JP4736784B2 - 傷病者管理システム及び医療機関端末 - Google Patents

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本発明は、傷病者選別票(以下、トリアージタグという。)使用による傷病者管理システムに関し、詳しくは、電子ペンと、電子ペン専用ドットパターンが印刷されたトリアージタグを使用した傷病者管理システムに関する。
近年、地震,台風,テロ等による大規模災害時の対応システムにトリアージタグと呼ばれる治療優先度を示す標識タグが用いられている。
トリアージタグは、タグに傷病者の個人情報や病状を記録し、さらに、治療優先度を色でランク付けした標識タグを貼付して紐などで傷病者に装着し、傷病者の治療の緊急度が判るようにしたものである。
大規模災害等では広い範囲で傷病者が発生し、しかも、緊急度が高い傷病者がどこに存在するか正確に把握できないために有効な治療を受けられずに命を失う傷病者が多い。
また、災害現場では、夜間にも治療活動を行わなければならないが、上記のような標識タグでは、夜間の暗がりの中では治療優先度を認識できないという不便さがある。そこで、前述のトリアージタグに治療優先度を示す蛍光色の識別標識を切り取り可能に設けたトリアージタグが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
また、治療対象者に装着する固有の識別コードを持つ電子タグと電子タグの識別コードを読み取る機能を有するネットワークに接続された端末と、ネットワークに接続されたデータベースで構成し、電子タグの識別コードと治療対象者の状態を端末からネットワークに接続されたデータベースに入力し、別途入力した治療体制と治療対象者の状態を併せて評価することで治療の順番とスケジュールを決定するトリアージタグ管理システムが提供されている(例えば、特許文献2参照)。
登実第3053755号公報 特開2004−240797号公報
前述の特許文献1に記載の技術は、夜間の暗がりの中で緊急度が識別可能になってはいるが、緊急度別に、どれほどの人数が、どこに居るかを把握することができない。
また、特許文献2に記載の技術は、ICチップと傷病者の関連付けを必要とするため、傷病者の固有情報をキー入力しなければならず、トリアージタグにプリントするか、別途記載しなければならない。
さらに、数多くの専用端末を準備する必要があり、オペレートする人に対する専門的な訓練を必要とする。また、電波が遮られると傷病者の居所の把握ができない。
上記課題を解決するために、本発明のトリアージタグ使用による傷病者管理システムの第一の発明は、傷病者情報を記載するリアージタに電子ペン専用ドットパターンが印刷され、筆記具に電子ペンを使用する傷病者管理システムであって、
子ペン専用ドットパターンが印刷されたトリアージタグと、
トリアージタグ上のドットパターンから記情報を生成し、当該記載情報を固有の電子ペンコードとともに送信する電子ペンと、
前記電子ペンから記載情報及び電子ペンコードを受信し、送信する通信端末と
記載情報及び電子ペンコードを受信する医療機関端末と、
を有し、
前記医療機関端末は、
電子ペンに固有に付された電子ペンコードと、電子ペンが使用される地区を示す地区コードとを対応付けて記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された電子ペンコードと地区コードとの関係を参照して、受信した記載情報と電子ペンコードに基づき、地区ごとに傷病者の存在を解析する解析手段と
を備えることを特徴とするものである。
また、前記トリアージタグは、治療の優先度を示すトリアージ区分を前記電子ペンで記入する記載欄を有し、
前記電子ペンが送信する記載情報には、トリアージ区分を示す情報が含まれ、
前記医療機関端末の前記解析手段は、前記記憶手段に記憶された電子ペンコードと地区コードとの関係を参照して、地区ごとにトリアージ区分による傷病者の存在を解析することを特徴とするものである。
また、第二の発明は、 電子ペンに固有に付された電子ペンコードと、電子ペンが使用される地区を示す地区コードとを対応付けて記憶する記憶手段と、
電子ペン専用ドットパターンが印刷されたトリアージタグに電子ペンで記載することで生成された記載情報と、当該電子ペンの電子ペンコードと受信する受信手段と、
前記記憶手段に記憶された電子ペンコードと地区コードとの関係を参照して、前記受信手段によって受信した記載情報と電子ペンコードに基づき、地区ごとに傷病者の存在を解析する解析手段と
を備えることを特徴とする医療機関端末である。
