JPH08166783A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH08166783A
JPH08166783A JP6309270A JP30927094A JPH08166783A JP H08166783 A JPH08166783 A JP H08166783A JP 6309270 A JP6309270 A JP 6309270A JP 30927094 A JP30927094 A JP 30927094A JP H08166783 A JPH08166783 A JP H08166783A
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JP
Japan
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scroll
page
turning
speed
window
Prior art date
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Pending
Application number
JP6309270A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Tamura
隆之 田村
Koichi Kimura
光一 木村
Hitoshi Kawaguchi
仁 川口
Hideki Kamimaki
秀樹 神牧
Ichiji Kobayashi
一司 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】マルチウィンドウシステムを搭載した情報処理
装置において、ユーザが、ウィンドウ内の表示データを
スクロール中に、該表示データから目を離すことなく、
スクロール速度を所望の速度に変更することができるよ
うにする。 【構成】ウィンドウ30内の表示データを上下方向およ
び左右方向にスクロールする旨の指示を受付けるスクロ
ールボタン35〜38を表示したスクロール速度制御ウ
ィンドウ33,34において、ポインティングデバイス
によって、いずれかのスクロールボタンが指定される
と、ウィンドウ30内の表示データのスクロールを開始
し、さらに、該スクロールボタンが指定されている状態
でスクロール速度指示エリア39,40内を移動させら
れると、ウィンドウ30内の表示データのスクロール速
度を、移動後のスクロールボタンの位置に応じた速度に
変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示装置の画面上に複
数のウィンドウを表示するマルチウィンドウシステムを
搭載した情報処理装置に係り、特に、作業中のウィンド
ウ内の表示データのスクロールの速度を変更することが
可能な情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、作業中のウィンドウ内の表示デー
タのスクロール速度を変更するための技術としては、特
開昭59−97182号公報に記載されているように、
キーボードに、中央位置を基準として、上下方向にスラ
イド可能な構造のスライドスイッチを設け、このスライ
ドスイッチを任意の位置に変位させると、その変位量に
応じてスクロール速度を速くしたり遅くしたりすること
ができるようにしたものがある。
【0003】ところで、マルチウィンドウシステムを搭
載した情報処理装置においては、図26に示すように、
ウィンドウ2601内の表示データを上下方向および左
右方向にスクロールする旨の指示を受付ける上スクロー
ルボタン2602,下スクロールボタン2603,左ス
クロールボタン2604,右スクロールボタン2605
が表示されるようになっており、ユーザは、ウィンドウ
2601内の表示データをスクロールしたい場合に、マ
ウス,トラックボール,ペン等のポインティングデバイ
スによって、いずれかのスクロールボタンを指定する。
詳しくは、例えば、ユーザは、ポインティングデバイス
としてマウスを使用する場合は、マウスを操作して、マ
ウスカーソル32をいずれかのスクロールボタン上に移
動させた後、マウスに付属のマウスボタンを押下するこ
とにより、該スクロールボタンを指定する。
【0004】また、マルチウィンドウシステムを搭載し
た情報処理装置においては、図26に示すように、ウィ
ンドウ2601内の表示データがデータ全体からみてど
の部分に相当しているかをユーザが分かるようにするた
めに、縦位置表示エリア2606および横位置表示エリ
ア2607を表示するようにしたものがある。縦位置表
示エリア2606においては、縦位置表示エリア260
6の長さをデータ全体の縦方向の長さとみなしたとき
の、ウィンドウ2601内の表示データが相当する縦位
置表示エリア2606内の位置に、縦位置表示バー26
08が表示されている。また、横位置表示エリア260
7においては、横位置表示エリア2607の長さをデー
タ全体の横方向の長さとみなしたときの、ウィンドウ2
601内の表示データが相当する横位置表示エリア26
07内の位置に、横位置表示バー2609が表示されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術で
は、ユーザは、スクロールボタンを指定して、ウィンド
ウ内の表示データをスクロールしている最中に、スクロ
ール速度を変更したい場合に、スライドスイッチの位置
を変位させる必要がある。
【0006】例えば、ユーザが、スクロールボタンを指
定している状態で、スライドスイッチの位置を変位させ
ると、スライドスイッチに目をやることから、スクロー
ル中の表示データから目を離すことになり、この間に、
ユーザの期待以上に表示データがスクロールしてしまう
という問題が生じる。これを防ぐためには、ユーザは、
スクロールボタンの指定を中止してから、スライドスイ
ッチの位置を変位させればよいが、この場合は、スライ
ドスイッチの位置を変位した後に、スクロールボタンを
再び指定しなくてはならず、操作性が悪くなる。
【0007】本発明の目的は、ユーザが、ウィンドウ内
の表示データをスクロール中に、該表示データから目を
離すことなく、スクロール速度を所望の速度に変更する
ことができるようにした情報処理装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、表示装置の画面上に複数のウィンドウを
表示するマルチウィンドウシステムを搭載した情報処理
装置において、ユーザが、ウィンドウ内の表示データを
スクロールする旨、および、該スクロールのスクロール
速度を変更する旨を、同一の特定のウィンドウによって
指示することができるようにしている。
【0009】すなわち、表示装置の画面上に複数のウィ
ンドウを表示するマルチウィンドウシステムを搭載した
情報処理装置において、(1)ポインティングデバイス
によって指定された場合に、作業中のウィンドウ内の表
示データを上下方向および左右方向にスクロールする旨
の指示を受付ける4つのスクロールボタンからなるスク
ロール用アイコンと、該スクロール用アイコンを含み、
かつ、該スクロール用アイコンがポインティングデバイ
スによってその中を上下方向または左右方向に移動させ
られる領域であるスクロール速度指示エリアとを表示し
たスクロール速度制御ウィンドウを、上記表示装置の画
面上に表示するスクロール速度制御ウィンドウ表示手
段、(2)いずれかのスクロールボタンがポインティン
グデバイスによって指定されると、該スクロールボタン
に応じた方向に、その時点の上記スクロール用アイコン
の上記スクロール速度指示エリア内の位置に応じたスク
ロール速度で、ウィンドウ内の表示データをスクロール
し、該指定が中止されると、該スクロールを中止するス
クロール手段、を有するようにし、上記スクロール手段
は、ウィンドウ内の表示データをスクロール中に、ポイ
ンティングデバイスによってスクロールボタンが指定さ
れているスクロール用アイコンが、さらに、ポインティ
ングデバイスによって上記スクロール速度指示エリア内
を移動させられると、該スクロール用アイコンの移動後
の位置に応じたスクロール速度にスクロール速度を変更
するようにしている。
【0010】なお、上記スクロール手段は、上記スクロ
ール速度指示エリアごとに、該スクロール速度指示エリ
ア内の予め決められた複数の位置とそれに対応するスク
ロール速度とを記憶しているスクロール速度記憶手段
と、上記スクロール速度記憶手段の記憶内容を参照する
ことにより、上記スクロール用アイコンの上記スクロー
ル速度指示エリア内の位置に応じたスクロール速度を求
めるスクロール速度算出手段とを有するようにすること
ができる。
【0011】また、上記スクロール速度制御ウィンドウ
表示手段は、ポインティングデバイスによるスクロール
ボタンの指定が解除されると、該スクロールボタンの指
定が解除されたスクロール用アイコンを、上記スクロー
ル速度指示エリア内の予め決められた位置に表示するよ
うにしてもよい。
【0012】
【作用】本発明によれば、ユーザは、スクロール速度制
御ウィンドウにおいて、ポインティングデバイスによっ
て、いずれかのスクロールボタンを指定することによ
り、作業中のウィンドウ内の表示データをスクロールす
る旨を指示することができ、さらに、該スクロールボタ
ンを指定して、該表示データをスクロール中に、ポイン
ティングデバイスによって、スクロール用アイコンをス
クロール速度指示エリア内で移動させることにより、ス
クロール速度を変更する旨を指示することができる。
【0013】ユーザは、スクロールボタンを指定してい
るポインティングデバイスの位置を移動させる操作を行
