JP3207293U - 立ち上がりケーブルラック用支持架台 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーブルラックを挿通用の開口を設けた床面上に、アンカーボルトで固定することのないケーブルラック用支持架台を提供する。【解決手段】溝型鋼の接続板を立設し、接続板の背面の端縁の下部から支持板を立設し、支持板の下端縁から水平当接板3を設け、接続板の上下にボルト貫通用長孔を設け、水平当接板3にボルト貫通用長孔を設け、水平当接板3はケーブルラック22を挿通するために床に設けた開口に設けた鋼製スリーブGの上端の特殊フランジ25上に載置し、当接板3のボルト貫通用長孔と鋼製スリーブGの特殊フランジ25のボルト貫通用孔の位置を合わせてボルト28で固定し、接続板に鋼製スリーブG内を挿通するケーブルラック22の両側枠体22aを当接して、接続板のボルト貫通用長孔にボルト29を通してケーブルラック22の両側枠体22aをボルト止めした。【選択図】図1

Description

この考案は、ビル等の最上階等から地上階や地下階等まで敷設する、電力ケーブルや通信ケーブル等を沿わせて支持する立ち上がりケーブルラックの支持架台に関するものである。
従来、図11に示すように、ビル21等の構造体の最上階から地上階や地下階まで、電力ケーブルや通信ケーブル等を支持する立ち上がりケーブルラック22を敷設している。このケーブルラック22の敷設工法は、定形長の汎用ラック製品を取り付け場所に搬入し、その場で必要に応じてケーブルラック22の長さ等を加工し、取り付け作業を実施している。
この場合、定形長のケーブルラック22は建物の梁やフロアの間隔と必ずしも一致しないため、上下のケーブルラック22同士を接続する垂直接続金具と、ケーブルラック22のゆれ防止用に、梁やフロアにケーブルラック22を固定する取付金具や支持架台の2種類の金具又は装置を用意し、それぞれ別に取り付け作業を行っている。
この様な取付金具として、特許文献1に記載されたものがある。この取付金具は、溝型鋼から成る接続板を垂直に設け、当該接続板の背面下端から略直角に伸びた水平当接板を設け、これらの接続板と水平当接板とを繋ぐ二つの補強板をこれらの両端に設け、前記接続板の上部に二つのボルト貫通用長孔を設け、下部に二つのボルト貫通用長孔を設け、前記水平当接板には二つのボルト長孔を設けている。
この取付金具は、ケーブルダクト開口穴の相対向する辺の型枠に水平当接板を載せてボルト長孔にボルトを通して床に固定されている。また、二つの取付金具の各接続板にケーブルラック22の両側枠体を当接させて、各接続板のボルト貫通用長孔のボルトを通して両側枠体を固定している。
また、非特許文献2に記載されている取付金具は、図12に示すように、ケーブルラック22を挿通するための床21aに設けた開口穴23に鋼製スリーブFを嵌め入れ、この鋼製スリーブFを跨いで門型の立ち上がりラック用架台27を立設し、この立ち上がりラック用架台27を床21aにアンカーボルト29で固定し、この立ち上がりラック用架台27の水平板28aの中央で断面L型の垂直支持金具28をケーブルラック22の各両側枠体に当接固定している。
特許第5670152号公報 ネグロス電工株式会社製「(電子)ネグロス総合カタログ2016/17A」より表紙、該当頁及び巻末(http://WWW.negurosu.co.jp/)
しかしながら、前記特許文献1及び非特許文献2のものは、アンカーボルト29等を使って、床面に直接取付金具を固定しており、この場合、床21aにアンカーボルト29で螺着するため手間と時間がかかる。また、床面を傷付けることになり、一旦、床面に穴を開けると見た目も悪く、修復には手間と時間がかかる。
この考案は、これらの点に鑑みて為されたもので、ケーブルラックを挿通するための開口を設けた床面上に、直接アンカーボルト等で固定することのない、立ち上がりケーブルラック用支持架台を提供して前記課題を解決するものである。
