JP2000093252A - 車両用シート - Google Patents

車両用シート

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JP2000093252A
JP2000093252A JP10265855A JP26585598A JP2000093252A JP 2000093252 A JP2000093252 A JP 2000093252A JP 10265855 A JP10265855 A JP 10265855A JP 26585598 A JP26585598 A JP 26585598A JP 2000093252 A JP2000093252 A JP 2000093252A
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JP
Japan
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bracket
stay
back frame
vehicle seat
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP10265855A
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English (en)
Inventor
Koji Hosoda
浩嗣 細田
Masaki Tanigawa
政樹 谷川
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数と組付工数を少なく、重量を軽く、
組付性を良くする。 【解決手段】 クッションフレーム21に溶接にてステ
イブラケット23,24を固着し、バックフレーム22
に固定され該バックフレーム22と共に傾動する傾動ブ
ラケット28を備え、傾動ラブラケット28にはステイ
ブラケット24に直接連結される連結部26を有し、ス
テイブラケット24とバックフレーム22との連結部2
5,26が嵌合関係をもって互いに回動自在に嵌合し、
傾動ラブラケット28の下端部及びリクライニング装置
31のアッパアーム33の上端部を前後方向に広くした
形状にし、アッパアーム33と傾動ラブラケット28と
を結合する二つのボルト15b,15bを前後方向に間
隔を置いて配設してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用シートの構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用シートの例を図7及び図8
に示す。従来の車両用シートは、クッションフレーム1
に断面コ字形の左右両ブラケット2a,2b及びこれに
ボルト3a,3bで締結される両ステイブラケット4,
5を設け、クッションフレーム1に対し傾動するバック
フレーム6には片方の側に固着した傾動ブラケット7
と、中央に突設した丸棒状ナット8を有するハット形断
面の両ブラケット10,11とを用いており、リクライ
ニング装置12を備えている。
【0003】リクライニング装置12は、下端が図示し
ないフロアに固定される基部材13と、該基部材13に
ピン9で回動自在に接合された比較的長いアッパアーム
14とを有し、該アッパアーム14の上部が傾動ブラケ
ット7にボルト15で締結固定される。リクライニング
装置12とは反対側には、図8に示すように、図示しな
いフロアに固着される基部材17と、バックフレーム6
の下端に固着されたパイプ18とがあり、基部材17に
支持されるピン19をパイプ18に挿入して、バックフ
レーム6が基部材17にピン接合されている。
【0004】そして、クッションフレーム1とバックフ
レーム6との連結は次のようにして行われる。断面ハッ
ト形ブラケット10をバックフレーム6に固着してお
き、アッパアーム14を間に挟んでハット形ブラケット
11を傾動ブラケット7にボルト15で固定し、ステイ
ブラケット4の連結穴4aへブラケット10の丸棒状ナ
ット8を通して、スクリュー16aを該丸棒状ナット8
にねじ込み、ステイブラケット5の連結穴5aへブラケ
ット11の丸棒状ナット8を通し、スクリュー16bを
該丸棒状ナット8にねじ込む。次に、ステイブラケット
4をクッションフレーム1の対応するブラケット2aに
ボルト3aで締結し、ステイブラケット5をクッション
フレーム1の対応するブラケット2bにボルト3bで締
結する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の車
両用シートでは、ステイブラケット4,5に加えて、コ
字形ブラケット2a,2bや断面ハット形のブラケット
10,11を必要とし、ステイブラケット4,5をボル
ト3a,3bでコ字形ブラケット2a,2bに締結する
ので、部品点数及び組付工数が多く、重量が重くなり、
組付性が悪く、コストの低減を図り難いという欠点があ
った。
【0006】本発明は、上述のような従来の問題点に鑑
みなされたものであって、その目的とするところは、部
品点数及び組付工数が少なく、重量が軽くなり、組付性
が良く、コストの低減を図り易い車両用シートを提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、クッションフレームと、該クッションフ
レームに傾動可能に連結されるバックフレームとを備
え、ステイブラケットを介して該バックフレームと前記
