JP7098490B2 - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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本発明は、撮像装置及びその制御方法に関する。
露出補正が可能な撮像装置が知られている。露出補正の設定値の変更方法として、特許文献1のように、露出補正ダイヤルを設け、露出補正ダイヤルを回転移動させ、所望の露出補正値に対応した露出補正目盛りと、指標とを合わせた位置とすることによって露出補正値を設定可能としたものが知られている。また、タッチパネルに対するタッチ操作によって露出補正値を設定可能な撮像装置も知られている。特許文献2には、表示部に露出補正を設定するための指標を表示させるとともに、指標がタッチされたことを検出すると、タッチされた指標に応じて露出補正を設定することが提案されている。
特開平10-104713号公報 特開2013-143644号公報
ここで、露出補正ダイヤルに対する回転操作と、タッチパネルに対するタッチ操作との双方で露出補正値の設定が可能であると便利である。しかしながら、そのようにすると、露出補正ダイヤルの位置と設定されている露出補正値との不整合が起きることがあり、ユーザーが快適に露出補正値を設定できない。具体的には、露出補正ダイヤルの位置が示す露出補正値と異なる露出補正値がタッチパネルに対するタッチ操作によって設定されると、ユーザーがどちらの露出補正値が現在設定されているのか混乱する。
本発明は、露出補正ダイヤルとタッチパネルの双方で快適に露出補正値の設定が可能な撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の撮像装置は、位置に対応した露出補正値に設定する露出補正ダイヤルと、表示手段に対するタッチ操作を検知するタッチ検知手段と、前記露出補正ダイヤルが、位置に応じた一意の露出補正値に設定する第1の種別の位置となっている場合には、露出補正値を示す表示アイテムを前記表示手段に第1の表示形態で表示し、前記露出補正ダイヤルが、前記第1の種別の位置とは異なる特定の位置になっている場合には、前記表示アイテムを第2の表示形態で表示するように制御する表示制御手段と、前記表示アイテムが前記第1の表示形態で表示されている場合にはタッチ操作に応じては前記露出補正値を変更せず、前記表示アイテムが前記第2の表示形態で表示されている場合には、前記表示アイテムに対するタッチ操作があったことに基づいて、露出補正値をタッチ操作に応じた値に変更するように制御する制御手段とを有する。
本発明によれば、露出補正ダイヤルとタッチパネルの双方で快適に露出補正値の設定を行うことができる。
デジタルカメラの外観図およびブロック図である。 露出補正ダイヤルの状態例、及び、表示部に表示される画面例である。 撮影モード処理のフローチャートである。 表示部に表示される画面例である。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。図1は、本発明の撮像機器の一例としてのデジタルカメラ100の外観図である。表示部28は画像や各種情報を表示する表示部である。タッチパネル70aは、表示部28の表示面(タッチ操作面)に対するタッチ操作を検知するタッチ検知部である。シャッターボタン61は撮影指示を行うための操作部である。モード切替スイッチ60は各種モードを切り替えるための操作部である。コネクタ112は、接続ケーブル111とデジタルカメラ100とのコネクタである。操作部70はユーザーからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン、タッチパネル等の操作部材より成る操作部である。コントローラーホイール73は操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材である。電源スイッチ72は、電源オン、電源オフを切り替えるための押しボタンである。露出補正ダイヤル74は回転操作部材であり、露出補正ダイヤル74に対する回転操作により露出補正値の設定変更が可能である。露出補正ダイヤル74は、物理的に露出補正値の目盛が割り当てられている位置(位置に応じた一意の露出補正値に設定する種別の位置)と、そうでない特定の位置(カスタムポジション)とを持っている。以後、カスタムポジションを「Cポジション」と記載する。記録媒体200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体スロット201は記録媒体200を格納するためのスロットである。記録媒体スロット201に格納された記録媒体200は、デジタルカメラ100との通信が可能となる。蓋203は記録媒体スロット201の蓋である。
