JP5248985B2 - 画像表示装置 - Google Patents

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本発明は、画像表示装置に関し、詳しくは、タッチパネル等の画面上で指示することの可能な画像表示装置に関する。
近年、カメラなどの携帯機器は、携帯性を高めると共に、表示パネルの大型化が求められている。このため、表示部を有効に操作部材として活用できるタッチパネルの利用が増加している。例えば、特許文献1には、マニュアルにて各種パラメータを設定する際に、タッチパネルを用いたカメラが開示されている。このカメラは、タッチパネルの押圧に係わる条件で撮影パラメータを変更している。
特開2006−78663号公報
また、カメラの画像記録用のメモリ容量も大容量化する方向にあり、カメラは大量の画像を扱う傾向にある。これらの画像を一括してプリントするようなフィルムカメラの時代の使い方より、むしろ、選択した画像をブログやSNSにアップするような使い方が一般的になってきている。すなわち、大量の画像の中からどうやって画像を選択するかが重要なテーマとなってきている。
カメラ等の携帯機器において、タッチパネル等の表示装置は小型化に貢献しているが、大量の画像の中から画像を選択するにあたって、使い勝手が十分とは言い難い。すなわち、大量の画像を限られたスペースに表示すると、どうしても個々の画像の間隔が狭くなってしまう。このため、画像選択時に、正しくタッチすることが困難である。この点、上述の特許文献1に記載のカメラにおいては、タッチ部分の間隔については考慮されていない。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、表示部上の個々の画像を確認し確実に操作できるようにした画像表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため第1の発明に係わる画像表示装置は、表示パネルとタッチパネルとからなる画像表示装置において、複数の画像を個々の画像に隣接させて一覧表示する第1の表示モードと、上記複数の画像の中から、上記タッチパネルによって選択された1つを拡大表示する第2の表示モードと、上記第1の表示モードにおいて、上記タッチパネルが操作された時に、上記タッチパネル操作位置に相当する複数の画像を、上記第1の表示モードより離散的に表示する第3の表示モードに、移行させる制御を行う、表示制御部と、を具備し、上記タッチパネルにおけるタッチの強さを2段階で検出可能とし、上記表示制御部は、上記タッチパネルのタッチの強さの検出結果、弱いタッチであった場合には、上記タッチを止めると、上記第3の表示モードから上記第1の表示モードに戻り、上記タッチパネルのタッチの強さの検出結果、強いタッチであった場合には、上記タッチを止めると、上記第3の表示モードのままである
第2の発明に係わる画像表示装置は、上記第1の発明において、上記表示制御部は、上記第3の表示モードにおいて、上記タッチパネルの操作状態を判定して、上記第2の表示モードを実行する。
第3の発明に係わる画像表示装置は、上記第1の発明において、上記第3の表示モードは、上記第1の表示モードにおいて操作された上記タッチパネルの状態に従って上記離散的な位置を決定する。
の発明に係わる画像表示装置は、表示パネルとタッチパネルとからなる画像表示装置において、複数の画像を個々の画像に隣接させて一覧表示する第1の表示モードと、上記複数の画像の中から、上記タッチパネルによって選択された1つを拡大表示する第2の表示モードと、上記第1の表示モードにおいて、上記タッチパネルが操作された時に、上記タッチパネル操作位置に相当する複数の画像を、上記第1の表示モードより離散的に表示する第3の表示モードに、移行させる制御を行う表示制御部と、を具備し、上記タッチパネルにおけるタッチの過程を2段階で検出可能とし、上記表示制御部は、上記タッチパネルのタッチ過程の検出結果、上記タッチパネルから遠い第1のタッチ段階であった場合には、上記タッチを止めると、上記第3の表示モードから上記第1の表示モードに戻り、上記タッチパネルのタッチ過程の検出結果、上記タッチパネルに近い第2のタッチ段階であった場合には、上記タッチを止めると、上記第3の表示モードのままである。
の発明に係わる画像表示装置は、画像を表示するための画像表示部と、この画像表示部の表面をタッチしたことを検出するタッチ検出部を有する表示装置と、複数の上記画像を上記画像表示部に一覧表示を行っている場合に、上記タッチ検出部によりタッチされたことを検出した際に、上記タッチされた範囲及びその周辺にある複数の画像に対して、該複数の画像の相互の間隔を離間させて画像を表示させる表示制御部と、を具備し、上記表示制御部は、上記タッチ検出部によって検出された上記タッチされた範囲に含まれる画像を、縦と横方向の画像数が等しくなるように候補画像を定め、予め定められたパターンで上記候補画像を離散的に表示する。
本発明によれば、表示部上の個々の画像を確認し確実に操作できるようにした画像表示装置を提供することができる。
以下、図面に従って本発明を適用したカメラを用いて好ましい一実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係わるカメラの構成を示すブロック図であり、カメラ10は被写体を撮影し、画像を取得するデジタルカメラである。カメラ10は、画像処理及び制御部1、撮像部2、顔検出部3、記録部4、操作判定部6、表示部8、タッチパネル8b、時計部9、通信部12を有している。
撮像部2は、被写体像を結像するための光学系や被写体像を光電変換する撮像素子を有し、画像データを画像処理及び制御部1等に出力する。画像処理及び制御部1は、撮像部2から出力される画像データの画像処理を行う。また、画像処理及び制御部1は、予め記憶部(不図示)に格納されたプログラムに従って、カメラ10全体の制御を行う。
