JP2014115787A - 入力装置、入力方法、コンピュータプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】視覚障害者であっても容易に且つ快適に入力操作が可能なタッチパネルを用いた入力装置を提供する。
【解決手段】入力装置は、タッチパネル124上のユーザのタッチ位置を検出する位置検出部137と、タッチパネル124の表示画面に、それぞれが異なる処理に対応付けられた複数のアイコンを、タッチ位置の周囲に配置して表示する表示制御部134と、タッチ位置がスライドして複数のアイコンのいずれかが選択されたときに、表示制御部134により、選択されたアイコンに対応付けられた処理に関連する別の異なる処理に対応づけられた他の複数のアイコンを、スライド後のタッチ位置の周囲に配置して表示させるCPU133と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、タッチパネルを用いた入力装置に関する。
コンピュータ等の情報処理装置に用いられる入力装置として、ディスプレイとポインティングデバイスとを組み合わせたタッチパネルがある。ディスプレイには、処理に対応付けられたアイコンが表示される。ポインティングデバイスは、利用者がタッチしたディスプレイの表示画面上の位置を検出する。利用者のタッチ位置が、アイコンの表示範囲内に含まれれば、該アイコンに対応付けられた処理が行われる。
タッチパネルは、指先の動きに呼応した滑らかな操作が可能であり、操作性が向上している。また、表示画面のデザインの自由度が高く、ユーザが操作しやすいようにアイコンを配置可能である。さらに、入力操作時に表示画面にのみ注目すればよいのでスムーズな入力が可能である。
しかし、視覚障害者がタッチパネルを入力装置として用いることは困難である。
特許文献1には、視覚障害者用の入力装置として、音声を入力操作に用いる技術が開示される。特許文献1では、音声案内に従って音声或いはキーボード等のハードウェアを操作することで、情報処理装置への入力を行う。
特許文献2には、表示画面の視認を必要としない、タッチパネルを用いた入力装置が開示される。特許文献2では、ユーザがタッチパネルの表示画面にタッチすると、タッチ位置を中心に入力メニューとなるアイコンが表示され、タッチパネルにタッチしたまま指をスライドして、目的のアイコンをタッチすることで入力が可能である。操作中は、音声のガイドにより、視覚障害者であっても入力が行えるようになっている。
特開2006−235040号公報 特開2010−224684号公報
特許文献1、2では、いずれも、入力操作時に情報処理装置から音声が発せられるために、ユーザ以外の者にとっては、音声が騒音となって煩わしく感じてしまうことがある。特に、銀行のATM(Automated Teller Machine)端末や駅の券売機のように公共の場で用いられる情報処理装置への入力操作では、周囲の人への配慮が必要であり、また、周囲の人に操作内容が漏れる可能性もある。
また、特許文献2では、設定項目が多くなると、入力メニューとなるアイコンも多数表示する必要があり、操作が複雑になる。
本発明は、上記の問題を解決するために、視覚障害者であっても容易に且つ快適に入力操作が可能なタッチパネルを用いた入力装置を提供することを主たる課題とする。
上記課題を解決する本発明の入力装置は、タッチパネル上のユーザのタッチ位置を検出する位置検出手段と、前記タッチパネルの表示画面に、それぞれが異なる処理に対応付けられた複数のアイコンを、前記タッチ位置の周囲に配置して表示する表示制御手段と、前記タッチ位置がスライドして前記複数のアイコンのいずれかが選択されたときに、前記表示制御手段により、選択されたアイコンに対応付けられた処理に関連する別の異なる処理にそれぞれが対応付けられた他の複数のアイコンを、スライド後のタッチ位置の周囲に配置して表示させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の入力方法は、タッチパネルを備える入力装置により実行される方法であって、前記タッチパネルの表示画面上のユーザのタッチ位置を検出するステップと、前記タッチパネルの表示画面に、それぞれが異なる処理に対応付けられた複数のアイコンを、前記タッチ位置の周