JP2018084676A - スクロール表示装置、複合機及びスクロール表示方法 - Google Patents

スクロール表示装置、複合機及びスクロール表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】利用者が目的とする項目を選択するまでの待ち時間を短縮し、且つ、利用者が目的とする項目を見逃す可能性を減らすようなスクロール表示装置を提供する。【解決手段】所定の表示領域に表示する1又は複数の項目をスクロールするためのスクロール手段と、前記スクロール手段によるスクロールの速度を調整するためのスクロール速度調整手段と、を備え、前記スクロール速度調整手段は、利用者によるスクロールのための操作時間と、前記表示領域に表示する各項目に関連した情報に基づいて、前記スクロール速度を調整する。【選択図】図10

Description

本発明は、所定の表示領域に1又は複数の項目をスクロール表示するためのスクロール表示装置、これを備える複合機及びスクロール表示方法に関する。
コンピュータや種々の装置のGUI(Graphic User Interface)画面においては、所定の表示領域に表示する1又は複数の項目をスクロールするためのスクロール機能が備わる。スクロール機能が備わっているため、所定の表示領域に同時に表示することができる1又は複数の項目よりも多い複数の項目を表示することが可能となっている。このようなスクロール機能は、例えば、GUI画面における一覧表示領域に適用される。一覧表示領域に同時に表示することができる項目の数が例えば10である場合において、表示するべき項目数が10以下であれば、スクロール機能は必要ないが、項目数が10を超えれば、スクロール機能を利用することになる。
スクロール機能が有効化された場合には、例えば、一覧表示領域の一辺に、スクロールバーが表示される。このスクロールバーは、スクロールバー内で移動可能なスライダとスクロールバーの両端に配置された一対のスクロールボタンを備える。利用者がスライダをスライドさせることにより表示項目をスクロールさせることができる。また、利用者がスクロールボタンを押下することによっても表示項目をスクロールさせることができる。
また、同時に1つの項目しか表示しない表示領域の隣にスピンボタンが配置されることがある。スピンボタンは、一対の矢印ボタンを備える。利用者が何れかの矢印ボタンを押下することにより表示項目をスクロールさせることができる。
特開2004−223922号公報 特開2007−240889号公報 特開2007−94987号公報
しかし、スクロールボタンを押した場合には、通常は、そのボタンに対応する方向に画面が一定の速度でスクロールするのみであるため、特に、スクロール範囲が広い場合には、利用者は、目的とする項目が表示されるまで待ち続けなければならない。また、スライダを操作することにより、表示項目をジャンプさせることができるが、ジャンプ後に表示される項目を正確に予測することは必ずしも容易ではない。
特許文献1には、一定時間以上、押下され続けているキーがあることを認識したならば、その後、そのキーの押下が連続押下であるとみなすキーリピート機能を有する情報処理装置が開示されている。しかし、スクロール表示される項目に依存するようにスクロール速度を調整することはできない。
特許文献2には、単一のボタンで画面スクロール中にその速度を加速/減速の何れにも自由に調整可能なスクロール制御装置が開示されている。しかし、スクロール表示される項目に依存するようにスクロール速度を調整することはできない。
特許文献3には、先頭見出語位置に表示されているカーソルキーを連続押下して表示カーソルを連続移動させ、ユーザ入力文字列の次に入る文字が変化する見出し語一覧部分に差し掛かると、カーソル移動動作が一旦停止され、スクロール速度が一時的に低下する辞書情報表示制御装置が記載されている。しかし、カーソルキーを連続押下してもスクロールの速度を速めることができない。また、カーソル移動動作が一旦停止される箇所は、ユーザ入力文字列の次に入る文字が変化する見出し語一覧部分であるが、特にこの部分にある見出語が頻繁に選択される可能性が高いということはない。
そこで、本発明は、利用者が目的とする項目を選択するまでの待ち時間を短縮し、且つ、利用者が目的とする項目を見逃す可能性を減らすようなスクロール表示装置、これを備える複合機及びスクロール表示方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、所定の表示領域に表示する1又は複数の項目をスクロールするためのスクロール手段と、前記スクロール手段によるスクロールの速度を調整するためのスクロール速度調整手段と、を備え、前記スクロール速度調整手段は、利用者によるスクロールのための操作時間と、前記表示領域に表示する各項目に関連した情報に基づいて、前記スクロール速度を調整することを特徴とするスクロール表示装置が提供される。
また、本発明によれば、上記のスクロール表示装置を備えることを特徴とする複合機が提供される。
更に、本発明によれば、所定の表示領域に表示する1又は複数の項目をスクロールするためのスクロールステップと、前記スクロール手段によるスクロールの速度を調整するためのスクロール速度調整ステップと、を備え、前記スクロール速度調整ステップでは、利用者によるスクロールのための操作時間と、前記表示領域に表示する各項目に関連した情報に基づいて、前記スクロール速度を調整することを特徴とするスクロール表示方法が提供される。