図1(B)は、デジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。図1(B)において、撮影レンズ103はズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群である。シャッター101は絞り機能を備えるシャッターである。撮像部22は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。A/D変換器23は、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。バリア102は、デジタルカメラ100の、撮影レンズ103を含む撮像系を覆うことにより、撮影レンズ103、シャッター101、撮像部22を含む撮像系の汚れや破損を防止する。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、メモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器13は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示
部28に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器13を介して表示部28により表示される。表示部28は、LCD等の表示器上で、D/A変換器13からのアナログ信号に応じた表示を行う。A/D変換器23によってA/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器13においてアナログ信号にD/A変換し、表示部28に転送して表示する。これを逐次行うことで、電子ビューファインダとしての機能が実現でき、スルー表示(ライブビュー表示)を行える。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
システム制御部50は、デジタルカメラ100全体を制御する。システム制御部50は、前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。システムメモリ52はRAMである。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。また、システム制御部50はメモリ32、D/A変換器13、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。
システムタイマー53は各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。モード切替スイッチ60、シャッターボタン61(第1シャッタースイッチ62と第2シャッタースイッチ64)、操作部70、タッチパネル70aはシステム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。
モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画撮影モード、再生モード等のいずれかに切り替える。静止画記録モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード等がある。モード切替スイッチ60で、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに直接切り替えられる。あるいは、モード切替スイッチ60で静止画撮影モードに一旦切り換えた後に、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに、他の操作部材を用いて切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。利用者は、表示部28に表示され
たメニュー画面と、上下左右の4方向ボタンやSETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
コントローラーホイール73は、操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材であり、方向ボタンと共に選択項目を指示する際などに使用される。コントローラーホイール73を回転操作すると、操作量に応じて電気的なパルス信号が発生し、このパルス信号に基づいてシステム制御部50はデジタルカメラ100の各部を制御する。このパルス信号によって、コントローラーホイール73が回転操作された角度や、何回転したかなどを判定することができる。なお、コントローラーホイール73は回転操作が検出できる操作部材であればどのようなものでもよい。例えば、コントローラーホイール73は、ユーザーの回転操作に応じてコントローラーホイール73自体が回転してパルス信号を発生するダイヤル操作部材であってもよい。また、コントローラーホイール73は、タッチセンサよりなる操作部材で、コントローラーホイール73自体は回転せず、コントローラーホイール73上でのユーザーの指の回転動作などを検出するものであってもよい(いわゆる、タッチホイール)。
電源制御部80は、電池検出回路、DC-DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC-DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。
