JP2016113862A - メッシュフェンス及びその組立方法 - Google Patents

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Takuya Maekawa
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Abstract

【課題】建物の壁との間に大きな隙間を形成することなく、建物の横に設置された設備の周囲を建物の壁を利用して囲うことが可能なメッシュフェンス及びその組立方法を提供する。【解決手段】メッシュフェンス1は、複数の横線材24及び縦線材23を格子状に組み合わせて形成され、左右方向の一端部が支柱に固定されたメッシュパネル20と、回動自在に連結された2つの羽根板である第1羽根板11及び第2羽根板12を有し、一方の羽根板である第2羽根板12が建物の壁40に固定され、他方の羽根板である第1羽根板11がメッシュパネル20に固定された蝶番10を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、敷地境界等に設置されるメッシュフェンス及びその組立方法に関する。
道路との境界や敷地同士の境界等を仕切る手段として支柱とパネル状の金網(メッシュパネル)とを組み合わせたメッシュフェンスが汎用されている。このようなメッシュフェンスにおいては一般に柱と柱との間にメッシュパネルを配し、柱から左右に継手金具を延出させ、これにより左右のメッシュパネルを支持させる。
例えば、特許文献1には、多数の縦線材と横線材とが互いに溶接されて構成される格子状の網の上下縁部が巻回されて胴縁となされたメッシュパネルを持つメッシュフェンスが開示されている。このメッシュフェンスにおいては、メッシュパネルの胴縁内に胴縁金具が挿入され、この胴縁金具の中空部に支柱の側壁に取り着けられた固定金具(継手金具)の一端が挿入されてメッシュパネルが支柱に取り付けられている。
特許第3020465号公報
ところで、特許文献1に開示されている従来のメッシュフェンスは、例えば図8に示されるように、住宅、店舗又は倉庫等の建物100の横に設置された室外機等の設備110の周囲に設けられ、建物100の壁の一部を利用して設備110を囲うように設置されることが考えられる。このような場合、メッシュパネル120を取り付ける支柱130を建物100の壁のすぐ横に設置する必要があり、支柱130の基礎を形成するためのスペースを支柱130と建物100の壁との間に設ける必要がある。その結果、支柱130と建物100の壁との間、つまりメッシュフェンスと建物100の壁との間に大きな隙間ができてしまうという問題がある。
そこで、本発明は、かかる問題点に鑑み、建物の壁との間に大きな隙間を形成することなく、建物の横に設置された設備の周囲を建物の壁を利用して囲うことが可能なメッシュフェンス及びその組立方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るメッシュフェンスは、複数の横線材及び縦線材を格子状に組み合わせて形成され、左右方向の一端部が支柱に固定されたメッシュパネルと、回動自在に連結された2つの羽根板を有し、一方の羽根板が建物の壁に固定され、他方の羽根板が前記メッシュパネルに固定された蝶番とを備えることを特徴とする。
ここで、前記メッシュパネルは、その上端部が巻回されて形成された胴縁を有し、前記他方の羽根板の前記メッシュパネル側の端部は、前記胴縁内に挿入されて前記胴縁に固定されていてもよい。
また、前記他方の羽根板の前記メッシュパネル側の端部は、前記胴縁を構成する横線材に当接しており、前記メッシュフェンスは、さらに、前記胴縁の外側から前記胴縁を構成する横線材に当接し、前記他方の羽根板の前記メッシュパネル側の端部と共に前記胴縁を構成する横線材を挟着固定する押さえ部材を備えてもよい。
また、前記メッシュフェンスは、さらに、前記胴縁を構成する横線材に当接するように前記胴縁内に挿入され、前記他方の羽根板の前記メッシュパネル側の端部が内部に挿入された胴縁金具と、前記胴縁の外側から前記胴縁を構成する横線材に当接し、前記胴縁金具と共に前記胴縁を構成する横線材を挟着固定する押さえ部材を備えてもよい。