更に、本発明によれば、コンピュータを上記のスクロール表示装置として機能させることを特徴とするスクロール表示用プログラムが提供される。
本発明によれば、利用者が目的とする項目を選択するまでの待ち時間を短縮し、且つ、利用者が目的とする項目を見逃す可能性を減らすことができる。
本発明の実施の形態によるスクロール方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態によるスクロール方法を説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態によるスクロール表示画面を示す図である。(a)は、初期状態における画面、(b)は、項目選択の直前における画面、(c)は、項目直後における画面である。 本発明の第2の実施の形態によるスクロール表示画面を示す図である。(a)は、初期状態における画面、(b)は、項目選択の直前における画面、(c)は、項目直後における画面である。 本発明の第3の実施の形態による初期状態におけるスクロール表示画面を示す図である。 本発明の第3の実施の形態による項目選択の直前におけるスクロール表示画面を示す図である。 本発明の第3の実施の形態による項目直後におけるスクロール表示画面を示す図である。 本発明の第4の実施の形態による初期状態におけるスクロール表示画面を示す図である。 本発明の第4の実施の形態による項目直後におけるスクロール表示画面を示す図である。 本発明の第6の実施の形態によるスクロール装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第7の実施の形態による複合機の概要を示す断面図である。 本発明の第7の実施の形態による複合機機能ブロック図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について詳細に説明する。
図1を参照すると、まず、利用者によりスクロールボタンが押下される(ステップS201)。これにより、通常速度でのスクロール表示を開始する(ステップS203)。
次に、スクロールボタンの押下が解除されたか否かの判断(ステップS205)を、所定時間が経過するまで繰り返す(ステップS207)。
所定時間が経過する前に、スクロールボタンの押下が解除されたならば(ステップS205でYES)、スクロールを停止する(ステップS225)。
所定時間が経過しても、スクロールボタンの押下が解除されなければ(つまり、スクロールボタンの押下が所定時間以上継続したならば)(ステップS207でYES)、スクロール速度を所定の高速度まで上げる(ステップS209)。ここで、所定の高速度とは、通常速度よりも早い速度であり、予め決められていてもよいし、管理者又は利用者により決められてもよい。
次に、スクロール速度を上げている状態において、スクロール先に選択候補項目があるか否かを判断する(ステップS211)。ここで、スクロール先に選択候補項目があることとは、現在表示している項目からスクロール先の方向の最遠の位置にある項目の間に少なくとも1つの選択候補項目があるということである。
スクロール先に選択候補項目がなければ(ステップS211でNO)、スクロールボタンが解除されたか否かの判断を継続し(ステップS213)、解除されたならば(ステップS213でYES)、スクロールを停止する(ステップS225)。
スクロール先に選択候補項目があれば(ステップS211でYES)、スクロールボタン押下が解除されない限り(ステップS215でNO)、選択候補項目がスクロール画面に近づいたか否かを継続的に判断する(ステップS217)。ここで、選択候補項目がスクロール画面に近づくとは、例えば、選択候補項目と表示領域の近端部との間の徐々に減少している項目の数が所定値(n+1)(nは1以上の整数)まで減少することである(図2(a)、(b)、(c)参照)。
選択候補項目がスクロール画面に近づく前にスクロールボタン押下が解除されたならば(ステップS215でYES)、スクロールを停止する(ステップS225)。
選択候補項目がスクロール画面に近づいたならば(ステップS217でYES)、スクロール速度を所定の選択用速度まで下げる(ステップS219)。ここで、選択用速度とは、通常速度又はそれよりも遅い速度であり、予め決められていてもよいし、管理者又は利用者により決められてもよい。また、高速度から選択用速度まで、速度を段階的に下げてもよいし、なだらかに下げてもよい。
次に、スクロールボタン押下が解除されない限り(つまり、スクロールボタン押下が継続している限り)(ステップS221でNO)、選択候補項目がスクロール画面から通り過ぎたか否かを判断し(ステップS223)、通り過ぎたならば(ステップS223でYES)、ステップS209に戻り、速度を高速度に戻す(図2(d)〜(i)参照)。また、通り過ぎなくても(つまり、選択候補項目がスクロール画面内にあっても)(ステップS223でNO)、スクロール画面内に選択候補項目が表示されてから所定時間が経過したならば(ステップS224でYES)、ステップS209に戻り、速度を高速度に戻す。
選択候補項目がスクロール画面から通り過ぎる前にスクロールボタン押下が解除されたならば(ステップS221でYES)、スクロールを停止する(ステップS225)。また、スクロール画面内に選択候補項目が表示されてから所定時間が経過する前にスクロールボタン押下が解除されたならば(ステップS221でYES)、スクロールを停止する(ステップS225)。
