JP2004272314A - 画像表示装置、画像表示方法、コンピュータプログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像の検索を容易に行う。
【解決手段】画像表示装置100は、メモリカードMCから画像ファイルを入力してファイル構成テーブルを作成する。ユーザから検索条件が設定された場合には、ファイル構成テーブル内をサーチし、検索条件に該当する画像の検索フラグをオンにする。画像表示装置100は、リモコンRCのページ送りボタンが押されたことを検出すると、次に表示すべき画像を入力し、それらの画像の中に検索条件に該当する画像があるか否かをファイル構成テーブルの検索フラグの状態により検出する。該当する画像がある場合には、通常時よりもページ送り速度を遅くする。こうすることにより、ユーザは容易に目的の画像を見つけることが可能となる。
【選択図】 図10
【解決手段】画像表示装置100は、メモリカードMCから画像ファイルを入力してファイル構成テーブルを作成する。ユーザから検索条件が設定された場合には、ファイル構成テーブル内をサーチし、検索条件に該当する画像の検索フラグをオンにする。画像表示装置100は、リモコンRCのページ送りボタンが押されたことを検出すると、次に表示すべき画像を入力し、それらの画像の中に検索条件に該当する画像があるか否かをファイル構成テーブルの検索フラグの状態により検出する。該当する画像がある場合には、通常時よりもページ送り速度を遅くする。こうすることにより、ユーザは容易に目的の画像を見つけることが可能となる。
【選択図】 図10
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の画像を順次表示する画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタルカメラの普及に伴い、個人であっても大量の画像データを所有するようになった。従来、このような大量の画像の中からユーザが所望の画像を検索するには、大きく分けて2つの方法が採られていた。1つは、画像を1枚1枚、あるいは所定の枚数毎に画面に表示させて探す方法であり、もう1つは、ファイル名や撮影日時などの検索条件に基づき画像を検索する方法である。
【0003】
なお、以下で挙げる特許文献1には、携帯電話に大きな画像を表示する際に、筐体に設けたロータ部の回転角度に応じてスクロールモードを変更する技術が開示されており、特許文献2には、デジタルカメラの液晶モニタに表示された画像をページ送りする際に簡易画像を表示する技術が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−169639号公報
【特許文献2】
特開平11−146326号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した前者の画像検索方法では、結局、画像を目視で1枚1枚確認しなければならず大変手間のかかる作業であった。また、後者の方法を採った場合でも、ファイル名や撮影日を正確に把握している必要があり、少しでも条件の指定を誤ると目的の画像を検索することができないという課題があった。
【0006】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、より容易に画像の検索が可能な技術の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
上記課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の画像表示装置を次のように構成した。すなわち、複数の画像を順次表示する画像表示装置であって、
表示すべき画像を入力する入力部と、
前記入力した画像が、所定の検索条件に該当する検索画像か否かを判定する判定部と、
前記入力した画像を表示する表示部と、を備え、
前記表示部は、前記表示する画像に前記検索画像が含まれている場合に、該検索画像が含まれない場合に比べて前記表示の態様を視認しやすい態様に変更することを要旨とする。
【0008】
本発明の画像表示装置によれば、所定の検索条件に該当する画像があれば、その表示をユーザの視認しやすい態様に変更することができる。従って、画像を順次表示する場合にも、容易に目的の画像を見つけることが可能となる。また、検索条件に該当しない画像についても順次表示を行うため、検索条件が不正確であっても画像を目視で検索することができる。順次表示とは、例えば、ページ送り表示やスクロール表示、スライド表示などの表示態様をいう。
【0009】
上記所定の検索条件とは、ユーザの所定の操作によって入力されるものであってもよいし、画像表示装置に予め設定されたものであってもよい。むろん、画像表示装置に予め設定された検索条件の中からユーザが選択するものであってもよい。
【0010】
上記構成の画像表示装置において、前記表示部は、前記表示する画像に前記検索画像が含まれている場合に、次に挙げる態様のうち、少なくともいずれか一つの態様に前記表示の態様を変更するものとしてもよい。
(A)前記表示の時間を長くする。
(B)前記所定の検索条件に該当する画像を他の画像に比べて大きいサイズで表示する。
(C)前記所定の検索条件に該当する画像を他の画像に比べて強調して表示する。
【0011】
このような表示の態様とすることにより、ユーザは、容易に目的の画像を見つけることが可能となる。なお、上記(B)(C)の適用にあたり、1画面中に複数の画像を表示するような場合には、前記所定の検索条件に該当する画像だけを大きいサイズでまたは強調して表示するものとしてもよいし、その画面に含まれる他の画像についても同様に大きいサイズでまたは強調して表示してもよい。すなわち、少なくとも他のページに表示する画像に比べて大きいサイズでまたは強調して表示するものであればよい。ここで、「強調して表示する」とは、例えば、画像の色調を変更して表示したり、画像の周囲を所定の枠で囲んで表示したり、他の画像をモノクロで表示し、前記所定の検索条件に該当する画像のみをカラー表示することなどを含む。
【0012】
また、上記構成の画像表示装置において、
前記入力部は、更に、前記入力した画像に関連付けられた属性データを入力し、
前記判定部は、該属性データに基づき、前記判定を行うものとしてもよい。
【0013】
属性データとは、例えば、画像のファイル名、そのファイルが格納されたフォルダ名、画像が生成された日時などである。また、例えば、その画像がExif規格などの所定の規格に準拠した画像データであれば、撮影モード、その画像を撮影したデジタルカメラの名称、画像の解像度、絞り値、シャッタスピードなど、種々の属性データに基づき判定を行うことができる。属性データは、画像ファイル内に画像とともに記録されていてもよいし、画像とは別々に管理されているものでもよい。
