JP4756526B2 - 多孔質化低誘電率絶縁膜の形成方法及び該方法で形成された多孔質化低誘電率絶縁膜及び該多孔質化低誘電率絶縁膜を用いた半導体装置 - Google Patents

多孔質化低誘電率絶縁膜の形成方法及び該方法で形成された多孔質化低誘電率絶縁膜及び該多孔質化低誘電率絶縁膜を用いた半導体装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、誘電率が低く、且つ、耐熱性及び耐湿性に優れた多孔質低誘電率絶縁膜及び該多孔質低誘電率絶縁膜を用いた半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、半導体装置の多層配線に於いて、信号伝播速度の低下は配線抵抗と配線間の寄生容量に依って決定され、現在、半導体装置では、高集積化に依って配線幅及び配線間隔が共に狭くなり、配線抵抗の上昇と配線間寄生容量の増大を招来している。
【0003】
通常、絶縁膜の容量は配線厚を薄くして断面積を小さくすれば低減できるのであるが、配線厚を薄くすると配線抵抗は上昇するので、このような手段は半導体装置の高速化に結び付かない。
【0004】
従って、半導体装置を高速化するには、配線の低抵抗化と絶縁膜の低誘電率化が必須であり、半導体装置の性能を支配する大きな要素となる。
【0005】
ところで、配線間の容量増大に起因する信号伝播速度の配線遅延をT、配線抵抗をR、配線間の容量をCとすると、配線遅延Tは、
T∝CR ・・・・(1)
で表され、そして、容量Cは、
C=ε0 εS/d ・・・・(2)
ε:誘電率
ε0 :真空の誘電率
S:電極面積
d:配線間隔
で表される。
【0006】
前記各式からすると、配線遅延Tを小さくするには、配線抵抗Rを上昇させることなく、絶縁膜の低誘電率化を実現できれば大変有効な手段になることが看取できる。
【0007】
従来、半導体装置に於ける絶縁材料としては、二酸化シリコン(SiO2 )、窒化シリコン(SiN)、燐珪酸ガラス(phospho−silicate glass:PSG)などの無機材料、ポリイミドなどの有機系高分子材料が用いられてきた。
【0008】
然しながら、誘電率の面から見ると、半導体装置に多用されているCVD(chemical vapor deposition)成長のSiO2 膜で誘電率は約4程度である。
【0009】
近年、低誘電率のCVD成長絶縁膜としてSiOF膜が知られていて、その誘電率は約3.3〜3.5と低いのであるが、吸湿性が高いことから、時間の経過と共に成膜当初に比較して誘電率が上昇する旨の問題がある。
【0010】
また、低誘電率の絶縁膜としてSiO2 を多孔質化した膜も現れているが、SiO2 の構造欠陥であるSiOHが微量ではあるが含まれていて、吸湿に依って誘電率の変動が起こること、或いは、多孔質の細孔サイズを制御することができず、均一な多孔質膜の形成が困難であることなどの問題がある。
【0011】
更にまた、有機系高分子材料を用いた膜では、ガラス転移温度が200〔℃〕〜350〔℃〕と低く、熱膨張率も大きいことから、配線へのダメージが問題となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明では、誘電率が低く、且つ、耐熱性及び耐湿性に優れた絶縁膜を容易に作成できるようにし、高速動作が可能であると共に信頼性が高い半導体装置を実現しようとする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明では、絶縁膜を多孔質化して誘電率を低下させる技術の範疇に入るのであるが、その絶縁膜は吸湿性が低く、また、多孔質を構成する細孔の大きさは略均一であると共に均一に分散したものとなる。
【0014】
