JP2006303707A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 記録されている画像から所望の画像を容易に検索することが可能な画像処理装置を提供すること。
【解決手段】 ステップS401で対象画像(記録されている画像)を読み出し、ステップS402で対象画像の拡大率を決定し、ステップS403でその拡大率に基づいて対象画像のサムネイル画像を作成し、ステップS404でそのサムネイル画像を記録する。記録したサムネイル画像は画像処理装置の表示部や外部機器に出力して閲覧することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は画像処理装置及び画像処理方法に関し、特に、入力画像から所定のサイズの変倍画像を作成する画像処理装置及び画像処理方法に関する。
デジタルカメラなどの画像処理装置において記憶媒体等に記録されている画像を検索する際、縮小画像(いわゆるサムネイル画像)を作成し、複数の画像を一画面に表示すること(いわゆるサムネイル表示)が一般的に行なわれている。
一方、ユーザがタッチペン等を用いて所望の画像のイメージを画像処理装置の表示装置(ディスプレイ)上に描画し、描画したイメージに類似する画像を画像処理装置が少なくとも1枚選択し、表示することにより、画像の検索を効率化する方法が提案されている(特許文献1参照)。
特開2000−076302号公報
しかしながら、従来のサムネイル表示では画像の内容にかかわらず一定のサイズになるように縮小したサムネイル画像を用いていた。そのため、例えば細かな被写体を含む画像などではサムネイル画像から内容を判断することが容易ではなく、サムネイル表示により所望の画像を見つけ出すことが困難であった。
また、ユーザが描画したイメージに類似する画像を検索する方法では、ユーザが所望の画像のイメージをできる限り正確に記憶していなければ効率的な検索が難しい。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、複数の画像から所望の画像を検索することを容易にする画像処理装置及び画像処理方法の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の画像処理装置は、入力画像を変倍して変倍画像を作成する画像処理装置であって、入力画像の特徴に関する情報に基づいて、入力画像から作成する変倍画像のサイズを決定するサイズ決定手段と、決定されたサイズに入力画像を変倍して変倍画像を作成する作成手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の画像処理方法は、入力画像を変倍して変倍画像を作成する画像処理方法であって、入力画像の特徴に関する情報に基づいて、入力画像から作成する変倍画像のサイズを決定するサイズ決定工程と、決定されたサイズに入力画像を変倍して変倍画像を作成する作成工程とを有することを特徴とする。
なお、その他の本発明の特徴は、添付図面及び以下の発明を実施するための最良の形態の記載によっていっそう明らかになるものである。
以上の構成により、本発明の画像処理装置及び画像処理方法によれば、記録されている画像から所望の画像を検索することが容易になる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態を説明する。
なお、以下の各実施形態において、サムネイル画像は一般に撮影した画像を縮小したものであるため、撮影した画像を最終的に所定のサイズに縮小するものとして説明する。
しかし、本発明はデジタルカメラやサムネイル画像に限定されず、所定の記憶媒体に記録されている画像から所望の画像を検索することを容易にすることを目的とする。そのため、その画像を縮小することに限定されず、拡大する場合も考えられる。また、結果として拡大も縮小もしない場合もある。これらの画像サイズの変更を総称して「変倍」する、と呼び、変倍された画像を「変倍画像」と呼ぶ。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置の一例であるデジタルカメラ100の構成を示す機能ブロック図である。デジタルカメラ100は、撮像部101、演算部102、操作部103、表示部104、記録部105、外部インタフェース部106、基準画像データベース107を含む。
撮像部101は、例えば、レンズと、CCDもしくはCMOSセンサー等の撮像素子などから構成される。
