JP2005223895A - 表示装置 - Google Patents

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和彦 松村
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Abstract

【課題】 例えば電子ブックモードや静止画モードなどの異なる再生モードに関する各種設定に関して、専用キー等の操作キーを増加させることなく、最低限の操作回数で各種設定を行うことが可能なメニュー画面を表示する。
【解決手段】 複数の再生形式のデータ群またはデータをそれぞれに対応した再生モードで再生することが可能な表示装置(1)であって、前記データ群またはデータを再生中に所定の操作キー(33)を操作することにより、該データ群またはデータの再生モードに関連する設定項目を含むメニュー画面(45、48,412)を表示することを特徴とする表示装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の再生形式のデータ群またはデータをそれぞれに対応した再生モードで再生することが可能な表示装置に関する。
電子ブックの再生装置が普及している。電子ブックは、通常、文字や画像、及び音声情報からなるデジタルデータとして提供され、そのデジタルデータは、CD−ROMによる頒布や、インターネットからダウンロード可能なサービスによって消費者に提供される。
上記のような電子ブックの再生装置は、専用の電子ブックプレイヤーとして、または電子ブック読み取り機能を備えた携帯情報ツールとして提供される。また、テレビジョン受像機では、メモリカードスロットを設けて電子ブック表示機能を付与した商品が提供されている。
以下、複数の再生形式のデータ群またはデータとして、例えば動画/静止画/電子ブックのデジタルデータを、それぞれに対応した再生モードで再生することが可能な表示装置について、テレビジョン受像機を例に説明する。
図7は、従来のテレビジョン受像機を操作するリモートコントローラ(以下、リモコン装置と称する)の操作キー(リモコン装置中のボタン)の配置例について説明するための図で、図中、30はリモコン装置、31はテレビジョン受像機の電源をON/OFFするための電源ボタン、32は動画モード,静止画モード,及び電子ブックモードを順に切り換えることができるモード切換キー(動画/静止画/電子ブック切り換えキー)、33は指示入力を決定して実行させるための決定キー、34は表示画面上でカーソルやポインタを移動させる方向キー(上下左右キー)、35は予め用意された所定のメニュー画面を呼び出し表示させるためのメニューキーである。
従来のテレビジョン受像機によって、ユーザが電子ブックを再生させるとき、まずリモコン装置30のモード切換キー32を押下して、電子ブックの再生が可能な電子ブックモードを選択する。電子ブックモードが選択されると、再生可能な電子ブックのリストがテレビジョン受像機の表示画面に表示される。図8に、再生可能な電子ブックのリスト表示の一例を示す。
ユーザは、この再生可能な電子ブックのリスト表示がされた状態で、リモコン装置30の方向キー34を押下し、カーソル位置を移動させて所望の電子ブックを選択する。そして、所望の電子ブックが選択された状態で、リモコン装置30の決定キー33を押下することによって、選択された電子ブックの再生が実行される。電子ブックの再生の実行が指示されると、記録媒体に記録された電子ブックのデジタルデータが読み出され、これに応じた文字情報や画像情報が画面表示される。さらに電子ブックのデジタルデータに音声情報が含まれる場合にはスピーカから音声が出力される。
次に、表示装置の電子ブックモードでは、電子ブックの再生に関連する設定項目を含むメニュー画面を表示させて、ユーザが各種の設定を行うことができる。図9は、電子ブックモードにおけるメニュー画面の一例を示す図である。例えば、ユーザがリモコン装置30を用いて電子ブックの再生のための各種設定を行う場合、まずリモコン装置30のメニューキー35を押下して第1のメニュー画面(以下、第1のメニュー画面と称す)40(図9(A)参照)を表示させ、さらに方向キー34でカーソル位置を移動させて“カード設定”41に合わせることにより“カード設定”41を選択し、“カード設定”41に関連するサブメニュー画面(以下、第2のメニュー画面と称す)42を表示させる(図9(B)参照)。ここで上述したカーソル位置は、例えば図9(B)の場合には、第2のメニュー画面42の設定項目の中の電子ブック設定43にある。これは、表示装置に表されている所定の設定項目が、他の設定項目とは異なった表示状態(例えば、白黒の反転や、文字の色または形状を変化させる)になって示されているものであり、例えばこの状態で決定キー30を押下せば、カーソル位置の項目である電子ブック設定をユーザは実行可能である。
すなわち、リモコン装置30の方向キー34を用いて、第2のメニュー画面42内に表示された“電子ブック設定”43にカーソル位置を合わせることで、“電子ブック設定”43を選択し、リモコン装置30の決定キー33を押下することで、電子ブック設定機能を実行させる。
図9において、“電子ブック設定”の機能選択が実行されると、図10に示すような電子ブック設定画面が表示される。尚、図10は、“表示設定”51に関する設定入力画面58が右欄に表示されている例を示している。図10に示した電子ブック設定画面では、その左欄に設定メニュー画面(以下、第3のメニュー画面と称す)50が表示されている。この第3のメニュー画面50では、表示する文字のサイズや縦書き/横書きの切換、ルビの表示/非表示の切換等を可能とする“表示設定”51、現在表示している場所をしおり(ブックマークを意味する)として登録する“しおりをはさむ”52、表示している場所の移動,しおりの移動,あるいはリンクが張られている場合のリンク先の表示等を可能とする“移動”53、ページや行の自動送りを設定する“自動再生”54、開いている本に著者や出版社等の書籍情報が付随している場合にこれらの書籍情報を表示する“書籍情報”55、電子ブックの消去あるいはプロテクトを設定する“プロテクト/消去”56、メニューを閉じる“閉じる”57、等の設定項目が示されており、所望の項目を選択することによって各種の設定を行うことが可能となっている。
