大当りへ
の期待感をより効果的に高めることができるよう、任意
に組合わせて遊技制御が行なわれるように構成してもよ
い。たとえば、左図柄と右図柄とが停止した時点でリー
チが成立せず、かつ、可変表示の停止した可変表示部で
再可変表示が行なわれないことが遊技制御で事前に決定
されているような場合には、上記タイミング2やタイミ
ング3のタイミングで予告表示を消去するよりもタイミ
ング1で予告表示を消去するようにした方が、遊技者に
不快感を与えることがない。一方、大当りとすることが
事前に決定されている場合には、タイミング3を採用し
て継続的に予告表示を行ない、大当り表示がされた後も
暫くの間、予告表示を維持することにより、大当りに対
する遊技者の期待感を高めることができるとともに、当
りライン予告の価値を遊技者にアピールできる。
【0096】また、各例では、予告開始時期のみなら
ず、予告終了時期についてもそれぞれ異なっている。し
たがって、遊技者の大当りへの期待感をより効果的に高
めることができるよう、それぞれ4通りの予告開始時期
と予告終了時期とを任意に組合わせて遊技制御に用いる
ように構成してもよい。たとえば、開始はタイミング
1、消去はタイミング3を採用することなどが考えられ
る。
【0097】図10〜図15は、可変表示装置4の画像
表示部5を示す図である。以下に図10〜図15を参照
して、当りライン予告表示の具体例1〜具体例6を順に
説明する。
【0098】まず、図10を参照して当りライン予告表
示の具体例1を説明する。具体例1では、大当りの発生
する当たりラインが、3つの可変表示部103に表示さ
れるコイン形状の予告表示用キャラクタ104の位置に
よって遊技者に予告される(図10(a)参照)。各予
告表示用キャラクタ104は、各可変表示部103で可
変表示が行なわれている場合、変動中の特別図柄102
の前面側に表示される。遊技者は、この図10(a)の
予告表示を見ることにより、中段の横ラインで大当りが
発生することを予見できる。
【0099】なお、前述したタイミング1で当りライン
予告表示が行なわれる場合には、可変表示開始前から予
告表示用キャラクタが予告対象の当りライン上に表示さ
れることになる。図10(a)の予告表示が行なわれた
後、予告通りの当りラインで大当りが発生した場合の表
示例を図10(b)に示す。図10(b)では、中段の
当りラインに大当り図柄100が揃って停止表示されて
いる。なお、大当り図柄100に付された「Luck
y」の英字は、その図柄が確変図柄であることを意味し
ている。また、この図10(b)では、予告表示機能を
有する予告表示用キャラクタが消滅しているが、たとえ
ば、前述したタイミング3で当りライン予告表示が行な
われる場合には、可変表示終了後、所定期間は、予告表
示用キャラクタが大当り図柄100の出揃っている中段
の当りライン上に表示されることになる。
【0100】次に、図11を参照して当りライン予告表
示の具体例2を説明する。具体例2では、大当りの発生
する当たりラインが、左右の可変表示部103の表示部
外に表示される矢印104の位置によって遊技者に予告
される(図11(a)参照)。遊技者は、この図11
(a)の予告表示を見ることにより、左上がりの当りラ
インで大当りが発生することを予見できる。また、この
具体例2では、予告表示用キャラクタ105により予告
された当りラインで大当りが発生すると、その大当りが
常に確変大当りになる。このため、遊技者は、極めて高
い注目度で予告された当りラインに注目するようにな
る。また、予告された当りライン上において特定の識別
情報の組合わせになった場合に確率変動状態となるため
に、遊技者は、確率変動状態になったことを容易に把握
できる。
【0101】なお、このような予告表示を可能にするた
めに、この具体例2の遊技制御では、確変図柄で大当り
を発生させることが事前に決定された場合にのみ、C_
RND_HFの抽出値に基づいた正しい当りラインが選
択され、選択された正しい当りラインについて当りライ
