JP4743832B2 - 表示式入力装置 - Google Patents

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本発明は、表示式入力装置に関し、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示パネルの表面にタッチパネル等の入力操作部を一体的に配置した表示式入力装置に用いて好適なものである。
一般に、パーソナルコンピュータや携帯情報端末(PDA)等の電子機器において、ユーザが電子機器を容易に使いこなすことができるように様々な工夫が凝らされている。例えば、電子機器のディスプレイに操作項目を持つメニュー画面を表示して、ユーザが希望する操作項目を選択することによって、選択された操作項目に対応する処理を制御できるようにする方法が知られている。
また、前述したディスプレイの表面にタッチパネル等の入力操作部を設けた表示式入力装置が知られている。このような表示式入力装置を電子機器に用いることで、ユーザはディスプレイに表示されている画面を見ながら、画面に表示されている操作項目を直接触れることにより、希望する処理を選択することができる。
このような表示式入力装置は、車載用のナビゲーション装置に搭載されることもある。また、車載用のCD(Compact Disk)プレーヤーやDVD(Digital Versatile Disk)プレーヤー、テレビ等のオーディオビジュアル機器にも、前述した表示式入力装置を用いることが知られている。
また、前述した表示式入力装置において、タッチパネルの押圧位置を検出し、その位置とディスプレイに表示された選択肢の位置とが一致した場合に、駆動信号を出力して触感応答を行わせるものが知られている(例えば特許文献1など)。
特開平6−139018号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、タッチパネルの押圧位置とディスプレイに表示される選択肢の位置とが一致した場合の触感応答が、異なる選択肢を選択した場合でも同じ触感となるので、ユーザは自分がどの選択肢を選択したかを把握することができないという問題があった。
また、表示式入力装置では、選択可能な選択肢の数が多い場合、それら複数の選択肢をスクロールして表示するときがある。図7は、従来の表示式入力装置に表示されるメニュー画面の例を示す図である。図7において、31は表示画面、32はソース表示部、33はタイトル表示部、34は上スクロールボタン、35はスクロール部、36は下スクロールボタン、37は再生ボタンである。
例えば、ソース表示部32に表示されているように、DVDがソースとして選択されている状態で、タイトル表示部33には、DVDのタイトルが表示される。また、スクロール部35には、DVDに記録されている複数の項目(例えばチャプターなど)の一部が表示されると共に、それぞれの項目の再生を指示するための再生ボタン37が各項目の左側に表示される。
スクロール部35に表示された項目以外の項目を選択する場合には、ユーザは、上スクロールボタン34又は下スクロールボタン36を押下する。上スクロールボタン34が一回押下されると、スクロール部35に表示されている項目が上方向に一つスクロールし、「DDDDDDDD」が消えて、「AAAAAAAA」の上に存在する項目がスクロール部35に新たに表示される。一方、下スクロールボタン36が一回押下されると、スクロール部35に表示されている項目が下方向に一つスクロールし、「AAAAAAAA」が消えて、「DDDDDDDD」の下に存在する項目がスクロール部35に新たに表示される。
また、上スクロールボタン34を長押しすると、換言すると上スクロールボタン34を所定時間(例えば1.7秒など)継続して押下すると、スクロール部35に表示されている項目が上方向に連続してスクロールする。また、下スクロールボタン36を長押しすると、換言すると下スクロールボタン36を所定時間(例えば1.7秒など)継続して押下すると、スクロール部35に表示されている項目が下方向に連続してスクロールする。
しかしながら、前述した表示式入力装置では、スクロール部35に表示されている項目を連続してスクロールさせる場合、上スクロールボタン34又は下スクロールボタン36を何回も連続して押下するか、上スクロールボタン34又は下スクロールボタン36を所定時間継続して押下しなければならない。従って、スクロール部35に表示されている項目を簡単な操作で且つ即座に連続してスクロールさせることができないという問題があった。
また、上スクロールボタン34又は下スクロールボタン36を所定時間以上押下して、スクロール部35に表示されている項目を連続してスクロールさせている場合には、上スクロールボタン34又は下スクロールボタン36からユーザの指などがずれたり、離れたりしてしまうとスクロールが停止してしまうことがあった。この場合には、上スクロールボタン34又は下スクロールボタン36を再度所定時間押下しないと連続してスクロールさせることができなくなってしまうという問題があった。
また、上スクロールボタン34又は下スクロールボタン36を所定時間以上押下して、スクロール部35に表示されている項目を連続してスクロールさせている場合には、スクロールの速度が一定となってしまうので、スクロールの速度が遅すぎると、ユーザが希望する項目がスクロール部35に出現するまで時間がかかってしまうという問題があった。また、逆にスクロールの速度が速すぎると、ユーザが希望する項目がスクロール部35を通り越してスクロールしてしまうという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、表示式入力装置において、スクロールボタンを押下して項目のスクロールを行う場合、簡単な操作で即座に連続して項目をスクロールさせることができるようにすると共に、スクロールの速度を容易に変化させることができるようにすることを目的とする。また、どの項目を選択しているのかを振動によってユーザに容易に把握させることができるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、複数の項目をスクロール可能に表示するスクロール部と、スクロール部の項目を第1の方向及び第1の方向と逆方向の第2の方向に異なる複数の速度でスクロールさせるための複数のスクロールエリアとを表示パネルに表示し、表示パネルに表示された各スクロールエリアに対応する場所をタッチパネルにより触れて操作する際に、操作されたスクロールエリアに応じて、スクロール部に表示される複数の項目を連続的にスクロールさせる方向及び速度を特定し、そのスクロールエリアに応じて振動部の振動の仕方を異ならせるようにしている。
さらに、スクロール部に表示される複数の項目がスクロールしている状態で、制御部は、タッチパネルへの接触場所のY座標を監視し、接触場所のY座標がスクロール部に表示された複数の項目をスクロールさせたスクロールエリアのY座標の範囲内である場合には、スクロールを継続させ、かつ、複数のスクロールエリアの上端に位置するスクロールエリアへの接触が前記タッチ位置検出部により検出されて、スクロール部に表示された複数の項目がスクロールしている状態で、上端に位置するスクロールエリアの上端を越えた場所への接触場所の移動がタッチ位置検出部によって検出された場合、及び複数のスクロールエリアの下端に位置するスクロールエリアへの接触がタッチ位置検出部により検出されて、スクロール部に表示された複数の項目がスクロールしている状態で、下端に位置するスクロールエリアの下端を越えた場所への接触場所の移動が前記タッチ位置検出部によって検出された場合に、制御部は、スクロール部に表示された複数の項目のスクロールを上端に位置するスクロールエリア又は下端に位置するスクロールエリアに応じた方向及び速度で継続するようにしている。
また、スクロール部に表示される複数の項目がスクロールしている状態で、制御部は、タッチパネルへの接触場所のY座標を監視し、接触場所のY座標が複数のスクロールエリアのY座標の範囲内である場合には、接触場所のY座標に対応するスクロールエリアによるスクロールを継続させ、かつ、スクロール部に表示された複数の項目がスクロールしている状態で、複数のスクロールエリアの上端に位置するスクロールエリアの上端を越えた場所への接触場所の移動がタッチ位置検出部によって検出された場合、及びスクロール部に表示された複数の項目がスクロールしている状態で、複数のスクロールエリアの下端に位置するスクロールエリアの下端を越えた場所への接触場所の移動がタッチ位置検出部によって検出された場合に、制御部は、スクロール部に表示された複数の項目のスクロールを上端に位置するスクロールエリア又は下端に位置するスクロールエリアに応じた方向及び速度で継続するようにしている。