さらに、前記受信手段によって受信される記載情報は、治療の優先度を示すトリアージ区分を示す情報を有し、
前記解析手段は、前記記憶手段に記憶された電子ペンコードと地区コードとの関係を参照して、地区ごとにトリアージ区分による傷病者の存在を解析することを特徴とする。
1)本発明の傷病者管理システムおよび医療機関端末によれば、医療機関端末は、電子ペンに固有に付された電子ペンコードと、電子ペンが使用される地区を示す地区コードとを対応付けて記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された電子ペンコードと地区コードとの関係を参照して、受信した記載情報と電子ペンコードに基づき、地区ごとに傷病者の存在を解析する解析手段を備えるので、医療機関端末により地区ごとの傷病者の存在を確実に把握することができる。
また、前記解析手段は、地区ごとにトリアージ区分による傷病者の存在を解析するので、医療機関端末によりトリアージ区分ごとの傷病者の存在を確実に把握することができる。
以下、図面を参照して、本実施の形態のトリアージタグ使用による傷病者管理システムについて説明する。
図1は、本実施の形態のトリアージタグ使用による傷病者管理システムの装置構成及びトリアージタグの一例について説明するための図,図2は、トリアージタグの一例について説明するための図,図3は、本実施の形態のトリアージタグ使用による傷病者管理システムの管理手順の一例について説明するための図,図4は、電子ペンについて説明するための図,図5は、電子ペン専用ドットパターンについて説明するための図,である。
図1は、本実施の形態のトリアージタグ使用による傷病者管理システムを構築するための装置構成及びトリアージタグの一例である。
実施の形態のトリアージタグ使用による傷病者管理システムは、トリアージタグの種類に対応する電子ペン専用ドットパターンが印刷されたトリアージタグ2と、トリアージタグ上のドットパターンから記録情報を取得する電子ペン1と、前記電子ペンとネットワークを繋ぐ通信端末3と、ネット上に設けられた電子ペンシステム管理サーバ4と、ネット上に設けられ、前記電子ペンにより取得した記録情報に基づき傷病者情報を収集するトリアージタグ情報サーバ5と、前記トリアージタグ情報サーバに接続された医療機関端末6によって構築される。
通信端末3は、本実施の形態のトリアージタグ使用による傷病者管理システムでは携帯可能で緊急時にも利用可能な携帯電話31に置き換えることができ、以下の説明では、通信端末3を携帯電話31の例で説明する。
電子ペン1は、トリアージタグ2に傷病情報を記載し、トリアージタグに印刷されたドットパターンを赤外線で読み取って、記載した情報の座標情報を通信端末3に送信する。
通信端末は、前述の携帯電話の他に、少なくとも通信手段を有し、入力キーや、送信部を有するハンディーな携帯端末、例えば、小型パソコンや、図示しないがPDA(Personal Digital Assistance)等でもよい。
電子ペンシステム管理サーバ4は、多くの場合、二つのサーバに分割されており、インターネットを介して携帯電話31から受信したドットパターン情報の内容に合せて、傷病者情報等の送信先URLを携帯電話31に送信する。
携帯電話31は、指示されたURL(分割されたもう一つの電子ペンシステム管理サーバ)に傷病者情報(以下、トリアージタグ記載情報という)と電子ペン識別コード(以下、電子ペンコードという)とを送信する。
分割されたもう一つの電子ペンシステム管理サーバは、受信した上述の電子ペンコードとトリアージタグ記載情報をイメージ画像およびテキストデータに変換した情報とをトリアージタグ情報サーバ5に送信する。システムによっては、前記電子ペンシステム管理サーバは、受信した電子ペンコードとトリアージタグ記載情報をイメージ画像およびテキストデータに変換した情報とを携帯電話31に送信し、携帯電話31からトリアージタグ情報サーバ5に上述の受信情報を送信する。
トリアージタグ情報サーバ5は、受信した電子ペンコードとトリアージタグ記載情報をネット経由で、または、直接接続された医療機関端末6に送信する。
以下の説明では、電子ペン1は、スウェーデン国の「Anoto社」で開発されたアノトペンの例で説明する。
また、電子ペン専用ドットパターンが印刷されたトリアージタグは、アノトペン専用ドットパターンが印刷されたトリアージタグの例で説明する。
図4を参照して、電子ペン1について説明する。
