JP7443139B2 - フェンス取付構造 - Google Patents
フェンス取付構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7443139B2 JP7443139B2 JP2020069498A JP2020069498A JP7443139B2 JP 7443139 B2 JP7443139 B2 JP 7443139B2 JP 2020069498 A JP2020069498 A JP 2020069498A JP 2020069498 A JP2020069498 A JP 2020069498A JP 7443139 B2 JP7443139 B2 JP 7443139B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fence
- mounting structure
- vertical
- vertical wire
- holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Images
Description
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1および図2において、本実施形態に係るフェンス取付構造10は、戸建住宅等の敷地の内外(本実施形態では道路側と家側)を仕切るフェンス3を門扉4に取り付ける構造である。フェンス3は、メッシュパネル33と、地面2に立設されてメッシュパネル33を支持する支柱34とを備えている。門扉4は、地面2に立設された左右の門扉柱41(柱)と、左右の門扉柱41の間に開閉可能に設置された扉体42とを有している。
以下の説明において、門扉4の左右方向をX軸方向とし、門扉4の上下方向をY軸方向とし、門扉4の見込み方向をZ軸方向とする。X,Y,Z軸方向は互いに直交する。なお、図2では、図1において一点鎖線8で囲む領域を家側から示している。
門扉4の扉体42は、左右の縦枠43、上枠44、下枠45および中桟46を枠組みした枠体にメッシュパネル33と同様に構成されたメッシュパネル47を取り付けて構成されており、吊元側の縦枠43は吊元側の門扉柱41にヒンジ48を介して取り付けられており、戸先側の縦枠43および戸先側の門扉柱41には錠装置49が装着されている。左右の門扉柱41には、メッシュパネル33がフェンス取付構造10によってそれぞれ取り付けられている。
連結金具11は、Z軸方向に沿った取付片部12およびX軸方向に沿った連結片部13によって断面L字形状に形成されている。取付片部12の上下部のそれぞれには長孔121がZ軸方向に沿って形成され、各長孔121にはネジ6が挿通され、ネジ6が門扉柱41の見込み面部411に螺合することで当該取付片部12が門扉柱41に取り付けられている。連結片部13は、矩形板状に形成されていると共に長孔131がZ軸方向に沿って形成されている。長孔131は、連結片部13の上下部のそれぞれにおいて左右に二つ並んで設けられている。各長孔131には保持具21を連結するための緊締具としてのネジ7が挿通されている。連結片部13の上下寸法H1はY軸方向に隣り合う横線材32の間の上下寸法H2よりも小さい。
保持具21は、縦線材31に当接するY軸方向に沿った保持溝部22と、連結金具11に対して緊締具としてのネジ7によって緊締される締結部23とを有している。保持溝部22は、道路側に向かって断面凹状に湾曲形成された略円弧状の溝形成面221を有している。締結部23は、保持溝部22の上部および下部における左右両側(X軸方向両側)にそれぞれ突出して形成されており、ネジ7が挿通される孔231が形成されている。保持溝部22の溝深さ寸法Lは、縦線材31の径寸法Dよりも小さい(図7(A)および図7(B)参照)。この保持具21は、ネジ7が孔231および長孔131に通されてナット9と螺合することで、連結金具11の連結片部13に連結される。
まず、連結金具11を門扉柱41に取り付ける。具体的には、取付片部12の長孔121にネジ6を挿通し、門扉柱41の見込み面部411にねじ込む。連結金具11の見込み位置は取付片部12を長孔121に沿って調整可能である。連結金具11の見込み位置の調整後、ネジ6を更にねじ込むことで、連結金具11を門扉柱41にネジ止めする。連結金具11はY軸方向に沿って複数取り付けられる。
次に、メッシュパネル33の横線材32を、複数の連結金具11のうち最上部にある連結金具11の連結片部13の上に仮置きする。このとき、複数の連結金具11のうち最上部以外にある連結金具11は、上下の横線材32に対してY軸方向に間隔を隔てて配置される(図1、図2、図4参照)。
次に、メッシュパネル33の縦線材31のうち最も門扉柱41側にある縦線材31を、保持具21によって保持する。具体的には、保持溝部22に縦線材31を配置しつつ、ネジ7を締結部23の孔231および連結片部13の長孔131に挿通してナット9に螺合することで、図7(B)に示す非緊締状態とする。非緊締状態では、保持溝部22および連結片部13の間のZ軸方向における寸法は、縦線材31の径寸法Dよりも大きく、このため、メッシュパネル33は、前記縦線材31を軸心としてR方向に回転可能状態であり、この状態で、メッシュパネル33を道路側または家側に回転して門扉柱41に対する取付向きを調整する。また、メッシュパネル33のX軸方向における位置は、連結片部13の長孔131に沿って調整する。