また、複数のスクロールエリアのそれぞれに対応する補助エリアを設定し、スクロール部に表示される複数の項目がスクロールしている状態で、複数のスクロールエリアの何れかから、それに対応する補助エリアへ接触場所が移動したことをタッチ位置検出部によって検出した場合に、スクロール部に表示された複数の項目のスクロールを移動前のスクロールエリアに応じた方向及び速度で継続するようにしている。
また、本発明の他の態様では、複数の項目をスクロール可能に表示するスクロール部と、スクロール部の項目を第1の方向及び第1の方向と逆方向の第2の方向に異なる複数の速度でスクロールさせるための複数のスクロールエリアと、複数のスクロールエリアの何れかに移動するスクロールボタンとを表示パネルに表示し、スクロールボタンに接触した後にそのままなぞられた移動先のスクロールエリアに応じて、スクロール部に表示される複数の項目を連続的にスクロールさせる方向及び速度を特定し、そのスクロールエリアに応じて振動部の振動の仕方を異ならせるようにしている。
さらに、スクロール部に表示される複数の項目がスクロールしている状態で、制御部は、タッチパネルへの接触場所のY座標を監視し、接触場所のY座標がスクロール部に表示された複数の項目をスクロールさせたスクロールエリアのY座標の範囲内である場合には、スクロールを継続させ、かつ、複数のスクロールエリアの上端に位置するスクロールエリアへの接触が前記タッチ位置検出部により検出されて、スクロール部に表示された複数の項目がスクロールしている状態で、上端に位置するスクロールエリアの上端を越えた場所への接触場所の移動がタッチ位置検出部によって検出された場合、及び複数のスクロールエリアの下端に位置するスクロールエリアへの接触がタッチ位置検出部により検出されて、スクロール部に表示された複数の項目がスクロールしている状態で、下端に位置するスクロールエリアの下端を越えた場所への接触場所の移動が前記タッチ位置検出部によって検出された場合に、制御部は、スクロール部に表示された複数の項目のスクロールを上端に位置するスクロールエリア又は下端に位置するスクロールエリアに応じた方向及び速度で継続するようにしている。
また、スクロール部に表示される複数の項目がスクロールしている状態で、制御部は、タッチパネルへの接触場所のY座標を監視し、接触場所のY座標が複数のスクロールエリアのY座標の範囲内である場合には、接触場所のY座標に対応するスクロールエリアによるスクロールを継続させ、かつ、スクロール部に表示された複数の項目がスクロールしている状態で、複数のスクロールエリアの上端に位置するスクロールエリアの上端を越えた場所への接触場所の移動がタッチ位置検出部によって検出された場合、及びスクロール部に表示された複数の項目がスクロールしている状態で、複数のスクロールエリアの下端に位置するスクロールエリアの下端を越えた場所への接触場所の移動がタッチ位置検出部によって検出された場合に、制御部は、スクロール部に表示された複数の項目のスクロールを上端に位置するスクロールエリア又は下端に位置するスクロールエリアに応じた方向及び速度で継続するようにしている。
また、複数のスクロールエリアのそれぞれに対応する補助エリアを設定し、スクロール部に表示される複数の項目がスクロールしている状態で、複数のスクロールエリアの何れかから、それに対応する補助エリアへ接触場所が移動したことをタッチ位置検出部によって検出した場合に、スクロール部に表示された複数の項目のスクロールを移動前のスクロールエリアに応じた方向及び速度で継続するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、ユーザがスクロール部に表示される複数の項目を連続的にスクロールさせる際に、スクロールエリアを押下するだけで良いので、スクロールエリアを何度も押下したり、長押ししたりする必要がなくなる。また、スクロールエリアを押下する位置がずれたり離れたりしても、スクロールエリアを再度長押しする必要がなくなる。また、ユーザが押下するスクロールエリアに応じてスクロールの方向及び速度が決まる。これにより、ユーザは、簡単な操作でスクロール部に表示される複数の項目を即座に連続してスクロールさせることができると共に、スクロールの速度を容易に変化させることができる。従って、ユーザの使い勝手が向上する。また、スクロールの方向及び速度の少なくとも一方に応じて異なる振動によるフィードバックが与えられることになるので、ユーザは、ディスプレイを注視することなくスクロールの方向や速度を把握することができる。
また、本発明の他の特徴によれば、ユーザがスクロール部に表示される複数の項目を連続的にスクロールさせる際に、スクロールボタンを押下して所望のスクロールエリアにずらすだけで良いので、スクロールエリアを何度も押下したり、長押ししたりする必要がなくなる。また、スクロールエリアを押下する位置がずれたり離れたりしても、スクロールエリアを再度長押しする必要がなくなる。また、ユーザが押下するスクロールボタンの移動位置に応じてスクロールの方向及び速度が決まる。これにより、ユーザは、簡単な操作でスクロール部に表示される複数の項目を即座に連続してスクロールさせることができると共に、スクロールの速度を容易に変化させることができる。また、ユーザが押下するスクロールボタンの移動方向に応じてスクロールの方向が決まる。これにより、ユーザは、ディスプレイを注視することなく、スクロールの方向を把握することができる。従って、ユーザの使い勝手が向上する。また、スクロールの方向及び速度の少なくとも一方に応じて異なる振動によるフィードバックが与えられることになるので、ユーザは、ディスプレイを注視することなくスクロールの方向や速度を把握することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明による第1の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、第1の実施形態による表示式入力装置の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、第1の実施形態による表示式入力装置は、表示装置1、タッチ位置検出部2、データ記憶部3、メニュー画面生成部4、制御部5を備えて構成されている。
表示装置1は、表示パネル1bと、表示パネル1bの表面に設けた透光性を有するタッチパネル1aと、表示パネル1bの裏面に設けた振動を発生する振動パネル1c(特許請求の範囲の振動部に該当する)とを備えている。ここで、振動パネル1cの振動は、表示パネル1bを介してタッチパネル1aに伝わる。
タッチ位置検出部2では、ユーザがタッチパネル1aへ接触したことを検出すると共に、ユーザにより触れられたタッチパネル1a上の座標を検出して座標情報として出力する。ここで、座標情報はタッチパネル1a上の縦方向の座標を示すY座標と横方向の座標を示すX座標とにより表される。また、タッチパネル1aをユーザが触れたか否かを検出するためには、例えば抵抗膜方式や赤外線方式等が使用される。また、データ記憶部3は、表示パネル1bに表示する操作項目を含むメニュー画面の画像データを記憶すると共に、メニュー画面における操作項目の表示位置に対応した機器制御コマンドを記憶している。
メニュー画面生成部4では、データ記憶部3に記憶されているメニュー画面の画像データに基づいてメニュー画面を生成し、表示パネル1bに表示する。このメニュー画面のスクロール部には、複数の項目がスクロール可能に表示される。また、メニュー画面には、スクロール部に表示される複数の項目をスクロールさせるためのスクロールエリアが表示される。
制御部5では、タッチ位置検出部2によって検出された座標情報と、メニュー画面の画像データとを比較して、メニュー画面上のどの操作項目が押下されたかを検出する。そして、その押下された操作項目の機能に対応する機器制御コマンドをデータ記憶部3より読み出して、操作対象の電子機器に出力する。
また、制御部5では、スクロールエリアが押下された場合に、どのスクロールエリアが押下されたかを判断し、押下されたスクロールエリアに応じてスクロール部に表示される項目を所定の方向に所定の速度でスクロールさせる。また、制御部5は、スクロールエリアが押下された場合に、振動パネル1cを振動させることにより、表示パネル1bを介して一体的に取り付けられているタッチパネル1aを振動させる。ここで、制御部5は、スクロール部に表示される項目のスクロールの速度に応じて、振動パネル1cの振動の仕方を異ならせる。
図2は、第1の実施形態におけるメニュー画面11の表示例を示す図である。図2において、12はソース表示部、13はタイトル表示部、14は上スクロールボタン、15はスクロール部、16は下スクロールボタン、17は上方向高速スクロールエリア、18は上方向低速スクロールエリア、19は非スクロールエリア、20は下方向低速スクロールエリア、21は下方向高速スクロールエリア、22は再生ボタンである。
