JP2003041694A - 保持部材の取り付け構造、および、ボルト - Google Patents

保持部材の取り付け構造、および、ボルト

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Abstract

(57)【要約】 【課題】天井フレームに可動間仕切壁の天井レールを取
り付ける場合、そのボルトとして、フランジ部に直接ネ
ジ部を設けたボルトを使用していたため、このフランジ
部を凹部の係止片に引っ掛けてナット部材で締め付ける
と、この係止片を挟んで天井レールとフランジ部とが互
いに強い力で引き寄せられ、天井レールやフランジ部も
しくは係止片に変形を生ずる可能性がある。 【解決手段】ネジ部82より径の大きい規制部81を有
するフランジ付きボルト8を設け、このボルト8のフラ
ンジ部80を天井フレーム2の凹部81に取り付けて、
天井レール9をナット部材83で締め付ける。これによ
って、その規制部81でナット部材83の無制限な締め
付けを防止し、天井レール9やフランジ部80、係止片
20などの過度な変形を未然に防止する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井フレームに可
動間仕切壁の天井レールを取り付けるための構造などに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、天井フレームに可動間仕切壁の天
井レールを取り付ける場合、まず、その天井フレームの
下方にスリット状に開口する凹部を設けておき、この凹
部の内側にボルトを固定して可動間仕切壁の天井レール
を取り付けるようにしている。そして、この天井フレー
ムの凹部にボルトを取り付ける際、スリット状に開口す
る開口縁部の幅に対応して固定端である細長状のフラン
ジ部をボルトに設けておき、そのフランジ部をスリット
状の開口縁部に挿入して奥方で回転させ、その凹部の内
側に設けられた係止片にフランジ部を引っ掛けて固定す
るようにしている。そして、このように固定されたボル
トに可動間仕切壁の天井レールを取り付け、ナット部材
を用いて固定するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
天井フレームに可動間仕切壁の天井レールを取り付ける
場合、そのボルトとして、フランジ部に直接ネジ部を設
けたボルトを使用していたため、このフランジ部を凹部
の係止片に引っ掛けてナット部材で締め付けた場合、こ
の係止片を挟んで天井レールとフランジ部とが互いに強
い力で引き寄せられ、天井レールやフランジ部もしくは
係止片に変形を生ずる可能性がある。
【0004】そこで、本発明は、以上のような不具合に
着目してなされたもので、天井フレームの凹部に取り付
けられたボルトを用いて可動間仕切壁の保持部材を取り
付ける際、各部に変形を生じさせない保持部材の取り付
け構造などを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は上記
課題を解決するために、天井フレームの凹部にボルトの
固定端を取り付け、そのボルトに可動間仕切壁の保持部
材を取り付けるようにしたものにおいて、そのボルトと
して、ネジ部と固定端との間にネジ部よりも径の大きな
部分を有するボルトを使用し、この径の大きな部分によ
ってナット部材の過剰な締め付けを規制して、可動間仕
切壁の保持部材の変形などを防止するようにしたもので
ある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、スチール製パネル
SPを取り付ける前の天井材1の構造を示したものであ
り、図2は、この図1に示す天井フレーム2にスチール
製パネルSP、および、保持部材たる可動間仕切壁の天
井レール9を取り付けた状態を示したものである。ま
た、図3は、そのボルト8の取り付け部分の拡大図を示
したものであり、図4は、その天井レール9を取り付け
るためのボルト8の構成を示したものである。
【0007】この天井材1は、図1や図2に示すよう