うだけで、スクロール用アイコンをスクロール速度指示
エリア内で移動させることができるので、スクロール中
の表示データから目を離すことなく、スクロール速度を
所望の速度に変更することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0015】図1は本発明のスクロール速度制御方法を
適用した情報処理装置の機能ブロック図である。
【0016】図1において、101はCRTや液晶ディ
スプレイ(LCD)等の表示装置、102はマウス、1
03は複数のウィンドウおよびウィンドウ内の表示デー
タを表示装置101に表示する表示制御手段である。
【0017】表示制御手段103は、ウィンドウ内の表
示データのスクロール制御を行うスクロール制御部10
4と、ウィンドウの表示制御を行うウィンドウ制御部1
05と、マウス102からの入力情報を処理するマウス
制御部106とを備えている。
【0018】図2は本実施例の情報処理装置のハードウ
ェア構成図である。
【0019】図中、図1と同じ符号を付与してあるもの
は同じ構成要素である。
【0020】図2において、201はキーボード、20
2はキーボード201およびマウス102からの入力情
報に基づいて処理を行うCPUであり、203はキーボ
ード201およびマウス102からの入力情報やCPU
202が処理を行った結果を記憶保持する内部メモリ、
204は磁気ディスプレイ装置等の外部記憶装置であ
る。
【0021】なお、図1に示した表示制御手段103
は、実際には、情報処理装置において、外部記憶装置2
04に記憶されているプログラムをCPU202が内部
メモリ203にロードして実行することによって実現さ
れる。
【0022】図3は本実施例における表示装置101の
画面表示例を示す図である。
【0023】図3において、30,31はテキストや図
形等の表示データが表示されているウィンドウである。
32はマウスカーソルである。
【0024】また、33はウィンドウ内の表示データの
縦方向(上下方向)のスクロール速度を制御するための
縦方向スクロール速度制御ウィンドウ、34はウィンド
ウ内の表示データの横方向(左右方向)のスクロール速
度を制御するための横方向スクロール制御ウィンドウで
ある。
【0025】縦方向スクロール速度制御ウィンドウ33
には、上方向にスクロールする旨の指示を受付ける上ス
クロールボタン35と、下方向にスクロールする旨の指
示を受付ける下スクロールボタン36とが表示されてお
り、これらのスクロールボタン35,36は、1つのア
イコンのようにして、共に、スクロール速度指示エリア
39内を上下方向に移動するようになっている。
【0026】同様に、横方向スクロール速度制御ウィン
ドウ34には、右方向にスクロールする旨の指示を受付
ける右スクロールボタン37と、左方向にスクロールす
る旨の指示を受付ける左スクロールボタン38とが表示
されており、これらのスクロールボタン37,38は、
1つのアイコンのようにして、共に、スクロール速度指
示エリア40内を左右方向に移動するようになってい
る。
【0027】以下、ウィンドウ30内の表示データを下
方向にスクロールする場合を例にとって、ユーザの操作
および表示制御手段103の動作について説明する。
【0028】まず、説明に先立って、本実施例で使用さ
れるデータおよびスクロール制御部104の内部構成に
ついて説明する。
【0029】図4は本実施例で使用されるウィンドウ情
報テーブルの構成図である。
【0030】ウィンドウ情報テーブル400には、各ウ
ィンドウに固有に付与されたID番号401と、各ウィ
ンドウの表示優先度を示す階層402と、各ウィンドウ
の画面上の位置や表示データ名等のウィンドウ情報40
3とが格納される。
【0031】図4では、図3に示した画面におけるウィ
ンドウ情報テーブル400の内容を示している。
【0032】図5は本実施例で使用されるスクロール速
度制御ウィンドウ情報テーブルの構成図である。
【0033】スクロール速度制御ウィンドウ情報テーブ
ル500には、縦方向スクロール速度制御ウィンドウ3
3および横方向スクロール速度制御ウィンドウ34ごと
に、その画面上のウィンドウ位置501と、各スクロー
ルボタン35〜38の画面上の位置502,503と、
スクロール速度指示エリア39,40内の予め決められ
た複数の位置およびそれに対応するスクロール速度を示
す速度指示エリア位置:速度504とが格納されてい
る。
【0034】なお、これらのテーブル400,500
は、内部メモリ203に記憶されているものである。
【0035】図6はスクロール制御部104の内部構成
図である。
【0036】図6に示すように、スクロール制御部10
4は、スクロールボタン35〜38が指示を受付けたか
否かを判定するスクロールボタン指示判定部601と、
スクロール速度指示エリア39,40内でスクロールボ
タン35〜38が移動したか否かを判定するスクロール
ボタン位置判定部602と、スクロールボタン35〜3
8の移動後の位置に対応するスクロール速度を求め、求
めたスクロール速度をウィンドウ制御部105に出力す
るスクロール速度指示部603とを備えている。
【0037】さて、ユーザは、図3に示した画面におい
て、ウィンドウ30内の表示データを下方向にスクロー
ルしたい場合に、まず、マウス102を操作して、マウ
スカーソル32を縦方向スクロール速度制御ウィンドウ
33の下スクロールボタン36上に移動させる。
【0038】このとき、マウス制御部106は、マウス
102が入力したマウスカーソル32の移動量に基づい
て、マウスカーソル32の位置を計算し、計算結果を表
示装置101に出力するので、マウスカーソル32が画
面上を移動する。
【0039】続いて、ユーザは、マウス102に付属の
マウスボタンを押下することにより、下スクロールボタ
ン36を指定すると、ウィンドウ30内の表示データ
は、予め決められた初期値のスクロール速度で、下方向
にスクロールを開始する。
【0040】このとき、マウス制御部106は、マウス
ボタンが押下された時点のマウスカーソル32の位置お
よびマウスボタンが押下された旨を示す情報をスクロー
ル制御部104に出力する。
【0041】スクロール制御部104においては、スク
ロールボタン指示判定部601が、マウス制御部106
から出力されたマウスカーソル32の位置と、スクロー
ル速度制御ウィンドウ情報テーブル500に格納されて
いるスクロールボタン位置502,503とを比較する
ことにより、いずれかのスクロールボタンが指定された
か否かを判定する。ここでは、スクロールボタン指示判
定部601は、下スクロールボタン36が指定された
(すなわち、下スクロールボタン36が指示を受付け
た)と判定するので、ウィンドウ30内の表示データを
下方向にスクロールする旨の指示をウィンドウ制御部1
05に出力する。
【0042】これにより、ウィンドウ制御部105は、
スクロールボタン指示判定部601から出力された指示
に従って、予め決められた初期値のスクロール速度で、
ウィンドウ30内の表示データを下方向にスクロールす
る。
【0043】さらに、ユーザは、マウスボタンを押下し
て下スクロールボタン36を指定している状態で、マウ
ス102を操作して、マウスカーソル32を上方向に移
動させると、この移動に伴って、下スクロールボタン3
6がスクロール速度指示エリア39内を上方向に移動
し、さらに、この移動に伴って、ウィンドウ30内の表
示データの下方向のスクロールのスクロール速度が速く
なる。
【0044】このとき、マウス制御部106は、マウス
102が入力したマウスカーソル32の移動量に基づい
て、マウスカーソル32の位置を計算し、計算結果を表
示装置101に出力するので、マウスカーソル32が画
面上を移動する。
【0045】また、スクロール制御部104において
は、スクロールボタン位置判定部602が、マウス10
2がマウスカーソル32の移動量を入力したことによっ
て、スクロール速度指示エリア39内で下スクロールボ
タン36が移動したと判定するので、その移動量に基づ
いて、下スクロールボタン36の移動後の位置を求め、
スクロール速度指示部603が、スクロール速度制御ウ
ィンドウ情報テーブル500に格納されている速度指示
エリア位置:速度504を参照することにより、スクロ
ールボタン位置判定部602が求めた下スクロールボタ
ン36の移動後の位置に対応するスクロール速度を求
め、求めたスクロール速度をウィンドウ制御部105に
出力する。
【0046】これにより、ウィンドウ制御部105は、
ウィンドウ30内の表示データの下方向のスクロール
を、スクロール速度指示部603から出力されたスクロ
ール速度で行うよう変更する。
【0047】また、ユーザは、マウスボタンを押下して
下スクロールボタン36を指定している状態から、マウ
スボタンの押下を中止することにより、下スクロールボ
タン36の指定を中止すると、ウィンドウ30内の表示
データの下方向のスクロールが中止する。
【0048】このとき、マウス制御部106は、マウス
ボタンの押下が中止された旨を示す情報をスクロール制
御部104に出力する。
【0049】スクロール制御部104においては、スク
ロールボタン指示判定部601が、マウスボタンの押下
が中止された旨を示す情報がマウス制御部106から出
力されると、スクロールを中止する旨の指示をウィンド
ウ制御部105に出力する。
【0050】これにより、ウィンドウ制御部105は、
ウィンドウ30内の表示データの下方向のスクロールを
中止する。
【0051】なお、本実施例では、スクロールを中止し
たときに、ウィンドウ制御部105が、下スクロールボ
タン36を、スクロール速度指示エリア39内の元の位
