JP2008141672A - 画像表示装置、画像表示方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の画像データの中から所望するものをより迅速に検索して表示させる。
【解決手段】日時情報を付加した画像データを複数記憶するメモリカード29と、メモリカード29に記憶した複数の画像の表示を指示するキー入力部27と、この指示に応じ、例えば縦軸を日付、横軸を1日の時刻の各時間軸とした2次元座標平面上に、メモリカード29に記憶した複数の画像データの日時情報に基づいて、各画像データの縮小画像を複数展開した一覧画像を生成してVRAM25に記憶させる制御部22と、VRAM25に記憶された一覧画像の所定範囲を表示する表示部26とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の画像データを記録した媒体を有し、該媒体から画像データを読出して表示させるデジタルカメラやビューワ機能付のフォトストレージ装置等に好適な画像表示装置、画像表示方法及びプログラムに関する。
一般にデジタルカメラで撮影済みの画像データを再生して表示させる場合、画像データ単位で表示部に画像データを撮影した順序に従って順次表示させる方法か、あるいは、それぞれ縮小した複数の画像データを1画面に纏めた一覧画像を作成して表示させた上で、その中から1つが選択されると、選択された一つの画像データを表示部全面で表示するように切換える方法のいずれかを用いていた。
また特許文献では、記録された複数の撮影画像データ中で関連性がある複数の撮影画像データをグループ化して一元的に管理しつつ、各グループ単位での出力を可能とすることを課題として、撮影時刻を付加情報として持つ複数の撮影画像データが記録された外部メモリに記録されている撮影画像データを出力する際に、外部メモリに記録されている複数の画像データを、制御部が予め決められた一定の時間幅を区切りとして、それぞれの撮影時刻自動的にグループ分けし、同一のグループに属する画像毎に表示部あるいは印刷部に出力させる構成とした技術が考えられている。(例えば、特許文献1)
特開2002−211049号公報
上記デジタルカメラで画像データを表示させる一般的な方法では、すべての画像データが撮影時の日時に従った時系列に従って表示される。そのため、例えば1つの画像が選択され画面全面に表示されている状態で、異なった撮影日で同一時間帯の他の画像データを検索しようとする場合、現在表示している画像データの撮影日時と検索対象の画像データの撮影日時の間に撮影された画像データの多寡により、検索対象の画像データを得るまでに要する時間と操作の手間は異なる。
この点は、上記特許文献1に記載された技術も同様であり、撮影日等毎に同一行にサムネイル画像が表示され、時刻が古い画像から順に左端から詰めて表示される。そのため、同一の日付で撮影した画像データの数によっては所望する画像を得るまでに多くの時間と手間とを要することがある。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、複数の画像データの中から所望するものをより迅速に検索して表示させることが可能な画像表示装置、画像表示方法及びプログラムを提供することにある。
請求項1記載の発明は、日時情報を付加した画像データを複数記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶した複数の画像の表示を指示する第1の指示手段と、この第1の指示手段での指示に応じ、縦軸と横軸の一方を所定単位の時間軸、他方を上記所定単位の時間軸より小さな単位での時間軸とした2次元座標平面上に、上記記憶手段に記憶した複数の画像データの日時情報に基づいて、各画像データの縮小画像を複数展開した一覧画像を生成する画像生成手段と、この画像生成手段で得た一覧画像を表示する表示手段とを具備したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記表示手段で表示された一覧画像中の画像を選択する選択手段をさらに具備し、上記表示手段は、上記選択手段で選択された画像データを上記記憶手段から読出し、上記一覧画像に代えて表示させることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記表示手段は、上記画像生成手段で生成した一覧画像の一部範囲を表示し、上記表示手段で表示する一覧画像の範囲の上記2次元座標平面上での移動を指示する第2の指示手段をさらに具備したことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記表示手段で表示される一覧画像の縦軸及び横軸の時間軸の切換えを指示する第3の指示手段をさらに具備し、上記画像生成手段は、第3の指示