請求項1の考案は、溝型鋼から成る接続板を立設し、当該接続板の背面の相対向する端縁の下部から支持板を伸ばして夫々立設し、当該各支持板の下端縁の一部から水平方向に伸びた水平当接板を夫々設け、前記接続板の背面に複数のボルト貫通用孔を夫々設け、前記各水平当接板にボルト貫通用孔を夫々設け、前記各水平当接板は、ケーブルラックを挿通するために、床に設けた開口に予め取り付けた略筒状の鋼製スリーブの上端の相対向するフランジ上に載置し、当該水平当接板のボルト貫通用孔と当該鋼製スリーブのフランジに設けたボルト貫通用孔の位置を合わせてこれらをボルトとナットで固定し、この状態で前記水平当接板が前記鋼製スリーブの開口面にかからない構成とし、前記各接続板に、前記鋼製スリーブ内を挿通するケーブルラックの両側枠体を当接して、各接続板のボルト貫通用孔にボルトを通して前記ケーブルラックの両側枠体をボルト止めする構成である、立ち上がりケーブルラック用支持架台とした。
請求項2の考案は、前記接続板の背面の相対向する端縁の下部から伸ばした支持板は、前記接続板の背面に対して略直角方向に伸びた略三角形状又は台形状とし、各支持板の下端縁から略直角方向に水平当接板を突設した、前記請求項1に記載の立ち上がりケーブルラック用支持架台とした。
請求項3の考案は、前記各接続板の背面の相対向する端縁の下部から伸ばした支持板は、前記接続板の背面と略同一面上に伸びた略三角形状又は台形状とし、各支持板の先端付近の下端縁から支持板に対して略直角方向に水平当接板を突設した、前記請求項1に記載の立ち上がりケーブルラック用支持架台とした。
請求項4の考案は、前記各接続板の背面の相対向する端縁の下部から伸ばした支持板は、蝶番を介して接続し、各支持板は前記接続板の背面に対して直角方向から接続板背面と略同一面まで回動自在とした、前記請求項1に記載の立ち上がりケーブルラック用支持架台とした。
請求項5の発明は、前記鋼製スリーブは、フランジの一部を切り取って当該箇所に溝型鋼から成る特殊フランジを取り付け、当該特殊フランジの上面に前記水平当接板を載せて取り付けた、前記請求項1、2、3又は4の何れかに記載の立ち上がりケーブルラック用支持架台とした。
請求項1、2、3、4及び5の各考案によれば、ビル等建物の床面に直接、取付金具や支持架台を取付けるのではなく、床面等の開口部内周に嵌めた鋼製スリーブの上端のフランジに支持架台を取付けるので、床面に取り付けるよりも容易かつ確実に取り付けが出来る。また、前記床面を傷付けることが無いので、床面の修復に手間と時間をかけると言うことが無い。
また、支持板の水平当接板と接続板背面の下端縁で囲まれた箇所が開口又は空間となるようにして、鋼製スリーブに当該支持架台を取り付けた際、当該各水平当接板が前記鋼製スリーブの開口面にかからないように構成したので、ケーブルラックを敷設した後、鋼製スリーブの隙間に充填材等を入れて埋める際、前記開口等から充填材を入れることが出来、充填作業が容易かつ速やかに出来る。
この考案の実施の形態例1のケーブルラック用支持架台を用いてケーブルラックを敷設している状態の斜視図である。 この考案の実施の形態例1のケーブルラック用支持架台の斜視図である。 一般に使用されているも鋼製スリーブの斜視図である。 この考案の実施の形態例1のケーブルラック用支持架台を鋼製スリーブに取り付ける様子を示す斜視図である。 この考案の実施の形態例2のケーブルラック用支持架台の斜視図である。 この考案の実施の形態例2のケーブルラック用支持架台を鋼製スリーブの特殊フランジ上に載置した状態を示す斜視図である。 この考案の実施の形態例3のケーブルラック用支持架台の斜視図である。 この考案の実施の形態例3のケーブルラック用支持架台の支持板を接続板の背面と同一面を成す様に開いた状態の斜視図である。 この考案の実施の形態例4のケーブルラック用支持架台であって、支持板を接続板と直角方向に取り付けた状態の斜視図である。 この考案の実施の形態例5のケーブルラック用支持架台の支持板を接続板の背面と略同一面上に取り付けた状態の斜視図である。 ビル等において、上階から下階へとケーブルラックを敷設している状態を示す説明図である。 ビル等において、上階から下階へとケーブルラックを敷設している状態の他の例を示す説明図である。
(実施の形態例1)
以下、この考案の実施の形態例1の立ち上がりケーブルラック用支持架台(以下、単に、「支持架台」と言う。)Aを図に基づいて説明する。この支持架台Aは、図2に示す様に、溝型鋼から成る接続板1を立設し、この接続板1の相対向する各折曲縁の下部からこの接続板1の背面と直角方向に伸びた台形状の支持板2を夫々立設している。
