JP4770368B2 - 電子機器、電子機器の制御方法及びプログラム - Google Patents

電子機器、電子機器の制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、電子機器、電子機器の制御方法及びプログラムに関するものである。
近年、小型の音楽再生装置や映像再生装置等、携帯可能な電子機器が広く知られている。このような電子機器には、例えば、複数の映像データや音楽等の音声データ等がハードディスク(以下「HDD」と称する。)等に格納さており、ユーザは様々な映像や音楽等を容易に持ち歩き、外出先等で楽しむことができる。
しかし他方で、多数の映像データや音声データ等の中から、ユーザが見たい映像や聴きたい音楽等を容易に検索することができなければ、自由に映像や音楽等を楽しむことができない。
そこで、近年、携帯式の電子機器においては、文字情報等を表示可能な表示部を設けて再生データのタイトルリスト等を表示部に一覧表示させ、ユーザはそのリストを視認しながら再生データを選択することが可能となっている。ここで、再生データが多数記録されていると、リスト全体を1つの画面に納めることは困難である。このため、近年では、リスト表示をスクロールさせることによりリスト全体を視認可能とする音声再生装置が開発されている(例えば特許文献1参照)。
このような電子機器においては、例えば、リスト表示をスクロールさせる指示を入力するためのタクトキーや静電式のタッチキー等を備え、リストをスクロールさせて所望の項目が表示されると決定キー等で決定させ再生データの再生を行わせるようになっている。
特開平6−95627号公報
しかしながら、電子機器に格納される再生データが多くなると、単に検索項目データをスクロールさせるだけでは、所望の曲等を検索するのに時間がかかる。このため、複数の項目をまとめてスクロールさせる等、高速でスクロールさせることも考えられる。しかし、常に高速でスクロールさせると、所望の曲等を見つけられない場合もある。そこで、スクロールの速度を適宜切り替えることが可能とすることが好ましい。
他方で、このようにスクロール速度等を切り替えるために操作キーを増やせば、装置の部品点数が増えて小型化、軽量化が困難になるとともに、小型の電子機器において複数の操作キーを使い分けるのはユーザにとって操作が煩雑となり、操作性が低下するとの問題があった。
そこで、本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、操作キーを増やすことなく、スクロール動作を直感的に行うことができ、再生データの検索を円滑に行うことのできる電子機器、電子機器の制御方法及びプログラムを提供することを目的とするものである。
このような問題を解決するため、請求項1に記載されている電子機器は、
発光素子と、受光素子と、前記発光素子と前記受光素子とを結ぶ光路上に配置された光学素子と、を含み前記発光素子からの光が遮光物体により遮光されたときに当該遮光物体により反射された前記発光素子からの光が前記光学素子介して前記受光素子により受光される操作入力手段を複数備え、前記複数の操作入力手段のうち、いずれの操作入力手段に入力操作が行われたかに対応して複数の指示信号を出力する操作手段と、
再生データの検索項目データを表示する表示手段と、
前記指示信号に基づいて、前記表示手段に対する前記検索項目データのスクロール動作制御を行う制御手段と、
を備え
前記操作入力手段は一列に配置されており、
前記操作手段は、
特定範囲の前記操作入力手段から入力操作が行われたときに、前記表示手段に表示された前記検索項目データのスクロール速度、スクロール方向、1回のスクロール動作でスクロールさせる前記検索項目の項目数のうち少なくともいずれか1つを指示する指示信号を出力するものであって、
入力操作が前記操作手段における中央部に位置する前記操作入力手段から開始された場合には、前記遮光物体の移動方向に対し、前記遮光物体の移動速度に応じ、前記検索項目を1項目ずつスクロールを行い、
入力操作が前記操作手段における端部に位置する前記操作入力手段から開始された場合には、前記遮光物体の移動方向に対し、前記遮光物体の移動速度に応じ、前記検索項目を1項目より多い所定項目数ずつスクロールを行うように指示する指示信号を出力し、
前記制御部は、前記指示信号に基づいて、前記表示手段に表示された前記検索項目データをスクロールさせるように前記表示手段を制御することを特徴としている。
請求項2に記載されている発明は、請求項1に記載の電子機器において、前記制御手段は、前記指示信号に基づいて前記遮光物体の移動速度を検出する移動速度検出手段を備え、
前記制御手段は、前記遮光物体の移動速度に対応して、前記表示手段に表示された前記検索項目データのスクロール速度を変化させるように前記表示手段を制御することを特徴としている。
請求項3に記載されている発明は、請求項1に記載の電子機器において、前記制御手段は、前記指示信号に基づいて前記遮光物体の移動範囲を検出する移動範囲検出手段を備え、
前記制御手段は、前記遮光物体の移動範囲に対応して、前記表示手段に表示された前記検索項目データのスクロール速度を変化させるように前記表示手段を制御することを特徴としている。
請求項4に記載されている発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電子機器において、前記制御手段は、前記指示信号に基づいて前記遮光物体の移動方向を検出する移動方向検出手段を備え、
前記制御手段は、前記遮光物体の移動方向に対応して、前記表示手段に表示された前記検索項目データのスクロール方向を変化させるように前記表示手段を制御することを特徴としている。
請求項5に記載されている発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電子機器において、
前記特定範囲を設定可能な設定手段を備えたことを特徴としている。
請求項6に記載されている発明は、請求項5に記載の電子機器において、
前記設定手段は、前記特定範囲の前記操作入力手段から入力操作が行われたときに、いかなる指示を行う指示信号を出力させるかを設定可能であることを特徴としている。
請求項7に記載されている発明は、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の電子機器において、
前記表示手段に表示された前記検索項目データを識別するデータ識別手段を備え、
前記制御手段は、前記検索項目データの高速スクロール時に前記データ識別手段が特定の前記検索項目データが表示されたと識別したときは、前記検索項目データのスクロール速度を低速に変化させるように前記表示手段を制御することを特徴としている。
請求項8に記載されている電子機器の制御方法は、
一列に配置された複数の操作入力手段を備える操作手段からの指示信号に基づいて再生データの検索項目データを表示手段に表示させるようにした電子機器の制御方法において、
特定範囲の前記操作入力手段から入力操作が行われたときに、前記表示手段に表示された前記検索項目データのスクロール速度、スクロール方向、1回のスクロール動作でスクロールさせる検索項目の項目数、のうち少なくともいずれか1つを指示する指示信号を前記操作手段から出力するステップと、
入力操作が前記操作手段における中央部に位置する前記操作入力手段から開始された場合には、前記遮光物体の移動方向に対し、前記遮光物体の移動速度に応じ、前記検索項目を1項目ずつスクロールを行い、
入力操作が前記操作手段における端部に位置する前記操作入力手段から開始された場合には、前記遮光物体の移動方向に対し、前記遮光物体の移動速度に応じ、前記検索項目を1項目より多い所定項目数ずつスクロールを行うように、前記表示手段に表示された前記検索項目データをスクロールさせるステップと、を含むことを特徴としている。