囲に配置して表示するステップと、前記タッチ位置がスライドして前記複数のアイコンのいずれかが選択されたときに、前記表示画面に、選択されたアイコンに対応付けられた処理に関連する別の異なる処理にそれぞれが対応づけられた他の複数のアイコンを、スライド後のタッチ位置の周囲に配置して表示するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明のコンピュータプログラムは、タッチパネルを備えるコンピュータを、前記タッチパネルの表示画面上のユーザのタッチ位置を検出する位置検出手段、前記タッチパネルの表示画面に、それぞれが異なる処理に対応付けられた複数のアイコンを、前記タッチ位置の周囲に配置して表示する表示制御手段、前記タッチ位置がスライドして前記複数のアイコンのいずれかが選択されたときに、前記表示制御手段により、選択されたアイコンに対応付けられた処理に関連する別の異なる処理にそれぞれが対応付けられた他の複数のアイコンを、スライド後のタッチ位置の周囲に配置して表示させる制御手段、として機能させる。
本発明によれば、ユーザのタッチ位置の周囲に複数のアイコンが配置され、タッチ位置がスライドしていずれかのアイコンが選択された場合に、スライド後のタッチ位置の周囲に別の複数のアイコンが配置される。そのために、ユーザは、アイコンの位置を探す必要が無くなり、視覚障害者であっても容易に且つ快適にタッチパネルを用いた入力操作が行えるようになる。
本実施形態の複合機の構成図。 操作部の外観例示図。 メニューアイコンの表示例示図。 タッチ位置がメニューアイコンの上部領域に移動した場合の例示図。 コピー操作の設定を行うメニューアイコンの遷移例示図。 コピー操作の設定を行うメニューアイコンの遷移例示図。 入力処理の制御手順を表すフローチャート。 入力処理の制御手順を表すフローチャート。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本実施形態の入力装置を備えた複合機の構成図である。複合機は、複写、印刷、ファクシミリ、スキャン等の機能を持ち、プリンタ101、スキャナ102、コントローラ103、及び操作部104を備える。操作部104は、入出力部111及び情報処理部112を備えた入力装置である。
入出力部111はLCD(Liquid Crystal Display)121、モータ122、スピーカ123、タッチパネル124、及びハードキー125を備える。LCD121、振動子としてのモータ122、及びスピーカ123は、情報処理部112からデータを受信し、それぞれ画像、振動、音声を出力する出力機構である。タッチパネル124及びハードキー125は、それぞれユーザによるタッチ位置、設定数値等のデータ、命令等を情報処理部112へ送信する入力機構である。
タッチパネル124は、透過性をもつシート状のポインティングデバイスが、LCD121の表示画面上に設けられて構成される。タッチパネル124にはモータ122が密着して設けられており、モータ122自身の振動がタッチパネル124に伝搬するようになっている。
情報処理部112は、コンピュータプログラム及びデータを格納するROM(Read Only Memory)131、RAM(Random Access Memory)132、CPU133を備える。また情報処理部112は、表示制御部134、振動制御部135、音声制御部136、位置検出部137、及びカウンタ138を備える。
表示制御部134、振動制御部135、音声制御部136、位置検出部137、及びカウンタ138は、CPU133がROM131からコンピュータプログラムを読み出して実行することで形成される機能ブロックであってもよい。また、ハードウェアとして備えていてもよい。
CPU133は、ROM131からコンピュータプログラム及びデータを読み出し、RAM132を作業領域用メモリとして用いて処理を実行することで、操作部104全体の動作制御を行う制御部である。CPU133は、位置検出部137及びハードキー125から送信されるデータを受信して、その内容に応じた情報をRAM132に書き込む。また、入力処理を行うための画像データを表示制御部134へ、振動データを振動制御部135へ、音声データを音声制御部136へ、それぞれ送信する。CPU133は、複合機による処理に必要な情報がすべて揃うと、RAM132から該情報を読み出してメインCPU141に送信する。
