JP2008305301A - 情報処理装置、プログラム及びトリアージタッグ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】情報処理システム100において利用者は、まず、電子ペン10を使用してトリアージタッグ3に傷病者に関する所定の事項を記入する。サーバ5は、電子ペン10から取得した記入情報及び予め記憶している定義情報に基づいて、タグ番号及び構成帳票を特定する。そして、サーバ5は、特定したタグ番号及び構成帳票と、取得した記入情報とに基づいて傷病者に関する電子データであって、トリアージタッグ3に記入された内容に対応する傷病者情報を作成する。これによれば、電子ペン10を利用して、トリアージタッグ3に記入された内容を電子データ化し、構成帳票を考慮した上で、傷病者に関する傷病者情報を作成し、管理することができる。
【選択図】図2
Description
[専用ペーパー]
まず、専用ペーパー20について説明する。専用ペーパー20は、用紙上にドットパターン(コード化パターン)が印刷され、さらにその上に罫線や記入枠などの図案や項目、文言、イラスト等が印刷されたものである。ドットパターンは、赤外線を吸収するカーボンを含んだインキにより印刷される。また、図案等は、カーボンを含まない通常のインキにより印刷される。ドットパターンと図案等とは、用紙に対して同時に印刷してもよいし、どちらかを先に印刷してもよい。
[ドットパターン]
続いて、ドットパターン(コード化パターン)について説明する。図3は、専用ペーパー20に印刷されるドットパターンのドットとそのドットが変換される値との関係を示している。図3に示すように、ドットパターンの各ドットは、その位置によって所定の値に対応付けられている。すなわち、ドットの位置を格子の基準位置(縦線及び横線の交差点)から上下左右のどの方向にシフトされているかによって、各ドットは、0〜3の値に対応付けられている。また、各ドットの値は、さらに、X座標用の第1ビット値及びY座標用の第2ビット値に変換できる。このようにして対応付けられた情報の組合せにより、専用ペーパー20上の位置座標が決定されるよう構成されている。
次に電子ペン10について説明する。図5は、電子ペンの構成を示すブロック図である。図5に示すように、電子ペン10は、その内部にプロセッサ11、メモリ12、データ通信ユニット13、バッテリー14、LED15、カメラ16、圧力センサ18及びクロック22を備える。また、電子ペン10は通常のインクペンと同様の構成要素としてインクカートリッジ(図示せず)などを有する。
[端末装置]
次に、端末装置25について説明する。端末装置25は、ハードウェアとして、電子ペン10及びサーバ5とのデータ通信が可能なアンテナ装置等のデータ通信ユニット、CPU等のプロセッサ、ROMやRAMといったメモリ、スピーカ、ディスプレイ、カメラ等で構成される、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistants)等の携帯端末、或いはPC(Personal Computer)等である。端末装置25は、電子ペン10から受信した記入情報に基づいてサービスサーバ(図示せず)を特定する等の所定の処理を実行したり、後述する要求情報を作成してサーバ5へ傷病者情報を照会したりする。
[トリアージタッグ]
次に、本実施形態の情報処理システム100に用いる専用ペーパー20であるトリアージタッグ3について説明する。図6は、トリアージタッグ3の例である。図7は、トリアージタッグ3を構成する災害現場用構成帳票30の例である。図8は、搬送機関用構成帳票31の例である。図9は、トリアージタッグ3を構成する医療機関用構成帳票32の例である。
[サーバ]
次に、サーバ5について説明する。サーバ5は、トリアージタッグ3への記入内容に対応する記入情報に基づいて、傷病者に関する電子データである傷病者情報の作成及び送信処理を実行するサーバであって、本発明における情報処理装置である。図10は、サーバ5の機能ブロック図である。
[専用アプリケーション]
続いて、専用アプリケーション50について説明する。図13は、専用アプリケーション50のモジュール構成を示す図である。専用アプリケーション50は、電子ペン10がトリアージタッグ3に記入した内容に対応するデジタルデータである記入情報に基づいて所定の処理を実行するものであって、ダウンロード等により予めサーバ5にインストールされている。
[本情報処理システムによる傷病者情報処理フロー]
次に、本実施形態における情報処理システム100により実行される傷病者情報処理フローについて説明する。図14は、傷病者情報作成処理のフローチャートであり、図15は、傷病者情報照会処理のフローチャートである。
[本情報システムによる作用効果]
この情報処理システム100によれば、全てのトリアージタッグ3及びトリアージタッグ3を構成する構成帳票30〜32に異なるドットパターンが印刷されているため、電子ペン10により記入した傷病者に関する傷病者情報を電子データ化して、トリアージタッグ3のタグ番号及びトリアージタッグ3を構成する構成帳票30〜32に関連付けて管理することができる。さらに、トリアージタッグ3、電子ペン10及び端末装置25を携帯すれば、インターネット等のネットワーク2を利用できる場所から、リアルタイムでトリアージタッグ3への記入内容に対応する記入情報をサーバ5へ送信したり、トリアージタッグ3毎の識別情報であるタグ番号を含む要求情報を作成してサーバ5に傷病者情報を照会したりすることができるため、電子データ化した傷病者情報を複数の関係機関でリアルタイムに共有することができる。また、記入情報に基づいて文字認識処理を実行し、トリアージタッグ3への記入内容をテキストデータ化して特定することで、傷病者に関する傷病者情報をテキストデータとして扱うことができ、データベース化して自動集計等を行うことが容易となる。
3・・・トリアージタッグ
5・・・サーバ
10・・・電子ペン
20・・・専用ペーパー
25・・・端末装置
30・・・災害現場用構成帳票
31・・・搬送機関用構成帳票
32・・・医療機関用構成帳票
35・・・トリアージ色識別ラベル部
36・・・帳票部
39・・・送信ボックス
50・・・専用アプリケーション
51・・・情報記憶手段
52・・・記入情報取得手段