置である最下位の位置に自動的に移動して、スクロール
速度を初期値に戻すようにしている。
【0052】そこで、最初に下スクロールボタン36が
指定されたときには、初期値のスクロール速度でスクロ
ールすることとなるが、下スクロールボタン36を最下
位の位置に自動的に移動しない場合には、下スクロール
ボタン36が移動される度に、スクロール速度制御ウィ
ンドウ情報テーブル500に格納されている下スクロー
ルボタン位置503を更新しておき、下スクロールボタ
ン36が指定される度に、その時点の下スクロールボタ
ン36の位置に対応するスクロール速度を求めるように
すればよい。
【0053】図7はスクロール制御部105の状態遷移
図である。
【0054】図7に示すように、スクロール制御部10
5は、非スクロールモード70およびスクロールモード
71の2つのモード間を遷移する。
【0055】すなわち、非スクロールモード70におい
て、スクロールボタン35〜38のうちのいずれか(例
えば、下スクロールボタン36)が指定されると(S7
01)、下スクロールボタン36が指定されている状態
(すなわち、ウィンドウ30内の表示データがスクロー
ルされている状態)であるスクロールモード71に遷移
する。また、スクロールモード71において、下スクロ
ールボタン36の指定が中止されると(S702)、非
スクロールモード70に遷移する。
【0056】さらに、図7に示すように、スクロールモ
ード71においては、スクロール中モード72,スクロ
ールボタン位置判定モード73,スクロール速度指示モ
ード74の3つのモード間を遷移する。
【0057】スクロール中モード72において、マウス
102からマウスカーソル32の移動量が出力され、ス
クロール速度指示エリア39内で下スクロールボタン3
6が移動すると(S703)、スクロールボタン位置判
定モード73に遷移する。
【0058】スクロールボタン位置判定モード73にお
いては、スクロールボタン位置判定部602によって、
下スクロールボタン36のスクロール速度指示エリア3
9内の移動後の位置が求められる。下スクロールボタン
36の移動後の位置が求められると(S704)、スク
ロール速度指示モード74に遷移する。
【0059】スクロール速度指示モード74において
は、スクロール速度指示部603によって、ウィンドウ
30内の表示データのスクロール速度が求められる。ス
クロール速度が求められると(S705)、スクロール
中モード72に遷移する。
【0060】このように、本実施例では、ユーザが、マ
ウスボタンを押下して下スクロールボタン36を指定し
ている状態で、マウス102を操作して、マウスカーソ
ル32を上下方向に移動させると、この移動に伴って、
下スクロールボタン36がスクロール速度指示エリア3
9内を上下方向に移動し、さらに、この移動に伴って、
ウィンドウ30内の表示データの下方向のスクロールの
スクロール速度が変化するようになっている。従って、
ユーザは、ウィンドウ30内の表示データを所望のスク
ロール速度で下方向にスクロールすることができるの
で、ユーザの操作性が向上する。
【0061】なお、本実施例では、さらに、ユーザの操
作性を向上させるために、ユーザが、マウスボタンを押
下して下スクロールボタン36を指定している状態で、
マウス102を操作して、マウスカーソル32を左右方
向に移動させた場合でも、マウスカーソル32を、下ス
クロールボタン36上の位置から動かさず、スクロール
速度指示エリア39内に表示するようにしている。
【0062】また、本実施例では、ウィンドウ30内の
表示データを下方向にスクロールする場合を例にとって
説明したが、上方向,右方向,左方向にスクロールする
場合も同様である。
【0063】ところで、ユーザは、例えば、ウィンドウ
30内の表示データを下方向にスクロールしたい場合
に、図8に示すように、縦方向スクロール速度制御ウィ
ンドウ33が他のウィンドウ(ここでは、ウィンドウ3
0)の影に隠れていると、縦方向スクロール速度制御ウ
ィンドウ33を画面の最前面に移動する操作を行う必要
があるので、使い勝手が悪くなる。
【0064】そこで、縦方向スクロール速度制御ウィン
ドウ33は、常に、画面上の最前面に表示されるように
必要がある。同様に、横方向スクロール速度制御ウィン
ドウ34も、常に、画面上の最前面に表示されるように
必要がある。
【0065】そのためには、図4に示すように、ウィン
ドウ制御部105が、ウィンドウ情報テーブル400に
おいて、縦方向スクロール速度制御ウィンドウ33の階
層402および横方向スクロール速度制御ウィンドウ3
4の階層402を、それぞれ、「1」および「2」に固
定するようにする。これにより、縦方向スクロール速度
制御ウィンドウ33および横方向スクロール速度制御ウ
ィンドウ34は、常に、画面の最前面に表示されること
となる。
【0066】また、縦方向スクロール速度制御ウィンド
ウ33および横方向スクロール速度制御ウィンドウ34
を1つのウィンドウで実現することも可能である。
【0067】このようにした場合は、図9に示すよう
に、縦方向カーソル速度制御ウィンドウ33および横方
向カーソル速度制御ウィンドウ34の2つのウィンドウ
の機能を1つにまとめた、スクロール速度制御ウィンド
ウ90を用いるようにすればよい。
【0068】図9において、図3における上スクロール
ボタン35,下スクロールボタン36,右スクロールボ
タン37,左スクロールボタン38は、それぞれ、上ス
クロールボタン91,下スクロールボタン92,右スク
ロールボタン93,左スクロールボタン94に相当して
いる。
【0069】スクロール速度制御ウィンドウ90の操作
方法は、上述した縦方向スクロール速度制御ウィンドウ
33の操作方法と同様である。
【0070】また、図9の例では、スクロール速度制御
ウィンドウ90を、スクロールボタン91〜94の移動
が縦方向に行われるように配置しているが、図10に示
すように、スクロールボタン91〜94の移動が横方向
に行われるように配置してもよい。
【0071】図10において、スクロール速度制御ウィ
ンドウ95は、図9におけるスクロール速度制御ウィン
ドウ90と同様の機能を持つものである。
【0072】また、他のウィンドウの画面上の位置に応
じて、スクロール速度制御ウィンドウ90,95のいず
れかを選択的に表示するようにしてもよい。
【0073】なお、本発明のスクロール速度制御方法
は、ページめくりにも応用することができ、以下、その
ような実施例について説明する。
【0074】本実施例における情報処理装置は、図12
に示すように、表示制御手段103が、スクロール制御
部104の代わりに、ページめくり制御部107を備え
るようになっている。
【0075】図11は本実施例における表示装置101
の画面表示例を示す図である。
【0076】図11において、1101,1102は表
示データのうちの1ページ目が表示されているウィンド
ウである。32はマウスカーソルである。
【0077】また、1103はウィンドウ内の表示デー
タのページめくり速度を制御するためのページめくり速
度制御ウィンドウである。
【0078】ページめくり速度制御ウィンドウ1103
には、前ページ方向にページめくりする旨の指示を受付
ける前ページめくりボタン1104と、後ページ方向に
ページめくりする旨の指示を受付ける後ページめくりボ
タン1105とが表示されており、これらのページめく
りボタン1104,1105は、1つのアイコンのよう
にして、共に、ページめくり速度指示エリア1106内
を上下方向に移動するようになっている。
【0079】以下、ウィンドウ1101内の表示データ
を後ページ方向にページめくりする場合を例にとって、
ユーザの操作および表示制御手段103の動作について
説明する。
【0080】まず、説明に先立って、本実施例で使用さ
れるデータおよびページめくり制御部107の内部構成
について説明する。
【0081】本実施例においては、スクロール速度制御
ウィンドウ情報テーブル500の代わりに、図13に示
すページめくり速度制御ウィンドウ情報テーブルを使用
するようにしている。
【0082】図13は本実施例で使用されるページめく
り速度制御ウィンドウ情報テーブルの構成図である。
【0083】ページめくり速度制御ウィンドウ情報テー
ブル1300には、ページめくり速度制御ウィンドウ1
103の画面上の位置1301と、各ページめくりボタ
ン1104,1105の画面上の位置1302,130
3と、ページめくり速度指示エリア1106内の予め決
められた複数の位置およびそれに対応するページめくり
速度を示す速度指示エリア位置:速度1304とが格納
されている。
【0084】なお、本実施例でも、ウィンドウ情報テー
ブル400を使用するが、図11に示した画面における
ウィンドウ情報テーブル400の内容は、図14に示す
ようになっている。
【0085】また、ページめくり速度制御ウィンドウ情
報テーブル1300は、内部メモリ203に記憶されて
いるものである。
【0086】図15はページめくり制御部107の内部
構成図である。
【0087】図15に示すように、ページめくり制御部
107は、ページめくりボタン1104,1105が指
示を受付けたか否かを判定するページめくりボタン指示
判定部1501と、ページめくり速度指示エリア110
6内でページめくりボタン1103,1104が移動し
たか否かを判定するページめくりボタン位置判定部15
02と、ページめくりボタン1103,1104の移動
後の位置に対応するページめくり速度を求め、求めたペ
ージめくり速度をウィンドウ制御部105に出力するペ
ージめくり速度指示部1503とを備えている。
【0088】さて、ユーザは、図11に示した画面にお
いて、ウィンドウ1101内の表示データを後ページ方