例えば、ソース表示部12に表示されているように、DVDがソースとして選択されている状態で、タイトル表示部13には、DVDのタイトル(例えば「ABCDEFG」など)が表示される。また、スクロール部15には、DVDに記録されている複数の項目の一部が項目名(例えば「AAAAAAAA」、「BBBBBBBB」、「CCCCCCCC」、「DDDDDDDD」など)として表示される。また、スクロール部15に表示された項目名の左側には、スクロール部15内に表示された項目の再生を指示するための再生ボタン22が表示される。スクロール部15に表示された項目以外の項目を選択する場合には、ユーザは、上スクロールボタン14、下スクロールボタン16、上方向高速スクロールエリア17、上方向低速スクロールエリア18、下方向低速スクロールエリア20、下方向高速スクロールエリア21の何れかを押下する。
上方向高速スクロールエリア17が押下されると、制御部5では、タッチ位置検出部2によって検出された座標情報によって上方向高速スクロールエリア17が押下されたと判断する。この場合に、制御部5は、スクロール部15に表示された複数の項目を上方向にスクロールする際に必要となる画像データ、すなわち、スクロール部15に表示される新たな項目の画像データをデータ記憶部3より読み出して、メニュー画面生成部4に出力する。メニュー画面生成部4では、スクロール部15に表示される複数の項目を上方向にスクロールさせるような画像を生成して、表示パネル1bに出力する。これにより、スクロール部15に表示される項目が上方向に連続して第1の速度でスクロールし、「AAAAAAAA」の上に存在する複数の項目がスクロール部15に順次表示される。このとき、制御部5は、上方向高速スクロールエリア17の押下の検出に応じて、スクロール部15に表示される複数の項目の連続スクロールを直ちに開始し、上方向高速スクロールエリア17が押下されている間は、連続スクロールを継続するように制御する。
また、上方向低速スクロールエリア18が押下されると、制御部5は、前述した場合と同様の制御を行うことにより、スクロール部15に表示される複数の項目の連続スクロールを直ちに開始し、上方向低速スクロールエリア18が押下されている間は、上方向高速スクロールエリア17を押下した場合よりも低速の第2の速度で上方向に連続してスクロールさせる。また、制御部5は、上方向高速スクロールエリア17及び上方向低速スクロールエリア18が押下された場合に、振動パネル1cを振動させることにより、表示パネル1bを介して一体的に取り付けられているタッチパネル1aを振動させる。ここで、制御部5は、上方向高速スクロールエリア17が押下された場合と、上方向低速スクロールエリア18が押下された場合とで、振動パネル1cの振動の仕方を異ならせる。
一方、下方向高速スクロールエリア21が押下されると、制御部5では、タッチ位置検出部2によって検出された座標情報によって下方向スクロールエリア21が押下されたと判断する。この場合に、制御部5は、スクロール部15に表示された複数の項目を下方向にスクロールする際に必要となる画像データ、すなわち、スクロール部15に表示される新たな項目の画像データをデータ記憶部3より読み出して、メニュー画面生成部4に出力する。メニュー画面生成部4では、スクロール部15に表示される複数の項目を下方向にスクロールさせるような画像を生成して、表示パネル1bに出力する。これにより、スクロール部15に表示される項目が下方向に連続して第1の速度でスクロールし、「DDDDDDDD」の下に存在する複数の項目がスクロール部15に順次表示される。このとき、制御部5は、下方向高速スクロールエリア21の押下の検出に応じて、スクロール部15に表示される複数の項目の連続スクロールを直ちに開始し、下方向高速スクロールエリア21が押下されている間は、連続スクロールを継続するように制御する。
また、下方向低速スクロールエリア20が押下されると、制御部5は、前述した場合と同様の制御を行うことにより、スクロール部15に表示される複数の項目の連続スクロールを直ちに開始し、下方向低速スクロールエリア20が押下されている間は、下方向高速スクロールエリア21を押下した場合よりも低速の第2の速度で下方向に連続してスクロールさせる。また、制御部5は、下方向高速スクロールエリア21及び下方向低速スクロールエリア20が押下された場合に、振動パネル1cを振動させることにより、表示パネル1bを介して一体的に取り付けられているタッチパネル1aを振動させる。ここで、制御部5は、下方向高速スクロールエリア21が押下された場合と、下方向低速スクロールエリア20が押下された場合とで、振動パネル1cの振動の仕方を異ならせる。
前述したように、振動パネル1cの振動の仕方は、スクロール部15のスクロールの速度に応じて異なる。具体的には、上方向高速スクロールエリア17及び下方向高速スクロールエリア21が押下された場合には、制御部5は、振動パネル1cを第1の時間間隔(例えば0.125秒間隔など)で振動させる。また、上方向低速スクロールエリア18及び下方向低速スクロールエリア20が押下された場合には、制御部5は、振動パネル1cを第1の時間間隔よりも長い第2の時間間隔(例えば0.3秒間隔など)で振動させる。
メニュー画面11に表示された上方向低速スクロールエリア18と下方向低速スクロールエリア20との間には、スクロール部15に表示された複数の項目をスクロールさせない非スクロールエリア19が表示されている。これにより、上方向低速スクロールエリア18又は下方向低速スクロールエリア20の一方を押下したときに、他方のスクロールエリアを押下され難くすることができる。
また、上スクロールボタン14が一回押下されると、スクロール部15に表示されている項目が上方向に一つスクロールし、「DDDDDDDD」が消えて、「AAAAAAAA」の上に存在する項目がスクロール部15に新たに表示される。一方、下スクロールボタン16が一回押下されると、スクロール部15に表示されている項目が下方向に一つスクロールし、「AAAAAAAA」が消えて、「DDDDDDDD」の下に存在する項目がスクロール部15に新たに表示される。なお、第1の実施形態において、上スクロールボタン14及び下スクロールボタン16を設けなくても良い。
このように、ユーザは、スクロール部15に表示されている項目をスクロールさせて、メニュー画面11上に所望の項目を表示させる。そして、所望の項目の左側に表示されている再生ボタン22をユーザが押下すると、制御部5では、タッチ位置検出部2によって検出された座標情報と、メニュー画面11上の画像データとを比較して、メニュー画面上のどの操作項目が押下されたかを検出する。ここでは、所望の項目の左側にある再生ボタン22が押下されるので、所望の項目を再生するための機器制御コマンドをデータ記憶部3より読み出して、操作対象の電子機器(ここではDVDプレーヤー)に出力する。図示しないDVDプレーヤーでは、機器制御コマンドを入力し、内部に装着された図示しないDVDディスクより所望の項目を再生する。また、制御部5は、再生ボタン22が押下された場合に、振動パネル1cを振動させることにより、表示パネル1bを介して一体的に取り付けられているタッチパネル1aを振動させる。
次に、第1の実施形態による表示式入力装置の動作及びスクロール方法を説明する。図3は、第1の実施形態による表示式入力装置の動作及びスクロール方法を示すフローチャートである。まず、初期状態において、制御部5は、表示式入力装置に接続された電子機器の中からユーザによって選択された電子機器のメニュー画面11を表示するための画像データをデータ記憶部3より読み出しメニュー画面生成部4に出力する。メニュー画面生成部4では、データ記憶部3より入力した画像データに基づいてメニュー画面11を生成し、表示パネル1bに出力する。これにより、表示装置1の表示パネル1bには、メニュー画面生成部4によって生成されたメニュー画面11が表示される(ステップS1)。ここで、ユーザによって選択された電子機器は、例えばDVDプレーヤーである。
この状態で、制御部5は、ユーザがタッチパネル1aを触れることによりタッチ位置検出部2から入力する座標情報と、表示パネル1bに表示されているメニュー画面11の画像データとを比較して、メニュー画面11中の操作項目が押下されたか否かを判断する(ステップS2)。操作項目の操作が行われていない場合には(ステップS2にてNO)、ステップS2の処理を繰り返す。
一方、操作項目の操作が行われた場合には(ステップS2にてYES)、制御部5は、その操作項目がスクロールエリアであるか否か、換言するとスクロールエリアが押下されたか否かを判断する(ステップS3)。ここで、スクロールエリアには、上方向高速スクロールエリア17、上方向低速スクロールエリア18、下方向低速スクロールエリア20、下方向高速スクロールエリア21の4つがある。
