JP4499487B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置の製造方法に係り、特に銅(Cu)配線と低誘電率の絶縁膜を用いる半導体装置の製造方法に関するものである。
近年、半導体集積回路(LSI)の高集積化、及び高性能化に伴って新たな微細加工技術が開発されている。化学機械研磨(ケミカル・メカニカル・ポリッシング:chemical mechanical polishing:CMP)法もその一つであり、LSI製造工程、特に多層配線形成工程における層間絶縁膜の平坦化、金属プラグ形成、或いは埋め込み工程において頻繁に利用されている技術である(例えば、特許文献1参照)。
特に、最近はLSIの高速性能化を達成するために、配線技術を従来のアルミ(Al)合金から低抵抗のCu或いはCu合金(以下、まとめてCuと称する。)に代える動きが進んでいる。Cuは、Al合金配線の形成において頻繁に用いられたドライエッチング法による微細加工が困難であるので、溝加工が施された絶縁膜上にCu膜を堆積し、溝内に埋め込まれた部分以外のCu膜をCMPにより除去して埋め込み配線を形成する、いわゆるダマシン(damascene)法が主に採用されている(例えば、特許文献2参照)。Cu膜はスパッタ法などで薄いシード層を形成した後に電解めっき法により数100nm程度の厚さの積層膜を形成することが一般的である。
さらに、最近は層間絶縁膜として比誘電率の低い低誘電率絶縁膜(low−k膜)を用いることが検討されている。すなわち、比誘電率kが、約4.2のシリコン酸化膜(SiO)膜から比誘電率kが例えば1.5〜3程度のlow−k膜を用いることにより、配線間の寄生容量を低減することが試みられている。また、比誘電率kが2.6以下のlow−k膜材料の開発も進められており、これらは材料中に空孔が入ったポーラス材料となっているものが多い。このようなlow−k膜(若しくはポーラスlow−k膜)とCu配線を組み合わせた多層配線構造を有する半導体装置の製造方法は次のようなものである。
図11は、従来のlow−k膜とCu配線を組み合わせた多層配線構造を有する半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
図11では、デバイス部分等の形成方法は省略している。
図11(a)において、Cu配線またはコンタクトプラグ層211上部にCVD等の方法により拡散防止膜213を成膜し、その上にlow−k膜220、キャップ膜223を成膜する。そして、フォトリソグラフィ工程及びエッチング工程により、Cu金属配線或いはCuコンタクトプラグを形成するための溝構造(開口部)を前記拡散防止膜213、前記low−k膜220、及び前記キャップ膜223にそれぞれ形成する。その上に、バリアメタル膜240、シードCu膜及び電解メッキCu膜260をこの順序で成膜してアニール処理をする。
CMPにより、Cu膜260を除去(図11(b))し、バリアメタル膜240を除去(図11(c))することにより、溝である開口部にCu配線を形成する。
さらに多層配線を形成する場合はこのプロセスを繰り返して積層していくのが一般的である。
また、前記low−k膜上にキャップ膜を形成する前に、フッ素を含むガスを用いてプラズマ処理を行なうとする技術が特許文献3に、還元性のガスを用いてプラズマ処理を行なうとする技術が特許文献4に開示されている。
また、前記low−k膜とバリアメタルとの間に一定の金属酸化膜を形成する技術が、特許文献5に開示されている。
米国特許番号4944836 特開平2−278822号公報 特開2003−309173号公報 特開2003−17561号公報 特開2003−297832号公報
図12は、CMPを用いた研磨工程時の半導体装置の断面例を示す図である。
図12において、図11に示す前述の方法によってlow−k膜220を基体200となるシリコンウエハ上に形成しても、low−k膜220は機械的強度が弱いため、CuをCMP法により研磨する際、研磨荷重Pによってキャップ膜223がlow−k膜220から剥離する問題があった。特にヤング率や硬度が低いlow−k材料や、キャップCVD膜とlow−k膜の接着強度が低い材料でこの問題が頻発した。さらに、一旦剥離が発生するとCuの延性によって剥離は、大きく広がってしまうといった問題があった。言い換えれば、CMP中のCu面に大きく拡大してしまうといった問題があった。