【0014】
また、上記構成の画像表示装置において、前記判定部は、前記入力した画像の解析を行うことにより、前記判定を行うものとしてもよい。
【0015】
画像の解析とは、例えば、その画像の色調やその画像が現す形状を解析することをいう。例えば、検索条件として、「夜景」という条件が設定された場合であれば、その色調を解析し、黒色が多い画像を、その条件に該当すると判定することができる。また、例えば、「山」という条件が設定された場合では、山の形を現す所定のテンプレート画像と、検索対象の画像とを画素毎にマッチングさせることにより、その類似度を求め、該当するか否かを判定することができる。
【0016】
また、上記構成の画像表示装置において、更に、前記所定の検索条件に従い、前記複数の画像をソートするソート部を備え、前記表示部は、該ソートした順に前記画像を表示するものとしてもよい。
【0017】
こうすることにより、検索条件に該当する画像を連続的に表示させることができるため、ユーザは、より容易に画像の検索を行うことができる。また、検索条件が不正確な場合であっても、表示順が検索条件に従ってソートされるため強調表示等された画像の近傍で目的の画像を見つけ出せる可能性が高い。
【0018】
本発明において上述した種々の態様は、適宜、組み合わせたり、一部を省略したりして適用することができる。また、本発明は、上述した画像表示装置としての構成以外にも、例えば、複数の画像を順次表示する画像表示方法や、複数の画像を順次表示させるためのコンピュータプログラム、かかるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体としても実現することができる。いずれの構成においても、上述した各態様を適宜、適用可能である。コンピュータ読み取り可能な記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスクやCD−ROM、DVD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ハードディスク等の種々の媒体を利用することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について実施例に基づき次の順序で説明する。
A.画像表示装置のハードウェア構成:
B.画像表示装置のソフトウェア構成:
C.初期表示処理:
D.検索条件設定処理:
E.ページ送り処理:
F.変形例:
【0020】
A.画像表示装置のハードウェア構成:
図1は、実施例としての画像表示装置100のハードウェア構成を示す説明図である。画像表示装置100は、デジタルスチルカメラなどで撮影された画像やそのサムネイルをモニタMNに表示するための装置である。画像表示装置100は、図示するように、メモリカード入力部10やリモコン受光部20、ビデオコントローラ30、CPU40、ROM50、RAM60等を備えている。モニタMNとしては、例えば、テレビやプラズマディスプレイ、液晶ディスプレイなど種々の表示装置を用いることができる。
【0021】
メモリカード入力部10は、メモリカードMCに記録された画像ファイルを入力するインターフェースである。メモリカードMCには、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラで撮影された画像が記録されている。本実施例では、Exif規格に準拠したJPEGファイルが記録されているものとした。この規格に準拠したJPEGファイルには、画像の属性情報として、例えば、画像を撮像したカメラの名称、撮影日時、撮影モード、フラッシュの有無、シャッタスピード、絞り値など、種々の情報が記録されている。メモリカードMCとしては、例えば、コンパクトフラッシュ(登録商標)やスマートメディア、SDメモリカード、メモリースティック、マルチメディアカード(MMC)などの種々のメモリカードを用いることができる。
【0022】
リモコン受光部20は、リモコンRCが出力する赤外線等の信号を入力することによりユーザから種々の操作を入力する。リモコンRCは、画像表示装置100によりモニタMNに表示される種々のGUI(グラフィカルユーザインタフェース)の操作を行うための装置である。リモコンRCには、番号ボタンB1や方向ボタンB2、決定ボタンB3、ページ送りボタンB4、ページ戻しボタンB5などが備えられている。番号ボタンB1はメニューの選択や日時の入力等を行うボタンであり、方向ボタンは、画像の選択等を行うためのボタンである。決定ボタンは、方向ボタンにより選択された画像の表示などに用いられるボタンである。
【0023】
ビデオコントローラ30は、CPU40からの指示を受け、モニタMNへのGUIの表示や、メモリカードMCから入力した画像の表示などを行う。図2は、モニタMNに表示されるGUIを示す説明図である。図示するように、本実施例では、画面の左側に種々の機能を実行するためのメニューが表示され、右側には、画像のサムネイルが表示されるものとした。
【0024】
ROM50には画像表示装置100を制御するための制御プログラムが記録されている。CPU40は、RAM60をワークエリアとして用い、このプログラムを実行する。RAM60は、ビデオコントローラ30がモニタMNに画像を表示するためのフレームメモリとしても用いられる。
【0025】
本実施例では、画像表示装置100をモニタMNに接続して利用する装置として構成したが、例えば、テレビなどに内蔵されるモジュールとして構成してもよい。また、パーソナルコンピュータを画像表示装置100として適用することもできる。かかる場合には、リモコンRCの替わりにマウスやキーボードを用いて各種操作を行い、制御プログラムはハードディスクやCD−ROM等の各種記録媒体に記録されているものとして適用すればよい。また、画像ファイルの入力は、メモリカードMCから入力される態様に限定されず、USBケーブル等で接続したデジタルカメラから直接入力するものとしてもよい。
【0026】
B.画像表示装置のソフトウェア構成:
次に、画像表示装置100の一機能であるサムネイル表示機能について説明する。サムネイル表示機能とは、メモリカードMCに記録された画像のサムネイルをモニタMNに表示する機能である。
【0027】
図3は、サムネイル表示機能を実現するためのソフトウェアブロック図である。かかるソフトウェアは、画像入力部110やファイル構成テーブル作成部120、ファイル構成テーブル記憶部130、検索条件設定部140、条件判定部150、サムネイル表示部160を備えている。
【0028】
画像入力部110は、メモリカードMCに記録された画像ファイルの入力や参照を行う。
