JP4747263B2 - オブジェクティブにおける光学素子のための保持装置 - Google Patents

オブジェクティブにおける光学素子のための保持装置 Download PDF

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Description

発明の詳細な説明
本発明は、オブジェクティブにおける光学素子のための保持装置に関する。本発明は、また、オブジェクティブと、リソグラフ装置と、オブジェクティブにおける光学素子と補強部材との接続方法とに関する。
オブジェクティブ、この場合には、リソグラフィ・オブジェクティブにおける終端素子として設計された光学素子のための保持装置と、対応するリソグラフィ・オブジェクティブとが、従来技術において知られている。このような投射オブジェクティブの場合において、光学素子と、それに関連するマウントとの間、もしくはマウントに接続された一部分との間を非接着で接続するために、交換されるべき光学素子と、マウントもしくはマウントに接続された一部分との間の接合形状の光学的精度は、表面接合によって設定される。終端素子のためのこのような保持装置は、原理上、リソグラフィにおける通常の用途に適している。
別の解決策においては、プレートをマウントに接合することで、3点軸受けのための環状ブレード支持を使用することが可能となる。光学材料の熱膨張係数と、マウントの材料の熱膨張係数との差を調和させるために、軟質ゴム接着剤もしくは軟質ゴムセメントが用いられる。いわゆる硬ガラス接着の場合には、熱膨張係数の差の調和は、光学素子とマウントとの間の機械的スプリング部材によってなされる。
従来技術に関しては、米国特許出願公開公報US 2002/0167740 A1、ヨーロッパ特許公報EP 1 279 984 A1、米国特許出願公開公報US 2002/0021503 A1、もしくは米国特許出願公開公報US 2001/0039126 A1が参照文献とされている。
しかしながら、リソグラフィ・オブジェクティブが、例えば、ヨーロッパ特許公報EP 0 023 231 B1に記載された液浸リソグラフィに使用されるときには、従来の”ドライ”リソグラフィに適用されたマウント技術は不適切である。つまり、終端素子と、浸漬媒体であって、その中にこの終端素子が配設された、好ましくは液体からなる浸漬媒体とが、わずかに変形した場合にレンズのように既に機能するのである。その理由は、空気・ガラス・空気の組合せに起因して通常のリソグラフィ・オブジェクティブの場合に生じる補償効果が排除されてしまうからである。終端素子は光学活性され、さらに、大抵の終端素子は比較的小さな厚みを有しているので、より一層レンズのように機能する。その結果、終端素子は、満たすべき変形許容範囲が明らかに一層厳密であり、更なる変形を引き起こし得る、終端素子の上流側のガス圧力及び終端素子の下流側の液体圧力に変動を生じる。終端素子とマウントとの間の接続に対する密封要求が、従来のリソグラフィの場合よりも液浸リソグラフィの場合の方が明らかに重要であるのは当然であるので、このような密封に要する力が大きくなる反面、終端素子が変形する可能性が増大する。
液浸リソグラフィにおいて周知のリソグラフィ・オブジェクティブを使用する場合に生じる更なる問題は、終端素子とマウントとが実質的に異なる熱膨張係数を有しており、浸漬媒体及び/もしくは周囲における温度の変動、及びレーザ放射によって生じる熱が、同様に、終端素子に変形を生じさせ、ひいては、画像形成の精度を低下させてしまうことである。
リソグラフ装置は、基板の目標部上へ所望のパターンを形成する装置である。リソグラフ装置は、例えば、集積回路(IC)の製造に用いることができる。その状況において、マスクのようなパターン形成手段は、ICにおける個別の層に応じた回路パターンを形成するのに用いることができる。そして、このパターンは、放射線感受性材料(レジスト)の層を備えた基板(例えば、シリコンウェハー)上の目標部(例えば、1つもしくは複数のダイの部分から構成されている)へ結像され得る。一般的に、1枚の基板は、連続して露光される網状の隣接した目標部を収容することができる。既知のリソグラフ装置は、1回の操作毎に1つの目標部上にパターン全体を露光することで各目標部を照射する、いわゆる自動コマ送り機構と、予め与えられた方向(”走査”方向)の照射ビームで、この方向に平行な方向もしくは逆平行な方向に基板を同期走査しながらパターンを走査することで各目標部を照射する、いわゆるスキャナとを含んでいる。
投射システムの終端素子と基板との間の空間を満たすために、比較的高い屈折指数を有する液体、例えば水に、リソグラフ投射装置内の基板を浸すことが提案されている。この効果は、より小さな形状の撮像を可能にすることである。その理由は、液体中において露光放射がより短い波長を有するようになるからである(液体の効果は、システムの効果的なNAの増大と焦点深度の増大とも見なすことができる)。
