JP2004127048A - 情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、使い勝手のよい機能性の高い表示環境が提供できる情報処理装置およびコンピュータの動画表示制御方法を提供することを課題とする。
【解決手段】主表示装置121に表示された動画の再生画像ウィンドウ上に於いて「副表示装置に表示」ボタンがマウスクリック操作されると、その操作コマンドがCPU201からUSBコントローラ210を経由して副表示装置112に設けられたマイクロプロセッサ(MP)115に渡される。マイクロプロセッサ115は上記操作コマンドを受けると、主表示装置121に表示されている動画の再生画像の映像データ(映像フレーム)を映像バッファ(BUF)116に取り込み、映像バッファ116に貯えた映像フレームを上記副表示装置112の画面構成並びに予め定められた表示レートに合わせて再構成し、新たな表示フレームを生成して、副表示装置112の表示部112bにその映像を表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】主表示装置121に表示された動画の再生画像ウィンドウ上に於いて「副表示装置に表示」ボタンがマウスクリック操作されると、その操作コマンドがCPU201からUSBコントローラ210を経由して副表示装置112に設けられたマイクロプロセッサ(MP)115に渡される。マイクロプロセッサ115は上記操作コマンドを受けると、主表示装置121に表示されている動画の再生画像の映像データ(映像フレーム)を映像バッファ(BUF)116に取り込み、映像バッファ116に貯えた映像フレームを上記副表示装置112の画面構成並びに予め定められた表示レートに合わせて再構成し、新たな表示フレームを生成して、副表示装置112の表示部112bにその映像を表示する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、動画の再生機能をもつ、表示装置を具備した情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、表示装置を具備した、携行が容易なパーソナルコンピュータ等の情報処理装置に於いては、処理性能の向上並びに処理機能の拡充に伴い、動画の再生画像を含めた各種の映像鑑賞を可能にしている。この種情報処理装置に於いて、例えば動画、静止画等の映像を表示中に、他の処理を実行しようとした際、従来では、カスケード表示、若しくはタイル表示により、作業するウィンドウを開いて、作業を開始している。
【0003】
しかしながら、カスケード表示により、作業するウィンドウを開く手段に於いては、上記映像が表示されるウィンドウ上に、作業するウィンドウが開かれることから、作業中に映像を目視確認できないという作業性並びに操作性の問題がある。また、タイル表示により、作業するウィンドウを開く手段に於いては、限られた表示領域内に、映像の表示ウィンドウと、作業するウィンドウが並置されることから、作業するウィンドウを大きくとると、映像の目視が困難となり、映像の表示ウィンドウを大きくとると作業性が悪くなるという作業性並びに操作性の問題がある。また、ディスプレイドライバの能力によっては、映像の描画処理が作業ウィンドウの描画処理に影響し、作業に支障きたす場合がある。
【0004】
一方、昨今の情報処理装置に於いては、上記したような各種のウィンドウを表示する表示装置(例えばカラーLCDモニタ)に加え、小画面構成の表示装置(サブディスプレイ)を具備した装置が開発され提供されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
この種サブディスプレイを備えた装置に於いては、サブディスプレイに、例えばCDプレーヤの状態、カレンダ、電卓、テンキー等、限られた特定の機能について選択的な表示を可能にしている。
【0006】
しかしながらこの種装置に於いても、上記したような動画、静止画等の映像を表示中に、他の処理を実行しようとした際、カスケード表示、若しくはタイル表示により、作業するウィンドウを開いて、作業を開始しなければならず、従って上記した作業性、操作性の問題を解消することはできなかった。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−339097号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように従来では、情報処理装置に於いて、動画、静止画等の映像を表示中に、他の処理を実行しようとした際、カスケード表示若しくはタイル表示により、作業するウィンドウを開いて、作業を開始しなければないことから作業性並びに操作性の面で問題があった。
【0009】
本発明は上記実情に鑑みなされたもので、操作性のよい表示環境を提供できる情報処理装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、特定の操作、作業に用いられる副表示装置に、動画および静止画の再生画像を表示する機構を設けて、主表示装置に表示している動画の再生画像、静止画像等、種々の映像を必要に応じ上記副表示装置に切り替えて表示できる機能を備えたことを特徴とする。
【0011】
即ち、本発明は、マウスポインタ操作等が可能な主操作画面を表示する主表示装置と、例えばタッチ入力操作等が可能な副操作画面を表示する副表示装置と、上記副表示装置に動画の再生画像を表示させる制御手段とを具備した情報処理装置を特徴とする。
【0012】
また、上記情報処理装置に於いて、上記主表示装置と上記副表示装置とがそれぞれ装置に固有のディスプレイドライバにより独自に表示制御される構成として、上記主表示装置の表示並びに操作機能に影響を及ぼすことなく、上記副表示装置に動画の再生画像を含んだ種々の映像を表示させる機能を具備したことを特徴とする。
【0013】
また、上記情報処理装置に於いて、上記副表示装置に、動画の再生画像、およびタップ操作による副操作画面を表示させて、上記タップ操作画面上で所定のタップが操作された際に、上記副表示装置に表示している動画の再生画像を上記主表示装置に切り替えて表示させ、若しくは上記主表示装置に表示している動画の再生画像を上記副表示装置に切り替えて表示させ、若しくは上記主表示装置に表示している動画の再生画像と上記副表示装置に表示している動画の再生画像とを入れ替えて表示させる表示切替制御機能を実現したことを特徴とする。
【0014】
また、本発明は、主操作画面を表示する主表示装置と、副操作画面を表示する副表示装置とを備えたコンピュータの操作機能拡張方法であって、上記副表示装置に、動画の再生画像を選択的に表示させることを特徴とする。
【0015】
また、上記コンピュータの動画表示制御方法に於いて、上記動画の再生画像は、上記主表示装置に表示している再生画像の全部若しくは一部、上記副表示装置に固有の予め用意された動画データをもとに再生した画像、外部より供給された動画の再生データをもとに生成した画像のいずれかであることを特徴とする。
【0016】
上記した本発明の表示機能を備えることにより、例えば主表示装置に表示された動画の再生画像等の映像を目視確認している途中で他の作業が必要となった際に、上記映像の表示を副表示装置に切り替えて上記映像の表示を継続しつつ、主表示装置に上記他の作業の画面(ウィンドウ)を表示して、その画面上で他の作業を開始できる。また、例えばネットワーク経由で送られてくる宣伝、広告等の映像情報を常時目視が可能な副表示装置上に表示し、それ以外の各種作業の情報を主表示装置に表示して、ユーザの作業に支承をきたすことなく、宣伝、広告等の映像を効果的に表示できるシステムを構築できる。また、タッチスクリーン機能をもつ副表示装置上で、映像の切り替え、並びにその映像の編集操作等が可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