【0029】
ファイル構成テーブル作成部120は、画像入力部110を用いてメモリカードMCに記録された画像ファイルを参照し、そのファイル構成テーブルを作成する。ファイル構成テーブルとは、画像ファイルの属性情報などを記録するためのテーブルである。図4は、メモリカードMC内の画像ファイルの格納状態を示す説明図である。図示するように、メモリカードMCには、ルートフォルダRTを基準フォルダとして、フォルダD01、D02にそれぞれ複数の画像ファイルが記録されているものとした。図5は、かかる格納状態に基づき作成されたファイル構成テーブルである。本実施例では、ファイル構成テーブルに、画像が格納されているフォルダ名、画像のファイル名、撮影日時、撮影モードが記録されるものとした。撮影日時や撮影モードは、画像ファイルのヘッダに記録されたExif情報を解析することにより得ることができる。その他、ファイル構成テーブルには、後述する処理により、検索フラグ、表示順、類似度等が記録される。作成されたファイル構成テーブルは、ファイル構成テーブル記憶部130によりRAM60に記憶される。
【0030】
検索条件設定部140は、画像の検索条件の設定を行う。画像表示装置100は、ここで設定した検索条件に基づき、連続ページ送り時のサムネイル表示の態様を制御する。図6は、検索条件を設定するためのGUIである。このGUIは、図2で示した左側のメニューから、「条件設定」が選択されることにより表示される。図示するように、本実施例では、検索条件として、「フォルダ/ファイル名」「撮影日時」「撮影モード」「画像タイプ」を選択できるものとした。
【0031】
図7は、これらの検索条件の詳細を設定するためのGUIである。図7(a)は、フォルダ名およびファイル名を指定するためのダイアログである。フォルダ名およびファイル名は、両者とも設定してもよいし、一方だけを設定してもよい。図7(b)は、撮影日時を指定するためのタイアログである。図7(c)は、撮影モードを指定するためのダイアログである。撮影モードとは、意図した画像が撮影できるようにユーザが画像撮影時にデジタルカメラに設定したモードであり、例えば、マクロモード、夜景モード、人物モードといったモードである。図7(d)は、画像タイプを指定するためのダイアログである。画像タイプとは、撮影された画像のシーンを判別するための検索条件である。本実施例では、「山」「花」「夕焼け」のいずれかを選択するものとした。
【0032】
条件判定部150は、検索条件設定部140によって設定された検索条件に基づき、ファイル構成テーブルから該当する画像を検索する。条件に該当する画像に対しては、その「検索フラグ」をオンにする。例えば、図7(b)で、「2003年1月の10時」と検索条件が設定された場合には、図5のファイル構成テーブルでは、「F003.jpg」が検索条件に該当する。従って、その検索フラグをオンにする。
【0033】
ソート部152は、画像の表示順の並べ替えを行う。並べ替えは、図7(a)〜(d)で示したダイアログの「ソート」がチェックされた場合に行う。例えば、図7(b)において、「ソート」のチェックボックスがチェックされた場合には、画像を日付順にソートし、その順序をファイル構成テーブルの「表示順」に記録する。画像タイプによってソートする場合は、以下で説明する画像解析により各画像の類似度を求め、その類似度順に並べ替えを行えばよい。
【0034】
画像解析部151は、検索条件として「画像タイプ」が指定された場合に、画像の解析を行って類似度を求める機能部である。例えば、図7(d)において、画像タイプとして、「山」や「花」が設定された場合には、山や花の形状を表す所定のテンプレート画像とメモリカードMCに記録された画像とを画素毎にマッチングしてその類似度を求め、ファイル構成テーブルの「類似度」にその値を記録する。その他、図7(d)において「夕焼け」が設定された場合には、画像の色調を解析し、橙色や赤色の画素が多く含まれる順に類似度を記録する。条件判定部150は、このように記録された類似度を参照し、類似度の高い画像に対して、検索フラグをオンにする。
【0035】
サムネイル表示部160は、メモリカードMCに記録された画像のサムネイルをモニタMNに表示する機能部である。表示する際には、ファイル構成テーブルに記録された「表示順」に従い、さらに、「検索フラグ」がオンのサムネイルを表示する際には、そのサムネイル画像がユーザに視認しやすいように表示態様を変更して表示を行う。かかる処理の詳細については後述する。サムネイルの表示方法としては、例えば、入力した画像を所定の大きさに縮小することにより表示してもよいし、画像ファイルのヘッダに予め記録されているサムネイルデータを用いるものとしてもよい。
【0036】
なお、上述したこれらの機能ブロックは、本実施例ではソフトウェアにより実現するものとしたが、ハードウェアによって実現するものとしてもよい。
【0037】
C.初期表示処理:
図8は、初期表示処理のフローチャートである。初期表示処理とは、メモリカードMCから画像を入力してそのサムネイルを最初に表示する処理である。まず、画像表示装置100のCPU40は、図2で示したメニューの中から「メモリカード」が選択されたか否かを判定する(ステップS100)。選択されなかった場合は、処理を終了する。選択された場合には、上述した方法によりファイル構成テーブルを作成する(ステップS110)。次に、CPU40は、メモリカードMCから1画面内に表示可能な数の画像ファイルを入力する(ステップS120)。そして、最後に、入力した画像ファイルのサムネイルを画面に表示する(ステップS130)。以上の処理により、画像表示装置100は、初期表示を行うことができる。
【0038】
D.検索条件設定処理:
図9は、検索条件設定処理のフローチャートである。まず、画像表示装置100のCPUは、図2で示したメニューの中から、「条件設定」が選択されたか否かを判定する(ステップS200)。選択されなかった場合は処理を終了する。選択された場合は、図6や図7で示したGUIによりユーザから検索条件の入力を受ける(ステップS210)。そして、CPU40は、入力された検索条件に該当する画像を検索する(ステップS220)。該当する画像に対しては、「検索フラグ」をオンにする。検索条件として「画像タイプ」が設定された場合には、このとき同時に画像解析も行う。次に、図7のGUIで「ソート」がチェックされていたかどうかを判定し(ステップS230)、チェックされていた場合には、ソートを行う(ステップS240)。以上の処理により、画像表示装置100は、検索条件を設定することができる。
【0039】
E.ページ送り処理:
図10は、ページ送り処理のフローチャートである。ページ送り処理とは、メモリカードMCに記録された画像が多く、1画面内にすべてのサムネイルの表示を行えない場合に、ユーザの指示により画面(ページ)を切り替えることにより、次々にサムネイルを表示するための処理である。
【0040】
まず、画像表示装置100のCPU40は、リモコンRCのページ送りボタンB4が押されたか否かを検出する(ステップS300)。検出されなかった場合は、処理を終了する。検出された場合は、CPU40は、次に表示すべき画像をメモリカードMCから入力する(ステップS310)。例えば、現在表示されているサムネイルが1〜15番目の画像のサムネイルであれば、16〜30番目の画像を入力する。
【0041】
次に、その表示すべき画像の中に、検索条件に該当する画像が含まれているか否かを判定する(ステップS320)。この判定は、ファイル構成テーブルの検索フラグの状態を検出することにより行う。含まれていない場合(ステップS320:No)には、入力した画像のサムネイルを「通常モード」で表示する(ステップS330)。含まれている場合(ステップS320:Yes)には、「視認容易化モード」にモードを変更して表示する(ステップS340)。本実施例では、「通常モード」とは、次の処理ステップまでに、例えば1秒間、待機することをいい、「視認容易化モード」とは、通常モードよりも長い時間、例えば2秒間、待機することをいうものとする。こうすることにより、視認容易化モードでは、通常モードに比べてページの切り替えを遅くすることができる。
【0042】
最後に、CPU40は、ページ送りボタンB4が押下状態であるか否かを判定し(ステップS350)、押下状態の場合(ステップS350:Yes)にはステップS310に戻ることにより連続ページ送りを行う。押下状態でない場合(ステップS350:No)には、処理を終了する。
【0043】
以上で説明した処理を実行することにより、画像表示装置100は、連続してページ送りを行う場合であっても、検索条件に該当する画像があれば、そのサムネイルを通常よりも長い時間表示させることができる。従って、ユーザは容易に目的の画像を見つけることができる。また、設定した検索条件が間違っていたとしても、サムネイルが次々に表示されるため、ユーザは容易に目的の画像を検索することができる。画像の表示順がソートされている場合には、設定した検索条件があいまいな場合でも視認容易化モードで表示された画面の中に目的画像のサムネイルが含まれている可能性が高い。なお、上記説明ではページ送りの場合について説明したが、ページ戻しの場合も同様であることはいうまでもない。
【0044】
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はこのような実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができる。例えば、次のような変形が可能である。
【0045】
F.変形例:
(1)上記実施例では、視認容易化モードとして、通常よりも長い時間画像を表示するものとしたが、これに限られない。例えば、検索条件に該当する画像を他の画像よりも大きく表示してもよいし、図2の「007.jpg」で示すように太枠でサムネイルを囲むことにより強調して表示してもよい。また、他の画像に比べて色調を強調して表示するものとしてもよい。もちろん、拡大/強調しつつ長い時間表示を行うものとしてもよい。
【0046】
(2)上記実施例では、サムネイル画面のページ送りの際に検索条件に該当する画像があれば通常よりも長い時間表示を行うものとした。しかし、これは、サムネイル画面のページ送りの場合に限定されない。例えば、サムネイル画面のスクロール時、あるいは行送り時に、検索条件に該当する画像があれば通常よりも遅くスクロールあるいは行送りを行うものとしてもよい。また、サムネイルではなく、通常の画像を表示する場合にも検索条件に該当する画像であれば、その表示を長くしたり、スクロールを遅くしたりするものとしてもよい。その他、例えば、予め設定した時間間隔で次々に画像を表示させるスライドショーを行う場合にも、検索条件に該当する画像であれば、その表示を長くするものとしてもよい。すなわち、検索条件に該当する画像やそのサムネイルを表示する場合に、通常よりも視認しやすくその画像を表示するものとすればよい。
【0047】
(3)上記実施例では、処理速度を向上させるため、予め作成したファイル構成テーブル内の検索フラグの状態によって視認容易化モードに変更するか否かを判定するものとした。しかし、ファイル構成テーブルは作成せず、上記ページ送り処理のステップS320において、入力した画像を直接解析することにより、検索条件に該当するか否かを判定するものとしてもよい。こうすることにより、処理の簡略化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像表示装置100のハードウェア構成を示す説明図である。
【図2】モニタMNに表示されるGUIを示す説明図である。
【図3】サムネイル表示機能を実現するためのソフトウェアブロック図である。
【図4】メモリカードMC内の画像ファイルの格納状態を示す説明図である。
【図5】ファイル構成テーブルである。
【図6】検索条件を設定するためのGUIである。
【図7】検索条件の詳細を設定するためのGUIである。
【図8】初期表示処理のフローチャートである。
【図9】検索条件設定処理のフローチャートである。
【図10】ページ送り処理のフローチャートである。
【符号の説明】
10…メモリカード入力部
20…リモコン受光部
30…ビデオコントローラ
40…CPU
50…ROM
60…RAM
100…画像表示装置
110…画像入力部
120…ファイル構成テーブル作成部
130…ファイル構成テーブル記憶部
140…検索条件設定部
150…条件判定部
151…画像解析部
152…ソート部
160…サムネイル表示部
B1…番号ボタン
B2…方向ボタン
B3…決定ボタン
B4…ページ送りボタン
B5…ページ戻しボタン
MC…メモリカード
MN…モニタ
RC…リモコン
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の画像を順次表示する画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタルカメラの普及に伴い、個人であっても大量の画像データを所有するようになった。従来、このような大量の画像の中からユーザが所望の画像を検索するには、大きく分けて2つの方法が採られていた。1つは、画像を1枚1枚、あるいは所定の枚数毎に画面に表示させて探す方法であり、もう1つは、ファイル名や撮影日時などの検索条件に基づき画像を検索する方法である。
【0003】