請求項9に記載されている発明は、請求項8に記載の電子機器の制御方法において、
前記指示信号に基づいて前記遮光物体の移動速度を検出するステップと、
前記遮光物体の移動速度に対応して、前記表示手段に表示された前記検索項目データのスクロール速度を変化させるステップと、を含むことを特徴としている。
請求項10に記載されている発明は、請求項8に記載の電子機器の制御方法において、
前記指示信号に基づいて前記遮光物体の移動範囲を検出するステップと、
前記遮光物体の移動範囲に対応して、前記表示手段に表示された前記検索項目データのスクロール速度を変化させるステップと、を含むことを特徴としている。
請求項11に記載されている発明は、請求項8から請求項10のいずれか一項に記載の電子機器の制御方法において、
前記指示信号に基づいて前記遮光物体の移動方向を検出するステップと、
前記遮光物体の移動方向に対応して、前記表示手段に表示された前記検索項目データのスクロール方向を変化させるステップと、を含むことを特徴としている。
請求項12に記載されている発明は、請求項8から請求項11のいずれか一項に記載の電子機器の制御方法において、
前記特定範囲の設定及び前記特定範囲の前記操作入力手段から入力操作が行われたときに出力させる指示信号の設定が可能であることを特徴としている。
請求項13に記載されている発明は、請求項8から請求項12のいずれか一項に記載の電子機器の制御方法において、
前記検索項目データの高速スクロール時に特定の前記検索項目データが表示されたときは、前記検索項目データのスクロール速度を低速に変化させるステップを含むことを特徴としている。
請求項14に記載されているプログラムは、
一列に配置された複数の操作入力手段を備える操作手段からの指示信号に基づいて再生データの検索項目データを表示手段に表示させるようにした電子機器のコンピュータに、
特定範囲の前記操作入力手段から入力操作が行われたときに、前記表示手段に表示された前記検索項目データのスクロール速度、スクロール方向、1回のスクロール動作でスクロールさせる検索項目の項目数、のうち少なくともいずれか1つを指示する指示信号を前記操作手段から出力する機能と、
入力操作が前記操作手段における中央部に位置する前記操作入力手段から開始された場合には、前記遮光物体の移動方向に対し、前記遮光物体の移動速度に応じ、前記検索項目を1項目ずつスクロールを行い、
入力操作が前記操作手段における端部に位置する前記操作入力手段から開始された場合には、前記遮光物体の移動方向に対し、前記遮光物体の移動速度に応じ、前記検索項目を1項目より多い所定項目数ずつスクロールを行うように、前記表示手段に表示された前記検索項目データをスクロールさせる機能と、を実現させるためのプログラムであることを特徴としている。
請求項15に記載されている発明は、請求項14に記載のプログラムにおいて、
前記電子機器のコンピュータに、
前記指示信号に基づいて前記遮光物体の移動速度を検出させる機能と、
前記遮光物体の移動速度に対応して、前記表示手段に表示された前記検索項目データのスクロール速度を変化させる機能と、を実現させることを特徴としている。
請求項16に記載されている発明は、請求項14に記載のプログラムにおいて、
前記電子機器のコンピュータに、
前記指示信号に基づいて前記遮光物体の移動範囲を検出させる機能と、
前記遮光物体の移動範囲に対応して、前記表示手段に表示された前記検索項目データのスクロール速度を変化させる機能とを実現させることを特徴としている。
請求項17に記載されている発明は、請求項14から請求項16のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
前記電子機器のコンピュータに、
前記指示信号に基づいて前記遮光物体の移動方向を検出させる機能と、
前記遮光物体の移動方向に対応して、前記表示手段に表示された前記検索項目データのスクロール方向を変化させる機能と、を実現させることを特徴としている。
請求項18に記載されている発明は、請求項14から請求項17のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
前記特定範囲及び前記特定範囲の前記操作入力手段から入力操作が行われたときに出力させる指示信号を任意に設定可能であることを特徴としている。
請求項19に記載されている発明は、請求項14から請求項18のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
前記電子機器のコンピュータに、
前記検索項目データの高速スクロール時に特定の前記検索項目データが表示されたときは、前記検索項目データのスクロール速度を低速に変化させる機能を実現させることを特徴としている。
本発明によれば、操作手段に設けられた操作入力手段のうちいずれの操作入力手段から入力操作が行われたかに対応して出力される指示信号に基づいて表示手段に対する検索項目データのスクロール動作制御を行うので、1つの操作手段によってスクロール動作を制御することができ、操作性を向上させることができるとともに、部品点数を減らして電子機器の小型軽量化を図ることができるとの効果を奏する。
また、操作手段を遮光する指等の遮光物体の移動速度や移動範囲に応じてスクロール速度を決定し、指等の遮光物体の移動方向に応じてスクロール方向を決定することができるので、指等の移動に対応したスクロール動作を行うことができ、直感的な操作が可能であるため、検索項目のスクロールによる再生データの検索をより円滑に行うことが可能である。
また、例えば操作手段が静電式の操作部であると、その表面を覆ってしまうと操作が行えなくなるために、操作部の表面を露出させたままでなければならない。このため、携帯時に操作部の表面が傷つくおそれがある。この点、前述のように本発明によれば、操作手段が光学式検出部であるため、たとえ操作手段の表面をカバー等で覆ったとしても操作を行うことができる。つまり、操作手段が光学式検出部である場合には、透過性を有するシート等で操作手段の表面を覆い直接指等で操作手段の表面に触れることができないようにしても、検出される光量の変化を読み取って指示信号が出力されるので、光学式検出部の表面を保護した状態でも操作することが可能となる。
また、操作手段が光学式検出部であるとタッチしなくとも操作可能であるので、例えば押下式の操作手段と比較すれば必要以上に力を付与しなくとも操作を行うことができる。これにより操作性を高めることができる。
また、操作手段は複数の操作入力手段を備えているので、操作入力手段の解像度に応じて遮光物体の位置を無段階に検出可能である。このため、遮光物体の移動速度、移動範囲等を検出する設定を細かく切り替えることが可能であり、より精度の高い入力動作を行うことができる。
また、操作入力手段のうちのいずれかを特定範囲として設定することができるので、ユーザの操作感覚に合わせてカスタマイズすることが可能となる。
[第1の実施の形態]
以下、図1から図4を参照しつつ、本発明に係る電子機器の第1の実施形態について説明する。
まず、図1に示すように、本実施形態において電子機器は、再生データとして音楽等の音声データの再生を行う携帯型音声再生装置である。携帯型音声再生装置1には、筐体2と、筐体2の上部に配置されて各種情報を表示する表示手段としての表示部3と、筐体2の下部に配置されて各種操作が入力される操作手段としての操作部4とが設けられている。なお、筐体2の形状や、表示部3、操作部4の配置及び形状は、ここに例示したものに限定されない。