演算部102は、デジタルカメラ100の制御、画像処理等を行ない、例えば、CPU、ROM及びRAM等から構成される。
操作部103は、ユーザがデジタルカメラ100の操作に用いるものであり、十字キー、決定/取消ボタン、シャッターボタン等のキーやボタンと、これらのキー、ボタンと演算部102とを結ぶためのインタフェース回路等で構成される。
表示部104は、記録部105に保存された画像や撮像した画像、各種メニュー画面等を表示したり、電子ビューファインダとして機能したりするものであり、液晶ディスプレイ等で構成される。
記録部105は、撮像した画像やそれに付随する情報などを記録するものであり、ハードディスクやメモリカードなどの記憶媒体と、記憶媒体に対する読み書きを制御するインタフェース回路等で構成される。
外部インタフェース部106は、PC(パーソナルコンピュータ)などの外部機器と通信を行なうためのものであり、USB、IEEE1394等の通信方式に準拠した通信回路により構成される。
基準画像データベース107は、後述するサムネイル画像を作成する際に、作成対象となる画像(以下、対象画像と呼ぶ)のサイズを決定するための基準となる基準画像を保存するデータベースである。基準画像データベース107は例えば、記録部105に含まれていてもよいし、外部インタフェース部106を介して演算部102に接続される外部記憶装置(例えばハードディスク)であってもよい。
図2は、デジタルカメラ100の外観の一例を示す図である。操作部103に含まれる、シャッターボタン201、十字キー202、決定ボタン203が見られる。また、表示部104に含まれる液晶ディスプレイ204も見られる。
図3は、基準画像データベース107のデータ構成例と具体的なデータの一例を示す図である。基準画像データベース107の各レコードは、データフィールド、キーワードフィールド、倍率フィールドの3つのフィールドを持ち、それぞれ基準画像データ、基準画像データの内容を表すキーワード、基準画像データに対応する倍率が保存される。キーワードは1つの画像に対して複数設定してもよい。倍率はサムネイル画像を作成する際に、基準画像に対応する対象画像のサイズを決定する基準となる値である。
サムネイル画像の作成方法の詳細は後述するが、簡単に説明すると、まず、サムネイル画像の所定の基準サイズ(例えば表示部104のサムネイル画像表示領域の1/9のサイズ)を取得する。次いで対象画像に含まれる要素から対応する基準画像(以下、対応基準画像と呼ぶ)を選択し(選択方法の詳細は後述)、対応基準画像の倍率を使用して先に取得した基準サイズを拡大又は縮小したサイズに、対象画像を縮小(又は拡大)する。倍率は基準サイズから見た相対的なものであり、対応基準画像の倍率が大きいほど対象画像のサムネイル画像は相対的にサイズが大きくなる。
基準画像は例えば、「山」、「草原」、「顔」など、特定の形状又は特徴(以下、形状等と呼ぶ)をモデル化した画像である。形状等の複雑さの程度から、その形状等を備える対象画像のサムネイル画像をどの程度のサイズにすれば視認性が向上するかを検討し、倍率を決定する。倍率は相対的なものである。
例えば「顔」の画像は、「山」や「建物」の画像よりも一般的に複雑な形状等を持つので、より大きな画像サイズでないと視認することが困難である。よって、より高い倍率が設定されていることが望ましい。倍率はユーザや設計者などが決定してもよいし、何らかの方法で計算してもよい。特定の形状又は特徴とキーワードとは一致させる必要はないが、前述のようにキーワードは基準画像の内容を表すものであるため、一致させることが自然である。基準画像データベース107はデジタルカメラ100の製造時に作成してもよいし、ユーザが後から追加できるようにしてもよい。
サムネイル画像のサイズの一例を説明する。例えば図3の基準画像データベース107では、画像1には「山」というキーワードが設定されており、倍率は1である。画像3には「顔」というキーワードが設定されており、倍率は4である。これは、画像の判別を容易にするために、対応基準画像が画像3「顔」である対象画像のサムネイル画像は、対応基準画像が画像1「山」である対象画像のサムネイル画像に比べて4倍のサイズとなるということを意味する。
また、基準画像データベース107のフィールドはサムネイル画像のサイズを決定するために使用できるものであれば、上記の例以外のものであっても構わない。
図4は、本実施形態におけるサムネイル画像作成の流れを示すフローチャートである。
ステップS401では、演算部102は記録部105から、対象画像を読み出す。