なお、以下で挙げる特許文献1には、携帯電話に大きな画像を表示する際に、筐体に設けたロータ部の回転角度に応じてスクロールモードを変更する技術が開示されており、特許文献2には、デジタルカメラの液晶モニタに表示された画像をページ送りする際に簡易画像を表示する技術が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−169639号公報
【特許文献2】
特開平11−146326号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した前者の画像検索方法では、結局、画像を目視で1枚1枚確認しなければならず大変手間のかかる作業であった。また、後者の方法を採った場合でも、ファイル名や撮影日を正確に把握している必要があり、少しでも条件の指定を誤ると目的の画像を検索することができないという課題があった。
【0006】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、より容易に画像の検索が可能な技術の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
上記課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の画像表示装置を次のように構成した。すなわち、複数の画像を順次表示する画像表示装置であって、
表示すべき画像を入力する入力部と、
前記入力した画像が、所定の検索条件に該当する検索画像か否かを判定する判定部と、
前記入力した画像を表示する表示部と、を備え、
前記表示部は、前記表示する画像に前記検索画像が含まれている場合に、該検索画像が含まれない場合に比べて前記表示の態様を視認しやすい態様に変更することを要旨とする。
【0008】
本発明の画像表示装置によれば、所定の検索条件に該当する画像があれば、その表示をユーザの視認しやすい態様に変更することができる。従って、画像を順次表示する場合にも、容易に目的の画像を見つけることが可能となる。また、検索条件に該当しない画像についても順次表示を行うため、検索条件が不正確であっても画像を目視で検索することができる。順次表示とは、例えば、ページ送り表示やスクロール表示、スライド表示などの表示態様をいう。
【0009】
上記所定の検索条件とは、ユーザの所定の操作によって入力されるものであってもよいし、画像表示装置に予め設定されたものであってもよい。むろん、画像表示装置に予め設定された検索条件の中からユーザが選択するものであってもよい。
【0010】
上記構成の画像表示装置において、前記表示部は、前記表示する画像に前記検索画像が含まれている場合に、次に挙げる態様のうち、少なくともいずれか一つの態様に前記表示の態様を変更するものとしてもよい。
(A)前記表示の時間を長くする。
(B)前記所定の検索条件に該当する画像を他の画像に比べて大きいサイズで表示する。
(C)前記所定の検索条件に該当する画像を他の画像に比べて強調して表示する。
【0011】
このような表示の態様とすることにより、ユーザは、容易に目的の画像を見つけることが可能となる。なお、上記(B)(C)の適用にあたり、1画面中に複数の画像を表示するような場合には、前記所定の検索条件に該当する画像だけを大きいサイズでまたは強調して表示するものとしてもよいし、その画面に含まれる他の画像についても同様に大きいサイズでまたは強調して表示してもよい。すなわち、少なくとも他のページに表示する画像に比べて大きいサイズでまたは強調して表示するものであればよい。ここで、「強調して表示する」とは、例えば、画像の色調を変更して表示したり、画像の周囲を所定の枠で囲んで表示したり、他の画像をモノクロで表示し、前記所定の検索条件に該当する画像のみをカラー表示することなどを含む。
【0012】
また、上記構成の画像表示装置において、
前記入力部は、更に、前記入力した画像に関連付けられた属性データを入力し、
前記判定部は、該属性データに基づき、前記判定を行うものとしてもよい。
【0013】
属性データとは、例えば、画像のファイル名、そのファイルが格納されたフォルダ名、画像が生成された日時などである。また、例えば、その画像がExif規格などの所定の規格に準拠した画像データであれば、撮影モード、その画像を撮影したデジタルカメラの名称、画像の解像度、絞り値、シャッタスピードなど、種々の属性データに基づき判定を行うことができる。属性データは、画像ファイル内に画像とともに記録されていてもよいし、画像とは別々に管理されているものでもよい。
【0014】
また、上記構成の画像表示装置において、前記判定部は、前記入力した画像の解析を行うことにより、前記判定を行うものとしてもよい。
【0015】
画像の解析とは、例えば、その画像の色調やその画像が現す形状を解析することをいう。例えば、検索条件として、「夜景」という条件が設定された場合であれば、その色調を解析し、黒色が多い画像を、その条件に該当すると判定することができる。また、例えば、「山」という条件が設定された場合では、山の形を現す所定のテンプレート画像と、検索対象の画像とを画素毎にマッチングさせることにより、その類似度を求め、該当するか否かを判定することができる。
【0016】
また、上記構成の画像表示装置において、更に、前記所定の検索条件に従い、前記複数の画像をソートするソート部を備え、前記表示部は、該ソートした順に前記画像を表示するものとしてもよい。
【0017】
こうすることにより、検索条件に該当する画像を連続的に表示させることができるため、ユーザは、より容易に画像の検索を行うことができる。また、検索条件が不正確な場合であっても、表示順が検索条件に従ってソートされるため強調表示等された画像の近傍で目的の画像を見つけ出せる可能性が高い。
【0018】
本発明において上述した種々の態様は、適宜、組み合わせたり、一部を省略したりして適用することができる。また、本発明は、上述した画像表示装置としての構成以外にも、例えば、複数の画像を順次表示する画像表示方法や、複数の画像を順次表示させるためのコンピュータプログラム、かかるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体としても実現することができる。いずれの構成においても、上述した各態様を適宜、適用可能である。コンピュータ読み取り可能な記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスクやCD−ROM、DVD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ハードディスク等の種々の媒体を利用することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について実施例に基づき次の順序で説明する。
