JP2008009528A - リストバンド発行システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
事故や災害などによって医療機関にRFIDトリアージタッグを装着された負傷者が大量に搬送されたときも医療機関内の患者管理に用いられる患者情報が付与されたリストバンドを円滑に発行することができるリストバンド発行システムを提供する。
【解決手段】
RFIDトリアージタッグ2を装着した負傷者が医療機関に搬送されてきたときに、読取装置4でRFIDトリアージタッグ2に記憶された負傷者情報を読取り、ホストコンピューター5で読取った負傷者情報から医療機関内の患者の管理に必要な患者情報を抽出し、印字装置6でこの患者情報を付与したリストバンド3を発行するというリストバンド発行システム1である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、リストバンドを発行するシステムに係り、詳しくは、RFIDトリアージタッグに記憶されている負傷者情報を読取り、読取った負傷者情報から医療機関内の管理に必要な患者情報を抽出し、抽出した患者情報を付与したリストバンドを発行するリストバンド発行システムに関する。
従来、負傷者が大量発生する事故や災害に際して、可能な限り多くの人命を救助するために、負傷者の重傷度を評価し、病院などの医療機関に搬送する優先順位、搬送先などを定めるトリアージ作業が行われている。
トリアージ作業には、トリアージ作業者が負傷者の重傷度や負傷者の氏名などの負傷者情報を記入し負傷者に装着するトリアージタッグが用いられており、このトリアージタッグによって負傷者を医療機関に搬送する優先順位、搬送先を表示できる他に、トリアージタッグの負傷者情報を集計することによって事故や災害で発生した負傷者数などの被害状況や負傷者毎に搬送される病院名である収容医療機関名などを知ることができる。
なお、負傷者情報は、負傷者の氏名、年齢、性別、住所、電話番号、傷病名、トリアージ区分、特記事項、トリアージ実施月日・時刻、トリアージ実施者名、搬送機関名、収容医療機関名、トリアージ実施場所、トリアージ実施機関、トリアージ実施者区分という項目を有する。
最近では、より効率的なトリアージ作業ができるように、RFIDを搭載したRFIDトリアージタッグが用いられたRFIDトリアージシステムがある。このRFIDトリアージシステムは、トリアージ作業者がRFIDトリアージタッグ表面に手書きで負傷者情報を記入するとともに、PDAなどの携帯端末でRFIDトリアージタッグのRFID及び携帯端末の記憶部分に、RFIDトリアージタッグ表面に記入した負傷者情報と同じ情報を記憶させ、携帯端末によって負傷者情報を被害状況を集計しているホストコンピューターにリアルタイムで送信できるものであって、早期の被害状況の把握や報道機関への情報提供に役立っている。
なお、このRFIDトリアージシステムは既に実証実験されてその効果が証明されている。
トリアージタッグにRFIDを搭載させた意義として、負傷者が大量発生しトリアージ作業を必要とする事故や災害の現場は、必ずしも携帯端末がホストコンピューターと通信できる環境ではないことがあるため、現場でトリアージ作業者が携帯端末でRFIDトリアージタッグのRFIDに負傷者情報を記憶させて、救急車などの負傷者搬送車両で負傷者を搬送中に携帯端末がホストコンピューターとの通信ができる地域に達した時点で、救急隊員などの携帯端末によってRFIDトリアージタッグに既に記憶してある負傷者情報を読取ってホストコンピューターに送信できるなど、負傷者に携帯端末で容易に読取れる負傷者記憶情報を付与でき、これによって負傷者情報の伝達速度が飛躍的に向上することにある。
一方、病院などの医療機関では入院患者を管理する方法として、入院患者に、患者の氏名、年齢、性別、医療機関が固有に与えた患者ID、傷病名などの患者を識別できる患者情報が付与されたリストバンドを装着して管理を行っている。
リストバンドは、病院内のホストコンピューターにホストコンピューターの操作者が患者情報を入力し、ホストコンピューターと通信しているプリンタで患者情報を付与して発行している。
医療機関がリストバンドを入院患者に装着するタイミングは、入院患者に医療行為を行う前にリストバンドを装着することが一般的である。これは医療機関が入院患者への医療行為の履歴をとるためなどの理由からによる。よって医療機関は、上述したタイミングより前に患者情報を得て、患者情報が付与されたリストバンドの発行を行い、入院患者にリストバンドを装着している。
なお、リストバンド発行、患者に装着のタイミングは一般的に患者が入院してきたときである。
トリアージ作業によって医療機関に搬送された負傷者の中で、重傷の負傷者の多くは医療機関に搬送された後は医療機関の入院患者となり医療機関で管理を行う。よって重傷の負傷者が大量に搬送されてきたときに、医療機関は負傷者に医療行為を行う前に医療機関内での患者を管理するためのリストバンドを装着する必要がある。
しかしながら、RFIDトリアージタッグが装着された重傷の負傷者が大量に搬送されてきた医療機関では、ホストコンピューターの操作者がRFIDトリアージタッグ表面に記入された負傷者情報を目視にて読取り、その負傷者情報の中からリストバンド発行に必要な患者情報を目視確認し、ホストコンピューターに入力を行い、プリンタによって患者情報が付与されたリストバンドを発行するという大変手間と時間のかかる作業を行わなくてならならず、ホストコンピューターの操作者が入力ミスを起こす可能性が高くなるという問題があった。
また、RFIDトリアージタッグ表面は、負傷者を搬送中に搬送経路中の泥や負傷者の血液などによって汚れたり、トリアージ作業者は急いで作業を行っているため文字などで記入された負傷者情報が汚いなど、必ずしも目視で読取り易い状況とは言えず、患者情報が付与されたリストバンドを発行するために、ホストコンピューターの操作者がRFIDトリアージタッグ表面を目視にて読取りホストコンピューターに患者情報を入力するときに読み間違いが起こる可能性が高くなるという問題があった。
特開2001−52075 特開2004−240797
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであって、災害や事故などによって医療機関にRFIDトリアージタッグを装着された負傷者が大量に搬送されたときも医療機関内の患者管理に用いられる患者情報が付与されたリストバンドを円滑に発行することができるリストバンド発行システムを提供することを目的とする。
本発明に係るリストバンド発行システムは、RFIDに負傷者情報を記憶したRFIDトリアージタッグと、RFIDトリアージタッグに記憶された負傷者情報を読取可能な読取手段と、前記読取手段で読取った負傷者情報の中からリストバンドに付与する患者情報のみを抽出する抽出手段と、前記抽出手段で抽出した患者情報を付与したリストバンドを発行する印字手段と、を備えることを特徴とする。
前記患者情報は、負傷者情報の中からリストバンドに付与する情報を選択し、選択したリストバンドに付与する情報を患者情報として設定できる設定手段によって設定することができる。
前記負傷者情報は、負傷者の氏名、年齢、性別、住所、電話番号、傷病名、トリアージ区分、特記事項、トリアージ実施月日・時刻、トリアージ実施者名、搬送機関名、収容医療機関名、トリアージ実施場所、トリアージ実施機関、トリアージ実施者区分という項目を有することができる。
読取装置と、ホストコンピューターと、印字装置と、を有するリストバンド発行システムであって、RFIDに負傷者情報を記憶したRFIDトリアージタッグと、RFIDトリアージタッグに記憶された負傷者情報を読取り、読取った負傷者情報をホストコンピューターに送信可能な読取装置と、負傷者情報の中からリストバンドに付与する情報を選択し、選択したリストバンドに付与する情報を患者情報として設定できる設定手段と、負傷者情報から設定手段で選択した患者情報のみを抽出する抽出手段と、を有し、読取装置から負傷者情報を受信可能で、患者情報を印字装置に送信可能なホストコンピューターと、ホストコンピューターから患者情報を受信可能で、患者情報を付与したリストバンドを発行する印字装置と、を備え、設定手段によってリストバンドに付与すべき情報を選択し、患者情報として設定した後に、読取装置によってRFIDトリアージタッグの負傷者情報の読取を行うと、抽出手段によって患者情報を抽出し、印字装置よって患者情報を付与したリストバンドを発行可能とする。
本発明に係るリストバンド発行システムは、RFIDに負傷者情報を記憶したRFIDトリアージタッグと、RFIDトリアージタッグに記憶された負傷者情報を読取可能な読取手段と、前記読取手段で読取った負傷者情報の中からリストバンドに付与する患者情報のみを抽出する抽出手段と、前記抽出手段で抽出した患者情報を付与したリストバンドを発行する印字手段と、を備えるため、災害や事故などによって医療機関にRFIDトリアージタッグを装着された負傷者が大量に搬送されたときも医療機関内の患者管理に用いられる患者情報が付与されたリストバンドを円滑に発行することができる。