手段での指示に応じ、縦軸と横軸の一方をそれまでとは異なる所定単位の時間軸、他方を上記それまでとは異なる所定単位の時間軸より小さな単位での時間軸とした2次元座標平面上に、上記記憶手段に記憶した複数の画像データの日時情報に基づいて、各画像データの縮小画像を展開した新たな一覧画像を生成し、上記表示手段は、画像生成手段で得た新たな一覧画像を表示することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記記憶手段は、撮影時の日時情報及びサムネイル画像を含む画像データを複数記憶し、上記画像生成手段は、記憶手段に記憶した画像データ中のサムネイル画像を用いて一覧画像を生成することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、日時情報を付加した画像データを複数記憶した記憶部から画像データを読出して表示する表示方法であって、上記記憶部に記憶した複数の画像の表示を指示する第1の指示工程と、この第1の指示工程での指示に応じ、縦軸と横軸の一方を所定単位の時間軸、他方を上記所定単位の時間軸より小さな単位での時間軸とした2次元座標平面上に、上記記憶部に記憶した複数の画像データの日時情報に基づいて、各画像データの縮小画像を複数展開した一覧画像を生成する画像生成工程と、この画像生成工程で得た一覧画像を表示する表示工程とを有したことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、日時情報を付加した画像データを複数記憶した記憶部から画像データを読出して表示する装置が内蔵したコンピュータが実行するプログラムであって、上記記憶部に記憶した複数の画像の表示を指示する第1の指示ステップと、この第1の指示ステップでの指示に応じ、縦軸と横軸の一方を所定単位の時間軸、他方を上記所定単位の時間軸より小さな単位での時間軸とした2次元座標平面上に、上記記憶部に記憶した複数の画像データの日時情報に基づいて、各画像データの縮小画像を複数展開した一覧画像を生成する画像生成ステップと、この画像生成ステップで得た一覧画像を表示する表示ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、一元的な単なる時系列ではない要素を加えることで、複数の画像データの中から所望するものをより迅速に検索して表示させることが可能となる。
以下本発明をデジタルカメラに適用した場合の実施の一形態について図面を参照して説明する。
図1は、同実施の形態に係るデジタルカメラ10全体の電子回路の概念構成を示すものである。
図中、撮影モードでのモニタリング状態においては、モータ(M)11の駆動により撮影レンズ光学系12中の一部のレンズ、具体的にはズームレンズ及びフォーカスレンズの位置が適宜移動される。この撮影レンズ光学系12の撮影光軸後方の結像位置に、図示しないメカニカルシャッタを介して、固体撮像素子であるCCD13が配置される。
CCD13は、タイミング発生器(TG)14、CCDドライバ15によって走査駆動され、一定周期毎に結像した光像に対応する光電変換出力を1画面分出力する。
この光電変換出力は、AGC/SH(Auto Gain Control/Sample Hold)回路16において、アナログ値の信号の状態でRGBの各原色成分毎にその時点に設定されているISO感度に応じて自動ゲイン調整された後にサンプルホールドされ、A/D変換器17に送られる。
A/D変換器17では、アナログの画像データをデジタルデータに変換し、カラープロセス回路18へ出力する。
カラープロセス回路18は、デジタルの画像データに対して画素補間処理及びγ補正処理を含むカラープロセス処理を行ない、マトリックス変換によりデジタル値の輝度色差系の画像データYUVを生成した後にDMA(Direct Memory Access)コントローラ19に出力する。
DMAコントローラ19は、カラープロセス回路18の出力する画像データYUVを、同じくカラープロセス回路18からの複合同期信号、メモリ書込みイネーブル信号、及びクロック信号を用いて一度DMAコントローラ19内部のバッファに書込み、DRAMインタフェース(I/F)20を介してバッファメモリとして使用されるDRAM21にDMA転送を行なう。
制御部22は、CPUと、ワークメモリとして使用される主記憶メモリ等から構成されるもので、後述する再生動作を含む動作プログラムやデータ等を固定的に記憶した不揮発性メモリ23から必要なプログラム等を読出し、該主記憶メモリに適宜必要なプログラムやデータを一時的に展開して書込みながら、このデジタルカメラ10全体の制御動作を司る。
しかして制御部22は、上記画像データのDRAM21へのDMA転送終了後に、この画像データをDRAMインタフェース20を介してDRAM21より読出し、表示コントローラ24を介してVRAM25に書込む。