【0018】
図1は本発明の実施形態に於ける情報処理装置の外観構成を示す斜視図であり、ここでは、ノートブック型パーソナルコンピュータを例に示している。
【0019】
この図1に示す、本発明の実施形態によるコンピュータは、コンピュータ本体11と、ディスプレイユニット12とから構成されている。ディスプレイユニット12には、LCDからなる主表示装置(メインディスプレイ)121が組み込まれている。このディスプレイユニット12は、コンピュータ本体11に対して解放位置と閉塞位置との間を回動自在に取り付けられている。コンピュータ本体11は薄い箱形の筐体を有しており、その筐体上面には、コンピュータ本体11の電源をオン/オフするためのパワーボタン114、キーボード111等が配置され、キーボード111の手前の筐体部分上面にはアームレストが形成されている。このアームレストのほぼ中央部には、タッチスクリーン機能を有する副表示装置(サブディスプレイ)112が設けられる。この副表示装置112は、上記主表示装置121より表示面が小さいLCD等の表示パネルとダブレットとを一体に設けた表示一体型のポインティングデバイスを構成するもので、レフト(左)ボタン113a、ライト(右)ボタン113b、およびミドル(中)ボタン113cとともに上記アームレストを形成する筐体上面に配置されている。尚、図1では、副表示装置112をアームレスト上のディスプレイユニット閉塞面内に配置しているが、ディスプレイユニット12の開閉状態に拘わらず常時目視が可能な位置に設けることにより、より副表示装置112に於ける映像表示機能を拡充できる。この際の副表示装置112の具体的な映像表示機能については後述する。
【0020】
また、上記副表示装置112は、当該副表示装置112に固有の表示制御手段(ディスプレイドライバ)を有して、副表示装置112に表示させる動画のフレームを生成し、副表示装置112に動画の再生画像を表示させる動画の再生画像表示機能を有する。この動画の再生画像表示機能を持つことで、副表示装置112に固有の動画の再生画像を表示させたり、必要に応じて主表示装置121に表示している動画の再生画像を副表示装置112に切り替えて表示させたり、更には、主表示装置121の表示に関係なく外部の映像コンテンツを再生表示したりすることが可能となる。更に、副表示装置112上で、動画の再生画像を含んだ種々の映像を編集処理して、その編集した映像を主表示装置121に表示させることも可能となる。これらの副表示装置112を用いた具体的な処理機能については後述する。
【0021】
図2は上記図1に示したコンピュータのシステム構成を示すブロック図である。このコンピュータには、図示するように、CPU201、ホストブリッジ202、主メモリ203、グラフィクスコントローラ204、PCI−ISAブリッジ206、I/Oコントローラ207、ハードディスクドライブ(HDD)208、CD−ROMドライブ209、USBコントローラ210、LANコントローラ221、赤外線ポート(Irポート)222、サウンドコントローラ223、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)211、および電源コントローラ213等が設けられている。
【0022】
USBコントローラ210には、上記した副表示装置(サブディスプレイ)112が接続されている。この副表示装置112は、タッチパッド112aと、表示部112bと、バックライト112cとが一体化されてタッチスクリーン機能を実現し、レフト(左)ボタン113a、ライト(右)ボタン113b、およびミドル(中)ボタン113cを含んで構成される。
【0023】
更に、上記副表示装置112には、当該装置に専用のマイクロプロセッサ(MP)115、映像バッファ(BUF)116等が設けられる。
【0024】
映像バッファ(BUF)116は、マイクロプロセッサ(MP)115の制御の下に、PCIバス1、およびUSBコントローラ210を介して入力された、動画の再生画像、静止画像等の映像データを貯える。この際、USBコントローラ210は、CPU201の指示に従うUSBドライバの制御で、PCIバス1上に送出された映像データを取り込み、副表示装置112に送出する。
【0025】
マイクロプロセッサ(MP)115は、上記映像バッファ(BUF)116に貯えられた映像データ(映像フレーム)を上記副表示装置112の画面構成並びに予め定められた表示レートに合わせて再構成し、新たな表示フレームを生成して、副表示装置112の表示部112bを表示駆動制御する。
【0026】
更に、上記マイクロプロセッサ(MP)115は、上記CPU201の指示に従い、主表示装置121に表示された映像データをPCIバス1、およびUSBコントローラ210を介して映像バッファ(BUF)116に貯える制御、映像バッファ(BUF)116に表示された映像データを主表示装置121に送出する制御、副表示装置112上でのタッチ装置による映像の編集処理等、副表示装置112の映像表示処理に係わる各種の制御並びに処理機能をもつ。
【0027】
CPU201は、本コンピュータの動作を制御するために設けられたもので、ハードディスクドライブ(HDD)208から主メモリ203にロードされたオペレーティングシステムおよびアプリケーションプログラム/ユーティリティプログラムを実行する。この実施形態では、ハードディスクドライブ(HDD)208に貯えられた動画の再生画像、静止画像等の映像データ、更にはネットワークを経由してLANコントローラ221で受信した動画の再生画像、静止画像等の映像データ等をそれぞれPCIバス1、およびUSBコントローラ210を介して副表示装置112に設けられたマイクロプロセッサ(MP)115に受け渡す制御を行う。また、赤外線ポート(Irポート)222で受信した、副表示装置112の映像表示処理に係わる遠隔操作コマンドをPCIバス1、およびUSBコントローラ210を介して副表示装置112に設けられたマイクロプロセッサ(MP)115に受け渡す制御を行う。また、副表示装置112に表示された映像に対して、付随する音声に選択的にミュートをかける制御を行う。更に、後述する図7に示す副表示装置112の表示切替制御、図8、図9に示す副表示装置112上での文字情報の表示処理制御を行う。
【0028】
ホストブリッジ202はCPU201のローカルバスとPCIバス1との間を双方向で接続するブリッジデバイスである。グラフィクスコントローラ204はビデオRAM(VRAM)を備え、専用ディスプレイドライバの制御の下に本コンピュータのディスプレイモニタとして使用される主表示装置121を制御する。I/Oコントローラ207はハードディスクドライブ(HDD)208、CD−ROMドライブ209等を制御する。PCI−ISAブリッジ206はPCIバス1とISAバス2を双方向で接続するブリッジデバイスであり、ここには例えばシステムタイマ、DMAコントローラ、割り込みコントローラなどの各種システムデバイスも内蔵されている。
【0029】
エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)211は、電力管理のためのエンベデッドコントローラ(EC)とキーボード111を制御するためのキーボードコントローラ(KBC)とが集積された1チップマイクロコンピュータである。このエンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)211は、電源コントローラ213と協同して、ユーザによるパワーボタン114の操作に応じて本コンピュータをパワーオン/パワーオフする機能を有している。
【0030】