以下、本発明に係るリストバンド発行システム1の実施の形態について図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、リストバンド発行システム1のシステム構成図を示すものである。
リストバンド発行システム1は、RFIDトリアージタッグ2と、リストバンド3と、読取装置4と、ホストコンピューター5と、印字装置6と、から構成される。
図2はRFIDトリアージタッグ2の平面図であり、図3はRFIDトリアージタッグ2の側面図である。
RFIDトリアージタッグ2は、負傷者情報を、目視で読取れるように表示し、読取装置4で読取ることができるように記憶している負傷者に装着するタグであって、トリアージ作業者が負傷者の氏名、年齢などの負傷者情報を記入する表示欄8を有する伝票部9と、負傷者情報を記憶するRFID10を有する台紙11と、RFIDトリアージタッグ2を負傷者に装着するための紐部12と、から構成される。
伝票部9は、災害本部と負傷者搬送車両と医療機関が控えとして取っておけるように最上層の表示欄8にトリアージ作業者が筆記用具を用いて記入すると記入した内容が最下層まで転写する同情報が表示された3枚綴りの伝票である。
表示欄8は、負傷者情報である負傷者の氏名、年齢、性別、住所、電話番号、傷病名、トリアージ区分、特記事項、トリアージ実施月日・時刻、トリアージ実施者名、搬送機関名、収容医療機関名、トリアージ実施場所、トリアージ実施機関、トリアージ実施者区分という項目を有しており、トリアージ作業者が各項目に記入できるように構成される。
台紙11は、トリアージ作業者が伝票部9の表示欄8を筆記用具により記入し易くするために、伝票部9より下層に設置され下敷きとしての機能を果たす厚紙であって、伝票部9より大きく形成され、伝票部9からはみ出している部分に負傷者の重傷度であるトリアージ区分を色で表示するトリアージ区分表示部13を有する。この台紙11に負傷者情報を記憶することができるRFID10を内蔵若しくは貼付けしてある。
紐部12は、ゴムによって形成されたゴム紐のことであって、トリアージ作業者は、紐部12を負傷者の手首や足首に巻付けて負傷者にRFIDトリアージタッグ2の装着を行っている。
図4はリストバンド3の平面図である。
リストバンド3は、医療機関内で管理するために必要な患者情報を、目視で読取れるように表示し、医療機関が所有するPDAなどの携帯端末で読取ることができるように記憶している患者の腕に装着するリストバンドであって、患者情報を表示する表示部15と、患者情報を記憶する記憶部16と、リストバンド3を患者の腕に装着するために用いられる調節固定部17と、から構成される。
表示部15は、患者の名前、性別、医療機関が固有に与えた患者ID、傷病名などの患者情報を文字など目視で読取れるように表示するものであって、この表示部15の患者情報は印字装置6の後述する印字部によって印字される。
記憶部16は、患者情報を医療機関が所有するPDAなどの図示しない携帯端末によって読取れるように記憶するRFID18であって、リストバンド3に内蔵されている。この記憶部16の患者情報は、印字装置6の後述するRFIDリーダーライター部によって記憶される。
また、リストバンドにRFIDを有していない、医療機関が所有する携帯端末がRFIDの読取りができない、リストバンドに内蔵されたRFIDの故障を考慮しリカバリーできる記憶部が必要である、などの理由によって、携帯端末によって読取りできる記憶部16としての患者情報を2次元コードなどの識別コード化して表示部15に表示することもできる。この識別コードは、印字装置6の後述する印字部によって印字される。
調節固定部17は、患者の腕の太さに合わせてリストバンド3の径を調節できる調節部19と、調節部19で調節したリストバンド3の径を固定できる図示しない固定部と、を有する。
読取装置(読取手段)4は、ホストコンピューター5と通信可能に接続され、RFIDトリアージタッグ2のRFIDに記憶された負傷者情報を読取り、読取った負傷者情報をホストコンピューター5に送信するRFIDリーダーライターであって、医療機関のリストバンド発行者の操作によって読取り開始する。
ホストコンピューター5は、マウス21及びキーボード22を操作することによってホストコンピューター内のデーターの変更などを行い、この操作状況が操作画面23上に表示されるパーソナルコンピューターであって、読取装置4及び印字装置6に通信可能に接続されている。