表示コントローラ24は、上記画像データをVRAM25より定期的に読出して表示部26に出力する。
この表示部26は、デジタルカメラ10の筐体背面に配設された例えばバックライト付きの対角3インチ程度のサイズを有するカラー液晶パネルとその駆動回路とで構成されるもので、撮影モード時には電子ファインダとして機能し、表示コントローラ24からの画像データ等に基づいた表示を行なうことで、その時点で表示コントローラ24から取込んでいる画像等をリアルタイムにモニタ表示する一方で、再生モード時には選択した画像等を再生表示する。
このように表示部26にその時点での被写体の画像をモニタ画像としてリアルタイムに表示している、所謂スルー画像の表示状態で、静止画撮影を行ないたいタイミングでキー入力部27の一部を構成するシャッタキーを操作すると、トリガ信号を発生する。
制御部22は、このトリガ信号に応じてその時点でCCD13から取込んでいる1画面分の輝度及び色差信号のDRAM21へのDMA転送を取り止め、あらためて適正な露出条件に従ったシャッタ速度で図示しないメカニカルシャッタ及び上記CCD13を駆動して1画面分の輝度及び色差信号を得てDRAM21へ転送し、その後にこの経路を停止し、記憶保存の状態に遷移する。
この記憶保存の状態では、制御部22がDRAM21に書込まれている1フレーム分の画像データYUVをDRAMインタフェース20を介してY,U,Vの各コンポーネント毎に縦8画素×横8画素の基本ブロックと呼称される単位で読出して画像圧縮/伸長回路28に書込み、この画像圧縮/伸長回路28で所定の画像フォーマット、例えばJPEG(Joint Photograph coding Experts Group)に従ったADCT(Adaptive Discrete Cosine Transform:適応離散コサイン変換)、エントロピ符号化方式であるハフマン符号化等のデータ圧縮処理により符号化する。
そして、得た符号データを1画像分のデータファイルとして該画像圧縮/伸長回路28から読出し、このデジタルカメラ10に着脱自在に装着される記録媒体であるメモリカード29に書込む。
そして、1フレーム分の輝度及び色差信号の圧縮処理とメモリカード29への全圧縮データの書込み終了に伴なって、制御部22はCCD13からDRAM21への経路を再び起動する。
図2は、メモリカード29に記憶される画像データのフォーマットの一部を例示するものである。本実施の形態では、このデジタルカメラ10がDCF(Design rule for Camera File system)規格に準拠してExif(Exchangeable image file format)規格を採用するものとする。
すなわちExif規格では、撮影により得た画像本体となる画像データに撮影日、撮影時刻、ファイル名(拡張子jpg)、及びサムネイルデータと、ここでは図示しないシャッタ速度、絞り、ISO感度等を含む各種撮影データなどを1つの画像データファイルとして記憶するものとしている。
また、図2に示すように上記制御部22にはさらに、上述したキー入力部27と、音声処理部30、フラッシュ駆動部31、及びUSBインタフェース32が接続されている。
キー入力部27は、上記シャッタキーの他に、電源キー、ズームキー、撮影モードキー、再生モードキー、カーソルキー、セットキー、メニューキー、マクロキー、及びフラッシュキー等を有するもので、それらの操作に伴うキー入力信号は直接制御部22へ送信される。
音声処理部30は、PCM音源等の音源回路を備え、音声の録音時にはこのデジタルカメラ10の筐体前面に配設されたマイクロホン部33より入力された音声信号をデジタル化し、所定のデータファイル形式、例えばMP3(Moving Picture coding Experts Group−1 audio layer 3)規格にしたがってデータ圧縮して音声データファイルを作成し、上記メモリカード29へ送出する。
一方、音声処理部30は、音声の再生時にメモリカード29から読出されてきた音声データファイルの圧縮を解いてアナログ化し、上記表示部26と同じくデジタルカメラ10の背面側に設けられるスピーカ部34を駆動して、拡声放音させる。
フラッシュ駆動部31は、静止画像撮影時に図示しないフラッシュ駆動用の大容量コンデンサを充電した上で、制御部22からの制御に基づいてキセノン放電管等で構成されるフラッシュ発光部35を撮影タイミングに同期して閃光駆動させる。
しかるに、撮影モード時に静止画像ではなく動画像の撮影が選択されている場合には、1回目のシャッタキーが操作された時点で、上述した静止画データを取得して画像圧縮/伸長回路28でデータ圧縮し、メモリカード29へ記憶するという一連の動作を適宜フレームレート、例えば30[フレーム/秒]で連続して実行するものとして開始し、該シャッタキーが2回目に操作されるか、または所定の制限時間、例えば30秒が経過した時点でそれら一連の静止画データファイルを一括してモーションJPEGのデータファイル(AVIファイル)として設定し直す。