ン予告を行なうことが決定される。一方、確変図柄以外
の大当り図柄で大当りを発生させることが事前に決定さ
れた場合に当りライン予告を行なう際には、C_RND
_HFの抽出値に所定値が加算され、その加算結果に対
応する当りラインがC_RND_HFのカウンタテーブ
ルから選択されて当りライン予告を行なう当りラインが
決定される。
【0102】図11(a)の予告表示が行なわれた後、
予告通りの当りラインで大当りが発生した場合の表示例
を図11(b)に示す。図11(b)では、左上がりの
当りラインに確変図柄100が揃って停止表示されてい
る。さらに、予告表示機能を有する矢印105が継続し
て表示されており、前述したタイミング3で当りライン
予告表示が行なわれたことがわかる。
【0103】なお、この具体例2において、予告通りの
当りラインで大当りが発生しても確変大当りにならない
場合もあるように構成してもよい。
【0104】次に、図12を参照して当りライン予告表
示の具体例3を説明する。具体例3では、大当りの発生
する当たりラインが、3つの可変表示部103に表示さ
れるハート型の予告表示用キャラクタ106の位置によ
って遊技者に予告される。特に、その表示態様において
図10の予告表示用キャラクタ104と異なる点は、図
12(b)で明らかなように、予告表示用キャラクタ1
06が特別図柄の背景として表示されることによりリー
ル画像101上に可変表示される特別図柄の視認性が損
なわれないようになっている点にある。遊技者は、図1
2(a)の予告表示を見ることにより、5つの当りライ
ン106のうち、中段の当りラインで大当りが発生する
ことを予見できる。
【0105】さらに、この具体例3においては、以下に
説明するように、予告表示が行なわれた当りラインでリ
ーチが成立した後の表示結果に応じて予告表示用キャラ
クタ106が変化する点にも特徴がある。
【0106】まず、3つのリール画像101で可変表示
が行なわれている最中に予告表示が行なわれている状態
が暫く継続した後(図12(a))、やがて左図柄と右
図柄とが順に停止して、リーチが成立する(図12
(b))。その後、中図柄として星型のはずれ図柄が停
止すると同時に、あるいは、停止直前に、中央に表示さ
れていた予告表示用キャラクタ106が裂けるような表
示が行なわれた後にその予告表示用キャラクタ106が
消滅する(図12(c))。なお、図示を省略するが、
予告通りに大当りが発生した場合には、予告表示用キャ
ラクタ106が点滅表示される等、遊技効果を高めるた
めの表示が行なわれる。
【0107】次に、図13を参照して当りライン予告表
示の具体例4を説明する。具体例4では、具体例1と同
様に、大当りの発生する当たりラインが可変表示中の特
別図柄上に表示された予告表示用キャラクタ104の位
置によって遊技者に予告される(図13(a)参照)。
その後、3つのリール画像101すべてにおいて可変表
示が終了し、一旦、はずれの結果が表示される(図13
(b)参照)。
【0108】特に、図13(b)で注目すべき点は、上
段の当りラインよりもさらに上部では大当り図柄「7」
らしき図柄が揃っていることが、その状態から遊技者が
判別できるような表示となっている点である。このよう
な表示が行なわれることにより、遊技者に対して、あと
少しで大当りが発生していたという残念な思いを与える
ことができるとともに、もう少しだけ、スクロールダウ
ンされることに対する強い期待を与えることができる。
【0109】次に、図13(b)に示すような表示が数
秒行なわれた後、3つのリール画像101が同期を取っ
て所定の移動幅だけ下方にカウントダウンするかのごと
く段階的にスクロールする。図13(b)の状態で一
旦、可変表示を停止させた後、しばらくしてから可変表
示を開始させることにより、意外性のある可変表示を行
なって遊技者の興奮度を高めることができる。やがて、
図13(c)に示すように予告通りの当りラインに大当
り図柄が揃って停止表示される。なお、図13(b)の
ような表示となった場合には、再度、可変表示が開始さ