即ち、従来の多孔質絶縁膜に於いて問題となった吸湿性はシラノールに依るものである為、本発明では、シラノールをカルボシランで変性することで吸湿性を解消し、また、カルボシランはシロキサン樹脂に対して相溶性が高いことから均一に分散できることが判り、その結果、30〔nm〕以下の細孔を均一に形成することができた。
【0015】
本発明に於いて、シロキサン樹脂に添加するポリカルボシランはSiH結合を有し、吸湿性が高いシラノールが存在した場合には化学反応を生じる為、シラノールが少なく、耐湿性が高い絶縁膜を形成することができる。また、カルボシランはシロキサン樹脂との相溶性が高く、膜中に均一に分散することができる。更にまた、温度を350〔℃〕にすることで、カルボシランは揮発、或いは、分解除去され、膜中にカルボシラン結合をもつ30〔nm〕以下の細孔を形成することができるので、カルボシランをシロキサン樹脂に対して10重量部以上添加することで得られた絶縁膜は誘電率を2.5以下まで低減させることができる。
【0016】
ここで、カルボシランの添加を70重量部以上にすると、誘電率を1.6以下にすることが可能なのであるが、そのようにした場合、細孔の割合が多過ぎて膜の強度が低下する。
【0017】
本発明に於いて、低誘電率絶縁膜を形成するには、基板上に当該組成物をスピン・コート法に依って塗布し、温度を120〔℃〕〜250〔℃〕として溶剤の乾燥及びシロキサン樹脂の一部架橋を行なった後、温度を300〔℃〕以上にした熱処理を行なってポリカルボシランを揮発または分解除去する工程を経ることで実現する。
【0018】
前記したように、シロキサン樹脂の一部架橋を行なった場合、その後、ポリカルボシランを300〔℃〕以上の温度で除去する際、溶融を抑制することができる為、細孔サイズの制御が可能である。
【0019】
シロキサン樹脂の一部架橋は、120〔℃〕〜250〔℃〕の温度で熱処理することが望ましく、これは、120〔℃〕未満の温度では溶剤が乾燥しないことやシロキサン樹脂の一部を架橋できないこと、また、250〔℃〕を越える温度ではポリカルボシランが一部揮発して細孔径の制御が困難となり、不均一な絶縁膜となることに依る。
【0020】
本発明に於けるベース樹脂として用いるシロキサン樹脂及びラダー型シロキサンの重量平均分子量は500から20000の範囲が好ましく、重量平均分子量が500未満であると溶剤乾燥時に揮発が起こって膜厚の制御が困難になり、また、20000を越えると溶剤乾燥時に架橋が過剰に進行し、後に実施されるポリカルボシランの揮発及び分解除去が困難になる。
【0021】
また、本発明に於いて用いるポリカルボシランは、重量平均分子量は500から20000の範囲が好ましく、重量平均分子量が500未満であると溶剤乾燥時に揮発が起こって細孔を形成することができず、また、20000を越えると前記したように揮発及び分解除去が困難になる。
【0022】
前記したところから、本発明に依る低誘電率絶縁膜の形成方法及び該方法で形成された低誘電率絶縁膜及び該低誘電率絶縁膜を用いた半導体装置に於いては、
(1)
形成方法の発明に於いては、前記一般式1及び前記一般式2の中から選ばれたシロキサン樹脂に前記一般式3に示す重量平均分子量が500〜20000のポリカルボシランを該シロキサン樹脂に対し10〜70重量部を添加した組成物を溶剤に稀釈して塗布溶液を作成する工程と、該塗布溶液をスピン・コートしてから温度を120〔℃〕〜250〔℃〕として溶剤乾燥及びシロキサンの架橋を行なう工程と、温度が300〔℃〕以上で且つ酸素濃度が100〔ppm〕以下である不活性雰囲気中でポリカルボシランを揮発または分解除去する工程とが含まれてなることを特徴とするか、又は、
【0023】
(2)
低誘電率絶縁膜の発明に於いては、前記一般式1及び前記一般式2の中から選ばれたシロキサン樹脂に前記一般式3に示す重量平均分子量が500〜20000のポリカルボシランを該シロキサン樹脂に対し10〜70重量部を添加した組成物からなり、シラノール結合がシリコン原子に対して1〔%〕未満であると共に分子構造内にカルボシラン結合を含み且つ細孔径が30〔nm〕以下であることを特徴とするか、又は、
【0024】
(3)
半導体装置の発明に於いては、基板上に形成された層間絶縁膜が前記一般式1及び前記一般式2の中から選ばれたシロキサン樹脂に前記一般式3に示す重量平均分子量が500〜20000のポリカルボシランを該シロキサン樹脂に対し10〜70重量部を添加した組成物からなり、シラノール結合がシリコン原子に対して1〔%〕未満であると共に分子構造内にカルボシラン結合を含み且つ細孔径が30〔nm〕以下である低誘電率絶縁膜であることを特徴とする。
【0025】
前記手段を採ることに依り、絶縁膜の誘電率は3以下にすることができ、そして、吸湿に依る誘電率の上昇は発生せず、従って、半導体装置に於ける低誘電率の層間絶縁膜として有効であり、この絶縁膜を用いた半導体装置の動作速度及び信頼性は向上する。
【0026】
【発明の実施の形態】
実施例1
テトラエトキシシラン20.8〔g〕(0.1〔mol〕)、メチルトリエトキシシラン17.8〔g〕(0.1〔mol〕)、メチルイソブチルケトン39.6〔g〕の200〔ml〕を反応容器に仕込み、400〔ppm〕の硝酸水を16.2〔g〕(0.9〔mol〕)を10〔分〕間で滴下し、滴下終了後、2〔時間〕の熟成反応を行なった。
【0027】
次いで、硫酸マグネシウム5〔g〕を添加し、過剰の水分を除去した後、ロータリ.エバポレータに於いて、前記熟成反応に依って生成されたエタールを反応溶液が50〔ml〕になるまで除去した。
【0028】
次いで、得られた反応溶液にメチルイソブチルケトンを20〔ml〕添加し、温度を200〔℃〕にしたオーブンに於いてメチルイソブチルケトンを除去したところ、溶液の固形分濃度は17.4〔重量%〕であった。
【0029】
次いで、前記溶液に重量平均分子量5300のポリカルボシランを固形分に対して5から80重量部を添加し、低誘電率絶縁膜材料を作成した。
【0030】
次いで、スピン・コート法を適用することに依り、前記低誘電率絶縁膜材料をSiウエハ上に3000回転、20〔秒〕で塗布した後、温度を200〔℃〕として溶剤乾燥を行ない、酸素濃度100〔ppm〕以下の窒素雰囲気中で温度を400〔℃〕として30〔分〕のアニールを行なって多孔質絶縁膜を形成した。
【0031】
実施例2
テトラエトキシシラン20.8〔g〕(0.1〔mol〕)、トリエトキシシラン16.4〔g〕(0.1〔mol〕)、メチルイソブチルケトン37.2〔g〕の200〔ml〕を反応容器に仕込み、400〔ppm〕の硝酸水を16.2〔g〕(0.9〔mol〕)を10〔分〕間で滴下し、滴下終了後、2〔時間〕の熟成反応を行なった。
【0032】
次いで、硫酸マグネシウム5〔g〕を添加し、過剰の水分を除去した後、ロータリ.エバポレータに於いて、前記熟成反応に依って生成されたエタールを反応溶液が50〔ml〕になるまで除去した。
【0033】
次いで、得られた反応溶液にメチルイソブチルケトンを20〔ml〕添加し、温度を200〔℃〕にしたオーブンに於いてメチルイソブチルケトンを除去したところ、溶液の固形分濃度は16.8〔重量%〕であった。
【0034】
次いで、前記溶液に重量平均分子量5300のポリカルボシランを固形分に対して5から80重量部を添加し、低誘電率絶縁膜材料を作成した。
【0035】
次いで、スピン・コート法を適用することに依り、前記低誘電率絶縁膜材料をSiウエハ上に3000回転、20〔秒〕で塗布した後、温度を200〔℃〕として溶剤乾燥を行ない、酸素濃度100〔ppm〕以下の窒素雰囲気中で温度を400〔℃〕として30〔分〕のアニールを行なって多孔質絶縁膜を形成した。
