JP7051344B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、表示先を切り替える際の技術に関する。
デジタルカメラなどの撮像装置において撮像装置の背面に配置された液晶画面とは別に、電子ビューファインダを備える撮像装置が普及している。特許文献1には、電子ビューファインダと、タッチ操作が可能な背面モニタとを有し、ユーザの指定に応じて撮影画像の表示先をどちらかに切り替える撮像装置が記載されている。さらに、表示面へのタッチ操作を検出可能な装置において、表示のオフとタッチ検出とが連動するものがある。特許文献2では、背面モニタの電源やバックライトがオフになると、タッチパネルへの入力を無効化することが記載されている。
特開2012-203143号公報 特開2010-044567号公報
特許文献1では、電子ビューファインダの表示中にも背面モニタへのタッチ操作が可能となるため、ユーザがタッチ操作をしようとしていない場合でも、電子ビューファインダを覗いているときに意図せずタッチし、処理が実行されてしまう可能性がある。特許文献2の方法では、表示のオフと共にタッチパネル入力を無効にするが、表示のオフのための処理とタッチパネルの無効化のための処理とを行うと、時間を要してしまう可能性がある。
本発明は、上記の問題点に鑑み、表示先を切り替える際のユーザの操作性を向上可能な電子機器を提供することを目的とする。
本発明の第一態様は、表示面へのタッチ操作を受け付け可能なタッチパネルを有する第一の表示部から、前記第一の表示部とは異なる第二の表示部へ表示先を切り替える指示を受け付ける受付手段と、前記第一の表示部への表示がされており、さらに前記第一の表示部の表示面のタッチパネルへのタッチ操作に応じて対応する処理が実行される第一の状態において、前記第一の表示部から前記第二の表示部へと表示先を切り替える指示を前記受付手段が受け付けると、前記第一の表示部に黒色の表示をするように制御し、かつ、前記第一の表示部から前記第二の表示部へと表示先を切り替える処理を開始した後に、前記タッチパネルへのタッチ操作に応じて対応する処理を実行しない第二の状態へ切り替えるように制御する制御手段と、を有することを特徴とする電子機器を提供する。
本発明によれば、表示先を切り替える際のユーザの操作性を向上させることができる。
デジタルカメラの構成例を示すブロック図である。 デジタルカメラの外観図である。 画像の表示先の切替処理の流れの例を示す図である。 LCDを黒自走モードに切り替える処理の流れの例を示す図である。 LCDをオフ状態に切り替える処理の流れの例を示す図である。 本実施例及び従来例における表示の様子を示す図である。
以下、本発明の好ましい実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の構成については原則として同一の参照番号をふり、重複する説明は省略する。また、説明を具体化するために例示する数値等は、特に言及しない限りは、これに限定するものではない。
また、本発明は以下の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。例えば、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって下記実施例の各構成が適宜修正又は変更されてもよい。
<実施例1>
(デジタルカメラの構成例)
図1は、デジタルカメラ100(電子機器、撮像装置)の構成例を示すブロック図である。また、図2はデジタルカメラ100の外観図である。
図1において、撮影レンズ104は、ズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群である。ここでは簡略して一枚のレンズのみで示している。シャッター105は、絞り機能を備えるシャッターである。撮像部106は、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。A/D変換器107は、撮像部106から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。
バリア103は、デジタルカメラ100の撮影レンズ104を含む撮像系を覆うことにより、撮影レンズ104、シャッター105、撮像部106を含む撮像系の汚れや破損を防止する。
画像処理部102は、A/D変換器107からのデータ、または、メモリ制御部108からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部102は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、演算処理の結果に基づいてシステム制御部101により露光制御、測距制御が行われる。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理が行われる。
A/D変換器107からの出力データは、画像処理部102及びメモリ制御部108を介して、又はメモリ制御部108のみを介してメモリ109に直接書き込まれる。画像データの他、メモリ109には、撮像部106から得られた動画像データや、第1表示部111(第一の表示部)の表示面に表示されるアイコン等の画像データも格納される。
