JPWO2005116811A1 - タッチパネル装置、カーナビゲーション装置、タッチパネル制御方法、タッチパネル制御プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

タッチパネル装置、カーナビゲーション装置、タッチパネル制御方法、タッチパネル制御プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

操作用の選択領域を含む画面を表示する表示部(5)と、表示部(5)に表示されている選択領域に対するタッチ入力を検出する入力部(4)と、入力部(4)によるタッチ入力の検出に基づいて、選択領域毎にそれぞれ設定されている報知情報を発生する駆動部(6)、アクチエータ(8)、スピーカ(9)と、選択領域毎に設定されている動作を制御指示するものであり、入力部(4)によって1度のタッチ入力が検出されてから1度のタッチ入力が解除されたことを検出したときに、選択領域に設定されている第1の動作を制御指示する制御部(2)と、を備える。

Description

この発明は、タッチパネル装置、カーナビゲーション装置、タッチパネル制御方法、タッチパネル制御プログラムおよび記録媒体に関する。
タッチパネル装置は、表示画面を指でタッチすることにより、タッチした位置のボタンに割り当てられている機能を動作させることができる。カーナビゲーション装置等においては、ユーザである運転者は、安全運転のために表示画面を見ることなく手探りでボタンを選択できることが望ましい。このように、手探り(ブラインドタッチ)でボタンを選択して所望する機能を動作させるために、ボタン毎に異なる振動や音を発生させて報知する構成のものが開示されている(例えば、下記特許文献1参照。)。
また、タッチパネルにタッチした指を離したときに、直前の動作を行う構成のものが開示されている(例えば、下記特許文献2参照。)。この技術は、タッチした際にそのボタンの機能が有効であるか無効であるかを音声を用いて報知するようになっている。
特開2002−149312号公報 実開平3−78335号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている技術では、ブラインドタッチで各種ボタンを探ることはできるが、手探りで探し出したボタンの機能を有効にするには、さらに押し込んでボタンの押下を検出する必要がある。このため、手探りのタッチを検出するタッチパネルと、ボタンの押し込みを検出するタッチパネルをそれぞれ設けなければならないという問題が一例として挙げられる。
また、特許文献2に開示されている技術では、手探りで各種ボタンを選択できるが、タッチしていた指を離したときには、ボタンに設定されている単一の機能を選択することしかできないという問題が一例として挙げられる。これにより、ボタンに対して連続した処理を実行させる機能を割り当てることができず、連続した処理を行うには、同じボタンを繰り返し何度もタッチしなければならないという問題が一例として挙げられる。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかるタッチパネル装置は、操作用の選択領域を含む画面を表示する表示手段と、前記表示手段に表示されている前記選択領域に対するタッチ入力を検出する入力手段と、前記入力手段によるタッチ入力の検出に基づいて、前記選択領域毎にそれぞれ設定されている報知情報を発生する報知手段と、前記選択領域毎に設定されている動作を制御指示するものであり、前記入力手段によって1度のタッチ入力が検出されてから当該1度のタッチ入力が解除されたことを検出したときに、前記選択領域に設定されている第1の動作を制御指示する動作制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項6の発明にかかるカーナビゲーション装置は、車両に搭載され、当該車両の走行経路を案内するカーナビゲーション装置において、前記走行経路の案内のための操作用の選択領域を含む画面を表示する表示手段と、前記表示手段に表示されている前記選択領域に対するタッチ入力を検出する入力手段と、前記入力手段によるタッチ入力の検出に基づいて、前記選択領域毎にそれぞれ設定されている報知情報を発生する報知手段と、前記選択領域毎に設定されている動作を制御指示するものであり、前記入力手段によって1度のタッチ入力が検出されてから当該1度のタッチ入力が解除されたことを検出したときに、前記選択領域に設定されている第1の動作を制御指示する動作制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項12の発明にかかるタッチパネル制御方法は、操作用の選択領域を含む画面を表示する表示工程と、前記表示工程により表示された前記選択領域に対するタッチ入力を検出する入力検出工程と、前記入力検出工程によるタッチ入力の検出に基づいて、前記選択領域毎にそれぞれ設定されている報知情報を発生させる報知工程と、前記入力検出工程によって1度のタッチ入力が検出されてから当該1度のタッチ入力が解除されたことを検出したときに、前記選択領域に設定されている第1の動作を制御指示する動作制御工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項14の発明にかかるタッチパネル制御プログラムは、請求項12に記載のタッチパネル制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項15の発明にかかるコンピュータに読み取り可能な記録媒体は、請求項14に記載のタッチパネル制御プログラムを記録したことを特徴とする。