れることに対する遊技者の期待感を高めるべく、各リー
ル画像101の枠部分が点灯するような表示を行なって
もよい。
【0110】次に、図14を参照して当りライン予告表
示の具体例5を説明する。具体例5では、具体例3と同
様に、大当りの発生する当たりラインがハート型の予告
表示用キャラクタ106の位置によって遊技者に予告さ
れる(図14(a)参照)。この具体例5の特徴は、以
下に説明するように、リーチが成立した際の予告表示用
キャラクタ106の表示変化にある。
【0111】まず、図14(b)に示すように、リーチ
が成立すると同時に、上下方向にスクロール表示されて
いた中図柄が予告表示用キャラクタ106のハートの枠
内で可変表示されるようになる。その可変表示の態様に
ついても特徴があり、上下あるいは左右方向へのスクロ
ールではなく、予告表示用キャラクタ106が図示矢印
の方向で回転し、ハート型の予告表示用キャラクタ10
6の両面が交互に入れ替わる毎に中図柄の種類が変化す
ることにより立体的な可変表示が行なわれる。このよう
な意外性のある可変表示を行なうことにより、遊技者の
可変表示に対する注目度を、より一層、高めることがで
きる。やがてその後、所定時間が経過した後、中図柄の
可変表示が終了して、図14(c)に示すように、最終
的な結果が表示される。
【0112】次に、図15を参照して当りライン予告表
示の具体例6を説明する。具体例6では、他の具体例と
同様に大当りの発生する当たりラインが予告表示用キャ
ラクタの位置によって遊技者に予告されるが、予告の確
からしさ(期待度という)の違いにより、異なる種類の
予告表示用キャラクタが表示される。たとえば、図15
(a)では、星型に点灯する予告表示用キャラクタ10
7が中段の当りラインに表示されているが、期待度の違
いにより、その他、図10に示したコイン形状の予告表
示用キャラクタ104、あるいは、図12に示したハー
ト形の予告表示用キャラクタ106などが表示され得
る。なお、この具体例では、最も期待度の高い予告が行
なわれる際には、図15に示す予告表示用キャラクタ1
07が表示される。
【0113】この具体例6では、以下に説明するよう
に、リーチが成立した後の予告表示用キャラクタ107
の表示変化にも特徴がある。
【0114】すなわち、図15(a)のような可変表示
が所定時間行なわれた後、左右のリール画像101がそ
れぞれ中央のリール画像101に移動するような表示が
なされ、やがて、3つのリール画像101が重なり合
い、図15(b)に示すように1つのリール画像101
のみが表示され、リーチが成立する。また、リーチが成
立すると同時に、成立したリーチの種類が画像表示部5
の上部に表示される。図15(b)では、スーパーリー
チの表示108が行なわれている。このようにリーチの
種類がその名称で直接的に遊技者に報知されることによ
り、リーチの種類を図柄の変化などで間接的に遊技者に
報知する場合と比較して、遊技者が確実にリーチの種類
を把握できる。このため、遊技興趣向上のために多数考
案され遊技制御に取り入れられている各種リーチが、効
果的にその目的を果たすことができるようになる。な
お、この種の表示105に代えて、あるいはこの種の表
示105に加えて、音声によりスピーカ81からリーチ
の種類をそのリーチ名称で報知するようにしてもよい。
【0115】その後、中央のリール画像101で可変表
示が継続され、所定時間が経過した後に大当り図柄10
0が停止表示されるともに、重なり合っていたリール画
像101が元の位置に移動し、図15(c)に示すよう
に、最終的な結果が表示される。
【0116】また、この種のリーチでは、図15(b)
のように重なり合う場合と、重ならない場合とに分けて
もよい。すなわち、うまく重なれば、後に確実に図柄が
揃い、重なり合いに失敗すれば、図柄が揃わないのであ
る。このようにすれば、遊技者は、予告表示用キャラク
タ107が表示されると、3つのリール画像101の重
なり合いが成功することを期待する。従来のような図柄
が揃うこととは別の大当り報知の形態といえる。本実施