また、メモリ109は、画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器110は、メモリ109に格納されている画像データをアナログ信号に変換して背面の第1表示部111に送信する。第1表示部111においては、アナログ信号に基づいて画像が表示される。
第1表示部111は、LCD等の表示器上に、D/A変換器110からのアナログ信号に応じた表示を行う。A/D変換器107によって一度A/D変換されメモリ109に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器110においてアナログ変換し、第1表示部111に逐次転送して表示することでライブビュー画像を表示する。
不揮発性メモリ114は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPRO
M等が用いられる。不揮発性メモリ114には、システム制御部101の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施例にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
システム制御部101は、デジタルカメラ100全体を制御するプロセッサを有する。システム制御部101は、前述した不揮発性メモリ114に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施例の各処理を実現する。システムメモリ113には、システム制御部101の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ114から読み出したプログラム等が展開される。システムメモリ113には、例えばRAM(Ramdom Access Memory)が用いられる。
なお、システム制御部101はメモリ109、D/A変換器110、第1表示部111等を制御することにより表示制御も行う。システムタイマー112は、各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
シャッタースイッチ115、モード切り換えダイヤル118、電源ボタン119は、システム制御部101に各種の動作指示を入力するための操作手段である。
モード切り換えダイヤル118は、システム制御部101の動作モードを静止画記録モード、動画記録モード、再生モード等のいずれかに切り換える切換操作を行う際に用いられる。静止画記録モードに含まれるモードとしては、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード等がある。モード切り換えダイヤル118で静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに直接切り換えられる。あるいは、モード切り換えダイヤル118で静止画撮影モードに一旦切り換えた後に、他の操作部材を用いて、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに切り換えるようにしてもよい。また、動画撮影モードにも複数のモードが含まれてもよい。
第1シャッタースイッチ116は、デジタルカメラ100に設けられたシャッタースイッチ115の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1が発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作が開始される。
第2シャッタースイッチ117は、シャッタースイッチ115の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2が発生する。システム制御部101は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部106からの信号読み出しから記録媒体124に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
電源制御部121は、電池検出回路、DC-DCコンバータ、通電するブロックを切り換えるスイッチ回路等により構成され、電源ボタン119の状態、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部121は、その検出結果及びシステム制御部101の指示に基づいてDC-DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体124を含む各部へ供給する。
電源部122は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。本実施例では電源部122(以下電池と呼ぶ)に二次電池を用いた場合の説明を行う。
記録媒体I/F123は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体124とのインターフェースである。記録媒体124は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
外部機器I/F125は、無線または有線ケーブルによって外部機器126と接続し、映像信号や音声信号の送受信を行う。外部機器I/F125は無線LAN(Local