ステップS402では、演算部102は基準画像データベース107から対応基準画像を選択し、作成するサムネイル画像の拡大率を決定する。対応基準画像は複数選択されてもよい。詳細は後に図5を参照して説明する。
ステップS403では、演算部102は対象画像のサムネイル画像を作成する。ここでは、演算部102はまず所定の基準サイズ(例えば表示部104のサムネイル画像表示領域の1/9のサイズ)を取得する。次いで、基準サイズをステップS402で決定した拡大率に拡大又は縮小したサイズに、対象画像を縮小(又は拡大)する。なお、基準サイズは、例えば演算部102中のフラッシュROM(不図示)等に記録しておき、ユーザが操作部103を操作することにより設定・変更することが可能な構成とすることができる。
また、サムネイル画像に、キーワード(図3参照)を付加することもできる。付加するキーワードは、ステップS402において選択した対応基準画像の持つキーワードから選択することができる。対応基準画像が複数選択された場合は、対象画像に最も類似する対応基準画像の持つキーワードを選択してもよいし、選択されたすべての対応基準画像が持つキーワードを選択してもよい。サムネイル画像にキーワードを付加することにより、サムネイル画像一覧を表示する際にサムネイル画像をキーワードに応じて並び替えるなどして、画像の検索をより容易にすることが可能となる。
ステップS404では、演算部102は、作成されたサムネイル画像を対象画像と関連付けて、記録部105に記録する。関連付けの方法は、例えば演算部102が記録部105に、サムネイル画像と対象画像との対応関係(リンク)を記憶するためのデータベースを作成する方法が可能である。あるいは、演算部102が、サムネイル画像を対象画像データのヘッダ部分に画像情報として埋め込むなど、サムネイル画像と対象画像との関係を維持できるものであれば、いかなる方法を用いても構わない。
ステップS401乃至ステップS404の一連の処理は、画像を撮影した直後、撮影した画像を表示部104に表示するとき、外部インタフェース部106を介して画像データを外部機器に転送するときなど、任意のときに実行することができる。
図5は、図4のステップS402において、対応基準画像の選択及びサムネイル画像の拡大率を決定する処理の詳細な流れを示すフローチャートである。
ステップS501では、演算部102は対象画像を一時記憶領域(例えば演算部102中のRAM)に入力する。以下、特に断りが無ければ図5における動作の主体は演算部102である。
ステップS502では、変数n=1、n’=0、S’=0、p’=0にそれぞれ初期化する。変数nは基準画像データベース107中の何番目の基準画像を処理対象とするかを示す。変数n’は基準画像データベース107中の基準画像のうち対象画像と最も類似する画像の番号を示す。変数S’は対象画像と基準画像の類似度のうち、その時点までに比較した基準画像から得られた類似度の最大値を示す(すなわち、番号n’の比較画像に対する類似度である)。変数p’は最も類似度の高い比較画像が対象画像中に占める割合(面積比)を示す。類似度及び割合の求め方は後述する。なお、本実施形態では基準画像データベース107にはm個の基準画像が登録されているものとして説明する。
ステップS503では、基準画像データベース107からn番目の基準画像を読み出し、一時記憶領域に入力する。
ステップS504では、対象画像と、選択されたn番目の基準画像との類似度Sを所定の比較アルゴリズムを用いて算出する。本発明は、比較アルゴリズムの種類に影響されるわけではないので、任意の比較アルゴリズムを採用することできる。例えば、画像内の個々の画素について、その画素の濃淡を、ある閾値より高いか低いかで2値化して2値化画像を生成し、2値化された対象画像と、2値化された比較画像とを比較し、一致する画素数をカウントすることで、類似度Sを算出する。あるいは、画像全体の明暗を表現したヒストグラムを利用する手法や、画像の周波数成分に着目して輪郭抽出を行なう手法を採用して、類似度Sを算出してもよい。さらに、色情報、被写体の形状または傾き等の情報を比較して、類似度Sを算出してもよい。
ステップS504ではまた、基準画像が対象画像に占める割合pを算出する。割合の算出には、いかなる方法を用いても構わない。例えば、画像の周波数成分に着目して輪郭抽出を行ない、基準画像の特定の形状等が対象画像のどの位置に存在するか(以下、対応位置と呼ぶ)を検出する。次いで、その形状等のサイズが略一致するように基準画像を拡大又は縮小する。その上で、対象画像のサイズに対する拡大又は縮小した基準画像のサイズの比率(面積比)を割合pとすることができる。