なお、スクロール画面内に選択候補項目が表示されてから所定時間が経過したならば(ステップS224でYES)、速度を高速度に戻すという条件と結果を設けたのは、ステップS219で設定したスクロール画面のスクロール速度が非常に遅い場合もあるので、選択候補項目を選択しないことがほぼ明らかになった場合に選択候補項目がスクロール画面を通過するまで待たなくてもよいことを考慮したものであり、これを考慮しなければ、この条件と結果を省略することができる。
従って、スクロールボタンが押下されている状態が継続するならば、まず、スクロール速度が通常速度から高速度まで上がり、その後、選択候補項目が近づいたならば、スクロール速度は、選択用速度まで下がり、選択候補項目の表示が終了したならば、スクロール速度は、再度、高速になる。そして、次の選択候補項目が近づいたならば、再度、スクロール速度は、選択用速度まで下がり、当該次の選択候補項目の表示が終了したならば、スクロール速度は、再度、高速になる。これが繰り返されることになる。
何れかの選択候補項目を利用者が選択する場合には、まず、スクロールボタンの押下を解除し、それからスクロール表示領域に表示されている選択候補項目を選択することになる。この場合には、スクロールボタンの押下の解除により、スクロールは停止するので、利用者は、停止した状態で表示されている選択候補項目を選択することになる。
[第1の実施の形態]
図3は、スクロール画面に、昇冪に1から順に整数を表示する場合のスクロール表示方法を示すものである。
図3(a)、(b)は、下向きのスクロールボタンが継続的に押下されることにより、下側に隠れている項目を表示するために、表示される各整数が上向きに移動し、表示領域が1乃至24から84乃至106に変化する様子を示す。
まず、図3(a)の状態において、下向きのスクロールボタンが押下され始めると、通常速度でのスクロールが開始する。所定時間が経過したならばスクロール速度が高速度まで上がる。
ここで、100という数値は、選択候補項目であり、図示していないが、例えば、表示領域が74乃至96になったときから、スクロール速度が高速度から選択用速度まで下がる。
そして、図3(b)は、選択用速度でのスクロールを開始してから所定時間経過後のスクロール画面を示すものである。この時においては、選択候補項目である100は、選択用速度でスクロールしているため、利用者にとって見易くなっている。図3(c)は、100が選択された状態を示している。100に近い数値も同様に、利用者にとって見易くなっている。100を選択しようとする利用者は、100を見つけたならば、スクロールボタンの押下を中止して、スクロールが停止したところで100を選択する。例えば、この数値が複写装置における複写の倍率を示すものであれば、倍率100%を選択することが容易であるばかりではなく、微調整をした100%に近い数値(例えば、94%など)も選択することが容易である。
なお、この数値が複写の倍率を表すものであるならば、代表的な複写倍率(A版からA版又は、B版からB版ならば、200.2%、141.4%、100%、70.7%、50%;A版からB版ならば、173.1%、122.5%、86.6%、61.2%;B版からA版ならば、163.3%、115.4%、81.7%、57.8%など)に対応する数値を選択候補項目に設定することにより、拡大複写又は縮小複写をすることが容易となる。また、代表的な複写倍率に微調整を追加した倍率で複写をすることも容易となる。更に、他のボタンで複写の倍率が選択された後に、それに対応する数値を選択候補項目に設定することにより、その倍率の付近のみで選択用速度でのスクロールが行われるので、倍率を設定した後での微調整が容易となる。
第1の実施の形態では、表示項目は、数値であった。例えば、100%近い数値の範囲で複写の倍率を調整する用途では、数値が100である場合に、その数値が選択候補項目に設定される。また、何種類かの拡大縮小率から何れかのものを選択する場合には、原稿の用紙サイズと複写後の用紙サイズの組合せが、数値に対応付けられ、その数値が何れかの組合せに対応すれば、その数値は選択候補項目に設定される。
また、数値が、何種類かある対象物の特定の物理量の数量を表す場合、数値が特定の種類の対象物の特定の物理量の数値に対応するのであれば、その数値は選択候補項目に設定される。
また、選択された項目の履歴を取り、それまでに選択されたことが多い項目を選択候補項目としてもよい。これは、利用者毎に行ってもよいし、装置毎に行ってもよい。
[第2の実施の形態]
図4は、スクロール画面に、北から南に向かう順に日本の各都道府県の名称を表示する場合のスクロール表示方法を示すものである。
図4(a)、(b)は、下向きのスクロールボタンが継続的に押下されることにより、下に隠れている都道府県の名称を表示するために、現在表示される各都道府県の名称が上向きに移動し、表示領域が「北海道」乃至「埼玉」から「三重」乃至「広島」に変化する様子を示す。
まず、図4(a)の状態において、下向きのスクロールボタンが押下され始めると、通常速度でのスクロールが開始する。所定時間が経過したならばスクロール速度が高速度まで上がる。
ここで、図4(b)において下線が引かれている「三重」、「滋賀」、「京都」、「大阪」、「兵庫」、「奈良」、「和歌山」は、近畿地方の都道府県の名称であり、これらの県名は、選択候補項目である。そして、図示していないが、例えば、北から見て「三重」の少し手前にある「岐阜」の表示が開始されるときから、スクロール速度が高速度から選択用速度まで下がる。