表示部3は、例えばTFT(Thin Film Transister)等を備えたLCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)によって構成されており、音声データに関する各種情報や音声データを検索するための検索項目等を表示するようになっている。なお、表示部3に表示される検索項目のうち、現在再生中である項目や現在選択されている項目については、例えば、当該検索項目の先頭部分にカーソルが表示されるようになっている。なお、現在再生中である項目や現在選択されている項目の先頭にカーソルを表示する代わりに、表示部3上での文字が白黒反転表示やハイライト表示がされる等によって当該項目が選択されていることが目視にて容易に判別できるように構成されていてもよい。
本実施形態において、操作部4は遮光物体である指35によってその表面が遮光される(覆われる)ことにより指示信号を出力する光学式検出部である。操作部4には、複数の操作入力手段としての検出部5が図1に示す上下方向に沿って直線状に配設されている。各検出部5の表面上には光学素子としてのレンズ42が配置されている。また、検出部5の内部であって各レンズ42に対応する位置には、LED等の発光素子43と受光素子44とが対になるように配置されており、レンズ42は発光素子43から発せられた光が受光素子44により受光されるまでの間の、発光素子43と受光素子44とを結ぶ光路上に位置するように構成されている。
受光素子44は、例えばCCDやCMOSセンサ等であり、レンズ42の表面が指35等の遮光物体で覆われて遮光されたときに遮光物体に反射した光を検出して電気信号に変換するようになっている。
例えば指35がレンズ42の表面を覆って遮光すると、指35で覆われた部分では発光素子43からの光が指35に反射して受光素子44に入射する。これに対して、指35で覆われていない部分では光がレンズ42を透過してしまい、反射しないため受光素子44には光が入射しない。受光素子44は入射した光を検出して電気信号に変換し、この信号を受光ドライバ45(図3参照)を介して後述する制御部20(図3参照)に出力するようになっている。
図3は、携帯型音声再生装置1の主制御構成を表す要部ブロック図である。この図3に示すように携帯型音声再生装置1には各部を制御する制御手段としての制御部20が設けられており、当該制御部20には、再生データとしての音声データを記憶する例えば半導体メモリやHDD等で構成される記憶部12と、前記表示部3と、操作部4とが電気的に接続されている。
本実施形態において、記憶部12には、多数の音声データが、例えばアーティストやアルバム等同じ条件毎にグループ化されて記憶されている。また、記憶部12には、音声データとともに、当該音声データの付帯情報として表示情報データが各音声データと関連付けられて記憶されている。ここで、表示情報データとは、表示部3に表示させる検索項目の一覧表示等を作成する際の基礎となるデータであり、再生を行う音声データを含む各音声データのタイトル名やアーティスト名、アルバム名、ジャンル名、再生時間、記録日時、格納フォルダ/ファイル位置情報等が含まれている。
制御部20には、各種の制御プログラムや制御データを格納するROM(Read Only Memory)26、各種のデータ等を一時記憶するRAM(Random Access Memory)27、及び各種プログラムをRAM27の作業領域に展開してプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)28とが備えられている。また、図3に示すように、本実施形態において制御部20には、割り込みコントローラ21と、通信部22と、再生手段としての音声処理部23と、D/A変換器24と、A/D変換器25とが備えられている。
また、制御部20には、例えば、操作部4から出力された指示信号に基づいて指35の移動速度及び移動方向を検出する移動速度検出手段及び移動方向検出手段としての移動検出手段31が備えられている。すなわち、移動検出手段31は、受光ドライバ45を介して制御部20に出力された指示信号がどの検出部5から出力されたかを特定し、操作部4上を移動する指35の移動距離と移動時間を読み取る。そして、これに基づいて指35の移動速度を検出する。また、移動検出手段31は、指示信号が最初に出力された検出部5の位置、すなわち、操作部4上を移動する指35が始めに操作部4にタッチした位置と、その後に指示信号を出力した検出部5の位置から指35が操作部4上をどの方向に移動したかを検出する。移動検出手段31による検出結果は、割り込みコントローラ21に電気信号として送られる。
割り込みコントローラ21は、CPU28とに電気的に接続されており、移動検出手段31から信号が出力されると当該信号を割り込ませてCPU28に出力する。
通信部22は、例えばUSB端子であり、CPU28及び記憶部12と電気的に接続されている。そして通信部22は、音声データを管理するPC等の外部機器(図示せず)にケーブルを介して接続されることで、当該外部機器と通信し、CPU28及び記憶部12に通信によって得た信号を出力するようになっている。なお、通信部22は、外部機器と通信して信号を受け取ることのできるものであればよく、USB端子である場合に限定されない。
音声処理部23は、CPU28の制御に基づいて音声データをデジタル信号で再生し、D/A変換器24に出力する。D/A変換器24には、例えばスピーカやヘッドホン等の音声出力機器(図示せず)と接続可能な出力端子29が電気的に接続されており、D/A変換器24は、音声処理部23により再生された音声データをアナログ信号に変換し、出力端子29を介して出力することで、出力端子29に接続された前記音声出力機器から音声データを出力させる。
A/D変換器25には、CPU28が電気的に接続されているとともに、例えばCDプレイヤーやMDプレイヤー、マイク等の外部の音声再生装置及びリモコン(いずれも図示せず)と接続可能な入力端子30が電気的に接続されている。前記外部の音声再生装置及びリモコンは入力端子30を介してA/D変換器25と接続され、A/D変換器25は、音声再生装置から入力されたアナログ音声信号や、リモコンから入力されたアナログ指示信号をデジタル信号に変換して、CPU28に出力する。
CPU28は、前述のようにROM26の中に格納されている制御プログラムや制御データをRAM27に展開し実行するものである。本実施形態において、CPU28によって実行される制御プログラムとしては、例えば、操作部4からの指示信号に基づいて、音声データの検索に必要な検索項目を表示部3に表示させたり、表示部3に表示された検索項目のスクロールを実行するプログラムが含まれている。
このプログラムは、CPU28が携帯型音声再生装置1の各部を制御することにより、各検出部5からの指示信号に基づいて、検索項目のスクロールを実行させるものである。本実施形態において、このプログラムは、具体的には以下のような処理を実行させるようになっている。
本実施形態において、いずれかの検出部5が指35で遮光されることにより受光素子44が光を検出し操作部4から指示信号が出力される。指示信号は移動検出手段31に送られ、移動検出手段31において指示信号が出力された検出部5の位置が特定される。そして、指示信号が出力された検出部5の位置の変化から指35が始めに操作部4にタッチした位置、移動距離、移動時間が検出され、これらに基づいて指35の移動速度及び移動方向が検出される。