A.画像表示装置のハードウェア構成:
B.画像表示装置のソフトウェア構成:
C.初期表示処理:
D.検索条件設定処理:
E.ページ送り処理:
F.変形例:
【0020】
A.画像表示装置のハードウェア構成:
図1は、実施例としての画像表示装置100のハードウェア構成を示す説明図である。画像表示装置100は、デジタルスチルカメラなどで撮影された画像やそのサムネイルをモニタMNに表示するための装置である。画像表示装置100は、図示するように、メモリカード入力部10やリモコン受光部20、ビデオコントローラ30、CPU40、ROM50、RAM60等を備えている。モニタMNとしては、例えば、テレビやプラズマディスプレイ、液晶ディスプレイなど種々の表示装置を用いることができる。
【0021】
メモリカード入力部10は、メモリカードMCに記録された画像ファイルを入力するインターフェースである。メモリカードMCには、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラで撮影された画像が記録されている。本実施例では、Exif規格に準拠したJPEGファイルが記録されているものとした。この規格に準拠したJPEGファイルには、画像の属性情報として、例えば、画像を撮像したカメラの名称、撮影日時、撮影モード、フラッシュの有無、シャッタスピード、絞り値など、種々の情報が記録されている。メモリカードMCとしては、例えば、コンパクトフラッシュ(登録商標)やスマートメディア、SDメモリカード、メモリースティック、マルチメディアカード(MMC)などの種々のメモリカードを用いることができる。
【0022】
リモコン受光部20は、リモコンRCが出力する赤外線等の信号を入力することによりユーザから種々の操作を入力する。リモコンRCは、画像表示装置100によりモニタMNに表示される種々のGUI(グラフィカルユーザインタフェース)の操作を行うための装置である。リモコンRCには、番号ボタンB1や方向ボタンB2、決定ボタンB3、ページ送りボタンB4、ページ戻しボタンB5などが備えられている。番号ボタンB1はメニューの選択や日時の入力等を行うボタンであり、方向ボタンは、画像の選択等を行うためのボタンである。決定ボタンは、方向ボタンにより選択された画像の表示などに用いられるボタンである。
【0023】
ビデオコントローラ30は、CPU40からの指示を受け、モニタMNへのGUIの表示や、メモリカードMCから入力した画像の表示などを行う。図2は、モニタMNに表示されるGUIを示す説明図である。図示するように、本実施例では、画面の左側に種々の機能を実行するためのメニューが表示され、右側には、画像のサムネイルが表示されるものとした。
【0024】
ROM50には画像表示装置100を制御するための制御プログラムが記録されている。CPU40は、RAM60をワークエリアとして用い、このプログラムを実行する。RAM60は、ビデオコントローラ30がモニタMNに画像を表示するためのフレームメモリとしても用いられる。
【0025】
本実施例では、画像表示装置100をモニタMNに接続して利用する装置として構成したが、例えば、テレビなどに内蔵されるモジュールとして構成してもよい。また、パーソナルコンピュータを画像表示装置100として適用することもできる。かかる場合には、リモコンRCの替わりにマウスやキーボードを用いて各種操作を行い、制御プログラムはハードディスクやCD−ROM等の各種記録媒体に記録されているものとして適用すればよい。また、画像ファイルの入力は、メモリカードMCから入力される態様に限定されず、USBケーブル等で接続したデジタルカメラから直接入力するものとしてもよい。
【0026】
B.画像表示装置のソフトウェア構成:
次に、画像表示装置100の一機能であるサムネイル表示機能について説明する。サムネイル表示機能とは、メモリカードMCに記録された画像のサムネイルをモニタMNに表示する機能である。
【0027】
図3は、サムネイル表示機能を実現するためのソフトウェアブロック図である。かかるソフトウェアは、画像入力部110やファイル構成テーブル作成部120、ファイル構成テーブル記憶部130、検索条件設定部140、条件判定部150、サムネイル表示部160を備えている。
【0028】
画像入力部110は、メモリカードMCに記録された画像ファイルの入力や参照を行う。
【0029】
ファイル構成テーブル作成部120は、画像入力部110を用いてメモリカードMCに記録された画像ファイルを参照し、そのファイル構成テーブルを作成する。ファイル構成テーブルとは、画像ファイルの属性情報などを記録するためのテーブルである。図4は、メモリカードMC内の画像ファイルの格納状態を示す説明図である。図示するように、メモリカードMCには、ルートフォルダRTを基準フォルダとして、フォルダD01、D02にそれぞれ複数の画像ファイルが記録されているものとした。図5は、かかる格納状態に基づき作成されたファイル構成テーブルである。本実施例では、ファイル構成テーブルに、画像が格納されているフォルダ名、画像のファイル名、撮影日時、撮影モードが記録されるものとした。撮影日時や撮影モードは、画像ファイルのヘッダに記録されたExif情報を解析することにより得ることができる。その他、ファイル構成テーブルには、後述する処理により、検索フラグ、表示順、類似度等が記録される。作成されたファイル構成テーブルは、ファイル構成テーブル記憶部130によりRAM60に記憶される。
【0030】
検索条件設定部140は、画像の検索条件の設定を行う。画像表示装置100は、ここで設定した検索条件に基づき、連続ページ送り時のサムネイル表示の態様を制御する。図6は、検索条件を設定するためのGUIである。このGUIは、図2で示した左側のメニューから、「条件設定」が選択されることにより表示される。図示するように、本実施例では、検索条件として、「フォルダ/ファイル名」「撮影日時」「撮影モード」「画像タイプ」を選択できるものとした。
【0031】
図7は、これらの検索条件の詳細を設定するためのGUIである。図7(a)は、フォルダ名およびファイル名を指定するためのダイアログである。フォルダ名およびファイル名は、両者とも設定してもよいし、一方だけを設定してもよい。図7(b)は、撮影日時を指定するためのタイアログである。図7(c)は、撮影モードを指定するためのダイアログである。撮影モードとは、意図した画像が撮影できるようにユーザが画像撮影時にデジタルカメラに設定したモードであり、例えば、マクロモード、夜景モード、人物モードといったモードである。図7(d)は、画像タイプを指定するためのダイアログである。画像タイプとは、撮影された画像のシーンを判別するための検索条件である。本実施例では、「山」「花」「夕焼け」のいずれかを選択するものとした。