図3乃至図5はそれぞれ上記実施形態に於ける副表示装置112の映像表示処理機能を説明するための表示画面の具体例を示したもので、この例では、主表示装置121の表示画面上に、マウスポインタで操作される「副表示装置に表示」ボタン311が設けられ、副表示装置112の表示画面上に、映像切替を指示するタップゾーン(以下「映像切替」ボタンと称す)321が設けられる。また、図5に示すスクロール表示を行う副操作画面にはスクロールバー322が設けられ、このスクロールバーをタッチ操作することで、そのタッチ位置により、表示範囲の切り替え、スクロールの方向、スクロール速度等を制御できる。
【0031】
図6は上記実施形態に於ける副表示装置112の映像表示処理機能を説明するための映像データの流れを示す図であり、ここでは、一例として、ハードディスクドライブ(HDD)208から読み出された動画の再生画像、静止画像等の映像データを主表示装置121と副表示装置112とで切り替えて表示する際の映像データの転送ルートを模式的に示している。同図に於いて(1)は主表示装置121への転送ルートを示し、(2)は副表示装置112への転送ルートを示している。尚、副表示装置112に表示している映像データを主表示装置121に切り替えて表示する際は、(2)から(1)へルートを辿ることで、その映像データの転送ルートを容易に理解できる。また、ネットワークを経由してLANコントローラ221で受信した動画の再生画像、静止画像等の映像データについても上記転送ルートと同様に、PCIバス1を介してデータが受け渡される。
【0032】
図7は上記実施形態に於ける副表示装置112の表示切替制御手順を示すフローチャートであり、マイクロプロセッサ(MP)115の制御の下に実行される。ここでは、図3(a)に示す「副表示装置に表示」ボタン311がマウスクリック操作されると、そのコマンドをマイクロプロセッサ(MP)115が受けて、例えば動画の映像データを映像バッファ(BUF)116に取り込み、その映像データ(映像フレーム)を副表示装置112の画面構成並びに予め定められた表示レートに合わせて再構成し、新たな表示フレームを生成して、副表示装置112の表示部112bを表示駆動制御する(ステップS1〜S4)。また、図3(b)に示す「映像切替」ボタン321がタップ操作されると、CPU201に表示の切替要求コマンドを送付して、副表示装置112に表示していた動画の再生画像を再び主表示装置121に表示させ、副表示装置112をもとの表示状態(例えば所定のタッチパネル画面)に戻す(ステップS5〜S6)。
【0033】
図8は上記実施形態に於ける副表示装置112上での文字情報の第1の表示処理手順を示すフローチャートであり、マイクロプロセッサ(MP)115の制御の下に実行される。ここでは、動画の再生画像に付随するテロップ表示に於いて、その文字情報を一度に副表示装置112の画面に表示できないとき、その文字情報をスクロール表示し(ステップS21〜S24)、副表示装置112上のタッチ操作で任意にスクロールを停止できる(ステップS25〜S27)機能を実現している。
【0034】
図9は上記実施形態に於ける副表示装置112上での文字情報の第2の表示処理手順を示すもので、マイクロプロセッサ(MP)115の制御の下に実行される。ここでは、例えば図5(a)に示す、主表示装置121上での文書表示について、その一部を副表示装置112に表示した際の表示範囲のスクロール制御を実現している。この例では、副表示装置112上でタッチ操作が行われる都度、スクロールが停止/再開される(ステップS36〜S39)機能を実現している。
【0035】
ここで、上記各図を参照して本発明の実施形態に於ける動作を説明する。
【0036】
主表示装置121で動画を再生中、その動画の再生画像を以下の操作で副表示装置112に切り替えて表示することができる。
【0037】
この際は、図3(a)に示す主表示装置121に表示された動画の再生画像のウィンドウ上に於いて、右クリックメニューにより「副表示装置に表示」ボタン311を選択し操作することで、主表示装置121に表示されている動画の再生画像を図3(b)に示すように副表示装置112に表示できる。
【0038】
この際は、図3(a)に示す主表示装置121に表示された動画の再生画像ウィンドウ上に於いて「副表示装置に表示」ボタン311がマウスクリック操作されると、その操作コマンドがCPU201からUSBコントローラ210を経由して副表示装置112に設けられたマイクロプロセッサ(MP)115に受け渡される。
【0039】
マイクロプロセッサ(MP)115は上記「副表示装置に表示」ボタン311のマウスクリック操作に伴う操作コマンドを受けると、主表示装置121に表示されている動画の再生画像の映像データ(映像フレーム)を映像バッファ(BUF)116に取り込み、その映像バッファ(BUF)116に貯えた映像データ(映像フレーム)を上記副表示装置112の画面構成並びに予め定められた表示レートに合わせて再構成し、新たな表示フレームを生成して、副表示装置112の表示部112bを表示駆動制御する。
【0040】
この際の映像データの転送ルートの切替え例を図6に示している。ここでは、一例として、ハードディスクドライブ(HDD)208から読み出された動画の再生画像、静止画像等の映像データを主表示装置121から副表示装置112に切り替えて表示する際の映像データの転送ルートを模式的に示している。
【0041】
また、この際の副表示装置112の表示切替制御手順を図7に示している。マイクロプロセッサ(MP)115は、上記図3(a)に示す「副表示装置に表示」ボタン311のマウスクリック操作に伴う操作コマンドを受けると(図7ステップS1)、例えばハードディスクドライブ(HDD)208から読み出された動画の映像データを映像バッファ(BUF)116に取り込み(図7ステップS2)、その映像データ(映像フレーム)を副表示装置112の画面構成並びに予め定められた表示レートに合わせて再構成し、新たな表示フレームを生成して(図7ステップS3)、副表示装置112の表示部112bを表示駆動制御し、図3(b)に示すように上記主表示装置121に表示されていた動画の再生画像を継続して副表示装置112に表示する(図7ステップS4)。この際、副表示装置112には、図3(b)に示すように、例えば動画の再生画像の右上隅に「映像切替」ボタン321が併せて表示される。この「映像切替」ボタン321がタップ操作されると、マイクロプロセッサ(MP)115は、CPU201に表示の切替要求コマンドを送付して、副表示装置112に表示していた動画の再生画像を再び主表示装置121に表示させ、副表示装置112をもとの表示状態(例えば所定のタッチパネル画面)に戻す(ステップS5〜S6)。
【0042】
このようにして、主表示装置121に表示されていた動画の再生画像を副表示装置112に切り替えて表示できる。これにより、例えば主表示装置121に表示された動画の再生画像等の映像を目視確認している途中で、他の作業が必要となった際に、上記映像の表示を副表示装置112に切り替えて上記映像の表示を継続しつつ、主表示装置121に上記他の作業の画面(ウィンドウ)を表示して、その画面上で他の作業を開始できる。この際の画面切替に伴う主表示装置121と副表示装置112の各表示例を図8(a)(b)に示している。尚、この際は、CPU201が主表示装置121に表示している映像に音声が伴うか否かを認識して、主表示装置121に表示される映像に音声が伴うとき、サウンドコントローラ223を制御し、副表示装置112に表示されている映像に付随する音声に対してミュートをかける。
【0043】
また、上記した映像の切替操作は、「副表示装置に表示」ボタン311、「映像切替」ボタン321の操作以外に、リモートコントローラを用いた遠隔操作によっても可能である。この際は、CPU201が赤外線ポート(Irポート)222で受信した、副表示装置112の映像表示処理に係わる遠隔操作コマンドをPCIバス1、およびUSBコントローラ210を介して副表示装置112に設けたマイクロプロセッサ(MP)115に受け渡すことによって、マイクロプロセッサ(MP)115の制御の下に、上記した「副表示装置に表示」ボタン311、「映像切替」ボタン321の操作時と同様の表示切替が行われる。