次に、メッシュパネル33の上下位置を調整しつつネジ7を更にねじ込み、ネジ7およびナット9によって保持具21の締結部23を連結金具11の連結片部13に緊締した図7(A)に示す緊締状態とする。緊締状態では、保持溝部22および連結片部13の間のZ軸方向における寸法は、縦線材31の径寸法Dと等しくなり、連結片部13の道路側の面および保持溝部22の溝形成面221が縦線材31に圧接することで、当該縦線材31をR方向に回転不能に挟持する。そして、メッシュパネル33を支柱34に取り付けてフェンス3を構成する。
このようにして、フェンス3を門扉柱41に対して所定向きに取り付ける。
前記実施形態では、締結部23は、保持溝部22の上部および下部における左右両側にそれぞれ形成されているが、これに限らず、例えば図8(A)に示すように、締結部23を保持溝部22の左右一方側だけに形成してもよい。
また、保持溝部22には、略円弧状の溝形成面221が形成されているが、これに限らず、例えば図8(B)に示すように平面視において断面V字形状の溝形成面221が形成されていてもよい。
更にまた、図8(B)に示す保持具21の締結部23を保持溝部22の左右一方側だけに形成し、図8(C)に示す形態の保持具21を構成してもよい。
前記実施形態では、連結金具11は、取付片部12および連結片部13を有して断面L字形状に形成されているが、この形状に限らず、例えば取付片部12の見込み中間位置に連結片部13が連続して断面T字形状に形成されてもよい。
前記実施形態では、連結金具11の連結片部13の上下寸法H1は、上下に隣り合う横線材32の間の上下寸法H2よりも小さいが、例えばメッシュパネル33を門扉柱41に対して家側に傾くようにR方向に角度調整することがなければ、上下寸法H1を上下寸法H2よりも大きくしてもよい。
前記実施形態では、連結金具11には長孔121,131が形成されているが、丸孔であってもよい。
前記実施形態では、メッシュパネル33をパネルとして説明したが、これに限らず、例えば、縦線材31に板材を取り付けて構成したパネルであってもよい。
本発明のフェンス取付構造は、縦線材を有したパネルを備えるフェンスを柱に取り付けるフェンス取付構造であって、前記柱には連結金具が取り付けられ、前記連結金具には前記縦線材を保持する保持具が連結され、前記保持具は、前記縦線材に当接する保持溝部と、前記連結金具に対して緊締具によって緊締される締結部とを有し、前記保持溝部は、前記締結部の非緊締状態では前記縦線材を軸周りに回転可能に保持する一方、前記締結部の緊締状態では前記縦線材を回転不能に保持する構成とされることを特徴とする。
本発明のフェンス取付構造によれば、非緊締状態で縦線材を回転させることで、門扉などの柱に対するフェンスの取付向きを調整でき、緊締状態とすることでフェンスの取付向きを固定できる。このように、前述した連結金具および保持具を用いてフェンスを任意の向きで柱に取り付けることで、フェンスの柱に対する取付作業性を向上できる。
このような構成によれば、緊締状態で保持溝部が縦線材に圧接することによる摩擦力によって当該縦線材を回転不能に保持できる。
このような構成によれば、柱に対するフェンスの取付向きを調整する際に連結片部がメッシュパネルに干渉することをなくすことができて、調整作業を容易に行うことができる。
このような構成によれば、保持具の連結金具に対する連結位置を左右方向に調整できる。
Claims (3)
- 縦線材および横線材を有したメッシュパネルを備えるフェンスを柱に取り付けるフェンス取付構造であって、
取付片部および板状の連結片部を有する連結金具を備え、
前記取付片部は、前記柱に取り付けられ、
前記連結片部には前記縦線材を保持する一つの保持具が連結され、
前記保持具は、前記縦線材に当接する保持溝部と、前記連結金具に対して緊締具によって緊締される締結部とを有し、
前記保持溝部は、前記締結部の非緊締状態では前記縦線材を軸周りに回転可能に保持する一方、前記締結部の緊締状態では前記縦線材を回転不能に保持する構成とされ、
前記連結片部は、その上下寸法が前記メッシュパネルの前記横線材の間の上下寸法よりも小さくされると共に、当該横線材の間に配置され、
前記保持溝部は、前記保持具の上部および下部にわたって上下方向に連続して形成される
ことを特徴とするフェンス取付構造。 - 請求項1に記載のフェンス取付構造において、
前記保持溝部の溝深さ寸法は、前記縦線材の径寸法よりも小さい
ことを特徴とするフェンス取付構造。 - 縦線材を有したパネルを備えるフェンスを柱に取り付けるフェンス取付構造であって、
前記柱には連結金具が取り付けられ、
前記連結金具には前記縦線材を保持する保持具が連結され、
前記保持具は、前記縦線材に当接する保持溝部と、前記連結金具に対して緊締具によって緊締される締結部とを有し、
前記保持溝部は、前記締結部の非緊締状態では前記縦線材を軸周りに回転可能に保持する一方、前記締結部の緊締状態では前記縦線材を回転不能に保持する構成とされ、
前記連結金具および前記締結部のうちの一方には、前記緊締具が挿通される長孔が左右方向に延びて形成される
ことを特徴とするフェンス取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020069498A JP7443139B2 (ja) | 2020-04-08 | 2020-04-08 | フェンス取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020069498A JP7443139B2 (ja) | 2020-04-08 | 2020-04-08 | フェンス取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021165497A JP2021165497A (ja) | 2021-10-14 |