そして、図4(b)は、選択用速度でのスクロールを開始してから時間が経過した時のスクロール画面を示すものである。この時においては、選択候補項目である「三重」、「滋賀」、「京都」、「大阪」、「兵庫」、「奈良」、「和歌山」は、選択用速度でスクロールしているため、選択され易くなっている。図4(c)は、「奈良」が選択された状態を示している。「奈良」以外の「三重」、「滋賀」、「京都」、「大阪」、「兵庫」、「和歌山」も同様に、選択され易くなっている。
複写機又は複合機を会社や学校やコンビニエンスストアに設置する際には、その設置場所に関する情報を複写機又は複合機に設定することができる。また、複写機又は複合機からアクセスすることができるサーバに設定することもできる。設置場所に関する情報に基づいて、設置場所が属する地方にある都道府県の名称のグループを取得することができる。これに基づいて、このグループに含まれる都道府県の名称を選択候補項目として設定することができる。
このスクロール画面で選択する必要がある都道府県の名称が複写機又は複合機が設置されている都道府県の名称であれば、このような設定のおかげで、選択することが容易となる。
第2の実施の形態では、表示項目は、文字で表された都道府県の名称であり、これは、複写機又は複合機が設定された場所がある地方に属する都道府県の名称のグループである。複写機又は複合機の設定場所は、管理者が入力してもよいし、装置がGPSなどから取得してもよい。場所は、実際に装置が設定されている場所に限らず、所定の目的のために利用者などにより設定された他の場所であってもよい。
また、都道府県、市区町村などの地域の名称が所定の文字を含んでいることを条件として、それを選択候補項目としてもよい。そして、その所定の文字は、利用者により入力されたものであってもよいし、装置が内部又は外部から取得したものであってもよい。
また、選択された項目の履歴を取り、それまでに選択されたことが多い項目を選択候補項目としてもよい。これは、利用者毎に行ってもよいし、装置毎に行ってもよいし、地域毎に行ってもよい。
更に、コンビニエンスストアに設定された複写機又は複合機は、スーパバイザとサービスマンと店員により管理されているが、スーパバイザの管轄範囲と、サービスマンの管轄範囲と、店員の管轄範囲は、一般に相互に異なる。例えば、スーパバイザの管轄範囲は、特定の都道府県の幾つかの市区町村であり、サービスマンの管轄範囲は、特定の都道府県のそれよりも少ない数の市区町村であり、店員の管轄範囲は、1つ又は幾つかの店舗のみである。複写機または複合機をメンテナンスするために、これらの者がスクロール画面を含む管理画面を用いる場合があるが、或る店舗に設置されている複写機又は複合機のスクロール画面を利用する場合、特定表示項目として表示する地域的な範囲を、スーパバイザ、サービスマン、店員の管轄範囲を記録したデータベースをこれらの者のIDをキーとして参照することにより、この管轄範囲に合わせることができる。
[第3の実施の形態]
図5、図6、図7は、スクロール画面に、従業員の役職名付の氏名を呼び名順に表示する場合のスクロール表示方法を示すものである。
図5、図6は、上向きのスクロールボタンが継続的に押下されることにより、上に隠れている氏名を表示させるために、現在表示される各氏名が下向きに移動し、表示領域が「和田一郎 部長」乃至「渡辺二郎」から「熊沢一郎 係長」乃至「久保田太郎 係長」に変化する様子を示す。
まず、図5の状態において上向きのスクロールボタンが押下され始めると、通常速度でのスクロールが開始する。所定時間が経過したならばスクロール速度が高速度まで上がる。
ここで、(カ行/係長)という呼び名の頭文字と役職の組合せは、選択候補項目であり、図示していないが、例えば、逆順で(ワ行)から(カ行)に達する直前の(サ行)に到達したとき、又は、呼び名が(サ)で始まる氏名に到達したときから、スクロール速度が高速度から選択用速度まで下がる。
そして、図6は、選択用速度でのスクロールを開始してから時間が経過した時のスクロール画面を示すものである。この時においては、選択候補項目である(カ行/係長)という呼び名の頭文字と役職の組合せは、選択用速度でスクロールしているため、利用者にとって見易くなっている。図7は、(カ行/係長)という呼び名の頭文字と役職の組合から「久保田三郎 係長」が選択された状態を示している。「久保田三郎 係長」に近い「久保田一郎 係長」、「久保田太郎 係長」も同様に、選択され易くなっている。
例えば、利用者が自分の所属する部門の係長が「久保田三郎 係長」であることを知っているのが通常であるが、この場合、他の入力手段により、「役職=係長」と「氏名の頭文字の行=カ」を入力しておけば、スクロール画面は、このように変化するので、スクロール画面から「久保田三郎 係長」を選択することが容易になる。
また、複写機又は複合機の利用を開始するにあたり、利用者が、自分のIDを複写機又は複合機に入力して、ログインするような使い方をする場合があるが、このような場合には、利用者のIDに基づいて、その利用者が所属する部門、その部門に対応する各役職毎の氏名を従業員のデータベースから検索することができる。ここで、データベースは、各レコードに、少なくとも従業員の氏名、ID、役職をフィールドとして持つようなものである。従って、上述の例では、利用者は、自分のIDを複写機又は複合機に読み込ませるだけで、スクロール画面から「久保田三郎 係長」を選択することが容易になる。
