JP2014225846A - 撮像装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】表示部に表示される画像の任意の位置にある被写体に対して所望の構図を得るためのズーム操作を容易に行えるようにする。【解決手段】システム制御部50は、スルー画像81上での2点タッチダウンによる位置座標に基づいてズーム領域指定の処理を行う。そして、スルー画像81に重畳して、ズーム領域を示すズーム枠84と、スルー画像81の中心に対して同心でズーム枠84と等しいサイズのガイド枠86とを表示する。また、ズーム領域82内に対してAF処理を実行し、フォーカス枠85の移動に追尾してズーム枠84の表示位置を変更し、ズーム枠84とガイド枠86が一致したときに、ズーム枠84に相当するズーム倍率に変更する自動ズーム制御を実行する。【選択図】図5
Description
本発明は、ズームアシスト機能を有する撮像装置、その制御方法及びプログラムに関する。
従来、ズームレンズを有するカメラは、広角方向と望遠方向の2つのズーム操作スイッチを備えており、ズーム操作スイッチを用いてズーム倍率を広角から望遠まで任意に変更することができる。被写体を所望の構図に収めるためには、カメラの向き調整、ズーム操作を行う必要があるが、ズーム操作をする前の時点では構図に収まる範囲を把握しづらい。このため、ズーム操作をした後に、撮影したくない対象物が入ってしまう等、想定通りの構図が得られないことが判明した場合、カメラの向き調整、ズーム操作を改めて行うといった煩わしい作業が必要であった。そこで、煩わしいズーム操作を容易に行うことができるように工夫したものがある。
例えば特許文献1では、表示面の中心に対して同心で表示面の外枠と相似の矩形の複数のズーム枠をグラフィック表示し、タッチパネルを用いてズーム枠を指定することで、指定したズーム枠に相当するズーム倍率に変更する撮像装置が開示されている。
例えば特許文献1では、表示面の中心に対して同心で表示面の外枠と相似の矩形の複数のズーム枠をグラフィック表示し、タッチパネルを用いてズーム枠を指定することで、指定したズーム枠に相当するズーム倍率に変更する撮像装置が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示された従来技術では、表示された複数のズーム枠以外に任意のズーム倍率を指定できないため、所望のズーム倍率に変更するためには、タッチパネル及びズーム操作スイッチによる操作を繰り返す必要がある。
また、特許文献1に開示された従来技術では、複数のズーム枠は表示面の中心に対して同心であるので、表示面の中心に対するズーム操作を容易にするものである。しかしながら、表示面の中心以外にある被写体を所望の構図に収めるためには、カメラの向き調整、ズーム操作を繰り返し行うといった煩わしい作業が必要となってしまう。
また、特許文献1に開示された従来技術では、複数のズーム枠は表示面の中心に対して同心であるので、表示面の中心に対するズーム操作を容易にするものである。しかしながら、表示面の中心以外にある被写体を所望の構図に収めるためには、カメラの向き調整、ズーム操作を繰り返し行うといった煩わしい作業が必要となってしまう。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、表示部に表示される画像の任意の位置にある被写体に対して所望の構図を得るためのズーム操作を容易に行えるようにすることを目的とする。
本発明の撮像装置は、撮像手段によって撮像された画像を表示部に表示する撮像装置であって、前記表示部の表示画像上の任意の位置に表示画像と相似形の領域をズーム領域として指定するズーム領域指定手段と、前記ズーム領域指定手段により指定されたズーム領域内に対してフォーカス処理を実行し、フォーカス枠と前記ズーム領域の位置関係を記憶する記憶手段と、前記ズーム領域指定手段により指定されたズーム領域をズーム枠として表示画像に重畳して表示するズーム枠表示手段と、表示画像の中心に対して同心で前記ズーム枠と等しいサイズのガイド枠を表示画像に重畳して表示するガイド枠表示手段と、前記記憶手段に記憶した位置関係が変わらないように、前記フォーカス枠の移動に追尾して前記ズーム枠の表示位置を変更するズーム枠表示変更手段と、前記ズーム枠と前記ガイド枠の位置関係が所定の条件を満たしたときに、前記ズーム枠に相当するズーム倍率に変更する自動ズーム制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、表示部に表示される画像の任意の位置にある被写体に対して所望の構図を得るためのズーム操作を容易に行うことができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明を適用した撮像装置の一例である第1の実施形態に係るデジタルカメラ100の外観図である。
表示部28は、デジタルカメラ100の背面に設けられており、画像や各種情報を表示する。タッチパネル29は、表示部28の上層に取り付けられている。
シャッターボタン61は、撮影指示を行うための操作部材である。ズーム操作スイッチ65は、ズーム倍率を広角から望遠まで変更するための操作部材である。モード切替スイッチ60は、各種モードを切り替えるための操作部材である。操作部70は、ユーザからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン等の操作部材からなる操作部材である。コントローラホイール73は、操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材である。電源スイッチ72は、電源オン、電源オフを切り替える操作部材である。
コネクタ112は、接続ケーブル111をデジタルカメラ100に接続するコネクタである。
記録媒体200は、撮影された画像を記録するためのメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体スロット201は、記録媒体200を格納するためのスロットであり、記録媒体スロット201に格納された記録媒体200は、デジタルカメラ100との通信が可能となる。蓋202は、記録媒体スロット201の蓋である。
(第1の実施形態)
図1は、本発明を適用した撮像装置の一例である第1の実施形態に係るデジタルカメラ100の外観図である。
表示部28は、デジタルカメラ100の背面に設けられており、画像や各種情報を表示する。タッチパネル29は、表示部28の上層に取り付けられている。
シャッターボタン61は、撮影指示を行うための操作部材である。ズーム操作スイッチ65は、ズーム倍率を広角から望遠まで変更するための操作部材である。モード切替スイッチ60は、各種モードを切り替えるための操作部材である。操作部70は、ユーザからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン等の操作部材からなる操作部材である。コントローラホイール73は、操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材である。電源スイッチ72は、電源オン、電源オフを切り替える操作部材である。
コネクタ112は、接続ケーブル111をデジタルカメラ100に接続するコネクタである。
