JP4277592B2 - 情報処理装置、撮像装置およびコンテンツ選択方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体に記録された複数種類のコンテンツを再生出力することが可能な情報処理装置、撮像装置およびコンテンツ選択方法に関し、特に、コンテンツの選択操作が小型のタッチパネルを用いて行われる情報処理装置、撮像装置およびコンテンツ選択方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、静止画像や動画像を撮影してデジタルデータとして記録することが可能な家庭用のデジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラが広く普及している。また、最近では、記録媒体の高容量化に伴い、大量の画像ファイルを記録媒体に記録することが可能となったため、記録した画像ファイルを効率よく探し出して再生表示することや、あるいは印刷のために外部のプリンタに出力すること等に対する要求が高まっている。
【0003】
例えば、上記のようなデジタル方式の撮像装置では、撮影時の画角合わせ用の液晶ディスプレイに、記録した画像を再生表示することが可能となっているものが多い。しかし、記録された画像を、撮影した順番で次々に液晶ディスプレイ上に再生表示するだけでは、大量の画像を探し出すためには効率が悪い。これに対して、記録した画像の縮小画像(動画像の場合は例えば代表場面の縮小画像)を液晶ディスプレイ上に一覧表示し、選択することで再生表示させることが考えられている。また、タッチパネル式の液晶ディスプレイを用いて、このディスプレイを押圧することで画像の選択や再生の操作が可能とされた撮像装置もあった。
【0004】
さらに、液晶ディスプレイ上に表示したカレンダに縮小画像を表示することで、特定の日時に撮影した画像を容易に探し出せるようにすることも考えられている。このようなものとして、月別カレンダ表示画面を表示部に表示し、日付別編集テーブルの日付欄を現在の年月でサーチして、その月内に撮影された画像の縮小画像を取り出して再生し、カレンダ表示画面に日付別に表示するとともに、表示された縮小画像の中から所望の画像をポイントすることで撮影画像が再生表示される撮影画像表示装置があった(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−215457号公報(段落番号〔0050〕〜〔0066〕、第8図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような撮像装置は小型化することが常に要求されているので、大画面の液晶ディスプレイを搭載することはできない。このため、タッチパネル式の液晶ディスプレイを用いてファイルの選択や再生の操作を行う場合には、選択項目の表示面積が小さくなってしまうことから、押し間違い等の誤操作が行われることも多く、このような誤操作ができるだけ防止されるようなアイコンの配置や画面遷移が要求されている。
【0007】
また、最近のデジタルスチルカメラは、静止画像だけでなく、動画像の記録・再生や、音声の記録・再生が可能なものも多くなっている。このようなデジタルスチルカメラでは、記録された画像や音声のファイルを探し出して再生することに対して、より一層の効率化と操作感の向上が求められている。また、デジタルビデオカメラでも同様に、動画像、静止画像、音声の記録・再生が可能となっているものも多く、さらに今後は、デジタルビデオカメラ用の記録媒体として書き込み可能な光ディスクやハードディスク等の使用が考えられているので、これらの記録媒体におけるランダムアクセス性を利用して、記録ファイルを効率的に探し出して再生することへの要求が高まると考えられる。
【0008】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、記録媒体に記録された様々な種類のコンテンツを容易に検索して再生出力するとともに、その際の誤操作が防止された情報処理装置を提供することを目的とする。
【0009】
また、本発明の他の目的は、記録媒体に記録された様々な種類のコンテンツを容易に検索して再生出力するとともに、その際の誤操作が防止された撮像装置を提供することである。
【0010】
さらに、本発明の他の目的は、記録媒体に記録された様々な種類のコンテンツを容易に検索して再生出力するとともに、その際の誤操作を防止するためのコンテンツ選択方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するために、画像を表示する表示手段と、前記表示手段の表示面への接触を検知する検知手段と、コンテンツデータの識別画像を月別のカレンダに配置した月別一覧を前記表示手段に表示させ、前記月別一覧に表示した識別画像のうち一の識別画像の選択を前記検知手段により検出すると、前記月別一覧から選択した一の識別画像に対応する日を含む一週間に作成されたコンテンツデータの識別画像を日付別に配置した週別一覧を前記表示手段に表示させ、前記週別一覧に表示した識別画像のうち一の識別画像の選択を前記検知手段により検出すると、前記週別一覧から選択した一の識別画像に対応する日に作成されたコンテンツデータの識別画像を配置した日付別一覧を前記表示手段に表示させる制御手段と、を有することを特徴とする情報処理装置が提供される。
【0012】
ここで、表示手段は画像を表示し、検知手段は、表示手段の表示面への接触を検知する。制御手段は、コンテンツデータの識別画像を月別のカレンダに配置した月別一覧を表示手段に表示させ、月別一覧に表示した識別画像のうち一の識別画像の選択を検知手段により検出すると、月別一覧から選択した一の識別画像に対応する日を含む一週間に作成されたコンテンツデータの識別画像を日付別に配置した週別一覧を表示手段に表示させ、週別一覧に表示した識別画像のうち一の識別画像の選択を検知手段により検出すると、週別一覧から選択した一の識別画像に対応する日に作成されたコンテンツデータの識別画像を配置した日付別一覧を表示手段に表示させる。このような制御により、記録媒体内のコンテンツが期間別に整理されて表示され、選択操作が可能となるとともに、ユーザは例えば、月別一覧表示画面上で選択した識別画像が意図したものであるか否かを確認した上で日付別一覧表示画面に遷移させ、コンテンツを選択して再生出力させることができる。
【0013】
また、本発明では上記課題を解決するために、画像を表示する表示手段と、前記表示手段の表示面への接触を検知する検知手段と、コンテンツデータの識別画像を月別のカレンダに配置した月別一覧を前記表示手段に表示させ、前記月別一覧に表示した識別画像のうち一の識別画像の選択を前記検知手段により検出すると、前記月別一覧から選択した一の識別画像に対応する日を含む一定領域を拡大した拡大一覧を前記表示手段に表示させ、前記拡大一覧に表示した識別画像のうち一の識別画像の選択を前記検知手段により検出すると、前記拡大一覧から選択した一の識別画像に対応する日に作成されたコンテンツデータの識別画像を配置した日付別一覧を前記表示手段に表示させる制御手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置が提供される。
【0014】
ここで、表示手段は画像を表示し、検知手段は、表示手段の表示面への接触を検知する。制御手段は、コンテンツデータの識別画像を月別のカレンダに配置した月別一覧を表示手段に表示させ、月別一覧に表示した識別画像のうち一の識別画像の選択を検知手段により検出すると、月別一覧から選択した一の識別画像に対応する日を含む一定領域を拡大した拡大一覧を表示手段に表示させ、拡大一覧に表示した識別画像のうち一の識別画像の選択を検知手段により検出すると、拡大一覧から選択した一の識別画像に対応する日に作成されたコンテンツデータの識別画像を配置した日付別一覧を表示手段に表示させる。このような制御により、記録媒体内のコンテンツが期間別に整理されて表示され、選択操作が可能となるとともに、ユーザは例えば、識別画像の表示面積を拡大させて選択操作の確実性を高めた上で、日付別一覧表示画面に遷移させ、コンテンツを選択して再生出力させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、以下の説明では、本発明をデジタルスチルカメラに適用した場合を想定する。
【0016】
図1は、本発明の実施の形態に係るデジタルスチルカメラの構成を示すブロック図である。
図1に示すデジタルスチルカメラは、カメラブロック10、カメラDSP(Digital Signal Processor)20、画像メモリ30、音声処理回路40、制御部50、R/W(リーダ/ライタ)60、外部I/F(インタフェース)70、LCD(Liquid Crystal Display)コントローラ80、LCD90、タッチパネル100およびその他の入力部101を具備している。
【0017】
カメラブロック10は、光学ブロック11、CCD(Charge Coupled Device)12、前処理回路13、光学ブロック11用およびCCD12用の各ドライバ14および15、タイミング生成回路16を具備する。
【0018】
光学ブロック11は、被写体からの光をCCD12に集光するためのレンズ、レンズを移動させてフォーカス合わせやズーミングを行うための駆動機構、シャッタ機構、アイリス機構等を具備しており、これらはドライバ14からの駆動信号に基づいて駆動される。CCD12は、被写体からの入射光を電気信号に変換する。このCCD12は、ドライバ15からの駆動信号およびタイミング生成回路16からのタイミング信号に基づいて駆動される。
【0019】
前処理回路13は、CCD12から出力された画像信号に対して、CDS(Correlated Double Sampling)処理により、S/N(Signal/Noise)比を良好に保つようにサンプルホールドを行い、さらにAGC(Auto Gain Control)処理により利得を制御し、A/D変換を行ってデジタル方式の画像データを出力する。
【0020】
ドライバ14は、制御部50からの制御信号に基づいて、光学ブロック11内の各機構の動作を制御する。ドライバ15は、タイミング生成回路16からのタイミング信号に基づいてCCD12の駆動を制御する。タイミング生成回路16は、制御部50からの制御信号に基づいてタイミング信号を生成し、CCD12およびドライバ15の駆動タイミングを制御する。
【0021】
カメラDSP20は、制御部50による制御の下で、必要に応じて画像メモリ30に対するデータの書き込み、読み出しを行いながら動作する。このカメラDSP20は、カメラ処理回路21、静止画像処理回路22および動画像処理回路23を具備する。
【0022】
カメラ処理回路21は、メモリコントローラ24を介して前処理回路13からの画像データを受け取り、AWB(Auto White Balance)処理、AF(Auto Focus)処理、AE(Auto Exposure)処理等のカメラ信号処理を施す。静止画像処理回路22は、カメラ信号処理が施された画像データに対して、JPEG(Joint Photographic Coding Experts Group)方式等の所定の静止画像データフォーマットで圧縮符号化処理を行う。また、制御部50から供給された静止画像の符号化データを伸長復号化処理する。動画像処理回路23は、カメラ信号処理が施された画像データに対して、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式等の所定の動画像データフォーマットで圧縮符号化処理を行う。また、制御部50から供給された動画像の符号化データを伸長復号化処理する。メモリコントローラ24は、前処理回路13、カメラ処理回路21、静止画像処理回路22および動画像処理回路23と、画像メモリ30との間で行われるデータの読み書きを制御する。
【0023】
画像メモリ30は、例えばSDRAM(Synchronous−Dynamic RAM)等からなり、メモリコントローラ24を介して供給されたデータを一時的に保持する。
【0024】
音声処理回路40は、アンプやA/D変換器、D/A変換器、圧縮符号化/伸長復号化処理を行う処理回路等によって構成される。この音声処理回路40には、マイク41およびスピーカ42が接続されている。音声処理回路40は、マイク41によって収音された音声信号を増幅してデジタル信号に変換し、さらにMPEG−AUDIO方式等の所定の音声データフォーマットで圧縮符号化して、制御部50に出力する。また、制御部50から供給された音声の符号化データを伸長復号化処理し、アナログ信号に変換して増幅し、スピーカ42から再生出力する。
【0025】
制御部50は、このデジタルスチルカメラ全体を制御するマイクロコンピュータであり、CPU51、RAM52、ROM53、時計回路54等がシステムバス55を通じて接続された構成を有している。CPU51は、ROM53にあらかじめ記憶されたプログラムを実行することにより、デジタルスチルカメラの各部を制御するための制御信号を出力する。RAM52は、例えばDRAM等からなり、処理の途中結果を一時的に記憶する等、主にCPU51の作業領域として使用される。ROM53は、例えばフラッシュ型EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)からなり、CPU51が実行する種々のプログラムや、処理に必要となるデータ等を記憶している。このデータとしては、例えば、再生させるデータファイルの選択時にLCD90に表示させる画面のフォーマットデータが含まれる。時計回路54は、CPU51からの要求に応じて、現在の年月日、曜日、時刻の情報を出力する。
【0026】
R/W60には、撮影した画像データや音声データを記録する記録媒体として、可搬型のフラッシュメモリからなるメモリカード61が着脱可能に接続される。R/W60は、制御部50のシステムバス55から供給されたデータをメモリカード61に書き込み、また、メモリカード61から読み出したデータを、システムバス55上に出力する。なお、記録媒体としては、他に、例えば書き込み可能な光ディスクやHDD(ハードディスクドライブ)等が接続されてもよい。
【0027】
外部I/F70は、制御部50のシステムバス55と外部の機器とを接続するための通信I/Fであり、例えば、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394やUSB(Universal Serial Bus)といった有線通信インタフェース、あるいは赤外線や電波等を利用した無線通信インタフェース等として設けられる。
【0028】
LCDコントローラ80は、制御部50のシステムバス55から供給された画像データから、LCD90に表示させる画像信号を生成して、これをLCD90に供給し、画像を表示させる。また、LCD90にはタッチパネル100が設けられており、ユーザが画面上を指や指示具で押圧することで入力操作を行うことが可能となっている。さらに、入力部101は、この他の例えばシャッタレリーズボタン等の各種ボタンやレバー、ダイヤル等により構成される。タッチパネル100および入力部101において入力操作が行われると、これらからCPU51に対して制御信号が出力される。
【0029】
ここで、上記のデジタルスチルカメラにおける基本的な動作について説明する。まず、静止画像の撮影時の動作について説明する。
静止画像の撮影前には、CCD12によって受光され、光電変換された信号が順次前処理回路13に供給され、CDS処理、AGC処理が行われてデジタル信号に変換され、カメラDSP20に供給される。カメラDSP20では、供給された画像データがカメラ処理回路21において画質補正処理され、カメラスルー画像の画像データとして制御部50に供給される。制御部50では、入力された画像データがLCDコントローラ80に供給され、カメラスルー画像がLCD90に表示される。これにより、ユーザはLCD90を見て画角合わせを行うことが可能となる。
【0030】
ここで、入力部101のシャッタレリーズボタンが押下されると、CPU51は、ドライバ14に制御信号を出力して、光学ブロックのシャッタを動作させる。これとともに、カメラDSP20を制御して、前処理回路13から供給された1フレーム分の画像データを、カメラ処理回路21で処理させた後、メモリコントローラ24を通じて画像メモリ30に記憶させる。さらに、この画像データを静止画像処理回路22に入力させて、圧縮符号化処理を実行させ、符号化データをシステムバス55を通じてR/W60に供給する。これにより、撮影された静止画像のデータファイルがメモリカード61に記憶される。
【0031】
なお、カメラ処理回路21におけるAF処理やAE処理は、例えば、入力部101のシャッタレリーズボタンが半押しまたは全押しされたことをCPU51が検知したときに、CPU51から制御信号を受信することで行われる。あるいは、カメラスルー画像を表示している間に随時行われてもよい。CPU51は、AF処理やAE処理の実行によりカメラ処理回路21から出力される制御信号に応じて、カメラブロック10のドライバ14や前処理回路13に制御信号を出力して、光学ブロック11や前処理回路13の動作を制御する。
【0032】
また、動画像を撮影する場合には、CCD12で光電変換され、前処理回路13でデジタル化された画像データは、カメラDSP20のカメラ処理回路21で処理されて順次画像メモリ30に記憶され、さらに、動画像処理回路23によって順次圧縮符号化処理される。また、このときマイク41によって収音されて音声処理回路40に供給された音声信号は、デジタル化された後に順次圧縮符号化処理される。さらに、CPU51の処理によって、動画像処理回路23および音声処理回路40からそれぞれ動画像、音声の符号化データが順次多重化され、動画像ファイル(ここでは、音声付きでも動画像ファイルと表現するものとする)としてR/W60を通じてメモリカード61に順次記憶される。また、マイク41からの音声のみ音声処理回路40で圧縮符号化され、音声ファイルとしてメモリカード61に記憶することも可能である。
【0033】
なお、静止画像や動画像、音声の各データファイルが生成された際には、CPU51は、撮影時の日時や時刻を時計回路54から取得し、データファイルに付加してメモリカード61に記憶させる。また、静止画像についてはさらに、静止画像処理回路22に対してその静止画像の縮小画像のデータを生成させ、元の静止画像に対応づけてメモリカード61に記憶させる。動画像については、記録開始時や記録中の任意の場面における1フレーム分の画像を代表画像として用いて、静止画像処理回路22に縮小画像を生成させ、同様に元の動画像に対応づけてメモリカード61に記憶させる。なお、動画像を記録する場合、記録開始の操作時から次の記録終了の操作時までに生成された動画像データが、1つのデータファイルとして記録されるものとし、この1つの動画像ファイルに対して1つの縮小画像が生成される。
【0034】
一方、メモリカード61に記憶された静止画像ファイルを再生する場合には、入力部101あるいはタッチパネル100からの操作入力に応じて、CPU51は、選択された静止画像ファイルをメモリカード61からR/W60を介して読み込み、静止画像処理回路22に供給して伸長復号化処理を実行させる。復号化された静止画像データは、LCDコントローラ80に供給され、LCD90に静止画像が再生表示される。
【0035】
また、操作入力により動画像ファイルが選択された場合は、CPU51の制御の下で動画像データと音声データとに分離され、それぞれ動画像処理回路23および音声処理回路40に入力される。動画像処理回路23によって復号化された動画像データは、順次LCDコントローラ80に供給されて、動画像がLCD90上に再生表示される。これとともに、音声処理回路40で復号化され、アナログ化された音声信号は、スピーカ42から再生出力される。また、音声ファイルがメモリカード61から読み出された場合には、音声処理回路40により伸長復号化処理が行われて、同様にスピーカ42から再生出力される。
【0036】
なお、上記のデジタルスチルカメラは、撮影・収音してメモリカード61に記憶した静止画像、動画像および音声の各データファイルを、CPU51の制御の下で、外部I/F70を通じて外部のパーソナルコンピュータ、プリンタ等の機器に送出することが可能となっている。また、外部の機器からネットワーク等を通じて送信されたデータファイルを外部I/F70において受信し、メモリカード61に記録する、あるいはさらにこのデータファイルを再生して出力することも可能となっている。
【0037】
ところで、上記のデジタルスチルカメラでは、メモリカード61の記憶容量が増すにつれて、記録されるデータファイルの数が多くなるので、ユーザがこれらのデータファイルから再生させたいものを探し出すのに手間がかかることが問題となる。また、上記のデジタルスチルカメラでは、静止画像、動画像、音声の3種類のデータファイルを記録および再生することが可能となっており、記録させた中から所望の種類のデータファイルだけを探し出したいという要求も大きい。
【0038】
本発明では、記録されたデータファイルをその生成日(画像の撮影日、音声の収録日や楽曲の発表時等)をキーとして検索し、各日に生成されたデータファイルが存在することを示す識別画像をカレンダ上に配置した月別一覧表示画面をLCD90に表示させることにより、データファイルの検索を容易にする。この月別一覧表示画面からは、さらに各日の識別画像をタッチパネル100を通じて選択する等の所定の操作を行うことで、各日に生成されたデータファイルの識別画像を一覧表示する日付別一覧表示画面に遷移するようにし、この日付別一覧表示画面から所望の識別画像をタッチパネル100を通じて選択操作することで、そのデータファイルが再生出力されるようにする。
【0039】
また、これらの一覧表示画面の表示の際に、あらかじめ指定された種類のデータファイルのみが検索されるようにし、検索をさらに容易にする。また、表示される識別画像としては、アイコンや、記録された画像の縮小画像とすることで、記録されたデータファイルの内容や種類が視覚的に認識しやすいようにする。
【0040】
さらに、これらの一覧表示画面に対する選択操作はタッチパネル100を用いて行われるが、装置全体の小型化に伴いLCD90の表示面積が小さく、特に月別一覧表示画面での誤操作が起こりやすいことから、必ず2回以上の選択操作を行うことで日付別一覧表示画面に遷移するようにして、識別画像の選択間違いを起こした場合に、その都度画面を遷移させずに容易に再操作できるようにし、操作感を向上させる。
【0041】
以下、以上のようなデータファイルの再生出力時の画面遷移について、3パターンの例を示して説明する。はじめに、これらのパターンで共通に使用することが可能な設定画面の例を挙げる。
【0042】
図2は、表示ファイル設定画面の画面表示例を示す図である。
図2に示す表示ファイル設定画面110は、上記の各一覧表示画面に表示させるデータファイルの種類を設定するための設定画面である。この表示ファイル設定画面110は、例えば上記の月別一覧表示画面の表示に先立ってあらかじめ表示されてもよく、あるいは月別、日付別の各一覧表示画面から遷移して表示されてもよい。
【0043】
この表示ファイル設定画面110において、選択ボタン111〜114は、表示させるデータファイルの種類を指定するもので、選択ボタン111〜113が押下されることで、動画像ファイル、静止画像ファイル、音声ファイルがそれぞれ指定される。また、選択ボタン114が押下されることで、動画像、静止画像、音声のすべてのファイルを表示するように指定される。図2では、選択ボタン112がユーザの指や指示具等によって押下され、選択された状態を示している。選択されたアイコンは、選択されたことを識別するために、例えば枠の色が変化する。そして、これらの各選択ボタン111〜114のいずれかが押下された後、確定ボタン115が押下されることで、選択したデータファイルの種類が確定される。
【0044】
〔第1の画面遷移例〕
図3は、データファイル選択時における第1の画面遷移例を示す図である。
第1の画面遷移例では、図3(A)に示す月別一覧表示画面120から、(B)に示す日付別一覧表示画面130に遷移することで、各データファイルを選択し、再生出力させることが可能となる。
【0045】
月別一覧表示画面120では、カレンダ表示部121上において、作成されたデータファイルの有無について日付ごとに示され、作成されたデータファイルが存在する場合には、このことを示す識別画像が表示される。図3(A)では例として、前述した表示ファイル設定画面110において、表示させるデータファイルとして静止画像ファイルが選択された場合の画面を示しており、5月1日、2日、5日、6日、14日および28日にそれぞれ撮影された静止画像ファイルが存在しているために、これらの日付の位置に識別画像が配置されている。各日に配置される識別画像は、存在する静止画像ファイルの縮小画像とされ、さらに静止画像ファイルが存在しない日と区別しやすいように、縮小画像の枠が他の部分とは異なる色や形状で表示されている。なお、同じ日に撮影された静止画像ファイルが複数存在する場合には、それらの代表画像(例えば、最も早い時刻に撮影されたもの)の縮小画像が表示される。
【0046】
また、アイコン122は、表示されるデータファイルの種類として静止画像ファイルが指定されていることを示しており、指定された種類に応じて変化する。また、表示設定ボタン123は、図2で示した表示ファイル設定画面110に遷移させるための選択ボタンであり、月別一覧表示画面120から表示ファイル設定画面110に遷移させて、表示させるデータファイルの種類を変更し、再び月別一覧表示画面120に戻すことで、検索するデータファイルの種類を変更し、月別一覧表示画面120に反映させることができる。
【0047】
この月別一覧表示画面120では、まず、カレンダ表示部121上のいずれかの日付に配置された識別画像が押下され、選択される。図3(A)では例として、5月5日の識別画像が選択された状態を示しており、選択された識別画像は、その枠の色や形状が変化することで、選択されたことが識別されるようになっている。そして、識別画像の選択後、さらに確定ボタン124が押下されることにより、5月5日分の撮影画像ファイルを示す日付別一覧表示画面130に遷移することになる。なお、カレンダ表示部121では、作成されたデータファイルが存在している日付のみが選択可能とされており、誤って選択した場合の操作ストレスを軽減している。
【0048】
日付別一覧表示画面130は、図3(B)に示すように、一覧表示部131において、この日に作成されたデータファイルを示す識別画像が一覧表示される。ここで、表示されるデータファイルの種類は、月別一覧表示画面120での設定が反映される。この例では、静止画像ファイルを表示するように設定されているので、識別画像として、各静止画像ファイルの縮小画像が表示される。この一覧表示部131では、各識別画像を比較的大きく表示することで選択操作の確実性が高まることから、所望の識別画像を押下し、選択することにより、選択されたデータファイルが再生出力される。
【0049】
なお、同じ日に作成されたデータファイルが表示可能な数より多い場合は、スクロールバー132を用いて画面をスクロールすることで、他のデータファイルの識別画像を表示させることができる。また、アイコン133は、表示させるデータファイルの種類を示している。また、表示設定ボタン134は、図2で示した表示ファイル設定画面110に遷移させるための選択ボタンであり、日付別一覧表示画面130から表示ファイル設定画面110に遷移させて、表示させるデータファイルの種類を変更し、再び日付別一覧表示画面130に戻すことで、同じ日に作成された他の種類のデータファイルを即座に検索して表示させ、再生出力させることが可能となっている。また、選択ボタン135は、月別一覧表示画面120に戻るための選択ボタンである。
【0050】
ここで、カレンダ表示部121では、各日の識別画像が小さいため、ユーザが1つの識別画像を確実に選択することが比較的難しい。このため、例えば識別画像を押下すると直ちに日付別一覧表示画面130に遷移するようにした場合、間違った日付の識別画像を選択した場合には、次の画面に遷移してしまい、正しい日付を選択するためには、元の画面に一旦戻す必要が生じるので、操作しているユーザにストレスを与えることになる。
【0051】
これに対して、上記のように、カレンダ表示部121上の任意の日付の識別画像を選択後に、さらに確定ボタン124の押下を必要とすることにより、例えば間違った日付を選択した場合に、画面が遷移することなく、同じ画面上で他の日付を選択し直すことができ、操作上のストレスが軽減される。また、選択された日付の識別画像の枠の色や形状を変化させることにより、正しい日付を選択したか否かを識別しやすくなり、操作感が一層向上する。
【0052】
また、月別一覧表示画面120では、表示ファイル設定画面110で指定した種類のデータファイルのみが検索されて表示されるので、目的とするデータファイルをより効率的に探し出すことが可能となる。また、日付別一覧表示画面130においても同様に、表示ファイル設定画面110で指定された種類のデータファイルのみが表示され、再生させることが可能となるため、表示ファイル設定画面110により、結果的に再生させるデータファイルの種類をあらかじめ特定しておくことができることになり、操作性が高められている。
【0053】
なお、日付別一覧表示画面130では、月別一覧表示画面120と比較して各識別画像をより大きく表示することにより、選択操作の間違いが防止されるため、1回の選択操作でデータファイルが再生される方が快適な操作感が得られる。
【0054】
図4は、第1の画像遷移例によってデータファイルが再生出力されるまでの処理の流れを示すフローチャートである。
タッチパネル100上の所定の選択ボタン、あるいは入力部101の所定のスイッチ等の操作入力により、記録されたデータファイルを再生させる再生動作モードが選択されると、制御部50のCPU51は、ROM53に記憶された所定のプログラムを読み出して、以下のような処理を実行する。
【0055】
ステップS401において、データファイルの作成日をキーに、メモリカード61中のデータファイルの属性情報を検索する。キーとされる作成日の初期値は、例えば時計回路54から取得した現在の「年」および「月」となり、該当する期間の各日に作成されたデータファイルがある場合は、検索されたデータファイルの識別画像のデータを各日について1つずつ取得し、RAM52に格納する。
【0056】
この処理では、表示ファイル設定画面110においてあらかじめ指定された種類のデータファイルのみが検索の対象とされる。静止画像ファイルまたは動画像ファイルが指定されていた場合には、検索されたデータファイルに対応する縮小画像のデータがメモリカード61から読み出される。あるいは、検索されたデータファイルそのものを読み出して、静止画像処理回路22によって縮小画像のデータを生成するようにしてもよい。また、音声ファイルが指定されている場合には、識別画像として、音声ファイルを示すアイコンの画像データがROM53から読み出される。
【0057】
ステップS402において、取得した識別画像データを用いて月別一覧表示画面120を生成し、LCDコントローラ80を制御してLCD90に表示させる。例えば静止画像ファイルまたは動画像ファイルが指定されていた場合には、ステップS401で取得した識別画像データを静止画像処理回路22で伸長復号化処理させ、処理後の画像データを、ROM53から読み出した画面のフォーマットデータに合成することで、月別一覧表示画面120を生成する。
【0058】
ステップS403において、CPU51は、タッチパネル100からの制御信号を監視し、カレンダ表示部121中の識別画像が押下されると、ステップS405の処理に進む。
【0059】
ステップS404において、確定ボタン124が押下された場合には、ステップS405の処理に進む。また、確定ボタン124が押下されずに、再び別の識別画像が押下される場合もある(ステップS403)。
【0060】
なお、確定ボタン124が押下される前に、表示設定ボタン123が押下された場合は、表示ファイル設定画面110の画像をLCD90に表示させる。そして、設定が変更されて、月別一覧表示画面120への戻る操作が行われた場合には、ステップS401に戻って、変更されたデータファイルの種類についてあらためてメモリカード61を検索し、月別一覧表示画面120を表示させる。
【0061】
ステップS405において、選択された識別画像に対応する日付をキーにメモリカード61を検索し、該当日に作成されたデータファイルに対応する識別画像のデータをすべて、あるいは一定数だけ取得する。
【0062】
ステップS406において、取得した識別画像データを用いて日付別一覧表示画面130を生成し、LCD90に表示させる。
ステップS407において、一覧表示部131内の識別画像が押下されると、ステップS408に進み、この識別画像に対応するデータファイルをメモリカード61から読み出し、再生出力を開始する。例えば、静止画像ファイルを読み出した場合は、この静止画像ファイルを静止画像処理回路22に入力させて伸長復号化処理を実行させ、処理後の画像データをLCDコントローラ80に出力し、生成された画像をLCD90に表示させる。
【0063】
なお、ステップS407で識別画像が押下される前に、表示設定ボタン134が押下された場合には、表示ファイル設定画面110の画像をLCD90に表示させる。そして、設定が変更されて、日付別一覧表示画面130への戻る操作が行われた場合には、ステップS405に戻って、変更されたデータファイルの種類についてあらためてメモリカード61を検索し、日付別一覧表示画面130を表示させる。
【0064】
なお、図3(A)の月別一覧表示画面120において、カレンダ表示部121中の識別画像を一定時間以上押下し続けた場合、あるいは一定時間内に2回連続的に押下(ダブルクリック)した場合等には、確定ボタン124を押下せずに日付別一覧表示画面130に直接遷移させるようにしてもよい。これにより、例えばタッチパネル100の操作に慣れた、押し間違いの少ないユーザは、より高速な選択操作が可能となり、このようなユーザの操作感を向上させることができる。
【0065】
〔第2の画面遷移例〕
図5は、データファイル選択時における第2の画面遷移例を示す図である。
第2の画面遷移例では、図5(A)に示す月別一覧表示画面140から、(B)に示す週別一覧表示画面150に遷移し、さらに所望の日付の識別画像の選択に応じて、図3(B)に示した日付別一覧表示画面130に遷移することで、データファイルの再生出力が可能とされる。
【0066】
月別一覧表示画面140では、カレンダ表示部141上において、作成されたデータファイルの有無について1週間ごとに示されている。このカレンダ表示部141では、データファイルがメモリカード61内に存在する週の表示部について、その背景を異なる色や模様にする、枠を異なる色や形状にする等によって、存在しない週の表示部と明確に識別して表示するとともに、検索されたデータファイルの識別画像として縮小画像やアイコンを表示させる。図5(A)の例では、第1週、第2週、第3週および第5週に撮影された静止画像ファイルが存在していることが示されている。なお、背景や枠の色や形状を異なるものとして、データファイルが存在しない週と明確に識別しておくだけでもよい。