向にページめくりしたい場合に、まず、マウス102を
操作して、マウスカーソル32をページめくり速度制御
ウィンドウ1103の後ページめくりボタン1105上
に移動させる。
【0089】このとき、マウス制御部106は、マウス
102が入力したマウスカーソル32の移動量に基づい
て、マウスカーソル32の位置を計算し、計算結果を表
示装置102に出力するので、マウスカーソル32が画
面上を移動する。
【0090】続いて、ユーザは、マウス102に付属の
マウスボタンを押下することにより、後ページめくりボ
タン1105を指定すると、ウィンドウ1101内の表
示データは、予め決められた初期値のページめくり速度
でページめくりを開始し、2ページ目,3ページ目,…
というように、後ページ方向に順次切り替わっていく。
【0091】このとき、マウス制御部106はマウスボ
タンが押下された時点のマウスカーソル32の位置およ
びマウスボタンが押下された旨を示す情報をページめく
り制御部107に出力する。
【0092】ページめくり制御部107においては、ペ
ージめくりボタン指示判定部1501が、マウス制御部
106から出力されたマウスカーソル32の位置と、ペ
ージめくり速度制御ウィンドウテーブル1300に格納
されているページめくりボタン位置1302,1303
とを比較することにより、いずれかのページめくりボタ
ンが指定されたか否かを判定する。ここでは、ページめ
くりボタン指示判定部1501は、後ページめくりボタ
ン1105が指定された(すなわち、後ページめくりボ
タン1105が指示を受付けた)と判定するので、ウィ
ンドウ1101内の表示データを、後ページ方向にペー
ジめくりする旨の指示をウィンドウ制御部105に出力
する。
【0093】これにより、ウィンドウ制御部105は、
ページめくりボタン指示判定部1501から出力された
指示に従って、予め決められた初期値のページめくり速
度で、ウィンドウ1101内の表示データを後ページ方
向にページめくりする。
【0094】さらに、ユーザは、マウスボタンを押下し
て後ページめくりボタン1105を指定している状態
で、マウス102を操作して、マウスカーソル32を上
方向に移動させると、この移動に伴って、後ページめく
りボタン1105がページめくり速度指示エリア110
6内を上方向に移動し、さらに、この移動に伴って、ウ
ィンドウ1101内の表示データの後ページ方向のペー
ジめくりのページめくり速度が速くなる。
【0095】このとき、マウス制御部106は、マウス
カーソル32の位置を計算し、計算結果を表示装置10
1に出力するので、マウスカーソル32が画面上を移動
する。
【0096】また、ページめくり制御部107において
は、ページめくりボタン位置判定部1502が、マウス
102がマウスカーソル32の移動量を入力したことに
よって、ページめくり速度指示エリア1106内で後ペ
ージめくりボタン1105が移動したと判定するので、
その移動量に基づいて、後ページめくりボタン1105
の移動後の位置を求め、ページめくり速度指示部150
3が、ページめくり速度制御ウィンドウ情報テーブル1
300に格納されている速度指示エリア位置:速度13
04を参照することにより、ページめくりボタン位置判
定部1502が求めた後ページめくりボタン1105の
移動後の位置に対応するページめくり速度を求め、求め
たページめくり速度をウィンドウ制御部105に出力す
る。
【0097】これにより、ウィンドウ制御部105は、
ウィンドウ1101内の表示データの後ページ方向のペ
ージめくりを、ページめくり速度指示部1503から出
力されたページめくり速度で行うよう変更する。
【0098】また、ユーザは、マウスボタンを押下して
後ページめくりボタン1105を指定している状態か
ら、マウスボタンの押下を中止することにより、後ペー
ジめくりボタン1105の指定を中止すると、図16に
示すように、ウィンドウ1101内の表示データの後ペ
ージ方向のページめくりが中止する。図16では、5ペ
ージ目までページめくりが行われた時点で、ユーザが後
ページめくりボタン1105の指定を中止した例を示し
ている。
【0099】このとき、マウス制御部106は、マウス
ボタンの押下が中止された旨を示す方をページめくり制
御部107に出力する。
【0100】ページめくり制御部107においては、ペ
ージめくりボタン指示判定部1501が、マウスボタン
の押下が中止された旨を示す情報がマウス制御部106
から出力されると、ページめくりを中止する旨の指示を
ウィンドウ制御部105に出力する。
【0101】これにより、ウィンドウ制御部105は、
ウィンドウ1101内の表示データの後ページ方向のペ
ージめくりを中止する。
【0102】なお、本実施例でも、上述した実施例と同
様に、ページめくりを中止したときに、ウィンドウ制御
部105が、後ページめくりボタン1105を、ページ
めくり速度指示エリア1106内の元の位置である最下
位の位置に自動的に移動して、ページめくり速度を初期
値に戻すようにしている。
【0103】そこで、最初に後ページめくりボタン11
05が指定されたときには、初期値のページめくり速度
でページめくりすることとなるが、後ページめくりボタ
ン1105を最下位の位置に自動的移動しない場合に
は、後ページめくりボタン1105が移動される度に、
ページめくり速度制御ウィンドウ情報テーブル1300
に格納されている後ページめくりボタン位置1303を
更新しておき、後ページめくりボタン1105が指定さ
れる度に、その時点の後ページめくりボタン1105の
位置に対応するページめくり速度を求めるようにすれば
よい。
【0104】図17はウィンドウ制御部105の状態遷
移図である。
【0105】図17に示すように、ウィンドウ制御部1
05は、非ページめくりモード170およびページめく
りモード171の2つのモード間を遷移する。
【0106】すなわち、非ページめくりモード170に
おいて、ページめくりボタン1104,1105のうち
のいずれか(例えば、後ページめくりボタン1105)
が指定されると(S1701)、後ページめくりボタン
1105が指定されている状態(すなわち、ウィンドウ
1101内の表示データがページめくりされている状
態)であるページめくりモード171に遷移する。ま
た、ページめくりモード171において、後ページめく
りボタン1105の指定が中止されると(S170
2)、非ページめくりモード170に遷移する。
【0107】さらに、図17に示すように、ページめく
りモード171においては、ページめくり中モード17
2,ページめくりボタン位置判定モード173,ページ
めくり速度指示モード174の3つのモード間を遷移す
る。
【0108】ページめくり中モード172において、マ
ウス102からマウスカーソル32の移動量が出力さ
れ、ページめくり速度指示エリア1106内で後ページ
めくりボタン1105が移動すると(S1703)、ペ
ージめくりボタン位置判定モード173に遷移する。
【0109】ページめくりボタン位置判定モード173
においては、ページめくりボタン位置判定部1502に
よって、後ページめくりボタン1105のページめくり
速度指示エリア1106内の移動後の位置が求められ
る。後ページめくりボタン1105の移動後の位置が求
められると(S1704)、ページめくり速度指示モー
ド174に遷移する。
【0110】ページめくり速度指示モード174におい
ては、ページめくり速度指示部1503によって、ウィ
ンドウ1101内の表示データのページめくり速度が求
められる。ページめくり速度が求められると(S170
5)、ページめくり中モード172に遷移する。
【0111】このように、本実施例では、ユーザが、マ
ウスボタンを押下して後ページめくりボタン1105を
指定している状態で、マウス102を操作して、マウス
カーソル32を上下方向に移動させると、この移動に伴
って、後ページめくりボタン1105がページめくり速
度指示エリア1106内を上下方向に移動し、さらに、
この移動に伴って、ウィンドウ1101内の表示データ
の後ページ方向のページめくり速度が変化するようにな
っている。従って、ユーザは、ウィンドウ1101内の
表示データを所望の速度で後ページ方向にページめくり
することができるので、ユーザの操作性が向上する。
【0112】なお、本実施例では、ウィンドウ1101
内の表示データを後ページ方向にページめくりする場合
を例にとって説明したが、前ページ方向にページめくり
する場合も同様である。
【0113】また、本実施例でも、上述した実施例と同
様に、ページめくり速度制御ウィンドウ1103が画面
の最前面に表示されるようにするために、図14に示す
ように、ウィンドウ制御部105が、ウィンドウ情報テ
ーブル400において、ページめくり速度制御ウィンド
ウ1103の階層402を「1」に固定するようにする
ことができる。
【0114】また、本実施例では、ページめくり速度制
御ウィンドウ1103を、ページめくりボタン110
4,1105の移動が縦方向に行われるように配置して
いるが、図18に示すように、ページめくりボタン11
04,1105の移動が横方向に行われるように配置し
てもよい。
【0115】図18において、ページめくり速度制御ウ
ィンドウ1107は、図11におけるページめくり速度
制御ウィンドウ1103と同様の機能を持つものであ
る。
【0116】また、他のウィンドウの画面上の位置に応
じて、ページめくり速度制御ウィンドウ1103,11
07のうちのいずれかを選択的に表示するようにしても
よい。
【0117】また、上述した2つの実施例を組み合わせ
ることも可能であり、以下、そのような実施例について
説明する。