【0044】
また、図3(b)に示すように、副表示装置112に動画の再生画像が表示された状態で、副表示装置112に表示された映像を副表示装置112のタッチ操作で編集することも可能である。この際は、マイクロプロセッサ(MP)115の制御の下に、タッチパッド112a上の操作の内容がマイクロプロセッサ(MP)115により認識され、その操作に伴うコマンド処理およびデータ処理によって副表示装置112上での映像の編集が可能となる。
【0045】
また、上記副表示装置112上に於ける動画の再生時に於いて、動画の再生画像にテロップ表示が付随するとき、そのテロップ表示についてマイクロプロセッサ(MP)115の制御の下に図8に示すような副表示装置112上での文字情報の表示処理制御が行われる。マイクロプロセッサ(MP)115は、動画の再生画像に付随するテロップ表示に於いて、各表示フレームに於いて、その画面上に表示する文字情報を取得し(図8ステップS21)、その文字情報を一度に副表示装置112の画面に表示できないと判断したとき(図8ステップS22 YES)、その文字情報をスクロール表示する(図8ステップS23)。更にこのテロップ(スクロール)表示の際に、副表示装置112上でタッチ操作が行われると(図8ステップS25 YES)、上記スクロールを停止し(図8ステップS26)、再度、副表示装置112上でタッチ操作が行われると(図8ステップS27 YES)、スクロールを再開する。
【0046】
また、上記副表示装置112上に於ける静止画の表示時に於いて、その一部を副表示装置112に表示した際は、その表示範囲についてスクロール制御が可能である。例えば図5(a)に示す、主表示装置121上での文書表示について、その一部を図5(b)に示すように副表示装置112に表示している際、マイクロプロセッサ(MP)115の制御の下に図9に示すような表示範囲のスクロール制御が行われる。マイクロプロセッサ(MP)115はUSBコントローラ210を介して主表示装置121の表示データ(ここでは1画面分のキャラクタデータ)を取得すると(図9ステップS32)、その表示データのうち、副表示装置112で表示可能な表示範囲の一部データをもとに副表示装置112に表示する表示画面を生成し(図9ステップS33)、副表示装置112に表示する(図9ステップS34)。その後、未表示領域のデータについて(図9ステップS35)順次スクロール表示を行う(図9ステップS36)。このスクロール表示時に於いて、副表示装置112上でタッチ操作が行われると(図9ステップS37YES)、スクロールを停止し(図9ステップS38)、再び副表示装置112上でタッチ操作が行われると(図9ステップS39 YES)、スクロールを再開する。
【0047】
また、主表示装置121に表示された文書の一部が副表示装置112にスクロール表示されている際に、副表示装置112に、図5(b)に示すように、スクロールバー322を同時に表示して、現在の表示範囲を明示するとともに、このスクロールバー322をタッチ操作することで、そのタッチ位置により、表示範囲の切り替え、スクロールの方向、スクロール速度等を制御することもできる。尚、図5(b)に示す表示形態は、縦スクロールのスクロールバーのみを表示し、横スクロールについては、レフト(左)ボタン113aと、ライト(右)ボタン113bを操作してスクロール制御を行う例を示している。
【0048】
上記した本発明の実施形態に於ける表示制御機能を備えることにより、例えば主表示装置121に表示された動画の再生画像等の映像を目視確認している途中で他の作業が必要となった際に、上記映像の表示を副表示装置112に切り替えて上記映像の表示を継続しつつ、主表示装置121に上記他の作業の画面(ウィンドウ)を表示して、その画面上で他の作業を開始できる。また、例えばネットワーク経由で送られてくる宣伝、広告等の映像情報を常時目視が可能な副表示装置112上に表示し、それ以外の各種作業の情報を主表示装置121に表示して、ユーザの作業に支承をきたすことなく、宣伝、広告等の映像を効果的に表示できるシステムを構築することも可能である。また、タッチスクリーン機能をもつ副表示装置112上に於いて、映像の切り替え、並びにその映像の編集操作等が可能となる。これにより、使い勝手のよい機能性の高い表示環境が提供できる。
【0049】
【発明の効果】
以上詳記したように本発明によれば、使い勝手のよい機能性の高い表示環境が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に於ける情報処理装置の外観構成を示す斜視図。
【図2】上記実施形態に於けるコンピュータのシステム構成を示すブロック図。
【図3】上記実施形態の動作説明図。
【図4】上記実施形態の動作説明図。
【図5】上記実施形態の動作説明図。
【図6】上記実施形態に於ける表示動作を示す図。
【図7】上記実施形態に於ける副表示装置の表示切替制御手順を示すフローチャート。
【図8】上記実施形態に於ける副表示装置上での文字情報の第1の表示処理手順を示すフローチャート。
【図9】上記実施形態に於ける副表示装置上での文字情報の第2の表示処理手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…PCIバス
2…ISAバス
11…コンピュータ本体
12…ディスプレイユニット
106…外部ディスプレイ
111…キーボード
112…表示(サブディスプレイ)一体型のポインティングデバイス(cPadデバイス)
112a…タッチパッド
112b…表示部
112c…バックライト
113a…ライトボタン
113b…ライトボタン
113c…ミドルボタン
114…パワーボタン
115…マイクロプロセッサ(MP)
116…映像バッファ(BUF)
121…ディスプレイスクリーン(メインディスプレイ)
201…CPU
202…ホストブリッジ
203…主メモリ
204…グラフィクスコントローラ
206…PCI−ISAブリッジ
207…I/Oコントローラ
208…ハードディスクドライブ(HDD)
209…CD−ROMドライブ
210…USBコントローラ
211…エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)
213…電源コントローラ
221…LANコントローラ
222…赤外線ポート(Irポート)
223…サウンドコントローラ
311…「副表示装置に表示」ボタン
321…「映像切替」ボタン(タップゾーン)
【発明の属する技術分野】
本発明は、動画の再生機能をもつ、表示装置を具備した情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、表示装置を具備した、携行が容易なパーソナルコンピュータ等の情報処理装置に於いては、処理性能の向上並びに処理機能の拡充に伴い、動画の再生画像を含めた各種の映像鑑賞を可能にしている。この種情報処理装置に於いて、例えば動画、静止画等の映像を表示中に、他の処理を実行しようとした際、従来では、カスケード表示、若しくはタイル表示により、作業するウィンドウを開いて、作業を開始している。
【0003】
しかしながら、カスケード表示により、作業するウィンドウを開く手段に於いては、上記映像が表示されるウィンドウ上に、作業するウィンドウが開かれることから、作業中に映像を目視確認できないという作業性並びに操作性の問題がある。また、タイル表示により、作業するウィンドウを開く手段に於いては、限られた表示領域内に、映像の表示ウィンドウと、作業するウィンドウが並置されることから、作業するウィンドウを大きくとると、映像の目視が困難となり、映像の表示ウィンドウを大きくとると作業性が悪くなるという作業性並びに操作性の問題がある。また、ディスプレイドライバの能力によっては、映像の描画処理が作業ウィンドウの描画処理に影響し、作業に支障きたす場合がある。
【0004】