CPU28は、移動検出手段31によって検出された指35の移動速度及び指35の移動方向に基づいて、表示部3に表示された検索項目のスクロール速度及びスクロール方向を決定するようになっている。すなわち、例えばROM26には、指の移動速度に対応付けられたスクロール速度のデータテーブル及び指の移動方向に対応付けられたスクロール方向のデータテーブルが格納されており、移動検出手段31から検出結果が送られると、CPU28は、前記データテーブルをROM26から読み出してRAM27の作業領域に展開し、このデータテーブルを参照しつつ指35の移動速度及び指35の移動方向に対応するスクロール速度及びスクロール方向を決定する。
なお、スクロール速度のデータテーブルは、指35の移動速度データをアナログ的な連続した速度データとして保持し、これに対応するスクロール速度も連続的なデータであって、スクロール速度を連続的に変更可能なものとしてもよい。また、指35の移動速度について複数段階の閾値を設け、それぞれの閾値にスクロール速度が対応付けられていてもよい。この場合、例えば指35の移動速度が閾値A以上であれば、最速のスクロール速度である速度aに対応し、閾値B未満であれば低速のスクロール速度である速度cに対応し、閾値B以上閾値A未満であれば、中間のスクロール速度である速度bに対応するというように、段階的にスクロール速度の変更が可能となる。
なお、本実施形態において、検索項目の中から所望の音声データが選択されると、ユーザは図示しない操作キーを操作することにより、当該音声データの再生を開始するよう指示することができるようになっている。
なお、本実施形態においては、操作部4等から所定の操作を行うことにより音声データの再生を開始する指示信号が出力されたときは、CPU28は、再生開始を指示された音声データとともに再生を行う音声データを含む全ての音声データに関する表示情報データを記憶部12から取得して、RAM27の中に格納するようになっている。
次に、本実施形態の携帯型音声再生装置1で実行される制御方法について図4のフローチャートを参照しつつ説明する。
図4に示すように、制御プログラムが実行されると、CPU28は表示部3に検索項目を表示させ(ステップS1)、検索項目の先頭項目にカーソルを表示させて先頭項目が選択された状態とする(ステップS2)。
ユーザがいずれかの検出部5に指35でタッチすると、指35で遮光された検出部5からCPU28に指示信号が出力される。CPU28は検出部5へのタッチがあったか否かを常に判断し(ステップS3)、検出部5から指示信号が入力されると検出部5へのタッチがあったときは(ステップS3;YES)、移動検出手段31によって指35の移動速度と移動方向とが検出される(ステップS4及びステップS5)。
移動検出手段31による検出結果はCPU28に送られ、CPU28は検出された指35の移動速度及び移動方向に基づいてスクロールの速度と方向とを決定する(ステップS6)。すなわち、指35の移動速度が速い場合にはスクロール速度を高速とし、指35の移動速度が遅い場合にはスクロール速度を低速とするというようにスクロール速度を指35の移動速度に対応して決定する。また、指35が図1に示す下側から上側に移動した場合には上方向にスクロールするように決定し、指35が図1に示す上側から下側に移動した場合には下方向にスクロールするように決定する。そして、スクロールの速度及び方向が決定されると、決定された速度及び方向でスクロール動作が行われる(ステップS7)。他方、検出部5から指示信号が入力されず検出部5へのタッチがないと判断されるときは(ステップS3;NO)、検出部5から指示信号が入力されるまでステップS3の処理が繰り返される。
以上のように、本実施の形態によれば、操作部4は、検出部5を指35で遮光することにより出力される指示信号に基づいて操作部4上を移動する指35の移動速度及び移動方向を検出し、これに応じてスクロール速度及びスクロール方向を決定することができる。このため、指35の移動に対応したスクロール動作を行うことができ、直感的な操作が可能であるため、検索をより円滑に行うことが可能である。
また、一つの操作部4から入力される指示信号に基づいてスクロール速度やスクロール方向を自在に切り替えることができるため、操作キー等を複数設けて使い分ける必要がない。このため、ポータブルタイプのHDD再生装置のように片手で操作することの多い携帯型音声再生装置1においても複数の操作を容易に行うことができ、操作性の向上を図ることができる。また、複数の操作キー等を設ける必要がないため、その分装置の小型軽量化を図ることができる。
また、操作部4が光学式検出部であるため、たとえ操作部4の表面をカバー等で覆ったとしても操作を行うことができる。さらに、操作部4の表面を指35等で覆うことにより操作できるので、例えば押下式の操作部と比べて必要以上に力を付与しなくとも操作を行うことができ、操作性を高めることができる。
なお、本実施形態においては、再生データとして音声データを例示して説明したが、例えば、これ以外にも動画データや、静止画データを再生データとすることも可能である。すなわち、本実施形態では、電子機器として携帯型の音声再生装置を例示して説明しているが、電子機器はこれに限られるものではなく、これ以外にも例えば動画再生装置や静止画再生装置等それ専用の電子機器や、動画、音楽、静止画等の少なくとも2つを再生する複合式の再生用電子機器、或いは携帯電話、携帯型ゲーム機やPDA等のような各種再生機能を有した携帯型の電子機器に対しても本発明の構成を適用することが可能である。
また、本実施形態においては、操作部4の形状は図1及び図2に示すものに限定されず、例えば、操作部を十字型、多角形状、円形状、楕円形状等に形成し、それぞれの形状に沿って複数の検出部5を配置するように構成してもよい。
その他、本発明が本実施形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
[第2の実施の形態]
第2の実施形態は、スクロール速度及びスクロール方向を制御する制御方法が第1の実施の形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態と異なる点について説明し、第1の実施形態と同一部分についてはその説明を省略する。
この第2の実施形態における携帯型音声再生装置は、第一の実施形態と同様の複数の検出部を有する操作部(いずれも図示せず)を備えている。また、携帯型音声再生装置は、検出部を覆うことにより遮光する指等の遮光物体の移動範囲及び移動方向を操作部から出力された指示信号に基づいて検出する移動範囲検出手段及び移動方向検出手段としての図示しない移動検出手段を備えている。
移動検出手段は、指示信号が最初に出力された検出部の位置、すなわち、操作部上を移動する指が始めに操作部にタッチした位置と、その後に指示信号を出力した検出部の位置とを特定し、これに基づいて指の移動範囲及び指の移動方向を検出する。移動検出手段による検出結果は図示しない制御部に出力されるようになっている。
そして、制御部は、検出された指の移動範囲及び指の移動方向に基づいて、例えば、指の移動範囲が広い場合にはスクロール速度を速くし、指の移動範囲が狭い場合にはスクロール速度を遅くする等、スクロール速度を決定する。また、指が下側から上側に移動していたら上方向にスクロールし、指が上側から下側に移動していたら下方向にスクロールするというように、指の移動方向に対応してスクロール方向を決定するようになっている。なお、指の移動範囲とスクロール速度とは、例えば図示しないROM等に格納されたデータテーブルによって対応付けられており、指の移動範囲がどの程度であるときにスクロール速度をどの程度に決定するかは、このデータテーブルに基づいて決定される。なお、指の移動範囲とスクロール速度との対応付けは予め設定されている場合に限定されず、ユーザ等が事後的に設定、変更可能なものとしてもよい。