53・・・タグ番号特定手段
54・・・構成帳票特定手段
55・・・記入内容特定手段
56・・・傷病者情報作成手段
57・・・要求情報取得部
58・・・傷病者情報送信手段
63・・・トリアージ区分
65・・・二次元コード
100・・・情報処理システム
Claims (6)
- 電子ペンにより認識可能なコード化パターンが印刷され、傷病者の治療優先度の決定に利用するトリアージタッグに記入された情報を処理する情報処理装置であって、
前記トリアージタッグは、複数の帳票から構成されており、
前記トリアージタッグを識別するタグ番号と、前記トリアージタッグを構成する構成帳票と、前記構成帳票に印刷されたコード化パターンの座標データとを対応付けた定義情報を記憶する情報記憶手段と、
前記電子ペンから、前記トリアージタッグへの記入内容に対応する記入情報を取得する記入情報取得手段と、
前記記入情報に含まれる座標データに基づいて前記定義情報を参照することにより、前記タグ番号を特定するタグ番号特定手段と、
前記記入情報に含まれる座標データに基づいて前記定義情報を参照することにより、前記構成帳票を特定する構成帳票特定手段と、
前記タグ番号特定手段が特定したタグ番号と、前記構成帳票特定手段が特定した構成帳票と、前記記入情報取得手段が取得した記入情報とに基づいて、傷病者に関する傷病者情報を作成する傷病者情報作成手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記記入情報に基づいて文字認識をすることで前記トリアージタッグへの記入内容を特定する記入内容特定手段をさらに備え、
前記傷病者情報作成手段は、前記タグ番号特定手段が特定したタグ番号と、前記構成帳票特定手段が特定した構成帳票と、前記記入内容特定手段が特定した記入内容とに基づいて、傷病者情報を作成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 表示部を備える端末装置と通信可能であって、
前記端末装置から、前記傷病者情報の送信要求であって、前記タグ番号を含む要求情報を取得する要求情報取得手段と、
前記要求情報に含まれるタグ番号に対応する傷病者情報を、前記端末装置へ送信する傷病者情報送信手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記トリアージタッグは、前記タグ番号及び前記傷病者情報の格納場所を示すURLをコード化した二次元コードを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
- 電子ペンにより認識可能なコード化パターンが印刷され、傷病者の治療優先度の決定に利用するトリアージタッグに記入された情報を処理するコンピュータにより実行されるプログラムであって、
前記トリアージタッグは、複数の帳票から構成されており、
前記トリアージタッグを識別するタグ番号と、前記トリアージタッグを構成する構成帳票と、前記構成帳票に印刷されたコード化パターンの座標データとを対応付けた定義情報を記憶する情報記憶手段、
前記電子ペンから、前記トリアージタッグへの記入内容に対応する記入情報を取得する記入情報取得手段、
前記記入情報に含まれる座標データに基づいて前記定義情報を参照することにより、前記タグ番号を特定するタグ番号特定手段、
前記記入情報に含まれる座標データに基づいて前記定義情報を参照することにより、前記構成帳票を特定する構成帳票特定手段、
前記タグ番号特定手段が特定したタグ番号と、前記構成帳票特定手段が特定した構成帳票と、前記記入情報取得手段が取得した記入情報とに基づいて、傷病者に関する傷病者情報を作成する傷病者情報作成手段、として前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。 - 電子ペンにより認識可能なコード化パターンが印刷され、傷病者の治療優先度の決定に利用されるトリアージタッグであって、
前記トリアージタッグは、それぞれ異なるコード化パターンが印刷された複数の構成帳票から構成されており、
前記トリアージタッグを識別するタグ番号と、前記トリアージタッグに記入された前記傷病者に関する傷病者情報の格納場所を示すURLとを含むコードが印刷されたコード部を有することを特徴とするトリアージタッグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007153737A JP2008305301A (ja) | 2007-06-11 | 2007-06-11 | 情報処理装置、プログラム及びトリアージタッグ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Family Applications (1)
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JP2007153737A Pending JP2008305301A (ja) | 2007-06-11 | 2007-06-11 | 情報処理装置、プログラム及びトリアージタッグ |
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JP2013186736A (ja) * | 2012-03-08 | 2013-09-19 | Dainippon Printing Co Ltd | サーバ装置、救急医療支援システム、及びプログラム |
JP2013222328A (ja) * | 2012-04-17 | 2013-10-28 | Dainippon Printing Co Ltd | サーバ装置、救急医療支援システム、及びプログラム |
JP2014222469A (ja) * | 2013-05-14 | 2014-11-27 | 大日本印刷株式会社 | コンピュータ装置、プログラム、及び情報処理方法 |
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2007
- 2007-06-11 JP JP2007153737A patent/JP2008305301A/ja active Pending
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