Area Network)やインターネットとも接続可能である。外部機器I/F12
5は撮像部106で撮像した画像(スルー画像を含む)や、記録媒体124に記録された画像を送信可能であり、また、外部機器126から画像データやその他の各種情報を受信することができる。
アクセサリーシュー127(接続手段)は、外部アクセサリの装着を機械的、電気的に行い、外付け電子ビューファインダ128(表示機器)や外付けストロボなどが利用可能になる。メモリ109に格納されている画像表示用のデータ映像信号はアクセサリーシュー127を通して外付け電子ビューファインダ128に送信され、D/Aコンバータ129を介して第2表示部130(第二の表示部)に表示することができる。
外付け電子ビューファインダ128には接眼センサ131が備えられており顔の接近を検出することができる。システム制御部101は、顔の接近を検出した場合にユーザが外付け電子ファインダを覗いていると判断し、画像の表示先を外付け電子ビューファインダ128に自動で切り換える。また、外付け電子ビューファインダ128には表示先切り換えボタン132も備えられており、ユーザは表示先を手動で切り換えることもできる。なお、外付け電子ビューファインダ128は、接眼センサ131又は表示先切り換えボタン132のいずれか一つのみを備えてもよい。
操作部120の各操作部材は、第1表示部111に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、図2に示すMENUボタン201が押されると各種の設定可能なメニュー画面が第1表示部111に表示される。
ユーザは、第1表示部111に表示されたメニュー画面と、図2に示される上下左右の4方向にボタンを備えた十字ボタン202やSETボタン203とを用いて直感的に各種設定を行うことができる。なお、SETボタン203はFUNC(ファンクション)ボタンを兼ねており、撮影待機中にFUNCボタンが押されると撮影に関する設定画面をライブビュー表示に重畳させて第1表示部111又は第2表示部130に表示することができる。FUNCとは、複数の設定項目の中からユーザが所望とする設定項目を変更するためのモードである。
タッチパネル120aは、第1表示部111に設けられ、ユーザによるタッチ操作を検出する。タッチパネル120aを用いても十字ボタン202やSETボタン203と同様に各種設定を行うことができる。
図2のコントローラホイール204は、操作部120に含まれる回転操作可能な操作部材であり、方向ボタンと共に選択項目を指示する際などに使用される。コントローラホイール204を回転操作すると、操作量に応じて電気的なパルス信号が発生し、このパルス信号に基づいてシステム制御部101はデジタルカメラ100の各部を制御する。このパルス信号によって、コントローラホイール204が回転操作された角度や、何回転したかなどを判定することができる。なお、コントローラホイール204は、回転操作が検出できる操作部材であればどのようなものでもよい。例えば、ユーザの回転操作に応じてコントローラホイール204自体が回転してパルス信号を発生するダイヤル操作部材であってもよい。また、タッチセンサよりなる操作部材で、コントローラホイール204自体は回転せず、コントローラホイール204上でのユーザの指の回転動作などを検出するものであってもよい(いわゆる、タッチホイール)。
図2の情報表示切り換えボタン205は、第1表示部111又は第2表示部130に表示される複数の情報表示モードを切り換えるためのボタンである。
図2に示すように、デジタルカメラ100の底面からは、電源部122と記録媒体124をデジタルカメラ100に挿入でき、開閉可能なカバー206で蓋をすることができる
。さらに、側面には外部機器と有線接続するためのコネクタ207が取付可能である。
なお、本実施例の説明には、外付け電子ビューファインダを用いているが、カメラ本体に内蔵された電子ビューファインダであってもかまわない。
操作部120には、第1表示部111に対する接触を検知可能なタッチパネル120aが含まれる。タッチパネル120aと第1表示部111とは一体的に構成することができる。タッチパネル120aにおける入力座標と、第1表示部111上の表示座標とが対応付けられている。これにより、恰もユーザが第1表示部111上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を構成することができる。
システム制御部101は、タッチパネル120aへの以下の(1)~(5)の操作、あるいは状態を検出できる。
(1)タッチパネルにタッチしていなかった指やペンが新たにタッチパネルにタッチする。すなわち、タッチを開始する(以下、タッチダウン(Touch-Down)という)。
(2)タッチパネルを指やペンでタッチしたまま移動する(以下、タッチムーブ(Touch-Move)という)。
(3)タッチパネルへタッチしていた指やペンを離す。すなわち、タッチを終了する(以下、タッチアップ(Touch-Up)という)。
(4)タッチパネルを指やペンでタッチしている状態とする(以下、タッチオン(Touch-On)という)。
(5)タッチパネルに何もタッチしていない状態とする(以下、タッチオフ(Touch-Off
)という)。
