JP4750294B2 - 間仕切装置における支柱の支持装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室内空間を所望の広さに仕切る間仕切装置に使用される支柱の支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常の間仕切装置は、一般的に、笠木や幅木と呼ばれる上下のレールの間に、複数の支柱を適宜の間隔で配設し、相隣る支柱間にパネルを取り付けて構成されている。
しかして、各支柱は、幅木に設けたアジャスタ装置により、高さ調整可能となっている。
【0003】
アジャスタ装置としては、例えば特開平8−28289号公報に記載されているように、1本のアジャスタボルトを用いるもの、または、実開平6−32510号公報に記載されているように、幅木の長手方向に並んで配置した2本のアジャスタボルトを用いるものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のような支柱のアジャスタ装置を備える間仕切装置では、いずれも、パネル面と直角の力が働いた際の支柱の支持強度が小さく、それに取付けたパネルの前後方向の振れが大きくなったり、がたついたりし易い。
【0005】
本発明は、上述の問題点に鑑み、アジャスタ取付部における支柱の支持強度を大とすることにより、パネル面と直角の力が加わったとしても、パネルの前後方向の振れを少なくしうるようにした、間仕切装置における支柱の支持装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)床と天井との間に複数の支柱を左右方向に適宜の間隔をもって配設し、前記支柱により左右方向を向く間仕切パネルを支持するようにした間仕切装置において、前記支柱を、平面視内向きコ字形をなして互いに対向する前後1対の上下方向を向く外枠材と、これら外枠材の対向面間に前後方向を向いて結合された左右1対の上下方向を向く内枠材とにより構成し、前記前後の外枠材と左右の内枠材とにより囲まれた内部に、上下両方向に開口する空間部を形成するとともに、前記支柱の下端部に、この支柱の下端面に当接し、かつ床面等に当接するベースに立設した前後1対のアジャスタボルトが貫通する貫通孔が前後部に穿設された受止板と、この受止板に立設され、かつ前記前後のアジャスタボルトにおける前記受止板より上方に突出する部分を内部に収容して、前記空間部にがたなく嵌合された垂直の嵌合片とを有する支基を設け、前記受止板の下面を、前記前後のアジャスタボルトに螺合したナットの上面により支承し、かつこのナットを回動させて前記支基の高さを変えることにより、前記支柱の上下位置を調節しうるようにする。
【0007】
)上記(1)項において、支柱の上端面と天井との間に、請求項1に記載の支持装置と上下対称をなす支持装置を設けることにより、支柱を、床面と天井に対して突っ張らせて支持させる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施形態における支柱の下端部を示すもので、床面(1)上には、間仕切を設ける線上に沿って上向コ字状をなすレール状の幅木(2)が敷設され、この幅木(2)の中に、図示しない間仕切パネル取付用の複数の支柱(3)が、適宜の間隔をもって立設されている。
【0009】
支柱(3)は、平面視内向コ字形をなして互いに対向する前後1対の上下方向を向く外枠材(4)と、これら外枠材(4)の対向面間に前後方向を向いて結合され、かつ互いの対向面間に所要大きさの空間部(7)が形成された左右1対の上下方向を向く内枠材(5)(5)とにより構成され、両外枠材(4)における上下の端部には、左右方向に開口する開口部(6)が設けられている。
内枠材(5)の上下長は、上下の開口部(6)に達しない長さとされている。
【0010】
なお、図2に示すように、天井(9)に設けた笠木(8)により支持される支柱(3)の上端部の構造は、下端部のものを上下反対向きとしただけで全く同じ構成であるため、以下の説明においては下端部のみについて行い、上端部については、同じ符号を付すに止めて、その詳細な説明を省略する。
【0011】
上記支柱(3)の下端部に設けられた支基(11)は、前後1対のアジャスタ装置(10)(10)により支持されている。各アジャスタ装置(10)は、幅木(2)内に嵌合される概ね下向コ字状の共通のベース金具(12)に立設されたアジャスタボルト(13)と、該アジャスタボルト(13)に螺合し、かつ上面が支基(11)の下端の水平片を受支する調節用ナット(14)とからなっている。
【0012】
ベース金具(12)における下向きの前後の折曲片(12a)(12a)は、幅木(2)の前後の内面に当接し、かつ下端は、幅木(2)の底面に当接している。
上記前後2本のアジャスタボルト(13)の下端部は、ベース金具(12)の水平片(12b)を若干貫通させて、例えば溶接により、幅木(2)と直交する方向に並べて固着されている。
【0013】