しかしながら、液体の槽に基板、もしくは基板及び基板テーブルを浸すと(例えば、米国特許公報US 4,509,852を参照することにより、この公報全体を援用する)、走査露光の間に加速させなければならない液体が大きくなってしまう。液体が大きくなってしまうと、モータの追加、もしくはより強力なモータを必要とし、液体中に好ましくない予期せぬ効果を引き起こす可能性のある乱流を引き起こすことになる。また、光学特性、特に投射システムにおける素子の幾何学的光学特性を一定のままにしなければならない。
提案されている解決策の1つは、基板の局部上と、投射システムの終端素子と液体閉じこめシステムを使用する基板との間の中とにのみ液体を供給する液体供給システムである(基板は通常、投射システムの終端素子よりも大きな表面積を有している)。この解決策を実施するために提案されている1つの方法が国際公開公報WO 99/49504に開示されている。液体は、少なくとも1つの入り口から基板上へと供給され、好ましくは、終端素子に対する基板の移動方向に沿って供給され、投射システムの下を通過後に少なくとも1つの出口から除去される。提案されている別の解決策は、投射システムの終端素子と基板テーブルとの間の空間における少なくとも一部の境界に沿って延伸されたシール部材を備えた液体供給システムを提供するものである。シール部材は、Z方向において(光軸方向において)相対運動が幾分あり得るものの、XY平面において投射システムに対して実質的に固定されている。シール部材と基板表面との間にシールが形成されている。このシールは、ガスシールのような非接触シールであることが好ましい。このようなシステムは、ヨーロッパ特許出願No. 03252955.4に開示されている。
しかしながら、投射システムの底部の周囲に存在する液体が、露光劣化の発生に関わる素子を変形させることがわかっている。液体はまた、投射システムに侵入し、装置の精密部品を経時的に破損もしくは変形させ得る。
米国特許公報US 6,190,778は、有機化合物を使用するシリコン・オブジェクトを接合する方法を開示している。米国特許公報US 4,983,251は、中間層のない、直接接合と呼ばれる接合方法と、焼きなましとを開示している。米国特許公報US 5,054,683には、ホウ素を含有する接続層がある接合方法が記載されている。接続層と共に二体を接合させるために、これらが一緒にプレスされ、熱処理される。
本発明の目的は、オブジェクティブにおける光学素子のための保持装置、具体的には、光学素子の変形と、変形に起因する結像精度とに関して、液浸リソグラフィにおけるリソグラフィ・オブジェクティブに対する要求を満たすのに好適な保持装置であるが、これに限定されない保持装置を作り出すことである。
本発明によれば、この目的は、オブジェクティブにおける光学素子のための保持装置であって、一方がオブジェクティブに接続され、他方が少なくとも間接的に光学素子に接続されたマウントを備え、マウントと光学素子との間に、熱膨張係数が光学素子の熱膨張係数と実質的に一致する補強部材を配設された保持装置により達成される。
本発明に従って、マウントと光学素子との間には、本発明に係る保持装置の実質的な補強が有益に確保される補強部材が配設され、その結果、液浸リソグラフィにおいて発生する力による光学素子の変形が生じないように光学素子を強固に保持するのに貢献する。
本発明に従うと、補強部材は、光学素子の熱膨張係数と実質的に一致する熱膨張係数を有するという事実により、浸漬媒体の温度変化の場合、もしくはレーザ放射動作の場合に、2つの部材の膨張に関して差異が生じることがない。その結果、光学素子は、マウントから分離され、上記で概要を述べた、異なる熱膨張の問題は、オブジェクティブ内部の別の箇所へ移り、その影響はごく僅かとなる。
更に、本発明に係る補強部材は、オブジェクティブを浸漬媒体から密封するのに大変良好な可能性をもたらす。このため、有益な改良では、シールもしくはガスケットは、光学素子と補強部材との間に配設される。
補強部材及び光学素子の熱膨張係数を少なくともほぼ同一にすることを特に簡素に可能にするには、補強部材と光学素子とを同一の材料で構成することである。
本発明の別の有益な改良では、補強部材と光学素子とがリンギング接続によって互いに接続されていることを更に提供可能である。第1に、この改良は、補強部材と光学素子との間の接続を非常に容易に実施可能にし、第2に、たとえ適切な上述のシール装置がなくても、浸漬媒体がオブジェクティブ内に侵入できないように光学素子と補強部材との間の非常に良好な密封性を確保する。
更に、リンギング接続の密封性を高めるために、光学素子の接触面と補強部材の接触面とをリンギングする前に化学反応液で処理し、リンギングした後に150℃を越える温度に曝すことを提供できる。
本発明の有益な展開において、リンギング接続の密封性は、光学素子及び/もしくは補強部材がリンギング接続領域に保護層が設けられているときに高まる。
オブジェクティブ内へ侵入する浸漬媒体において起こり得るガス抜きを防止するために、本発明の更に有益な展開において、シールもしくはガスケットをマウントと補強部材との間に配設することができる。それによって、シールもしくはガスケットはシールもしくはガスケットと、浸漬媒体との接触を避けるように配設できる。