一方、昨今の情報処理装置に於いては、上記したような各種のウィンドウを表示する表示装置(例えばカラーLCDモニタ)に加え、小画面構成の表示装置(サブディスプレイ)を具備した装置が開発され提供されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
この種サブディスプレイを備えた装置に於いては、サブディスプレイに、例えばCDプレーヤの状態、カレンダ、電卓、テンキー等、限られた特定の機能について選択的な表示を可能にしている。
【0006】
しかしながらこの種装置に於いても、上記したような動画、静止画等の映像を表示中に、他の処理を実行しようとした際、カスケード表示、若しくはタイル表示により、作業するウィンドウを開いて、作業を開始しなければならず、従って上記した作業性、操作性の問題を解消することはできなかった。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−339097号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように従来では、情報処理装置に於いて、動画、静止画等の映像を表示中に、他の処理を実行しようとした際、カスケード表示若しくはタイル表示により、作業するウィンドウを開いて、作業を開始しなければないことから作業性並びに操作性の面で問題があった。
【0009】
本発明は上記実情に鑑みなされたもので、操作性のよい表示環境を提供できる情報処理装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、特定の操作、作業に用いられる副表示装置に、動画および静止画の再生画像を表示する機構を設けて、主表示装置に表示している動画の再生画像、静止画像等、種々の映像を必要に応じ上記副表示装置に切り替えて表示できる機能を備えたことを特徴とする。
【0011】
即ち、本発明は、マウスポインタ操作等が可能な主操作画面を表示する主表示装置と、例えばタッチ入力操作等が可能な副操作画面を表示する副表示装置と、上記副表示装置に動画の再生画像を表示させる制御手段とを具備した情報処理装置を特徴とする。
【0012】
また、上記情報処理装置に於いて、上記主表示装置と上記副表示装置とがそれぞれ装置に固有のディスプレイドライバにより独自に表示制御される構成として、上記主表示装置の表示並びに操作機能に影響を及ぼすことなく、上記副表示装置に動画の再生画像を含んだ種々の映像を表示させる機能を具備したことを特徴とする。
【0013】
また、上記情報処理装置に於いて、上記副表示装置に、動画の再生画像、およびタップ操作による副操作画面を表示させて、上記タップ操作画面上で所定のタップが操作された際に、上記副表示装置に表示している動画の再生画像を上記主表示装置に切り替えて表示させ、若しくは上記主表示装置に表示している動画の再生画像を上記副表示装置に切り替えて表示させ、若しくは上記主表示装置に表示している動画の再生画像と上記副表示装置に表示している動画の再生画像とを入れ替えて表示させる表示切替制御機能を実現したことを特徴とする。
【0014】
また、本発明は、主操作画面を表示する主表示装置と、副操作画面を表示する副表示装置とを備えたコンピュータの操作機能拡張方法であって、上記副表示装置に、動画の再生画像を選択的に表示させることを特徴とする。
【0015】
また、上記コンピュータの動画表示制御方法に於いて、上記動画の再生画像は、上記主表示装置に表示している再生画像の全部若しくは一部、上記副表示装置に固有の予め用意された動画データをもとに再生した画像、外部より供給された動画の再生データをもとに生成した画像のいずれかであることを特徴とする。
【0016】
上記した本発明の表示機能を備えることにより、例えば主表示装置に表示された動画の再生画像等の映像を目視確認している途中で他の作業が必要となった際に、上記映像の表示を副表示装置に切り替えて上記映像の表示を継続しつつ、主表示装置に上記他の作業の画面(ウィンドウ)を表示して、その画面上で他の作業を開始できる。また、例えばネットワーク経由で送られてくる宣伝、広告等の映像情報を常時目視が可能な副表示装置上に表示し、それ以外の各種作業の情報を主表示装置に表示して、ユーザの作業に支承をきたすことなく、宣伝、広告等の映像を効果的に表示できるシステムを構築できる。また、タッチスクリーン機能をもつ副表示装置上で、映像の切り替え、並びにその映像の編集操作等が可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
【0018】
図1は本発明の実施形態に於ける情報処理装置の外観構成を示す斜視図であり、ここでは、ノートブック型パーソナルコンピュータを例に示している。
【0019】
この図1に示す、本発明の実施形態によるコンピュータは、コンピュータ本体11と、ディスプレイユニット12とから構成されている。ディスプレイユニット12には、LCDからなる主表示装置(メインディスプレイ)121が組み込まれている。このディスプレイユニット12は、コンピュータ本体11に対して解放位置と閉塞位置との間を回動自在に取り付けられている。コンピュータ本体11は薄い箱形の筐体を有しており、その筐体上面には、コンピュータ本体11の電源をオン/オフするためのパワーボタン114、キーボード111等が配置され、キーボード111の手前の筐体部分上面にはアームレストが形成されている。このアームレストのほぼ中央部には、タッチスクリーン機能を有する副表示装置(サブディスプレイ)112が設けられる。この副表示装置112は、上記主表示装置121より表示面が小さいLCD等の表示パネルとダブレットとを一体に設けた表示一体型のポインティングデバイスを構成するもので、レフト(左)ボタン113a、ライト(右)ボタン113b、およびミドル(中)ボタン113cとともに上記アームレストを形成する筐体上面に配置されている。尚、図1では、副表示装置112をアームレスト上のディスプレイユニット閉塞面内に配置しているが、ディスプレイユニット12の開閉状態に拘わらず常時目視が可能な位置に設けることにより、より副表示装置112に於ける映像表示機能を拡充できる。この際の副表示装置112の具体的な映像表示機能については後述する。
【0020】
また、上記副表示装置112は、当該副表示装置112に固有の表示制御手段(ディスプレイドライバ)を有して、副表示装置112に表示させる動画のフレームを生成し、副表示装置112に動画の再生画像を表示させる動画の再生画像表示機能を有する。この動画の再生画像表示機能を持つことで、副表示装置112に固有の動画の再生画像を表示させたり、必要に応じて主表示装置121に表示している動画の再生画像を副表示装置112に切り替えて表示させたり、更には、主表示装置121の表示に関係なく外部の映像コンテンツを再生表示したりすることが可能となる。更に、副表示装置112上で、動画の再生画像を含んだ種々の映像を編集処理して、その編集した映像を主表示装置121に表示させることも可能となる。これらの副表示装置112を用いた具体的な処理機能については後述する。
【0021】
図2は上記図1に示したコンピュータのシステム構成を示すブロック図である。このコンピュータには、図示するように、CPU201、ホストブリッジ202、主メモリ203、グラフィクスコントローラ204、PCI−ISAブリッジ206、I/Oコントローラ207、ハードディスクドライブ(HDD)208、CD−ROMドライブ209、USBコントローラ210、LANコントローラ221、赤外線ポート(Irポート)222、サウンドコントローラ223、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)211、および電源コントローラ213等が設けられている。
【0022】