に、格子状に枠組みした天井フレーム2と、この天井フ
レーム2を構成するメインバー21およびクロスバー2
2の下方にスリット状の開口縁部211dを有する凹部
211cを設け、この凹部211cの内側に設けられた
係止片20に、ボルト8のフランジ部80を引っ掛け、
このようにして取り付けられたボルト8に対して可動間
仕切壁の天井レール9をナット部材83で締め付けて固
定できるようにしたものである。以下、この天井材1の
各構成について具体的に説明する。
【0008】この天井フレーム2は、複数の長尺状のメ
インバー21間にクロスバー22を取り付けて格子状に
構成したものである。この天井フレーム2のうちメイン
バー21は、その下方に下向き略コの字状の凹部211
cを有する金属製のフレーム部211と、このフレーム
部211をハンガー3によって保持するための保持片2
12および保持部213とによって構成したものであ
り、このフレーム部211の凹部211cの開口縁部2
11dを避けるようにスチール製パネルSPの鍔部SP
1を接触させ、また、このフレーム部211の支持面2
11aに図示しない岩綿製パネルを支持させるようにし
たものである。一方、このメインバー21に直交して設
けられるクロスバー22は、メインバー21と同じ断面
形状および材質を有するように保持片222や保持部2
23を設けたものであり、メインバー21よりも短く切
断し、この切断されたメインバー21をブラケット6で
メインバー21の間に取り付けられるようにしたもので
ある。そして、このように枠組みされたメインバー21
とクロスバー22を、それらのフレーム部211・22
1の上下端を揃えた状態でハンガー3によって天井から
吊り下げている。
【0009】このハンガー3は、天井に取り付けられた
ボルト31と、このボルト31と天井フレーム2とを連
結する吊下部材32とを具備しており、ハンガー3によ
って天井フレーム2を吊り下げるに際して、吊下部材3
2によって天井フレーム2の保持部213・223を保
持し、一方、この吊下部材32の上側に設けられた屈曲
部分をボルト31に貫通させ、ナット部33材でこの屈
曲部分を上下動させて天井フレーム2の高さ位置を調節
できるようにしたものである。
【0010】このように吊下げられた天井フレーム2
は、その端部を連結部材5によって固定されている。こ
の連結部材5は、側面視略L字状に構成した縁部材4の
形状に対応して設けられたものであり、縁部材4に接触
するようにした取付部51と、この取付部51から直角
に折り曲げて構成した連結部52によって構成されたも
のである。そして、この取付部51の上下先端部分を、
縁部材4の端部に設けた折り返し部41aに位置させて
スライドできるようにし、この連結部材5を適所にスラ
イドさせた後に、この取付部51に設けられたネジ孔5
11にビス512を通して、このビス512のねじ込み
動作によって連結部材5を固定できるようにしている。
また、この取付部51の前方に設けた連結部52には、
その上下に屈曲形状を有する変形部521a・521b
を設けており、この変形部521をプライヤなどによっ
て平坦状に塑性変形させることによって連結部材5の上
辺部分もしくは下辺部分から突出させるようにしてい
る。そして、この連結部材5を用いて天井フレーム2を
水平状に取り付ける場合、上側の変形部521aを平坦
状に塑性変形させて上辺部分から突出させ、この突出す
る変形部521aによって天井フレーム2の保持部21
3を持ち上げて水平な状態にする。一方、天井フレーム
2の端部を下方に位置させて傾斜させる場合、上側の変
形部521aを突出させない状態にして天井フレーム2
の端部位置を下げ、また、天井フレーム2とのがたつき
を少なくするために下側の変形部521bを突出させて
フレーム部221の支持面221aに接触させるように
している。
【0011】一方、この連結部材5を保持している縁部
材4は、天井の縁部側壁側に設けられる枠材Wや側壁な
どに取り付けられるものであって、側面視略L字状の形
状に構成してその下端の化粧片41にスチール製パネル
SPなどを載せてパネルの端部を覆うようにようにした