光学素子と、光学素子のための保持装置とを備えるオブジェクティブであって、保持装置は、一方がオブジェクティブに接続され、他方が少なくとも間接的に光学素子に接続されたマウントを備え、マウントと光学素子との間に、熱膨張係数が光学素子の熱膨張係数と実質的に一致する補強部材が配設されていることを特徴とするオブジェクティブが請求項24にて特定されている。
請求項32では、放射線のための投射ビームを供給する照明システムと、パターン形成手段を支持する支持構造と、基板を保持する基板テーブルと、前記基板の目標部上へパターン形成ビームを投射する投射システムとを備え、前記投射システムは、光学素子と、マウントを備える該光学素子のための保持装置とを備えるオブジェクティブを備え、前記マウントは、一方が前記オブジェクティブに接続され、他方が少なくとも間接的に前記光学素子に接続され、前記マウントと前記光学素子との間に、熱膨張係数が前記光学素子の熱膨張係数と実質的に一致する補強部材が配設されていることを特徴とするリソグラフ装置が請求されている。
請求項33から、光学素子と補強部材とをリンギングすることで互いに接続されている、光学素子と補強部材とを接続する方法が実現される。
請求項32記載のリソグラフィ・オブジェクティブを使用することで半導体素子を製造する方法が請求項38に記載されている。
本発明の別の有益な改良は、他の従属請求項から得られる。本発明の模範となる実施形態は、図面を用いて以下に概ね説明されている。
図1は、オブジェクティブの第1実施形態を示し、オブジェクティブは、リソグラフィ・オブジェクティブ1として設計され、特に、液浸リソグラフィに適切であるとともに、他の形態のリソグラフィ及び他の目的に使用可能なものである。液浸リソグラフィ自体は周知であるので、液浸リソグラフィの方法は、ここでは詳細を検討しない。リソグラフィ・オブジェクティブ1は、ハウジング2を備え、ハウジング2は、非常に概略的に表されており、その内部には、複数の光学素子3が周知の方法で配設されているが、光学素子3の数及び配置は単なる例に過ぎない。
ハウジング2の底面に取り付けられているのは、基本構造もしくはマウント4であり、基本構造もしくはマウント4は、前記ハウジングから離脱可能に接続できるように、例えば、ネジ山(図示せず)によってハウジング2にネジ止めされている。当然、マウント4がハウジング2から離脱可能であることを用いた、マウント4をハウジング2へ接続する他の方法も着想可能である。マウント4は、詳細を以下で説明する保持装置6によってマウント4に保持された終端板もしくは終端素子5を収容する役目をするとともに、浸漬媒体7からリソグラフィ・オブジェクティブ1の下方を密封する。保持装置6は、終端素子5のために使用される代わりに、光学素子のために非常に一般的に使用可能である。
保持装置6の一部として、マウント4と終端素子5との間に配設されているのは、接続及び/もしくは補強部材8であり、接続及び/もしくは補強部材8は、終端素子5をマウント4に接続している。補強部材8は、マウント4から終端素子5のz軸方向もしくは軸方向に空間を確保するためのクランク9を備えているものであり、確実に終端素子5をマウント4にしっかりと取り付けている。
浸漬媒体7から終端素子5へと起こり得る熱伝導がマウント4に伝わらないように、補強部材8は、終端素子5の熱膨張係数と実質的に一致する熱膨張係数も有している。可能な限り簡素な方法で熱膨張係数の実質的な一致を実現するために、補強部材8は終端素子5と同一の材料からなるのが好ましい。リソグラフィ・オブジェクティブ1の場合、DUV領域(つまり、248nm)や、VUV領域(つまり、193nm)、157nm領域で動作するので、終端素子5及び補強部材8に使用される材料は、実質的に、水晶(SiO2)もしくはフッ化カルシウム(CaF2)である。終端素子5が実質的にCaF2から構成されている場合、補強部材8に、例えば、真鍮を使用することができる。その理由は、この材料がフッ化カルシウムの熱膨張係数に非常に類似した熱膨張係数を有しているからである。いずれにしても、浸漬媒体7に耐性を有する材料が終端素子5と補強部材8とに使用されるべきである。液体、例えば水が、浸漬媒体として使用されるのが好ましい。
終端素子5は、リンギング接続10によって補強部材8に接続され、このリンギング接続10が取り得る形状は、図6a,6b,6cに詳細が検討されている。リンギング接続10は、それ自体が周知の方法で製造可能であり、非常に良好な密封性を接続部材5と補強部材8との間の接続に既にもたらし、特に、これら2つのリンギング相手、つまり、補強部材8及び終端素子5は、リンギングするにあたって化学反応液で処理され、リンギングした後に50℃を越える温度に曝される。この密封性を更に向上させるため、図示された実施形態の場合には、シールもしくはガスケット11が終端素子5と補強部材8との間に配設されている。シール11は、リンギング接続10に加えて、終端素子5と補強部材8との間の接着隙間に密封性を確保し、接着ギャップにおいて起こり得る毛管現象の場合にも浸漬媒体7が侵入するのを防いでいる。シール11は、浸漬媒体7に対して反応を示さず、僅かにしか膨張し得ないものが好ましい。シール11は、終端素子5及び補強部材8の熱膨張係数と実質的に一致する熱膨張係数を有していることが好ましい。シール11は、リンギング接続10の内側、外側、そして、両側に配設できる。適切な場合、シール11は、例えば、シールリング及びガスケットというように分離した部品とすることができる。この場合、リンギング接続10及び/もしくはシール11もまた、確実にリソグラフィ・オブジェクティブ1を気密にする。