形態では、図柄を表示しているが、予告表示用キャラク
タ107のみ表示して、重なり合いが成功するか否かを
もって大当りを報知してもよい。
【0117】以上、図10〜図15を参照して当りライ
ン予告表示の具体例1〜具体例6を順に説明したが、い
ずれの具体例においても大当りとなる当りラインがリー
チ表示状態となる前に遊技者に予告されるために、遊技
者のその予告ラインに対する注目度がその他の当りライ
ンに比較して格段に高くなる。その結果、遊技者の可変
表示に対する注意が散漫となることが防止でき、遊技者
の可変表示に対する注目度を高めることができる。
【0118】特に、具体例1、具体例3〜具体例6で
は、予告対象の当りライン上に位置する可変表示部に当
りライン予告のための表示が行なわれるために、遊技者
は容易に予告対象の当りラインを把握できる。また、遊
技者は予告内容を把握するために予告対象以外の当りラ
インその他の箇所に視線を移す必要がなくなるために、
より一層、予告対象の可変表示に注目しやすくなるとう
いう効果が発揮される。一方、具体例2のように可変表
示部外に当りラインの予告表示を行なう場合には、予告
表示用キャラクタのために特別図柄の視認性が阻害され
てしまうことを防止できる。
【0119】次に、以上、説明した実施形態の変形例や
特徴点を以下に列挙する。 (1) 画像表示部5の枠外にLED等の予告用ランプ
を設け、その予告用ランプの点滅位置により、当りライ
ンを予告するようにしてもよい。また、各可変表示部の
枠部分の色彩を変更する等、強調的に表示することによ
り、当りラインを予告するようにしてもよい。
【0120】(2) 成立するリーチの種類を予告表示
するように構成してもよい。たとえば、画像表示部5に
所定のキャクラタを表示し、そのキャラクタの目が光
る、目が燃えるといった予告の表示により、後に成立す
るリーチの種類を判別できるようにするようにすること
などが考えられる。
【0121】(3) 大当りが発生するか否か、あるい
は確変大当りが発生するか否かについての予告を、図1
5(b)に示した要領で、「当たっているかも!」、
「確変かも!」などの表現により文字あるいは音声で予
告報知するようにしてもよい。
【0122】(4) リーチ表示状態となった後に、当
りラインの予告を開始するように構成してもよい。たと
えば、3行3列のマトリックス状に分かれた9つの可変
表示部が表示され、横方向3本、縦方向3本、斜め方向
2本の計8本の当りラインを有する可変表示装置におい
て、ある当りラインでは確変リーチが成立し、他の一の
当りラインでは通常のリーチが成立している場合、確変
リーチの成立している当りラインで大当りが発生する旨
の予告表示をすることにより、確変に対する遊技者の期
待感を向上させることが可能になる。
【0123】(5) 図6のフローチャートにより、前
記当りライン予告手段は、予告の内容と実際の可変表示
装置の表示結果とが一致しない予告をも行なうことが可
能であることが示されている。さらに、同フローチャー
トにより、前記当りライン予告手段は、予告した当りラ
インとは異なる当りライン上に前記特定の識別情報の組
合わせが導出表示されるような予告を行なうことが可能
であることが示されている。
【0124】(6) 前記予告当りライン以外の当りラ
インにおいて前記特定の識別情報の組合わせになった場
合と比較して遊技者にとって有利な程度の異なる特別遊
技状態には、確変(特別図柄の大当りの発生確率を向
上させる大当り確率向上)制御が行なわれる遊技状態の
他に、普通図柄の変動時間短縮制御が行なわれる遊技
状態、普通図柄の当りの発生確率を向上させる普通図
柄当り確率向上制御が行なわれる遊技状態、特別図柄
(飾り図柄も含まれる)の変動時間短縮制御が行なわれ
る遊技状態、始動入賞口に設けられた一対の開成翼片
(電動チューリップ)の開放回数を増加させる開放回数
増加制御が行なわれる遊技状態、始動入賞口に設けら
れた一対の開成翼片(電動チューリップ)の開放時間を