以上のように、従来の表示装置においては、第1から第3のメニュー画面のように、各種設定項目を含むメニュー画面が階層構造をなしており、ユーザはリモコン装置30の方向キー34及び決定キー33を操作することにより、上位階層にあるメニュー画面からより下位階層にあるメニュー画面を呼び出して、所望の設定入力画面を表示させ、ここで各種設定を行うことが可能となっている。
次に、電子ブックの再生装置として、例えば、特許文献1には、キーボードからのユーザの指示により任意のレベルのメニュー項目から直接最下層の本文データに到達可能な手段を備えた電子ブックプレイヤーが開示されている。ここでは、ユーザは、複数層からなるメニュー表示型式において、任意の階層でメニュー画面に表示される本文キーを押下することにより、途中の階層を飛び越して本文データに到達することができる。このときの到達先は、本文キーを押下したときに選択されていたメニュー項目の下位にある本文データの先頭になる。
また、特許文献2には、各種の機能の設定や調整を行うための設定モードでのみ有効とされ通常の映像表示状態では無効とされる選択キーに対して、設定モード以外においても有効となるような機能をユーザの好みに合わせて自由に設定できるようにすることが提案されている。
さらに、特許文献3には、表示画面にある最上層から下位の層に存在する設定画面のうち、ユーザによって選択された設定画面に対応する画面IDを、リモコン上のキーに割り当てておき、画面IDが割り当てられているキーが操作された場合に、画面IDに対応する設定画面を呼び出す方法について提案されている。
特開平6−243165号公報 特開平8−241322号公報 特開2000−188700号公報
図7、図9及び図10を用いて、上記した従来のテレビジョン受像機で、例えば電子ブックの再生のための各種設定を行う場合、(1)リモコン装置30のメニューキー35を押下してメニュー画面を表示させ、(2)方向キー34でカーソル位置を移動させて“カード設定”41を選択し、カード設定に関する第2のメニュー画面42を表示させ、(3)方向キー34によって第2のメニュー画面42内でカーソル位置を移動させて“電子ブック設定”43を選択し、(4)決定キー33を押下する、という操作が必要になる。
しかし上述のように、電子ブックの各種設定を行うときに、設定に必要なキー操作の回数が多いため、ユーザの利便性を著しく損なっているという問題がある。例えば、しおりをはさむ(ブックマーク作業の役目を果たす)操作を行う場合にしても、ユーザがリモコン装置30のキーを複数回操作することにより、図10に示すような設定入力画面58を呼び出して表示させることは、従来の紙による書籍のマーキング作業に比べて、手間がかかって煩雑である。
また、上記のような煩雑さを解消するために、例えば、リモコン装置にしおり専用キーを設け、このキーを押下することでダイレクトにしおり設定を可能としてもよいが、このような構成にしても、図10の設定メニュー50中にあるしおり以外の設定項目については、さらに、その項目毎に専用キーを設けるか、他のしおり以外の設定項目は、従来の方法に習って、図10に示すような設定入力画面58を呼び出し表示させて、設定を行わなければならない。このために、ユーザが操作するリモコン装置のキーの数極端に増えてしまうか、一部の設定項目より行う設定は、従来の煩雑な方法によって設定を行う必要がある。ゆいうこれでは、ユーザに対して充分な利便性を提供することができない。さらには、リモコン装置に新たな操作キーを追加した場合、リモコン装置のレイアウトの自由度が制限され、操作性が悪化する可能性が生じる。
また、上述した特許文献1に記載された発明においては、本文キーという所望の本文データを直接表示する専用キーを設けることで、電子ブックを使う用語検索時の操作の煩雑さを解消しようとしている。しかし、本文キーは、任意レベルのメニュー項目から直接最下層の本文データに到達可能な役目を果たすキーであることから、ユーザが語彙を検索する途中の階層をダイレクトに表示させることはできない。また、特許文献1の本文キーは、電子ブックに特化した機能であるために、複数種の再生モードを有する装置に対して、各々の再生モードに関連する設定項目を簡単に呼び出し表示させることはできない。このために、各々の再生モードに関連する各種設定を行う利便性を得ることができない。
さらに、特許文献2に記載された発明においては、キーに割り当てられた調整画面に直接移行はできるものの、映像表示の機能調整のみに有効な手段であって、複数種の再生モードを有する装置に対し、各々の再生モードに特有の機能に関する設定項目を簡単に呼び出し表示させることはできない。さらには、特定キーに設定していなかった設定項目に関しては、上記従来例と同様のキー操作を行うことで所望の調整画面を呼び出して表示させる必要があり、特定キーを割り当てることによる利便性が限られてしまう。
さらに、特許文献3に記載された発明においては、所定の表示画面のダイレクト表示が行えるものの、複数種の再生モードに対応した設定メニュー画面の表示が行えるものではない。さらには、リモコン装置で使用されるプリセットキーと、その操作によって表示される所定画面との対応はユーザが逐次把握しておかなければならない。さらには、ユーザは、プリセットキーによって設定画面の何処の階層に移動したかを瞬時に把握するのが困難な場合や、複数人がユーザとして装置を共有すると、個人で所定画面の設定ができない場合もあり、操作性が悪い。
尚、上述した従来のテレビジョン受像機の場合、静止画像を表示する静止画像表示モードにおいても同様に、所望の設定項目を含むメニュー画面を表示するまでのキーの操作回数が多く、ユーザにとって煩雑な操作が必要であり、上述した電子ブックの場合と操作性の悪さは何ら変わり無い。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、例えば、電子ブックモードや静止画モードのような複数種の再生モードにおける各種設定に関して、専用キー等の操作キーを増加させることなく、しかも最低限のキー操作回数で各種設定を可能とし、ユーザに対して高い利便性を供与することができる表示装置を提供することを目的とするものである。
本願第1の発明は、複数の再生形式のデータ群またはデータをそれぞれに対応した再生モードで再生することが可能な表示装置であって、前記データ群またはデータを再生中に所定の操作キーを操作することにより、該データ群またはデータの再生モードに関連する設定項目を含むメニュー画面をダイレクトに呼び出し表示することを特徴とする。
本願第2の発明は、前記所定の操作キーが、当該表示装置のリモートコントロール装置に付され、メニュー画面内の設定項目を選択するための上下左右キーの中心に配置されていることを特徴とする。
本願第3の発明は、所定の操作キーが、当該表示装置のリモートコントロール装置に付され、メニュー画面内で選択されている設定項目の実行を指示するものであることを特徴とする。
本願第4の発明は、メニュー画面が、予め決められた所定の設定項目が選択された状態で表示されることを特徴とする。
本願第5の発明は、前記再生モードが、電子ブックモードを含むことを特徴とする。
本願第6の発明は、前記再生モードが、静止画モードを含むことを特徴とする。
本発明の表示装置によれば、例えば電子ブックモードや静止画モードなどの異なる再生モードに特有の機能に関する各種設定を含むメニュー画面を、専用キー等の操作キーを増加させることなく、最低限の操作回数で表示することが可能であるので、ユーザに対して高い利便性を供与することができる。特に「簡単構成で簡単操作」が要求されるテレビジョン受像機に好適に適用できる。
(第1の実施形態)
本実施形態は、図1から図4及び図7〜図9を用いて説明する。図1は、本発明の表示装置の第1の実施形態の概略構成を示すブロック図である。ここでは、本発明の表示装置の一例として電子ブック再生機能、静止画再生機能、動画再生機能を備えたテレビジョン受像機を示している。表示装置1は、テレビジョン放送信号を受信するアンテナ11と、アンテナ11によって受信されたテレビジョン放送信号を映像検波し、映像信号および音声信号を出力する受信部12と、外部メモリであるメモリカードMが挿入されるスロット部13と、スロット部13に挿入されたメモリカードMと通信を行う外部メモリ制御部14と、受信部12及び外部メモリ制御部14から出力される信号とを切換える切換部15と、切換部15から出力された映像信号をR,G,B信号に変換して出力する映像処理部16と、切換部15から入力された音声信号を再生処理して出力する音声処理部17と、映像処理部16から出力された映像信号を入力するCRTや液晶ディスプレイ等による表示部18と、音声処理部17から出力された音声信号を入力して音声出力するスピーカ19と、各種データやプログラムを記憶するROM20と、リモコン装置30から出力される赤外線を受光する受光部21と、上記各要素を制御する制御部22とを有している。
なお、上記アンテナ11及び受信部12が受信手段に該当し、また切換部15,映像処理部16,音声処理部17,表示部18,及びスピーカ19が出力手段に該当する。
また、リモコン装置30としては、図7で示したキー構成と同様のキー構成をもったリモコン装置が適用される。
電子ブックファイルを記憶するメモリカードMがスロット部13に挿入された状態で、電子ブックのリスト表示が指示された際には、制御部22は、再生可能な電子ブックのリストをメモリカードMから読み出して、図8に示したような再生可能な電子ブックのリストとして表示部18に表示する。そして、電子ブックのリストから特定のファイルが選択され、決定キー33が押されたならば、制御部22は、該当するファイルをメモリカードMから読み出して、切換部15に送り、映像処理部16/音声処理部17で再生を行わせる。ここで、決定キー33は、ユーザが選択した所望の設定項目を決定し、表示装置に実行させるためのものである。
また、外部メモリ制御部14には、各種外部機器からの映像信号(AV信号)を入力可能とするI/Fを設け、制御部22からの指示に従って切換部15に出力する信号を選択する所謂AVセレクタとしての機能を持たせることができる。
また、本発明の表示装置としては、図2に示すように、図1の構成に加えて通信回線を接続可能な通信I/F23を設け、通信回線を介して接続される図示しないサーバ装置から電子ブックファイルの配信を受けるようにしてもよい。この場合、通信回線を用いて配信された電子ブックファイルをRAM24に保持しておき、電子ブックのリスト表示が指示された際には、制御部22は、再生可能な電子ブックのリストをRAM24から読み出して、表示部18に表示せしめる。そして、電子ブックのリストから特定のファイルが選択され、決定キー33が押されたならば、制御部22は、該当するファイルを読み出して、切換部15に送り、映像処理部16/音声処理部17で再生を行わせる。
本実施形態によれば、電子ブックの設定操作を行うメニュー画面を、電子ブック再生中にリモコン装置30の決定キー33を押下することによって、ダイレクトにOSD(On Screen Display)表示させることができる。従来は、(1)リモコン装置30のメニューキー35を押下して図9(A)及び(B)にある第1のメニュー画面40を表示させ、(2)方向キー34で電子ブックモードの設定メニュー画面の“カード設定”41にカーソルを合わせて選択し、第2のメニュー画面42を表示させ、(3)第2のメニュー画面42から方向キー34によって“電子ブック設定”43を、カーソルを合わせて選択し、(4)決定キー33を押下して第3のメニュー画面を表示する(図4における第3のメニュー画面45をいう)という操作を行っていた。しかし、本実施形態では、電子ブックを再生中にリモコン装置30の操作キーで、上下左右にカーソル位置を移動させることが可能な方向キー34の中心に配置されている決定キー33を押下することによって、図4に示すように電子ブックの設定操作用の設定メニューである第3のメニュー画面45をダイレクトに表示させることができる。また、本実施形態では図4及び図9を用いて説明を行うが、図4における第3のメニュー画面が図9には表示されておらず、図4と図9において、第1のメニュー画面、第2のメニュー画面と該メニュー画面に含まれる設定項目については対応している。
図3は、本実施形態による各種設定動作の一例について説明するためのフローチャートである。以下、図3のフローチャートに従って、本発明の表示装置の処理の一例について説明する。ここでは表示装置の構成は、図1及び図2のいずれであってもよく、またリモコン装置としては、図7に示す従来と同じキー構成をもったリモコン装置30が適用される。