【0067】
また、アイコン142は、表示されるデータファイルの種類として静止画像ファイルが指定されていることを示している。また、表示設定ボタン143を押下することにより、図2で示した表示ファイル設定画面110に遷移させて、表示させるデータファイルの種類を変更することができ、変更後にはアイコン142が変化する。
【0068】
この月別一覧表示画面140のカレンダ表示部141に対しては、ユーザは1週間ごとに選択操作が可能となっている。図5(A)では例として、第2週目が選択された状態を示しており、選択された週の表示部の枠の色や形状が瞬間的に変化し、選択されたことが識別されるようになっている。そして、このような1回の選択操作に応じて、図5(B)に示す週別一覧表示画面150に遷移する。なお、カレンダ表示部141では、作成されたデータファイルが存在している週のみが選択可能とされている。
【0069】
週別一覧表示画面150では、図5(B)に示すように、一覧表示部151において、選択された週の各日に作成されたデータファイルを示す識別画像が一覧表示される。識別画像は、各日に作成されたデータファイルのうち、代表(例えば、最も作成された時間が早いもの)のものが1枚ずつ表示される。ここで、表示されるデータファイルの種類は、月別一覧表示画面120での設定が反映される。図5(B)の例では、静止画像ファイルを表示するように設定されており、識別画像として縮小画像が表示されている。
【0070】
また、アイコン152は、表示させるデータファイルの種類を示している。また、表示設定ボタン153は、図2で示した表示ファイル設定画面110に遷移させるための選択ボタンであり、表示させるデータファイルの種類を変更して再び日付別一覧表示画面130に戻すことで、同じ週の各日に作成された他の種類のデータファイルを表示させることができる。また、選択ボタン154は、月別一覧表示画面140に戻るための選択ボタンである。
【0071】
この週別一覧表示画面150の一覧表示部151から、所望の日付の識別画像を選択すると、図3(B)に示した日付別一覧表示画面130に遷移し、該当日に作成されたデータファイルの識別画像が一覧表示されて、再生出力させることが可能となる。
【0072】
以上の画像遷移において、月別一覧表示画面140のカレンダ表示部141では、1日ごとではなく、1週間ごとに選択可能とすることで、選択される1要素当たりの範囲を大きくして、選択間違いを起こすことを防止している。そして、次の週別一覧表示画面150において、1日ごとの識別画像を比較的大きく表示し、選択操作の確実性を高めた上で、日付別一覧表示画面130に遷移させるようにしている。従って、所望のデータファイルを再生させるまでの操作回数を最小限に抑えながらも、誤操作を起こしにくくなっている。また、1ヶ月、1週間、1日のように、画面遷移に応じて期間を徐々に狭くしていくことで、より自然な操作感を得ることが可能となっている。さらに、上述した第1の画面遷移例と同様に、第2の画面遷移例でも、各画面において表示ファイル設定画面110で指定した種類のデータファイルのみが検索されて表示されるので、目的とするデータファイルをより効率的に探し出すことが可能となる。
【0073】
図6は、第2の画像遷移例によってデータファイルが再生出力されるまでの処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS601において、CPU51の制御の下で、データファイルの作成日をキーに、メモリカード61中のデータファイルの属性情報を検索し、該当する1週間の各日に作成されたデータファイルがある場合は、検索されたデータファイルの識別画像のデータを各日について1つずつ(あるいは各週について1つずつ)取得する。この処理では、表示ファイル設定画面110においてあらかじめ指定された種類のデータファイルのみを検索の対象とする。
【0074】
ステップS602において、取得した識別画像データを用いて月別一覧表示画面140を生成し、LCD90に表示させる。
ステップS603において、タッチパネル100からの制御信号に基づき、カレンダ表示部141中の識別画像が押下されると、ステップS604の処理に進む。
【0075】
ステップS604において、メモリカード61を検索して、選択された週に作成されたデータファイルに対応する識別画像のデータを、各日について1枚ずつ取得する。
【0076】
ステップS605において、取得した識別画像データを用いて週別一覧表示画面150を生成し、LCD90に表示させる。
ステップS606において、一覧表示部151内の識別画像が押下されると、ステップS607の処理に進む。
【0077】
ステップS607において、メモリカード61を検索して、選択された日に作成されたデータファイルに対応する識別画像のデータをすべて、または一定数だけ取得する。
【0078】
ステップS608は、図4に示したステップS406〜S408に対応し、ステップS607で取得した識別画像のデータを用いて日付別一覧表示画面130を表示させる。そして、識別画像が選択されると、該当するデータファイルをメモリカード61から読み出し、再生出力を開始する。
【0079】
〔第3の画面遷移例〕
図7は、データファイル選択時における第3の画面遷移例を示す図である。
第3の画面遷移例では、図7(A)に示す月別一覧表示画面160から、図7(B)に示す拡大一覧表示画面170に遷移し、さらに所望の日付の識別画像の選択に応じて、図3(B)に示した日付別一覧表示画面130に遷移することで、データファイルの再生出力が可能とされる。
【0080】
月別一覧表示画面160では、図3(A)に示した画面と同様に、カレンダ表示部161上において、作成されたデータファイルの有無について日付ごとに示され、作成されたデータファイルが存在する場合には、このことを示す識別画像が表示される。図7(A)では例として、5月1日、2日、5日、6日、14日および28日にそれぞれ撮影された静止画像ファイルが存在しており、これらの日付の位置に識別画像として縮小画像が配置されている。また、撮影された静止画像ファイルが存在しない日と明確に区別するために、識別画像の枠の色や形状が異なるようにされている。なお、カレンダ表示部161では、作成されたデータファイルが存在している週のみが選択可能とされている。
【0081】
また、アイコン162は、表示されるデータファイルの種類として静止画像ファイルが指定されていることを示している。また、表示設定ボタン163を押下することにより、図2で示した表示ファイル設定画面110に遷移させて、表示させるデータファイルの種類を変更することができ、変更後にはアイコン162が変化する。
【0082】