また、再生モード時には、制御部22がメモリカード29に記憶されている画像データを選択的に読出し、画像圧縮/伸長回路28で撮影モード時にデータ圧縮した手順と全く逆の手順で圧縮されている画像データを伸長し、伸長した画像データをDRAMインタフェース20を介しDRAM21に保持させた上で、このDRAM21の保持内容を表示コントローラ24を介してVRAM25に記憶させ、このVRAM25より定期的に画像データを読出してビデオ信号を発生し、上記表示部26で再生させる。
選択した画像データが静止画像ではなく動画像であった場合、選択した動画像ファイルを構成する個々の静止画データの再生を所定のフレームレートで時間的に連続して実行し、最後の静止画データの再生を終了した時点で、次に再生の指示がなされるまで先頭に位置する静止画データのみを用いて再生表示する。
USBインタフェース32は、USB(Universal Serial Bus)規格に準じてUSB端子36に接続されるパーソナルコンピュータやプリンタ装置等、各種外部機器との送受信を行なう。
次に上記実施の形態の動作について説明する。
図3は、再生モード時の処理内容を示すもので、その動作制御はすべて制御部22が予め不揮発性メモリ23に記憶されている動作プログラムを主記憶メモリに展開して実行する。
再生モードが開始した処理当初に制御部22は、メモリカード29内を検索して表示すべき画像データのファイルがあるか否かを判断する(ステップS01)。
ここで、メモリカード29に表示すべき画像データが全く記憶されていないと判断した場合、制御部22は例えば
「ファイルがありません」
のような文字列のガイドメッセージの画像データをDRAM21に保持させた上で表示部26で表示させる状態を維持し(ステップS02)、一旦この図3の処理を終了し、以後撮影モードに移行するか、電源がオフされるのを待機する。
また、上記ステップS01で1つでも画像データがメモリカード29に記憶されていた場合、制御部22は記憶されている画像データの各撮影日及び撮影時刻を参照することで、最も新しい画像データを選択する(ステップS03)。
そして、選択した画像データをDRAM21で展開して保持させることで表示部26の画面全面を用いて表示させる(ステップS04)。
この画像表示状態において、同時に画像データの更新を指示する左右カーソルキーが操作されたか否かを判断する(ステップS05)。
左右カーソルキーが操作されていない場合、さらにズームキーの広角(W)側への指示が操作されたか否かにより、メモリカード29に記憶されている全画像データの一覧画像の表示が指示されたか否かを判断する(ステップS07)。
一覧画像の表示の指示がなされていないと判断した場合には、上記ステップS04からの処理に戻って、以後ステップS04〜S06の処理を繰返し実行することで、選択した画像データの表示を行ないながら、画像データの更新または一覧画像の表示の指示がなされるのを待機する。
しかして、画像データの更新を指示するべく左右カーソルキーのいずれかが操作された場合、ステップS05でこれを判断し、カーソルキーの操作方向に応じて次の画像データをメモリカード29から選択し(ステップS07)、上記ステップS04に進んでその選択した画像データを表示部26の画面全面で表示させる。
この場合、左カーソルキーが操作された場合には、それまで表示していた画像データより1つ撮影日時の古い画像データを選択する。
それまで表示していた画像データが、メモリカード29に記憶されている画像データの中で最も古い撮影日時の画像データであった場合には、左カーソルキーの操作により、メモリカード29に記憶されている最も撮影日時の新しい画像データを新たに選択することで、メモリカード29に記憶されているすべての画像データを途切れることなく循環的に更新することができる。
反対に右カーソルキーが操作された場合には、それまで表示していた画像データより1つ撮影日時の新しい画像データを選択する。
それまで表示していた画像データが、メモリカード29に記憶されている画像データの中で最も新しい撮影日時の画像データであった場合には、右カーソルキーの操作により、メモリカード29に記憶されている最も撮影日時の古い画像データを新たに選択することで、メモリカード29に記憶されているすべての画像データを途切れることなく循環的に更新することができる。
また、画像データの更新ではなく、一覧画像の表示を指示するべくズームキーの広角(W)側への指示がなされた場合、ステップS06でこれを判断し、メモリカード29に記憶される全画像データに基づいて縦軸を撮影日(月日)、横軸を撮影時刻とした2次元座標平面に対応した一覧画像データを作成し、DRAM21に保持させる(ステップS08)。