ものである。この化粧片41は、その上部をメインバー
21およびクロスバー22の下端部分より若干下方に設
けており、具体的には、この天井フレーム2に取り付け
られるスチール製パネルSPの鍔部SP1の上下厚み寸
法分だけ天井フレーム2の下方にその化粧片41の上部
を位置させている。これによって、スチール製パネルS
Pを取り付けた場合に、その天井面を水平な状態に保て
るようにしている。
【0012】また、この縁部材4には、それぞれ連結部
材5の間にスチール製パネルSPなどを押圧するための
ボーダーバネ7を取り付けている。このボーダーバネ7
は、その弾性力によってスチール製パネルSPなどを下
方および側方に押圧するようにしたものであり、このボ
ーダーバネ7を上下反転させて取り付けることによっ
て、スチール製パネルSP及びこれと異なる天井パネル
を押圧できるようにしたものである。すなわち、スチー
ル製パネルSPを取り付ける場合は、その鍔部SP1の
肉厚に対応して縁部材4の化粧片41とボーダーバネ7
の押圧面との間を狭くして押圧できるようにする一方、
このスチール製パネルSPより厚目の天井パネルを取り
付ける場合は、その端部の肉厚に対応して縁部材4の化
粧片41とボーダーバネ7の押圧面との間を大きくして
押圧できるようにしている。そして、このボーダーバネ
7を取り付ける際、天井パネルの取り付け動作とボーダ
ーバネ7の嵌め込み動作を同時に行なえるように、あら
かじめ縁部材4の折り返し部41aにボーダーバネ7の
それぞれの端部を引っ掛けて斜めにしておき、スチール
製パネルSPなどを取り付ける場合に、それらのパネル
の端部でボーダーバネ7を押し込んで、ボーダーバネ7
を押圧位置まで嵌め込めるようにしている。
【0013】この天井材1に取り付けられるスチール製
パネルSPは、スチール板を折り曲げて構成しており、
平面状に構成したスチール板の四辺を折り曲げて鍔部S
P1と起立部SP2を設け、この起立部SP2の適所に
フック部SP21を設けてフレーム部211・221に
対して弾性的に取り付けられるようにしている。
【0014】また、この天井材1に可動間仕切壁の天井
レール9を取り付けるためのボルト8は、次のように構
成されている。
【0015】すなわち、このボルト8は、凹部21cに
挿入可能な細長状のフランジ部80を有するネジ部82
と、このネジ部82とフランジ部80との間に設けられ
た規制部81とを具備してなるものである。このフラン
ジ部80は、天井フレーム2の下方に設けられた開口縁
部211dに挿入しうる細長状の平行四辺形に構成した
ものであり、このフランジ部80を開口縁部211dか
ら挿入してその奥方で回転させ、そのフランジ部80の
二辺を凹部211cの内側に接触させるとともに、この
ボルト8の自重によってフランジ部80を係止片20に
支持させて下方に離脱しないようにしたものである。ま
た、このフランジ部80とネジ部82との間に設けられ
た規制部81は、ネジ部82よりも大きな径を有する円
柱状の大径部に構成するものであり、この規制部81と
ネジ部82との段差部分をボルト8の回転軸に対して直
交して設け、また、この規制部81の高さについても、
フランジ部80を係止片20に引っ掛けた場合に、その
段差部分が開口縁部211dよりも若干開口縁部211
dの奥方に位置するように設けている。そして、このよ
うにして規制部81を設けることによって、ナット部材
83で締め付ける際、天井レール9の上面が規制部81
の段差部分に接触し、無制限な締め付けを防止するとと
もに、フランジ部80や、係止片20、天井レール9の
過度の撓みなどを防止できるようにしている。
【0016】また、このボルト8によって天井フレーム
2に取り付けられる天井レール9は、可動間仕切壁の上
端部分を挟み込めるように下向コの字状に形成したもの
であり、ボルト8を貫通させるための孔部を適所に設
け、この孔部にボルト8のネジ部82を貫通させてナッ
ト部材83を用いて下方から締め付けられるようにした
ものである。
【0017】次に、天井材1を組み立てて、この天井材
1に天井パネルや可動間仕切壁の天井レール9を取り付