図1は、タッチパネル装置の構成を示すブロック図である。 図2は、制御部の内部構成を示すブロック図である。 図3は、タッチパネル装置の表示画面を示す図である。 図4は、実施例1による動作内容を示すフローチャートである。 図5は、実施例2の連続タッチモードによる動作概要を示すフローチャートである。 図6は、実施例2の連続タッチモード時に地図スクロールさせる動作内容を示すフローチャートである。 図7は、図6の処理実行による地図スクロール時の表示画面を示す図である(その1)。 図8は、図6の処理実行による地図スクロール時の表示画面を示す図である(その2)。 図9は、図6の処理実行による地図スクロール時の表示画面を示す図である(その3)。 図10は、実施例2の連続タッチモード時にスケール変更する動作内容を示すフローチャートである。 図11は、図10の処理実行によるスケール変更時の表示画面を示す図である(その1)。 図12は、図10の処理実行によるスケール変更時の表示画面を示す図である(その2)。 図13は、図10の処理実行によるスケール変更時の表示画面を示す図である(その3)。
符号の説明
1 タッチパネル装置
2 制御部(CPU)
3 記憶部
4 入力部
5 表示部
6 駆動部
7 バス
11 操作状態検出部
12 操作エリア検出部
13 動作制御部
13a 駆動制御部
13b 表示制御部
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるタッチパネル装置、カーナビゲーション装置、タッチパネル制御方法、タッチパネル制御プログラムおよび記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、タッチパネル装置の構成を示すブロック図である。タッチパネル装置1は、タッチパネル装置全体の動作を制御する制御部(CPU)2と、制御部2を動かすためのプログラムを格納するROMや、制御時におけるデータを一時格納するRAM等からなる記憶部(メモリ)3と、タッチパネルを構成する入力部4と表示部5と、このタッチパネルの操作(タッチ)入力時に振動や音を用いて駆動する駆動部6と、により構成されている。7は各部を接続するバスである。
タッチパネルは、表示部5の表示画面上に入力部4を構成する透明なシート状のキースイッチを重合配置して構成されている。この他、表示部5の表示画面上での指の動き(表示画面上での位置および押下状態)を検出するマトリクス状の光センサ等で構成することも考えられる。表示部5の表示画面上には、各種キーや画面が表示され、例えば、キーが表示されている箇所を指で押下(タッチ)することにより、透明なシート状のキースイッチがこの箇所のタッチを検出し、操作信号を出力する。キースイッチは、縦横のマトリクス状にタッチ位置(操作エリア)を検出できる。入力部4は、操作信号としてキーのタッチ状態(オン/オフ)と、操作エリアを示す信号を出力する。
入力部4は、表示部5の表示画面上に必ずしも配置する必要はなく、異なる位置に設けてもよい。例えば、カーナビゲーション装置の表示部5の配置位置と異なりユーザ(運転者)が操作しやすい位置に別途入力部4を設ける構成にもできる。制御部2は、表示部5の表示画面上のキー等の配置位置と入力部4におけるキーのタッチ位置とが一致するように設定しておく。
駆動部6には、タッチパネルの一部に組み込み、タッチパネルを振動させるアクチエータ8や、音を発生させるスピーカ9を接続することができる。駆動部6は、アクチエータ8に対しては、このアクチエータ8を各種周波数で振動させる駆動信号を出力する。スピーカ9に対しては、このスピーカ9から各種周波数の音声を発生させる駆動信号を出力する。これら駆動部6と、アクチエータ8と、スピーカ9は、ユーザに対して振動や音で報知する報知手段を構成している。以下の説明では、アクチエータ8が接続された構成例を用いて説明する。
図2は、制御部の内部構成を示すブロック図である。制御部2には、入力部4をタッチしたときの操作信号が入力される。操作状態検出部11は、入力部4から入力される操作信号の操作状態(オン/オフ状態)を検出する。操作エリア検出部12は、入力部4から入力される操作信号に基づき、オン/オフ操作されたときの操作エリアを検出する。動作制御部13には、操作状態検出部11により検出された操作状態と、操作エリア検出部12により検出された操作エリアの情報が入力される。駆動制御部13aは、これら操作状態と操作エリアの組み合わせに対応した駆動信号を生成して駆動部6に供給する。表示制御部13bは、これら操作状態と操作エリアの組み合わせに対応して、表示部5に表示する表示信号を生成する。
この発明にかかるタッチパネル装置は、車両に搭載されるカーナビゲーション装置や、PDA、携帯電話、パーソナル・コンピュータ(PC)等に用いることができる。
次に、制御部2が実行する制御動作の各実施例について説明する。実施例1では、所望するキー等を手探りで選択する構成について説明する。図3は、タッチパネル装置の表示画面を示す図である。図示の表示部5の表示画面30には、カーナビゲーション装置によるナビゲーション画面が表示されている。車両31は三角(△)状の記号で表示されており、この車両31が走行する道路32とともに表示されている。この他、表示画面30には、ナビゲーション操作を行うための各種キー33(33a〜33g)が表示されている。
例えば、キー33aは、表示画面に表示されている地図の縮尺を広域にするためのキーであり、キー33bは、地図の縮尺を詳細にするためのキーであり、33cは現在表示されている地図の縮尺を表示されている距離単位(図示の例では100m)で表示するためのキーであり、キー33dは、各種キーを表示あるいは非表示にするためのメニュー(MENU)キーである。キー33eは、車両31の走行経路を検索するクイックルート探索用のキーであり、キー33fは、車両31の現在地点を登録するための地点登録用のキーであり、キー33gは、走行経路上の周辺施設を検索するための周辺施設検索用のキーである。図示の例では、メニューキーがオン状態であり、メニューオフ(MENU OFF)と表示されているキー33dを操作することにより、これらのキー33a〜33gを非表示状態に切り替えることができる。