JP7443139B2 true JP7443139B2 (ja) | 2024-03-05 |
Family
ID=78021866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020069498A Active JP7443139B2 (ja) | 2020-04-08 | 2020-04-08 | フェンス取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7443139B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001012112A (ja) | 1998-12-28 | 2001-01-16 | Ykk Architectural Products Inc | 網状パネルの連結部材 |
JP2004166559A (ja) | 2002-11-19 | 2004-06-17 | Yusaku Taki | 動物侵入防止柵の取付構造 |
JP2011032708A (ja) | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Sekisui Jushi Co Ltd | フェンス |
-
2020
- 2020-04-08 JP JP2020069498A patent/JP7443139B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001012112A (ja) | 1998-12-28 | 2001-01-16 | Ykk Architectural Products Inc | 網状パネルの連結部材 |
JP2004166559A (ja) | 2002-11-19 | 2004-06-17 | Yusaku Taki | 動物侵入防止柵の取付構造 |
JP2011032708A (ja) | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Sekisui Jushi Co Ltd | フェンス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021165497A (ja) | 2021-10-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2011026898A (ja) | 防音壁および同防音壁の防音パネル取り付け方法およびレール付きパネル取付用部材 | |
JP7443139B2 (ja) | フェンス取付構造 | |
JP2007063834A (ja) | 防護柵用支柱及び防護柵 | |
JP2004027843A (ja) | 屋根上に載置される構造物の取付装置 | |
JP4789196B2 (ja) | 門扉用ヒンジ | |
JP5437758B2 (ja) | パネル取付構造及びパネル取付方法 | |
JP7249225B2 (ja) | 接続金具、及びその接続金具を用いた防護柵 | |
JP7374033B2 (ja) | 塀 | |
JP6504731B2 (ja) | 防護柵用横ビーム取付金具 | |
JP2568635Y2 (ja) | 天井パネル支持構造 | |
JP2022168370A (ja) | 取付装置及びアンカー補助具 | |
JP3555715B2 (ja) | 外壁パネルの支持構造 | |
JP2511950Y2 (ja) | 傾斜地用柵のフェンス枠取り付け構造 | |
JP3146290B2 (ja) | 外壁コーナー材の支持装置 | |
JP2666124B2 (ja) | 床支持構造 | |
JP2548620B2 (ja) | 防煙用仕切壁の取付方法 | |
JPH0323978Y2 (ja) | ||
JP2022167337A (ja) | 線材固定具及び線材固定具を備えたフエンス | |
JPH0722462Y2 (ja) | 建物内に別の部屋を構築する鴨居の取付構造 | |
JP6826402B2 (ja) | 外壁材の重量受け金物及び外壁材の取付構造 | |
JPS6135606Y2 (ja) | ||
JPH09250184A (ja) | 建築構造用c型鋼の固定具 | |
JPH0638972Y2 (ja) | 壁パネルの取付構造 | |
JP3839194B2 (ja) | 外壁パネルの取付構造 | |
JP2024018157A (ja) | 塀 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221124 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230920 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230926 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231106 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240130 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240221 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7443139 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |