JP2011035485A - 表示制御装置、プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影画像を一覧的に表示するインデックス画像表示において、目的画像の識別が容易にできる表示制御装置を提供する。
【解決手段】撮影時に設定されたシーンモードの種類あるいは各撮影画像の被写体の特徴から被写体の種類を判断し、予めキーワードで入力された被写体の種類と比較して、その類似性から、表示される画像のサイズを設定する。そして、上記設定されたサイズで作成されて撮影日時に基づく順番で並べられたインデックス画像と、当該インデックス画像の撮影日時に関する情報を表わす時間軸の画像とを合成させて表示部に表示させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、撮影画像をインデックス画像としてまとめて表示する技術に関する。
カメラや再生機の記録媒体に記録された画像の中から希望の画像を検索する最も一般的な方法として、撮影画像の縮小画像であるインデックス画像(あるいはサムネイル画像)を撮影日時順に縦横に配列させたインデックス画面で表示させる方法が良く知られている。しかし、従来のインデックス画面表示では、各画像は撮影日時順で単に表示されるだけなので、全体の画像数が多くなると このインデックス画面だけで希望の画像を見つけるのは容易でなくなる。
そこで、以下のような援助機能が提案されている。例えば、特許文献1では、画面の横軸に時間軸を表し、この時間軸に対応して、その時代に対応する画像をまとめた画像のグループを時代ボタンの形式で表示し、時代ボタンが選択されると、その選択された時代でくくられた画像を画面の下に表示することで、検索性を高めるようにしている。
また、インデックス画像の表示レイアウトへの工夫もなされている。日付順での一律な従来の表示では画像の重要度が示すことができないことを改良して、インデックス画像の視認性を高めるために、特許文献2では、相対的な撮影日時の関係から優先度を導びき、優先度の高い画像が分かるような表示を行う画像管理装置が提案されている。
加えて、最近は、撮影された画像の被写体の特徴を解析する技術も実用化されて、画像検索に利用される。画像の特徴を解析する例としては、例えば、特許文献3に示す技術がある。
特開2005−031830号公報 特開2009−080795号公報 特開2008−217660号公報
以上説明したように、画像検索の効率を向上させるために、インデックス画面の表示態様に対する各種提案がされている。また、インデックス画面表示は、ユーザーが特定の画像を検索するため以外にも、撮影画像の全体を概観的に閲覧したい場合にもよく利用される。このようにインデックス画面表示は色々な用途で利用される表示態様であるので、検索性や識別性により配慮されたインデックス画面表示態様が提供できればユーザーにとってより便利になるはずである。
本願発明は、上記課題に鑑み、撮影画像を一覧的に表示するインデックス画像表示において、希望画像を容易に識別できるようなインデックス画像表示を行う表示制御装置、プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による表示制御装置は、撮影画像を撮影日時に基づく順番で表示部に表示させる表示制御装置において、上記表示部に表示される画像のサイズを当該撮影画像の内容に応じて設定するサイズ設定部と、上記撮影画像に基づく複数の画像が撮影日時に基づく順番で並べられ、かつ複数の画像の大きさが上記設定されたサイズで表示されるインデックス画像と、当該インデックス画像として表示される撮影画像の撮影日時に関する情報を表わす時間軸の画像との、少なくとも2つの画像を含むインデックス画面を上記表示部に表示させる表示制御部と備える ことを特徴とする。
これにより、このインデックス画面では、希望の画像が他の画像と区別して表示されるので、目的画像を見つけるのに都合が良い。また、このインデックス画面では、時間軸が同時に表示されるので、表示画像の撮影日時が容易に把握できるようになる。
第2の発明による表示制御装置では、上記第1の発明において、上記サイズ設定部は、上記インデックス画像のサイズを、上記撮影画像の被写体と指定された被写体の種類を比較して設定することを特徴とする。
これにより、希望画像が的確に表示されるようになる。
第3の発明による表示制御装置では、上記第2の発明において、撮影時に設定されたシーンモードの種類あるいは各撮影画像の被写体の特徴から被写体の種類を判断する被写体判断を備え、上記サイズ設定部は、キーワードで入力された被写体の種類と上記被写体判断部によって判断された各撮影画像の被写体の種類を比較して、上記サイズを設定する ことを特徴とする。
これにより、ユーザーは簡単な入力により、希望画像の種類を指定することができる。
第4の発明による表示制御装置では、上記第1または第2の発明において、表示される撮影画像に対する切換え操作として第1の操作と第2操作の少なくとも2つの操作を受け付ける操作受付部を備え、上記表示制御部は、撮影画像を表示させる画面として、上記インデックス画面と上記撮影画像を1枚づつ表示させる単独画面を切換え可能とし、当該単独画面で上記の第1の操作を受付けた場合には、表示される撮影画像を撮影日時に基づく順番で切換え、当該単独画面の表示中に上記第2の操作を受付けた場合には、当該単独画面から上記インデックス画面に画面を切換えてさらに当該第2の操作に応じて当該インデックス画面に表示されるインデックス画像を順番に切換えながら表示させ、さらに当該インデックス画面の表示中に当該第1の操作を受付けた場合には、当該インデックス画面から上記単独画面に画面を切換える ことを特徴とする。
これにより、画面の切換えを簡単な操作で行うことができる。
第5の発明による表示制御装置では、上記第4の発明において、上記第1の操作と上記第2操作が入力される入力操作部として、回動操作されるジョグダイヤル及び押下操作される操作ボタンを備え、上記操作受付部は、上記ジョグダイヤルからの回動操作があった場合には、当該回動操作が低速の場合には当該回動操作を上記第1の操作と受付け、当該回動操作が高速の場合には当該回動操作を上記第2の操作として受付け、上記操作ボタンからの押下操作があった場合には、当該押下操作が単発操作の場合には当該押下操作を上記第1の操作として受付け、当該押下操作が連続押下操作の場合には当該押下操作を第2の操作として受け付ける ことを特徴とする。
これにより、ユーザーの好みの操作部材を選択することもできる。
第6の発明による表示制御装置では、上記第1から第4の発明のいずれかの発明において、上記撮影画像に関しての撮影日時の分布を示すヒストグラム情報を上記時間軸の対応する位置に表示させる ことを特徴とする。
これにより、希望画像の検索時に大きな手がかりとなる撮影頻度の情報が、インデックス画像とともに表示されるので、ユーザーの検索手がかりが増える。また、通常の閲覧時にも便利である。
第7の発明による表示制御装置では、上記第1から第4の発明のいずれかの発明において、上記表示制御部は、上記時間軸のフルスケールを表示されるインデックス画像の撮影日時より広く設定し、当該表示されているインデックス画像の撮影日時の範囲を当該時間軸に表示させ、かつ、表示されているインデックス画像の中で特定のインデックス画像の撮影日時を示す上記時間軸上の位置にマークを表示させる ことを特徴とする。これにより、時間軸上で現在表示されているインデックス画像の撮影日時範囲を簡単に確認することができる。
第8の発明によるプログラムでは、撮影画像を撮影日時に基づく順番で表示部に表示させる表示制御装置を実現させるプログラムであって、表示される画像のサイズを当該撮影画像の内容に応じて設定するステップと、上記撮影画像に基づく複数の画像が撮影日時に基づく順番で配置されかつ複数の画像の大きさが上記設定されたサイズであるインデックス画像と、当該インデックス画像の撮影日時に関する情報を表わす時間軸の画像との、少なくとも2つの画像を含むインデックス画面を上記表示部に表示させるステップと、作成された上記インデックス画面の画像を表示部に表示させるステップを含む ことを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、撮影画像を一覧的に表示するインデックス画像表示において、希望画像を容易に識別できるようなインデックス画像表示を行う表示制御装置、プログラムを提供することができる。
本発明の実施の形態に係るデジタルカメラの電気回路構成を示すブロック図である。 図2は、デジタルカメラ1の背面側の外観を示す背面図である。 図3は、本実施形態の表示制御装置において、表示部19に表示されるインデックス画面の内容を説明するための図である。 図4は、撮影画像の実際の被写体と指定されたキーワードによって導かれるインデックス画像のサイズとの関係を説明するための図である。 図5は、単独画面とインデックス画面の切換えを説明するための図である。 図6は、表示制御処理の具体的な手順を示すメインのフローチャートである。 図7は、図6のサブルーチンに関するフローチャートである。 図8は、図7のサブルーチンに関するフローチャートである。
以下、図面を参照しながら発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の表示制御装置が搭載されたデジタルカメラ1のブロック図である。
本発明の実施形態に係るデジタルカメラ1は、制御部11、プログラムデータ記憶部12、入力操作部13、撮像部15、SDRAM16、画像処理部17、表示処理部18、表示部19、圧縮伸長部20、記録再生部21、画像記憶部22、バスライン25を主要な構成要件として備える。
制御部11は、プログラムデータ記憶部12に記憶された制御プログラムを読み込んで、デジタルカメラ1の全体を統括的に制御するCPUである。制御部11は、制御プログラムに従って本実施形態の特徴の1つである表示制御処理を実行する。制御部11によって実行される処理のうち、特にインデックス画面の表示制御処理にかかる処理を、表示制御部11a、サイズ設定部11b、被写体判断部11cおよび操作受付部11dという機能部として表現する。
表示制御部11aは、撮影者からの操作指示等に応じて、表示処理部18を制御して、表示部19に表示される画像の内容を制御する。本実施形態では表示制御部11aはインデックス画面表示に関しての制御を主に行う。
サイズ設定部11bは、上記表示部19に表示されるインデックス画像のサイズを当該撮影画像の内容に応じて設定するものである。具体的には、サイズ設定部11bは、上記インデックス画面において、上記撮影画像のインデックス画像のサイズを、上記撮影画像の被写体と指定された被写体の種類を比較して設定する。詳細は後述する。
被写体判断部11cは、撮影された画像に含まれている被写体の種類を被写体の種類から直接あるいはそのときの撮影シーンモードから判断するものである。具体的な判断手法は、後述する。
操作受付部11dは、各操作部材に対してなされた撮影者からの指示を検出するものである。具体的には、操作受付部11dは、入力操作部13から出力された信号を受信して、操作内容を検出する。操作受付部11dで検出された操作内容に基づき、制御部11はデジタルカメラ1の動作、つまり再生あるいは撮影等を具体的に制御する。
プログラムデータ記憶部12は、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリから構成され、制御部11の処理実行用のプログラム、及び撮影シーンや被写体の種類を特定するためのデータベース等が格納される。また、プログラムデータ記憶部12には、後述する日時情報画像として表示される各種表示用のデータも格納される。
入力操作部13は、デジタルカメラ1の背面や上面に設けられる操作部で、撮影の実行指示のためのレリーズボタンや、撮影モード・再生モード等の切り替えのためのメニューボタンが含まれる。
ここで、入力操作部13の具体例を図2を用いて説明する。図2は、デジタルカメラ1の背面側の外観を示す背面図である。デジタルカメラ1の背面部70では、左端から全体の半分以上の面積について、画像を表示する表示部19の画面が占めている。デジタルカメラ1の上面部および背面部70の右側の領域で表示部19に隣接する位置に、入力操作部13に含まれる各操作部材が配置されている。
デジタルカメラ1の上面の右端には、撮影指示用のレリーズボタン80が配置されている。そして、背面部70には、上から順番にズームボタン82、電源ボタン84a、撮影再生切換えボタン84bが配置されている。ズームボタン82は、撮像部に内蔵された撮影レンズの焦点距離の変更を主として指示するボタンである。電源ボタン84aは、カメラの電源のオンオフ操作を指示するボタンである。撮影再生切換えボタン84bは、カメラの撮影モードと再生モードの切換えを指示するボタンである。
その下には、中心位置に確定ボタン86、その周囲にジョグダイヤル88、最外周に方向ボタン90からなるユニット化されたボタンが配置されている。確定ボタン86は押圧操作される円状のボタンで、画面に表示された所定の条件を確定させる指示に用いられる。ジョグダイヤル88は回転操作されるリング状の操作部材で、項目や画像の送り戻しの指示に用いられる。方向ボタン90は、左右上下計4つの押圧操作キーから構成され、各キーの操作に従って画面の中で上下左右の移動の指示を行なったり、画像の移動指示をするためのボタンである。方向ボタン90は、具体的には画面上でのカーソル移動や、ジョグダイヤル88と同様に項目や画像の送り戻しの指示等に用いられる。
そして、背面部70の一番下にはメニューボタン92が配置されている。メニューボタン92は、カメラの様々な動作条件を設定するためのメニュー画面の呼び出しおよび消去を指示するボタンである。後述するキーワードメニューの呼び出し指示等にも使用される。
撮像部15は、レンズから撮像素子までを含む光学部と、撮像素子を駆動する駆動回路や撮像素子から出力される光電変換信号を処理してデジタルの画像データとして出力する信号処理部からなる。光学部は、被写体像を結像するレンズと、レンズの位置を移動させるAF機構部とズーム機構部、被写体光束を絞る絞り部、読み出し時にスメアを防止するためのシャッター部等から構成される。
信号処理部は、撮像素子から出力される光電変換信号について、ノイズを低減させるためのCDS回路、信号レベルを適切なレベルにまで増幅するAGC回路、これらで処理されたアナログ画像信号をデジタルの画像データに変換するAD回路等から構成される。
SDAM16は、一時的にデータを記憶するメモリで、画像のデジタル処理に利用されるワーキングエリアとともに、各種プログラムをロードするシステムメモリとしての機能を有する。SDAM16には、撮像部15から出力されるデジタル画像信号が一時的に格納され、画像処理部17による画像処理が実行される。SDAM16は、表示処理部18が撮影画像に撮影メニューや情報アイコンを重畳処理する場合、あるいは圧縮伸長部20が圧縮処理や伸長処理等の各処理を実行する際にも、ワーキングエリアとして利用される。
画像処理部17は、撮像部15から出力される画像データに対して、ライブビュー画像用あるいは記録画像用に、所定のガンマ処理、画素補間処理、色補正処理、YC変換等を実行する。画像処理部17は、各種撮影条件に応じて、色補正やコントラスト補正を行う。
また、画像処理部17は、撮影画像を再生する際には、表示用の画像処理を行う。
表示処理部18は、表示制御部11aの制御により、表示部19に表示する表示用画像を作成する。まず、表示処理部18は、ライブビュー画像表示においては、撮影した画像データの画素数を表示画素数に変換する処理を行う。また、表示処理部18は、再生時の1コマ表示では、伸長され画像処理された撮影画像を表示部19のサイズに変換して表示画像を作成する。また、表示処理部18は、インデックス画面表示時には、伸長された撮影画像を縮小(間引き処理)してインデックス画像を作成する。さらに、表示処理部18は、サイズ設定部11bによりインデックス画像のサイズ指示がされている場合には、指示されたサイズに応じたインデックス画像を作成する。
また、表示処理部18は、表示制御部11aから指示によりインデックス画面を表示させる際には、プログラムデータ記憶部12から時間軸を含む日時情報画像のデータを読み出して、日時情報画像を作成してインデックス画像に重畳させる処理を行う。また、表示処理部18は、メニューボタン92の操作でメニュー画面の表示指示があった場合には、上と同様にプログラムデータ記憶部12から必要なメニュー画面のデータを読み出して、対応するメニュー画像を作成する。
表示部19は、LCDあるいはELパネルから構成されてデジタルカメラ1の背面に配置され、表示部19には、表示処理部18から出力されるライブビュー画像、撮影された記録画像あるいは、メニュー情報が表わされるメニュー画面が表示される。
圧縮伸長部20は、撮影画像の画像データを画像記憶部22に記録する際、あるいは画像記憶部22に記録されている画像データを表示する際等において、周知のJPEG方式等に基づく画像データの圧縮処理や伸長処理を行う。
記録再生部21は、圧縮伸長部20によって圧縮された画像データを画像記憶部22に対して書き込んだり、逆に画像記憶部22から圧縮された画像データの読み出しを行うものである。画像記憶部22は、例えばxDピクチャーカード(登録商標)やコンパクトフラッシュ(登録商標)のカメラ本体に着脱可能な記録媒体あるいはHDDである。バスライン25は、上記各構成要素をデータラインとアドレスラインで結合するものである。
図3は、本実施形態の表示制御装置において、表示部19に表示されるインデックス画面の内容を説明するための図である。図3(1)は、インデックス画像に日時情報画像が重畳されたインデックス画面の1例を示す図である。
画面100には、その中央下から上端までの領域にかけて撮影画像の縮小画像であるインデックス画像102が表示される。画面100には、インデックス画像102としては、およそ12枚分の画像が表示されている。また、画面の左右でインデックス画像の一部が欠けているが、これはスクロール移動されながらの画面の瞬間を表示しているためである。
表示されている12枚のインデックス画像に付されている「61〜72」の番号は撮影日時に基づく画像番号である。小さい番号の画像が撮影日時の古い画像である。なお、No70の画像は右部分が欠けて表示されている。この12枚のインデックス画像は、ユーザーから指定された被写体の種類に対しての類似度に応じて、サイズに分けて表示される。このインデックス画像のサイズは、サイズ設定部11bにより設定される。本例では、サイズを3種類に分けて表示されている。
No64、68、70の3枚のインデックス画像が、大きいサイズのインデックス画像102bとして表示されている。No61、62,66、69,71の5枚のインデックス画像が中サイズのインデックス画像102aとして表示されている。残りのNo63、65、67,72の4枚のインデックス画像が小サイズのインデックス画像102cとして表示されている。
サイズ設定部11bによる上記インデックス画像のサイズ設定のプロセスを説明する。
ユーザーによって検索したい被写体の種類が、予めメニュー画面(不図示)で提示されるキーワードの中から選ばれているとする。図4(1)は、ユーザーに選択される代表的なキーワードと、そのキーワードに対応する画像を検索する際の判断条件を対比して示す表である。
例えば、キーワードで「人物」が選択された場合に対応する判断条件は、「画面に顔が検出されること、検出された顔のサイズが画面に対して一定範囲(中程度)の大きさであること、オートシーンモードで人物モードあるいはポートレイトが設定されていること等」である。また、キーワードで「顔」が選択された場合に対応する判断条件は、「画面に顔が検出されること、検出された顔のサイズが一定以上の大きさであること、オートシーンモードで人物あるいはポートレイトが設定されていること等」である。なお、キーワードに対する条件は、画像の特徴、オートシーンモードのモードの種類、ピントの位置あるいは撮影日時等さまざまあるが、これに限るものではない。
そして、被写体判断部11cは、図4(1)の判断条件をベースにして、撮影時に設定されたシーンモードの種類あるいは各撮影画像の被写体の特徴から被写体の種類を判断する。次に、サイズ設定部11bは、キーワードで入力された被写体の種類と上記被写体判断部によって判断された各撮影画像の被写体の種類を比較して、サイズを設定する。
図4(2)は、上記No61〜72までの各撮影画像について、被写体判断部11cにより判定された被写体の種類と、判定された被写体の種類からサイズ設定部11bによって設定されたサイズを表形式で示した図である。ここでは、用意されたキーワードの中から、「顔」が選択されたものとする。いくつかの画像を例にして、その画像に対するサイズの設定結果を簡単に説明する。
No61、62の撮影画像は、被写体判断部11cによって被写体の種類が「人物」と判断され、被写体の種類が「人物」と判断されたことで、サイズ設定部11bによって、インデックス画像のサイズとして中サイズ(102a)が設定される。顔と人物は被写体の種類として類似性があるからである。
No63の撮影画像は、被写体判断部11cによって被写体の種類が「風景」と判断され、被写体の種類が「風景」と判断されたことで、サイズ設定部11bによって、インデックス画像のサイズとして小サイズ(102c)が設定される。顔と風景は被写体の種類として類似性がないからである。
No64の撮影画像は、被写体判断部11cによって被写体の種類が「顔」と判断され、被写体の種類が「顔」と判断されたことで、サイズ設定部11bによって、インデックス画像のサイズとして大サイズ(102b)が設定される。被写体の種類が一致したからである。
なお、撮影画像によっては被写体の種類を特定できない場合も想定されるが、その場合には、サイズ設定部11bによって、小サイズ(102c)が設定される。本例では、No67,72の撮影画像が、被写体の種類を特定できなかった画像である。
以上のようにして設定されたインデックス画像のサイズが、表示制御部11aによって、表示処理部18に指示されて、表示処理部18によって各設定されたサイズでインデックス画像が作成され表示される。
なお、表示されるインデックス画像は、キーワードが入力されない場合あるいは、キーワードによるサイズ設定処理を希望しない場合には、一定サイズで表示される。図3(1)で示したようなキーワードに対する類似度によって重み付けを変えて表示する形態をキーワード対応表示と呼ぶ。キーワードに対応した表示をすることによって、重要度が明確に分かる表示がなされる。キーワード対応表示をするか一定サイズの表示をするかの切換えは、不図示のメニュー画面で設定されるものとする。
重み付けの表示例として、図3(1)のような、キーワードへ類似する画像を大きく表示し、類似しない画像を小さく表示する例だけでなく、類似しない画像については、彩度を落とすような表示にしてもよい。以降の説明では、重み付け表示の手段として、図3で示したように、表示画像のサイズで示す例で説明する。
図3(1)の画面100の下側1/3程度の領域には、画像記憶部22に記憶されている撮影画像の撮影日時に関する情報が表示される。この撮影日時に関する情報を日時情報画像を呼ぶ。この日時情報画像には、時間軸110と、ヒストグラム114と、カーソル120が含まれる。時間軸110は、画面100の幅一杯の水平の軸として表示される。
時間軸110は、画面向かって右方向が新しい時間の方向に設定され、左端にスタート年次112a、右端にエンド年次112bがそれぞれ表示される。また、時間軸110の中央位置の下には、カーソル120位置の日時を示すカーソル日時112cが表示される。本例では、スタート年次112aが2008年5月、エンド年次112bが2009年4月で、フルスケールとして1年が設定され、カーソル日時として2008年8月10日が示されている。
なお、時間軸110のフルスケールは、画像記憶部22に記憶されている撮影画像を全てカバーするように、最も古い画像と最新の画像の撮影日時で決定するようにしてもよいし、本例のように区切りの良い「1年」に設定してもよい。時間軸110のフルスケールの設定は、不図示のメニュー画面上で任意にユーザーによってされものとする。
ヒストグラム114は、撮影日時の相対的な分布を示すもので、時間軸110で示される各期間を単位として表示される。ヒストグラム114は、撮影枚数が多い期間ほど、垂直方向にバーが高く表示される。本例では、ヒストグラム114は、1月単位の撮影枚数で表示され、2008年8、9月及び2009年4月が撮影枚数が少なく、2008年10、12月が撮影枚数の多い月であることを示している。
カーソル120は、ドット120aと、ドット120aをセンタとする円形のリング120bからなる。ドット120aは、現在表示中の画像の撮影日時を示すもので、現在表示中のインデックス画像のうち画面の略センタに表示されているインデックス画像の撮影日時に対応する時間軸110の上に表示される。本例では、画面の略センタにはNo65の撮影画像が表示されているので、ドット120aは時間軸110の2008年8月10日付近の位置に表示される。従って、インデックス画像のスクロール移動にともない、ドット120aも時間軸110上を左右に移動する。
リング120bは、現在の画面に表示されているインデックス画像(ここでは12枚)の撮影日時の範囲が時間軸110でどの範囲に相当するかの目安を示す情報である。つまり、リング120bは、その径が画面に表示されているインデックス画像の撮影日時幅が広いほど大きく表示され、逆に画面に表示されているインデックス画像の撮影日時幅が狭いほど小さく表示される。
本例の画面100にはNo61〜No72までの撮影画像が表示されているので、リング120bの径は、No61の画像の撮影日時とNo72の画像の撮影日時の位置付近で時間軸110と交差するのを目安に設定される。なお、リング120bは表示されている概略範囲を示すためのものであるから、厳密な精度で表示させる必要はない。
また、上記例では、1画面に約12枚程度がまとめて表示されるようにインデックス画像のサイズが設定される例で説明したが、表示される枚数はこれに限るものではなく、表示部の面積に応じて、適宜変更されてよい。また、変更する手段として、ズームボタン82を利用するようにしてもよい。つまり、ズームボタン82のワイド方向への操作によって、個々のインデックス画像のサイズを小さくして1画面に表示させるインデックス画像の枚数を多くし、逆にテレ方向への操作に対しては、個々のインデックス画像のサイズを大きくして1画面に表示させるインデックス画像の枚数を少なくなるように制御する。
図3(2)は、画面100にスクロール表示されるインデックス画像の様子を、仮想的示す図である。範囲130は、図3(1)の画面で現在示されているインデックス画像の範囲である。後述する操作(方向ボタン90の連続押下あるいはジョグダイヤル88の高速回動操作)が受付けられると、表示制御部11aの指示による表示処理部18の処理によって、インデックス画像が左右にスクロール移動される。例えば、インデックス画像のp方向への移動が、新しい画像(番号の大きい画像)を表示させるようなスクロール操作移動である。
また、図3(1)で示すように、サイズ設定がされたインデックス画像は、整列表示ではなく、あえて配列を少々乱して表示させている。これは、ユーザーに対しては、実際にテーブルに置かれたプリント画像を眺めるような、新鮮でかつ自然な感じを与えること狙ったものである。
図5は、再生モードにおける、単独画面とインデックス画面との相互の切り換え操作を説明するための図である。ここで、単独画面とは、再生モードにおいて、選択された1枚の画像のみが画面にフルに表示される画面をいい、1コマ画面とも呼ばれる。
図5(1)は単独画面で、例えばNo63の撮影画像のみが表示されているとする。図5(1)の画面で、方向ボタン90の左右いずれかのキーが1回押圧されると、画面が切換わり、前後いずれかの撮影画像が表示される。ここでは、右キーが押されたとすると、No64の撮影画像が表示される(図5(2))。この単独画面の状態で、方向ボタン90の左右キーのいずれかが連続押下されることによって、図5(3)のようなインデックス画面に切換わる。図5(3)の画面は、図3(1)で示した画面と同一である。方向ボタン90の右キーが連続押し(連続押下)されると、インデックス画面に変わり、インデックス画像は、左方向に移動しながら大きな画像番号(新しい画像)の画像が順次表示される。図3(2)で示したp方向へのスクロール移動である。
そして、図5(3)の画面で、方向ボタン90の左右いずれかのキーが押し続けられると、キーの方向に応じて左右いずれかへのスクロール移動が続行される。図5(4)は、方向ボタン90の右キーが連続押下されて、撮影日時の新しい画像が表示されていく画面である。
逆に、図5(1)で方向ボタン90の左キーが連続押下されると、同じく単独画像からインデックス画面に切換わるが、切換わったインデックス画面では、インデックス画像は右方向に移動しながら(図3(2)のpと逆方向)、つまり小さな画像番号(古い画像)順次表示しながら、スクロール移動開始される。
インデックス画面の表示中に、連続押下が中止されると、インデックス画面から単独画面に切換わる。図5(4)で示す画面で、連続押下が中止されると、図5(5)の単独画面に切換わる。切換わった直後の単独画面では、図5(4)の画面の中心に位置していたNo96の画像が表示される。更に図5(5)の単独画面で、方向ボタン90の右キーの1回押下されると、図5(6)のように、No97の画像に切換わる。
なお、上記説明では、単独画面からインデックス画面への切換え操作を、方向ボタン90による操作で説明したが、ジョグダイヤル88でも同様な操作が可能である。詳細は後述する。
図6から図8は、本実施形態の表示制御装置において、上記図3,4,5で説明してきた表示制御処理の具体的な手順を示すフローチャートである。これらの処理は、表示制御部11a、サイズ設定部11b、被写体判断部11c及び操作受付部11dを含む制御部11に主に実行されるが、以下の説明では、これら表示制御部11a等による処理をまとめて制御部11による処理として説明する。
図6は、表示制御処理の具体的な手順を示すメインのフローチャートである。デジタルカメラ1は再生モードに設定されているとし、再生モードからフローをスタートする。再生モードでは、まずデフォルトとして、単独画面での画像再生がされる(ステップS11)。最初に表示される撮影画像は、最新の画像あるいは最も古い画像、あるいは直近に選択された画像等、適当なルールに則って選択される。選択された番号の撮影画像のデータが画像記憶部22から読み出され、伸長処理等されて表示部19に表示される。
次に、方向ボタン90あるいはジョグダイヤル88による操作がされたかを判断して、画面の切換え処理を実行する。まず、制御部11は、方向ボタン90の左右キーが操作されたかどうか(ステップS12)、そしてその操作が連続押下かを判断する(ステップS13)。
制御部11は、方向ボタン90の左右キーが操作され(ステップS12YES)、その操作が連続押下操作でないと判断する場合には(ステップS13NO)、直前の画像が単独画像かインデックス画像かに応じて制御を変える(ステップS14)。再生モードの開始直後は、上述したように単独画面であるから(ステップS14YES)、そのまま単独画面を継続し、押されたキーが左右何れかに応じて、現在表示されている画像の前または後ろの画像番号の画像に表示を切り換えるよう制御する(ステップS15)。一方、制御部11は、直前の画面がインデックス画面であれば(ステップS14NO)、インデックス画面から単独画面に切り替えるよう制御する(ステップS16)。インデックス画面からの切換わり時に単独画面で表示される画像は、例えば直前のインデックス画面で画面センタに表示された画像とする。図5(4)、(5)で説明したような表示の切換えである。
一方、制御部11は、方向ボタン90の左右キーが操作され(ステップS12YES)、その操作が連続押下操作であると判断すると(ステップS13YES)、直近が単独画面であればインデックス画面に切り換えて、直近がインデックス画面であれば、そのままインデックス画面を表示するよう制御する(ステップS17)。
図7は、インデックス画面表示での具体的な表示制御処理の手順を説明するサブルーチンである。
まず、制御部11は、インデックス表示される画像データを画像記憶部22から読み出す。次に、制御部11はキーワード対応表示がオンになっているかを判断する(ステップS31)。キーワード対応表示は前述したように、表示に際してキーワードに応じてのサイズ設定をすることを意味して、キーワード対応表示のオンオフ設定は、不図示のメニュー画面で予め設定されるものとする。
制御部11はキーワード対応表示がオンになっていると判断すると(ステップS32YES)、キーワードに応じたサイズ設定処理を行う(ステップS33)。図8に進む。
図8は、キーワードに応じたサイズ設定処理の手順を説明するサブルーチンである。まず、制御部11は、ユーザーにより選択され入力されたキーワードを読み出す(ステップS51)。キーワードは、図4(1)で説明したような項目(顔、人物、風景等)が表示されたメニュー画面でユーザーによって事前に選択されているものとする。
制御部11(被写体判断部11c)は、各画像データのメタデータや画像の被写体の特徴等を解析する(ステップS52)。メタデータには、撮影条件やシーンモードの種類、例えば、人物・風景・顔等の種類が記録されている。制御部11(被写体判断部11c)は、これら画像の特徴情報から、画像の被写体の種類を判断する(ステップS53)。例えば、図3で示した例では、No61の画像の被写体が人物であると判断される。
制御部11は、具体的にはサイズ設定部11bが、キーワードの被写体種類と判断した撮影画像の被写体種類を比較して、その類似度から表示サイズを設定する(ステップS54)。そして、制御部11(サイズ設定部11b)は、スクロール表示を円滑に実行させるために、スクロール表示される予定画像を事前に読み出して、スクロール表示される前に各表示サイズが設定されるようにする。サイズ設定終了後は、図7のステップ34に進む。
ステップS34では、制御部11は、ステップ54で設定されたサイズに応じて、読み出した画像データからインデックス画像を作成させる(ステップS34)。キーワード対応表示でなければ、同一サイズのインデックス画像を作成させる。
