JP2000322169A - グラフィカル・ユーザ・インターフェイスにおけるホットスポット選択方法 - Google Patents
グラフィカル・ユーザ・インターフェイスにおけるホットスポット選択方法Info
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Abstract
確実に選択することができるようにする。 【解決手段】選択対象であるターゲット・ホットスポッ
トを選択する際に指定誤差が生じることを前提にして、
前記指定誤差を丸めるために、面積を有するポインター
4を用いる。そして、面積を有する前記ポインター4を
用いて、選択対象である前記ターゲット・ホットスポッ
トを含むポインティング領域を確定する。次いで、前記
ポインティング領域とオーバーラップするホットスポッ
トをリストアップする。次いで、リストアップした前記
ホットスポットを拡大表示する。最後に、拡大表示され
た前記ホットスポットの中から、前記ターゲット・ホッ
トスポットを選択する。
Description
ーザ・インターフェイスにおけるホットスポット選択方
法に関する。
ターフェイスとしてグラフィカル・ユーザ・インターフ
ェイスを用いることが一般化している。ユーザ・インタ
ーフェイスは、コンピュータ・ユーザがコンピュータを
扱うための接点となる装置やシステムの総称である。グ
ラフィカル・ユーザ・インターフェイス(GUI;graoh
ical user interface )は、グラフィックスを使ってコ
ンピュータの操作を視覚化したユーザ・インターフェイ
スである。
の使用は、コンピュータに限らない。例えばATM(au
tomatic teller machine; 現金自動受け払い機)など
の、コンピュータを応用した電子機器においても、ユー
ザ・インターフェイスとしてグラフィカル・ユーザ・イ
ンターフェイスが盛んに用いられている。
においては、ユーザが表示画面上に配置されているホッ
トスポットを選択すると、選択されたホットスポットに
関連付けられているアクションが実行される。ホットス
ポットとは、ユーザがマウスなどのポインティング・デ
バイスによって選択行為を行なった場合、何らかの処理
が実行される表示画面上の領域である。パーソナル・コ
ンピュータなどでは、ホットスポットにアイコンやボタ
ンなどが配置されている。アクションとは、ホットスポ
ットに関連付けられた処理である。
インターネットのWWW(world wide web)ブラウザを例
にとって具体的に説明する。いま、次に示すHTML(H
yperText Makeup Language) ファイルを考える。 <A HREF="http://www.ibm.com" > 記述部分 </A> 上記HTMLファイルの記述部分がホットスポットであ
る。このホットスポットを選択する(例えば、マウスを
用いてクリックする)と、http://www.ibm.comのWeb
ページが表示される。この表示という処理が、上記ホッ
トスポットに関連付けられた処理であり、この場合にお
けるアクションである。
ターフェイスは、ホットスポットを選択すると、そのホ
ットスポットに関連付けられたアクションが実行され
る、という枠組みを基本概念としている。
ピュータ応用電子機器が多機能化するのに従って、表示
画面上に配置するホットスポットの数が増えてきた。表
示画面の大きさには限りがあるから、増大するホットス
ポットの数に反比例して、個々のホットスポットの面積
は小さくなってきている。面積が小さくなったホットス
ポットを、ポインティング・デバイスによって選択する
のは困難である。この困難を解決するための技術が提案
されている。
内に表示されたアイコン等の反応領域の外にマウスカー
ソルがあるときに、ユーザがクリック操作を行なうと、
反応領域が拡大されて拡大部分が表示される、という技
術が開示されている。
ンターによって指示されている、画面上に表示された操
作シンボルを拡大表示することにより、その操作シンボ
ルを容易に識別することができるようにした技術が開示
されている。
1号公報の技術は、「点」を指示するポインティング・
デバイスを用いるものである。したがって、「指示を行
なう領域の拡大表示が可能になり、指示操作をし易く」
なったとしても、「手ぶれ」などに起因する選択ミスを
回避することはできない。また、上記技術では、非反応
領域においてクリックすることによって反応領域が拡大
表示される。しかし、プログラムによって表示画面上に
描かれたソフトウェア・キーボードのように表示画面上
に多数の反応領域が隙間無く並んでいるような場合に
は、非反応領域が狭くなっているので、非反応領域にお
いてクリックすること自体が困難である。
「点」を指示するポインティング・デバイスを用いるも
