JP4284166B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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本発明は放送データを受信する受信装置を備えた情報処理装置に関する。
一般に、テレビジョン(TV)装置においては、再生すべきビデオソースを切り替えるための入力切替え機能が設けられている。この入力切り替え機能は、ユーザによるリモコン操作に応じて、ビデオレコーダのような再生装置と、TVチューナとの間でビデオソースの切り替えを行う。
またTVチューナと再生装置との間でビデオソースを自動的に切り替える機能を有する信号切替え装置も知られている(例えば、特許文献1参照。)。この信号切替え装置においては、TVチューナを介して入力される受信信号の信号レベルが低下した時に、ビデオソースがTVチューナから再生装置に切替えられる。
特開2003−110951号公報
ところで、最近では、パーソナルコンピュータのような情報処理装置においても、TVチューナの搭載が進められている。現在放送されているTV番組のような放送データをパーソナルコンピュータを用いて視聴するためには、アンテナケーブルを介してTVアンテナをパーソナルコンピュータに接続することが必要となる。このため、パーソナルコンピュータを使用する場所が大きく制約されることになる。特に、ノートブックタイプのパーソナルコンピュータのような携帯型コンピュータにおいては、その可搬性が著しく損なわれることになる。
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、アンテナが接続されていない状態においても現在放送されているTV番組のような放送データを再生することが可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明の情報処理装置は、本体と、前記本体に設けられ、アンテナが取り外し可能に接続されるアンテナ端子と、前記本体内に設けられると共に、前記アンテナ端子に接続され、放送データを受信する内部受信装置と、前記本体内に設けられ、前記放送データを受信する外部受信装置との通信を実行する通信装置と、前記アンテナ端子に前記アンテナが接続されているか否かを判別する手段と、前記判別結果に応じて、前記内部受信装置および前記外部受信装置の一方を選択する手段と、前記選択された前記内部受信装置および前記外部受信装置の一方から送信される放送データを再生する手段とを具備することを特徴とする。
この情報装置においては、アンテナ端子にアンテナが接続されているか否かに応じて、内部受信装置および外部受信装置の一方が自動的に選択される。これにより、本体のアンテナ端子にアンテナが接続されていない場合には、通信装置によって外部受信装置との通信を実行することにより、外部受信装置からの放送データを再生することができる。
本発明によれば、情報処理装置の本体にアンテナが接続されていない状態においても現在放送されているTV番組のような放送データを再生することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
まず、図1および図2を参照して、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の構成について説明する。この情報処理装置は、例えばノートブック型パーソナルコンピュータのようなバッテリ駆動可能な携帯型パーソナルコンピュータ10として実現されている。
図1は携帯型パーソナルコンピュータのディスプレイユニットを開いた状態における正面図である。本コンピュータ10は、コンピュータ本体11と、ディスプレイユニット12とから構成されている。ディスプレイユニット12には、LCD(Liquid Crystal Display)121から構成される表示装置が組み込まれており、そのLCD121の表示画面はディスプレイユニット12のほぼ中央に位置されている。
ディスプレイユニット12は、コンピュータ本体11に対してコンピュータ本体11の上面を覆う開放位置とコンピュータ本体11の上面が露出される閉塞位置との間を回動自在に取り付けられている。コンピュータ本体11は薄い箱形の筐体を有しており、その上面にはキーボード13、本コンピュータ1を電源オン/オフするためのパワーボタン14、各種操作ボタンを含む入力操作パネル15、およびタッチパッド16などが配置されている。
タッチパッド16は、LCD121の表示画面上の位置を指示するポインティングデバイスである。タッチパッド16の操作に応じて、マウスカーソル(マウスポインタとも云う)は表示画面上を移動する。