また、リンギング接続10の代用として想到できることは、接着及び/もしくははんだ付けによって終端素子5を補強部材8に接続することであり、はんだは、はんだ付けに使用される場合に必要とされる可能な限り低温の溶解性のものである。リンギング接続10は、気密で、実質的に浸漬媒体7との接触に影響を受けないので、リンギング接続10の内側において可能な、いかなる追加的な安全接合も適切に保護する。リンギング接続10及びはんだ接続(図示せず)の双方は、終端素子5を補強部材8に強固に接続し、終端素子5及び補強部材8の熱膨張係数が実質的に一致しているので、生じ得る力の伝達に関する問題は発生しない。
図示されていない方法において、終端素子5及び補強部材8を互いに一体に設計することもできる。つまり、1つの一体型部品で、一方では、終端素子5の実機能、特に、浸漬媒体7の方向におけるリソグラフィ・オブジェクティブ1の終端を確保でき、他方では、マウント4への終端素子5の強固な取り付けを確保できる。この部品は、光学面を必要とするであろう。つまり、終端素子5が形成された部分は、十分に小さい厚みを有する一方、補強部材8が形成された部分は、そのような部品が光学面の剛性が確保されるように設計されている必要があろう。
マウント4は、例えば高品質鋼のような金属材料からなるのが好ましい。マウント4は、高品質鋼に代えて、セラミック、インバール、ゼロデュア、真鍮、その他の金属合金からなっていてもよい。これら材料の違い、及び個々の長所自体は周知であるため、ここでは詳細を検討しない。当然、マウント4の材料は、性質の面でハウジング2の材料と合致していることが好ましい。
補強部材は、複数の弾性支持点12によってマウント4内部に支持されており、好ましくは、3つの弾性支持点12が設けられている。例えば、スプリング部材を弾性支持点12として使用することができる。多数の非常に柔らかいスプリング部材を用いた弾性包埋もまた考えられる。これらの双方の場合において、補強部材8をマウント4の軸受け点に接続するには、強力接着剤、クランプ、はんだ付けの使用が適している。マウント4内部に補強部材8のアイソスタティック軸受けを設けてもよい。
理論的に同様に可能な環状ブレードもしくは3つの弾性支持点による軸受けの場合、異なる熱膨張係数を分離するには、軟質ゴム接着剤が適用されるべきである。他の用途において周知となっている最も適した解決策を補強部材8の軸受けに使用できる。
更に、この場合には、補強部材8のニュートラルファイバ、つまり、補強部材8において最小の変形が予想される領域に作用する締結部材13が設けられている。
浸漬媒体7、もしくは浸漬媒体7から発生し得るガス抜けに対して締結部材13を保護するために、追加的なシールもしくはガスケット14がマウント4と補強部材8との間に設けられている。このシール14は、シール14と浸漬媒体7との接触を避けるように配設され得る。この場合、シール14は、蛇腹のように形作られた非常に薄い膜状に設計され、接着点14a及び14bにて、終端素子5に接着されている。尚、接着点14a及び14bは、締結部材8に接着される一方、浸漬媒体7の外側に配置される必要がある。シール14は、補強部材8のマウント4への接続を強固にする場合、具体的には、軟質ゴム接着材もしくはセメントが使用される場合に、追加的な保護として機能する。例えば、型にニッケル電着を施すことで膜状のシール14を製造できる。この場合、シール14は、補強部材8に可能な限り変形が伝達しないような寸法にされるべきである。接着点14a及び14bは、補強部材8に実施的に影響を与えないようにシール14を非干渉化している。マウント4における補強部材8を締結する軟性ゴム接着剤、及びシール14を締結する軟性ゴム接着剤はともに、湿気の影響で膨張する可能性がある。そのため、シール14にはんだ付けを行って、軟性ゴム接着剤を確実に湿気から隔離するのが好ましい。
図2に基づくリソグラフィ・オブジェクティブ1、及び終端素子5を保持するための保持装置6の場合、弾性支持点12の代わりに、マウント4内部の補強部材8に追加的な固定を付与する複数の接着点15が設けられている。更に、図2には、リソグラフィ・オブジェクティブ1によって周知の方法で製造されるウエハー16が図示されており、ここでは、浸漬媒体7の高さが終端素子5と補強部材8との間の接続の高さを上回ってる。