のである。しかも、小さな操作シンボルにポインターを
当てることが前提になっている。小さな操作シンボルに
ポインターを当てること自体が困難であるから、「手ぶ
れ」などに起因する選択ミスを回避することはできな
い。
れたものである。本発明の目的は、選択対象であるター
ゲット・ホットスポットを確実に選択することのでき
る、グラフィカル・ユーザ・インターフェイスにおける
ホットスポット選択方法を提供することである。
表示された複数個のホットスポットの中から1個のホッ
トスポットを選択する、グラフィカル・ユーザ・インタ
ーフェイスにおけるホットスポット選択方法に関する。
本発明では、選択対象であるターゲット・ホットスポッ
トを選択する際に指定誤差が生じることを前提にしてい
る。前記指定誤差を丸めるために、従来のように点では
なく、面積を有するポインターを用いる。そして、面積
を有する前記ポインターを用いて、選択対象である前記
ターゲット・ホットスポットを含むポインティング領域
を確定する。次いで、前記ポインティング領域とオーバ
ーラップするホットスポットをリストアップする。リス
トアップした前記ホットスポットを拡大表示する。最後
に、拡大表示された前記ホットスポットの中から、前記
ターゲット・ホットスポットを選択する。
ホットスポットを選択する際に指定誤差が生じることを
前提にして、面積を有するポインターを用いると共に、
選択対象である前記ターゲット・ホットスポットを含む
領域を拡大表示するようにしているので、選択対象であ
る前記ターゲット・ホットスポットを確実に選択するこ
とができる。
明する。グラフィカル・ユーザ・インターフェイスで
は、現在の操作位置を示す印としてポインターを用い
る。ポインターの代表例にマウス・ポインターがある。
マウス・ポインターは点(1ピクセル×1ピクセル)を
ポインティングする。これに対して、本発明に係るポイ
ンターは面(mピクセル×nピクセル:m,n=2,
3,4,5,・・・)をポインティングする。
る。本実施形態は、本発明を表示画面上に表示された電
子式卓上計算機(いわゆる電卓)に適用した例である。
電卓1は、複数の入力ボタンおよび入出力フィールド3
を備えている。ここでは、入力ボタンをホットスポット
2と呼ぶ。その理由は、ボタンを押す、という選択を行
なうと、入出力フィールド3中への数字の表示、演算、
または演算結果表示などのアクションが実行されるから
である。ホットスポット2には、数字入力ボタン、演算
や記憶などを指示する機能ボタン、および「=」のよう
に演算結果を表示するボタンがある。入出力フィールド
3には、ホットスポット2を押した時に対応する数字が
表示され、「=」というホットスポット2を押した時に
演算結果が表示される。本実施形態のポインター4は、
図1(a)に示すように、面積を持っている。
に示すフローチャートを参照しながら説明する。ホット
スポット2に対して選択がなされていない間は、図1
(a)示すように、入出力フィールド3には「0」が表
示されている。この現在の表示状況(すなわち初期画
面)をメモリに保存する(ステップS11)。図1の例
では、図1(a)の入出力フィールドに「0」を表示し
ている電卓の初期画面をメモリに記憶させることにより
保存する。
ィング領域を確定する(ステップS12)。所定の操作
とは、ポインター4の位置を固定するために、システム
に予め備えておいた操作である。ポインティング領域と
は、ポインター4がカバーする表示画面上の領域であ
る。図1の例では、ポインティング領域を確定する操作
は、図1(a)に示すように、ポインター4が「4」お
よび「5」と表記されたホットスポット2の両者にオー
バーラップする位置にあるときに行なっている。
プするホットスポット2を、メモリ上に設けた作業領域
にリストアップする(ステップS13)。図1の例で
は、ポインター4とオーバーラップするホットスポット
2(「4」および「5」)をリストアップする。
(N)をカウントする(ステップS14)。図1の例で
は、「4」および「5」という2個のホットスポット2
がリストアップされているから、N=2である。
する(ステップS15)。ここでは、ステップS13に
おいてリストアップしたホットスポット2の個数が1個
に絞られた否かを判定している。判定結果がYesなら
次のステップS16に進み、NoならばステップS19
に進む。図1の例では、N=2であるから、判定結果は
Yesである。
ホットスポット2を拡大表示する(ステップS16)。
図1の例では、ステップS13において「4」および
「5」というホットスポット2がリストアップされてい
るから、図1(b)に示すように、「4」および「5」
というホットスポット2を含む領域を画面上に拡大表示
する。
タイマーをセットする(ステップS17)。これは、ユ
ーザが入力を中断した場合、システムが動作を停止する
のを防ぐための措置である。
作業領域をクリアする(ステップS18)。その後、ス
テップS12に戻る。
で、ポインター4を「5」と表記されたホットスポット
2上に置いた状態で所定の操作を行なって、ポインティ
ング領域を確定する(ステップS12)。
ホットスポット2を、メモリ上に設けた作業領域にリス
トアップする(ステップS13)。図1の例では、ポイ
ンター4とオーバーラップする「5」と表記されたホッ
トスポット2をリストアップする。
(N)をカウントする(ステップS14)。図1の例で
は、「5」という1個のホットスポット2がリストアッ
プされているから、N=1である。
する(ステップS15)。図1の例では、今回N=1で
あるから、判定結果はNoである。したがって、ステッ
プS19に進む。
とオーバーラップするホットスポット2のアクションを
実行する。その後、表示を初期画面に戻す(ステップS
20)。図1の例では、「5」という1個のホットスポ
ット2のアクション、すなわち「5」を入力するという
アクションを実行する。その結果、図1(c)に示すよ
うに、入出力フィールド3中に「5」という数字が表示
される。
態による種々の表示態様を説明する。
ている。電卓21は、複数個のホットスポット22およ
び入出力フィールド23を有している。入出力フィール
ド23には、入力無しを意味する「0」が表示されてい
る。電卓21から離れた場所に、ポインター24が位置
している。ポインター24は面積を持っている。ポイン
ター24は、種々のポインティング・デバイスによって
構成することができる。例えば、ポインティング・デバ
イスにマウスを用いれば、ポインター24はマウスポイ
ンターになる。
した領域に選択可能なホットスポット22が一つだけ存
在する場合を説明する。マウスを動かし、ポインター2
4を移動させて、図4に示すように、「5」と表記され
たホットスポット22の上に位置させる。この状態でマ
ウスボタンをクリックしてポインティング領域を確定す
る。この場合、ポインティング領域とオーバーラップす
るホットスポット22は、「5」と表記されたホットス
ポット22のみであるから、この「5」と表記されたホ
ットスポット22が選択される。そして、その「5」と
表記されたホットスポット22に関連付けられたアクシ
ョン、すなわち「5」の入力が実行される。その結果、
図5に示すように、入出力フィールド23中に「5」が
表示される。
た領域に選択可能なホットスポット22が複数個存在す
る場合を説明する。マウスを動かし、ポインター24を
移動させた結果、図6に示すように、ポインター24が
「4」「5」「1」「2」と表記された複数個のホット
スポット22の間に位置する場合が生じる。これは、ホ
ットスポット22が小さい場合やマウスを動かす際の手
ぶれなどに起因する。
インティング領域を確定する。この場合、ポインティン
グ領域とオーバーラップするホットスポット22には、
「4」「5」「1」「2」と表記された4個のホットス
ポット22が該当する。すなわち、選択可能なホットス
ポット22が4個存在する。
めに、「4」「5」「1」「2」と表記された4個のホ
ットスポット22、図7に示すように拡大表示する。こ
の状態で、ポインター24を「1」と表記されたホット
スポット22に上に移動させる。この位置で、マウスボ
タンをクリックしてポインティング領域を確定する。こ
の場合、ポインティング領域とオーバーラップするホッ
トスポット22は、「1」と表記されたホットスポット
22のみであるから、この「1」と表記されたホットス
ポット22が選択される。そして、その「1」と表記さ
れたホットスポット22に関連付けられたアクション、
すなわち「1」の入力が実行される。その結果、図9に
示すように、入出力フィールド3中に前回入力された
「5」と共に「51」が表示される。
あるが、拡大表示は何度でも行なうことができる。すな
わち、拡大表示は、一度拡大したホットスポットをさら
に拡大する、というように、ホットスポット22が唯一
つに絞り込まれるまで繰り返して行なう。例えば、ホッ
トスポット22がポインター24の面積よりも小さい場
合などには、ホットスポット22を唯一つに絞り込むた
めに、拡大表示を繰り返す必要がある。
例としてマウスポインターを挙げた。しかしながら、本
発明は、これ以外に多くの適用対象を有する。
より、画面上の位置を入力する装置)を用いた電子機
器、あるいはPDA(personal digital assistant:個人
向け携帯型情報通信機器)などが備えている小さなディ
スプレイにおけるホットスポットの選択時に、手ぶれや
押し具合などによってユーザが本来、意図していないホ