コンピュータ本体11にはネットワークコントローラが内蔵されている。ネットワークコントローラは、コンピュータ10を有線または無線のネットワーク100に接続するための通信装置である。コンピュータ10は、ネットワークコントローラを用いることにより、有線または無線のネットワーク100を介して外部機器との通信を実行することが出来る。ネットワーク100は、例えば、無線LANまたは有線LANから構成されている。
ネットワーク100上には、外部TVチューナとして機能するセットトップボックス20が接続されている。セットトップボックス20は、アンテナケーブルを介してTVアンテナに接続されている。セットトップボックス20には、現在放送中のTV番組のような放送データを受信するTVチューナが内蔵されている。このセットトップボックス20は、受信した放送データをネットワーク100を介してクライアントに配信する機能を有している。コンピュータ10は、ネットワーク100を介してセットトップボックス20との通信を実行することにより、現在放送中の放送データをセットトップボックス20から受信することが出来る。
さらに、コンピュータ本体11には内部TVチューナも内蔵されている。内部TVチューナは、セットトップボックス20と同様に、現在放送中のTV番組のような放送データを受信する。コンピュータ10は、セットトップボックス20および内部TVチューナのどちらを使用しても、同一のTV番組を受信することができる。
図2は、本コンピュータ10の背面図である。
図2に示されているように、コンピュータ本体11の背面17には、アンテナケーブルが取り外し自在に接続可能なアンテナ端子18が設けられている。さらに、コンピュータ本体11の背面17には、コンピュータ本体11を拡張ユニットに接続するためのコネクタ19が配置されている。拡張ユニットは本コンピュータ10の機能を拡張するためのユニットであり、コンピュータ本体11が取り外し自在に装着できるように構成されている。
本コンピュータ10においては、アンテナ端子18にアンテナケーブルを介してTVアンテナが接続されているか否かに応じて、内部TVチューナおよび外部チューナ(セットトップボックス20)の一方が自動的に選択的される。
すなわち、本コンピュータ10においては、アンテナ端子18にTVアンテナが接続されている場合は内部TVチューナが選択され、その内部TVチューナからの放送データが再生される。一方、アンテナ端子18にTVアンテナが接続されていない場合は、セットトップボックス20が選択される。この場合、セットトップボックス20との通信が自動的に実行され、セットトップボックス20から送信される放送データが再生される。
なお、セットトップボックス20のみならず、拡張ユニットを外部チューナとして使用することもできる。
図3には、コンピュータ本体11を拡張ユニット30に装着した様子が示されている。図3に示されているように、コンピュータ本体11を拡張ユニット30に装着した状態においては、コンピュータ本体11の背面が拡張ユニット30によって覆われる。このため、アンテナ端子18にTVアンテナを接続することはできないものの、コンピュータ10は、拡張ユニット30に内蔵された外部TVチューナ31から放送データを受信することが出来る。拡張ユニット30の背面には、アンテナケーブルを介してTVアンテナが接続されている。以下では、セットトップボックス20を外部TVチューナとして使用する場合を想定する。
図4には、本コンピュータ10のシステム構成の第1の例が示されている。
本コンピュータ10には、図4に示されているように、CPU101、ホストコントローラ102、メインメモリ103、表示コントローラ104、ビデオメモリ(VRAM)105、I/Oコントローラ106、ハードディスクドライブ(HDD)107、内部TVチューナ111、第1のストリームコントローラ112、ネットワークコントローラ113、第2のストリームコントローラ114、セレクタ115、検出器116、および選択信号発生器117等が設けられている。
CPU101は本コンピュータ10の動作を制御するために設けられたプロセッサであり、ハードディスクドライブ(HDD)107からメインメモリ103にロードされる、オペレーティングシステム(OS)および各種アプリケーションプログラムを実行する。本コンピュータ10においては、アプリケーションプログラムの一つとして、TV再生制御プログラムが予めインストールされている。このTV再生制御プログラムは、内部TVチューナ111または外部TVチューナを用いて、TV番組のような放送データを再生するプログラムである。