図4は、このときDRAM21に保持される一覧画像データの内容を例示するものである。同図は、上述した如く縦軸を撮影日(月日)、横軸を撮影時刻とした2次元座標平面で、全画像データのサムネイルを用いて配置した一覧画像を例示するものである。特に横軸の時刻に関しては、その最上部で3時間単位の目盛りを付加している。一方で、縦軸の撮影日に関しては、画像データに対応した月日をそれぞれ表示している。
この図4では、例えば「2005年」の「06(月)/18(日)」に撮影してメモリカード29に記憶されている画像データが都合7枚であり、その先頭に位置する画像がほぼ昼頃に撮影されたことがこの配置から容易に視認できることに加え、各サムネイル画像の内容からどのような出来事があったのかを知ることができる。
こうして作成した一覧画像データ中、表示部26での表示容量に該当する所定範囲Aを読出し、表示部26で表示させる(ステップS09)。
図5は、上記図4の範囲Aを表示部26で表示させている状態を例示するもので、範囲中の1つのサムネイルを図中に太枠Fで示すように仮の選択状態としており、上下左右各カーソルキーの操作により太枠Fの位置をサムネイル画像単位で移動させることができる。
こうして一覧画像の所定範囲を表示している状態から、一覧画像中の特定の画像が選択されたか否かを、例えばキー入力部27のセットキーの操作の有無により判断する(ステップS10)。
ここで特定の画像の選択がなされていない場合には、次に上記太枠Fで仮選択中の画像が表示部26の端部にある状態からその端部方向をさらに指示するような上下左右各カーソルキーの操作があったか否かにより、表示範囲を図中に矢印U,D,L,Rで示すようにスクロールするための指示がなされたか否かを判断する(ステップS11)。
さらに、このスクロールの指示がなされていない場合には、DRAM21に展開している一覧画像の条件を変更する指示操作がなされたか否かを判断する(ステップS12)。これは、例えばキー入力部27のメニューキーとカーソルキー及びセットキーの操作によりDRAM21に展開して保持させている一覧画像の縦軸と横軸の関係を変更するためのキー操作がなされたかどうかを判断するもので、そのような指示がなされていない場合には再び上記ステップS09からの処理に戻る。
こうしてステップS09〜S12の処理を繰返し実行することで、一覧画像中の所定範囲を表示部26で表示しながら、特定の画像が操作されるか、表示範囲のスクロールあるいは一覧画像の条件の変更が指示されるのを待機する。
しかして、一覧画像中の特定の画像が選択された場合、上記ステップS10でこれを判断し、選択された画像の画像データをメモリカード29から読出した上で(ステップS13)、上記ステップS04からの処理に進み、その選択された画像を表示部26の画面全面で表示させる。
また、上記ステップS11で表示範囲をスクロールするためにカーソルキーが操作されたと判断した場合には、その操作されたカーソルキーの方向に対応して表示範囲を移動させるべく、DRAM21に展開して保持されている一覧画像中から新たな所定範囲分を切出して表示部26で表示させ(ステップS14)、その後に再び上記ステップS09からの処理に戻る。
さらに、上記ステップS12でDRAM21に展開している一覧画像の条件を変更する指示操作がなされたと判断すると、その指示操作に対応し、変更した条件での一覧画像を再度作成した上でDRAM21に展開して保持させた上で(ステップS15)、上記ステップS09からの処理を実行する。
図6は、縦軸を撮影年月、横軸を撮影日とした2次元座標平面で、全画像データのサムネイルを用いて配置した一覧画像を例示するものである。特に横軸の日に関しては、略5日刻みの目盛りを付加している。一方で、縦軸の撮影年月に関しては、画像データに対応した年と月とをそれぞれ表示している。
この図6では、例えば「2005年」の「06(月)」中旬、「15(日)」から「20(日)」の間に撮影してメモリカード29に記憶されている画像データが都合7枚であることがこの配置から容易に視認できることに加え、各サムネイル画像の内容からどのような出来事があったのかを知ることができる。
また、図7は、縦軸を撮影年とその年における週、横軸を撮影の曜日とした2次元座標平面で、全画像データのサムネイルを用いて配置した一覧画像を例示するものである。特に横軸の日に関しては、各曜日刻みの目盛りを付加している。一方で、縦軸の撮影年と第何週であるかを表示している。
例えば、「2005年」の「06(月)第1週(W1)」に撮影してメモリカード29に記憶されている画像データが都合7枚であることがこの配置から容易に視認できることに加え、各サムネイル画像の内容からどのような出来事があったのかを知ることができる。