利用者が複写機又は複合機に自分のIDを入力したならば、従業員の氏名と役職を表示するスクロール画面から、自分の所属する部門に対応する各役職の人物の氏名を役職付で選択することが容易となる。図の例にはないが、例えば、課長が「鈴木一雄」であり、部長が「田中義一」であれば「鈴木一雄 課長」と「田中義一 部長」を選択候補項目としてもよく、このような場合には、同様に、(サ行/課長)、(タ行/部長)に近づいたならば、スクロール速度を選択用速度にして、「鈴木一雄 課長」と「田中義一 部長」を選択することを容易にすることができる。
第3の実施の形態では、表示項目は、文字で表された氏名及び役職名であるが、氏名及び役職名の組合せが所定の条件を満たすことのみならず、その氏名及び役職名に対応した所定の属性が所定の条件を満たすならば、その氏名及び役職を選択候補項目としてもよい。例えば、その氏名及び役職名に対応した住所、家族構成、給与などが所定の条件を満たすならば、その氏名及び役職を選択候補項目としてもよい。
また、選択された項目の履歴を取り、それまでに選択されたことが多い項目を選択候補項目としてもよい。これは、利用者毎に行ってもよいし、装置毎に行ってもよいし、部門毎に行ってもよい。
[第4の実施の形態]
図8、図9は、スクロール画面に、画像を表示する場合のスクロール表示方法を示すものである。このスクロール画面は、縦2×横4の画像を同時に表示することができ、スクロールボタンを押すことにより水平方向(右方向又は左方向)にスクロールする。
図8、図9は、右向きのスクロールボタンが継続的に押下されることにより、右に隠れている画像を表示させるために、現在表示される画像が左向きに移動し、表示される画像が図8に示す8つのものから中途の段階を経て図9に示す8つのものに変化する様子を示す。
ここでは、「山」というキーワードが対応付けられた画像が、選択候補項目であるとしている。これに対応する画像は、図9の画面の左上の隅にある。山というキーワードは、画像から「山」を画像認識して、それを文字化したものであってもよいし、外部から利用者などにより入力されたものであってもよい。キーワードは、画像に埋め込まれていてもよい。また、データベースにおいて、画像とキーワードが対応付けられていてもよい。
まず、図8の状態において、右向きのスクロールボタンが押下され始めると、通常速度でのスクロールが開始する。所定時間が経過したならばスクロール速度が高速度まで上がる。図8に示すスクロール画面には、「山」というキーワードに対応付けられた画像はない。また、中途のスクロール画面(図示せず)にも、「山」というキーワードに対応付けられた画像はない。しかし、中途のスクロール画面は、図9に示す「山」というキーワードに対応付けられた画像を表示するスクロール画面に近いものであるため、中途のスクロール画面は、選択用速度でスクロールする。そして、図9に示すスクロール画面を表示するまで、選択用速度によるスクロールを継続する。
利用者は、図9に示す選択用速度でスクロールしている画面において、キーワード「山」に対応付けられた画像を容易に見つけることが可能となる。
ここで、このスクロール画面を表示する装置は、利用者のIDを受け付けるものである。この装置は、利用者のプロファイルを保存し、又は、それにアクセスすることが可能である。プロファイルには、その利用者が好きなものがカテゴリ毎に列記されている。カテゴリとしては、例えば、音楽、スポーツ、映画、音楽、ゲーム、趣味、書籍、食べ物、俳優、女優などがある。例えば、スポーツ又は趣味として山登りがあれば、その利用者には「山」が対応付けられる。
従って、装置にログインした利用者IDにプロファイルにおいてこのように「山」が対応付けられていれば、図8、図9に示すようなスクロール画面を表示して、利用者が「山」に対応付けられている画像を選択することを容易にすることができる。
図8、図9に示すような画像を表示するスクロール画面には、通常の写真の他に、音楽のレーベル、映画のタイトル画像、ゲームのタイトル画像などを表示することができる。利用者に音楽のジャンル、映画のジャンル、ゲームのジャンルが対応づけられていれば、利用者のこれらの好きなジャンルに対応した画像をスクロール画面において選択用速度で表示することが可能になる。ここで、利用者に対応するジャンルは、1つであっても複数であってもよい。例えば、写真の例でいえば、山のみであってもよいし、山と海であってもよい。音楽の例でいえば、クラシックのみであってもよいし、クラシックとジャズであってもよい。
また、選択された項目の履歴を取り、それまでに選択されたことが多い項目を選択候補項目としてもよい。これは、利用者毎に行ってもよいし、装置毎に行ってもよいし、分類された利用者グループ毎に行ってもよい。
[第5の実施の形態]
第1の実施の形態では、表示項目は、数値であり、第2の実施の形態では、表示項目は、文字で表された都道府県の名称であり、第3の実施の形態では、表示項目は、文字で表された氏名及び役職名であり、第4の実施の形態では、表示項目は、画像であったが、表示項目を他のものにより表してもよい。例えば、記号によって表してもよい。また、数値、文字、記号若しくは画像又はこれらの少なくとも2つの組み合わせにより表わしてもよい。
[第6の実施の形態]
図10は、第6の実施の形態によるスクロール装置の機能ブロック図である。