このような月別一覧表示画面160に対して、カレンダ表示部161内の所望の識別画像が選択されると、図7(B)に示す拡大一覧表示画面170に遷移する。ここで、拡大一覧表示画面170は、月別一覧表示画面160において選択された識別画像をほぼ中心とした一定の領域を拡大して示すものである。例えば図7の場合、月別一覧表示画面160上で5月5日の識別画像が選択され、遷移した拡大一覧表示画面170では、5月5日の周辺領域内に配置されていた4月26日〜29日、5月3日、4日、6日、10日〜13日について、一覧表示部171に拡大されて表示される。また、これらのうち、5月5日および6日に静止画像が存在しており、識別画像として縮小画像が配置される。そして、ユーザが一覧表示部171内の所望の日付の識別画像を選択すると、日付別一覧表示画面130に遷移して、該当日に作成された静止画像の縮小画像が一覧表示され、静止画像の再生表示が可能となる。
【0083】
なお、拡大一覧表示画面170において、一覧表示部171では、作成されたデータファイルが存在している日のみが選択可能とされている。また、アイコン172は、表示させるデータファイルの種類を示している。また、表示設定ボタン173は、図2で示した表示ファイル設定画面110に遷移させるための選択ボタンであり、表示させるデータファイルの種類を変更して再び拡大一覧表示画面170に戻すことで、表示された各日に作成された他の種類のデータファイルを表示させることができる。また、選択ボタン174は、月別一覧表示画面160に戻るための選択ボタンである。
【0084】
以上の画像遷移において、月別一覧表示画面160のカレンダ表示部161では、第1の画像遷移例の場合と同様に各日の識別画像が小さくなるため、ユーザが1つの識別画像を確実に選択することが比較的難しい。一方、拡大一覧表示画面170では、各識別画像の表示面積が拡大されるので、選択操作の確実性が高まる。従って、例えば月別一覧表示画面160上で誤って隣接する別の日付を選択してしまった場合にも、その日付の日付別一覧表示画面130に即座に遷移せずに、拡大一覧表示画面170上で正しい日付をあらためて選択することが可能となり、操作上のストレスが軽減され、ユーザの操作感を向上させることができる。
【0085】
さらに、第1および第2の画面遷移例と同様に、各画面において表示ファイル設定画面110で指定した種類のデータファイルのみが検索されて表示されるので、目的とするデータファイルをより効率的に探し出すことが可能となる。
【0086】
なお、図7(A)の月別一覧表示画面160において、カレンダ表示部161中の識別画像を一定時間以上押下し続けた場合、あるいはダブルクリックした場合等には、拡大一覧表示画面170を表示せずに、日付別一覧表示画面130に直接遷移させるようにしてもよい。これにより、例えばタッチパネル100の操作に慣れたユーザはより高速な選択操作が可能となり、このようなユーザの操作感を向上させることができる。
【0087】
図8は、第3の画像遷移例によってデータファイルが再生出力されるまでの処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS801において、CPU51の制御の下で、データファイルの作成日をキーに、メモリカード61中のデータファイルの属性情報を検索し、該当する1ヶ月間の各日に作成されたデータファイルがある場合は、検索されたデータファイルの識別画像のデータを各日について1つずつ取得する。この処理では、表示ファイル設定画面110においてあらかじめ指定された種類のデータファイルのみを検索の対象とする。
【0088】
ステップS802において、取得した識別画像データを用いて月別一覧表示画面160を生成し、LCD90に表示させる。
ステップS803において、タッチパネル100からの制御信号に基づき、カレンダ表示部161中の識別画像が押下されると、ステップS804の処理に進む。
【0089】
ステップS804では、ステップS801で取得していた識別画像のうち、ステップS803で選択された識別画像に対応する日付とその周囲に位置する日付の各識別画像のデータを用いて、拡大一覧表示画面170を生成し、LCD90に表示させる。
【0090】
ステップS805において、一覧表示部171内の識別画像が押下されると、ステップS806の処理に進む。
ステップS806において、メモリカード61を検索して、選択された日に作成されたデータファイルに対応する識別画像のデータをすべて、または一定数だけ取得する。
【0091】
ステップS807は、図4に示したステップS406〜S408に対応し、ステップS806で取得した識別画像データを用いて日付別一覧表示画面130を表示させる。そして、識別画像が選択されると、該当するデータファイルをメモリカード61から読み出し、再生出力を開始する。
【0092】
以上のデジタルスチルカメラでは、各画面遷移例によりデータファイルを再生させる場合にも、指定した種類のデータファイルを期間別にわかりやすく一覧表示させ、所望のデータファイルを容易に探し出すことができるとともに、月別一覧表示画面120、140および160において意図しない日付を選択操作してしまったときの操作ストレスが軽減される。
【0093】
なお、上記の第1〜第3の画像遷移例については、別の設定画面を用いた設定に基づいて、同一のデジタルスチルカメラで各画像遷移例のいずれかを選択して利用できるようにしてもよい。また、上記の各画像遷移例において、静止画像ファイルに対応する識別画像として、元の静止画像の一部を切り出した画像を使用してもよい。
【0094】
さらに、以上の説明では、本発明をデジタルスチルカメラに対して適用した場合について例示したが、これに限らず、例えばデジタルビデオカメラ等、撮影した画像ファイル等のデータファイルを記録媒体に記録しておくことが可能な小型の撮像装置に対して、本発明を適用することが可能である。また、この他にも例えば、撮像機能付きの携帯型電話機やPDA(Personal Digital Assistants)等の小型の情報処理機器に適用することも可能である。また、本発明が適用される機器では、半導体メモリやディスク型記録媒体等、ランダムアクセス性の比較的高いものが記録媒体として使用されることが望ましい。
【0095】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の情報処理装置によれば、期間別に整理された表示画面から記録媒体内のコンテンツを容易に検索して選択操作することが可能となるとともに、ユーザが例えば、月別一覧表示画面上で選択した識別画像が意図したものであるか否かを確認した上で、あるいは識別画像の表示面積を拡大させて選択操作の確実性を高めた上で、日付別一覧表示画面に遷移させ、コンテンツを選択して再生出力させることができる。従って、選択対象となる画面の面積が小さい場合にも、誤操作が防止され、操作感を向上させることができる。
【0096】