また、この各支持板2の先端の下端縁の一方から他方へ向けて水平方向に伸びた水平当接板3を設け、当該水平当接板3と前記接続板1背面の下端縁で囲まれた箇所を長方形状の開口4としている。また、前記接続板1の上部と下部にボルト貫通用長孔1aを夫々複数設け、前記水平当接板3にボルト貫通用長孔3aを2つ設けている。この様にボルト貫通用の孔は長孔としているので、取付ける対象との位置が多少相違しても柔軟な対応が出来る。
さらに、前記支持板2と水平当接板3の接続構造は断面略L型となり、強度的にも強いものである。この様にして、支持架台Aは形成される。
次に、この支持架台Aの使用方法を説明する。最初に、この支持架台Aを使用するビルの床面等の状況を説明する。図11に示すように、ビル21において、隣接する各階の床21aの間隔に合わせたケーブルラック22を用意する。また、上階から各床21aの相応する位置に予めケーブルダクト用開口穴23を設けており、このケーブルダクト用開口穴23の周囲には、図3に示すように、鋼製スリーブFが嵌め入れられている。
この鋼製スリーブFは、一般に使用されているものは、角筒状で、その上下両端の開口周縁にはフランジ24が夫々形成されている。しかし、ここで使用する鋼製スリーブGは、図4に示すように、支持架台Aを取付ける、相対向するフランジ24の短い方のフランジ24を夫々切り取り、その代わりに、前記短い方のフランジ24と同じ長さの溝型鋼を横にして開口を外側にして取り付けている。また、当該溝型鋼の上側の脚部25aの中央にはボルト貫通用孔25bを2つ設けた特殊フランジ25を夫々設け、これにより支持架台Aを強固かつ確実に取付けられるようになっている。
その後、図1に示すように、床のケーブルダクト用開口穴に嵌めた前記鋼製スリーブGの特殊フランジ25の上に、前記支持架台Aの水平当接板3を載置し、この水平当接板3のボルト貫通用長孔3aとこの特殊フランジ25のボルト貫通用孔25bの位置を合わせてこれらをボルト27とナット28で固定し、当該鋼製スリーブGに支持架台Aを夫々取り付ける。
この様にして、前記鋼製スリーブGの2つの特殊フランジ25の上に2つの支持架台Aを取付ける。その後、これらの二つの支持架台Aの各接続板1の上部に、上階のケーブルダクト用開口穴23から垂下されたケーブルラック22の両側枠体22aの下端両側面を当てて、これらをボルト29により固定する。さらに、この支持架台Aの下部に接続するケーブルラック22を、鋼製スリーブGに挿入して階下に降ろし、このケーブルラック22の両側枠体22aの上端両側面を、前記各支持架台Aの各接続板1の下部に当てて、これらをボルト29で固定する。
この様にして、前記鋼製スリーブGの2つの特殊フランジ25の各支持架台Aに、上下の2つのケーブルラック22を接続して取り付け、上方の階から下方の階の床まで多数のケーブルラック22を敷設する。
(実施の形態例2)
次に、この考案の実施の形態例2の立ち上がりケーブルラック用支持架台(以下、単に、「支持架台」と言う。)Bを図に基づいて説明する。ここでは、前記実施の形態例1の支持架台Aと異なる構成について説明し、他は支持架台Aと同様であるため説明を省略する。
この支持架台Bは、支持板の設け方が支持架台Aと相違する。図5に示す様に、支持架台Bは、溝型鋼から成る接続板5を立設し、当該接続板5の下部の相対向する折曲縁から当該背面と略同一面上に伸びた三角形状の支持板6を夫々立設する。
また、これらの各支持板6の先端付近を略直角に夫々折り曲げ、当該折り曲げた角部の下端縁から水平に伸びた水平当接板7を夫々設け、当該水平当接板7と前記接続板5の背面の下端縁で囲まれた箇所は略長方形状の空間となっている。また、前記接続板5の上部及び下部にボルト貫通用長孔5aを夫々複数設け、前記各水平当接板7の中央にボルト貫通用長孔7aを夫々設けている。
また、前記支持板6と水平当接板7の接続構造が断面略L型となり、強度的にも強く、また、水平当接板7の先端は比較的自由に動くことが出来るので、この支持架台Bを取付ける際、柔軟に対応することが出来、取付け易いものである。この様にして、支持架台Bは形成される。