【0032】
条件判定部150は、検索条件設定部140によって設定された検索条件に基づき、ファイル構成テーブルから該当する画像を検索する。条件に該当する画像に対しては、その「検索フラグ」をオンにする。例えば、図7(b)で、「2003年1月の10時」と検索条件が設定された場合には、図5のファイル構成テーブルでは、「F003.jpg」が検索条件に該当する。従って、その検索フラグをオンにする。
【0033】
ソート部152は、画像の表示順の並べ替えを行う。並べ替えは、図7(a)〜(d)で示したダイアログの「ソート」がチェックされた場合に行う。例えば、図7(b)において、「ソート」のチェックボックスがチェックされた場合には、画像を日付順にソートし、その順序をファイル構成テーブルの「表示順」に記録する。画像タイプによってソートする場合は、以下で説明する画像解析により各画像の類似度を求め、その類似度順に並べ替えを行えばよい。
【0034】
画像解析部151は、検索条件として「画像タイプ」が指定された場合に、画像の解析を行って類似度を求める機能部である。例えば、図7(d)において、画像タイプとして、「山」や「花」が設定された場合には、山や花の形状を表す所定のテンプレート画像とメモリカードMCに記録された画像とを画素毎にマッチングしてその類似度を求め、ファイル構成テーブルの「類似度」にその値を記録する。その他、図7(d)において「夕焼け」が設定された場合には、画像の色調を解析し、橙色や赤色の画素が多く含まれる順に類似度を記録する。条件判定部150は、このように記録された類似度を参照し、類似度の高い画像に対して、検索フラグをオンにする。
【0035】
サムネイル表示部160は、メモリカードMCに記録された画像のサムネイルをモニタMNに表示する機能部である。表示する際には、ファイル構成テーブルに記録された「表示順」に従い、さらに、「検索フラグ」がオンのサムネイルを表示する際には、そのサムネイル画像がユーザに視認しやすいように表示態様を変更して表示を行う。かかる処理の詳細については後述する。サムネイルの表示方法としては、例えば、入力した画像を所定の大きさに縮小することにより表示してもよいし、画像ファイルのヘッダに予め記録されているサムネイルデータを用いるものとしてもよい。
【0036】
なお、上述したこれらの機能ブロックは、本実施例ではソフトウェアにより実現するものとしたが、ハードウェアによって実現するものとしてもよい。
【0037】
C.初期表示処理:
図8は、初期表示処理のフローチャートである。初期表示処理とは、メモリカードMCから画像を入力してそのサムネイルを最初に表示する処理である。まず、画像表示装置100のCPU40は、図2で示したメニューの中から「メモリカード」が選択されたか否かを判定する(ステップS100)。選択されなかった場合は、処理を終了する。選択された場合には、上述した方法によりファイル構成テーブルを作成する(ステップS110)。次に、CPU40は、メモリカードMCから1画面内に表示可能な数の画像ファイルを入力する(ステップS120)。そして、最後に、入力した画像ファイルのサムネイルを画面に表示する(ステップS130)。以上の処理により、画像表示装置100は、初期表示を行うことができる。
【0038】
D.検索条件設定処理:
図9は、検索条件設定処理のフローチャートである。まず、画像表示装置100のCPUは、図2で示したメニューの中から、「条件設定」が選択されたか否かを判定する(ステップS200)。選択されなかった場合は処理を終了する。選択された場合は、図6や図7で示したGUIによりユーザから検索条件の入力を受ける(ステップS210)。そして、CPU40は、入力された検索条件に該当する画像を検索する(ステップS220)。該当する画像に対しては、「検索フラグ」をオンにする。検索条件として「画像タイプ」が設定された場合には、このとき同時に画像解析も行う。次に、図7のGUIで「ソート」がチェックされていたかどうかを判定し(ステップS230)、チェックされていた場合には、ソートを行う(ステップS240)。以上の処理により、画像表示装置100は、検索条件を設定することができる。
【0039】
E.ページ送り処理:
図10は、ページ送り処理のフローチャートである。ページ送り処理とは、メモリカードMCに記録された画像が多く、1画面内にすべてのサムネイルの表示を行えない場合に、ユーザの指示により画面(ページ)を切り替えることにより、次々にサムネイルを表示するための処理である。
【0040】
まず、画像表示装置100のCPU40は、リモコンRCのページ送りボタンB4が押されたか否かを検出する(ステップS300)。検出されなかった場合は、処理を終了する。検出された場合は、CPU40は、次に表示すべき画像をメモリカードMCから入力する(ステップS310)。例えば、現在表示されているサムネイルが1〜15番目の画像のサムネイルであれば、16〜30番目の画像を入力する。
【0041】
次に、その表示すべき画像の中に、検索条件に該当する画像が含まれているか否かを判定する(ステップS320)。この判定は、ファイル構成テーブルの検索フラグの状態を検出することにより行う。含まれていない場合(ステップS320:No)には、入力した画像のサムネイルを「通常モード」で表示する(ステップS330)。含まれている場合(ステップS320:Yes)には、「視認容易化モード」にモードを変更して表示する(ステップS340)。本実施例では、「通常モード」とは、次の処理ステップまでに、例えば1秒間、待機することをいい、「視認容易化モード」とは、通常モードよりも長い時間、例えば2秒間、待機することをいうものとする。こうすることにより、視認容易化モードでは、通常モードに比べてページの切り替えを遅くすることができる。
【0042】
最後に、CPU40は、ページ送りボタンB4が押下状態であるか否かを判定し(ステップS350)、押下状態の場合(ステップS350:Yes)にはステップS310に戻ることにより連続ページ送りを行う。押下状態でない場合(ステップS350:No)には、処理を終了する。
【0043】
以上で説明した処理を実行することにより、画像表示装置100は、連続してページ送りを行う場合であっても、検索条件に該当する画像があれば、そのサムネイルを通常よりも長い時間表示させることができる。従って、ユーザは容易に目的の画像を見つけることができる。また、設定した検索条件が間違っていたとしても、サムネイルが次々に表示されるため、ユーザは容易に目的の画像を検索することができる。画像の表示順がソートされている場合には、設定した検索条件があいまいな場合でも視認容易化モードで表示された画面の中に目的画像のサムネイルが含まれている可能性が高い。なお、上記説明ではページ送りの場合について説明したが、ページ戻しの場合も同様であることはいうまでもない。