記録媒体200は、撮影された画像を記録するためのメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体スロット201は、記録媒体200を格納するためのスロットであり、記録媒体スロット201に格納された記録媒体200は、デジタルカメラ100との通信が可能となる。蓋202は、記録媒体スロット201の蓋である。
図2は、第1の実施形態に係るデジタルカメラ100の構成を示すブロック図である。
103は撮影レンズであり、ズームレンズ、フォーカスレンズを含む。
101はシャッターであり、絞り機能を備える。
22は撮像部であり、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される。
102はバリアであり、撮影レンズ103、シャッター101、撮像部22を含む撮像系を覆うことにより、汚れや破損を防止する。
103は撮影レンズであり、ズームレンズ、フォーカスレンズを含む。
101はシャッターであり、絞り機能を備える。
22は撮像部であり、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される。
102はバリアであり、撮影レンズ103、シャッター101、撮像部22を含む撮像系を覆うことにより、汚れや破損を防止する。
23はA/D変換器であり、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いはメモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。
24は画像処理部であり、A/D変換器23又はメモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。
32はメモリであり、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像及び音声を格納するのに十分な記憶容量を備える。また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねる。
13はD/A変換器であり、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器13を介して表示部28により表示される。
24は画像処理部であり、A/D変換器23又はメモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。
32はメモリであり、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像及び音声を格納するのに十分な記憶容量を備える。また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねる。
13はD/A変換器であり、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器13を介して表示部28により表示される。
28はLCD等の表示器からなる表示部であり、D/A変換器13からのアナログ信号に応じた表示を行う。A/D変換器23によって一度A/D変換され、メモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器13においてアナログ変換し、表示部28に逐次転送して表示することで、電子ビューファインダーとして機能し、スルー画像表示を行うことができる(このときの表示画像をスルー画像と称する)。
29はタッチパネルであり、表示部28に対する接触操作を検知可能な操作部材である。タッチパネル29と表示部28とは一体的に構成することができる。例えばタッチパネル29を光の透過率が表示部28の表示を妨げないように構成し、表示部28の表示面の上層に取り付ける。そして、タッチパネル29における入力座標と、表示部28上の表示座標とを対応付ける。これにより、あたかもユーザが表示部28に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUIを構成することができる。システム制御部50は、タッチパネル29への以下の操作を検出できる。タッチパネル29を指やペン等の指示体で触れたこと(以下、タッチダウンと称する)。タッチパネル29に触れていた指示体を離したこと(以下、タッチアップと称する)。タッチパネル29の1点に対してタッチダウンがあったこと(以下、1点タッチダウンと称する)。タッチパネル29の位置座標の異なる2点に対して同時にタッチダウンがあったこと(以下、2点タッチダウンと称する)。以上の操作や、タッチパネル29上に指示体が触れている位置座標は内部バスを通じてシステム制御部50に通知され、システム制御部50は、通知された情報に基づいてタッチパネル29上でどのような操作が行われたかを判定する。なお、タッチパネル29は、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。
29はタッチパネルであり、表示部28に対する接触操作を検知可能な操作部材である。タッチパネル29と表示部28とは一体的に構成することができる。例えばタッチパネル29を光の透過率が表示部28の表示を妨げないように構成し、表示部28の表示面の上層に取り付ける。そして、タッチパネル29における入力座標と、表示部28上の表示座標とを対応付ける。これにより、あたかもユーザが表示部28に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUIを構成することができる。システム制御部50は、タッチパネル29への以下の操作を検出できる。タッチパネル29を指やペン等の指示体で触れたこと(以下、タッチダウンと称する)。タッチパネル29に触れていた指示体を離したこと(以下、タッチアップと称する)。タッチパネル29の1点に対してタッチダウンがあったこと(以下、1点タッチダウンと称する)。タッチパネル29の位置座標の異なる2点に対して同時にタッチダウンがあったこと(以下、2点タッチダウンと称する)。以上の操作や、タッチパネル29上に指示体が触れている位置座標は内部バスを通じてシステム制御部50に通知され、システム制御部50は、通知された情報に基づいてタッチパネル29上でどのような操作が行われたかを判定する。なお、タッチパネル29は、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。
56は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROMが用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいうプログラムとは、後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムを含む。
50はシステム制御部であり、デジタルカメラ100全体を制御する。システム制御部50は、不揮発性メモリ56に記憶されたプログラムを実行することで、後述する各処理を実現する。また、システム制御部50は、メモリ32、D/A変換器13、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。