ットスポットを選択してしまう場合がある。そのような
場合、従来の技術ではユーザが意図しないアクションが
実行されてしまう。その結果、誤作動を引き起こした
り、ユーザのストレスを増大させたりしている。
のと歪み方式のものとがある。光(赤外線)方式タッチ
パネルとは、半導体発光素子(例えばLED(light emi
tting diode))アレイと半導体受光素子(例えばPD(p
hoto diode) )アレイとの間の投受光を指が遮るのを検
知するタッチパネルである。歪み方式タッチパネルと
は、パネルの表面を指やペンなどで押したときに生じる
歪みを、そのパネルの隅に設けたストレイン・ゲージに
よって検出するタッチパネルである。光方式タッチパネ
ルは、表示装置であるモニタの前面枠に取り付けて使用
する。歪み方式タッチパネルは、モニタの表示面に張り
付けて使用する。いずれの方式のタッチパネルにおいて
も、ターゲット・ホットスポットを指定する際に、モニ
タの表示面を構成するガラスの厚みやユーザの視差に起
因する誤差が生じる。光方式タッチパネルは、モニタの
表示面に密着していないので、モニタの表示面からの光
透過率は100%であるが、モニタとの間に距離が開く
ため、歪み方式タッチパネルよりも視差が生じやすい。
タッチパネルに固有のこのような誤差は、ユーザが本
来、意図していないホットスポットを選択してしまう、
という不都合を招いている。
(例えばPDAなど)においては、ペン操作と指操作と
いう2つの入力方法が可能であれば、好都合である。し
かし、PDAなどの表示画面(ディスプレイ)は小さい
ので、ペン操作を主体に構成されている。その結果、指
操作は困難であるばかりか、誤選択を誘発する。
イに起因する不都合を防止する方策として、画面上に表
示するアイコン、ボタン、および文字などを相対的に大
きく形成することが考えられる。また、画面上に小さく
表示されているアイコン、ボタン、および文字などを拡
大表示するためのアイコンを別途設けておくことが考え
られる。しかし、このような方策は、画面に表示するこ
とのできる情報量が減る、ハードウェアを改変しなけれ
ばならない、などの副作用があるので、根本的な解決策
にはなり得ない。
不都合を除去すると共に、小さなディスプレイにおける
指入力を可能にする。本発明では、ポインティング領域
が曖昧である結果、選択対象であるターゲット・ホット
スポットが明確に特定されていない場合であっても、そ
のポインティング領域を少しずつ拡大して表示するよう
にしているので、上記ターゲット・ホットスポットを確
実に選択することが可能になる。その結果、ユーザが意
図する通りのアクションが実行されるので、誤作動を回
避することができる。
ル・ユーザ・インターフェイスにおけるホットスポット
選択方法は、種々のプログラミング言語を用いてプログ
ラム(以下、「ホットスポット選択プログラム」と呼
ぶ)にすることができる。
ンピュータ読み込み可能な記録媒体に記録される。記録
媒体には、ROM(read only memory)、EEPROM(E
lectricaly Erasable Programmable Read Only Memor
y)、およびフラッシュEEPROM (flash EEPRO
M) などの、コンピュータ・システムに実装される記憶
装置、フロッピー・ディスク(FD)、CD−ROM
(コンパクト・ディスクを用いた読み取り専用メモ
リ)、およびMO(光磁気)ディスクなどの可搬記録媒
体、あるいはネットワークに接続されたサーバ・コンピ
ュータなどに設けられた外部記憶装置などを用いること
ができる。
プログラムは、次のようにして電子機器内に取り込む。
本実施形態によるホットスポット選択プログラムを記録
した記録媒体がフロッピー・ディスク(FD)の場合、
そのFDをフロッピー・ディスク駆動装置に装填して、
そのFDに記録されているホットスポット選択プログラ
ムを読み込む。読み込んだホットスポット選択プログラ
ムは、メイン・メモリに格納する。ホットスポット選択
プログラムを記録した記録媒体がCD−ROMやMOデ
ィスクなど他の可搬記録媒体の場合も同様である。
である場合には、ネットワーク接続装置を介してその外
部記憶装置に記録されている、ホットスポット選択プロ
グラムをダウン・ロードする。ダウンロードしたホット
スポット選択プログラムは、メイン・メモリに格納す
る。
選択プログラムを実施するのに使用する電子機器の例を
図10を用いて説明する。上記電子機器は、コンピュー
タおよびコンピュータ応用電子機器であり得る。ここで
は、コンピュータ30として説明する。コンピュータ3
0は、CPU31、キャッシュ・メモリ32、メモリ/
PCI制御チップ33、メイン・メモリ34、AGPポ