また、本発明の一態様に係るメッシュフェンスの組立方法は、回動自在に連結された2つの羽根板を有する蝶番の一方の羽根板を複数の横線材及び縦線材を格子状に組み合わせて形成されたメッシュパネルに固定した後、回動により前記蝶番の2つの羽根板のなす角度を調整して建物の壁表面に前記他方の羽根板を位置させ、前記蝶番の他方の羽根板を建物の壁に固定することを特徴とする。
本発明によれば、建物の壁との間に大きな隙間を形成することなく、建物の横に設置された設備の周囲を建物の壁を利用して囲うことが可能なメッシュフェンス及びその組立方法を実現することができる。
本発明の第1の実施形態に係るメッシュフェンスの構成を示す正面図である。 本発明の第1の実施形態に係るメッシュフェンスの構成を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態に係るメッシュフェンスの構成を示す側面図である。 本発明の第1の実施形態に係るメッシュフェンスの蝶番の構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るメッシュフェンスの構成を示す正面図である。 本発明の第2の実施形態に係るメッシュフェンスの構成を示す平面図である。 本発明の第2の実施形態に係るメッシュフェンスの構成を示す側面図である。 メッシュフェンスの使用状態を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係るメッシュフェンス1の構成及び組立方法について、図1〜図4を用いて説明する。
まず、メッシュフェンス1の構成について説明する。
図1は、メッシュフェンス1の構成を示す正面図である。図2は、メッシュフェンス1の構成を示す平面図である。図3は、メッシュフェンス1の構成を示す側面図である。図4は、メッシュフェンス1の蝶番10の構成を示す図である。
なお、図1はメッシュフェンス1を前方から見たときの図であり、図2はメッシュフェンス1を上方から見たときの図であり、図3はメッシュフェンス1を右側方の支柱から見たときに図である。
また、図4において、(a)は蝶番10の左側面図、(b)は蝶番10の背面図、(c)は蝶番10の正面図、(d)は蝶番10の右側面図、(e)は蝶番10の上面図、(f)は蝶番10の下面図を示している。
メッシュフェンス1は、蝶番10と、メッシュパネル20と、蝶番10を建物の壁40に固定するためのボルト30と、蝶番10をメッシュパネル20に固定するための胴縁金具31と、押さえ部材32と、ボルト33とから構成されている。
蝶番10は、軸ピン15、第1羽根板11及び第2羽根板12を有する。
第1羽根板11の左端部には一対の第1軸筒部14が上下に並んで設けられており、第2羽根板12の右端部には一対の第1軸筒部14に上下方向で挟まれて第2軸筒部13が設けられている。そして、一対の第1軸筒部14と第2軸筒部13とに軸ピン15が挿通されることで、第1羽根板11及び第2羽根板12が軸ピン15を回転軸として回動自在に連結される。
また、第1羽根板11には、正面視でレーストラック形状の第1貫通孔16が前後方向に貫通して形成されている。同様に、第2羽根板12にも、正面視でレーストラック形状の第2貫通孔17が前後方向に貫通して形成されている。そして、第1貫通孔16及び第2貫通孔17は、正面視で共に左右方向に長径、上下方向に短径を持ち、第1貫通孔16及び第2貫通孔17には、第1貫通孔16及び第2貫通孔17の短径と略同径の脚部を持つボルト30及び33が挿通される。従って、第1貫通孔16及び第2貫通孔17にボルト30及び33を挿通した状態でも、蝶番10は上下方向の移動は制限されるものの左右方向の移動は可能であり、左右方向の位置調整は可能である。
メッシュパネル20は、上下方向に延伸する多数の縦線材21と左右方向に延伸する多数の横線材22とが互いに溶接されて構成される格子状の網である。縦線材21の上縁部は側面視で略円状となるように巻回されており、この巻回された縦線材23とこれに溶接された横線材24とにより胴縁25が形成されている。
押さえ部材32は、金属板材を略U字状に折り曲げて形成される金具である。押さえ部材32は、下方から胴縁25外側に嵌め込むことによりメッシュパネル20に取り付けられ、その内周面は横線材24に当接し、胴縁25を前後方向に両側から挟み込んでいる。
押さえ部材32には、胴縁25前側の部分よりボルト33が挿入され、胴縁25後側の部分からボルト33が突き出るように、ボルト33が挿通されている。押さえ部材32は、突き出たボルト33の脚部にナットが締結されることにより、胴縁25の横線材24を胴縁金具31の外周面に押さえ付けている。この押さえ付けた状態で、横線材24は押さえ部材32及び胴縁金具31で狭着固定されている。