なお、タッチダウンは、タッチパネル120aにタッチを開始した動作を示すのに対し、タッチオンは、タッチパネル120aにタッチしている状態を示す。また、タッチアップは、タッチパネル120aから指やペンを離した動作を示すのに対し、タッチオフは、タッチパネル120aにタッチしていない状態を示す。
また、タッチダウンが検出されると、同時にタッチオンであることも検出される。タッチダウンの後、タッチアップが検出されない限りは、通常はタッチオンが検出され続ける。タッチムーブが検出されるのもタッチオンが検出されている状態である。また、タッチオンが検出されていても、タッチ位置が移動していなければタッチムーブは検出されない。また、タッチしていた全ての指やペンがタッチアップしたことが検出された後は、タッチオフとなる。
これらの操作・状態や、タッチパネル上に指やペンがタッチしている位置座標は内部バスを通じてシステム制御部101に通知され、システム制御部101は通知された情報に基づいてタッチパネル上にどのような操作が行なわれたかを判定する。
例えば、システム制御部101は、タッチムーブについてはタッチパネル上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。
また、タッチパネル120a上をタッチダウンから一定のタッチムーブを経てタッチアップをしたとき、ストロークを描いたこととする。素早くストロークを描く操作をフリックと呼ぶ。フリックは、タッチパネル120a上に指をタッチしたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作である。すなわち、フリックはタッチパネル120a上を指ではじくように素早くなぞる操作である。
また、システム制御部101は、所定距離以上を、所定速度以上でタッチムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出された場合にフリックが行なわれたと判定する。また、システム制御部101は、所定距離以上を、所定速度未満でタッチムーブしたことが検出された場合にドラッグが行なわれたと判定する。
また、タッチパネル120a上の複数箇所(例えば2点)を同時にタッチして、互いのタッチ位置を近づけるタッチ操作をピンチイン、互いのタッチ位置を遠ざけるタッチ操作をピンチアウトと称する。ピンチアウトとピンチインを総称してピンチ操作(あるいは単にピンチ)と称する。
なお、タッチパネル120aは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な種類のタッチパネルのうちいずれを用いても良い。タッチパネルの種類によって、タッチパネルに対する接触があったことでタッチがあったと検出する方式や、タッチパネルに対する指やペンの接近があったことでタッチがあったと検出する方式があるが、いずれの方式でもよい。
上述したシステム制御部101は、ユーザから表示先を切り替える指示を受け付けた場合に、画像が表示されている第1表示部111を黒表示の状態としてから、第1表示部111と異なる第2表示部130に画像の表示先を切り替える。そして、システム制御部101は、表示先が切り替えられた後にタッチパネルをオフとする。
具体的には、システム制御部101は、次に説明する受付手段、切り替え手段及び制御手段としての処理を行う。
システム制御部101は、受付手段として、背面液晶パネル(LCD)の第1表示部111から、電子ビューファインダ(EVF)の第2表示部130に画像の表示先を切り替える指示を受け付ける。以下では、画像の表示先が背面液晶パネルの場合をLCDモードといい、画像の表示先が電子ビューファインダの場合をEVFモードという。
また、システム制御部101は、第1表示部111が表示中で、タッチパネル120aがオンの状態(第1の状態)で上記指示を受け付けると、制御手段としてタッチパネル120aをオンにしたまま、表示先を切り替える処理を開始する。さらに、システム制御部101は、切り替える処理の開始後に、切り替え手段として、タッチパネル120aをオンからオフに切り替える。これにより、表示先を切り替える際の時間を短縮するとともに、使用電力を低減することができる。
また、システム制御部101は、第2表示部130が表示されている際に、タッチパネル120aへのタッチ操作に応じて処理(所定の処理)を行うか否かの設定(所定の設定)を受け付ける設定手段としても機能する。そして、システム制御部101は、設定がされている場合には、タッチパネル120aをオフにする制御を行わないようにする。
また、システム制御部101は、第1の状態において表示先を切り替える指示を受け付けると、第1表示部111に表示されていた項目を非表示にした後、第2表示部130へと項目を表示するように制御する。このとき、システム制御部101は、第1表示部111に黒色の表示をするように制御してもよい。
また、システム制御部101は、タッチパネル120aがオフに切り替えられる場合には、タッチパネル120aがオフ状態になるまでにタッチ操作がされた場合でも、タッチ操作に応じた処理を実行しないように制御してもよい。これにより、誤操作を抑制することができる。
また、システム制御部101は、第1表示部111から第2表示部130へと表示が切り替わった後、第1表示部111の電源がオフになるように制御してもよい。これにより、使用電力を軽減することができる。