52はシステムメモリであり、例えばRAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。
53はシステムタイマーであり、各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
50はシステム制御部であり、デジタルカメラ100全体を制御する。システム制御部50は、不揮発性メモリ56に記憶されたプログラムを実行することで、後述する各処理を実現する。また、システム制御部50は、メモリ32、D/A変換器13、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。
52はシステムメモリであり、例えばRAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。
53はシステムタイマーであり、各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
60はモード切替スイッチ、62は第1シャッタースイッチ、64は第2シャッタースイッチ、70はシステム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作部である。
モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画及び動画を記録可能な撮影モード、再生モード等のいずれかに切り替える。
第1シャッタースイッチ62は、シャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり、第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。システム制御部50は、第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF処理、AE処理、AWB処理、EF処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
ズーム操作スイッチ65は、ズーム倍率を広角方向又は望遠方向の2方向に変更する操作部である。ズーム操作スイッチ65が広角、望遠のどちらかの方向に押されると、システム制御部50は、ズームレンズ位置を変更する駆動機構(不図示)を制御し、ズームレンズと撮像部22の間の焦点距離を変化させることによってズーム倍率を変更する。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作すること等により、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えばメニューボタンが押されると、各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。ユーザは、表示部28に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向ボタンやコントローラホイール73、SETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画及び動画を記録可能な撮影モード、再生モード等のいずれかに切り替える。
第1シャッタースイッチ62は、シャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり、第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。システム制御部50は、第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF処理、AE処理、AWB処理、EF処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
ズーム操作スイッチ65は、ズーム倍率を広角方向又は望遠方向の2方向に変更する操作部である。ズーム操作スイッチ65が広角、望遠のどちらかの方向に押されると、システム制御部50は、ズームレンズ位置を変更する駆動機構(不図示)を制御し、ズームレンズと撮像部22の間の焦点距離を変化させることによってズーム倍率を変更する。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作すること等により、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えばメニューボタンが押されると、各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。ユーザは、表示部28に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向ボタンやコントローラホイール73、SETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
80は電源制御部であり、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部に供給する。
30は電源部であり、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。
18は記録媒体インタフェースであり、記録媒体200とのインタフェースである。
30は電源部であり、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。
18は記録媒体インタフェースであり、記録媒体200とのインタフェースである。
図3に、第1の実施形態における撮影モードでの処理手順である、撮影モード処理1のフローチャートを示す。撮影モード処理1は、システム制御部50が不揮発性メモリ56に記憶されたプログラムをシステムメモリ52に展開して実行することで実現される。電源が投入され、モード切替スイッチ60によってデジタルカメラ100の動作モードが撮影モードに切り替えられると、撮影モード処理1を開始する。
また、図4に、表示部28のスルー画像81上でズーム領域を指定する方式を説明するための図を示す。また、図5に、第1の実施形態におけるズームガイドモード画面を示す。
また、図4に、表示部28のスルー画像81上でズーム領域を指定する方式を説明するための図を示す。また、図5に、第1の実施形態におけるズームガイドモード画面を示す。
ステップS301で、システム制御部50は、撮影待機の処理を行う。撮影待機の処理では、撮像部22で撮像された画像を逐次表示部28に表示する、スルー画像表示を行う。これにより、図4に示すように、表示部28にスルー画像81が表示される。また、撮影待機の処理には、ユーザの操作に応じた撮影に関する各種設定処理(例えばフラッシュ強制発行/フラッシュ禁止/自動の選択、中央1点AF/顔優先AF/AiAFの選択等)や、デジタルカメラ100の動作に関する設定処理を含む。
