JP6099409B2 - 屋外作業用の仮設屋根構造 - Google Patents
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Description
また、資材の搬出入を行う場合には、仮設屋根を片側から折り畳んで、開口を設けることになる。よって、天候が悪い場合であっても、所定の位置に資材を揚重するために、必要以上に大きな開口ができてしまい、良好な作業環境を維持できない場合があった。
また、一対の柱梁部材、水平部材、およびシート部材を含んで屋根ユニットを構成したので、任意の屋根ユニットのシート部材および水平部材を取り外すことにより、任意の位置に任意の大きさの開口を設けることができる。よって、開口が必要以上に大きくなることはないので、良好な作業環境を維持できる。また、クレーンなどで上方から資材を搬出入できるので、資材を簡単に搬出入できる。
また、柱梁部材の間隔および水平部材の長さを調整することにより、屋根ユニットの長さを任意に設定できる。
また、レール部材の一端側を組立てヤードとし、この組立てヤードにおいて屋根ユニットを順次組み立ててレール上を移動させることで、屋根構造全体を組み立てる。よって、屋根ユニットを組み立てるための足場や小型の揚重機を組立てヤードにのみ配置すればよいので、低コストで効率よく屋根構造を組み立てることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る屋根構造1の斜視図である。
レール部材10は、レール部材10は、例えばH鋼であり、フランジが略水平になるように設置される。
屋根ユニット20は、一対のレール部材10同士の間を跨いで設けられた一対の柱梁部材21と、これら一対の柱梁部材21同士を連結する複数本の水平部材22および斜め部材23と、一対の柱梁部材21の間の空間を上から覆うシート部材24と、柱梁部材21の下端に設けられた走行車輪25と、備える。
ここで、柱梁部材21および水平部材22は、屋根ユニット20の骨組みであり、シート部材24は、この屋根ユニット20の骨組みを覆うように張設される。
柱部材211は、例えば枠組足場である。
梁部材212は、例えばトラスであり、側面視で、中央部が上方に膨出した切妻形状である。
横架部材213は、梁部材212の下端同士を連結するものであり、レール部材10に略直交する方向に略水平に延びる棒状の部材である。
また、上述の走行車輪25は、4本の柱部材211のそれぞれの下端に設けられる。
ステップS1では、図5に示すように、一対のレール部材10を設置する。
ステップS2では、レール部材10の一端側である組立てヤードCにおいて、一対の柱梁部材21を組み立てる。具体的には、各柱梁部材21は、一対のレール部材10のそれぞれの上に柱部材211を建て込んで、これら柱部材211間に梁部材212および横架部材213を架設して組み立てる。
ステップS4では、組み立てた屋根ユニット20の走行車輪25をレール部材10上で走行させることで、図5中白抜き矢印で示すように、この屋根ユニット20をレール部材10に沿って、所定位置まで移動する。
ステップS5では、この組み立てた屋根ユニット20に対して既に屋根ユニット20が隣接配置されている場合には、これら組み立てた屋根ユニット20と既に配置された屋根ユニット20とを連結部材30で連結する。
ステップS7では、屋根構造1を構成する各屋根ユニット20の骨組みにシート部材24を張設して、屋根構造1を完成させる。
(1)屋根構造1で作業場所Sを覆うことにより、無柱で全天候型の空間を確保できるから、屋外作業を長期に亘って円滑に実施できる。
また、一対の柱梁部材21、水平部材22、斜め部材23、およびシート部材24を含んで屋根ユニット20を構成したので、任意の屋根ユニット20のシート部材24、水平部材22、および斜め部材23を取り外すことにより、任意の位置に任意の大きさの開口26を設けることができる。よって、開口26が必要以上に大きくなることはないので、良好な作業環境を維持できる。また、クレーンなどで上方から資材を搬出入できるので、資材を簡単に搬出入できる。
また、柱梁部材21の間隔および水平部材22の長さを調整することにより、屋根ユニット20の長さを任意に設定できる。
また、レール部材10の一端側を組立てヤードCとし、この組立てヤードCにおいて屋根ユニット20を順次組み立ててレール部材10上を移動させることで、屋根構造1の全体を組み立てる。よって、屋根ユニット20を組み立てるための足場や小型の揚重機を組立てヤードCにのみ配置すればよいので、低コストで効率よく屋根構造1を組み立てることができる。
例えば、本実施形態では、柱部材211の下端に走行車輪25を設け、この走行車輪25をレール部材10上で走行させたが、これに限らず、走行車輪25を設けずに、柱部材211の下端面をレール部材10上で摺動させてもよい。
また、本実施形態では、柱部材211と梁部材212とを別部材としたが、これに限らず、柱部材211と梁部材212とを一体としてもよい。
また、本実施形態では、柱部材211を枠組足場としたが、これに限らず、単管を組み合わせて柱部材としてもよい。
S…作業場所
1…屋根構造
10…レール部材
20…屋根ユニット
21…柱梁部材
22…水平部材
23…斜め部材
24…シート部材
25…走行車輪
26…開口
30…連結部材
31…連結片
32…ねじ
211…柱部材
212…梁部材
213…横架部材
311…挟持部
Claims (1)
- 地盤上に略平行に設置された一対のレール部材と、当該一対のレール部材上を移動可能に設けられた複数の屋根ユニットと、当該複数の屋根ユニットのうち隣り合うもの同士を連結する連結部材と、を備え、
当該屋根ユニットは、前記一対のレール部材同士の間を跨いで設けられた一対の柱梁部材と、当該一対の柱梁部材同士を連結する水平部材および斜め部材と、前記一対の柱梁部材の間の空間を覆うシート部材と、備え、
前記各柱梁部材は、前記各レール部材上に設けられた一対の柱部材と、当該一対の柱部材間に架設された梁部材と、を備え、
少なくとも1つの屋根ユニットのシート部材、水平部材および斜め部材を取り外すことで、屋根の任意の位置に任意の大きさの開口を設けることが可能であることを特徴とする屋外作業用の仮設屋根構造。
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