なお、その他の構成については、第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
次に、本実施形態の携帯型音声再生装置で実行される制御方法について図5のフローチャートを参照にして説明する。
図5に示すように、制御プログラムが実行されると、CPUは表示部に検索項目を表示させ(ステップS11)、検索項目の先頭項目にカーソルを表示させて先頭項目が選択された状態とする(ステップS12)。
ユーザがいずれかの検出部を指でタッチすると、指で遮光された検出部からCPUに指示信号が出力される。CPUは検出部へのタッチがあったか否かを常に判断し(ステップS13)、検出部から指示信号が出力され検出部へのタッチがったと判断されたときは(ステップS13;YES)、移動検出手段によって指の移動範囲と移動方向とが検出される(ステップS14及びステップS15)。
移動検出手段による検出結果はCPUに送られ、CPUは検出された指の移動範囲及び移動方向に基づいてスクロールの速度と方向とを決定する(ステップS16)。すなわち、指の移動範囲が広い場合にはスクロール速度を高速とし、指の移動範囲が狭い場合にはスクロール速度を低速とするというようにスクロール速度を指の移動速度に対応して決定する。また、指が下側から上側に移動した場合には上方向にスクロールするように決定し、指が上側から下側に移動した場合には下方向にスクロールするように決定する。そして、スクロールの速度及び方向が決定されると、決定された速度及び方向でスクロール動作が行われる(ステップS17)。他方、検出部から指示信号が入力されず検出部へのタッチがないと判断されるときは(ステップS13;NO)、検出部から指示信号が入力されるまでステップS13の処理が繰り返される。
以上のように、本実施の形態によれば、操作部は、検出部を指等で遮光することにより出力される指示信号に基づいて操作部上を移動する指の移動範囲及び移動方向を検出し、これに応じてスクロール速度及びスクロール方向を決定することができる。このため、指の移動に対応したスクロール動作を行うことができ、直感的な操作が可能であるため、検索をより円滑に行うことが可能である。
なお、本発明が本実施形態に限らず適宜変更可能であるのは第1の実施形態と同様である。
[第3の実施の形態]
第3の実施形態は、スクロール速度を制御する制御方法が第1の実施形態及び第2実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態及び第2実施形態と異なる点について説明し、第1の実施形態及び第2の実施形態と同一部分についてはその説明を省略する。
この第3の実施形態における携帯型音声再生装置は、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様の複数の検出部を有する操作部(いずれも図示せず)を備えている。本実施形態において、検出部は、中央部に位置する中央検出部と端部に位置する端部検出部とに分けられており、それぞれに異なった指示信号が対応付けられるようになっている。
また、図6に示すように、携帯型音声再生装置は、検出部を覆うことにより遮光する指等の遮光物体の移動方向を操作部から出力された指示信号に基づいて検出する移動方向検出手段としての移動検出手段31を備えている。
さらに、携帯型音声再生装置は、ユーザが各種の指示を入力することのできる設定手段として設定入力手段32を備えている。本実施形態において、設定入力手段32は、中央検出部及び端部検出部に対応付けられる指示信号を設定することができるようになっている。すなわち、ユーザは、中央検出部又は端部検出部のいずれか特定の範囲(特定範囲)について、当該検出部から指示信号が出力されたときにスクロール速度を高速で行うように設定することができる。なお、設定入力手段32から入力可能な指示はここに示したものに限定されない。例えば、前記複数の検出部のうち、いずれの検出部を中央検出部とし、いずれの検出部を端部検出部とするか中央検出部とされる範囲、端部検出部とされる範囲をそれぞれ設定することができるようにしてもよい。このようにすることにより、ユーザの指の大きさ等、個別の条件に合わせた柔軟な設定を行うことが可能となる。
なお、その他の構成については、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様であるため、同一箇所には同一の符号を付してその説明を省略する。
次に、本実施形態の携帯型音声再生装置で実行される制御方法について図7のフローチャートを参照にして説明する。
図7に示すように、制御プログラムが実行されると、CPU28は表示部3に検索項目を表示させ(ステップS21)、検索項目の先頭項目にカーソルを表示させて先頭項目が選択された状態とする(ステップS22)。
ユーザがいずれかの検出部に指でタッチすると、指で遮光された検出部からCPU28に指示信号が出力される。CPU28は中央検出部へのタッチがあったか否かを判断する(ステップS23)。中央検出部から指示信号が出力され中央検出部へのタッチがあったと判断されたときは(ステップS23;YES)、さらに、CPU28は中央検出部の指示信号にスクロール速度を高速にする指示が対応付けられているか否かを判断する(ステップS24)。そして、中央検出部の指示信号にスクロール速度を高速にする指示が対応付けられている場合には(ステップS24;YES)、検索項目を高速でスクロールさせる(ステップS25)。また、中央検出部の指示信号にスクロール速度を高速にする指示が対応付けられていない場合には(ステップS24;NO)、検索項目を低速でスクロールさせる(ステップS26)。なお、スクロールは、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様に、移動検出手段31によって検出された指の移動方向に対応する方向に行われる。
中央検出部からの指示信号の出力がなく中央検出部へのタッチがなかったと判断されたときは(ステップS23;NO)、さらに、CPU28は端部検出部へのタッチがあったか否かを判断する(ステップS27)。端部検出部へのタッチがあったと判断される場合には(ステップS27;YES)、さらに、CPU28は端部検出部の指示信号にスクロール速度を高速にする指示が対応付けられているか否かを判断する(ステップS28)。そして、端部検出部の指示信号にスクロール速度を高速にする指示が対応付けられている場合には(ステップS27;YES)、検索項目を高速でスクロールさせる(ステップS25)。また、端部検出部の指示信号にスクロール速度を高速にする指示が対応付けられていない場合には(ステップS27;NO)、検索項目を低速でスクロールさせる(ステップS26)。なお、端部検出部へのタッチもなかったと判断されたときは(ステップS27;NO)、再度ステップS23に戻って処理が繰り返される。
以上のように、本実施の形態によれば、操作部は、検出部を指等で遮光することにより出力される指示信号に基づいてスクロール速度及びスクロール方向を決定することができる。このため、指の移動に対応したスクロール動作を行うことができ、直感的な操作が可能であるため、検索をより円滑に行うことが可能である。
また、検出部に対応付けられる指示信号をユーザが設定することができるため、各ユーザが自分にあった操作により検索項目のスクロールを行うことができ、一層操作性を向上させることができる。
なお、本発明が本実施形態に限らず適宜変更可能であるのは第1の実施形態及び第2の実施形態と同様である。
[第4の実施の形態]