支基(11)は、支柱(3)の前後1対の外枠材(4)内に収容される前後幅を有するとともに、アジャスタボルト(13)が貫通する丸孔(15)を穿設した水平の受支板(16)を有し、その下面には、両アジャスタボルト(13)が貫通する丸孔を有する上向きコ字状のナット受部材(17)が溶接等により固着されている。
【0014】
受支板(16)の上面には、支柱(3)の内枠材(5)により形成される空間部(7)内にがたなく嵌合された垂直の嵌合片(18)が固着されている。
【0015】
支柱(3)を幅木(2)に立設するには、調節用ナット(14)を予め前後のアジャスタ装置(10)の各アジャスタボルト(13)の適宜の位置まで螺合したのち、支柱(3)の下端に嵌合した支基(11)を両アジャスタボルト(13)に上方より嵌合し、各アジャスタ装置(10)が取付けられたベース金具(12)を幅木(2)内に嵌合してその底面に当接させる。
【0016】
この状態が図2の下方に示されており、支柱(3)は、前後1対のアジャスタ装置(10)(10)を介して、幅木(2)すなわち床面(1)に立設される。
【0017】
支柱(3)の上下位置を調整するには、図1に示す支柱(3)の下部の開口部(6)から、図示しない工具を差し入れて調節用ナット(14)を回動させ、これに支持されている支基(11)の高さを変えればよい。これにより、支柱(3)を床面(1)と天井(9)との間に突っ張らせて立設させることができる。
【0018】
図2に示すように、支柱(3)の上端部にも、上述と同様の前後1対のアジャスタ装置(10)(10)が、天井(9)に設置された笠木(8)の中に設けられているので、支柱(3)の長さの調整範囲を大としうる。
【0019】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、支柱の下端部を、間仕切パネルと直角の方向、すなわち前後方向に並ぶ1対のアジャスタボルトとそれに螺合されたナットにより支持するようにしているため、パネルに前後方向から力が作用しても支柱が振れたり、がたつきを生じたりすることがない。
また、前後1対のナットを独立して回動操作することにより、床面や天井の平面度ないしは平行度の状態に左右されることなく、支柱を安定して支持することができる。
さらに、前後のアジャスタボルトとそれに螺合されたナットとを予めベースに組付けておくことができるため、作業性が向上する。
支基に立設された垂直の嵌合片が、支柱の空間部にがたなく嵌合されているので、支柱の下端部の支持強度が大となるとともに、ナットに支柱の荷重が加わるので、調整後においてそれが妄りに回動する恐れがない。
【0020】
請求項記載の発明によれば、支柱の上下の端部の支持強度が大となるので、前後方向から作用する力に対して一層振れにくくなるとともに、がたつきにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す支柱の下端部の分解斜視図である。
【図2】 同じく、支柱全体を、中間部分を省略して示す縦断正面図である。
【符号の説明】
(1)床面
(2)幅木
(3)支柱
(4)外枠材
(5)内枠材
(6)開口部
(7)空間部
(8)笠木
(9)天井
(10)アジャスタ装置
(11)支基
(12)ベース金具(ベース)
(12a)折曲片
(12b)水平片
(13)アジャスタボルト
(14)調節用ナット
(15)丸孔
(16)受止板
(17)ナット受部材
(18)嵌合

Claims (2)

  1. 床と天井との間に複数の支柱を左右方向に適宜の間隔をもって配設し、前記支柱により左右方向を向く間仕切パネルを支持するようにした間仕切装置において、前記支柱を、平面視内向きコ字形をなして互いに対向する前後1対の上下方向を向く外枠材と、これら外枠材の対向面間に前後方向を向いて結合された左右1対の上下方向を向く内枠材とにより構成し、前記前後の外枠材と左右の内枠材とにより囲まれた内部に、上下両方向に開口する空間部を形成するとともに、前記支柱の下端部に、この支柱の下端面に当接し、かつ床面等に当接するベースに立設した前後1対のアジャスタボルトが貫通する貫通孔が前後部に穿設された受止板と、この受止板に立設され、かつ前記前後のアジャスタボルトにおける前記受止板より上方に突出する部分を内部に収容して、前記空間部にがたなく嵌合された垂直の嵌合片とを有する支基を設け、前記受止板の下面を、前記前後のアジャスタボルトに螺合したナットの上面により支承し、かつこのナットを回動させて前記支基の高さを変えることにより、前記支柱の上下位置を調節しうるようにしたことを特徴とする間仕切装置における支柱の支持装置。
  2. 支柱の上端面と天井との間に、請求項1に記載の支持装置と上下対称をなす支持装置を設けることにより、支柱を、床面と天井に対して突っ張らせて支持させたことを特徴とする請求項1記載の間仕切装置における支柱の支持装置。
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