また、本発明のコンテンツ選択方法によれば、期間別に整理された表示画面から記録媒体内のコンテンツを容易に検索して選択操作することが可能となるとともに、ユーザが例えば、月別一覧表示画面上で選択した識別画像が意図したものであるか否かを確認した上で、あるいは識別画像の表示面積を拡大させて選択操作の確実性を高めた上で、日付別一覧表示画面に遷移させ、コンテンツを選択して再生出力させることができる。従って、タッチパネルの面積が小さい場合にも、誤操作が防止され、操作感を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るデジタルスチルカメラの構成を示すブロック図である。
【図2】表示ファイル設定画面の画面表示例を示す図である。
【図3】データファイル選択時における第1の画面遷移例を示す図である。
【図4】第1の画像遷移例によってデータファイルが再生出力されるまでの処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】データファイル選択時における第2の画面遷移例を示す図である。
【図6】第2の画像遷移例によってデータファイルが再生出力されるまでの処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】データファイル選択時における第3の画面遷移例を示す図である。
【図8】第3の画像遷移例によってデータファイルが再生出力されるまでの処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10……カメラブロック、11……光学ブロック、12……CCD、13……前処理回路、14、15……ドライバ、16……タイミング生成回路、20……カメラDSP、21……カメラ処理回路、22……静止画像処理回路、23……動画像処理回路、24……メモリコントローラ、30……画像メモリ、40……音声処理回路、41……マイク、42……スピーカ、50……制御部、51……CPU、52……RAM、53……ROM、54……時計回路、55……システムバス、60……R/W、61……メモリカード、70……外部I/F、80……LCDコントローラ、90……LCD、100……タッチパネル、101……入力部
Claims (6)
- 画像を表示する表示手段と、
前記表示手段の表示面への接触を検知する検知手段と、
コンテンツデータの識別画像を月別のカレンダに配置した月別一覧を前記表示手段に表示させ、
前記月別一覧に表示した識別画像のうち一の識別画像の選択を前記検知手段により検出すると、
前記月別一覧から選択した一の識別画像に対応する日を含む一週間に作成されたコンテンツデータの識別画像を日付別に配置した週別一覧を前記表示手段に表示させ、
前記週別一覧に表示した識別画像のうち一の識別画像の選択を前記検知手段により検出すると、
前記週別一覧から選択した一の識別画像に対応する日に作成されたコンテンツデータの識別画像を配置した日付別一覧を前記表示手段に表示させる制御手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 画像を表示する表示手段と、
前記表示手段の表示面への接触を検知する検知手段と、
コンテンツデータの識別画像を月別のカレンダに配置した月別一覧を前記表示手段に表示させ、
前記月別一覧に表示した識別画像のうち一の識別画像の選択を前記検知手段により検出すると、
前記月別一覧から選択した一の識別画像に対応する日を含む一定領域を拡大した拡大一覧を前記表示手段に表示させ、
前記拡大一覧に表示した識別画像のうち一の識別画像の選択を前記検知手段により検出すると、
前記拡大一覧から選択した一の識別画像に対応する日に作成されたコンテンツデータの識別画像を配置した日付別一覧を前記表示手段に表示させる制御手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 画像を撮像し、また撮像した画像データを含む複数種類のコンテンツを記録媒体に記録するとともにそれらを再生出力することが可能な撮像装置において、
画像を表示する表示手段と、
前記表示手段の表示面への接触を検知する検知手段と、
コンテンツデータの識別画像を月別のカレンダに配置した月別一覧を前記表示手段に表示させ、
前記月別一覧に表示した識別画像のうち一の識別画像の選択を前記検知手段により検出すると、
前記月別一覧から選択した一の識別画像に対応する日を含む一週間に作成されたコンテンツデータの識別画像を日付別に配置した週別一覧を前記表示手段に表示させ、
前記週別一覧に表示した識別画像のうち一の識別画像の選択を前記検知手段により検出すると、
前記週別一覧から選択した一の識別画像に対応する日に作成されたコンテンツデータの識別画像を配置した日付別一覧を前記表示手段に表示させる制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 画像を撮像し、また撮像した画像データを含む複数種類のコンテンツを記録媒体に記録するとともにそれらを再生出力することが可能な撮像装置において、
画像を表示する表示手段と、
前記表示手段の表示面への接触を検知する検知手段と、
コンテンツデータの識別画像を月別のカレンダに配置した月別一覧を前記表示手段に表示させ、
前記月別一覧に表示した識別画像のうち一の識別画像の選択を前記検知手段により検出すると、
前記月別一覧から選択した一の識別画像に対応する日を含む一定領域を拡大した拡大一覧を前記表示手段に表示させ、
前記拡大一覧に表示した識別画像のうち一の識別画像の選択を前記検知手段により検出すると、
前記拡大一覧から選択した一の識別画像に対応する日に作成されたコンテンツデータの識別画像を配置した日付別一覧を前記表示手段に表示させる制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 記録媒体に記録された複数種類のコンテンツをタッチパネルを用いて選択し、再生出力するためのコンテンツ選択方法において、
コンテンツデータの識別画像を月別のカレンダに配置した月別一覧を表示させ、
前記月別一覧に表示した識別画像のうち一の識別画像の選択を検出すると、
前記月別一覧から選択した一の識別画像に対応する日を含む一週間に作成されたコンテンツデータの識別画像を日付別に配置した週別一覧を表示させ、
前記週別一覧に表示した識別画像のうち一の識別画像の選択を検出すると、
前記週別一覧から選択した一の識別画像に対応する日に作成されたコンテンツデータの識別画像を配置した日付別一覧を表示させることを特徴とするコンテンツ選択方法。 - 記録媒体に記録された複数種類のコンテンツをタッチパネルを用いて選択し、再生出力するためのコンテンツ選択方法において、
コンテンツデータの識別画像を月別のカレンダに配置した月別一覧を表示させ、
前記月別一覧に表示した識別画像のうち一の識別画像の選択を検出すると、
前記月別一覧から選択した一の識別画像に対応する日を含む一定領域を拡大した拡大一覧を表示させ、
前記拡大一覧に表示した識別画像のうち一の識別画像の選択を検出すると、
前記拡大一覧から選択した一の識別画像に対応する日に作成されたコンテンツデータの識別画像を配置した日付別一覧を表示させることを特徴とするコンテンツ選択方法。
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