第4の実施形態は、スクロール速度を制御する制御方法が第1の実施形態から第3実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態から第3実施形態と異なる点について説明し、第1の実施形態から第3の実施形態と同一部分についてはその説明を省略する。
この第4の実施形態における携帯型音声再生装置は、第1の実施形態から第3の実施形態と同様の複数の検出部を有する操作部(いずれも図示せず)を備えている。本実施形態において、検出部は、中央部に位置する中央検出部と端部に位置する端部検出部とに分けられており、それぞれに異なった指示信号が対応付けられるようになっている。
また、携帯型音声再生装置は、検出部を覆うことにより遮光する指等の遮光物体の移動速度及び移動方向を操作部から出力された指示信号に基づいて検出する移動速度検出手段及び移動方向検出手段としての移動検出手段(図示せず)を備えている。
さらに、携帯型音声再生装置は、ユーザが各種の指示を入力することのできる図示しない設定入力手段を備えている。本実施形態において、設定入力手段は、中央検出部及び端部検出部といった特定の範囲(特定範囲)に対応付けられる指示信号を設定することができるようになっている。例えば、本実施形態においては、ユーザは、中央検出部から指示信号が出力されたときは、検索項目を1項目ずつスクロールさせるように設定し、端部検出部から指示信号が出力されたときは、検索項目を所定の項目数ずつスクロールさせるように設定した場合について説明する。ここで、所定の項目数をいくつにするかは予め設定されていてもよいし、ユーザが前記設定入力手段等により任意に設定できるようにしてもよい。例えば、表示部に収まる分の項目数を1単位とし、この単位毎にスクロールが行われるように、表示部に収まる分の項目数がデフォルト値として設定されていてもよい。なお、中央検出部及び端部検出部に設定される指示の内容はここに例示したものに限定されず、ユーザの設定等に応じて適宜変更が可能である。
なお、入力手段から入力可能な指示はここに示したものに限定されない。例えば、前記複数の検出部のうち、いずれの検出部を中央検出部とし、いずれの検出部を端部検出部とするか中央検出部とされる範囲、端部検出部とされる範囲をそれぞれ設定することができるようにしてもよい。このようにすることにより、ユーザの指の大きさ等、個別の条件に合わせた柔軟な設定を行うことが可能となる。
なお、その他の構成については、第1の実施形態から第3の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
次に、本実施形態の携帯型音声再生装置で実行される制御方法について図8のフローチャートを参照にして説明する。
図8に示すように、制御プログラムが実行されると、CPUは表示部に検索項目を表示させ(ステップS31)、検索項目の先頭項目にカーソルを表示させて先頭項目が選択された状態とする(ステップS32)。
ユーザがいずれかの検出部に指でタッチすると、指で遮光された検出部からCPUに指示信号が出力される。CPUは中央検出部へのタッチがあったか否かを判断する(ステップS33)。中央検出部から指示信号が出力され中央検出部へのタッチがあったと判断されたときは(ステップS33;YES)、さらに、移動検出手段によって指の移動速度が検出される(ステップS34)。そして、指の移動速度が速いときには(ステップS34;YES)、検索項目を1項目ずつ高速でスクロールさせる(ステップS35)。また、指の移動速度が遅いときには(ステップS34;NO)、検索項目を1項目ずつ低速でスクロールさせる(ステップS36)。なお、スクロールは、第1の実施形態から第3の実施形態と同様に、移動検出手段によって検出された指の移動方向に対応する方向に行われる。
中央検出部からの指示信号の出力がなく中央検出部へのタッチがなかったと判断されたときは(ステップS33;NO)、さらに、CPUは端部検出部へのタッチがあったか否かを判断する(ステップS37)。端部検出部へのタッチがあったと判断される場合には(ステップS37;YES)、さらに、移動検出手段によって指の移動速度が検出される(ステップS38)。そして、指の移動速度が速いときには(ステップS38;YES)、検索項目を所定の項目数ずつ高速でスクロールさせる(ステップS39)。また、指の移動速度が遅いときには(ステップS38;NO)、検索項目を所定の項目数ずつ低速でスクロールさせる(ステップS40)。なお、端部検出部へのタッチもなかったと判断されたときは(ステップS37;NO)、再度ステップS33に戻って処理が繰り返される。
以上のように、本実施の形態によれば、操作部は、検出部を指等で遮光することにより出力される指示信号に基づいてスクロール速度及びスクロール方向を決定することができる。このため、指の移動に対応したスクロール動作を行うことができ、直感的な操作が可能であるため、検索をより円滑に行うことが可能である。
また、検出部に対応付けられる指示信号をユーザが設定することができるため、各ユーザが自分にあった操作により検索項目のスクロールを行うことができ、操作性を向上させることができる。
さらに、1項目ずつのスクロール、複数項目ずつのスクロールの選択も行うことができるため、装置内に格納されているデータが多いときはまとめてスクロールさせて素早く所望のデータを検索する等、操作状況等に応じて柔軟な設定を行うことができ、一層操作性を向上させることができる。
なお、本発明が本実施形態に限らず適宜変更可能であるのは第1の実施形態から第3の実施形態と同様である。
[第5の実施の形態]
第5の実施形態は、スクロール速度を制御する制御方法が第1の実施形態から第4実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態から第4実施形態と異なる点について説明し、第1の実施形態から第4の実施形態と同一部分についてはその説明を省略する。
この第5の実施形態における携帯型音声再生装置は、第1の実施形態から第4の実施形態と同様の複数の検出部を有する操作部(いずれも図示せず)を備えている。本実施形態において、検出部は、中央部に位置する中央検出部と端部に位置する端部検出部とに分けられており、それぞれに異なった指示信号が対応付けられるようになっている。
また、図9に示すように、携帯型音声再生装置は、検出部を覆うことにより遮光する指等の遮光物体の移動速度及び移動方向を操作部から出力された指示信号に基づいて検出する移動速度検出手段及び移動方向検出手段としての移動検出手段31を備えている。
さらに、携帯型音声再生装置は、ユーザが各種の指示を入力することのできる設定入力手段32を備えている。本実施形態において、設定入力手段32は、中央検出部及び端部検出部に対応付けられる指示信号を設定することができるようになっている。例えば、本実施形態においては、ユーザは、中央検出部から指示信号が出力されたときは、検索項目を1項目ずつスクロールさせるように設定し、端部検出部から指示信号が出力されたときは、検索項目を所定の項目数ずつスクロールさせるように設定した場合について説明する。ここで、所定の項目数をいくつにするかは予め設定されていてもよいし、ユーザが任意に設定できるようにしてもよい点、及び、入力手段32から入力可能な指示はここに示したものに限定されない点は第4の実施形態と同様である。
また、本実施形態においては、表示部3に表示された検索項目の中から特定の項目を識別するデータ識別手段33を備えている。データ識別手段33によって識別された結果はCPU28に送られ、CPU28は、データ識別手段33の識別結果に応じて検索項目のスクロール速度等を切り替えるようになっている。すなわち、CPU28は、検索項目を所定の項目数ずつ高速でスクロールする場合に、データ識別手段33によって特定の項目が識別されたときには、スクロール速度を低速に切り替えるようになっている。