なお、一覧画像における縦軸と横軸の関係について、上記図4、図6、及び図7はいずれも縦軸の所定単位の時間軸に対して横軸がその所定単位より小さな単位での時間軸を表すものとした場合について例示したが、本発明はこれに限るものではなく、縦軸と横軸のいずれか一方とそれに対する他方とで2次元座標平面を構成するものとすればよい。
このように、一元的な単なる時系列ではない要素を加えた2次元座標平面上に展開した一覧画像を作成して表示することで、例えば図4、図5で示した一覧画像であれば「何月何日」の「何時頃」というように複数の要素を勘案して画像を検索することができるので、複数の画像データの中から所望するものをより迅速に検索して表示させることが可能となる。
さらに、そうして検索したサムネイルを特定することで、それまでの一覧画像に代えて特定した画像を全面で表示するため、画像の詳細な内容を容易に確認できる。
また、上記実施の形態では、メモリカード29に記憶される画像データを用いて、例えばDRAM21に一覧画像を作成して保持させた上で、表示部26の表示容量に応じてその一部を読出して表示部26で表示させ、上下左右各カーソルキーの操作に応じて表示部26で表示させる範囲を適宜移動させるものとしたので、ユーザが行なう画像のスクロール指示に対して迅速に対応し、表示内容を追従させることができる。
この場合、メモリカード29の記憶するすべての画像データを読出してDRAM21に表示させるのではなく、少なくともその時点で表示部26で表示する必要のある表示範囲に加えて上下左右各1画面分、すなわち縦3画面×横3画面の計9画面分程度の一覧画像を常にDRAM21に展開して保持させておくものとすれば、充分余裕を持ってスクロールの指示に対応した画面の切換えを行なうことができる。
さらに、上記実施の形態では、例えば上記図4と図6,図7で示した如く、ユーザの指示により一覧画像を表示する場合の縦軸及び横軸の時間軸を切換えることを可能とした。
そのため、その時点で表示されている一覧画像の縦軸及び横軸の時間軸の要素では所望する画像を特定することができないものの、縦軸及び横軸の時間軸を切り替えることで画像を特定することができるようになることは充分にあり得るもので、より多くの時間的要素を用いて所望する画像をより迅速に特定することかできる。
また、上記実施の形態では、一覧画像を作成するにあたって、Exif規格をはじめ、多くの規格で本体の画像データに添付してファイル化するのを標準化しているサムネイルの画像を用いるものとしたので、縮小画像を本体の画像データから新たに作成することなく取得することができ、一覧画像の作成に要する制御部22での負担と時間を大幅に軽減することができる。
なお、上記実施の形態は、本発明をデジタルカメラに適用した場合について説明したものであるが、本発明はこれに限らず、撮影の日時情報を付加した画像データを複数記憶した記憶媒体を有するような装置、例えば大容量の記憶媒体と大型の表示部、及び多機種のメモリカードスロットや外部接続インタフェースを有するフォトストレージと称される装置や、画像データファイルも記憶することが可能な携帯音楽プレーヤや携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants:個人向け情報携帯端末)、プロジェクタ装置など各種の電子機器にも同様に適用することが可能である。
その他、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上述した実施の形態で実行される機能は可能な限り適宜組合わせて実施しても良い。上述した実施の形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件により適宜の組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施の形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、効果が得られるのであれば、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の実施の一形態に係るデジタルカメラの機能的な回路構成を示すブロック図。 同実施の形態に係るメモリカードに記憶される画像データのフォーマット構成の一部を示す図。 同実施の形態に係る再生モード時の処理内容を示すフローチャート。 同実施の形態に係るVRAMに展開した一覧画像データ全体の構成を例示する図。 同実施の形態に係る表示部で表示される一覧画像データの一部を例示する図。 同実施の形態に係るVRAMに展開した一覧画像データ全体の構成を例示する図。 同実施の形態に係るVRAMに展開した一覧画像データ全体の構成を例示する図。
符号の説明