USBコントローラ210には、上記した副表示装置(サブディスプレイ)112が接続されている。この副表示装置112は、タッチパッド112aと、表示部112bと、バックライト112cとが一体化されてタッチスクリーン機能を実現し、レフト(左)ボタン113a、ライト(右)ボタン113b、およびミドル(中)ボタン113cを含んで構成される。
【0023】
更に、上記副表示装置112には、当該装置に専用のマイクロプロセッサ(MP)115、映像バッファ(BUF)116等が設けられる。
【0024】
映像バッファ(BUF)116は、マイクロプロセッサ(MP)115の制御の下に、PCIバス1、およびUSBコントローラ210を介して入力された、動画の再生画像、静止画像等の映像データを貯える。この際、USBコントローラ210は、CPU201の指示に従うUSBドライバの制御で、PCIバス1上に送出された映像データを取り込み、副表示装置112に送出する。
【0025】
マイクロプロセッサ(MP)115は、上記映像バッファ(BUF)116に貯えられた映像データ(映像フレーム)を上記副表示装置112の画面構成並びに予め定められた表示レートに合わせて再構成し、新たな表示フレームを生成して、副表示装置112の表示部112bを表示駆動制御する。
【0026】
更に、上記マイクロプロセッサ(MP)115は、上記CPU201の指示に従い、主表示装置121に表示された映像データをPCIバス1、およびUSBコントローラ210を介して映像バッファ(BUF)116に貯える制御、映像バッファ(BUF)116に表示された映像データを主表示装置121に送出する制御、副表示装置112上でのタッチ装置による映像の編集処理等、副表示装置112の映像表示処理に係わる各種の制御並びに処理機能をもつ。
【0027】
CPU201は、本コンピュータの動作を制御するために設けられたもので、ハードディスクドライブ(HDD)208から主メモリ203にロードされたオペレーティングシステムおよびアプリケーションプログラム/ユーティリティプログラムを実行する。この実施形態では、ハードディスクドライブ(HDD)208に貯えられた動画の再生画像、静止画像等の映像データ、更にはネットワークを経由してLANコントローラ221で受信した動画の再生画像、静止画像等の映像データ等をそれぞれPCIバス1、およびUSBコントローラ210を介して副表示装置112に設けられたマイクロプロセッサ(MP)115に受け渡す制御を行う。また、赤外線ポート(Irポート)222で受信した、副表示装置112の映像表示処理に係わる遠隔操作コマンドをPCIバス1、およびUSBコントローラ210を介して副表示装置112に設けられたマイクロプロセッサ(MP)115に受け渡す制御を行う。また、副表示装置112に表示された映像に対して、付随する音声に選択的にミュートをかける制御を行う。更に、後述する図7に示す副表示装置112の表示切替制御、図8、図9に示す副表示装置112上での文字情報の表示処理制御を行う。
【0028】
ホストブリッジ202はCPU201のローカルバスとPCIバス1との間を双方向で接続するブリッジデバイスである。グラフィクスコントローラ204はビデオRAM(VRAM)を備え、専用ディスプレイドライバの制御の下に本コンピュータのディスプレイモニタとして使用される主表示装置121を制御する。I/Oコントローラ207はハードディスクドライブ(HDD)208、CD−ROMドライブ209等を制御する。PCI−ISAブリッジ206はPCIバス1とISAバス2を双方向で接続するブリッジデバイスであり、ここには例えばシステムタイマ、DMAコントローラ、割り込みコントローラなどの各種システムデバイスも内蔵されている。
【0029】
エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)211は、電力管理のためのエンベデッドコントローラ(EC)とキーボード111を制御するためのキーボードコントローラ(KBC)とが集積された1チップマイクロコンピュータである。このエンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)211は、電源コントローラ213と協同して、ユーザによるパワーボタン114の操作に応じて本コンピュータをパワーオン/パワーオフする機能を有している。
【0030】
図3乃至図5はそれぞれ上記実施形態に於ける副表示装置112の映像表示処理機能を説明するための表示画面の具体例を示したもので、この例では、主表示装置121の表示画面上に、マウスポインタで操作される「副表示装置に表示」ボタン311が設けられ、副表示装置112の表示画面上に、映像切替を指示するタップゾーン(以下「映像切替」ボタンと称す)321が設けられる。また、図5に示すスクロール表示を行う副操作画面にはスクロールバー322が設けられ、このスクロールバーをタッチ操作することで、そのタッチ位置により、表示範囲の切り替え、スクロールの方向、スクロール速度等を制御できる。
【0031】
図6は上記実施形態に於ける副表示装置112の映像表示処理機能を説明するための映像データの流れを示す図であり、ここでは、一例として、ハードディスクドライブ(HDD)208から読み出された動画の再生画像、静止画像等の映像データを主表示装置121と副表示装置112とで切り替えて表示する際の映像データの転送ルートを模式的に示している。同図に於いて(1)は主表示装置121への転送ルートを示し、(2)は副表示装置112への転送ルートを示している。尚、副表示装置112に表示している映像データを主表示装置121に切り替えて表示する際は、(2)から(1)へルートを辿ることで、その映像データの転送ルートを容易に理解できる。また、ネットワークを経由してLANコントローラ221で受信した動画の再生画像、静止画像等の映像データについても上記転送ルートと同様に、PCIバス1を介してデータが受け渡される。
【0032】
図7は上記実施形態に於ける副表示装置112の表示切替制御手順を示すフローチャートであり、マイクロプロセッサ(MP)115の制御の下に実行される。ここでは、図3(a)に示す「副表示装置に表示」ボタン311がマウスクリック操作されると、そのコマンドをマイクロプロセッサ(MP)115が受けて、例えば動画の映像データを映像バッファ(BUF)116に取り込み、その映像データ(映像フレーム)を副表示装置112の画面構成並びに予め定められた表示レートに合わせて再構成し、新たな表示フレームを生成して、副表示装置112の表示部112bを表示駆動制御する(ステップS1〜S4)。また、図3(b)に示す「映像切替」ボタン321がタップ操作されると、CPU201に表示の切替要求コマンドを送付して、副表示装置112に表示していた動画の再生画像を再び主表示装置121に表示させ、副表示装置112をもとの表示状態(例えば所定のタッチパネル画面)に戻す(ステップS5〜S6)。
【0033】
図8は上記実施形態に於ける副表示装置112上での文字情報の第1の表示処理手順を示すフローチャートであり、マイクロプロセッサ(MP)115の制御の下に実行される。ここでは、動画の再生画像に付随するテロップ表示に於いて、その文字情報を一度に副表示装置112の画面に表示できないとき、その文字情報をスクロール表示し(ステップS21〜S24)、副表示装置112上のタッチ操作で任意にスクロールを停止できる(ステップS25〜S27)機能を実現している。
【0034】
図9は上記実施形態に於ける副表示装置112上での文字情報の第2の表示処理手順を示すもので、マイクロプロセッサ(MP)115の制御の下に実行される。ここでは、例えば図5(a)に示す、主表示装置121上での文書表示について、その一部を副表示装置112に表示した際の表示範囲のスクロール制御を実現している。この例では、副表示装置112上でタッチ操作が行われる都度、スクロールが停止/再開される(ステップS36〜S39)機能を実現している。
【0035】
ここで、上記各図を参照して本発明の実施形態に於ける動作を説明する。