胴縁金具31は、上面及び底面が開口した略角筒の中空金具であり、金属板材を折り曲げて形成される。胴縁金具31は、その高さ方向を挿入方向としてメッシュパネル20の胴縁25に左方から挿入され、その外周面は胴縁25内側から横線材24に当接している。
胴縁金具31の下方を向く側面には左右方向に走る溝が形成されており、その側面の溝に蝶番10の第1羽根板11が挿入され、第1羽根板11の第1貫通孔16が胴縁金具31内部に位置するまで胴縁金具31内部に押し入れられている。そして、押さえ部材32に挿通されるボルト33は、胴縁金具31内部で第1羽根板11の第1貫通孔16内にも挿通されるため、ボルト33により第1羽根板11が胴縁金具31内部に固定されている。
胴縁金具31の下方を向く内面には左右方向に走る凹部が形成されており、その凹部内に第1羽根板11の上端が嵌合している。従って、第1羽根板11は胴縁金具31に挿入された状態で、前後方向の移動は制限されるものの左右方向の移動は可能であり、左右方向の位置調整は可能である。
次に、メッシュフェンス1の組立方法について説明する。
最初に、建物の壁40と間隔をあけて支柱が設置され、メッシュパネル20の左右方向における一端部である右端部が支柱に固定される。
次に、メッシュパネル20の他端部である左端部において、メッシュパネル20の胴縁25に胴縁金具31が挿入され、さらに胴縁25の横線材24を挟んで胴縁金具31の外側から押さえ部材32が取り付けられる。このとき、胴縁金具31に形成された前後方向に貫通する貫通孔と、押さえ部材32に形成された前後方向に貫通する貫通孔とが連通するように、メッシュパネル20に胴縁金具31及び押さえ部材32が取り付けられる。
次に、メッシュパネル20の左端部において、胴縁25に挿入された胴縁金具31内に、第1羽根板11の第1貫通孔16と胴縁金具31及び押さえ部材32の貫通孔とが連通するように、蝶番10の第1羽根板11が挿入される。その後、この連通する貫通孔にボルト33が挿通される。これにより、メッシュパネル20の左端部に第1羽根板11つまり蝶番10がボルト33を介して固定される。
最後に、軸ピン15を中心として第1羽根板11及び第2羽根板12を回動させて両者のなす角度を調整し、建物の壁40表面に蝶番10の第2羽根板12の裏面を位置させて、この状態で第2羽根板12の第2貫通孔17にボルト30が挿通される。これにより、第2羽根板12つまり蝶番10がボルト30を介して建物の壁40に固定され、メッシュフェンス1が組み立てられる。
以上のように本実施形態のメッシュフェンス1は、複数の横線材24及び縦線材23を格子状に組み合わせて形成され、左右方向の一端部が支柱に固定されたメッシュパネル20を備える。そして、メッシュフェンス1は、さらに、回動自在に連結された2つの羽根板である第1羽根板11及び第2羽根板12を有し、一方の羽根板である第2羽根板12が建物の壁40に固定され、他方の羽根板である第1羽根板11がメッシュパネル20に固定された蝶番10を備える。
この構成により、メッシュパネル20が蝶番10により支柱を介さず建物の壁40に直接固定されるので、建物の壁40との間に大きな隙間を形成することなく、建物周囲の設備を建物の壁40を利用して囲うことが可能なメッシュフェンス1を実現することができる。また、蝶番10によりメッシュパネル20と建物の壁40とのなす角度を所望の角度にすることができ、組立が容易なメッシュフェンス1を実現することができる。
また、本実施形態のメッシュフェンス1では、メッシュパネル20は、その上端部が巻回されて形成された胴縁25を有し、第1羽根板11のメッシュパネル20側の端部は、胴縁25内に挿入されて胴縁25に固定されている。
そして、本実施形態のメッシュフェンス1は、さらに、胴縁25を構成する横線材24に当接するように胴縁25内に挿入され、第1羽根板11のメッシュパネル20側の端部が内部に挿入された胴縁金具31を備える。そして、メッシュフェンス1は、さらに、胴縁25の外側から胴縁25を構成する横線材24に当接し、胴縁金具31と共に胴縁25を構成する横線材24を挟着固定する押さえ部材32を備える。
この構成により、押さえ部材32及び胴縁金具31により第1羽根板11とメッシュフェンス1とを強固に連結することができる。
