JP2002227331A - 間仕切装置における支柱の支持装置 - Google Patents

間仕切装置における支柱の支持装置

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JP2002227331A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 間仕切パネル面に直角の力が加わったとして
も、振れの少ない支柱の支持構造を提供する。 【解決手段】 床1と天井との間に複数の支柱3を左右
方向に適宜の間隔をもって配設し、前記支柱3より左右
方向を向く間仕切パネルを支持するようにした間仕切装
置において、前記支柱3の下端を、床面1から支柱3受
面までの距離を互いに独立して調節しうるようにした前
後1対のアジャスタ装置10により、床面1上に支持さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内空間を所望の
広さに仕切る間仕切装置に使用される支柱の支持装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】通常の間仕切装置は、一般的に、笠木や
幅木と呼ばれる上下のレールの間に、複数の支柱を適宜
の間隔で配設し、相隣る支柱間にパネルを取り付けて構
成されている。しかして、各支柱は、幅木に設けたアジ
ャスタ装置により、高さ調整可能となっている。
【0003】アジャスタ装置としては、例えば特開平8
−28289号公報に記載されているように、1本のア
ジャスタボルトを用いるもの、または、実開平6−32
510号公報に記載されているように、幅木の長手方向
に並んで配置した2本のアジャスタボルトを用いるもの
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
支柱のアジャスタ装置を備える間仕切装置では、いずれ
も、パネル面と直角の力が働いた際の支柱の支持強度が
小さく、それに取付けたパネルの前後方向の振れが大き
くなったり、がたついたりし易い。
【0005】本発明は、上述の問題点に鑑み、アジャス
タ取付部における支柱の支持強度を大とすることによ
り、パネル面と直角の力が加わったとしても、パネルの
前後方向の振れを少なくしうるようにした、間仕切装置
における支柱の支持装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1)床と天井との間に複数の支柱を左右方向に適宜の
間隔をもって配設し、前記支柱により左右方向を向く間
仕切パネルを支持するようにした間仕切装置において、
前記支柱の下端を、床面から支柱受面までの距離を互い
に独立して調節しうるようにした前後1対のアジャスタ
装置により、床面上に支持させる。
【0007】(2)上記(1)項において、各アジャスタ
装置が、床面等に当接するベースに立設されたアジャス
タボルトと、前記アジャスタボルトに螺合し、上面で支
柱の下端を支承するナットとを備えるものとする。
【0008】(3)上記(2)項において、支柱の下端部
に、支柱の下端面に当接し、かつ前後1対のアジャスタ
ボルトが貫通する貫通孔が前後部に穿設された受止板
と、該受止板に立設され、かつ支柱の下端部に嵌入され
る嵌合部とを有する支基を設け、前記受止板の下面を、
前後のアジャスタボルトに螺合するナットの上面で支承
する。
【0009】(4)上記(1)〜(3)項のいずれかにおい
て、支柱の上端面と天井との間に、請求項1〜3のいず
れかに記載の支持装置と上下対称をなす支持装置を設け
ることにより、支柱を、床面と天井に対して突っ張らせ
て支持させる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態にお
ける支柱の下端部を示すもので、床面(1)上には、間仕
切を設ける線上に沿って上向コ字状をなすレール状の幅
木(2)が敷設され、この幅木(2)の中に、図示しない間
仕切パネル取付用の複数の支柱(3)が、適宜の間隔をも
って立設されている。
【0011】支柱(3)は、平面視内向コ字形をなして互
いに対向する前後1対の上下方向を向く外枠材(4)と、
これら外枠材(4)の対向面間に前後方向を向いて結合さ
れ、かつ互いの対向面間に所要大きさの空間部(7)が形
成された左右1対の上下方向を向く内枠材(5)(5)とに
より構成され、両外枠材(4)における上下の端部には、
左右方向に開口する開口部(6)が設けられている。内枠
材(5)の上下長は、上下の開口部(6)に達しない長さと
されている。
【0012】なお、図2に示すように、天井(9)に設け
た笠木(8)により支持される支柱(3)の上端部の構造
は、下端部のものを上下反対向きとしただけで全く同じ
構成であるため、以下の説明においては下端部のみにつ
いて行い、上端部については、同じ符号を付すに止め
て、その詳細な説明を省略する。
【0013】上記支柱(3)の下端部に設けられた支基(1
1)は、前後1対のアジャスタ装置(10)(10)により支持さ
れている。各アジャスタ装置(10)は、幅木(2)内に嵌合
される概ね下向コ字状の共通のベース金具(12)に立設さ
れたアジャスタボルト(13)と、該アジャスタボルト(13)
に螺合し、かつ上面が支基(11)の下端の水平片を受支す
る調節用ナット(14)とからなっている。
【0014】ベース金具(12)における下向きの前後の折
曲片(12a)(12a)は、幅木(2)の前後の内面に当接し、か
つ下端は、幅木(2)の底面に当接している。上記前後2
本のアジャスタボルト(13)の下端部は、ベース金具(12)
の水平片(12b)を若干貫通させて、例えば溶接により、
幅木(2)と直交する方向に並べて固着されている。
【0015】支基(11)は、支柱(3)の前後1対の外枠材