【0036】
実施例3
窒素ガス導入管、液体用定量ポンプを装備した反応容器に硫酸88〔g〕(0.9〔mol〕)、発煙硫酸(60〔%〕SO4 )33〔g〕を仕込み、トルエン87〔g〕(0.95〔mol〕を定量ポンプにて2〔ml/分〕の条件で滴下し、滴下終了後、1〔時間〕の熟成反応を行なった。
【0037】
次いで、トリクロロシラン41〔g〕(0.3〔mol〕)をトルエンに20〔重量%〕となるに希釈した原料溶液を定量ポンプにて2〔ml/分〕の条件で滴下し、滴下終了後、2時間の熟成反応を行なった。
【0038】
次いで、得られた反応溶液に50重量〔%〕硫酸水溶液を100〔ml〕添加し、沈殿したトルエンスルホン酸を濾過してから分液ロートを用いて過剰の硫酸水を除去した。
【0039】
次いで、前記溶液に炭酸カルシウム2〔g〕を用いて残留硫酸を中和し、硫酸マグネシウム5〔g〕で脱水した後、ロータリ.エバポレータを用いてトルエンを完全に除去することで水素シルセスキオキサン樹脂の固形物15〔g〕が得られた。
【0040】
次いで、水素シルセスキオキサン樹脂をメチルイソブチルケトン70〔g〕に溶解させ、固形分濃度17.5〔%〕の溶液を作成した。
【0041】
次いで、前記溶液に重量平均分子量5300のポリカルボシランを固形分に対して5から80重量部を添加し、低誘電率絶縁膜材料を作成した。
【0042】
次いで、スピン・コート法を適用することに依り、前記低誘電率絶縁膜材料をSiウエハ上に3000回転、20〔秒〕で塗布した後、温度を200〔℃〕として溶剤乾燥を行ない、酸素濃度100〔ppm〕以下の窒素雰囲気中で温度を400〔℃〕として30〔分〕のアニールを行なって多孔質絶縁膜を形成した。
【0043】
実施例4
窒素ガス導入管、液体用定量ポンプを装備した反応容器に硫酸88〔g〕(0.9〔mol〕)を仕込み、トルエン87〔g〕(0.95〔mol〕を定量ポンプにて2〔ml/分〕の条件で滴下し、滴下終了後、1〔時間〕の熟成反応を行なった。
【0044】
次いで、トリクロロシラン36〔g〕(0.27〔mol〕)、フルオロトリクロロシラン4.6〔g〕をトルエンに20〔重量%〕となるに希釈した原料溶液を定量ポンプにて2〔ml/分〕の条件で滴下し、滴下終了後、2時間の熟成反応を行なった。
【0045】
次いで、得られた反応溶液に50重量〔%〕硫酸水溶液を100〔ml〕添加し、沈殿したトルエンスルホン酸を濾過してから分液ロートを用いて過剰の硫酸水を除去した。
【0046】
次いで、前記溶液に炭酸カルシウム2〔g〕を用いて残留硫酸を中和し、硫酸マグネシウム5〔g〕で脱水した後、ロータリ.エバポレータを用いてトルエンを完全に除去することで水素シルセスキオキサン樹脂の固形物15〔g〕が得られた。
【0047】
次いで、水素シルセスキオキサン樹脂をメチルイソブチルケトン70〔g〕に溶解させ、固形分濃度17.5〔%〕の溶液を作成した。
【0048】
次いで、前記溶液に重量平均分子量5300のポリカルボシランを固形分に対して5から80重量部を添加し、低誘電率絶縁膜材料を作成した。
【0049】
次いで、スピン・コート法を適用することに依り、前記低誘電率絶縁膜材料をSiウエハ上に3000回転、20〔秒〕で塗布した後、温度を200〔℃〕として溶剤乾燥を行ない、酸素濃度100〔ppm〕以下の窒素雰囲気中で温度を400〔℃〕として30〔分〕のアニールを行なって多孔質絶縁膜を形成した。
【0050】
実施例1乃至4に依って形成した多孔質絶縁膜に直径1〔mm〕φの金電極を形成し誘電率を測定したところ、ポリカルボシランの添加量を増加させると共に誘電率は低下した。
【0051】
図1は実施例1乃至4についてポリカルボシランの添加量と誘電率との関係を表す線図であり、図では、横軸にはポリカルボシラン添加量〔重量部〕を、縦軸には誘電率をそれぞれ採ってある。
