JP3001229U - 椅子の座板取付構造 - Google Patents

椅子の座板取付構造

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JP3001229U
JP3001229U JP1994002218U JP221894U JP3001229U JP 3001229 U JP3001229 U JP 3001229U JP 1994002218 U JP1994002218 U JP 1994002218U JP 221894 U JP221894 U JP 221894U JP 3001229 U JP3001229 U JP 3001229U
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seat plate
plate
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shaped
engaging
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JP1994002218U
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Inventor
高典 井野
Original Assignee
メーコー工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 事務用椅子における座板を着脱自在に取付け
し得る構造に関し、構成を簡略化し製作コストを軽減さ
せる。 【構成】 支持盤1の上面に取付支柱9を一体に垂設
し、該取付支柱9の先端に直交状に横断面が円形または
楕円形の係合軸14をビス17止めすると共に、硬質弾
性プラスチックにより成形された座板20の下面に鉤孔
状の係合孔22が先端部に切欠形成された一対の山形板
状の起立片23,23を一体に並設し、該係合孔22に
前記係合軸14を該起立片の部材の弾性を利用して押し
拡げ係合させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、事務用椅子等における座板を着脱自在に取付ける構造に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
椅子の座板取付構造には、従来から例えば特開平4−246309号公報に示 されたように、ウレタン等のクッション材中に金属製の取付線材を埋設し、該取 付線材の一部を該クッション材の下面の凹部中に露出させ、該取付線材を椅子本 体上に突設された取付片に支持させて取付けしたものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしこのように取付線材をクッション材中に埋設する構造は取付線材の折曲 成形やその埋設工程等に手数を要し製造コストが高くなるという問題があると共 に、クッション材が充分な厚さを有していないと取付線材の存在が使用者の尻に ゴツゴツした感じを与え使用感がよくないという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の椅子の座板取付構造は上記課題を解決しようとするもので、支持盤の 上面に取付支柱を一体に垂設し、該取付支柱の先端に直交状に横断面が円形また は楕円形の係合軸をビス止めすると共に、硬質弾性プラスチックにより成形され た座板の下面に鉤孔状の係合孔が先端部に切欠形成された一対の山形板状の起立 片を一体に並設し、該係合孔に前記係合軸を該起立片の部材の弾性を利用して押 し拡げ係合させることを特徴とする。
【0005】 また本考案は上記椅子の座板取付構造において、支持盤上面の取付支柱の両側 近傍に係合軸の両端部を支える一対の板状の支持片を一体に突設してなる。
【0006】 また本考案は、座板の下面に取付支柱を一体に垂設し、該取付支柱の先端に直 交状に横断面が円形または楕円形の係合軸をビス止めすると共に、硬質弾性プラ スチックにより成形された支持盤の上面に鉤孔状の係合孔が先端部に切欠形成さ れた一対の山形板状の起立片を一体に並設し、該係合孔に前記係合軸を該起立片 の部材の弾性を利用して押し拡げ係合させることを特徴とする。
【0007】 また本考案は上記椅子の座板取付構造において、座板下面の取付支柱の両側近 傍に係合軸の両端部を支える一対の板状の支持片を一体に突設してなる。
【0008】
【作用】
係合軸を起立片の係合孔に嵌め合わせることにより座板を支持盤に対して強固 にしかも着脱自在に取付できる。
【0009】
【実施例】
次に図と共に本考案の一実施例を説明する。図1において、1はフレーム2に より水平に支持された硬質弾性プラスチック製の支持盤で、該支持盤1は周縁部 3が額縁状に隆起して形成されておりその内側上面には補強用のリブ4,フレー ム2取付用の凹凸部5,5および取付ネジ挿通用の丸孔6等が一体に形成されて いる。そして該支持盤1の後側には背凭盤7が連結軸8,8を介して枢支連結さ れている。
【0010】 また支持盤1の上面には図2に示したように取付支柱9が一体に垂設され、該 取付支柱9の両側近傍には先端に円弧凹状受部10が形成された山形板状の支持 片11,11が一体に突設されている。なお取付支柱9の上端面にはネジ孔12 が形成されている。13は該取付支柱9,支持片11,11を連結している補強 用リブである。
【0011】 しかして14は横断面が楕円形の係合軸で、該係合軸14の中間太径部15の 下面には前記取付支柱9の上端部に嵌合し得る凹穴16が形成されている。この ため取付支柱9の上端部に係合軸14の凹穴16を嵌合しその上方よりビス17 をネジ孔12に締付することにより該係合軸14を取付支柱9と直交状なるよう にビス止めする。なおこのような係合軸14は支持盤1上面の四隅寄りに夫々設 けられる。
【0012】 一方、20は支持盤1と同じく硬質弾性プラスチックにより成形された座板で 、該座板20は支持盤1の額縁状部内に合致し得る大きさでその下面周辺部には 枠状リブ21が一体に形成されている。そして該座板20下面の前記係合軸14 と相対する位置には、夫々図3に示したように、鉤孔状の係合孔22が先端部に 切欠形成された一対の山形板状の起立片23,23を一体に並設する。なお係合 孔22の開口縁には外方に拡がる傾斜ガイド縁24,24が形成されている。ま た、該座板20の上面には必要に応じてウレタン等のクッション材が張設される 。
【0013】 しかしてこの座板20を支持盤1に取付けるに際しては、支持盤1上にビス止 めした各係合軸14に起立片23,23が合致するように座板20を支持盤1上 に被せて該座板20を荷重を掛け、傾斜ガイド縁24,24が係合軸14の外周 面に当たって外方に押圧され係合孔22の開口縁が弾性的に押し拡げられるよう にして該係合孔22中に係合軸14を嵌合させる。(図4,図5参照)。
【0014】 なお、係合軸14は横断面円形または楕円形に形成されるものであるが、楕円 形の場合は図4に示されるようにその長径が上下に位置するようにすることで上 下方向の断面係数が増して強度が向上すると共に係合孔22を押し拡げ易くして スムースな係合を可能ならしめる。
【0015】 また、係合軸14の両端部を支持片11,11により支持したことにより該係 合軸14が3点で支持されるようになるので係合時に該係合軸14がたわむのを 防止できる。そして座板20を人為的に引張り上げることにより係合孔22中か ら係合軸14を離脱させることができるので、容易に交換でき需要者の好みに合 う色彩の座板に付け替えたり、クッション付きのものに付け替えることも容易で ある。
【0016】 なお、背凭盤7の前面にも座板20と同じ構成で背板30が着脱自在に取付け られる。
【0017】 なお、係合軸14には上記のように座板20の荷重が掛かるので、強度を要す るが、このように係合軸14を支持盤1とは別体に形成してビス止めすることに よりその太さ,材質等を支持盤1とは関連なく決定できるので、支持盤1の成形 に際して係合軸14の強度を考慮しないでよくプラスチックによる成形が容易と なる。
【0018】 上記実施例は支持盤1に係合軸14をビス止めし座板20に起立片23,23 を形成した例であるが、座板20の下面に係合軸14をビス止めし座板20の上 面に起立片23,23を形成することによっても上記実施例と全く同様に支持盤 1に座板20を着脱自在に取付できるようになる。
【0019】
【考案の効果】
このように本考案によれば、係合軸を起立片の係合孔に嵌合させるだけで支持 盤上に座板を簡単にしかも強固に取付でき、必要に応じて座板の着脱が自在であ るの取扱いが容易になる効果がある。また、座板上にクッション材を張設するだ けで使いごごちのよい椅子が提供できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る椅子の座板取付構造を示した斜視
図。
【図2】支持盤の拡大分解斜視図。
【図3】座板下面の拡大斜視図。
【図4】取付時の要部の縦断面図。
【図5】図4のXーX線断面図。
【符号の説明】
1 支持盤 9 取付支柱 11 支持片 14 係合軸 17 ビス 20 座板 22 係合孔 23 起立片 24 傾斜ガイド縁