また、本実施形態のメッシュフェンス1の組立方法は、回動自在に連結された2つの羽根板である第1羽根板11及び第2羽根板12の一方の羽根板である第1羽根板11を複数の横線材24及び縦線材23を格子状に組み合わせて形成されたメッシュパネル20に固定する。その後、回動により蝶番10の2つの羽根板である第1羽根板11及び第2羽根板12のなす角度を調整して建物の壁40表面に他方の羽根板である第2羽根板12を位置させ、蝶番10の他方の羽根板である第2羽根板12を建物の壁40に固定する。
この構成により、蝶番10により支柱を介さず建物の壁40にメッシュパネル20を直接固定できるので、建物の壁40との間に大きな隙間を形成することなく、建物周囲の設備を建物の壁40を利用して囲うことが可能なメッシュフェンス1の組立方法を実現することができる。また、蝶番10によりメッシュパネル20と建物の壁40とのなす角度を所望の角度にすることができ、組立が容易なメッシュフェンス1の組立方法を実現することができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係るメッシュフェンス1aの構成及び組立方法について、図5〜図7を用いて説明する。以下、第1の実施形態のメッシュフェンス1と異なる点を中心に説明する。
まず、メッシュフェンス1aの構成について説明する。
図5は、メッシュフェンス1aの構成を示す正面図である。図6は、メッシュフェンス1aの構成を示す平面図である。図3は、メッシュフェンス1aの構成を示す側面図である。
なお、図5はメッシュフェンス1aを前方から見たときの図であり、図6はメッシュフェンス1aを上方から見たときの図であり、図7はメッシュフェンス1aを右側方の支柱から見たときに図である。
本実施形態のメッシュフェンス1aは、縦線材21の上縁部が側面視で略三角状となるように巻回されており、この巻回された縦線材23aとこれに溶接された横線材24aとにより胴縁25aが形成されている点で第1の実施形態のメッシュフェンス1と異なる。また、本実施形態のメッシュフェンス1aは、胴縁金具31を備えず、押さえ部材32aの形状が異なる点においても第1の実施形態のメッシュフェンス1と異なる。
メッシュフェンス1aは、蝶番10と、メッシュパネル20aと、蝶番10を建物の壁40に固定するためのボルト30と、押さえ部材32aと、ボルト33とから構成されている。
押さえ部材32aは、正面視が略矩形状の板状金具であり、金属板材より形成されている。押さえ部材32aの上下方向に長さは、上下方向で隣り合う横線材24aの間隔と略同じとされており、さらにその上下方向の端縁は後方に向かって立ち上げられている。従って、押さえ部材32aは、その上端縁が所定の横線材24aに当接して引っ掛かると共に、その下端縁が所定の横線材24aの下方に隣り合って位置する横線材24aに当接して引っ掛かるように、前方からメッシュパネル20aに取り付けることができる。この取り付け状態で、押さえ部材32aは、上下方向で隣り合う2本の横線材24aを上下方向から挟み込んでおり、上下方向の移動は制限されるものの左右方向の移動は可能であり、左右方向の位置調整は可能である。
押さえ部材32aの後方には2本の横線材24aを挟んで第1羽根板11が設けられており、押さえ部材32aの前面よりボルト33が挿入され、押さえ部材32a後方の第1羽根板11の後面からボルト33が突き出るように、ボルト33が挿通されている。押さえ部材32aは、突き出たボルト33の脚部にナットが締結されることにより、横線材24aを第1羽根板11の前面に押さえ付けて当接させる。この押さえ付けた状態で、横線材24aは押さえ部材32a及び第1羽根板11で狭着固定されている。
次に、メッシュフェンス1aの組立方法について説明する。
最初に、建物の壁40と間隔をあけて支柱が設置され、メッシュパネル20aの左右方向における一端部である右端部が支柱に固定される。
次に、メッシュパネル20aの左右方向の他端部である左端部において、胴縁25aに押さえ部材32aが取り付けられる。
次に、メッシュパネル20aの左端部において、胴縁25a内に、第1羽根板11の第1貫通孔16と押さえ部材32aの貫通孔とが連通するように、蝶番10の第1羽根板11が挿入される。その後、この連通する貫通孔にボルト33が挿通される。これにより、メッシュパネル20aの左端部に第1羽根板11つまり蝶番10がボルト33を介して固定される。