【0044】
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はこのような実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができる。例えば、次のような変形が可能である。
【0045】
F.変形例:
(1)上記実施例では、視認容易化モードとして、通常よりも長い時間画像を表示するものとしたが、これに限られない。例えば、検索条件に該当する画像を他の画像よりも大きく表示してもよいし、図2の「007.jpg」で示すように太枠でサムネイルを囲むことにより強調して表示してもよい。また、他の画像に比べて色調を強調して表示するものとしてもよい。もちろん、拡大/強調しつつ長い時間表示を行うものとしてもよい。
【0046】
(2)上記実施例では、サムネイル画面のページ送りの際に検索条件に該当する画像があれば通常よりも長い時間表示を行うものとした。しかし、これは、サムネイル画面のページ送りの場合に限定されない。例えば、サムネイル画面のスクロール時、あるいは行送り時に、検索条件に該当する画像があれば通常よりも遅くスクロールあるいは行送りを行うものとしてもよい。また、サムネイルではなく、通常の画像を表示する場合にも検索条件に該当する画像であれば、その表示を長くしたり、スクロールを遅くしたりするものとしてもよい。その他、例えば、予め設定した時間間隔で次々に画像を表示させるスライドショーを行う場合にも、検索条件に該当する画像であれば、その表示を長くするものとしてもよい。すなわち、検索条件に該当する画像やそのサムネイルを表示する場合に、通常よりも視認しやすくその画像を表示するものとすればよい。
【0047】
(3)上記実施例では、処理速度を向上させるため、予め作成したファイル構成テーブル内の検索フラグの状態によって視認容易化モードに変更するか否かを判定するものとした。しかし、ファイル構成テーブルは作成せず、上記ページ送り処理のステップS320において、入力した画像を直接解析することにより、検索条件に該当するか否かを判定するものとしてもよい。こうすることにより、処理の簡略化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像表示装置100のハードウェア構成を示す説明図である。
【図2】モニタMNに表示されるGUIを示す説明図である。
【図3】サムネイル表示機能を実現するためのソフトウェアブロック図である。
【図4】メモリカードMC内の画像ファイルの格納状態を示す説明図である。
【図5】ファイル構成テーブルである。
【図6】検索条件を設定するためのGUIである。
【図7】検索条件の詳細を設定するためのGUIである。
【図8】初期表示処理のフローチャートである。
【図9】検索条件設定処理のフローチャートである。
【図10】ページ送り処理のフローチャートである。
【符号の説明】
10…メモリカード入力部
20…リモコン受光部
30…ビデオコントローラ
40…CPU
50…ROM
60…RAM
100…画像表示装置
110…画像入力部
120…ファイル構成テーブル作成部
130…ファイル構成テーブル記憶部
140…検索条件設定部
150…条件判定部
151…画像解析部
152…ソート部
160…サムネイル表示部
B1…番号ボタン
B2…方向ボタン
B3…決定ボタン
B4…ページ送りボタン
B5…ページ戻しボタン
MC…メモリカード
MN…モニタ
RC…リモコン
Claims (8)
- 複数の画像を順次表示する画像表示装置であって、
表示すべき画像を入力する入力部と、
前記入力した画像が、所定の検索条件に該当する検索画像か否かを判定する判定部と、
前記入力した画像を表示する表示部と、を備え、
前記表示部は、前記表示する画像に前記検索画像が含まれている場合に、該検索画像が含まれない場合に比べて前記表示の態様を視認しやすい態様に変更する、画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置であって、
前記表示部は、前記表示する画像に前記検索画像が含まれている場合に、次に挙げる態様のうち、少なくともいずれか一つの態様に前記表示の態様を変更する、画像表示装置。
(A)前記表示の時間を長くする。
(B)前記所定の検索条件に該当する画像を他の画像に比べて大きいサイズで表示する。
(C)前記所定の検索条件に該当する画像を他の画像に比べて強調して表示する。 - 請求項1に記載の画像表示装置であって、
前記入力部は、更に、前記入力した画像に関連付けられた属性データを入力し、
前記判定部は、該属性データに基づき、前記判定を行う、画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置であって、
前記判定部は、前記入力した画像の解析を行うことにより、前記判定を行う、画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置であって、
更に、前記所定の検索条件に従い、前記複数の画像をソートするソート部を備え、
前記表示部は、該ソートした順に前記画像を表示する、画像表示装置。 - コンピュータが複数の画像を順次表示する画像表示方法であって、
(1)表示すべき画像を入力する工程と、
(2)前記入力した画像が、所定の検索条件に該当する検索画像か否かを判定する工程と、
(3)前記入力した画像を表示する工程と、を含み、
前記工程(3)は、前記表示する画像に前記検索画像が含まれている場合に、該検索画像が含まれない場合に比べて前記表示の態様を視認しやすい態様に変更する、画像表示方法。 - 複数の画像を順次表示させるためのコンピュータプログラムであって、
表示すべき画像を入力する入力機能と、
前記入力した画像が、所定の検索条件に該当する検索画像か否かを判定する判定機能と、
前記入力した画像を表示する表示機能と、をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラムであり、
前記表示機能は、前記表示する画像に前記検索画像が含まれている場合に、該検索画像が含まれない場合に比べて前記表示の態様を視認しやすい態様に変更する、コンピュータプログラム。 - 請求項7に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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