なお、以下のステップS1〜ステップS9までの処理は、従来例と同様の処理であり、本実施形態の特徴は、ステップS10〜S11に到る電子ブックの再生表示中にリモコン装置30の決定キー33を押下すると、ユーザ自らが方向キー34等の操作で、所望の設定項目にカーソル位置を合わせて、設定項目を選択したかのように、図4における電子ブック関連の第3のメニュー画面45のダイレクト表示を行うことにある。また、リモコン装置30による操作は、テレビジョン受像機本体の操作部によっても実行可能であるが、ここでは、リモコン装置30のみを使用して操作するときの動作を説明するものである。
まず、表示装置1の制御部22は、ユーザがリモコン装置30の電源ボタン31を用いて電源をONした状態で(ステップS1)、リモコン装置30のメニューキー35が押下されたかどうかを監視する(ステップS2)。
制御部22は、メニューキー35が押下されたものと判断すると、図9(A)に示す第1のメニュー画面40を表示装置に表示する(ステップS3)。メニュー画面及び設定項目は、階層構造からなっており、第1のメニュー画面40には、その最上階層にあたる項目が表示される。
図9に示す第1のメニュー画面40、第2のメニュー画面42は、OSDメニュー表示よって表示され、制御部22は、ROM20に記憶したOSDメニューデータを読み出して映像処理部16に送り、映像処理部16にて切換部15から出力される映像信号にOSDメニューを加算して合成画像信号を生成し、表示部18でOSD表示させたものである。
そして制御部22は、リモコン装置30の上下左右キーである方向キー34及びこれらのキーの中心に配置された決定キー33によって、電子ブックモードが選択されたかどうかを監視する(ステップS4)ここで、電子ブックモードとは、表示装置に備えられた機能の一つであり電子ブックを再生する状態にあるモードをさす。ここでは、図9(A)における、第1のメニュー画面40の設定項目中にあるカード設定41の下位階層に位置する図9(B)に示すような第2のメニュー画面42から、“モード切換”44が選択され、そのさらに下位階層に当たる第3のメニュー画面(図4における第3のメニュー画面45と同じ階層である)からリモコン装置30の方向キー34によって電子ブックモードが選択され、決定キー33を押下することにより、電子ブックモードが実行される。これらの操作によって、電子ブックモードに切換えられる。
なお、電子ブックモードは、上記の操作のみならず、リモコン装置30のモード切換キー(動画/静止画/電子ブックモード切換キー)32によっても選択が可能であり、この場合も、ステップS4で電子ブックモードが選択されたものとして、以下の処理に進むものとする。
制御部22は、上記ステップS4で電子ブックモードが選択されたことを判断すると、電子ブックファイルのリストを表示する(ステップS5)。電子ブックファイルのリストは、上述した図8に示すようなレイアウトで表示される。
そして制御部22は、図8のような電子ブックファイルのリストが表示された状態で、決定キー33が押下されたかどうかを監視し(ステップS6)、決定キーが33押下されたカーソル位置の電子ブックの再生動作を開始する。ここではユーザは、電子ブックファイルのリストから、再生したい電子ブックファイルを方向キー34によって選択し、決定キー33を押下することにより、所望の電子ブックの再生を行うことができる。
制御部22は、上記ステップS6で、決定キー33が押下され、電子ブックの再生実行がユーザの意思によりなされたものと判断すると、そのカーソルの位置を読み込み、カーソル位置に対応する該当ファイルのページを表示する(ステップS7)。ここでは、制御部22は、スロット部13に挿入されたメモリカードMから該当ファイルを読み出して、切換部15に出力させ、ファイルの内容に従って映像処理部16/音声処理部17によってファイルを再生して、映像出力/音声出力を行う。
そして、制御部22は、電子ブックのファイルページの再生出力中に、表示されている電子ブックのページ送りをするための方向キー34が押下されたどうかを監視する(ステップS8)。そして方向キー34が押下されたならば、表示されている電子ブックの次ページ或いは、前ページへの送り操作と、次ページへの番号表示とを行う(ステップS9)。
また、上記ステップS8で、方向キー34が押下されることなく、決定キー33が押下された場合(ステップS10)、電子ブック関連の第3のメニュー画面のダイレクト表示を行う(ステップS11)。図4は、電子ブックの再生中に決定キー33が押圧されることによりダイレクト表示されるメニュー画面の一例を示す図である。ダイレクト表示させる電子ブック関連の第3のメニュー画面45は、従来技術として上述した図10の電子ブック設定画面中の設定メニュー50と同等のものであり、この第3のメニュー画面45に含まれる設定項目を選択・決定することにより、設定入力画面を表示して、各種設定を行うことを可能とするものである。すなわち、第3のメニュー画面45は上述の従来例であるならリモコン装置中の複数のキーを操作することにより到達していたものであるが、本実施形態によれば所定の操作キーである決定キー33を押下するのみでダイレクトに呼び出し表示することが可能であり、電子ブック関連の特有の各種設定を簡単に行うことができる。ここで、例えば、第3のメニュー画面45のダイレクト表示におけるカーソルの位置は、“しおり”46の位置とする。
また、ダイレクト表示においては、図4に示すように、第3のメニュー画面45を第1のメニュー画面40及び第2のメニュー画面42と同時に表示するものに限らず、第3のメニュー画面45のみを表示してもよい。
そして、ユーザはダイレクト表示された第3のメニュー画面45から、リモコン装置30の方向キー34を用いて所望の設定項目を選択し、決定キー33で選択項目の実行の決定をすることによって、該設定項目に応じた設定入力の処理が実施される(ステップS12)。
次に、図1及び、図5、図6、図7を用いて、上記のごとくの決定キー33を押下することによって、所定の設定項目を含むメニュー画面をダイレクトに表示させる機能を静止画像表示モードに適用した例について説明する。図5は、本実施形態の表示装置より静止画ファイルインデックスの一例を示す説明図であり、図6は、本実施形態によりダイレクト表示される静止画モードに関するメニュー画面の一例を示す説明図であって、また、図7は、表示装置を操作するリモコン装置の操作キーの配置例について説明するための外観図である。なお、上述のとおり、本実施形態の表示装置は、図1または図2のいずれの構成でも実施することができる。