最後に、軸ピン15を中心として第1羽根板11及び第2羽根板12を回動させて両者のなす角度を調整し、建物の壁40表面に蝶番10の第2羽根板12の裏面を位置させて、この状態で第2羽根板12の第2貫通孔17にボルト30が挿通される。これにより、第2羽根板12つまり蝶番10がボルト30を介して建物の壁40に固定され、メッシュフェンス1aが組み立てられる。
以上のように本実施形態のメッシュフェンス1a及びその組立方法は、第1の実施形態のメッシュフェンス1と同様の理由により、建物の壁40との間に大きな隙間を形成することなく、建物の横に設置された設備の周囲を建物の壁40を利用して囲うことが可能なメッシュフェンス1a及びその組立方法を実現することができる。また、組立が容易なメッシュフェンス1及びその組立方法を実現することができる。
また、本実施形態のメッシュフェンス1aは、メッシュパネル20aは、その上端部が巻回されて形成された胴縁25aを有し、第1羽根板11のメッシュパネル20a側の端部は、胴縁25a内に挿入されて胴縁25aに固定されている。
そして、本実施形態のメッシュフェンス1aでは、他方の羽根板である第1羽根板11のメッシュパネル20a側の端部は、胴縁25aを構成する横線材24aに当接している。そして、メッシュフェンス1aは、さらに、胴縁25aの外側から胴縁25aを構成する横線材24aに当接し、他方の羽根板である第1羽根板11のメッシュパネル20a側の端部と共に胴縁25aを構成する横線材24aを挟着固定する押さえ部材32aを備える。
この構成により、押さえ部材32aを介して第1羽根板11とメッシュフェンス1aとを強固に連結することができる。
以上、本発明のメッシュフェンス及びその組立方法について、実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲内で当業者が思いつく各種変形を施したものも本発明の範囲内に含まれる。
本発明は、敷地境界等に設置されるメッシュフェンス及びその組立方法等において広く利用することができる。
1、1a メッシュフェンス
10 蝶番
11 第1羽根板
12 第2羽根板
13 第2軸筒部
14 第1軸筒部
15 軸ピン
16 第1貫通孔
17 第2貫通孔
20、20a、120 メッシュパネル
21、23、23a 縦線材
22、24、24a 横線材
25、25a 胴縁
30、33 ボルト
31 胴縁金具
32、32a 押さえ部材
40 壁
100 建物
110 設備
130 支柱

Claims (5)

  1. 複数の横線材及び縦線材を格子状に組み合わせて形成され、左右方向の一端部が支柱に固定されたメッシュパネルと、
    回動自在に連結された2つの羽根板を有し、一方の羽根板が建物の壁に固定され、他方の羽根板が前記メッシュパネルに固定された蝶番とを備える
    メッシュフェンス。
  2. 前記メッシュパネルは、その上端部が巻回されて形成された胴縁を有し、
    前記他方の羽根板の前記メッシュパネル側の端部は、前記胴縁内に挿入されて前記胴縁に固定されている
    請求項1に記載のメッシュフェンス。
  3. 前記他方の羽根板の前記メッシュパネル側の端部は、前記胴縁を構成する横線材に当接しており、
    前記メッシュフェンスは、さらに、
    前記胴縁の外側から前記胴縁を構成する横線材に当接し、前記他方の羽根板の前記メッシュパネル側の端部と共に前記胴縁を構成する横線材を挟着固定する押さえ部材を備える
    請求項2に記載のメッシュフェンス。
  4. 前記メッシュフェンスは、さらに、
    前記胴縁を構成する横線材に当接するように前記胴縁内に挿入され、前記他方の羽根板の前記メッシュパネル側の端部が内部に挿入された胴縁金具と、
    前記胴縁の外側から前記胴縁を構成する横線材に当接し、前記胴縁金具と共に前記胴縁を構成する横線材を挟着固定する押さえ部材を備える
    請求項2に記載のメッシュフェンス。
  5. 回動自在に連結された2つの羽根板を有する蝶番の一方の羽根板を複数の横線材及び縦線材を格子状に組み合わせて形成されたメッシュパネルに固定した後、回動により前記蝶番の2つの羽根板のなす角度を調整して建物の壁表面に前記他方の羽根板を位置させ、前記蝶番の他方の羽根板を建物の壁に固定する
    メッシュフェンスの組立方法。
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