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持盤の上面に取付支柱を一体に垂設
    し、該取付支柱の先端に直交状に横断面が円形または楕
    円形の係合軸をビス止めすると共に、硬質弾性プラスチ
    ックにより成形された座板の下面に鉤孔状の係合孔が先
    端部に切欠形成された一対の山形板状の起立片を一体に
    並設し、該係合孔に前記係合軸を該起立片の部材の弾性
    を利用して押し拡げ係合させることを特徴とした椅子の
    座板取付構造。
  2. 【請求項2】 座板の下面に取付支柱を一体に垂設し、
    該取付支柱の先端に直交状に横断面が円形または楕円形
    の係合軸をビス止めすると共に、硬質弾性プラスチック
    により成形された支持盤の上面に鉤孔状の係合孔が先端
    部に切欠形成された一対の山形板状の起立片を一体に並
    設し、該係合孔に前記係合軸を該起立片の部材の弾性を
    利用して押し拡げ係合させることを特徴とした椅子の座
    板取付構造。
  3. 【請求項3】 支持盤上面の取付支柱の両側近傍に係合
    軸の両端部を支える一対の板状の支持片を一体に突設し
    てなる請求項1に記載の椅子の座板取付構造。
  4. 【請求項4】 座板下面の取付支柱の両側近傍に係合軸
    の両端部を支える一対の板状の支持片を一体に突設して
    なる請求項2に記載の椅子の座板取付構造。
JP1994002218U 1994-02-18 1994-02-18 椅子の座板取付構造 Expired - Lifetime JP3001229U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3523923B2 (ja) 1994-12-26 2004-04-26 株式会社内田洋行 椅子のクッション材脱着機構
JP2016083028A (ja) * 2014-10-23 2016-05-19 株式会社岡村製作所 椅子用荷重支持部材及び椅子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3523923B2 (ja) 1994-12-26 2004-04-26 株式会社内田洋行 椅子のクッション材脱着機構
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