また、図3において表示画面30の略中央位置に位置する、車両31の現在位置を中心として領域面積が異なる複数のエリア35(35a〜35c)が設定されている。このエリア35a〜35cは、表示用のものではなく、駆動部6の駆動信号に基づいてアクチエータ8が振動することにより異なる振動状態となる振動領域である。振動領域は、この他に車両31の部分と、複数のキー33a〜33g部分がある。これらエリア35a〜35cと、車両31部分と、走行予定の道路32と、複数のキー33a〜33g部分は、全て異なる振動パターンで振動される。例えば、各振動パターン毎に全て異なる振動周波数を有して連続的に振動させる設定とすることができる。この他、間欠的な振動を与える構成とし、各振動領域でそれぞれ振動と非振動の期間(周期)や、振動時の振動量が異なるよう設定することもできる。
なお、各振動領域に対する振動を行うに限らず、各エリアやキーの操作時に振動ではなく、これら各エリアやキー毎に全て異なる音声(ブザー音や、肉声によるガイダンス音声)をスピーカ9から音声出力する構成にもできる。さらに、振動領域毎に異なる振動とともに、異なる音声も出力することもできる。
また、複数のキー33a〜33gは、これらキー33a〜33gの表示範囲が矩形状に狭く設定されている。手探りでいずれかのキー33a〜33gをタッチしたときには、そのタッチ位置が少し移動するだけでキー33a〜33gの範囲から外れて異なる振動パターンとなる。これに比べて、エリア35a〜35bは、同じ振動パターンの範囲が広い。ユーザは、タッチしている箇所がキー33a〜33gであるか、あるいはエリア35a〜35cであるかはタッチしたときの振動パターンの変化によって容易に判別できる。
図4は、実施例1による動作内容を示すフローチャートである。はじめに、入力部4によるタッチ入力の有無を判断する(ステップS1)。ここでは、操作状態検出部11は、タッチ入力を待機し(ステップS1:Noのループ)、タッチ入力があれば(ステップS1:Yes)、操作エリア検出部12は、該当する操作エリアを検出する。駆動制御部13aは、操作エリアに該当する振動領域の振動パターンの駆動信号を生成し、駆動部6に出力する。これにより、表示画面30上をタッチすると、このタッチ位置に対応して設定した振動パターンでタッチパネルを振動させる(ステップS2)。
この後、タッチ入力が解除されたか否かを判断する(ステップS3)。タッチ入力が解除されると(ステップS3:Yes)、タッチ位置の振動を停止した後(ステップS4)、タッチ位置に設定されている操作内容の動作を実行し(ステップS5)、制御を終了する。
一方、ステップS3において、タッチ入力が解除されない状態が続いたときには(ステップS3:No)、タッチ位置が変更されたか判断する(ステップS6)。タッチ入力された状態のままタッチ位置が変更されたときには(ステップS6:Yes)、ステップS2に復帰し、新たなタッチ位置に設定された振動パターンでタッチパネルを振動させる。ステップS6においてタッチ位置に変更がないときには(ステップS6:No)、ステップS3に復帰してタッチ入力の解除を判断する。
上記処理を具体的操作例を用いて説明する。図3に示した表示画面30上でキー33aをタッチすると、ステップS2の実行により、タッチパネルは、このキー33aに固有の振動パターンで振動し、ユーザの指に伝わる。ステップS6の実行により、タッチした状態のままタッチする位置をキー33bに変更すると、キー33bに固有に振動パターンで振動し、同じく指に伝わる。これにより、ユーザは、タッチした位置の領域が変わったことをタッチするだけで知ることができる。したがって、ユーザは、操作したい内容の表示画面30を見ることなく、指に伝わる振動パターンの変化を感覚的に受けて操作位置を手探りすること(ブラインドタッチ)ができるようになる。
そして、タッチした位置から指を離したときには、ステップS5の実行により、タッチ位置に設定されている動作を実行する。例えば、エリア35bにおいてタッチした位置から指を離すと、表示制御部13bは、表示画面30を1段階詳細(部分拡大)に表示させる処理を実行して表示部5に表示出力する。同様に、エリア35a〜35cにおける動作は、タッチした位置から指を離したときには、指でタッチしていた位置が表示画面30の中央(車両31の位置)に移動するように表示位置を変更することができる。
以上説明したように、実施例1によれば、表示画面30上におけるタッチ位置をタッチした状態のまま変えると、タッチパネルは各位置毎に異なる振動パターンで振動し、この振動を指で受けて所望する操作に対応した振動に基づき、複数の操作を選択実行できるようになる。これにより、表示画面30を見なくてもタッチした状態のまま手探りで所望する操作のキー等を選択後、実行することができるようになる。なお、振動に代えてタッチ位置毎に異なる音声を用いたり、振動と音声を併用する構成であっても同様に手探りの操作が行える。
実施例2は、実施例1において説明したタッチ入力の変形例であり、所定時間内でタッチ回数を2回行ったときに実行される処理(連続タッチモードと称す)について説明する。実施例2における制御部2の内部構成等は前述した実施例1(図2)と同様であり、説明を省略する。
図5は、実施例2の連続タッチモードによる動作概要を示すフローチャートである。ステップS11〜ステップS16の各処理は実施例1において説明したステップS1〜ステップS6と同様である。はじめに、入力部4によるタッチ入力の有無を判断する(ステップS11)。ここでは、操作状態検出部11は、タッチ入力を待機し(ステップS11:Noのループ)、タッチ入力があれば(ステップS11:Yes)、操作エリア検出部12は、該当する操作エリアを検出する。駆動制御部13aは、操作エリアに該当する振動領域の振動パターンの駆動信号を生成し、駆動部6に出力する。これにより、表示画面30上をタッチすると、このタッチ位置に対応して設定した振動パターンでタッチパネルを振動させる(ステップS12)。