電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
通信部54は、無線または有線ケーブルによって接続された外部機器に対して、映像信号や音声信号の送受信を行う。通信部54は無線LAN(Local Area Network)やインターネットとも接続可能である。通信部54は撮像部22で撮像した画像(スルー表示されるスルー画像を含む)や、記録媒体200に記録された画像を送信可能であり、また、外部機器から画像データやその他の各種情報を受信することができる。
姿勢検知部55は重力方向に対するデジタルカメラ100の姿勢を検知する。姿勢検知部55で検知された姿勢に基づいて、撮像部22で撮影された画像が、デジタルカメラ100を横に構えて撮影された画像であるか、縦に構えて撮影された画像なのかを判別可能である。システム制御部50は、姿勢検知部55で検知された姿勢に応じた向き情報を撮像部22で撮像された画像の画像ファイルに付加したり、画像を回転して記録することが可能である。姿勢検知部55としては、加速度センサーやジャイロセンサーなどを用いることができる。
タッチパネル70aと表示部28とは一体的に構成することができる。例えば、タッチパネル70aを光の透過率が表示部28の表示を妨げないように構成し、表示部28の表示面の上層に取り付ける。そして、タッチパネル70aにおける入力座標と、表示部28上の表示座標とを対応付ける。これにより、恰もユーザーが表示部28上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を構成することができる。システム制御部50はタッチパネル70aへの以下の操作、あるいは状態を検出できる。
・タッチパネル70aにタッチしていなかった指やペンが新たにタッチパネル70aにタッチしたこと、すなわちタッチの開始(以下、タッチダウン(Touch-Down)と称する)
・タッチパネル70aを指やペンでタッチしている状態(以下、タッチオン(Touch-On)と称する)
・指やペンがタッチパネル70aをタッチしたまま移動していること(以下、タッチムーブ(Touch-Move)と称する)
・タッチパネル70aへタッチしていた指やペンがタッチパネル70aから離れた(リリースされた)こと、すなわちタッチの終了(以下、タッチアップ(Touch-Up)と称する)
・タッチパネル70aに何もタッチしていない状態(以下、タッチオフ(Touch-Off)と称する)
タッチダウンが検出されると、同時にタッチオンも検出される。タッチダウンの後、タッチアップが検出されない限りは、通常はタッチオンが検出され続ける。タッチムーブが検出されるのもタッチオンが検出されている状態である。タッチオンが検出されていても、タッチ位置が移動していなければタッチムーブは検出されない。タッチしていた全ての指やペンがタッチアップしたことが検出された後は、タッチオフとなる。
これらの操作・状態や、タッチパネル70a上に指やペンがタッチしている位置座標は内部バスを通じてシステム制御部50に通知される。そして、システム制御部50は通知された情報に基づいてタッチパネル70a上にどのような操作(タッチ操作)が行われたかを判定する。タッチムーブについてはタッチパネル70a上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル70a上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。またタッチパネル70a上をタッチダウンから一定のタッチムーブを経てタッチアップをしたとき、ストロークを描いたこととする。素早くストロークを描く操作をフリックと呼ぶ。フリックは、タッチパネル70a上に指をタッチしたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作であり、言い換えればタッチパネル70a上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でタッチムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行われたと判定できる。また、所定距離以上を、所定速度未満でタッチムーブしたことが検出された場合はドラッグが行われたと判定するものとする。
タッチパネル70aは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いてもよい。タッチパネルに対する接触があったことでタッチがあったと検出する方式や、タッチパネルに対する指やペンの接近があったことでタッチがあったと検出する方式ものがあるが、いずれの方式でもよい。
図2(A),2(B)は露出補正ダイヤル74の状態例を示し、図2(C)~2(E)は表示部28に表示される画面例を示す。