ここで、データ識別手段33によって識別される特定項目としては、例えば、検索項目がアルファベット順に配置されている場合に検索項目の先頭の文字が変化したときの始めの項目、ユーザが予め設定した特定の内容を含む項目等がある。また、ユーザが当該項目を選択した履歴を保持する図示しない履歴情報保持手段が制御部20に設けられているときは、履歴情報保持手段によって当該項目の選択回数を参照し、選択回数の多い項目をデータ識別手段33が特定項目として識別するようにしてもよい。いかなる項目を特定項目として識別させるかはデフォルトとして予め設定されていてもよいし、ユーザによって入力部32から任意に設定可能としてもよい。また、いかなる項目をデータ識別手段33によって識別される特定項目とするかはここに例示したものに限定されない。なお、以下の説明においては、特定項目として検索項目の先頭の文字が変化したときの始めの項目が設定されている場合を例として説明する。
なお、その他の構成については、第1の実施形態から第4の実施形態と同様であるため、同一箇所には同一の符号を付してその説明を省略する。
次に、本実施形態の携帯型音声再生装置で実行される制御方法について図10のフローチャートを参照にして説明する。
図10に示すように、制御プログラムが実行されると、CPU28は表示部に検索項目を表示させ(ステップS41)、検索項目の先頭項目にカーソルを表示させて先頭項目が選択された状態とする(ステップS42)。
ユーザがいずれかの検出部に指でタッチすると、指で遮光された検出部からCPU28に指示信号が出力される。CPU28は中央検出部へのタッチがあったか否かを判断する(ステップS43)。中央検出部から指示信号が出力され中央検出部へのタッチがあったと判断されたときは(ステップS43;YES)、検索項目を1項目ずつスクロールさせる(ステップS44)。なお、スクロールは、第1の実施形態から第4の実施形態と同様に、移動検出手段によって検出された指の移動方向に対応する方向に行われる。
中央検出部からの指示信号の出力がなく中央検出部へのタッチがなかったと判断されたときは(ステップS43;NO)、さらに、CPU28は端部検出部へのタッチがあったか否かを判断する(ステップS45)。端部検出部へのタッチがあったと判断される場合には(ステップS45;YES)、さらに、データ識別手段33によって検索項目の先頭文字が変化したかが検出される(ステップS46)。そして、検索項目の先頭文字が変化していないと識別されたときには(ステップS46;NO)、検索項目を所定の項目数ずつ高速でスクロールさせる(ステップS47)。検索項目の先頭文字が変化したと識別されたときには(ステップS46;YES)、検索項目をスクロールする速度を低速に切り替える(ステップS48)。なお、端部検出部へのタッチもなかったと判断されたときは(ステップS45;NO)、再度ステップS43に戻って処理が繰り返される。
以上のように、本実施の形態によれば、操作部は、検出部を指等で遮光することにより出力される指示信号に基づいてスクロール速度及びスクロール方向を決定することができる。このため、指の移動に対応したスクロール動作を行うことができ、直感的な操作が可能であるため、検索をより円滑に行うことが可能である。
また、検出部に対応付けられる指示信号をユーザが設定することができるため、各ユーザが自分にあった操作により検索項目のスクロールを行うことができ、操作性を向上させることができる。
さらに、1項目ずつのスクロール、複数項目ずつのスクロールの選択も行うことができるため、装置内に格納されているデータが多いときはまとめてスクロールさせて素早く所望のデータを検索する等、操作状況等に応じて柔軟な設定を行うことができ、一層操作性を向上させることができる。
また、データ識別手段33によって特定事項が識別されたときには、スクロール速度を低速に切り替えるため、高速でスクロールを行っている際でも所望のデータを飛ばしてしまうおそれが少なく、効率よく検索動作を行うことができる。
なお、本実施形態においても、第4の実施形態と同様に、移動検出手段によって指の移動速度を検出し、指の移動速度が速いときには検索項目を高速でスクロールさせ、指の移動速度が遅いときには検索項目を低速でスクロールさせるようにしてもよい。
なお、本発明が本実施形態に限らず適宜変更可能であるのは第1の実施形態から第4の実施形態と同様である。
本発明に係る電子機器の第1の実施形態である携帯型音声再生装置の概略構成を表す正面図である。 図1に示した携帯型音声再生装置に備わる操作部の概略構成を表す側面図である。 図1に示した携帯型音声再生装置の主制御構成を表すブロック図である。 図1に示した携帯型音声再生装置の動作を表すフローチャートである。 本発明に係る電子機器の第2の実施形態である携帯型音声再生装置の動作を表すフローチャートである。 本発明に係る電子機器の第3の実施形態である携帯型音声再生装置の主制御構成を表すブロック図である。 本発明に係る電子機器の第3の実施形態である携帯型音声再生装置の動作を表すフローチャートである。 本発明に係る電子機器の第4の実施形態である携帯型音声再生装置の動作を表すフローチャートである。 本発明に係る電子機器の第5の実施形態である携帯型音声再生装置の主制御構成を表すブロック図である。 本発明に係る電子機器の第5の実施形態である携帯型音声再生装置の動作を表すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯型音声再生装置
3 表示部
4 操作部
12 記憶部
20 制御部
23 音声処理部
26 ROM
27 RAM
28 CPU
31 移動検出手段
32 入力手段
33 データ識別手段
35 指
42 レンズ
43 発光素子
44 受光素子
45 受光ドライバ

Claims (19)

  1. 発光素子と、受光素子と、前記発光素子と前記受光素子とを結ぶ光路上に配置された光学素子と、を含み前記発光素子からの光が遮光物体により遮光されたときに当該遮光物体により反射された前記発光素子からの光が前記光学素子介して前記受光素子により受光される操作入力手段を複数備え、前記複数の操作入力手段のうち、いずれの操作入力手段に入力操作が行われたかに対応して複数の指示信号を出力する操作手段と、
    再生データの検索項目データを表示する表示手段と、
    前記指示信号に基づいて、前記表示手段に対する前記検索項目データのスクロール動作制御を行う制御手段と、
    を備え
    前記操作入力手段は一列に配置されており、
    前記操作手段は、
    特定範囲の前記操作入力手段から入力操作が行われたときに、前記表示手段に表示された前記検索項目データのスクロール速度、スクロール方向、1回のスクロール動作でスクロールさせる前記検索項目の項目数のうち少なくともいずれか1つを指示する指示信号を出力するものであって、
    入力操作が前記操作手段における中央部に位置する前記操作入力手段から開始された場合には、前記遮光物体の移動方向に対し、前記遮光物体の移動速度に応じ、前記検索項目を1項目ずつスクロールを行い、
    入力操作が前記操作手段における端部に位置する前記操作入力手段から開始された場合には、前記遮光物体の移動方向に対し、前記遮光物体の移動速度に応じ、前記検索項目を1項目より多い所定項目数ずつスクロールを行うように指示する指示信号を出力し、
    前記制御部は、前記指示信号に基づいて、前記表示手段に表示された前記検索項目データをスクロールさせるように前記表示手段を制御することを特徴とする電子機器。