この後、タッチ入力が解除されたか否かを判断する(ステップS13)。タッチ入力が解除されると(ステップS13:Yes)、タッチ位置の振動を停止した後(ステップS14)、タッチ位置に設定されている操作内容の動作を実行し(ステップS15)、ステップS17を実行する。
一方、ステップS13において、タッチ入力が解除されない状態が続いたときには(ステップS13:No)、タッチ位置が変更されたか判断する(ステップS16)。タッチ入力された状態のままタッチ位置が変更されたときには(ステップS16:Yes)、ステップS12に復帰し、新たなタッチ位置に設定された振動パターンでタッチパネルを振動させる。ステップS16においてタッチ位置に変更がないときには(ステップS16:No)、ステップS13に復帰してタッチ入力の解除を判断する。
この後、ステップS17以降により連続タッチモードの実行を判断する。まず、タッチ入力の解除後(ステップS13:Yes)、一定時間以内に再度タッチ入力の有無を判断する(ステップS17)。一定時間以内に再度のタッチ入力がなければ(ステップS17:No)、連続タッチモードを実行せず、処理を終了する。
一定時間以内に再度タッチ入力があれば(ステップS17:Yes)、連続タッチモードを実行する(ステップS18)。この連続タッチモードは、再度のタッチ(指による押下状態)が連続している期間、予め設定されている操作内容の動作を実行する。この際に実行される動作内容は、ステップS15における処理と異なる他の処理である。この後、タッチ入力の解除を待つ(ステップS19:Noのループ)。タッチ入力が解除されると(ステップS19:Yes)、連続タッチモードを解除し(ステップS20)、処理を終了する。このように、表示画面30を2回連続してタッチしたときには、連続タッチモードとなり、それまでと異なる処理を実行できるようになる。
(実施例2の具体的処理例1−地図スクロール)
次に、実施例2の具体的処理例について説明する。実施例2の処理例1は、連続タッチモードにより表示画面の地図スクロール(表示位置)を変更するものである。図6は、実施例2の連続タッチモード時に地図スクロールさせる動作内容を示すフローチャートである。図6に記載した処理内容は、図5に示した概要を具体的にしたものであり、全体の流れは図5と同様である。図6の処理例では、図2の表示画面30上に表示されているエリア35bに属する所望のタッチ位置35baに対して連続したタッチ操作を行ったときの処理について説明する。
はじめに、表示画面30上の入力部4におけるタッチ入力の有無を判断する(ステップS31)。操作状態検出部11は、タッチ入力を待機し(ステップS31:Noのループ)、タッチ入力があれば(ステップS31:Yes)、操作エリア検出部12は、タッチ位置35baが操作されたことを検出する。駆動制御部13aは、このタッチ位置35baを含むエリア35bに設定されている振動パターンの駆動信号を生成し、駆動部6に出力する。これにより、表示画面30上のタッチ位置35baをタッチすると、このタッチ位置35ba(エリア35b)に対応して設定されている振動パターンでタッチパネルを振動させる(ステップS32)。
この後、タッチ位置35baに対するタッチ入力が解除されたか否かを判断する(ステップS33)。タッチ入力が解除されると(ステップS33:Yes)、タッチ位置35ba(エリア35b)に設定されていた振動パターンでの振動を停止した後(ステップS34)、タッチ位置35baに設定されている操作内容の動作を実行し(ステップS35)、ステップS37を実行する。この際、表示制御部13bは、表示画面30上の地図表示をタッチ位置35baが画面の中心となるように移動させる段階的な地図スクロールの処理を実行して表示部5に表示出力する。
一方、ステップS33において、タッチ位置35baに対するタッチ入力が解除されない状態が続いたときには(ステップS33:No)、タッチ位置が変更されたか判断する(ステップS36)。入力部4上でのタッチ入力がなされた状態のままタッチ位置が変更されたときには(ステップS36:Yes)、ステップS32に復帰し、新たなタッチ位置に設定された振動パターンでタッチパネルを振動させる。ステップS36においてタッチ位置に変更がないときには(ステップS36:No)、ステップS33に復帰してタッチ入力の解除を判断する。
この後、ステップS37以降の処理により連続タッチモードの実行を判断する。まず、タッチ位置35baに対するタッチ入力の解除後(ステップS33:Yes)、一定時間以内に再度、タッチ位置35ba近傍でのタッチ入力の有無を判断する(ステップS37)。一定時間以内に再度、タッチ入力がなければ(ステップS37:No)、連続タッチモードを実行せず、処理を終了する。
一定時間以内に再度、タッチ位置35ba近傍でのタッチ入力があれば(ステップS37:Yes)、連続タッチモードを実行する(ステップS38)。この連続タッチモードでは、再度のタッチ(指による押下状態)が連続している期間、ステップS35における処理、すなわち、段階的な地図スクロールの表示処理と異なる他の処理が実行される。ステップS38では、連続的にタッチされている期間は、地図スクロールを段階的に行うのではなく、地図スクロールを連続的に行う表示を行う。この表示処理は、表示制御部13bが実行する。