また、この支持架台Bにおいても、支持架台Aと同様に特殊フランジ26を使用する。図6に示すように、鋼製スリーブHの両端の開口を形成する全周縁の外側の相対向するフランジの長い方のフランジの一端を夫々切り取り、その代わりに、極短い長さの溝型鋼を横にして夫々取り付けている。また、上側の脚部26aの中央にはボルト貫通用孔を1つ設けた特殊フランジ26を夫々設け、支持架台Bを強固かつ確実に取付けられるようになっている(図6では一方の特殊フランジ26のみ示す。)。
この支持架台Bの各水平当接板7を前記各特殊フランジ26上に夫々載置して、この水平当接板7のボルト貫通用孔7aと各特殊フランジ26のボルト貫通用孔の位置を合わせてこれらをボルトとナットで固定し、当該鋼製スリーブHに支持架台Bを夫々取り付ける。この支持架台Bにケーブルラック22を取付ける方法は前記実施の形態例1と同様である。また、この支持架台Bを前記鋼製スリーブHに取り付けた際、各水平当接板7は当該鋼製スリーブHの開口面にかからないようになっている。
(実施の形態例3)
また、この考案の実施の形態例3の立ち上がりケーブルラック用支持架台(以下、単に、「支持架台」と言う。)Cを図に基づいて説明する。ここでは、前記実施の形態例1及び2の支持架台A及びBと異なる構成について説明する。他の構成は支持架台A及びBと同様であるため説明を省略する。
この支持架台Cは、図7に示すように、当該支持架台Cの接続板8の下部の相対向する両端縁に三角形状の支持板9を蝶番10によって夫々設け、各支持板9を回動自在に設けた点が前記支持架台A及びBと異なる。この支持架台Cでは、図8に示すように、各支持板9を接続板8の背面と直角な状態から同背面と略同一面を成す状態へ回動自在としている。また、図7に示すように、前記各支持板9の先端付近下端縁から水平方向に伸びた水平当接板11を夫々設け、当該水平当接板11と前記接続板8背面の下端縁で囲まれた箇所を略長方形状の開口12としている。また、前記接続板8の上部と下部にボルト貫通用長孔8aを夫々複数設け、前記各水平当接板11の中央にボルト貫通用長孔11aを夫々設けている。
この支持架台Cを使用する際、支持板9を接続板8の背面と略同一面の状態で使用するか、又は同背面と直角な状態で使用するかは、作業現場において、この支持架台Cを取付ける鋼製スリーブの相対向する、前記鋼製スリーブFのフランジの位置に対して最適なものを選択すれば良く、また、前記支持板A及びBの様に、特殊フランジ25、26を使用しても良いし、また、使用せず、前記鋼製スリーブFのフランジ24に直接取り付けても良い。
(実施の形態例4)
さらに、この考案の実施の形態例4の立ち上がりケーブルラック用支持架台(以下、単に、「支持架台」と言う。)Dを図に基づいて説明する。この支持架台Dは、実施の形態例1の支持架台Aの変形例で、接続板に対する支持架台の設け方が実施の形態例1の支持架台Aと異なる。他の構成は支持架台Aと同様であるため説明を省略する。前記支持架台Aでは支持板2を接続板1に溶接により取り付けているが、支持架台Dでは二つの支持板14を接続板13にねじ止めにより取り付けている。
具体的には、この支持架台Dでは、図9に示すように、水平当接板3を二つに分け、接続板13と、夫々水平当接板15を有する二つの支持板14の三つの部材に分けたもので、組み立てに際しては、この支持架台Dは、当該支持架台Dの接続板13の下部の相対向する折曲縁に、台形状の各支持板14の後端面を夫々重ね合せ、接続板13の背面と直角方向に各支持板14を突設し、接続板13及び各支持板14に予め設けられた貫通孔を合わせ、各支持板14の上下をねじ14aで夫々螺着して固定している。
(実施の形態例5)
また、この考案の実施の形態例5の立ち上がりケーブルラック用支持架台(以下、単に、「支持架台」と言う。)Eを図に基づいて説明する。この支持架台Eは、実施の形態例2の支持架台Bの変形例で、接続板に対する支持板の設け方が実施の形態例2の支持架台Bと異なる。他の構成は支持架台Bと同様であるため説明を省略する。前記支持架台Bでは支持板6を接続板5に溶接により取り付けているが、支持架台Eでは二つの支持板17を接続板16にねじ止めにより取り付けている。
具体的には、この支持架台Eの組み立てに際しては、この支持架台Eは、図10に示すように、当該支持架台Eの接続板16の下部の相対向する側端縁から、二つの略三角形状の支持板17の一端面を当該接続板16の背面と略同一面上であって当該接続板16の背面の一部に夫々重ね合せて、当該支持板17を夫々突設し、接続板16及び各支持板17に予め設けられた貫通孔を合わせ、各支持板17の上下をねじ17aで夫々螺着して固定している。また、前記各支持板17の先端折曲個所に水平当接板18を有している。