また、読取装置4とホストコンピューター5と印字装置6間の通信形式は、無線LAN又はBluetooth(登録商標)のような無線形式であっても、RS−232Cのような有線形式であってもかまわない。
ホストコンピューター5は、負傷者情報(の項目)の中からリストバンド3に付与すべき情報(負傷者情報の項目)を選択し、選択したリストバンド3に付与すべき情報(負傷者情報の項目)を患者情報として設定できる設定手段と、負傷者情報から設定手段で選択した患者情報のみを抽出する抽出手段と、を有している。
ホストコンピューター5は、設定手段で、負傷者情報の中からリストバンド3に付与する情報を選択し、患者情報として設定した後は、読取装置4から送信された負傷者情報を受信後に抽出手段で患者情報のみを抽出し、抽出手段で抽出された患者情報を印字装置6に送信するものである。
設定手段は、負傷者情報の中からリストバンド3の表示部15及び記憶部16に付与する情報を選択し、選択したリストバンド3の表示部15及び記憶部16に付与する情報を患者情報として設定(記憶)できるものである。
抽出手段は、読取装置から送信された負傷者情報をホストコンピューター5が受信後に、負傷者情報から、設定手段で設定したリストバンド3の表示部15及び記憶部16に付与する患者情報を検索し、抽出するものである。
なお、上述したホストコンピューター5の設定手段及び抽出手段の負傷者情報とは、負傷者の氏名、年齢、性別、住所、電話番号、傷病名、トリアージ区分、特記事項、トリアージ実施月日・時刻、トリアージ実施者名、搬送機関名、収容医療機関名、トリアージ実施場所、トリアージ実施機関、トリアージ実施者区分という項目にトリアージ作業者の携帯端末によってRFIDトリアージタッグ2のRFID10に記憶された情報のことである。
図5は、ホストコンピューター5の操作画面23上に表示可能な選択設定画面24の説明図である。
選択設定画面24は、負傷者情報が表示された負傷者情報リスト25の中から、リストバンド3の表示部15及び記憶部16に付与する情報(例えば負傷者の氏名であり、図2では佐藤 太郎)を選択し、選択した情報を患者情報としてホストコンピューター5に設定する(設定手段)ことを行うために操作画面23上に表示される画面であって、操作画面23を見ながらマウス21及びキーボード22を操作することによって操作及び設定ができるものとする。
負傷者情報リスト25の中からリストバンド3の表示部15及び記憶部16に付与する患者情報を選択するには、マウス21を操作して操作画面23上の負傷者情報リスト25の情報を選択し、表示部26は選択ボタン27をクリックし、記憶部28は選択ボタン29をクリックすることによって選択できる他、負傷者情報リスト25から情報を表示部26及び記憶部28の欄に直接ドラッグして選択することも可能である。
設定ボタン30をクリックすると選択した情報を患者情報としてホストコンピューター5に設定する。
図6は、ホストコンピューター5による負傷者情報リスト25の中からリストバンド3に付与すべき情報を選択し、選択したリストバンド3に付与すべき情報を患者情報として設定する手順を示したフローチャート図である。
図示のように、ステップS1においてホストコンピューター5の操作者は操作画面23上に表示される選択設定画面24を見ながらマウス21やキーボード22を操作して、負傷者情報リスト25の中からリストバンド3の表示部15及び記憶部16に付与する情報を選択設定画面24上の表示部26及び記憶部28に選択する。ステップS2において、ホストコンピューター5の操作者は、選択設定画面24上の表示部26及び記憶部28を確認後に設定ボタン30を選択する。ステップ3において、ホストコンピューター5の操作者によって設定ボタン30が選択されるとステップS1で選択したリストバンド3の表示部15及び記憶部16に付与する情報が患者情報としてホストコンピューター5に設定(記憶)される。
また、設定手段によって患者情報を設定後に、記憶部16の患者情報を、リストバンド3のRFID18に記憶させるか、リストバンド3の表示部15に識別コード化して印字するか、リストバンド3のRFID18に記憶させ且つリストバンドの表示部15に識別コード化して印字するか、について選択できる設定を追加することができる。リストバンド3のRFID18に患者情報を記憶させるときは、選択設定画面24で記憶部28に設定された患者情報はリストバンド3のRFID18に印字装置6の後述するRFIDリーダーライター部によって記憶される。リストバンド3の表示部15に患者情報を識別コード化して印字するときは、選択設定画面24で記憶部28に設定された患者情報はリストバンド3の表示部15に印字装置6の後述する印字部によって識別コードで表示される。