延長させる開放時間延長制御が行なわれる遊技状態も含
まれる。具体的には、特別遊技状態は、前記〜前記
のうちのいずれかの単独制御またはその〜が組合わ
された制御によってもたらされる遊技状態でもよい。す
なわち、特別遊技状態は、大当り発生確率が向上する制
御または特別図柄の可変表示回数が増加する制御等の結
果的に特別図柄の大当りが発生しやすくなる等の遊技者
に有利な状態であればよい。
【0125】(7) 特別図柄により、可変表示部で可
変表示される複数種類の識別情報が構成されている。図
13(b)により、前記可変表示制御手段は、前記特定
の識別情報の組合わせが前記複数の当りラインのうちの
ある当りライン上において表示される前に可変表示を一
旦停止させる制御が可能であることが開示されている。
図5で説明したように、C_RND_LINEのカウン
タ値が抽出された時点で始動記憶が無く、かつ、可変表
示装置4で可変表示が行なわれていない場合には、その
抽出値が「7」である場合のみならず、「0、3」のう
ちいずれかである場合にも、抽出値が「7」の場合と同
様の予告表示(一回転目)を行なうことが決定される。
このような制御の内容により、前記当りライン予告手段
は、前記可変表示制御の実行状況に応じて前記予告を行
なう頻度を変更可能であることが開示されている。図1
5(b)に示した画像表示部5により、リーチが成立し
た場合にそのリーチの名称を遊技者に報知可能なリーチ
名称報知手段が構成されている。
【0126】(8) 当りライン予告を行なう場合に、
その予告の確からしさ(期待度)を併せて表示するよう
に構成してもよい。たとえば、期待度の高さに比例して
予告表示用キャラクタの大きさを大きくすることなどが
考えられる。あるいは、期待度を直接、数値(%)で表
示するようにしてもよい。
【0127】(9) 前記当りライン予告手段は、前記
可変表示制御の実行に関連した所定時期に前記予告を行
なうことが可能であることの具体例として、図9では、
可変表示制御の実行開始時期を基準としてその時期から
所定時間手前、その時期と同時、その時期から所定時間
後に、当りライン予告を行なうことを説明した。しかし
ながら、前記可変表示制御の実行に関連した所定時期と
は、これらに限られるものではなく、たとえば、左図柄
の停止時期と同時期、右図柄の変動パターンが変化した
時期などのように、可変表示制御の制御内容に変化が生
じた時期であってもよい。
【0128】(10) ドラム式のパチンコ遊技機やパ
チスロにあっては、ドラムのバックランプ等により、当
りライン予告を行なうようにしてもよい。
【0129】
【課題を解決するための手段の具体例】パチンコ遊技機
1により、複数種類の識別情報を可変表示可能な可変表
示部を複数有する可変表示装置を含み、前記複数の可変
表示部の表示結果が複数本の当りライン上のうちの少な
くとも1本の当りライン上において特定の識別情報の組
合わせとなった場合に遊技者にとって有利な遊技状態に
制御可能となる遊技機が構成されている。大当り制御が
行なわれる遊技状態により、前記遊技者にとって有利な
遊技状態が構成されている。
【0130】遊技制御基板(コントロール基板)66と
可変表示制御基板(サブ基板)216とにより、前記複
数の可変表示部を可変開始させた後表示結果を導出表示
させる可変表示制御を行なう可変表示制御手段が構成さ
れている。図6のフローチャートにより、前記複数本の
当りラインのうち前記特定の識別情報の組合わせとなる
当りラインをリーチ表示状態となる前に遊技者に予告可
能な当りライン予告手段が構成されている。
【0131】図9に示したタイミングチャートにより、
前記当りライン予告手段は、前記可変表示制御の実行に
関連した所定時期に前記予告を行なうことが開示されて
いる。図9に示したタイミングチャートのうち、タイミ
ング2およびタイミング3の各例により、前記当りライ
ン予告手段は、前記複数の可変表示部が可変開始された
後の所定の時期に前記予告を行なうことが開示されてい
る。図10、図12〜図15により、前記当りライン予