図10を参照すると、本実施形態によるスクロール装置は、項目情報格納部101、項目対応情報取得部103、比較条件設定部105、押下時間検出部107、スクロール速度調整部109、スクロール部111及びスクロール画面113を含む。
項目情報格納部101は、スクロール画面113に表示するべき項目を格納する。
項目対応情報取得部103は、項目情報格納部101に格納されている項目に対応する情報であって、スクロール速度の調整に利用されるものを項目情報格納部101又は外部から取得する。
比較条件設定部105は、項目対応情報取得部101が取得した項目対応情報に対する比較相手、比較条件などを設定する。
押下時間検出部107は、利用者によるスクロールボタンが押下されている時間を検出する。なお、押下時間検出部107は、利用者によるスクロールボタンが押下されている時間を検出する。押下時間検出部107は、スクロールボタンが現在押下されているか否かの検出も行う。
スクロール速度調整部109は、押下時間検出部107が検出したスクロールボタンの押下状態及び押下時間、並びに、項目対応情報取得部103が取得した項目対応情報及び比較条件設定部105が設定した比較相手、比較条件に基づいて、スクロール速度を調整する。
スクロール部111は、スクロール画面113に、項目情報格納部101に格納されている項目を、スクロール速度調整部109により調整された速度でスクロール表示する。
スクロール画面113は、複合機などの様々な機器のGUI画面に含まれる。また、スクロール画面113には、スクロールバーが備わっていてもよく、スクロールバーには、スライダ、両方向のスクロールボタンが含まれる。
[第7の実施の形態]
第7の実施の形態は、第1乃至第6の実施の形態による原稿読取装置を含む複合機800に関するものである。図11及び図12は、複合機800の構成などを示すものである。
図11及び図12に示すように、複合機800は、原稿の画像を読み取る原稿読取装置820と、シートに画像を形成する複合機本体(画像形成部本体)215と、原稿読取装置820及び複合機本体215を操作するための操作パネル部217と、操作パネル部217による操作に基づいて原稿読取装置820及び複合機本体215を制御する演算処理部213と、を備えている。
画像読取りのために原稿読取装置820を単体で用いること、画像形成のために画像形成部本体215を単体で用いることの他に、画像を複写するためにこれらを連動させることもできる。また、複合機800は図示しない記憶装置及びファクシミリ装置を含んでいてもよい。記憶装置は、原稿読取装置により読み取られた画像やファクシミリ装置により受信した画像を格納することができる。ファクシミリ装置は、原稿読取装置により読み取られた画像や記憶装置に格納されている画像を送信することと、外部から画像を受信することができる。更に、複合機800は、ネットワークを介してパーソナルコンピュータと接続するためのインターフェースを含んでいてもよい。複合機800に接続されたパーソナルコンピュータは、これが管理できるデータについて複合機の機能を利用することができる。
原稿読取装置820は、原稿を自動給送する原稿自動給送部SPF(Single Pass Feeder)824と、原稿の画像を読み取る読取装置本体822と、を備えている。なお、原稿読取装置820は、図12に示す構成要素の他に、図12には示されないが図11に示される構成要素も含む。
複合機本体215は、シートを給送するシート給送部10と、シートを手差し給送可能な手差し給送部20と、シート給送部10又は手差し給送部20により給送されるシートに画像を形成する画像形成部30と、を備えている。
シート給送部10は、シートを積載するシート積載部11と、シート積載部11に積載されたシートを1枚ずつ分離給送する分離給送部12と、を備えている。シート積載部11は、回転軸13を中心に回動する中板14を備えており、中板14は、シートを給送する際に回動してシートを上方に持ち上げる。分離給送部12は、中板14により持ち上げられたシートを給送するピックアップローラ15と、ピックアップローラ15により給送されるシートを1枚ずつに分離する分離ローラ対16と、を備えている。
手差し給送部20は、シートを積載可能な手差しトレイ21と、手差しトレイ21に積載されたシートを1枚ずつ分離給送する分離給送部22と、を備えている。手差しトレイ21は、複合機本体215に回動自在に支持されており、手差し給送する際には、所定の角度に固定させることでシートを積載可能になる。分離給送部22は、手差しトレイ21に積載されたシートを給送するピックアップローラ23と、ピックアップローラ23により給送されるシートを1枚ずつに分離する分離ローラ24及び分離パッド25と、を備えている。
画像形成部30は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の画像を形成する4つのプロセスカートリッジ31Y〜31Kと、後述する感光体ドラム740Y〜740Kと、これらの表面を露光する露光装置32と、感光体ドラム740Y〜740Kの表面に形成されたトナー像をシートに転写する転写部(転写手段)33と、転写したトナー像をシートに定着させる定着部34と、を備えている。なお、符号の最後に付すアルファベット(Y、M、C、K)は、それぞれの色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)を示している。