なお、基準画像が対象画像中に複数箇所存在する場合は、それぞれの箇所に対して上記の処理を行ない、面積比が最も大きいものを割合pとすることができる。
ステップS505では、算出された類似度Sが所定の閾値を超えており、かつ、SがS’の値を超えているかどうかを判定する。条件を満たしている場合にはステップS506に進み、満たしていない場合は、ステップS507に進む。なお、所定の閾値は、任意に設定することができる。この閾値は、基準画像が対象画像にどの程度類似していれば対応基準画像として選択するかを決定する基準となるものである。
ステップS506では、基準画像の画像番号nを変数n’に、類似度Sの値をS’に、割合pの値をp’に一時記憶する。また、ステップS504で割合pを算出した際に得られた対応位置の情報も併せて記憶する。次いで、ステップS507へ移行する。
ステップS507では、基準画像データベース107に保存されているすべての基準画像について類似度の算出処理(ステップS503乃至ステップS506)が終了したかを判定する。具体的には例えば、nがmと一致しているかどうかどうかを判定する。類似度の算出処理が完了している場合はステップS509へ移行し、完了していない場合はステップS508においてnに1を加算し、ステップS503へ戻る。
ステップS509では、n’が0であるかどうか、すなわち類似度が閾値を超える比較画像が存在しなかったかどうかを判定する。n’が0でなければステップS511へ移行する。n’が0であればステップS511に移行し、倍率=1、p’=1として記憶する。なお、n’が0の場合の倍率及び割合p’の値は任意に定めることができる。次いでステップS511へ移行する。
ステップS511において、画像n’の倍率と割合p’の値に基づいて、対象画像に対するサムネイル画像の拡大率を算出する。算出には例えば、「(所定の定数)×(倍率)÷p’」の式(以下、「式1」と呼ぶ)を用いることができる。式1は、対応基準画像の倍率が大きいほどサムネイル画像のサイズも相対的に大きくなり、基準画像が対象画像に占める割合が小さいほどサムネイル画像のサイズは相対的に大きくなることを示す。すなわち、基準画像の形状等が細かく、対象画像全体に占める割合が小さいほどサムネイル画像の視認性を向上させるためにサイズを大きくするということを意味する。
以上、拡大率の算出手段について述べてきたが、拡大率の算出方法は上記手段に限ったものではなく、対象画像の空間周波数分布をもとに算出する方法(空間周波数分布が高いものは拡大率を高くする)、対象画像の輝度をもとに算出する方法(輝度が低いものは拡大率を高くする)など、が考えられるがいずれの方法でもよく、もちろん、これ以外の方法でもよい。また、複数の算出方法を組み合わせてもよい。
また、前述のように対応基準画像を複数選択する構成としてもよい。この場合の拡大率は各々の対応基準画像について式1を適用してその値が最大のものとしてもよいし、式1を適用した値の平均値をとるなど、任意の方法で決定することができる。
次に、サムネイル画像の作成と表示方法の例について説明する。図6に対象画像の例を示す。(A)はひまわりの花の画像、(B)は草原に咲く花と蝶の画像、(C)はピラミッドの画像、(D)はひまわり畑の画像である。これらの対象画像に対して前述のサムネイル作成処理を行なった際に、基準画像データベース107との比較で認識された画像の大きさが対象画像に占める割合p’と、基準画像データベース107中に記述されている認識された画像に対する倍率r(図3参照)と、図4のステップS402(図5のステップS511)において算出された拡大率Mが、それぞれ図7に示す通りだったとする。ここでは拡大率M = 0.5×r÷p’で求めており、式1の(所定の定数)は0.5である。
図8は、サムネイル画像の表示方法の一例を示す図である。ここでは、サムネイル画像のサイズを(表示部104のサムネイル画像表示領域の1/9のサイズ)×Mとしている。このように、認識しにくい画像ほど大きく表示され、検索効率の向上が期待できる。
以上、図1乃至図8を参照して説明したように、本実施形態における画像処理装置は、入力画像(対象画像)を、その対象画像の視認性に応じて決定したサイズに拡大(又は縮小)し、サムネイル画像を作成する。
これにより、形状等が細かく視認性の低い画像ほど相対的に大きなサイズでサムネイル表示され、記録部105に記録されている画像からユーザが所望の画像を検索することが容易になる。
<第2の実施形態>