この後、タッチ位置35baに対するタッチ入力の解除を待つ(ステップS39:Noのループ)。タッチ入力が解除されると(ステップS39:Yes)、連続タッチモードを解除し(ステップS40)、処理を終了する。このように、連続タッチモードに入るまでの間は、地図スクロール表示を段階的に行うのに対して、表示画面30のタッチ位置35baを2回連続してタッチして連続タッチモードとなったときには、タッチ入力されている間の地図を連続的にスクロールする表示処理を実行できるようになる。
図7〜図9は、それぞれ図6の処理実行による地図スクロール時の表示画面を示す図である。はじめに、図7は、1回目のタッチ時の表示画面である。タッチ位置35baのタッチ入力があると、駆動制御部13aは、このタッチ位置35baを含むエリア35bに設定されている振動パターンの駆動信号を生成して駆動部6に出力し、このタッチ位置35ba(エリア35b)を示す振動パターンでタッチパネルを振動させる(図6のステップS32の処理)。
次に、図8は、1回目のタッチを離したときの表示画面である。図7を用いた説明の如く、タッチ位置35baを1回タッチした後に、このタッチ位置35baのタッチを離したとき、駆動制御部13aは、タッチ位置35ba(エリア35b)に設定されていた振動パターンでの振動を停止させる(図6のステップS34の処理)。そして、表示制御部13bは、表示画面30に表示されている地図について、指を離したタッチ位置35baがこの地図の中心位置Pに位置するように段階的に地図スクロールを行うよう表示する(図6のステップS35)。図8の表示内容は、図7に比べて相対的に地図が下方に移動した状態の表示となっている。タッチ位置35baから指を離したときに図7の状態が図8に表示に切り替わるものであるため、厳密に言えば、地図スクロールではなく表示の更新(切り替え)の処理が行われることになる。
次に、図9は、連続して2回タッチしたときの表示画面である。図8を用いた説明の如く、タッチ位置35baの1回目のタッチを離した後に、このタッチ位置35ba近傍に対して一定時間以内に2度目のタッチを行うと、連続タッチモードとなる(図6のステップS38の処理)。図9に示す例では、連続タッチモードとなると、2度目のタッチがされている間は、表示制御部13bにより、表示画面30に表示されている地図が連続的にスクロール(移動)するよう表示制御される。このとき、2度目のタッチ位置35baがタッチ状態である間、常にタッチ位置35ba部分がこの地図の中心位置Pに位置するように、相対的に地図を下方に連続的に移動させる地図スクロールを行う。
上述の説明では、表示画面30の上方をタッチ位置とすることにより、地図を下方にスクロールさせる処理を説明した。これに限らず、表示画面の下方、すなわち車両31の表示位置より下方をタッチ位置とすれば地図を上方にスクロールさせることができ、また、車両31の左方をタッチ位置とすれば地図を右方にスクロールでき、また、車両31に対して斜め上方をタッチすれば、地図を斜め下方にスクロールさせることができる。このように、車両31を中心として上下左右斜めの全方向に対して地図をスクロールさせることができる。
以上のように、連続タッチモードの実行前は手探りで所望するタッチ位置をタッチすることにより、段階的な地図スクロールを行うことができる。そして、連続する2回のタッチ入力により連続タッチモードとなり、2度目のタッチを離すまで連続的に地図をスクロールさせることができる。これにより、所望する位置まで地図を移動させることが容易に行えるようになる。このように、1つのタッチパネルのある1つのキーに対するタッチ状態の変化に応じてそれぞれ異なる機能を動作させることができるようになる。
(実施例2の具体的処理例2−スケール変更)
次に、実施例2の処理例2は、連続タッチモードにより表示画面のスケール(縮尺)を変更するものである。図10は、実施例2の連続タッチモード時にスケール変更する動作内容を示すフローチャートである。図10に記載した処理内容は、図5に示した概要を具体的にしたものであり、全体の流れは図5と同様である。図10の処理例では、図3の表示画面30上で広域のキー33aに対して連続したタッチ操作を行ったときの処理について説明する。
はじめに、表示画面30上の入力部4におけるタッチ入力の有無を判断する(ステップS51)。操作状態検出部11は、タッチ入力を待機し(ステップS51:Noのループ)、タッチ入力があれば(ステップS51:Yes)、操作エリア検出部12は、広域のキー33aが操作されたことを検出する。駆動制御部13aは、この広域のキー33aの操作エリアに設定されている振動パターンの駆動信号を生成し、駆動部6に出力する。これにより、表示画面30上の広域のキー33aをタッチすると、この広域のキー33aに対応して設定されている振動パターンでタッチパネルを振動させる(ステップS52)。
この後、広域のキー33aに対するタッチ入力が解除されたか否かを判断する(ステップS53)。ステップS53において、広域のキー33aに対するタッチ入力が解除されない状態が続いたときには(ステップS53:No)、タッチ位置が変更されたか判断する(ステップS55)。広域のキー33aに対するタッチ入力がなされた状態のままタッチ位置が変更されたときには(ステップS55:Yes)、ステップS52に復帰し、新たなタッチ位置に設定された振動パターンでタッチパネルを振動させる。ステップS55においてタッチ位置に変更がないときには(ステップS55:No)、ステップS53に復帰してタッチ入力の解除を判断する。
ステップS53において、タッチ入力が解除されると(ステップS53:Yes)、広域のキー33aに設定されていた振動パターンでの振動を停止する(ステップS54)。