  2. 前記制御手段は、前記指示信号に基づいて前記遮光物体の移動速度を検出する移動速度検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記遮光物体の移動速度に対応して、前記表示手段に表示された前記検索項目データのスクロール速度を変化させるように前記表示手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記制御手段は、前記指示信号に基づいて前記遮光物体の移動範囲を検出する移動範囲検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記遮光物体の移動範囲に対応して、前記表示手段に表示された前記検索項目データのスクロール速度を変化させるように前記表示手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記制御手段は、前記指示信号に基づいて前記遮光物体の移動方向を検出する移動方向検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記遮光物体の移動方向に対応して、前記表示手段に表示された前記検索項目データのスクロール方向を変化させるように前記表示手段を制御することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電子機器。
  5. 前記特定範囲を設定可能な設定手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電子機器。
  6. 前記設定手段は、前記特定範囲の前記操作入力手段から入力操作が行われたときに、いかなる指示を行う指示信号を出力させるかを設定可能であることを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記表示手段に表示された前記検索項目データを識別するデータ識別手段を備え、
    前記制御手段は、前記検索項目データの高速スクロール時に前記データ識別手段が特定の前記検索項目データが表示されたと識別したときは、前記検索項目データのスクロール速度を低速に変化させるように前記表示手段を制御することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の電子機器。
  8. 一列に配置された複数の操作入力手段を備える操作手段からの指示信号に基づいて再生データの検索項目データを表示手段に表示させるようにした電子機器の制御方法において、
    特定範囲の前記操作入力手段から入力操作が行われたときに、前記表示手段に表示された前記検索項目データのスクロール速度、スクロール方向、1回のスクロール動作でスクロールさせる検索項目の項目数、のうち少なくともいずれか1つを指示する指示信号を前記操作手段から出力するステップと、
    入力操作が前記操作手段における中央部に位置する前記操作入力手段から開始された場合には、前記遮光物体の移動方向に対し、前記遮光物体の移動速度に応じ、前記検索項目を1項目ずつスクロールを行い、
    入力操作が前記操作手段における端部に位置する前記操作入力手段から開始された場合には、前記遮光物体の移動方向に対し、前記遮光物体の移動速度に応じ、前記検索項目を1項目より多い所定項目数ずつスクロールを行うように、前記表示手段に表示された前記検索項目データをスクロールさせるステップと、を含むことを特徴とする電子機器の制御方法。
  9. 前記指示信号に基づいて前記遮光物体の移動速度を検出するステップと、
    前記遮光物体の移動速度に対応して、前記表示手段に表示された前記検索項目データのスクロール速度を変化させるステップと、を含むことを特徴とする請求項8に記載の電子機器の制御方法。
  10. 前記指示信号に基づいて前記遮光物体の移動範囲を検出するステップと、
    前記遮光物体の移動範囲に対応して、前記表示手段に表示された前記検索項目データのスクロール速度を変化させるステップと、を含むことを特徴とする請求項8に記載の電子機器の制御方法。
  11. 前記指示信号に基づいて前記遮光物体の移動方向を検出するステップと、
    前記遮光物体の移動方向に対応して、前記表示手段に表示された前記検索項目データのスクロール方向を変化させるステップと、を含むことを特徴とする請求項8から請求項10のいずれか一項に記載の電子機器の制御方法。
  12. 前記特定範囲の設定及び前記特定範囲の前記操作入力手段から入力操作が行われたときに出力させる指示信号の設定が可能であることを特徴とする請求項8から請求項11のいずれか一項に記載の電子機器の制御方法。
  13. 前記検索項目データの高速スクロール時に特定の前記検索項目データが表示されたときは、前記検索項目データのスクロール速度を低速に変化させるステップを含むことを特徴とする請求項8から請求項12のいずれか一項に記載の電子機器の制御方法。
  14. 一列に配置された複数の操作入力手段を備える操作手段からの指示信号に基づいて再生データの検索項目データを表示手段に表示させるようにした電子機器のコンピュータに、
    特定範囲の前記操作入力手段から入力操作が行われたときに、前記表示手段に表示された前記検索項目データのスクロール速度、スクロール方向、1回のスクロール動作でスクロールさせる検索項目の項目数、のうち少なくともいずれか1つを指示する指示信号を前記操作手段から出力する機能と、
    入力操作が前記操作手段における中央部に位置する前記操作入力手段から開始された場合には、前記遮光物体の移動方向に対し、前記遮光物体の移動速度に応じ、前記検索項目を1項目ずつスクロールを行い、
    入力操作が前記操作手段における端部に位置する前記操作入力手段から開始された場合には、前記遮光物体の移動方向に対し、前記遮光物体の移動速度に応じ、前記検索項目を1項目より多い所定項目数ずつスクロールを行うように、前記表示手段に表示された前記検索項目データをスクロールさせる機能と、を実現させるためのプログラム。
  15. 前記電子機器のコンピュータに、
    前記指示信号に基づいて前記遮光物体の移動速度を検出させる機能と、
    前記遮光物体の移動速度に対応して、前記表示手段に表示された前記検索項目データのスクロール速度を変化させる機能と、を実現させることを特徴とする請求項14に記載のプログラム。
  16. 前記電子機器のコンピュータに、
    前記指示信号に基づいて前記遮光物体の移動範囲を検出させる機能と、
    前記遮光物体の移動範囲に対応して、前記表示手段に表示された前記検索項目データのスクロール速度を変化させる機能とを実現させることを特徴とする請求項14に記載のプログラム。
  17. 前記電子機器のコンピュータに、
    前記指示信号に基づいて前記遮光物体の移動方向を検出させる機能と、
    前記遮光物体の移動方向に対応して、前記表示手段に表示された前記検索項目データのスクロール方向を変化させる機能と、を実現させることを特徴とする請求項14から請求項16のいずれか一項に記載のプログラム。
  18. 前記特定範囲及び前記特定範囲の前記操作入力手段から入力操作が行われたときに出力させる指示信号を任意に設定可能であることを特徴とする請求項14から請求項17のいずれか一項に記載のプログラム。
  19. 前記電子機器のコンピュータに、
    前記検索項目データの高速スクロール時に特定の前記検索項目データが表示されたときは、前記検索項目データのスクロール速度を低速に変化させる機能を実現させることを特徴とする請求項14から請求項18のいずれか一項に記載のプログラム。
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