表示制御部134は、CPU133から受信する画像データに応じた画像をLCD121に表示させる。振動制御部135は、CPU133から受信した振動データに応じた振動パタンでモータ122を振動させる。音声制御部136は、CPU133から受信した音声データに応じた音声を、発音装置であるスピーカ123から出力させる。
位置検出部137は、ユーザによるタッチパネル124の表示画面上のタッチ位置を検出する。検出結果は、CPU133に送信される。カウンタ138は、ユーザがタッチパネル124の表示画面上をタッチしている時間を計測する。カウンタ138は、タッチ位置が移動しない場合には計測を続行し、タッチ位置が移動(スライド)した場合には計測時間をリセットする。
コントローラ103は、メインCPU141及びメインメモリ142を備える。
メインCPU141は、作業領域用メモリとしてメインメモリ142を用いて処理を実行することで、複合機全体の動作制御を行う。そのためにメインCPU141は、画像処理、プリンタ101への画像データ送信、スキャナ102からの画像データ受信、及びCPU133とのデータ通信等を行う。
プリンタ101は、メインCPU141から受信した画像データに応じて画像を印刷する。スキャナ102は、画像を読み取り、読み取った画像の画像データをメインCPU141へ送信する。
図2は、操作部104の外観例示図である。タッチパネル124は、表示画面にジョブ(処理)に対応付けられたアイコンを表示する。ユーザが表示画面をタッチしてアイコンを選択することで、ジョブの入力が可能である。ハードキー125は、テンキー201、スタートキー(START)202、及びリセットキー(RESET)203を有し、それぞれ数値、ジョブの実行命令、入力内容の初期化命令を入力することができる。
図3は、タッチパネル124の表示画面に表示される、複合機のジョブを選択するためのメニューとなるメニューアイコン302の表示例示図である。
表示画面には、ユーザによるタッチを入力操作として受け付け可能な有効領域301が設けられる。メニューアイコン302は、この有効領域301内に表示される。メニューアイコン302は、複合機にジョブの入力を行うための複数のアイコンから構成され、各アイコンはそれぞれ異なるジョブに対応付けられる。各アイコンは、ユーザによる有効領域301内のタッチ位置を中心に、その周囲に配置される。図3の例では、上下左右の4方向に配置されるが、複合機で実行可能なジョブの数に応じて、アイコン数、配置が決められてもよい。例えば、ジョブの数がもっと多い場合には、斜め方向を含めた8方向にアイコンを配置してもよい。
図4は、ユーザによるタッチパネル124へのタッチ位置が、メニューアイコン302の上部領域にある「コピー」アイコン(COPY)に移動した場合の例示図である。
ユーザのタッチ位置がスライドして「コピー」アイコンに移動すると、これを検出した情報処理部112は、コピー処理に関連する別の異なる処理に対応づけられた複数のアイコンを、スライド後のタッチ位置を中心にしてその周囲に表示する。図4では、コピー処理に関連して、コピー処理の設定条件を入力するための別のメニューアイコンを構成する複数のアイコンを表示する。
図4の例では、両面コピーの設定条件を入力するための両面メニューアイコン501を構成する「両面→両面」、「戻る」、「片面→両面」、「両面→片面」の各アイコンを、スライド後のタッチ位置である「コピー」アイコンの上下左右に表示する。ユーザが指を次のアイコン(「両面→両面」、「片面→両面」、「両面→片面」)にスライドすることで、さらに次のメニューアイコンが、スライド後のタッチ位置(選択したアイコン)を中心に展開する。また、「戻る」アイコンにスライドすることで、一つ前の状態に戻すことができる。
つまり、メニューアイコン302は階層構造になっている。メニューアイコン302から一つのアイコンが選択されると、該アイコンに関連した設定を行うための下位のメニューアイコンが、スライド後のタッチ位置に表示される該アイコンを中心に展開される。
このように指をタッチパネルの表示画面から離さず、スライドして一筆書きのようにしてアイコンを次々に選択することで、処理の設定が可能である。
