JP4789196B2 - 門扉用ヒンジ - Google Patents

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Description

本発明は、門柱等に門扉を回動可能に取付けるための門扉用ヒンジに関するものである。
一般に、住宅や工場等の敷地境界部に設置されるフェンスや塀には出入りのために門扉が広く用いられている。門扉を門柱に取付ける場合、門柱に対して門扉が開閉可能に取付けらえるように、ヒンジ等の取付金具が用いられている。しかしながら、門扉の取付作業においては、前記の取付金具の施工誤差、門柱の施工誤差等によって、門扉と門柱との間隔に誤差が生じる場合があり、これらの誤差を調整しながらの取付作業には手間がかかり、煩わしいものであった。
そこで、この問題を解決するために、門扉の取付位置を調整することができる取付金具が提案されている。(例えば、特許文献1参照。)。
この取付金具は、互いに回動可能に軸支された2個の取付部を備え、一方の取付部に設けられた横長孔に固定ビスを挿通し門柱に螺合させて、取付部を門柱に固定する際、取付部が門柱に対して左右方向に位置調整できるようになされたものであり、これにより、門柱と門扉との間隔を容易に調整することができるものである。
実開昭62−54199号公報
しかしながら、前記の取付金具には次のような問題点があった。すなわち、取付部横長孔の長手方向には位置調整可能であるが、固定ビスを締結しないと、取付金具が位置ずれを起こすため、門扉の支えながら、固定ビスを締結しなければならず、その点が問題であった。特に、取付作業者が一人の場合は、門扉の支えながら、固定ビスを締結することは難しく、その点が問題であった。
本発明は、前記の如き問題点を解消し、門扉を門柱に取付ける際、門柱と門扉との間隔を容易に調整することができると共に、門扉が取付けやすくなる門扉用ヒンジを提供せんとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成としている。すなわちこの発明に係る門扉用ヒンジは、門柱に対して門扉を回動可能に取付けるための門扉用ヒンジであって、回動自在に接続された二個の取付片を備え、それぞれの取付片は、水平方向に延設された取付長孔に挿通された取付ボルトにより、門柱及び門扉のそれぞれに取付けられ、前記取付長孔は、取付ボルトが嵌合して水平方向に移動不能となる複数の広幅部からなることを特徴とするものである。
本発明によれば、門扉用ヒンジの取付片に延設された取付長孔の広幅部に、取付ボルトを挿通させれば、取付ボルトは取付長孔に対して水平方向に移動不能となるため、取付ボルトを挿通させる広幅部の位置に応じて、門柱と門扉との間の間隔を調整することができ、又、門扉用ヒンジは、門扉及び門柱に対して不用意に水平方向に移動しにくくなるため、門扉の位置調整や取付作業が容易となる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照し、具体的に説明する。
図1は、本発明に係る門扉用ヒンジの実施の第1の形態を示す正面図である。すなわち、門扉1は、地表に連続して立設されるフェンスの一部を開閉可能にしたものであり、フェンスの途中に設けられた一対の門柱2に対して、その一方に門扉用ヒンジ3を介して回動可能に取付けられ、かつ回動先端側に施錠片4が取付けられたものである。
先ず、フェンスは、主に住宅や工場等の敷地境界部に設置され、外部からの侵入を防止するためのものであり、本形態では、多数本の鉄製の線材を格子状に組合せ、その格子の各交点を溶接により接合し、更に表面全体を樹脂で被覆されたフェンス体Fを連続して立設させたものである。フェンスは、この形態に限定されるものではなく、例えば、主として縦格子のみ、あるいは、横格子のみから形成されるものでもよく、前記線材がパイプ状に形成され、これを組合せて形成された柵状の形態でもよく、板材や面材から形成される塀状の形態でもよい。
続いて、門柱2は、フェンスの途中に、地表から二個一対に立設されると共に、左右同型の円柱状に形成され、その一側面にフェンス体Fが接続されたものである。