【0052】
図から明らかなように、実施例1乃至4の全てに於いて、ポリカルボシランの添加量を増加させると誘電率は低下することが看取されよう。
【0053】
実施例1乃至4に依って形成した多孔質絶縁膜に直径2〔mm〕φのスタッド・ピンをエポキシ接着剤を用いて貼付し、セバスチャン測定器に依って密着性を測定したところ、ポリカルボシランを70〔重量部〕以上添加すると膜強度が急激に低下した。
【0054】
図2は実施例1乃至4についてポリカルボシランの添加量と膜強度との関係を表す線図であり、図では、横軸にはポリカルボシラン添加量〔重量部〕を、縦軸には膜強度〔kg/cm2 〕をそれぞれ採ってある。
【0055】
図から明らかなように、実施例1乃至4の全てに於いて、ポリカルボシランの添加量を増加させた場合、70〔重量部〕までは膜強度が殆ど変化しないのであるが、それを越えた点で急激に低下することが看取されよう。
【0056】
実施例1乃至4に依って形成した多孔質絶縁膜を走査型電子顕微鏡で断面を観察したところ、細孔径は20〔nm〕以下であった。
【0057】
図3は本発明の物の発明に於ける実施の形態1である半導体装置を表す要部切断側面図である。
【0058】
図に於いて、10はシリコン基板、12は素子間分離膜、14はゲート電極、16はサイド・ウォール絶縁膜、18Sはソース領域、18Dはドレイン領域、20は燐珪酸ガラスからなる層間絶縁膜、21はストッパ膜、24はバリヤ膜、26はWからなる導電プラグ、28はバリヤ膜、30は導体配線、32は上乗せメタル膜、34は配線保護膜、36は低誘電率絶縁膜、38はキャップ膜をそれぞれ示している。
【0059】
図4乃至図7は図3に見られる半導体装置を製造する工程を説明する為の工程要所に於ける半導体装置を表す要部切断側面図であり、以下、これ等の図を参照しつつ説明する。尚、図3に於いて用いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。
【0060】
図4(A)参照
4−(1)
通常の技法を適用することに依り、シリコン基板10にSiO2 からなる素子間分離膜12、ゲート絶縁膜上のゲート電極14、ゲート電極14の側面を覆うSiO2 からなるサイド・ウォール絶縁膜16、ソース領域18S、ドレイン領域18Dを形成する。
【0061】
図4(B)参照
4−(2)
CVD(chemical vapor deposition)法を適用することに依り、全面に燐珪酸ガラス(phospho−silicate glass:PSG)からなる層間絶縁膜20を形成する。
【0062】
4−(3)
引き続きCVD法を適用することに依り、層間絶縁膜20上にSiNからなるストッパ膜21を形成する。
【0063】
図5(A)参照
5−(1)
通常のレジスト・プロセス、及び、エッチング・ガスをCF4 +CH+CF3 +O2 とするドライ・エッチング法を適用することに依り、ストッパ膜21及び層間絶縁膜20のエッチングを行なって、ドレイン領域18D上に電極取り出し用のコンタクト・ホール22を形成する。
【0064】
図5(B)参照
5−(2)
スパッタリング法を適用することに依り、厚さが例えば50〔nm〕のTiNからなるバリヤ膜24を形成する。
【0065】
5−(3)
WF6 と水素とを混合して還元することでコンタクト・ホール22を埋め込むブランケットW膜を形成する。
【0066】
5−(4)
化学的機械研磨(chemical mechanical polishing:CMP)法を適用することに依り、ブランケットW膜の研磨を行なって、コンタクト・ホール22内にWからなる導電プラグ26を形成する。
【0067】
図6参照
6−(1)