顔検出部3は撮像部2からの画像データを入力し、この画像中に顔部分が存在するか否かを判定し、存在する場合にはその位置を検出する。前述の画像処理及び制御部1は、顔検出部3からの顔情報を、ピント合わせや露出を制御する際のターゲットとして用いる。表示部8は、画像データに基づいて、被写体像をライブビュー表示する。撮影者はこのライブビュー表示を観察しながら、撮影時の構図決めやシャッタチャンスを決定する。
操作判定部6は、カメラ10に設けられたレリーズ釦、ズーム釦、再生釦、メニュー釦等の操作部材の操作状態を判定する。時計部4は、日時情報を出力する。記録部4は、画像データを記録する記録媒体である。画像処理及び制御部1は、操作判定部6によって撮影指示の操作がなされたことを判定すると、画像データとこの画像データに関連付けて撮影時の日時情報を記録部4に記録する。撮影日時に基づいて画像管理を可能とするためである。
通信部12は、画像処理及び制御部1に接続され、画像データを外部に送信し、また受信するための通信を行う。通信手段としては、USBケーブル等による有線通信、赤外線や無線による通信等を利用可能であり、また、ホットスポット等においてネットワークを介して外部のサーバーと通信することにより、撮影した画像をブログ等にアップしたり、また、パーソナルコンピュータに画像を送信することが可能である。
画像処理及び制御部1の内部には、表示制御部1bが設けてあり、この表示制御部1bは表示部8とタッチパネル8bの制御を行う。表示部8は、記録部4に記録されている撮影画像を再生可能であり、一覧表示されている再生画像の中から、タッチパネル8bのタッチ状態に応じて画像選択が可能である。ここで選択された画像は、前述の通信部12を介して外部に送信可能である。表示制御部1bは、タッチパネル8bのタッチ状態等の操作状態や、画像の表示状態に応じて、表示形態を変更し、画像選択が容易になるようにする。
次に、図2および図3を用いて、タッチパネル8bの構成について説明する。図2に示すタッチパネル8bは、いわゆる抵抗型タッチパネルであり、2枚の透明フィルム101、102から構成されている。2枚の透明フィルム101、102には、それぞれ複数の帯からからなる透明抵抗膜103、104が設けられており、これらの透明抵抗膜103、104が互いに直交するように向かい合わせて配設する。
この状態で、上から押圧すると、図2(b)に示すように、押圧された付近において、透明抵抗膜103、104が接して導通する。透明抵抗膜103、104のそれぞれの端部電極(図示の矢印の方向)における電気信号の変化を検出することにより、いずれの透明抵抗膜103、104が接したか否かが分かる。接触した透明抵抗膜103、104を特定することにより、その交点位置から押圧された位置を判定することができる。
図2(b)に示すように、指等で押圧されたときの透明抵抗膜103の抵抗がR11、R12に分割されるとすると、同じ位置でさらに強く押圧すると、図2(c)に示すように、抵抗がR21、R22に変化する。このときの抵抗値の関係は、透明抵抗膜103と透明抵抗膜104の接触面積が増加し、接触していない部分が少なくなることから、R11>R21、R12>R22となる。したがって、抵抗値の変化を検出することにより、ユーザがタッチパネル8bを押しこんだか、強く押しこんだかを判定することができる。
図3に示すタッチパネル8bは、光電センサ型タッチパネルである。このタッチパネル8b、液晶80内に光センサ80bが所定の間隔で2次元的に配列されており、液晶80の背面にはバックライト80aが設けられている。この光電センサ型のタッチパネルは、液晶上に配置されるのではなく、液晶内に一体に組み込まれる。
ユーザの指81がタッチパネル8bに近づくと、バックライト80aからの光が、指81によって反射され、光センサ80bによって検出される。いずれの光センサ80が指81からの反射光を検出したによって、タッチ位置を検出することができる。ユーザの指81の位置は、図3(a)に示すように、液晶80より少し浮いた位置にある場合と、図3(b)に示すように、液晶80の表面に密着している場合では、指81からの反射光を検出する光センサ80bの位置が異なる。したがって、いずれの光センサ80bが検出したかを判定することによって、ユーザの指81の位置や、またいずれの方向からタッチされたか等のタッチ具合について判定することができる。すなわち、光電センサ型のタッチパネルでは、タッチ過程を検出でき、タッチパネルから遠い第1のタッチ段階と、タッチパネルに近い第2のタッチ段階とに、少なくとも2段階に区別することが可能である。
次に、図4を用いて、本実施形態における表示部8とタッチパネル8bの使用方法について説明する。多数の画像を見る場合には、ユーザは操作部を操作し、撮影画像を表示部8に一覧表示する。図4(a)(b)は、この一覧表示の例を示しており、図4(a)では9コマの撮影画像を再生表示し、図4(b)では16コマの撮影画像を再生表示している様子を示す。この例より明らかなように、画像が多くなればなるほど、画像全体を把握しやすいが、個々の画像が小さくなり、画像間隔が狭くなることから、タッチパネル8b上での選択は困難になる。すなわち、図4(c)では、25コマの一覧表示であるが、この中から1つの画像を選択しようとすると、画像91が小さく、画像間隔がd1と狭いために、複数コマのタッチ画像96に触れてしまう(図4(c)の例では、斜線を施した5コマをタッチしている)。