本発明は、Cuの延性によって剥離が大きく広がってしまうことを抑制する方法を提供することを目的とする。
本発明の半導体装置の製造方法は、
基体上に低誘電率絶縁材料を用いた低誘電率絶縁膜を形成する低誘電率絶縁膜形成工程と、
前記低誘電率絶縁膜上に前記低誘電率絶縁膜を覆うキャップ絶縁膜を形成するキャップ絶縁膜形成工程と、
前記キャップ絶縁膜を研磨するキャップ絶縁膜研磨工程と、
前記研磨工程後に、前記キャップ絶縁膜と前記低誘電率絶縁膜とに開口部を形成する開口部形成工程と、
前記開口部と前記キャップ絶縁膜上とに導電性材料を堆積させる堆積工程と、
前記導電性材料を研磨する導電性材料研磨工程と、
を備えたことを特徴とする。
後述するように、異物がキャップ絶縁膜の下地膜となる低誘電率絶縁膜の成膜時に付着した場合は、導電性材料を研磨する際に、キャップ絶縁膜が低誘電率絶縁膜から剥離することにつながる可能性が高い。そこで、キャップ絶縁膜を形成後に、前記キャップ絶縁膜を研磨することにより、導電性材料研磨工程前に異物を取り除くことができる。
前記導電性材料として、銅(Cu)を用いることを特徴とする。
前記キャップ絶縁膜を形成後に、前記キャップ絶縁膜を研磨することにより、異物を取り除くことは、Cuの延性による膜の剥離の拡大抑制に特に有効である。
前記低誘電率絶縁膜として、ポーラスMSQ(Methyl Silsesquioxane)膜とポーラスHSQ(Hydrogen Silsesquioxane)膜とポリマー膜とのいずれかを用いたことを特徴とする。
前記低誘電率絶縁膜の中でも、特に、剥離が生じやすいポーラスMSQ膜とポーラスHSQ膜とポリマー膜とに対し、特に有効である。
前記キャップ絶縁膜として、SiO膜とSiC膜とSiN膜とSiOC膜とSiON膜とうち少なくとも1つを用いたことを特徴とする。
また、前記低誘電率絶縁膜と剥離が生じやすいSiO膜とSiC膜とSiN膜とSiOC膜とSiON膜とに対し、特に有効である。
前記キャップ絶縁膜研磨工程において、膜厚方向に100nmより少ない範囲で前記キャップ絶縁膜を研磨することを特徴とする。
膜厚方向に100nmより少ない範囲で前記キャップ絶縁膜を研磨するだけで、異物を取り除くことができる。
前記半導体装置の製造方法は、さらに、前記研磨工程後、前記開口部形成工程前に、前記キャップ絶縁膜を研磨された基体上に、再度、前記キャップ絶縁膜を形成する再キャップ絶縁膜形成工程を備えたことを特徴とする。
再キャップ絶縁膜形成工程を備えたことにより、キャップ絶縁膜の膜厚を調整することができる。
キャップ絶縁膜を形成後に、前記キャップ絶縁膜を研磨することにより、異物を取り除くことができるので、その後の工程である導電性材料研磨工程において、導電性材料を研磨する際に、キャップ絶縁膜の低誘電率絶縁膜からの剥離を抑制することができる。キャップ絶縁膜の低誘電率絶縁膜からの剥離を抑制することができるので、Cuの延性による剥離の拡大を抑制することができる。剥離の拡大を抑制することができるので、ウエハ面内均一性を高めることができる。ウエハ面内均一性を高めることができるので、Cu配線の信頼性を高めることができる。
低誘電率膜を用いたCu膜をCMP法により研磨する場合は成膜時のパーティクル(particle)などの異物によって剥離が発生することが多い。特に、異物がキャップ膜の下地膜の成膜時に付着した場合はCMPの剥離につながる可能性が高い。これはCMP剥離が低誘電率膜とキャップ膜の間で起こるためであり、低誘電率膜とキャップ膜の間の密着性が一番弱いからである。最初にキャップ膜の下の異物によって低誘電率膜とキャップ膜の界面で剥がれると、次にその界面に沿って剥離は拡大する。
以下、実施の形態では、CMP剥離につながる可能性が高いキャップ膜の下の異物をCu膜のCMP工程の前に除去し、Cu膜のCMP工程では剥離が発生しないようにする方法を説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における半導体装置の製造方法の要部を表すフローチャートである。