クッションフレームとを連結した車両用シートにおい
て、前記クッションフレームに溶接にて前記ステイブラ
ケットを固着し、該ステイブラケットと前記バックフレ
ームとの連結部が嵌合関係をもって互いに回動自在に嵌
合することを特徴とし、前記バックフレームに固定され
て該バックフレームと共に傾動する傾動ブラケットを備
え、該傾動ラブラケットには前記ステイブラケットに直
接連結される連結部を有することとしてもよい。また、
本発明では、前記バックフレームに対し前記ステイブラ
ケットを内側から係合させて連結することができ、リク
ライニング装置のアッパアームと前記傾動ラブラケット
とを結合するための複数の結合部材を前後方向に間隔を
置き配設することも可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る車両用
シートについて、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る車両用シートの要部を
分解して示した斜視図である。この実施の形態に係る車
両用シートは、クッションフレーム21と、該クッショ
ンフレーム21に傾動可能に連結されるバックフレーム
22とを備え、クッションフレーム21に溶接にてステ
イブラケット23,24を固着し、バックフレーム22
に固定されて該バックフレーム22と共に傾動する傾動
ブラケット27,28を備え、傾動ラブラケット28に
はステイブラケット24に直接連結される連結部26を
有し、ステイブラケット24とバックフレーム22との
連結部25,26が嵌合関係をもって互いに回動自在に
嵌合する。
【0009】また、本発明に係る車両用シートは、バッ
クフレーム22に対しステイブラケット24を内側から
係合させて連結し、リクライニング装置31のアッパア
ーム33と傾動ラブラケット28とを結合するための複
数の結合部材としてのボルト15b,15bを前後方向
に間隔を置いて配設するのに適合するように、傾動ラブ
ラケット28の下端部及びリクライニング装置31のア
ッパアーム33の上端部を前後方向に広くした形状にし
てある。
【0010】クッションフレーム21は、一方のステイ
ブラケット23の基部23aと他方のステイブラケット
24の脚部24aが溶接によって固着されている。一方
のステイブラケット23は、中間にクランク状の折曲部
23bを有し、折曲部23bによって上部が基部23a
よりもクッションフレーム21に対し遠い位置にあって
上向きに突出しており、上端に連結穴23cが開けられ
ている。他方のステイブラケット24は、図2に示すよ
うに、上向きに突出した上端近傍に外横向きに丸棒状ナ
ット8が突設され、下端には前後方向に間隔を置き下向
きに二つの脚部24a,24aが突出しており、下端以
外の部分の外周にリブ24bが一体に形成されている。
【0011】バックフレーム22には、左右の傾動ブラ
ケット27,28が固着されている。一方の傾動ブラケ
ット27は、下部に二つのねじ穴27aを有し、図7に
示した従来の傾動ブラケット7と大差がないので、詳細
な説明を省略する。他方の傾動ブラケット28は、図3
に示すように、ステイブラケット24が直接的に連結さ
れる連結部26を有し、前後方向に広くした下端部に前
後方向に間隔を置き2つのねじ穴28a,28aが開け
られている。連結部26は、内側に突出した四角形の凸
部26aの部分の中心に連結穴26bを有している。
【0012】リクライニング装置31は、下端が図示し
ないフロアに固定される固定基部材32と、固定基部材
32にピン34で回動自在に接合されたアッパアーム3
3とを備え、図5に示すように、アッパアーム33の前
後方向に広い上端部には前後方向に間隔を置いて締結穴
33a,33aが開けられ、下部にピン穴33bが開け
られている。リクライニング装置31とは反対側には、
インナヒンジ36が配置されている。
【0013】インナヒンジ36は、図示しないフロアに
固定される基部材37と、これにピン38で回動自在に
接合されたアーム39とを有している。このアーム39
は、外側へ突出した凸部39aを有し、この凸部39a
の中央に丸棒状ナット8が突設されており、凸部39a
の上下に締結穴39b,39bが開けられている。
【0014】上記実施の形態に係る車両用シートの連結
は以下のようにして行われる。クッションフレーム21
に両ステイブラケット23,24を溶接によって固着
し、バックフレーム22に両傾動ブラケット27,28
を溶接によって固着する。まず、ボルト15aを一方の
アーム39の締結穴39bに通して一方の傾動ブラケッ
ト27のねじ穴27aにねじ込んで締結する。次に、ク
ッションフレーム21を、バックフレーム22に対して
正規の取付位置より右側(図示の左側方向)へずらし
て、バックフレーム22方向へ移動させ、一方のステイ
ブラケット23の連結穴23cとアーム39の丸棒状ナ
ット8、他方のステイブラケット24の丸棒状ナット8
と他方の傾動ブラケット28の連結部26の連結穴26
bの各々の位置を合わせて、左側(図示の右側)へスラ
イドさせ、各々の丸棒状ナット8を各々の連結穴23
c,26bに挿入する。その後、それぞれ丸棒状ナット
8にスクリュー16a,16bをねじ込んで締結する。
さらにその後、アッパアーム33の締結穴33aにボル
ト15bを通して、該ボルト15bを傾動ブラケット2
8のねじ穴28aにねじ込んで締結する。
【0015】上記実施の形態によれば、アッパアーム3
3が他の部材により挟まれる構造ではなく単独で傾動ブ