図2(A)では、露出補正ダイヤル74(露出補正ダイヤル74の複数の位置のうち、指標に合った位置)は、位置に応じた一意の露出補正値に設定する種別の位置となっている。具体的には、露出補正ダイヤル74は、物理的に露出補正値「+1」の目盛が割り当てられている位置となっている。図2(C)は、露出補正ダイヤル74が図2(A)の場合に表示される画面例を示す。この場合は、システム制御部50は、露出補正ダイヤル74の位置に応じた露出補正値「+1」に設定し、タッチパネル70aに対するタッチ操作による露出補正値の設定を不可とする(タッチ操作に応じては露出補正値を変更しない)。このため、図2(C)に示すように、システム制御部50は、露出補正ダイヤル74の
位置に応じた露出補正値「+1」を示す設定表示アイテム211を、タッチ操作が不可であることを示す表示形態で表示する。
図2(B)では、露出補正ダイヤル74は、位置に応じた一意の露出補正値に設定する種別の位置とは異なる特定の位置(Cポジション)になっている。図2(D)は、露出補正ダイヤル74が図2(B)の場合に表示される画面例を示す。この場合は、システム制御部50は、Cポジション時に記憶した露出補正値に設定し、タッチパネル70aに対するタッチ操作による露出補正値の設定を許可とする(タッチ操作があったことに基づいて、露出補正値をタッチ操作に応じた値に変更する)。このため、図2(D)に示すように、システム制御部50は、Cポジション時に記憶した露出補正値を示す設定表示アイテム221を、タッチ操作が可能であることを示す表示形態で表示する。具体的には、露出補正値を設定するタッチ操作の受け付け開始を指示するタッチ操作用の露出補正タッチボタン222上に設定表示アイテム211を表示する。
露出補正タッチボタン222に対するタッチ操作が行われると、システム制御部50は、表示部28に表示された画面を、露出補正値を設定するタッチ操作用の露出補正タッチバー画面に遷移させる。図2(E)は露出補正タッチバー画面の一例を示す。図2(E)の露出補正タッチバー画面には、露出補正値を設定する露出補正タッチバー231、露出補正値を上げるプラスボタン232、及び、露出補正値を下げるマイナスボタン233が表示されている。露出補正タッチバー231、プラスボタン232、マイナスボタン233の少なくともいずれかに対するタッチ操作が行われると、システム制御部50は、当該タッチ操作に応じた露出補正値に設定する。また、図2(E)の露出補正タッチバー画面には、表示部28に表示された画面を遷移前画面に戻すリターンボタン234が表示されている。例えば、リターンボタン234に対するタッチ操作が行われると、システム制御部50は、表示部28に表示された画面を図2(D)の画面に戻す。リターンボタン234は、タッチ操作による露出補正値の設定を終了するボタンや、露出補正タッチバー画面の表示を終了するボタンなどとも言える。
なお、本実施形態では、タッチ操作が可能であることを示す表示形態は、露出補正タッチボタン222を表示する表示形態であるが、これに限らない。例えば、タッチ操作が可能であることを示す表示形態は、タッチ操作が可能であることを示す他の表示アイテム(アイコンなど)を表示する表示形態であってもよい。タッチ操作が可能であることを示す表示形態は、露出補正値を設定するタッチ操作を受け付け可能な表示形態であってもよい(露出補正タッチバー画面への遷移は無くてもよい)。また、本実施形態では、タッチ操作が不可であることを示す表示形態は、露出補正タッチボタン222を表示しない表示形態であるが、これに限らない。例えば、タッチ操作が不可であることを示す表示形態は、タッチ操作が不可であることを示す表示アイテム(アイコンなど)を表示する表示形態であってもよい。
また、本実施形態(設定表示アイテム211,221)では、設定されている露出補正値が目盛値として表示されるが、これに限らない。例えば、設定されている露出補正値のみの数値表示が行われてもよい。
図3は、デジタルカメラ100で行われる撮影モード処理の詳細を示すフローチャートである。この処理は、システム制御部50が不揮発性メモリ56に記録されたプログラムをシステムメモリ52に展開して実行することにより実現される。デジタルカメラ100を撮影モードで起動すると、図3の処理が開始する。
ステップS301では、システム制御部50は初期表示処理を行う。初期表示処理では、不揮発性メモリ56から静止画撮影の設定値を取得してシステムメモリ52に格納した
り、撮像部22で撮像された画像を記録媒体200に記録せずにリアルタイムで表示するスルー表示(ライブビュー表示)を行ったりする。撮影者は、スルー表示された画像(動画像)を見て、画角を確認したり、撮影のタイミングを計ったりできる。
ステップS302では、システム制御部50は、露出補正ダイヤル74がCポジション(位置に応じた一意の露出補正値に設定する種別の位置とは異なる特定の位置)か否かを判定する。露出補正ダイヤル74がCポジションであると判定した場合はステップS303に進み、そうでない場合はステップS314に進む。
ステップS303では、システム制御部50は、Cポジション用の露出補正値を不揮発性メモリ56から取得して撮影条件に設定する。これにより、露出補正ダイヤル74がCポジションと異なる位置(位置に応じた一意の露出補正値に設定する種別の位置)からCポジションに変更されたことに応じて、不揮発性メモリ56に記録された設定値に露出補正値が設定される。