次に、門扉1は、矩形に形成された門扉本体11と、門扉本体11の両側部に設けられたパイプ状の枠部材12、13とを備えている。門扉本体11は、フェンス体Fと同様に格子状に形成されると共に、この上下端部には、それぞれ円筒状の胴縁部14が形成されている。
門扉本体11と枠部材12、13とは、連結金具51によって連結されている。連結金具51は、図2に示すように、胴縁部14に内挿される内挿部52と、枠部材12、13の外側面に沿って半円筒状に形成された外嵌部53とを備え、門扉本体11に対して前後一対に設けられている。連結金具51は、内挿部52と、胴縁部14の外側面側に配置される押さえ金具54とにより胴縁部14を挟着すると共に、相対する外嵌部53により枠部材12、13をそれぞれ挟着し、門扉本体11と枠部材12、13とを連結している。
又、門扉1の中央部には、図1に示すように、前後一対に横桟15が設けられ、この横桟15の回動基端側は接続金具16により固定され、回動先端側は錠受金具61により固定されている。固定金具16、及び錠受金具61は、門扉1に対して前後一対にそれぞれ設けられ、一端は横桟15をそれぞれ挟着すると共に、他端は枠部材12、13にそれぞれ取付けられ、その先端部にはそれぞれ係合部が形成され、互いに係合して連結している。本形態では、接続金具16、及び錠受金具61は二個とも同型であり、一方を上下反転させることにより、一対の固定金具16、及び錠受金具61を形成している。
門扉用ヒンジ3は、図3及び図4に示すように、回動自在に接続された二個の取付片31、32を備え、一方の取付片31は門扉1の枠部材12に取付けられると共に、他方の取付片32は門柱21に取付けられている。門扉用ヒンジ3の数は、本形態では、門扉1の上下部にそれぞれ1個ずつ取付けられているが、必要に応じて、門扉用ヒンジ3の数は三個以上でもよい。
取付片31の基端には無底円筒状のひじつぼ33が設けられ、取付片32の基端には、ひじつぼ33の上下端部から所定の隙間をあけて相対する支持片34が設けられ、ひじつぼ33及び支持片34に挿通されたヒンジ芯棒35より、取付片31、32とがヒンジ芯棒35を軸として、互いに回動するようになされている。尚、前記の所定の隙間とは、取付片31、32とが、ヒンジ芯棒35を軸として支障なく回動しうる程度の隙間のことである。
取付片31の先端側は、門柱21の外側面に沿って半円筒状に形成されると共に、取付片32の先端側は、枠部材12の外側面に沿って半円筒状に形成されている。又、取付片31、32には、水平方向に取付長孔36が延設されている。この取付片31、32は、取付長孔36を挿通し枠部材12及び門柱21を貫通して締結される取付ボルト37により、枠部材12及び門柱21のそれぞれに固定されている。
この構造により、取付片31、32は、門柱21及び枠部材12に対して、取付長孔36の長さの範囲内で適宜取付けることができるので、門扉1と門柱21との間隔を拡縮させることができる。本形態では、取付長孔36は取付片31、32のそれぞれに延設されているが、取付片31、32のいずれか一方のみに延設されたものでもよい。
取付長孔36には、図3に示すように、水平方向に広幅部38が複数個形成されると共に、取付ボルト37のねじ基端部には、図3及び図5に示すように、広幅部38に嵌合される嵌合部39が設けられている。これにより、取付ボルト37のねじ部は、取付長孔36の任意の位置に挿通可能であるが、取付ボルト37の嵌合部39が取付長孔36の広幅部38に嵌合されると、取付ボルト37は水平方向には移動不能となる。
すなわち、取付ボルト37は、門柱21及び枠部材12をそれぞれ貫通しているが、締結されていない状態において、取付ボルト37の嵌合部39が取付長孔36の広幅部38に嵌合されていれば、門扉1は門扉用ヒンジ3を介して門柱21に対して不用意に水平方向に移動しない状態となる。つまり、上下の門扉用ヒンジ3の取付片31、32において、取付長孔36の広幅部38の位置を垂直方向に一致するようになされれば、門扉1を支えていなくても、水平状態に保持することが容易となると共に、作業者が一人であっても取付作業が比較的容易になり、施工性が向上する。