スパッタリング法を適用することに依り、TiN膜/Al+1〔%〕Cu膜/TiN膜を50〔nm〕/450〔nm〕/50〔nm〕の厚さで順に積層形成する。
【0068】
6−(2)
リソグラフィ技術に於けるレジスト・プロセスで形成した配線パターンのレジスト膜をマスクとして、HClガスを原料とするClプラズマ法を適用することに依り、TiN膜/Al+1〔%〕Cu膜/TiN膜をパターニングしてバリヤ膜28、導体配線30、上乗せメタル膜32とする。
【0069】
6−(3)
テトラエチル・オキシシリケート(Si(OC2 5 4 :TEOS)を原料とするCVD法を適用することに依り、厚さを例えば50〔nm〕としてSiO2 からなる配線保護膜34を形成する。
【0070】
6−(4)
さきに説明した実施例1乃至実施例4と同じ手段を適用することに依り、平面に於ける厚さが例えば500〔nm〕となるように低誘電率絶縁膜36を形成する。
【0071】
6−(5)
TEOSを原料とするCVD法を適用することに依り、厚さを例えば1000〔nm〕としてSiO2 からなるキャップ膜38を形成する。
【0072】
6−(6)
CMP法を適用することに依り、キャップ膜38を研磨し、配線以外の部分に於いて厚さが1200〔nm〕となるように平坦化した。
【0073】
図7(A)参照
7−(1)
前記工程5−(1)と同様のプロセスで、キャップ膜38の表面から導体配線30の上乗せメタル膜32に達するコンタクト・ホールを形成し、次いで、前記工程5−(2)乃至5−(4)と同様のプロセスで、バリヤ膜40で覆われた導電プラグ42を形成する。
【0074】
図7(B)参照
7−(1)
前記工程6−(1)乃至6−(6)と同様のプロセスで第二層目配線層43を形成した、尚、この後、必要に応じて更に多層の配線を形成して良い。
【0075】
前記工程を適用して配線層、ビア層、絶縁層の形成を繰り返し、配線どうしを100万個のビアに接続した三層配線を形成し、ビアコンタクト抵抗の歩留りを調べたところ90〔%〕以上であった。
【0076】
図8は本発明の物の発明に於ける実施の形態2である半導体装置を表す要部切断側面図であり、図4に於いて用いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。
【0077】
図に於いて、10はシリコン基板、12は素子間分離膜、14はゲート電極、16はサイド・ウォール絶縁膜、18Sはソース領域、18Dはドレイン領域、20は燐珪酸ガラスからなる層間絶縁膜、21はストッパ膜、24はバリヤ膜、26はWからなる導電プラグ、50は低誘電率絶縁膜、51はバリヤ膜、52はストッパ膜、53は銅配線、54は拡散防止膜、55は低誘電率絶縁膜、56はストッパ膜、57は低誘電率絶縁膜、58はストッパ膜、59は拡散防止膜、60はバリヤ膜、61は銅配線をそれぞれ示している。
【0078】
図8を参照しつつ物の発明に於ける実施の形態2の半導体装置を製造する工程について説明するが、シリコン基板10に諸要素を作り込み、Wからなる導電プラグ26を形成するまでの工程は実施の形態1の半導体装置を製造する工程と全く同じであるから、その後の工程から説明することとし、また、その工程も実施の形態1の製造工程の応用で対応することができる。
【0079】
さて、導電プラグ26を形成した後、さきに説明した方法の発明に於ける実施例1乃至実施例4と同じ手段を適用することに依り、平面に於ける厚さが例えば450〔nm〕となるように低誘電率絶縁膜50を形成する。
【0080】
次いで、シラン及びアンモニアガスを用いたCVD法を適用することに依り、厚さを例えば50〔nm〕としてSiNからなるストッパ膜52形成する。
【0081】
次いで、通常のレジスト・プロセス、及び、エッチング・ガスをCF4 +CHF3 とするフッ素プラズマに依るドライ・エッチング法を適用することに依り、ストッパ膜52及び低誘電率絶縁膜50のエッチングを行ない、導電プラグ26とコンタクト可能な第一層目配線溝を形成する。
【0082】
次いで、第一層目配線溝を形成するマスクとして用いたレジスト膜を残したまま、スパッタリング法を適用することに依り、銅がSiO2 に拡散することを防止する厚さ50〔nm〕のTaNからなるバリヤ膜及び銅を電解鍍金する際に電極として働く厚さ50〔nm〕の銅からなるシード膜を形成する。尚、図では、このバリヤ膜+シード膜を記号51で表示してある。
【0083】
次いで、電解鍍金法を適用することに依り、厚さ600〔nm〕の銅を堆積してから、CMP法を適用することに依り、配線パターン以外の銅を除去し、配線溝を埋めた第一層目銅配線53を形成する。
【0084】
次いで、銅の拡散を防止する為、シランとアンモニアのガスを用いたプラズマCVD法を適用することに依り、厚さが50〔nm〕のSiNからなる拡散防止膜54を形成する。
【0085】
次いで、方法の発明に於ける実施例1乃至実施例4と同じ手段を適用することに依り、平面に於ける厚さが例えば650〔nm〕となるように低誘電率絶縁膜55を形成する。
【0086】
次いで、シランとアンモニアのガスを用いたプラズマCVD法を適用することに依り、厚さが50〔nm〕のSiNからなる拡散防止膜56を形成する。
【0087】
次いで、方法の発明に於ける実施例1乃至実施例4と同じ手段を適用することに依り、平面に於ける厚さが例えば400〔nm〕となるように低誘電率絶縁膜57を形成する。
【0088】
次いで、TEOSを原料とするCVD法を適用することに依り、厚さを例えば50〔nm〕としてSiO2 からなるストッパ膜58形成する。
【0089】
次いで、シランとアンモニアのガスを用いたプラズマCVD法を適用することに依り、厚さが50〔nm〕のSiNからなる拡散防止膜59を形成する。
【0090】
次いで、通常のレジスト・プロセス、及び、エッチング・ガスをCF4 +CHF3 +O2 (SiN用)、CF4 +CHF3 (TEOS、SiO2 用)、CF4 +CHF3 (低誘電率絶縁膜用)とするドライ・エッチング法を適用することに依り、コンタクト・ホール・パターンの開口をもったレジスト膜をマスクとし、拡散防止膜59、ストッパ膜58、低誘電率絶縁膜57、ストッパ膜56、低誘電率絶縁膜55、拡散防止膜54をエッチングして、第二層目導電プラグを埋め込む為のコンタクト・ホールを形成する。
【0091】
次いで、通常のレジスト・プロセス、及び、エッチング・ガスをCF4 +CHF3 +O2 (SiN用)、CF4 +CHF3 (TEOS、SiO2 用)、CF4 +CHF3 (低誘電率絶縁膜用)とするドライ・エッチング法を適用することに依り、第二層目配線溝パターンの開口をもったレジスト膜をマスクとして、拡散防止膜59、ストッパ膜58、低誘電率絶縁膜57、ストッパ膜56をエッチングして、第二層目銅配線を埋め込む為の配線溝を形成する。
【0092】
次いで、第二層目配線溝を形成するマスクとして用いたレジスト膜を残したまま、スパッタリング法を適用することに依り、銅がSiO2 に拡散することを防止する厚さ50〔nm〕のTaNからなるバリヤ膜及び銅を電解鍍金する際に電極として働く厚さ50〔nm〕の銅からなるシード膜を形成する。尚、図では、このバリヤ膜+シード膜を記号60で表示してある。
【0093】
次いで、電解鍍金法を適用することに依り、厚さ1400〔nm〕の銅を堆積してから、CMP法を適用することに依り、配線パターン以外の銅を除去し、コンタクト・ホール及び配線溝を埋めた導電プラグ及び第二層目銅配線61を形成する。尚、この後、必要に応じて更に多層の配線を形成することができる。
【0094】