ステップS302で、システム制御部50は、表示部28のうちスルー画像81を表示している領域上(スルー画像81上)で2点タッチダウンがあったか否かを判定する。2点タッチダウンがあったと判定した場合、ステップS303に進み、ステップS303〜S313のズームガイドモードを開始する。2点タッチダウンがなかったと判定した場合、ステップS314に進む。表示部28の表示可能範囲全体より狭い範囲にスルー画像81を表示していた場合、表示部28のうちスルー画像81よりも外側の領域に対するタッチダウンがあったときは、スルー画像81上へのタッチダウンではないと判定する。また、スルー画像81に重畳して表示しているアイコン等に対するタッチダウンも、スルー画像81上へのタッチダウンではないと判定する。
ステップS303〜S313のズームガイドモードを説明する。図4に、表示部28のスルー画像81上でズーム領域を指定する方式を説明するための図を示す。また、図5に、ズームガイドモード画面を示す。以下に詳述するが、システム制御部50は、スルー画像81上での2点タッチダウンによる位置座標に基づいてズーム領域指定の処理を行う。そして、スルー画像81に重畳して、ズーム領域を示すズーム枠84と、スルー画像81の中心に対して同心でズーム枠84と等しいサイズのガイド枠86とを表示する。また、ズーム領域82内に対してAF処理を実行し、フォーカス枠85の移動に追尾してズーム枠84の表示位置を変更し、ズーム枠84とガイド枠86が一致したときに、ズーム枠84に相当するズーム倍率に変更する自動ズーム制御を実行する。
ステップS303で、システム制御部50は、スルー画像81上での2点タッチダウンによる位置座標に基づいてズーム領域指定の処理を行う。システム制御部50は、2点タッチダウンの位置を含む、スルー画像81と相似形の領域をズーム領域82として指定し、ズーム領域82の位置座標をシステムメモリ52に記憶する。
図4(a)〜(f)を参照して、ズーム領域指定の各ケースについて説明する。スルー画像81の縦横比をe:fとし、左下端を原点として横軸をX軸、縦軸をY軸とする。また、2点タッチダウンの位置を点A、点Bとし、点Aと点Bを結ぶ線分の中点を点Cとする。
図4(a)は、点Aと点BのX座標が等しいケースを示す。ズーム領域82は、点Cを中心とし、縦辺の長さが点Aと点Bを結ぶ線分の長さと等しく、縦横比をe:fとするスルー画像81と相似形の領域として指定される。
図4(b)は、点Aと点BのY座標が等しいケースを示す。ズーム領域82は、点Cを中心とし、横辺の長さが点Aと点Bを結ぶ線分の長さと等しく、縦横比をe:fとするスルー画像81と相似形の領域として指定される。
点Aと点BのX座標、Y座標がどちらも等しくない場合、図4(c)、(d)に示すケースに分かれる。点Aと点Bを対角とする矩形の縦横比をg:hとする。点Aと点Bを対角とする矩形83は、ユーザがズームインしたい領域を意味する。
図4(c)は、e×h≧f×gであるケースを示す。ズーム領域82は、点Cを中心とし、横辺の長さが点Aと点Bを対角とする矩形83(斜線部)の横辺の長さと等しく、縦横比をe:fとするスルー画像81と相似形の領域として指定される。横辺の長さを1とした場合の縦辺の長さを比率で表すと、矩形83の縦辺の長さはg/h、ズーム領域82の縦辺の長さはe/fである。e×h≧f×gの場合、e/f≧g/hであるので、ユーザがズームインしたい領域を意味する矩形83はズーム領域82に含まれる。
図4(d)は、e×h<f×gであるケースを示す。ズーム領域82は、点Cを中心とし、縦辺の長さが点Aと点Bを対角とする矩形83(斜線部)の縦辺の長さと等しく、縦横比をe:fとするスルー画像81と相似形の領域として指定される。縦辺の長さを1とした場合の横辺の長さを比率で表すと、矩形83の横辺の長さはh/g、ズーム領域82の横辺の長さはf/eである。e×h<f×gの場合、h/g<f/eであるので、ユーザがズームインしたい領域を意味する矩形83はズーム領域82に含まれる。
図4(e)は、図4(a)〜(d)の例外ケースを示す。図4(a)〜(d)を用いて説明したルールに従って指定されたズーム領域82aの一部がスルー画像81の外側に出てしまう場合、外側に出てしまう領域分だけ中心を点Cから点Dに移動して、ズーム領域82として指定される。
図4(f)は、図4(a)〜(d)の例外ケースを示す。図4(a)〜(d)を用いて説明したルールに従って指定されたズーム領域82bがデジタルカメラ100の最大ズーム倍率を超えてしまうため、実際はズームインできない。この場合、点Cを中心とし、最大ズーム倍率に相当するサイズのズーム領域82が指定される。
図4(a)〜(f)を参照して、ズーム領域指定の各ケースについて説明する。スルー画像81の縦横比をe:fとし、左下端を原点として横軸をX軸、縦軸をY軸とする。また、2点タッチダウンの位置を点A、点Bとし、点Aと点Bを結ぶ線分の中点を点Cとする。
図4(a)は、点Aと点BのX座標が等しいケースを示す。ズーム領域82は、点Cを中心とし、縦辺の長さが点Aと点Bを結ぶ線分の長さと等しく、縦横比をe:fとするスルー画像81と相似形の領域として指定される。
図4(b)は、点Aと点BのY座標が等しいケースを示す。ズーム領域82は、点Cを中心とし、横辺の長さが点Aと点Bを結ぶ線分の長さと等しく、縦横比をe:fとするスルー画像81と相似形の領域として指定される。
点Aと点BのX座標、Y座標がどちらも等しくない場合、図4(c)、(d)に示すケースに分かれる。点Aと点Bを対角とする矩形の縦横比をg:hとする。点Aと点Bを対角とする矩形83は、ユーザがズームインしたい領域を意味する。
図4(c)は、e×h≧f×gであるケースを示す。ズーム領域82は、点Cを中心とし、横辺の長さが点Aと点Bを対角とする矩形83(斜線部)の横辺の長さと等しく、縦横比をe:fとするスルー画像81と相似形の領域として指定される。横辺の長さを1とした場合の縦辺の長さを比率で表すと、矩形83の縦辺の長さはg/h、ズーム領域82の縦辺の長さはe/fである。e×h≧f×gの場合、e/f≧g/hであるので、ユーザがズームインしたい領域を意味する矩形83はズーム領域82に含まれる。
図4(d)は、e×h<f×gであるケースを示す。ズーム領域82は、点Cを中心とし、縦辺の長さが点Aと点Bを対角とする矩形83(斜線部)の縦辺の長さと等しく、縦横比をe:fとするスルー画像81と相似形の領域として指定される。縦辺の長さを1とした場合の横辺の長さを比率で表すと、矩形83の横辺の長さはh/g、ズーム領域82の横辺の長さはf/eである。e×h<f×gの場合、h/g<f/eであるので、ユーザがズームインしたい領域を意味する矩形83はズーム領域82に含まれる。
図4(e)は、図4(a)〜(d)の例外ケースを示す。図4(a)〜(d)を用いて説明したルールに従って指定されたズーム領域82aの一部がスルー画像81の外側に出てしまう場合、外側に出てしまう領域分だけ中心を点Cから点Dに移動して、ズーム領域82として指定される。
図4(f)は、図4(a)〜(d)の例外ケースを示す。図4(a)〜(d)を用いて説明したルールに従って指定されたズーム領域82bがデジタルカメラ100の最大ズーム倍率を超えてしまうため、実際はズームインできない。この場合、点Cを中心とし、最大ズーム倍率に相当するサイズのズーム領域82が指定される。
ステップS304で、システム制御部50は、指定されたズーム領域82内に対してAF処理を実行する。
図5(a)は、ズームガイドモード開始直後の画面を示し、ズーム枠84は指定されたズーム領域82を示している。システム制御部50は、ズーム枠84の内側の領域に対してAF処理を実行し、完了後、スルー画像81に重畳してフォーカスした被写体の位置にフォーカス枠85を表示する。なお、ズームガイドモード画面には、ズームガイドモード停止ボタン87が表示される。