10…デジタルカメラ、11…モータ(M)、12…撮影レンズ光学系、13…CCD、14…タイミング発生器(TG)、15…CCDドライバ、16…AGC/SH回路、17…A/D変換器、18…カラープロセス回路、19…DMAコントローラ、20…DRAMインタフェース(I/F)、21…DRAM、22…制御部、23…不揮発性メモリ、24…表示コントローラ、25…VRAM、26…表示部、27…キー入力部、28…画像圧縮/伸長回路、29…メモリカード、30…音声処理部、31…フラッシュ駆動部、32…USBインタフェース、33…マイクロホン部、34…スピーカ部、35…フラッシュ発光部、36…USB端子。

Claims (7)

  1. 日時情報を付加した画像データを複数記憶する記憶手段と、
    この記憶手段に記憶した複数の画像の表示を指示する第1の指示手段と、
    この第1の指示手段での指示に応じ、縦軸と横軸の一方を所定単位の時間軸、他方を上記所定単位の時間軸より小さな単位での時間軸とした2次元座標平面上に、上記記憶手段に記憶した複数の画像データの日時情報に基づいて、各画像データの縮小画像を複数展開した一覧画像を生成する画像生成手段と、
    この画像生成手段で得た一覧画像を表示する表示手段と
    を具備したことを特徴とする画像表示装置。
  2. 上記表示手段で表示された一覧画像中の画像を選択する選択手段をさらに具備し、
    上記表示手段は、上記選択手段で選択された画像データを上記記憶手段から読出し、上記一覧画像に代えて表示させる
    ことを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  3. 上記表示手段は、上記画像生成手段で生成した一覧画像の一部範囲を表示し、
    上記表示手段で表示する一覧画像の範囲の上記2次元座標平面上での移動を指示する第2の指示手段をさらに具備した
    ことを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  4. 上記表示手段で表示される一覧画像の縦軸及び横軸の時間軸の切換えを指示する第3の指示手段をさらに具備し、
    上記画像生成手段は、第3の指示手段での指示に応じ、縦軸と横軸の一方をそれまでとは異なる所定単位の時間軸、他方を上記それまでとは異なる所定単位の時間軸より小さな単位での時間軸とした2次元座標平面上に、上記記憶手段に記憶した複数の画像データの日時情報に基づいて、各画像データの縮小画像を展開した新たな一覧画像を生成し、
    上記表示手段は、画像生成手段で得た新たな一覧画像を表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  5. 上記記憶手段は、撮影時の日時情報及びサムネイル画像を含む画像データを複数記憶し、
    上記画像生成手段は、記憶手段に記憶した画像データ中のサムネイル画像を用いて一覧画像を生成する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  6. 日時情報を付加した画像データを複数記憶した記憶部から画像データを読出して表示する表示方法であって、
    上記記憶部に記憶した複数の画像の表示を指示する第1の指示工程と、
    この第1の指示工程での指示に応じ、縦軸と横軸の一方を所定単位の時間軸、他方を上記所定単位の時間軸より小さな単位での時間軸とした2次元座標平面上に、上記記憶部に記憶した複数の画像データの日時情報に基づいて、各画像データの縮小画像を複数展開した一覧画像を生成する画像生成工程と、
    この画像生成工程で得た一覧画像を表示する表示工程と
    を有したことを特徴とする画像表示方法。
  7. 日時情報を付加した画像データを複数記憶した記憶部から画像データを読出して表示する装置が内蔵したコンピュータが実行するプログラムであって、
    上記記憶部に記憶した複数の画像の表示を指示する第1の指示ステップと、
    この第1の指示ステップでの指示に応じ、縦軸と横軸の一方を所定単位の時間軸、他方を上記所定単位の時間軸より小さな単位での時間軸とした2次元座標平面上に、上記記憶部に記憶した複数の画像データの日時情報に基づいて、各画像データの縮小画像を複数展開した一覧画像を生成する画像生成ステップと、
    この画像生成ステップで得た一覧画像を表示する表示ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011035485A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Olympus Imaging Corp 表示制御装置、プログラム

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