電子ペン1は、インクカートリッジ108を伴った筆記部106,ドットパターンを読み取るデジタルカメラによる撮像部105,撮像部で読み取られた筆記情報(ストロークの座標情報)を記憶する記憶部103,通信端末にストロークの座標情報を送信する通信部102,これら各部の機能を制御する制御部104,電子ペン用の圧力センサ107,図示していないが電源部を電子ペン1の筐体101の内部に搭載している。
電子ペン1は、トリアージタグに印刷されたドットパターン情報を撮像部105で読み取って記憶部103で記憶し、通信部102から通信端末に送信する。
通信部102は、USB(Universal Serial Bus)対応、または、Bluetooth対応となっている。
筆記部106は、電子ペンの筐体101に組み込まれているが、単なる筆記具として使用することもできるようになっている。
筆記部106は、筆記イメージを可視状態で記載部に残す役割の他に、デジタルカメラによる撮像部105とドットパターン印刷面との距離を一定にする役割を担っている。
筆記部106が電子ペン筐体101に取り付けられた際に、インクカートリッジ108側の先端が電子ペン用の圧力センサ107に接触する構成になっている。
この圧力センサ107は、情報の記載が開始されることを制御部104に伝える役割と、筆圧の強弱を読み分ける役割を備えている。
そのために、本実施の形態では利用しないが、署名の際に筆圧による特徴を把握し、署名している者が、例えば、登録されている者か否かを判定するシステムにも対応できるようになっている。
インクカートリッジ108の残量を確認したり、インクの補充を行う場合は、筆記部106を電子ペン筐体101の先端から引き抜いて行う。
図5を参照して、電子ペン専用ドットパターンについて説明する。
図に示すドットパターンは、アノトペン専用ドットパターンの例である(a図では、説明し易くするために縦横の仮想線が表示されているが、実際には印刷されない)。
ドットパターンの各ドットは、0.3mm間隔で形成された直角に交わる縦横の仮想線の交点近傍に、それぞれ異なる4方向の何れかに配置されて印刷されている。
また、各ドットは、電子ペンの撮像部で認識可能な赤外線インキで印刷されている。
前述のAnoto社のシステムでは、36個のドット(約4mm2の内側に印刷されたドット群)を1単位情報として扱っている。
電子ペンで、トリアージタグに傷病情報等を記載すると、記載された情報の近傍に印刷されたドットパターンを電子ペンに内蔵された撮像部で読み取って、ペン先が置かれた場所の、または、移動した場所の単位情報から座標を割り出し、電子ペンの記憶部に記憶するようになっている。
電子ペンシステム管理サーバ4について説明する。
電子ペンシステム管理サーバ4は、多くの場合、PLS(Paper Look−up Service)サーバと、ASH(Application Service Handler)サーバに分けられて設置される。
一つのアプリケーションには、同一のドットパターンが存在しないように管理されており、通信端末から送信されたドットパターンの座標情報は、まず、PLSサーバに送信される。
PLSサーバは、受信したドットパターンの座標情報から、使用されているアプリケーションを判別し、そのアプリケーションを支援するASHサーバのURLを割り出して、ASHサーバのURLを携帯電話経由で、電子ペンに送信する。
携帯電話は、電子ペンの指示に従ってストローク座標情報を前述のASHサーバのURLに送信する。ASHサーバは、ストローク座標情報をイメージ画像およびテキストデータに変換し、携帯電話に送信する。
システムによっては、テキストデータ化された電子ペンコードとトリアージタグ記載情報は、前述の電子ペンシステム管理サーバ4からネット経由でトリアージタグ情報サーバ5に直接送信される。
PLSサーバと、ASHサーバを同一のサーバ内に存在させて使用する場合や、PLSサーバだけを独立させて使用する場合がある。
トリアージタグ情報サーバ5は、ネットを介して、または、直接医療機関端末6に前述の電子ペンコードとトリアージタグ記載情報を送信する。
医療機関端末6は、電子ペンコードと電子ペンに割り振られた被災地域を関連付けながら、ランク付けされた傷病者情報データベースを作成し、整備された対応情報を所定のルートに従って配信する。
また、収集された傷病者情報は、救済担当医療機関の割り当て,医薬品の準備,搬送手段の手配などに利用される。
図2を参照して、トリアージタグの一例について説明する。
図2に示すトリアージタグ2は、トリアージタッグとも呼ばれ、傷病者情報などが記載された後、傷病者の足や腕に紐や、輪ゴムなどで装着されるようになっている。また、水に濡れても記載可能な表面状態になっており、さらに、記載された内容が水で消失しないような材質で作製されている。