4つのプロセスカートリッジ31Y〜31Kのそれぞれは、複合機本体215から取り外し可能に構成されており、交換可能となっている。なお、4つのプロセスカートリッジ31Y〜32Kは、形成する画像の色が異なること以外は同様な構成であるため、イエロー(Y)の画像を形成するプロセスカートリッジ31Yの構成のみの説明し、プロセスカートリッジ31M〜31Kの説明は省略する。
プロセスカートリッジ31Yは、像担持体としての感光体ドラム740Yと、感光体ドラム740Yを帯電させる帯電器741Yと、感光体ドラム740Y上に形成された静電潜像を現像する現像装置742Yと、感光体ドラム740Yの表面に残留するトナーを除去するドラムクリーナと、を備えている。現像装置742Yは、感光体ドラム740Yを現像する現像装置本体(詳細には図示せず)と、現像装置本体にトナーを供給するトナーカートリッジ(詳細には図示せず)と、を備えている。トナーカートリッジは、現像装置本体に着脱可能に構成されており、収容されたトナーが無くなると、現像装置本体から取り外して、交換することができるようになっている。
露光装置32は、レーザ光を照射する光源(図示せず)と、レーザ光を感光体ドラム740Y〜740Kに導く複数のミラー(図示せず)等と、を備えている。転写部33は、感光体ドラム740Y〜740Kに形成されたトナー像を担持する中間転写ベルト35と、感光体ドラム740Y〜740Kに形成されたトナー像を中間転写ベルト35に一次転写する一次転写ローラ36Y〜36Kと、中間転写ベルト35に転写されたトナー像をシートに二次転写する二次転写ローラ37と、中間転写ベルト35に残留するトナーを除去するベルトクリーナ38と、を備えている。中間転写ベルト35は、駆動ローラ39a及び従動ローラ39bに掛け渡されており、一次転写ローラ36Y〜36Kによって感光体ドラム740Y〜740Kに押し付けられている。二次転写ローラ37は、駆動ローラ39aとで中間転写ベルト35をニップ(挟持)しており、ニップ部Nで中間転写ベルト35が担持するトナー像をシートに転写する。定着部34は、シートを加熱する加熱ローラ34aと、加熱ローラ34aに圧接する加圧ローラ34bと、を備えている。
操作パネル部217は、所定の情報を表示する表示部211と、利用者が原稿読取装置820及び複合機本体215への指示を入力する入力部203と、を備えている。本実施形態においては、操作パネル部217は、読取装置本体822の正面側に配設されている。なお、正面側は図11の紙面の手前側に対応し、裏面側は図11の背面側に対応する。
図12に示すように、演算処理部213は、シート給送部10、手差し給送部20、画像形成部30及び原稿読取装置820を駆動制御するCPU213aと、CPU213aを動作させるための各種プログラムとCPU213aが用いる各種情報等を記憶するメモリ213bと、を備えている。演算処理部213は、利用者による操作パネル部217への操作に基づいて、シート給送部10、手差し給送部20、画像形成部30及び原稿読取装置820の動作を統合して制御し、シートに画像を形成させる。
なお、演算処理部213に、図10に示すスクロール表示装置が含まれていてもよい。
次に、上述のように構成された複合機800による画像形成動作(演算処理部213による画像形成制御)について説明する。本実施形態においては、原稿自動給送部824により給送され、読取装置本体822により読み取られた読取原稿の画像を、シート給送部10により給送されるシートに画像形成部30が形成する画像形成動作を例にとり説明する。
利用者による操作パネル部217の入力部203への入力により、画像形成開始信号が発信されると、利用者により原稿自動給送部824に載置された読取原稿が原稿読取位置に向けて自動給送され、原稿読取位置で読取装置本体822によって画像が読み取られる。
読取装置本体822により原稿の画像が読み取られると、読み取られた原稿の画像情報に基づいて、露光装置32が感光体ドラム740Y〜740Kに向けて、それぞれに対応する複数のレーザ光を照射する。このとき、感光体ドラム740Y〜740Kは、それぞれ、帯電器741Y〜741Bにより予め帯電されており、それぞれに対応するレーザ光が照射されることで感光体ドラム740Y〜740K上にそれぞれの静電潜像が形成される。その後、現像装置742Y〜742Kにより感光体ドラム740Y〜740K上にそれぞれ形成された静電潜像が現像され、感光体ドラム740Y〜740K上に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)のトナー像が形成される。感光体ドラム740Y〜740K上に形成された各色のトナー像は、一次転写ローラ36Y〜36Kによって中間転写ベルト35に重畳転写され、重畳転写されたトナー像(フルカラーのトナー像)は、中間転写ベルト35に担持された状態でニップ部Nまで搬送される。
上述の画像形成動作に並行して、シート積載部11に積載されたシートが、分離給送部12によって1枚ずつに分離されながら、ピックアップローラ15によりシート搬送路26に給送される。そして、ニップ部Nのシート搬送方向上流にあるレジストローラ対27で、斜行が補正されると共に、所定の搬送タイミングでニップ部Nに搬送される。ニップ部Nに搬送されたシートは、二次転写ローラ37によって中間転写ベルト35が担持するフルカラーのトナー像が転写される。