そこで、本実施形態においては、一覧表示されている画像91の中から候補画像92を選択するために、タッチパネル8bをタッチすると、図4(d)に示すように、候補画像92の間が間隔d2に広げられて表示される。すなわち、隣の画像がタッチされないように、図4(c)の状態から図4(d)の状態に、表示を移行させている。これによって画像の間隔が開き、かつ、候補画像92(図4(c)(d)の例ではタッチされた5画像を含め9画像)を表示するようにしている。このため、ユーザは、意図する画像をタッチすることにより、簡単かつ確実に画像を選択することができる。
次に、本実施形態におけるカメラの動作について、図5に示すフローチャートを用いて説明する。このカメラ制御のフローに入ると、まず、電源スイッチがオンか否かの判定を行う(S101)。この判定の結果、電源スイッチがオンでなかった場合には、このカメラ制御のフローを終了する。終了するとスリープ状態に入り、電源スイッチがオンとなると、割り込み処理が行われ、ステップS101より実行する。
ステップS101における判定の結果、電源スイッチがオンであった場合には、次に、撮影モードか否かの判定を行う(S102)。この判定の結果、撮影モードに設定されている場合には、次に、ライブビュー表示を行う(S103)。ライブビュー表示は、撮像部2によって取得した画像データに基づいて、表示部8に被写体像を動画表示するものであり、撮影者は、このライブビュー表示を見て、構図を決定する。また、この際、顔検出部3によって顔を検出した場合には、この顔のある部分にピント合わせや露出合わせを行うようにしても良い。
続いて、レリーズか否かの判定を行う(S104)。このステップでは、撮影者がレリーズ釦を操作し、撮影を指示したか否かを操作判定部6によって判定する。この判定の結果、レリーズされていなかった場合には、ステップS102に戻り、前述の動作を実行する。一方、ステップS104における判定の結果、レリーズされた場合には、静止画による撮影を行う(S105)。ここでは、撮像部2によって取得した画像データを記録部4に記録する。撮影が終わると、ステップS101に戻る。
ステップS102における判定の結果、撮影モードでなかった場合には、再生モードか否かの判定を行う(S111)。再生モードは、記録部4に記録されている撮影画像を表示部8に再生表示するモードである。このステップS111における判定の結果、再生モードでなかった場合には、ステップS102に戻り、前述の動作を実行する。一方、ステップS111における判定の結果、再生モードであった場合には、画像再生を行う(S112)。ここでの画像再生は、1コマでの再生であり、例えば、最終画像が再生表示される。
続いて表示の分割数を示す変数Nを1とする(S113)。次に、一覧表示を行うか否かの判定を行う(S114)。ここでは、再生表示するにあたって、サムネイル表示を指示するための操作部材(メニュー画面での設定を含む)が操作されたか否かの判定を行う。この判定の結果、一覧表示でなかった場合には、画像の切り換えを行うか否かの判定を行う(S131)。このステップでは、再生画像の送り操作用または戻し操作用の操作部材が操作されたか否かを判定する。
ステップS131における判定の結果、切換え操作がなされた場合には、同じ形式で画像の切り換えを行う(S132)。すなわち、操作部材の操作に応じて、ステップS112における画像再生と同じ形式で1コマの画像が再生表示される。一方、ステップS131における判定の結果、画像切換えでなかった場合には、送信か否かの判定を行う(S133)。この判定は、送信釦等の操作部材がユーザによって操作されたか否かによって行う。
ステップS113における判定の結果、送信であった場合には、送信を行う(S134)。ここでは、表示部8に再生表示されている画像の画像データをコピーし、有線または無線等により通信部12を介して外部に送信する。この送信を行うと、またはステップS132における画像切換えを行うと、またはステップS133における判定の結果、送信でなかった場合には、ステップS101に戻る。
ステップS114における判定の結果、一覧表示であった場合には、次に、変数Nに1を加算する(S121)。続いて、変数Nの2乗の画像が読み出され(S122)、一覧表示される(S123)。ステップS121を通過するたびに、変数Nは加算されるので、最初は、4コマ画像で一覧表示され、次は9コマ画像で一覧表示され、その次は16コマ画像で一覧表示される。一覧表示することにより、ユーザは多数の画像の中から探している画像を見つけ出すことができる。なお、このときの一覧表示されている画像の間隔は、図4(c)に示すようにd1である。
一覧表示を行うと、続いて、タッチパネル8bがタッチされたか否かの判定を行う(S124)。この判定の結果、タッチされていた場合には、次に、複数タッチか否かの判定を行う(S125)。ここで、複数タッチか否かは図4(c)に示すように、複数のタッチ画像96に触れている場合である。
ステップS125における判定の結果、複数タッチであった場合には、次に、タッチ部の複数コマ間が大きくなるようにする(S127)。ここでは、タッチされたコマ数に応じて、図4(d)に示したように、画像の間隔をd2に広げ、選びやすいように表示をし直す。このタッチ部複数コマ間大のサブルーチンについては、図6を用いて後述する。
タッチ部複数コマ間大を行うと、次に、押しこみがなされているか、すなわち強いタッチがなされているか否かの判定を行う(S128)。ここで、押し込かは、抵抗型タッチパネルの場合には、図2(c)に示すように強い押圧力で押された場合であり、光電センサ型タッチパネルの場合には、図3(b)に示すように、指81がタッチパネル8bに近づいた状態である(前述の第2のタッチ段階)。このステップS128における判定の結果、押し込みがなされた場合には、ステップS124に戻り、前述の動作を実行する。一方、判定の結果、押し込みなかった場合にはステップS121に戻る。これによって、図4(d)に示すタッチ部の複数のコマの間隔を広げた状態において、タッチを止めると、図4(c)に示すような一覧表示の状態(ステップS123)に戻している。これはタッチされた複数のコマを拡大表示した際に、ユーザの意図するコマが含まれていなかった場合に、再度、一覧表示に戻すことにより、やり直しを簡単にし、検索性を向上させるためである。従って、意図しない画像が選択されそうになった場合には、押しこまず、指を離せば良い。