表示装置1は、動画表示モード及び静止画像表示モードによる画像表示が可能である。
ここで、図7のリモコン装置30のモード切換キー32よるモード選択または、メニューキー35によるモード選択で、静止画像表示モードが選択されると、メモリカードMに保存されているか、または通信回線を用いて配信された電子ブックファイルをRAM24に保持されている静止画ファイルに関して、図5に示すごとくの静止画ファイルインデックスが表示部18に表示される。そして、表示された静止画ファイルインデックスから、任意の静止画像が方向キー34を用いて選択され、さらに決定キー33が押下されることにより静止画像の選択が決定されると、制御部22は、選択された静止画像を表示部18に表示させる。
図6は、静止画像の表示中に決定キー33を押下することによってダイレクト表示されるメニュー画面、の一例を示す図である。第1のメニュー画面40の設定項目中にあるカード設定41の下位階層である第2のメニュー画面42の設定項目中の静止画設定47のさらに下位階層にあたる第3のメニュー画面48を用いることによって、所定の表示間隔で順次静止画像を表示させるスライドショーの開始、そのスライドショーの条件設定、多くの静止画像の中から所定枚数(例えば9枚)の画像を登録してスライドショーに用いることができるようにするマイプログラム設定、記録された画像の回転表示を行う画像回転、スピーカから出力する音声を選択可能とする音声選択、静止画像の記録時におけるシャッター音の出力の有無、ファイルのプロテクトや消去、等の設定が可能となる。
このように、静止画像再生モードにおいては、決定キー33を押下することにより、静止画像再生モードに特有の機能に関する第3のメニュー画面48をダイレクト表示されることが可能であり、静止画像の再生に関する各種設定を簡単に行うことができる。
以上のように、本実施形態の表示装置は、リモコン装置からの所定の信号に従って、電子ブックの再生中に電子ブックの再生に関する各種設定を行うことができる電子ブック設定メニューを表示するものである。
さらに、前記リモコン装置が備える決定キーの押圧によって送信される決定キー信号に応じて、前記電子ブック設定メニューを表示してもよい。
さらに、前記リモコン装置からの所定の信号に従って、該静止画像表示モードにおいて静止画像を表示中に静止画像の表示に関する各種設定を行うことができる静止画像表示メニューを表示してもよい。
さらに、前記リモコン装置が備える決定キーの押圧によって送信される決定キー信号に応じて、前記静止画像表示メニューを表示してもよい。
さらに、テレビジョン放送信号を受信する受信手段と、該受信手段で受信したテレビジョン放送信号を出力する出力手段とを有するテレビジョン受像機であってもよい。
さらに、前記電子ブック設定メニューは、表示する文字のサイズまたは縦書き/横書きの切換及びルビの表示/非表示の切換を可能とする表示設定、電子ブックの現在開いている箇所をしおりとして登録するしおり設定、電子ブックの現在開いている箇所及びしおり及びリンクが張られている場合のリンク先の表示を可能とする移動設定、ページ及び行の自動送りを設定する自動再生設定、開いている電子ブックに著者や出版社等の書籍情報が付随している場合に該書籍情報を表示する書籍情報設定、電子ブックファイルの消去あるいはプロテクトを設定するプロテクト/消去設定、の全てまたは複数の項目が設けられていてもよい。
さらに、前記静止画像設定メニューは、所定の表示間隔で順次静止画像を表示させるスライドショーの開始、該スライドショーの条件設定、複数の静止画像の中から所定枚数の画像を登録してスライドショーに用いることができるようにするマイプログラム設定、記録された静止画像の回転表示を行う映像回転、スピーカから出力する音声を選択可能とする音声選択、静止画像の記録時におけるシャッター音の出力の有無、ファイルのプロテクトまたは消去、の全てまたは複数の項目が設定されているとしてもよい。
本実施形態の表示装置によれば、電子ブックや静止画像表示に関する各種設定に関して、専用キー等の操作キーを増加させることなく、モード設定や、決定キーによる選択の決定等の最低限の操作回数で各種設定を可能とすることにより、ユーザに対して高い利便性を供与することができる表示装置を提供することができる。特に「簡単構成で簡単操作」が要求されるテレビジョン装置に好適に適用できる。
(第2の実施形態)
次に、図9、図11、図12、図13を用いて、本発明の表示装置の第2の実施形態を、第1の実施形態と同様、電子ブック再生機能、静止画再生機能、動画再生機能を備えたテレビジョン受像機について説明する。本実施形態では、上記の第1の実施形態と同様に電子ブックを再生中にリモコン装置30の決定キー33を押下することによって、電子ブックの設定操作用のメニュー画面である第3のメニュー画面をダイレクトにOSD表示させることができる。
さらにこのとき、第3のメニュー画面をダイレクト表示する際のカーソル位置を“ブックマーク”や“プロテクト”等の設定項目の中から予め決められた所定の項目を設定しておくことにより、決定キー33を2回連続押下(ダブルクリック)することによって、方向キー34を使用しないでも、予め決められた所定の設定項目に対応した設定入力画面を呼び出し表示させることが可能となり、このため処理が容易になる。
電子ブック設定用の第3のメニュー画面表示において最初に位置するカーソルの設定項目はユーザ或いはメーカが適宜設定することができる。例えば、表示映像やページに関するデータが書き換えられる制御、例えば、ブックマークやプロテクト、あるいは表示形式を切り換えるような制御、例えば、拡大縮小表示や字幕切り換え、等の項目を設定することによって、ユーザに高い利便性を付与することができる。
図11及び図12は、本実施形態による各種設定動作の一例について説明するためのフローチャートである。以下、図11及び図12のフローチャートに従って、本実施形態の表示装置の処理の一例について説明する。ここでは表示装置の構成は、図1及び図2のいずれであってもよく、またリモコン装置としては、図7に示す従来例と同じキー構成をもったリモコン装置が適用される。