図5a、図5bは、コピー操作の設定を行うメニューアイコンの遷移例示図である。この例では、コピー操作のための設定を、「両面」、「仕上げ」、「倍率」、「部数」の順に行う。そのためにコピー操作の設定情報を入力するためのメニューアイコンは、両面メニューアイコン501、仕上げメニューアイコン601、倍率メニューアイコン602、部数メニューアイコン603が、階層構造となって情報処理部112に用意される。
両面メニューアイコン501は、上下左右に「両面→両面」、「戻る」、「片面→両面」、「両面→片面」の各アイコンが表示される。指を次の選択肢であるアイコン(「両面→両面」、「片面→両面」、「両面→片面」)にスライドすると、選択したアイコンを中心にして仕上げメニューアイコン601が表示される。
仕上げメニューアイコン601は、上下左右に、「グループ」、「戻る」、「ソート」、「90度回転」の各アイコンが表示される。指を次の選択肢であるアイコン(「グループ」、「ソート」、「90度回転」)にスライドすると、選択したアイコンを中心にして倍率メニューアイコン602が表示される。
倍率メニューアイコン602は、左側に「縮小」アイコン、右側に「拡大」アイコンを備える。ユーザが指をスライドして「縮小」アイコンを選択すると縮小、「拡大」アイコンを選択すると拡大することができ、その倍率は選択回数に比例して変化する。設定した倍率は中央アイコンに表示される。指を上部に表示される「部数」アイコンにスライドすると、部数メニューアイコン603が表示される。
部数メニューアイコン603は、左側に「+1」アイコン、上部に「+10」アイコン、右側に「+100」アイコンを備える。ユーザが指をスライドして、いずれかのアイコンを選択すると、該アイコンの数字が合計部数に加算される。部数合計値は中央アイコンに表示される。
各メニューアイコンから適宜選択が終了すると、最後に設定完了通知が表示画面に表示されて、ジョブが実行される。選択項目が多い場合は、メニューアイコンから選択可能なアイコンの数を増やす等の措置をとればよい。
図6は、このような複合機の情報処理部112による入力処理の制御手順を表すフローチャートである。
ユーザがタッチパネル124の表示画面の有効領域301をタッチすると、位置検出部137は、そのタッチ位置を検出する(S401)。CPU133は、位置検出部137によるタッチ位置の検出に応じて、表示制御部134により、LCD121に、タッチ位置を中心としてメニューアイコン302を表示させる。このとき、CPU133は、振動制御部135によりモータ122を振動させて、メニューアイコン302が表示されたことをユーザに報知する。このようなメニューアイコン302の表示は、表示画面に他のメニューアイコンが表示されていない場合にのみ行う。
カウンタ138は、位置検出部137のタッチ位置の検出に応じて、検出時点からのタッチ時間の測定を開始する(S402)。
位置検出部137は、カウンタ138の測定時間が一定時間経過する前に、メニューアイコン302の周囲の領域である上下左右の領域のいずれかにおけるタッチ検出の有無を確認する(S403)。
タッチがない場合、CPU133は、RAM132から入力ガイドとなる音声パタンの音声データを取得する(S403:N、S404)。入力ガイドとなる音声パタンには、例えば、現在の設定状況と次に選択可能な選択肢の説明が含まれる。CPU133は、取得した音声データを音声制御部136へ送信する(S405)。音声制御部136は、音声データを受信して、スピーカ123により該音声パタンの音声を出力する(S406)。音声の出力後、情報処理部112は、ステップS401に戻り、ユーザによるタッチパネル124へのタッチを待機する。
このように、一定時間経過してもユーザによる表示画面のタッチ以降の操作がないことを条件として、音声により入力操作をガイドする。これにより、視覚障害者が操作に迷った場合でも入力を継続して行うことができる。
タッチがある場合、CPU133は、タッチパネル124の表示画面からユーザの指が離れ(タッチ終了)且つジョブが実行可能であるか否かを判断する(S403:Y、S407)。ジョブが実行可能な状態とは、ジョブに必要な各種の設定情報がすべてRAM132に書き込まれた状態である。