図5(a)は、ズームガイドモード開始直後の画面を示し、ズーム枠84は指定されたズーム領域82を示している。システム制御部50は、ズーム枠84の内側の領域に対してAF処理を実行し、完了後、スルー画像81に重畳してフォーカスした被写体の位置にフォーカス枠85を表示する。なお、ズームガイドモード画面には、ズームガイドモード停止ボタン87が表示される。
ステップS305で、システム制御部50は、フォーカス枠85の中心とズーム領域82の中心のX座標距離及びY座標距離を算出し、フォーカス枠85とズーム領域82の位置関係としてシステムメモリ52に記憶する。なお、フォーカス枠85とズーム領域82の位置関係をそれぞれの中心座標を用いて定義したが、位置関係を定義できるものであれば、角や辺等の位置座標を用いる構成としてもよい。
ステップS306で、システム制御部50は、指定されたズーム領域82をズーム枠84としてスルー画像81に重畳して表示する(ズーム枠表示機能)。
ステップS307で、システム制御部50は、スルー画像81の中心に対して同心でズーム枠84と等しいサイズのガイド枠86をスルー画像81に重畳して表示する(ガイド枠表示機能)。
ステップS307で、システム制御部50は、スルー画像81の中心に対して同心でズーム枠84と等しいサイズのガイド枠86をスルー画像81に重畳して表示する(ガイド枠表示機能)。
ステップS308で、システム制御部50は、ズームガイドモードを継続するか否かを判定する。ユーザによってズームガイドモード停止ボタン87が押下されていない場合、システム制御部50は、ズームガイドモードを継続すると判定して、ステップS309に進む。ユーザによってズームガイドモード停止ボタン87が押下された場合、システム制御部50は、ズームガイドモードを継続しないと判定して、ステップS301に戻り、撮影待機状態となる。
ステップS309で、システム制御部50は、フォーカス枠85が移動したか否かを判定する。ユーザによるカメラの向きの変更や、フォーカスした被写体自身の移動よって、スルー画像81上のフォーカスした被写体の位置は変わるため、これに追尾してフォーカス枠85を移動させる。フォーカス枠85が移動したと判定した場合、ステップS310に進み、フォーカス枠85が移動しなかったと判定した場合、ステップS308に戻る。
ステップS310で、システム制御部50は、フォーカス枠85がスルー画像81内にあるか否かを判定する。フォーカス枠85がスルー画像81内にあると判定した場合、ステップS311に進む。フォーカス枠85がスルー画像81の外側に移動したと判定した場合、ステップS301に戻り、撮影待機状態となる。すなわち、フォーカスした被写体がスルー画像81内から消え、ユーザがズームインしたい領域がスルー画像81内から消えるため、ズームガイドモードを停止する。このようなズームガイドモード停止処理を設けることで、ユーザは被写体に向けていたカメラの向きを移動するだけでズームガイドモードを停止できるので、キャンセル操作を容易に行うことができる。また、フォーカス枠85がスルー画像81内にある限り、ズーム枠84の一部がスルー画像81の外側に出てしまっても、ズームガイドモードを停止せず、継続する。スルー画像81の端部にズーム領域82が指定された場合、ズームガイドモード開始直後にカメラの向きが少し変わっただけでズーム枠84の一部がスルー画像81の外側に出てしまう可能性がある。このような場合に、ズームガイドモードが停止してしまう確率を低減させることができる。
ステップS311で、システム制御部50は、ステップS305で記憶したフォーカス枠85とズーム領域82の位置関係が変わらないように、フォーカス枠85の移動に追尾してズーム枠84の表示位置を変更する(ズーム枠表示変更機能)。図5(a)の状態から図5(b)に示すようにフォーカス枠85が移動すると、フォーカス枠85の移動に追尾してズーム枠84の表示位置が変更される。システム制御部50は、フォーカス枠85が移動するたびに繰り返しズーム枠84の表示位置を変更し続ける。
ステップS312で、システム制御部50は、ズーム枠84とガイド枠86が一致したか否かを判定する。具体的には、ズーム枠84の中心とガイド枠86の中心の距離を算出し、この中心間距離が所定の閾値以下となった場合、ズーム枠84とガイド枠86が一致したと判定して、ステップS313に進む。図5(c)に、ズーム枠84とガイド枠86が一致した場合の例を示す。図5(b)の状態から図5(c)に示すようにフォーカス枠85が移動すると、フォーカス枠85の移動に追尾してズーム枠84の表示位置が変更される。図5(c)の状態では、ズーム枠84とガイド枠86の中心間距離が所定の閾値以下となり、ユーザからはズーム枠84とガイド枠86が重なったように見える。ズーム枠84とガイド枠86の中心間距離が所定の閾値を上回っている場合、ズーム枠84とガイド枠86が一致していないと判定して、ステップS308に戻る。閾値は、ズーム枠84とガイド枠86が一致したか否かを判定するために予め定められた所定の値であり、適切な値に設定される。閾値が小さ過ぎると、ユーザがズーム枠84とガイド枠86を一致させるためにカメラの向きを微調整する操作が難しくなる。逆に閾値が大き過ぎると、ズーム枠84とガイド枠86のずれが大きいにも関わらず一致したと判定され、ズームインした後に所望の構図が得られない可能性がある。なお、ズーム枠84とガイド枠86の中心間距離を用いて判定する例としたが、ズーム枠84とガイド枠86との位置関係が所定の条件を満たすか否かを判定できるものであれば、角や辺等の位置座標を用いる構成としてもよい。
ステップS313で、システム制御部50は、ズームレンズ位置を変更する駆動機構を制御し、ズームレンズと撮像部22の間の焦点距離を変化させることによって、ズーム枠84に相当するズーム倍率に変更する。このとき、ユーザはカメラの向き調整、ズーム操作を繰り返し行うといった煩わしい作業を行う必要がなく、ズーム制御は自動的に行われる。自動ズーム制御が完了すると、ステップS301に戻り、撮影待機状態となる。
一方、ステップS314で、システム制御部50は、表示部28のうちスルー画像81を表示している領域上(スルー画像81上)で1点タッチダウンがあったか否かを判定する。1点タッチダウンがあったと判定した場合、ステップS315に進み、1点タッチダウンがなかったと判定した場合、ステップS317に進む。
ステップS315で、システム制御部50は、スルー画像81上での1点タッチダウンによる位置座標に基づいて撮影準備処理を行う。撮影準備処理とは、AF処理、AE処理、AWB処理、EF処理のうち少なくとも一つを含む動作である。撮影準備処理は、スルー画像81内のうち、1点タッチダウンの位置の被写体に合わせて(1点タッチダウンの位置周辺の領域を評価した結果に基づいて)調整する。例えば第1の位置周辺で顔が検出されていれば、その顔に合わせてAF処理、AE処理、AWB処理、EF処理を行う。1点タッチダウンの位置の被写体は顔に限らない。顔が無い場合でも、例えば1点タッチダウンの位置周辺のコントラストが最大となるようにAF処理を行う。撮影準備処理を完了した場合、フォーカス枠の表示やフォーカス音等よって撮影準備処理が完了したことをユーザに報知する。また、撮影準備処理で調整したフォーカス位置や露出値等の撮影設定値を固定(ロック)する。