ステップS125における判定の結果、複数タッチでなかった場合には、タッチされている画像を拡大表示する(S126)。ここではタッチされているのが1コマだけであるので、このタッチされている1コマの画像を拡大表示する。拡大表示すると、ステップS113に戻る。
ステップS124における判定の結果、タッチされていなかった場合には、画像選択を終了するか否かの判定を行う(S141)。ここでは、再生モードを終了するために再生釦が操作されたか否か等によって判定する。この判定の結果、終了でなかった場合には、ステップS114に戻るので、一覧表示を続行すれば、さらに多数の画像を見ることができる。一方、ステップS141における判定の結果、再生終了であった場合には、ステップS101に戻り、前述の動作となる。
次に、ステップS127におけるタッチ部複数コマ間大のサブルーチンについて説明するが、その前に、ユーザによってタッチパネル8bを複数個所、タッチされた場合に、どのように候補画像を表示するかについて、図7ないし図9を用いて説明する。図8は、L個×L個におけるLが3の場合を示す。図8(a)は3×3に画面を分割したところであり、この状態では分割コマ91、93(説明上、2画像を例に挙げるが、他の画像でも同じである)の間隔が狭く、ユーザは画像を選択するにあたって狙いを定めにくい。そこで、図8(b)に示すように、各分割コマ93a、93bのほぼ中央部に、各分割コマ93a、93bの面積の約半分くらいに候補画像92a、92bを表示する部分(図中斜線部)を設けている。そして、表示の際には、図8(c)に示すように、画像92a、92bを表示する。これによって、ユーザは確実に選びたい画像を容易かつ確実にタッチすることができる。
また、一覧表示において、タッチ画像96の数MがL×Lではない場合には、タッチ画像96の数が、(L−1)×(L−1)より大きく、L×Lまでの間に入るLを演算する。このLは、タッチ画像数Mの平方根の整数部に、1を加えることにより求められる。例えば、タッチ画像数Mが5の場合には、タッチ画像数Mの平方根の整数部は2であることから、これに1を加算して、L=3となる。この場合には、3×3=9と9分割すれば良い。
また、タッチ画像数Mの平方根に小数部がある場合には、タッチされた画像以外の周辺の画像を候補画像として表示する。この候補画像の選択の仕方について、図7を用いて説明する。図7(a)は、ユーザにより、斜線を施した7つのタッチ画像96(図では、代表として1つのタッチ画像のみに符号を付してある)が、タッチされた状態を示す。このような場合に、表示部8に候補画像92として表示する画像としては、タッチ画像96以外に、それらに隣接したコマで、上下または左右のいずれから、囲まれた範囲のコマを「みなしタッチ画像」として候補画像とする。図7(a)に示した例では、2つのみなし画像97a、97bも加え、図7(b)に示すように、斜線部で施した9つの画像を候補画像96として選択する。これによって、ユーザがタッチしたと思ったところと、実際にタッチパネル8bが反応した位置の誤差を吸収することができる。また、図7(c)に示すように、図中、斜線で施した7つのタッチ画像96の左下にある2つの画像が欠けたような場合も、みなしタッチ画像97c、97dを候補画像96として扱う。
また、上述の処理を行っても、L×Lの分割画面を満たさない場合がある。このような場合には、不足分をタッチ画像の重心位置を考慮し、重心側の画像を候補画像として扱う。例えば、図7(d)に示す例では、左側のタッチ画像96aは破線部内の2つであり、右側のタッチ画像96bは破線部内の3つであることから、タッチ画像96a、96bの重心位置はタッチ画像の中では右側にある。そこで、タッチ画像96bの右側の3つの画像をみなしタッチ画像97e、97f、97gを候補画像96として扱う。したがって、図7(d)の場合には、タッチ画像に加えて、みなしタッチ画像97e〜97gと、左下側のみなし画像97hも含めて、9つの画像を候補画像としてあつかう。
次に、ステップS127におけるタッチ部複数コマ間大のサブルーチンを、図6に示すフローチャートを用いて説明する。
このフローに入ると、まず、タッチコマ数Mの判定を行う(S231)。ステップS125において、複数コマタッチしたか否かの判定を行っているので、このときタッチしていたタッチ画像96のコマ数Mを判定する。続いて、コマ数Mの平方根を求め、この値に小数部がないか否かの判定を行う(S232)。
このステップS232の判定の結果、小数部がなければ、L=M(1/2)とし(S241)、L×L個のマスを配置する(S242)。この場合には、図8において説明したように、小数部がないことから、単純に整数Lの二乗のマスを配置する。すなわち、この場合は、タッチコマ数Mは整数Lの二乗であり、各画像のアスペクト比を変えずに、表示し直すことができる。例えば、ユーザが2の二乗である4つの画像をタッチすると、この場合にはLは2であり、画面を4分割(上下に2分割、左右に2分割)する。また、ユーザが3の二乗である9つの画像をタッチすると、この場合には、Lは3であり、画面を9分割(上下に3分割、左右に3分割)する。