告手段は、予告対象の当りライン上に位置する可変表示
部に前記予告のための所定の表示を行なうことが開示さ
れている。図9に示したタイミングチャートのうち、タ
イミング1およびタイミング2の各例により、前記当り
ライン予告手段は、前記複数の可変表示部の表示結果が
導出表示される前に前記表示を消去することが開示され
ている。遊技制御基板(コントロール基板)66によ
り、前記複数の可変表示部の表示結果が前記当りライン
予告手段の予告する予告当りライン上において前記特定
の識別情報の組合わせになった場合に、前記予告当りラ
イン以外の当りラインにおいて前記特定の識別情報の組
合わせになった場合と比較して遊技者にとって有利な程
度の異なる特別遊技状態に制御可能な遊技制御手段が構
成されている。また、確率変動状態により、前記特別遊
技状態が構成されている。
【0132】
【課題を解決するための手段の具体例の効果】請求項1
に関しては、複数本の当りラインのうち特定の識別情報
の組合わせとなる当りラインがリーチ表示状態となる前
に遊技者に予告されるために、遊技者のその予告ライン
に対する注目度がその他の当りラインに比較して格段に
高くなる。その結果、遊技者の可変表示に対する注意が
散漫となることが防止でき、遊技者の可変表示に対する
注目度を高めることができる。
【0133】請求項2に関しては、請求項1に関する効
果に加えて、可変表示制御の実行に関連した所定時期に
前記予告が行なわれるために、表示結果を導出表示する
ための可変表示制御が連続的に行なわれる場合であって
も、いずれの可変表示制御に対応する予告であるのかを
遊技者が容易に把握できる。
【0134】請求項3に関しては、請求項2に関する効
果に加えて、複数の可変表示部が可変開始された後の所
定の時期に前記予告が行なわれるために、いずれの可変
表示制御に対応する予告であるのかを遊技者がより一
層、容易に把握できる。
【0135】請求項4に関しては、請求項1から請求項
3のいずれかに関する効果に加えて、予告対象の当りラ
イン上に位置する可変表示部に前記予告のための所定の
表示が行なわれるために、遊技者は容易に予告対象の当
りラインを把握できる。また、遊技者は予告内容を把握
するために予告対象以外の当りラインその他の箇所に視
線を移す必要がなくなるために、より一層、予告対象の
可変表示に注目しやすくなる。
【0136】請求項5に関しては、請求項4に関する効
果に加えて、前記複数の可変表示部の表示結果が導出表
示される前に前記予告のための所定の表示が消去される
ために、その表示結果の視認性が予告表示のために阻害
されてしまうことを防止できる。
【0137】請求項6に関しては、請求項1から請求項
4のいずれかに関する効果に加えて、複数の可変表示部
の表示結果が当りライン予告手段の予告する予告当りラ
イン上において特定の識別情報の組合わせになった場合
に特別遊技状態に制御されるために、予告された当りラ
インに対する遊技者の注目度をより一層高めることがで
きる。また、当りライン予告手段の予告する予告当りラ
イン上において特定の識別情報の組合わせになった場合
に特別遊技状態になるために、特別遊技状態になるか否
かを遊技者が容易に把握できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機の正面図である。
【図2】遊技制御基板に設けられた各種制御回路の構成
を示すブロック図である。
【図3】遊技制御基板に設けられた各種制御回路の構成
を示すブロック図である。
【図4】可変表示制御基板に設けられた各種制御回路の
構成を示すブロック図である。
【図5】パチンコ遊技機に用いられる主なランダムカウ
ンタの種類とその内容を示す説明図である。
【図6】各種ランダムカウンタの値に応じて可変表示制
御の内容を事前に決定するための制御手順を示すフロー
チャートである。
【図7】C_RND_HFに対応してROM内に記憶さ
れているカウンタテーブル内の定義内容の一例を説明す
るための説明図である。
【図8】C_RND_RCHFに対応してROM内に記