タッチパネル124からユーザの指が離れ且つジョブが実行可能である場合、CPU133は、ROM131から設定完了通知画面用のデータ(以下、「設定完了通知画面データ」という。)を取得する。また、RAM132から設定情報を取得する(S407:Y、S408)。
CPU133は、取得した設定完了通知画面データを表示制御部134へ送信する(S409)。表示制御部134は、設定完了通知画面データを受信して、LCD121に設定完了通知画面を表示させる(S410)。また、CPU133は、取得した設定情報をメインCPU141へ送信する(S411)。メインCPU141は、設定情報を受信して、この設定情報に基づいたジョブを実行する(S412)。
タッチパネル124から指が離れていない或いはジョブが実行可能でない場合、CPU133は、タッチパネル124から指が離れていない(タッチ継続中)ことを確認する(S407:N、S413)。
タッチパネル124から指が離れていない場合、CPU133は、RAM132に、タッチ位置に応じた設定情報を書き込み、ROM131から下位の両面メニューアイコン501及び振動パタンを表す振動データを取得する(S414)。タッチ位置に応じた設定情報とは、タッチ位置に表示されるアイコンに対応づけられた設定情報である。振動パタンは、RAM132に書き込まれた設定情報に特有のパタンであり、振動によりユーザに設定された設定情報を報知するものである。CPU133は、表示制御部134へ取得した両面メニューアイコン501及び表示画面上のユーザのタッチ位置を送信し、振動制御部135へ取得した振動データを送信する(S415)。
表示制御部134は、両面メニューアイコン501及びタッチ位置を受信して、LCD121の表示画面に、タッチ位置を中心にして両面メニューアイコン501を表示する(S416)。振動制御部135は、振動データを受信して、モータ122を振動させる(S417)。その後、情報処理部112は、ステップS401に戻り、ユーザによるタッチパネル124へのタッチを待機する。
ステップS413においてタッチパネル124から指が離れた場合、CPU133は、設定情報の入力が中止されたと判断して、RAM132の設定情報を初期化する(S413:N、S418)。その後、情報処理部112は、ステップS401に戻り、ユーザによるタッチパネル124へのタッチを待機する。
メニューアイコンが図5a、図5bに示すような階層構造を持つ場合には、ステップS414〜S417の処理を繰り返すことで、「両面」、「仕上げ」、「倍率」、「部数」のそれぞれの設定を行う。そのために、ステップS414では、ROM131から、両面メニューアイコン501、仕上げメニューアイコン601、倍率メニューアイコン602、部数メニューアイコン603が、順に読み出される。また、メニューアイコンと同時に取得される振動データの振動パタンに、各メニューアイコンに特有のものを追加してもよい。この場合、設定情報に特有の振動パタンの他に、両面メニューアイコン501、仕上げメニューアイコン601、倍率メニューアイコン602、部数メニューアイコン603のそれぞれに特有の振動パタンが読み出される。
以上のように、ユーザは、タッチパネル124の表示画面から指を離さず、連続したスライド入力により一筆書きのようにして入力操作を行うことができる。そのため、従来のように詳細設定時にアイコンの位置を探す必要がなくなり、視覚障害者でもタッチパネルによる入力が容易に可能になる。また、タッチ位置の移動が、一定時間以上、アイコンの選択に有効な領域で検出できない場合には、音声によるガイドを行い、視覚障害者の入力補助を行う。また、操作中は入力に応じた振動パターンをユーザの指先に与え、入力できたことを通知するため、音声による入力確認の頻度を下げることができる。
<他の実施形態>
設定項目が多種、多様になると、タッチパネル124へのスライド入力が有効領域301内では困難になる場合がある。そこでこの実施形態では、スライド入力を設定項目毎に行う例について説明する。図7は、複合機の情報処理部112によるこのような入力処理の制御手順を表すフローチャートである。
ステップ701〜S706の処理については、図6のステップS401〜S406の処理と同様であるので説明を省略する。