また、ステップS232における判定の結果、小数部があった場合には、L=1+M(1/2)の整数部を求め(S233)、L×L個のマスを配置する(S234)。図7を用いて説明したように、タッチコマ数Mの平方根を求めた結果、小数部が生じた場合には、タッチされたコマの周囲のみなしタッチ画像も含め、整数Lの二乗となる画面(マス)に分割するようにしている。ここで、縦・横共にLで分割するのは、アスペクト比を変更しないようにするためである。したがって、マスの数としては、ステップS242およびS234において、タッチコマ数Mが2〜4の場合には4分割表示とし、タッチコマ数Mが5〜9の場合には、9分割表示を行う。
ステップS234において、L×L個のマスを配置すると、次に、上下と左右にタッチコマがあったコマが有るか否かの判定を行い(S235)、この判定の結果がYESの場合には、図7(a)(c)において説明したように、対称コマ(みなしタッチ画像97a〜97d)もタッチコマとする(S236)。すなわち、ステップS234で配置したマスの数より、ユーザがタッチした画像の数が少ないことから、ステップS235およびS236において、ユーザがタッチした画像の周辺からみなしタッチ画像を選択し、タッチ画像と共に候補画像として扱い、画面分割のマスを決定する。
ステップS236の処理を行うと、またはステップS235における判定の結果Noであった場合には、次に、タッチコマ(タッチ画像96)がL×Lよりも少ないかを判定する(S237)。このステップでは、ステップS235、S236において上下左右にみなしタッチ画像の選択を行った場合でも、まだ、L×L個の画像に足りなかった場合、すなわち、図7(d)における状態か否かの判定を行う。この判定の結果、タッチコマ(タッチ画像)がL×Lより少なかった場合には、次に、L×L−タッチコマ分の隣接画像を追加する(S245)。このステップでは、図7(d)において説明したように、タッチ画像の重心位置を考慮し、みなしタッチ画像97e〜97gを追加する。
ステップS242またはS245における処理を行うと、またはステップS237における判定の結果、Noであった場合には、各マス中央にタッチコマを並べる(S238)。このステップでは、図8(b)(c)を用いて説明したように、分割された各コマの中央部分に、対応する画像を表示する。
このように、図6に示すタッチ部複数コマ間大のサブルーチンにおいては、一覧表示の際に、図4(a)(b)に示すように、多数の画像が隣接している場合でもあっても、タッチした画像の周辺の画像が分散し、画像の間隔が広がり、意図する画像を確認しやすくなるのと、的確に狙ってタッチすることができる。もちろん、ユーザがタッチした画像が、図9(a)に示すように、4個以下なら、図9(b)に示すように、4つのコマが大きく表示され、そこからさらに選択できる。
上述した25分割程度の例では、表示部8が十分大きければ、ユーザによって多数の画像がタッチされることは多くはないかもしれないが、液晶等の表示パネルの解像度が向上し、図9(c)に示すような100分割程度の画面では、本実施形態のように、タッチ画像やその周辺の画像を分散表示させることによって、確実に意図する画像を表示させることができる。
上述したように、本発明の第1実施形態においては、複数の画像が一覧表示されている場合に、ユーザによって複数の画像がタッチされた際に、これらのタッチ画像96の間隔を広げて候補画像92を表示するようにしている。このため、候補画像の中から、誤って意図しない画像を選択する可能性を低くすることができる。
次に、本発明の第2実施形態について、図10および図11を用いて説明する。第1実施形態においては、ユーザにタッチされた複数のタッチ画像数Mに応じて、縦横にL個、分割し、それぞれのマスの中央部に候補画像を配置していた。すなわち、タッチ画像数Mに応じて分割数が決まり、これに応じて自動的に候補画像92の間隔が決まっていた。これに対して、第2実施形態においては、タッチしたユーザの指の幅Pに応じて、候補画像92の間隔を変更するようにしている。すなわち、ユーザが画像をタッチする範囲を判定し、この範囲内に候補画像92が配置されないように、候補画像92の間隔を制御するようにしている。
例えば、図10(a)に示すように、斜線を施した5つのタッチ画像96c(図では1つのタッチ画像を代表として符号96cを付す)をユーザがタッチしたとする。このとき、直線上に3コマ分の画像がタッチされていることから、ユーザの指の太さPは、画像3コマ分あると推定される。したがって、候補画像を表示する際には、ユーザの指の太さPを考慮して候補画像の間隔を決める。図示した例では、上下左右に、(3−1)/2=1コマずつ間隔をあけ、この間には候補画像を表示しないようにする。また、指の太さPが5コマ分ある場合には、上下左右に、(5−1)/2=2コマずつ間をあけるようにする。
第2実施形態における構成は第1実施形態と同様であり、ただ、図6に示したタッチ部複数コマ間大のサブルーチンを図11に示すフローに変更するだけである。そこで、このフローを中心に説明する。
タッチ部複数コマ間大のフローに入ると、まず、1列にタッチされたピクセル数の最大値Pを検出する(S301)。この最大値Pは、図10(a)に示すように、直線上に並んでいる画像の数の最大値である。なお、列方向に限らず、横方向や斜め方向の最大値を求めても良い。
続いて、求めた最大値Pを用いて、(P−1)/2の間隔だけ離して表示域を配置する(S302)。すなわち、算出された上下左右(P−1)/2の間では、使えないコマとして扱い、図10(b)に示すように(ここではP=3)、候補画像92を配置する表示域を決定する。次に、タッチされた位置中心の画像が中央になるようにする(S311)。すなわち、タッチされた重心位置のタッチ画像96cを中心にして候補画像92を表示する。そして、中央画像を中心に同じ並びで、各表示域に候補画像92を表示する(S312)。つまり、ステップS311で配置された候補画像の周りに上下左右の方向関係は変えないで、それぞれ、(P−1)/2だけの間を空けて、図10(b)に示すように候補画像92を配置する。画像表示を行うと元のフローに戻る。