【0118】本実施例における情報処理装置は、図20
に示すように、表示制御手段103が、スクロール制御
部104およびページめくり制御部107の両方を備え
るようになっている。
【0119】図19は本実施例における表示装置101
の画面表示例を示す図である。
【0120】図19において、1901は表示データの
うちの1ページ目が表示されているウィンドウである。
32はマウスカーソルである。
【0121】また、1902はウィンドウ内の表示デー
タのスクロール速度およびページめくり速度を制御する
ためのページめくり/スクロール速度制御ウィンドウで
ある。
【0122】ページめくり/スクロール速度制御ウィン
ドウ1902には、以降に受付ける指示がページめくり
する旨の指示である旨の指示を受付けるページめくり指
示ボタン1903と、以降に受付ける指示がスクロール
する旨の指示である旨の指示を受付けるスクロール指示
ボタン1904とが表示されている。
【0123】また、前ページ方向にページめくりする旨
の指示を受付ける前ページめくりボタン、および、上方
向にスクロールする旨の指示を受付ける上スクロールボ
タンを兼ねた前ページめくり/上スクロールボタン19
05と、後ページ方向にページめくりする旨の指示を受
付ける後ページめくりボタン、および、下方向にスクロ
ールする旨の指示を受付ける下スクロールボタンを兼ね
た後ページめくり/下スクロールボタン1906と、右
方向にスクロールする旨の指示を受付ける右スクロール
ボタン1907と、左方向にスクロールする旨の指示を
受付ける左スクロールボタン1908とが表示されてお
り、これらのボタン1905〜1908は、1つのアイ
コンのようにして、共に、ページめくり/スクロール速
度指示エリア1909内を上下方向に移動するようにな
っている。
【0124】なお、前ページめくり/上スクロールボタ
ン1905は、ページめくり指示ボタン1903が指定
されている場合は、前ページめくりボタンとして機能
し、スクロール指示ボタン1904が指定されている場
合は、上スクロールボタンとして機能するようになって
おり、後ページめくり/下スクロールボタン1906
は、ページめくり指示ボタン1903が指定されている
場合は、後ページめくりボタンとして機能し、スクロー
ル指示ボタン1904が指定示されている場合は、下ス
クロールボタンとして機能するようになっている。
【0125】以下、ウィンドウ1101内の表示データ
を下方向にスクロールする場合および後ページ方向にペ
ージめくりする場合を例にとって、ユーザの操作および
表示制御手段103の動作について説明する。
【0126】まず、説明に先立って、本実施例で使用さ
れるデータについて説明する。
【0127】本実施例においては、スクロール速度制御
ウィンドウ情報テーブル500やページめくり速度制御
ウィンドウ情報テーブル1300の代わりに、図22に
示すページめくり/スクロール速度制御ウィンドウ情報
テーブルを使用するようにしている。
【0128】図22は本実施例で使用されるページめく
り/スクロール速度制御ウィンドウ情報テーブルの構成
図である。
【0129】ページめくり/スクロール速度制御ウィン
ドウ情報テーブル2200には、ページめくり/スクロ
ール速度制御ウィンドウ1902の画面上の位置220
1と、各ボタン1903〜1908の画面上の位置22
02〜2207と、ページめくり/スクロール速度指示
エリア1909内の予め決められた複数の位置およびそ
れに対応するページめくり速度を示す速度指示エリア位
置:速度2208と、ページめくり/スクロール速度指
示エリア1909内の予め決められた複数の位置および
それに対応するスクロール速度を示す速度指示エリア位
置:速度2209とが格納されている。
【0130】なお、本実施例でも、ウィンドウ情報テー
ブル400を使用するが、図19に示した画面における
ウィンドウ情報テーブル400の内容は、図21に示す
ようになっている。
【0131】また、ページめくり/スクロール速度制御
ウィンドウ情報テーブル2200は、内部メモリ203
に記憶されているものである。
【0132】また、スクロール制御部104およびペー
ジめくり制御部107の内部構成は、図23に示すよう
に、上述した実施例と同様である。
【0133】さて、ユーザは、図19に示す画面におい
て、ウィンドウ1901内の表示データを下方向にスク
ロールさせたい場合に、まず、マウス102を操作し
て、マウスカーソル32をスクロール指示ボタン190
4上に移動させた後、マウス102に付属のマウスボタ
ンを押下することにより、スクロール指示ボタン190
4を指定する。
【0134】このとき、マウス制御部106は、マウス
ボタンが押下された時点のマウスカーソル32の位置お
よびマウスボタンが押下された旨を示す情報をスクロー
ル制御部104およびページめくり制御部107に出力
する。
【0135】スクロール制御部104においては、スク
ロールボタン指示判定部601が、マウス制御部106
から出力されたマウスカーソル32の位置と、ページめ
くり/スクロール速度制御ウィンドウ情報テーブル22
00に格納されているボタン位置2203〜2207と
を比較することにより、いずれかのボタンが指定された
か否かを判定する。また、ページめくり制御部107に
おいては、ページめくりボタン指示判定部1501が、
マウス制御部106から出力されたマウスカーソル32
の位置と、ページめくり/スクロール速度制御ウィンド
ウ情報テーブル2200に格納されているボタン位置2
202,2204,2205とを比較することにより、
いずれかのボタンが指定されたか否かを判定する。ここ
では、スクロールボタン指示判定部601は、スクロー
ル指示ボタン1904が指定された(すなわち、スクロ
ール指示ボタン1904が指示を受付けた)と判定す
る。
【0136】これにより、以降は、スクロール制御部1
04のみが動作し、ページめくり制御部107は動作を
停止する。
【0137】なお、このとき、スクロール指示ボタン1
904が指示を受付けたことがユーザに分かるようにす
るために、ウィンドウ制御部105が、スクロール指示
ボタン1904の表示態様を変化させるようにすること
が好ましい。
【0138】続いて、ユーザは、マウス102を操作し
て、マウスカーソル32をページめくり/スクロール速
度制御ウィンドウ1902の後ページめくり/下スクロ
ールボタン1906上に移動させた後、マウス102に
付属のマウスボタンを押下することにより、後ページめ
くり/下スクロールボタン1906を指定すると、ウィ
ンドウ1901内の表示データは、予め決められた初期
値のスクロール速度で、下方向にスクロールを開始す
る。
【0139】このとき、マウス制御部106は、マウス
ボタンが押下された時点のマウスカーソル32の位置お
よびマウスボタンが押下された旨を示す情報をスクロー
ル制御部104およびページめくり制御部107に出力
する。
【0140】スクロール制御部104においては、スク
ロールボタン指示判定部601が、マウス制御部106
から出力されたマウスカーソル32の位置と、ページめ
くり/スクロール速度制御ウィンドウ情報テーブル22
00に格納されているボタン位置2203〜2207と
を比較することにより、いずれかのボタンが指定された
か否かを判定する。ここでは、スクロールボタン指示判
定部601は、後ページめくり/下スクロールボタン1
906が指定された(すなわち、後ページめくり/下ス
クロールボタン1906が指示を受付けた)と判定する
ので、ウィンドウ1901内の表示データを下方向にス
クロールする旨の指示をウィンドウ制御部105に出力
する。なお、スクロール指示ボタン1904が指定され
ているので、ページめくり制御部107は動作しない。
【0141】これにより、ウィンドウ制御部105は、
スクロールボタン指示判定部601から出力された指示
に従って、予め決められた初期値のスクロール速度で、
ウィンドウ1901内の表示データを下方向にスクロー
ルする。
【0142】さらに、ユーザは、マウスボタンを押下し
て後ページめくり/下スクロールボタン1906を指定
している状態で、マウス102を操作して、マウスカー
ソル32を上方向に移動させると、この移動に従って、
後ページめくり/下スクロールボタン1906がページ
めくり/スクロール速度指示エリア1909内を上方向
に移動し、さらに、この移動に伴って、ウィンドウ19
01内の表示データの下方向のスクロールのスクロール
速度が速くなる。
【0143】このとき、スクロール制御部104におい
ては、スクロールボタン位置判定部602が、マウス1
02がマウスカーソル32の移動量を入力したことによ
って、ページめくり/スクロール速度指示エリア190
9内で後ページめくり/下スクロールボタン1906が
移動したと判定するので、その移動量に基づいて、後ペ
ージめくり/下スクロールボタン1906の移動後の位
置を求め、スクロール速度指示部603が、ページめく
りスクロール速度制御ウィンドウ情報テーブル2200
に格納されている速度指示エリア位置:速度2209を
参照することにより、スクロールボタン位置判定部60
2が求めた後ページめくり/下スクロールボタン190
6の移動後の位置に対応するスクロール速度を求め、求
めたスクロール速度をウィンドウ制御部105に出力す
る。
【0144】これにより、ウィンドウ制御部105は、
ウィンドウ1901内の表示データの下方向のスクロー
ルを、スクロール速度指示部603から出力されたスク
ロール速度で行うよう変更する。
【0145】また、ユーザは、マウスボタンを押下して
後ページめくり/下スクロールボタン1906を指定し
ている状態から、マウスボタンの押下を中止して後ペー