ステップS703において、測定時間が一定時間内に、位置検出部137がメニューアイコン302の上下左右の領域のいずれかのタッチを検出した場合、CPU133は、タッチパネル124から指が離れたかを判断する(S703:Y、S707)。CPU133は、タッチパネル124から指が離れるまで待機して、指が離れた場合に、ジョブが実行可能であるか否かを判断する(S707:Y、S708)。ジョブが実行可能な状態とは、ジョブに必要な各種の設定情報がすべてRAM132に書き込まれた状態である。
ジョブが実行可能である場合、CPU133は、ステップS709〜S713の処理を実行することになるが、これは、図6のステップS408〜S412の処理と同様であるので説明を省略する。
ジョブが実行可能でない場合、CPU133は、ステップS714〜S717の処理を実行することになるが、これは、図6のステップS414〜S417の処理と同様であるので説明を省略する。
以上のように、タッチパネル124へのスライド入力を設定項目毎に行うことで、設定項目が多種、多様の場合でも、容易にタッチパネル124の有効領域301内での操作が可能となる。
101…プリンタ、102…スキャナ、103…コントローラ、104…操作部、111…入出力部、112…情報処理部、121…LCD、122…モータ、123…スピーカ、124…タッチパネル、125…ハードキー、131…ROM、132…RAM、133…CPU、134…表示制御部、135…振動制御部、136…音声制御部、137…位置検出部、138…カウンタ、141…メインCPU、142…メインメモリ。

Claims (5)

  1. タッチパネル上のユーザのタッチ位置を検出する位置検出手段と、
    前記タッチパネルの表示画面に、それぞれが異なる処理に対応付けられた複数のアイコンを、前記タッチ位置の周囲に配置して表示する表示制御手段と、
    前記タッチ位置がスライドして前記複数のアイコンのいずれかが選択されたときに、前記表示制御手段により、選択されたアイコンに対応付けられた処理に関連する別の異なる処理にそれぞれが対応付けられた他の複数のアイコンを、スライド後のタッチ位置の周囲に配置して表示させる制御手段と、を備えることを特徴とする、
    入力装置。
  2. 前記タッチパネルに密着して設けられ、自身の振動により前記タッチパネルを振動させる振動子を備えており、
    前記制御手段は、前記選択されたアイコンに特有の振動パタンで前記振動子を振動させることを特徴とする、
    請求項1記載の入力装置。
  3. 音声を出力する発音手段と、
    前記タッチ位置の検出から前記スライドまでの時間を計測するカウンタと、を備えており、
    前記制御手段は、前記カウンタによる計測時間が一定時間経過することを条件として、前記発音手段に音声による入力ガイドを出力させることを特徴とする、
    請求項2記載の入力装置。
  4. タッチパネルを備える入力装置により実行される方法であって、
    前記タッチパネルの表示画面上のユーザのタッチ位置を検出するステップと、
    前記タッチパネルの表示画面に、それぞれが異なる処理に対応付けられた複数のアイコンを、前記タッチ位置の周囲に配置して表示するステップと、
    前記タッチ位置がスライドして前記複数のアイコンのいずれかが選択されたときに、前記表示画面に、選択されたアイコンに対応付けられた処理に関連する別の異なる処理にそれぞれが対応づけられた他の複数のアイコンを、スライド後のタッチ位置の周囲に配置して表示するステップと、を含むことを特徴とする、
    入力方法。
  5. タッチパネルを備えるコンピュータを、
    前記タッチパネルの表示画面上のユーザのタッチ位置を検出する位置検出手段、
    前記タッチパネルの表示画面に、それぞれが異なる処理に対応付けられた複数のアイコンを、前記タッチ位置の周囲に配置して表示する表示制御手段、
    前記タッチ位置がスライドして前記複数のアイコンのいずれかが選択されたときに、前記表示制御手段により、選択されたアイコンに対応付けられた処理に関連する別の異なる処理にそれぞれが対応付けられた他の複数のアイコンを、スライド後のタッチ位置の周囲に配置して表示させる制御手段、
    として機能させるためのコンピュータプログラム。
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