このように、本発明の第2実施形態においては、ユーザの指の大きさPや、タッチの癖などを考慮し、画像の間隔を決めている。このため、一覧表示の際に画像の誤選択が起こらないようにすることができる。
なお、本実施形態においては、候補画像の間隔については、上下左右、最大値Pに基づいて算出していた。しかし、これに限らず、上下と左右はそれぞれ別々に最大値Pを求め、上下と左右での画像間隔を異なるようにしても勿論かまわない。
次に、本発明の第3実施形態について、図12ないし図14を用いて説明する。第1および第2実施形態においては、タッチされると、候補画像92の間隔を広げてはいたが、個々の候補画像92の大きさはそのままであった。第3実施形態においては、個々の候補画像92の間隔を広げると共に、中央部に位置する候補画像98について他の画像より拡大表示する。
第3実施形態における構成は第1実施形態と同様であり、ただ、図6に示したタッチ部複数コマ間大のサブルーチンを図14に示すフローに変更するだけである。そこで、このフローについて説明する。
タッチ部複数コマ間大のフローに入ると、まず、第2実施形態における図11のフローと同様に、タッチされた1列のピクセル数の最大値Pを検出し(S301)、タッチされたときの指の幅Pに基づいて、(P−1)/2を求め、この値の分だけ離して候補画像の表示域を配置する(S302)。図12および図13に示す例では、指の幅Pは5であり、このPを用いて間隔を求めると、(5−1)/2=2となる。そこで、複数ある候補画像96の内、中央にある候補画像98をタッチした際に、隣接する候補画像99の端部に、指がかからないように、中央にある候補画像98の中心と隣接する候補画像99の端部までの間隔を、2つの候補画像の拡大前の画像分だけ、間隔を空ける。これによって、指の太さが5画像分ある場合でも、拡大された中央の候補画像98の中心から、左右上下2つの拡大前の画像相当分、タッチしてしまったとしても、隣接する候補画像99に触れることはない。
続いて、中央の候補画像の画像幅をP−2の演算によって求める(S303)。これは、隣接画像との間隔を左右、または上下に拡大前の1画像分ずつ設けるためで、P−1−1の計算式から得られた式である。また、この拡大前の1画像だけでは、隣接画像に触れてしまうので、画像そのものを拡大して、指の幅が拡大画像と上述の間隔(拡大前の1画像分ずつ)を含めて中に収まるようにしている。図12および図13に示す例では、中央の候補画像98の画像幅は、指の幅Pが5であることから、5−2=3となり、画像3個分の幅とする。続いて、周囲の候補画像99の画像幅を、(パネル幅―2)/2とする(S304)。図示の例では、表示パネルの幅は画像10個分であることから、周囲の候補画像99の画像幅は、(10−5)/2=2 (小数点以下、切り捨て)となる。なお、周辺の候補画像99をタッチした時に、指の幅によっては、例えば中央の候補画像98をタッチしてしまう可能性がある。しかし、この場合は、候補画像99が表示部8の端部にあるので、指の半分が表示部8から外れてしまうようなタッチが期待でき、これによって誤操作を防止することができる。
次に、ユーザにタッチされた位置中心に対応する候補画像を中央に配置する(S311)。このステップでは、ステップS303において求めた画像幅の大きさ(図示の例では、3画像分)で、タッチされた中心位置に合った画像を中央の候補画像98として配置する。続いて、中央の候補画像98を中心に同じ並びで各表示域に候補画像99を配置する(S312)。前述したように、周辺の候補画像は、誤操作し難いように、中央の候補画像98から極力離して配置する。この場合、必然的に上下左右と四隅など画面内の端部に配置されることになるが、このときの候補画像99の大きさは、中央の候補画像98と画面内の残りの領域、および上述した間隔(拡大前の1画像分)によって決定される。この大きさの候補画像99を8か所に配置する。中央の候補画像98は、画面タブでの指のはみ出しを期待できないので、大きく表示されることになる。候補画像の表示を行うと、元のフローに戻る。
このように、本発明の第3実施形態においては、一覧表示する際に比較し、候補画像98、99を大きくして表示している。このため、候補画像98、99が見やすくなると共に、隣接する画像との距離を十分とるようにしているので、誤って意図しない画像をタッチすることがない。
なお、本実施形態においては、中央に配置した候補画像98を周辺の候補画像99よりも大きくしたが、これに限らず、周辺の大きさは変えず、中央のみ大きくしても良いし、また、周辺も中央と同じくらい大きくするようにしても良い。いずれにしても、一覧表示の際よりも大きくすることにより、ユーザは候補画像の中から選択することが容易となる。
また、本実施形態においては、指の幅Pが、指先で突いた等により、非常に狭い場合には、中央の候補画像98の大きさが小さくなる可能性がある。そこで、そのような対策として、周辺の候補画像99の方が大きくなる場合には、中央の候補画像98を大きくするようにしても良い。このような本実施形態の変形例におけるフローについて、図15を用いて説明する。
このタッチ部複数コマ間大のサブルーチンのフローは、ステップS301〜S304とステップS311とS312は、第3実施形態の図14に示すフローと同じである。相違するのは、ステップS304とS311の間にステップS305とS306を挿入した点にあるので、この相違点を中心に説明する。