ジめくり/下スクロールボタン1906の指定を中止す
ると、上述した実施例と同様に、ウィンドウ1901内
の表示データの下方向のスクロールが中止する。
【0146】なお、本実施例でも、上述した実施例と同
様に、スクロールを中止したときに、ウィンドウ制御部
105が、後ページめくり/下スクロールボタン190
6を、ページめくり/スクロール速度指示エリア190
9内の元の位置である最下位の位置に自動的に移動し
て、スクロール速度を初期値に戻すようにしている。
【0147】そこで、最初に後ページめくり/下スクロ
ールボタン1906が指定されたときには、初期値のス
クロール速度でスクロールすることとなるが、後ページ
めくり/下スクロールボタン1906を最下位の位置に
自動的に移動しない場合には、後ページめくり/下スク
ロールボタン1906が移動される後に、ページめくり
/スクロール速度制御ウィンドウ情報テーブル2200
に格納されている後ページめくり/下スクロールボタン
位置2205を更新しておき、後ページめくり/下スク
ロールボタン1906が指定される度に、その時点の後
ページめくり/下スクロールボタン1906の位置に対
応するスクロール速度を求めるようにすればよい。
【0148】一方、ユーザは、図19に示す画面におい
て、ウィンドウ1901内の表示データを後ページ方向
にページめくりしたい場合に、まず、マウス102を操
作して、マウスカーソル32をページめくり指示ボタン
1903上に移動させた後、マウス102に付属のマウ
スボタンを押下することにより、ページめくり指示ボタ
ン1903を指定する。
【0149】このとき、マウス制御部106は、マウス
ボタンが押下された時点のマウスカーソル32の位置お
よびマウスボタンが押下された旨を示す情報をスクロー
ル制御部104およびページめくり制御部107に出力
する。
【0150】スクロール制御部104においては、スク
ロールボタン指示判定部601が、マウス制御部106
から出力されたマウスカーソル32の位置と、ページめ
くり/スクロール速度制御ウィンドウ情報テーブル22
00に格納されているボタン位置2203〜2207と
を比較することにより、いずれかのボタンが指定された
か否かを判定する。また、ページめくり制御部107に
おいては、ページめくりボタン指示判定部1501が、
マウス制御部106から出力されたマウスカーソル32
の位置と、ページめくり/スクロール速度制御ウィンド
ウ情報テーブル2200に格納されているボタン位置2
202,2204,2205とを比較することにより、
いずれかのボタンが指定されたか否かを判定する。ここ
では、ページめくりボタン指示判定部1501は、ペー
ジめくり指示ボタン1903が指定された(すなわち、
ページめくり指示ボタン1903が指示を受付けた)と
判定する。
【0151】これにより、以降は、ページめくり制御部
107のみが動作し、スクロール制御部104は動作を
停止する。
【0152】なお、このとき、ページめくり指示ボタン
1903が指示を受付けたことがユーザに分かるように
するために、ウィンドウ制御部105が、ページめくり
指示ボタン1903の表示態様を変化させるようにする
ことが好ましい。また、右スクロールボタン1907お
よび左スクロールボタン1908は、以降は不要となる
ので、これらを削除し、前ページめくり/上スクロール
ボタン1905および後ページめくり/下スクロールボ
タン1906のみが表示されるようにしてもよい。
【0153】続いて、ユーザは、マウス102を操作し
て、マウスカーソル32をページめくり/スクロール速
度制御ウィンドウ1902の後ページめくり/下スクロ
ールボタン1906上に移動させた後、マウス102に
付属のマウスボタンを押下することにより、後ページめ
くり/下スクロールボタン1906を指定すると、ウィ
ンドウ1901内の表示データは、予め決められた初期
値のページめくり速度でページめくりを開始する。
【0154】このとき、マウス制御部106は、マウス
ボタンが押下された時点のマウスカーソル32の位置お
よびマウスボタンが押下された旨を示す情報をスクロー
ル制御部104およびページめくり制御部107に出力
する。
【0155】ページめくり制御部107においては、ペ
ージめくりボタン指示判定部1501が、マウス制御部
106から出力されたマウスカーソル32の位置と、ペ
ージめくり/スクロール速度制御ウィンドウ情報テーブ
ル2200に格納されているボタン位置2202,22
04,2205とを比較することにより、いずれかのボ
タンが指定されたか否かを判定する。ここでは、ページ
めくりボタン指示判定部1501は、後ページめくり/
下スクロールボタン1906が指定された(すなわち、
後ページめくり/下スクロールボタン1906が指示を
受付けた)と判定するので、ウィンドウ1901内の表
示データを後ページ方向にページめくりする旨の指示を
ウィンドウ制御部105に出力する。なお、ページめく
り指示ボタン1903が指定されているので、スクロー
ル制御部104は動作しない。
【0156】これにより、ウィンドウ制御部105は、
ページめくりボタン指示判定部1501から出力された
指示に従って、予め決められた初期値のページめくり速
度で、ウィンドウ1901内の表示データを後ページ方
向にページめくりする。
【0157】さらに、ユーザは、マウスボタンを押下し
て後ページめくり/下スクロールボタン1906を指定
している状態で、マウス102を操作して、マウスカー
ソル32を上方向に移動させると、この移動に従って、
後ページめくり/下スクロールボタン1906がページ
めくり/スクロール速度指示エリア1909内を上方向
に移動し、さらに、この移動に伴って、ウィンドウ19
01内の表示データの後ページ方向のページめくりのペ
ージめくり速度が速くなる。
【0158】このとき、ページめくり制御部107にお
いては、ページめくりボタン位置判定部1502が、マ
ウス102がマウスカーソル32の移動量を入力したこ
とによって、ページめくり/スクロール速度指示エリア
1909内で後ページめくり/下スクロールボタン19
06が移動したと判定するので、その移動量に基づい
て、後ページめくり/下スクロールボタン1906の移
動後の位置を求め、ページめくり速度指示部1503
が、ページめくりスクロール速度制御ウィンドウ情報テ
ーブル2200に格納されている速度指示エリア位置:
速度2208を参照することにより、ページめくりボタ
ン位置判定部1502が求めた後ページめくり/下スク
ロールボタン1906の移動後の位置に対応するページ
めくり速度を求め、求めたページめくり速度をウィンド
ウ制御部105に出力する。
【0159】これにより、ウィンドウ制御部105は、
ウィンドウ1901内の表示データの後ページ方向のペ
ージめくりを、ページめくり速度指示部1503から出
力されたページめくり速度で行うよう変更する。
【0160】また、ユーザは、マウスボタンを押下して
後ページめくり/下スクロールボタン1906を指定し
ている状態から、マウスボタンの押下を中止することに
より、後ページめくり/下スクロールボタン1106の
指定を中止すると、上述した実施例と同様に、ウィンド
ウ1901内の表示データの後ページ方向のページめく
りが中止する。
【0161】なお、本実施例でも、上述した実施例と同
様に、ページめくりを中止したときに、ウィンドウ制御
部105が、後ページめくり/下スクロールボタン19
06を、ページめくり/スクロール速度指示エリア19
09内の元の位置である最下位の位置に自動的に移動し
て、ページめくり速度を初期値に戻すようにしている。
【0162】そこで、最初に後ページめくり/下スクロ
ールボタン1906が指定されたときには、初期値のペ
ージめくり速度でページめくりすることとなるが、後ペ
ージめくり/下スクロールボタン1906を最下位の位
置に自動的に移動しない場合には、後ページめくり/下
スクロールボタン1906が移動される後に、ページめ
くり/スクロール速度制御ウィンドウ情報テーブル22
00に格納されている後ページめくり/下スクロールボ
タン位置2205を更新しておき、後ページめくり/下
スクロールボタン1906が指定される度に、その時点
の後ページめくり/下スクロールボタン1906の位置
に対応するページめくり速度を求めるようにすればよ
い。
【0163】図24はウィンドウ制御部105の状態遷
移図である。
【0164】図24に示すように、ウィンドウ制御部1
05は、非ページめくり/非スクロールモード270お
よびスクロールモード71の2つのモード間を遷移する
場合と、非ページめくり/非スクロールモード270お
よびページめくりモード171の2つのモード間を遷移
する場合とがある。
【0165】すなわち、非ページめくり/非スクロール
モード270において、スクロール指示ボタン1904
が指定された場合は、続いて、ボタン1905〜190
8のうちのいずれかのボタン(例えば、後ページめくり
/下スクロールボタン1906)が指定されると(S2
701)、後ページめくり/下スクロールボタン190
6が指定されている状態(すなわち、ウィンドウ190
1内の表示データがスクロールされている状態)である
スクロールモード71に遷移する。また、スクロールモ
ード71において、後ページめくり/下スクロールボタ
ン1906の指定が中止されると(S2702)、非ペ
ージめくり/非スクロールモード270に遷移する。
【0166】また、非ページめくり/非スクロールモー
ド270において、ページめくり指示ボタン1903が
指定された場合は、続いて、ボタン1905,1906
のうちのいずれかのボタン(例えば、後ページめくり/
下スクロールボタン1906)が指定されると(S27