ホストコントローラ102はCPU101のローカルバスとI/Oコントローラ106との間を接続するブリッジデバイスである。ホストコントローラ102には、メインメモリ103をアクセス制御するメモリコントローラが内蔵されている。表示コントローラ104は本コンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD121を制御する。表示コントローラ104はビデオメモリ(VRAM)105を有しており、OS/アプリケーションプログラムによってビデオメモリ105に描画されたグラフィクスデータをLCD121に表示する。また、TV再生制御プログラムの制御の下、ビデオメモリ105には、内部TVチューナ111または外部TVチューナによって受信された放送データに含まれる映像データも書き込まれる。表示コントローラ104は、ビデオメモリ105から映像データをリードし、LCD121に表示する。
I/Oコントローラ106には、HDD107を制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラが内蔵されている。またI/Oコントローラ106は、PCI(Peripheral Component Interconnect)バスのようなバス1上の各デバイスの制御も実行する。
内部TVチューナ111は現在放送中のTV番組のような放送データを受信するデバイスであり、TV再生制御プログラムからのコマンドによって指定されたチャネル番号の放送データを受信する。この内部TVチューナ111はアンテナ端子18に接続されている。アンテナ端子18には、アンテナケーブルを介してTVアンテナ401を接続することが出来る。TVアンテナ401としては、屋外に設置されたTVアンテナ、あるいは屋内アンテナを用いることが出来る。
内部TVチューナ111によって受信されたあるチャネル番号の放送データは、第1のストリームコントローラ112に送られる。第1のストリームコントローラ112は、内部TVチューナ111によって受信された放送データをアナログ信号からデジタル信号に変換し、そしてそのデジタル化された放送データに含まれる映像データから、例えばデジタルYUVデータ(R656)形式のストリームデータを生成する。このストリームデータは、セレクタ115に送られる。
ネットワークコントローラ113は、有線または無線のネットワーク100を介して外部デバイスとの通信を実行する通信デバイスである。ネットワークコントローラ113は、有線ネットワークを介して外部デバイスとの通信を実行する有線ネットワークデバイス、または無線ネットワークを介して外部デバイスとの無線通信を実行する無線ネットワークデバイスから構成されている。ネットワークコントローラ113が無線ネットワークデバイスから実現されている場合には、ユーザが本コンピュータ10を家庭内のどこで使用している場合でも、本コンピュータ10はセットトップボックス20との通信を行うことが出来る。もちろん、有線ネットワークデバイス、および無線ネットワークデバイスの双方をコンピュータ10に設けても良い。
ネットワークコントローラ113は、有線または無線のネットワーク100を介してセットトップボックス20との通信を実行することにより、セットトップボックス20によって受信された放送データをネットワーク100を介して受信する。ネットワークコントローラ113によって受信されたセットトップボックス20からの放送データは、第2のストリームコントローラ114に送られる。第2のストリームコントローラ114は、セットトップボックス20からの放送データに含まれる映像データから、例えばデジタルYUVデータ(R656)形式のストリームデータを生成する。このストリームデータは、セレクタ115に送られる。
セレクタ115は、内部TVチューナ111および外部TVチューナ(セットトップボックス20)の一方を選択するためのデバイスである。セレクタ115は、第1のストリームコントローラ112に双方向接続されていると共に、第2のストリームコントローラ114に双方向接続されている。セレクタ115は、選択信号発生器117からの選択信号SELに応じて、第1のストリームコントローラ112および第2のストリームコントローラ114の一方を選択し、その選択した第1のストリームコントローラ112および第2のストリームコントローラ114の一方をバス1に接続する。
検出器116は、アンテナ端子18にアンテナ401が接続されているか否かを判別するためのデバイスである。検出器116は、例えば、アンテナ端子18へのアンテナケーブルの接続の有無によってオン/オフするメカニカルスイッチによって実現することが出来る。また、検出器116は、アンテナ端子18の信号ピンの電圧に応じてアンテナ401が接続されているか否かを判別する電圧検出回路によって実現することも出来る。
選択信号発生器117は、検出器116からの検出信号に応じて、選択信号SELを発生する。アンテナ端子18にアンテナ401が接続されていることが検出器116によって検出されたならば、選択信号発生器117は、内部TVチューナ111を選択することを指示する論理“0”の選択信号SELを発生する。またもし、アンテナ端子18にアンテナ401が接続されていないことが検出器116によって検出されたならば、選択信号発生器117は、外部TVチューナ(セットトップボックス20)を選択することを指示する論理“1”の選択信号SELを発生する。