【0036】
主表示装置121で動画を再生中、その動画の再生画像を以下の操作で副表示装置112に切り替えて表示することができる。
【0037】
この際は、図3(a)に示す主表示装置121に表示された動画の再生画像のウィンドウ上に於いて、右クリックメニューにより「副表示装置に表示」ボタン311を選択し操作することで、主表示装置121に表示されている動画の再生画像を図3(b)に示すように副表示装置112に表示できる。
【0038】
この際は、図3(a)に示す主表示装置121に表示された動画の再生画像ウィンドウ上に於いて「副表示装置に表示」ボタン311がマウスクリック操作されると、その操作コマンドがCPU201からUSBコントローラ210を経由して副表示装置112に設けられたマイクロプロセッサ(MP)115に受け渡される。
【0039】
マイクロプロセッサ(MP)115は上記「副表示装置に表示」ボタン311のマウスクリック操作に伴う操作コマンドを受けると、主表示装置121に表示されている動画の再生画像の映像データ(映像フレーム)を映像バッファ(BUF)116に取り込み、その映像バッファ(BUF)116に貯えた映像データ(映像フレーム)を上記副表示装置112の画面構成並びに予め定められた表示レートに合わせて再構成し、新たな表示フレームを生成して、副表示装置112の表示部112bを表示駆動制御する。
【0040】
この際の映像データの転送ルートの切替え例を図6に示している。ここでは、一例として、ハードディスクドライブ(HDD)208から読み出された動画の再生画像、静止画像等の映像データを主表示装置121から副表示装置112に切り替えて表示する際の映像データの転送ルートを模式的に示している。
【0041】
また、この際の副表示装置112の表示切替制御手順を図7に示している。マイクロプロセッサ(MP)115は、上記図3(a)に示す「副表示装置に表示」ボタン311のマウスクリック操作に伴う操作コマンドを受けると(図7ステップS1)、例えばハードディスクドライブ(HDD)208から読み出された動画の映像データを映像バッファ(BUF)116に取り込み(図7ステップS2)、その映像データ(映像フレーム)を副表示装置112の画面構成並びに予め定められた表示レートに合わせて再構成し、新たな表示フレームを生成して(図7ステップS3)、副表示装置112の表示部112bを表示駆動制御し、図3(b)に示すように上記主表示装置121に表示されていた動画の再生画像を継続して副表示装置112に表示する(図7ステップS4)。この際、副表示装置112には、図3(b)に示すように、例えば動画の再生画像の右上隅に「映像切替」ボタン321が併せて表示される。この「映像切替」ボタン321がタップ操作されると、マイクロプロセッサ(MP)115は、CPU201に表示の切替要求コマンドを送付して、副表示装置112に表示していた動画の再生画像を再び主表示装置121に表示させ、副表示装置112をもとの表示状態(例えば所定のタッチパネル画面)に戻す(ステップS5〜S6)。
【0042】
このようにして、主表示装置121に表示されていた動画の再生画像を副表示装置112に切り替えて表示できる。これにより、例えば主表示装置121に表示された動画の再生画像等の映像を目視確認している途中で、他の作業が必要となった際に、上記映像の表示を副表示装置112に切り替えて上記映像の表示を継続しつつ、主表示装置121に上記他の作業の画面(ウィンドウ)を表示して、その画面上で他の作業を開始できる。この際の画面切替に伴う主表示装置121と副表示装置112の各表示例を図8(a)(b)に示している。尚、この際は、CPU201が主表示装置121に表示している映像に音声が伴うか否かを認識して、主表示装置121に表示される映像に音声が伴うとき、サウンドコントローラ223を制御し、副表示装置112に表示されている映像に付随する音声に対してミュートをかける。
【0043】
また、上記した映像の切替操作は、「副表示装置に表示」ボタン311、「映像切替」ボタン321の操作以外に、リモートコントローラを用いた遠隔操作によっても可能である。この際は、CPU201が赤外線ポート(Irポート)222で受信した、副表示装置112の映像表示処理に係わる遠隔操作コマンドをPCIバス1、およびUSBコントローラ210を介して副表示装置112に設けたマイクロプロセッサ(MP)115に受け渡すことによって、マイクロプロセッサ(MP)115の制御の下に、上記した「副表示装置に表示」ボタン311、「映像切替」ボタン321の操作時と同様の表示切替が行われる。
【0044】
また、図3(b)に示すように、副表示装置112に動画の再生画像が表示された状態で、副表示装置112に表示された映像を副表示装置112のタッチ操作で編集することも可能である。この際は、マイクロプロセッサ(MP)115の制御の下に、タッチパッド112a上の操作の内容がマイクロプロセッサ(MP)115により認識され、その操作に伴うコマンド処理およびデータ処理によって副表示装置112上での映像の編集が可能となる。
【0045】
また、上記副表示装置112上に於ける動画の再生時に於いて、動画の再生画像にテロップ表示が付随するとき、そのテロップ表示についてマイクロプロセッサ(MP)115の制御の下に図8に示すような副表示装置112上での文字情報の表示処理制御が行われる。マイクロプロセッサ(MP)115は、動画の再生画像に付随するテロップ表示に於いて、各表示フレームに於いて、その画面上に表示する文字情報を取得し(図8ステップS21)、その文字情報を一度に副表示装置112の画面に表示できないと判断したとき(図8ステップS22 YES)、その文字情報をスクロール表示する(図8ステップS23)。更にこのテロップ(スクロール)表示の際に、副表示装置112上でタッチ操作が行われると(図8ステップS25 YES)、上記スクロールを停止し(図8ステップS26)、再度、副表示装置112上でタッチ操作が行われると(図8ステップS27 YES)、スクロールを再開する。
【0046】
また、上記副表示装置112上に於ける静止画の表示時に於いて、その一部を副表示装置112に表示した際は、その表示範囲についてスクロール制御が可能である。例えば図5(a)に示す、主表示装置121上での文書表示について、その一部を図5(b)に示すように副表示装置112に表示している際、マイクロプロセッサ(MP)115の制御の下に図9に示すような表示範囲のスクロール制御が行われる。マイクロプロセッサ(MP)115はUSBコントローラ210を介して主表示装置121の表示データ(ここでは1画面分のキャラクタデータ)を取得すると(図9ステップS32)、その表示データのうち、副表示装置112で表示可能な表示範囲の一部データをもとに副表示装置112に表示する表示画面を生成し(図9ステップS33)、副表示装置112に表示する(図9ステップS34)。その後、未表示領域のデータについて(図9ステップS35)順次スクロール表示を行う(図9ステップS36)。このスクロール表示時に於いて、副表示装置112上でタッチ操作が行われると(図9ステップS37YES)、スクロールを停止し(図9ステップS38)、再び副表示装置112上でタッチ操作が行われると(図9ステップS39 YES)、スクロールを再開する。
【0047】
また、主表示装置121に表示された文書の一部が副表示装置112にスクロール表示されている際に、副表示装置112に、図5(b)に示すように、スクロールバー322を同時に表示して、現在の表示範囲を明示するとともに、このスクロールバー322をタッチ操作することで、そのタッチ位置により、表示範囲の切り替え、スクロールの方向、スクロール速度等を制御することもできる。尚、図5(b)に示す表示形態は、縦スクロールのスクロールバーのみを表示し、横スクロールについては、レフト(左)ボタン113aと、ライト(右)ボタン113bを操作してスクロール制御を行う例を示している。