なお、本実施形態では、後述のステップS309で、Cポジション用の露出補正値が不揮発性メモリ56に保存される。ステップS309が行われる前において、不揮発性メモリ56がCポジション用の露出補正値として所定の初期値(例えば0(ゼロ))を記憶していてもよいし、そうでなくてもよい。ステップS303で、不揮発性メモリ56がCポジション用の露出補正値を記憶していない場合に、システム制御部50は上記初期値を設定してもよい。
ステップS304では、システム制御部50は、タッチパネル70aに対するタッチ操作による露出補正値の設定を可能とするために、露出補正タッチボタンを表示部28に表示する。
ステップS305では、システム制御部50は、ステップS303で取得して設定した露出補正値を示す設定表示アイテムを、ステップS304で表示した露出補正タッチボタン上に表示する。これにより、表示部28に表示された画面は、図2(D)に示すような画面となる。
ステップS306では、システム制御部50は、露出補正タッチボタンに対するタッチ操作が行われたか否かを判定する。タッチ操作が行われたと判定した場合はステップS307に進み、そうでない場合はステップS318に進む。
ステップS307では、システム制御部50は、タッチパネル70aに対するタッチ操作による露出補正値の設定を可能とするために、表示部28に表示された画面を、図2(E)に示すような露出補正タッチバー画面に遷移させる。
ステップS308では、システム制御部50は、ステップS307で表示した露出補正タッチバーに対して、露出補正値を設定するタッチ操作が行われたか否かを判定する。例えば、システム制御部50は、図2(E)の露出補正タッチバー231、プラスボタン232、または、マイナスボタン233へのタッチ操作が行われたか否かを判定する。タッチ操作が行われたと判定した場合はステップS309に進み、そうでない場合はステップS310に進む。
ステップS309では、システム制御部50は、ステップS308で行われたタッチ操作に応じた露出補正値(変更後)を撮影条件に設定し、Cポジション用の露出補正値として不揮発性メモリ56に保存する。不揮発性メモリ56がCポジション用の露出補正値を既に記憶している場合には、Cポジション用の露出補正値が更新される。
ステップS310では、システム制御部50は、ステップS307で表示した露出補正タッチバー画面の表示を終了する終了操作があったか否かを判定する。例えば、システム制御部50は、図2(E)のリターンボタン234へのタッチ操作が行われたか否かを判定する。終了操作があったと判定した場合はステップS311に進み、そうでない場合はステップS312に進む。
ステップS311では、システム制御部50は、ステップS307で表示した露出補正タッチバーを非表示にする。表示部28に表示された画面は、図2(D)に示すような遷移前画面となる。
ステップS312では、システム制御部50は、露出補正ダイヤル74が操作されたか否かを判定する。露出補正ダイヤル74が操作されたと判定した場合はステップS313に進み、そうでない場合はステップS308に戻る。
ステップS313では、システム制御部50は、ステップS307で表示した露出補正タッチバー画面を非表示にする。表示部28に表示された画面は、ステップS301の処理後のようなライブビュー表示の画面や、図2(D)に示すような遷移前画面となる。そしてステップS302に戻り、ステップS302からステップS314に進む。
ステップS314では、システム制御部50は、露出補正ダイヤル74の位置に応じた一意の露出補正値を不揮発性メモリ56から取得して撮影条件に設定する。
ステップS315では、システム制御部50は、タッチパネル70aに対するタッチ操作による露出補正値の設定を不可とするために、露出補正タッチボタンを非表示にする。この処理は、露出補正タッチボタンが表示部28に表示されている場合に行われる。
ステップS316では、システム制御部50は、ステップS314で取得して設定した露出補正値を示す設定表示アイテムを表示部28に表示する。これにより、表示部28に表示された画面は、図2(C)に示すような画面となる。
ステップS317では、システム制御部50は、露出補正ダイヤル74が操作されたか否かを判定する。露出補正ダイヤル74が操作されたと判定した場合はステップS302に戻り、そうでない場合はステップS318に進む。
ステップS318では、システム制御部50は、静止画撮影処理の実行を指示する静止画撮影操作が行われたか否かを判定する。静止画撮影操作が行われたと判定した場合はステップS319に進み、そうでない場合はステップS320に進む。
ステップS319では、システム制御部50は、静止画を撮影する静止画撮影処理を実行する。
ステップS320では、システム制御部50は、動画撮影処理の実行を指示する動画撮影操作が行われたか否かを判定する。動画撮影操作が行われたと判定した場合はステップS321に進み、そうでない場合はステップS322に進む。
ステップS321では、システム制御部50は、動画を撮影する動画撮影処理を実行する。
ステップS322では、システム制御部50は、撮影モード処理を終了する終了操作以