03)、後ページめくり/下スクロールボタン1906
が指定されている状態(すなわち、ウィンドウ1901
内の表示データがページめくりされている状態)である
ページめくりモード171に遷移する。また、ページめ
くりモード171において、後ページめくり/下スクロ
ールボタン1906の指定が中止されると(S270
4)、非ページめくり/非スクロールモード270に遷
移する。
【0167】なお、上述した実施例と同様に、スクロー
ルモード71においては、スクロール中モード72,ス
クロールボタン位置判定モード73,スクロール速度指
示モード74の3つのモード間を遷移し、ページめくり
モード171においては、ページめくり中モード17
2,ページめくりボタン位置判定モード173,ページ
めくり速度指示モード174の3つのモード間を遷移す
る。
【0168】また、本実施例では、上述した2つの実施
例を組み合わせる際に、前ページめくり/上スクロール
ボタン1905が、前ページ方向にページめくりする旨
の指示を受付ける前ページめくりボタン、および、上方
向にスクロールする旨の指示を受付ける上スクロールボ
タンを兼ねるようにし、後ページめくり/下スクロール
ボタン1906が、後ページ方向にページめくりする旨
の指示を受付ける後ページめくりボタン、および、下方
向にスクロールする旨の指示を受付ける下スクロールボ
タンを兼ねるようにしているので、ページめくり指示ボ
タン1903およびスクロール指示ボタン1904を設
けることによって、前ページめくり/上スクロールボタ
ン1905が前ページめくりボタンおよび上スクロール
ボタンのうちのいずれの機能を果たすべきか、また、後
ページめくり/下スクロールボタン1906が後ページ
めくりボタンおよび下スクロールボタンのうちのいずれ
の機能を果たすべきかを決定することができるようにし
ている。
【0169】なお、本実施例では、ウィンドウ1901
内の表示データを下方向にスクロールする場合および後
ページ方向にページめくりする場合を例にとって説明し
たが、上方向,右方向,左方向にスクロールする場合お
よび前ページ方向にページめくりする場合も同様であ
る。
【0170】また、本実施例でも、上述した実施例と同
様に、ページめくり/スクロール速度制御ウィンドウ1
902が画面上の最前面に表示されるようにするため
に、図21に示すように、ウィンドウ制御部105が、
ウィンドウ情報テーブル400において、ページめくり
/スクロール速度制御ウィンドウ1902の階層402
を「1」に固定するようにすることができる。
【0171】また、本実施例では、ページめくり/スク
ロール速度制御ウィンドウ1902を、ボタン1905
〜1908の移動が縦方向に行われるように配置してい
るが、図25に示すように、ボタン1905〜1908
の移動が横方向に行われるように配置してもよい。
【0172】図25において、ページめくり/スクロー
ル速度制御ウィンドウ2500は、図19におけるペー
ジめくり/スクロール速度制御ウィンドウ1902と同
様の機能を持つものである。
【0173】また、他のウィンドウの画面上の位置に応
じて、ページめくり/スクロール速度制御ウィンドウ1
902,2500のいずれかを選択的に表示するように
してもよい。
【0174】ところで、上述した全ての実施例において
は、ユーザがマウス102を使用している場合を例にし
て説明しているが、ラックボールやペン等の他のポイン
ティングデバイスを使用しても、ユーザは、上述した説
明と同様に、スクロール速度やページめくり速度を変更
することができる。
【0175】また、上述した全ての実施例において、従
来と同様に、さらに、縦位置表示エリアおよび横位置表
示エリアを表示するようにしてもよい。
【0176】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザは、ウィンドウ内の表示データをスクロール中
に、該表示データから目を離すことなく、スクロール速
度を所望の速度に変更することができるようになるの
で、ユーザの使い勝手が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスクロール制御方法を提供した情報処
理装置の機能ブロック図。
【図2】本実施例の情報処理装置のハードウェア構成
図。
【図3】本実施例における画面表示例を示す説明図。
【図4】本実施例におけるウィンドウ情報テーブルの構
成図。
【図5】本実施例におけるスクロール速度制御ウィンド
ウ情報テーブルの構成図。
【図6】本実施例におけるスクロール制御部の内部構成
図。
【図7】本実施例におけるウィンドウ制御部の状態遷移
図。
【図8】本実施例における画面表示例を示す説明図。
【図9】本実施例における画面表示例を示す説明図。
【図10】本実施例における画面表示例を示す説明図。
【図11】別の実施例における画面表示例を示す説明
図。
【図12】別の実施例における情報処理装置の機能ブロ
ック図。
【図13】別の実施例におけるページめくり速度制御ウ
ィンドウ情報テーブルの構成図。
【図14】別の実施例におけるウィンドウ情報テーブル
の構成図。
【図15】別の実施例におけるページめくり制御部の内
部構成図。
【図16】別の実施例における画面表示例を示す説明
図。
【図17】別の実施例におけるウィンドウ制御部の状態
遷移図。
【図18】別の実施例における画面表示例を示す説明
図。
【図19】さらに別の実施例における画面表示例を示す
説明図。
【図20】さらに別の実施例における情報処理装置の機
能ブロック図。
【図21】さらに別の実施例におけるウィンドウ情報テ
ーブルの構成図。
【図22】さらに別の実施例におけるページめくり/ス
クロール速度制御ウィンドウ情報テーブルの構成図。
【図23】さらに別の実施例におけるスクロール制御部
およびページめくり制御部の内部構成図。
【図24】さらに別の実施例におけるウィンドウ制御部
の状態遷移図。
【図25】さらに別の実施例における画面表示例を示す
説明図。
【図26】従来技術における画面表示例を示す説明図。
【符号の説明】
101…表示装置、102…マウス、103…表示制御
手段、104…スクロール制御部、105…ウィンドウ
制御部、106…マウス制御部、107…ページめくり
制御部、201…キーボード、202…CPU、203
…内部メモリ、204…外部記憶装置、30,31,1
101,1102,1901…ウィンドウ、32…マウ
スカーソル、33…縦方向スクロール速度制御ウィンド
ウ、34…横方向スクロール速度制御ウィンドウ、3
5,91…上スクロールボタン、36,92…下スクロ
ールボタン、37,93,1907…右スクロールボタ
ン、38,94,1908…左スクロールボタン、3
9,40…スクロール速度指示エリア、90,95…ス
クロール速度制御ウィンドウ、400…ウィンドウ制御
テーブル、500…スクロール速度制御ウィンドウ情報
テーブル、601…スクロールボタン指示判定部、60
2…スクロールボタン位置判定部、603…スクロール
速度指示部、1103…ページめくり速度制御ウィンド
ウ、1104…前ページめくりボタン、1105…後ペ
ージめくりボタン、1106…ページめくり速度指示エ
リア、1300…ページめくり速度制御ウィンドウ情報
テーブル、1501…ページめくりボタン指示判定部、
1502…ページめくりボタン位置判定部、1503…
ページめくり速度指示部、1902,2500…ページ
めくり/スクロール速度制御ウィンドウ、1903…ペ
ージめくり指示ボタン、1904…スクロール指示ボタ
ン、1905…前ページ/上スクロールボタン、190
6…後ページ/下スクロールボタン、1909…ページ
めくり/スクロール速度指示エリア、2200…ページ
めくり/スクロール速度制御ウィンドウ情報テーブル。
フロントページの続き (72)発明者 神牧 秀樹 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 小林 一司 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示装置の画面上に複数のウィンドウを表
    示するマルチウィンドウシステムを搭載した情報処理装
    置において、 ポインティングデバイスによって指定された場合に、作
    業中のウィンドウ内の表示データを上下方向および左右
    方向にスクロールする旨の指示を受付ける4つのスクロ
    ールボタンからなるスクロール用アイコンと、該スクロ
    ール用アイコンを含み、かつ、該スクロール用アイコン
    がポインティングデバイスによってその中を上下方向ま
    たは左右方向に移動させられる領域であるスクロール速
    度指示エリアとを表示したスクロール速度制御ウィンド
    ウを、上記表示装置の画面上に表示するスクロール速度
    制御ウィンドウ表示手段と、 いずれかのスクロールボタンがポインティングデバイス
    によって指定されると、該スクロールボタンに応じた方
    向に、その時点の上記スクロール用アイコンの上記スク
    ロール速度指示エリア内の位置に応じたスクロール速度
    で、ウィンドウ内の表示データをスクロールし、該指定
    が中止されると、該スクロールを中止するスクロール手
    段とを有し、 上記スクロール手段は、ウィンドウ内の表示データをス
    クロール中に、ポインティングデバイスによってスクロ
    ールボタンが指定されているスクロール用アイコンが、
    さらに、ポインティングデバイスによって上記スクロー
    ル速度指示エリア内を移動させられると、該スクロール
    用アイコンの移動後の位置に応じたスクロール速度にス