なお、以下のステップS1〜ステップS9までの処理は、従来例と同様の処理である。本実施形態の特徴は、ステップS10〜S13において、電子ブックの再生表示中にリモコン装置30の決定キー33を押下すると、図13にあるような、電子ブック関連の第3のメニュー画面のダイレクト表示を行い、このときに第3のメニュー画面上の最初のカーソル位置を特定の項目(本例では“ブックマーク”)にすることによって、決定キー33を連続して押下するだけで、上記特定の項目の設定を容易に可能とすることにある。なお、図11におけるフローチャート中のステップS1からステップS9は第1の実施形態にかかる図3のフローチャート中のステップS1からステップS9に対応している。そして、実施形態における全ての機能動作は同様である。また、本実施形態も、上記本発明の実施形態1及び従来例同様に、図7にあるリモコン装置30を用いて、図1、図2、及び図9を用いて示された装置と同様の動作を行うことからここでは説明を省略する。
ステップS8に続く、ステップS10ではステップS8で、方向キー34が押下されることなく、決定キー33が押下された場合であり(ステップS10)、電子ブック関連メニュー画面のダイレクト表示を行う(ステップS11)。ダイレクトとは、通常ならリモコン装置中の方向キー34等複数のキーにより操作されるものであって、例えば、図9によれば、第1のメニュー画面40中の設定項目(例えばカード設定41)より下位階層にあたる設定項目を含む第2のメニュー画面42、さらにその下位階層に当たる第3のメニュー画面へと方向キー34と決定キー33とを用いて到達していたものを、これらの操作を省略して、各種再生モードに特有の第3のメニュー画面をあたかも直接的に表示できることである。
図13は、電子ブックの再生中に決定キー33が押下されることによりダイレクト表示されるメニュー画面の一例を示す図である。ダイレクト表示させる電子ブック関連の第3のメニュー画面45によって、電子ブック関連の各種設定を簡単に行うことができる。ここで、例えば、第3のメニュー画面45のダイレクト表示におけるカーソルの位置は、“ブックマーク”410の位置とする。
また、ダイレクト表示においては、図13に示すように、第1のメニュー画面40、及び第2のメニュー画面42と同時に、第3のメニュー画面45を表示してもよく、または、第3のメニュー画面45のみを表示するようにしてもよい。
さらに上記ステップS11において、電子ブック関連メニュー画面のダイレクト表示がなされている状態で、方向キーが押下され(ステップS12)、“ブックマーク一覧表示”47が選択されて決定キーが押下されると(ステップS15)、制御部22は、ブックマークされた映像のサムネイル表示またはスライドショーを表示する(ステップS16)。ここでは、制御部22は、スロット部13に挿入されたメモリカードMもしくはRAM24から該当ファイルを読み出して、切換部15に出力させ、ファイルの内容に従って映像処理部16/音声処理部17によってファイルを再生して、サムネイル画像として映像出力するか、もしくはスライドショーとして映像/音声の出力を行う。
なお、ステップS12で方向キー34が押下され、第3のメニュー画面45における他の項目が選択され、決定キー33が押下された場合には、その選択項目に従う処理が行われる。
また、上記ステップS12で、方向キー34が押下されることなく、ブックマーク410にカーソルがある状態で決定キー33が押下され、ブックマーク410が選択されると(ステップS13)、表示ページのマーキング作業、電子ブック関連項目に関するメニュー画面の表示消去、及び画面上でのマーキング処理表示、が実行される(ステップS14)。
こうして、電子ブックの表示中に、方向キー34を用いなくても決定キー33を2回連続して押下(ステップS10,S13)することにより、ブックマーク410の設定入力を簡単に行うことができるようになる。
なお、上述のように、第3のメニュー画面45において最初に表示するカーソルの項目は、上記のブックマーク410ではなく、ユーザ或いはメーカが任意の他の項目に適宜設定することもできる。例えば、“プロテクト”411に最初のカーソル位置を設定することにより、電子ブックのページ中に決定キーを2回連続して押下し実行を決定することによって、電子ブックのプロテクト設定を簡単に行うことができるようになる。その他、図示しない“拡大縮小表示”や“字幕切り換え”等の項目を適宜設定してもよい。
次に、図5、図13、図14を用いて、上記のような決定キー33を押すことによるメニュー画面のダイレクト表示機能を静止画像表示モードに適用した例について説明する。なお、上述のとおり本実施形態の表示装置は、図1または図2のいずれの構成でも実施することができる。
表示装置1は、動画表示モード及び静止画像表示モードによる画像表示が可能である。
ここで、図7のリモコン装置30のモード切換キー32よるモード選択または、メニューキー35によりモード選択が行われることによって、静止画像表示モードが選択されると、メモリカードMに保存されているかまたは通信回線を用いて配信された静止画ファイルがRAM24に保持されている静止画に関する図5に示すごとくの、静止画ファイルインデックスが表示部18に表示される。そして、表示された静止画ファイルインデックスから、ユーザの任意の静止画像が方向キー34を用いて選択され、さらに決定キー33が押下圧されることにより静止画像の選択が決定されると、制御部22は、選択された静止画像ファイルを表示部18に表示させる。
図14は、静止画像の表示中にリモコン装置30の決定キー33を押下することによってダイレクト表示される第1のメニュー画面、第2のメニュー画面及び第3のメニュー画面の一例を示す図である。第1のメニュー画面40の設定項目中のカード設定41の下位階層である第2のメニュー画面42の設定項目中の静止画設定47のさらに下位階層の設定項目である第3のメニュー画面412を用いることによって、所定の表示間隔で順次静止画像を表示させるスライドショーの開始、そのスライドショーの条件設定、多くの静止画像の中から所定枚数(例えば9枚)の画像を登録してスライドショーに用いることができるようにするマイプログラム設定、記録された画像の回転表示を行う画像回転、スピーカから出力する音声を選択可能とする音声選択、静止画像の記録時におけるシャッター音の出力の有無、ファイルのプロテクトや消去、等の設定が可能となる。