【0048】
上記した本発明の実施形態に於ける表示制御機能を備えることにより、例えば主表示装置121に表示された動画の再生画像等の映像を目視確認している途中で他の作業が必要となった際に、上記映像の表示を副表示装置112に切り替えて上記映像の表示を継続しつつ、主表示装置121に上記他の作業の画面(ウィンドウ)を表示して、その画面上で他の作業を開始できる。また、例えばネットワーク経由で送られてくる宣伝、広告等の映像情報を常時目視が可能な副表示装置112上に表示し、それ以外の各種作業の情報を主表示装置121に表示して、ユーザの作業に支承をきたすことなく、宣伝、広告等の映像を効果的に表示できるシステムを構築することも可能である。また、タッチスクリーン機能をもつ副表示装置112上に於いて、映像の切り替え、並びにその映像の編集操作等が可能となる。これにより、使い勝手のよい機能性の高い表示環境が提供できる。
【0049】
【発明の効果】
以上詳記したように本発明によれば、使い勝手のよい機能性の高い表示環境が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に於ける情報処理装置の外観構成を示す斜視図。
【図2】上記実施形態に於けるコンピュータのシステム構成を示すブロック図。
【図3】上記実施形態の動作説明図。
【図4】上記実施形態の動作説明図。
【図5】上記実施形態の動作説明図。
【図6】上記実施形態に於ける表示動作を示す図。
【図7】上記実施形態に於ける副表示装置の表示切替制御手順を示すフローチャート。
【図8】上記実施形態に於ける副表示装置上での文字情報の第1の表示処理手順を示すフローチャート。
【図9】上記実施形態に於ける副表示装置上での文字情報の第2の表示処理手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…PCIバス
2…ISAバス
11…コンピュータ本体
12…ディスプレイユニット
106…外部ディスプレイ
111…キーボード
112…表示(サブディスプレイ)一体型のポインティングデバイス(cPadデバイス)
112a…タッチパッド
112b…表示部
112c…バックライト
113a…ライトボタン
113b…ライトボタン
113c…ミドルボタン
114…パワーボタン
115…マイクロプロセッサ(MP)
116…映像バッファ(BUF)
121…ディスプレイスクリーン(メインディスプレイ)
201…CPU
202…ホストブリッジ
203…主メモリ
204…グラフィクスコントローラ
206…PCI−ISAブリッジ
207…I/Oコントローラ
208…ハードディスクドライブ(HDD)
209…CD−ROMドライブ
210…USBコントローラ
211…エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)
213…電源コントローラ
221…LANコントローラ
222…赤外線ポート(Irポート)
223…サウンドコントローラ
311…「副表示装置に表示」ボタン
321…「映像切替」ボタン(タップゾーン)
Claims (19)
- 主操作画面を表示する主表示装置と、
副操作画面を表示する副表示装置と、
前記副表示装置に動画の再生画像を表示させる制御手段と
を具備したことを特徴とする情報処理装置。 - 前記副表示装置は、タブレットを一体に設けたタッチスクリーン機能を有して、タッチ操作による副操作画面を表示することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 前記制御手段は、前記副表示装置に固有の表示制御手段を有して、前記副表示装置に表示させる動画のフレームを生成し、前記副表示装置に動画の再生画像を表示させることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 前記制御手段は、前記主表示装置に表示している動画の再生画像を前記副表示装置に切り替えて表示させる表示切替手段を具備する請求項1記載の情報処理装置。
- 前記制御手段は、遠隔操作信号を解読し実行する手段を有して、遠隔操作信号に従い、前記副表示装置に於ける動画の再生画像の表示制御、若しくは前記副表示装置に表示している動画の再生画像を前記主表示装置に切り替えて表示させる表示の切替制御、若しくは前記主表示装置に表示している動画の再生画像を前記副表示装置に切り替えて表示させる表示の切替制御を行うことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 前記制御手段は、通信手段を介して動画の再生画像データを取り込む手段を有し、前記通信手段より取り込んだ動画の再生画像データをもとに前記副表示装置に動画の再生画像を表示させる請求項1記載の情報処理装置。
- 前記制御手段は、前記副表示装置に、前記主表示装置と異なる動画の再生画像を表示する際に、再生画像に付随する音声の再生出力を無効化する手段を具備する請求項1記載の情報処理装置。
- 前記制御手段は、前記副表示装置上のタッチ操作を前記副表示装置に表示された画像に反映させる手段を有して、前記副表示装置に表示された画像を前記副表示装置上のタッチ操作で編集できるようにしたことを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
- マウスポインタ操作が可能な主操作画面を表示する主表示装置と、
所定の操作が可能な副操作画面を表示する副表示装置と、
前記所定の操作により前記副表示装置に画像を表示させる制御手段と
を具備したことを特徴とする情報処理装置。 - 前記制御手段は、前記操作画面上で所定のタップが操作された際に、前記副表示装置に表示している動画の再生画像を前記主表示装置に切り替えて表示させる表示切替制御手段を具備する請求項9記載の情報処理装置。
- 前記制御手段は、前記操作画面上で所定のタップが操作された際に、前記主表示装置に表示している動画の再生画像を前記副表示装置に切り替えて表示させる表示切替制御手段を具備する請求項9記載の情報処理装置。
- 前記制御手段は、前記操作画面上で所定のタップが操作された際に、前記主表示装置に表示している動画の再生画像と前記副表示装置に表示している動画の再生画像とを入れ替えて表示させる表示切替制御手段を具備する請求項9記載の情報処理装置。
- マウスポインタ操作が可能な主操作画面を表示する主表示装置と、
所定の操作が可能な副操作画面を表示する副表示装置と、
前記副表示装置に、前記所定の操作で前記主表示装置に表示される内容を表示させる制御手段と
を具備したことを特徴とする情報処理装置。 - 前記制御手段は、前記副表示装置の画面上をタッチ操作する都度、スクロールを停止、開始制御する手段を具備する請求項13記載の情報処理装置。
- 前記制御手段は、前記副表示装置に一度に表示できない文字情報若しくは静止画を前記副表示装置にスクロール表示する手段を具備する請求項13記載の情報処理装置。
- 前記制御手段は、前記主表示装置に表示された文字情報若しくは静止画を前記副表示装置にスクロール表示する手段を具備する請求項13記載の情報処理装置。
- 前記制御手段は、前記副表示装置に表示された文字情報若しくは静止画をスクロール表示する手段と、前記スクロールを外部の指示に従い制御する手段とを具備する請求項13記載の情報処理装置。
- 前記制御手段は、前記副表示装置に表示された文字情報若しくは静止画をスクロールバーとともに表示する手段を具備し、前記スクロールバーのタッチ操作で前記スクロールを制御する請求項13記載の情報処理装置。
- 前記スクロールバーのタッチ操作位置に応じて、表示範囲の切り替え、若しくはスクロールの方向、若しくはスクロール速度を制御する手段を具備する請求項18記載の情報処理装置。
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