    クロール速度を変更することを特徴とする情報処理装
    置。
  2. 【請求項2】表示装置の画面上に複数のウィンドウを表
    示するマルチウィンドウシステムを搭載した情報処理装
    置において、 ポインティングデバイスによって指定された場合に、作
    業中のウィンドウ内の表示データを上下方向にスクロー
    ルする旨の指示を受付ける2つのスクロールボタンから
    なるスクロール用アイコンと、該スクロール用アイコン
    を含み、かつ、該スクロール用アイコンがポインティン
    グデバイスによってその中を上下方向または左右方向に
    移動させられる領域であるスクロール速度指示エリアと
    を表示した第1のスクロール速度制御ウィンドウと、ポ
    インティングデバイスによって指定された場合に、作業
    中のウィンドウ内の表示データを左右方向にスクロール
    する旨の指示を受付ける2つのスクロールボタンからな
    るスクロール用アイコンと、該スクロール用アイコンを
    含み、かつ、該スクロール用アイコンがポインティング
    デバイスによってその中を上下方向または左右方向に移
    動させられる領域であるスクロール速度指示エリアとを
    表示した第2のスクロール速度制御ウィンドウとを、上
    記表示装置の画面上に表示するスクロール速度制御ウィ
    ンドウ表示手段と、 いずれかのスクロールボタンがポインティングデバイス
    によって指定されると、該スクロールボタンに応じた方
    向に、その時点の上記スクロール用アイコンの上記スク
    ロール速度指示エリア内の位置に応じたスクロール速度
    で、ウィンドウ内の表示データをスクロールし、該指定
    が中止されると、該スクロールを中止するスクロール手
    段とを有し、 上記スクロール手段は、ウィンドウ内の表示データをス
    クロール中に、ポインティングデバイスによってスクロ
    ールボタンが指定されているスクロール用アイコンが、
    さらに、ポインティングデバイスによって上記スクロー
    ル速度指示エリア内を移動させられると、該スクロール
    用アイコンの移動後の位置に応じたスクロール速度にス
    クロール速度を変更することを特徴とする情報処理装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の情報処理装置にお
    いて、 上記スクロール手段は、上記スクロール速度指示エリア
    ごとに、該スクロール速度指示エリア内の予め決められ
    た複数の位置とそれに対応するスクロール速度とを記憶
    しているスクロール速度記憶手段と、上記スクロール速
    度記憶手段の記憶内容を参照することにより、上記スク
    ロール用アイコンの上記スクロール速度指示エリア内の
    位置に応じたスクロール速度を求めるスクロール速度算
    出手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3記載の情報処理装置
    において、 上記スクロール速度制御ウィンドウ表示手段は、ポイン
    ティングデバイスによるスクロールボタンの指定が解除
    されると、該スクロールボタンの指定が解除されたスク
    ロール用アイコンを、上記スクロール速度指示エリア内
    の予め決められた位置に表示することを特徴とする情報
    処理装置。
  5. 【請求項5】表示装置の画面上に複数のウィンドウを表
    示するマルチウィンドウシステムを搭載した情報処理装
    置において、 ポインティングデバイスによって指定された場合に、作
    業中のウィンドウ内の表示データを前ページ方向および
    後ページ方向にページめくりする旨の指示を受付ける2
    つのページめくりボタンからなるページめくり用アイコ
    ンと、該ページめくり用アイコンを含み、かつ、該ペー
    ジめくり用アイコンがポインティングデバイスによって
    その中を上下方向または左右方向に移動させられる領域
    であるページめくり速度指示エリアとを表示したページ
    めくり速度制御ウィンドウを、上記表示装置の画面上に
    表示するページめくり速度制御ウィンドウ表示手段と、 いずれかのページめくりボタンがポインティングデバイ
    スによって指定されると、該ページめくりボタンに応じ
    た方向に、その時点の上記ページめくり用アイコンの上
    記ページめくり速度指示エリア内の位置に応じたページ
    めくり速度で、ウィンドウ内の表示データを順次ページ
    めくりし、該指定が中止されると、該ページめくりを中
    止するページめくり手段とを有し、 上記ページめくり手段は、ウィンドウ内の表示データを
    ページめくり中に、ポインティングデバイスによってペ
    ージめくりボタンが指定されているページめくり用アイ
    コンが、さらに、ポインティングデバイスによって上記
    ページめくり速度指示エリア内を移動させられると、該
    ページめくり用アイコンの移動後の位置に応じたページ
    めくり速度にページめくり速度を変更することを特徴と
    する情報処理装置。
  6. 【請求項6】表示装置の画面上に複数のウィンドウを表
    示するマルチウィンドウシステムを搭載した情報処理装
    置において、 ポインティングデバイスによって指定された場合に、作
    業中のウィンドウ内の表示データを上下方向および左右
    方向にスクロールする旨の指示を受付ける4つのスクロ
    ールボタン、並びに、作業中のウィンドウ内の表示デー
    タを前ページ方向および後ページ方向にページめくりす
    る旨の指示を受付ける2つのページめくりボタンからな
    るスクロール/ページめくり用アイコンと、該スクロー
    ル/ページめくり用アイコンを含み、かつ、該スクロー
    ル/ページめくり用アイコンがポインティングデバイス
    によってその中を上下方向または左右方向に移動させら
    れる領域であるスクロール/ページめくり速度指示エリ
    アとを表示したスクロール/ページめくり速度制御ウィ
    ンドウを、上記表示装置の画面上に表示するスクロール
    /ページめくり速度制御ウィンドウ表示手段と、 いずれかのスクロールボタンがポインティングデバイス
    によって指定されると、該スクロールボタンに応じた方
    向に、その時点の上記スクロール/ページめくり用アイ
    コンの上記スクロール/ページめくり速度指示エリア内
    の位置に応じたスクロール速度で、ウィンドウ内の表示
    データをスクロールし、該指定が中止されると、該スク
    ロールを中止するスクロール手段と、 いずれかのページめくりボタンがポインティングデバイ
    スによって指定されると、該ページめくりボタンに応じ
    た方向に、その時点の上記スクロール/ページめくり用
    アイコンの上記スクロール/ページめくり速度指示エリ
    ア内の位置に応じたページめくり速度で、ウィンドウ内
    の表示データを順次ページめくりし、該指定が中止され
    ると、該ページめくりを中止するページめくり手段とを
    有し、 上記スクロール手段は、ウィンドウ内の表示データをス
    クロール中に、ポインティングデバイスによってスクロ
    ールボタンが指定されているスクロール/ページめくり
    用アイコンが、さらに、ポインティングデバイスによっ
    て上記スクロール/ページめくり速度指示エリア内を移
    動させられると、該スクロール/ページめくり用アイコ
    ンの移動後の位置に応じたスクロール速度にスクロール
    速度を変更し、 上記ページめくり手段は、ウィンドウ内の表示データを
    ページめくり中に、ポインティングデバイスによってペ
    ージめくりボタンが指定されているスクロール/ページ
    めくり用アイコンが、さらに、ポインティングデバイス
    によって上記スクロール/ページめくり速度指示エリア
    内を移動させられると、該スクロール/ページめくり用
    アイコンの移動後の位置に応じたページめくり速度にペ
    ージめくり速度を変更することを特徴とする情報処理装
    置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の情報処理装置において、 上記スクロール/ページめくり速度制御ウィンドウ表示
    手段は、 ポインティングデバイスによって指定された場合に、上
    記スクロール手段を動作させる旨の指示を受付けるスク
    ロール指示ボタンからなるスクロール指示用アイコン
    と、ポインティングデバイスによって指定された場合
    に、上記ページめくり手段を動作させる旨の指示を受付
    けるページめくり指示ボタンからなるページめくり指示
    用アイコンとを、さらに、上記スクロール/ページめく
    り速度制御ウィンドウ内に表示し、 上記スクロール指示用アイコンがポインティングデバイ
    スによって指定された場合に、上記スクロール/ページ
    めくり用アイコンにおいて、上記スクロールボタンのみ
    を表示し、 上記ページめくり指示用アイコンがポインティングデバ
    イスによって指定された場合に、上記スクロール/ペー
    ジめくり用アイコンにおいて、上記ページめくりボタン
    のみを表示することを特徴とする情報処理装置。
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