図3には、浸漬媒体7の複数の充填高さが図示されており、これらの充填高さは、液浸リソグラフィでリソグラフィ・オブジェクティブ1を使用する際に起こり得る高さである。充填高さ、つまり、浸漬媒体の高さ7aは、終端素子5の下側光学面の高さであり、この状態では、終端素子5と補強部材8との間の接続、つまり、例えば、リンギング接続10の密封性に関して、特別な用意は必要ではない。終端素子5の外面に接する浸漬媒体高さ7bの場合も同様のことが言えるものの、この高さでは、流動に起因して、浸漬媒体7が終端素子5と補強部材8との間の接続領域に達する可能性が高いことを述べておく必要がある。最後に、浸漬媒体高さ7cの場合、浸漬媒体7は、終端素子5と補強部材8との間の接続の上方に位置しているので、この接続の密封性に対してより厳しく要求がなされる。これらの要求を満たす可能性については、例えば、シール11と、接着及び/もしくははんだ接続に関して、既に述べている。加えて、マウント4、終端素子5及び補強部材8は、コーティングもしくは適切な化学的手法を施すことによって、浸漬媒体7の腐食作用から保護することができる。
図4に基づくリソグラフィ・オブジェクティブ1、及び/もしくは保持装置6の実施形態では、マウント4と補強部材との間の熱膨張係数の差は、弾性分離部材17によって分離がなされている。本実施形態において、弾性分離部材17は、周接続リング18を有し、周囲接続リング18は、3つの結合部材19がマウント4の方向と補強部材8の方向とに伸び、これら2つの要素に例えば接着されるのが好ましい。結合部材19は、接続リング18と一体に設計されており、補強部材8の偏心を設定できることによって、各々が強固な結合を形成する。周囲接続リング17を介して結合部材19を接続する代わりに、補強部材8及び/もしくはマウント4の周囲に、複数の個別の、好ましくは3つの弾性分離部材17を配設することも可能である。分離部材17は、ここでは補強部材8のアイソスタティック軸受けを形成する。
リソグラフィ・オブジェクティブ1の上述した全ての実施形態において、操作装置(図示せず)、もしくは終端素子5の軸位置を調整するような大きさに研磨されたディスクを使用することも可能である。尚、終端素子5の軸位置とは、光軸(z軸)に沿った配置であり、いわゆる傾斜のことである。図5に図示されているのは、リソグラフィ・オブジェクティブ1と保持装置6の別実施形態であり、具体的には、この実施形態では、角度αだけの許容傾斜の調整を簡素化している。この場合、補強部材8は、その面をマウント4に向けて配設されており、弾性分離部材17は、球面20もしくは半径を有している。マウント4を補強部材8に関して球面20上で変位させることにより、補強部材8の傾斜、同様に終端素子5の傾斜を所望の値に設定できる。この傾斜は、いわゆるターニングインという周知の方法によって行うことができる。この値を設定した後、補強部材8における弾性分離部材17の支持点に低溶解はんだを使用することで接着もしくははんだ付けを行うことが可能となる。加えて、強力接着剤を使用すると、ラジアルデカップリング(図示せず)が付与される。
終端素子5と補強部材8との間のリンギング接続10の複数の形状が図6a,6b,6cに図示されている。図6aに図示されているリンギング接続10の場合、終端素子5及び補強部材8はともにそれぞれ平面を有している。図6bに基づく設計では、終端素子5のリンギング面が凸面からなる一方、補強部材8がこの領域にて凹面からなっている。これとは対照に、図6cに基づく設計では、終端素子5には凹状リンギング面が設けられ、補強部材8には凸状リンギング面が設けられている。リンギング面が凸面もしくは凹面であることに関わらず、これらリンギング面はそれぞれ、球面状もしくは非球面設計とすることができるが、双方のリンギング面の一方が球面設計、もしくは、双方が非球面設計の場合でも、終端素子5と補強部材8との間の接続を最良にするために、一致する湾曲を有するべきである。
図7に基づくリソグラフィ・オブジェクティブ1及び保持装置6の実施形態の場合、リソグラフィ・オブジェクティブ1の内部に配設された終端素子5と光学素子3との間の空間を好ましくは不活性ガスで洗浄できる。尚、この空間はガス空間21として以下に示されている。洗浄する目的のため、ガス供給ライン22がガス空間21へとマウント4を貫通し、ガス除去ライン23がガス空間21から外側へ通じている。この方法では、浸漬媒体として水が使用され、水蒸気が含まれている場合に、浸漬媒体7のガス抜き成分が終端素子5と光学素子3との間のガス空間21に到達し得るリスクを最小限に抑えることができる。ガス空間21における圧力は、詳細を記載もしくは図示していない方法で制御できる。ガス空間21は、更に、浸漬媒体で洗浄することも可能である。