図15に示すフローに入り、ステップS304において周囲の候補画像99の幅を求めると、次に、周囲の候補画像99と中央の候補画像98の幅を比較し、周囲の候補画像99の方が中央の候補画像98より大きいか否かの判定を行う(S305)。この判定の結果、周囲の候補画像99の方が大きかった場合には、次に、画面を等分に9分割する(S306)。等分にすることにより、中央の候補画像98を周囲の候補画像99より大きくする処理となる。すなわち、周辺に拡大した候補画像99が、中央の候補画像98よりも大きい場合には、図13に示したような配置の表示では、中央の候補画像98が周辺の候補画像99より小さくなるレイアウトとなる。この場合には、少なくとも、周辺の候補画像99と中央の候補画像98の大きさを同じにしても差し支えない。したがって、この場合には、画面を9分割したのと同等のレイアウトとする。
ステップS306において画面を等分に9分割すると、またはステップS305における判定の結果、周囲の候補画像98の方が小さかった場合には、第3実施形態と同様に、ステップS311以下を実行し、処理が終わると元のフローに戻る。
以上、説明したように、本発明の実施形態においては、複数画像を一覧表示している際に、タッチパネル8bで複数個所がタッチされた場合には、タッチされた周辺も含めて、候補画像の間隔を広げ、すなわち離散的に表示させている。このため、表示部8上の個々の画像を確認し、選択するための操作を確実に行うことができる。
また、本発明の実施形態においては、一覧表示において複数の画像がタッチされた場合には、タッチされた画像の数や、タッチされている範囲に基づいて、候補画像の数や間隔を変更するようにしている。このため、ユーザが誤って意図しない候補画像を選択するおそれを減少させることができる。
さらに、本発明の実施形態においては、候補画像の大きさも一覧表示の場合に比べて拡大している。このため、候補画像の中から画像を選択する際に、個々の画像を確認しやすくなり、誤って意図しない候補画像を選択するおそれを減少させることができる。
さらに、本発明の実施形態においては、タッチパネルへのタッチ状態(タッチの強さや、タッチ過程)に応じて、表示状態を変更するようにしている。すなわち、弱いタッチ状態やパネルに近い第2のタッチ段階では、一覧表示(第2の表示モード)に戻るようにしている。このため、ユーザは弱いタッチ状態や第2のタッチ段階にすることにより、一覧表示に簡単に戻ることができ、誤って別のところをタッチしても、やり直すことができる。
なお、本発明の実施形態においては、タッチパネルの例として、抵抗型のタッチパネルと、光電センサ型のタッチパネルを挙げたが、これに限らず、他の方式のタッチパネル、例えば、静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、マトリックス方式等、種々の方式のタッチパネルを使用することができる。これらのタッチパネルにおいても、タッチの強さやタッチの過程に応じて、表示モード等を変更するようにしても良い。
また、本発明の実施形態においては、表示域を離間させるための間隔や、候補画像を表示する際の各候補画像の大きさについて、実施形態中に記載した式は一例であり、ここの設計思想に応じて、適宜変更しても勿論かまわない。
さらに、本発明の実施形態においては、撮影のための機器として、デジタルカメラを用いて説明したが、カメラとしては、デジタル一眼レフカメラでもコンパクトデジタルカメラでもよく、ビデオカメラ、ムービーカメラのような動画用のカメラでもよく、さらに、携帯電話や携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assist)等に内蔵されるカメラでも構わない。いずれにしても、多数の静止画、動画を記録し、これを再生可能な画像表示装置であればあれば、本発明を適用することができる。
本発明は、上記実施形態にそのまま限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素の幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の第1実施形態に係わるカメラの電気系の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係るカメラの抵抗型のタッチパネルを説明する図であり、(a)は抵抗型タッチパネルの構成を示す斜視図であり、(b)は弱くタッチされた状態におけるタッチパネルの断面図であり、(c)は強くタッチされた状態におけるタッチパネルの断面図である。 本発明の第1実施形態に係わるカメラの光電センサ型のタッチパネルを説明する図であり、(a)は指が近づいている状態におけるタッチパネルの断面図であり、(b)は指が密着した状態におけるタッチパネルの断面図である。 本発明の第1実施形態に係わるカメラにおいて、表示部とタッチパネルの使用方法を示す図であり、(a)は9画像を表示する一覧表示を示し、(b)は16画像を表示する一覧表示を示し、(c)は画像を選択するために複数コマをタッチした状態を示し、(d)はタッチされた画像についての選択用に候補画像を示す図である。 本発明の第1実施形態におけるカメラにおいて、カメラ制御の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態におけるカメラにおいて、タッチ部複数コマ間大の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態におけるカメラにおいて、タッチ画像から候補画像を選ぶ様子を示す図であり、(a)はタッチ画像を示す図であり、(b)はタッチ画像から候補画像を選択した様子を示す図であり、(c)は他のタッチ画像の例を示す図であり、(d)はさらに他のタッチ画像の例を示す図である。 