第1の実施形態では、対象画像の視認性に応じてサイズの異なるサムネイル画像を作成することを説明した。第2の実施形態では、サムネイル画像のサイズは統一するが、対象画像の特徴部分を切り出すことによりサムネイル画像の視認性を向上させることについて説明する。なお、本実施形態に係る画像処理装置には第1の実施形態と同じデジタルカメラ100(図1乃至図3)を用い、詳細な説明は省略する。
本実施形態でサムネイル画像を作成する処理の流れは、第1の実施形態と略同じであり、図4及び図5を用いて説明される。異なる点は、図4のステップS403においてサムネイル画像を作成する処理のみである。
本実施形態では、ステップS403において、デジタルカメラ100の演算部102は所定の基準サイズ(例えば表示部104のサムネイル画像表示領域の1/9のサイズ)を、例えば演算部102中のフラッシュROMから取得する。次いで、基準サイズをステップS402で決定した拡大率に拡大したサイズに、対象画像を縮小(又は拡大)する。こうして得られた画像を、中間画像と呼ぶ。演算部102は、中間画像から、図5のステップS504で求めた対象位置を中心に、基準サイズ分の画像を切り出し、サムネイル画像とする。対応基準画像が複数選択された場合は類似度が最も高い対応基準画像についての対応位置を使用する。第1の実施形態と異なり、拡大率が1未満の場合、基準サイズを縮小したサイズを作成することなく、対象画像を基準サイズに縮小(又は拡大)したものをそのままサムネイル画像とする。
まとめると、拡大率が1未満の対象画像については対象画像を基準サイズに縮小(又は拡大)したものがそのままサムネイル画像となる。一方、拡大率が1以上の対象画像については中間画像から切り出した画像がサムネイル画像となる。
図9は、本実施形態におけるサムネイル画像を表示する方法の一例を示す図である。図9に示すように、本実施形態では第1の実施形態(図8参照)と異なり、デジタルカメラ100は対象画像の種類に関わらず一定の数(ここでは9)のサムネイル画像を表示部104に表示可能である。
以上、図1乃至図9を参照して説明したように、本実施形態における画像処理装置は、対象画像の視認性に応じて決定した拡大率で、拡大率が1以上の場合に限り、基準サイズをその拡大率で拡大したサイズに、入力画像(対象画像)を縮小(又は拡大)し、中間画像を作成する。さらに、中間画像から所定の位置を中心に基準サイズ分の画像を切り出し、サムネイル画像を作成する。拡大率が1未満の場合、対象画像を基準サイズに縮小(又は拡大)したものをそのままサムネイル画像とする。
これにより、第1の実施形態における利点に加えて、デジタルカメラ100の表示部104に表示可能なサムネイル画像の数が一定(ここでは9)のため、サムネイル画像全体(サムネイル表示)の視認性が向上し、記録部105に記録されている画像からユーザが所望の画像を検索することがさらに容易になる。
<その他の実施形態>
上述した各実施の形態では、対象画像を直接処理してサムネイル画像を作成した。しかし、一度Exif規格によるサムネイル画像を作成し、そのサムネイル画像を対象画像として、上述の方法により本発明のサムネイル画像を作成するようにしてもよい。
また、上述した各実施の形態の処理は、各機能を具現化したソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或は装置に提供し、そのシステム或は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても実現することができる。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピィ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行ない、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれている。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行ない、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含むものである。
本発明におけるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 本発明におけるデジタルカメラの外観を示す図である。 本発明における基準画像データベースに保存されている画像群の一例を示す図である。 本発明におけるサムネイル画像作成の流れを示すフローチャートである。 本発明における拡大率を決定する処理の詳細な流れを示すフローチャートである。 本発明における対象画像の例を示す図である。 本発明における割合・倍率・拡大率の関係の一例を示す図である。 第1の実施形態におけるサムネイル画像の表示方法の一例を示す図である。 第2の実施形態におけるサムネイル画像の表示方法の一例を示す図である。