この後、ステップS56以降の処理により連続タッチモードの実行の有無を判断する。まず、広域のキー33aに対するタッチ入力の解除後(ステップS53:Yes)、一定時間以内に再度、広域のキー33aに対するタッチ入力の有無を判断する(ステップS56)。一定時間以内に再度、広域のキー33aに対するタッチ入力がなければ(ステップS56:No)、連続タッチモードを実行しない。そして、この一定時間経過後に広域のキー33aに設定されている操作内容、すなわち、広域の表示に変える処理を実行し(ステップS60)、処理を終了する。この際、表示制御部13bは、表示画面30を1段階広域なエリアを表示させるスケール変更の処理を実行して表示部5に表示出力する。
広域のキー33aに対するタッチ入力の解除後(ステップS53:Yes)、一定時間以内に再度、広域のキー33aに対するタッチ入力があれば(ステップS56:Yes)、連続タッチモードを実行する(ステップS57)。この連続タッチモードでは、再度のタッチ(指による押下状態)が連続している期間、ステップS60における処理、すなわち、1段階広域なエリアを表示させる処理と異なる他の処理が実行される。ステップS57では、連続的にタッチされている期間は、スケール変更を段階的に行うのではなく、連続的に広域となるスケール変更の表示を行う。この表示処理は、表示制御部13bが実行する。
この後、広域のキー33aに対するタッチ入力の解除を待つ(ステップS58:Noのループ)。広域のキー33aに対するタッチ入力が解除されると(ステップS58:Yes)、連続タッチモードを解除し(ステップS59)、処理を終了する。このように、連続する2回のタッチの間隔が一定時間以内でなければ(一定時間を超えれば)、表示を段階的に広域に切り替える。また、連続する2回のタッチの間隔が一定時間以内に行われれば、連続タッチモードとなり、タッチ入力されている間の表示が連続的に広域に変更していくような表示処理を実行できるようになる。
図11〜図13は、それぞれ図10の処理実行によるスケール変更時の表示画面を示す図である。はじめに、図11は、1回目のタッチ時の表示画面である。広域のキー33aのタッチ入力があると、駆動制御部13aは、この広域のキー33aに設定されている振動パターンの駆動信号を生成して駆動部6に出力し、この広域のキー33aを示す振動パターンでタッチパネルを振動させる(図10のステップS52の処理)。
次に、図12は、段階的なスケール変更を示す表示画面である。図11を用いた説明の如く、広域のキー33aを1回タッチした後に、この広域のキー33aへのタッチを解除すると、駆動制御部13aは、広域のキー33aに設定されていた振動パターンでの振動を停止させる(図10のステップS54の処理)。この後、一定時間以内に再度のタッチ入力がないと、表示制御部13bは、広域のキー33aの操作に対応して表示画面30を1段階だけ広域の表示に変える(図10のステップS60)。図12の表示内容は、図11(100m単位)に比べて1段階広域(200m単位)の表示となっている。
次に、図13は、連続して2回タッチしたときの表示画面である。図12を用いた説明の如く、広域のキー33aの1回目のタッチを離した後に、この広域のキー33aを一定時間以内に2度目のタッチを行うと、連続タッチモードとなる(図10のステップS57の処理)。図13に示す例では、連続タッチモードとなると、2度目のタッチがされている間は、表示制御部13bにより、表示画面30に表示されている表示内容のスケールが図11に示したスケール(100m単位)から次第に広域となるよう表示制御される(図13に示す状態は150m単位の状態)。例えば、100m単位の状態から5m単位(105m単位、110m単位、…)で次第に広域となるように表示できる。
以上のように、連続タッチモードの実行前は手探りで所望するキー等を選択することができ、1度のタッチだけであれば、段階的なスケール切り替えを行うことができる。そして、連続する2回のタッチ入力により連続タッチモードとなり、連続的にスケールを変えることができる。これにより、2度目のタッチを離した瞬間のスケールによる表示が可能となり、各段階のスケールの間で所望するスケールによる表示が可能となる。上記具体例2は、連続タッチモードを広域のキー33aに適用してスケールを連続的に広域に変更する例とした。同様に、詳細のキー33bに対する連続タッチモードでは、スケールを連続的に詳細に変更することができる。
上述した実施例2における連続タッチモードの具体例は、具体例1として説明した地図スクロールや、具体例2として説明したスケール変更以外にも、設定操作等のための項目リスト(メニュー)のスクロールを行ったり、地図の縮小や拡大、回転、3次元(3D)表示した地図の角度調整等に用いることもでき、いずれにおいても表示状態を連続的に変更できるようになる。この他、連続的に変更させたい操作に適用でき、ユーザが意識的に、あるいは一旦タッチを離して再度タッチする用途に用いて、異なる処理を実行できるようになる。
実施例2における連続タッチモードでは、表示されているキー以外の機能を操作することもできるようになる。カーナビゲーション装置における表示部5は、表示画面30の大きさに制限が生じるため、相対的に表示画面30上に表示するキーを拡大表示することにより、操作性を向上することができる。例えば、複数のキーが表示画面30一杯に表示される構成としたとき、連続タッチモードではこれら各キーの機能と異なる機能を操作するように構成することもできる。具体的には、2回の連続タッチにより各キーを表示画面30一杯に表示させたり、表示画面30一杯に表示されている各キーを縮小させたり、各キーの表示を消すなどの表示処理が行える。この他に、既に機能している動作を2度のタッチにより取り消す(動作禁止にする)構成にもできる。
また、上述した実施例1および実施例2における説明では、手探りでタッチ位置を判別するためにタッチしたキーやエリア毎に異なる振動パターンの振動を発生させる構成とした。これに限らず、音声を用いたり、振動パターンと音声を併用できる。具体的に音声を用いたときの音声出力の内容は、広域のキー33aのタッチ時には「広域にします」としたり、スクロール時には「上(下/左/右)にスクロールします」としたり、メニューのキー33dが開いている状態でのタッチ時には「メニューを閉じます」としたり、車両のキー31のタッチ時には「自車位置です」としたり、走行予定の道路32のタッチ時には「ルートです」と音声出力することができる。