また、リストバンド3の表示部15に患者情報を識別コード化して印字するときは、選択設定画面24で記憶部28に設定された患者情報は、ホストコンピューター5によって識別コードに解析されて印字装置6に送信される。リストバンド3のRFID18に患者情報を記憶させ且つリストバンド3の表示部15に患者情報を識別コード化して印字するときは、選択設定画面24で記憶部28に設定された患者情報は、リストバンド3のRFID18に印字装置6の後述するRFIDリーダーライター部によって記憶され、且つ、リストバンド3の表示部15に印字装置6の後述する印字部によって識別コードで表示される。このリストバンド3のRFID18に患者情報を記憶させ且つリストバンド3の表示部15に患者情報を識別コード化して印字することは、リストバンド3のRFID18が故障してRFID18に記憶された患者情報が読取不能になったときや医療機関にRFIDが読取れる携帯端末がないという、いわゆるRFIDが読取れない状況のときに、予備の記憶部の患者情報として識別コード化された患者情報があるために、ホストコンピューター5の操作者がRFIDトリアージタッグ2の表示欄8を目視で読取り患者情報を入力するなどの手間がかからないという利点がある。
印字装置(印字手段)6は、ホストコンピューター5と通信可能に接続され、ホストコンピューター5から送信される患者情報を受信し、受信した患者情報を付与したリストバンド3を発行するプリンタであって、リストバンド3の表示部15に患者情報を印字する印字部と、リストバンド3の記憶部16に患者情報を記憶させるRFIDリーダーライター部と、を有する。
印字部は、モーターに接続されたプラテンローラーとサーマルヘッドを有し、プラテンローラーの回転駆動によりリストバンドを搬送し、サーマルヘッドの発熱作用によりインクリボンを介してリストバンド3の表示部15に印字を行うものであって、設定手段で表示部26に選択し、設定された患者情報について印字部でリストバンド3の表示部15に印字する。
記憶部16の患者情報を識別コード化してリストバンド3の表示部15に印字するときは、設定手段で記憶部28に選択し、設定された患者情報について識別コード化して、印字部でリストバンド3の表示部15に印字する。
RFIDリーダーライター部は、RFIDに情報を読取り及びRFIDに情報を記憶させることができるRFIDリーダーライターであって、リストバンド3に内蔵されたRFID18に、ホストコンピューター5から送信された患者情報を記憶させる。
図7は、リストバンド発行システム1の動作について示したフローチャート図である。
なお、図7のフローチャート図は、ホストコンピューター5の操作者が選択設定画面24によって患者情報を設定済みであることを前提とする。
図示のように、ステップS4において医療機関のリストバンド発行者が読取装置4を操作することによってRFIDトリアージタッグ2の負傷者情報の読取りを行う。ステップS5において読取装置4は、RFIDトリアージタッグ2から読取った負傷者情報をホストコンピューター5に送信する。ステップS6においてホストコンピューター5は、読取装置4から送信された負傷者情報を受信する。ステップS7においてホストコンピューター5は、ホストコンピューター5の操作者が設定手段で設定した(選択設定画面24で設定した)リストバンド3の表示部15及び記憶部16に付与する患者情報を抽出手段によって検索し、この患者情報のみを抽出する。ステップS8においてホストコンピューター5は、抽出手段によって抽出された患者情報を印字装置6に送信する。ステップS9において印字装置6は、ホストコンピューター5から送信された患者情報を受信する。ステップS10において印字装置6は、リストバンド3の表示部15及び記憶部16に患者情報を付与したリストバンド3を発行する。
また、患者情報を選択設定画面24によって設定していなかったときに、ステップS7においてホストコンピューター5の操作画面23上に選択設定画面24(ステップS1)が自動で起動し、患者情報の設定を促すようにしても良い。
また、負傷者情報から抽出した患者情報以外の例えば医療機関内で必要な患者IDなどの付加情報を付与してリストバンド3を発行したいときは、ステップS7において、負傷者情報から患者情報を抽出後に、ホストコンピューターの操作者の入力又は自動(事前に設定してあった付加情報)でホストコンピューターが患者情報3とともに付加情報を印字装置6に送信するようにしても良い。