前記実施の形態例1の支持板2を台形状とし、前記実施の形態例2の支持板6を三角形状とし、実施の形態例3の支持板9を三角形状としたが、これらに限定するものではなく、他の形状でも良い。
また、前記実施の形態例1及び2では、特殊フランジ25、26を使用したがこれらは無くても良い。さらに、前記実施の形態例2において、支持板6の先端を直角に折り曲げているがこれは無くても良い。また、前記実施の形態例1、2及び3の接続板1、5及び8にボルト貫通用長孔1a、5a及び8aを4つずつ、水平当接板3、7及び11にボルト貫通用長孔3a、7a及び11aを1つずつ夫々設けたが、ボルト貫通用長孔の数はこれらに限らず、最適な数量を使用すれば良い。さらに、ボルト貫通用長孔ではなく、ボルト貫通用孔であれば良い。
A 支持架台 B 支持架台 C 支持架台
D 支持架台 E 支持架台 F 鋼製スリーブ
G 鋼製スリーブ H 鋼製スリーブ
1 接続板 1a ボルト貫通用長孔 2 支持板
3 水平当接板 3a ボルト貫通用長孔 4 開口
5 接続板 5a ボルト貫通用長孔 6 支持板
7 水平当接板 7a ボルト貫通用長孔 8 接続板
8a ボルト貫通用長孔 9 支持板 10 蝶番
11 水平当接板 11a ボルト貫通用長孔 12 開口
13 接続板 14 支持板 14a ねじ
15 支持板 15a ねじ 16 接続板
17 支持板 17a ねじ 18 水平当接板
21 ビル 22 ケーブルラック
23 ケーブルダクト用開口穴
24 フランジ 25 特殊フランジ 25a 脚部
25b ボルト貫通用孔 26 特殊フランジ 27 ボルト
28 ナット 29 ボルト

Claims (5)

  1. 溝型鋼から成る接続板を立設し、当該接続板の背面の相対向する端縁の下部から支持板を伸ばして夫々立設し、当該各支持板の下端縁の一部から水平方向に伸びた水平当接板を夫々設け、
    前記接続板の背面に複数のボルト貫通用孔を夫々設け、前記各水平当接板にボルト貫通用孔を夫々設け、
    前記各水平当接板は、ケーブルラックを挿通するために、床に設けた開口に予め取り付けた略筒状の鋼製スリーブの上端の相対向するフランジ上に載置し、当該水平当接板のボルト貫通用孔と当該鋼製スリーブのフランジに設けたボルト貫通用孔の位置を合わせてこれらをボルトとナットで固定し、この状態で前記水平当接板が前記鋼製スリーブの開口面にかからない構成とし、
    前記各接続板に、前記鋼製スリーブ内を挿通するケーブルラックの両側枠体を当接して、各接続板のボルト貫通用孔にボルトを通して前記ケーブルラックの両側枠体をボルト止めする構成であることを特徴とする、立ち上がりケーブルラック用支持架台。
  2. 前記接続板の背面の相対向する端縁の下部から伸ばした支持板は、前記接続板の背面に対して略直角方向に伸びた略三角形状又は台形状とし、各支持板の下端縁から略直角方向に水平当接板を夫々突設したことを特徴とする、前記請求項1に記載の立ち上がりケーブルラック用支持架台。
  3. 前記各接続板の背面の相対向する端縁の下部から伸ばした支持板は、前記接続板の背面と略同一面上に伸びた略三角形状又は台形状とし、各支持板の先端付近の下端縁から支持板に対して略直角方向に水平当接板を夫々突設したことを特徴とする、前記請求項1に記載の立ち上がりケーブルラック用支持架台。
  4. 前記各接続板の背面の相対向する端縁の下部から伸ばした支持板は、蝶番を介して接続し、各支持板は前記接続板の背面に対して直角方向から接続板背面と略同一面まで回動自在としたことを特徴とする、前記請求項1に記載の立ち上がりケーブルラック用支持架台。
  5. 前記鋼製スリーブは、フランジの一部を切り取って当該箇所に溝型鋼から成る特殊フランジを取り付け、当該特殊フランジの上面に前記水平当接板を載せて取り付けたことを特徴とする、前記請求項1、2、3又は4の何れかに記載の立ち上がりケーブルラック用支持架台。
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