ユーザは、さらに決定キー33を連続して押下することにより、ダイレクト表示された第3のメニュー画面412内のカーソルが位置する設定項目に対応した設定入力画面を表示させて、各種設定入力を簡単に行うことができる。また、静止画像表示モードにおいても、第3のメニュー画面412において最初に表示するカーソルの項目は、適宜設定することができる。
また、第3のメニュー画面412の表示中に、決定キー33を押下することなく、リモコン装置30の方向キー34を用いて所望の設定項目を選択し、決定キー33で決定することによって、選択された設定項目に応じた設定処理を実施することもできる。
従来であれば、リモコン装置30中の上下左右の方向キー34及び決定キー33を複数回押下し、設定メニュー画面を表示させて、特有の各種設定入力を行っていた。しかし、本実施形態においては、所定の決定キー33を押下するのみで、予めユーザの設定により決められた所定の設定項目が選択された状態のメニュー画面を表示することができる。言い換えれば、ユーザがリモコン装置上のキーのわずらわしい操作を行うことなしに、電子ブックのデータや静止画像データといった再生形式毎に異なったデータ群またはデータを再生中に、決定キー33という所定のキーを押すのみで、所定の設定項目が選択された状態のメニュー画面をダイレクトに表示し、この状態で再度決定キー33という所定のキーを押下するのみで、ユーザは、この設定項目に対応した設定を行うことができる。
本実施形態においては、決定キー33により各種再生モードに特有の機能に関するメニュー画面をダイレクト表示させる際、予め決められた所定の設定項目が選択された状態でこのメニュー画面が表示されるので、例えば、ユーザが良く使用する設定項目が選択された状態から、更に、リモコン装置中の決定キー33を押下することで、速やかにユーザが所望する設定入力画面に移動することが可能となった。
リモコン装置からの所定の信号に従って、電子ブックの再生中に電子ブックの再生に関する各種設定を行うことができる電子ブック設定メニューを表示し、さらに前記所定の信号が再度前記リモコン装置から入力されることにより、前記電子ブック設定メニューのなかから予め設定した特定項目の設定を可能としてもよい
さらに、前記所定の信号は、前記リモコン装置が備える決定キーの押圧によって送信される決定キー信号であってもよい。
さらに、前記特定項目は、前記電子ブック設定メニューが表示されたときに最初に設定されたカーソル位置の項目であってもよい。
さらに、静止画像を表示する静止画像表示モードを有した表示装置において、前記リモコン装置からの所定の信号に従って、該静止画像表示モードにおいて静止画像を表示中に静止画像の表示に関する各種設定を行うことができる静止画像表示メニューを表示し、さらに前記所定の信号が再度前記リモコン装置から入力されることにより、前記静止画像表示設定メニューのなかから予め設定した特定項目の設定を可能としてもよい。
さらに、前記所定の信号は、前記リモコン装置が備える決定キーの押圧によって送信される決定キー信号であってもよい。
さらに、前記特定項目は、前記静止画像表示設定メニューが表示されたときに最初に設定されたカーソル位置の項目であってもよい。
さらに、該表示装置は、テレビジョン放送信号を受信する受信手段と、該受信手段で受信したテレビジョン放送信号を出力する出力手段とを有するテレビジョン受像器であってもよい。
さらに、前記電子ブック設定メニューは、表示する文字のサイズまたは縦書き/横書きの切換及びルビの表示/非表示の切換を可能とする表示設定、電子ブックの現在開いている箇所をブックマークとして登録するブックマーク設定、電子ブックの現在開いている箇所及びしおり及びリンクが張られている場合のリンク先の表示を可能とする移動設定、ページ及び行の自動送りを設定する自動再生設定、開いている電子ブックに著者や出版社等の書籍情報が付随している場合に該書籍情報を表示する書籍情報設定、電子ブックファイルのプロテクトを設定するプロテクト設定、の全てまたは複数の項目が設けられていてもよい。
さらに、前記静止画像設定メニューは、所定の表示間隔で順次静止画像を表示させるスライドショーの開始、該スライドショーの条件設定、複数の静止画像の中から所定枚数の画像を登録してスライドショーに用いることができるようにするマイプログラム設定、記録された静止画像の回転表示を行う映像回転、スピーカから出力する音声を選択可能とする音声選択、静止画像の記録時におけるシャッター音の出力の有無、ファイルのプロテクトまたは消去、の全てまたは複数の項目が設定されてもよい。
本実施形態によれば、電子ブックや静止画像表示に関する各種設定に関して、専用キー等の操作キーを増加させることなく、最低限の操作回数で各種設定を可能とすることにより、ユーザに対して高い利便性を供与することができる表示装置を提供することができる。
特に本実施形態では、リモコン装置の決定キー等を押下することにより出力される特定の信号を連続して発することにより、各種設定メニューの表示と、予め定めた特定の項目に関する設定とを容易に行うことができるようになり、「簡単構成で簡単操作」が要求されるテレビジョン装置に好適に適用できる。
尚、上記本発明の第1及び第2の実施形態においては、リモコン装置30中の決定キー33を用いて設定メニュー画面のダイレクト表示の操作を行うものについて説明したが、これに限らず、決定キー33に変わるものをリモコン装置上の別のキーに割り当ててもよい。
上記実施形態で、決定キー33を採用した理由としては、2つある。1つ目は、図7のリモコン装置30のキー配置から明らかであるように、決定キー33は、上下左右を選択する方向キー34の中心に配置されており、ユーザにとって分かりやすく瞬時に判別できる位置にあることである。これは、リモコン装置上の他のキーが円形をしている場合がほとんどであるにもかかわらず、上下左右の方向キー34は、表示装置の設定時に方向を操作する特徴上、他のキーとは異なった形をなすこと、方向キー34は、他のキーとは異なった形である場合や、決定キー32は、他のキーと比べて、大きなキーである場合が多く、リモコン装置上で大きな面積を占めていること、これらにより、リモコン装置上のキーの中から決定キー33は、ユーザが大変目に付きやすいキーに囲まれているからである。