図8に基づく保持装置6及びリソグラフィ・オブジェクティブ1の実施形態は、リング25によって区画され、浸漬媒体7が配設された浸漬媒体空間24を洗浄する配置を示している。この場合、リング25には、ガス供給ライン26とガス排出ライン27とが設けられ、ガス排出ライン27は、吸引ポンプ(図示せず)に接続されているのが好ましい。ガス供給ライン26を介して、ガスがウェハー16の方向へ吹かれ、環状に配設されたノズル28を介して、ガス隙間29へ至る。ガス排出ライン27を介したガスの排出は、環状形態でリング25を貫通する溝30を介して行われる。この方法で、ウェハー16に対するリング25の自由な動きが確保され、そのために設けられた浸漬媒体空間24に浸漬媒体7が保持される。光軸方向における位置公差を補償できるようにするとともに、均圧を可能にするために、リング25は、終端素子5の方向に上に開いており、これによって浸漬媒体7から抜けたガスが常時排出される。ガス排出の目的は、浸漬媒体7の充填高さよりも上方に配設された排出ライン31によって達成される。当然、排出ライン31をマウント4へ一体化することも可能であろう。
図示されていない方法では、浸漬媒体7が動いている最中に浸漬媒体空間24内部に振動が生じないようにするために、浸漬媒体7内部に配設された終端素子5の領域を最適な流れとなるように設計することが可能である。
図9に基づくリソグラフィ・オブジェクティブ1の実施形態の場合には、終端素子5と補強部材8との間の密封は不要であり、ここで生じている浸漬媒体7の充填高さ7dは、ガス空間21内部の圧力によって制御もしくは調整することができる。
図10に図示されているのは、操作装置32であり、操作装置32は、終端端子5を光軸に沿って、光軸に垂直な平面内で変位可能にし、且つ/もしくは、光軸に垂直な軸の回りに傾斜可能にする。この場合、この目的のために、操作装置32は、ハウジング2とマウント4との間のハウジング2の周囲に配設された複数のアクチュエータ33を備える。前記アクチュエータは、周知の方法で終端素子5の上述の変位を実現できる。加えて、もしくは、その代わりとして、ウェハー16が載置された支持板34も上記で特定した方向に変位及び/もしくは傾斜させることができる。
アクチュエータ33は、任意に制御可能もしくは調整可能に設計でき、調整されたアクチュエータ33は、統合センサシステムを前提としている。終端素子5の傾斜及び/もしくは偏心及び/もしくは軸位置を決定する測定システム(図示せず)をこの目的のために操作装置32に接続できる。更に、終端素子5の傾斜及び/もしくは偏心及び/もしくは軸位置を調整するために、操作装置32を備える閉ループ制御回路と、測定システムと、制御システムとを設けることも可能である。操作装置32に代えて、終端素子5の軸位置を設定するために、周知のスペーサを使用することも可能である。
終端素子5と補強部材8とが互いに接触する領域には、図11に基づく拡大図に示されているように、終端素子5と補強部材8との双方に保護層35が設けられている。この保護層35を設けたのは、第1に、浸漬媒体7が終端素子5と補強部材8との間のリンギング接続10を緩めることを防止するためであり、第2に、補強部材8がリンギング接続10の領域にて終端素子5の材料に直接接触してしまうことを防止するためである。この方法では、他に発生し得る終端素子5の材料の初期の溶解のおかげで、かみ合いが変化してしまうことを防止できる。その理由は、保護層35に当たるレーザ放射の全ての波長にて、終端板5のリンギング接続10の適切な保護が確保されるからである。適切な場合、保護層35を終端素子5もしくは補強部材8のみに施すことができ、終端素子5の形状及び補強部材の形状は重要でない。
この目的のため、保護層35の材料は、水難溶性と、良好な不透水性もしくは低透水性とを示すとともに、終端素子5の材料、好ましくは、CaF2基板に接着性を有しているべきである。一般的な先行技術で知られている、いわゆるゾルゲル材料が、具体的には、層材料としての検討材料に入り、ゾルゲル材料は、ほぼ有機溶媒混合液で形成され、酸化物層及びフッ化物層の双方に非常に効果的に接着する。ゾルゲル保護層を適用する可能性は、とりわけスピンコーティングと、ディップコーティングと、スプレーイオンコーティングと、スプレッドコーティングとに存在する。終端素子5及び補強部材8に保護コーティング35を施すことに他の方法を採用することも当然可能である。記載された方法は、他のコーティング方法と比較して、非常に簡素で迅速、低い技術費用で実行可能な保護層35を施す様式である。これは、特に、リンギング接続10の領域における終端素子5及び補強部材8の複雑な形状に起因している。
水溶性と透水性と接着強度とに関して必要な特性が守られている限り、個別のコーティングに加え、複数のゾルゲル個別層からなる層構造を採用することも可能である。
発生し得るコーティングのひびを防止するために、層厚を1μm未満とすることが推奨される。照射もしくは反射に関して満たさなければならない仕様はないので、保護層35を透過的且つ吸収的なものにできる。
図12は、本発明の特定の実施形態に関するリソグラフ装置を図示している。この装置は、放射線(例えば紫外線)の投射ビームPBを供給する照明システム(照明器)ILと、パターン形成手段(例えばマスク)MAを支持し、アイテムPLに対してパターン形成手段を正確に位置決めする第1の位置決め手段に接続された第1の支持構造(例えばマスクテーブル)MTと、基板(例えばレジストコートされたウェハー)Wを保持し、アイテムPLに対して基板を正確に位置決めする第2の位置決め手段に接続された基板テーブル(例えばウェハーテーブル)WTと、パターン形成手段MAによって投射ビームPBに与えられるパターンを基板Wの目標部(例えば1つ以上のダイからなる)C上に形成する投射システム(例えば屈折投射レンズ)PLとを備える。投射システムPLは、上述のオブジェクティブ1を備えるか、上述のオブジェクティブ1からなる。