更に、この状態で、取付ボルト37を引き出して、前記の嵌合状態を解消させれば、取付片31、32は、取付ボルト37に対して取付長孔36の長さの範囲で移動可能となるので、門扉1と門柱21との間隔を調整する作業も容易となる。
前記の嵌合状態で、取付ボルト37が締結されて、門扉用ヒンジ3が取付けられれば、門扉1に対して前後方向、あるいは上下方向に力が加わっても門扉用ヒンジ3は取付ボルト37に対して位置ずれしにくくなり、門扉1の取付状態をより安定的に維持できる。
尚、取付長孔36は、図3に示すように、その上下端縁が相対向する山型状に形成されて、相対向する山型によって広幅部38が形成されたものであり、取付ボルト37の嵌合部39は、広幅部38の上下の山型部に嵌合するように矩形に形成されているが、取付ボルト37が水平方向に移動不能とされればよいので、山型部が、鋸歯状、円弧状、波型状等に形成されていてもよく、嵌合部39は、その形状に対応させて形成させてもよく、本形態の矩形のままでもよい。
門扉1、門柱2、門扉用ヒンジ3で用いられる部材は、一般には鋼材が用いられ、又、必要に応じて表面に塗装が施されたものであり、強度、耐久性、意匠性において優れているが、これに限られるものではなく、アルミニウム合金やステンレス鋼等の金属を用いてもよく、必要に応じて適宜選択することができる。
又、門扉用ヒンジ3の取付位置は、図1に示すように、門扉1の向かって右側であるが、本形態では、枠部材12、13、及び門柱21、22は左右同型であるため、門扉1の向かって左側とすることもできるので、門扉1の開閉の向きを左右何れでも選択することができる。そして、これに対応して、施錠片4及び錠受金具61は、左右何れにも取付けられるようになされている。
図6は、門扉用ヒンジ3の第2の形態を示す正面図である。すなわち、本形態に係る門扉用ヒンジ3は、門柱21及び枠部材12がそれぞれ角柱状となされたものであり、この門柱21及び枠部材12に門扉用ヒンジ3が取付けられている。それ以外は、前記と同様な構造となされている。
次に、門扉用ヒンジ3の第2の形態について、第1の形態との相違した箇所を中心に説明する。門扉用ヒンジ3は、図6に示すように、回動自在に接続された二個の取付片31、32を備え、一方の取付片31は門扉1の枠部材12に取付けられると共に、他方の取付片32は門柱21に取付けられている。又、取付片31、32の基端には無底円筒状のひじつぼ33がそれぞれ設けられ、二個のひじつぼ33を貫通したヒンジ芯棒35より、取付片31、32とがヒンジ芯棒35を軸として、互いに回動するようになされている。
取付片31、32の基端から先端に向かいほぼ平板状に形成されると共に、水平方向に取付長孔36がそれぞれ延設されている。取付片31、32は、取付長孔36を挿通し枠部材12及び門柱21を貫通して締結される取付ボルト37により、枠部材12及び門柱21のそれぞれに固定されている。この構造により、前記と同様に、門扉1と門柱21との間隔を拡縮させることができる。
本発明に係る門扉用ヒンジの実施の第1の形態を示す正面図である。 図1における門扉の部分拡大図である。 図1における門扉用ヒンジの拡大図である。 図3における主要部の取付状態を示す平面図である。 図3における取付ボルトの斜視図である。 本発明に係る門扉用ヒンジの実施の第2の形態を示す正面図である。
符号の説明
1 門扉
2、21、22 門柱
3 門扉用ヒンジ
4 施錠片
11 門扉本体
12、13 枠部材
31、32 取付片
36 取付長孔
37 取付ボルト
38 広幅部
39 嵌合部
F フェンス体

Claims (1)

  1. 門柱に対して門扉を回動可能に取付けるための門扉用ヒンジであって、回動自在に接続された二個の取付片を備え、それぞれの取付片は、水平方向に延設された取付長孔に挿通された取付ボルトにより、門柱及び門扉のそれぞれに取付けられ、前記取付長孔は、取付ボルトが嵌合して水平方向に移動不能となる複数の広幅部からなることを特徴とする門扉用ヒンジ。
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