2つ目は、従来より、決定キー33は、表示装置の諸々の設定中のユーザの意思決定として利用されていること、また、従来例において、方向キー34によりメニュー画面内で設定項目を選択後、決定キーを押下して所定メニュー画面を呼び出して表示していること、これらのことから、ユーザは、感覚的に決定キー33を押下のみで所望のメニュー画面のダイレクト表示を実行できる。
さらには、上記本発明の第1及び第2の実施形態において、所望のメニュー画面をダイレクト表示するための操作キーとして、リモコン装置に設けられた釦状の押下キーを用いたが、本発明はこれに限られない。例えば、4方向や8方向さらには無限方向に動き、操作可能なスティック、バー、カーソル、及びボール状のキーの一部または全ての操作機能を使用したものや、上下または、左右といった2方向に動き、操作可能なスティック、バー及びカーソル状のキーの一部または全ての操作機能を使用してもよい。またこれらの形状のものにおいて、押下できるのであれば、これを使用してもよい。
さらには、上記本発明の第1及び第2の実施形態においては、例えば、JPEG、GIF、TIFF、PNG等の再生形式のデータ群やデータを再生する静止画モード、XMDF、TEXTの再生形式のデータ群やデータを再生する電子ブックモードで、各コンテンツのデータを再生するものについて説明したが、これに限られず、MPEG、AVI、ASF/WMA/WMV、QT/MOV/MP4等の再生形式のデータ群やデータを再生する動画モード、MP3、WAV、CD−DA、MP3、WMA、Oggのデータ群やデータを再生する音楽再生モードであっても同様に実施できる。
また、上記本発明の第1及び第2の実施形態においては、表示装置の一例としてテレビジョン受像機に適用した場合を説明したが、本発明はこれに限られず、PC(パーソナルコンピュータ)やカーナビゲーションシステム及び携帯電話といった表示装置において用いても良いことは言うまでもない。
本発明の表示装置の第1実施形態の一構成例を示すブロック図である。 本発明の表示装置の第2実施形態の他の構成例を示すブロック図である。 本発明の表示装置の第1実施形態による各種設定動作の一例について説明するためのフローチャートである。 本発明の表示装置の第1実施形態によりダイレクト表示される電子ブックモードに関するメニュー画面の一例を示す説明図である。 本発明の表示装置の第1実施形態により静止画ファイルインデックスの一例を示す説明図である。 本発明の表示装置の第1実施形態によりダイレクト表示される静止画モードに関するメニュー画面の一例を示す説明図である。 従来の表示装置を操作するリモコン装置の操作キーの配置例について説明するための外観図である。 従来の再生可能な電子ブックのリスト表示の一例を示す説明図である。 従来の電子ブックモードにおけるメニュー画面の一例を示す説明図である。 本発明の本実施形態及び従来例の“表示設定”に関する設定入力画面を表示した例を示す図である。 本発明の表示装置の第2の実施形態による各種設定動作の一例について説明するためのフローチャートである。 本発明の表示装置の第2の実施形態による各種設定動作の一例について説明するための図3に続くフローチャートである。 本発明の表示装置の第2の実施形態によりダイレクト表示される電子ブックモードに関するメニュー画面の一例を示す説明図である。 本発明の表示装置の第2の実施形態によりダイレクト表示される静止画モードに関するメニュー画面の一例を示す説明図である。
符号の説明
1 表示装置
11 アンテナ
12 受信部
13 スロット部
14 外部メモリ制御部
15 切換部
16 映像処理部
17 音声処理部
18 表示部
19 スピーカ
20 ROM
21 受光部
22 制御部
23 通信I/F
24 RAM
30 リモコン装置
31 電源ボタン
32 モード切換キー
33 決定キー
34 方向キー
35 メニューキー
40 メインメニュー画面(第1のメニュー画面)
41 “カード設定”
42 サブメニュー画面(第2のメニュー画面)
45 48 412 設定メニュー画面(第3のメニュー画面)
43 “電子ブック設定”
44 “モード切換”
46 しおり
47 ブックマーク一覧
410 ブックマーク
411 プロテクト
50 設定メニュー画面(第3のメニュー画面)
51 “表示設定”
52 “しおりをはさむ”
53 “移動”
54 “自動再生”
55 “書籍情報”
56 “プロテクト/消去”
57 “閉じる”
58 表示設定に関する設定入力画面

Claims (6)

  1. 複数の再生形式のデータ群またはデータをそれぞれに対応した再生モードで再生することが可能な表示装置であって、
    前記データ群またはデータを再生中に所定の操作キーを操作することにより、該データ群またはデータの再生モードに関連する設定項目を含むメニュー画面を表示することを特徴とする表示装置。
  2. 前記所定の操作キーは、当該表示装置のリモートコントロール装置に付され、メニュー画面内の設定項目を選択するための上下左右キーの中心に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記所定の操作キーは、当該表示装置のリモートコントロール装置に付され、メニュー画面内で選択されている設定項目の実行を指示するものであることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記メニュー画面は、予め決められた所定の設定項目が選択された状態で表示されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の表示装置。
  5. 前記再生モードは、電子ブックモードを含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の表示装置。
  6. 前記再生モードは、静止画モードを含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の表示装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101209301B1 (ko) * 2006-02-17 2012-12-06 엘지전자 주식회사 전자책 기능을 가지는 방송 수신기 및 그의 구동방법

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