スクロールエリアが押下されていないと制御部5にて判断した場合には(ステップS3にてNO)、その他の操作項目に該当する機器制御コマンドを出力する(ステップS4)。例えば、所望の項目の左側に表示されている再生ボタン22が押下された場合、制御部5では、タッチ位置検出部2によって検出された座標情報と、メニュー画面11の画像データとを比較して、メニュー画面11上のどの再生ボタン22が押下されたかを検出する。そして、その押下された再生ボタン22に対応する機器制御コマンドをデータ記憶部3より読み出して、操作対象のDVDプレーヤーに出力する。DVDプレーヤーでは、入力した機器制御コマンドに基づいて、所望の項目の再生を開始する。
一方、スクロールエリアが押下されたと制御部5にて判断した場合には(ステップS3にてYES)、制御部5は、スクロール部15に表示する新たな項目の画像データをデータ記憶部3から読み出して、その読み出した画像データを用いて、スクロール部15内の項目を押下されたスクロールエリアに応じた方向及び速度でスクロールさせる。また、制御部5は、押下されたスクロールエリアに応じた時間間隔で振動パネル1cを振動させる(ステップS5)。これにより表示パネル1bを介して振動パネル1cに一体的に取り付けられているタッチパネル1aを振動させ、ユーザの指等に振動を伝える。
次に、制御部5は、スクロールエリアの押下が終了したか否かを調べる(ステップS6)。ここで、スクロールエリアの押下が終了した場合とは、所望の項目がスクロール部15に表示されたときに、ユーザがスクロールエリアから指を離した場合の他に、ユーザの指が押下したスクロールエリア外にずれた場合も含む。スクロールエリアの押下が終了していないと制御部5にて判断した場合には(ステップS6にてNO)、ステップS4の処理に戻り、制御部5は、スクロール部15に表示される複数の項目のスクロールと振動パネル1cの振動とを継続する。
一方、スクロールエリアの押下が終了したと制御部5にて判断した場合には(ステップS6にてYES)、制御部5は、スクロール部15に表示される複数の項目のスクロールと振動パネル1cの振動とを停止させる(ステップS7)。そして、ステップS2の処理に戻る。
以上詳しく説明したように、第1の実施形態によれば、スクロール部15に表示される複数の項目を第1の速度で上方向にスクロールさせる上方向高速スクロールエリア17と、スクロール部15に表示される複数の項目を第1の速度よりも遅い第2の速度で上方向にスクロールさせる上方向低速スクロールエリア18と、スクロール部15に表示される複数の項目を第1の速度で下方向にスクロールさせる下方向高速スクロールエリア21と、スクロール部15に表示される複数の項目を第1の速度よりも遅い第2の速度で下方向にスクロールさせる下方向低速スクロールエリア20とを含むメニュー画面11を表示パネル1bに表示する。そして、メニュー画面11に表示された各スクロールエリア17,18,20,21に対応する場所をタッチパネル1aにより触れて操作する際に、スクロールエリア17,18,20,21のどの位置に接触されたかに応じてスクロール部15に表示される複数の項目のスクロールの速度及び方向を異ならせるようにしている。また、接触位置に応じて振動パネル1cの振動の仕方を異ならせるようにしている。
これにより、スクロールエリアを押下するだけでスクロール部15に表示される複数の項目が連続してスクロールするので、スクロールエリアを何度も押下したり、長押ししたりする必要がなくなる。また、スクロールエリアを押下する位置がずれたり離れたりしても、スクロールエリアを再度長押しする必要がなくなる。また、ユーザが押下するスクロールエリアに応じてスクロールの方向及び速度が決まる。そのため、ユーザは、簡単な操作でスクロール部15に表示される複数の項目を即座に連続してスクロールさせることができると共に、スクロールの速度を容易に変化させることができる。従って、ユーザの使い勝手が向上する。また、スクロールの方向及び速度の少なくとも一方に応じて異なる振動によるフィードバックが与えられることになるので、ユーザは、メニュー画面11を注視することなくスクロールの方向や速度を把握することができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明による第2の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、第2の実施形態による表示式入力装置の構成は、図1に示す第1の実施形態による表示式入力装置の構成と同一であるが、表示パネル1bに表示するメニュー画面11の内容および制御部5の動作内容が第1の実施形態と相違する。
図4は、第2の実施形態におけるメニュー画面11の表示例を示す図である。図4に示す第2の実施形態の表示式入力装置に表示されるメニュー画面11は、図2に示した第1の実施形態の表示式入力装置に表示されるメニュー画面11と比べて、初期状態で非スクロールエリア19の位置にスクロールボタン23を備える点で異なる。
スクロール部15に表示された項目をスクロールさせる場合には、ユーザは、スクロールボタン23に指を接触し、接触したままの状態で上下方向に指をずらすことにより、上方向高速スクロールエリア17、上方向低速スクロールエリア18、下方向低速スクロールエリア20、下方向高速スクロールエリア21の何れかのスクロールエリアまで指の接触場所を移動させる。
このとき、制御部5は、メニュー画面生成部4を制御して、スクロールボタン23が指の動きに追従してスライドするようにメニュー画面11を表示する。そして、制御部5は、スクロールボタン23がどのスクロールエリアに移動したかを判断し、移動したスクロールエリアに応じて、スクロール部15に表示される複数の項目を所定の方向に所定の速度でスクロールさせる。
また、制御部5は、スクロールボタン23がユーザの指などによって押下された場合、及び、スクロールボタン23が押下された状態で所望のスクロールエリアに移動した場合に、振動パネル1cを振動させることにより、表示パネル1bを介して一体的に取り付けられているタッチパネル1aを振動させる。ここで、制御部5は、スクロールボタン23が移動したスクロールエリアに応じて振動パネル1cの振動の仕方を異ならせる。
例えば、図4(a)に示す初期状態から図4(b)に示すような状態となるように、スクロールボタン23を上方向低速スクロールエリア18に移動させると、制御部5は、スクロール部15に表示される複数の項目を上方向にスクロールさせたときに必要となる画像データ、すなわち、スクロール部15に表示される新たな項目の画像データをデータ記憶部3より読み出して、メニュー画面生成部4に出力する。メニュー画面生成部4では、スクロール部15に表示される項目を上方向にスクロールさせるような画像を生成して、表示パネル1bに出力する。これにより、スクロール部15に表示される項目が上方向に連続して第2の速度でスクロールし、「AAAAAAAA」の上に存在する複数の項目がスクロール部15に順次表示される。このとき、制御部5は、上方向低速スクロールエリア18への接触場所の移動の検出に応じて、スクロール部15に表示される複数の項目の連続スクロールを直ちに開始し、上方向低速スクロールエリア18の位置でスクロールボタン23が押下されている間は、連続スクロールを継続するように制御する。
また、スクロールボタン23を上方向高速スクロールエリア17に移動させると、制御部5は、前述した場合と同様の制御を行うことにより、スクロール部15に表示される複数の項目の連続スクロールを直ちに開始し、上方向高速スクロールエリア17の位置でスクロールボタン23が押下されている間は、上方向低速スクロールエリア18にスクロールボタン23を移動した場合よりも高速の第1の速度で上方向に連続してスクロールさせる。また、制御部5は、上方向高速スクロールエリア17及び上方向低速スクロールエリア18にスクロールボタン23が移動された場合に、振動パネル1cを振動させることにより、表示パネル1bを介して一体的に取り付けられているタッチパネル1aを振動させる。ここで、制御部5は、上方向高速スクロールエリア17にスクロールボタン23が移動した場合と、上方向低速スクロールエリア18にスクロールボタン23が移動した場合とで、振動パネル1cの振動の仕方を異ならせる。
一方、スクロールボタン23を下方向低速スクロールエリア20に移動させると、制御部5は、スクロール部15に表示される複数の項目を下方向にスクロールさせたときに必要となる画像データ、すなわち、スクロール部15に表示される新たな項目の画像データをデータ記憶部3より読み出して、メニュー画面生成部4に出力する。メニュー画面生成部4では、スクロール部15に表示される項目を下方向にスクロールさせるような画像を生成して、表示パネル1bに出力する。これにより、スクロール部15に表示される項目が下方向に連続して第2の速度でスクロールし、「DDDDDDDD」の下に存在する複数の項目がスクロール部15に順次表示される。このとき、制御部5は、下方向低速スクロールエリア20への接触場所の移動の検出に応じて、スクロール部15に表示される複数の項目の連続スクロールを直ちに開始し、下方向低速スクロールエリア20の位置でスクロールボタン23が押下されている間は、連続スクロールを継続するように制御する。