ステップS316で、システム制御部50は、現在の撮影設定値で撮影処理を行う。撮影処理は、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の処理である。撮影された画像を撮影直後に表示部28に表示するレックレビューも含む。この撮影処理は、シャッターボタン61を全押しした際と同じくSW2を発生して開始を指示するものとしてもよいし、SW2とは別個の信号を発生して開始を指示するものとしてもよい。ステップS316での撮影処理を終了すると、ステップS301に戻り、撮影待機状態となる。
ステップS315で、システム制御部50は、スルー画像81上での1点タッチダウンによる位置座標に基づいて撮影準備処理を行う。撮影準備処理とは、AF処理、AE処理、AWB処理、EF処理のうち少なくとも一つを含む動作である。撮影準備処理は、スルー画像81内のうち、1点タッチダウンの位置の被写体に合わせて(1点タッチダウンの位置周辺の領域を評価した結果に基づいて)調整する。例えば第1の位置周辺で顔が検出されていれば、その顔に合わせてAF処理、AE処理、AWB処理、EF処理を行う。1点タッチダウンの位置の被写体は顔に限らない。顔が無い場合でも、例えば1点タッチダウンの位置周辺のコントラストが最大となるようにAF処理を行う。撮影準備処理を完了した場合、フォーカス枠の表示やフォーカス音等よって撮影準備処理が完了したことをユーザに報知する。また、撮影準備処理で調整したフォーカス位置や露出値等の撮影設定値を固定(ロック)する。
ステップS316で、システム制御部50は、現在の撮影設定値で撮影処理を行う。撮影処理は、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の処理である。撮影された画像を撮影直後に表示部28に表示するレックレビューも含む。この撮影処理は、シャッターボタン61を全押しした際と同じくSW2を発生して開始を指示するものとしてもよいし、SW2とは別個の信号を発生して開始を指示するものとしてもよい。ステップS316での撮影処理を終了すると、ステップS301に戻り、撮影待機状態となる。
一方、ステップS317で、システム制御部50は、電源オフ操作やモード切替スイッチ60によって他のモードに切り替えられる等の終了指示があったか否かを判定する。終了指示がなかったと判定した場合、ステップS301に戻り、終了指示があったと判定した場合、撮影モード処理1を終了する。
以上のように、ユーザはスルー画像81上の任意の位置にある被写体に対してズーム領域82を指定することができる。
また、1点タッチダウンで撮影処理を実行し、2点タッチダウンでズームガイドモードを開始するようにしたので、スイッチによるモード切り替えを行うことなく、スムーズにズームガイドモードに移行することができる。
また、スルー画像81に重畳して、ズーム領域82を示すズーム枠84が表示されるので、ユーザはズーム操作後の構図に収まる範囲を容易に把握することができ、所望の構図を得られるか否かを判断することができる。
また、ズーム領域82内に対してフォーカス処理が実行され、フォーカス枠85とズーム領域82の位置関係が変わらないように、フォーカス枠85の移動に追尾してズーム枠84の表示位置が変更される。これにより、ユーザはカメラの向きを変えたり、被写体が動いたりしている間も、ズーム操作後の構図を把握し続けることができる。
また、ズーム枠84が、スルー画像81の中心に対して同心でズーム枠84と等しいサイズのガイド枠86と一致したときに、ズーム枠84に相当するズーム倍率に自動的に変更される。すなわち、ユーザはカメラの向き調整、ズーム操作を繰り返し行うといった煩わしい作業を行う必要がなく、ズーム制御が自動的に行われる。これにより、ユーザはズーム枠84によって構図を確認しながら、カメラの向きを変更してズーム枠84とガイド枠86を合わせるだけで、所望の構図を得るためのズーム操作を容易に行うことができる。
また、1点タッチダウンで撮影処理を実行し、2点タッチダウンでズームガイドモードを開始するようにしたので、スイッチによるモード切り替えを行うことなく、スムーズにズームガイドモードに移行することができる。
また、スルー画像81に重畳して、ズーム領域82を示すズーム枠84が表示されるので、ユーザはズーム操作後の構図に収まる範囲を容易に把握することができ、所望の構図を得られるか否かを判断することができる。
また、ズーム領域82内に対してフォーカス処理が実行され、フォーカス枠85とズーム領域82の位置関係が変わらないように、フォーカス枠85の移動に追尾してズーム枠84の表示位置が変更される。これにより、ユーザはカメラの向きを変えたり、被写体が動いたりしている間も、ズーム操作後の構図を把握し続けることができる。
また、ズーム枠84が、スルー画像81の中心に対して同心でズーム枠84と等しいサイズのガイド枠86と一致したときに、ズーム枠84に相当するズーム倍率に自動的に変更される。すなわち、ユーザはカメラの向き調整、ズーム操作を繰り返し行うといった煩わしい作業を行う必要がなく、ズーム制御が自動的に行われる。これにより、ユーザはズーム枠84によって構図を確認しながら、カメラの向きを変更してズーム枠84とガイド枠86を合わせるだけで、所望の構図を得るためのズーム操作を容易に行うことができる。
なお、第1の実施形態では、2点タッチダウンの位置座標に基づいてズーム領域82を指定する構成としたが、3点以上のタッチダウンの位置座標に基づいてズーム領域82を指定する構成としてもよい。点数を増やすことで、ユーザは自分がどの領域を囲んで指定しているのか視覚的に把握しやすくなる。また、1点タッチダウンによって順番に複数の点に対してタッチダウンして位置座標を指定する構成としてもよい。このようにすることで、2点タッチダウンを検出できないハード構成であっても本ズームガイドモードを実施することができる。
また、第1の実施形態では、指定されたズーム領域82がズーム枠84として表示される構成としたが、表示されたズーム枠84を直接タッチ操作することによって、ズーム枠84のサイズ、位置を変更できる構成としてもよい。このようにすることで、ユーザは、指定されたズーム領域82が想定していた構図と異なると感じた場合、容易にズーム領域82を変更することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態を説明する。なお、第2の実施形態に係るデジタルカメラの構成は第1の実施形態と同様であり、ここではその説明を省略する。
第2の実施形態では、システム制御部50は、ズーム枠84のサイズが所定の閾値以下である場合、ズーム枠84より大きい所定のサイズのガイド補助枠(位置合わせ補助枠)88をスルー画像81に重畳して表示する。そして、スルー画像81の中心に対して同心でガイド補助枠88と等しいサイズのガイド枠86をスルー画像81に重畳して表示する。
次に、第2の実施形態を説明する。なお、第2の実施形態に係るデジタルカメラの構成は第1の実施形態と同様であり、ここではその説明を省略する。