外の他操作が行われたか否かを判定する。他操作が行われたと判定した場合はステップS323に進み、そうでない場合はステップS324に進む。
ステップS323では、システム制御部50は、ステップS322で行われた他操作に応じた他処理を実行する。
ステップS324では、システム制御部50は、撮影モード(撮影モード処理)を終了する終了操作が行われたか否かを判定する。終了操作が行われたと判定した場合は撮影モード処理を終了し、そうでない場合はステップS302に戻る。
以上述べたように、本実施形態によれば、露出補正ダイヤル74の位置に応じて、露出補正値を変更するタッチ操作の可否が切り替えられる。そして、タッチ操作が可能な場合と、そうでない場合とで、露出補正値を示す設定表示アイテムの表示形態が異なる。これらにより、ユーザーはタッチ操作で露出補正値が変更可能かを容易に判断でき、露出補正ダイヤルとタッチパネルの双方で快適に露出補正値の設定を行うことができる。また、タッチ操作を可能とする特定の位置をCポジションとすることで、露出補正ダイヤルの位置と設定されている露出補正値との不整合の発生を防止できる。
なお、システム制御部50が行うものとして説明した上述の各種制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェア(例えば、複数のプロセッサーや回路)が処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
例えば、露出補正値を変更するタッチ操作が可能な特定の位置は、位置に応じた一意の露出補正値に設定する種別の複数の位置のいずれかであってもよい。例えば、露出補正ダイヤル74が露出補正ゼロを示す位置となっている場合に露出補正値を変更するタッチ操作を可能としてもよい。そして、露出補正ダイヤル74が、位置に応じた一意の露出補正値に設定する種別の位置であって、露出補正ゼロを示す位置以外の位置となっている場合に露出補正値を変更するタッチ操作を不可としてもよい。また、露出補正ダイヤル74が特定の位置にあった場合にタッチ操作に基づいて設定された設定値をCポジション用の露出補正値として不揮発性メモリ56に保存する例を説明したが、これに限らない。露出補正ダイヤル74が特定の位置から変更されたことに応じて、システム制御部50は、特定の位置にあった場合にタッチ操作に基づいて設定された設定値は破棄して、露出補正ダイヤル74の位置に応じた露出補正値に設定してもよい。
また、コントローラーホイール73などの特定の操作部材に露出補正の設定機能が割り当てられていてもよい。システム制御部50は、特定の操作部材に対して複数の機能のうち何れかをユーザー操作に応じて割り当てて登録するような機能カスタマイズが可能であってもよい。ここで、特定の操作部材に露出補正の設定機能が割り当てられている場合を考える。露出補正ダイヤル74が特定の位置であれば、システム制御部50は、特定の操作部材が操作されたことに応じて露出補正の設定値を変更するように制御する。一方、露出補正ダイヤル74が特定の位置でなければ、システム制御部50は、特定の操作部材が操作されても露出補正の設定値を変更しない。また、露出補正ダイヤル74が特定の位置であっても、特定の操作部材に対して露出補正の設定機能が割り当てられていない場合には、システム制御部50は、特定の操作部材が操作されても露出補正の設定値を変更しない。
図4(A)は、コントローラーホイール73に機能を割り当てるための機能割り当て画面の一例を示す。例えば、ユーザーによって、メニュー画面から、コントローラーホイール73の機能カスタマイズの項目が選択されると、システム制御部50は、図4(A)の機能割り当て画面を表示部28に表示する。図4(A)の機能割り当て画面には、複数の機能にそれぞれ対応する複数の項目401とカーソル402が表示されている。複数の項目401のいずれかをカーソル402で選択・確定するユーザー操作に応じて、システム制御部50は、選択・確定された項目の機能をコントローラーホイール73に割り当てて登録する。
図4(A)に示すように、コントローラーホイール73に割り当てる機能を複数の機能から選択する過程で、システム制御部50は、カーソル402で選択されている機能を示すガイダンス(ガイド)403も表示する。図4(A)では、露出補正の設定機能が選択されており、「露出補正(±ダイヤル<・>時有効)」というテキストがガイダンス403として表示されている。ここで、「±ダイヤル」は露出補正ダイヤル74を意味し、「<・>」は露出補正ダイヤル74のCポジション(特定の位置)を意味する。つまり、ガイダンス403は、コントローラーホイール73に割り当てられる露出補正の設定機能は露出補正ダイヤル74がCポジションである場合にのみ有効である旨を示す。これにより、ユーザーは、コントローラーホイール73に割り当てられた露出補正の設定機能の利用方法を容易に把握でき、利便性が向上する。図4(A)の状態でセットボタンが押下されると、システム制御部50は、露出補正の設定機能をコントローラーホイール73に割り当てて登録し、その登録情報を不揮発性メモリ56に記録する。