トリアージタグには、傷病者の情報が記載された後、一瞥して傷病の状態が判別可能なように優先治療の順番を識別する標識23(切取りミシンなどが施された四色の「もぎり紙片」)が貼付されるようになっている。
トリアージタグ2は、傷病者情報記載部22と、その下部に形成された優先治療の順番を識別する標識23とで構成されている。
また、傷病者情報記載部22には、チェックマークを記載するためのチェックボックス21が設けられており、傷病者情報記載部22に傷病者情報等を記載した後、チェックボックスにチェックマークを記載して記載情報を携帯電話に送信する。
図2に示すトリアージタグには、「災害現場用」と印刷され、災害現場で使用されるタグであることが明示されている。
トリアージタグの表面には、トリアージタグの「番号」、および、傷病者の「氏名」,「年齢」,「性別」,「住所」,「電話」、および、「トリアージ実施月日」,「トリアージ実施者氏名」,「搬送機関名」,「収容医療機関名」を記載する第一の記載欄が設けられている。
上述のように、第一の記載欄には、傷病者に関する情報,収容された医療機関情報,搬送者に関する情報が記載される。
さらに、その下側には、「トリアージ実施場所」,「トリアージ区分」,「トリアージ実施機関名」,記載者が「医師」であるか、「救急救命士」であるかを記載する欄、「傷病者の症状・傷病名」,「特記事項」を記載する第二の記載欄が設けられている。
第二の記載欄には、収容場所情報,傷病者の状態情報,診断を行った者の情報などが記載される。
さらにその下側は、優先治療の順番を識別する標識になっている。
標識は、上から緑色,黄色,赤色,黒色になっている。
緑色は、自力で歩ける状態(症状0),黄色は、骨折などけがをしているが意識ははっきりしている状態(症状1を表す『I』),赤色は、危険な状態(症状2を表す『II』),黒色は、明らかに死の兆候がある状態(症状3を表す『III』)の紙片が連接されている
これら標識は、トリアージ区分に合わせ、ちぎり取られて傷病者に貼付されるようになっている。
前記トリアージタグは本実施の形態の場合、1枚形式になっていても、複写形式になっていてもかまわないが、最表面の紙片の記載面には電子ペン専用ドットパターンが印刷されていなければならない。
前述のように、電子ペンには固有コードが付されていて、記載情報を通信端末に送信する際に記載情報に電子ペンコードを貼付して送信する。
実施の形態では、電子ペンコードと被災地区コードを関連付けて登録する。
例えば「○○町××丁目」には、「A123456789」というコードの電子ペンを登録し、電子ペンの移動を禁止すれば、トリアージタグに記載された「トリアージタグ番号」と「トリアージ区分」に関連付けられて、「○○町××丁目」には、「危険な状態の傷病者(標識表示赤色)」が何人存在するかを医療機関端末のデータベースで把握することができる。
また、救急隊は、トリアージタグ番号リストをもとに的確に救援活動を実施することが可能となる。
図3を参照して、本実施の形態のトリアージタグ使用による傷病者管理システムの管理手順の一例について説明する。
図示しないが、先ず、準備作業として、電子ペン(電子ペンコード)を被災地の区分(区分コード)毎に割り振る。
さらに、トリアージ実施者に対し、担当する区分と各区分に割り当てられた電子ペン,あらかじめトリアージタグ番号が付与されたトリアージタグを必要枚数,さらに、新しい電源が取り付けられたBluetooth対応の携帯電話を持たせる。
なお、担当区分情報,電子ペンコード,トリアージタグ(何番から何番まで),携帯電話番号、トリアージ実施者名またはトリアージ実施者コードはトリアージタグ情報サーバまたは医療機関端末に登録される。
トリアージ実施者は、電子ペン,携帯電話,トリアージタグを持って被災地に赴く。
図3にし示すように、トリアージ実施者は、被災地で傷病者を診断し、トリアージタグに電子ペン1の記載手段によって、トリアージタグ記載情報(図3では、省略して「タグ情報」と記載)を記載し、優先治療の順番を識別する標識紙片とともに四肢の何れかに貼付する(ステップ1;以下S1という)。
電子ペンの記載手段は、トリアージタグに印刷されたチェックボックスにチェックマークを記載し、携帯電話にトリアージタグに記載したトリアージタグ記載情報と電子ペンコードを送信する(S2)。
携帯電話31は、電子ペン1から送信された「電子ペンコードとトリアージタグ記載情報」を電子ペンシステム管理サーバ(図示せず)に送信する(S3)。
携帯電話31は、電子ペンシステム管理サーバの項で説明したPLSサーバ(電子ペンシステム管理サーバ)から、ASHサーバのURLを受信し、電子ペンに送信する。