なお、本実施の形態で説明したタッチパネルの制御方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
【0002】
タッチしていた指を離したときには、ボタンに設定されている単一の機能を選択することしかできないという問題が一例として挙げられる。これにより、ボタンに対して連続した処理を実行させる機能を割り当てることができず、連続した処理を行うには、同じボタンを繰り返し何度もタッチしなければならないという問題が一例として挙げられる。
【課題を解決するための手段】
[0007] 上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかるタッチパネル装置は、操作用の選択領域を含む画面を表示する表示手段と、前記表示手段に表示されている前記選択領域に対するタッチ入力を検出する入力手段と、前記入力手段によるタッチ入力の検出に基づいて、前記選択領域毎にそれぞれ設定されている報知情報を発生する報知手段と、前記選択領域毎に設定されている動作を制御指示するものであり、前記入力手段によって1度のタッチ入力が検出されてから当該1度のタッチ入力が解除されたことを検出したときに、前記報知手段による報知情報の発生を停止させるとともに前記選択領域に設定されている第1の動作を制御指示する動作制御手段と、を備え、前記動作制御手段は、前記報知情報の発生を停止させた後に前記入力手段によって連続する2度のタッチ入力が検出されたときには、当該2度目のタッチ入力が検出されている期間は、前記第1の動作と異なる第2の動作を制御指示することを特徴とする。
[0008] また、請求項6の発明にかかるカーナビゲーション装置は、車両に搭載され、当該車両の走行経路を案内するカーナビゲーション装置において、前記走行経路の案内のための操作用の選択領域を含む画面を表示する表示手段と、前記表示手段に表示されている前記選択領域に対するタッチ入力を検出する入力手段と、前記入力手段によるタッチ入力の検出に基づいて、前記選択領域毎にそれぞれ設定されている報知情報を発生する報知手段と、前記選択領域毎に設定されている動作を制御指示するものであり、前記入力手段によって1度のタッチ入力が検出されてから当該1度のタッチ入力が解除されたことを検出したときに、前記報知手段による報知情報の発生を停止させるとともに前記選択領域に設定されている第1の動作を制御指示する動作制御手段と、を備え、前記動作制御手段は、前記報知情報の発生を停止させた後に前記入力手段によって連続する2度のタッチ入力が検出され、当該2度目のタッチ入力が継続的に検出されている期間は、前記第1の動作と異なる第2の動作を制御指示することを特徴とする。
[0009] また、請求項12の発明にかかるタッチパネル制御方法は、操作用の選択領域を含む画面を表示する表示工程と、前記表示工程により表示された前記選択領域に対するタッチ入力を検出する入力検出工程と、前記入力検出工程によるタッチ入力の検出に基づいて、前記選択領域毎にそれぞれ設定されている報知情報を発生させる報知工程と、前記入力検出工程によって1度のタッチ入力が検出されてから当該1度のタッチ入力が解除されたことを検出したときに、前記報知工程による報知情報の発生を停止させるとともに前記選択領域に設定されている
【0003】
第1の動作を制御指示する動作制御工程と、を含み、前記動作制御工程は、前記報知情報の発生を停止させた後に前記入力検出工程によって連続する2度のタッチ入力が検出され、当該2度目のタッチ入力が継続的に検出されている期間は、前記第1の動作と異なる第2の動作を制御指示することを特徴とする。
[0010] また、請求項14の発明にかかるタッチパネル制御プログラムは、請求項12に記載のタッチパネル制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
[0011] また、請求項15の発明にかかるコンピュータに読み取り可能な記録媒体は、請求項14に記載のタッチパネル制御プログラムを記録したことを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
[0012][図1]図1は、タッチパネル装置の構成を示すブロック図である。
[図2]図2は、制御部の内部構成を示すブロック図である。
[図3]図3は、タッチパネル装置の表示画面を示す図である。
[図4]図4は、実施例1による動作内容を示すフローチャートである。
[図5]図5は、実施例2の連続タッチモードによる動作概要を示すフローチャートである。
[図6]図6は、実施例2の連続タッチモード時に地図スクロールさせる動作内容を示すフローチャートである。
[図7]図7は、図6の処理実行による地図スクロール時の表示画面を示す図である(その1)。
[図8]図8は、図6の処理実行による地図スクロール時の表示画面を示す図である(その2)。
[図9]図9は、図6の処理実行による地図スクロール時の表示画面を示す図である(その3)。
[図10]図10は、実施例2の連続タッチモード時にスケール変更する動作内容を示すフローチャートである。
[図11]図11は、図10の処理実行によるスケール変更時の表示画面を示す図である(その1)。
[図12]図12は、図10の処理実行によるスケール変更時の表示画面を示す図である(その2)。
[図13]図13は、図10の処理実行によるスケール変更時の表示画面を示す図である(その3)。

Claims (15)