図4(B)は、露出補正ダイヤル74がCポジションであり、且つ、コントローラーホイール73に露出補正の設定機能が割り当てられている場合に表示部28に表示される画面例を示す。図4(B)の画面は、例えば、測光タイマー中(第1シャッタースイッチ信号SW1によるAF処理開始から数秒の所定期間)に表示される画面である。図4(B)の画面には、図2(D)の画面と同様に、設定表示アイテム221と露出補正タッチボタン222が表示されている。さらに、図4(B)に示すように、システム制御部50は、コントローラーホイール73を示す表示アイテムであるアイコン411を、設定表示アイテム221に対応付けて表示する。これにより、ユーザーは、コントローラーホイール73の操作(回転)によって露出補正値が変更されることを容易に把握でき、利便性が向上する。
なお、露出補正ダイヤル74がCポジションでない場合には、システム制御部50は、アイコン411を設定表示アイテムに対応付けて表示することはせず、図2(C)に示すような画面を表示する。同様に、露出補正ダイヤル74がCポジションであっても、コントローラーホイール73に露出補正の設定機能が割り当てられていない場合には、システム制御部50は、アイコン411を表示することはせず、図2(D)に示すような画面を表示する。
また、上述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラ100に適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず、露出補正ダイヤルとタッチ操作部材を備える撮像装置であれば適用可能である。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100:デジタルカメラ
50:システム制御部 70a:タッチパネル 74:露出補正ダイヤル

Claims (13)

  1. 位置に対応した露出補正値に設定する露出補正ダイヤルと、
    表示手段に対するタッチ操作を検知するタッチ検知手段と、
    前記露出補正ダイヤルが、位置に応じた一意の露出補正値に設定する第1の種別の位置となっている場合には、露出補正値を示す表示アイテムを前記表示手段に第1の表示形態で表示し、前記露出補正ダイヤルが、前記第1の種別の位置とは異なる特定の位置になっている場合には、前記表示アイテムを第2の表示形態で表示するように制御する表示制御手段と、
    前記表示アイテムが前記第1の表示形態で表示されている場合にはタッチ操作に応じては前記露出補正値を変更せず、前記表示アイテムが前記第2の表示形態で表示されている場合には、前記表示アイテムに対するタッチ操作があったことに基づいて、露出補正値をタッチ操作に応じた値に変更するように制御する制御手段と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 位置に対応した露出補正値に設定する露出補正ダイヤルと、
    表示手段に対するタッチ操作を検知するタッチ検知手段と、
    前記露出補正ダイヤルが、位置に応じた一意の露出補正値に設定する第1の種別の位置であって、露出補正ゼロを示す特定の位置以外の位置となっている場合には、露出補正値を示す表示アイテムを前記表示手段に第1の表示形態で表示し、前記露出補正ダイヤルが、前記特定の位置になっている場合には、前記表示アイテムを第2の表示形態で表示するように制御する表示制御手段と、
    前記表示アイテムが前記第1の表示形態で表示されている場合にはタッチ操作に応じては前記露出補正値を変更せず、前記表示アイテムが前記第2の表示形態で表示されている場合には、前記表示アイテムに対するタッチ操作があったことに基づいて、露出補正値をタッチ操作に応じた値に変更するように制御する制御手段と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  3. 露出補正ダイヤルが、前記特定の位置から、前記特定の位置と異なる前記第1の種別の位置に変更されたことに応じて、前記制御手段は、前記特定の位置にあった場合にタッチ操作に基づいて設定された設定値は破棄して、前記露出補正ダイヤルの位置に応じた露出補正値に設定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、
    露出補正ダイヤルが、前記特定の位置から、前記特定の位置と異なる前記第1の種別の位置に変更されたことに応じて、前記特定の位置にあった場合にタッチ操作に基づいて設定された設定値は記憶手段に記憶した状態で、前記露出補正ダイヤルの位置に応じた露出補正値に設定し、
    その後、露出補正ダイヤルが前記特定の位置と異なる前記第1の種別の位置から前記特定の位置に変更されたことに応じて、前記記憶手段に記憶された設定値に露出補正値を設定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  5. 前記第1の表示形態は、タッチ操作が不可であることを示す表示形態であり、
    前記第2の表示形態は、タッチ操作が可能であることを示す表示形態である