電子ペンは再度、携帯電話31を介して電子ペンコードとトリアージタグ記載情報をASHサーバ(電子ペンシステム管理サーバ)のURLに送信する。
携帯電話31は、ASHサーバから、テキストデータ化された「電子ペンコードとトリアージタグ記載情報」を受信する(S4)。
携帯電話31は、S4で受信した「電子ペンコードとトリアージタグ記載情報」を医療機関端末6または、トリアージタグ情報サーバ(図示せず)に送信する(S5)。
システムによって、S4で受信した「電子ペンコードとトリアージタグ記載情報」は、ASHサーバから、トリアージタグ情報サーバ(図示せず)に直接送信されるようにしても良い。
医療機関端末6は、S5で送信された「電子ペンコードとトリアージタグ記載情報(A)」を受信し、医療機関内のコンピュータで解析する(S6)。
医療機関端末6は、解析したトリアージタグ記載情報を傷病者データベース別に格納する(S7)。
医療機関端末6は、傷病者救済情報を関連機関に発信する。
大規模災害の被災地での医療活動,平常時の救護病院/拠点病院での医療活動,ドクターカーでの医療活動,ドクターヘリでの医療活動,救急車内での治療活動に利用できる。
実施の形態のトリアージタグ使用による傷病者管理システムの装置構成及びトリアージタグの一例について説明するための図である。 トリアージタグの一例について説明するための図である。 実施の形態のトリアージタグ使用による傷病者管理システムの管理手順の一例について説明するための図である。 電子ペンについて説明するための図である。 電子ペン専用ドットパターンについて説明するための図である。
符号の説明
1 電子ペン
2 トリアージタグ
3 通信端末
4 電子ペンシステム管理サーバ
5 トリアージタグ情報サーバ
6 医療機関端末
21 チェックボックス
22 傷病者情報記載部
23 標識
31 携帯電話
101 電子ペン筐体
102 通信部
103 記憶部
104 制御部
105 撮像部
106 筆記部
107 圧力センサ
108 インクカートリッジ

Claims (4)

  1. 傷病者情報を記載するリアージタに電子ペン専用ドットパターンが印刷され、筆記具に電子ペンを使用する傷病者管理システムであって、
    子ペン専用ドットパターンが印刷されたトリアージタグと、
    トリアージタグ上のドットパターンから記情報を生成し、当該記載情報を固有の電子ペンコードとともに送信する電子ペンと、
    前記電子ペンから記載情報及び電子ペンコードを受信し、送信する通信端末と
    記載情報及び電子ペンコードを受信する医療機関端末と、
    を有し、
    前記医療機関端末は、
    電子ペンに固有に付された電子ペンコードと、電子ペンが使用される地区を示す地区コードとを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された電子ペンコードと地区コードとの関係を参照して、受信した記載情報と電子ペンコードに基づき、地区ごとに傷病者の存在を解析する解析手段と
    を備えることを特徴とするトリアージタグ使用による傷病者管理システム。
  2. 前記トリアージタグは、治療の優先度を示すトリアージ区分を前記電子ペンで記入する記載欄を有し、
    前記電子ペンが送信する記載情報には、トリアージ区分を示す情報が含まれ、
    前記医療機関端末の前記解析手段は、前記記憶手段に記憶された電子ペンコードと地区コードとの関係を参照して、地区ごとにトリアージ区分による傷病者の存在を解析することを特徴とする請求項1に記載の傷病者管理システム。
  3. 電子ペンに固有に付された電子ペンコードと、電子ペンが使用される地区を示す地区コードとを対応付けて記憶する記憶手段と、
    電子ペン専用ドットパターンが印刷されたトリアージタグに電子ペンで記載することで生成された記載情報と、当該電子ペンの電子ペンコードと受信する受信手段と、
    前記記憶手段に記憶された電子ペンコードと地区コードとの関係を参照して、前記受信手段によって受信した記載情報と電子ペンコードに基づき、地区ごとに傷病者の存在を解析する解析手段と
    を備えることを特徴とする医療機関端末。
  4. 前記受信手段によって受信される記載情報は、治療の優先度を示すトリアージ区分を示す情報を有し、
    前記解析手段は、前記記憶手段に記憶された電子ペンコードと地区コードとの関係を参照して、地区ごとにトリアージ区分による傷病者の存在を解析することを特徴とする請求項3に記載の医療機関端末。
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