上述したリストバンド発行システム1により、読取装置4によってRFIDトリアージタッグ2に記憶された負傷者情報を読取り、ホストコンピューター5によって読取った負傷者情報からリストバンド3に付与すべき患者情報を抽出し、印字装置6によって抽出した患者情報を付与したリストバンド3を発行することができるため、災害や事故などによって医療機関にRFIDトリアージタッグ2を装着された負傷者が大量に搬送されたときも医療機関内の患者管理に用いられる患者情報が付与されたリストバンド3を円滑に発行することができる。
なお、本発明が上記実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、実施の形態は適宜変更可能である。また、上記構成要件の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
リストバンド発行システム1のシステム構成図を示すものである。 RFIDトリアージタッグ2の平面図である。 RFIDトリアージタッグ2の側面図である。 リストバンド3の平面図である。 ホストコンピューター5の操作画面23上に表示可能な選択設定画面24の説明図である。 ホストコンピューター5による負傷者情報リスト25の中からリストバンド3に付与すべき情報を選択し、選択したリストバンド3に付与すべき情報を患者情報として設定する手順を示したフローチャート図である。 リストバンド発行システム1の動作について示したフローチャート図である。
符号の説明
1 リストバンド発行システム
2 RFIDトリアージタッグ
3 リストバンド
4 読取装置
5 ホストコンピューター
6 印字装置
8 表示欄
9 伝票部
10 RFID
11 台紙
12 紐部
13 トリアージ区分表示部
15 表示部
16 記憶部
17 調節固定部
18 RFID
19 調節部
21 マウス
22 キーボード
23 操作画面
24 選択設定画面
25 負傷者情報リスト
26 表示部
27 選択ボタン
28 記憶部
29 選択ボタン
30 設定ボタン

Claims (4)

  1. リストバンドを発行するシステムであって、
    RFIDに負傷者情報を記憶したRFIDトリアージタッグと、
    RFIDトリアージタッグに記憶された負傷者情報を読取可能な読取手段と、
    前記読取手段で読取った負傷者情報の中からリストバンドに付与する患者情報のみを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段で抽出した患者情報を付与したリストバンドを発行する印字手段と、を備えるリストバンド発行システム。
  2. 前記患者情報は、負傷者情報の中からリストバンドに付与する情報を選択し、選択したリストバンドに付与する情報を患者情報として設定できる設定手段によって設定されることを特徴とする請求項1記載のリストバンド発行システム。
  3. 前記負傷者情報は、負傷者の氏名、年齢、性別、住所、電話番号、傷病名、トリアージ区分、特記事項、トリアージ実施月日・時刻、トリアージ実施者名、搬送機関名、収容医療機関名、トリアージ実施場所、トリアージ実施機関、トリアージ実施者区分という項目を有することを特徴とする請求項1記載のリストバンド発行システム。
  4. 読取装置と、ホストコンピューターと、印字装置と、を有するリストバンド発行システムであって、
    RFIDに負傷者情報を記憶したRFIDトリアージタッグと、
    RFIDトリアージタッグに記憶された負傷者情報を読取り、読取った負傷者情報をホストコンピューターに送信可能な読取装置と、
    負傷者情報の中からリストバンドに付与する情報を選択し、選択したリストバンドに付与する情報を患者情報として設定できる設定手段と、負傷者情報から設定手段で選択した患者情報のみを抽出する抽出手段と、を有し、読取装置から負傷者情報を受信可能で、患者情報を印字装置に送信可能なホストコンピューターと、
    ホストコンピューターから患者情報を受信可能で、患者情報を付与したリストバンドを発行する印字装置と、を備え、
    設定手段によってリストバンドに付与すべき情報を選択し、患者情報として設定した後に、読取装置によってRFIDトリアージタッグの負傷者情報の読取を行うと、抽出手段によって患者情報を抽出し、印字装置よって患者情報を付与したリストバンドを発行可能とするリストバンド発行システム。

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