図1において、本実施の形態では、炭化シリコン(SiC)膜を形成するSiC膜形成工程(S102)、低誘電率絶縁膜形成工程としてのlow−k膜形成工程(S104)、low−k膜表面をプラズマ処理するヘリウム(He)プラズマ処理工程(S106)と、キャップ絶縁膜形成工程として、酸化シリコン(SiO)膜を形成するSiO膜形成工程(S108)と、キャップ絶縁膜研磨工程として、SiO膜を研磨するSiO研磨工程(S110)と、開口部を形成する開口部形成工程(S112)と、導電性材料を堆積させる導電性材料堆積工程として、バリアメタル膜形成工程(S114)、シード膜形成工程(S116)、めっき工程及びアニール工程(S118)と、導電性材料研磨工程として、Cu研磨工程(S120)、バリアメタル研磨工程(S122)と、還元性プラズマ処理するNHプラズマ処理工程(S124)と、SiC膜形成工程(S126)と、low−k膜形成工程(S128)という一連の工程を実施する。多層配線化する場合には、さらに、工程を繰り返し積み上げていけばよい。
図2は、図1のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。
図2では、図1のSiC膜形成工程(S102)からSiO膜形成工程(S108)までを示している。それ以降の工程は後述する。
図2(a)において、SiC膜形成工程として、基体200の上に、CVD法によって、SiCを用いた膜厚50nmの下地SiC膜を堆積し、SiC膜212を形成する。ここでは、CVD法によって成膜しているが、その他の方法を用いても構わない。SiC膜212は、拡散防止膜としての機能を有する。また、SiC膜212は、エッチングストッパとしての機能も有する。SiC膜を生成するのは難しいためSiC膜の代わりに炭酸化シリコン(SiOC)膜を用いても構わない。或いは、炭窒化シリコン(SiCN)膜、窒化シリコン(SiN)膜を用いることができる。基体200として、例えば、直径300ミリのシリコンウエハを用いる。基体200には、金属配線またはコンタクトプラグ等、デバイス部分が形成されていても構わない。或いは、その他の層が形成されていても構わない。
図2(b)において、low−k膜形成工程として、基体200の上に形成された前記SiC絶縁膜形成工程により形成されたSiC膜212の上に多孔質の絶縁性材料を用いた低誘電率絶縁膜となるポーラスlow−k膜220を400nmの厚さで形成する。半導体装置として用いるには、150nm〜300nm程度がより望ましいが、これに限るものではなく、100nm〜1000nm程度であってもよい。ここで、ポーラスlow−k膜220を形成することで、比誘電率の低い層間絶縁膜を得ることができる。ポーラスlow−k膜220の材料としては、例えば、多孔質のポーラスメチルシルセスキオキサン(methyl silsequioxane:MSQ)を用いることができる。また、その形成方法としては、例えば、溶液をスピンコートし熱処理して薄膜を形成するSOD(spin on dielectic coating)法を用いることができる。ここでは、スピナーの回転数は900min−1(900rpm)で成膜した。このウエハをホットプレート上で窒素雰囲気中250℃の温度でベークを行い、最終的にホットプレート上で窒素雰囲気中450℃の温度で10分間のキュアを行った。ポーラスMSQの材料や形成条件などを適宜調節することにより、所定の物性値を有する多孔質の絶縁膜が得られる。例えば、比誘電率kが2.2のポーラスMSQを形成する。前述のMSQ膜の組成としては、珪素の濃度は20%から40%、炭素の濃度は10%から30%、酸素の濃度は40%から60%が望ましい。
低誘電率絶縁膜は、比誘電率kが2.6以下のlow−k膜が望ましい。例えば、ポーラスMSQの他、ポーラスHSQ(Hydrogen Silsesquioxane)膜、芳香族ポリマー膜等であっても構わない。これらは、後述するキャップ絶縁膜との接着性が弱いが、半導体装置の微細化にとって望ましい。よって、これらは、前記低誘電率絶縁膜の中でも、特に、剥離が生じやすいため、剥離を抑制しようとする本実施の形態に用いることは、特に有効である。また、CVD法により形成してもよいが、CVD膜とスピン塗布膜を比較した場合、特にスピン塗布膜に対して有効である。