ここで記載されているように、この装置は、透過型(例えば、上述した一種のプログラマブルミラーアレイを採用)である。照明器ILは、放射源から放射ビームを受ける。この放射源及びリソグラフ装置は、例えば放射源がエキシマレーザである場合に、別体でも良い。そのような場合には、放射源は、リソグラフ装置の一部を形成するものとはみなされず、放射ビームは、例えば、適切な方向づけミラー及び/もしくはビーム拡大器を備えるビーム発射システムを用いて放射源から照明器ILへと通過する。他の場合、例えば、放射源が水銀灯である場合には、放射源は、装置と一体部品としてもよい。放射源及び照明器ILは、必要に応じてビーム発射システムとともに、放射システムと呼ばれてもよい。
本発明に係る保持装置を備えた本発明に係るオブジェクティブの第1実施形態を示す。 本発明に係る保持装置を備えた本発明に係るオブジェクティブの第2実施形態を示す。 浸漬媒体の充填高さを異ならせた図2のオブジェクティブを示す。 本発明に係る保持装置を備えた本発明に係るオブジェクティブの第3実施形態を示す。 本発明に係る保持装置を備えた本発明に係るオブジェクティブの第4実施形態を示す。 光学素子と補強部材との間のリンギング接続の種々の形状を示す。 本発明に係る保持装置を備えた本発明に係るオブジェクティブの第5実施形態を示す。 本発明に係る保持装置を備えた本発明に係るオブジェクティブの第6実施形態を示す。 本発明に係る保持装置を備えた本発明に係るオブジェクティブの第7実施形態を示す。 本発明に係る保持装置を備えた本発明に係るオブジェクティブの第8実施形態を示す。 光学素子が保護層を備えた場合における補強部材への光学素子の接続を示す。 本発明に係るオブジェクティブを備えるリソグラフ装置を示す。

Claims (26)

  1. 光学素子(5)と、マウント(4)を備える該光学素子(5)のための保持装置(6)とを備える、液浸リソグラフィ・オブジェクティブ(1)であって、前記マウント(4)は、一方が前記液浸リソグラフィ・オブジェクティブ(1)に接続され、他方が少なくとも間接的に前記光学素子(5)に接続され、前記マウント(4)と前記光学素子(5)との間に、補強部材(8)が配設され、シールもしくはガスケット(11)が前記光学素子(5)と前記補強部材(8)との間に配設され、前記光学素子(5)及び前記補強部材(8)は、接着、はんだ付け又はリンギング接続(10)によって互いに接続され、前記光学素子(5)が光軸に沿って、且つ/もしくは前記光軸に対して垂直な平面面内で変位され得るように、且つ/もしくは前記光学素子(5)が前記光軸に対して垂直な軸の回りに傾斜され得るように操作装置(32)が設けられていることを特徴とするオブジェクティブ。
  2. 請求項1記載のオブジェクティブであって、前記補強部材(8)の熱膨張係数が前記光学素子(5)の熱膨張係数と実質的に一致することを特徴とするオブジェクティブ。
  3. 請求項記載のオブジェクティブであって、前記補強部材(8)及び前記光学素子(5)は、同一の材料から構成されていることを特徴とするオブジェクティブ。
  4. 請求項記載のオブジェクティブであって、前記補強部材(8)及び前記光学素子(5)は、実質的にSiO2から構成されていることを特徴とするオブジェクティブ。
  5. 請求項記載のオブジェクティブであって、前記光学素子(5)及び前記補強部材(8)は、実質的にCaF2から構成されていることを特徴とするオブジェクティブ。
  6. 請求項記載のオブジェクティブであって、前記光学素子(5)及び前記補強部材(8)はそれぞれ、前記リンギング接続(10)の領域に実質的に平らな表面を備えることを特徴とするオブジェクティブ。
  7. 請求項記載のオブジェクティブであって、前記光学素子(5)及び前記補強部材(8)はそれぞれ、前記リンギング接続(10)の領域に球状表面を備えることを特徴とするオブジェクティブ。
  8. 請求項記載のオブジェクティブであって、前記光学素子(5)及び前記補強部材(8)はそれぞれ、前記リンギング接続(10)の領域に非球状表面を備えることを特徴とするオブジェクティブ。
  9. 請求項乃至のいずれか記載のオブジェクティブであって、前記光学素子(5)及び/もしくは前記補強部材(8)は、前記リンギング接続(10)の領域に保護層(35)を設けられていることを特徴とするオブジェクティブ。
  10. 請求項記載のオブジェクティブであって、前記保護層(35)は、ゾルゲル材料で形成されていることを特徴とするオブジェクティブ。
  11. 請求項1乃至10いずれか記載のオブジェクティブであって、シールもしくはガスケット(14)は、前記マウント(4)と前記補強部材(8)との間に配設されていることを特徴とするオブジェクティブ。