セットトップボックス20は、TVチューナ201およびネットワークコントローラ202を備えている。TVチューナ201は現在放送中のTV番組のような放送データを受信するデバイスであり、コンピュータ11からネットワーク100を介して送信されるコマンドによって指定されたチャネル番号の放送データを受信する。このTVチューナ201は、セットトップボックス20にアンテナケーブルを介して接続されているTVアンテナ402に接続されている。TVアンテナ402としては、例えば屋外アンテナを用いることが出来る。
TVチューナ201によって受信されたあるチャネル番号の放送データは、ネットワークコントローラ202に送られる。ネットワークコントローラ202は、有線または無線のネットワーク100を介して外部デバイスとの通信を実行する通信デバイスである。このネットワークコントローラ202も、コンピュータ10内のネットワークコントローラ113と同様に、有線ネットワークデバイスまたは無線ネットワークデバイスから構成されている。ネットワークコントローラ202は、TVチューナ201によって受信された放送データをネットワーク100を介してコンピュータ10に送信する。
以下では、コンピュータ10内のネットワークコントローラ113、およびセットトップボックス20のネットワークコントローラ202がそれぞれ無線ネットワークデバイスによって実現されており、コンピュータ10とセットトップボックス20との間の通信が無線信号によって実行される場合を想定する。
本コンピュータ10においては、アンテナ端子18にアンテナ401が接続されている場合には、セレクタ115は、内部TVチューナ111を選択することを指示する論理“0”の選択信号SELに応じて、第1のストリームコントローラ112をバス1に接続する。放送データの受信を指示するTV再生制御プログラムからのコマンドは、セレクタ115、および第1のストリームコントローラ112を介して、内部TVチューナ111に送られる。内部TVチューナ111によって受信された放送データは、第1のストリームコントローラ112によってデジタルYUVデータ形式のストリームデータに変換され、そして図4に破線で示されように、第1のストリームコントローラ112からセレクタ115を介してバス1上に出力される。そして、バス1上に出力されたストリームデータは、I/Oコントローラ106、ホストコントローラ102、および表示コントローラ104を介して、VRAM105に書き込まれる。表示コントローラ104は、VRAM105に格納されているストリームデータをYUVデータ形式からRGBデータ形式に変換して、LCD121に表示する。
このように、アンテナ端子18にアンテナ401が接続されている場合には内部TVチューナ111が優先的に使用され、内部TVチューナ111によって受信された放送データが再生される。
一方、アンテナ端子18にアンテナ401が接続されていない場合には、セレクタ115は、外部TVチューナ(セットトップボックス20)を選択することを指示する論理“1”の選択信号SELに応じて、第2のストリームコントローラ114をバス1に接続する。放送データの受信を指示するTV再生制御プログラムからのコマンドは、セレクタ115、および第2のストリームコントローラ114を介してネットワークコントローラ113に送られる。ネットワークコントローラ113は、ネットワーク100を介してセットトップボックス20との無線通信を開始する。ネットワークコントローラ113は、放送データの受信を指示するコマンドをネットワーク100を介してセットトップボックス20に無線信号によって送信する。そして、セットトップボックス20のTVチューナ201によって受信された放送データは、図4に一点鎖線で示されように、ネットワーク100を介してコンピュータ10に無線信号によって送られる。この放送データはネットワークコントローラ113によって受信され、そしてストリームコントローラ114によってデジタルYUVデータ形式のストリームデータに変換される。ストリームデータは、セレクタ115を介してバス1上に出力される。そして、バス1上に出力されたストリームデータは、I/Oコントローラ106、ホストコントローラ102、および表示コントローラ104を介して、VRAM105に書き込まれる。表示コントローラ104は、VRAM105に格納されているストリームデータをYUVデータ形式からRGBデータ形式に変換して、LCD121に表示する。