そして、Heプラズマ処理工程として、このポーラスlow−k膜220表面をCVD装置内でヘリウム(He)プラズマ照射によって表面改質する。Heプラズマ照射によって表面が改質されることで、ポーラスlow−k膜220とポーラスlow−k膜220上に形成する後述するキャップ絶縁膜としてのCVD−SiO膜222との接着性を改善することができる。ガス流量は1.7Pa・m/s(1000sccm)、ガス圧力は1000Pa、高周波パワーは500W、低周波パワーは400W、温度は400℃とした。キャップCVD膜をlow−k膜上に成膜する際は、ポーラスlow−k膜表面にプラズマ処理を施すことがキャップCVD膜との接着性を改善する上で有効である。プラズマガスの種類としてはアンモニア(NH)、亜酸化窒素(NO)、水素(H)、He、酸素(O)、シラン(SiH)、アルゴン(Ar)、窒素(N)などがあり、これらの中でもHeプラズマはポーラスlow−k膜へのダメージが少ないために特に有効である。また、プラズマガスはこれらのガスを混合したものでも良い。例えば、Heガスは他のガスと混合して用いると効果的である。
図2(c)において、キャップ絶縁膜形成工程の一例であるSiO膜形成工程として、前記Heプラズマ処理を行った後、キャップ絶縁膜として、CVD法によってlow−k膜220上にSiOを膜厚50nm堆積することで、前記low−k膜220上にlow−k膜220を覆うSiO膜222を形成する。SiO膜222を形成することで、直接リソグラフィを行うことができないlow−k膜220を保護し、low−k膜220にパターンを形成することができる。かかるCVD法によるキャップ絶縁膜であるキャップCVD膜は、SiO膜、SiC膜、SiOC膜、SiCN膜などがあるが、ダメージ低減の観点からはSiO膜が優れ、低誘電率化の観点からはSiOC膜が、耐圧向上の観点からはSiC膜やSiCN膜が優れている。さらに、SiO膜とSiC膜の積層膜、もしくはSiO膜とSiCO膜の積層膜、もしくはSiO膜とSiCN膜の積層膜を用いることができる。さらにキャップCVD膜の一部、もしくは全てが後述する導電性材料研磨工程においてCMPにより除去されても良い。キャップ膜を除去することで誘電率をさらに低減することができる。最終的なキャップ絶縁膜の厚さとしては10nmから150nmが良く、10nmから50nmが実効的な比誘電率を低減する上で効果的である。次工程のキャップ絶縁膜研磨工程において研磨される量を考慮の上、本キャップ絶縁膜形成工程において形成するキャップ絶縁膜の厚さとしては10nmから200nmが良く、50nmから100nmがさらに好ましい。なお、ここでは、キャップ絶縁膜としてCVD法によるCVD膜を用いているが、SOD膜であっても構わない。
図3は、図1のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。
図3では、図1のSiO研磨工程(S110)を示している。それ以降の工程は後述する。
図3において、キャップ絶縁膜研磨工程の一例であるSiO研磨工程において、前記SiO膜222を研磨する。SiO膜222を研磨することで、low−k膜220とSiO膜222との間に付着したパーティクルを除去することができる。ここでは、CMP法により研磨を行った。CMP装置は、Speedfam−IPEC社のMomentum300で、研磨パッドはロデール社製の硬質布IC1000を用いた。スラリーは日立化成工業製のHS−T605−8を用いた。
図4は、CMP法により研磨を行なう様子を説明するための概念図である。
図4(a)に示すように、オービタル回転型のCMP装置において、定盤820上に配置された研磨パッド825上に、研磨面を下に向けた基板300をホルダ810が保持する。定盤820を図4(a)に示すようにオービタル回転させながら、図4(b)に示すように、前記スラリー840を研磨パッド825の下側から、定盤820と研磨パッド825に設けられた供給孔822を通して供給する。スラリー840を研磨パッド825の下側から供給することで、スラリー840が基板300面内に供給される。供給されたスラリー840は、定盤820の回転に伴い、外周部から排出される。ここでは、研磨圧力を1.03×10Pa(1.5psi)、定盤820のオービタル運動の回転数を600min−1(600rpm)、ホルダ810の中心軸周りの回転数を24min−1(24rpm)と設定し、キャップSiO膜222を研磨量として約20nmの厚さだけ除去する。比較試料として、SiO膜222を研磨しないものも用意した。