憶されているカウンタテーブル内の定義内容の一例を説
明するための説明図である。
【図9】当りライン予告が行なわれるタイミングを説明
するためのタイミングチャートである。
【図10】可変表示装置の画像表示部で行なわれる当り
ライン予告表示の具体例1を示す図である。
【図11】可変表示装置の画像表示部で行なわれる当り
ライン予告表示の具体例2を示す図である。
【図12】可変表示装置の画像表示部で行なわれる当り
ライン予告表示の具体例3を示す図である。
【図13】可変表示装置の画像表示部で行なわれる当り
ライン予告表示の具体例4を示す図である。
【図14】可変表示装置の画像表示部で行なわれる当り
ライン予告表示の具体例5を示す図である。
【図15】可変表示装置の画像表示部で行なわれる当り
ライン予告表示の具体例6を示す図である。
【符号の説明】
1はパチンコ遊技機、3は遊技領域、4は可変表示装
置、5は画像表示部、45は基本回路、66は遊技制御
基板、67はCRTコントロール回路、104〜107
は予告表示用キャラクタ、100は大当り図柄、101
はリール画像、102は変動中の特別図柄、103は可
変表示部、108はスーパーリーチの表示、216は可
変表示制御基板である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の識別情報を可変表示可能な可
    変表示部を複数有する可変表示装置を含み、前記複数の
    可変表示部の表示結果が複数本の当りライン上のうちの
    少なくとも1本の当りライン上において特定の識別情報
    の組合わせとなった場合に遊技者にとって有利な遊技状
    態に制御可能となる遊技機であって、 前記複数の可変表示部を可変開始させた後表示結果を導
    出表示させる可変表示制御を行なう可変表示制御手段を
    含み、 該可変表示制御手段は、前記複数本の当りラインのうち
    前記特定の識別情報の組合わせとなる当りラインをリー
    チ表示状態となる前に遊技者に予告可能な当りライン予
    告手段を含むことを特徴とする、遊技機。
  2. 【請求項2】 前記当りライン予告手段は、前記可変表
    示制御の実行に関連した所定時期に前記予告を行なうこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記当りライン予告手段は、前記複数の
    可変表示部が可変開始された後の所定の時期に前記予告
    を行なうことを特徴とする、請求項2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記当りライン予告手段は、予告対象の
    当りライン上に位置する可変表示部に前記予告のための
    所定の表示を行なうことを特徴とする、請求項1から請
    求項3のいずれかに記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記当りライン予告手段は、前記複数の
    可変表示部の表示結果が導出表示される前に前記表示を
    消去することを特徴とする、請求項4に記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記複数の可変表示部の表示結果が前記
    当りライン予告手段の予告する予告当りライン上におい
    て前記特定の識別情報の組合わせになった場合に、前記
    予告当りライン以外の当りラインにおいて前記特定の識
    別情報の組合わせになった場合と比較して遊技者にとっ
    て有利な程度の異なる特別遊技状態に制御可能な遊技制
    御手段をさらに含むことを特徴とする、請求項1から請
    求項4のいずれかに記載の遊技機。
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Cited By (9)

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