制御部11は、不図示のメニュー画面で予め選択されたフルスケールの設定に応じて、時間軸のフルスケールを設定する(ステップS35)。図3(1)の例では、フルスケールは1年に設定されている。例えば、画像記憶部22に記憶されている全部の画像が含まれるようなフルスケールの指示があった場合には、制御部11は、そのようなフルスケールを設定する。
次に、制御部11は、ドット120aとリング120bを含むカーソル120を設定する(ステップS36)。ドット120aについては、画面のセンタに表示されるインデックス画像の撮影日時に対応する時間軸110上の位置を表示位置に設定する。リング120bについては、画面に表示されているインデックス画像の撮影日時の範囲に対応する時間軸の長さでその表示径を設定する。
続いて、制御部11は、撮影頻度を示すヒストグラム114を作成する処理を行う(ステップS37)。制御部11は、時間軸110のフルスケールの範囲に含まれる撮影画像の撮影日時についての枚数分布を、時間軸110の所定時間単位でカウントして、表示制御部11aはその分布情報結果を表示処理部に通知する。
制御部11は、上記で設定された時間軸110、カーソル120及びヒストグラム114を合成して日時情報画像を作成する処理を表示処理部18に行わせる(ステップS38)。制御部11は、表示処理部18を制御して、作成された日時情報画像にインデックス画像を合成して、インデックス画面用の合成画像を作成する処理を行わせる(ステップS39)。さらに、制御部11は、表示処理部18を制御して、作成された合成画像を表示部20に表示させる(ステップS40)。そして、図7のサブルーチンを終了して、図6のステップ20に戻る。
図6に戻り、制御部11は、方向ボタン90の左右キーが操作されず(ステップS12NO)、ジョグダイヤル88が操作されたと判断する場合には(ステップS18YES)、その回動操作が高速回動か否か判断して(ステップS19)、処理を変える。制御部11は、ジョグダイヤル88の回動操作の速度が所定以上の高速回動であると判断すると(ステップS19YES)、インデックス画面表示を行う(ステップS17)。このインデックス画面表示は、前述した方向ボタン90の連続押下操作によるのと同様な処理である。
制御部11は、ジョグダイヤル88の回動操作の速度が所定以下であると判断すると(ステップS19NO)、方向ボタン90による単発押下操作による場合と同様に、直前の画像が単独画像かインデックス画像かに応じて制御を変える(ステップS14)。再生モードの開始直後は、単独画面であるから(ステップS14YES)、ジョグダイヤル88の回動方向に応じて、現在表示されている画像の前後の画像番号の画像に表示を切り換えるよう制御する(ステップS15)。例えば、制御部11は、ジョグダイヤル88の回動が右回転でれば新しい画像(大きな画像番号)に切換え、左回転であれば古い画像(小さな画像番号)に切り換えるよう制御する。
一方、制御部11は、直前の画面がインデックス画面であれば(ステップS14NO)、インデックス画面から単独画面に切り替えるよう制御する(ステップS16)。制御部11は、単独画面で表示される画像として、例えば直前のインデックス画面で画面センタに表示された画像を表示させる。
次に、上記単独画面あるいはインデックス画面が表示された状態から、他の状態へ移行する処理を、2つの代表的な割り込み操作で説明する(ステップS20〜S23)。制御部11は、撮影再生切換えボタン84bの操作(ステップS20)と電源ボタン84aの操作(ステップS21)の有無を判断する。制御部11は、電源ボタン84aが操作されたと判断すると(ステップS21YES)、電源オフの処理をして動作を終了させる。制御部11は、撮影再生切換えボタン84bの操作と電源ボタン84aの操作いずれもされないとを判断すると(ステップS20NO、ステップS21NO)、ステップS12に戻る。
制御部11は、撮影再生切換えボタン84bの操作がされたと判断する場合(ステップS20YES)、再生モードを撮影モードに切換え処理して、撮影処理を開始する(ステップS22)。撮影モードの処理中には、制御部11は、撮影再生切換えボタン84bによる再生モードへの切換え操作がされるまで(ステップS20NO)、撮影処理を続行させるが、
再生中と同様に撮影処理中にも電源ボタン84aの操作を判断して(ステップS23)、電源オフが操作されたと判断すると(ステップS23YES)、電源オフの処理をして動作を終了させる。電源オフが操作されないと判断すると(ステップS23NO)、ステップS20に戻り、このループを繰り返す。
以上、本実施形態による表示制御装置では、インデックス画面で、検索希望の画像の候補が他の画像と区別できるように表示されるので、目的画像を見つけるのに都合が良い。
また、このインデックス画面では、時間軸が同時に表示されるので、表示画像の撮影日時の把握がより容易にできるようになる。
また、単独画像の画面とインデックス画像の画面が送り操作用の部材の操作態様で切換えができるので、切換えが容易になり、使い勝手がよい。
また、操作ボタン90の左右キー操作あるいはジョグダイヤル88の操作のいずれの操作によっても、単独画面とインデックス画面との切り換えと、その画面の中で表示される画像を切り換えることが、一連の流れでできるよう構成されているので、ユーザーは、好みの操作を自由に選択することができる。
なお、制御部11がプログラムデータ記憶部12に格納された操作制御用のプログラムを読み出して実行されることで、上記インデックス画面の表示制御処理が実現されるので、このようなソフトウェア処理に関する制御用プログラムも本発明となる。また、このような制御用プログラムが記録された記録媒体も本発明となる。なお、プログラムを格納する記録媒体としては、フラッシュメモリに限定されるものではなく、CD−ROM、DVD−ROM等の光学記録媒体、MD等の磁気記録媒体、テープ媒体、ICカードなどの半導体メモリであってもよい。