例えば、シリコン酸化膜を平坦化するには、100nm以上の研磨を必要とするが、ここでは、キャップ絶縁膜を平坦化することが目的ではなく、パーティクルを除去することが目的であるため、キャップSiO膜222の研磨量としては、100nmより少なくてもよい。low−k膜220とSiO膜222との間に付着したパーティクルを除去することができる。もちろん、例えば、200nmのように、100nm以上であっても構わない。また、研磨圧力をかけることで、パーティクルが除去される場合もあるので、研磨量が1nm以下でもパーティクルを除去することができる場合も存在する。また、研磨圧力として、6.9×10Pa(0.1psi)〜6.9×10Pa(10psi)が望ましい。より望ましくは、1.03×10Pa(1.5psi)〜2.06×10Pa(10psi)がよい。
図5は、配線形成のための開口部形成工程(S112)からめっき工程及びアニール工程(S118)までを示す工程断面図である。それ以降の工程は後述する。
図5(a)において、開口部形成工程として、リソグラフィ工程とドライエッチング工程でダマシン配線を作製するための配線溝構造である開口部150をSiO膜222とlow−k膜220と下地SiC膜212内に形成する。図示していないレジスト塗布工程、露光工程等のリソグラフィ工程を経てSiO膜222の上にレジスト膜が形成された基体200に対し、露出したSiO膜222とその下層に位置するlow−k膜220を、下地SiC膜212をエッチングストッパとして異方性エッチング法により除去し、その後、下地SiC膜212をエッチングして開口部150を形成すればよい。異方性エッチング法を用いることで、基体200の表面に対し、略垂直に開口部150を形成することができる。例えば、一例として、反応性イオンエッチング法により開口部150を形成すればよい。
図5(b)において、バリアメタル膜形成工程として、前記開口部形成工程により形成された開口部150及びSiO膜222表面にバリアメタル材料を用いたバリアメタル膜240を形成する。物理気相成長法(physical vapor deposition:PVD)法の1つであるスパッタ法を用いるスパッタリング装置内で窒化タンタル(TaN)を膜厚25nm堆積し、バリアメタル膜240を形成する。バリアメタル膜として、タンタル(Ta)膜を用いてもよい。或いは、TaN膜とTa膜とを積層してもよい。積層することで、主に、TaN膜によりCuのlow−k膜220への拡散防止を図り、Ta膜によりCuの密着性向上を図ることができる。バリアメタル材料の堆積方法としては、原子層気相成長(atomic layer deposition:ALD法、あるいは、atomic layer chemical vapor deposition:ALCVD法)やCVD法などを用いてもよい。PVD法を用いる場合より被覆率を良くすることができる。
図5(c)において、シード膜形成工程として、スパッタ等の物理気相成長(PVD)法により、次の工程である電解めっき工程のカソード極となるCu薄膜をシード膜250としてバリアメタル膜240が形成された開口部150内壁及び基体200表面に堆積(形成)させる。ここでは、シード膜250を膜厚75nm堆積させた。
図5(d)において、めっき工程として、シード膜250をカソード極として、電解めっき等の電気化学的成長によりCu膜260を開口部150及び基体200表面に堆積させる。ここでは、膜厚500nmのCu膜260を堆積させ、アニール工程として、堆積させた後にアニール処理を150℃の温度で30分間行った。
図6は、図1のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。
図6では、図1のCu研磨工程(S120)を示す工程断面図である。それ以降の工程は後述する。
図6(a)において、Cu研磨工程として、CMP法によってSiO膜222の表面に堆積された導電部としての配線層となるCu膜260(シード膜250を含む)をCMP研磨により除去する。ここでのCu−CMP装置は、図4に示したオービタル型のSpeedfam−IPEC社のMomentum300を、研磨パッドはロデール社製の硬質布IC1000を用いた。Cu−CMP用のスラリーとしては日立化成工業製のHS−C430−TUを用いた。研磨圧力は1.03×10Pa(1.5psi)、定盤820のオービタル運動の回転数を600min−1(600rpm)、ホルダ810の中心軸周りの回転数を24min−1(24rpm)とした。