(4)内に収容される前後幅を有するとともに、アジャス
タボルト(13)が貫通する丸孔(15)を穿設した水平の受支
板(16)を有し、その下面には、両アジャスタボルト(13)
が貫通する丸孔を有する上向きコ字状のナット受部材(1
7)が溶接等により固着されている。
【0016】受支板(16)の上面には、支柱(3)の内枠材
(5)により形成される空間部(7)内にがたなく嵌合され
た垂直の嵌合片(18)が固着されている。
【0017】支柱(3)を幅木(2)に立設するには、調節
用ナット(14)を予め前後のアジャスタ装置(10)の各アジ
ャスタボルト(13)の適宜の位置まで螺合したのち、支柱
(3)の下端に嵌合した支基(11)を両アジャスタボルト(1
3)に上方より嵌合し、各アジャスタ装置(10)が取付けら
れたベース金具(12)を幅木(2)内に嵌合してその底面に
当接させる。
【0018】この状態が図2の下方に示されており、支
柱(3)は、前後1対のアジャスタ装置(10)(10)を介し
て、幅木(2)すなわち床面(1)に立設される。
【0019】支柱(3)の上下位置を調整するには、図1
に示す支柱(3)の下部の開口部(6)から、図示しない工
具を差し入れて調節用ナット(14)を回動させ、これに支
持されている支基(11)の高さを変えればよい。これによ
り、支柱(3)を床面(1)と天井(9)との間に突っ張らせ
て立設させることができる。
【0020】図2に示すように、支柱(3)の上端部に
も、上述と同様の前後1対のアジャスタ装置(10)(10)
が、天井(9)に設置された笠木(8)の中に設けられてい
るので、支柱(3)の長さの調整範囲を大としうる。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、支柱の下
端部を、間仕切パネルと直角の方向、すなわち前後方向
に並ぶ1対のアジャスタ装置により支持するようにして
いるため、パネルに前後方向から力が作用しても支柱が
振れたり、がたつきを生じたりすることがない。また、
前後1対のアジャスタ装置を独立して操作することによ
り、床面や天井の平面度ないしは平行度の状態に左右さ
れることなく、支柱を安定して支持することができる。
【0022】請求項2記載の発明によれば、アジャスタ
装置の構成が簡単であるとともに、両アジャスタ装置を
予めベースに組付けておくことができるため、作業性が
向上する。
【0023】請求項3記載の発明によれば、支柱の下端
部の支持強度が大となるとともに、ナットに支柱の荷重
が加わるので、調整後においてそれが妄りに回動する恐
れがない。
【0024】請求項4記載の発明によれば、支柱の上下
の端部の支持強度が大となるので、前後方向から作用す
る力に対して一層振れにくくなるとともに、がたつきに
くくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す支柱の下端部の分解
斜視図である。
【図2】同じく、支柱全体を、中間部分を省略して示す
縦断正面図である。
【符号の説明】
(1)床面 (2)幅木 (3)支柱 (4)外枠材 (5)内枠材 (6)開口部 (7)空間部 (8)笠木 (9)天井 (10)アジャスタ装置 (11)支基 (12)ベース金具(ベース) (12a)折曲片 (12b)水平片 (13)アジャスタボルト (14)調節用ナット (15)丸孔 (16)受止板 (17)ナット受部材 (18)嵌合片(嵌合部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床と天井との間に複数の支柱を左右方向
    に適宜の間隔をもって配設し、前記支柱により左右方向
    を向く間仕切パネルを支持するようにした間仕切装置に
    おいて、前記支柱の下端を、床面から支柱受面までの距
    離を互いに独立して調節しうるようにした前後1対のア
    ジャスタ装置により、床面上に支持させたことを特徴と
    する間仕切装置における支柱の支持装置。
  2. 【請求項2】 各アジャスタ装置が、床面等に当接する
    ベースに立設されたアジャスタボルトと、前記アジャス
    タボルトに螺合し、上面で支柱の下端を支承するナット
    とを備えている請求項1記載の間仕切装置における支柱
    の支持装置。
  3. 【請求項3】 支柱の下端部に、支柱の下端面に当接
    し、かつ前後1対のアジャスタボルトが貫通する貫通孔
    が前後部に穿設された受止板と、該受止板に立設され、
    かつ支柱の下端部に嵌入される嵌合部とを有する支基を
    設け、前記受止板の下面を、前後のアジャスタボルトに
    螺合するナットの上面で支承するようにした請求項2記
    載の間仕切装置における支柱の支持装置。
  4. 【請求項4】 支柱の上端面と天井との間に、請求項1
    〜3のいずれかに記載の支持装置と上下対称をなす支持
    装置を設けることにより、支柱を、床面と天井に対して
    突っ張らせて支持させたことを特徴とする請求項1〜3
    のいずれかに記載の間仕切装置における支柱の支持装
    置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4519567Y1 (ja) * 1965-11-20 1970-08-07
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JPH08284289A (ja) * 1995-04-18 1996-10-29 Kokuyo Co Ltd 間仕切壁
JP2000008519A (ja) * 1998-06-19 2000-01-11 Showa Alum Corp 高さ調整自在な幅木

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