ート35、ビデオ・コントローラー36、ディスプレイ
装置37、PCIバス38、オーディオ・コントローラ
ー39、スピーカー40、PCI−ISAブリッジ・チ
ップ41、ハードディスク駆動装置(HDD)42、マ
ウス43、キーボード44、フロッピー・ディスク駆動
装置(FDD)45、ISAバス46、ネットワーク接
続装置47、ネットワーク48、I/Oコントローラー
49、および、タッチパネル50から構成されている。
図10には、主要構成部品だけが示されている。コンピ
ュータ30は、これら主要構成部品以外の多数の部品か
ら構成されている。また、構成によっては、上記主要構
成部品のうちのいくつかを含まないシステムもあり得
る。
は、米インテル社のx86系マイクロプロセッサ、米I
BM社および米モトローラ社のPower PCなどを
用いることができる。
メイン・メモリ34との間のデータ転送を高速化するた
めに、CPU31が読み書きするデータを一時的に記憶
しておくメモリである。メイン・メモリ34よりも高速
なSRAM(static random access memory) を用いる。
31およびメイン・メモリ34とPCIバス38との間
を接続するLSI(large scale integrated circuit;
大規模集積回路)である。通称“ノース・ブリッジ”で
ある。メモリ/PCI制御チップ33は、CPUバス・
インターフェース、メイン・メモリ・インターフェー
ス、PCIバス・インターフェース、AGPポート・イ
ンターフェースなどを備えている。
リード/ライトすることができると共に、オペレーティ
ング・システム(OS)やアプリケーション・プログラ
ムなどがプログラムやデータを格納するのに利用する、
DRAM(dynamic random access memory)から成るメモ
リである。
ト35は、米インテル社が提唱する、グラフィックス専
用のポート規格である。メイン・メモリ34とビデオ・
コントローラー36との間を、PCIバス38を経由せ
ずに、直結することにより、グラフィックス描画を高速
化する。
レイ装置37上の表示を制御する。グラフィックス・コ
ントローラーとも呼ばれる。
0内で処理した結果を文字や図形で画面に表示する出力
装置である。CRT(cathode ray tube)ディスプレイ装
置や液晶表示装置などがある。
ンピュータ(PC)の標準的な高速バスとして使われる
ようになったバスである。PCI(perioheral componen
t interconnect) とは、PCIスペシャル・インタレス
ト・グループ( PCI Special Interest Group;米イン
テル社を中心として米IBM社や米コンパック・コンピ
ュータ社など百数十社が参加する標準化団体)が策定し
たローカル・バス・アーキテクチャである。
ピュータ30が内部で生成し、または外部から取り入れ
た音声データに基づいてスピーカー40を駆動して音声
を発生させる。
“サウス・ブリッジ”と通称されているように、本来、
PCIバスとISAバスとを架橋するLSI(半導体チ
ップ)である。ISA(Industry Standard Architectur
e)とは、米IBM社のパーソナルコンピュータPC/A
Tで採用された拡張バスを基本にして、国際的な標準規
格とされたバス規格である。近年、高集積化技術の進展
によって、PCI−ISAブリッジ・チップ41は、種
々の機能を有するようになってきている。例えば、米イ
ンテル社のPIIX4Eは、IDEコントローラー、マ
ウス/キーボード・コントローラー、FDD(フロッピ
ー・ディスク駆動装置)コントローラー、USBコント
ローラーなどを内蔵している。
とは、ハードディスク駆動装置のインターフェースの一
つである。当初ハードディスク駆動装置メーカーが集ま
って規格化を進め、後にANSI(American National
Standards Institute;米国規格協会)がATA(AT atta
chment) として標準化した。その後、CD−ROM駆動
装置をIDEインターフェースに接続する仕様がATA
PI(AT attachment packet interface)として策定され
た。パーソナル・コンピュータ(PC)が用いるハード
ディスク駆動装置(HDD)およびCD−ROM駆動装
置は、通常IDEによって接続されている。
ンテル社を中心に、米マイクロソフト社、米コッパック
・コンピュータ社、米DEC社、米IBM社、カナダの
ノーザン・テレコム社、日本のNEC社の7社が共同で
策定した、パーソナル・コンピュータ(PC)用のバス
規格である。USBは、シリアル・バスであり、比較的
低速の周辺機器の接続に用いる。
は、高速で回転しているハードディスクに対して、磁気