ける方法について説明する。
【0018】まず、天井材1を組み立てる場合、メイン
バー21とクロスバー22を格子状に枠組みして天井フ
レーム2を構成し、この天井フレーム2をハンガー3に
よって天井から吊下げる一方、この天井フレーム2の端
部を覆うように縁部材4を取り付ける。そして、この状
態でハンガー3に設けられたナット部材33を用いて天
井フレーム2の高さを調節し、天井フレーム2の下端と
化粧片41の折り返し部42aとの間にスチール製パネ
ルSPの鍔部SP1厚み幅分のギャップを設ける。ま
た、この際、他のメインバー21やクロスバー22の取
り付け角度なども調整する。そして、この天井フレーム
2にスチール製パネルSPを取り付ける場合は、連結部
材5の上側の変形部521aをプライヤなどによって平
坦状に塑性変形させて上辺部から突出させ、この連結部
材5を縁部材4の折り返し部41に嵌め込む。そして、
この連結部材5を適所にスライドさせてクロスバー22
の保持片222などに接触させ、この突出する変形部5
21aの上端にクロスバー22の保持部223の下面部
223aを載せるとともに、この連結部材5の下片部分
をフレーム部221の支持面221aに接触させた状態
で連結部材5を固定する。
【0019】そして、このように枠組みされた天井フレ
ーム2にスチール製パネルSPを取り付ける場合、天井
フレーム2の周辺部分を除く内方の開口部分から順にス
チール製パネルSPを下方から嵌め込み、最後に、天井
フレーム2の周辺部分に位置する開口部分の形状に合わ
せてスチール製パネルSPを切断し、そのスチール製パ
ネルSPを下方から嵌め込む。なお、内方の開口部分に
スチール製パネルSPを取り付ける場合には、天井フレ
ーム2の下方からスチール製パネルSPを鉛直方向に押
し上げ、フック部SP21の弾性変形を利用してこのフ
ック部SP21と鍔部SP1とによってフレーム部21
1・221を挟み込む。一方、端部周辺の開口部分にス
チール製パネルSPを取り付ける場合は、まず、縁部材
4側に位置するスチール製パネルSPの端部をボーダー
バネ7側に下側から押し込み、ボーダーバネ7の押圧面
によってスチール製パネルSPの上面および端部を押圧
させる。その後、天井フレーム2側の各辺を上方に押し
上げ、このボーダーバネ7による側方への押圧力および
フック部SP21の弾性変形などによってこのスチール
製パネルSPを取り付ける。
【0020】そして、このような天井材1に可動間仕切
壁の天井レール9を取り付ける場合、スリット状に開口
している開口縁部211dにボルト8のフランジ部80
を挿入し、天井フレーム2の係止片20の奥方でフラン
ジ部80を回転させる。そして、そのボルト8の自重に
よって、フランジ部80を凹部211cの係止片20に
支持させ、更に、そのボルト8を可動間仕切壁の天井レ
ール9の孔部に対応した位置にスライドさせる。そし
て、そのボルト8を天井レール9の孔部に貫通させてナ
ット部材83で締め付け、この締め付けに伴う天井レー
ル9やフランジ部80、もしくは係止片20の変形をこ
のボルト8の規制部81で規制する。すなわち、ナット
部材83を大きなトルクで締め付けた場合、係止片20
を挟んで、天井レール9とフランジ部80が互いに近づ
くように撓み、また、これに伴って、係止片20にも挟
み込み力が作用して変形を生じるようになる。しかし、
このナット部材83をある程度回転させた場合、天井レ
ール9の上面とボルト8の規制部81が接触して、ナッ
ト部材83の回転が規制され、これによって、大きなト
ルクで締め付けた場合であっても、天井フレーム2やフ
ランジ部80、もしくは係止片20の過度の撓みを防止
できるようにしている。
【0021】このように、上記実施の形態によれば、ネ
ジ部82より径の大きい規制部81を有するフランジ付
きボルト8を設け、このボルト8の固定端であるフラン
ジ部80を天井フレーム2の凹部81に取り付けて、天
井レール9をナット部材83で締め付けるようにしたの
で、その規制部81によってナット部材83の無制限な
締め付けを防止することができ、天井レール9やフラン
ジ部80、係止片20などの過度な変形を未然に防止す