また、スクロールボタン23を下方向高速スクロールエリア21に移動させると、制御部5は、前述した場合と同様の制御を行うことにより、スクロール部15に表示される複数の項目の連続スクロールを直ちに開始し、下方向高速スクロールエリア21の位置でスクロールボタン23が押下されている間は、下方向低速スクロールエリア20にスクロールボタン23が移動した場合よりも高速の第1の速度で下方向に連続してスクロールさせる。また、制御部5は、下方向高速スクロールエリア21及び下方向低速スクロールエリア20にスクロールボタン23が移動された場合に、振動パネル1cを振動させることにより、表示パネル1bを介して一体的に取り付けられているタッチパネル1aを振動させる。ここで、制御部5は、下方向高速スクロールエリア21にスクロールボタン23が移動した場合と、下方向低速スクロールエリア20にスクロールボタン23が移動した場合とで、振動パネル1cの振動の仕方を異ならせる。
ここで、スクロールボタン23が上方向低速スクロールエリア18と下方向低速スクロールエリア20との間の領域に存在する場合には、制御部5は、スクロール部15に表示される複数の項目をスクロールさせない。従って、スクロールボタン23を操作せず、スクロールエリア17,18,20,21を直接接触した場合には、スクロール部15に表示される複数の項目はスクロールしない。
前述したように、振動パネル1cの振動の仕方は、スクロール部15に表示される複数の項目のスクロールの速度に応じて異なる。例えば、スクロールボタン23が上方向高速スクロールエリア17及び下方向高速スクロールエリア21に移動した場合には、制御部5は、振動パネル1cを第1の時間間隔(例えば0.125秒間隔など)で振動させる。また、スクロールボタン23が上方向低速スクロールエリア18及び下方向低速スクロールエリア20に移動した場合には、制御部5は、振動パネル1cを第1の時間間隔よりも長い第2の時間間隔(例えば0.3秒間隔など)で振動させる。
なお、スクロールボタン23がスクロールエリア17,18,20,21のどのエリアに移動したかを判断するために、例えば以下の方法を用いる。例えば、スクロールボタン23に重なる各スクロールエリア17,18,20,21の面積を調べ、その面積の多いスクロールエリアを移動先のスクロールエリアとする方法がある。
また、上方向低速スクロールエリア18と下方向低速スクロールエリア20との間の領域よりも、上方向低速スクロールエリア18及び下方向低速スクロールエリア20を優先し、上方向低速スクロールエリア18及び下方向低速スクロールエリア20よりも、上方向高速スクロールエリア17及び下方向高速スクロールエリア21を優先する方法がある。具体的には、スクロールボタン23の一部が上方向低速スクロールエリア18又は下方向低速スクロールエリア20に重なった場合には、スクロールボタン23が上方向低速スクロールエリア18又は下方向低速スクロールエリア20に移動したとする。また、スクロールボタン23の一部が上方向高速スクロールエリア17又は下方向高速スクロールエリア21に重なった場合には、スクロールボタン23が上方向高速スクロールエリア17又は下方向高速スクロールエリア21に移動したとする。
次に、第2の実施形態による表示式入力装置の動作及びスクロール方法を説明する。図5は、第2の実施形態による表示式入力装置の動作及びスクロール方法を示すフローチャートである。まず、初期状態において、制御部5は、表示式入力装置に接続された電子機器の中からユーザによって選択された電子機器(ここではDVDプレーヤー)のメニュー画面11を表示するための画像データをデータ記憶部3より読み出しメニュー画面生成部4に出力する。メニュー画面生成部4では、データ記憶部3より入力した画像データに基づいてメニュー画面11を生成し、表示パネル1bに出力する。これにより、表示装置1の表示パネル1bには、メニュー画面生成部4によって生成されたメニュー画面11が表示される(ステップS11)。
この状態で、制御部5は、ユーザがタッチパネル1aを触れることによりタッチ位置検出部2から入力する座標情報と、表示パネル1bに表示されているメニュー画面11の画像データとを比較して、メニュー画面11中の操作項目が押下されたか否かを判断する(ステップS12)。操作項目の操作が行われていない場合には(ステップS12にてNO)、ステップS12の処理を繰り返す。
一方、操作項目の操作が行われた場合には(ステップS12にてYES)、制御部5は、その操作項目がスクロールボタン23であり、スクロールボタン23が上下方向にスライドしたか否かを判断する(ステップS13)。操作が行われた操作項目がスクロールボタン23ではないと制御部5にて判断した場合、又は、スクロールボタン23が上下方向にスライドしなかったと制御部5にて判断した場合には(ステップS13にてNO)、その他の操作項目に該当する機器制御コマンドを出力する(ステップS14)。例えば、所望の項目の左側に表示されている再生ボタン22が押下された場合、制御部5では、タッチ位置検出部2によって検出された座標情報と、メニュー画面の画像データとを比較して、メニュー画面上のどの再生ボタン22が押下されたかを検出する。そして、押下された再生ボタン22に対応する機器制御コマンドをデータ記憶部3より読み出して、操作対象のDVDプレーヤーに出力する。DVDプレーヤーでは、入力した機器制御コマンドに基づいて、所望の項目の再生を開始する。
一方、操作が行われた操作項目がスクロールボタン23であり、スクロールボタン23が上下方向にスライドしたと制御部5にて判断した場合には(ステップS13にてYES)、制御部5は、スクロール部15に表示する複数の項目の画像データをデータ記憶部3から読み出して、その画像データを用いて、スクロール部15に表示される複数の項目をスクロールボタン23が移動した位置のスクロールエリアに応じた方向及び速度でスクロールさせる。また、制御部5は、移動先のスクロールエリアに応じた時間間隔で振動パネル1cを振動させる(ステップS15)。これにより、表示パネル1bを介して振動パネル1cに一体的に取り付けられているタッチパネル1aを振動させ、ユーザの指等に振動を伝える。
次に、制御部5は、スクロールボタン23の操作が終了したか否かを調べる(ステップS16)。ここで、スクロールボタン23の操作が終了した場合とは、ユーザの指がスクロールボタン23から離れた場合や、上方向低速スクロールエリア18と下方向低速スクロールエリア20との間の非スクロール領域にスクロールボタン23が移動した場合のほかに、ユーザの指が移動先のスクロールエリア外にずれた場合も含む。スクロールボタン23の操作が終了していないと制御部5にて判断した場合には(ステップS16にてNO)、ステップS14の処理に戻り、制御部5は、スクロール部15のスクロールと振動パネル1cの振動とを継続する。
一方、スクロールボタン23の操作が終了したと制御部5にて判断した場合には(ステップS16にてYES)、制御部5は、スクロール部15に表示される複数の項目のスクロールと振動パネル1cの振動とを停止させる(ステップS17)。そして、スクロールボタン23が上方向低速スクロールエリア18と下方向低速スクロールエリア20との間の初期位置(非スクロール領域)に移動していない場合には、スクロールボタン23を初期位置に戻し、ステップS12の処理に戻る。
以上詳しく説明したように、第2の実施形態によれば、スクロール部15に表示される複数の項目を第1の速度で上方向にスクロールさせる上方向高速スクロールエリア17と、スクロール部15に表示される複数の項目を第1の速度よりも遅い第2の速度で上方向にスクロールさせる上方向低速スクロールエリア18と、スクロール部15に表示される複数の項目を第1の速度で下方向にスクロールさせる下方向高速スクロールエリア21と、スクロール部15に表示される複数の項目を第1の速度よりも遅い第2の速度で下方向にスクロールさせる下方向低速スクロールエリア20とを含むメニュー画面11を表示パネル1bに表示する。そして、表示パネル1bに表示されたスクロールボタン23を各スクロールエリア17,18,20,21に移動させるようにタッチパネル1aを触れて操作する際に、スクロールボタン23を接触してスクロールエリア17,18,20,21のどの位置まで指がなぞられたかに応じて、スクロール部15に表示される複数の項目のスクロールの速度及び方向を異ならせるようにしている。また、スクロールボタン23を接触してなぞられたスクロールエリアに応じて振動パネル1cの振動の仕方を異ならせるようにしている。