  12. 請求項11記載のオブジェクティブであって、前記シールもしくは前記ガスケット(14)は、該シールもしくは該ガスケット(14)と、浸漬媒体(7)との接触を避けるように配設されていることを特徴とするオブジェクティブ。
  13. 請求項1乃至12いずれか記載のオブジェクティブであって、前記補強部材(8)は、アイソスタティック軸受けによって前記マウント(4)内部に保持されていることを特徴とするオブジェクティブ。
  14. 請求項13記載のオブジェクティブであって、前記アイソスタティック軸受けは、前記補強部材(8)と前記マウント(4)との間に複数の、好ましくは3つの弾性支持点(12)を備えることを特徴とするオブジェクティブ。
  15. 請求項1乃至14いずれか記載のオブジェクティブであって、前記補強部材(8)は、複数の締結部材(13)によって前記マウント(4)に取り付けられていることを特徴とするオブジェクティブ。
  16. 請求項15記載のオブジェクティブであって、前記締結部材(13)は、前記補強部材(8)のニュートラルファイバに作用することを特徴とするオブジェクティブ。
  17. 請求項1乃至16いずれか記載のオブジェクティブであって、少なくとも1つの弾性分離部材(17)が、前記マウント(4)と前記補強部材(8)との間に配設されていることを特徴とするオブジェクティブ。
  18. 請求項17記載のオブジェクティブであって、前記弾性分離部材(17)は、前記補強部材(8)の球状表面(20)に載置される複数の結合部材(19)を備えることを特徴とするオブジェクティブ。
  19. 請求項1乃至18いずれか記載のオブジェクティブであって、前記光学素子は、終端素子(5)として設計されていることを特徴とするオブジェクティブ。
  20. 請求項記載のオブジェクティブであって、前記光学素子(5)と、液浸リソグラフィ・オブジェクティブ(1)内部に配設された光学素子(3)との間に、ガスもしくは浸漬媒体のための供給ライン(22)と、ガスもしくは浸漬媒体のための除去ライン(23)とが配設されていることを特徴とするオブジェクティブ。
  21. 請求項記載のオブジェクティブであって、前記光学素子(5)と浸漬媒体(7)との間に、浸漬媒体空間(24)に通じる、ガス供給ライン(26)とガス除去ライン(27)とが配設されていることを特徴とするオブジェクティブ。
  22. 請求項1記載のオブジェクティブであって、前記光学素子(5)の前記傾斜、及び/もしくは前記偏心、及び/もしくは軸位置を決定する測定システムが前記操作装置(32)に接続されていることを特徴とするオブジェクティブ。
  23. 請求項22記載のオブジェクティブであって、前記操作装置(32)と、前記測定システムと、制御装置とを備え、前記光学素子(5)の前記傾斜、及び/もしくは前記偏心、及び/もしくは軸位置を制御する制御ループが設けられていることを特徴とするオブジェクティブ。
  24. 放射線の投射ビーム(PB)を供給する照明システム(IL)と、パターン形成手段(MA)を支持する支持構造(MT)と、基板(W)を保持する基板テーブル(WT)と、前記基板(W)の目標部(C)上へパターン形成ビームを投射する投射システム(PL)とを備え、前記投射システム(PL)は、光学素子(5)と、マウント(4)を備える該光学素子(5)のための保持装置(6)とを備える液浸リソグラフィ・オブジェクティブ(1)を備え、前記マウント(4)は、一方が前記液浸リソグラフィ・オブジェクティブ(1)に接続され、他方が少なくとも間接的に前記光学素子(5)に接続され、前記マウント(4)と前記光学素子(5)との間に、補強部材(8)が配設され、シールもしくはガスケット(11)が前記光学素子(5)と前記補強部材(8)との間に配設され、前記光学素子(5)及び前記補強部材(8)は、接着、はんだ付け又はリンギング接続(10)によって互いに接続され、前記光学素子(5)が光軸に沿って、且つ/もしくは前記光軸に対して垂直な平面面内で変位され得るように、且つ/もしくは前記光学素子(5)が前記光軸に対して垂直な軸の回りに傾斜され得るように操作装置(32)が設けられていることを特徴とするリソグラフ装置。
  25. 液浸リソグラフィ・オブジェクティブ(1)における、光学素子(5)と補強部材(8)とを接続する方法であって、
    前記光学素子(5)と前記補強部材(8)とを、リンギング接続(10)によって互いに接続し
    保護層(35)を、ゾルゲル法によって前記光学素子(5)及び/もしくは前記補強部材(8)における前記リンギング接続(10)の領域に設け、
    前記光学素子(5)の接触面と前記補強部材(8)の接触面とをそれぞれ、リンギングする前に化学反応液で処理し、リンギングした後に150℃を越える温度に曝すことを特徴とする方法。
  26. 請求項24記載のリソグラフィ・オブジェクティブを使用することで半導体素子を製造する方法。
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