  1. 操作用の選択領域を含む画面を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示されている前記選択領域に対するタッチ入力を検出する入力手段と、
    前記入力手段によるタッチ入力の検出に基づいて、前記選択領域毎にそれぞれ設定されている報知情報を発生する報知手段と、
    前記選択領域毎に設定されている動作を制御指示するものであり、前記入力手段によって1度のタッチ入力が検出されてから当該1度のタッチ入力が解除されたことを検出したときに、前記選択領域に設定されている第1の動作を制御指示する動作制御手段と、
    を備えたことを特徴とするタッチパネル装置。
  2. 前記動作制御手段は、前記入力手段によって連続する2度のタッチ入力が検出されたときには、当該2度目のタッチ入力が検出されている期間は、前記第1の動作と異なる第2の動作を制御指示することを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル装置。
  3. 前記報知手段は、前記選択領域毎に異なる振動パターンの振動を与える振動手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のタッチパネル装置。
  4. 前記報知手段は、前記選択領域毎に異なる音声を出力する音声出力手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のタッチパネル装置。
  5. 前記表示手段の表示画面上に前記入力手段としての透明なシート状のキーを配置したことを特徴とする請求項1または2に記載のタッチパネル装置。
  6. 車両に搭載され、当該車両の走行経路を案内するカーナビゲーション装置において、
    前記走行経路の案内のための操作用の選択領域を含む画面を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示されている前記選択領域に対するタッチ入力を検出する入力手段と、
    前記入力手段によるタッチ入力の検出に基づいて、前記選択領域毎にそれぞれ設定されている報知情報を発生する報知手段と、
    前記選択領域毎に設定されている動作を制御指示するものであり、前記入力手段によって1度のタッチ入力が検出されてから当該1度のタッチ入力が解除されたことを検出したときに、前記選択領域に設定されている第1の動作を制御指示する動作制御手段と、
    を備えたことを特徴とするカーナビゲーション装置。
  7. 前記動作制御手段は、前記入力手段によって連続する2度のタッチ入力が検出され、当該2度目のタッチ入力が継続的に検出されている期間は、前記第1の動作と異なる第2の動作を制御指示することを特徴とする請求項6に記載のカーナビゲーション装置。
  8. 前記動作制御手段は、前記タッチ入力された選択領域が前記表示手段に表示されている走行経路の案内地図を広域、あるいは詳細に切り替えるためのキーであり、当該キーの前記1度のタッチ入力が検出されたときには、前記第1の動作として前記案内地図を段階的に広域、あるいは詳細に表示させる制御指示を行うことを特徴とする請求項6または7に記載のカーナビゲーション装置。
  9. 前記動作制御手段は、前記走行経路の案内地図を広域、あるいは詳細に切り替えるためのキーに対して連続する前記2度のタッチ入力が検出され、前記第2の動作として前記キーが継続的にタッチされている間は、前記案内地図を連続的に広域、あるいは詳細に表示させる制御指示を行うことを特徴とする請求項8に記載のカーナビゲーション装置。
  10. 前記動作制御手段は、前記タッチ入力された選択領域が前記表示手段に表示されている走行経路の案内地図をスクロールさせる位置であり、当該選択領域に対する前記1度のタッチ入力が検出されたときには、前記第1の動作として前記案内地図を前記タッチ位置が前記表示画面の中心位置となるように表示を更新させる制御指示を行うことを特徴とする請求項6または7に記載のカーナビゲーション装置。
  11. 前記動作制御手段は、前記走行経路の案内地図をスクロールさせる位置の選択領域に対して連続する前記2度のタッチ入力が検出され、前記第2の動作として前記キーが継続的にタッチされている間は、前記タッチ位置が前記表示画面の中心位置となるように前記案内地図を連続的にスクロールさせる制御指示を行うことを特徴とする請求項10に記載のカーナビゲーション装置。
  12. 操作用の選択領域を含む画面を表示する表示工程と、
    前記表示工程により表示された前記選択領域に対するタッチ入力を検出する入力検出工程と、
    前記入力検出工程によるタッチ入力の検出に基づいて、前記選択領域毎にそれぞれ設定されている報知情報を発生させる報知工程と、
    前記入力検出工程によって1度のタッチ入力が検出されてから当該1度のタッチ入力が解除されたことを検出したときに、前記選択領域に設定されている第1の動作を制御指示する動作制御工程と、
    を含むことを特徴とするタッチパネル制御方法。
  13. 前記動作制御工程は、前記入力検出工程によって連続する2度のタッチ入力が検出され、当該2度目のタッチ入力が継続的に検出されている期間は、前記第1の動作と異なる第2の動作を制御指示することを特徴とする請求項12に記載のタッチパネル制御方法。
  14. 請求項12または13に記載のタッチパネル制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするタッチパネル制御プログラム。
  15. 請求項14に記載のタッチパネル制御プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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