ヘッドによってデータを読み書きする装置である。
(PC)の代表的なポインティング・デバイス(画面上
で位置の指示を行なう装置)である。
力するのに使用する標準的な入力装置である。
45は、フロッピー・ディスクに対して、データを読み
書きするための装置である。
換機用の拡張スロット用バスである。比較的低速な用途
に用いられている。
Cである。NIC(network interface card)とは、コン
ピュータ30をLAN(local area network)に接続する
のに使用するインターフェース・カードである。
AN(wide area network) 、あるいは、インターネット
である。
ル50を制御する入出力制御装置である。
ッチパネルや歪み方式タッチパネルを用いることができ
る。
・インターフェイスにおけるホットスポット選択方法に
おいて、選択対象であるターゲット・ホットスポットを
選択する際に指定誤差が生じることを前提にして、面積
を有するポインターを用いると共に、選択対象である前
記ターゲット・ホットスポットを含む領域を拡大表示す
るようにしているので、選択対象である前記ターゲット
・ホットスポットを確実に選択することができる。
トである。
する図(その1)である。
する図(その2)である。
する図(その3)である。
する図(その4)である。
する図(その5)である。
する図(その6)である。
する図(その7)である。
プログラムを実施するのに使用するコンピュータの例を
示す図である。
Claims (8)
- 【請求項1】表示画面上に表示された複数個のホットス
ポットの中から1個のホットスポットを選択する、グラ
フィカル・ユーザ・インターフェイスにおけるホットス
ポット選択方法であって、 面積を有するポインターを用いて、選択対象であるター
ゲット・ホットスポットを含むポインティング領域を確
定するステップと、 前記ポインティング領域とオーバーラップするホットス
ポットをリストアップするステップと、 リストアップした前記ホットスポットを拡大表示するス
テップと、 拡大表示された前記ホットスポットの中から、前記ター
ゲット・ホットスポットを選択するステップとを含む、
グラフィカル・ユーザ・インターフェイスにおけるホッ
トスポット選択方法。 - 【請求項2】表示画面上に表示された複数個のホットス
ポットの中から1個のホットスポットを選択する、グラ
フィカル・ユーザ・インターフェイスにおけるホットス
ポット選択方法であって、 (a)面積を有するポインターを用いて、選択対象であ
るターゲット・ホットスポットを含むポインティング領
域を確定するステップと、 (b)前記ポインティング領域とオーバーラップするホ
ットスポットをリストアップするステップと、 (c)リストアップした前記ホットスポットを拡大表示
するステップと、 (d)前記ターゲット・ホットスポットが順次拡大され
て選択可能になるまで、前記(a)から前記(c)まで
のステップを繰り返すステップと、 (e)拡大表示された前記ホットスポットの中から、前
記ターゲット・ホットスポットを選択するステップとを
含む、グラフィカル・ユーザ・インターフェイスにおけ
るホットスポット選択方法。 - 【請求項3】表示画面上に表示された複数個のホットス
ポットの中から1個のホットスポットを選択する、グラ
フィカル・ユーザ・インターフェイスにおけるホットス
ポット選択方法であって、 (a)面積を有するポインターを用いて、選択対象であ
るターゲット・ホットスポットを含むポインティング領
域を確定するステップと、 (b)前記ポインティング領域とオーバーラップするホ
ットスポットをリストアップするステップと、 (c)リストアップした前記ホットスポットの個数をカ
ウントするステップと、 (d)前記カウント値が1より大きいか否かを判定し、
Yesならばステップ(e)に進み、Noならばステッ
プ(g)に進むステップと、 (e)リストアップした前記ホットスポットを拡大表示
するステップと、 (f)前記ステップ(a)に戻るステップと、 (g)拡大表示された前記ホットスポットの中から、前
記ターゲット・ホットスポットを選択するステップとを
含む、グラフィカル・ユーザ・インターフェイスにおけ
るホットスポット選択方法。 - 【請求項4】表示画面上に表示された複数個のホットス
ポットの中から1個のホットスポットを選択する、グラ
フィカル・ユーザ・インターフェイスにおけるホットス
ポットを選択するプログラムを記録したコンピュータ読
み込み可能な記録媒体であって、 面積を有するポインターを用いて、選択対象であるター
ゲット・ホットスポットを含むポインティング領域を確
定するステップと、 前記ポインティング領域とオーバーラップするホットス