これにより、ユーザがスクロール部15に表示される複数の項目を連続的にスクロールさせる際に、スクロールボタン23を押下して所望のスクロールエリアにずらすだけで良いので、スクロールエリアを何度も押下したり、長押ししたりする必要がなくなる。また、スクロールエリアを押下する位置がずれたり離れたりしても、スクロールエリアを再度長押しする必要がなくなる。また、ユーザが押下するスクロールボタン23の移動位置に応じてスクロールの方向及び速度が決まる。これにより、ユーザは、簡単な操作でスクロール部15に表示される複数の項目を即座に連続してスクロールさせることができると共に、スクロールの速度を容易に変化させることができる。また、ユーザが押下するスクロールボタンの移動方向に応じてスクロールの方向が決まる。これにより、ユーザは、メニュー画面11を注視することなくスクロールの方向を把握することができる。従って、ユーザの使い勝手が向上する。また、スクロールの方向及び速度の少なくとも一方に応じて異なる振動によるフィードバックが与えられることになるので、ユーザは、メニュー画面11を注視することなくスクロールの方向や速度を把握することができる。また、スクロールボタン23を押下した場合に、振動によるフィードバックが与えられることになるので、ユーザは、スクロールボタン23を押下したこと自体もメニュー画面11を注視することなく把握することができる。
なお、前記第2の実施形態では、ユーザがスクロールエリア17,18,20,21を直接押下したときには、スクロール部15に表示される複数の項目のスクロールを行わないようにしているが、本発明は、これに限定されない。例えば、スクロールボタン23を移動させることによってスクロールさせるだけでなく、スクロールエリア17,18,20,21を直接触れることによってスクロールさせるようにしても良い。これにより、スクロールボタン23を動かしてスクロール部15に表示される複数の項目をスクロールさせている状態で、タッチパネル1aから指が離れてしまっても、ユーザは、その位置を再度触れるだけで、メニュー画面11を確認してスクロールボタン23を再度押下することなく、スクロールを行うことができる。
また、前記第1の実施形態では、タッチパネル1aを指で押下している状態で、各スクロールエリア17,18,20,21から指がずれてしまった場合には、スクロール部15に表示される複数の項目のスクロールを停止するようにしているが、これに限定されない。例えば、図6に示すように、上方向高速スクロールエリア17の右側に上方向高速スクロール補助エリア17aを、上方向低速スクロールエリア18の右側に上方向低速スクロール補助エリア18aを、下方向低速スクロールエリア20の右側に下方向低速スクロール補助エリア20aを、下方向高速スクロールエリア21の右側に下方向高速スクロールエリア21aを設け、補助エリア内であれば指がずれてもスクロールを継続するようにしても良い。
ここで、制御部5は、メニュー画面生成部4を制御し、各スクロールエリア17,18,20,21が押下されている状態で、隣接する補助エリア17a,18a,20a,21aをメニュー画面11上に表示させる。そして、制御部5は、各スクロールエリア17,18,20,21が押下されている状態で、押下される位置がこれらの補助エリア17a,18a,20a,21aにずれた場合でも、スクロール部15に表示された複数の項目のスクロールを継続するように制御する。これにより、各スクロールエリア17,18,20,21を押下する指が右方向にずれてしまっても、スクロール部15に表示された複数の項目のスクロールを継続することができるので、ユーザはスクロールを容易に継続させることができる。
また、このように補助エリア17a,18a,20a,21aを設ける場合において、制御部5は、各スクロールエリア17,18,20,21が押下されている状態で、補助エリア17a,18a,20a,21aをメニュー画面11上に表示させずに、補助エリア17a,18a,20a,21aに該当する接触場所を設定するようにしても良い。
また、例えば、スクロールエリア17,18,20,21が一旦押下された状態において、制御部5は、タッチパネル1a上の押下されたスクロールエリア以外の操作項目を無効化し、タッチパネル1a上の接触場所の移動に対して、Y座標のみを監視するようにしても良い。具体的には、スクロールエリア17,18,20,21の何れかが押下されると、制御部5は、タッチパネル1a上の押下されたスクロールエリア以外の操作項目を無効化して、接触場所の移動をY座標のみで監視する。そして、接触場所の移動によって、移動先の接触場所が最初に押下されたスクロールエリアのY座標の範囲から外れない場合には、スクロール部15に表示される複数の項目のスクロールを継続するように制御する。これにより、スクロール補助エリアを表示したり設定したりすることなく、各スクロールエリア17,18,20,21を押下する指がX座標上でずれてしまっても、スクロール部15に表示される複数の項目のスクロールを継続することができる。従って、ユーザはメニュー画面11を注視することなく、スクロール部15に表示される複数の項目のスクロールを容易に継続させることができる。
また、このようにタッチ位置のY座標を見てスクロールの制御を行う場合において、接触場所の移動によって、移動先の接触場所が最初に押下されたスクロールエリアのY座標の範囲から外れたときには、スクロールを中止するようにしても良い。
また、前述したようにタッチ位置のY座標を見てスクロールの継続又は中止を制御する場合において、複数のスクロールエリア17,18,20,21の上端に位置する上方向高速スクロールエリア17の上方に指がずれてしまった場合、及び、複数のスクロールエリア17,18,20,21の下端に位置する下方向高速スクロールエリア21の下方に指がずれてしまった場合には、上方向高速スクロールエリア17又は下方向高速スクロールエリア21に対応する速度及び方向でスクロールを継続するように制御しても良い。このようにすれば、上方向高速スクロールエリア17を押下する指がY座標の上方にずれた場合や下方向高速スクロールエリア21を押下する指がY座標の下方にずれた場合でも、スクロール部15に表示される複数の項目のスクロールを継続することができる。従って、ユーザはスクロールを容易に継続させることができる。
また、前述したようにタッチ位置のY座標を見てスクロールの制御を行う場合において、接触場所の移動によって、移動先の接触場所が最初に押下されたスクロールエリアを含む複数のスクロールエリア17,18,20,21のY座標の範囲内から外れないときには、移動先の接触場所のY座標に対応するスクロールエリアの速度及び方向にてスクロール部に表示される複数の項目のスクロールを行うようにしても良い。これにより、各スクロールエリア17,18,20,21を押下する指がX座標上でずれてしまい、更に、Y座標上でずれてしまった場合でも、スクロール部15に表示される複数の項目のスクロールの速度及び方向を変化させることができる。従って、ユーザはメニュー画面11を注視することなく、スクロール部15に表示される複数の項目のスクロールを容易に変化させることができる。
また、前述したようにタッチ位置のY座標を見てスクロールの制御を行う場合において、接触場所の移動によって、移動先の接触場所が最初に押下されたスクロールエリアを含む複数のスクロールエリア17,18,20,21のY座標の範囲内から外れ、複数のスクロールエリア17,18,20,21の上端に位置する上方向高速スクロールエリア17の上方に指がずれてしまった場合、及び、複数のスクロールエリア17,18,20,21の下端に位置する下方向高速スクロールエリア21の下方に指がずれてしまったときには、上方向高速スクロールエリア17又は下方向高速スクロールエリア21に対応する速度及び方向でスクロールを継続するように制御しても良い。
また、前記第2の実施形態においても、各スクロールエリア17,18,20,21の右側にスクロール補助エリアを設けるようにしても良い。これにより、スクロールボタン23が各スクロールエリア17,18,20,21に移動している状態で、スクロールボタン23を押下する指が右方向にずれてしまっても、スクロール部15に表示される複数の項目のスクロールを継続することができる。
また、前記第2の実施形態においても、スクロールボタン23が各スクロールエリア17,18,20,21に一旦移動している状態において、制御部5は、タッチパネル1a上のスクロールエリア以外の操作項目を無効化し、タッチパネル1a上のY座標のみを監視するようにしても良い。これにより、スクロール補助エリア17a,18a,20a,21aを表示することなく、スクロールボタン23の移動先の各スクロールエリア17,18,20,21を押下する指がX座標上でずれた場合や、スクロールボタン23の移動先の上方向高速スクロールエリア17を押下する指がY座標の上方にずれた場合、スクロールボタン23の移動先の下方向高速スクロールエリア21を押下する指がY座標の下方にずれた場合、スクロールボタン23の移動先の各スクロールエリア17,18,20,21を押下する指がX座標上でずれて、更にY座標上でずれた場合でも、スクロール部15に表示される複数の項目のスクロールを継続することができる。従って、ユーザはメニュー画面11を注視することなく、スクロール部15に表示された複数の項目のスクロールを容易に継続させることができる。