Claims (12)

  1. 入力画像を変倍して変倍画像を作成する画像処理装置であって、
    前記入力画像の特徴に関する情報に基づいて、前記入力画像から作成する変倍画像のサイズを決定するサイズ決定手段と、
    前記決定されたサイズに前記入力画像を変倍して変倍画像を作成する作成手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 複数の基準画像を記憶する記憶手段をさらに有し、
    前記サイズ決定手段が、前記複数の基準画像のうち前記入力画像に類似している基準画像に応じて前記サイズを決定することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記作成手段は、
    前記サイズ決定手段により決定されたサイズが所定のサイズより小さい場合は前記入力画像を前記所定のサイズに変倍して変倍画像を作成し、
    前記サイズ決定手段により決定されたサイズが所定のサイズより大きい場合は前記入力画像を前記サイズ決定手段により決定されたサイズに変倍した後、所定の位置を基準に前記所定のサイズ分切り出して変倍画像を作成する、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 複数の基準画像を記憶する記憶手段をさらに有し、
    前記サイズ決定手段が、前記複数の基準画像のうち前記入力画像に類似している基準画像に応じて前記サイズを決定することを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  5. さらに、前記作成手段が、前記入力画像中に含まれる、前記複数の基準画像のいずれかに類似している領域を、前記変倍画像を生成するための前記所定の位置として決定する位置決定手段を有することを特徴とする、請求項4記載の画像処理装置。
  6. 前記記憶手段が、前記基準画像の各々に対応付けられた倍率を記憶し、
    前記サイズ決定手段が、前記入力画像に類似している基準画像に対応する前記倍率を用いて前記サイズを決定することを特徴とする請求項2又は請求項4又は請求項5記載の画像処理装置。
  7. 前記サイズ決定手段が、前記類似している基準画像が前記入力画像に占める割合を検出するとともに、前記割合を利用して前記サイズを決定することを特徴とする請求項2又は請求項4乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記サイズ決定手段が、前記割合が小さいほど前記サイズを大きくすることを特徴とする請求項7記載の画像処理装置。
  9. 前記記憶手段が、前記基準画像の各々に対応付けられたキーワードを記憶するとともに、前記作成手段が作成した前記変倍画像を出力する出力手段をさらに有し、
    前記出力手段が、前記変倍画像とともに、当該変倍画像のサイズ決定に用いられた前記基準画像に対応するキーワードを出力することを特徴とする請求項2又は請求項4乃至請求項8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 入力画像を変倍して変倍画像を作成する画像処理方法であって、
    前記入力画像の特徴に関する情報に基づいて、前記入力画像から作成する変倍画像のサイズを決定するサイズ決定工程と、
    前記決定されたサイズに前記入力画像を変倍して変倍画像を作成する作成工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
  11. 入力画像を変倍して変倍画像を作成する画像処理方法を実行するコンピュータプログラムであって、
    前記入力画像の特徴に関する情報に基づいて、前記入力画像から作成する変倍画像のサイズを決定するサイズ決定工程を実行するプログラムコードと、
    前記決定されたサイズに前記入力画像を変倍して変倍画像を作成する作成工程を実行するプログラムコードとを有することを特徴とするコンピュータプログラム。
  12. 請求項11に記載のコンピュータプログラムを記憶したコンピュータ可読記憶媒体。
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