トナー像が転写されたシートは、定着部34で加熱・加圧されることでトナー像が溶融定着され、排出ローラ対18により装置外に排出される。装置外に排出されたシートは、排出シート積載部19に積載される。
なお、シートの両面(第1面及び第2面)に画像を形成する場合に、第1面に画像が形成されたシートが装置外に排出される前に、排出ローラ対18を逆回転させて両面搬送路17に搬送し、両面搬送路17を介して画像形成部30に再搬送する。そして、第1面と同様に、第2面に画像を形成し、装置外に排出する。装置外に排出されたシートは、排出シート積載部19に積載される。
なお、上記のスクロール表示装置は、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組合わせにより実現することができる。また、上記のスクロール表示装置により行なわれるスクロール表示方法も、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらに組合わせにより実現することができる。ここで、ソフトウェアによって実現されるとは、コンピュータがプログラムを読み込んで実行することにより実現されることを意味する。
プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
本発明は、複数の項目のスクロール表示に利用することができる。
101 項目情報格納部
103 項目対応情報取得部
105 比較条件設定部
107 押下時間検出
109 スクロール速度調整部
111 スクロール部
113 スクロール画面

Claims (11)

  1. 所定の表示領域に表示する1又は複数の項目をスクロールするためのスクロール手段と、
    前記スクロール手段によるスクロールの速度を調整するためのスクロール速度調整手段と、
    を備え、
    前記スクロール速度調整手段は、利用者によるスクロールのための操作時間と、前記表示領域に表示する各項目に関連した情報に基づいて、前記スクロール速度を調整することを特徴とするスクロール表示装置。
  2. 請求項1に記載のスクロール表示装置であって、
    前記スクロール速度調整手段は、利用者によるスクロールのための操作が操作に関する所定の条件を満たしたならば、前記スクロール速度を通常の速度よりも早くすることを特徴とするスクロール表示装置。
  3. 請求項1又は2に記載のスクロール表示装置であって、
    前記スクロール速度調整手段は、スクロール速度を通常の速度よりも早くしてから、スクロール先の方向に存在する或る項目に対応する所定の属性の値が所定の条件を満たす場合、当該或る項目の位置を位置的基準とした所定の範囲にある項目を前記表示領域に表示する期間では、前記スクロール速度を通常の速度又はそれ未満にすることを特徴とするスクロール表示装置。
  4. 請求項3に記載のスクロール表示装置であって、
    前記スクロール速度調整手段は、前記スクロール速度を通常の速度又はそれ未満にしてから、スクロールボタンの押下が解除されたならば、スクロールを停止することを特徴とするスクロール表示装置。
  5. 請求項3又は4に記載のスクロール表示装置であって、
    各項目に対応する所定の属性の値は、数値、文字、記号若しくは画像又はこれらの少なくとも2つの組み合わせにより表されることを特徴とするスクロール表示装置。
  6. 請求項3又は4に記載のスクロール表示装置であって、
    各項目に対応する所定の属性とは、該項目の属性、又は、該項目の属性に関連した他の属性であることを特徴とするスクロール表示装置。
  7. 請求項3乃至6の何れか1項に記載のスクロール表示装置であって、
    或る項目に対応する所定の属性の値が所定の条件を満たすとは、
    (1)或る項目に対応する所定の属性の値と1又は複数の所定の値との比較結果が所定の条件を満たすこと、
    (2)或る項目に対応する所定の属性の値と1又は複数の入力した値との比較結果が所定の条件を満たすこと、及び、
    (3)或る項目についての選択履歴が所定の条件を満たすこと、
    の何れか1つが成立する場合、又は、これらの少なくとも2つが同時に成立する場合であることを特徴とするスクロール表示装置。
  8. 請求項3乃至7の何れか1項に記載のスクロール表示装置であって、
    前記或る項目に対応する所定の属性とは、
    当該スクロール表示装置が配置されている位置に関連した属性、当該スクロール表示装置を利用している者に関連した属性、又は、これらの組み合わせに関連した属性であることを特徴とするスクロール表示装置。
  9. 請求項1乃至8の何れか1項に記載のスクロール表示装置を備えることを特徴とする複合機。
  10. 所定の表示領域に表示する1又は複数の項目をスクロールするためのスクロールステップと、
    前記スクロール手段によるスクロールの速度を調整するためのスクロール速度調整ステップと、
    を備え、
    前記スクロール速度調整ステップでは、利用者によるスクロールのための操作時間と、前記表示領域に表示する各項目に関連した情報に基づいて、前記スクロール速度を調整することを特徴とするスクロール表示方法。
  11. コンピュータを請求項1乃至8の何れか1項に記載のスクロール表示装置として機能させることを特徴とするスクロール表示用プログラム。
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