本発明の第1実施形態におけるカメラにおいて、タッチ画像から候補画像を表示するための表示域を決定する様子を示す図であり、(a)はタッチ画像の配列を示す図であり、(b)はタッチ画像から候補画像の位置を決め、(c)は候補画像のみを示した図である。 本発明の一実施形態におけるカメラにおいて、タッチ画像の様子を示す図であり、(a)は2つのタッチ画像がタッチされた様子を示す図であり、(b)は4つのタッチ画像に基づいて4つの候補画像が表示された様子を示す図であり、(c)は一覧表示として100画像が表示される様子を示す図である。 本発明の第2実施形態におけるカメラにおいて、タッチ画像の範囲から候補画像の間隔を決める様子を説明する図であり、(a)は指の太さPを示す図であり、(b)は指の太さPに応じて候補画像の間隔が決められた様子を示す図である。 本発明の第2実施形態におけるカメラにおいて、タッチ部複数コマ間大の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態におけるカメラにおいて、候補画像の表示にあたって拡大する様子を示す図である。 本発明の第3実施形態におけるカメラにおいて、候補画像の表示にあたって候補画像の大きさを拡大した様子を示す図である。 本発明の第3実施形態におけるカメラにおいて、タッチ部複数コマ間大の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態におけるカメラにおいて、タッチ部複数コマ間大の動作を示すフローチャートの変形例である。
符号の説明
1・・・画像処理及び制御部、1b・・・表示制御部、2・・・撮像部、3・・・顔検出部、4・・・記録部、6・・・操作判定部、8・・・表示部、8b・・・タッチパネル、9・・・時計部、12・・・通信部、80・・・液晶、80a・・・バックライト、80b・・・光センサ、81・・・指、91・・・(一覧表示)画像、92・・・候補画像、92a・・・候補画像、92b・・・候補画像、93a・・・分割コマ、93b・・・分割コマ、96・・・タッチ画像、96a〜96c・・・タッチ画像、97a〜97h・・・みなしタッチ画像、98・・・中央の候補画像、99・・・周辺の候補画像、101・・・透明フィルム、102・・・透明フィルム、103・・・透明抵抗膜、104・・・透明抵抗膜

Claims (5)

  1. 表示パネルとタッチパネルとからなる画像表示装置において、
    複数の画像を個々の画像に隣接させて一覧表示する第1の表示モードと、
    上記複数の画像の中から、上記タッチパネルによって選択された1つを拡大表示する第2の表示モードと、
    上記第1の表示モードにおいて、上記タッチパネルが操作された時に、上記タッチパネル操作位置に相当する複数の画像を、上記第1の表示モードより離散的に表示する第3の表示モードに、移行させる制御を行う、
    表示制御部と、
    を具備し、
    上記タッチパネルにおけるタッチの強さを2段階で検出可能とし、
    上記表示制御部は、
    上記タッチパネルのタッチの強さの検出結果、弱いタッチであった場合には、上記タッチを止めると、上記第3の表示モードから上記第1の表示モードに戻り、
    上記タッチパネルのタッチの強さの検出結果、強いタッチであった場合には、上記タッチを止めると、上記第3の表示モードのままである、
    ことを特徴とする画像表示装置。
  2. 上記表示制御部は、上記第3の表示モードにおいて、上記タッチパネルの操作状態を判定して、上記第2の表示モードを実行することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 上記第3の表示モードは、上記第1の表示モードにおいて操作された上記タッチパネルの状態に従って上記離散的な位置を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  4. 表示パネルとタッチパネルとからなる画像表示装置において、
    複数の画像を個々の画像に隣接させて一覧表示する第1の表示モードと、
    上記複数の画像の中から、上記タッチパネルによって選択された1つを拡大表示する第2の表示モードと、
    上記第1の表示モードにおいて、上記タッチパネルが操作された時に、上記タッチパネル操作位置に相当する複数の画像を、上記第1の表示モードより離散的に表示する第3の表示モードに、移行させる制御を行う
    表示制御部と、
    を具備し、
    上記タッチパネルにおけるタッチの過程を2段階で検出可能とし、
    上記表示制御部は、
    上記タッチパネルのタッチ過程の検出結果、上記タッチパネルから遠い第1のタッチ段階であった場合には、上記第3の表示モードから上記第1の表示モードに戻り、
    上記タッチパネルのタッチ過程の検出結果、上記タッチパネルに近い第2のタッチ段階であった場合には、上記第3の表示モードのままである、
    ことを特徴とする画像表示装置。
  5. 画像を表示するための画像表示部と、この画像表示部の表面をタッチしたことを検出するタッチ検出部を有する表示装置と、
    複数の上記画像を上記画像表示部に一覧表示を行っている場合に、上記タッチ検出部によりタッチされたことを検出した際に、上記タッチされた範囲及びその周辺にある複数の画像に対して、該複数の画像の相互の間隔を離間させて画像を表示させる表示制御部と、
    を具備し、
    上記表示制御部は、上記タッチ検出部によって検出された上記タッチされた範囲に含まれる画像を、縦と横方向の画像数が等しくなるように候補画像を定め、予め定められたパターンで上記候補画像を離散的に表示することを特徴とする画像表示装置。
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