図7は、Cu研磨工程における剥離発生メカニズムを説明するための概念図である。
低誘電率膜を用いたCu膜をCMP法により研磨する場合は、成膜時のparticleなどの異物によって剥離が発生することが多い。図7(a)で示されるように、特に、異物がキャップ絶縁膜の下地膜となるlow−k膜の成膜時に付着した場合はCMPの剥離につながる可能性が高い。そして、図7(b)で示されるように、Cu膜をCMP法により研磨する場合、particleなどの異物が除去される際、密着性が一番弱いlow−k膜とキャップ膜の間で剥離する。そして、図7(c)で示されるように、最初にキャップ膜の下の異物によってlow−k膜とキャップ膜の界面で剥がれると、Cuの延性により、その界面に沿って剥離は拡大する。異物としては、0.5μm程度の大きさものが多い。
図8は、キャップ絶縁膜研磨工程を取り入れた場合の作用を説明するための概念図である。
図8(a)で示されるように、特に、異物がキャップ絶縁膜の下地膜となるlow−k膜の成膜時に付着した場合、Cu膜を成膜する前に、キャップ絶縁膜研磨工程によりキャップ絶縁膜を研磨することにより、図8(b)で示されるように、それ以降のCu−CMPの際に剥離の原因になるparticleなどの異物をあらかじめ除去することができる。その異物はキャップ絶縁膜のCMPでも剥離となるが、しかし、Cu膜の研磨時と異なり、キャップ絶縁膜は、Cuのような延性がない、或いは延性に富んでいないため、その界面に沿って剥離は拡大しない。次に、図8(c)で示されるように、バリアメタルとCu膜の埋め込みによって、異物が無くなった場所では、図8(d)で示されるように、Cu−CMPの際に剥離が発生しない。これは異物が無くなった場所はへこんでCMPの際に圧力が集中しないからである。上記の二つの作用によりCu−CMPに発生する剥離の抑制ができる。
図9は、キャップ絶縁膜研磨工程後にCu研磨工程を行なった場合と、キャップ絶縁膜研磨工程無しにCu研磨工程を行なった場合とを比較した図である。
図9(左図)に示すように、キャップ絶縁膜研磨を行っていない場合、Cu−CMP後にウエハを観察した結果、ウエハ内の多数の場所で剥離が発生したことが分かった。特に、剥離はCuパターンが無いところから始まると直径20mm以上に大きく広がっていることが観察された。直径30mm以上に大きく広がる場合もあった。これに対し、キャップ絶縁膜研磨工程後にCu研磨工程を行なった場合、Cu−CMP後にウエハを観察した結果、図9(右図)に示すように、キャップ絶縁膜研磨工程により異物が除去された際の小さな跡は観察されたが、剥離は見られなかった。次のバリアメタルCMPでも剥離無くCMPを完了することができた。
図10は、図1のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。
図10では、図1のバリアメタル研磨工程(S122)からlow−k膜形成工程(S128)までを示す工程断面図である。それ以降の工程は後述する。
図10(a)において、バリアメタル研磨工程として、CMP法によって、バリアメタル膜240をCMP研磨により除去することにより、図10(a)に表したような埋め込み構造を形成する。
図10(b)において、NHプラズマ処理工程として、図示していないCVD装置内におけるチャンバの内部にて、下部電極を兼ねた温度が400℃に制御された基板ホルダの上に基体200となる半導体基板を設置する。そして、チャンバの内部に上部電極内部からガスを供給する。供給するガス流量は11.8Pa・m/s(7000sccm)とした。真空ポンプにより233Paのガス圧力になるように真空引きされたチャンバの内部の上記上部電極と下部電極との間に高周波電源を用いてプラズマを生成させる。高周波パワーは560W、低周波パワーは250W、処理時間は10秒とした。この処理により、Cu−CMPの際にスラリーとの反応によって形成されたCu表面の錯体を還元し、low−k膜上にある残留有機物を除去することができる。