また、前記第1の実施形態及び第2の実施形態では、スクロールの速度を高速及び低速の二種類としているが、これに限定されない。例えば、スクロールの速度を高速、中速、低速の三種類やそれ以上とし、それぞれに応じたスクロールエリアをメニュー画面11上に表示するようにしても良い。これにより、様々なスクロールの速度を設定することができる。ここで、スクロールの速度の種類に応じて、振動パネル1cの振動の仕方を異ならせるために、振動パネル1cの振動パターンを増やすようにしても良い。
また、前記第2の実施形態では、スクロールボタン23が移動するスクロールエリア17,18,20,21をメニュー画面11上に表示しているが、これに限定されない。例えば、スクロールエリア17,18,20,21をメニュー画面11上に表示せずに、スクロールボタン23が初期位置から離れるに連れて、スクロール部15に表示される複数の項目のスクロールの速度を増すようにしても良い。
また、前記第1の実施形態及び第2の実施形態において、タッチパネル1aは、表示パネル1bを介して振動パネル1cに一体的に取り付けられているので、タッチパネル1a全体が振動しているが、これに限定されない。例えば、振動パネル1cの代わりに複数の振動子を並べる等して、タッチパネル1a上におけるユーザが触れた位置に対応する位置にある振動子を振動させるようにしても良い。
また、前記第1の実施形態及び第2の実施形態では、スクロールの速度に応じて、振動パネル1cの振動の仕方を異ならせているが、これに限定されない。例えば、スクロールの方向に応じて、振動パネル1cの振動の仕方を異ならせても良いし、スクロールの速度及び方向に応じて、振動パネル1cの振動の仕方を異ならせても良い。
また、前記第1の実施形態及び第2の実施形態では、振動パネル1cの振動の仕方を異ならせるために、振動の時間間隔を異ならせているが、これに限定されない。例えば、振動の周波数を異ならせたり、正弦波や三角波などのように異なる波形により振動を実現したりしても良い。
また、前記第1の実施形態及び第2の実施形態では、制御対象の電子機器をDVDプレーヤーとし、スクロール部15に表示される項目をチャプターとしているが、これに限定されない。例えば、制御対象の電子機器をナビゲーション装置とし、スクロール部15に表示される項目を目的地の候補などとしても良い。また、制御対象の電子機器をCDプレーヤーとし、スクロール部15に表示される項目を曲名などとしても良い。
その他、前記第1の実施形態及び第2の実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の表示式入力装置は、複数の選択項目の中から何れかを選択させる動作を行う必要がある電子機器、例えばオーディオビジュアル機器、カーナビゲーション装置、パーソナルコンピュータ、PDA等に有用である。
第1の実施形態及び第2の実施形態による表示式入力装置の構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態による表示式入力装置に表示されるメニュー画面の例を示す図である。 第1の実施形態による表示式入力装置の動作及びスクロール方法の例を示すフローチャートである。 第2の実施形態による表示式入力装置に表示されるメニュー画面の例を示す図である。 第2の実施形態による表示式入力装置の動作及びスクロール方法の例を示すフローチャートである。 第1の実施形態による表示式入力装置に表示されるメニュー画面の変形例を示す図である。 従来の表示式入力装置に表示されるメニュー画面の例を示す図である。
符号の説明
1 表示装置
1a タッチパネル
1b 表示パネル
1c 振動パネル
2 タッチ位置検出部
3 データ記憶部
4 メニュー画面生成部
5 制御部
15 スクロール部
17 上方向高速スクロールエリア
18 上方向低速スクロールエリア
20 下方向低速スクロールエリア
21 下方向高速スクロールエリア
23 スクロールボタン

Claims (6)

  1. 複数の項目をスクロール可能に表示するスクロール部、及び、前記スクロール部に表示される前記複数の項目を第1の方向及び前記第1の方向と逆方向の第2の方向に異なる複数の速度で連続的にスクロールさせるための複数のスクロールエリアを表示する表示パネルと、
    前記表示パネルの表面に配設され、前記複数のスクロールエリアに対応する場所を接触することで前記スクロール部に表示される複数の項目の連続的なスクロールを指示するための透光性を有するタッチパネルと、
    前記複数のスクロールエリアを用いて前記スクロール部に表示される複数の項目のスクロールを行う際に、前記タッチパネルへの接触を検出すると共に、接触された位置を検出するタッチ位置検出部と、
    前記タッチパネルを振動させる振動部と、
    前記複数のスクロールエリアのうち何れかのスクロールエリアに対応する場所への接触が前記タッチ位置検出部によって検出された場合に、接触された場所に対応するスクロールエリアに応じて、前記スクロール部に表示される複数の項目をスクロールさせる方向及び速度を特定し、前記接触された場所に対応するスクロールエリアに応じて、前記振動部の振動の仕方を異ならせるように駆動制御を行う制御部とを備え、
    前記スクロール部に表示される複数の項目がスクロールしている状態で、前記制御部は、前記タッチパネルへの接触場所のY座標を監視し、前記接触場所のY座標が前記スクロール部に表示された複数の項目をスクロールさせたスクロールエリアのY座標の範囲内である場合には、スクロールを継続させ、かつ、
    前記複数のスクロールエリアの上端に位置するスクロールエリアへの接触が前記タッチ位置検出部により検出されて、前記スクロール部に表示された複数の項目がスクロールしている状態で、前記上端に位置するスクロールエリアの上端を越えた場所への接触場所の移動が前記タッチ位置検出部によって検出された場合、及び前記複数のスクロールエリアの下端に位置するスクロールエリアへの接触が前記タッチ位置検出部により検出されて、前記スクロール部に表示された複数の項目がスクロールしている状態で、前記下端に位置するスクロールエリアの下端を越えた場所への接触場所の移動が前記タッチ位置検出部によって検出された場合に、前記制御部は、前記スクロール部に表示された複数の項目のスクロールを前記上端に位置するスクロールエリア又は前記下端に位置するスクロールエリアに応じた方向及び速度で継続することを特徴とする表示式入力装置。
  2. 複数の項目をスクロール可能に表示するスクロール部、前記スクロール部に表示される前記複数の項目を第1の方向及び前記第1の方向と逆方向の第2の方向に異なる複数の速度で連続的にスクロールさせるための複数のスクロールエリア、前記複数のスクロールエリアの何れかに移動するスクロールボタンを表示する表示パネルと、
    前記表示パネルの表面に配設され、前記スクロールボタンに接触した後に前記複数のスクロールエリアの何れかまでなぞることで前記スクロール部に表示される複数の項目の連続的なスクロールを指示するための透光性を有するタッチパネルと、
    前記スクロールボタンを用いて前記スクロール部に表示される複数の項目のスクロールを行う際に、前記タッチパネルへの接触及び接触場所の移動を検出すると共に、接触された位置及び接触場所の移動した位置を検出するタッチ位置検出部と、
    前記タッチパネルを振動させる振動部と、
    前記タッチ位置検出部によって前記スクロールボタンへの接触が検出され、そのまま接触場所が前記複数のスクロールエリアの何れかに移動したことを検出した場合に、移動先のスクロールエリアに応じて、前記スクロール部に表示される複数の項目をスクロールさせる方向及び速度を特定し、前記移動先のスクロールエリアに応じて、前記振動部の振動の仕方を異ならせるように駆動制御を行う制御部とを備え、
    前記スクロール部に表示される複数の項目がスクロールしている状態で、前記制御部は、前記タッチパネルへの接触場所のY座標を監視し、前記接触場所のY座標が前記スクロール部に表示された複数の項目をスクロールさせたスクロールエリアのY座標の範囲内である場合には、スクロールを継続させ、かつ、