第二層目銅配線、及び、第二層目配線に関連する導電プラグは、同時且つ一体的に形成されるものであり、いわゆる、デュアル・ダマシン法を適用して形成されている。
【0095】
【発明の効果】
本発明に依る多孔質低誘電率絶縁膜の形成方法及び該方法で形成された多孔質低誘電率絶縁膜及び該多孔質低誘電率絶縁膜を用いた半導体装置に於いては、シロキサン樹脂に重量平均分子量500〜20000のポリカルボシランを添加し、溶媒乾燥及び架橋反応を行い、且つ、300〔℃〕以上でポリカルボシランの揮発及び分解除去を行って、細孔が30〔nm〕以下の多孔質低誘電率絶縁膜を実現している。
【0096】
前記構成を採ることに依り、絶縁膜の誘電率は3以下にすることができ、そして、吸湿に依る誘電率の上昇は発生せず、従って、半導体装置に於ける低誘電率の層間絶縁膜として有効であり、この絶縁膜を用いた半導体装置の動作速度及び信頼性は向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1乃至4についてポリカルボシランの添加量と誘電率との関係を表す線図である。
【図2】実施例1乃至4についてポリカルボシランの添加量と膜強度との関係を表す線図である。
【図3】本発明の物の発明に於ける実施の形態1である半導体装置を表す要部切断側面図である。
【図4】図3に見られる半導体装置を製造する工程を説明する為の工程要所に於ける半導体装置を表す要部切断側面図である。
【図5】図3に見られる半導体装置を製造する工程を説明する為の工程要所に於ける半導体装置を表す要部切断側面図である。
【図6】図3に見られる半導体装置を製造する工程を説明する為の工程要所に於ける半導体装置を表す要部切断側面図である。
【図7】図3に見られる半導体装置を製造する工程を説明する為の工程要所に於ける半導体装置を表す要部切断側面図である。
【図8】本発明の物の発明に於ける実施の形態2である半導体装置を表す要部切断側面図である。
【符号の説明】
10 シリコン基板
12 素子間分離膜
14 ゲート電極
16 サイド・ウォール絶縁膜
18S ソース領域
18D ドレイン領域
20 燐珪酸ガラスからなる層間絶縁膜
21 ストッパ膜
24 バリヤ膜
26 Wからなる導電プラグ
28 バリヤ膜
30 導体配線
32 上乗せメタル膜
34 配線保護膜
36 低誘電率絶縁膜
38 キャップ膜

Claims (1)

  1. 一般式1
    Figure 0004756526
    上記一般式1に於いて、
    R1 〜R3 は互いに異なっても良く、H又はCH3 及び−0−。
    1は5〜200の整数。

    及び一般式2
    Figure 0004756526
    上記一般式2に於いて、
    R6 〜R9 のうち一つはHであり、その他は互いに異なっても良く、
    H又はF及びCH3 。
    nは5〜100の整数。

    の中から選ばれたシロキサン樹脂に一般式3
    Figure 0004756526
    上記一般式3に於いて、
    R4 〜R5 は互いに異なっても良く、Hまたはいずれか一方がCH3 。
    mは10〜400の整数。

    に示す重量平均分子量が500〜20000のポリカルボシランを該シロキサン樹脂に対し10〜70重量部を添加した組成物を溶剤に稀釈して塗布溶液を作成する工程と、
    該塗布溶液をスピン・コートしてから温度を120〔℃〕〜250〔℃〕として溶剤乾燥及びシロキサンの架橋を行う工程と、
    温度が300〔℃〕以上で且つ酸素濃度が100〔ppm〕以下である不活性雰囲気中でポリカルボシランを揮発または分解除去する工程と
    が含まれてなることを特徴とする多孔質化低誘電率絶縁膜の形成方法。
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