また、第2表示部130は、撮影された画像をファインダに表示するファインダ内表示部であってもよい。
また、システム制御部101は、以下で説明する処理を行ってもよい。
タッチパネル120aが、タッチ操作を受け付け可能な状態であり、第1表示部111に所定のアイテムが表示される第一の状態の際に、システム制御部101は、第2表示部130へと画像の表示先を切り替える指示を受け付けるものとする。第一の状態においては、例えば、第1表示部111にライブビュー画像が表示される。このような場合には、
システム制御部101は、所定の操作モードの場合でも、所定の操作モードでない場合にも、タッチパネル120aへのタッチ操作を受け付け可能な状態をオフとしないように制御する。所定の操作モードは、第2表示部130の表示中にタッチパネル120aがタッチ操作に応じた処理を受け付けるモードであり、黒自走モードも所定の操作モードに該当する。なお、所定の操作モードが設定されない場合、システム制御部101は、第2表示部130の表示中にタッチパネル120aへのタッチ操作を受け付けない。
さらに、システム制御部101は、第1表示部111に所定のアイテムが表示されない第二の状態にしてから第2表示部130へと表示を切替えるように制御する。第二の状態においては、例えば、第1表示部111に黒色の画像が表示される。これにより、所定の操作モードが設定されているか否かに関わらず、表示先を切り替える際のユーザの操作性を向上させることができるという効果が得られる。
以下では、システム制御部101の処理に関する具体例を挙げて説明する。
(表示先の切替処理の流れ)
図3は、画像の表示先の切替処理の流れの例を示す図である。システム制御部101は、所定のプログラムをシステムメモリ113に展開して実行することで、以下の各処理を行う。システム制御部101の具体的な処理手順について図3を用いて説明する。
ステップS301でシステム制御部101は、第1表示部111(図3ではLCDと表記)にライブビュー画像を表示する。
ステップS302でシステム制御部101は、第1表示部111から第2表示部130(図3ではEVFと表記)に画像の表示先を切り替える指示を受け付けたか否かを判定し、指示を受付けた場合、ステップS303の処理に移行する。例えば、システム制御部101は、接眼センサ131により顔の接近が検知された場合や、表示先切り替えボタン132が押下された場合などに表示を切り替える指示を受け付けたと判定する。一方、表示先を切り替える指示を受付けなかった場合、ステップS320の処理に移行する。
ステップS303でシステム制御部101は、第1表示部111から第2表示部130に表示先を切り替えるか否かを判定し、切り替える場合、ステップS304の処理に移行する。一方で、第2表示部130から第1表示部111に表示先を切り替える場合、ステップS310の処理に移行する。
ステップS304でシステム制御部101は、第1表示部111(LCD)をオン状態から黒自走モードに切り替える。オン状態とは、第1表示部111にライブビュー画像が表示されている状態を示す。オン状態から黒自走モードに切り替えることにより、第1表示部111には何も表示されないが、タッチパネル120aではタッチを検出可能な状態となる。なお、黒自走モードに切り替える処理の流れに関しては後述する。
ステップS305でシステム制御部101は、ライブビュー画像の表示先を第2表示部130に切り替える。したがって、第1表示部111がオフ状態(又はスリープ状態)となる後述のステップS308の処理よりも前に第2表示部130にライブビュー画像が表示されることになる。
なお、撮影モード以外に再生モードとメニューモードがあるが、再生モードであった場合は、ステップS304が終了していた時点で、システム制御部101は第1表示部111に表示されていた画像を第2表示部130に表示してもよい。
ステップS306でシステム制御部101は、タッチパッド設定が有効であるか否かを判定する。タッチパッド設定とはEVFへの表示がされている場合に、タッチパネル120aがタッチ操作を受け付けるか否かの設定を示しており、後述するようにタッチパッド設定は適宜変更することができる。タッチパッド設定を有効とした場合、第1表示部111から第2表示部130に切り替える際、第1表示部111は黒表示の状態となり何も表示されないが、タッチパネル120aはタッチ操作を受け付け可能な状態となる。タッチパッド設定を有効とすることで例えば、第2表示部130を覗いた状態で、タッチパネル120a上でタッチムーブすることにより、第2表示部130に表示されているAF枠等
のアイテムを選択して、移動させることができる。また、第2表示部130にメニュー画面や選択可能な項目が表示されている場合には、タッチムーブによりカーソルを移動させて所望の項目を選択することもできる。このように、タッチパッド設定を有効とした場合、ユーザは第2表示部130を覗いた状態でタッチパネル120aをタッチ操作することにより、様々な指示をすることができる。なお、システム制御部101は、AF枠の移動以外に、タッチパネル120aにおいて絞り値、シャッタースピード等のそれ以外の設定を受け付けてもよい。