第2の実施形態では、システム制御部50は、ズーム枠84のサイズが所定の閾値以下である場合、ズーム枠84より大きい所定のサイズのガイド補助枠(位置合わせ補助枠)88をスルー画像81に重畳して表示する。そして、スルー画像81の中心に対して同心でガイド補助枠88と等しいサイズのガイド枠86をスルー画像81に重畳して表示する。
図6に、第2の実施形態における撮影モードでの処理手順である、撮影モード処理2のフローチャートを示す。撮影モード処理2は、システム制御部50が不揮発性メモリ56に記憶されたプログラムをシステムメモリ52に展開して実行することで実現される。電源が投入され、モード切替スイッチ60によってデジタルカメラ100の動作モードが撮影モードに切り替えられると撮影モード処理2を開始する。
また、図7に、第2の実施形態におけるズームガイドモード画面を示す。なお、図7ではフォーカス枠85は省略しているが、第1の実施形態と同様、スルー画像81に重畳してフォーカスした被写体の位置にフォーカス枠85が表示される。
また、図7に、第2の実施形態におけるズームガイドモード画面を示す。なお、図7ではフォーカス枠85は省略しているが、第1の実施形態と同様、スルー画像81に重畳してフォーカスした被写体の位置にフォーカス枠85が表示される。
図6のステップS601〜S606、S608〜S611、S613〜S617は、第1の実施形態で説明した図3のステップS301〜S306、S308〜S311、S313〜S317とそれぞれ同様の処理なので説明を省略する。
ステップS618で、システム制御部50は、ズーム枠84のサイズが所定の閾値以下であるか否かを判定する。具体的には、ズーム枠84の面積を算出し、この面積が所定の閾値以下である場合、ステップS619に進み、所定の閾値を上回っている場合、ステップS621に進む。ズーム枠84が小さいと、ユーザにとってズーム枠84とガイド枠86を一致させるためにカメラの向きを調整する操作が難しくなる。所定の閾値とは、カメラの向きを調整する操作が難しくないかどうかを判定するために予め定められた所定の値である。なお、ズーム枠84の面積を用いて判定したが、ズーム枠84のサイズを判定できるものであれば、縦辺・横辺の長さ等を算出して用いる構成としてもよい。
ステップS618で、システム制御部50は、ズーム枠84のサイズが所定の閾値以下であるか否かを判定する。具体的には、ズーム枠84の面積を算出し、この面積が所定の閾値以下である場合、ステップS619に進み、所定の閾値を上回っている場合、ステップS621に進む。ズーム枠84が小さいと、ユーザにとってズーム枠84とガイド枠86を一致させるためにカメラの向きを調整する操作が難しくなる。所定の閾値とは、カメラの向きを調整する操作が難しくないかどうかを判定するために予め定められた所定の値である。なお、ズーム枠84の面積を用いて判定したが、ズーム枠84のサイズを判定できるものであれば、縦辺・横辺の長さ等を算出して用いる構成としてもよい。
ステップS619で、システム制御部50は、図7に示すように、ズーム枠84の中心に対して同心でズーム枠84より大きい所定のサイズのガイド補助枠88をスルー画像81に重畳して表示する(補助枠表示機能)。このとき、ズーム枠84の表示をなくすのではなく、ガイド補助枠88と共にズーム枠84も表示する。所定のサイズは、ユーザがガイド補助枠88とガイド枠86を容易に合せることが可能なサイズとして予め定められた所定の値である。
ステップS620で、システム制御部50は、スルー画像81の中心に対して同心でガイド補助枠88と等しいサイズのガイド枠86をスルー画像81に重畳して表示する。
一方、ステップS621で、システム制御部50は、図5(a)に示した例と同様に、スルー画像81の中心に対して同心でズーム枠84と等しいサイズのガイド枠86をスルー画像81に重畳して表示する。
一方、ステップS621で、システム制御部50は、図5(a)に示した例と同様に、スルー画像81の中心に対して同心でズーム枠84と等しいサイズのガイド枠86をスルー画像81に重畳して表示する。
以下、ステップS608〜S611の処理の後、ステップS622に移行する。
ステップS622で、システム制御部50は、ガイド補助枠88の有無を判定する。ガイド補助枠88が表示されていると判定した場合、ステップS623に進み、ガイド補助枠88が表示されていないと判定した場合、ステップS624に進む。
ステップS623で、システム制御部50は、ステップS611で表示位置が変更されたズーム枠84の中心に対して同心となるようにガイド補助枠88の表示位置を変更する。ユーザからはズーム枠84とガイド補助枠88は一体となって移動するように見える。
ステップS624で、システム制御部50は、ガイド補助枠88とガイド枠86が一致したか否かを判定する。具体的には、ガイド補助枠88の中心とガイド枠86の中心の距離を算出し、この中心間距離が所定の閾値以下となった場合、ガイド補助枠88とガイド枠86が一致したと判定して、ステップS613に進む。ガイド補助枠88とガイド枠86の中心間距離が所定の閾値を上回っている場合、ガイド補助枠88とガイド枠86は一致していないと判定して、ステップS608に戻る。閾値は、ガイド補助枠88とガイド枠86が一致したか否かを判定するために予め定められた所定の値であり、第1の実施形態と同様に小さ過ぎたり、大き過ぎたりならないよう適切な値に設定される。
ステップS622で、システム制御部50は、ガイド補助枠88の有無を判定する。ガイド補助枠88が表示されていると判定した場合、ステップS623に進み、ガイド補助枠88が表示されていないと判定した場合、ステップS624に進む。
ステップS623で、システム制御部50は、ステップS611で表示位置が変更されたズーム枠84の中心に対して同心となるようにガイド補助枠88の表示位置を変更する。ユーザからはズーム枠84とガイド補助枠88は一体となって移動するように見える。
ステップS624で、システム制御部50は、ガイド補助枠88とガイド枠86が一致したか否かを判定する。具体的には、ガイド補助枠88の中心とガイド枠86の中心の距離を算出し、この中心間距離が所定の閾値以下となった場合、ガイド補助枠88とガイド枠86が一致したと判定して、ステップS613に進む。ガイド補助枠88とガイド枠86の中心間距離が所定の閾値を上回っている場合、ガイド補助枠88とガイド枠86は一致していないと判定して、ステップS608に戻る。閾値は、ガイド補助枠88とガイド枠86が一致したか否かを判定するために予め定められた所定の値であり、第1の実施形態と同様に小さ過ぎたり、大き過ぎたりならないよう適切な値に設定される。
一方、ステップS625で、システム制御部50は、図5(c)に示した例と同様に、ズーム枠84とガイド枠86が一致したか否かを判定する。具体的には、ズーム枠84の中心とガイド枠86の中心の距離を算出し、この中心間距離が所定の閾値以下である場合、ズーム枠84とガイド枠86が一致したと判定して、ステップS613に進む。ズーム枠84とガイド枠86の中心間距離が所定の閾値を上回っている場合、ズーム枠84とガイド枠86は一致していないと判定して、ステップS608に戻る。閾値は、ズーム枠84とガイド枠86が一致したか否かを判定するために予め定められた所定の値であり、第1の実施形態と同様に小さ過ぎたり、大き過ぎたりならないよう適切な値に設定される。