ポットをリストアップするステップと、 リストアップした前記ホットスポットを拡大表示するス
テップと、 拡大表示された前記ホットスポットの中から、前記ター
ゲット・ホットスポットを選択するステップとを含む、
グラフィカル・ユーザ・インターフェイスにおけるホッ
トスポットを選択するプログラムを記録したコンピュー
タ読み込み可能な記録媒体。 - 【請求項5】表示画面上に表示された複数個のホットス
ポットの中から1個のホットスポットを選択する、グラ
フィカル・ユーザ・インターフェイスにおけるホットス
ポットを選択するプログラムを記録したコンピュータ読
み込み可能な記録媒体であって、 (a)面積を有するポインターを用いて、選択対象であ
るターゲット・ホットスポットを含むポインティング領
域を確定するステップと、 (b)前記ポインティング領域とオーバーラップするホ
ットスポットをリストアップするステップと、 (c)リストアップした前記ホットスポットを拡大表示
するステップと、 (d)前記ターゲット・ホットスポットが順次拡大され
て選択可能になるまで、前記(a)から前記(c)まで
のステップを繰り返すステップと、 (e)拡大表示された前記ホットスポットの中から、前
記ターゲット・ホットスポットを選択するステップとを
含む、グラフィカル・ユーザ・インターフェイスにおけ
るホットスポットを選択するプログラムを記録したコン
ピュータ読み込み可能な記録媒体。 - 【請求項6】表示画面上に表示された複数個のホットス
ポットの中から1個のホットスポットを選択する、グラ
フィカル・ユーザ・インターフェイスにおけるホットス
ポットを選択するプログラムを記録したコンピュータ読
み込み可能な記録媒体であって、 (a)面積を有するポインターを用いて、選択対象であ
るターゲット・ホットスポットを含むポインティング領
域を確定するステップと、 (b)前記ポインティング領域とオーバーラップするホ
ットスポットをリストアップするステップと、 (c)リストアップした前記ホットスポットの個数をカ
ウントするステップと、 (d)前記カウント値が1より大きいか否かを判定し、
Yesならばステップ(e)に進み、Noならばステッ
プ(g)に進むステップと、 (e)リストアップした前記ホットスポットを拡大表示
するステップと、 (f)前記ステップ(a)に戻るステップと、 (g)拡大表示された前記ホットスポットの中から、前
記ターゲット・ホットスポットを選択するステップとを
含む、グラフィカル・ユーザ・インターフェイスにおけ
るホットスポット選択するプログラムを記録したコンピ
ュータ読み込み可能な記録媒体。 - 【請求項7】バスによって相互接続されたCPU、メイ
ン・メモリ、外部記憶装置、表示装置、および入力装置
を備えた電子機器であって、 前記外部記憶装置が、請求項4から6のうちの1項に記
載の記録媒体である電子機器。 - 【請求項8】バスによって相互接続されたCPU、メイ
ン・メモリ、外部記憶装置、表示装置、入力装置、およ
びネットワーク接続装置を備えた電子機器であって、 前記ネットワーク接続装置が接続するネットワーク上に
配置されたサーバ・コンピュータの外部記憶装置が、請
求項4から6のうちの1項に記載の記録媒体である電子
機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12423599A JP2000322169A (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | グラフィカル・ユーザ・インターフェイスにおけるホットスポット選択方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP12423599A JP2000322169A (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | グラフィカル・ユーザ・インターフェイスにおけるホットスポット選択方法 |
Publications (1)
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Family
ID=14880327
Family Applications (1)
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JP12423599A Pending JP2000322169A (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | グラフィカル・ユーザ・インターフェイスにおけるホットスポット選択方法 |
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