ステップS306でタッチパッド設定が有効の場合、ステップS307の処理に移行する。一方で、タッチパッド設定が無効の場合、ステップS308の処理に移行する。なお、タッチパッド設定が無効の場合であっても、ユーザは十字ボタン202及びSETボタン203を用いてAF枠の移動等の操作を行うことができる。
ステップS307でシステム制御部101は、撮影モードであるか否かを判定する。撮影モードであった場合、撮影が可能な状態となり、ステップS302に戻る。撮影モード以外のモードであった場合は、ステップS308の処理に移行する。撮影モード以外に再生モード、メニューモード等のモードがあり、再生のモードの場合、操作が比較的簡易でタッチパネル120aを用いる必要がないため、LCDをオフ状態にするステップS308の処理が行われる。一方で、メニューモードの場合、多数の設定項目の中から1の設定項目を選択する等のように操作が比較的複雑であるのでステップS307でYesと判定し、タッチパネル120aを用いられるようにしてもよい。
なお、再生モードであってもタッチパネル120aを用いて操作する場合には、システム制御部101はステップS307でYesと判定してもよい。
ステップS308でシステム制御部101は、第1表示部111及びタッチパネル120aをオフ状態に切り替える。ここでオフ状態とは、電源の供給を停止した状態(停止状態)である。また、オフ状態に切り替えることにより黒自走モードよりも電力の消費を低減することができる。ステップS308の処理の詳細に関しては後述する。
以上のようにタッチパッド設定が無効な場合において、ステップS308の処理が完了する前であっても、ステップS305で第2表示部130にライブビュー画像が表示されるようになる。
なお、ステップS304で黒自走モードに切り替えられた後でも、ステップS308の処理が完了するまではタッチパネル120aは起動している状態である。システム制御部101はタッチパッド設定が無効となっている場合、タッチパネル120aに対するタッチ操作を無効としてもよい。これにより、タッチパネル120aの誤操作を抑制することができる。
また、ステップS302で第1表示部111から第2表示部130に画像の表示先を切り替える指示を受け付けなかった場合、ステップS320に移行する。
ステップS320でシステム制御部101は、タッチパッド設定を行う指示があったか否かを判定し、指示があった場合、ステップS321の処理に移行し、ユーザの操作に応じてタッチパッド設定のオン、オフを切り替える。一方で、タッチパッド設定を行う指示がなかった場合、ステップS322の処理に移行する。
ステップS322でシステム制御部101は、モード変更を行う指示があったか否かを判定し、指示があった場合、ステップS323の処理に移行し、指定されたモードに変更する。例えば、再生モード、メニューモード、撮影モードがあり、いずれかのモードを指定することができる。
ステップS324でシステム制御部101は、電源をオフにする指示があったか否かを判定し、指示があった場合、図3の処理を終了させる。一方で、電源をオフにする指示がなかった場合、ステップS302に戻る。
また、ステップS303において、第2表示部130から第1表示部111に表示先を切り替える場合、ステップS310の処理に移行する。ステップS310でシステム制御部101は、第2表示部130の表示をオフとし、ステップS311で第1表示部111の表示をオンとする。これにより、画像の表示先が第2表示部130から第1表示部111に切り替えられる。
ステップS312でシステム制御部101は、タッチパネル120aがオン状態であるか否かを判定し、タッチパッド設定が有効である場合などタッチパネル120aがオン状態の場合、ステップS302の処理に戻る。一方で、タッチパネル120aがオフ状態の場合、ステップS313に移行し、タッチパネル120aをオン状態に切り替えてからステップS302の処理に戻る。
図4は、LCDを黒自走モードに切り替える処理の流れの例を示す図である。図4の処理は、図3のステップS304の処理に対応する。
ステップS401でシステム制御部101は、第1表示部111を黒表示に切り替える。黒表示に切り替えることで第1表示部111が消灯したように見え、画像の表示先が切り替わったことをユーザに認識させることができる。また、黒表示に切り替えることで第1表示部111からの光が第2表示部130に入射しないようにすることができる。なお、第1表示部111に黒色の画像を表示する場合に限定されず、他の色の画像を表示してもよい。
ステップS402でシステム制御部101は、第1表示部111のバックライト(不図示)をオフにする。これにより、電力消費を低減することができる。
ステップS403でシステム制御部101は、タッチパネル120aを一旦、オフ状態に切り替える。ステップS403でタッチパネル120aをオフ状態とするのは、黒自走モードに切り替える準備を行うためである。
ステップS404でシステム制御部101は、第1表示部111の内部状態を黒自走モードに切り替える。
ステップS405でシステム制御部101は、映像信号データの送信を停止する。
ステップS406でシステム制御部101は、映像信号クロックを停止させる。ステップS405及びS406により第1表示部111へ映像信号が入力されないようになる。