上記本実施形態では、処理の実行を、ソフトウェア処理とハードウェア処理の組み合わせで説明したが、これに限られるものではなく、その組合わせは選択事項である。
また、本実施の形態では、撮影条件制御装置をデジタルカメラ1に適用した例で説明したが、当然これに限られるものではなく、パソコンのカメラ部や携帯電話のカメラ部あるいはムービーカメラ等、あるいは再生装置、フォトスタンド等に適用してもよい。
1・・・デジタルカメラ、11…制御部、11a…表示制御部、11b…サイズ設定部、11c・・・被写体判別部、11d…操作受付部、12…プログラムデータ記憶部、13…入力操作部、15…撮像部、16…SDRAM、17…画像処理部、18…表示処理部、19…表示部、20…圧縮伸長部、21…記録再生部、22…画像記憶部、25…バスライン、70・・・背面部、80・・・レリーズボタン、82・・・ズームボタン、84a・・・電源ボタン、84b・・・撮影再生切換えボタン、86・・・決定ボタン、88・・・ジョグダイヤル、90・・・方向ボタン、92・・・メニューボタン、

Claims (8)

  1. 撮影画像を撮影日時に基づく順番で表示部に表示させる表示制御装置において、
    上記表示部に表示される画像のサイズを当該撮影画像の内容に応じて設定するサイズ設定部と、
    上記撮影画像に基づく複数の画像が撮影日時に基づく順番で並べられ、かつ複数の画像の大きさが上記設定されたサイズで表示されるインデックス画像と、当該インデックス画像として表示される撮影画像の撮影日時に関する情報を表わす時間軸の画像との、少なくとも2つの画像を含むインデックス画面を上記表示部に表示させる表示制御部と 備える
    ことを特徴とする表示制御装置。
  2. 上記サイズ設定部は、上記各インデックス画像のサイズを、上記撮影画像の被写体と指定された被写体の種類を比較して設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 撮影時に設定されたシーンモードの種類あるいは各撮影画像の被写体の特徴から被写体の種類を判断する被写体判断を備え、
    上記サイズ設定部は、キーワードで入力された被写体の種類と上記被写体判断部によって判断された各撮影画像の被写体の種類を比較して、上記サイズを設定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の表示制御装置。
  4. 表示される撮影画像に対する切換え操作として第1の操作と第2操作の少なくとも2つの操作を受け付ける操作受付部を備え、
    上記表示制御部は、撮影画像を表示させる画面として、上記インデックス画面と上記撮影画像を1枚づつ表示させる単独画面を切換え可能とし、当該単独画面で上記の第1の操作を受付けた場合には、表示される撮影画像を撮影日時に基づく順番で切換え、当該単独画面の表示中に上記第2の操作を受付けた場合には、当該単独画面から上記インデックス画面に画面を切換えてさらに当該第2の操作に応じて当該インデックス画面に表示されるインデックス画像を順番に切換えながら表示させ、さらに当該インデックス画面の表示中に当該第1の操作を受付けた場合には、当該インデックス画面から上記単独画面に画面を切換える
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の表示制御装置。
  5. 上記第1の操作と上記第2操作が入力される入力操作部として、回動操作されるジョグダイヤル及び押下操作される操作ボタンを備え、
    上記操作受付部は、上記ジョグダイヤルからの回動操作があった場合には、当該回動操作が低速の場合には当該回動操作を上記第1の操作と受付け、当該回動操作が高速の場合には当該回動操作を上記第2の操作として受付け、上記操作ボタンからの押下操作があった場合には、当該押下操作が単発操作の場合には当該押下操作を上記第1の操作として受付け、当該押下操作が連続押下操作の場合には当該押下操作を第2の操作として受け付ける
    ことを特徴とする請求項4に記載の表示制御装置。
  6. 上記表示制御部は、上記撮影画像に関しての撮影日時の分布を示すヒストグラム情報を上記時間軸の対応する位置に表示させる
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  7. 上記表示制御部は、上記時間軸のフルスケールを表示されるインデックス画像の撮影日時より広く設定し、当該表示されているインデックス画像の撮影日時の範囲を当該時間軸に表示させ、かつ、表示されているインデックス画像の中で特定のインデックス画像の撮影日時を示す上記時間軸上の位置にマークを表示させる
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  8. 撮影画像を撮影日時に基づく順番で表示部に表示させる表示制御装置を実現させるプログラムであって、
    表示される画像のサイズを当該撮影画像の内容に応じて設定するステップと、
    上記撮影画像に基づく複数の画像が撮影日時に基づく順番で配置されかつ複数の画像の大きさが上記設定されたサイズであるインデックス画像と、当該インデックス画像の撮影日時に関する情報を表わす時間軸の画像との、少なくとも2つの画像を含むインデックス画面を上記表示部に表示させるステップと、
    作成された上記インデックス画面の画像を表示部に表示させるステップを含む
    ことを特徴とするプログラム。
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