    前記複数のスクロールエリアの上端に位置するスクロールエリアへの接触が前記タッチ位置検出部により検出されて、前記スクロール部に表示された複数の項目がスクロールしている状態で、前記上端に位置するスクロールエリアの上端を越えた場所への接触場所の移動が前記タッチ位置検出部によって検出された場合、及び前記複数のスクロールエリアの下端に位置するスクロールエリアへの接触が前記タッチ位置検出部により検出されて、前記スクロール部に表示された複数の項目がスクロールしている状態で、前記下端に位置するスクロールエリアの下端を越えた場所への接触場所の移動が前記タッチ位置検出部によって検出された場合に、前記制御部は、前記スクロール部に表示された複数の項目のスクロールを前記上端に位置するスクロールエリア又は前記下端に位置するスクロールエリアに応じた方向及び速度で継続することを特徴とする表示式入力装置。
  3. 複数の項目をスクロール可能に表示するスクロール部、及び、前記スクロール部に表示される前記複数の項目を第1の方向及び前記第1の方向と逆方向の第2の方向に異なる複数の速度で連続的にスクロールさせるための複数のスクロールエリアを表示する表示パネルと、
    前記表示パネルの表面に配設され、前記複数のスクロールエリアに対応する場所を接触することで前記スクロール部に表示される複数の項目の連続的なスクロールを指示するための透光性を有するタッチパネルと、
    前記複数のスクロールエリアを用いて前記スクロール部に表示される複数の項目のスクロールを行う際に、前記タッチパネルへの接触を検出すると共に、接触された位置を検出するタッチ位置検出部と、
    前記タッチパネルを振動させる振動部と、
    前記複数のスクロールエリアのうち何れかのスクロールエリアに対応する場所への接触が前記タッチ位置検出部によって検出された場合に、接触された場所に対応するスクロールエリアに応じて、前記スクロール部に表示される複数の項目をスクロールさせる方向及び速度を特定し、前記接触された場所に対応するスクロールエリアに応じて、前記振動部の振動の仕方を異ならせるように駆動制御を行う制御部とを備え、
    前記スクロール部に表示される複数の項目がスクロールしている状態で、前記制御部は、前記タッチパネルへの接触場所のY座標を監視し、前記接触場所のY座標が前記複数のスクロールエリアのY座標の範囲内である場合には、前記接触場所のY座標に対応するスクロールエリアによるスクロールを継続させ、かつ、
    前記スクロール部に表示された複数の項目がスクロールしている状態で、前記複数のスクロールエリアの上端に位置するスクロールエリアの上端を越えた場所への接触場所の移動が前記タッチ位置検出部によって検出された場合、及び前記スクロール部に表示された複数の項目がスクロールしている状態で、前記複数のスクロールエリアの下端に位置するスクロールエリアの下端を越えた場所への接触場所の移動が前記タッチ位置検出部によって検出された場合に、前記制御部は、前記スクロール部に表示された複数の項目のスクロールを前記上端に位置するスクロールエリア又は前記下端に位置するスクロールエリアに応じた方向及び速度で継続することを特徴とする表示式入力装置。
  4. 複数の項目をスクロール可能に表示するスクロール部、前記スクロール部に表示される前記複数の項目を第1の方向及び前記第1の方向と逆方向の第2の方向に異なる複数の速度で連続的にスクロールさせるための複数のスクロールエリア、前記複数のスクロールエリアの何れかに移動するスクロールボタンを表示する表示パネルと、
    前記表示パネルの表面に配設され、前記スクロールボタンに接触した後に前記複数のスクロールエリアの何れかまでなぞることで前記スクロール部に表示される複数の項目の連続的なスクロールを指示するための透光性を有するタッチパネルと、
    前記スクロールボタンを用いて前記スクロール部に表示される複数の項目のスクロールを行う際に、前記タッチパネルへの接触及び接触場所の移動を検出すると共に、接触された位置及び接触場所の移動した位置を検出するタッチ位置検出部と、
    前記タッチパネルを振動させる振動部と、
    前記タッチ位置検出部によって前記スクロールボタンへの接触が検出され、そのまま接触場所が前記複数のスクロールエリアの何れかに移動したことを検出した場合に、移動先のスクロールエリアに応じて、前記スクロール部に表示される複数の項目をスクロールさせる方向及び速度を特定し、前記移動先のスクロールエリアに応じて、前記振動部の振動の仕方を異ならせるように駆動制御を行う制御部とを備え、
    前記スクロール部に表示される複数の項目がスクロールしている状態で、前記制御部は、前記タッチパネルへの接触場所のY座標を監視し、前記接触場所のY座標が前記複数のスクロールエリアのY座標の範囲内である場合には、前記接触場所のY座標に対応するスクロールエリアによるスクロールを継続させ、かつ、
    前記スクロール部に表示された複数の項目がスクロールしている状態で、前記複数のスクロールエリアの上端に位置するスクロールエリアの上端を越えた場所への接触場所の移動が前記タッチ位置検出部によって検出された場合、及び前記スクロール部に表示された複数の項目がスクロールしている状態で、前記複数のスクロールエリアの下端に位置するスクロールエリアの下端を越えた場所への接触場所の移動が前記タッチ位置検出部によって検出された場合に、前記制御部は、前記スクロール部に表示された複数の項目のスクロールを前記上端に位置するスクロールエリア又は前記下端に位置するスクロールエリアに応じた方向及び速度で継続することを特徴とする表示式入力装置。
  5. 複数の項目をスクロール可能に表示するスクロール部、及び、前記スクロール部に表示される前記複数の項目を第1の方向及び前記第1の方向と逆方向の第2の方向に異なる複数の速度で連続的にスクロールさせるための複数のスクロールエリアを表示する表示パネルと、
    前記表示パネルの表面に配設され、前記複数のスクロールエリアに対応する場所を接触することで前記スクロール部に表示される複数の項目の連続的なスクロールを指示するための透光性を有するタッチパネルと、
    前記複数のスクロールエリアを用いて前記スクロール部に表示される複数の項目のスクロールを行う際に、前記タッチパネルへの接触を検出すると共に、接触された位置を検出するタッチ位置検出部と、
    前記タッチパネルを振動させる振動部と、
    前記複数のスクロールエリアのうち何れかのスクロールエリアに対応する場所への接触が前記タッチ位置検出部によって検出された場合に、接触された場所に対応するスクロールエリアに応じて、前記スクロール部に表示される複数の項目をスクロールさせる方向及び速度を特定し、前記接触された場所に対応するスクロールエリアに応じて、前記振動部の振動の仕方を異ならせるように駆動制御を行う制御部とを備え、
    前記複数のスクロールエリアのそれぞれに対応する補助エリアを設定し、前記スクロール部に表示される複数の項目がスクロールしている状態で、前記複数のスクロールエリアの何れかから、それに対応する補助エリアへ接触場所が移動したことを前記タッチ位置検出部によって検出した場合に、前記スクロール部に表示された複数の項目のスクロールを移動前のスクロールエリアに応じた方向及び速度で継続することを特徴とする表示式入力装置。
  6. 複数の項目をスクロール可能に表示するスクロール部、前記スクロール部に表示される前記複数の項目を第1の方向及び前記第1の方向と逆方向の第2の方向に異なる複数の速度で連続的にスクロールさせるための複数のスクロールエリア、前記複数のスクロールエリアの何れかに移動するスクロールボタンを表示する表示パネルと、
    前記表示パネルの表面に配設され、前記スクロールボタンに接触した後に前記複数のスクロールエリアの何れかまでなぞることで前記スクロール部に表示される複数の項目の連続的なスクロールを指示するための透光性を有するタッチパネルと、
    前記スクロールボタンを用いて前記スクロール部に表示される複数の項目のスクロールを行う際に、前記タッチパネルへの接触及び接触場所の移動を検出すると共に、接触された位置及び接触場所の移動した位置を検出するタッチ位置検出部と、
    前記タッチパネルを振動させる振動部と、
    前記タッチ位置検出部によって前記スクロールボタンへの接触が検出され、そのまま接触場所が前記複数のスクロールエリアの何れかに移動したことを検出した場合に、移動先のスクロールエリアに応じて、前記スクロール部に表示される複数の項目をスクロールさせる方向及び速度を特定し、前記移動先のスクロールエリアに応じて、前記振動部の振動の仕方を異ならせるように駆動制御を行う制御部とを備え、
    前記複数のスクロールエリアのそれぞれに対応する補助エリアを設定し、前記スクロール部に表示される複数の項目がスクロールしている状態で、前記複数のスクロールエリアの何れかから、それに対応する補助エリアへ接触場所が移動したことを前記タッチ位置検出部によって検出した場合に、前記スクロール部に表示された複数の項目のスクロールを移動前のスクロールエリアに応じた方向及び速度で継続することを特徴とする表示式入力装置。
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