そして、次の層における絶縁膜形成工程の一部であるSiC膜形成工程として、還元性プラズマ処理した同じCVD装置内で400℃の温度で50nmの膜厚のSiC膜275を形成する。SiC膜275は拡散防止膜の働きがあり、このSiC膜275を形成することで、Cuの拡散を防止することができる。かかるCVD法で形成されるSiC膜275の他に、SiCN膜、SiCO膜、SiN膜、SiO膜を用いてもよい。
そして、low−k膜形成工程として、図2(b)で説明した工程と同様に、SiC膜275の上にSiC膜275よりも比誘電率の低い低誘電率膜である、多孔質の絶縁性材料を用いたlow−k膜280を形成する。以降、多層配線を必要に応じ順次形成する。
形成されたCu配線の電気抵抗を測定した。蛇行配線(配線幅0.14マイクロメートルから3マイクロメートル、長さ40mm)や櫛形配線(配線間隔0.14マイクロメートルから3マイクロメートル、長さ40mm)を用いて導通/絶縁試験を行った結果、ほぼ100%の歩留まりが得られた。得られた半導体チップ120個中116個が良好であった。LSIの動作試験を行った結果、正常な値が得られた。
以上のように、Cu−CMP工程の前にキャップ膜のCMPを行って、キャップ膜の下の異物をCMP工程の前に除去することにより、CMP工程では剥離が発生しないようにすることができる。よって、層間絶縁膜として低誘電率膜を用いた場合でも剥離が無くCu膜を研磨することができる。
実施の形態2.
キャップ絶縁膜形成工程である図1におけるSiO形成工程(S108)において、実施の形態1では、SiO研磨工程(S110)でのキャップ膜のCMPで除去される分まで考慮して膜厚を決めていた。実施の形態2では、SiO研磨工程(S110)後、前記開口部形成工程前に、前記キャップ絶縁膜を研磨された基体上に、再度、前記キャップ絶縁膜を形成する再キャップ絶縁膜形成工程を備える。
再キャップ絶縁膜形成工程を備えたことにより、かかるSiO研磨工程(S110)のキャップ膜のCMP後に、再度キャップ膜を成膜し、最終的なキャップ膜厚を調節することができる。例えば、1nm形成することで調整してもよいし、200nm形成することで調整してもよい。これら以外の形成厚さでも構わない。
前記各実施の形態において、比誘電率kが2.6以下の場合、low−k膜の側壁が、20nm以下の膜厚のCVD膜で被覆されていることが望ましい。その理由は、ポーラス膜である場合、ポアシーリングをCu配線の側壁で行うことが望ましいからである。特に、前述のALD法やCVD法によってバリアメタル膜を成膜する場合は、low−k膜の側壁が、20nm以下の膜厚のCVD膜で被覆されていることがより望ましい。ポアシーリング用のCVD膜の種類としては、SiC膜、SiCN膜、SiCO膜、SiN膜が望ましい。特に、低誘電率の観点からSiC膜が最適である。
以上の説明において、バリアメタルとして、Ta、TaNに限らず、TaCN(炭化窒化タンタル)、WN(窒化タングステン)、WCN(炭化窒化タングステン)、TiN(窒化チタン)等の高融点金属の窒化膜或いは窒化炭素膜であっても構わない。或いはチタン(Ti)、WSiN等であっても構わない。
ここで、上記各実施の形態における配線層の材料として、Cu以外に、Cu−Sn合金、Cu−Ti合金、Cu−Al合金等の、半導体産業で用いられるCuを主成分とする材料を用いて同様の効果が得られる。
上記各実施の形態においては、多孔質絶縁膜の材料としては、多孔質誘電体薄膜材料としてのMSQに限らず、他の多孔質無機絶縁体膜材料、多孔質有機絶縁体膜材料を用いても同様の効果を得ることができる。
特に、多孔質の低誘電率材料に上記各実施の形態を適用した場合には、上述の如く顕著な効果が得られる。上記各実施の形態において多孔質絶縁膜の材料として用いることができるものとしては、例えば、各種のシルセスキオキサン化合物、ポリイミド、炭化フッ素(fluorocarbon)、パリレン(parylene)、ベンゾシクロブテンをはじめとする各種の絶縁性材料を挙げることができる。
以上、具体例を参照しつつ各実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。
例えば、各実施の形態で層間絶縁膜が形成された基体200は、図示しない各種の半導体素子あるいは構造を有するものとすることができる。また、半導体基板ではなく、層間絶縁膜と配線層とを有する配線構造の上に、さらに層間絶縁膜を形成してもよい。開口部も半導体基板が露出するように形成してもよいし、配線構造の上に形成してもよい。