ステップS407でシステム制御部101は、タッチパネル120aを再びオン状態へ切り替える。これにより、タッチパネル120aがタッチ操作を検出できるようになり、タッチパネル120aがタッチパッドとして機能するようになる。なお、ステップS407でタッチパネル120aを再びオン状態へ切り替えることを説明したが、タッチパッド設定が無効(黒自走モードが無効)の場合はオフ状態のままとしてもよい。
なお、図4の黒自走切替処理において各処理の間に発生するウェイト時間は、合計で24ms程度と比較的短い。
図5は、LCDをオフ状態に切り替える処理の流れの例を示す図である。図5の処理は、図3のステップS308の処理に対応する。
ステップS501でシステム制御部101は、タッチパネル120aをオフ状態へ切り替える。これにより、タッチパネル120aはタッチ操作を検出しない状態となる。
ステップS502でシステム制御部101は、第1表示部111をスリープ状態へ切り替える。ここでスリープ状態とは、電源をオフして第1表示部111を停止するための準備が完了した状態であり、黒自走モード時よりも消費電力が小さい状態である。
ステップS503でシステム制御部101は、第1表示部111への電力の供給を停止し、第1表示部111を停止状態とする。
ステップS504でシステム制御部101は、第1表示部111のリセットを行う。これにより第1表示部111がオフ状態となる。第1表示部をオフ状態とすることで黒自走
モード時よりも消費電力を小さくすることができる。
また、図5のフローでは、各処理の間に合計で77ms程度の比較的長いウェイト時間が発生する。これは、特にステップS501及びS502間、S502及びS503間において処理が互いに干渉しないようにするためである。
(効果)
デジタルカメラに外付けの電子ビューファインダを取り付けた場合等のように、電子ビューファインダ(EVF)かデジタルカメラの背面のLCDのいずれか一方にしかライブビュー画像を表示することができない場合がある。したがって、EVF、LCDのいずれかに表示を切り替える場合に、一方の表示を停止してから他方へと表示を切り替える必要がある。そのため、従来ではLCDからEVFに表示先を切り替える場合は、LCDへの電源供給を停止するための終了処理が行われた後に、表示先をEVFに切り替える処理が開始される。終了処理にはLCDを停止する処理の他、LCDに設けられているタッチパネルを停止する処理等の複数の処理が含まれ、各処理が互いに干渉しないようにするためのウェイト時間が各処理間において発生する。したがって、表示先が切り替えられるまでに時間がかかる。
しかしながら、本実施例においては終了処理が完了する前(タッチパネルはオンの状態)に表示先を切り替えるため、従来よりも早くEVFへ切り替えることができる。すなわち、本実施例ではLCDの終了処理を挟まずにEVFにライブビュー画像を表示させる。これにより、本実施例では表示先の切り替えを高速化し、ユーザの操作性を向上することができる。
具体例を用いて本実施例の効果を説明する。図6A~図6Eは、本実施例及び従来例における表示の様子を示すものである。図6Aは、LCDにライブビュー画像が表示されているものであり、図6Bは黒自走モード(LCDはオフになっていないがライブビュー画像が表示されていない、タッチパネルはオン)の状態を示している。図6Bにおいては、LCD及びタッチパネルが共にオンの状態であるが、外観上はLCDがオフになったように見える。さらに、図6Cは、EVFへとLV画像が表示されている様子を示しており、内部的に終了処理が進行している状態である。そして、図6Dは、LCDがオフ(電源供給が停止された)の状態を示している。したがって、LCDからEVFへと表示が切り替わる場合には、図6Aから図6Bを経由し、図6Cのように表示が切り替わる。また、図6Cの状態で内部的に終了処理が行われ、図6DでLCDがオフとなる。したがって、図6Cの時点でEVFに表示が切り替わることになる。
一方で、従来技術では、図6Aの後、図6Eのように終了処理(LCD、タッチパネルが共にオフの状態)を行い、終了処理が完了した後にEVFにライブビュー画像が表示されて図6Dの状態に移行する。
以上で説明したように、本実施例においては、上述したようにタッチパッド設定が有効であるか否かにかかわらず、LCDを一旦黒自走モードに移行させた後に電子ビューファインダに表示を切り替える。この時点で、ユーザは電子ビューファインダを用いて撮影を行うことが可能となる。そして、表示を切り替えた後にLCDをオフ状態にする処理を行う。すなわち、ユーザはLCDをオフ状態にする処理が完了するのを待たずに電子ビューファインダによる撮影を開始することができる。
また、タッチパッド設定が無効に設定されている場合、電子ビューファインダに表示が切り替わった後、LCDをオフ状態に移行させるため、タッチパッド設定が有効に設定されている場合と比較して消費電力を抑えることができる。
上記実施例においては、第1表示部111を最終的に停止状態とする旨を説明したが、これに限定されず、第1表示部111を最終的にスリープ状態としてもよい。これにより
、第1表示部に再度表示を切り替える際、オフ状態とした場合よりも切り替え時間を短くすることができる。
上記実施例においては、黒自走モード時は、第1表示部に黒色の画像を表示することを説明したが、他の色の画像であってもよい。また、上記実施例においては、第2表示部130が外付け型の電子ビューファインダであるものとして説明したが、デジタルカメラ100は内蔵型の電子ビューファインダを有してもよい。