以上のように、第1の実施形態と同様な効果が得られるとともに、さらに以下の効果が得られる。ズーム枠84のサイズが所定の閾値以下である場合に、ズーム枠84より大きい所定のサイズのガイド補助枠88と、スルー画像81の中心に対して同心でガイド補助枠88と等しいサイズのガイド枠86が表示される。ユーザは、ズーム枠84のサイズが小さく、ズーム枠84とガイド枠86を合わせることが難しい場合、ガイド補助枠88とガイド枠86を合わせることで、所望の構図を得るためのズーム操作を容易に行うことができる。
また、ガイド補助枠88と共にズーム枠84も表示されるので、ユーザはズーム操作後の構図に収まる範囲を容易に把握することができ、所望の構図を得られるか否かを判断できる。
また、ガイド補助枠88と共にズーム枠84も表示されるので、ユーザはズーム操作後の構図に収まる範囲を容易に把握することができ、所望の構図を得られるか否かを判断できる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
また、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
上述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例にして説明したが、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、デジタル一眼レフカメラ、その他の各種撮像装置において適用可能である。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
上述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例にして説明したが、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、デジタル一眼レフカメラ、その他の各種撮像装置において適用可能である。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
22:撮像部、28:表示部、29:タッチパネル、24:画像処理部、50:システム制御部、52:システムメモリ、100:デジタルカメラ、103:撮影レンズ
Claims (7)
- 撮像手段によって撮像された画像を表示部に表示する撮像装置であって、
前記表示部の表示画像上の任意の位置に表示画像と相似形の領域をズーム領域として指定するズーム領域指定手段と、
前記ズーム領域指定手段により指定されたズーム領域内に対してフォーカス処理を実行し、フォーカス枠と前記ズーム領域の位置関係を記憶する記憶手段と、
前記ズーム領域指定手段により指定されたズーム領域をズーム枠として表示画像に重畳して表示するズーム枠表示手段と、
表示画像の中心に対して同心で前記ズーム枠と等しいサイズのガイド枠を表示画像に重畳して表示するガイド枠表示手段と、
前記記憶手段に記憶した位置関係が変わらないように、前記フォーカス枠の移動に追尾して前記ズーム枠の表示位置を変更するズーム枠表示変更手段と、
前記ズーム枠と前記ガイド枠の位置関係が所定の条件を満たしたときに、前記ズーム枠に相当するズーム倍率に変更する自動ズーム制御手段とを備えることを特徴とする撮像装置。 - 前記表示部にタッチパネルが設けられており、
前記ズーム領域指定手段は、前記タッチパネルの複数の点に対してタッチダウンがあった場合、その複数の点を含む、表示画像と相似形の領域をズーム領域として指定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記タッチパネルの1点に対してタッチダウンがあった場合、その1点タッチダウンによる位置座標に基づいて撮影準備処理を行い、撮影処理を行うことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
- 前記ズーム枠のサイズが所定の閾値以下である場合、前記ズーム枠より大きい所定のサイズの補助枠を表示画像に重畳して表示する補助枠表示手段を備え、
前記ガイド枠表示手段は、表示画像の中心に対して同心で前記補助枠と等しいサイズのガイド枠を表示画像に重畳して表示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 前記自動ズーム制御手段は、ズーム倍率を変更するためにズームレンズ位置を移動するよう制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 撮像手段によって撮像された画像を表示部に表示する撮像装置の制御方法であって、
前記表示部の表示画像上の任意の位置に表示画像と相似形の領域をズーム領域として指定するステップと、
前記指定されたズーム領域内に対してフォーカス処理を実行し、フォーカス枠と前記ズーム領域の位置関係を記憶手段に記憶するステップと、
前記指定されたズーム領域をズーム枠として表示画像に重畳して表示するステップと、
表示画像の中心に対して同心で前記ズーム枠と等しいサイズのガイド枠を表示画像に重畳して表示するステップと、
前記記憶手段に記憶した位置関係が変わらないように、前記フォーカス枠の移動に追尾して前記ズーム枠の表示位置を変更するステップと、
前記ズーム枠と前記ガイド枠の位置関係が所定の条件を満たしたときに、前記ズーム枠に相当するズーム倍率に変更するステップとを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。 - 撮像手段によって撮像された画像を表示部に表示する撮像装置を制御するためのプログラムであって、
前記表示部の表示画像上の任意の位置に表示画像と相似形の領域をズーム領域として指定するズーム領域指定手段と、
前記ズーム領域指定手段により指定されたズーム領域内に対してフォーカス処理を実行し、フォーカス枠と前記ズーム領域の位置関係を記憶する記憶手段と、
前記ズーム領域指定手段により指定されたズーム領域をズーム枠として表示画像に重畳して表示するズーム枠表示手段と、
表示画像の中心に対して同心で前記ズーム枠と等しいサイズのガイド枠を表示画像に重畳して表示するガイド枠表示手段と、
前記記憶手段に記憶した位置関係が変わらないように、前記フォーカス枠の移動に追尾して前記ズーム枠の表示位置を変更するズーム枠表示変更手段と、
前記ズーム枠と前記ガイド枠の位置関係が所定の条件を満たしたときに、前記ズーム枠に相当するズーム倍率に変更する自動ズーム制御手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6113901B1 (ja) * | 2016-10-19 | 2017-04-12 | 株式会社東芝 | 点検支援端末、点検支援方法及びプログラム |
CN107094231A (zh) * | 2017-01-11 | 2017-08-25 | 口碑控股有限公司 | 智能拍摄方法和装置 |
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2013
- 2013-05-17 JP JP2013105180A patent/JP2014225846A/ja active Pending
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