ラケット28に締結して取付けられ、アッパアーム33
の長さが長くないので、取扱いと取付けが容易で組付性
の向上を図ることができ、ステイブラケット24の上端
の丸棒状ナット8を傾動ブラケット28の連結部26の
連結穴26bに通し、丸棒状ナット8の中心のねじ穴に
スクリュー16bをねじ込むので、断面ハット形ブラケ
ットを省くことができ、両ステイブラケット23,24
をクッションフレーム21に溶接で固着するので、この
固着のためのボルトが不要になり、必要部品点数を減ら
すことができるという利点がある。
【0016】図6は上記実施の形態の変形例を示す斜視
図である。この変形例では、傾動ブラケット28は、連
結部26に凹凸のない単純な形状であって、大きな透孔
28bが開けられており、中央に連結穴11aを有する
断面ハット形ブラケット11を透孔28bと同心配置し
て溶接によって固着してある。このようにすると、傾動
ブラケット28自体に凹凸を付けないでよいので、傾動
ブラケット28の形状出しが容易であるという利点があ
る。
【0017】なお、本発明は、上記実施の形態によって
限定されるものではなく、種々の変形及び変更が可能で
ある。例えば、ステイブラケット24に丸棒状ナット8
を突設するのに代えて連結穴を開け、傾動ブラケット2
8には該連結穴に通すべき丸棒状ナット8を突設しても
よい。
【0018】
【発明の効果】本発明は、クッションフレームに溶接に
てステイブラケットを固着し、該ステイブラケットとバ
ックフレームとの連結部が嵌合関係をもって互いに回動
自在に嵌合していることにより、部品点数及び組付工数
が少なく、重量が軽くなり、組付性が良く、コストの低
減を図ることができるという効果を奏する。本発明で
は、バックフレームに固定されて該バックフレームと共
に傾動する傾動ブラケットを備え、該傾動ラブラケット
にはステイブラケットに直接連結される連結部を有する
こと、又はバックフレームに対しステイブラケットを内
面側から係合させて連結することにより、部品点数及び
組付工数が一層少なくなる。また、リクライニング装置
のアッパアームと傾動ラブラケットとを結合するための
複数の結合部材を前後方向に間隔を置き配設することに
より、アッパアームの長さを短くして取扱いを容易化す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る車両用シートの要部
を分解して示した斜視図である。
【図2】図1のステイブラケットを拡大して示した斜視
図である。
【図3】図1の傾動ブラケットを拡大して示した斜視図
である。
【図4】図3のA−A線に沿った拡大断面図である
【図5】図1のアッパアームを拡大して示した斜視図で
ある。
【図6】本発明の実施の形態に係る車両用シートの変形
例を示す斜視図である。
【図7】従来の車両用シートを分解して示した斜視図で
ある。
【図8】図7の部分拡大斜視図である。
【符号の説明】
8 丸棒状ナット 21 クッションフレーム 22 バックフレーム 23 ステイブラケット 23a 基部 23b 折曲部 23c 連結穴 24 ステイブラケット 24a 脚部 25,26 連結部 26a 凸部 26b 連結穴 27,28 傾動ブラケット 31 リクライニング装置 33 アッパアーム 33a 締結穴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クッションフレームと、該クッションフ
    レームに傾動可能に連結されるバックフレームとを備
    え、ステイブラケットを介して該バックフレームと前記
    クッションフレームとを連結した車両用シートにおい
    て、前記クッションフレームに溶接にて前記ステイブラ
    ケットを固着し、該ステイブラケットと前記バックフレ
    ームとの連結部が嵌合関係をもって互いに回動自在に嵌
    合することを特徴とする車両用シート。
  2. 【請求項2】 前記バックフレームに固定されて該バッ
    クフレームと共に傾動する傾動ブラケットを備え、該傾
    動ラブラケットには前記ステイブラケットに直接連結さ
    れる連結部を有することを特徴とする請求項1に記載の
    車両用シート。
  3. 【請求項3】 前記バックフレームに対し前記ステイブ
    ラケットを内側から係合させて連結することを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載の車両用シート。
  4. 【請求項4】 リクライニング装置のアッパアームと前
    記傾動ラブラケットとを結合するための複数の結合部材
    を前後方向に間隔を置き配設したことを特徴とする請求
    項2又は請求項3に記載の車両用シート。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009292357A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Shigeru Co Ltd 車両用シート
CN102390304A (zh) * 2011-09-26 2012-03-28 长春富维—江森自控汽车饰件系统有限公司 座椅的坐垫翻转机构
CN102729870A (zh) * 2011-04-13 2012-10-17 丰田纺织株式会社 车辆用座椅的靠背框架

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