さらに、層間絶縁膜の膜厚や、開口部のサイズ、形状、数などについても、半導体集積回路や各種の半導体素子において必要とされるものを適宜選択して用いることができる。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全ての半導体装置の製造方法は、本発明の範囲に包含される。
また、説明の簡便化のために、半導体産業で通常用いられる手法、例えば、フォトリソグラフィプロセス、処理前後のクリーニング等は省略しているが、それらの手法が含まれることは言うまでもない。
実施の形態1における半導体装置の製造方法の要部を表すフローチャートである。 図1のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。 図1のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。 CMP法により研磨を行なう様子を説明するための概念図である。 配線形成のための開口部形成工程(S112)からめっき工程及びアニール工程(S118)までを示す工程断面図である。 図1のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。 Cu研磨工程における剥離発生メカニズムを説明するための概念図である。 キャップ絶縁膜研磨工程を取り入れた場合の作用を説明するための概念図である。 キャップ絶縁膜研磨工程後にCu研磨工程を行なった場合と、キャップ絶縁膜研磨工程無しにCu研磨工程を行なった場合とを比較した図である。 図1のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。 従来のlow−k膜とCu配線を組み合わせた多層配線構造を有する半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。 CMPを用いた研磨工程時の半導体装置の断面例を示す図である。
符号の説明
150 開口部
200 基体
211 コンタクトプラグ層
212,275 SiC膜
213 拡散防止膜
220,280 low−k膜
222 SiO
223 キャップ膜
240 バリアメタル膜
250 シード膜
260 Cu膜
300 基板
810 ホルダ
820 定盤
822 供給孔
825 研磨パッド
840 スラリー

Claims (4)

  1. 基体上に低誘電率絶縁材料を用いた低誘電率絶縁膜を形成する低誘電率絶縁膜形成工程と、
    前記低誘電率絶縁膜上に前記低誘電率絶縁膜を覆うキャップ絶縁膜を形成するキャップ絶縁膜形成工程と、
    前記キャップ絶縁膜を膜厚方向に100nmより少ない範囲で研磨して異物をとり除くキャップ絶縁膜研磨工程と、
    前記研磨工程後に、前記キャップ絶縁膜を研磨された基体上に、再度、前記キャップ絶縁膜を形成する再キャップ絶縁膜形成工程と、
    前記再キャップ絶縁膜形成工程後に、前記キャップ絶縁膜と前記低誘電率絶縁膜とに開口部を形成する開口部形成工程と、
    前記開口部と前記キャップ絶縁膜上とに導電性材料を堆積させる堆積工程と、
    前記導電性材料を研磨する導電性材料研磨工程と、
    を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記低誘電率絶縁膜として、ポーラスMSQ(Methyl Silsesquioxane)膜とポーラスHSQ(Hydrogen Silsesquioxane)膜とポリマー膜とのいずれかを用いたことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記キャップ絶縁膜として、SiO膜とSiC膜とSiN膜とSiOC膜とSiON膜とうち少なくとも1つを用いたことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記低誘電率絶縁膜として、多孔質の絶縁性材料を用いたことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
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