なお、システム制御部101が行うものとして説明した上述の各種制御は、1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施例に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施例に限られるものではなく、この実施例の要旨を逸脱しない範囲の様々な実施例も本発明に含まれる。
また、上述した実施例においては、本発明に係る電子機器をデジタルカメラに適用した場合を例にして説明したが、この例に限定されず複数の画面で表示を切り替える機能を有する装置であれば適用可能である。すなわち、本実施例は、パーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、ディスプレイを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤーなどにも適用可能である。さらに、ゲーム機、電子ブックリーダー、タブレット端末、スマートフォン、投影装置、ディスプレイを備える家電装置や車載装置などにも適用可能である。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100:デジタルカメラ、101:システム制御部、111:第1表示部、120a:タッチパネル、130:第2表示部、131:接眼センサ

Claims (10)

  1. 表示面へのタッチ操作を受け付け可能なタッチパネルを有する第一の表示部から、前記第一の表示部とは異なる第二の表示部へ表示先を切り替える指示を受け付ける受付手段と
    記第一の表示部への表示がされており、さらに前記第一の表示部の表示面のタッチパネルへのタッチ操作に応じて対応する処理が実行される第の状態において、前記第一の表示部から前記第二の表示部へと表示先を切り替える指示を前記受付手段が受け付けると、前記第一の表示部に黒色の表示をするように制御し、かつ、前記第一の表示部から前記第二の表示部へと表示先を切り替える処理を開始し後に前記タッチパネルへのタッチ操作に応じて対応する処理を実行しない第二の状態へ切り替えるように制御する制御手段とを有することを特徴とする電子機器。
  2. 前記第二の表示部に表示がされている際に、前記タッチパネルへのタッチ操作に応じて所定の処理が実行される所定の設定を設定可能な設定手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記所定の設定が設定されている場合には、前記第二の状態へ切り替える制御を行わないように制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記受付手段は、前記第の状態において、前記第一の表示部から前記第二の表示部へと表示先を切り替える指示を受け付けると、
    前記制御手段は、前記第一の表示部に表示されていた項目を非表示にした後、前記第二の表示部へと前記項目を表示するように制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 記制御手段は、前記第一の表示部から前記第二の表示部へと表示先を切り替える処理を開始した後、さらに、前記第一の表示部電力の供給を停止するように制御することを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記第二の表示部は、撮影された画像を表示するファインダ内表示部であることを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記所定の処理は、前記タッチパネルへのタッチ操作に応じて前記第二の表示部に表示
    されるアイテムを選択、または移動する処理であることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  7. 撮像手段をさらに有することを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 表示面へのタッチ操作を受け付け可能なタッチパネルを有する第一の表示部への表示がされており、さらに前記第一の表示部の表示面のタッチパネルへのタッチ操作に応じて対応する処理が実行される第の状態において、前記第一の表示部から前記第一の表示部とは異なる第二の表示部へ表示先を切り替える指示を受け付けるステップと、
    前記第一の表示部に黒色の表示をするように制御し、かつ、前記第一の表示部から前記第二の表示部へと表示先を切り替える処理を開始し後に前記タッチパネルへのタッチ操作に応じて対応する処理を実行しない第二の状態へ切り替えるように制御するステップと、を有することを特徴とする電子機器の制御方法。
  9. コンピュータを、請求項1~のいずれか1項に記載された電子機器の各手段として機能させるためのプログラム。
  10. コンピュータを、請求項1~のいずれか1項に記載された電子機器の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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