このように、アンテナ端子18にアンテナ401が接続されていない場合には、セットトップボックス20から無線信号によって送信される放送データを受信する処理が自動的に実行され、セットトップボックス20によって受信された放送データがコンピュータ10で再生される。
よって、コンピュータ10の本体11にアンテナ401が接続されていない状態においても、現在放送されているTV番組のような放送データをセットトップボックス20を用いて再生することが可能となる。特に、アンテナ401の接続の有無に応じて内部チューナ111およびセットトップボックス20の一方を自動的に選択するという構成を採用しているので、ユーザは、内部チューナ111およびセットトップボックス20のどちらを使用するかを意識する必要はない。さらに、コンピュータ10とセットトップボックス20との通信は無線信号によって実行されるので、ユーザは、コンピュータ10を家の中のどこで使用している場合でも、現在放送されているTV番組のような放送データを視聴することが出来る。
図5には、本コンピュータ10のシステム構成の第2の例が示されている。
本第2の例においては、TV再生制御プログラムの制御の下に、内部チューナ111およびセットトップボックス20の一方が自動的に選択される。すなわち、本第2の例においては、図4のセレクタ115および選択信号発生器117は設けられておらず、第1のストリームコントローラ112および第2のストリームコントローラ114はそれぞれバス1に直接接続されている。また、バス1には、CPU101によってアクセス可能なレジスタ501が設けられている。このレジスタ501は、検出器116の検出結果を示すデータを保持する。他の点は、図4の構成と同じである。
以下、図6のフローチャートを参照して、TV再生制御プログラムによって実行されるTV再生制御動作について説明する。
TV再生制御プログラムが起動されると(ステップS101)、そのTV再生制御プログラムの制御の下に、CPU101は、以下の処理を実行する。
CPU101は、まず、レジスタ501をリードすることによって、アンテナ端子18にアンテナ401が接続されているか否かを判別する(ステップS102)。アンテナ端子18にアンテナ401が接続されているならば、CPU101は、放送データの受信を指示するコマンドを第1のストリームコントローラ112を介して内部TVチューナ111に送信する(ステップS103)。次いで、CPU101は、内部TVチューナ111によって受信された放送データを第1のストリームコントローラ112を介して受信し(ステップS104)、それを表示コントローラ104を用いて再生する(ステップS105)。
一方、アンテナ端子18にアンテナ401が接続されていないならば、CPU101は、第2のストリームコントローラ114を介してネットワークコントローラ113を制御することにより、セットトップボックス20との無線通信を開始する。そして、CPU101は、放送データの受信を指示するコマンドをネットワーク100を介してセットトップボックス20に送信する(ステップS106)。次いで、CPU101は、セットトップボックス20から無線信号によって送信される放送データをネットワークコントローラ113および第2のストリームコントローラ114を介して受信し(ステップS107)、それを表示コントローラ104を用いて再生する(ステップS105)。
図7には、本コンピュータ10のシステム構成の第3の例が示されている。
本第3の例においては、アンテナ端子18にアンテナ401が接続されている場合には、セットトップボックス20からの放送データの転送レートの値に応じて、内部TVチューナ111とセットトップボックス20の一方が選択される。これを実現するために、本第3の例においては、セットトップボックス20からの放送データの転送レートの値に応じて選択信号SELを発生するように構成された選択信号発生器601が設けられている。
選択信号発生器601は、図示のように、レジスタ611、転送レート検出部612、および比較器613を備えている。レジスタ611には、転送レートの基準値が予め保持されている。転送レート検出部612は、第2のストリームコントローラ114から出力される単位時間当たりのデータ量をカウントすることにより、セットトップボックス20から送信される放送データの転送レート(ビットレート)を検出する。比較器613は、選択信号SELを発生する回路である。
比較器613は、アンテナ端子18にアンテナ401が接続されていないことが検出器116によって検出されたならば、外部TVチューナ(セットトップボックス20)を選択することを指示する2bitの選択信号SEL(0,1)を発生する。