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記露出補正ダイヤルとも前記表示手段とも異なる特定の操作手段を更に有し、
    前記制御手段は、
    前記露出補正ダイヤルが前記特定の位置である場合に前記特定の操作手段が操作されたことに応じて露出補正の設定値を変更するように制御し、
    前記露出補正ダイヤルが前記特定の位置でない場合に前記特定の操作手段が操作されても露出補正の設定値を変更しない
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記表示制御手段は、
    前記露出補正ダイヤルが前記特定の位置である場合に露出補正値を示す表示アイテムを前記第2の表示形態で表示するとともに、前記特定の操作手段を示す表示アイテムを対応付けて表示するように制御し、
    前記露出補正ダイヤルが前記特定の位置でない場合に露出補正値を示す表示アイテムを前記第1の表示形態で表示し、前記特定の操作手段を示す表示アイテムを対応付けては表示しない
    ことを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記特定の操作手段に対して複数の機能のうち何れかをユーザー操作に応じて割り当てて登録する登録手段を更に有し、
    前記制御手段は、
    前記露出補正ダイヤルが前記特定の位置であり、かつ、前記特定の操作手段に対して露出補正の設定機能が前記登録手段によって割り当てられている場合に、前記特定の操作手段が操作されたことに応じて露出補正の設定値を変更するように制御し、
    前記露出補正ダイヤルが前記特定の位置であっても、前記登録手段によって前記特定の操作手段に対して前記露出補正の設定機能が割り当てられていない場合には、前記特定の操作手段が操作されても露出補正の設定値を変更しない
    ことを特徴とする請求項6または7に記載の撮像装置。
  9. 前記表示制御手段は、前記登録手段での機能の登録のために、前記特定の操作手段に対して割り当てる機能を前記複数の機能から選択する過程において、前記特定の操作手段に割り当てられる前記露出補正の設定機能は前記露出補正ダイヤルが前記特定の位置である場合にのみ有効である旨を示すガイドを表示するように制御する
    ことを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 位置に対応した露出補正値に設定する露出補正ダイヤルと、表示手段に対するタッチ操作を検知するタッチ検知手段と、を有する撮像装置の制御方法であって、
    前記露出補正ダイヤルが、位置に応じた一意の露出補正値に設定する第1の種別の位置となっている場合には、露出補正値を示す表示アイテムを前記表示手段に第1の表示形態で表示し、前記露出補正ダイヤルが、前記第1の種別の位置とは異なる特定の位置になっている場合には、前記表示アイテムを第2の表示形態で表示するように制御する表示制御ステップと、
    前記表示アイテムが前記第1の表示形態で表示されている場合にはタッチ操作に応じては前記露出補正値を変更せず、前記表示アイテムが前記第2の表示形態で表示されている場合には、前記表示アイテムに対するタッチ操作があったことに基づいて、露出補正値をタッチ操作に応じた値に変更するように制御する制御ステップと
    を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  11. 位置に対応した露出補正値に設定する露出補正ダイヤルと、表示手段に対するタッチ操作を検知するタッチ検知手段と、を有する撮像装置の制御方法であって、
    前記露出補正ダイヤルが、位置に応じた一意の露出補正値に設定する第1の種別の位置であって、露出補正ゼロを示す特定の位置以外の位置となっている場合には、露出補正値を示す表示アイテムを前記表示手段に第1の表示形態で表示し、前記露出補正ダイヤルが
    、前記特定の位置になっている場合には、前記表示アイテムを第2の表示形態で表示するように制御する表示制御ステップと、
    前記表示アイテムが前記第1の表示形態で表示されている場合にはタッチ操作に応じては前記露出補正値を変更せず、前記表示アイテムが前記第2の表示形態で表示されている場合には、前記表示アイテムに対するタッチ操作があったことに基づいて、露出補正値をタッチ操作に応じた値に変更するように制御する制御ステップと
    を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  12. コンピュータを、請求項1乃至9のいずれか1項に記載された撮像装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  13. コンピュータを、請求項1乃至9のいずれか1項に記載された撮像装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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