ることができるようになる。
【0022】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ることなく、種々変更することができる。すなわち、上
記実施の形態では、フランジ部80を平行四辺形状に設
けるようにしたが、これに限らず、図5や図6に示すよ
うな形状のボルト8a、8bを用いても良い。この場
合、図5に示すように、細長状のフランジ部80aの外
周部分を円弧状にした場合は、フランジ部80aの回転
方向に依存することなく係止部20に引っ掛けることが
でき、また、図6に示すように、細長状に設けたフラン
ジ部80bの端部をネジ部側に屈曲させた屈曲部分80
0を設けた場合は、この屈曲部分800を係止部20に
引っ掛けることによって、確実に天井フレーム2に引っ
掛けることができるようになる。更に、別のフランジ部
の形態として規制部81の両側にネジ部を設け、一方の
ネジ部を凹部211cにネジ止めして一方を固定端とす
る方法や、フランジ部80、80a、80bを設けるこ
となく直接規制部81を溶接して固定するようにしても
良い。また、本実施の形態では、保持部材として天井レ
ール9を用いて説明したが、レール形状を有しているも
のに限らず、間欠的に可動間仕切壁を支持するような部
材を用いることもできる。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0024】すなわち、本発明では、天井フレームの凹
部にボルトの固定端を取り付けて、可動間仕切壁の保持
部材を取り付けるようにしたものにおいて、そのボルト
として、ネジ部と固定端との間にネジ部よりも径の大き
な部分を有するボルトを使用するようにしたので、この
径の大きな部分によってナット部材の過度な締め付けを
防止し、可動間仕切壁の保持部材などの過度な変形を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す天井材の断面概略
図。
【図2】図1における天井材にスチール製パネルおよび
天井レールを取り付けた状態図。
【図3】図2の天井レールの取り付け部近傍を拡大した
図。
【図4】同形態における天井レールを取り付けるための
ボルトを示した図。
【図5】本発明の第二の実施の形態を示すボルトを示す
図。
【図6】本発明の第三の実施の形態を示すボルトを示す
図。
【符号の説明】
2・・・天井フレーム 211c・・・凹部 8・・・ボルト 9・・・保持部材(天井レール) 80・・・固定端(フランジ部) 81・・・規制部 82・・・ネジ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井フレームに設けられた凹部にボルトの
    固定端を取り付け、当該取り付けられたボルトを用いて
    天井フレームに可動間仕切壁の保持部材を取り付ける保
    持部材の取り付け構造において、 前記ボルトを、ネジ部と固定端との間に当該ネジ部より
    大きな径を有するボルトで構成し、前記凹部に固定端を
    取り付けたボルトに可動間仕切壁の保持部材を取り付け
    てナット部材で固定したことを特徴とする保持部材の取
    り付け構造。
  2. 【請求項2】前記ネジ部より大きな径を有する部分を、
    凹部の開口縁部内に位置させたことを特徴とする請求項
    1に記載の保持部材の取り付け構造。
  3. 【請求項3】凹部を設けた天井フレームに可動間仕切壁
    の保持部材を取り付けるためのボルトにおいて、 前記凹部に取り付けるための固定端と、当該固定端とネ
    ジ部との間に設けられ、当該ネジ部より大きな径を有す
    る大径部を設けたことを特徴とするボルト。
  4. 【請求項4】前記ボルトが、前記固定端を凹部に固定し
    た状態で、前記ネジ部より大きな径を有する大径部を前
    記凹部の開口縁部内に位置させたボルトであることを特
    徴とする請求項3に記載のボルト。
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