一方、アンテナ端子18にアンテナ401が接続されていることが検出器116によって検出されたならば、比較器613は、まず、内部TVチューナ111および外部TVチューナ(セットトップボックス20)の双方を選択することを指示する2bitの選択信号SEL(1,1)を発生する。これにより、放送データの受信を指示するコマンドは、内部TVチューナ111のみならず、セットトップボックス20にも送られる。この後、比較器613は、転送レート検出部612によって検出されるセットトップボックス20からの放送データの転送レートの値と、レジスタ611に保持されている転送レートの基準値とを比較して、検出された転送レートの値が基準値以上であるかどうかを判別する。
もし検出された転送レートの値が基準値以上であれば、比較器613は、外部TVチューナ(セットトップボックス20)を選択することを指示する2bitの選択信号SEL(0,1)を発生する。またもし検出された転送レートの値が基準値よりも低いならば、比較器613は、内部TVチューナ111を選択することを指示する2bitの選択信号SEL(1,0)を発生する。
たとえアンテナ端子18にアンテナ401が接続されていても、そのアンテナ401が室内アンテナである場合には、セットトップボックス20から有線または無線のネットワーク100を介して送信される放送データの方が内部TVチューナ111からの放送データよりも画質が高い場合がある。また、ネットワーク100のトラフィックの増大や、無線通信環境の悪化等によって、セットトップボックス20からの放送データの転送レートは低下する。転送レートの低下は画質の低下を引き起こす。よって、セットトップボックス20からの放送データの転送レートの値に応じて内部TVチューナ111およびセットトップボックス20の一方を選択することにより、より高画質の放送データを再生することが可能となる。
なお、転送レート検出部612および比較器613の機能をTV再生制御プログラムに設けることにより、セットトップボックス20からの放送データの転送レートの値に応じて内部TVチューナ111およびセットトップボックス20の一方を選択する動作は、図5で説明した第2の構成においても、TV再生制御プログラムの制御の下に実行することもできる。
また、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一実施形態に係るコンピュータの外観を示す斜視図。 図1のコンピュータを背面から見た斜視図。 図1のコンピュータを拡張ユニットに装着した状態を示す図。 図1のコンピュータのシステム構成の第1の例を示すブロック図。 図1のコンピュータのシステム構成の第2の例を示すブロック図。 図5のコンピュータによって実行される放送データ再生制御処理の手順を示すフローチャート。 図1のコンピュータのシステム構成の第3の例を示すブロック図。
符号の説明
10…コンピュータ、11…コンピュータ本体、20…セットトップボックス、18…アンテナ端子、100…ネットワーク、101…CPU、104…表示コントローラ、111…内部TVチューナ、113…ネットワークコントローラ、115…セレクタ、116…検出器、117,601…選択信号発生器、612…転送レート検出部、613…比較器。

Claims (3)

  1. 本体と、
    前記本体に設けられ、アンテナが取り外し可能に接続されるアンテナ端子と、
    前記本体内に設けられると共に、前記アンテナ端子に接続され、放送データを受信する内部受信装置と、
    前記本体内に設けられ、前記放送データを受信する外部受信装置との通信をネットワークを介して実行する通信装置と、
    前記外部受信装置から前記ネットワークを介して送信される放送データの転送レートを検出する手段と、
    前記アンテナ端子に前記アンテナが接続されている場合、前記検出された転送レートに応じて、前記内部受信装置および前記外部受信装置の一方を選択し、前記アンテナ端子に前記アンテナが接続されていない場合、前記外部受信装置を選択する選択手段と、
    前記選択された前記内部受信装置および前記外部受信装置の一方から送信される放送データを再生する手段とを具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記通信装置は、有線ネットワークまたは無線ネットワークを介して前記外部受信装置との通信を実行することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記選択手段は、前記アンテナ端子に前記アンテナが接続されている場合、前記検出された転送レートが所定の転送レート以上である場合には前記外部受信装置を選択し、前記検出された転送レートが前記所定の転送レートよりも低い場合には前記内部受信装置を選択することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
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